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┏☆INDEX ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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1.今週の焦点
2.国内ニュース
3.海外ニュース
4.製品開発

┏☆ 今週の焦点 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■2000年不織布生産量
ヨーロッパでは2桁成長を記録

EDANAが発行した「2000年欧州不織布統計」(EUで操業する65企業の生産量が
ベース)によると、2000年における西ヨーロッパの不織布生産量は1999年から
11%増加し100万tを超えた。なかでも、スパンレースと他の乾式不織布は14%
増加した。売上は14%増加の約41億ユーロ。

ヨーロッパではドイツとイタリアが不織布生産の半分近くを占め、サニタリー
製品メーカーが不織布の最大ユーザーとなっている。個別には、ワイパーが第
2位のルーフィングを抑え最大市場となっている。

ヨーロッパの不織布生産は1981年以来成長を続け、20万tから昨年の103万tまで
伸びたことになる。ちなみに、INDAは2000年の北米の不織布生産量は94万5,000t
で99年に比べ不織布市場は約4%拡大したと報告。わが国の2000年不織布生産量
は31万4,123tで,1.5%の伸びにとどまっている。

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■旭化成
不織布ワイパー加工でマレーシアに拠点

旭化成は,工業用不織布ワイパー“ベンコット”の海外展開を本格化する。今
年度中にマレーシアに加工拠点を新設。半導体や精密機械向けに拡大している
現地需要に対応するとともに,生産合理化を図るのが狙い。
(化学工業日報 9/3)

■豊田紡織
デンソーの米自動車用フィルター会社に資本参加

豊田紡織は,デンソーが全額出資している米国の自動車用フィルター生産会社
「ピューロデンソー」に資本参加する。9月末に51%出資し,豊田紡織が子会社
化する。株式取得費用は約22億円。(日本工業 9/3)

■ネピア
介護施設向けおむつと企業向けティシュの2営業部門を分社化

ネピアは,介護施設向け大人用紙おむつと企業法人向け特注ティシュ類の2営業
部門を分社化した。小売店ルートでの価格下落が進んでいるため,業務用ルー
トの開拓に力を入れる。(日刊工業 9/3)

■三菱製紙
研究体制を再構築

三菱製紙は体質強化策として平成15年3月末までに中川工場(東京都葛飾区)の
紙類製造事業からの撤退を決定し生産品目の他工場への移管・集約化を進めて
いるが,これを機に中川工場にある総合研究所生産技術センターおよび工場に
隣接する総合研究所商品開発センターを統合し,総合研究所新白河研究センター
として白河工場(福島県西白河郡)の敷地内に設立することにした。

これにより,同社の総合研究所はこの新白河研究センターと基礎研究を行う研
究開発センター(茨城県つくば市)および感光材料などの研究を行う感材開発
センター(京都府長岡京市)の3センター体制となる。

■P&G
販促情報をネットで公開

P&Gは,日用品で直接取引のある卸・小売店向けのポータルサイトを10月にも
設ける。新製品や販売促進などの情報を検索できるほか,月次ごとの取引デー
タの確認も可能で,現在の受発注システムの補完的な役割を担う。
(日経産業 8/30)

■P&G セルティナ生活行動研究所
大人用紙おむつの検索システムを開発

P&Gが昨春設立した「セルティナ生活行動研究所」(通称・i-can,アイ・キャ
ン)は先ごろ、大人用紙おむつの検索システム「排泄ケアサポートシステム
i-canヘルプ」を開発した。介護従事者向けのシステムとして来春から始動する
予定。

このシステムは失禁者の状況評価に応じた適切な製品を検索できるようにした
もので,開発に当って日本各地の在宅排泄介護の症例約100例をデータベース
化。日本コンチネンス協会の協力を得て、昨年末から今年6月にかけてデータ
ベース作成に取り組んだ。

製品評価では,東北から九州まで日本各地に専門スタッフを派遣し、在宅介護
の現場でアセスメント(排泄ケア製品評価査定)を実施、i-can独自の失禁状況
評価票(20点の設問により作成)を用いて行った。
www.ican-japan.com

■MOLZA
100%子会社「美の紙工房」を設立
 
岐阜の特殊紙メーカー、MOLZAはこのほど100%出資の子会社として「美の紙
工房」を設立した。新会社は和紙および紙製品の企画・製造・販売を目的とし、
美濃紙をはじめとする日本各地の和紙、またアジア各国の手すき紙を集め、独
自の製品開発を行う。

美濃紙の伝統文化を継承しつつ、従来からある“和風”ではなく、和洋を問わ
ない現代の生活文化にマッチした新しい和紙のデザインとスタイルを模索する。
また和紙のよさをグローバルに紹介するため、ITを駆使したネット販売も計画
している。 

<新会社の概要>
所在地;〒501-2603岐阜県武儀郡武芸川町八幡64 
TEL0575-46-1281 FAX0575-46-1283
資本金;1,000万円 
従業員数;5名(MOLZAより出向、代表者・役員はMOLZAと兼任)

■富士市ほか
「紙の祭典」2001全国紙業振興大会IN FUJIを開催

来る11月2〜3日、静岡県富士市で「『紙の祭典』2001全国紙業振興大会 IN
FUJI」が開催される。同県の紙業界は従来から、地場産業としての紙パルプ関
連産業の振興を目的に、毎年「静岡県紙業振興大会」を開催してきたが、「紙
の祭典」はこれを発展的に拡大、特定地域・業界内の限られた催しから、広く
全国や一般消費者を視野に入れたイベントへの脱皮を図る。

■日清紡
上海駐在員事務所を開設

日清紡は,主に中国での繊維部門事業拡大の拠点として上海に駐在員事務所を
開設した。概要は下記の通り。

@ 名  称
日清紡 上海代表処(上海駐在員事務所)
NISSHINBO INDUSTRIES, INC. SHANGHAI OFFICE
A 所在地・電話番号
上海市長寧区仙霞路317号 遠東国際広場B棟810-811室
(上海国際空港・浦東から車で約1時間、上海虹橋空港から車で約15分)
TEL 021-62350420,021-62350455 FAX 021-62350659
B 代表者
首席代表(所長)・澤邊 俊彰(さわべ としあき)氏
C 業  務
中国国内における現地法人を含めた繊維事業全般の支援,情報収集など。
D 開設日
2001年9月1日

■JAPANTEX2002
最終日を「消費者デー」として商品を販売

来年1月23〜26日,東京国際展示場で開催される「JAPANTEX2002」では,最終日
に限り,「消費者デー」として各ブースで商品を販売できるようにした。

商品の販売は一般来場者の満足度を高める目的にも適い,来場者動員にも寄与
すると予想している。
http://www.nif.or.jp/

■繊維統計速報(7月)不織布
       前月比  前年同月比
生 産  24,458t  100.7% 98.5%
出 荷  23,210t  102.3% 101.0%
在 庫  20,523t   99.3% 108.3%


┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■PGI社(米国)
ポリマー・グループ(PGI)社は第2四半期損失が560万ドルであると報告。第1
四半期と比較して改善

■JWスオミネン社(フィンランド)
欧州最大のスパンレースメーカー、JWスオミネン社は、原材料コストの上昇と
欧州でのスパンレースの供給増大により、今年前半期の売上が2.1%減少

■キンバリー‐クラーク社(米国)
医療用品販売のブロードレーン社が手術用ドレープ、ガウン、パックを4年契
約で購入。年間3,000万ドル以上の契約に

■パラゴン・トレード・ブランズ社(米国)
破産後1年経過したパラゴン社は、生産性を向上して、第2四半期収益が127%
増加の1,090万ドルに

■スヴェンスカ・セルローサ社(スウェーデン)
サニタリー事業が好調。買収したジョージア・パシフィック社のティシュ事業
が売上の伸びに貢献。更なる成長を求めてサニタリー・パッケージング部門で
合併を計画

■バックアイ・テクノロジーズ社(米国)
ノースカロライナ州でエアレイド新ラインの操業を開始。生産能力は世界最大
の5万t/y

■ポリマー・グループ社(米国)
第2四半期の売上は2億1,400万ドルで第1四半期に比較し1,300万ドルの増益と
なったが、昨年同期比では−4.5%で1,000万ドルの減少,上半期では3,200万
ドルの赤字。エーペックス事業が収益の足を引っ張った形

┏☆製品開発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■コグネックス

コグネックスは,高速生産ラインでのアプリケーションで実績のあるマシンビ
ジョンシステム“Checkpoint”プロダクト・ファミリに新モデルを追加した。

新モデルは,PC環境での高度な画像取込みとオンボード画像処理プロセッサを
特長とした組込型システム“CheckpointU”,画像処理にPCを利用するフレー
ムグラバ・ベースのシステム“CheckpointV”,およびPCが不要な独立型パッ
ケージ・システム“CheckpointW”の3モデル。
http://www.cognex.com/ckk/index.asp

■川鉄とケープラシート
自動車部品軽量化などに対応するKPシートを開発

川崎製鉄とケープラシートはこのほど,共同で自動車部品の軽量化とモジュー
ル化に対応できる軽量・高剛性KPシート“UL(Ultra Light)材”を開発した。
この開発した材料を用いて各種自動車内装材に加工すると,従来のKPシートを
用いた場合に比較し20〜30%軽量化が可能となる。

KPシートは水と界面活性剤を媒体としたガラス繊維とポリプロピレンを抄紙後,
加熱プレスして製造した複合材シートで,その加工品は成形加工性・寸法安定性
・剛性に優れており,自動車内装天井材やパッケージトレイなどの用途に幅広く
使用されている。

今回開発したUL材はガラス繊維のスプリングバック効果を高めることにより,KP
シートの特徴である膨張性能を従来のKPシートよりも40%以上向上させることに
成功したもの。その結果,成形体の厚みをさらに増大することができ,従来材よ
りも高い剛性を有する成形体が得られる。
http://www.kawasaki-steel.co.jp/

■ライオン
かかと手入れに使う冷却シートなどを発売

ライオンは,かかと手入れに使う冷却シート“休足時間 かかとぷるぷるジェル
シート”と“同かかとつるつるジェル”の2新製品を9月6日に発売する。若年層
を中心に,ミュールなどかかとが出る履物を使用する女性が増えていることに
対応した。

■スリオンテック
粘着テープにコケを植え付け屋上を緑化

粘着テープの大手,スリオンテックは,粘着テープに張り付けたコケを利用し
た屋上緑化システムの本格販売に乗りだす。軽量タイプで土の重みを考慮する
必要がない。(日経産業 8/28)

■富士環境システム
100%再生紙を使った断熱材を発売

富士環境システムは,古紙を利用した住宅用断熱材“ぬくもり”を9月1日に発
売した。100%の再生紙を独自技術で加工し通常紙の200倍の透湿抵抗を実現し
た。(日刊工業 8/30)

■五洋建設
耐水性をもつフッ素壁紙を開発

五洋建設は,フッ素樹脂と耐水性シートを合成して完全耐水したフッ素壁紙
“Washable Wall”を開発した。壁紙の上からまるごと洗浄できる。
(日経産業 8/30)

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1.今週の焦点
2.国内ニュース
3.海外ニュース
4.製品開発

┏☆ 今週の焦点 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■経済産業省
タオルのセーフガード調査結果を公表

経済産業省はタオルに係わる繊維セーフガード調査を行っていたが,このほど
その結果をまとめ「タオルのセーフガード調査において表明された意見につい
て」を公表した。

この調査は8月3日を期限として利害関係者に対し意見表明の機会提供をすると
ともに,同省の貿易経済政策の参考にする目的で行ったもの。意見表明の件数
は国内生産者(団体含む,以下同)100,原産地(中国)生産者・輸出者16,輸
入者(商社・卸商)27,販売業者(小売・卸商)41,消費者322で,計506.セー
フガードへの賛否は国内生産者の82%が賛成し,中国側は100%反対。輸入者お
よび販売業者はそれぞれ77.8%,58.5%が反対で,ほぼ利害の立場を反映した
形だが,消費者については「賛成」「反対」「その他」が3分の1ずつで拮抗し
ている。

国内生産者に反対意見があるのは,「国内産業の保護は必要」「業界の構造改
革には猶予がいる」などの説得力のある賛成理由があるものの,「効果が期待
できない」「海外進出企業が不利益を被る」など現実的観点からによる。 

同省では今後,6月29日までに提出された証拠と今回の調査結果,さらに最新の
輸入動向,輸入の増加と国内産業の重大な損害の因果関係,タオル業界構造改
善ビジョンなどを総合的に勘案し,原則的に10月 15日までに措置発動の是非を
決定する予定. 不織布業界にとって将来的に同様の問題が発生しないとも限
らないだけに,タオル業界のセーフガード発動がどのような推移を辿るのかし
ばらく目が離せない状況だ。調査内容の詳細は以下のURLに掲載。
http://www.meti.go.jp/kohosys/press/0001834/


■第7回大阪国際繊維機械ショー/7th OTEMAS
25ヵ国・地域から483社(国内297・海外186)が出展

第7回大阪国際繊維機械ショー /7th OTEMAS(主催:(社)日本繊維機械協会,
(社)大阪国際見本市委員会)が来る10月8日〜13日の6日間,「繊維産業のIT
革命を提案する7th OTEMAS」をテーマに,インテックス大阪で開催される。

OTEMASは1976年に創設されて以来4年ごとに過去6回開催されており,25年にわ
たり世界の繊維産業,とりわけアジアの繊維産業の振興に大きな貢献を果たし
てきた。

今回の開催規模は,OTEMASとほぼ同時期にシンガポールで開催される「ITMA
ASIA」の影響で前回をやや下回るが,25ヵ国・地域から483社(国内297・海外
186)が出展。世界の繊維機械業界をリードする日本の主要メーカーはOTEMASに
絞って参加する。

展示では高品質・高性能など従来からの普遍的テーマを追求する一方で,今回
の大きなテーマとなっているのが「IT化と環境対応」である。 OTEMASの25年の
歴史のなかで今回初めての試みとなる「ITパビリオン」には,繊維・ファッショ
ン産業に特化した展示が行われる。また今回も従来同様,記念講演会が「繊維
産業のIT化への将来展望」をテーマに開催される。

なお,7th OTEMASでは,入場料が優遇されるインターネットによる事前登録を
10月1日まで下記URLで受け付けている。
http://www.otemas.or.jp

不織布関連の出展社は,次の通り(編集部調べ)。
〈日本〉
旭貿易,いけうち,伊藤忠テクスマック,イリス商会,上野山機工,大鳥機工,
オルガン針,春日電機,兼松KGK,キンダイ,金陽社,グロッツ・ベッケルト
ジャパン,コルテック,サンコウ電子研究所,ジャパンルーワ,鈴木産業,ス
トークニッポンティーピー,住友スリーエム,西華産業,タカオカ,高山リー
ド,ティ・ワイ・テックス,トーメンマシーナリー,豊通エスケー,日清紡績,
日本金属探知器製造,日本スピンドル製造,日本ノズル,日本マイヤー,ヒラ
ノテクシード,プロップ貿易,松下精機,ミノルタ,山口産業,ユニサプライ
貿易など

〈海外〉
アメリカ:Foster Needle,ドイツ:Autefa Maschinenfabrik,Fleissner GmbH
& Co.,Groz Beqkert KG,hastem Transportbaender GmbH,Karl Mayer Malimo
Textilmaschinenfabric GmbH,Oskar Dilo Maschinenfabrik,SNF
Spezialandelfabrik GmbH & Co. KG, Spinbau Bremen GmbH ,イタリア
:Automatex Non-Woven Sri,F.O.R.Ing Graziano S.P.A.,フランス:Asselin,
LAROCHE SA,N. Schlumberger & Co. Group,Thibeau,オーストリア:Fehrer,
オランダ:Stork Brabant B.V.,中国:China Textile Machinery And
Technology Import and Export Corporation
(詳細は「Nonwovens Review Vol.12 No.3に掲載」)


┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■自動車や土木用向け合繊不織布
5%ほどの値上げが浸透

自動車用カーペットや土木シートなどに使う合繊不織布の値上げが浸透した。
不織布大手の旭化成などが昨年末に打ち出していた5%程度の値上げを,自動車
メーカーなどユーザーが受け容れた。(日経 9/6)

■東洋紡
高強力PE繊維を増強

東洋紡は,2年後をめどに高強力PE繊維“ダイニーマ”を増強する。電池セパ
レータ補強材や土木資材分野などへの応用展開が順調に進み,年産400tの現有
設備がフル稼働に入っていることから同600tに増設する方針。
(化学工業日報 9/10)

■三井化学・住友化学
三井住友ポリオレフィンの営業開始日を延期

三井化学と住友化学は,両社のポリオレフィン事業に関し営業譲渡方式により
今年10月1日に事業統合を実施するべくかねてより公正取引委員会との間で事前
相談を行っていたが,8月末時点でまだ終了せず現在両社では公正取引委員会か
ら指摘された事項への対応について検討中である。

このため,当初10月1日に予定していた統合新会社(三井住友ポリオレフィン株
式会社)の営業開始を延期することに決定した。
http://www.mitsui-chem.co.jp 
http://www.sumitomo-chem.co.jp

■Honda
超小型燃料電池の作製・発電に成功

Honda(本田技研工業)の研究開発子会社である本田技術研究所は、米国スタン
フォード大学と行っている共同研究で超小型燃料電池の作製および発電に成功
した。今回は超小型燃料電池セルの作製に成功とともに,さらに4つの単セル
を,セパレータを介した積層構造ではなく同一平面状に直列接続した状態での
発電に成功した。

これにより従来のスタック型セルに対して、構造の簡素化による高出力密度化
や製造工程の簡略化が図られ、品質の安定化、大規模な量産化へつながる可能
性が期待されている。
http://www.honda.co.jp/

■電気化学工業
英サフィル社とアルミナ繊維事業で業務提携

電気化学工業は、アルミナ繊維事業に関し世界最大手のアルミナ繊維メーカー、
サフィル社(Saffil Ltd、イギリス)と包括的業務提携を結んだ。提携の内容
は、電化がアルミナ繊維“デンカアルセン”をサフィル社に供給し、サフィル
社が加工などのうえ販売するというもの。

アルミナ繊維はアルミナとシリカを主成分とする人造鉱物繊維。デンカアルセ
ンはあらかじめ結晶化させた高アルミナ質(80%以上)の多結晶質繊維で,
1,500℃〜1,700℃の過酷な雰囲気に使用できる高温耐熱・断熱材として注目
を集めている。

とくに自動車用途で需要が急増しおり,同分野で電化がアルミナ繊維を供給し
サフィル社がそれを加工し“エコフレックス”の商品名で全世界に供給・販売
していく。また,耐火物用途では電化が供給するブランケット・バルクを
“M-Fil”の商品名でサフィル社が欧米マーケットに販売していくことになる。
http://www.denka.co.jp/

■日本繊維機械学会
繊維リサイクル技術研究会を発足

日本繊維機械学会は,繊維リサイクル技術研究会を発足,11日に京都市で初会
合を開いて研究活動に入る。大手繊維メーカーの技術者や繊維を研究する学識
経験者らが,家庭などから出る衣料品のリサイクルに取り組む。(日経夕 9/3)

■ライオン
環境報告書2001年版を発行

ライオンは,環境報告書2001年版を発行した。全社使用エネルギー使用量では,
目標としていた1990年比7%減を上回る8%減を達成した。この内容は9月中旬を
めどにホームページに前文を掲載する。

また,同社では国内7工場(千葉,東京,川崎,伊勢原,小田原,大阪,明石)
でISO 14001の認証を一括取得した。
http://www.lion.co.jp

■池上機械
ホームページのアドレスを変更

池上機械では,自社のホームページアドレスを下記のように変更した。
なお,メールアドレスは従来通り。
http://www.ikegamikikai.jp/

■日本不織布協会
最新の会員名簿を作成

日本不織布協会はこのほど,同協会の「2001年度(平成13年度)会員名簿」を
作成した。7月1日時点の正会員86社・賛助会員81社,計167社に関し,住所,TEL
・FAX,代表者,協会登録者などが一覧されており,ダイレクトリーとしての活
用もできる。

<問合せ先>
日本不織布協会
http://www.anna.gr.jp
本部(東京);TEL03-5688-4041 FAX03-5688-4042 
E-mail anna7tok@sepia.ne.jp
支部(大阪);TEL06-6945-4088 FAX06-6945-6066 
E-mail annasibu@jasmine.ocn.ne.jp

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■BBA社(英国)
不織布事業の売却を否定。英国紙の報道によると、8月に同社の株価がほぼ半
値まで値下がりしたため、不織布事業売却に追い込まれるとの見方が強い

■コリンズ&エイクマン社(米国)
自動車内装メーカー、テクストロン・オートモーティヴ社のトリム事業を13億
ドルで買収

■バックアイ・テクノロジーズ社(米国)
主力のフラッフ・パルプの低迷で収益が21%減少。新製品のモイスト・トイレ
ットペーパーやワイパーの今後の成長に期待

■プロクター&ギャンブル社(米国)
紙おむつの「ラヴズ」製品に新機能を追加、マーケットシェア奪還を目指す

■ジョンズ・マンヴィル社(ドイツ)
ベルリンでポリエステルのスパンボンド・ラインの稼動を開始。約3,600t/y
の新ラインで生産能力を約2倍に

■ESファイバーヴィジョンズ社(米国)
日本のチッソとの合弁会社がジョージア州でバイコンポーネント繊維の新ライ
ンの稼動を開始

■イーストマン・ケミカル社(米国)
繊維・プラスチック事業を分割して名称変更。新会社ヴォリディアン社は7ヵ
国、9拠点に生産設備を所有する国際的企業

■欧州
8月もほとんどのグレードで繊維価格に変化なし。6〜7%の供給過剰により第
4四半期も変化期待できず

■北米
需要低迷により、パルプ価格が4〜7%低下

■米国
経済低迷、紙パルプ生産の低下にもかかわらず、ティシュ生産は好調。2000年
前期に3.5%成長

■クロペイ・プラスチック・プロダクツ社(米国)
プロクター&ギャンブル社の主要フィルム・メーカーであるクロペイ社は、
第3四半期に収益が107%伸びて910万ドルに

┏☆製品開発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■クラレ
人工皮革ルネッサンス“パーカッシオ”を開発

クラレはこのほど「クラリーノ・ルネッサンス」第1弾として、オリジナリティ
の高い新規素材に天然皮革と同じ仕上手法を取り入れた“パーカッシオ”を開
発し,9月末日より販売を開始する。

同製品は人工皮革のもつ優れた機能性と天然皮革の自然な外観と風合いを有す
る素材。クラレでは次期主力素材の1つとして靴・鞄用途をかわきりに全用途・
全世界に展開,現在靴・鞄に続きインテリア・衣料用製品の上市に向け開発を
急ピッチで進めており,同社クラリーノ事業の核となり得る素材へ育て上げる
方針。

パーカッシオの素材特徴は,天然皮革並みの高感性(触感・折れシボ表現;折
った時の皺の入り方), 高い表面物性(屈曲性・摩耗強度),透湿性・通気性
をもつ,軽量性(天然皮革の約7割),イージーケアー性など。現在開発中の
インテリア用素材には耐久性・耐薬品性を,衣料用素材にはよりソフト風合い
と耐汗・耐油性を付与する。

なお,技術的特長は以下の通り。
@繊   維
ナイロンの極細繊維(0.07dtex)およびナイロンの超極細繊維(0.0001dtex)
A基 体 層
ポリウレタンおよび上記繊維の積層3次元絡合の複合不織布
B表 皮 層
透湿性・通気性を有する特殊ポリウレタン層(新規開発)
C仕上樹脂
高強度表面を可能にしたスプレー用特殊樹脂(新規開発)
D仕上加工
天然皮革に用いる仕上手法を取りいれた新加工法(新規開発)
http://www.kuraray.co.jp/press/index.html

■三菱レイヨン
再生PETで異形断面繊維を開発

三菱レイヨンは,使用済みPETボトルだけを原料に使った吸汗性の高いポリエス
テル長繊維“エコルナY”を開発,販売を開始した。繊維の断面をY字型に成形
し,糸の表面積や繊維間の隙間を広げることで吸汗性や速乾性を高めた。
http://www.mrc.co.jp/press/010905.html

■住友建設・花倶楽部
屋上緑化のプロトタイプを開発

住友建設と花倶楽部は共同で,見て楽しい屋上緑化のプロトタイプを開発し,
住友建設屋上に設置して,長期間の経過観察を開始した。(日本工業 9/6)

■白元
着物専用のシート状防虫剤“ミセス ロイド きもの用”発売

白元は,着物専用のシート状防虫剤“ミセス ロイド きもの用”を発売した。
防虫・防カビ剤を加工したシートと調湿剤をセットした。

■伊予機械
不織布用製袋機を開発

伊予機械は,不織布用の自動ロータリー製袋機“ITM-RPC ”を開発した。
不織布を使用したあらゆる袋や水切袋の製造に利用できる。

主な特長は,@高品質・高精度・簡単な操作,Aロータリー超音波シールで
製品仕上りが安定,B自動取出しスタッカー装置で包装機に直結可能,など。
http://www5.ocn.ne.jp/~itm/

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━━☆No.24☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2001. 9.17 ☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
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季刊誌ではフォローできない不織布に関する最新の情報を,クライアントの皆
様にいち早くお届けしていきます。

┏☆INDEX ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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1.今週の焦点
2.国内ニュース
3.海外ニュース
4.製品開発
5.催事

┏☆ 今週の焦点 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■今週の焦点

凸版・東洋インキ・防衛大が
加齢による色合いの見え方の変化を解析

凸版印刷とグループ会社の東洋インキ製造は、防衛大学校・岡嶋克典助教授と
「加齢による色の見え方の変化」の共同研究を行った。それによると、これま
で人間の眼の水晶体は加齢によって黄変化して「すべての色が黄色味を帯びて
認識されやすい」と考えられてきたが、眼に疾患の無い高齢者の見ている色は
決して黄色味を帯びて認識されておらず、また高齢者と若年者間では微妙な色
合いの感じ方や色名の判断において系統的な違いが見られることが実証された。

これらの研究成果を活かし、凸版はパッケージや印刷物のユニバーサルデザイ
ンの展開とコンサルティングの実施、東洋インキは印刷・表示関連などのさま
ざまな場面でユニバーサルデザインを意識した各種インキ・色材の開発やカラー
マネジメントシステム開発を進めることで、今後さらに本格化する高齢化社会
への貢献を目指す方針である。
 
「超高齢化社会」に向かいつつあるわが国では今後消費性向が大きく変化して
いくと見られており、こうした“色”の研究もマーケティング戦略上大きな要
素になってくることは確か。一般消費者向けの不織布製品の開発でも、機能面
での付加価値向上にとどまらず超高齢化社会における感性面での訴求力を狙っ
た色の研究が進んでいくと考えられる。

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■東洋紡
ニッケル水素電池用セパレータの耐久性を2倍に

東洋紡は耐久性を従来品の2倍以上に高めたニッケル水素電池用のセパレータを
開発した。電池内の温度が上昇しても,電気の発生を助ける親水性基が壊れに
くいのが特徴で,来年をめどに事業化する。(日経産業 9/13)

■旭硝子ポリウレタン建材
ウレタン塗膜防水材で全国施行ネットを確立

旭硝子の系列企業である旭硝子ポリウレタン建材は,主力製品のウレタン塗膜
防水材でに関する中部地区での施工店組織をこのほど設立した。すでに設立済
みの各地域組織と合わせ全国ネットワークが完成した。(化学工業日報 9/11)

■リンテック
デジタルプリント壁紙が新要綱で防火認定

リンテックは,オリンパスプロマーケティングと共同で出力サービスを展開し
ているオレフィン系のデジタルプリント壁紙“プリンテリア”が,改訂建築基
準法に基づく新要綱での防火認定を取得した。(化学工業日報 9/7)

■日産
リサイクル率95%の自動車を来年度投入

日産自動車は2002年度に,廃車リサイクル率95%が実現できる新車を市場投入
する。廃車リサイクルは04年からの法制化施行に向け環境省と経済産業省が詰
めの作業に入っているが,自動車業界がこれまで取り組んできた自主的な行動
計画となるリサイクルイニシアチブでは2015年以降に95%以上のリサイクル率
実現をめざしている。(日刊工業 9/11)

■大建工業
消臭機能のある化粧シートを積極採用

大建工業は,住宅関連商品に消臭機能の高い化粧シートを積極採用する。玄関
収納全商品に同シートを標準採用したほか,今後クローゼットなどでも採用し
ていく。(日本工業 9/17)
http://daiken.studiois.com/

■小山化学
PET再生繊維製造企業として初めてISO 14001の認証を取得

日本バイリーンの100%出資子会社で,PET再生繊維製造会社の小山化学は,9月
10日付でJCQA/日本化学キューエイより,環境マネジメントシステムISO 14001
に適合する事業所として登録された。

同社はPETの原着繊維技術やPETボトル・PETフィルムを原料にした再生繊維技術
のほか,芯鞘・サイドバイサイドなど多成分系原綿技術をもつ繊維製造会社で,
ユニフォームや自動車,各種産業資材などの用途向けにファイバー原料を供給
している。PET再生繊維を手掛ける独立した企業として初めての登録となる。

日本バイリーンでは,98年3月に滋賀工場,同4月に東京工場の2つの事業所で,
またグループでは99年9月に100%出資の湿式不織布製造会社のキュムラスが,
それぞれISO 14001の認証を取得している。

■ユニ出版
ケナフ本の出版記念パーティを開催

ユニ出版はこのほど「地球にいいことしよう!ケナフで環境を考える」(四六
判・192頁)を刊行したが、9月4日に東京・銀座の銀座ラフィナートで同書の出
版記念特別講演・パーティを開催した。

当日はバイオマス産業社会ネットワークの泊みゆき共同代表による「ヨーロッ
パの天然繊維の利用状況」と題した特別講演、神奈川大学教授・総合理学研究
所所長の釜野徳明氏による著者代表挨拶、企業や環境団体、各地のケナフの会
による懇談会・事例紹介などが行われ、最後に同書の共筆者でもあるNPO法人・
循環型地球環境保全機構の荒井進理事長により全国ツアーの説明が行われた。

なお、同書の内容は、@地球、この美しい星を残すため、Aケナフは本当に地
球をすくえるのか、B非木材資源ケナフが秘める可能性、Cケナフのエコ活動、
Dこの草が世界に貢献する、E未来への投資、F明日の地球に向かって−から
なっている。頒価は1,300円(税抜)。
問合せ先
ユニ出版 TEL03-5695-1938

■繊維統計確報(7月)不織布
    前月比  前年同月比
生 産 24,587 101.2 99.0
出 荷 23,446 103.4 102.0
在 庫 20,485 99.1 108.1

■紙おむつ類と生理用品のPOSシェア8月ランキング

紙おむつ類は,1位がユニ・チャームで45.7%(前月比5.7%増),2位が花王で24.1
%(同4.2%減),3位がP&Gで11.5%(同0.5%増),4位が大王製紙で8.9%(同3.2%減),
その他が9.8%(同1.2%増)。

生理用品は,1位がユニ・チャームで38.9%(前月比0.9%増),2位が花王で24.0%(同
1.1%減),3位がP&Gで13.5%(同1.2%増),4位が大王製紙で12.2%(同1.3%減),
その他が11.4%(同0.3%増)。(日経流通 9/15)

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■海外における9月開催の不織布関連イベント

・International Nonwovens Technical Conference
会 期;9月5〜7日
場 所;Renaissance Harborplace(米国・メリーランド州ボルチモア)
主 催;INDA(http://www.inda.org/events/confer.html)

・AATCC Safe Handling of Dyes and Chemicals
会 期;9月10日
場 所;Hilton at University Place(米国・ノースカロライナ州)
主 催;AATCC(アメリカ繊維化学・染色協会)

・Protective Clothing Symposium
会 期;9月12〜14日
場 所;ノースカロライナ州立大学(米国・ノースカロライナ州ローリー)
主 催;ノースカロライナ州立大学(http://www.tx.ncsu.edu)

・AATCC Color Measurement Principles and the Textile
会 期;9月19〜20日
場 所;AATCC(米国・ノースカロライナ州トライアングルパーク)
主 催;AATCC

・International Man-Made Fibres Congress
会 期;9月19〜21日
場 所;Kultur- und Kongreshaus der Stadt Dornbirn(オーストリア・フォ
アアールベルク)
併 催;40th International Man-Made Fibres Congress

・Outlook:A Personal Care Products Conference
会 期;9月19〜21日
場 所;モナコ・モンテカルロ
主 催;EDANA

・EDANA Trainaing Course
会 期;9月25〜26日
場 所;Sodehotel La Woluwe(ベルギー・ブラッセル)
主 催; EDANA(http://www.edana.org)

・Automotive Textile Products & Applications
会 期;9月 25〜27日
場 所;ノースカロライナ州立大学(米国ノースカロライナ州ローリー)
主 催;ノースカロライナ州立大学(http://www.tx.ncsu.edu)

・Shanghai International Nonwovens Conference and Exhibition (SINCE)
会 期;9月26〜28日(http://www.paperevents.com/since)
場 所;INTEX(中国・上海)

┏☆製品開発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■カネボウ合繊
静電気防止対応のポリエステル素材“ドーデン”を開発

カネボウ合繊は,クリーンルーム用に展開している静電気防止ハイテク素材を
一般衣料向けに応用し,健康への影響が懸念される静電気に対応するポリエス
テル素材“ドーデン”を開発。スーツ・ブラウス・インナーウエア用途を中心
に,静電気が発生しやすい秋冬に向け販売を開始する。

ドーデンの商品特徴は,@繊維上の静電気を除電,A人体への静電気の帯電を
防止,B半永久的な静電気防止効果,C低湿度下の環境でも摩擦による帯電を
抑制.技術特徴としては,独自のコンジュゲート技術から生まれた制電繊維に
より、きわめて高い除電能力を発揮する点。

■百武
屋上緑化の低コスト資材を開発

ガーデニング・景観資材を製造販売する百武は,ビルの屋上などを低コストで
緑化できる資材“どこでもみどり”を開発,販売を始めた。PPスパンボンドで
つくった箱形シートにホタテ貝殻やモミ殻,ゴム廃材などを混ぜ合わせて圧縮
成型した特殊マットを敷き,培養土を入れて使う。(日経産業 9/17)
http://www1.sphere.ne.jp/mitsuru/

┏☆催 事☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■経済産業省
第7回「繊維製品リサイクル懇談会」
 (9月18日(火)13:30〜15:00、経済産業省第三特別会議室)

■日本不織布協会
フィルター・産業資材合同分科会
 (10月5日(金)13:30〜17:00、大阪府立女性総合センター)
  <講演>
 「フィルターバグの評価基準について」金岡千嘉男氏(金沢大学教授)
 「不織布と緑化について」赤井智幸氏(大阪府立産業技術総合研究所)

┏☆発 行☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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━━☆No.25☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2001. 9.25☆━

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┏☆INDEX ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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1.今週の焦点
2.国内ニュース
3.海外ニュース
4.製品開発
5.催事

┏☆ 今週の焦点 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■経済産業省
平成12年工業統計速報を公表

経済産業省は9月20日、「平成12年工業統計速報」を公表した。
今回の工業統計調査は84回目で、調査日は2000年12月31日。公表した速報は実
施した工業統計調査結果のうち、従業者10人以上の製造事業所についてとりま
とめたもの。 

それによると、事業所数・従業者数ともに9年連続の減少となっており、事業所
数も3年連続全産業で減少。出荷額・付加価値額は3年ぶりの増加で、1事業所当
たり出荷額は過去最高となっている。出荷額ではとくに石油・石炭製品、電気
機械、一般機械、非鉄金属、鉄鋼などで増えているのが特徴で、産業別の好不
調はあるものの全体的には堅調だった昨年の経済状況を反映したものっとなっ
ている。

産業別に見ると、出荷額では石油・石炭製品、電気機械、一般機械、非鉄金属、
鉄鋼業等の産業が増加,衣服・その他の繊維製品、繊維工業、なめし革・同製
品・毛皮、木材・木製品などで減少している。

今回の工業統計調査の集計結果は今後、「産業編」「品目編」「市町村編」「工
業地区編」「用地・用水編」、また2次加工統計編として「企業統計編」が順次
公表される予定。
(http://www.meti.go.jp/statistics/data/h2i0000j.html)

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■日本政策投資銀行
地域別設備投資計画調査を発表

日本政策投資銀行が18日に発表した「地域別設備投資計画調査」によると,2001
年度の設備投資計画は地域別にバラツキが見られ,全国で前年度比0.1%増となっ
た。
http://www.dbj.go.jp/japanese/new/setu0109/index.html

■帝人
ペットボトルの化学的リサイクルで民活法初の認定

経済産業省と環境省はこのほど「民間事業者の能力の活用による特定施設の整
備の促進に関する臨時措置法」(略称・民活法)に基づき、9月11日付けでペッ
トボトルリサイクル施設として帝人の整備計画を認定した。ペットボトルの化
学的リサイクル施設としては初めての認定となる。

同施設は、容器包装リサイクル法のなかで分別収集された使用済みペットボト
ルを化学的手法で処理を行うことによりポリエステル原料にリサイクルする施
設。能力はペットボトルリサイクル施設としては国内最大級の年間3万tを予定
している。
 
帝人のペットボトルケミカルリサイクル施設整備計画の概要は以下の通り。
@事 業
 使用済みペットボトルを原材料とし、化学的手法を用いてポリエステル原料
に再商品化する。受入れ能力は年間3万tで再生品の生産を約2万4,000tを予定。
A事業体
帝人・ペットボトルケミカルリサイクル施設
B特定施設設置場所
山口県徳山市由加町1-1
C設備構成
原料保管施設(7,670m2)、製品保管施設(600m2)、管理運営施設(400m2)、
ポリエステル原料製造施設(20,086m2)
D整備スケジュール
着 工 予 定 ;2001年9月
事業開始予定;2002年4月
(http://www.meti.go.jp/kohosys/press/0001862/)

■日清紡・日本毛織・帝人
繊維製品を共同でリサイクル

日清紡・日本毛織・帝人の3社は,10月1日からユニフォームを中心とした繊維
製品のリサイクルのための「トライアングル・リサイクルシステム」をスター
トさせる。3年後には3社が供給するユニフォームの約1割(年間500〜1,000t)
を回収して再資源化する。

また,顧客との情報の共有化を図るためのホームページ「トライアングル・プ
ラザ (http://www.triangle-plaza.com)」を年10月1日より同時に立ち上げる。
http://www.nisshinbo.co.jp/press/triangle3pr.html

■ユニチカ
生分解性素材を使用した農園芸資材の市場展開を加速

ユニチカは,植物系生分解性素材“テラマック”を使用した農園芸資材の市場
展開を加速する。6ヵ月以上の長期使用を可能にした農業用マルチフィルムの
早期戦力化をめざすほか,メロン,トマトなど吊りひも向けのロープについて
は高強度グレードの製品化を進めている。

すでに市場投入しているトンネル,植栽保護材,べたがけシート,牧草シート
なども含めた充実した品揃えによる相乗効果で事業規模の拡大をめざす。
(化学工業日報 9/19)

■日清紡
金属加工機械の子会社を京都製作所に譲渡

日清紡はメカトロニクス事業部門の集約化により事業効率を高めるため、100%
出資の連結子会社である(株)日清紡メックの譲渡を決めた。

日清紡メックは大分県東国東郡安岐町に本拠を置く、金属加工機械の設計・製
造・販売の会社。営業譲渡先は京都製作所グループ(京都製作所および同社子
会社の大分機械工業)で、同グループは各種自動包装システム機械の開発・製
造・販売を行っている。11月に約13億円で譲渡する予定。
(http://www.nisshinbo.co.jp/press/nisshinbo-mec.html)

■日本バイリーン
業績予想を減収減益見通しに修正

日本バイリーンは21日,2001年9月中間連結決算が減収減益になる見通しだと発
表した。期初予想では売上高が前期比4.7%増の285億円,経常利益が同 46%増
の13億円と増収増益見込みだったが,同2.6%減収の265億円,同27.6%減益の
6億5,000万円に下方修正した。しかし当期利益は前期の17億円の赤字から黒字
転換し,3億円を確保する見通し。

貼付薬基布や自動車用キャビンエアフィルターなどの拡大要素もあるが,世界
的にIT関連需要が低迷するなかで,携帯電話,クリーンルーム機器,PC周辺機
器などのIT関連基材の需要減と在庫調整要因で低迷が長期化していることが影
響している。さらに,衣料縫製の海外移転と現地調達の加速的な進行も加わり,
今回の修正となった。

■日本紡績協会
会員企業の高品質綿製品に「コットンマーク」制度を設置

日本紡績協会は,会員企業が国内で製造する高品質の綿素材を使用した製品に
「ジャパン・コットンマーク」を添付できる制度を設ける。「急増する輸入品に
対抗して,国内製の高い品質をアピールする」(武藤会長)のが狙い。
(日本工業 9/20)

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■海外における10月開催の不織布関連イベント

・Textile Fundamentals
Webアドレス;http://www.tx.ncsu.edu
会期;10月1〜5日
場所;ノースカロライナ州立大学(米国ノースカロライナ州ローリー)
主催;ノースカロライナ州立大学

・INDA Nonwovens Training Course
Webアドレス;http://www.inda.org
会期;10月9〜11日
場所;米国ノースカロライナ州ケアリー
主催;INDA

・ITMA Asia, Singapore Expo
Webアドレス;http://www.itma-asia2001.com
会期;10月15〜19日
場所;シンガポール

・Carbon Fiber 2001 Conference
Webアドレス;http://www.intertechusa.com
会期;10月16〜18日
場所;フランス・ボルドー

・EDANA Absorbent Products Training Course
Webアドレス;http://www.edana.org
会期;10月16〜18日
場所;ベルギー・ ブラッセル
主催;EDANA

・IFAI Expo 2001
Webアドレス;http://www.ifai.com
会期;10月18〜20日
場所;米国・テネシー州ナッシュビル
主催;IFAI(Industrial Fabrics Association International)

・INSIGHT
会期;10月21〜25日
場所;米国・フロリダ州オーランド

・The Fiber Society's Annual Fall Meeting
会期;10月31日〜11月2日
場所;米国・ネバダ州タホー湖

■INDA
Quarterly Newsletter を発行

INDAでは,Quarterly Newsletter を発行した。技術情報,行政の懸案事項,
INDAの行事などが以下のサイトに掲載されている。
http://www.inda.org/period/news/fall01/fall01.pdf

┏☆製品開発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■花王
ショーツタイプの生理用ナプキン
“ロリエ ショーツになった!スーパーガード”を新発売

花王は10月20日、日本で初めてショーツタイプの生理用ナプキン“ロリエショー
ツになった!スーパーガード”を新発売する。これは、女性の生理に関する悩
みとして月経痛,月経不順に次いで経血量の多さがあげられていることから、
経血量の多い女性のニーズに対応して開発したもの。

製品特徴は以下の通り。
@ショーツタイプナプキンでヒップを丸ごと包み、ヨレやズレがなくモレない
A超ロングの45cm吸収体で、どんなに多い日でもショーツやシーツを汚すこと
がなく一晩中安心
Bストレッチ加工によりどんな姿勢でもしなやかにフィットし、全面通気性で
ムレずに快適
なお、同製品は3枚入りでM〜Lの1サイズ。
(http://www.kao.co.jp/)

■花王
特殊加工繊維の“レンジクイックル”を発売

花王は10月27日,ガスレンジ・調理台などキッチンまわりのしつこい汚れを手
軽にしっかり落とせる新おそうじシート“レンジ クイックル”を新発売する。
同製品は,台所の汚れのなかでレンジまわり特有のしつこい油汚れを「手軽に」
落としたいというニーズは依然として大きいことに対応したもの。やわらか繊
維を特殊加工したシートのため傷をつけずに汚れをしっかりかきとり,除菌効
果もあってレンジまわりを清潔に保つ。

主な特徴は以下の通り。
@特殊加工したザラザラのかきとり面に洗浄液をプラスしたダブル機能
Aやわらか繊維なので傷をつけずに汚れだけをかきとる
Bシート状なので壁面やレンジフードなどの高い所も液ダレを気にせず使える
C除菌効果でキッチンを清潔に保つ
(http://www.kao.co.jp)

■ユニ・ハートス
“ペット用紙オムツ”を新発売

ユニ・チャームグループのユニ・ハートスは“ペット用紙オムツ”を新発売す
るとともに、“デオシート”“デオサンド”各シリーズを順次リニューアルす
る。ペット用紙オムツは,ペットの高齢化に伴う失禁や病気治療時や術後のケ
ア,室内飼育の高まりによる生理に対し,動いてもズレずにモレない新しいタ
イプのトイレタリー製品。

同製品の発売はユニ・チャームグループにとって不織布・吸収体の成形加工技
術の集大成と言えるもので,同社ではトイレタリー用品の3本目の柱として100
億円規模の市場開拓を目指す考え。同時に,一層清潔で快適な室内飼育を実現
するためシートシリーズ、サンドシリーズでも基本機能を徹底的に追及した製
品にリニューアルしていく。
(http://www.heartous.co.jp/)

■ユニチカ・豊田工業大学
レンジで使える生分解性プラスチックを開発

ユニチカ・豊田工業大学は共同で,ナノテクノロジー(超微細加工技術)を活
用し,電子レンジなどで加熱できる耐熱性の生分解性プラスチックを開発した。

耐熱性と弾性率を従来の2倍以上に高めることで,ひび割れを抑えて140℃程度
の高熱に耐えられるという。
http://www.unitika.co.jp/home_j2.htm

■ハザマ
床下共鳴を低減する高遮音工法を開発

ハザマは,淡路技研と共同で,高性能で低価格な住宅向け乾式二重床高遮音工
法を開発した。防音性が高い防振ゴム,床下空気層を空気バネとして利用する
不織布などを組み合わせた。上階の椅子移動音が聞こえない「LL35」を達成し
た。(化学工業日報 9/19)

■竹中工務店
コケによる壁面緑化システム“モスインネット”を開発

竹中工務店は,竹中土木,朝日興産,協和トータルワークスと共同で,コケ植
物を利用して建物や構造物の壁面緑化を実現する壁面緑化システム「モスイン
ネット」を開発した。この技術は、マットに生育させたコケを飛散防止に配慮
しネット状に壁面外側に取り付ける工法。現在都市部での適用に向け,環境緑
化に積極的な森ビルと高層ビルの風圧下における生育に関する共同実験を行っ
ている。
http://www.takenaka.co.jp/news/pr0109/m0109_03.htm

■K・B・L
屋上防水で新工法,コンクリに遮水性

K・B・Lは,独自のコンクリート用プライマー(下塗り)と光触媒塗料を組み合わ
せた超耐久性の屋上防水工法を開発した。表層部での吸水を防ぐとともに,コ
ンクリートの劣化要因を除くことで耐久性を従来より大幅に向上させた。
(日刊工業 9/21)

■松下電器産業

「抗菌加工マスク」採用で排気風速の大幅低減
新発売の掃除機“クリーンスター”3機種で

松下電器産業は同社独自の「抗菌加工マスク」採用により,業界で初めて排気
風速の大幅な低減と清潔な排気を実現し,小型軽量の本体にもかかわらず高い
集じん力・低騒音を両立させた掃除機“クリーンスター MC-K1”シリーズ3機種
を11月1日より発売する。

排気部に搭載した抗菌加工マスクは機能の異なる3重のフィルターで構成されて
おり、内側から1段目は主に排気のろ過を行う不織布素材の抗菌・帯電加工フィ
ルター、2段目は風速を減速させるウレタンパッド、3段目は風速をさらに減速
させる抗菌・防臭・防カビ加工を施したクロス状のフィルター。

これらのフィルターで排気中の微細なホコリまでろ過するとともに、風速を大
幅減速し勢いをやわらげて排気するので、排気の清潔性はもちろんホコリの舞
い上げや排気が体に当たる不快感も軽減する。排気口から5cm離れた位置の排気
風速では約8割をカットし、150cm位置ではほとんど排気風を感じない程度に抑
えられえる。なお、この「抗菌加工マスク」は取り外して水洗いすることもで
きる。
(http://www.matsushita.co.jp/)

┏☆催 事☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■機能紙研究会

“21世紀の機能紙”をメインテーマに第40回「機能紙研究発表・講演会」を開催

機能紙研究会(稲垣寛会長)では,“21世紀の機能紙”をメインテーマにした
研究発表・講演会などを11月8,9日の両日,愛媛県・松山市で40回の記念大会
として開催する。特別講演には、高知工科大学大学院の加納教授が,景気の低
迷が続いている日本経済再生に向けて研究開発の効率化について講演を行う。

また、21世紀の機能紙として、機能性分子素材やポストゲノム研究など新しい
原料やニュースなどメインテーマにふさわしい講演も行われる。さらに研究発
表・講演会と並行して開催されている新製品展示会を充実させ、ポスターによ
る研究発表を併設し、後半には、質疑応答形式での技術交流会を設けるのも今
回の特徴である。

【講演プログラム】

主題『21世紀の機能紙』

<午前の部>(O印はグループの議演者)

[記念講演]
@機能紙の源流と現在・未来 9:15〜10:00(45)
機能紙研究会会長・稲垣寛

[特別講演]
A日本経済の再生に向けて:研究開発の効率化 10:00〜11:OO(60)
高知工科大学大学院起業家コース教授・加納剛太

BLignocellulose〜複合体から機能性分子素材へ〜 11:OO〜11:30(30)
三重大学生物資源学部教授・舩岡正光

C畜産用敷料への紙の利用 11:30〜12:OO(30)
静岡県富士工業技術センター紙リサイクルプロジェクト技師・O村松重緒
山下里恵、日吉公男、遠藤恭延
静岡県畜産試験場・芹澤駿治、大島貢、池田博保

く午後の部>

Dグリーンプラの将来展望について 13:15〜13:45(30)
生分解性プラスチック研究会事務局長・大島一史

E漉き入れ模様の繰り返し作成技術の開発 13:45〜14:15(30)
久保嶋技術士事務所所長・O久保嶋勝巳
佐野機械、静岡県技術コンサルタント事業(協)、静岡県富士工業技術センター

F生分解性繊維について 14:15〜14:45(30)
東レMステープル技術部・竹原勝己

G先端技術としての機能紙の開発 15:00〜16:OO(60)
王子製紙M機能材開発研究所所長・八木寿則

Hポストゲノム研究〜生体外タンパク質合成システムの開発とその応用〜 16:OO〜17:OO(60)
愛媛大学工学部応用化学科教授・遠藤弥重太

問合せ先
機能紙研究会
愛媛県川之江市川之江町4084-1(社)愛媛県紙パルプ工業会内
〒799-0101 TEL0896-58-2055 FAX0896-58-6240
e-maiI:kinoushi@us.ehime-iinet.or.jp
http://WWW.ehime-iinet.or.jp/kinoushi/

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