━━☆No.5☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆  NONWOVENS REVIEW On-Line
□■□
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2002.7.1☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

季刊誌ではフォローできない不織布に関する最新の情報を,本誌購読者および
クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆INDEX ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.今週の焦点
2.国内ニュース
3.海外ニュース
4.製品開発
5.催事

┏☆ 今週の焦点 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■経済産業省
2002年版通商白書を発表

経済産業省通商政策局情報調査課は25日,2002年版「通商白書」を発表した。
「東アジアの発展と日本の針路」を副題として掲げ、その分析を試みている。

平沼赳夫経済産業大臣は発表に際して,「昨年は米国同時多発テロ事件が起き、
グローバリゼーションに大きな挑戦状が突きつけられた年だった。しかし、そ
の後もWTOドーハ閣僚会議で新しい貿易交渉が開始され、13億人近い人口を抱え
る中国のWTOへの加盟が承認される一方、各地域間や二国間で経済連携の動きが
見られるなど経済のグローバル化の潮流は留まることを知ならい。21 世紀にお
いて、そのスピードが変化したとしても、グローバリゼーションの流れが止ま
ることは決してない」などと述べた。

同書の要旨は以下の通り。

第1章 グローバリゼーションの中での東アジア経済の変容とこれからの日本

第1節グローバリゼーションの進展下における東アジア経済の発展
1.経済水準格差の拡大と収束
2.グローバリゼーションの進展とその背景
3.日本及び東アジアにおける収束と経済関係の深化

第2節我が国の地域経済構造の変化と東アジアにおける経済集積間の競争と連携
1.東アジアにおける経済集積のダイナミズム
2.我が国の産業構造の転換と経済集積の変化
3.我が国の経済集積の特徴と経済集積間の連携

第3節先進国におけるサービス産業の発展

第2章 国際収支構造の変化と日本経済

第1節日本の国際収支の動向
1.2001年の経常収支動向とその特徴
2.経常収支の項目別動向及び資本収支の動向

第2節経常収支変動の評価
1.日本経済とISバランスの動向
2.経常収支の変動に関する視点
3.経常収支水準の評価と経済の活性化

第3節日本経済の発展と今後の国際収支
1.経済の発展段階と国際収支
2.経常収支の中長期的見通しと日本の課題

第3章 産業構造調整の円滑化

第1節労働市場の柔軟性向上
1.労働移動円滑化の重要性
2.我が国における雇用調整の課題

第2節構造調整円滑化手段としてのセーフガード
1.セーフガードによる調整の位置づけ
2.セーフガード措置発動時に調整を円滑化するための方策

第4章 21世紀における我が国の制度構築の課題と魅力ある経済集積の形成 

第1節諸外国におけるイノベーション促進の取組み

第2節内外一体となった経済政策の目標としての制度改革 
1.制度改革を通じたイノベーションの促進
2.イノベーション促進のための内外一体となった経済政策の多層的展開
3.東アジアとの経済連携強化と多層的な対外経済政策の推進

第3節魅力ある経済集積の形成に向けて
1.海外における経済集積形成の取組み
2.我が国における魅力ある経済集積の形成に向けた課題

結  び
http://www.meti.go.jp/kohosys/press/0002895/

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■厚労省
学校・ホテルなど新築建造物の化学物質の測定を義務化

新築の建物で発生するシックハウス症候群が社会問題となる中,厚生労働省は,
学校やホテル,百貨店の新築時や大規模な改修時に,原因のひとつとされる化
学物質ホルムアルデヒドの測定を義務づける方針を決めた。違反すれば都道府
県などが改善命令を出し,従わなければ建物の使用を中止させる「罰則」も適
用する。(日経 6/25)

■中央環境審議会
水底ダイオキシンの環境基準値を設定

環境相の諮問機関である中央環境審議会は,川底や湖底,海底の泥や砂に含ま
れるダイオキシンの濃度の環境基準値を,泥など1g当たり150ピコg以下とする
報告書をまとめ,大木浩環境相に答申した。ダイオキシン類特別措置法に基づ
いて環境省が7月にも告示,管理者などに義務づける。(日経 6/25)

■日本アパレル産業協会
リサイクルに適した衣料品の認証マークの受付を開始

日本アパレル産業協会は,リサイクルしやすい衣料品に付与する認証マーク
「エコメイト」の使用申請受付を始めた。同マークはポリエステルやナイロン
など生地の素材によって5種類に分類し,それぞれ基準に適合する衣料品に付
与する。(日経流通 6/27)
http://www.jaic.or.jp/news/0204/index.html#ecomatentc

■岩手の最終廃棄物処分場
最新式の感知システムを導入
 
廃棄物最終処分場の安全対策を高めようと、万が一汚水が漏れ出してもコン
ピュータが即座に検知し、漏水個所まで特定できる最新式の感知システムの導
入が、岩手県内で進んでいる。

遮水シートの下に電線を張り巡らせ、汚水漏れを感知する。新設の一般廃棄物
最終処分場のうち、すでに久慈、遠野地区が導入し、岩手町が建設中の処分場
にも採用される予定。

■クラレ
新水溶性樹脂を拡販

クラレは,新規水溶性樹脂“エクセパール”(商品名)の拡販を強化する。こ
のほど本格展開を開始した繊維用途に続き,不織布分野への応用展開にも着手,
スパンボンドメーカーを中心にサンプルワークを開始した。(化学工業日報 6/27)

■ハザマ・ニチボー
土壌による大気浄化システムの実用化技術を確立

ハザマとニチボーは共同で土壌による大気浄化システムの実用化技術を開発し
た。土壌による大気浄化システムとは大規模交差点などにおいて車の排気ガス
により汚染された空気を吸引し土壌層を通過させることにより浄化するシステ
ム。

同システムは、道路脇に設けた吸引口から汚れた大気を吸引し、プラズマ装置
を通過させた後土壌層に送り込み、土壌層で浄化するもの。プラズマ装置は、
窒素酸化物(NOx)のうち土壌で浄化されにくい一酸化窒素(NO)を、土壌で浄
化されやすい二酸化窒素(NO2)に酸化するために使用する。
http://www.hazama.co.jp/

■リンテック
“ウインコス”の出力・施工サービス開始

リンテックはこのほど、小ロット・フルカラーのガラス装飾を低コストで実現
するオリジナル・デジタルプリント ウインドーフィルム“WINCOS(ウインコス
:WINDOW COSMETIC SYSTEM)”の出力・施工サービスを本格的に開始した。
 
“ウインコス”は、デジタル処理したフルカラー画像を大判熱転写プリンタで
専用シート(透明粘着フィルム)に出力し、表面に高機能ウインドーフィルム
などをラミネートすることで、各種機能性や意匠性を付与する、ガラス装飾の
新たなソリューション。

■東洋ファイバー
ISO 9001の認証を取得

バルカナイズドファイバー製品メーカーの東洋ファイバーは3月29日付で、ISO
9001(2000年版)の認証を取得した。審査登録機関はペリージョンソンレジス
トラー。登録範囲はバルカナイズトファイバー製品の設計、開発、加工、販売
で、対象事業所は本社、本社沼津工場、大阪営業所およびトーヨーコーポレー
ション。 また、全世界への輸出を展開する同社ではJAB(日本)、RvA(オラ
ンダ)、RAB(米国)、UKAS(英国)のほか、日本企業としては初めて、ブラジ
ルの認定機関であるINMETROの認定も受けた。

■日本包装技術協会/第40回通常総会
東京パックの成功などで合意
 
日本包装技術協会の第40回総会は5月28日、都内のホテルで開催された。01年
度事業報告、収支計算書、02年度事業計画、収支予算、役員改選のそれぞれの
議案がつつがなく了承された。この中で今年度事業としては、10月に開催され
る「東京パック2002」の開催を、総力を結集して成功させること、LCA(ライフ
・サイクル・アセスメント)などを通して環境負荷低減活動を啓発すること、
ユニバーサルデザインの浸透を助成し、創造性豊かで持続性ある社会の発展に
寄与することなどで合意した。

また総会終了後、第26回木下賞の授賞式が行われた。今回、受賞した作品と事
業所は次の通り。
〔研究開発部門〕○「キリンチューハイ氷結果汁(アルミダイヤカット缶)の
商品化」キリンビール、東洋製罐
〔改善合理化部門〕○「エアー緩衝包装(クーパック)の開発実用化」松下電
器産業AVC
〔包装技術賞〕○「GL−C容器の開発」凸版印刷、○「社内排出下級古紙の包装
材へのクローズドループリサイクルシステムの確立」ソニー、クラウンパッケー
ジ、中央製紙、國光

■アルマーク
アルボグループに参加

家庭紙卸のアルマークは7月1日、アルボとの共同出資により新会社「神奈川
アルボ株式会社」を設立、新会社に営業部門を統合する。会長にはアルボ社長
の杉浦勲氏が就任し、社長にはアルマーク社長の酒井一宏氏が就任する。アル
ボは今年5月、家庭紙卸のヤマコ通商と大福商事の営業統合によって発足した
流通会社。
 
神奈川アルボの役員は次の通り。
〔役員陣容=7月1日〕▽代取会長・杉浦勲▽代取社長・酒井一宏▽副社長・
望月秀昭▽取締役・安枝幸雄▽同・橋本博▽同(非常勤)・大西武志▽同(同)
・宮地龍彦▽同(同)・長尾良一▽同(同)・伏見典泰▽監査役(同)・鈴木
利則

■三菱化学と興人
コンバーティング・プラスチックフィルムの合弁事業を8月末で解消

興人と三菱化学は、このたび両社折半出資の合弁会社である「三菱化学興人パッ
クス株式会社」を通じて行ってきたコンバーティング・プラスチックフィルム
(CVF)の販売に係わる合弁事業を本年9月1日付にて解消することに合意
した。

これにより興人はCVF事業を自社で継続し、三菱化学は同日付をもって、同
社のCVF事業(ナイロン系および透明蒸着ハイガスバリアフィルム)を三菱
樹脂に移管することにした。

したがって合弁解消後は、三菱化学興人パックス社(MKP)が販売していた
ナイロン系CVFについては興人および三菱樹脂が、また、透明蒸着ハイガス
バリアフィルムについては三菱樹脂が、それぞれ製造、販売を行うこととなる。

■繊維統計5月(速報)・不織布
     数 量  前年同月比
生 産  24,607t  103.1%
出 荷  23,365t  108.0%
在 庫  20,662t   98.4%


┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■米国
米国の不織布輸入量は2002年度前期に急激に増加。中重量のスパンボンドとス
テープルファイバーの輸入が大幅に増加

■欧州・北米
ポリエステル、ポリプロピレンなどの原材料価格が上昇し、不織布メーカー数
社が値上げを計画

■中国
2002年第1四半期の化学繊維生産量が20%増の約218万t。ポリプロピレン生産
量が3.1%増、ポリエステル生産量が24%増

■コリンズ&エイクマン社(スウェーデン)
自動車用のフロア/防音製品の生産工場を閉鎖。いくつかの製品生産は他工場へ
移転

■トロイ・ミルズ社(米国)
コスモポリタン・テキスタイルズ社に自動車用ヘッドライナー事業を数十万ド
ルで売却

■スターンズ・テクニカル・テキスタイルズ社(イタリア)
イタリアの実業家ロベルト・バローニ氏が破産保護申請中のスターンズ社を買
収して米国進出を計画

■カスケーズ社(カナダ)
アメリカン・ティシュからティシュ生産・加工事業資産を買収

■BASF
ベルギーの高吸水性樹脂の新プラントが完成

BASFがベルギー・アントワープで建設を進めていたの高吸水性樹脂の新プラン
トが完成,本格稼働を始めた。年産能力は10万tで,同社によれば世界最大の生
産能力をもつという。(化学工業日報 6/27)


┏☆ 製品開発 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ユニ・チャーム
“チャームナップ さわやかライナー(少量用・中量用)”に消臭機能を追加

ユニ・チャームは現在、軽失禁市場で圧倒的な支持を得ている“チャームナッ
プ さわやかライナー(少量用・中量用)”に、新たに消臭機能をプラスして改
良新発売する。

従来の「高吸収ポリマー配合だからモレない」「薄いから目立たない」という
機能に加え、「におわない」という顧客ニーズを満たすことで、成人女性の3分
の1以上が経験している、軽い尿モレの不安を解消する。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html

■住友スリーエム
精密部品向け洗浄ワイパーを発売

住友スリーエムは,精密部品や液晶表示パネルなどの表面クリーニング向けに
ハイドロフルオロエーテル(HFE)を不織布に含浸させた拭き取り専用の洗浄
ワイパー“ノベックHFEウェットワイパー”を発売した。表面のちりやほこり,
軽微な油などの汚れを効果的に取り除き,環境や人体にやさしいのが特長。
(化学工業日報 7/1)

■三井化学
廃棄PETボトル原料にゴミ袋を開発

三井化学は,使用済みのPETボトルの再生樹脂を原料にしたゴミ袋を開発,販売
を始めた。PETボトルだけではゴミ袋に必要な強度を出すのが難しかったが,特
殊な相溶化剤を利用したポリエチレンをアロイ化し強度を高めた。
(化学工業日報 7/1)

■三井化学プラテック
発泡開繊不織布に新シリーズ投入

三井化学プラテックは,発泡開繊不織布ワイパーの市場展開を強化するため,
低発塵性で評価の高い“ノイネッツ”(商品名)に加え,溶剤吸収・保持性を
高めた新製品を投入,“FRシリーズ”として本格的な営業活動に乗り出した。
(化学工業日報 6/26)
http://www.mpl.co.jp/

■三菱樹脂
包装用植物系生分解性フィルム・シート技術を開発

三菱樹脂は、植物系生分解性プラスチック事業の主力となるフィルム、シート
分野で、透明性を保持したまま耐熱性と耐衝撃性を兼ね備えた成型用シートの
開発やキャラメル包装、オーバーラップシュリンク包装の要求品質を満たした
包装用フィルムの開発に成功した。今回開発した成形用シートは、7月からソ
ニー製ポータブルラジオのブリスターパッケージに採用される。
http://www.mpi.mpi-mrc.co.jp/

■ダイキン工業
“病院用ファンコイルユニット”(2床用、4床用の2機種)を新発売

ダイキン工業は、病院や特別養護老人ホーム等の2床、4床の病室用として
“病院用ファンコイルユニット” を新開発し、2機種を8月より発売する。

従来4床以下の病室用としては天井埋込カセット形が主流だったが、空調機1
台では「病室の隅々まで空調が行き渡らない」「個々の患者のニーズに対応で
きない」などの改善の要望があった。また、ベッド数に合わせた空調機の設置
はコストがかかりすぎることから、1部屋に1台で室内全体に空調が行き渡る
機器の開発が望まれていた。
http://prw.kyodo.co.jp/a2web/jbn2/rel.jsp?RELID=200206193484

■資生堂
濡れても高い消臭効果のナプキンを発売

資生堂は,濡れた状態でも高い消臭効果を発揮する新規消臭剤“疎水ゼオライ
ト”を開発,同消臭剤を配合した生理用ナプキン“センターイン デオドラン
トクリーン”を,子会社のエフティ資生堂から8月に発売する。

■東レ
軽量・高透湿な人工皮革を開発

東レは,東レコーテックスと共同で軽量・高透湿な合成皮革“ソルファ(SOLFA)”
を開発した。特殊ポリウレタン樹脂をナイロン66を使ったトリコット基布に薄
膜コーティングし,直径2〜3μの無数の穴を発現。汗によるムレ感を大幅に軽
減する。(化学工業日報 6/25)

■東レ
生分解性の疑似餌を開発

東レの子会社で釣具の販売の東レフィッシングは,水中で分解する生分解性の
疑似餌の販売を始めた。水中のバクテリアなどにより水と炭酸ガスに分解する。
同社は生分解性の釣り糸も販売,環境への悪影響が少ない釣具を拡販する。
(日経産業 6/25)


┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■The Tissue World Americas Conference and Exhibition
9月30日から10月2日まで,マイアミで開催

The Tissue World Americas Conference and Exhibitionが,9月30日から10月
2日まで,米マイアミのハイヤット・リージェンシー・ホテル・マイアミのコン
ベンションセンターで開催される。
http://www.tissueworld.com

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━☆No.6☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆  NONWOVENS REVIEW On-Line
□■□
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2002.7.8☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

季刊誌ではフォローできない不織布に関する最新の情報を,本誌購読者および
クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆INDEX ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.今週の焦点
2.国内ニュース
3.製品開発
4.催事

┏☆ 今週の焦点 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■インプレス
「インターネット白書2002」をまとめる

コンピュータ関連出版のインプレスは、最新のインターネット利用動向を「イ
ンターネット白書2002」としてまとめた。

それによると日本のインターネット人口は2002年2月時点で4,619万6千人とな
り、昨年2月の3,263万6千人から、この1年間で新たに1,356万人がインターネッ
トを始めたことになる。今後もインターネット利用人口は着実に伸び、2002年
末には5,430万人に達する見込み。
 
伸び率からみると、2000年2月〜2001年2月の168.43%にのぼる大幅な伸びと比
較するとやや鈍化傾向にあるが、2001年前半は伸び率が低かったものの、2001
年後半にはブロードバンドへの関心から需要が再び上向きとなり、最終的に前
年比141.55%となった。

また、インターネットの世帯浸透率(利用場所、接続機器を問わず、1世帯に1
人以上インターネット利用者がいる割合)でみると、昨年の46.5%から62.4%
へと急増し、ついに全世帯の過半数にインターネット利用者がいることになる。
またインターネット利用者を年代別でみると、50代以上が21.6%となり、今年
初めて2割を超した。

世界におけるインターネット利用調査では、2001年末時点で世界のインターネッ
ト人口は約5億7,586万人。2003年末には約11億人に達する見込み。世界のイン
ターネット普及率(対人口比)をみると、1位はスウェーデンで64.9%、日本は
第25位で34.7%という結果が出ている。

また、インターネット普及率をアジア太平洋地域で見た場合、1位は昨年同様で
オーストラリア、日本は、香港、韓国、シンガポール、ニュージーランド、台
湾に続く第7位となっている。また、インターネット利用者数では、日本は中国
に抜かれて第2位となった。
http://www.toyota.co.jp/News/2002/Jul/nt02_7002.html

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■自動車リサイクル法
参院本会議で成立

5日午前の参院本会議で,自動車リサイクル法案が賛成多数で可決,成立した。
自動車の所有者からリサイクル料を徴収する一方,メーカーと輸入業者には廃
車の再資源化を義務づける。(日経夕 7/5)

■経済産業省
古着再使用促進のため回収と販売を仲介

経済産業省は,古着の再使用を促進するため,回収業者(故繊維業者)と古着
販売業者の連携を仲介する。現在,大半の古着は工業用ぞうきんに加工された
り,廃棄処分されているが,実際には衣料として使用可能なものの多いことか
ら,協議会の設立を後押しする。(日経流通 7/2)

■環境省
グリーン購入法の特定調達品目に関する提案を募集(物品・役務)

国などの各機関では、「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」
(グリーン購入法)に基づき閣議決定された「環境物品等の調達の推進に関す
る基本方針」(基本方針)に即して、平成13年4月より毎年度、「環境物品
等の調達の推進を図るための方針」(調達方針)を定めて環境物品等の調達を
推進している。

環境省総合環境政策局環境経済課および経済産業省産業技術環境局環境政策課
では,基本方針に定められる特定調達品目(国等の各機関が重点的に調達を推
進する環境物品等の種類)及びその判断の基準等については、物品等の開発・
普及の状況、科学的知見の充実等に応じて適宜見直しを行っていくこととして
おり、昨年度については提案募集を実施し、提出された提案を参考にしながら
検討を行い、平成14年2月に、50品目の追加等を行う基本方針の変更を閣
議決定した。

本年度についても、更なる環境物品等の調達の推進のため、特定調達品目の追
加、判断の基準等の強化、見直し等について検討を行うこととし、その参考と
するため、平成14年7月5日より特定調達品目に関する提案募集を実施する。
ついては、物品及び役務(公共工事を除く。)の品目に係る提案募集の要領を
公表した。(公共工事の品目に係る募集の要領については、別途公表)
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=3455

■グリーン購入フォーラム2002
施行1年で普及度高まる購入法

さる6月26日、グリーン購入ネットワーク(GPN)主催による「グリーン購入
フォーラム2002」が都内で開催された。今回のテーマは「グリーン購入の可能
性〜次のステップを展望する〜」。

フォーラムでは、施行後1年を経たグリーン購入法の現状と展望について、環
境省・三好信俊環境経済課長の基調報告、 NHK解説委員・平野次郎氏の講演、
GPNの活動報告、さらに「進化するエコサービス−広がるグリーン購入の展望
−」をテーマとしたトークセッションが行われた。

また会場入口フロアに設けられた資料展示コーナーでは、日本紙パルプ商事、
平和紙業、非木材紙普及協会、愛知紙管製造所、キングジム、コクヨなどによ
る製品・資料が出展された。

■ダイニック
生分解性シートに本格参入

ダイニックは,生分解性樹脂シート事業に本格参入する。塩化ビニル樹脂製と
同等の柔軟性をもたせた超軟質タイプ,印刷・立方体成形が可能な半硬質タイ
プ,繊維基布の両面に樹脂を皮膜した繊維強化タイプの3技術を確立した。
(化学工業日報 7/5)
http://www.dynic.co.jp/NEWS/econic/index.htm

■トヨタ自動車
燃料電池ハイブリッド乗用車を本年末メドに日米で限定販売

トヨタ自動車は、このほど燃料電池ハイブリッド乗用車の公道走行試験が1年
の節目を迎えることを機に、当初の開発計画を早め本年末をメドに、日本およ
び米国で限定販売を開始することとした。  

トヨタは、FCHV−4(Fuel Cell Hybrid Vehicl
e:燃料電池ハイブリッド乗用車) による公道走行試験を昨年6月より日本
で、続いて7月より米国で開始し、これまでの1年間で公道およびテストコー
スを合わせ、延べ約11万kmの走行試験を行って来ており、今後も継続する
こととしている。 

今回の決定は、この成功裡に進行している走行試験の成果を踏まえた上、社
会要請に、より早く応えることを念頭に、当初計画の前倒しを図るもの。
http://www.toyota.co.jp/News/2002/Jul/nt02_7002.html

■富士写真フイルム
長寿命のメンブレンフィルターを開発

富士写真フイルムは,従来比約2倍の高流量を確保し,ロングライフ化も実現
したポリスルホン(PS)ベースの長寿命のメンブレンフィルターを開発,液晶
や半導体などの製造工程で使われる洗浄水などに含まれるパーティクル除去用
フィルターとしてサンプル展開を開始した。(化学工業日報 7/8)

■P&G
ウィスパーの新サイトをオープン

P&Gは,生理用品“ウィスパー”のサイト「ハッピーウィスパー」を開設した。
同社商品の認知度を高める狙いで,生理の知識や信頼できる産婦人科医の情報
などを提供する。
http://www.happywhisper.com

■JAIA
6月と上期半期の輸入車新規登録台数を発表

6月度における外国メーカー車の輸入車登録車新車販売台数は25,674台となり、
前年同月(26,158台)と比べ1.9%の減少となった。また、1月からの累計は
130,192台で前年同期(132,355台)と比べ1.6%の減少となっている。

なお、日本メーカーの海外生産車を含めた輸入車登録車新車販売台数の合計は、
当月が26,674台で前年同月(27,536台)と比べ3.1%の減少となった。また、1
月からの累計は136,989台で前年同期(139,849台)と比べ2.0%減少している。

■リブドゥコーポレーション
人事異動(6月28日付け)

リブドゥコーポレーションでは,6月28日に開催された定時株主総会ならびに
取締役会および監査役会において,下記のとおり役員を選任した。

▽取締役会長 宇田直正▽代表取締役社長 宇田正▽常務取締役メディカル本
部長 本下洋次▽常務取締役 社長補佐,海外事業営業開発・特命担当 内本建一
▽常務取締役 紙おむつ開発生産本部担当総務本部長 石川徳廣▽取締役 介護関
連企画担当ヘルスケア営業本部長 藤田豊▽取締役 メディカル本部副本部長 植
田稔▽取締役 ホームプロダクツ営業本部長 小寺邦久▽取締役 営業推進本部長
菱川健▽常勤監査役 村井 一雄▽監査役 山川洋一郎▽同 深川義弘


┏☆ 製品開発 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■スリーエムヘルスケア
おむつ使用者用防水シーツを発売

スリーエムヘルスケアは,赤ちゃんや在宅介護でおむつを使っている人のため
防水シーツ“ムレない防水シーツ”を発売した。布団やベッドに敷いて使う。

■デュポン
バグフィルター用濾材を開発

デュポンは,新型ガラス繊維を採用したバグフィルター用濾材を開発,販売を
始めた。廃棄物焼却炉用集塵機に使うもので,ガラス繊維の含有率を引き上げ
ることで集塵効率と耐摩耗性,耐屈曲を向上させた。(日刊工業 7/2)

■ソフト99コーポレーション
フクピカ超撥水を発売

ソフト99コーポレーションでは、拭くだけカーケア用品「フクピカシリーズ」
のニューアイテム“フクピカ超撥水”を新発売した。拭くだけでWAX効果3ヶ月
持続する。
http://www.soft99.co.jp/pr/pr0206_01.html

■三ツ星ベルト・大阪ガスケミカル
新タイプの活性炭フィルターを開発

三ツ星ベルトは大阪ガスケミカルと共同で,新タイプの活性炭フィルターを開
発した。特殊なバインダーで固化した固体タイプの活性炭で,まず浄水器フィ
ルターとして実用化した。(日刊工業 7/4)

■戸田建設・ニチアス
植物栽培培地に天井廃材再利用

戸田建設は,建物の解体工事などで排出される天井材のロックウールを再利用し
た植物栽培培地をニチアスと共同開発した。戸田建設が手掛ける屋上緑化工事
などで活用していく。(日経産業 7/5)

■コーセーコスメポート
3タイプのシート化粧品を発売

コーセーコスメポートは,保湿・美白・抗しわを訴求する3タイプのシート化粧
品“クリアターン”シリーズを発売する。

■東レ・サカイナゴヤ
泥汚れ除去効果を大幅に向上させた新素材を開発

東レこのたび、生地染色加工における同社の協力会社であるサカイナゴヤと共
同で、家庭洗濯では落ちにくい野球やサッカー、テニスなどのスポーツや、子
供の泥遊びなどで付いた泥汚れなどを大幅に除去できる新素材“マッドアタッ
ク”を開発した。

本素材は、汚れ付着における電気的特性に着目するというまったく新しいコン
セプトに基づいて開発したもので、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、アセテー
ト繊維、およびこれら繊維の高混率織編物に高い効果が得られる。
http://www.toray.co.jp/release/news/fiber/nr020704.html

■ネピア
“JAPANの香り”シリーズ

ネピアでは、「和の香り」を商品コンセプトに取り入れたトイレットロール“ネ
ピアJAPANの香り”シリーズから、2002年「夏」限定企画品として、
No.3『渚の香り』を新発売する。No.1「桜の香り」、No.2「茶の香り」
は2002年1月の発売以来,好評で、今回は、香りのテーマを「渚」に決定した。
http://www.nepia.co.jp/topics/japan_nagisa.html

■ライオン
キッチンまわりの3製品をリニューアル

ライオンでは,キッチンまわりに使用する不織布3製品を“リード”シリーズで
のパッケージデザインを統一するなどのリニューアルを行った。“リードチン
するバッグ”“リードアクも油もとるシート”“リードおいしくなるシート”の
3製品。リニューアルにより調理関連市場でナンバー1ブランドの“リード”シ
リーズの強化を図る。

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■日本印刷技術協会
シンポジウム「迫り来る超高齢社会とユニバーサルデザイン」を開催

日本印刷技術協会では,下記の要領でシンポジウム「迫り来る超高齢社会とユニ
バーサルデザイン」を開催する。

すべての人に配慮されたデザインを追求する「ユニバーサルデザイン(UD)」
のコンセプトは、今後の社会のキーワードの1つであり、行政、企業、生活者、
また人間生活工学といった分野の総合的な力の結集が必要とされている。

◆開催日時:2002年8月22日(木)、9:30〜17:00
◆場所:発明会館ホール(東京都港区虎ノ門2丁目9-14、TEL.03-3502-5499)
◆主催:社団法人日本印刷技術協会
◆協賛:社団法人日本包装技術協会、財団法人共用品推進機構
◆定員:150人(定員になり次第締め切らせていただきます)
◆参加費:10,500円(税込み,資料代込み)

◆Schedule
●9:30-9:45 開催にあたっての挨拶
●9:45-10:45 使いやすいモノづくりの指針と施策
 経済産業省 産業技術環境局 標準課 課長補佐 渡邊武夫氏
●10:45-11:45 パッケージにおけるユニバーサルデザイン
 凸版印刷(株)パッケージ事業本部 東京事業部 企画第二部長 山下和幸氏
11:45〜12:45 昼休み
●12:45-13:45 食品パッケージでのUDの展開
 味の素(株)広告部 制作企画グループ長 島崎紘而氏
●13:45-14:45 人間生活工学からのUDの支援
 (社)人間生活工学研究センター 企画普及部 ユーザビリティ・サポート・チーム 係長 畠中順子氏
14:45〜15:00 休憩
●15:00-16:00 UD推進のためのアプローチ より多くの人が使いやすい製品・サービス〜共用品・共用サービスについて〜
 (財)共用品推進機構 専務理事 星川安之氏
●16:00-17:00 パネルディスカッション

申込み・問合せ先
(社)日本印刷技術協会 研究調査部 岡氏
 TEL.03-3384-3113
 E-mail:jforum@jagat.or.jp

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━☆No.7☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆  NONWOVENS REVIEW On-Line
□■□
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2002. 7.15☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

季刊誌ではフォローできない不織布に関する最新の情報を,本誌購読者および
クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆INDEX ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.今週の焦点
2.国内ニュース
3.製品開発
4.催事

┏☆ 今週の焦点 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■経済産業省中小企業庁調査室・第88回中小企業景況調査
全産業ベースの業況判断DIは7.5ポイント上昇

経済産業省中小企業庁調査室は,第88回中小企業景況調査(平成14年4−
6月期の実績及び同年7−9月期の見通しに)をこのほど発表した。同調査は、
全国の中小企業約19,000社を対象に四半期ごとに実施,中小企業の業況判断、
売上、経常利益等の動向についてのDI(前年同期比)を発表している。

それによると,今期の全産業ベースの業況判断DI(前年同期比、「好転」−「悪
化」)は前期(2002年1-3月期)に比べて7.5ポイント上昇し、マイナス幅が縮
小(前期▲50.0→今期▲42.5)した。全産業の業況判断DI(前年同期比)が上
昇に転じたのは、2001年4-6月期以来4期ぶり。また、7.5 ポイントの上昇幅
は、前回景気回復期の6.7ポイント(1999年1-3月期)を上回る。

製造業は、前期にわずかながら上昇に転じた後、今期は9.0ポイントの上昇と
なった(前期▲51.2→今期▲42.2)。9.0ポイントの上昇幅は、前回景気回復期
の8.3ポイント(1999年1-3月期)を上回る。また、今期は、製造業以外の各産
業の業況判断DIも上昇。

卸売業(前期▲52.1→今期▲41.7)が10.4ポイント、小売業(前期▲53.9→今期▲
45.7)が8.2ポイント、サービス業(前期▲41.3→今期▲35.5)が5.8ポイント、建
設業(前期▲46.9→今期▲44.0)は2.9ポイントの上昇となった。

さらに、製造業について、業況判断DI(前年同期比)の動きを業種別に見て
みると、精密機械器具が(前期▲70.5→今期▲44.4)が26.1ポイントの大幅な
上昇となったのをはじめ、鉄鋼・非鉄金属(前期▲73.5→今期▲52.4)が21.1
ポイントの上昇、電気機械器具(前期▲62.2→今期▲43.7)が18.5ポイントの
上昇、化学・石油・石炭製品(前期▲43.9→今期▲28.6)が15.3ポイントの上
昇、一般機械器具(前期▲62.4→今期▲49.0)が13.4ポイントの上昇といずれ
も10ポイントを超える上昇となった。また、これら以外の業種においても、繊
維工業(前期▲49.2→今期▲50.0)を除きいずれもDI値は上昇している。

http://www.meti.go.jp/kohosys/press/0002931/

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■日本不織布協会
新会長に日本バイリーン・田中裕社長が就任

日本不織布協会の第3代目となる新会長に日本バイリーンの田中裕社長が就任し
た。山田忠美前会長(倉敷繊維加工社長)の任期満了に伴う後任人事として,
7月12日に大阪市都島区の太閤園で開催された平成14年度の定時総会で決定し
た。また,3人の副会長のうち,舟橋俊夫氏(西川ローズ取締役副社長)の後任
に金井宏彰氏(金井重要工業取締役副社長)が就任した。

総会終了後,同所で開催された懇親会で田中新会長は大要以下の挨拶を行った。

本日,就任にあたって,当協会の運営に係って,次の2つの点を見据えていこう
と考えている。

ひとつは,「アジア・とりわけ中国市場の動向」への注視である。
中国を競争相手と見るか,マーケットと見るか,各社それぞれの関わり方によっ
て異なると思うが,いずれにしても中国不織布産業の動向と日本の不織布ユーザー
会社の中国への生産シフトの動向を常にウォッチして,迅速に対応していく必要
がある。これは,山田前会長の路線を引き継ぐものである。

もうひとつは,不織布企業としての永遠の課題,「新たな機能開発,用途開発へ
の飽くなき追求」である。
ニッチな分野であれ,あるいは先端分野,あるいはバルキーな分野であれ,環境
ニーズに対応した,技術的なブレーク・スルーに挑戦し続けるということである。
解決は容易ではなく,時間もかかる難しい問題だが,それぞれの規模・体質に応
じた開発ターゲットへの努力傾注が私たちの将来のために不可欠であると思う。

なお同日総会終了後,同所にて「ANNA講演会」が開催され,以下の3題の講演が行
われた。

・基調講演「中国のWTO加盟とその影響」
経済産業省製造産業局通商室室長補佐・冨田正幸氏

・一般講演「デフレ経済下の日本経済と繊維産業の行方」
メリルリンチ日本証券調査部・渡部貴人氏

・同「民間企業における経営変革活動の実際」
東芝e-ソリューション社・経営変革統括責任者・東海林和弘氏

■政府
次世代型燃料電池の開発に着手

政府は,次世代型燃料電池の開発に着手する。心臓部の電解質膜や触媒に高機
能な新素材を活用,発電効率の向上や低コスト化,長寿命化をめざす。
(日刊工業 7/9)

■燃料電池メーカー
実用機を相次ぎ投入

燃料電池メーカー各社の動きが活発化してきた。三洋電機は02年度,1kW機を
50台生産,荏原バラードはカナダ・バラードが開発した世界初の量産機となる
ポータブルタイプを今秋から本格販売する。東芝インターナショナルフエルセ
ルズ(TIFC)は,1kWでの耐久性テストを強化する。(日刊工業 7/9)

■日立製作所
自動車用リチウム電池の実用化にメド

日立製作所は,ハイブリッド車や電気自動車,燃料電池自動車に搭載する,自
動車用のマンガン系リチウムイオン電池の実用化にメドをつけた。10年以上の
使用に耐えるリチウム電池を開発し,環境対応車の普及を急ぐ大手自動車メー
カーに売り込む考え。(日経産業 7/10)

■クボタ
燃料電池をGE系列と開発

クボタは,ゼネラル・エレクトリック(GE)傘下の米国GEフューエルセルシス
テムズ(GEFCS)と燃料電池を共同で開発する。クボタは2001年4月に新環境プ
ロジェクトをスタート,土壌浄化,燃料電池などの事業化を急いでいる。
(日経産業 7/9)

■ニッポン高度紙工業
マレーシアに工場進出

ニッポン高度紙工業は,マレーシアに全額出資子会社を設立する。同社にとっ
て初の海外拠点。主力製品である電解コンデンサー用絶縁紙と電池用絶縁紙を
裁断加工し,東南アジアの需要家向けに短期間に供給するのが狙い。2003年2
月の稼働予定。

■ダイワボウ
難燃性のPP短繊維を開発

ダイワボウは,ハロゲン系の難燃剤を使わない難燃PP短繊維を開発した。塩素
や臭素などの難燃剤を用いないため,燃えても人体に有害なガスが発生しない。
空調機のフィルター向けなど不織布用に売込む。(日経産業 7/12)

■花王
中国に持株会社を設立

花王は、中国市場において、家庭品、化学品などのコア事業を統括する持株会
社として、花王(中国)投資有限公司を設立する。同社は中国において、家庭
用品事業では、上海花王有限公司を通じて洗顔料、シャンプー、衣料用洗剤、
生理用品などの製造販売を、また、化学品事業では、上海花王化学有限公司と
中山花王化学有限公司を通じ、それぞれ化学品の製造・販売を行ってきた。

今回設立された花王(中国)投資有限公司は、これら中国事業全般の統括業務
を行うとともに、中国の既存3会社のサービス業務を一元化する。また、花王
(中国)投資有限公司は、今後、大きな成長が見込める中国市場において、新
規事業への参入機会を検討していく体制も整えていく。
http://www.kao.co.jp/comp/news/2002/07/n20020709_01china.html

■高島屋日発工業
北米にシート工場

トヨタ自動車系の内装品メーカー,高島屋日発工業は北米市場でシート供給体
制を整えた。米インディアナ州でのシート工場を今年末に立ち上げ,同時にメ
キシコでシートカバーの生産を始める。(日経産業 7/9)

■エイケン工業
自動車用フィルターの生産を本社工場に集約

エイケン工業は,フィルターや燃焼機器事業の生産再編を2003年10月までに完
了する。伊勢原工場で生産する自動車用フィルターを本社工場に集約するほか,
フィルターの生産品目も見直す。(日刊工業 7/9)

■帝人ファイバー
合繊再生プラントを外販

帝人ファイバーは,2004年からポリエステルを含む繊維製品を再びポリエステ
ル繊維に戻すリサイクルプラントの販売に乗り出す。処理能力が年数万〜数十
万tのプラントに仕上げ,5年程度での投資回収が可能な価格に設定する。
(日刊工業 7/10)

■日本壁装協会
昨年の壁紙の生産・出荷量を発表

日本壁装協会がまとめた2001年度の壁紙生産・出荷実績によると,塩化ビニル
樹脂製の壁紙の生産量は,6億2,264万9,805m2で,前年度比0.7%減少した。出
荷量は同0.6%減の6億2,611万729m2。
http://wacoa.topica.ne.jp/wacoa/index_toukei.html

■PETトレイ協議会
食品安全性に自主規制

PETトレイ協議会は,使用済みペットボトルを樹脂原料に使用したシートやトレ
イの食品衛生安全性に関する自主規制基準を策定した。基準では食品に使用す
るシート,トレイの表裏には原則的にバージン原料を使うことを定めた。
(日本工業 7/9)

■アシハラ、アスト東海、共立紙業
来年1月目途に共同持株会社を設立

家庭紙卸商のグループ「エージェーシー」メンバーであるアシハラ(富士市)、
アスト東海(名古屋市)、共立紙業(大阪市)の3社はこのほど、来年1月を
目途に完全親会社(共同持株会社)を設立すると発表した。家庭紙卸商では初
めて、物流・情報・営業の広域ネットワーク企業集団として事業運営の一体化
を図る。

新会社の社名は「アストホールディングス(株)」とし、本社は共立紙業があ
る大阪市中央区に置く。会長には共立紙業社長の林大介氏、社長にはアシハラ
社長の高木志哲氏、副社長にはアスト東海社長の糟谷信吉氏が就任し、そのほ
かの役員は共立紙業専務の林裕之氏の取締役就任が決まっている。資本金は1
億円、決算期は6月となる。3社の直近期の年間売上高は、アシハラ142億3,400
万円、アスト東海21億1,800万円、共立紙業142億8,600万円。

■経済産業省製造産業局住宅産業窯業建材課
ソーラーシステム等普及促進対策費補助金の交付希望者を募集

経済産業省製造産業局住宅産業窯業建材課では,民間団体が行うエネルギー使
用合理化建材の導入を促進する事業に対して必要な経費を補助することにより
省エネルギー建材の普及促進を図り、住宅の省エネルギー化・居住空間の快適
性の向上に寄与することを目的とする「ソーラーシステム等普及促進対策費補
助金」(省エネルギー建材普及促進事業に係るものに限る)の交付希望者を募
集する。

問合せ先
経済産業省 製造産業局 住宅産業窯業建材課(担当:高倉、宮川)
TEL:03−3501−9255
FAX:03−3501−6799

┏☆ 製品開発 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■東レ
塩素臭・雑菌抑える水着

東レは塩素臭を付着させない水着用の生地を開発した。光触媒の酸化チタンを
染色工程で繊維の表面に固着し,水着についた塩素臭のもとになる物質を分解
する。(日経産業 7/11)

■新潟テクノ
ディーゼル車の燃費を改善

新潟テクノは,ディーゼル車の燃費を最大30%,黒鉛の排出量を50%低減させ
る特殊鉱物“ノビタ”を完成した。トルマリンを母材にして2種類のセラミック
スと1種類の特殊鉱物を混合した。(日刊工業 7/9)
http://www.niigata-techno.co.jp/

■エクセル
脱臭・空気清浄機を発売

エクセルは,ペットや生ゴミなど,除去が難しかった臭いを脱臭する強力脱臭・
空気清浄機“エアクィーン”を発売する。フィルターを通過した空気に強力な
消臭剤を噴霧し,さらに高い脱臭効果を得られるのが特長。(日刊工業 7/9)

■東セロ
愛犬の排泄物捕集袋を発売

東セロは環境にやさしい愛犬の排泄物捕集袋“イクス・キャッチ(Ex-catch)”
を開発した。愛犬の散歩時の排泄物を「イクス・キャッチ パウチ」という水溶性
の袋で直接キャッチしそのままトイレに流せる清潔で便利な商品。 紙(水解紙)
と、水に溶けるポリビニルアルコールフィルムを張り合わせた。
http://www.tohcello.co.jp/ex-catch/

■工繊大研センター
絹100%紙実用化へ連続生産も成功

細かく切断した繭糸(けんし)を材料にした絹百パーセントの紙“絹シート”
の実用化に、京都市左京区の京都工芸繊維大地域共同研究センター(木村良晴
センター長)が取り組んでいる。すでに徳島県の製紙メーカーと協力、絹シー
トの連続生産に成功しており、同センターは「絹シートは西陣織への応用も可
能で、低迷が続く地場産業の活性化の起爆剤になれば」と話している。
 
絹シートは、50gの繭糸から1m2分の製造が可能。連続生産できるため、製品の
大きさに制約も受けず、織物で難しかった壁面全体の装飾もできる。図柄をプ
リントした絹シートを金糸や銀糸の製造技術を使って1mm幅に切断し、織物に使
えば糸染めの工程などを省略でき、低価格製品の生産も可能という。
(京都新聞 7/8)

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■日欧の繊維機械団体
アジア太平洋地域で大型展示会を共同開催

日本繊維機械協会と欧州繊維機械協会(CEMATEX)は,世界の繊維機械需要がア
ジアにシフトしていることから,両団体がそれぞれアジア太平洋地域で開催し
てきた4年に1度の大型展示会を統合し,今後は両団体が共同開催することで合
意した。

日本繊維機械協会は昨年,4年に1度開催する業界最大の繊維機械展示会「大阪
国際繊維機械見本市」(OTEMAS)を大阪市で開催。一方の欧州繊維機械協会も,
やはり4年に1度の繊維機械展示会「ITMA ASIA2001」をシンガポールで開いてい
る。(日本工業 7/9)


┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━☆No.8☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆  NONWOVENS REVIEW On-Line
□■□
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2002. 7.22☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

季刊誌ではフォローできない不織布に関する最新の情報を,本誌購読者および
クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆INDEX ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.今週の焦点
2.国内ニュース
3.海外ニュース
4.製品開発
5.催事

┏☆ 今週の焦点 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■人とくるまのテクノロジー展 2002
7月23〜25日,パシフィコ横浜で開催

人とくるまのテクノロジー展2002(主催:(社)自動車技術会)があす23日か
ら25日の3日間にわたり,パシフィコ横浜展示ホールで開催される。

本展示会は、国内外の自動車技術者・研究開発者と出展者が実物を介して技術
情報交流を行うために毎年開催されている。また、社会的関心の高い安全技術
や軽量化技術や次世代自動車などのコーナーを設置し、一般への啓蒙活動にも
努めている。入場は無料。

同時開催のフォーラムでは,自動車リサイクルなどの講演会も催される。
http://www.sei.co.jp/hito_car/

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■リネンサービス
介護施設向けの料金が下落

布おむつなどを定期的にクリーニングして貸し出す介護施設向けリネンサービ
スの料金が下落している。老人ホームなど介護施設の数や利用者数は増えてい
るが,参入増に加えて使い捨ての紙おむつの普及で布おむつのリース需要が減っ
ているためだ。リース料はここ4,5年で約2割下っており,布おむつを扱うリネ
ン業者の採算も悪化している。(日経産業 7/16)

■三井化学
学官の権威をアドバイザーに

三井化学は,大学や国立機関の研究者などをアドバイザーに招いて,自社の研
究者とディスカッションする「三井化学技術フォーラム」を新設した。専門家
から助言を受けることで,自社技術を客観的に評価するとともに,新技術,新
製品開発を加速するのが狙い。(日本工業 7/16)

■三菱重工
空調機用フィルターの洗浄装置を開発

三菱重工業は,ハイウェイ・トール・システム,菱明技研の両社と共同で,空
調機用フィルターの洗浄装置を開発した。洗浄からすすぎまで全自動で,汚れ
た水の処理まで同一槽内で行う。(日刊工業 7/17)

■YUASA
タイに自動車用鉛蓄電池の新工場を建設

YUASAのタイ現地法人は,自動車用鉛蓄電池の新工場を建設し,今後7年間かけ
て生産を倍増する。投資額は約5億バーツ(約15億円)。自動車産業の集積が進
むタイで今後見込まれる鉛蓄電池の需要の拡大に対応する。(日経産業 7/22)

■高砂熱学工業
省エネのクリーンルーム空調システム開発

高砂熱学工業は,クリーンルームの消費エネルギーを従来に比べ2割以上削減す
る空調システムを開発した。外気を取り込んで湿度を調整する機能を効率化した。
(日経産業 7/22)

■三晶
新研究所が稼働を開始

三晶が昨年末から総工費4億円をかけて建設していた中央研究所がこのほど完成,
15日から業務を開始した。新研究所は,関西文化学術研究都市の文化学術研究
ゾーンである氷室・津田地区に設置した。

■小津産業
新社長に中田氏が就任

小津産業では,新社長に中田範三常務が昇格した。北村純夫前社長は代表権の
ある会長に就任した。

■紙おむつ類と生理用品のPOSシェア6月ランキング

紙おむつ類は,1位がユニ・チャームで43.8%(前月比2.3%減),2位が花王で
23.5%(同1.0%減),3位がP&Gで15.0%(同3.4%増),4位が大王製紙で10.4%
(同1.3%減),その他が7.3%(同1.2%増)。

生理用品は,1位がユニ・チャームで37.1%(前月比2.7%減),2位が花王で22.3%
(同0.4%減),3位がP&Gで13.9%(同0.2%増),4位が大王製紙で13.0%(同1.1%
増),その他が13.7%(同1.8%増)。(日経流通 7/20)

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■コグネックス
オートメーション・システムの大手Accu-Sort Systems社と製品開発契約を締結

マシンビジョン・システムの世界的なリーディング・サプライヤであるコグネッ
クス社(NASDAQ: CGNX)は、オートメーション・システムの世界的プロバイダで
あるAccu-Sort Systems社と、今後数年にわたる製品開発およびOEM契約を結ん
だと発表した。

コグネックスはこの契約により、今後Accu-Sort Systemsに対し、材料搬送ライ
ン上を高速で移動するパッケージの画像を自動的に取り込み、その画像を解析
して様々なタスクを実行する新しいマシンビジョン製品を開発していくことに
なる。新しく開発されるこのシステムは、様々なパッケージ種類の物理的特徴
の測定、位置検出、OCR、 OCV、パターン・マッチングなどに使用することがで
きる。
http://www.cognex.co.jp/news/news020715.asp

■ジョージア・パシフィック社(米国)
タオル、ティシュなど消費者製品メーカー、CP&P社を10億ドルで分離独立させ
る計画

■中国
中国でスパンレースライン4ライン新設

■ダンウェブフォーミング・インターナショナル社(デンマーク)
中国、中東などにおけるエアレイド受注増に対応するために、新たに従業員38
名、エンジニア5名を雇用

■ゼネラル・タワー社(カナダ)
日本の出光テクノファインの技術を使って合成皮革製品を生産。自動車用の豪
華インテリア素材に使用

■クロペイ・プラスチック・プロダクツ社(ブラジル)
ブラジルのフィルムメーカー、イソフィルム社を買収

■欧州
6月、過去3ヵ月急上昇していたポリプロピレン価格が安定、ポリエステル価格
はわずかに低下

■カスケーズ社(北米)
原材料費の上昇により、7月半ばからポケットティシュ価格を6〜9%値上げ

■BASF社(ドイツ)
バソフィルの熱炎耐性繊維事業を米国の家庭用家具メーカー、マッキノン・ラン
ド・モーラン社に売却

■INDA(米国)
会長のテッド・ウィルツ氏が退任。INDAは後任を人選中

■EDANA(欧州)
理事会の役員を選出。役員を16人から20人に増員

┏☆ 製品開発 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■三井化学プラテック
パルプ100%不織布製のドリップ吸収ペーパー“お・かみさん”を発売

三井化学プラテックは,パルプ100%不織布製のドリップ吸収ペーパー“お・か
みさん”を発売した。ウォータージェットで強度をアップしており,水に強く
破れにくい。(化学工業日報 7/19)

■松下電器産業
空気清浄機“F−P06S1”を発売

松下電器産業は、高い集じん性能と静音性という二律背反する課題に対し、高
い集じん性能はそのままに、最大能力運転時においても業界NO.1 の静音(34
dB)を実現し、あわせて消費電力の大幅な低減を実現した新電気集じん式採用
の空気清浄機“F−P06S1”を8月21日より発売する。

同社は近年業界に先駆け家庭用空気清浄機で高密度のフィルターを搭載し、高
い集じん効率を実現する事で好評を得ている。しかしながら、高密度のフィル
ターは空気抵抗が大きいため風量確保のためファンの回転数を上げる必要があ
り運転音が大きくなってしまうという課題があった。
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn020715-1
/jn020715-1.html

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■第29回国際福祉機器展 H.C.R.2002
9月10日〜12日の3日間,東京ビッグサイトで開催

第29回「国際福祉機器展」が,9月10日〜12日の3日間,東京国際展示場「東京
ビッグサイト」東展示ホールで開催される。出展社数は600社(国内企業500社、
海外企業 100社),入場者数13万人を予定している。

出展製品は次の通り。

1.福祉機器
(1)移動機器、移動補助製品
(手動車いす、電動車いす、電動三輪・四輪車、介助車、歩行器・歩行補助車、
杖、ストレッチャー等運搬器具、移乗補助機器、床走行リフト、天井走行リフ
ト、障害者用自動車運転装置、車いす等用特殊車両、入浴用特殊車両)
(2)ベッド関連用品
(ベッド、マットレス)
(3)入浴用品
(浴槽、入浴用チェア、滑り止め用品)
(4)トイレ・おむつ関連用品
(ポータブルトイレ、便器・便座、防臭剤・消毒剤、おむつ)
(5)日常生活用品
(いす・座位保持/立ち上がり補助用品、テーブル、家具、食事用具・食器、
キッチン、調理器、洗面台、衣類、靴、着脱衣補助具、介護関連用品)
(6)コミュニケーション機器
(補聴器、緊急通報・警報装置、障害者用ワープロ・コンピューター、点字プ
リンター、OA入力・操作補助具、障害者用ソフトウェア、拡大読書器、福祉電
話、FAX、携帯会話補助器、視聴覚障害者用誘導システム)
(7)建築・住宅設備
(スロープ、手すり、エレベーター、段差解消機、階段昇降機)
(8)その他
(歩行等訓練機器、義肢・装具、リハビリ用教材・機器・設備、防災用品)

2.施設用設備・用品
(施設用床材・壁材、洗濯機・乾燥機、消毒機、脱臭器・空気清浄器、介護従
事者用衣類)

3.在宅・施設サービス経営情報システム
(福祉サービス事業に関する財務、経理等のコンピュータシステム、介護保険
ケアプラン・介護報酬請求事務システム)

4.情 報
(福祉関係図書・新聞等)

問合せ先
H.C.R.2002 主催事務局
(財)保健福祉広報協会
〒100-8980  東京都千代田区霞が関 3-3-2 新霞が関ビル
TEL. 03-3580-3052  FAX. 03-5512-9798
http://www.hcr.or.jp

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━☆No.9☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆  NONWOVENS REVIEW On-Line
□■□
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2002. 7.29☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

季刊誌ではフォローできない不織布に関する最新の情報を,本誌購読者および
クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆INDEX ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.今週の焦点
2.国内ニュース
3.海外ニュース
4.製品開発
5.催事

┏☆ 今週の焦点 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■経産省
韓国およびび台湾産ポリエステル短繊維の一部に対するダンピング調査を公表

経済産業省(貿易経済協力局特殊関税等調査チーム)は韓国び台湾産ポリエス
テル短繊維の一部の輸入に対し、WTO協定及び関税定率法第8条に基づくア
ンチダンピング調査を進めてきたが、今般、調査を終了しその最終決定を公表
した。

それによるとポリエステル短繊維については,不当廉売の事実,損害の事実お
よび因果関係の事実があり,かつ日本の産業を保護する必要があると認められ
たことから,台湾および韓国のポリエステル短繊維供給者のうち,ダンピング
の事実が認められなかった4者を除き,定められた不当廉売差額の率により不当
廉売関税を課することが適当であるとの結論に至った。
http://www.meti.go.jp/topic/data/e20726aj.html

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■経産省
人間生活指向型製品の製造・販売に係る経済的効果等に関する調査研究を発表

経済省はこのほど、企業が人間生活指向型製品を製造・販売することによる経
済効果に関して、調査した結果を取りまとめた。わが国では近年、消費者ニー
ズの多様化や急速な高齢化の進展などを背景に、生活者の視点を重視したモノ
づくりの在り方が以前にも増して求められており、いわゆる人間生活指向型製
品への期待が高まっている。

しかし企業がそうした製品の開発・販売に取り組む場合、そのメリットや費用
対効果が必ずしも明瞭ではなく、これが人間生活指向型製品に対する消極的な
姿勢として表れている面も否定できない。そこで企業にどういう経済的メリッ
トがあるかについて調査・分析し、これら製品の普及促進を図ろうというもの。
http://www.meti.go.jp/kohosys/press/0002928/

■経産省
「自動車リサイクル部品活用促進調査」の結果を発表

経済産業省自動車課では,自動車リサイクル部品の普及促進を図るためには、
整備事業者を通じて自動車ユーザーに品質情報や保証内容が正確に伝わること
が重要と捉え,そのためリサイクル部品事業者が整備事業者に提示する品質表
示と保証内容に関するガイドラインを、自動車リサイクル部品の関係者が協力
して自主的に策定していくことを提言し、その方向性と内容に関する考え方を
提示した。
http://www.meti.go.jp/press/index.html

■対米自動車輸出
国内5社,11年ぶりの高水準

米国向けの自動車輸出が11年ぶりに180万台を突破する勢いだ。トヨタ自動車な
ど国内メーカー大手5社の2002年上半期(1〜6月)の対米自動車輸出台数は前年
同期比17.5%増となった。国内販売の低迷が続くなか,輸出が国内生産の好調
を支える構図が鮮明になっている。(日経 7/24)

■ホンダ
燃料電池車が世界初の米国政府認定を取得

Hondaの燃料電池車「FCX」は、米国における販売の要件である米国環境保護庁
(Environmental Protection Agency:EPA)とカリフォルニア大気資源局
(California Air Resource Board:CARB)の認定を燃料電池車として世界で初
めて取得した。
 
今回の認定の取得と日米における走行試験の成果を踏まえ、日米での販売を当
初計画より前倒しし、2002年末をめどに開始することとした。当初2〜3年で日
米あわせて30台程度の限定販売を計画している。水素供給などのインフラ状況
から、当初の販売地域は日本では首都圏地域、米国ではカリフォルニア州に限
定する。販売方法はリースとし、リース料、条件等は、今後決定する。
http://www.honda.co.jp/news/2002/4020725-fcx.html

■日本ダイアパー事業振興会
貸しおむつサービスのアンケート調査を実施

貸しおむつサービスの業界団体,日本ダイアパー事業振興会は会員事業者など
102社を対象にアンケート調査を実施した。それによると,現在の経営課題とし
てもっとも多かった回答は,「販売単価の下落」(約55%)で,2年前の前回
調査に引き続きトップだった。(日経産業 7/23)

■カネボウグループ
高機能繊維素材を相次ぎ投入へ

カネボウグループは,高機能な繊維素材を相次ぎ開発,今月から順次発売する。
カネボウ合繊では,マイナスイオンが自然発生する微粉化した天然特殊セラミッ
クスを練り込んだアクリル系繊維を,また,カネボウ繊維では,ビタミンCの素
であるプロビタミン剤を生地に付与した新素材をそれぞれ開発した。
(化学工業日報 7/23)

■日本特殊塗料
自動車用軽量防音材を増産

日本特殊塗料は,自動車用軽量防音材を増産する。このほど静岡工場(静岡県
浜岡町)に9億円を投じ新ラインの建設に着手し,10月の稼働をめざす。
(日経産業 7/23)

■NECトーキン
中国にリチウムイオンの新工場

NECトーキンは,中国にリチウムイオン電池の新工場を建設する計画を明らかに
した。9月をメドに場所を選定し,2003年中の稼働をめざす。(日経産業 7/25)

■ファーストリテイリング
フリース商品のリサイクルを開始

“ユニクロ”を展開するファーストリテイリングは今月,フリース商品のリサ
イクルを本格的に開始した。昨秋から全国の店舗で回収を始めた不用フリース
約5万点を,土木工事用のシートに作り替える。(日経流通 7/23)

■東京農工大
耐熱性に優れたリチウム電池用電解膜を開発

東京農工大では,耐熱性に優れたリチウムイオン二次電池用電解膜を開発した。
現在の製品はセ氏約60度が上限だが,新開発の膜なら同約400度でも電気が安定
して流れる。(日経産業 7/23)

■テックコーポレーション
使用済み紙おむつを蒸し焼き

テックコーポレーション(広島市)は,オークス(一宮市)と共同で,病院な
どで出される使用済み紙おむつを水蒸気で炭化する装置を開発した。一度に150
リットル,約150枚の紙おむつを600度Cの水蒸気で蒸し焼きにし,4時間半で7.5
リットルに減容,炭化する。(日刊工業 7/26)


■リンテック
御殿場工場を閉鎖、100名の早期希望退職者を募集

粘着紙最大手のリンテックは7月15日に開催した取締役会で、御殿場工場の閉
鎖をはじめとする生産拠点の再構築と、これに伴う余剰人員対策として希望退
職者の募集を行うことを決定した。

同社は現在、今期を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画に取り組んでいるが、
この間にも経営環境が厳しさを増していることから、生産体制の見直しや人員
削減、物流の見直しなどのコストダウン策を逐次、追加実施してきている。そ
して、新たに早期希望退職者優遇制度を設けて退職制度を拡充することとし、
今回の御殿場工場閉鎖に伴う余剰人員対策として実施する。

■クラレ
パワロンRボードの新製品開発

クラレは繊維補強複合材料であるECC(Engineered Cementitious Composite)
向けに、機械的物性や繊維表面特性を改良した新タイプの高強度ポリビニルア
ルコール繊維「クラロンK-U」をパワロンRと命名し、同繊維で補強された高靭性
セメントボードパワロンRボードの開発に成功し、販売を開始した。

パワロンRボードは、抄造方式によって製造された薄くて靭性に富んだ板状セメ
ント系材料で、このたび、株式会社大林組が開発したスムースボード工法(高
靭性ボード埋設型枠工法)並びに鉄建建設株式会社が開発したリディーム工法
(高靭性マット及び高靱性ボード補強工法)に採用された。

■旭化成
軟質塩ビ代替向け新規ポリマー素材「S.O.E.−SS」の開発・事業化

旭化成は、エラストマー事業を競争優位事業と位置付け、積極的に事業の強化
・拡大を進めている。この方針に基づき、当社は、独自の技術に基づく新しい
高機能エラストマー製品の開発に注力しており、ここ数年、数々の新規製品を
開発、事業化してきており,このたび、塩ビ樹脂の代替素材として有望な新規
ポリマー「S.O.E.−SSシリーズ」を開発、事業化を開始した。

■日本板硝子
ガラス長繊維事業を分社化し新会社設立

日本板硝子は,ガラス長繊維事業を会社分割し、新会社に承継する。そして新
会社の株式の60%をSaint −Gobain Vetrotex Int
ernational社に譲渡することを決定した。

新会社はSaint−Gobainグループのグローバルな供給力を活用し、
輸入品の拡大、特化による国内生産の効率アップ、コスト削減を計る。また、
両社の技術力、研究開発力を活かし、商品の品質、性能の向上により事業の拡
大、採算の向上を目指す。

Saint−Gobain グループは世界有数のガラス長繊維メーカーであ
り、日本に生産拠点を持ちアジアにおける事業発展を目指す戦略を推進する狙
いから合意に至った。

新会社の概要
商号 エヌエスジー・ヴェトロテックス株式会社
事業内容 ガラス長繊維製品の製造・販売
設立年月日(予定) 平成14年9月2日
本社所在地 三重県津市
代表者 安田 彰(Saint−Gobain グループからの派遣)
資本金 10億円
http://www.nsg.co.jp/nsg/menu/press/2002/072302.html

■小津産業
中田範三現常務が社長昇格

小津産業は7月17日開催の取締役会で、中田範三現常務の社長昇格を決議した。
北村純夫現社長は代表権を持つ会長に、また長谷川識現代取副社長は代取副会
長に、それぞれ就任する。就任予定日はいずれも8月27日。
 
新社長の中田範三(なかた・のりみつ)氏は1948年2月5日生まれの54歳。66
年3月小津洋紙店入社。93年12月小津産業第三営業部長、98年8月同取締役、
2001年8月常務−第二営業部、第三営業部担当兼第二営業部長就任、現在に至
る。
 
他方、同社は来る8月27日付で、洋紙・板紙を取り扱う「第二営業部」と不織
布を取り扱う「第三営業部」を統合して「機能素材営業部」とし、また家庭紙
・日用雑貨を取り扱う「第一営業部を「生活関連営業部」に改称、従来三つあっ
た営業部門を二つに組織変更する。
 
この組織変更の背景には、洋紙・板紙を販売する第二営業部の市場環境が、こ
こ数年の業界再編などによって厳しさを増していることが挙げられる。そこで、
この部門を多様な加工製造ノウハウを持つ不織布部門と統合することにより、
スケールを追求する原紙の卸売事業から、付加価値の高い紙の最終製品を供給
する事業へと根本的に変革し、高い収益性の確保を目指していくことが狙い。
同社ではこうした事業構造の変化に合わせ、「よりフラット化した組織によっ
て一層の効率化と迅速な経営を推進していくとしている。

■ネピア
〔役員陣容=6月28日〕
▽代取社長・尾ア啓▽副社長・社長補佐、業務本部管掌、海外事業管掌、ネピ
アトレーディング担当・山本惇夫▽専務−営業本部管掌(昇任)・山下洋志▽
常務−業務本部長・戸津要一郎▽同−営業本部長・田中美行▽同−営業本部副
本部長(東日本担当、昇任)・芳竹勝也▽取締役(王子製紙執行役員−生産本
部長、非常勤)・清田憲正▽同−営業本部副本部長(西日本担当)・山本吉秀
▽同−営業本部副本部長、ネピアテンダー担当・平松秀明▽同−業務本部副本
部長、管理、経理、財務担当・織田健二▽同−業務本部副本部長、総務・人事、
業務、仕入担当・久保広太郎▽同−商品開発センター長、技術担当、お客様相
談室担当・益田久和▽常任監査役・豊川信郎▽監査役(王子製紙生産本部徳島
工場長、非常勤)・菊田倶光▽同(同事業統括本部企画管理部長、非常勤)・
澤田史朗

■日本自動車工業会
6月の自動車生産実績
 
6月の四輪車生産台数は841,713台で、前年同月の854,690台に
比べ12,977台・1.5%の減少となり、3カ月ぶりに前年同月を下回っ
た。

乗用車の生産は698,499台で前年同月比2.0%の減少となり、6カ月
ぶりのマイナス、トラックは137,671台で同0.9%の増加となり、1
0カ月ぶりのプラス、バスは5,543台で同0.1%の減少となり、6カ月
ぶりのマイナスとなった。

■国土交通省
5月の住宅着工件数が全体に増加

経済指標の一つとされている住宅着工件数がこのところ、比較的好調に推移し
ている。5月を見ると、持家・貸家・分譲住宅とも増加となったため、住宅着
工は全体でも増加となった。新設住宅の総着工戸数は10万6,110戸で前年同期比
+5.8%、3ヵ月ぶりの増加となった。新設住宅着工床面積は979万2,000m2、前
年同期比+3.2%で17ヵ月ぶりの増加。

持家は3万4,270戸、前年同月比+1.5%、2ヵ月連続の増加となった。貸家は
4万2,730戸(前年同月比+12.0%)で2ヵ月連続の増加、分譲住宅は2万8,408
戸(同+1.9%増)で3ヵ月ぶりの増加となっている。

■日本プリント回路工業会

日本プリント回路工業会は,2001年の銅張積層板の購入量実績をまとめた。そ
れによるとプリント回路メーカーが2001年に購入した銅張積層板の数量は,
41,351m2 と前年に比べ36.4%の大幅減少となった。
http://www.jpcanet.or.jp/

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■米カリフォルニア州
自動車の温室効果ガス規制が成立

米カリフォルニア州でこのほど,自動車から排出される温室効果ガスの削減を
めざす法律が成立した。自動車メーカーは,2009年モデルからの対応が義務づ
けられる。(化学工業日報 7/25)


┏☆ 製品開発 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■クラレ・協和・ヒカリシューズ
“クラリーノ”製 キッズ“ドレスシューズ”を新発売

ランドセルメーカーの協和では、このたび初めての試みとしてシューズを販売
する。その第一段として就学前や小学生男女向けに“クラリーノ”製の“オリ
ビエ“ドレスシューズ”を8月1日から新発売する。オリビエ“ドレスシューズ”
は、協和と人工皮革のトップメーカーであるクラレ、製靴メーカーであるヒカ
リシューズが共同で開発した。

■ユニチャーム
紙オムツ“マミーポコ コットン通気”を改良発売

ユニ・チャームは、顧客のニーズに応え新たに背中の「ズレモレ」、「スキマ
モレ」を解消する「フィットパット」を採用した“マミーポコ コットン通気”
を改良新発売する。活発に動きまわる赤ちゃんが、どんなに動いても背中の
「フィットパット」が伸縮してぴったりフィット。立ったり座ったり、どんな
姿勢でもスキマをつくらず、ズレ、モレにさらに安心。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html

■P&G
「吸収ロックシステム」と新採用の「ブルーライン」で横モレへの安心感を与
える“ウィスパーネオ”改良新発売
 
P&Gは、吸収力が高く、逆戻りを防ぐ「吸収ロックシステム」と新しく横モレ防
止に安心感を与える「ブルーライン」を採用した“ウィスパーネオ・ネオスリ
ム”(昼多い日用/座るときガード/朝までガード)を8月上旬より全国で新発
売する。

■滋賀殖産・東レ
繰り返し使用可能な成人介護用おむつ

滋賀殖産は,繰り返し使用可能な成人介護用おむつ“アートレイ”を親会社の
東レと共同開発した。表面(肌面),中間層(吸水層),外側(防水層)の3
層を一体化した。(日経流通 7/27)

■三菱レイヨン
業務用清水器“クリンスイMP02シリーズ”を発売

三菱レイヨンは、さまざまな使用ステージに応じて選べる業務用清水器“クリ
ンスイMP02シリーズ”を2002年7月25日から順次発売し、業務用浄水器市場
での展開を一層強化する。厨房機器卸、設備機器メーカー、飲食店、ホテル
チェーンなどを対象に販売展開を行い、初年度1万5千台の販売を見込む。

このたび発売する“クリンスイMP02シリーズ”は4タイプを揃え、大流量
を確保したい洗米器などの加熱調理用途や、濁りを除去したい自動販売機用途
など、それぞれの使用ステージで最適のタイプが選べる。さらに、縦置きだけ
でなく横置きも可能となり、コンパクトに設置できる。
http://www.mrc.co.jp/press/p02/020717.html

■松下電工
やわらか繊維で肌に低刺激なホットカーペットを発売

松下電工では、カーペットカバーに、極細やわらか繊維を使用した低刺激でア
レルギーや敏感肌の方におすすめのアレル減カバーを採用。VOC(揮発性有
機化合物)の発生が気になる接着剤も一切使わない、ナショナルホットカーペ
“備長炭カーペ・アレル減タイプ”を、2002年8月1日より発売する。

■ポーラ化粧品
ナイロンとウレタンを使った化粧品用積層フィルムを発売

ポーラ化粧品研究所では、化粧用パップ剤の支持体に今までにない新規な積層
フィルムを開発した。ハップ剤タイプの商品開発に活用していく。市場では、
美白あるいは保湿などを訴求したハップ剤タイプの商品が増えてきている。

それらハップ剤の多くは、コットンやPET等を素材とした不織布が用いられ
ている。同社ではこれまでの不織布とは異なり、ナイロンとウレタンの積層フィ
ルムをハップ剤の支持体として活用する。このような積層フィルムを使用した
ハップ剤タイプの商品は業界で初めて。

■キーコーヒー
3〜4杯型の簡易抽出型レギュラーコーヒーを発売

キーコーヒーは,簡易抽出型レギュラーコーヒーで業界初の大型商品を発売す
る。各社の商品はすべテ1杯分タイプだが,同社では3〜4杯分の大型を商品化。
オフィスやファミリーなど新たに客層を開拓し,シェア拡大を狙う。
(日経産業 7/24)

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■日本不織布協会
不織布講座を東京・大阪・川之江で開催

日本不織布協会では,「不織布の基礎講座」を東京・大阪・川之江の3カ所で開
催する。講師は同協会関西支部の日向明支部長が務める。開催日時など概要は次
の通り。参加費は一人当たり7,000円(テキスト代含む)

四国地区:9月9日,愛媛県紙パルプ工業会館(川之江)
関西地区:9月12日,大阪府立女性総合センター(中央区)
関東地区:9月19日,総評会館(千代田区)

問合せ先
日本不織布協会
東京:03-5688-4041
大阪:06-6945-4088

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━