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■□◆  NONWOVENS REVIEW On-Line
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2002. 11.5☆━

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┏☆INDEX ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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1.今週の焦点
2.国内ニュース
3.製品開発
4.催事

┏☆ 今週の焦点 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■日本自動車工業会
2002年度上期の自動車輸出実績を発表

日本自動車工業会は,2002年4〜9月分の自動車輸出概況を発表した。そ
れによると,当期の四輪車輸出台数は2,355,731台で、前年同期の2,
082,954台に比べると272,777台、13.1%の増加となり、上
半期として2年ぶりのプラスとなった。 
 
輸出金額は、車両分345億6,005万ドル、部品分109億3,868万
ドルの総額454億9,873万ドルとなり、前年同期の397億5,624
万ドルに比べると57億4,249万ドル、14.4%の増加であった。 
http://release.jama.or.jp/sys/news/detail.pl?item_id=174

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■日本大学人口研究所
合計特殊出生率が1.24に低下

日本大学人口研究所は,1人の女性が生涯に生む子供の数(合計特殊出生率)は
2017年に1.24と政府推計を超えて下がる,という推計をまとめた。晩婚・未婚
化傾向が続くと見ているためで,公的年金財政は政府見通より悪化する恐れが
大きいとしている。(日経 10/29)
http://www.eco.nihon-u.ac.jp/research/nuprihp/nupri.htm

■東京都立産業研究所
バナナの茎を紙,糸・織物に再利用

東京都立産業研究所は,名古屋市立大学,多摩美術大学,ノーザン・カリブ大
学(ジャマイカ),ハイチ大学と共同で,大量に廃棄されているバナナの茎部
を資源として紙や糸・織物に再利用する技術を開発した。(日刊工業 10/31)
http://www.bananaproject.com/jp/

■王子製紙
P&G 蘇州工場を買収

王子製紙は、プロクター・アンド・ギャンブルグループの中国での製紙工場で
ある「蘇州宝潔紙品有限公司」の100%持株会社であるB&C インターナショナル
社の株式買収契約をP&G 香港と締結した。

今回の買収により王子は、中国市場の中でも最大の消費地である上海地区に家
庭用紙製品の生産拠点を確保することになる。
http://www.ojipaper.co.jp/comp/pdf/0210282.pdf

■ダイニック
中国の保税区に販社

ダイニックは今月,中国・上海市の保税区に産業用繊維素材などを販売する現
地法人を設立する。現地工場や日本の製品を中国やアジアに販売する。
(日経産業 11/5)
http://www.dynic.co.jp/

■KSシステムズ,王子製紙
紙繊維事業の新会社「王子ファイバー株式会社」を設立

KSシステムズと王子製紙が3年前から研究開発・市場調査を続けて来た紙繊
維「OJO+」(オージョ)事業は、今般事業化の目処が立ったことからベン
チャー企業として新会社「王子ファイバー株式会社」を発足させて本格的な展
開を図ることとなった。

「OJO+」はマニラ麻を原料とする紙から出来た糸で、従来の麻と比較して
「軽量」、「毛羽が無く肌触りが良い」「吸湿吸汗性に優れている」などの特徴があ
り、また天然繊維のため環境にも優しい繊維。ファッション衣料・スポーツ衣
料全般を主なターゲットとして展開していく。
http://www.ojipaper.co.jp/news/cgi-bin/news_view.pl5?article=20021028_001

■東レ
ナノ構造制御技術によるナノファイバーを開発

東レは、繊維の細さの極限追求において、従来の極細繊維(一本一本の繊維の直径
が数ミクロンオーダー)よりも繊維径が2桁細い、ナノオーダーの単糸で構成され
たマルチフィラメント形状の「ナノファイバー」を得る新技術を創出した。

この技術は、東レが得意とする繊維形成技術にナノ構造制御技術を組み合わせる
ことによって、従来技術の延長線では到達し得なかった極限の細さを実現させた
ものであり、ナイロンやポリエステルなどの汎用ポリマーに適用できると共に、
既存設備を利用して生産できる汎用性に優れた技術である。

今般この技術を用いて、繊維径が数十ナノメートルの単糸数140万本以上から成
るナイロン・ナノファイバー(44dtex)の開発に世界で初めて成功した。このナノ
ファイバーは、従来の繊維に比較して非常に大きな表面積を持つことから、繊維
表面が持つ特殊機能が発現し、従来にない新素材の開発が期待できる。 また、本
技術は既に特許出願済みであり、基本特許が取得できる見込み。
http://www.toray.co.jp/release/news/fiber/nr021031.html

■小松精練
保温・防臭性を高めた繊維を開発

染色大手の小松精練は,銀を使って蓄熱保温と抗菌防臭の効果を高めた繊維“エ
ステディーマAg”を開発,販売を開始した。鱗状の銀がポリウレタンの超薄膜
フィルム全体に並ぶように加工した。(日経産業 10/30)
http://www.komatsuseiren.co.jp/

■旭化成
アクリル繊維事業を撤収

旭化成は、このたびアクリル繊維事業(“カシミロン”<アクリル短繊維>、
“ピューロン”<アクリル長繊維>、“ラスタン”<アクリル耐炎繊維>)からの
撤収を決定した。

同社はアクリル繊維事業の再構築に努力してきたが、新中期経営計画“ISH
IN-05”に沿って、選択と集中の加速、高収益事業群の拡大を進め、繊維事
業の構造改革を実現するためには、同事業を撤収せざるをえないと判断した。
今後は繊維事業においては、スパンデックス、不織布などの競争優位にある事
業の拡大を通じて収益力を強化していく。
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2002/fi021029.html

■旭化成
人工皮革を欧州で拡販

旭化成は,人工皮革を欧州で拡販する。摩耗などに強い人工皮革を開発し,現
地自動車メーカーに売り込む。2001年度に約50億円だった同事業の売上を2005
年度に60億円にする。(日経産業 10/31)

■トヨタ自動車
北米に6番目の工場を建設

トヨタ自動車は,米国テキサス州サンアントニオ市に新たな車両工場を建設す
る計画を固めた。早ければ05年に稼働する。北米では同年稼働のメキシコ工場
を含め6拠点目の車両工場となる。生産能力は年間10万台規模で,大型ピック
アップトラックとスポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)を生産する計
画。(日刊工業 11/1)

■鹿島
天然繊維で海底軟弱地盤を改良

鹿島は,天然繊維を使って海底の軟弱地盤を改良する工法を開発した。建造費や
維持費が嵩む専用作業船を使わず,陸上の建設機械を転用できるようにした。
(日経産業 10/29)
http://www.kajima.co.jp/

■福助工業
高機能包装材開発を加速

福助工業は,合成樹脂フィルム・シート,不織布,紙などの基材を複合化した
包装資材製品の開発を本格化する。高付加価値分野,機能性フィルム分野の深
耕により汎用フィルム依存からの脱却を図る。

その一環として,不織布をベースに備長炭をコーティングし,脱臭機能を付与
したクリーニング袋を実用化している。(化学工業日報 11/1)


■呉羽化学と大日精化
熱膨張性マイクロスフェアーなど発売

呉羽化学工業と大日精化工業は、かねてより共同開発していた熱膨張性マイク
ロスフェアーおよびその加工品の製造販売をこの度本格的に開始する。

呉羽化学が特徴ある重合技術を生かしマイクロスフェアーの製造を行い、大日
精化がプラスチック、塗料、印刷インキなどへの加工技術を生かしマイクロス
フェアーの応用開発を行う。また、市場開発は呉羽化学と大日精化が共同して
行い、マイクロスフェアー単体および加工品は商品名“ダイフォーム”として
大日精化が販売する。
http://www.kureha.co.jp/topics/h141031-2.htm

■ニチメン
豊田通商にダイハツ関連事業を譲渡

ニチメンと豊田通商は、2002年11月1日をもってニチメンのダイハツ工
業関連事業を、豊田通商に譲渡することに合意した。ニチメンと豊田通商は、
ニチメン大阪自動車部門のダイハツ関連事業・組織について協議を重ね同事業
のさらなる発展のためには、豊田通商への譲渡が最も適切と判断し、今回の譲
渡に至った。
http://www.nichimen.co.jp/news/2002/0014.html

■ユニチャーム
各種キャンペーンを実施

ユニ・チャームはフトンをぬらさない安心おねしょパンツ“オヤスミマン”で、
おねしょをしなかった日にオリジナルの「ごほうびシール付き2003年カレ
ンダー」を全品のパッケージに付ける企画品を発売する。プーさんと仲間達が
デザインされた、オリジナルの2003年卓上カレンダーで,プーさんの笑顔
がデザインされた、オリジナルのごほうびシールがついている。

また同社では昨年,“ソフィ”ブランドから発売した“ソフィ ボディフィッ
ト 瞬間ガード・熟睡ガード・超熟睡ガード”3品を,期間限定で増量企画を
実施する。

さらに,“ムーニー”ブランドの対象商品をお買い上げの方に、抽選でプーさ
んのオリジナル商品をプレゼントする。(1)プーさんリラックスグッズプレゼン
トと、(2)プーさんプチコレクションプレゼントの2種類がある。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html

■JETRO
来年10月に解散,「日本貿易振興機構」として新発足

日本貿易振興会(JETRO)は03年10月1日付で解散し、新たに独立行政法人日本
貿易振興機構として発足する。新法人はわが国貿易の振興事業を実施するとと
もに、アジア地域などの経済関連の諸事情について調査研究・その成果の普及
を行い、貿易の拡大および経済協力の促進に寄与する。

解散する日本貿易振興会の業務のうち、輸入促進事業についてはさらに一部廃
止を図るが、対内直接投資促進、中小企業の海外ビジネス支援事業にはさらに
重点を置くこととしている。
http://www.jetro.go.jp/top-j/

┏☆ 製品開発 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■日本バイリーン
JP社と天然繊維不織布によるバフマシン用フロアパッドを共同開発

日本バイリーンは,米国の大手業務用床ワックス,洗剤メーカーの日本法人で
あるジョンソン・プロフェッショナルとサイザル繊維を使用した不織布による
床面光沢復元専用マシン用フロアパッドを共同開発し,“Jontec シャイニング
パッド−バフ用−”の商品名で清掃業界向けに11月1日から全国販売を開始し
た。

同製品の主な特徴は以下の通り。
(1)サイザル麻(龍舌蘭科)の葉の繊維を使用した不織布の3層構造(カード法)
(2)スーパー,オフィスビル,病院 などの主に化学床に使用するバフマシンの
専用品としての仕様が可能
(3)高い耐久性と超光沢復元力
(4)柔軟性に富み,凹凸のある床面に対しても優れた追従性を発揮
(5)天然繊維のため一般ごみとして扱える環境配慮型製品
http://www.vilene.co.jp/

■日本製紙
縦・横方向に15〜30%伸びる紙“ウェイビーウェイビー”を発売

日本ユニパックホールディンググループの日本製紙は、世界一伸びる紙の製造
設備を旭川工場に新設し、2003年6月から生産を開始、新製品“ウェイビー
ウェイビー(WAVYWAVY)”のブランドで、国内に販売を展開する。ま
た、主としてアジア地区への海外展開もはかる予定。

"伸びる紙" として国内で販売されている製品は、これまで最大10%程度し
か伸びることができなかった(印刷用紙などの伸びは3〜5%程度でしかな
い)。新製品“ウェイビーウェイビー”は、抄紙機で製造する際、パルプ繊維
を折りたたんで作るため、力が加えられても破れずに縦・横方向に15〜30
%も伸びる特徴を有している。
http://www.nipponunipac.com/news/news02103002.html

■東レインターナショナル
衿の汗じみ変色が起きにくい形態安定ドレスシャツ“清潔・衿”を発売

東レインターナショナルは、消費者から苦情の多かった「衿の汗じみ変色」の
メカニズムを業界で初めて解明し、その発生を大幅に抑えた形態安定ドレスシャ
ツを開発した。来年4月から“清潔・衿”としてメンズウェア専門店や量販店、
カタログ販売会社から広く販売を開始する。

近年ドレスシャツの大半を占める形態安定シャツは、衿部分の芯地に「永久接
着芯地」を使用していることにより、汗等により衿部分が変色する問題があっ
た。この「衿の汗じみ変色」の原因は、芯地と表地を接着しているポリエチレ
ン樹脂が、家庭やクリーニング店でアイロンをかけた場合にその熱で溶け出す
ことがあり、その溶けた樹脂が、家庭洗濯やクリーニングで完全に落ちずに残っ
た汗に含まれる「脂分」に誘導され、生地表面に浮き出て再び固まり、光の屈
折で変色したように見えることによる。

そこで“清潔・衿”は、汗じみ変色の原因となる汗が衿部分の表地に残らない
ようにした。そのために、芯地に汗が吸収されやすいように、芯地を構成する
繊維を表地の繊維より細くして毛細管構造にすることや、表地の肌に接触する
部分以外に撥水防汚加工、芯地に吸水防汚加工を施した。また、接着樹脂を工
夫し、高温のアイロンがけにより接着樹脂が溶け出しても流れにくく、表地に
浸透しにくいようにした。これにより「衿の汗じみ変色」を大幅に軽減し、清
潔な外観を長く維持できる。
http://www.toray.co.jp/release/news/fiber/nr021101.html

■ヨコイ
ビタミンを吸収できるマスク

ヨコイは,肌から直接ビタミンを吸収できる花粉防止&美肌マスク“ビタミン
ECマスク”を発売した。ビタミン誘導体を不織布に付着させた。
http://www5.mediagalaxy.co.jp/yokoi/

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■四国紙パルプ研究協議会
平成14年度第2回講演会を開催

四国紙パルプ研究協議会(石川久雄会長)は,平成14年度第2回講演会を12月3
日午後,高知県立紙産業技術センターで以下の内容で開催する。

(1)「ガーデニング防虫シートの開発」高知県立紙産業技術センター技師・森澤純氏
(2)「紙・不織布リサイクル化製品及び紙布の開発」高知県立紙産業技術センター
主任研究員・近森啓一氏
(3)「生分解性樹脂と紙との複合化−エマルジョン塗工紙の物性に及ぼす熱処理
の影響−」愛媛県製紙試験場主任研究員・高橋雅樹氏
特別講演「特殊機能性ならびに感性指向の紙と不織布」技術士(繊維部門)松尾
達樹氏

問合せ先
高知県立紙産業技術センター
TEL088-892-2220 FAX088-892-2209

■日本繊維機械学会
講演会「元気印企業に学ぶ」を開催

日本繊維機械学会は,講演会「元気印企業に学ぶ」を12月10日(火)(1
3:30〜17:00)大阪科学技術センターで開催する。

わが国の繊維産業が諸般事情により低迷しているなかで、ますます元気に活動
を展開している企業が多数ある。これらのなかでも際だって元気な企業の代表
から、それぞれの戦略と方策を語ってもらう。

1.「ダン」ネットワークシステムとマーケティング戦略−(株)ダン常務取締役 
丸川博雄
2.世界に駆ける夢を紡ぐ−大正紡績(株)営業部部長 近藤健一
3.タオルの海外市場への進出−池内タオル(株)代表取締役 池内計司
4.日本初の素材メーカーの戦略とデニムマーケット−カイハラ(株)代表取締役 
貝原良治
http://wwwsoc.nii.ac.jp/tmsj/japan/planning/koenkai.html

■王子ファイバー展示会2003
11月7,8の両日,王子製紙本館で開催

王子製紙,王子ファイバー設立準備室,KSシステムズによる「王子ファイバー
展示会2003」が11月7〜8日の2日間,王子製紙本館6階会議室で開催される。

第3の繊維“ナチュラル・フィラメントファイバーOJO+<王女>”による各
種製品などが展示される。
http://www.ojipaper.co.jp/news/cgi-bin/news_view.pl5?article=20021028_001

■日本トイレ協会ほか
トイレ・水循環全国シンポを京都市で開催

日本トイレ協会、京都市の共催による「トイレ・水循環全国シンポジウム」が
11月11・12日の2日間、京都市の京都会館および京都市勧業館「みやこめっせ」
において開催される。これは「第3回世界水フォーラム」(03年3月16日〜23
日)のプレイベントとして開催されるもので、テーマは“21世紀にトイレは何
を目指すのか”。

桝本頼兼京都市長が挨拶するほか、国連環境計画国際環境技術センターのス
ティーブ・ホールズ所長の基調講演のほか、基調報告や話題提供などが予定さ
れている。
 
また12日午後には現地見学会が行われるが、この中のBコースは現存する日本最
古のトイレである東慶寺の東司が見学できる。ふだんは外からしか見えないが、
今回は特別に中に入って見ることができる。なお今回は、第18回全国トイレシ
ンポジウムも併催されることになっている。
http://www.toilet.or.jp/main.html

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
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━━☆No. 24☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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3.海外ニュース
4.製品開発
5.催事

┏☆ 今週の焦点 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■2002年度経済財政白書
−改革なくして成長なしII−
 
2002年度の年次経済財政報告(経済財政白書)が閣議に提出された。不良債権
が景気の自律回復力を弱めていると分析。資産デフレとの悪循環が起きており、
良い事業と清算すべき事業を見極め、迅速に不良債権を処理すべきだと提言し
ている。日銀の量的緩和策について円安をもたらす効果があったと評価した。

日本経済については、民需が弱く、米経済が停滞すれば「景気回復が腰折れす
る可能性も否定できない」と先行き警戒感を示した。 不良債権や株安で銀行
の金融仲介機能が低下、生産性が低い建設業・不動産業に資金が滞留している
と分析。銀行が資金供給で成長を促進する役割を果たしていないと批判した。

金融再生には事業の選別と迅速な不良債権処理が必要と強調。整理回収機構(R
CC)の活用や貸出先の信用リスクに見合った金利設定、将来有望な企業の発
掘を課題にあげた。公的資金投入や企業部門の改革で、経済が急回復した韓国
の事例も紹介している。
http://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je02/wp-je02-000i1.html

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■電子情報技術産業協会
パソコン国内出荷上半期1割減

電子情報技術産業協会(JEITA)の調査による2002年度上半期(4〜9月)にお
けるわが国のパーソナルコンピュータの本体総出荷台数(国内出荷+輸出)は
482万2千台(前年同期比90%),同金額は8,169億円(同92%)と
なった。長引く景気低迷の影響により、3期連続の前年割れとなった

用途別で見ると、ビジネス系はリプレース需要が中心になっているが、企業の
情報化投資の抑制や整備計画の延期なども一部では起こっており、厳しい状況
が続いている。一方のコンシューマ系では、依然、個人消費の低迷を反映し、
伸び悩みが続いている。しかし、そういう中で、オーディオビジュアル機能を
意識したTVチューナやDVD付きモデル、デザイン重視のモデルなどが好調を
示している。
http://it.jeita.or.jp/statistics/pc/h14_2q/index.html

■地球環境産業技術研究機構(RITE)
古紙から生分解性樹脂

経済産業省所管の地球環境産業技術研究機構(RITE)は,古紙から生分解性プ
ラスチックをつくる技術を開発した。従来材料に比べて加工しやすく,包装材
や産業資材など幅広い用途を開拓できるという。(日経 11/8)
http://www.rite.or.jp

■東レ
中国・江蘇省のポリエステル長繊維生産設備を増強

東レは、中国における繊維事業の拠点会社、東麗合成繊維(南通)有限公司(略
称:TFNL、所在地:中国江蘇省南通市)において、中国でのポリエステル
繊維需要の高度化に対応して収益拡大を図るべく、ポリエステル長繊維生産設
備の増強を行うことを決定した。本計画の増産量は年産20,000トンで、
2004年初から稼働する予定。これによりTFNL社のポリエステル長繊維
の生産能力は年産55,000トンになる。
http://www.toray.co.jp/release/news/fiber/nr021105.html

■帝人・蝶理
再生繊維で選挙掲示板

帝人と蝶理は,再生繊維で選挙ポスターの掲示板をつくり,選挙終了後に衣料
用として再利用する仕組みを開発した。従来のベニヤ板製より1割強高くなる
が,ゴミの削減に繋がる利点がある。(日経 11/8)
http://www.teijin.co.jp/flash.html
http://www.chori.co.jp/

■ダイキン工業
中国向けビル用大型空調を現地生産

ダイキン工業は,中国でビル用の大型空調機器の生産を拡大する。来年3月をメ
ドに国内工場から輸出していた中国市場向け製品を全面的に現地生産に切り替
える。(日経 11/10)
http://www.daikin.co.jp/index.html

■新中村化学工業
天然系の新抗菌剤を開発

新中村化学工業は,抗菌・抗カビ剤分野に参入,ヒマシ油由来の天然系の新抗
菌剤を開発した。天然材料のため環境に優しい。(化学工業日報 11/8)
http://www.shin-nakamura.com/

■ユニ・チャーム
経常益最高の248億円

ユニ・チャームは03年3月期の連結経常利益が前期比30%増の248億円になりそ
うだと発表した。ベビー用紙おむつが好調で,従来予想を28億円上回り過去最
高益となる見通し。(日経 11/9)
http://www.unicharm.co.jp/

■住友金属と住友チタニウム
可視光応答型酸化チタン光触媒を共同開発

住友金属工業総合技術研究所と住友チタニウムはこのほど、可視光応答型酸化
チタン光触媒を共同で開発した。今回開発した可視光応答型光触媒は、室内環
境下で従来品の10倍以上の光触媒活性を発揮する。その性能から、内装材、
家電類など屋内への適用を広げるだけでなく、現在屋外を中心に適用されてい
る光触媒全てについて置き換わる可能性をもつ。
http://www.sumitomometals.co.jp/news/news/2002/news2002-11-06-02.html

■ブリヂストン
リチウム電池用電解液の不燃化添加剤を開発

ブリヂストンは、携帯電話などに使われているリチウム電池用の電解液を、電
池の性能を落とすことなく不燃化できる、新しい添加剤を世界で初めて開発し
た。リチウム電池は電解液に可燃性の有機溶媒が使われているため、電池自体
の高容量化や電気自動車用途等の大型電池への拡大には、発火、破裂に対する
安全性の確保が大きな課題となっていた。また、これまで不燃化添加剤の開発
は試みられていますが、電池性能を低下させるという問題を抱え、実用化され
ていなかった。
http://www.bridgestone.co.jp/news/c_021105.html

■花王
中国・杭州に家庭用品の製造販売合弁会社を設立

花王は、中国の浙江伝化集団有限公司と、衣料用洗剤や食器用洗剤などを製造
・販売する合弁会社、杭州伝化花王有限公司を設立した。合弁会社の資本金は
2,500万米ドルで、花王の出資比率は35%の875万米ドル(約10億
9千万円)となる。

花王製品と伝化製品は互いに補完関係にあることから、両社の強みを生かしつ
つ、市場のカバー率を上げていくことが可能であると判断した。02年度の売
上高は30億円前後となる見込みだが、05年度には100億円前後に引き上
げていく予定。
http://www.kao.co.jp/comp/news/2002/11/n20021105_02transfar.html

■日本触媒
米アクリル酸設備が完成

日本触媒の米国100%出資のNA Industries, Inc,(NAII テネシー州・チャタ
ヌガ市)と、Elf Atochem North America(Elf Atochem ペンシルバニア州・
フィラデルフィア市)の合弁会社American Acryl社は、テキサス州パサデナ市
近郊に年 12万tのアクリル酸プラントを建設していたが,このほど完成した。

高吸水性樹脂(SAP)の原料に消化する計画で,これにより同国におけるSAP事
業は,原料からの一貫体制が整った。
http://www.shokubai.co.jp/main/02releas/20.htm
http://www.shokubai.co.jp/main/07kaisya/7_world.htm

■花王
大掃除に関する消費者意識・実態を調査

花王では年末の大掃除に関する消費者意識・実態調査を毎年行っているが、今
年1月 に首都圏在住 主婦474人に対する調査結果がまとまった。それによ
ると,12月に入ると大掃除を意識する人が増えてくるが、この意識の山が年々
後ろにずれ込む傾向が見られ、大掃除の実施時期も年末ぎりぎりのかけ込みが
増え、更には年明けにずれ込んでいる世帯が約半数にのぼっている。

また、意識に大きな変化はないものの、「できるだけ簡単に」「みんなで手分
けして」という意識が年々高まっている。年々日本人の行事意識が薄れつつあ
るといわれる中、大掃除は恒例行事として捉えられているようだが、その意識
や実態はずいぶんと現代的になっている。
http://www.kao.co.jp/comp/news/2002/11/n20021107_01osouji.html

■日本機能性イオン協会
イオン測定の受付を開始

日本機能性イオン協会では,イオン密度測定の詳細について技術委員会を中心
に検討してきたが,このほどイオン密度の測定を開始することを決定した。測
定方法は、原則としてブランクとの2点比較測定を行い、正イオン(一般名称
:プラスイオン)と負イオン(一般名称:マイナスイオン)を測定する。

同協会における測定業務が開始されることにより、
1)市場の混乱を防ぐ
2)一般測定器の有効活用を促す
3)さらなる研究と市場の発展を促進する
などが進展すると見ている。
http://www.japan-ion.jp/

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ライフェンハウザー社(欧州)
トルコとフランスの不織布メーカーにスパンメルトラインを販売。両ラインの
稼働開始予定は2003年

■ポリマー・グループ(米国)
裁判所の破産調査官の任命要請により、9月末のPGI社会社更生に関する公聴会
開催が今年末まで延期

■ウェスタン・ノンウーヴンズ社(米国)
拡張計画を継続。同社の70%の収益を占めるハイロフト事業の管理をハーディ
ン新社長が担当

■アールストローム社(韓国)
韓国の工場に2,800万ユーロを投じて不織布/フィルター製品用第2ラインを設


■ポール社(米国)
競合のクーノ社に特許権侵害を主張し、フィルター装置の製造停止を要請

■フォス・マニュファクチャリング社(米国)
フォス・マニュファクチャリング社繊維事業部がポリエステルの難燃性ステー
プルファイバーを発表

■ファメカニーカ・データ社(米国)
イタリアの加工機械メーカーのファメカニーカ社がミシガン州に販売・サービ
スの拠点を設置

■デュポン・ノンウーヴンズ社(米国)
テネシー州の拡張計画の詳細を発表。紡績・ウェブ形成、仕上げ加工、管理部
門の建物を建設中。2003年半ばに生産開始予定

┏☆ 製品開発 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■竹中工務店,日本無機など4社
トウモロコシの繊維を使ったビル空調用プレフィルターを共同開発

竹中工務店、日本無機、ビット、朝日興産の4社では、トウモロコシの澱粉から
作られたポリ乳酸を素材にしたビル空調用プレフィルター“ダスクリーンエコ
フィルタ”を共同開発し、住友生命の協力を得て、昨年9月に竣工した同社本社
ビルにおいて実機試験を行い品質性能を確認した(特許申請済)。

同フィルターは従来のフィルターと同様の機能を有すると同時に廃棄処分時速
やかに生分解することを特徴としている。とくにビル空調用フィルターは多量
に使用することと使い捨て交換が一般化しているため、環境に優しい新製品が
注目される。
http://www.takenaka.co.jp/news/pr0211/m0211_01.htm

■日海エヌエス
布おむつに高吸水機能

介護・福祉用品製造・販売の日海エヌエスは,吸水・保水性が高く,洗浄して
繰り返し使用できる高齢者用の機能性布おむつ“サーモダイアNS”を商品化し
た。ポリマーの吸水と排水の可逆反応を活用した「吸排水ポリマー」粉を不織
布に織り込むことによって,吸水・保水性を高め,滲み出しや横漏れを防ぎ,
通気性にも優れるという。(日本工業 11/6)
http://www.nikkains.co.jp/

■カネボウ繊維
静電気抑えるスーツ素材

カネボウ繊維は,銀メッキ繊維を用い静電気の不快感を防ぐメンズスーツ素材
“冬の銀スーツ”を開発した。銀メッキ繊維“エックスエイジ”を使用。同繊
維は,銀メッキ繊維と綿や羊毛など各種繊維とを複合させた今までにない高機
能素材。

電磁波や真菌・細菌、静電気といった不快の原因をシャットアウトし、使用目
的や用途に応じて、さまざまな場面で快適な性能を発揮する。また、すぐれた
加工技術により銀メッキがはがれにくく、繰り返しの洗濯後もその性能はほと
んど変わらない。
http://www.kanebotx.com/spinning/index.htm

■カネボウ繊維
皮下脂肪減少作用がある香気成分配合の繊維を開発

カネボウ繊維は、ダイエットを志す方のために、皮下脂肪減少作用があるラズ
ベリー(木イチゴ)の香気成分「ラズベリーケトン」を配合した繊維“ベルベ
リー”(BELL BERRY)を開発、Tシャツ、ブラウス、インナー、ダ
イエットサポーター、ストッキングなどの衣料用途や寝装関連・生活雑貨用途
など幅広い分野に向け11月より販売を開始した。

カネボウでは、長年にわたりダイエットに関する研究を行っており、その結果、
ラズベリーの香気成分である「ラズベリーケトン」に内服および外用において
皮下脂肪減少作用があることを発見、化粧品事業本部よりボディケアブランド
「ヴィタロッソ」を上市し、大好評を得ている。また「ラズベリーケトン」に
は、脂肪分解促進作用のほかに、脂肪燃焼促進作用、脂肪吸収抑制作用の新た
な作用も確認している。
http://www.kanebotx.com/news/index.htm

■白元
マイナスイオンを発生させる機能が付いた携帯懐炉

白元は,直接肌に貼れ,マイナスイオンを発生させる機能が付いた携帯懐炉“マ
イナスイオン肌に貼るホッカイロ”を発売した。健康に良いマイナスイオンを
発生するセラミックス粉末を透明インクに溶かし,懐炉表面に塗布した。
http://www.hakugen.co.jp/products/index.html

■ライオン
外用鎮痛消炎パップ剤

ライオンは、同社独自の「高含水性基剤」と「高伸縮性ニット支持体」を採用
し、有効成分「インドメタシン」の浸透性を高めた外用鎮痛消炎パップ剤“新
ハリックス55ID”(冷感タイプ)と、“ハリックス55IDS”(温感タ
イプ)を新発売した。高伸縮性ニット支持体を採用し,動きの激しい部位にも
密着してはがれにくい。
http://www.lion.co.jp/press/2002077.htm

■オフィス・メディア
生分解性フィルム使用の卓上カレンダー

ダイニックの全額出資子会社で印刷物などを手掛けるオフィス・メディアは,
生分解性フィルムを使った卓上カレンダーを発売する。2004年度版での採用
をめざし,来年から受注する。
http://www.officemedia.co.jp/

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■第6回繊維総合見本市「ジャパン・クリエーション2003」
12月4日から6日までの3日間,東京ビッグサイトで開催

第6回繊維総合見本市「ジャパン・クリエーション2003」(主催:ジャパン・ク
リエーション実行委員会)が12月4日(水)から6日(金)までの3日間,東京国
際展示場(東京ビッグサイト)東展示棟1・2・3ホール で開催される。

同見本市は,21世紀の「日本の繊維産業」の発展基盤の強化を目指し、テキ
スタイル技術、品質および創造性を高め、国内外の市場に目を向け、ビジネス
振興を促進することを目的としている。過去5回の開催で、アジア最大規模の繊
維総合見本市として、また、日本の繊維関連産業が業種横断的に一堂に会する
オープンな見本市として認知されている。
http://www.japancreation.com/2003/

■産業技術総合研究所四国センターシンポジウム
〜健康産業技術関連ラボ設立記念と海洋分野研究成果発表〜

独立行政法人産業技術総合研究所四国センターは,12月11日(水)午後,
香川県高松市で,「シンポジウム〜健康産業技術関連ラボ設立記念と海洋分野
研究成果発表〜」を開催する。新しい健康産業技術分野の研究ラボの設立を記
念した講演会を開催するとともに、海洋分野における先端的な研究・技術開発
の成果の一端をポスターセッションで披露する。

・特別講演会「バイオ技術への期待と産総研の取り組み」産総研理事 大箸信
一氏
・「ゲノム・プロテオーム解析からゲノム医療・バイオビジネスへ−生体情報計
測技術の研究開発戦略−」産総研単一分子生体ナノ計測研究ラボ長、徳島大学
薬学部教授 馬場嘉信氏
・「海洋分野の研究開発戦略」産総研海洋資源環境研究部門長 宮崎光旗氏
・ポスターセッション
「海洋資源環境研究分野コーナー」つくば、中国センタ−などの発表を含みポ
スター 約30件
「単一分子生体ナノ計測研究ラボコーナー」徳島大学薬学部の発表を含みポス
ター 約10件
・交流会17:15〜
http://unit.aist.go.jp/shikoku/h14sinpo.htm

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
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━━☆No. 25☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2002.11.18☆━

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クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆INDEX ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.今週の焦点
2.国内ニュース
3.海外ニュース
4.製品開発
5.催事
6.お知らせ

┏☆ 今週の焦点 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■内閣府経済社会総合研究所
7-9月期GDP、3期連続でプラス成長

内閣府は、7-9月期の国内総生産(GDP、速報値)が物価変動の影響を除く
実質で前期比0.7%増、年率換算では3.0%増になったと発表した。個人消費の
回復や民間在庫品の増加で3期連続のプラス成長となった。ただ、けん引役で
ある輸出は0.5%増と伸び悩んだ。足元では米国景気の減速などにより、輸出と
生産の息切れが鮮明で、景気は停滞感を強めている。

GDPの推計方式の見直しで、成長率は過去にさかのぼって改定。1-3月期の
実質成長率はプラス0.2%に、4-6月期は同1.0%にそれぞれ上方修正された。
7-9月期の名目ベースのGDPは前期比0.3%増、年率換算1.1%増だった。名
目成長率も1-3月期以降がプラスに修正され、3期連続のプラスとなったが、
デフレに歯止めがかからず、名目成長率が実質を下回る「名実逆転」は変わっ
ていない。名目GDPの規模(季節調整値)は約497兆円で、500兆円の大台を
割り込んだ。
http://www.esri.cao.go.jp/
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/qe023/pointj.pdf

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■電子情報技術産業協会
02年度上半期の携帯電話の国内出荷が2割以上減少

電子情報技術産業協会(JEITA)の調査によると,02年度上半期の携帯電話の国
内出荷実績は前年同期比23.2%減の2千33万台と大幅に減少した。人口普及率が
6割を超えるとともに,買替え需要が減速したことが響いた。
http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/cellular/2002/index.htm

■東京都
CO2削減義務づけ

東京都は,地球環境温暖化対策として都内の約1,000カ所の大規模事業所に対し,
二酸化炭素(CO2)の排出削減を条例で義務づける方針を固めた。都の環境審議
会に諮問して数値目標の設定や罰則などを検討する。(日経夕 11/13)

■小松精練
熱・薬品耐性と通気性を両立させた繊維を開発

小松精練は,産業用フィルター大手の米ドナルドソンカンパニーと共同で,高
い耐水性と透湿性をもつ繊維素材を開発した。耐熱・耐薬品性も兼ね備えてい
るのが特長で,スポーツ衣料や特殊ユニホームの用途を見込んでいる。
(日経産業 11/13)
http://www.komatsuseiren.co.jp/

■NI帝人商事
綿の風合い持つ化繊を開発

NI帝人商事は,ポリエステルの極細繊維を使い,綿のような風合い持つ生地を
開発した。後加工により糸を柔らかくすることで,肌触りがいいなどの綿の風
合いをもたせた。(日経産業 11/13)
http://www2.ni-teijinshoji.co.jp/

■日本バイリーン
アラミド不織布がブリヂストンのタイヤ用途に採用

日本バイリーンが、タイヤ補強用に開発したアラミド繊維不織布が、ブリヂス
トン(以下BS社)が開発した大型トラック超偏平シングルタイヤ“GREATEC”用
の急激な空気漏れに対応する画期的安全装置“AIRCEPT(エアーセプト)”に採用
された。

今回開発したタイヤ補強用不織布は、
1.急激なゴムの膨張にも追従する構造
2.高強力な特殊繊維を使用することで補強・剛性のアップ
などの基本特性がある。

これらの特徴が評価された結果、今回BS社の安全装置“AIRCEPT”の構造材料と
して採用された。 BS社が開発した安全装置“AIRCEPT”は、アラミド不織布に
ゴムを覆った構造で超偏平シングルタイヤとリムの間にセットされ、通常走行
時には適切な形状を保持し、タイヤの圧力が著しく低下した場合にはタイヤ内
で均一に拡張できるような特性をもつ。即ち、走行中何らかの要因でタイヤ内
の空気が急激に低下すると、この安全装置が膨らみ空気圧低下を抑える。
http://www.vilene.co.jp/

■ユニチカ
コットン不織布の中国輸出を開始

ユニチカはコットン不織布の中国への輸出を始めた。合成繊維の不織布よりも
肌ざわりが良いことから,中国現地の衛生材料メーカーが採用を決めた。供給
規模は月数十tと見られる。(日経産業 11/14)

■三洋化成
繊維用油剤などを中国で現地生産

三洋化成工業は,04年春から中国で繊維用油剤などの現地生産を始める。11月
中旬に江蘇省の南通市に用地を取得し,工場を新設する。(日経産業 11/14)
http://www.sanyo-chemical.co.jp/

■エス・ジー・シー
PETボトル再利用の断熱材を拡販

エス・ジー・シーは,ポリエステルを主成分とする木造住宅向け断熱材“ペッ
トウール”で,建築環境省エネルギー機構から次世代評定断熱工法の認定を受
けたことを契機に,商社を通じた拡販に乗り出す。(日刊工業 11/14)
http://www.iijnet.or.jp/ibec/
http://www.iijnet.or.jp/ibec/nintei/jisedai/index.html

■日本フイルコン
PDP用電磁波遮へいシートを3倍増

日本フイルコンは来年3月,PDP(プラズマ・ディスプレイ・パネル)から出る
電磁波の遮へいシートを3倍に増産する。東京事業所に20億円を投じて製造ライ
ンを1本増設。32型〜63型超のPDP対応シートを一貫生産できる連続自動ライン
を2本に増やす。(日経産業 11/14)
http://www.filcon.co.jp/high/index.html

■リバル
リサイクルカーペットをレンタル

インテリアのクリーニングやケミカル製品の販売のリバルは,展示会の主催者
や出展者にリサイクルカーペットをレンタルする事業を展開する。会場で使い
捨てにされているパンチカーペットの代わりに,タイルカーペットなどの使用
を提案する。(日刊工業 11/18)

■アキレス
遮熱塗装システムを開発

アキレスではこのほど、遮熱層と特殊防汚層を一体化した遮熱塗装システム“ア
キレスサーモガード工法”を開発,11月18日より全国での販売活動を開始した。

同工法は、セラミック粒を混入した「遮熱塗料」を屋根表面に塗布することに
よって、太陽光線の50%を占める赤外線を効果的に反射させ、屋根や外板など
(被射体)の発熱を防ぎ、夏季における室内の昇温を抑える。

さらに、特殊防汚層により遮熱塗装の天敵である、汚れや紫外線による遮熱性
能の劣化防止機能を付加した。遮熱塗料には「アクリル樹脂塗料」「ウレタン
樹脂塗料」の2タイプを用意した。
http://www.achilles.jp/wnew/thermo.html

■三井物産
燃料電池を月内に発売

三井物産は国内で初めてとなる実用型の燃料電池を今月内に発売する。出資先
の米ベンチャー企業が製造する製品を通信基地局の補助電源用などとして売り
出す。(日経 11/17)
http://www.mitsui.co.jp/

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■世界経済フォーラム
世界競争力ランキング、日本21位から13位に上昇

ダボス会議の主催団体の世界経済フォーラム(WEF)は、80カ国・地域を比
べた「2002年世界競争力報告」を公表した。後退を続けていた日本は昨年の21
位から13位へ順位を4年ぶりに上げた。
http://www.weforum.org/

┏☆ 製品開発 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■デサント
マイナスイオンを発生させるウエアを発売

デサントは2002−2003年シーズンモデルのスキーウエアとして、今話
題のマイナスイオンを発生させるウエア“イオンボディズ”を発売する。

デサント独自の製法でスキーの運動機能性に合わせ、最も効果的な方法でマイ
ナスイオンを発生し、着用時にマイナスイオンで体を包み込む。スキーウエア
として初めてこの機能を取り入れた。

マイナスイオンを発生する特殊鉱石をパウダー状にして不織布に固着し、その
不織布を挿入したパッドをジャケット内側の背中部分に取り付ける。人間の中
枢である背中・腰部分を集中してマイナスイオンをウエア内で放出するので滑
走後の疲労軽減や肉体的・精神的なストレス軽減効果が期待できる。
http://www.descente.co.jp/news/index2.html

■旭化学工業
竹炭を活用した空気清浄機を販売

プラスチック成形・加工メーカーの旭化学工業は,臭いや汚れを吸着する竹炭
をフィルターに使った空気清浄機“風あんどん”を開発,販売を始めた。竹炭
は1ヵ月に一度,水洗いして天日干しすれば再利用が可能。
http://www.sanyo-chemical.co.jp/

■トヨタ車体
空気除菌・脱臭装置を新発売

トヨタ車体は、新開発の空気除菌・脱臭装置“クリンプロ”を11月1日から
発売した。 同社では、従来より新規事業として環境衛生の分野で、主にスー
パーマーケットのバックヤードや食品加工場などでの使用を目的に、除菌・脱
臭効果の高いオゾンを利用した“オゾンだっしゅシリーズ”を開発・発売して
いる。

今回これに加え、病院などの医療施設や介護施設などの環境衛生の向上を目的
に、
・ クリーンルーム用高性能のHEPAフィルタによる高い除塵性能
・ 紫外線ランプによる確実な除菌性能
・ 光触媒フィルタを利用した高い脱臭性能
を持った空気除菌・脱臭装置を開発した。
http://www.toyota-body.co.jp/whats/top/whats_a_20021101_NR.html

■ピジョン
ウエットティシュタイプおしりふき温め器を新発売

ピジョンは、赤ちゃんのウエットティシュタイプおしりふき温め器“おしりナッ
プウォーマー”(希望小売価格:2,000円 消費税別)を発売した。おしりふき
に直接取り付け、ティシュを、上から素早く効率的に温めることができる(取
出し口ヒーター方式)。
http://www.pigeon.co.jp/

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■日本不織布協会
環境問題に関する分科会を東京で開催

日本不織布協会は,11月28日午後,東京・千代田区外神田のダイドーホールで
環境問題に関する分科会を開催する。概要は以下の通り。

講師:経済産業省製造産業局繊維課環境技術係長・是枝憲一郎氏
テーマ:(1)繊維リサイクル問題について,(2)グリーン購入法について,(3)
PRTR 制度について,(4)シックハウス問題について
問合せ先
TEL03-5688-4041 FAX03-5688-4042

■日本繊維機械学会・不織布研究会
第41回研究例会を大阪で開催

日本繊維機械学会・不織布研究会は,第41回研究例会を12月12日午後,大阪市
西区の大阪科学技術センターで開催する。講演内容は以下の通り。

(1)不織布フィルターの開発と製造技術/テクノ・ファブリカ代表取締役・福岡
強氏
(2)超高性能フィルターの特徴と応用の最新動向/ダイワボウ・ポリテクニック
播磨研究所副所長・高井庸輔氏
(3)産業資材用ニードルパンチ技術動向/ワタナベ工業事業部長・石井敏典氏
(4)上記話題提供に対するディスカッション
例会終了後,懇親会も催される。
問合せ先
TEL06-6443-4691 FAX06-6443-4694
                     
┏☆お知らせ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■本誌「Nonwovens Review」Vol13.No.3を発刊しました。

主な内容は次の通りです。

●特集/不織布アイランド・四国
機能を追究する湿式と衛材向けに拡大する乾式

愛媛県製紙試験場/高知県立紙産業技術センター/三木特種製紙/ニッポン高度紙
工業/阿波製紙/廣瀬製紙/シンワ/宇摩製紙/三昭紙業/金星製紙/ チカミミルテッ
ク/明星産商/近澤製紙所/東陽特紙/伊野紙/大三/進和技研/ヒューテック/梅原
製作所/丸三産業/三和製紙/本田洋行/リブドゥコーポレーション/第一衛材/川
之江造機/大昌鉄工所/岸製作所

●業界リーダーに聞く/ ANNA会長・田中裕氏
●イリス/ ロボプロダクト社最新技術
●不織布研究会/ 第13回研究交流会

●東京パック2002/ 不織布の“包む”用途に焦点
●日本バイリーン/ バフマシン用フロアパッド
●王子製紙・KSシステムズ/紙繊維事業で新会社
●オーピーパーム/ 紙百科ギャラリー第6回個展
●小津産業/ マルチサイトでISO 14001認証取得


┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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━━☆No. 26☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2002.11.25☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
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┏☆INDEX ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.今週の焦点
2.国内ニュース
3.海外ニュース
4.製品開発
5.催事

┏☆ 今週の焦点 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■日本ショッピングセンター協会調査
チェーンストアの売上減が目立つ

日本ショッピングセンター協会が先頃まとめた調査によると、ここ8年間の対
前年売上高比較では、百貨店よりチェーンストアの落ち込みの方が大きいこと
が分かった。

94年からの両者の売上高による対前年増減比は次の通り(CS=チェーンストア。
単位:%)。

   百貨店    CS
 94年 ▲2.6 ▲0.9
 95年 ▲2.1 ▲1.4
 96年 +1.8 +0.2
 97年 ▲1.9 ▲2.8
 98年 ▲5.0 ▲2.7
 99年 ▲2.9 ▲4.7
 00年 ▲2.2 ▲5.1
 01年 ▲0.4 ▲5.2

チェーンストアの落ち込みは、特にここ3年間は、その差が顕著となっている
ことが分かる。周知のように「大店立地法」の施行により、チェーンストアと
しては大型店の出店がしにくい状況を迎えており、景気の長引く悪化に加え、
この辺りも落ち込んでいる原因の一つと見られる。
 
ただし、例えば日本チェーンストア協会の会員企業を見ると、増益を続けてい
る大手チェーンストアも多い。つまりそれらの企業は、売上減をカバーするよ
うな、トータルでの経営戦略に長けていると言えそうだ。
http://www.jcsc.or.jp/
http://www.jcsc.or.jp/seminar/data/report_selling2002_10.html

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■繊維8社・9月中間
4社が経常増益

繊維大手8社(東レ・帝人・東洋紡・クラレ・三菱レイヨン・ユニチカ・日清紡
・クラボウ)の02年9月中間連結決算がまとまった。繊維部門の不振や不採算事
業の撤退などで,クラレを除く7社が減収となった。

■綿紡大手6社・9月中間
軒並み減収

綿紡大手6社(日清紡・クラボウ・日東紡・ダイワボウ・富士紡・シキボウ)の
9月中間は軒並み減収。綿製品の圧倒的な輸入量に加え,国内消費の低迷による
繊維部門の不振が響いた。

■北越製紙
プラスチックの特性持つ紙を開発

北越製紙は,プラスチックの特性持つ紙を開発,生産を始めた。汎用樹脂であ
るポリプロピレンに古紙などを配合し,汎用樹脂に比べ折り曲げ強度や耐熱性
を1.5倍から2倍強に高めた。紙素材のため汎用樹脂より低い燃焼カロリーで焼
却処分でき,環境にも優しい。(日経産業 11/21)
http://www.hokuetsu-paper.co.jp/

■ダイセル化学工業
共重合の生分解性プラスチックを開発

ダイセル化学工業は,カプロラクトン系共重合体の生分解性プラスチックを開
発した。同社はこれまでポリカプロラクトン(PCL)に脂肪族ポリエステルなど
をブレンドしたコンパウンド品で農業用マルチフィルム向けを中心に市場を開
拓してきたが,開発した共重合品は物性などが従来品を大幅に上回る。
(化学工業日報 11/21)
http://www.daicel.co.jp/

■日本フーラー
接着剤事業拡大で提携を模索

日本フーラー(静岡県浜松市、ロバート・E・マクガイヤー社長)は,接着剤
事業を急拡大するため、他社との提携や合併を模索し始めた。

同社は世界有数の総合接着剤メーカー、米H・B・フーラーの日本法人で、グ
ループ全体の接着剤の売り上げは約1000億円だが、日本フーラーの売り上
げは40億円弱にとどまっている。提携や合併で数年中に100億円以上の売
り上げを目指す。

日本フーラーは紙や不織布、木工などに加熱・冷却して使うホットメルト接着
剤が主力で、紙おむつなどの不織布向けは3割強の国内シェアを持つ。
(日刊工業新聞 11/19)

■日本メディコ
社名変更ならびに本社移転

日本メディコは,1969年設立以来,ディスポーザブル製品を中心に各種医療機
器を販売してきたが,今後の業容の拡大・発展を期し12月1日付けで社名を「ス
ミスメディカル・ジャパン株式会社」に変更する。また本社住所を下記に移転
する。
〒113-0033 東京都文京区本郷2-38-3 
TEL03-3816-6892(総務)

スミスグループは,航空・産業機器・医療器具などを手掛ける英国ロンドンに
本部を置く多国籍企業。グループ内でポーテックス製品をはじめとするメディ
カル事業を展開しているのがスミスメディカルである。

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■欧州
中東における戦争危惧により、棚卸資産が減少し一部の原材料市場の需要が低
下。主要原材料の価格に悪影響

■英国
新事業育成センターが英国北西部の小規模テクテキスタイル企業を対象に研究
結果の商業化をサポート

■キンバリー‐クラーク社(米国)
紙おむつ市場の価格競合激化により収益低下するも、値上げは中止

■トレデガー社(米国)
55%を占めたエンボスバックシート事業が35%以下に縮小

■ジョンズ・マンヴィル社(米国)
事業の悪化により2002年末にヴァージニア州フィルターメディア生産工場の閉
鎖を計画

■MAPAスポンテックス社(英国)
2003年2月に老朽化したサーマルボンドとレジンボンドのワイパー工場を閉鎖し、
加工設備を近隣の関連工場へ移転

■フライスナー社(中国)
ドイツのスパンレース設備メーカー、は中国でスパンレースラインを6ライン
販売

■フリードニア・グループ(米国)
今後5年の仕上げ・コーティング用を含む繊維用化学用品の需要増加を予測。
2006年まで年間2.8%の成長を予想

■コリンズ&エイクマン社(英国)
ニードルパンチ・カーペット/フロア製品生産工場を2003年初頭に閉鎖。250人
の従業員に影響

■プロクター&ギャンブル社(米国)
パンパース・バイブスターラインに新製品を追加。モレ防止ライナーを改良

■OECD
日本経済、来年は0.8%成長に回復との見通し

経済協力開発機構(OECD)は、加盟30カ国の経済見通しを発表した。先進
国経済は2003年以降、米欧をけん引役に成長力を回復。日本も来年は0.8%と3
年ぶりのプラス成長に転じると予測したが、下振れリスクの強まりも指摘して
いる。
http://www.oecdtokyo.org/
http://www.oecd.org/EN/document/0,,EN-document-0-nodirectorate-no-2-21
578-0,FF.html

┏☆ 製品開発 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ユニチャーム
“ベビーミッキ―”デザインのパンツタイプ紙オムツ“マミーポコ”を発売

ユニ・チャームは、“ベビーミッキ―”のデザインで好評の“マミーポコ”ブ
ランドを、今冬、パッケージを冬期限定デザインに衣替えして投入する。大好
評を得ている人気の“ベビーミッキー”デザインを冬期バージョンパッケージ
に衣替えすることで、よりデザインの魅力度をアップさせ、消費者により満足
度の高い商品を提供する。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html

■旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツ 
防護服“タイベック プロテック”に新ファスナーを採用

旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツは、 防護服“タイベック プロテッ
ク”に新ファスナーを採用した。新ファスナーの生地には、防護服と同様に優
れたバリア性を有する デュポン タイベックを採用した。これにより防護服全
体としてより高い防護性能を持たせた。また、ファスナーの開閉を両方向から
一方向に変更し、着用時にファスナー部分が確実に閉じていることを着用者が
確認しやすくした。
http://jp.dupont.com/jpcorp/news/02-10-18TyvekZipper.html

■三洋化成工業
ポリウレタンフォーム原料の高機能ポリオール3シリーズを開発

三洋化成工業では、このたび、ポリウレタンフォーム原料として、新たに下記3シリーズの高機能ポリオールの開発に成功した。

(1)高架橋性ポリオール:商品名“エクセルフローシリーズ”
(2)高反応性ポリオール:商品名“ヴィセラフローシリーズ”
(3)高濃度ポリマーポリオール:商品名“アルティフローシリーズ”

新製品は、同社ポリオール事業の新たな展開(高付加価値化)をめざして開
発した新技術による革新的なポリオール。本件の発明に関し、関連特許を
24件出願(うち1件取得済み)している。

新製品は、ポリウレタンフォームの高品質化および生産コスト低減というグ
ローバルなニーズに応えるもので、同社は、これらをポリオール事業の戦略商
品として大きく育てていく考え。
http://www.musashinet.co.jp/mainmenu.html

■サカタのタネ
古紙100%原料のポット、トレーを開発

サカタのタネでは、廃棄処理コストや環境に与える影響から近年問題となって
いる農業用プラスチックの利用削減を目指し、紙製のトレーとポット“紙daト
レー”“紙daポット”を開発し、2003年2月下旬から出荷する。

苗の出荷価格は、従来のプラスチック製のポット、トレーを利用した苗商品と
同様に設定しており、今後の環境対応の苗出荷体制を整えていく考え。
http://www.sakataseed.co.jp/hotnews/0211106kamida.html

■カクイ
油吸着ネットを開発

脱脂綿などを製造するカクイと国土交通省の認可法人,海上災害防止センター
は海上で油を吸着する防御ネット“オイルスキミンングネット”を開発した。
石油・造船会社向けに事故予防の対策商品として発売する。
http://www.kakui.co.jp/
http://www.mdpc.or.jp/

■ダイニック・ムサシ
高性能・低価格の名刺印刷システムを発売

ダイニックとムサシは,簡単操作で世界最高水準の美しい名刺やハガキを印刷
できる高性能で低価格なコンパクト印刷システム“MP‐1200R”を共同
開発し、12月1日より、ムサシが発売元となって販売する。

専用小型プリンタとパソコン用ソフトで構成され、付属の名刺OCRリーダー
を使用すれば、見本どおりの名刺が簡単に作成できる。印刷スピードは、名刺
100枚を約3分、ハガキ100枚を8分弱で仕上げる高速印字。
http://www.musashinet.co.jp/mainmenu.html

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ウェステック2002/廃棄物処理・再資源化展
11月26日から29日まで幕張メッセで開催

ウェステック2002/廃棄物処理・再資源化展が,11月26日から29日まで日本コン
ベンションセンター(幕張メッセ国際展示場・屋外展示場)で開催される。
“もっと地球に愛を!”をテーマに,廃棄物処理・再資源化の技術・関連機器・
システムの開発・生産・供給を行っている企業・団体が一堂に会する。
http://www.wastec.gr.jp/main.html

■エコプロダクツ2002
12月5日から7日まで東京ビッグサイトで開催

エコプロダクツ2002では、370の企業・団体が出展、一般消費財から産業材まで
のあらゆるエコプロダクツ(=地球環境に与える影響を少なくした製品・サー
ビス)を紹介する。また、環境NGO・NPOや行政・自治体、大学・研究機関、そ
して一般消費者と多くの方が参加・来場し、エコプロダクツや環境問題につい
てコミュニケーションする場を提供する。各種セミナーやアトラクションなど
イベントも行われる。
http://www.vcc.ne.jp/eco2002/

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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