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┏☆INDEX ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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1.今週の焦点
2.国内ニュース
3.海外ニュース
4.製品開発
5.催事

┏☆ 今週の焦点 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■昨年の出生率
最低の1.2888・自然増10万人割る

昨年1年間に生まれた赤ちゃんは約111万1000人で最も少なく、1人の日本人女性
が生涯に産む平均の子供数(合計特殊出生率)は1.29だったことが1日、厚生労
働省の公表した2004年人口動態統計(概数)で分かった。出生率は小数点第4位
までみると1.2888で03年の1.2905を下回り、過去最低を更新した。

死亡数は終戦直後の1947年に次いで多く、出生数から死亡数を引いた「自然増
加数」は約8万2000人と、初めて10万人を切った。「人口減少時代」は“秒読
み”段階に入った。統計によると、04年に生まれた赤ちゃんは111万835人で前
年より約1万3000人減った。死亡数は高齢化のため増加し、04年は約102万9000
人と2年連続で100万人を突破した。(日経 6/1)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai04/index.html
 
┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■高齢社会白書
高齢者人口過去最高、90歳以上百万人台 

政府は3日、高齢化の状況をまとめた05年度の「高齢社会白書」を閣議決定
した。04年10月1日時点での65歳以上の高齢者人口は過去最高の248
8万人で、総人口に占める割合(高齢化率)は前年比0.5ポイント増の19.
5%に達した。90歳以上の人口は101万6000人に達し、初めて100
万人の大台を超えた。

白書によると、90歳以上人口は、47万4000人だった96年から倍増し
た。100歳以上人口も2万3000人で、過去最高を更新した。 特に独り暮
らしの高齢者が急増。全高齢者人口に占める割合は約14%で、80年当時の
約8%から急増している。(朝日 6/3)
http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2005/zenbun/17index.html

■ものづくり白書
根強い製造業の中国進出

政府は3日の閣議で、2004年度版の「ものづくり白書」を決定した。主要製造企
業の11.5%が中国に研究所を設置するなど、製造業の中国進出が依然として続
いている現状を紹介した。63%の企業が人材の引き抜きに脅威を感じていると
の調査結果も示し、海外進出の際には人材や技術の流出防止に向けた対策が重
要になると提唱した。

製造業の海外進出が進む一方で、この5年間の間に国内に生産工場を設置・増設
した企業が34%に上ることも指摘。国内生産によって消費者のニーズを反映し
た製品づくりがしやすくなるなどの利点を上げ「国内製造業の空洞化は起こっ
ていない」と結論付けた。(日経 6/3)
http://www.meti.go.jp/press/20050603001/monodukuri-hakusho-set.pdf

■合繊大手6社の設備投資
16%増の2531億円

合繊大手6社(東レ,帝人,東洋紡,クラレ,三菱レイヨン,ユニチカ)の05年
度設備投資計画がまとまった。6社合計した投資総額は前年度比で351億円,16.1
%増の2531億円となる。企業間競争にスピードがより強く求められるなか,得
意分野の強化を急ぐことで海外,とりわけ中国市場を優位に攻略したいという
思いが色濃く表れている。(日刊工業 6/2)

■帝人ファイバー
ソフトで軽いポリエステル繊維を開発

帝人ファイバーは、このたび新しい紡糸技術の開発により、従来にない細さと
高い中空率を持った中空ポリエステル長繊維“エアロカプセルマニフ
(AEROCAPSULE MAGNIF)」を開発した。同社では、92年にポリエステル中空
糸“エアロカプセル”、93年に“エアロカプセル ドライ”を発売して以来、
様々な用途で中空糸を展開してきたが、このたびの“エアロカプセルマニフ”
の開発により、従来の中空糸の太さでは困難だったソフトな風合いが実現し、
繊細な生地感が要求されるレディスアウターやインナー衣料などへの用途拡大
が可能になった。
http://www.teijin.co.jp/japanese/news/2005/jbd050601_1.html

■帝人ファイバー
衣料品リサイクルを拡大

帝人ファイバーは,使い古した制服などを企業などから回収し,化学処理して
ポリエステル繊維(糸)に戻したうえ,衣料品として再生するリサイクルシス
テムを拡大する。これまでは企業が中心だったが,今後は学校関係者や子供ら
に事業を公開し,制服や体操着なども回収の対象とする。(日経産業 6/3)
http://www.teijinfiber.com/top/top.html

■新日鉄
炭素繊維による河川・湖沼浄化技術が国交省の河川浄化施設で採用

新日本製鐵が独自技術として開発を進めてきた「炭素繊維を用いた河川浄化技
術」が、この度国交省/大和川河川事務所発注の河川浄化施設3箇所で採用され
た。直径7ミクロンの炭素繊維の束を汚濁した水中に浸漬させることで、炭素繊
維表面に付着した微生物の働きにより有機物を分解し水質の浄化を図る。炭素
繊維は、従来のプラスチック製ひも状接触材とは比べ大量の微生物を保持する
ことが可能で,そのため浄化効果も高く、汚泥の発生量も少なくできることが
特徴。
http://www.nsc.co.jp/

■日本触媒
江蘇省で紙おむつ向けSAPの本格生産を開始

日本触媒は,中国江蘇省の張家港市で主に紙おむつに使うSAP(高吸水性樹脂)
の本格生産を開始した。これにより日米欧と並ぶ4極での生産体制が確立した。
(日経産業 6/6)
http://www.shokubai.co.jp/index2.html

■大阪大学・理研ビタミン
透明で柔らかい生分解性樹脂フィルムを開発

大阪大学の明石満教授らと理研ビタミンは,透明で柔らかい生分解性樹脂のフィ
ルムを開発した。フィルムを構成する樹脂の結晶粒を微細化することで光の乱
反射を抑え,透明性と柔軟性を両立できるようにした。(日経 5/31)
http://www.osaka-u.ac.jp/
http://www.rike-vita.co.jp/

■松下エコシステムズ
空質家電の海外販売を本格化

松下エコシステムズは,空気清浄機など空質家電の海外販売に本格的に乗りだ
す。欧州へは現地家電メーカーへのOEM生産を通じて参入する。参入済みの中国
では松下電工の販売ルートに切り替えて需要を掘り起こす。(日刊工業 6/6)
http://www.panasonic.co.jp/mesc/

■山信工業
油濾過フィルターをネット販売

山信工業は,油圧プレス機などに組み込む油濾過用フィルターのインターネッ
ト販売を始めた。町工場などの油圧機器現場でのフィルター交換需要を取り込
むのが狙い。(日刊工業 6/3)
http://www.yamashin-filter.co.jp/

■和・輝
クッションで介護商品に参入

和・輝は,“Wネットクッション”を使用した床ズレ防止の体位マクラなど介護
商品を発売した。丸洗いができ通気性に優れ,リサイクル可能な環境にやさし
いのが特長。(日刊工業 5/31)
http://www2.ocn.ne.jp/~waki/

■セーレン
カネボウの繊維事業を継承・樹脂は見送り

染色大手のセーレンは1日、産業再生機構傘下で経営再建中のカネボウとの間で
3月に基本合意していた事業の譲り受けについて、樹脂事業は見送り、繊維事業
に限って契約を締結したと発表した。予定していたカネボウの樹脂事業は本業
との相乗効果が見込みにくいと判断した。

セーレンは既に設置した受け皿会社でカネボウの合繊事業370人と、綿事業約260
人の従業員を引き継ぐ。受け皿会社は7月1日から営業を始め、セーレンの染色
加工技術などを生かし、カネボウから承継する繊維事業の再生を図る。除外さ
れた樹脂事業はカネボウと再生機構が新たな譲渡先を探す。(日経 6/1)
http://www.kanebo.co.jp/contents/fram/f_08rel.html

■久保工
高保水性ゲルを使用した屋上緑化を拡販

久保工は,高保水性土壌改質材を用いた屋上緑化工法の施行拡大をめざす。高
保水性ゲルを配合した人工軽量土壌と専用トレーの組合せにより構成され,潅
水などのメンテナンスがほぼ不要。(化学工業日報 6/6)
http://www.kuboco.co.jp/kankyo.html

■ユニ・チャーム
「おむつのデザイン選べるキャンペーン」の結果を発表

ユニ・チャームは、ウォルト・ディズニー・ジャパンとのライセンス契約によ
り、1月24日〜4月4日、ベビー用紙おむつの“マミーポコ”“マミーポコパン
ツ”で「おむつのデザイン選べるキャンペーン」を実施。その結果、人気投票
で第1位に選ばれた「ファインディング・ニモ」柄をパッケージに採用し、6月
中旬より数量限定で発売する。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html

■ユニ・チャーム
“ウェーブ ピュピュッとモップ”でキャンペーン実施

ユニ・チャームは、新しい掃除習慣を提案する“ウェーブ ピュピュッとモッ
プ”本体を購入して応募したユーザーにモレなく1,000円を返すキャッシュバッ
クキャンペーンを6月下旬より実施する。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■欧州連合(EU)が中国の繊維製品に対しセーフガードを発動
中国は欧米と対決姿勢

欧州連合(EU)の欧州委員会は25日、中国の繊維製品に対する緊急輸入制限
(セーフガード)の手続きを承認した。公式協議で中国政府が効果的な抑制策
を示さなければ、Tシャツと亜麻糸を対象に、6月中旬にもセーフガードを暫定
発動する。輸入制限で域内の生産や雇用への深刻な打撃を回避する。

これに対し中国財政省は30日、繊維製品計81品目について6月1日から輸出関税
を撤廃すると発表した。中国製繊維製品の輸入急増に対する欧米の批判を受け、
5月20日に39品目の輸出関税を引き上げる自主規制策を発表したばかり。これに
逆行する今回の動きは欧米の反発を呼びそうだ。(日経 5/25,6/30)

┏☆ 製品開発 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■花王
本格的なワックスがけができる“クイックルワイパー”を新発売

花王は7月23日、立ったまま楽に掃除ができるクイックルワイパーシリーズか
ら、本格的なワックスがけができる“クイックルワイパー ワックスコートシー
ト”を新発売する。ワックス剤がたっぷり入った“ワックスパックシート”と
ムラなくふきのばせる“ツヤ仕上げシート”のセット使用。“ワックスパック
シート”から出てくるワックス剤を“ツヤ仕上げシート”が適量を表面に供給
するので、軽い力でスムーズに、ムラなくワックス剤をふきのばすことができ
る。
http://www.kao.co.jp/corp/news/2005/2/n20050531-01hh.html

■デサント
新素材“ダウ XLA”を使用したポロシャツを発売

デサントは、マンシングウェアより新しいタイプのストレッチ素材“ダウXLA”
を使用したゴルフ用ポロシャツを新発売する。“ダウXLA”は東洋紡が、米ザ・
ダウ・ケミカル・カンパニーのDFS(ダウ・ファイバー・ソリューションズ)部
門との合意により、国内独占製造・販売を開始した世界初のポリオレフィン系
弾性繊維。従来のポリウレタン系ストレッチ素材に比べしめつけ感がソフトで、
身体にナチュラルフィットするため、美しいシルエットと共にプレー中の身体
の動きを妨げない。また、非常に軽く、汗や洗濯に安定した強さを持っている。
http://www.descente.co.jp/news/

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■FOOMA JAPAN 2005(国際食品工業展)
6月7〜10日,東京ビッグサイトで開催

食品製造・加工にかかわるあらゆるプロセス全体を網羅した、国内最大規模の
総合見本市「FOOMA JAPAN 2005(国際食品工業展)」が6月7〜10日,東京ビッグ
サイトで開催される。
http://www.fooma.or.jp/fooma2005/

■ヘルス&フィットネスジャパン2005
6月7〜9日,東京ビッグサイトで開催

国内唯一のフィットネス機器の展示会「ヘルス&フィットネスジャパン2005」
が 6月7〜9日,東京ビッグサイトで開催される。最新のトレーニング機器や関
連商品が多数出展。セミナー(有料)も23講座開催する。
http://www.hfj.jp/

■けんざい2005(総合建築材料・住宅設備展)
6月1〜4日,インテックス大阪で開催

建築・住宅に関する最新設備・製品が一堂に会する展示会「けんざい2005(総
合建築材料・住宅設備展)」が6月1〜4日,インテックス大阪で開催される。
http://www.kenzai.or.jp/

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(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
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〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
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1.今週の焦点
2.国内ニュース
3.海外ニュース
4.製品開発
5.催事

┏☆ 今週の焦点 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■内閣府
05年世界経済、3.2%増で回復持続

内閣府は6日、海外の経済情勢を分析した「世界経済の潮流――2005年春」を公
表した。今年の世界経済の成長率は、米国の成長鈍化などを映しプラス3.2%と
やや減速するが、堅調な回復が続くとの見通しを示した。中国の人民元改革に
も言及し、変動幅の拡大、複数通貨との連動制などいくつかの手法の組み合わ
せが望ましいとした。

内閣府は主要22カ国について民間調査機関の成長率予測を集め、世界経済の成
長見通しとした。05年の3.2%増は04年の3.9%増を下回るものの、1990年代半
ば以降の10年間の平均成長率(3.4%増)並みの伸びは確保する。先行きのリス
クには米中経済の腰折れや原油価格高止まりを挙げた。

今年の経済成長率がやや低下するのは米中経済の減速が主因。リポートは米国
の政策金利が現在の3%から年末までに4%近辺に上がるなどとする市場の見方
を紹介した上で、成長率は安定的な“巡航速度”を探るとの見通しを示した。
(日経 6/7)
http://www5.cao.go.jp/keizai3/2005/0606sekai051-s.pdf

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■財務省
対アジア経常黒字、7年ぶり過去最高

財務省が9日発表した2004年の地域別国際収支によると、海外とのモノやサービ
スの取引状況を示す経常収支で、対アジアの黒字額が前の年に比べて32.8%増
の8兆8623億円と、7年ぶりに過去最高を更新した。デジタル家電の生産拠点と
なっている台湾や韓国向けの半導体部品や半導体製造装置の輸出が好調だった。

貿易収支だけでみると、黒字幅は対アジアが前の年に比べて31.8%増の8兆6334
億円、対北米は4.2%増の7兆1987億円。アジア通貨危機が生じて貿易が冷え込
んだ1997年以来、7年ぶりにアジアが北米を上回った。

経常黒字をアジア各国・地域別でみると、香港が3兆5478億円で最も大きかっ
た。台湾が3兆2114億円、韓国が2兆2930億円で続く。対中国の経常収支は1兆
4850億円の赤字だったが、日本企業の現地生産拡大で赤字幅は03年(1兆5906億
円)に比べると縮小した。

北米に対する経常収支は9兆8961億円の黒字だった。自動車の輸出増加や債券利
子の受け取り拡大で黒字幅は前の年より3.1%拡大し、地域別では依然、最大と
なっている。 (日経 6/9)
http://www.mof.go.jp/bop/c16all1.htm

■経産省
新産業創造戦略2005を策定

経済産業省は,日本産業の国際競争力や人材育成など,国が取り組むべき産業
政策の方針をまとめた「新産業創造戦略2005」を策定した。日本が成長するた
めに燃料電池,ロボットなど重点7分野を強化・育成すべきという方針を打ちだ
した。(日刊工業 6/9)
http://www.keizai-shimon.go.jp/minutes/2005/0511/item9.pdf

■ジャパン・フォー・サステナビリティ
日本の持続可能性は約19%後退

環境NGO:ジャパン・フォー・サステナビリティでは、約200にのぼる持続可能
性関連データをカテゴリーごとに収集、分析し、その中から20のヘッドライン
指標を選別。これらの指標を用いて日本ではじめて、日本全体の持続可能性を
定量評価、試算した。その結果、2050年を目指すべき年(満点)として、2005
年の数値は33.5点。1990年の数値が41.3点であり、対90年比で約19%日本の持
続可能性が後退しているという試算結果が出た。
http://www.japanfs.org/ja/jfs/press050608.html

■容器包装リサイクル
企業も収集費負担へ

政府はペットボトルなど容器包装材のリサイクルで、地方自治体が全額負担し
ている分別収集費の一部を企業に求める方針を固めた。食品メーカーや小売業
などが対象で、負担割合は最大3割で調整する。来年の通常国会に容器包装リサ
イクル法の改正案を提出、2007年度から実施する考えだが、企業には反対も根
強く、難航が予想される。

中央環境審議会(環境相の諮問機関)は13日、産業構造審議会(経産相の諮問
機関)は16日にそれぞれ専門部会を開き、容器包装リサイクル制度見直しの中
間報告案をまとめ、企業の費用負担方針を盛り込む予定。環境・経産両省は審
議会報告を受け、市町村が全面的に負っていた分別収集・保管について企業に
も責任を持ってもらうようにする。地方自治体と企業の負担割合は今秋までに
詰めるが、企業は費用負担のあり方に疑問を示しており、曲折も予想される。
(日経 6/12)
http://www.env.go.jp/council/01chuo/gaiyo01.html
http://www.meti.go.jp/committee/notice/0002940/0002940.html

■厚生労働省
保健所機能を強化へ

厚生労働省の検討会は6日までに、海外から持ち込まれる未知の感染症や生物テ
ロなどの健康危機に対し迅速な初期対応を可能にするため、保健所を「健康危
機管理の拠点」と位置づけて機能の強化を求める報告書をまとめた。原因の特
定が困難な感染症などが発生した場合、保健所が関係施設に立ち入り調査した
り、住民に健康診断の受診や物品の検査を命令したりできるような法制度の整
備を提言している。(日経 6/7)
http://www.mhlw.go.jp/

■MRSA菌
PC表面で5日〜8週間生息

院内感染の原因として米国でも深刻視されているメチシリン耐性黄色ブドウ球
菌(MRSA)が、パソコンやシーツの表面で5日〜8週間も生き延びられる
ことが分かった。米国の民間衛生管理会社が6日、米微生物学会で発表した。

どこの病院にもある品物や、医療関係者の身の回りの品物にMRSAを塗って
経過を観察。人工つめの表面では8週間、パソコンのキーボードカバーでは6
週間、シーツでは5日間にわたり菌が検出され続けた。 汚染されたパソコンや
人工つめを使う医療関係者を介して、入院患者に菌が運ばれる恐れもある。
(朝日 6/7)

■光触媒製品フォーラム
04年度の事業規模は8%増の273億円

光触媒製品フォーラムが会員企業(正会員112社)を対象にまとめた光触媒市場
調査によると,04年度の事業規模は前年度比8%増の273億円となった。事業分
野別では,全体の48%を占めるタイル,塗料などの外装材の売上は同16%増の
129億円,ブラインドなどの内装材は同40%増の47億円となった。
(化学工業日報 6/8)
http://www.photocatalyst.gr.jp/

■電池工業会
自動車用バッテリーのリサイクルシステム構築へ

電池工業会は,自動車用バッテリーの回収・リサイクルシステム構築に乗り出
した。資源有効利用促進法の指定再資源化製品への指定に向け,自主回収・再
資源化の仕組みづくりを進める。(化学工業日報 6/9)
http://www.baj.or.jp/

■電気2重層キャパシタ
13社でフォーラムを設立

キャパシター関連企業と地方自治体などによる「EC aSS(エネルギー・キャパ
シタ・システムズ)フォーラム」が6日設立された。リチウムイオン電池など化
学反応を伴う二次電池に代わる高蓄電量の次世代蓄電デバイスとしての実用化
をめざす。(化学工業日報 6/7)

■旭化成せんい
不織布向け新規ポリマーの開発めざす

旭化成せんいは,各分野で新規事業の創出に向けた取り組みを加速する。不織
布分野では,これまで培った不織布製造の知見を活用して不織布に最適な新規
ポリマー・製法の組合せにより,3年間でユーザーニーズに合致した新素材の開
発をめざす。(化学工業日報 6/7)
http://www1.ex.asahi-kasei.co.jp/txpt/txm/ja/index_ja.html

■東レ
韓国での先端材料事業群を拡大、フィルム加工第1期設備の建設に着工

東レ及び東レセハン(TSI社,ソウル)は、韓国南部・慶尚北道、亀尾(クミ)
市にある亀尾第4工団外国人企業専用団地内に6万坪の用地を昨年末に先行取得
していたが,6月10日、第4工団内のTSI第3工場敷地内において、日本・韓国両
国の関係者を招き、フィルム新工場建設の起工式を行った。東レグループは韓
国において、2009年までの5年間で総額4億ドルを投資し、高機能フィルムをは
じめとする情報・通信機材や高機能樹脂、環境関連製品など先端材料の生産工
場を新設していく計画。
http://www.toray.co.jp/news/film/nr050609.html

■東レとオペロンテックス
塩素に強い高耐久性競泳・フィットネス水着素材を展開

東レとオペロンテックスは、この度共同で、塩素による機能劣化を抑えた高耐
久性の水着素材“ブルーオゥ”を新たに開発した。プールで長期間使用しても
ストレッチ機能を維持できる競泳・フィットネス水着用の最高級素材として展
開する。同素材は、まず「スピード」ブランドおよび「アリーナ」ブランドに
て採用が決定しており、ミズノ、デサントより、それぞれ2006年春夏の新作水
着として販売を開始する予定。
http://www.toray.co.jp/news/fiber/nr050609.html
http://www.td-net.co.jp/lycra/

■阿波製紙
上海工場の建設工事が完了

阿波製紙が中国・上海で進めていた阿波製紙(上海)有限公司の建設工事がほ
ぼ完了し 6月1日より試験運転を開始した。試作稼動を経て、量産稼動開始は、
6月中旬頃を予定している。また、会社設立以来の拠点、上海市内事務所は 経
理部門を除き、業務機能を工場事務所棟に移転した。今後市内事務所は、工場
の正式稼動許可が得られるまでの間、担当者を駐在させ連絡サービスを含む顧
客サービス の市内拠点として機能する。
http://pi-b.jp/c/?cGX/POxOg2/t_t/g2L

■センコー
近畿一円の病院向けリネン集配業務を開始

センコーはこの度、医療・医薬物流事業の展開に向け、病院向けリネンサプラ
イ製品の集配業務を、ワタキューセイモア近畿支店より受託し、本格稼動を開
始した。受託した業務は、病院で使用する寝具・シーツ・枕カバーなどのリネ
ン製品を、クリーニング工場から近畿一円の、約300のワタキューセイモア
近畿支店の顧客である病院へ配送、また、使用済みの製品を回収し、クリーニ
ング工場へ持ち帰る。
http://www.senko.co.jp/news/jpn/if_news.html
http://www.watakyu.co.jp/top.html

■トヨタとホンダ
自動車リサイクルの基準達成

トヨタ自動車とホンダは、2004年度(05年1月―3月)の自動車リサイクル法に
基づく再資源化実績を発表した。両社とも金属やガラスなどの破砕くず、エア
バッグ類の再資源化率が法定基準を達成した。特に、破砕くずは再資源化率が
50%を超え、10年度の基準もクリアした。 今年1月の同法施行により、自動車
メーカーは破砕くず、エアバッグ類、エアコンに使われるフロン類の3品目の回
収・適正処理が義務付けられた。 

破砕くずの回収量はトヨタが7万3088台分(1 万4562トン)、ホンダが1万9980
台分(3337トン)。このうち金属などを回収し、リサイクル活用した比率を表
す再資源化率はトヨタが51.1%、ホンダが53.2 %。両社とも05年度基準の30%
を大きく上回ったほか、10年度基準の50%も超えた。 エアバッグの再資源化
率はトヨタが95.0%、ホンダが94.5%で、ともに法定基準の85%を上回った。
フロン類の回収量はトヨタが20トン、ホンダが 5トンだった。(日経 6/10)
http://www.toyota.co.jp/jp/news/05/Jun/nt05_0602.html
http://www.honda.co.jp/news/2005/c050609.html

■米デュポン
名古屋市にトヨタ向け素材研究施設を設置

米デュポンは10月,名古屋市にトヨタ自動車向けに塗料や電子材料などを開発
する研究施設を設ける。60人の研究員が燃料電池社向け素材,環境負荷の小さ
い水系塗料などを開発する計画。(日経 6/10)
http://www1.dupont.com/NASApp/dupontglobal/corp/index.jsp

■シャープ
プラズマクラスターイオンの鳥インフルエンザウイルスの抑制効果を確認

シャープは、ウイルス学の世界的権威であるロンドン大学医学・歯学部 ジョ
ン・オックスフォード教授(Prof. John S. Oxford)が設立したGLP適合機関レト
ロスクリーン・バイロロジー社と共同で、プラズマクラスターイオンが、致死
率が高いとされる浮遊高病原性「H5N1型トリインフルエンザウイルス」の働き
を99%低減することを実証した。多種多様な空気浄化技術の中で、同ウイルス
への効果を実証したのはプラズマクラスターイオンが世界で初めて。
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/050606-a.html

■大林組・みなべ川森林組合
光触媒備長炭を開発

大林組は,みなべ川森林組合と共同で不快な臭いを除去し,快適な室内環境を
保つ「光触媒備長炭」を開発した。紀州備長炭の表面に光触媒酸化チタンをコー
ティングした。酸化チタンが悪臭成分や有害物質を分解,継続的に空気を浄化
する。(化学工業日報 6/9)
http://www.obayashi.co.jp/
http://www.agara.co.jp/DAILY/20040613/20040613_007.html

■ホギメディカル
新社長に保木潤一専務が昇格

ホギメディカルは,28日付けで保木潤一専務が社長兼最高執行責任者(COO)に
昇格する人事を発表した。保木将夫社長兼最高経営責任者(CEO)は,会長兼CEO
になる。
http://www.hogy.co.jp/

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■04年の世界の自動車販売
アジアが欧州抜く

世界の2004年の自動車販売台数(主要52カ国・地域)は6110万台で、初めて6000
万台を突破した。前年に比べ6%、347万台増加した。日本を含むアジア大洋州
(14カ国・地域)が8%増の1689万台へ拡大。3%増の1680万台だった欧州(西
欧17カ国)を抜き、北米(2%増の2000万台)に次ぐ巨大市場に成長した。
(日経 6/10)

■独VW
北京に車部品・素材の実験室

独フォルクスワーゲン(VW)は,中国の石油・化学大手である中国石油化工(シ
ノペック)と組,北京に自動車部品や素材の実験室を開設した。現地の部品・
資材を検査し現地調達の拡大に繋げる。(日経産業 6/9)
http://www.volkswagen.com.cn/en/index.html

■中国の対EU輸出規制
対象品目は10品目・数値目標設定

欧州連合(EU)の欧州委員会と中国の繊維交渉が10日深夜、妥結し、EU側
はTシャツと亜麻糸の緊急輸入制限(セーフーガード)発動を取りやめること
を決めた。貿易摩擦の激化を懸念した中国が、今後約3年間、輸出の伸びを抑え
る譲歩策を示した。中国側の輸出自主規制の対象は10品目(Tシャツと亜麻糸
のほか、綿布、ズボン、女性用ブラウス、ベッドシーツ、ワンピース、ブラ
ジャー、テーブルクロス、プルオーバー)で、2007年末まで毎年8―12.5%の範
囲内に輸出の伸び率を抑える。(日経 6/12)

┏☆ 製品開発 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ユニ・チャーム
野菜用鮮度保持シートを新発売

ユニ・チャームは、不織布技術を活用した一般家庭向け野菜用鮮度保持シート
“クックアップ シャキッと食感シート”を7月5日より全国のスーパーマー
ケット、量販店他で新発売する。野菜が接する側の「野菜面フィルム」(上層)
には、無数の孔(円錐型の穴)があり立体になっている。野菜から出た水分は、
この孔を透過して「水分キープ層」(下層)に引き込まれる。さらに「野菜面フィ
ルム」は水分が逆戻りしにくい構造で、いったん吸収した水分は表面に戻らな
い。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html

■ユニ・チャーム
スリム形状のボトル型ウェットティッシュを新発売

ユニ・チャームは、業界ではじめてのワンプッシュオープン機能付きスリムな
ボトルタイプのウェットティッシュ“シルコットウェットティッシュ ハンディ
ウェット”を7月25日より、全国のスーパーマーケットやコンビニエンスストア
などで発売する。特長は次の通り。
(1)片手で持てるスリムな形状で持ち運びに便利。
(2)持ったその手で“ポン!”と押すだけで開いてサッと取り出せる。
(3)最後の一枚まで乾かず使える。
(4)ふんわり厚手のやわらかシート。
(5)つめかえ用も同時発売で経済的、環境にもやさしい。
(6)ノンアルコール・無香料
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html

■花王
とれた角栓がよく見える黒色タイプの“ビオレ毛穴すっきりパック”発売

花王は,7月2日、“ビオレ毛穴すっきりパック”から、取れた角栓(毛穴に
たまった汚れ)がよく見える「黒色タイプ」を新発売する。今回、取れた角栓
がよく見える黒色タイプをラインナップし、鼻用白色タイプ、鼻用+気になる
部分用とともに、角栓除去パック市場のさらなる活性化を図る。
http://www.kao.co.jp/corp/news/2005/2/n20050607-01pc.html

■宇津救命丸
乳幼児用アロマシート(健康香料)を発売

小児用伝統薬メーカーの宇津救命丸は,不織布製シートにハーブなどの香りを
染み込ませた乳幼児用香りシートを発売した。乳児の肌着の裏に貼り付けて使
用する。“宇津こども鼻・のどすっきりアロマシート”は,ローズマリーなど
の植物抽出油が鼻やのどをすっきりさせる。“宇津こども夜ぐっすりアロマシー
ト”は,ラベンダーなどの植物抽出油がおだやかで自然な眠りを誘う。
http://www.uzukyumeigan.co.jp/pickup/index.html

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■日本不織布協会・平成17年度定時総会
7月8日に大阪で開催

日本不織布協会(金井宏彰会長)は,平成17年度定時総会を7月8日,都島区綱
島の太閤園で開催する。また,総会終了後には懇親会が催される。
http://www.anna.gr.jp/index2.html

■日本不織布協会
SINCE2005視察ツアーを実施

日本不織布協会は,来る9月25日から28日まで中国・上海のインテックス上海
で開催される不織布見本市「SINCE2005」の視察ツアーを実施する。9月25日大
阪発,同28日同着で1人当たりの費用は125,000円。
問合せ先
(株)インセンティブ 村松氏 E-mail:incentiv@bb.mbn.or.jp
http://www.since2005.com/

■ビジネスシヨウ OSAKA 2005
6月15〜16日,インテックス大阪で開催

“見える!未来戦略〜ユビキタス社会の幕開け一進化するビジネス&ライフ〜”
をテーマとする「ビジネスシヨウ OSAKA 2005」が,ビジネスにおける事務・情
報処理・情報通信の活動を支援する機器、システム、ソフトウェア、サービス
などの展示・実演により6月15〜16日,インテックス大阪で開催される。
http://www.noma.or.jp/bsosaka/

■エネルギーソリューション&蓄熱フェア2005
6月15〜17日,インテックス大阪で開催

蓄熱システムをはじめとする電気エネルギーの活用を通じて、ユーザーのさま
ざまな悩みに対する解決策を提案する「エネルギーソリューション&蓄熱フェ
ア2005」が 6月15〜17日,インテックス大阪で開催される。。
http://www.kepco.co.jp/chikunetsu/

■第11回建築リフォーム&リニューアル展
6月15〜17日,東京ビッグサイトで開催

都市・建築の再生 建築の健康を考える,第11回「建築リフォーム&リニューア
ル展」が 6月15〜17日,東京ビッグサイトで開催される。
http://www.refo.jp/RR2005/index.html

■2005自動車部品生産システム展
6月15〜18日,東京ビッグサイトで開催

自動車部品・自動車製造に必要な装置、ソフト、システムが一堂に集結した,
「2005自動車部品生産システム展」が6月15〜18日,東京ビッグサイトで開催さ
れる。
http://www.nikkan.co.jp/eve/05apps/index.html

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┏☆INDEX ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.今週の焦点
2.国内ニュース
3.海外ニュース
4.製品開発
5.催事

┏☆ 今週の焦点 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■05年度版の環境白書
社会全体で脱温暖化実現を 

政府は17日の閣議で、2005年度版の環境白書を決定した。地球温暖化の
原因となる二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出を減らす「脱温暖化
社会」を実現するため、家庭や学校、企業などさまざまな場での人材育成や環
境保全活動が重要とした。

03年度の家庭からのCO2排出量が1990年度比30%増加していること
を受け、夏のノーネクタイ・ノー上着(クールビズ)や、買い物でのマイバッ
グ持参など日常生活での取り組みを求めた。また、学校関係では「総合的な学
習の時間」で環境学習を実施する小学校が49・6%に上ることや、ごみやC
O2排出の削減に学校全体で取り組む石川県立大聖寺高校の事例を紹介してい
る。
http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■万博協会
100の有力環境技術を「愛・地球賞」に選定

愛知万博協会は、地球環境問題の解決や持続可能な社会の実現に役立つ国内外
の有力技術100件を「愛・地球賞」に選定した。二酸化炭素の排出削減につなが
る自動車のハイブリッド技術(トヨタ自動車)や熱帯雨林の火災監視技術(ブ
ラジル)など、多彩な分野の技術が選ばれた。

100件の内訳は日本国内が56件、海外が44件(23カ国)。万博協会の中村利雄事
務総長は同賞の発表記者会見で「選ばれた技術は実用段階に入っているものが
中心。表彰により活用分野の幅を広げてもらいたい」と述べた。選ばれた主な
技術は温暖化対策技術のほか、ペットボトルのリサイクル技術(帝人ファイ
バー)など有力企業による省資源技術が目立った。 (日経 6/17)
http://www.expo2005.or.jp/jp/N0/N2/N2.6/N2.6.166/index.html

■1―3月実質GDP改定値
年率4.9%増に下方修正

内閣府が13日朝発表した1―3月期の国内総生産(GDP)改定値は、物価変
動の影響を除いた実質で前期比1.2%増となり、5月中旬に発表した速報値(1.3
%増)から下方修正となった。年率換算では4.9%増と速報値(5.3%増)から
下方に修正。名目GDPの改定値は前期比0.6%増(速報値は0.6%増)、年率
換算で2.2%増(同2.3%増)となった。(日経 6/13)

■容器包装リサイクル見直し固まる
レジ袋有料化来年度にも

ごみの排出を抑制するために強化策を検討している容器包装リサイクル見直し
の大枠が固まり、現在は無料のレジ袋を有料化する方針が決まった。徴収価格
や集めたおカネの使い方をスーパーなど関係業界と今年度中に協議する予定だ
が、具体論では調整が難航する見通しだ。中央環境審議会(環境相の諮問機関)
が13日、レジ袋有料化案をまとめ、産業構造審議会(経産相の諮問機関)も同
様の方針。 (日経 6/14)
http://www.env.go.jp/council/03haiki/yoshi03.html

■シックハウス
自動車も原因物質削減・相次ぎ新型車

シックハウス症候群の原因といわれる揮発性有機化合物(VOC)を削減する
動きが自動車業界などに広がっている。住宅メーカーの対策が先行していたが、
日産自動車やトヨタ自動車なども内装に含まれるVOCを減らした新型車を投
入し始めた。印刷業界も含めて、大気汚染防止のために製造工程での排出を削
減する動きも加速している。

ホルムアルデヒドやトルエンなどのVOCは自動車の内装品に使う接着剤に含
まれる。日産は接着剤を水溶性に変更したほか、内装品のコーティング材に含
まれるVOCを揮発させる手法など約30種類のVOC対策工法を確立。このほ
ど発売した小型車「キューブ」の特別仕様車に採用し、厚生労働省が定めた指
針値以下に抑えた。 (日経 6/17)

■光触媒製品技術協議会
業界団体を一本化へ

光触媒製品技術協議会は,光触媒団体の一本化に向けて「光触媒新団体設立委
員会」を今夏をメドに設置する。光触媒製品メーカーの業界団体である同協議
会をはじめ「光触媒製品フォーラム」「チタニア応用研究会」「高機能光触媒
の創製と応用技術研究会」などを一本化し,日本を代表する業界団体の設立を
めざす。(日刊工業 6/16)
http://www.photocatalysis.com/
http://www.photocatalyst.gr.jp/
http://ews.tec.fukuoka-u.ac.jp/Titania/titania_index.htm

■野村総合研究所
中国IT市場主要7分野のベンチマーキング結果を発表

野村総合研究所はこのほど、中国IT市場主要7分野(携帯電話端末、携帯電話
サービス、モバイルコンテンツ、PC、サーバ、ストレージ、ITサービス)の動
向把握と、日本市場との比較を行った。その結果、2005年には携帯電話端末分
野で、2006年にはPC分野で、さらに2010年までにはサーバ、ストレージ、携帯
コンテンツ分野において、中国市場が数量規模に続いて金額規模でも日本市場
を追い抜く可能性が高いことが分かった。
http://www.nri.co.jp/news/2005/050614.html

■三井化学
タイでPPスパンボンドを2万t増設

三井化学は,タイで衛生材料を増産する。約50億円を投じPPスパンボンドの世
界最大の年2万t設備を増設する。近く着工し07年初めから商業生産を開始す
る。タイの衛生材料拠点「ミツイ・ハイジーン・マテリアルズ(タイランド)」
では03年から年1万4千t能力で操業を開始したが,すでにフル稼働に達してお
り,ASEANに進出している日系紙おむつメーカーなどの今後の需要増に対応す
る。さらに同拠点内には,紙おむつ用通気フィルムの新工場も建設しており,
6千t能力で06年から商業生産に入る予定。(化学工業日報 6/14)
http://www.mitsui-chem.co.jp/

■NECとユニチカ
携帯電話用ケナフ添加バイオプラスチックを開発

日本電気とユニチカはこのたび共同で、携帯電話の環境対策に寄与できるケナ
フ添加バイオプラスチックを開発した。トウモロコシを原料としたポリ乳酸に
温暖化防止効果の高いケナフの繊維を添加し、さらに携帯電話に必要な落下衝
撃性等や成形性などを満足させるための独自の配合処方を採用することで実現
した。
http://www.nec.co.jp/press/ja/0506/1402.html
http://www.unitika.co.jp/news/news-data/high_polymer-00066.html

■住友スリーエム
不織布バフに匹敵するプリント基板用ブラシ研磨材を開発

住友スリーエムは,プリント基板に穴を開けた後にバリ取りなどに使うブラシ
型研磨材の新製品を発売した。不織布バフに匹敵する研磨力と安定した仕上げ
に加え,約2倍の寿命が得られる。(化学工業日報 6/16)
http://www.mmm.co.jp/

■荏原実業
新方式の脱臭フィルターを開発

荏原実業は慶応大学の白鳥教授らと共同で,活性炭脱臭の難点である湿気に左
右されることなく安定処理できる新方式の脱臭フィルターを開発した。フィル
ター基材をハニカム構造に加工し,それに触媒を添着して実現した。
(日刊工業 6/17)
http://www.ejk.co.jp/

■ダイハツと日野
自動車リサイクルの法定基準クリア

ダイハツ工業と日野自動車は、自動車リサイクル法に基づく2004年度(適用は
05年1―3月のみ)の再資源化実績を発表した。両社とも金属やガラスなどの破
砕くずの再資源化率が法定基準を達成。金属、ガラス、樹脂といった破砕くず
から金属などを回収し、リサイクル利用した比率を示す再資源化率はダイハツ
が49.9%、日野が50.6%で、ともに05年度法定基準の30%を大きく上回った。

日野は10年度基準の50%も達成した。エアバッグ類の再資源化率はダイハツが
94.3%で、法定基準の85%を超えた。日野はエアバッグ類のリサイクル業者へ
の搬入実績がなかった。フロン類の回収はダイハツが3.3トン、日野が54キログ
ラムだった。(日経 6/16)
http://www.daihatsu.co.jp/wn/050616-1f.htm
http://www.hino.co.jp/j/corporate/newsrelease/pressrelease/detail.php?id=59

■リファインバース
カーペット繊維の再生体制の確立めざす

業務用タイル状カーペットのリサイクルを手掛けるリファインバースは,カー
ペット繊維を再生する体制を整える。繊維を織り込む布地から繊維を高速では
がす機械を開発し,自動車の断熱材などに加工する業者に販売する。
(日経産業 6/15)
http://www.r-inverse.com/

■ハザマ・西武建設
防水機能をもった屋上緑化システムを開発

ハザマと西武建設は,防水機能をもった屋上緑化システムを開発した。従来の
屋上緑化は建物屋上のコンクリート製の防水保護層の上に設置されるケースが
多く,防水層が屋上に露出する「露出防水」の場合は設置が難しかった。
(日刊工業 6/15)
http://www.hazama.co.jp/
http://www.seibu-group.co.jp/kensetsu/

■トヨタとホンダ
燃料電池車が型式認証を取得

トヨタ自動車とホンダは、燃料電池車の型式認証を国土交通省から取得した。
型式認証を得たことで、通常のガソリンエンジン車などと同様に不特定多数の
顧客へ販売できるようになる。将来の普及に向けた地ならしが一歩進む。燃料
電池車は従来、販売先をあらかじめ特定したうえで、車両1台ごとに大臣認定を
受ける必要があった。国交省は今年3月、道路運送車両の保安基準を改正し、圧
縮水素ガスを燃料とする車の安全・環境にかかわる基準を整備済み。これを受
け、トヨタが「トヨタFCHV」、ホンダは「FCX」でそれぞれ国内初の型
式認証を得た。(日経 6/18)
http://www.toyota.co.jp/jp/news/05/Jun/nt05_031.html
http://www.honda.co.jp/news/2005/4050617-fcx.html

■コグネックス
世界市場で画像処理のデファクト・スタンダード確立へ

コグネックスは,米国ジョージア州デュラスを本拠とする米国で市場2位の画像
処理メーカー「VDT Corporation」を買収した。これにより同市場トップのコグ
ネックスが,世界市場で画像処理のデファクト・スタンダードの確立に向うと
予想される。
http://www.cognex.co.jp/

■ユニ・チャーム
今夏、タンポン普及に向けた啓発活動を実施

ユニ・チャームは、旅行・スポーツ・レジャーの機会が増える夏に先駆けて、
生理中も女性が快適に過ごせるよう、タンポン使用促進に向けた啓発活動を6月
20日より実施する。“チャーム なめらかスリムタンポンお試しパック”を発売
するとともに,タンポンが不安なユーザーのために「タンポンはじめてブック」
を店頭にて配布する。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html

■トヨタ紡織
タイの2子会社を統合

トヨタ紡織は,7月1日付で,タイの2子会社を統合する。トヨタボウアジア(バ
ンコク市)を存続会社とし,TNAT(同)を合併する。トヨタボウアジアは,旧
豊田紡織,TNATは旧タカニチの子会社。(日刊工業 6/16)
http://www.toyota-boshoku.co.jp/jp/index.html

■東証
カネボウ株の上場廃止を決定

東京証券取引所は、カネボウ株の上場廃止を決めたと発表した。上場廃止日は
6月13日。東証はカネボウの5年間で2000億円を超す粉飾決算が虚偽記載に関
する上場廃止基準に該当し、投資家の証券市場に対する信頼を著しく毀損した
と判断した。カネボウ株は5月13日から6月12日まで整理ポストに割り当てと
なる。(日経 6/13)
http://www.kanebo.co.jp/contents/fram/f_08rel.html

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ポール・ハルトマン社(ドイツ)
フィキシーズ紙おむつ事業を売却

■ナショナル・プレスト・インダストリーズ社(米国)
3,600万ドルを投じて紙おむつの生産を計画

■アセア・ラボラトリーズ社(米国)
特殊化学処理・ウェットワイパーコンバーター、アセア社が、コンバーテッド
・プロダクツ社のウェットワイパー事業を買収

■ウェアーハウザー社(米国)
森林製品大手、ウェアハウザー社が、バラゴン・トレード・ブランズ社に4億
6,000万ドルを支払うよう命じた米国破産裁判所の決定に対して、ジョージア州
北部連邦地方裁判所に上訴

■プレイテックス・プロダクツ社(米国)
第2巡回控訴裁判所が、プロクター&ギャンブル社に対する虚偽の広告に関す
る訴訟で、プレイテックス社を支持して連邦地方裁判所の決定を棄却

■ポリマー・グループ(中国)
ポリマー・グループが、今後15ヶ月以上で約5,000万ドルを投じて、中国の蘇州
と南海の事業を拡大

┏☆ 製品開発 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■日本バイリーン
進化したバイリーンマスク〜「排気弁付き防じんマスク」を新開発
 
日本バイリーンは、この度マスクユーザーの悩みの一つとされていた呼吸によっ
て発生する熱気やムレによる不快感を軽減した排気弁付き防じんマスク(商品名
:バイリーンマスク「X-2700シリーズ」)を新開発、7月1日から販売子会社のバ
イリーンクリエイトを通じて全国販売する。

開発した製品は、産業用防じんマスクの分野で一貫して「呼吸のしやすさ」を
追求してきたバイリーンマスクをさらに進化させたもので、今回上市するのは
「X-2702(レギュラー)」と「X-2762(活性炭入り)」の2品番。取り付けた排
気弁が、熱気やムレを排出することが最大の特徴で、特に熱暑の現場や活動量
が多い作業には最適。
http://www.vilene.co.jp/news/list/n394.htm

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■機械・設計関連の4展示会
6月22〜24日,東京ビッグサイトで開催

日本最大の製造業向けITソリューションの専門展「第16回設計・製造ソリュー
ション展 (DMS)」や,機械要素、加工技術を一堂に集めた日本最大の専門展「第
9回 機械要素技術展 (M-Tech) 」,バーチャルリアリティ業界世界最大の専門
技術展「第13回 産業用バーチャル リアリティ展 (IVR)」,測量、設計、GIS、
調査、リモートセンシング機器及びシステム、資材等の展示並びに研究発表等
を行う「測量・設計システム展2005」が,6月22〜24日,東京ビッグサイトで開
催される。
http://www.dms-tokyo.jp/
http://www.mtech-tokyo.jp/
http://www.ivr.jp/
http://www.jsurvey.jp/geoforum2005.htm#exhibition

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┏☆INDEX ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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1.今週の焦点
2.国内ニュース
3.海外ニュース
4.製品開発
5.催事

┏☆ 今週の焦点 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■中央環境審議会廃棄物・リサイクル部会
容リ法見直しの中間報告で事業者負担を明記

中央環境審議会廃棄物・リサイクル部会は,容器包装リサイクル法(容リ法)
見直しに関する中間報告案を大筋で了承した。焦点となっていた容器包装廃棄
物の分別収集費用の負担については,現行の地方自治体の全額負担からメーカー
や小売店など事業者に一部負担を求めることが明記された。また,レジ袋の無
料配布の禁止やトレーなどプラスチック製容器の分別細分化なども盛り込まれ
た。
http://www.env.go.jp/council/03haiki/y030-34.html
http://www.env.go.jp/council/03haiki/y030-34/mat02.pdf

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■POPs条約
国内実施計画を策定

地球環境保全に関する関係閣僚会議において、残留性有機汚染物質(POPs)
に関するストックホルム条約に基づく国内実施計画が了承された。今後、本国
内実施計画に基づき、関係省庁一体となって、POPsの排出削減、適正処理、
環境監視、国際協力などに取り組む。
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=6119

■産業技術総合研究所
衝撃に強いポリ乳酸樹脂を開発

産業技術総合研究所は,自動車などに使う汎用樹脂のABSに比べて衝撃に対する
強さが5倍程度高い植物由来の生分解性樹脂を開発した。トウモロコシなどを原
料とするポリ乳酸に衝撃吸収剤の樹脂を混ぜたもので,衝撃に対する強さが従
来のポリ乳酸の約50倍に向上した。(日経産業 6/22)
http://www.aist.go.jp/

■トヨタ自動車グループ
「植物性」内装材を増産

トヨタ自動車グループはインドネシアを拠点に、二酸化炭素(CO2)吸収能力
の高い熱帯植物「ケナフ」を原料とした自動車部品事業を強化する。トヨタ紡
織はケナフを使った内装材工場の生産規模を倍増し、トヨタ車体もトヨタ自動
車の協力で部品開発を進める。同国で収穫しやすいケナフを生かし、グループ
で環境対策に取り組む。(日経 6/23)
http://www.toyota.co.jp/index.html

■クラボウ
多軸補強用繊維基材を販売

クラボウ綿合繊事業部は、ドイツから多軸挿入編機を安城工場に導入し、多軸
補強用繊維基材「クラマス/KURAMAS」の製造、販売を開始した。強化
繊維としてガラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維を各層で任意の方向で引き揃
えて積層し、ポリエステルやガラス糸などで編みシートにした。繊維補強基材
は、ヨーロッパ諸国では、軽量化を目的として自動車用ボディー、航空機、船
舶、風力発電用ブレードなどでFRP繊維補強基材として使用されており、今
後日本においてもこれらの用途に需要が出てくるものと思われる。
http://www.kurabo.co.jp/news/20050622104838.html

■トヨタ紡織
トルコにシートフレームおよび機能部品の生産工場を建設

トヨタ紡織は、トルコ共和国の子会社タカニチオトモティブイチドシェメパル
チャラルサナイべティジャレット株式会社(Takanichi Otomotiv Ic Doseme
Parcalari Sanayi Ve Ticaret A.S. 略称:TID)の第2工場を建設し、自動
車用シートフレームおよび機能部品を生産する。トヨタ紡織が、欧州・トルコ
地域でシートフレームおよび機能部品を生産するのは初めて。自動車用シート
の中枢となるシートフレームおよび機能部品から、シートを一貫生産すること
で、品質の優位性および価格競争力を確保し、トヨタ紡織グループのグローバ
ルな供給体制を整えることがねらい。
http://www.toyota-boshoku.co.jp/jp/whatsnew/pdf/05062001.pdf

■トヨタ紡織
南アフリカにシート、ドアトリムを生産する新会社を設立

トヨタ紡織と豊田通商は合弁で、南アフリカに自動車用シート、ドアトリムを
生産するトヨタ紡織南アフリカ株式会社(TOYOTA BOSHOKU SOUTH AFRICA (PTY)
LTD. 略称:TBSA)を設立する。トヨタ紡織は、世界4極(北中南米、中
国、アセアン、欧州)でグローバルな展開を進めており、その一環として、ア
フリカ地域で初めての生産会社を設立。Toyota South Africa Motors (Pty)
Ltd.(略称:TSAM)の生産能力増強に伴い、現在TSAMが自社で生産し
ているシート、ドアトリムを、トヨタ紡織が受注したためで、2006年4月
に生産を開始する予定。
http://www.toyota-boshoku.co.jp/jp/whatsnew/pdf/05062002.pdf

■Honda
「Honda環境年次レポート2005」を発行

Hondaは、2004年度の日本国内での環境保全取り組み実績と、2005年度目標をま
とめた環境報告書「Honda環境年次レポート2005」を発行した。「Honda環境年
次レポート」は、1998年度より毎年度継続して発行しており、今回で第8号とな
る。本レポートは、Hondaが定めた「Honda環境宣言」のもとで取り組んでいる
環境活動の目標と実績を年度毎に報告し、Hondaの企業活動にかかわる多くの
方々のご意見、ご批評をいただくための環境コミュニケーションツールとして
発行している。なお、今年度より、生産領域においてCO2以外の温室効果ガスの
排出量について初めて開示したほか、グローバル環境負荷の集計を初めて開示
するなど、情報開示範囲をより拡大させている。
http://www.honda.co.jp/environment/e_news2/050622.html

■市川毛織
社名を「イチカワ株式会社」に変更

市川毛織は,抄紙用具の高度専門企業として,グループのブランド力を強化す
るため社名を7月1日付で「イチカワ株式会社」に変更する。
http://www.ik-felt.co.jp/jpn/topics/img/j_st050525.pdf

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■CIRFSレポート
2010年の欧州不織布市場の見通し

化繊協会のホームページに,CIRFS(欧州化繊協会,本拠地ブリュッセル)レ
ポートによる2010年の欧州の不織布市場の見通しが紹介されている。同レポー
トは2003年当時、CIRFSの技術委員会が域内の化合繊メーカーに対し各企業が2
1世紀の最初の十年における戦略的プランを構築するのに役立つような不織布
分野の発展に関する情報(特に技術面の変化、生産コスト、国際市場の発展な
どのインパクトに関するもの)を提供することが重要と考え作成した。これに
よると2010年の欧州の不織布生産を素材ベースで242万5千t予想している。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-naig.html

■国際電気標準会議
日本主導で電気製品リサイクルの国際標準策定

家電やパソコンなど電気・電子製品について地球環境に配慮した設計の国際標
準づくりが日本主導で始まる。規格の国際機関である国際電気標準会議(IE
C)でリサイクルしやすい素材や部品、組み立てなどの基準を策定する。メー
カーの製造や輸出の環境対応を容易にする狙い。28、29日に東京で第1回の会合
を開き、策定作業に入る。(日経 6/25)
http://www.iec.ch/

■韓国現代自動車
中国広州汽車と商用車合弁・フルライン展開へ

韓国現代自動車は、中国自動車大手の広州汽車集団と合弁で商用車生産に進出
する。広州市内に新工場を建設、2011年にトラック・バスを年20万台生産でき
る体制を整える。総投資額は12億4000万ドル(約1350億円)。販売好調な乗用
車に商用車を加え、フルラインでシェア向上を狙う。(日経 6/22)
http://worldwide.hyundai-motor.com/

┏☆ 製品開発 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■大王製紙
着物デザイナーとのコラボレーションナプキンを発売

エリエールブランドの大王製紙では、ムレ・カブレが気になる女性のための、
肌にやさしいナプキン「elis 新・素肌感」シリーズから、ナプキンでは初め
ての、モダン着物デザイナー豆千代さんプロデュースの着物柄デザインナプキ
ンを7月11日より全国発売する。女性が外出時に持ち歩くナプキンとして、「で
きるだけナプキンらしくない個包装のもの」を好む傾向があり、最近では各社
から花柄、縦縞模様など様々な柄のナプキンが発売されている。しかし「どの
柄も一緒」「変わり映えしない」といったマンネリを懸念する意見が女性の中
に生まれつつある。そこでそんな女性のニーズに応え、ナプキンでは初めて、
モダン着物デザイナープロデュースによる着物柄個包装のナプキンを発売する。
http://www.daio-paper.co.jp/newsrelease/index.html

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■INTC2005
9月19〜22日,米セントルイス市で開催

INDAとTAPPIの合同による国際不織布技術会議「INTC2005」が,9月19〜22 日,
米セントルイス市で開催される。
http://www.inda.org/events/intc05/

■繊維学会「ナノファイバー技術戦略研究会」
第5回「21世紀を拓くナノファイバーテクノロジー」講演会を開催
                                
繊維学会「ナノファイバー技術戦略研究会」は,第5回「21世紀を拓くナノファ
イバーテクノロジー」講演会を7月20日,東京工業大学百年記念館3F「フェラ
イト会議室」で開催,8つのテーマの講演が行われる。
http://www008.upp.so-net.ne.jp/fiber/nano17_1.html

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
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