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┏☆INDEX ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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1.国内ニュース
2.海外ニュース
3.催事

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■北九州市
 自動車産業参入・事業拡大の助成制度を新設

 北九州市は地元企業がスムーズな自動車産業への参入、事業拡大を果たせる
よう2つの助成制度を新設した。対象は自動車産業への新規参入や事業拡大を
目指す北九州市内の中小企業者で、「設備投資」「技術力の向上」「人材育成
・確保」にかかる経費の一部を助成する。具体的内容は以下の通り。
 (1)中小企業自動車産業振興助成金(設備投資への助成)
 助成対象となる経費;自動車産業への新規参入・事業拡大のために市内の活
性化重点区域で行う工場の新設・増設など(土地、建物、機械設備で5,000万円
以上の設備投資)に要する経費。
 助成金額等;設備投資額の5%(ただし市産業用地購入の場合は10%)。限
度額は1,000万円以内。
 (2)中小企業自動車産業技術力向上・人材育成助成金(技術力の向上、中核人
材の育成・専門人材の確保への助成)
 助成対象となる経費;技術力向上事業=自動車メーカー、1次部品メーカー
などの技術者・専門家による現場指導にかかる経費。中核人材の育成・確保事
業=自動車メーカー、1次部品メーカーなどに従業員を派遣し実践的技術の習
得研修にかかる経費。自動車メーカーなどに従事経験のある技術者などの新規
雇用にかかる経費。
 助成金額等;助成対象経費の2分の1。限度額は1企業あたり200万円以内。
 申請受付は振興助成金が5月12 日から随時受付け、技術力向上・人材育成助
成金が6月1〜30日。
 問合せ先は振興助成金が中小企業振興課(TEL 093-873-1433)、技術力向上
・人材育成助成金が地域産業課(TEL 093-582-2888)
http://prw.kyodonews.jp/press/release.do?r=200605295428
(5/31)

■花王、リブドゥコーポレーション
 大人用紙おむつ事業の拡大を目指し業務・資本提携

 花王とリブドゥコーポレーションは介護ビジネスを中心とした日本国内での
事業提携に合意し、5月31日業務・資本提携契約を締結した。
 今回の業務提携は、1997年度から花王が大人用紙おむつをリブドゥ社に製造
委託したことに端を発し、さらに広範囲に連携することで、中長期的な事業環
境の変化に対応し、新たな価値創造が可能であるとの共通認識に至ったことか
ら実現した。
 高齢社会が進展するなか、リブドゥ社は介護と治療の分野で「生きる力を応
援する」ことを企業理念に社業を進めており、一方、花王は「清潔で美しくす
こやかな毎日をめざして」のスローガンのもと今後の成長が期待できるヘルス
ケア事業を強化している。両社の介護事業で培った研究開発力を生かし消費者
の立場に立った商品を共同で開発し、より付加価値の高いサービスの提供を目
指す。
 さらに提携基盤の強化を目的として、花王がリブドゥ社の株式1万7,000株(発
行済株式総数の約9%)を既存株主からの買取りおよび第三者割当増資により
取得する。これについては、リブドゥ社の6月の株主総会と、その後の取締役
会で決議し、7月末までに手続きを完了する予定。
 事業提携のポイントは、(1)成長分野である介護事業、とりわけ大人用紙おむ
つ製品の共同開発、(2)リブドゥ社の既存設備を生かしたローコストオペレーシ
ョンの推進、(3)両社事業提携推進による協業体制の強化。
 <リブドゥコーポレーションの概要>
 設 立;1965年4月
 本 社; 四国本社(本店)=愛媛県四国中央市、大阪本社=大阪市中央区
 工 場;川之江、徳島三野、徳島貞光、徳島市場、栃木芳賀(5工場)
 資本金;5億9,300万円(06年3月末)
 業 績;売上252億円、営業利益12.4億円(05年3月期)
 代表者;代表取締役・社長執行役員 宇田 正 氏
 社 員;668名(06年3月末)
http://www.kao.co.jp/corp/news/2006/2/n20060531-01ma.html
http://www.livedo.jp/index.shtml
(5/31)

■三洋電機
 自動車用2次電池の取り組み加速

 三洋電機がハイブリッド電気自動車(HEV)用2次電池に対する取組みを
活発化している。ニッケル水素2次電池(Ni−MH)は、日欧米の各地域で複数
のメーカーに供給すべく交渉を進めている。2010年頃の本格採用が見込まれる
リチウムイオン2次電池(LiB)の開発も順調で、十分な性能を発揮しつつある。
今後、Ni−MHは高出力化した第二世代、第三世代モデルを開発しサイズもコス
トも半減を目指す。LiBは自動車メーカーと協力して安全性や信頼性を確認し実
用化を進め、10年後にもさらに高性能化とた次世代品を開発し、10年代の早期
に自動車用2次電池で売上高2,000億円を達成する考え。
(化学工業日報5/31)

■P&G
 パンパース“卒業パンツ”を全国で発売開始

 P&Gは、スムーズなおむつはずれを応援する紙トレーニングパンツ、パンパー
ス“卒業パンツ”を7月上旬より全国で発売する。
 これまでの紙トレーニングパンツは、ぬれた感じを残すため吸収力を犠牲に
しており、子どものおしっこの回数と量によってはもれてしまうことがあった。
新製品の卒業パンツは「おしっこのぬれた感じ」を伝える新機構“ぬれた感じ
がわかるシート”と、「もれを防ぐ高い吸収力」で「ぬれた感じ」と「もれな
い」を両立させ、親子ともストレスの少ないトイレトレーニングを実現するも
の。
http://jp.pg.com/news/2006_01/200605/20060523p01.htm
(5/23)

■ダウ・ケミカル
 保健・衛生材料を強化
 新スパンボンド用ポリオレフィンなど日本軸に育成

 ダウ・ケミカルは、紙おむつや生理用品向けをはじめとする保健・衛生材料
事業の強化に乗り出す。このほど開発した不織布向けのポリオレフィン技術を
活用、2007年末までに商業規模で生産するポリオレフィン樹脂やオレフィンブ
ロックコポリマーが今後の最重点製品になる。同社では日本は最も技術革新に
富む市場と判断、日本を中心に先進技術を生かした新製品を育成する。
 同社がこのたび開発したスパンボンド不織布向けポリオレフィン樹脂は、プ
ロピレンとエチレンベースのポリオレフィンで、スパンボンド繊維に優れた柔
軟性し風合いを付与する。ソフトな風合いを出せるPEと、ポリプロピレンの
加工性の双方の特長を兼ね備えている。
(化学工業日報6/1)

■ナノファイバー
 東工大と帝人など11社と5年でナノファイバー基盤技術確立、実用化研究

 東工大と帝人、シナノケンシ、NEC、住友精化、大日本インキ化学工業、
栗田工業、日本エアー・フィルター、帝人テクノプロダクツ、東洋紡、日清紡、
グンゼの11社は、今後5年間でナノファイバー基盤技術確立、実用化研究を進
める。エレクトロスピニング法など大型装置を用い、燃料電池や情報家電、環
境・エネルギー分野などで求められる革新部材を創出する。NEDOの新規プロジ
ェクト「先端機能発現型新構造繊維部材基盤技術の開発」として委託・助成先
の決定を受けたもので、事業費総額は56億円。
http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/180601_5/180601_5.html
(6/1)

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■アールストローム社(フィンランド)
 世界進出に向けて株式公開

■アービンメリトール社(米国)
 プロレーター社のフィルター事業を売却

■ファイバーウェブ社(英国)
 原材料費増加により、2005年営業利益が前年比10%減少したものの、イタリ
ア工場に設置するM&Jエアレイドラインをノイマグ社から購入

■GPセルロース社(米国)
 フラッフパルプ生産能力を27%増強し、約95万3,000t/年に

■ブリティッシュ・ヴィタ社(欧州)
 不織布事業部門リベルテックス社を売却せず、経営を継続

■LINQインダストリアル・ファブリックス社(北米)
 サン・キャピタル・パートナーズ社が、カナダのコンソルテックス・グルー
プからLINQ社を買収

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■繊維学会
次世代を考える産・学・官による繊維ワークショップを開催

 繊維学会は6月13日東京・タワーホール船堀で「次世代を考える産・学・官に
よる繊維ワークショップ(第7回「21世紀を拓くナノファイバーテクノロジー」
講演会)」を開催する。繊維に関して産・学・官のワークショップを開催するこ
とは、今回初めてのケース。開催概要および講演テーマ以下の通り。
 日 時;2006年6月13日(火)13:00−16:20
 場 所;東京都・タワーホール船堀(4F小ホール)
 主 催;繊維学会および繊維学会ナノファイバー技術戦略研究会
 協 賛;日本家政学会、日本繊維機械学会、日本繊維製品消費科学会
 参加費;年次大会参加者および学生は無料(ただし講演要旨集は希望者に
     2,000円で販売。それ以外は資料代として5,000円徴収)
 問合せ先;繊維学会事務局(TEL 03-3441-5627、FAX 03-3441-3260)  
      東工大谷岡研究室(TEL 03-5734-2426、FAX 03-5734-2876)
 講演内容;
学の立場  「繊維戦略論」
      梶原莞爾氏(繊維学会副会長・繊維戦略機構委員長)
産の立場  「日本の繊維産業の進むべき方向」
      羽場清人氏(前三菱レイヨン、現羽場技術テクノサポート代表)
官の立場(1)「今後の繊維・ファッション政策の展開について」
      高柳大輔氏(経済産業省繊維課課長補佐、企画調整担当)
官の立場(2)「繊維技術開発の展望」
      黒田俊久氏(経済産業省繊維課課長補佐、技術・環境・化合繊担当)
官の立場(3)「経済産業省技術戦略マップ2006の概要と繊維学会への期待」
      渡邉政嘉氏(経済産業省研究開発課企画官)

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1.国内ニュース
2.海外ニュース

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■日本バイリーン
 36年ぶりに経営理念を改定

 日本バイリーンは昨年度に引き続く業績改善の結果をもって、前3ヵ年計画
(03年4月〜06年3月)の最終年度を締めくくり、06年4月1日より新たな3ヵ年計
画「Value」をスタートさせた。
 同社は6月1日に創業46周年を迎えたが、この46年間の環境変化は激しく、社
会における企業の役割や責任は一層大きくなった。こうした社会状況の変化に
対応し、同社では企業活動を担う社員一人ひとりが自社の基本的価値観や理念
を明確に認識する必要があると判断し、これらの内容を含む目標設定とその達
成の指針となるよう経営理念を36年ぶりに以下のように改め6月1日に施行した。
〔新経営理念〕
「私たちは全ての社員が健全で公正な企業活動を通じ、顧客の信頼に応え人々
の生活をより豊かで快適なものとする製品づくりによって、企業価値の向上に
努め広く社会に貢献します」
 この経営理念の下、前記新中期3ヵ年計画「Value」の初年度となる06年度を、
グローバルな事業展開による事業構造の再構築、そして不織布の高機能化を推
進する用途の拡大を進めることで収益基盤をさらに安定したものにしたいとし
ている。
http://www.vilene.co.jp/news/list/n487.htm
(6/5)

■日本特殊塗料
 中国で超軽量防音材、トヨタ向けに生産

 日本特殊塗料は中国・天津で超軽量防音材の生産に乗り出す。トヨタ自動車
が現地で生産する新車種への採用が決まり、これに対応する。現地で自動車用
吸・遮音材を作るスイス・リエタオートモーティブとの合弁会社「天津日特固
防音配件」に7億円を投じ第2工場を建設、年産能力40万台分で10月に稼働の
予定。生産する超軽量防音材「リエタ・ウルトラライト」は繊維系の防音材で
フロアカーペット下などに使われる。樹脂系防音材に比べ6〜7割軽量化に成
功し、価格も割安なのが利点。トヨタなど日系自動車メーカー向けに採用が拡
大している。
(日刊工業新聞 6/5)

■阿波製紙
「新連携全国フォーラム」に排水処理装置で出展

 阿波製紙は独立法人・中小企業基盤整備機構が6月12日に東京国際フォーラ
ムで開催した「新連携全国フォーラム」に出展するとともに自社の事例発表な
ども行った。
 同フォーラムは国が認定した“新連携”により生まれた最新技術・サービス
などを展開する企業が一堂に集まるもので、第1回となる今回は全国から160社
を超える企業が出展、トークセッション、事例紹介、交流会などが併催された。
阿波製紙は、昨年7月25日に四国地域第1号として「分離膜を利用した小型排水
処理装置の開発と事業化」が認定され、染色・めっき・食品をターゲット市場
として、実証試験装置の設計製作からスタートし現在実証試験を続けており、
その成果などを展示した。また、本フォーラムを後援している(社)日本ニュー
ビジネス協議会連合会が併設する「新連携に関する説明・報告会」では事例発
表を行ったもの。
 なお、「分離膜を利用した小型排水処理装置の開発と事業化」の事業概要は
以下の通り。
 ・コア企業;阿波製紙、連携企業等;緒方工業、多摩精器工業、CNT、産業技
  術総合研究所、熊本県工業技術センター、徳島県立工業技術センター
 ・従来の排水処理装置は大手プラントメーカーの大規模で高価格な装置か、
  簡単なフィルターのような非常に安価な装置しかない。
 ・本事業では、分離膜用支持体紙のトップメーカーとしての知見を有する紙
  製造業が、排水処理の知見を有する製造業等と連携することで、分離膜を
  利用した小型排水処理装置の開発・事業化を目指す。
 ・この連携体では、小規模事業場でも導入可能な安価で簡便な操作性の装置
  を開発することが可能。また、既存の大規模な総合排水処理設備において
  も、ラインに設置することで、最終処理工程の負荷を大幅に軽減できるこ
  とが「強み」。
http://www.awapaper.co.jp/company/news49.html
(6/6)

■チノー
 赤外線厚さ計、測定感度5倍に
 計測・制御機器メーカーのチノーはシート・フィルムの厚さや塗工膜の厚さ
を測るオンライン型赤外線極薄厚さ計「IRMT」を開発した。測定感度を従来の
5倍に向上させ、0.5〜100μmの厚さを計測できる。赤外線のP偏光正反射方式
の採用で表面反射などの光の干渉を取り除き、従来25mmまでだった測定距離を
50mmに拡大、耐振動性も強化して設置の自由度を高めた。本体価格は370万円、
初年度は30台の販売を目指す。
http://www.chino.co.jp/news/2006/0531.html
(6/6)

■ホギメディカル
 手術用セット商品の拡販に注力

 ホギメディカルでは07年3月期にかけ、手術に必要な医療材料一式をセット
にした「オペラマスター」を拡販する。病院にとって手術の効率化に繋がる同
商品を拡販し、新規契約の獲得に注力したい考え。
(日経6/6)

■デュポン
 チタン粉末製造の新プロセスを考案、大幅コスト低減可能に

 デュポンは、金属チタン粉末の大幅な低コスト化が可能な製造プロセスを考
案した。従来の酸化チタン製造プロセスに電解還元法を組み合わせてチタン粉
末を得るもので、大量かつ安価に四塩化チタンを製造している強みを最大限に
活かす。同社によればこの純チタン粉は合金化が容易で、加工工程を省略でき
る粉末冶金法の適用により飛躍的なコスト削減が可能と見られる。同社は二輪
車、自動車部品向けなどのへの適用を目指して提案活動を進めていく。
(化学工業日報 6/5)

■福助工業
 複合包装材を重点育成

 福助工業は、紙とフィルムを組み合わせた窓付き包装紙の市場開拓を強化す
る。ラミネート製品や食品容器などに次ぐ新たな収益源として重点育成してい
く方針。今回新たにハンバーガーやおにぎり向けの新製品を投入、品揃えを充
実させた。2004年の販売開始以来揚げ物・総菜包装用途を中心に需要は伸び、
同社はシェア拡大に向けラインナップの拡充を図る。
 今回の新製品は耐油紙にPPをラミネートし、窓部分に二軸延伸ポリプロピ
レン(OPP)フィルムを用いた「デリカパック」。従来に比べフィルム部分
が大きく、口を閉じたままでも中身が見やすい事が特徴である。
(化学工業日報 6/7)

■東レ
 極細の特殊ポリエステルフィラメントを用いた織物素材を開発
 “シルックデュエットμ”軽やかさと滑らかさを両立

 東レ(株)は、世界最高水準の細さの特殊ポリマー複合ポリエステルフィラメ
ントを用いた最新織物素材“シルックデュエットμ”を開発、2007年春夏シー
ズン向けから本格的に販売を開始する。
 ナノレベルの高分子配向結晶化制御技術に、細繊度多成分複合紡糸技術など
を組み合わせ、超微細なミクロループ構造を実現。絹織物に比べ 1.4倍もの空
気層を含むなど、従来にない軽やかな素材感と嵩高感、滑らかな触感などを同
時に達成した。販売計画はスカート、ドレス、ブラウス、キャミソールなど婦
人衣料用途に展開、初年度5千疋(1疋=約50m)、3年後3万疋を予定。
http://www.toray.co.jp/news/fiber/nr060605.html
(6/5)

■ステラ ケミファ
 ハイブリッド車用リチウムイオン電池向け電解質を量産
 堺に年産1000t工場を建設、2008年着工予定

 ステラ ケミファは次世代ハイブリッド電気自動車(HEV)用電源として注目
される大型リチウムイオン電池用電解質の量産を目的とした新工場を大阪・堺
市内に建設する意向を固めた。昭和電工が堺市内に保有する土地を同社から購
入し生産棟などを建設する方向で調整が進められており、6月末に譲渡契約を
結ぶ予定。新工場の生産能力は年間1000t規模と予想され、2008年には着工す
る見通し。
(化学工業日報 6/9)

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■グラットフェルター社(英国)
 英国のクロンプトン社の湿式不織布事業を買収

■ロー&ボナー社(欧州)
 ハンガリーのジオ-ティプテックス社を買収

■キンバリー-クラーク社(米国)
 ウィスコンシン州ニーナの不織布工場を2006年末までに売却または閉鎖

■クロペイ・プラスチックス・プロダクツ社(欧州)
 米国のクロペイ社は、欧州のフィノテック・ヴェルブンドストッフェ社とボ
 ーメ・クロペイ社を経営統合

■フライスナー社(ドイツ)
 ノイマグ社と技術協力を行い、双方の技術利用で合意

■ゼネラル・エレクトリック社(米国)
 ウォーター&プロセステクノロジー事業部が、ゼノン・エンヴァイロメンタ
ル社を6億5,600万ドルで買収することに合意

■ノルデニア・インターナショナル社(ドイツ)
 民間投資会社、オークツリー・キャピタル・マネジメント・グループが、フ
ィルムメーカー、ノルデニア社を買収

■ポリマー・グループ(カナダ)
 カナダのディフコ事業がカナダの染料・仕上げ加工業者、コロラマ社と提携
して高品質難燃性製品を販売

■プレシジョン・カスタム・コーティングス社(米国)
 グロベテック社のメリーランド工場を買収して、生産能力を倍増

■プロクター&ギャンブル社(ポーランド)
 4,000万ユーロを投じるワルシャワ工場拡張事業で、ベビー用製品を増産

■カーディナル・ヘルス社(米国)
 第2四半期に化学療法用ガウンを販売開始計画

■デュポン社(米国)
 市場投入後、約1年で、医療用ドレープ市場向けスープレル素材の売上が増


■キンバリー-クラーク社(米国)
 医療関連スタッフ用手術用手袋の新製品を発表

■3M社(米国)
 銀を使用して抗菌性を高めた水流絡合コットン包帯を発表

■欧州
 第1四半期にポリプロピレン、ポリエステル、レーヨンなどの原材料価格が
ほぼ横ばいで推移

■ランクセス
 繊維加工用化学品事業を分離する。売却を中心に検討、2006年末までに完了
する予定

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1.国内ニュース
2.海外ニュース
3.製品開発
4.催事

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■チッソ
 不織布およびポリプロピレン繊維価格を7月出荷分より値上げ
 チッソ(株)およびESファイバービジョンズ(株)(米国FiberVisions Dela-
ware Corporationとチッソの合弁会社)は、複合スパンボンド不織布およびポ
リプロピレン繊維、熱接着性複合繊維の価格を原料価格高騰などによる採算悪
化の是正を図るため、7月1日出荷分から値上げを実施する。
 対象製品は、品名“エスボンド”および“チッソポリプロ繊維”“チッソポ
リプロES”の全品種。値上げ幅は、チッソ(株)が販売する複合スパンボンド
不織布“エスボンド”で30円/kg、ESファイバービジョンズ(株)で販売す
るポリプロピレン繊維“チッソポリプロ繊維”と熱接着性複合繊維“チッソポ
リプロES”で20円/kg。同社の値上げは一昨年から数えて今回で5度目、昨
年12月以来の価格改定。
(6/14)

■帝人
 アラミド繊維、今期中に次期増設を決定、次世代製品開発も推進
 帝人の亀井範雄常務執行役員・高機能繊維事業グループ長は9日、都内で記
者会見を開き中期的事業戦略などを述べた。アラミド繊維、炭素繊維とも需要
拡大に合わせ増設を進める。
 主力のパラ系アラミド繊維は、現在オランダ拠点で進めている能力増強を前
倒し、年内に生産を立ち上げるとともに、次期増設の施策を今期中に決める方
針。市場評価に入ったトラックのタイヤトレッド補強用カットファイバーなど
新規用途の開発も進め2010年には50%超のシェア獲得を目指す。
 炭素繊維も日欧での能力増強に加え、米国で年内にラージトウ設備を一部レ
ギュラートウ設備に転換、グローバルオペレーションを強化。特に飛躍的拡大
が見込まれる自動車分野に対応するためコスト競争力、機能向上に向けた技術
開発に着手した。
 また生産プロセスの問題から事業化延期を決めた次世代人工皮革“ロエルII”
は、年内をめどに課題を克服し、帝人独自の素材として来年の事業化を目指す。
(化学工業日報 6/12)

■松下電池
 非常電源向けニッケル水素電池を開発、市場開拓に
 松下電池は停電時のバックアップなど設備電源向けニッケル水素電池を開発、
市場開拓に乗り出す。ニッケル水素電池の設備電源は業界初で、地震など災害
時の住宅用エレベーターや情報機器の非常用電源のほか太陽光発電、風力発電
などでの用途を見込む。設備電源向けの鉛蓄電池からは4月に撤退、ニッケル
水素に特化して2010年には100億円の売上高を目指す。
 ニッケル水素電池は従来の鉛蓄電池に比べ小型軽量で温度など外部の環境変
化にも強い。電動工具の電源のほかハイブリッド自動車の二次電池にも採用さ
れている。携帯電話やノートパソコン向けはリチウムイオン電池が主流になっ
てきたが、ニッケル水素のほうが製造コストは安い。
(日経6/12)

■チッソとダイワボウポリテック
 複合繊維を相互OEM供給
 チッソはダイワボウポリテックと複合繊維の相互 OEM供給で同意した。原料
価格の高騰や素材間競争の激化に対応、両社で重複する生産品目を融通し合い
生産効率化を図る。当面30万〜50万t/月規模で始める。
 対象はポリプロピレンなどの複合繊維。チッソは、生理用品や紙おむつなど
の不織布に使う熱融着性複合ステープル繊維を、全額出資子会社のチッソポリ
プロ繊維(滋賀県守山市)からダイワボウポリテックへ供給。ダイワボウポリ
テックは、障子紙などに使う繊維長10mm以下のショートカット繊維を播磨工場
(兵庫県播磨町)から提供する。
(日経産業新聞6/15)

■バサルト繊維
 阪和興業が輸入販売
 自動車をはじめとする各種産業向けの新素材として、玄武岩を原料とするバ
サルト繊維へ関心が寄せられている。玄武岩を溶解炉で溶かして紡糸するもの
で人工素材を一切使わずにガラス繊維や炭素繊維を凌ぐ820℃の耐熱性を持ち、
耐アルカリ・耐酸性にも優れる。阪和興業が輸入販売を開始、近くウクライナ、
米国の専業メーカーと独占販売契約を結ぶ予定。
(化学工業日報6/12)

■ライオン
 肌のかゆみ、かさつきを抑制するナノ粒子コーティング技術を開発
 ライオンはナノサイズの粒子を繊維に均一にコーティングし、衣類が肌にこ
すれる際のかゆみやかさつきを抑える技術を開発した。繊維を滑りやすくする
疎水性のシリコーンに親水基を導入、疎水と親水のバランスを取ることで、シ
リコーン粒子を粒径20nmと小さくして繊維表面に均一にコーティングできるよ
うにした。柔軟剤などに使う一般的なシリコーン粒子の約1/25の大きさである。
(日刊工業新聞6/13)

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■フォス・マニュファクチャリング社(米国)
アリニアン社が米国とオーストラリアの資産を買収へ

■ジョンズ・マンビル社(米国)
 ソルベント事業から撤退し、ラインを売却

■米国
 スタンダード&プアーズ社の格付けリポートによれば、米国の自動車用品供
給業界は非常に困難な環境において低成長に喘ぎ、苦戦している企業が大半を
占め、近い将来にも好転する見込みはないと評価

■ファウレシア社(フランス)
 自動車用内装供給業者、ファウレシア社が、第1四半期売上が3.4%増の29億
ユーロに達したと発表

■アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド社(カナダ)
 農産物加工業者、アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド社が、でんぷんを
主原料としたSAPメーカー、ライセック・テクノロジーズ社を買収

┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■P&G
 スムーズなおむつはずれを応援 “卒業パンツ”発売
 P&Gは、スムーズなおむつはずれを応援する紙トレーニングパンツ、パン
パース“卒業パンツ”を7月上旬に発売する。
 新機構「ぬれた感じがするシート」が少量の尿を一時的にシートに留めて、
おしっこをしたことに子供が気づくきっかけをつくるだけでなく、他のパンパ
ース製品と同等の吸収力で服や床を濡らすようなおもらしを防ぐ。また、おし
っこをすると絵柄が消える「おしっこお知らせサイン」を採用、親子ともスト
レスの少ないトイレトレーニングをサポートする。
 絵柄の違う男の子用と女の子用の2種類。21枚入りのジャンボと、36枚入り
のスーパージャンボを用意。オープン価格。
(6/14)

■エレコム(株)
 ティッシュ感覚で1枚ずつ取り出せる
 紙製BOX入り不織布CD・DVDケースを発売
 エレコム(株)は、取り出しやすさと保管のしやすさにこだわった不織布CD・
DVDケースを、6月下旬から発売する。
 “CCD-031・032シリーズ”は、ティッシュボックス型の新パッケージを採用
した“不織布CD・DVDケース”。ティッシュ感覚で必要な枚数をサッと取り出す
ことができ、保管がしやすくホコリや汚れもつきにくくなった。コンパクトな
サイズで、デスクの上などに置いて違和感なく使用できる。
 また不織布ケースのカラーとパッケージのカラーを合わせており、用途に応
じてカラーを使い分ける際などに便利。“不織布CD・DVDケース”本体はいずれ
も、ラベルが確認しやすい片面透明フィルム仕様で、ケース1枚につきCD・DVD
が1枚収納できる。
“CCD-031シリーズ”は同色100枚入り、ホワイト、ブルー、ピンクの3色を展開。
“CCD-032シリーズ”はお得な100枚入り3箱セットで、3種類のアソートカラー
パックを用意。価格は“CCD-031シリーズ”が各¥735(税込)、お得な 100枚
入り3箱セット“CCD-032シリーズ”が各¥1,995(税込)。
http://www.elecom.co.jp/news/200606/ccd-031/index.html
(6/13)

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■第41回包装情報研究会
JPI関東支部 7月月例研究会
テーマ 「ユニバーサルデザインの事例紹介と評価方法」
 花王におけるユニバーサルデザインの取り組みを、トイレタリー・化粧品容
器の事例をもとに紹介する。
 開発の背景や経緯を交えながら、設計コンセプトと技術ポイント、評価方法
を説明する。
【講師】花王(株) 包装容器開発研究所 第3研究室長
    柳田康一氏
【日時】平成18年7月28日(金) 15:15〜17:00
【会場】JPI会議室 東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル10F
【参加費】日本包装技術協会の会員会社または個人会員のみ無料
【コーディネーター】
 花王(株)包装容器開発研究所所長 大平晃三氏
 キリンビール(株) 生産本部 技術開発部 パッケージング研究所
 包装専士 宮林秀充氏
【お問い合せ・お申し込み先】
〒104-0045 東京都中央区築地4−1−1 東劇ビル10F
社団法人 日本包装技術協会 関東支部
担当:小橋 電話:03(3543)1189 FAX:03(3543)8970
http://www.jpi.or.jp/seminar/0302.htm

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
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━━☆No.206☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■□◆  NONWOVENS REVIEW On-Line
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2006. 6.27☆━

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クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆INDEX ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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1.国内ニュース
2.海外ニュース
3.製品開発

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■三菱自動車
 植物由来樹脂繊維のフロアマットを開発

 三菱自動車は、植物由来の原料から製造するポリ乳酸樹脂(PLA)繊維に、ナ
イロン樹脂繊維を組み合わせて充分な耐久性を確保したフロアマットを、東レ
と共同で開発した。これは今年2月に公表したポリブチレンサクシネート(PBS)
と竹繊維からなる自動車内装部材に続く、同社独自の植物由来樹脂技術“グリ
ーンプラスチック”の第2弾であり、この“PBS+竹繊維”に先駆けて本年中に
製品化を予定している。
 PLAは、サトウキビやトウモロコシ等の糖から発酵化学によって製造される乳
酸を原料とした、原理的に大気中の CO2の量を増加させない植物由来樹脂であ
り、フロアマット表面のパイル部に採用した。なお、耐摩耗性・耐光性を向上
させる改質剤をPLAに添加するとともに、ナイロン樹脂繊維と組み合わせるなど
の工夫をして、PLA繊維の課題である耐久性の向上を図った。
 試作品のフロアマットにおいて、ライフサイクル全体(原料採取から廃棄ま
で)での二酸化炭素(CO2)排出量を試算した結果、ナイロン繊維主体の従来品
と比較して、およそ4割の削減を達成した。
 なお、この試作フロアマットでは、別の試みとして、接着剤を用いずに表面
層と裏打ち層を貼り合わせるなど、VOC(揮発性有機化合物)発生量の低減につ
いても配慮した(従来品と比較して5割以上の低減)。
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/pressrelease/j/corporate/detail1475.html
(6/22)

■ハイブリッド車向け電池
 GSユアサが参入

 鉛バッテリー国内最大手のジーエス・ユアサコーポレーションは、ハイブリ
ッド車用り二次電池に参入する。既存製品に比べ長寿命の電池を試作、2010年
をめどに量産する。この分野ではトヨタ自動車と松下電器産業の共同出資会社
パナソニックEVエナジーと、三洋電機が二強。GSユアサの参入で競争が激
化しそうだ。
 同社が試作したのは現在この用途で主流のニッケル水素電池と、今後の採用
が期待されるリチウムイオン電池。加速性能を高める電気の瞬発力を既存品に
比べ2〜3割高くし耐久性も数倍とした。複数の自動車メーカーと採用に向けた
交渉を進めている。
 今後3年間、ニッケル水素・リチウムイオン電池関連の研究開発費100億円の
うち大半をハイブリッド車用にあてる。自動車メーカーの新車開発計画に沿っ
て仕様を固め、08年度までに採用のメドをつける。2015年に600億〜700億円の
売り上げを目指す。
(日経6/18)

■クラレ
 創立80周年を機にコーポレートマークを一新

 クラレは06年6月24日の創立80周年を機にコーポレートマークを一新し、ク
ラレグループを統一的に表現するロゴマークを制定する。企業活動のグローバ
ル化、グループの一体運営が進展するなか、ビジュアル・コミュニケーション
の統一を通じて新たなブランド価値の創出と向上を目指す。
 新しいクラレグループマークは、グローバルに展開できるようにローマ字体
「kuraray」で統一し、「成長力」を表現するためにあえて小文字にした。色は軽
快なライトブルーを採用し、クラレグループの「機動力」を表現した。「ray」3文
字だけは斜字体を用いて強調させている。同社の祖業である化学繊維(rayon
=レーヨン)と、新成長事業の一つである光学材料分野(ray=光)の双方を意
味し、歴史と将来へ向けての発展をイメージしている。
 また、新たに策定した「10年企業ビジョン」では、「持続的に成長する多角
的なスペシャリティ化学企業として、あくなき“創新”と卓越した“高収益”
を世界に誇るクラレグループ」を目標に掲げている。クラレグループのコーポ
レートマークにはこれらの思いも込められており、新しいシンボルとともに更
なる成長への第一歩を踏み出すことになる。
http://www.kuraray.co.jp/release/2006/060623_02.html
(6/23)

■大阪ガスの子会社KRI
 ナノテク駆使して生分解性繊維、強度2倍に

 大阪ガスの子会社でナノテク関連の研究開発を手がけるKRI(京都市)は、
トウモロコシから作る生分解性のポリ乳酸繊維の強度を2倍に高める技術を開
発した。直径1nmの球体が繊維の分子と分子の結合力を高める仕組み。球体の
名称は「KRI機能性ナノフィラー」。ポリ乳酸繊維の原料に混ぜて直径100
μmの糸を作り、0.93kgの張力に耐える事を実験確認した。(従来は0.5kg程度)
用途開発やコスト削減を進めつつ、今後2年以内の実用化を目指す。
(日経産業新聞6/20)

■汗ふきシート売れ行き堅調
 今年71億円市場に拡大

 汗ふきシートの売れ行きが堅調だ。けん引役は若者、特に清潔さを気にかけ
るようになった男性だ。市場調査の富士経済の予測によると、2004年に69億円
だった市場規模は06年には71億円市場に拡大する。化粧品の中では比較的新し
い商品分野でマンダムが始めたが、花王が続き、資生堂・ロート製薬と新規参
入も相次いでおり、今後の成長が期待される。
(日経MJ 6/19)

■アールストローム
 米メディカル・ファブリクス社、ウイルス通さない三層不織布

 アールストロームの不織布部門、米メディカル・ファブリクスは、血液など
体液を通さない樹脂製不織布の本格販売を近く日本で始める。
 圧力を加えても液体が染み込まない三層構造で、B型肝炎やエイズ、鳥イン
フルエンザのウイルスなどにも効果がある。
 この「透湿性ウイルスバリア素材(BVB)」は透湿性を持つポリエステル
をポリプロピレンで挟んだ構造。外側の素材は高撥水性で、実験では0.027μm
の大きさのウイルスを通さず、その一方で蒸気は外に放出できる。安全性は他
社製品に優るASTMの「レベル4」指定を受けており、患者に接する医療関
係者の血液、体液などへの接触を遮断する効果がある。
(日経産業 6/19)

■BASF
 アジア地域のアクリルモノマー価格を改定

 BASF(本社・ドイツルートヴィッヒスハーフェン)は6月21日、最近の原料
価格高騰に対応するため、アジア地域におけるアクリルモノマーの価格を、既
存契約が許容する範囲内で同日出荷分より1t当たり80 USドル相当引き上げる
と発表した。
 アクリルモノマーはさまざまな用途に使用されているポリマーの重要な構成
要素であり、代表的な製品として紙コーティング用のディスパージョンやエマ
ルジョン、粘接着剤、コーティング剤、高吸水性樹脂、水処理剤、織物および
皮革用の助剤、不織布、洗剤原料、プラスチック、繊維などがあげられる。
http://www.basf-japan.co.jp/apw/Japan/Japan/ja_JP/portal
(6/21)

■クレシア
 「日本製紙クレシア」に社名変更

 クレシアは8月1日付で社名をクレシアから「日本製紙クレシア」に変更する。
 同社は“クリネックス”や“スコッティ”などのブランドをもつ一般家庭消
費者向けの商品を多く扱うことから、これまではそれら商品ブランドの浸透に
全力を投入してきた結果、一般に広く定着するようになった。一方、日本製紙
グループのコア事業の一画である家庭紙事業を担っているにもかかわらず、現
社名「クレシア」だけでは、多くの消費者による認識が十分でない。そうした
判断の下、社名変更により日本製紙グループの一員であることを明確に表現し、
家庭紙業界にとどまらずさらに多くの消費者に日本製紙グループの一員として
の企業価値や責任を的確に伝えていくことのが目的。
 この社名変更を機に、同社は
 (1) わが国で初めて家庭用国産ティシュやトイレットペーパーを発売した業
   界の雄であるという誇りと責任
 (2) クリネックスやスコッティのブランドをはじめ、当社各商品ブランドに
   相応しい品質を社会に提供しているという誇りと責任
 (3) 日本製紙グループの一員としての誇りと責任
を社員一同改めて再認識し、新たなステップに立とうというもの。
http://www.crecia.co.jp/whatsnew/release060621.html
(6/21)

■日本油脂
 MPCポリマー、繊維加工向け開拓
 皮膚刺激低減機能など付与

 日本油脂は、生体膜類似高分子・MPCポリマー(2-メタクリロイルオキシエチ
ルホスホリン重合体)を用い、繊維加工剤分野を積極開拓する。同ポリマーを
繊維に加工することで、肌に優しい繊維づくりが可能となる。同社ではしっと
り感と帯電防止機能を付与できる“リピジュア−NS”シリーズなどの新製品採
用をアパレルメーカーなどに促していく、さらに同成分を配合した消臭スプレ
ーなど企画し、OEM事業にも乗り出した。
 繊維用は、これまでにも皮膚刺激を低減させる機能を強みに、リピジュア−
MF、AF、CFシリーズなどを商品化、ストッキングや不織布などに採用されてい
る。また一昨年には新たに、皮膚の角質細胞間脂質と同じ「ラメラ構造」を、
乾燥させるだけで自発的に形成し、高いスキンケア効果を発揮する同NSシリー
ズを開発、ユーザーから高い評価を受け、用途開発に注力している。
(化学工業日報 6/20)

■中部電力
 石炭灰を有効利用したプラスチック原料を開発

 中部電力は、碧南火力発電所で発生する石炭灰を有効利用した高強度プラス
チック原料“PLASH-GF(プラッシュ-ジーエフ)”と、リサイクルプラスチック
原料“PLASH-REA(プラッシュ-アールイーエー)”を三菱重工業と共同で開発
した。同開発品は、プラスチック原料製造会社の三星ケミカルにより6月から
製造販売を開始している。
 今回開発したPLASH-GFは、従来のPLASHにガラス繊維を加えたもので、引っ張
り強度、曲げ強度、衝撃強度が2倍になり、プラスチック系建材(住宅用パッ
キンやOAフロアなど)など高い強度を求められる用途への適用が期待できる。
またPLASH-REAは、損傷や劣化などにより廃棄されるプラスチックにフライアッ
シュを混合したリサイクル原料100%の環境にやさしい原料。従来のPLASHより
も柔軟な原料で、衝撃強度が4倍程度になるという特徴をもつ。
 これら2つのプラスチック原料がPLASHシリーズとして新たに加わることで、
より高い強度が必要な建設資材をはじめ、家電、自動車部品、さらに環境にや
さしい原料が求められる園芸用品など幅広い分野での利用が期待できる。開発
品の主な特長は以下のとおり。
 (1) 石炭灰をリサイクルした環境にやさしいプラスチック原料
(2) PLASH-GF
 ・引っ張り強度、曲げ強度が向上(高強度)
 ・耐熱性が高い
 (3) PLASH-REA
 ・環境にやさしいリサイクル原料100%
 ・衝撃強度が向上(柔軟)
http://www.chuden.co.jp/corpo/publicity/press2006/0626_1.html
(6/26)

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■BBAファイバーウェブ社(英国)
 親会社から独立して、ロンドン証券取引所に上場

■ザラプラスト・グループ(ブラジル)
 スパンボンド市場に新規参入

■ペガス社(チェコ)
 スパンメルトメーカー、ペガス社が、4,800万ドルの拡張を行い、2007年ライ
 フェンハウザー社製ライコフィル4ラインを稼働開始

■米国不織布工業会(INDA)(北米)
 INDAの報告によれば、北米の民生用ワイパー市場は2010年に総売上36億8,000
 万ドルを達成するも、成長は鈍化の見込み

■欧州
 ポリプロピレン・ポリエステル繊維・樹脂価格はわずかに低下するものの、
 レーヨン価格は上昇

┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■メディコム
 天埋型エアコン用 消臭・雑菌分解の光触媒フィルター
 メディコム(神戸市西区、森野勝社長)は天埋型エアコン用に、東レの光触
媒素材を使ったフィルター「ひかりちゃん」を発売した。縦550mm×横550mmで
価格は4,800円。
 高密度アィルターに水酸化アパタイトと光触媒物質の混合物を浸み込ませた。
集じんとともに、水酸化アパタイトが持つ浮遊物、ガスの吸着力と光触媒効果
で室内空気を消臭し、雑菌類や有害物質を分解する。
(6/20日刊工業新聞)

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
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