━━☆No.211☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆  NONWOVENS REVIEW On-Line
□■□ http://nonwovens-review.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2006. 8. 1☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

季刊誌ではフォローできない不織布に関する最新の情報を,本誌購読者および
クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆INDEX ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.国内ニュース
2.海外ニュース
3.製品開発

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■日本自動車工業会
 1〜6月分の自動車輸出実績を発表

 社団法人・日本自動車工業会が06年1〜6月分の自動車輸出概況を発表した。
それによると四輪車の同期輸出台数は285万5,284台で、前年同期の245万7,987
台に比べると39万7,297台、16.2%の増加となり、上半期として5年連続のプラ
スとなった。
 車種別内訳は、乗用車が254万6,906台(うちKD車9万2,390台)で前年同期比
45万5,270台・21.8%増、トラックが26万7,132台(うちKD車8万9,453台)、6万
2,572台・19.0%減、バスが4万1,246台(うちKD車4,466台)、4,599台・12.5%
増。輸出金額車両分491億3,863万ドル、部品分161億1,301万ドルの総額 652億
5,164万ドルとなり、前年同期の563億697万ドルに比べると89億4,467万ドル・
15.9%の増加であった。
 また二輪車については66万2,341台で、前年同期の65万9,764台に比べ2,577台
・0.4%の増加となり上半期として2年ぶりにプラスとなった。輸出金額は、車
両分33億5,521万ドル、部品分7億1,248万ドルの総額40億6,769万ドルとなり、
前年同期の39億4,232万ドルに比べると1億2,537万ドル・3.2%の増加であった。
http://www.jama.or.jp/
(7/31)

■乗用車8社 世界生産4.8%増

 乗用車8社の06年1〜6月の生産、販売、輸出実績が出揃った。トータルの世
界生産は前年同期比4.8%増の1,070万台強に伸長した。ただ日産自動車は国内
・海外生産と国内販売、輸出の全項目が7年ぶりに前年同期比を下回るなど、
全項目でプラスだったトヨタ自動車やスズキとの明暗を分けた。
 国内生産と海外生産を合算した世界生産台数は日産を除く7社で増加した。
このうちトヨタ、ホンダ、スズキ、ダイハツ工業の4社が過去最高を更新した。
三菱自動車も国内販売が3年ぶりにプラス。日産は昨年10月に販売 100万台を
上乗せした反動や、国内外での販売不振が響き、5年振りにマイナスとなった。
 国内生産は8社合計で564万1,844台となり3.8%伸びた。減少したのは日産と
ホンダ。増加した6社の中で欧州向けが好調だった三菱自、スズキ、マツダの3
社は2ケタの伸びを確保。トヨタとスズキは過去最高を更新。反面、国内工場
での減産を行う日産は20%超の減少となった。
 海外生産は合計で4.8%の増加。中国事業を相次ぎ強化したのが寄与してトヨ
タ、ホンダ、マツダ、スズキは過去最高を記録した。
 原油高の影響で小型車へのニーズが高まっており、15.6%輸出増となった原
動力は北米での需要である。小型車“インプレッサ”の出荷増により富士重は
過去最高を更新した。
 国内販売は8社合計で282万6,627台と 1.6%減少した。増加したのは新型車
が順調のトヨタ、軽自動車の比率が高いスズキ、三菱自、ダイハツの計4社。
新型車に乏しい日産と富士重は2ケタを超えるマイナスを強いられた。
(フジ7/15)

■東レ
 ポリエステルおよびナイロン繊維、8月出荷分から値上げ

 東レはポリエステル繊維とナイロン繊維の価格を、8月出荷分から値上げす
ると発表した。原料高で採算が悪化しており、製品に転嫁する。値上げ表明は
今年4月以来、2004年から6回目。
 上げ幅はポリエステル長・短繊維が1kg20円(5〜10%)、ナイロン長・短
繊維が1kg20円(2〜4%)。
 ポリエステル原料のパラキシレンやナイロン原料のカプロラクタムは高騰が
続いている。
 ポリエステル繊維の需要は好調である。短繊維は自動車関連資材の需要が底
堅い。ナイロン繊維もスポーツ衣料を中心に引き合いが出ている。東レはポリ
エステルおよびナイロン長繊維で国内最大手。
(日経7/25)

■東レ
 海水淡水化用の高性能逆浸透膜を開発

 東レはこのほど海水淡水化用逆浸透膜(RO膜)のサブナノメートルの孔径分
布を定量化し、人体に有害な物質と言われるホウ素の除去率と孔径分布の相関
を世界で初めて実証することに成功しました。さらに今回得られた情報に基づ
き、サブナノメートルの精度で孔径を制御した「高ホウ素除去RO膜」を開発す
ることにも成功した。
 この新規高性能逆浸透膜は、とくに飲料水や農業用水が不足している中東や
北アフリカ諸国でも注目されており、米国や中国を中心としたアジア諸国にも
積極展開していく。
http://www.toray.co.jp/news/water/nr060728.html
(7/28)

■クラレ
「クラレCSRレポート2006」を発行

 クラレはこのほどクラレグループのCSR活動をまとめた「クラレCSRレポート
2006」を発行した。
 クラレの「CSRレポート」発行はこれで3回目。98年より環境活動を中心とす
る報告書を毎年発行してきたが、近年、社会・経済的側面を加えた広範な CSR
(企業の社会的責任)への対応が必要となってきたことから、03年に「CSR委員
会」を設置して活動を拡大、翌年その成果を「クラレCSRレポート2004」として
初めて発行した。3号目に当たる06年版は、クラレグループのCSR活動と、コー
ポレート・コミュニケーション、リスクマネジメントを一元的に推進するため
に本年4月に組織したCSR・IR広報室が中心となり、前号に対する読者からの
声を反映し、さらに充実した活動内容を紹介している。
 内容は「イントロダクション」「社会・社員に向けた活動」「環境・安全に
向けた活動」の3部構成とし、特に力を入れた取組み、新たにスタートした取
組みを、「クローズアップ」として取り上げた。
 「社会・社員に向けた活動」では、筑波大学附属聾学校生徒の美術作品展示
と会社見学会、小学校を卒業した日本の子供たちから、愛用していたランドセ
ルをアフガニスタンとモンゴルの子供たちにプレゼントする「ランドセルは海
を越えて」キャンペーンをレポートしている。
 「環境・安全に向けた活動」では、地球温暖化防止に向けた CO2排出量原単
位10%削減をめざす取組みを、岡山事業所重油ボイラーの天然ガス転換、新潟
事業所復水発電設備設置を含めて紹介している。また、05年に発生した工場事
故のご報告と、緊急宣言「安全はすべての礎」「特別安全推進活動」などを取
り上げている。
http://www.kuraray.co.jp/release/2006/060727.html
(7/27)

■日東紡
 ガラス繊維で軽い防煙垂れ幕を開発 取り付け簡単・安全に

 日東紡はガラス繊維製の透明シートを開発、ビルの天井などに設置する防煙
垂れ幕(商品名“ダンスモーク”)として販売する。従来主流のガラス製に比
べ重量が1/10と軽く、取り付け容易で落下の危険性も少ない。繊維素材なので
割れても飛散しない。
 透明性を示す透過性は90%とガラス繊維シートとしては最高レベル。太さ5
〜7μmの細いガラス繊維と独自に開発した樹脂の屈折率を組み合わせる事で
高い透明性を確保した。
(日経産業7/27)

■ユニ・チャーム
 自己株式の取得に関するお知らせ

 ユニ・チャームは06年 7月28日開催の取締役会において、株主への一層の利
益還元と企業環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とすること
を目的に、会社法第 459条第1項第1号の規定による定款の定めに基づき自己株
式の取得を行うことを決議した。取得内容は以下の通り。
(1)取得する株式の種類;同社普通株式
(2)取得する株式の総数;100万株(上限)
(発行済株式総数に対する割合1.45%)
(3)株式の取得価額の総額;60億円(上限)
(4)取得する期間;06年7月31日〜9月19日
なお、同社の6月30日時点で発行済株式総数(自己株式を除く) 6,537万55株、
自己株式数361万1,536株
http://www.unicharm.co.jp/company/news/
(7/28)

■住友精化
 新中期経営計画を発表、2010年に年売上高70億円へ拡大

 住友精化は、2010年に向けた新中期経営計画を発表した。既存事業の強化・
拡大と新製品・新事業の創出を事業戦略に掲げ、高吸水性樹脂(SAP)事業の規
模拡大や海外市場の開拓、次世代コア事業の育成などに取り組む。今後5年間
で300億円の投融資を見込み、このうち新製品・新事業に30億円を投資する計画。
2010年にはこれら新製品・新事業で70億円の売上高を目指す。
http://www.sumitomoseika.co.jp/news/2006/0607272.pdf

■日本製紙ケミカル
 江津事業所に新ボイラー設置でエネルギーコストを大幅改善

 日本製紙グループの日本製紙ケミカルは、江津事業所(島根県江津市)に石
炭ボイラーを新設することを決定した。投資金額は53億円、完成は08年9月を
予定。同事業所はこの新ボイラー稼働に併せ、既存の重油ボイラー2基を停止
して重油使用量を年間約4万2,000kl削減しエネルギーコストの大幅な改善を図
る。
 日本製紙ケミカルの江津事業所は、溶解パルプ事業と機能性化成品事業で安
定した収益を確保した。現在、国内唯一の溶解パルプ生産工場であり、業界内
で重要な地位を築いている。しかしボイラーの主燃料に重油を使用しているた
め、近年の原油価格高騰により事業所収益が圧迫され、燃料転換によるコスト
削減が急務の課題となっていた。

■巴川製紙所
 洋紙事業を分社化し通称社名を変更

 巴川製紙所は10月2日をもって同社の洋紙事業部を会社分割により分社化し
「新巴川製紙株式会社」を設立、ならびに通称名を「TOMOEGAWA」とすることを
決定した。
 同社ははコア・コンピタンスを「製紙会社であること」から「世界的にトッ
プレベルの電気絶縁評価技術」に求め、この技術の応用展開を進めることで事
業構造の転換を図ってきた。その結果、コーティング技術を核とする事業や粉
体技術を核とする事業の売上が伸張し、創業事業である洋紙事業部の売上げは
15%を下回るまでになった。各事業が置かれている市場環境は大きく異なって
おり、コーティング・粉体関連事業は製品の市場性から短期間に投資決定とそ
の回収を行う「スピード重視の経営」が求められ、洋紙事業部においては「安
定した市場からの長期投資回収」がビジネスモデルとなっており、必要とされ
る経営判断も異なってきている。
 今回の会社分割により、新設会社「新巴川製紙株式会社」は独立した経営責
任の下に「業態に適した経営・組織体制」へ変更し、収益性を高め競争力の強
化を図っていく。これに対し当社は営業・技術・資金を含む経営支援を行い、
巴川グループとしての総合力発揮に努め、グループ全体の企業価値を一層高め
ていく。 また同社は、この分社化を契機に同社通称社名を「TOMOEGAWA」と定
め、現商号(株式会社巴川製紙所)に優先して使用することとした。
http://www.tomoegawa.co.jp/topics/topics127.html
(7/28)

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■CVS/ファーマシー社(米国)
 プレイスクールブランドの紙おむつ、ワイパーの販売を計画

■エアレイド・テクノロジー社(デンマーク)
 新エアレイドメーカーが食肉パッド、失禁用品、生理用品などの生産開始を
 計画

■デグサ社(ドイツ)
 欧州委員会が、米国のSAPメーカー、ダウ・ケミカル社の買収を承認

■シャラグ・ノンウーヴンズ社(イスラエル)
 アッパー・ガリラヤ工場に第4ラインを増設計画

■スペシャライズド・インダストリーズ社(ヨルダン)
 3.2m幅SMXSライフェンハウザー社製ラインを稼働し、サニタリー製品の生産
 を開始

■欧州
 ポリプロピレン、ポリエステル価格は横ばい、レーヨン価格は上昇

■スオミネン社(フィンランド)
 ワイパー用カード式不織布の新製品、テルモレースを販売

┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■清水建設・みのる産業
 ユニット型壁面緑化システム“パラビエンタ”

 清水建設はみのる産業と共同で、ユニット型壁面緑化システム“パラビエン
タ”を開発、8月から販売を開始した。軽量で保水・排水性に優れる「熱融着
培土」を使用することで、従来の緑化システムに比べ重量を半分に出来る。ま
た、標準設計価格は設置工事費や潅水装置を含め1?当たり8万円と、従来より
最大6割のコストダウンを実現した。
 熱融着培土はポリエステル繊維を混ぜた培土を蒸気で加熱、厚さ5cmのスポ
ンジ状に成形したもので、みのる産業が生産する。清水建設ではオフィスビル
や商業施設、学校向けなどに販売し、初年度1億円、3年後に5億円の売り上
げを目指す。
(日刊工業7/24)

■エレコム
 クリーニングティッシュ4タイプ8製品を発売

 エレコムは、清潔なパソコンライフのために欠かせないウェットクリーニン
グティッシュ4タイプ8製品を8月中旬より一挙に発売する。
 “WC-AG20LP”は特厚メッシュシートを採用し、除菌効果に優れた銀イオンと、
消臭効果に優れた緑茶成分を配合している。手が直接触れる機器などを、掃除
しながら効果的に除菌消臭できる。
 “WC-ALシリーズ”は、拭くことで機器表面と汚れにマイナスイオンが吸着し、
マイナスイオン同士の反発力で汚れを浮かび上がらせる。機器表面をマイナス
イオンコーティングするので、汚れの再付着を軽減する。
 “WC-DPシリーズ”は、デリケートな液晶画面に適した超極細繊維不織布を採
用。力を入れずに軽く拭くだけで指紋や汚れをしっかり除去するので液晶画面
を痛めにくくなっている。拭き取り跡が残りにくく、帯電防止効果でホコリの
再付着を軽減できるので、液晶画面を美しく保つことができる。
 “WC-JUシリーズ”は、タバコのヤニもすっきり落とす強力拭き取りタイプ。
マイナスイオンを多く含む重曹電解水が、強力なクリーニング力を発揮する。
強力タイプでありながら、機器の表面を痛める界面活性剤や有機溶剤を使用し
ていないので、環境だけでなく機器の表面やお肌にも優しいクリーナーである。
http://www.elecom.co.jp/news/200607/wc-al/index.html
(7/27)

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


━━☆No.212☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆  NONWOVENS REVIEW On-Line
□■□ http://nonwovens-review.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2006. 8. 8☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

季刊誌ではフォローできない不織布に関する最新の情報を,本誌購読者および
クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆INDEX ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.国内ニュース
2.製品開発
3.催事

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■日本自動車工業会
 6月と1〜6月の自動車生産実績を発表

 (社)日本自動車工業会はこのほど6月と1〜6月の自動車生産実績を発表した。
 それによると6月の実績は、四輪車生産台数101万9,502台で、前年同月の95
万1,206台に比べ6万8,296台・7.2%増加で8ヵ月連続で前年同月を上回った。
車種別では乗用車が生産は86万1,449台で前年同月比10.1%増で8ヵ月連続のプ
ラス、トラックは15万202台で同7.1%減で6ヵ月連続のマイナス、バスは7,851
台で同7.7%増で17ヵ月連続のプラス。
 6月の国内需要は50万9,924台で前年同月比1.5%減少、輸出は同14.6%増(実
績)。
 また、06年上半期(1〜6月)の生産累計は570万8,141台で、前年同期の548万
4,421台に比べ22万3,720台・4.1%の増加となり、上半期としては5年連続のプ
ラスとなった。うち乗用車は486万2,726台で29万9,877台・前年同期比6.6%増、
トラックは80万2,536台で8万1,148台・同9.2%の減少、バスは4万2,879台で
4,991台・同13.2%の増加であった。なお、国内需要は307万1,000台で前年同期
比1.0%減、輸出は同16.2%増(実績)。
http://www.jama.or.jp/stats/product/20060731.html
(7/31)

■日用品・医療用品卸各社
 勝ち残りへ再編加速

 日用品・医療用品卸各社の2005年度の売上は3.2%伸びたものの、営業利益は
78.4%減、経常利益も12.8%落ち込んだ。スーパーなどの量販店やドラッグス
トアの競争が一段と激化、小売価格の下落で卸への値下げ要求も強まった。物
流費などコスト上昇要因も多く、販売費も7.1%上昇して収益を圧迫した。各社
とも合併や業務提携による規模拡大や効率性追求などで生き残りを目指してい
る。
 首位のあらたは2期連続の営業赤字、主力商品のひとつである家庭紙の価格
低迷が響いたほか、ドラッグストアなど大手小売業との取引が増え、物流セン
ターの手数料がかさんだ。売上高はペット用品のジャペルの子会社化などで増
加した。中央物産は、化粧品などの輸入販売を手掛ける子会社シービックなど
も好調で大幅増益、神奈川県に大型物流センターを整備するなど物流効率化に
も積極的に取り組んでいる。ピップトウキョウも大幅増益。花粉症の流行でマ
スクなどか好調だったほか自社開発商品の充実も後押しした。
 業界再編の波は中堅以下のクラスにもおよんでいる。今春には東流社、西日
本共和、中央ホームズが営業や物流など広範な分野での業務提携を発表した。
あらた、パルタックの2強に比べ販売エリアなどの関係で大手小売りとの取引
で不利な点も多く、機能面での共同化に取り組む計画。
 製紙各社は原料コストの上昇を理由に家庭紙の大幅な値上げを打ち出してい
る。家庭紙の価格低迷は卸各社の収益悪化の要因の一つだっただけに、値上げ
が小売価格にまで浸透するかどうかが今年の業績に大きな影響を与えそうだ。
(日経MJ 8/2)

■大阪大学・理研ビタミン
 柔らかく透明な生分解性フィルムを共同開発

 大阪大学の明石満教授らのグループと理研ビタミンが共同開発した、柔らか
く透明な生分解性フィルムの実用化に注目が集まっている。
 トウモロコシなど植物から取り出したポリ乳酸が原料で、研究チームは樹脂
の堅固な結晶が柔軟性や透明性を妨げていると考え、結晶構造を壊す添加物を
探した。その結果、理研ビタミンが保有する特定の可塑剤や、ある種のポリ乳
酸を混ぜると樹脂の性質が変化し、結晶の粒が大きくならず数10nm大にまで小
さくできたという。理研ビタミンと阪大は共同で特許を出願、産学連携の成功
例としても注目される。
(日経産業7/31)

■住友精化
 設備投資150億円、2010年度までにSAP生産能力2倍に

 住友精化は、2010年度までに高吸水性樹脂(SAP)の生産能力を約2倍にする。
国内とシンガポールの生産拠点に合計150億円近くを投じ、2010年度までに現在
の年11万tを21万tまで引き上げる。中国などアジア市場を中心に需要拡大が続
くと判断。供給体制を整え、日本触媒や独BASFに対抗して需要を取り込む。
(日経8/5)

■旭化成ケミカルズ
 燃料電池の電解質膜の耐久性を向上、寿命4万時間に

 旭化成ケミカルズは自動車や家庭で使う燃料電池の耐久性と出力を高める技
術を開発した。燃料電池の最も重要な部分である電解質膜の材料を改良し、発
熱や酸化による性能低下を克服、膜の寿命を従来の約10倍の4万時間に高めた。
出力も1〜2割向上。同社では2〜3年後の実用化を目指す考え。
 開発したのは「固体高分子型」と呼ばれる燃料電池の電解質膜。従来の膜は
発熱などが原因で性能が低下していた。今回、フッ素系の高分子の構造を見直
して耐熱温度を80℃から100℃に向上させると共に、酸素と水素の反応過程で発
生する酸化力の強い物質に対して耐久性のある物質を混ぜた。
(日経8/4)

■東レ 4〜6月連結業績
 炭素繊維・電子材料が伸び経常利益は前年同期比23.5%増

 東レの4〜6月連結業績は、経常利益が前年同期比23.5%増の185億円だった。
炭素繊維が航空機向けなど幅広い用途で好調を持続、利益を押し上げた。電子
材料も薄型パネル用や回路基板用フィルムなどが伸び、原材料の上昇を吸収し
た。売上高ではプラスチック・ケミカル事業、情報通信材料・機器事業を主体
に前年同期比10.5%増の3,581億円。営業利益は、情報通信材料・機器事業、炭
素繊維複合材料事業を中心に前年同期比16.5%増の186億円、経常利益は同23.5
%増の185億円、純利益は同83.0%増の117億円となった。
 部門別では、炭素繊維複合材料部門の営業利益が44億円と67%増えた。1月
に稼働した米国工場が収益に寄与。電子材料を含む情報通信材料・機器部門は
営業利益が68億円と35%増加。液晶パネルなど各種フィルム類に加え、液晶部
材のカラーフィルター製造装置の販売も伸びた。
 一方で主力の繊維部門は38億円と23%減少。ポリエステル繊維原料の価格上
昇に加え、インドネシア工場り燃料費増も痛手だった。赤字続きで懸案だった
中国事業は2億円程度の黒字に転じた。
 06年9月中間期と07年3月期通期の業績予想は据え置き。ただ中間期の部門別
営業利益は、炭素繊維複合材料部門を15億円上方に、繊維部門は原燃料高を織
り込み15億円下方修正した。
http://www.toray.co.jp/ir/finance/html/fin_a001.html
(8/2)

■日東紡
 福島工場に17億円設備投資しガラス繊維を2割増産

 日東紡は福島工場に17億円を投じ、ガラス繊維の生産能力を月6,000tと2割
程度引き上げる。溶融炉を最新設備に更新、炉の面積を従来より約1割広げ生
産性を高めた。携帯電話やデジタル家電向けにガラス繊維の需要が好調なため。
増強に伴い極細のガラス繊維やねじれの少ない高機能製品を本格生産し事業を
拡大する。
(日経産業8/3)

■デュポン
 小林社長がDAP社新会長に内定、新社長には天羽氏

 デュポンは8月1日、9月1日付けで小林昭生社長がデュポン・アジア・パシフ
ィック リミテッド(DAP社)代表取締役会長兼デュポン?取締役相談役に就任
し、その後任として、デュポン(株)取締役副社長兼エンジニアリングポリマー
事業部アジア太平洋地域リージョナルディレクターの天羽稔氏がデュポン(株)
の代表取締役社長に昇格する役員人事を発表した。
 天羽新社長は設立以来45年の歴史をもつデュポン(株)において内部から昇格
した初の社長。合成樹脂事業ではアジア太平洋地域の事業成長に貢献し、また
名古屋にデュポン・オートモーティブ センターを設立して多くの事業部がか
かわる自動車関連事業を「One DuPont(ワン・デュポン)戦略」に基づき主導
してきた。今後は、アジア太平洋地域で合成樹脂事業を成長させた実績と事業
運営の経験を活かし、合弁会社を含めた日本におけるデュポングループの更な
る発展のため、業容の拡大と強固な経営基盤を構築することが期待されている。
また、サイエンス・カンパニーであるデュポンの科学と技術革新を最大限に駆
使し、事業部間を越えて持続可能なビジネス ソリューションを提供するとい
うデュポンのOne DuPont(ワン・デュポン)戦略の更なる具現化も推進する。
http://www2.dupont.com/ja_JP/NewsEvents/index.html
(8/1)

■6月不織布統計(経済産業省)

生産量(前年同月比) 出荷量(同)     在庫量(同)
26,989t(104.1%)  25,856t(103.9%)  20,063t(100.7%)
http://www.meti.go.jp/statistics/data/h2d6000j.html
(7/31)

■サンゲツ
 各種施設用フロアの見本帳を発表

 サンゲツは各種施設用フロアを収録した見本帳“2006-2008 S FLOOR”を8月
24日に発表し、同時に収録商品を全国一斉に発売する。収録点数は428点。
 “2006-2008 S FLOOR”では、プレーンな汎用タイプのものからファッション
性豊かなもの、防滑機能を持ったものなどを網羅した長尺塩ビシート、耐久性
にすぐれるインレイドシート、主に店舗向けに使用される2.3mm厚クッションフ
ロアに加えて、リノリウムやゴム床材などを収録している。収録点数も前作の
382点から46点増の428点となり、とくに、文教施設を中心に汎用性が高くカラ
ーバリエーションの豊富な長尺塩ビシート“エスリューム”や医療・福祉施設
向けの“ヘルスケア”の分野を大幅に拡充させた。
 エスリュームでは従来シリーズのプレーンやマーブルを増色したほか、新た
にミストを加え、カラーバリエーションが前作比25点増加し一層選びやすく、
コーディネイトしやすくなった。ヘルスケアでは、ベーシックな無地調の“ナ
チュラル”を全点新柄とし、より深みのあるフロアデザインが可能となった。
エスリュームは全点「抗菌」「グリーン購入法適応品」。
 また、“2006-2008 S FLOOR”の見本帳はウェブサイト内デジタルブックでも
発売と同時に公開する。
(8/8)

┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ユニ・チャーム
 軽度失禁症状者向け“ライフリー さわやか布パンツ”などを発売

 ユニ・チャームは、大人用排泄ケア用品“ライフリー”から、軽度の失禁症
状の人がおむつなしでも過ごせるようになることを目指し“ライフリー さわ
やか布パンツ”と“ライフリー さわやかライナー”(中量用/多くても安心用)
を、介護施設・病院で8月7日から新発売する。
 “ライフリー さわやか布パンツ”(女性用);パンツ用パッド(同社“ライ
フリー かんたん装着パッド”)と併用することにより、モレの不安を抱えるこ
となく、布の下着のはき心地で毎日を快適に過ごすことができる。そのほかの
特長は、股繰り部分に、ラウンドギャザーがついているので、しっかりフィッ
トして横モレを防ぐ。防水加工を施し、たとえ外モレしたとしても衣服に染み
ない。センターラインがパッドをフィットさせパッドがずり下がるのを防ぐ、
など。また、できるだけ自分で取り替えられるような工夫も施されている。
 “ライフリー さわやかライナー”中量用(50cc)・多くても安心用(100?)
;失禁症状はあっても失禁量が 100?未満で、ほとんど尿モレしないのに重度
失禁用の大きなパッドで対処している消費者に最適の尿失禁専用ライナー。独
自の吸収体構造で、吸収後も表面はサラサラ。また、軽失禁用ショーツと併用
すれば、つけていることが他人に気づかれることなく、快適に過ごすことがで
きる。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/
(8/3)

■ユニ・チャーム
 “チャームナップ 吸水さらフィ”消臭タイプなどを新発売

 ユニ・チャームは、尿まで気軽にケアするパンティライナー“チャームナッ
プ 吸水さらフィ”から消臭タイプを追加し、9月19日より全国のドラッグスト
アやスーパーマーケットなど量販店にて発売する。
 商品の特長は以下の通り。
(1) 吸水するパンティライナーに消臭機能を搭載;カテキン配合シートを搭載
  し、ニオイの元になる菌の増殖を抑制する
(2) パンティライナーの軽いつけごごち;長さ17.5cmの手頃な大きさで、約2mm
  の超薄シートなので、毎日気軽に使用できる
(3) 吸水機能で「さらっ!」;水分の吸収に優れたドライポリマーが尿までさ
  らっとケア。
 また同社では、空気を通すコットン 100%で、敏感肌の消費者に好評のパン
ティライナー“ソフィ 天然エアコットン”を改良し、06年10月中旬から全国
で新発売する。改良点は、(1)個包装をよりソフトで音がしない素材へ改良、
(2)シートをより肌にやさしいイメージの「ラウンド形状」に変更。また、パ
ッケージもより製品の特徴がわかりやすいパッケージにリニューアルする。
 そのほか、ふんわりなのに、しっかりヨレないパンティライナー“ソフィ 
ふわごこち”より、消臭タイプ“ソフィ ふわごこち カテキン消臭”も06年9
月7日から全国で新発売する。特長は、ふわふわの繊維の質は落とさず、独自の
製法で、カテキン成分を繊維に絡ませた点で、またカテキンがニオイの元にな
る菌の増殖を抑制し、消臭機能を発揮する。従来機能の(1)やわらかサイドシー
ル、(2)新プリーツ加工、(3)しなやか弾力シート、(4)速乾さらさら吸収、(5)
音がしない個包装−はそのまま継承している。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/
(8/3)

■P&G
 布製品消臭剤“ファブリーズ”シリーズを改良新発売

 P&Gは06年7月下旬より布製品消臭・除菌スプレーのトップブランド“ファブ
リーズ”を全国で改良新発売する。
 ファブリーズは99年全国発売以来、「布製品消臭・除菌スプレー」という新
しい製品カテゴリーを創出し、新規参入により市場が活性化している現在も70
%以上の金額シェアをもつ(06年1月〜6月、P&G調べ)。改良新発売のファブリ
ーズは、素早く拡がる新処方と、pHコントロールシステムにより汗・魚・焼肉
・タバコなどのニオイにおいて、現行品と比べて消臭力が20%アップ。今まで
あきらめていた頑固なニオイもしっかり消臭する。
http://jp.pg.com/news/2006_02/200607/20060731p01.htm
(7/31)

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■第45回機能紙研究会・講演会

主題:『未来を創造する機能紙』

1.研究発表・講演会
 開催日時:平成18年11月9日(木)9:30〜17:15
 開催場所:富士市文化会館(ロゼシアター)2F小ホール
      〒416‐0953 富士市蓼原町1750 TEL0545-60-2510
 主  催:特定非営利活動法人 機能紙研究会
 協  賛:紙パルプ技術協会、(社)繊維学会
 (予定) (社)日本繊維機械学会・不織布研究会
 テ ー マ:『未来を創造する機能紙』

 プログラム:           (○印はグループの講演者)

<午前の部>
 開会挨拶 機能紙研究会会長 稲垣寛
 来賓祝辞

(1)デンドリテックポリマーの紙薬品への応用 9:45〜10:15
   ディー・エス・エムジャパン(株) 新規事業開発本部長 山本喜一

(2)スチームジェット処理による嵩高紙の製造とその特性 10:15〜10:45
   愛媛県紙産業研究センター 主任研究員 高橋雅樹

(3)フッ素ガス処理による高機能化技術 10:45〜11:15
   ダイワボウポリテック(株) 営業部機能素材販売課 上笹利夫

(4)耐水複合紙「オーパー」への機能性付与について 11:15〜11:45
   日本製紙? 研究開発本部商品研究所 機能紙研究室
    主任研究員 ○太田勝人・福永正明

(5)バルカナイズドファイバーの製造と特性 11:45〜12:15
   静岡大学農学部教授 鈴木恭治

<昼食>12:15〜13:15

<午後の部><通常総会>13:15〜13:35

〔特別講演〕
(6)分子の組繊化でつくる中空ナノファイバー 13:35〜14:35
   独立行政法人産業技術総合研究所 界面ナノアーキテクトニクス研究センター
   研究センター長 清水敏美

(7)帝人“テピルス”開発の歴史−細さへの挑戦− 14:35〜15:15
   帝人ファイバー(株) 短繊維事業部短繊維技術課 稲垣謙治

<休憩>15:15〜15:35

(8)エレクトロスピニングによるナノファイバー不織布 15:35〜16:05
   日本バイリーン(株) 研究所課長 川部雅章

(9)エレクトロスピニング法によるナノファイバー不織布・紙の作成
                          16:05〜16:35
   滋賀県立大学 工学部 講師 山下義裕

(10)PSAの製紙用填・顔料の利用に関する研究
   〜 インクジェット用紙へのPSAの利用 〜     16:35〜17:05
   静岡県富士工業技術センター
    製紙工業技術スタッフ ○齊籐将人・深沢博之

閉会挨拶 機能紙研究会副会長 三木輝久 17:05-17:15

 参加費:一般会員10,000円 賛助会員8,000円 学生会員6,000円
                     (但し会誌代金と会員会費含む)

2.ポスター研究発表および新製品展示会
 日時:平成18年11月9日(木)9:30〜17:15
 会場:ロゼシアター2F ホワイエ
 出展数:10小間(予定)

3.交流会
 日時:平成18年11月9日(木)17:30〜19:30
 会場:ロゼシアター4F レセプションホール
 参加費:10.000円

4.見学会
 日時:平成18年11月10日(金)8:00〜17:00(予定)
 見学先:Aコース ジャトコ(株) (株)小林製作所
     Bコース 相川鉄工(株) 東海パルプ(株)
 参加費:10,000円

事務局 〒799-0101愛媛県四国中央市川之江町4084‐1
特定非営利活動法人 機能紙研究会 事務局(担当:森川・紀伊)
TEL 0896-58-2055 FAX 0896-58-6240
e-mail kinoushi@us.ehlme-iinet.or.jp

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


━━☆No.213☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆  NONWOVENS REVIEW On-Line
□■□ http://nonwovens-review.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2006. 8.22☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

季刊誌ではフォローできない不織布に関する最新の情報を,本誌購読者および
クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆INDEX ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.国内ニュース
2.海外ニュース
3.製品開発
4.催事

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■合繊6社
 4〜6月連結業績で1社を除き増益に

 合成繊維大手6社の2006年4〜6月の連結業績は、ユニチカを除く5社が増
益となった。炭素繊維や薄型パネル部材など、世界シェアの高い高付加価値製
品を持つ企業は好調を持続しているが、基幹事業のポリエステル繊維は原燃料
高や市況低迷で軒並み苦戦している。
 クラレは液晶パネル部材の偏光板材料であるポバールフィルムが増産と値上
げで収益に貢献、同製品を含む化成品・樹脂部門の増益額が全体の増益額の大
半を占めた。東レも炭素繊維、電子材料が収益を牽引、繊維部門やプラスチッ
ク・ケミカル部門の減益を吸収した。三菱レイヨンも炭素繊維と液晶用プリズ
ムシートが好調で、連結経常利益は47%増。
 ユニチカは食品包装用ナイロンフィルム事業が原料高の価格転嫁が進まず苦
戦、同社は汎用品比率が高く高付加価値品が不在で56%の経常減益。
 2007年3月期の業績予想は帝人を除く5社が従来予想を据え置き。帝人は通
期の経常利益を前期比微減、従来予想から70億円引き下げ680億円とした。ポリ
カーボネート樹脂の利幅縮小などが響く。
(日経8/16)

■東洋紡
 ポリエステル不織布を価格改定へ

 東洋紡は、ポリエステル不織布について9月1日出荷分からスパンボンド不織
布を30円/kg、不織布用短繊維を20円/kg値上げすることにした。値上げは今年
4月に続き、04年以降で5回目。
 今年に入ってナフサ高騰により原料(高純度テレフタル酸、エチレングリコ
ール)、燃料、輸送費がアップし、自助努力によるコスト削減をはるかに超え
るものとなり、急激に採算が悪化していることから、再度の価格転嫁を実施す
ることにしたもの。なお、需要については、スパンボンド不織布は車両資材を
中心とした産業資材関連が全般に好調、不織布用短繊維は衛材を中心とした生
活資材関連が堅調。
http://www.toyobo.co.jp/
(8/10)

■デグザ ジャパン
 壁紙市場に参入
 デグザ ジャパンが壁紙市場に参入する。独デグサグループが開発した、不
織布などの基材に金属酸化物を成分とするセラミックを塗布する技術を活用し
た。ドイツで生産した製品を輸入し9月から販売を開始する。
 商品名は“ccflex(シーシーフレックス)”。基材にセラミックを連続的にコ
ーティングした後に焼成硬化させ、無機系のトップコートを施している。一連
の工程について特許を取得している。特長は耐水性と通気性の両面を持ち合わ
せている事で、酸素は透過するものの、37℃の温水に界面活性剤を混合して一
週間散水する実験で水が全く透過しない事を確認している。このため浴室や洗
面所などの水回りにも適しているとしている。このほか傷がつきにくく耐薬品
性や耐火性に優れる。実験では炎を10秒間吹き付けても炎上しない事を実証し
ており、住宅用だけでなく電車、航空機、船舶などの内装用途も期待される。
(化学工業日報8/9)

■旭化成ケミカルズ
 ダウ・ケミカル社にポリスチレン共同出資会社の持分を譲渡

 旭化成ケミカルズと米国ダウ・ケミカルは、両社の共同出資会社であるスタ
イロンアジア社および斯泰隆石化(張家港)有限公司の、旭化成ケミカルズ持
分をダウ・ケミカルへ譲渡することに合意致した。
 同社はダウ・ケミカルと94年に両社折半出資によるスタイロンアジア社を設
立、さらに98年中国ポリスチレン市場向けの製造販売を目的に斯泰隆石化を両
社折半出資により設立して02年より製造・販売を開始した。一方、国内ポリス
チレン事業では、三菱化学、出光興産との共同出資会社であるPSジャパン社を
事業主体として合理化・コストダウン、製品の差別化、特殊化による付加価値
向上に取り組み収益の改善を進めてきた。
 そうしたなか、旭化成ケミカルズはさきごろ新中期経営計画「Growth Action
−2010」を策定、PS事業を差別化・特殊化により付加価値アップを指向してい
く事業と位置づけ、汎用用途が主体であるアジアの2つのPS共同出資会社につ
いてはダウ・ケミカルとの間で協議を行い、最終的に両共同出資会社における
同社の全持分をダウ・ケミカルに譲渡することで合意に至ったもの。
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2006/ch060808.html
(8/8)

■ダイニック
 PLA(ポリ乳酸)製繊維強化シートが垂れ幕向けなどで採用拡大

 ダイニックのPLAをベースとしたインクジェットメディア“EポリンECO”が、
垂れ幕などで採用を拡大している。環境配慮製品として愛知万博で採用された
のを機に、展示会などで企業が宣伝用として採用するケースが増えている。
 清水建設の技術研究所ショールームでは同製品を使用した会社紹介などを展
示している。
 EポリンECOは2005年春に市場投入した生分解性繊維強化シート。 PLAがベー
スで、低溶剤系のインクジェットに対応するのが特徴。展示会などで宣伝用の
垂れ幕として採用されるケースが増加、昨年には大手電器メーカーの展示ブー
スで採用された実績もある。
(化学工業日報8/11)

■昭和電工
 カーボンナノファイバー(CNF)増産、川崎事業所に新プラント設置

 昭和電工はカーボンナノファイバー(CNF)生産能力の増強を決めた。川崎事業
所に新プラントを設置、年産40tから100tへと拡大する。稼働開始は2007年1月
を予定。リチウムイオン二次電池の導電剤向けの、旺盛な需要に対応するのが
目的。同社は樹脂、金属などへの添加用途も拡大していきたい考えで、今回の
増設を弾みにして2010年にはCNFの売上高を現状の10数億円から100億円へ引き
上げる。
(化学工業日報8/11)

■屋上・壁面緑化など
 東京都で官民共同のヒートアイランド対策が始動

 東京都は丸の内、有楽町、大崎駅西口、西新宿六丁目の4地区を「クールタ
ウン」モデル地区に指定、民間企業と協力してビルの屋上・壁面緑化や、廃熱
の地下排出などの対策を組み合わせ、気温低下効果を検証する。調査は今月か
ら開始、その結果をもとに各地区の企業と協議し、2007年度から工事に入る計
画だ。丸の内では三菱地所が廃熱の地下排出を検討中。大崎では明電舎やソニ
ーなどが再開発を検討中で、ビルの屋上・壁面緑化、保水性舗装へ変更した場
合の効果を見極める。都は企業が対策を実施する際に、費用の補助も検討する。
(日経8/10)

■東レ
 炭素繊維複合材料事業に1000億円超の設備投資、2010年度に売上高3倍増

 東レは、炭素繊維複合材料事業の連結売上高を2010年度に現在の3倍増とな
る1500億円以上に拡大する。次期中期経営課題「IT−2010」で1000億円を超え
る設備投資を行い生産能力を倍増、プロセス改良など技術革新を平行して進め
コストダウンを実現、用途開拓に拍車をかける。
 ニーズに合致した素材開発のため自動車メーカーなどとの共同開発も積極化
する方針で、この一環として欧米拠点での開発体制を強化する。また米拠点は
長期供給契約を結んだ米ボーイング向け生産比率が今後高まることから、日仏
拠点連携によるグローバルオペレーション推進で安定供給力を確保、一般産業
用途などの拡大につなげる。
(日経8/16)

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■プロクター&ギャンブル社(米国)
 入札に参加する供給業者を募集

■ダン-ウェブ社(デンマーク)
 エアレイド機器メーカー、ダン−ウェブ社が、デンマークの水産関連企業オ
 ーナー、ハンス・ホウリンド氏を取締役に抜擢

■ロウ&ボナー社(欧州)
 オランダのコルボンド社を買収

■ホッブス・ボンディッド・ファイバーズ社(米国)
 8月にテネシー州の新工場で自動車内装用防音素材の生産を開始

┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ユニ・チャーム
 使い捨てお掃除用品“ウェーブ ハンディワイパー”を改良新発売

 ユニ・チャームは、“ウェーブ”ブランドのハンディタイプの使い捨てお掃
除用品“ウェーブ ハンディワイパー”の「スキマでのキャッチ力」を2倍に強
化し、9月下旬から全国の量販店で改良新発売する。
 改良のポイントは、ギザギザかき出しシートの幅をこれまでの2分の1に細く
しスキマでのキャッチ力が従来品の2倍にしたこと。
 商品の特長は(1)毛足の長いダスト吸着ファイバーが髪の毛やホコリをしっ
かりキャッチする、(2)凸凹・ミゾ・スキマ・奥の方、どんな所にも入り込む、
(3)使い捨てタイプなのに「キレイ」になるお掃除用品である、など。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(8/11)

■ユニ・チャーム
 生理用ナプキン“ソフィ 超熟睡ガード360”を新発売

 ユニ・チャームは、夜用の生理用ナプキン“ソフィ 超熟睡ガード”シリー
ズに、長さ36cmの“ソフィ 超熟睡ガード360”を加え06年9月15日から全国で
新発売する。これにより同シリーズは290・330・360・400と夜のモレ不安にき
め細かく対応できるラインナップが揃うことになる。
 同シリーズの特長は、(1)長さ36cmが加わってラインナップを実現、(2)長
さがわかりやすく指数で表示「ソフィ超熟睡ガード」(290・330・360・400)、
(3)カラダに合わせてカタチが変わるためモレるスキマをつくらない、(4)万
一の横モレに安心の高さ2cm「ふわピタギャザー」、など。
 なお、ユニ・チャームでは“ソフィ しっかり吸収 瞬間ガード・超熟睡ガー
ド“のパッケージを「メッシュタイプナプキンの良さがわかりやすい」デザイ
ンに、“ソフィ アクティブスリム”パッケージを「生理を明るく感じられる」
デザインにリニューアルし、06年9月中旬から全国で発売する。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(8/11)

■花王
 2way機能の大人用紙おむつ“リリーフ リハビリスタートパンツ”を新発売

 花王は、病院から退院して在宅介護をはじめるときパンツタイプかテープ止
めタイプか迷うことなく介護をスタートできる大人用紙おむつ“リリーフ リ
ハビリスタートパンツ”を9月16日全国で新発売する。
 この新製品は、パンツのようにはける「パンツタイプ」とテープ止めのよう
に開く「テープタイプ」の2way機能をもった、今までにない大人用おむつ。在
宅ではじめて介護をする人がどのタイプのおむつを使えばよいか迷うことなく
在宅介護をスタートすることができる。また、自分で履くことができるパンツ
タイプなので被介護者の気持ちを前向きにさせると同時に、介護しやすいテー
プ止めにもなることから介護者の負担を軽減し、被介護者のリハビリ意欲を高
めて寝たきり・寝かせきり予防に貢献する。
 なお、この新製品は今年5月大人用紙おむつ事業の拡大を目指し、業務・資
本提携で合意したリブドゥコーポレーションとの共同開発による。
http://www.kao.co.jp/corp/news/2006/3/n20060811-01sn.html
(8/11)

┏☆ 催    事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ダイニック素材展

 ダイニック(株)では9月11日〜15日、東京本社にて「ダイニック素材展」を
開催する。同社は書籍用などのクロスのメーカーとして知られているが、今回
は書籍用クロスに対する一般的なイメージを払拭し、印刷適性や加工性に優れ
低コスト要求にも対応する同社の多様なクロスを 100点にもおよぶ採用見本と
展示するとともに、不織布・フィルムなど多様な素材で各分野へ展開する同社
の最近の活動状況を紹介する。

期日:2006年9月11日(月)〜15日(金)
時間:10:00〜17:00
会場:ダイニック東京本社2F
   〒105-0012 東京都港区芝大門1-3-4 (ダイニックビル)
電話:03-5402-3138
http://www.dynic.co.jp

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


━━☆No.214☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆  NONWOVENS REVIEW On-Line
□■□ http://nonwovens-review.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2006. 8.30☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

季刊誌ではフォローできない不織布に関する最新の情報を,本誌購読者および
クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆INDEX ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.国内ニュース
2.海外ニュース
3.製品開発

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■東レ
 中国で高機能ポリプロピレン長繊維不織布新会社を設立

 東レはこのほど、中国において高機能ポリプロピレン長繊維不織布(PPスパ
ンボンド)およびその高次加工品の生産・販売を行う新会社を設立することを
決定した。新会社名は「東麗高新聚化(南通)有限公司」(略称・TPN、仮称)。
中国江蘇省南通市の経済技術開発区内で2006年10月に設立し、2008年2月から
操業を開始する予定。
 導入する設備は、ドイツ不織布設備メーカーの最新鋭マシン(能力;年産1万
8,000t)で、スパンボンドとメルトブローを組み合わせた多層不織布を生産す
る。展開用途は、紙おむつや生理用ナプキンなどの衛生材料用途、手術用のガ
ウンや覆い布などのメディカル用途、その他工業資材、農業資材用途が中心に
なる。
 今回の新会社設立によって、東レグループの供給能力は年産 6万7,000tに達
し、アジアでトップクラスになる。また東レグループは、今後の需要拡大対応
としてさらなる増設も視野に入れており、アジアNo.1のPPスパンボンドメーカ
ーを目指す。
http://www.toray.co.jp/news/fiber/nr060823.html
(8/23)

■旭化成せんい
 新不織布“Precise(プレシゼ)”を上市

 旭化成せんいでは、このほど新不織布“Precise(プレシゼ)”を上市するこ
ととし、 専用設備の建設に着手した。
 Precise(プレシゼ)は均一性が高く、繊度の異なる長繊維層を複数重ね合わ
せた構造を持つポリエステル不織布であり、当社の独自製造技術により新たに
開発したもの。ポリエステル素材特有の耐熱性・高強度・高剛性を持ち、微細
繊維によるバリアコントロールを可能にすることにより、従来の不織布にない
性能と機能を提供。とくに(1)流体・粉体バリア性、(2)微粒子捕集性、(3)低圧
力損失、の点で優れた性能を発揮する。用途により、ヒートシール性を付与し
たタイプの生産も行う。 これらの特性により 次のような高機能用途への使用
が可能。工業資材分野(分離膜支持体、各種フィルター濾材、吸音材など)、
生活資材分野(食品包材、乾燥包材など)、メディカル分野(医療用テープ基
材、高機能マスクなど)があり、エレクトロニクスなど新規分野への適用も開
発を進めている。
同社では従来パイロットプラントによる需要開拓を進めてきたが、市場での
評価が良好なため、07年秋に第1期として守山工場(滋賀県)に年産能力2,000t
の本生産用設備を導入する決定を行い、すでに建設に着手した(幅1.3m、目付
12〜150g/m2)。今後、需要の拡大に応じて第2期以降の増設を計画していく。
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2006/fi060822.html
(8/22)

■トヨタ紡織
 自動車用内装材をトヨタ以外へ供給拡大

 トヨタ紡織は主力の自動車用内装品事業でトヨタ自動車以外への供給を拡大
する。トヨタ以外のメーカー向けの設計を担当する部門を設置、米ゼネラル・
モーターズ(GM)向けのシート供給も増やす。内装品は現在ほぼ全量をトヨ
タに納めているが、供給先の拡大で中期的な収益安定と技術力向上を目指す。
(8/22 日経産業)

■セーレン
 自動車用内装材を国内外で増産、世界生産を3割引き上げ

 セーレンは2009年3月にカーシート材など自動車用内装材の世界生産を、06
年3月期比3割増の年間 850万台の水準に引き上げる。米国や中国を中心に国
内外の自動車事業に今後3年間で約110億円を投資する。
 米国ではノースカロライナの工場でトヨタ自動車やホンダ向けのカーシート
材を増産、今後3年間で約32億円を投資。そのうち20億円を既存工場の設備増
強に振り向け、生産能力を倍増の年210万台分とする。また今後新工場の建設も
検討する。
 昨年カーシート材の第二工場が稼働した中国でも増産。こちらは16億円を投
じ生産能力を6割増の年50万台分とする。
 国内では昨年カネボウから引き取った長浜工場(滋賀県)に約20億円を投じ
従来グループ会社などに外注していた内装材の生産ラインを集約、生産効率を
高める。ほかにタイの生産拠点にも3年間で10億円強、ブラジルにも2億円強
を投じる方針。
(8/24 日経産業)

■バンブーバイオマス技研
 竹繊維月産20tに倍増
 バンブーバイオマス技研(福井県勝山市)は9月にも竹繊維の抽出事業に本
格参入する。工場を2交代制にし生産量を月産20tに倍増、積極拡販する。建材
メーカーや寝具メーカーからの引き合いに対応する。竹繊維は防ダニ、防カビ、
抗菌性などを持つことが受けて、需要が増大している。
(9/28 日刊工業)

■阿波製紙
 徳島文理大学・地域共同開発センター主催「第2回技術交流会」で
 商品展示・講演

 阿波製紙は、徳島文理大学・地域共同開発センターが主催する「第2回技術
交流会」にて、商品展示・技術紹介パネルの展示を行った。
 地域共同開発センターは産学官の連携活動を推進するセンターとして設置さ
れ、産学官の連携・共同研究・共同開発を推進させる機会として交流会が行わ
れている。当日は交流会において同社取締役営業本部長の濱氏が「紙の不思議
・機能を求めて!」と題し講演を行った。
http://www.awapaper.co.jp/company/news55.html
(8/9)

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ペーパーパック・プロダクツ社(米国)
 本社をグリーンビルに移転

■アヴゴル社(イスラエル)
 株式20%を売却して、1,800万ドルの資金を調達

■キンバリー・クラーク社(米国)
 第2四半期純売上が4.4%増の42億ドルに、純利益が10.5%減の3億7,760万ド
ルに

■欧州
 ポリプロピレン価格がわずかに低下、レーヨン価格はほぼ横ばいで推移

■フォス・マニュファクチャリング社(米国)
 米国破産裁判所がフォス社の債権者に対し、旧株主・社長所有の400万ドル
相当の不動産の差し押さえを許可

■プロクター&ギャンブル社(米国)
 ブロックビル工場で、新世代のクイッククリーニング・ホームケア製品を開発

■ブデルパック社(オランダ)
 ウェットワイパー加工ライン・付属設備を競売に

┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ニチバン
 高密度ウレタン不織布使用の粘着包帯を発売

 ニチバンは業界で初めて高密度ウレタン不織布を使用した、シップ・ガーゼ
固定用粘着包帯“粘着包帯よくのび”を9月13日から全国の薬局・薬店、ドラ
ッグストアなどで新発売する。
 同製品ははシップ・ガーゼ固定時に求められる「かぶれにくさ」「肌へのや
さしさ」を高い次元で実現するため、これまで粘着包帯に使われたことのない
超やわらか素材高密度ウレタン不織布に、新設計のスーパーマイルド粘着剤を
組合せた新発想の粘着包帯。
 基材の高密度ウレタン不織布は救急絆創膏“ケアリーヴ(R)”と同じ素材で、
よく伸びて皮ふの動きにフィットするため、肌にストレスをかけずにかぶれに
くく関節部にもしっかりフィットする。スーパーマイルド粘着剤は、固定性と
低刺激性のバランスに優れ、また皮ふが白くふやけにくい快適な貼り心地で、
角質や表皮をはがしにくいため、はがす時に痛みがない。加えて、従来の粘着
包帯には欠かせなかったハサミを使わずに手で切ることができるため手軽に使
える。はく離紙がないのでゴミをださず環境にやさしい製品。
(8/29)

■大王製紙
 “ローションティシュー鼻すっきりメントール”を発売

 大王製紙は、5種類の天然ハーブエキス配合で、すっきりとした爽快感を得
られる“エリエールローションティシュー鼻すっきりメントール”の天然保湿
成分を改良し、9月21日より全国発売する。
 このほど改良新発売する同製品は、つらい時期の鼻づまりに爽快感を与える
天然ハーブ成分はそのままに、天然保湿成分の改良によりしっとり感を向上さ
せ、つらい時期もより快適に過ごしたいという生活者のニーズに応えた製品。
 商品特長は、(1)天然保湿成分を改良し、しっとり感を向上、(2)天然の5種
類のハーブ(ラベンダー・ペパーミント・スペアミント・ハッカ・ユーカリ)
を配合、(3)鼻をかんだ瞬間にハーブ成分が効果を発揮、など。ボックス160組
(2枚重ね)とポケット10組(2枚重ね)4個パックがある。
 このほか鼻炎時の鼻かみ用に最適な“ローションティシュー天然保湿”も同
時に発売する。
http://www.daio-paper.co.jp/newsrelease/index.html
(8/28)

■大王製紙
 “テークケア パンツにぴったりパッド”と“テークケア ぴったり安心パン
ツ”を発売

 大王製紙では、パンツタイプとの併用に適した「テークケア パンツにぴった
りパッド」を全面改良し9月21日より全国発売、同時に、しめつけずに面でフ
ィットして、つつみこむようなやさしいはき心地を実現した“テークケア ぴ
ったり安心パンツ”も発売する。
 全面改良した“ぴったりパッド”の特長は、(1)パンツにぴったりの形状で
併用するのに使いやすい、(2)片手でも使いやすい2つ折形状、(3)フィルム付
立体ギャザー、(4)高さのあるフィルム付立体ギャザーが尿をしっかりとせき
止め、染み出しモレも軽減する、など。“ぴったり安心パンツ”の特長は、(1)
「ヒップにぴったりギャザー」採用でつつみこむようなやさしいはき心地、(2)
うす型吸収体採用、(3)気になる尿のにおいを「瞬間消臭」、など。
http://www.daio-paper.co.jp/newsrelease/index.html
(8/28)

■ユニ・チャーム
 パンティライナー“ソフィ ふわごこち 肌やさスリム”を新発売

 ユニ・チャームは「ふんわりなのに、しっかりヨレない」パンティライナー
“ソフィ ふわごこち”より、スリムタイプ“ソフィ ふわごこち 肌やさスリ
ム(無香料/ピュアソープの香り)を9月7日から全国で新発売する。同製品の
特長は、(1)しなやか弾力シート、(2)速乾さらさら吸収、(3)音がしない個包装、
など。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(8/24)

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━