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┏☆INDEX ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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1.国内ニュース
2.海外ニュース
3.製品開発

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■自工会
 8月の自動車生産実績と輸出実績が連続してプラスに

 日本自動車工業会はこのほど8月の自動車生産実績と輸出実績を発表したが、
それによるといずれも前年同月を上回っている。
 発表内容によると、四輪車生産台数は81万1,944台で前年同月の70万1,990台
に比べ10万9,954台・15.7%の増となり、10ヵ月連続で前年同月を上回った。う
ち乗用車生産は67万8,706台で前年同月比15.8%増で10ヵ月連続のプラス、トラ
ックは12万6,445台で14.0%増で2ヵ月連続のプラス、バスは6,793台で33.3%
増で19ヵ月連続のプラスとなった。1〜8月の生産累計では、四輪車生産台数
は749万7,941台で前年同期の7,08万9,906台に比べ 40万8,035台・5.8%の増と
なり、うち乗用車は636万3,689台で45万6,442台・7.7%の増、トラックは107万
7,152台で5万5,121台・4.9%の減、バスは5万7,100台で 6,714台・13.3%の増
となった。
 他方、8月の国内需要は35万9,057台で前年同月比2.0%減となったが、輸出
は45万255台で前年同月の36万3,304台に比べ8万6,951台・23.9%の増となり、
13ヵ月連続して前年同月を上回った。
http://www.jama.or.jp/
(9/29)

■三井物産
 車部品の専門組織設立、旭テックグループへ出資とともに物流網構築支援

 三井物産は自動車部品事業を手掛ける専門組織を10月に立ち上げる。11月に
旭テックに約20%を出資することが決定しており、今後、旭テックが買収する
米自動車部品大手メタルダインを含めた旭テックグループの物流網構築を支援。
メタルダインは世界に30カ所以上の工場を持っており、旭テックグループの国
際ネットワークが一気に広がる事から、三井物産は物流網の構築を支援し、物
流業務も請け負っていく。
 また販路開拓でも協力し、同グループとの取引に関連した売上高を2007年度
に 200億円、11年度には700億円に引き上げる計画。
(日経産業9/29)

■住友化学
 PP自動車材で欧米・アジアに新拠点を設置し世界供給体制を目指す

 住友化学は自動車材向けのポリプロピレン(PP)コンパウンド事業につい
て、このほど試運転を始めた中国・珠海に続き、その他のアジア・欧米にも自
前の拠点を設置し、グローバルな供給体制を構築する検討に入った。すでにグ
ローバル体制を持つ原料PPとの一貫体制を展開することで、自動車メーカー
の世界戦略をサポートするもので、2007〜08年にも具体化させたい考えだ。
(化学工業日報9/27)

■大成建設
 海草の生育・移植実験でマット上への海草の生育状況を確認

 大成建設はUAE・ドバイのナキール社との共同により、ドバイのリゾート人工
島沿岸部で水域生態系環境を創造するため海草の生育・移植の実験を展開、こ
のたびのモニタリング調査においてマット上への海草の生育状況が確認され、
実用化への目途が立った。
 同社では今年2月に、UAE・ドバイの政府系デベロッパーであるナキール社と、
海草移植に関する共同研究契約を締結し、4月に共同実験を開始。今回の実験
で、人工島という周囲に海草がない場所に、魚類の産卵場、稚魚の育成場とし
て水域生態系の創造に必要な海草(ウミジグサなど)を移植する。これは同社
が、三重県英虞湾で実証したアマモの移植技術を、亜熱帯地方での海域でも適
用可能であることを実証する実験でもある。実験内容(移植技術)は、(1)ヤシ
繊維性の海草移植マットを天然の海草群落に設置、 (2)マット上への種子の自
然落下などにより、根の伸張ならびに海草の発芽や生育状況の確認、 (3)海草
が根付いた海草移植マットを、海草が生育していない新たな海域へ移植・移設、
(4)海草の生育状況および土壌分析、水質分析、波高計測等の周辺環境モニタ
リング調査。
 これまでのモニタリング調査では、早くもマット上にかなりの海草が自然繁
殖し、順調に生育していることを確認。今後は、移植技術の実用性を確認する
とともに、実用展開のための大規模な海草移植マットによる検証を通して、ド
バイ沿岸域での大規模移植計画に向けて技術の高度化を図っていく考え。
http://www.taisei.co.jp/about_us/release/2006/sep/sep03.html
(9/27)

■NI帝人商事
 高機能素材を産業資材分野に向けて展開加速

 帝人の流通製品グループの中核会社であるNI帝人商事は、産業資材分野で高
機能素材展開を加速している。
 同社の主力は衣料繊維(売上シェア6割)だが、内装材・タイヤコードなど
自動車部品を中心とする繊維系産業資材の扱いは商社でもトップ級であり、今
春スタートした「中期計画2008」では自動車関連部品のタイ・中国展開と並ん
で産業資材を重点戦略に掲げ、高機能素材に取り組んでいる。
 取り扱う素材は多様だが、まず炭素繊維・アラミド繊維による特殊四軸織物
は2年前、ミズノなど複数のスポーツ用品メーカーがゴルフシャフトやテニス
ラケットに採用。曲げや捻れ、圧縮負荷に強い全方向性安定特性から採用が進
み、精密部材展開も計画している。
 超軽量大型仮設テントは耐候性に優れ、通常の素材の1/10の軽さで設営も容
易。04年の中越新潟地震で仮設避難施設として活用されたのが注目され、すで
に通算 300基の販売を達成している。大手スーパー・家電メーカー向け防災需
要が拡大、今年度は9億円規模の販売を目指す。
 高齢者向け超軽量敷布団“フォーミーライト”はダイセルノバフォーム社の
軽量ポリエチレン発泡材を用い従来の半分に軽量化、昨年末に発売した。ほか
に東洋紡の高強力ポリエステル繊維“ダイニーマ”、高強度高弾性繊維“ザイ
ロン”なども展開中。
 同社の新中期計画では、08年までの3カ年で500億円の増収計画を打ち出し、
新市場・新商品展開によって 150億円のかさ上げを見込んでおり、高機能素材
展開を一段と強める。
(化学工業日報9/27)

■松下エコシステムズ
 “スーパーアレルバスター”搭載フィルタの鳥インフルエンザウイルスへの
 抑制効果を実証

 松下エコシステムズは鳥取大学と共同で、ウイルスやアレルゲン、カビを抑
制する機能性材料“スーパーアレルバスター”を搭載したフィルタに、鳥イン
フルエンザウイルスを抑制する効果があることを実証した。
 スーパーアレルバスターは、フィルターに搭載すると鳥インフルエンザやSA
RS、インフルエンザなどのウイルスに対してより安全・安心な環境の実現に貢
献する。同時に多くのアレルゲンを抑制するため、花粉症、気管支喘息などの
アレルギー性疾患発症の低減も期待できる。
 特長は(1)鳥インフルエンザウイルスに対し10分間の接触で99.999%減少(3
回の試験の平均値)させる高い抑制効果を発揮、 (2)スーパーアレルバスター
ですでに実現していたインフルエンザウイルス、SARSウイルスに加え、鳥イン
フルエンザウイルスの抑制ができる、 (3)機能性材料スーパーアレルバスター
を添着することにより効果が発揮されるので、フィルタに使用することで、各
種ウイルス、アレルゲンを捕集して抑制(ウイルスは大気中の粉塵に付着して
浮遊していると考えられ、その粉塵を集塵フィルタが捕集している)。
http://panasonic.co.jp/mesc/news/index.html
(9/25)

■日立アプライアンス
 従来より25%省エネのクリーンルーム用フィルターユニットを開発

 日立製作所の空調・白物家電事業子会社である日立アプライアンスは、半導
体製造装置などに取り付けるフィルターユニットで従来より25%省エネの製品
を開発した。高効率の自社製ブラシレスモーターの採用などで運転効率を高め
たほか、ケース素材に腐食に強いステンレスを採用、保守を容易にした。
 半導体や液晶パネル関連の工場では加工精度を高めるたるにより高いクリー
ン度が求められており、クリーンルーム内に置く装置に付けるフィルターユニ
ットの需要増が見込まれている。
(日経産業10/2)

■花王
 温熱パックによるひざ痛の緩和効果を確認

 花王は、ひざに痛みや違和感をもつ人を対象に意識と実態を調査するととも
に、その対処方法として在宅での温熱パック長期連用試験を実施した。
 医療機関の報告によると「変形性膝関節症」の患者数は、50歳以上の日本人で
3,000万人を超え、老後の介護要因にも繋がるため、その対策が急務となってい
る。今回の実態調査の結果でも、多くの人が季節にかかわらず毎日の生活場面
で困難を抱えており、自らいろいろな対処を行っている。ところが膝関節症の
原因である磨耗した関節軟骨に対しては、病院での治療も外科的手術は少なく、
多くが鎮痛や筋力強化、柔軟性賦与、血行改善といった保存療法による進行防
止と症状緩和が中心となっている。
 そこで同社は保存療法の一つである温熱療法に着目し、「変形性膝関節症」
と診断された患者を対象に、日常生活のなかで毎日一定時間、家庭用温熱パッ
クを装着したままで生活する試験を行ったところ、4週間で膝痛が緩和され、
階段などでの行動困難度の改善を確認。また試験終了6週後も、試験4週目の
改善状態が維持されていた。
 今回の結果より、家庭用温熱パックなどで膝関節周囲を温めながら日常生活
の中で適度な運動を心がければ、変形性膝関節症の症状緩和に対しては、さら
に効果が上がるものと考えられる。
http://www.kao.co.jp/corp/news/2006/3/n20060926-02re.html
(9/26)

■P&G
 期間限定Webサイトを新設、開発に消費者の声を反映

 プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は、10月2日から2007年1月31日
までの期間限定で新ポータル(玄関)サイト“Womama(ウーママ)×空想生活”
を立ち上げる。インターネットを通じて消費者の声を広く集め、企業が新しい
商品やサービスの開発に役立てる。ネット利用者が情報発信者になれる「Web
2.0」の特性を生かす試み。
 第一弾として、JCBトラベルがハワイ旅行を、JTBが国内温泉旅行をテーマに
アンケートや投票を実施する。企業側は「子供と一緒に旅行するにはこんな商
品が欲しい」という一定量の情報を集める計画だ。
 両社は企画・開発後に候補商品を発表、さらに消費者の声を集約した上で、
早ければ11月1日にも発表する。
 ほかにもヘアサロン、フィットネス、ベビーカーなどを扱う他分野の大手企
業が参加を予定。同サイトを通じて得た消費者ニーズをもとに新商品を開発・
販売する。“Womama”は今年1月、子育て中や出産を控えた女性を対象とした
無料の登録制サイトとしてオープン。JCB、JTB、大塚製薬、日比谷花壇が運営
に協力している。会員数は約4万人。
(日経産業10/2)

■大日本印刷
 植物由来プラスチック使用のバイオマス包装材料を開発

 大日本印刷は、植物由来のプラスチックであるポリ乳酸をできるだけ多く使
用するとともに、包装材料として求められる機能を石油系素材によって補完し
た、自然にやさしいバイオマス包装材料を開発し、販売を開始する。
 現在、トウモロコシやサツマイモなどから抽出したプラスチックであるポリ
乳酸の材料性能が実用化レベルにあることから、環境負荷が低い材料として各
方面での採用が進んでいるが、ポリ乳酸を包装材料として使う場合は、酸素バ
リア性、水蒸気バリア性、耐熱性、耐衝撃性、加工のし易さなどが石油系包装
材に比べて劣っているため、とくに長期保存が求められる商品への利用が困難
だった。このような状況に対し、同社は植物を原料とするプラスチックの利用
を促進するという植物度の考え方に基づき、包装材料の一部にポリ乳酸を使用
する方式を取り入れ、実用化を図った。
 具体的には、植物系と石油系の数種類のフィルムの貼り合わせなどの加工技
術や、ポリ乳酸と石油系材料の配合技術を開発し、包装材に要求される機能を
満たしたバイオマス包装材料を製品化したもの。この製品は、包装材料の一部
に植物由来材料を使用することで、石油系資源の節約と二酸化炭素発生量の削
減に寄与していくなど、地球環境への負荷低減に大いに役立つものと考えられ
る。
 今後同社では、植物を原料としたプラスチックフィルムにバリア性や耐熱性
を付与するとともに、熱接着性の向上についての開発を行い、植物度50%以上
の製品の提供を目指す。また、軟包装以外にも成型品、紙カップ、PETボトルな
ど、包装材料全般のバイオマス化を進め、循環型社会形成、石化資源節約、二
酸化炭素発生量抑制のための技術開発を進める。これらのバイオマス製品につ
いて、同社では07年度に2億円の売上げを見込む。
(10/2)

■ユニ・チャーム
 最新鋭のタンポン製造工場が竣工

 ユニ・チャームでは、同社が販売する生理用タンポン製造のため、かねてよ
り香川県観音寺市豊浜町の工業団地の自社グループ敷地内に建設を進めてきた
新工場が竣工した。
 建設地は、ユニ・チャームの商品開発と技術開発の拠点であるテクニカルセ
ンター、エンジニアリングセンターや、ユニ・チャーム製造子会社のユニ・チ
ャームプロダクツの四国工場豊浜製造所などに隣接する敷地で、現在のタンポ
ン製造工場である川之江製造所(愛媛県四国中央市)から移転することにより、
開発・生産拠点集約による生産効率の向上が期待できる。また、タンポンとい
う医療機器に分類される製品の製造所にふさわしい清浄度を実現し、より高い
衛生・品質基準を満たす、世界においても最新鋭のタンポン工場として稼動す
ることを目指す。
[新工場の概要]
 名  称;ユニ・チャームプロダクツ(株) 四国工場豊浜製造所
      (現豊浜製造所と統合)
 住  所;香川県観音寺市豊浜町和田浜1531-16
 竣  工:06年9月
 生産品目;生理用タンポン
 規  模;鉄骨2階建て、総床面積13,047m2
 生産体制;80人
 投 資 額;約20億円(移設費含む)
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(9/28)

■ユニ・チャーム
 本社を東京・三田の新ビルへ移転

 ユニ・チャームはこのほど、30年以上拠点としてきた品川本社を三田に新築
された住友不動産三田ツインビルへ移転することとなった。
 新住所での営業開始は10月10日(火)からの予定。
 新住所:
〒108-8575 東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル西館30F
03-6722-1019(広報室代表電話) FAX:03-6722-1016

■阿波製紙
 ビジネスマッチングin香川2006に出展

 阿波製紙は10月4、5日の2日間、サンメッセ香川で開催される「ビジネスマッ
チングin香川2006」に、(財)とくしま産業振興機構の推薦により出展する。
 当日は、同社が新連携事業として取り組んでいる「分離膜を利用した小型排
水処理装置の事業化」の展示を行い、実際にデモ機を運転して排水が処理され
る模様を再現しながら説明をする。同社では小型に特化した装置設計と適切な
膜モジュールとの組合せにより、(1)省スペース、(2)簡単操作、 (3)低コスト
を実現し、小規模事業所への排水処理装置の導入を目指す。
 なお、「知的・産業クラスターセミナー in 四国」も併催されるが、これは
個性あふれる地域クラスター形成、新技術、新事業、新産業の創出に向け企業
・大学・産業支援機関が一堂に会するセミナーで、パネルディスカッションの
「四国がめざす“モノ作り”“健康・バイオ”クラスター形成に向けて〜」で
はパネラーとして同社社長の三木康弘氏が参加する予定。
http://www.awapaper.co.jp/
(9/25)

■東邦レオ
「ソフィア ポッドキャスティング スタジオ」で「屋上でロハス生活」を配信

 屋上緑化工法の開発・ガーデンデザイン・施工を手掛ける東邦レオは、株式
会社ソフィアと協働で、新ポッドキャスト番組「屋上でロハス生活」を企画・
制作し、ポッドキャスト専門サイト「Sofia Podcasting Studio」(ソフィア
ポッドキャスティング スタジオ)において9月30日より配信を開始する。
 番組名;「屋上でロハス生活」
 開始日;06年9月30日(土)
 回 数;全12回、毎週土曜日に更新
 料 金;無料
 番組サイト; http://eureka-i.jp/r-lohas/index.html(9月30日より開設)
http://www.toho-leo.co.jp/f_puresu.html
(9/29)

■クラレ
 人工皮革“アマレッタ”が
 三陽商会の秋冬メンズ主力ブランド横断企画に採用

 クラレの開発した高級ヌバック調人工皮革“アマレッタ”が、三陽商会の紳
士服主力ブランド“ザ・スコッチハウス”“ポール・スチュアート”“イルフ
ァーロ バイ ルチアーノ バルベラ”など複数のブランドに採用され、今秋冬の
新製品として発売される。
 アマレッタはクラレが生み出した超極細繊維を使用し、独自の不織布技術と
仕上げ加工により、スエードより滑らかなヌバック調の優美な微起毛表面感が
特長。また、アマレッタシリーズの高付加価値品である“パーカッシオ”は、
人工皮革の製造工程では初めて天然皮革と同様の仕上げ加工(洗い加工)を施
し、高級ヌバックに限りなく近い柔らかな風合いを再現した。アマレッタは、
上質な見た目、しなやかでソフトな肌触りに加え、天然皮革と比べて約30%軽
量、イージーケアといった特長も併せ持つ。
 三陽商会では、このたびクラレのアマレッタを“ザ・スコッチハウス”“ポ
ール・スチュアート”“アレグリ”“イルファーロ バイ ルチアーノ バルベラ”
“サンヨーコート”に採用し、ジャケット、ブルゾン、コートなどで展開する。
また、“ザ・スコッチハウス”“ポール・スチュアート”“イルファーロ バイ
ルチアーノ バルベラ”では、パーカッシオも同時に採用する。
http://www.kuraray.co.jp/release/2006/060927.html
(9/27)

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■世界のナイロン繊維生産
 2015年には435万tに

 このほど開催された中国国際化繊会議において、世界のナイロン繊維生産が
2015年には435万5,000tになる見通しである事が報告された。繊維生産全体(年
率4.0%増)を下回る年率0.8%増と緩やかな伸びにとどまるもよう。またナイ
ロン6繊維が同1.2%増、ナイロン66繊維が同0.2%で伸びるのに対し、樹脂用
途ではナイロン6が同3.9%増、ナイロン66が同3.2%と繊維を上回るペースで
拡大する見込みも示された。
 生産をタイプ別(2013年まで)に見るとナイロン6は紡織用長繊維が同2.7%
増の162万t、高強力糸が同1.2%増の69万5,000tにまで拡大するのに対し、短繊
維は−3.0%と減少の予測。ナイロン66は高強力糸が同1.1%拡大するが、紡織
用長繊維、BCF、短繊維は減少が予測されている。
 地域別(2013年まで)では、ナイロン6は中国が同6.8%の高い伸びを維持、
世界シェアは40%に達する。北米、西欧、北東アジアは減少するが、東欧、中
東・アフリカ、南西アジアでは増加する見通し。ナイロン66は、主力生産地域
の北米はほぼ横這い、西欧は同2.4%減少いる見通し。中国は同4.2%の高い伸
びが予測されている。
 いっぽうナイロン原料は6、66ともタイトバランスで推移する見通し。カプ
ロラクタムは07年末までに日本、韓国、中国、ロシアで合計44万5,000tの新増
設が計画されているが09年以降、中国の3計画(約60万t)が実施されなければ
需要が供給を上回る可能性が指摘されている。ナイロン66原料のアジピン酸も
08年以降、需要が生産を上回る見通し。
(化学工業日報9/27)

┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■三菱製紙
 クリーンルーム用ナノワイパー“HC シリーズ”を開発

 三菱製紙は、従来のナノワイパーにクリーンルーム適性を付与したクリーン
ルーム用ナノワイパー“HC シリーズ”を開発した。
 同社はすでに傾斜叩解法という独自の微細化技術により繊維の一部のみをナ
ノサイズまで微細化し、汚れの拭き取り能力を飛躍的に高めたナノワイパーを
開発している。今回、新たにこのナノワイパーにクラス 100のクリーンルーム
適性(5μm以下の発塵粒子個数が100 個以下)を付与することに成功した。
 ワイパーは繊維の細さが細かければ細かいほど汚れ除去能力が優れているが、
細かすぎると繊維の脱落が起こりやすくなる。また、繊維の長さが短いと繊維
の脱落が起こりやすく、湿式不織布をクリーンルーム用ワイパーに使用するこ
とは非常に困難であった。このため、これまで販売されているクリーンルーム
用ワイパーに使われる繊維径は2μm以上の織物や乾式不織布であり拭き取り
性能に課題があった。
 今回、同社は繊維の直径に対して長さが長いナノファイバーを利用すること
により発塵性を大幅に改良した湿式不織布を開発することに成功した。繊維径
に対して繊維長を長くすることより「蜘蛛の糸」のように絡み合いを多くし、
さらにナノサイズでの絡み合いの後に、熱処理をすることによりその一部を接
着し繊維1本1本の脱落を大幅に減らすことができた。これにより湿式不織布の
ように10 mm 長以下の繊維を用いた場合でもクラス 100に耐えるクリーンルー
ム適性を付与することができた。
 このHCシリーズは、原反、あるいは各種の形状に加工した状態で販売する予
定である。
 三菱製紙では、HCシリーズ及び既に販売を開始している制電ワイパーなど高
機能性ワイパーで06年度の売上2億円、07年度には4億円の売り上げを目指す。
http://web.infoweb.ne.jp/mpm/
(9/27)

■花王
 ハンディタイプのダストワイパー“クイックルワイパー ハンディ”を発売

 花王は11月18日、クイックルワイパーシリーズから、お部屋のホコリが簡単
で楽しく、手軽に取れるハンディタイプのダストワイパー“クイックルワイパ
ー ハンディ”を新発売する。
 今回新発売の“クイックルワイパー ハンディ”は、360°全面についた吸着
性の高いファイバー“ふわふわキャッチャー”がすき間の上下左右にふんわり
フィットし、くるっとひとふきで凸凹面・細かい溝のホコリ・花粉・微細なハ
ウスダストまでみるみるキャッチし、ホコリをからめ取るのが特長。また、つ
い身近に置いておきたくなるような、かわいらしいデザインで、楽しくお掃除
ができる。特長は以下の通り。
(1)舞いやすいホコリ・花粉や微細なハウスダストまで、くるっとひとふき瞬
  間キャッチ
(2)吸着性の高いファイバー“ふわふわキャッチャー”が舞いやすいホコリ・
  花粉・微細なハウスダストまでみるみるキャッチし逃さない
(3)360°全面についたファイバー(立体起毛構造)が、すき間の上下左右にふ
  んわりフィットし、くるっとひとふきで凸凹面・細かい溝のホコリをから
  め取る
(4)ふわふわの先端部分で小物などもやさしく拭ける。また、デリケートな液
  晶画面や観葉植物にも安心して使える
(5)スリムなボディなので、ちょっとしたすき間にも入って使いやすく、すっ
  きり収納できる
(6)ふわふわキャッチャーの先端部が汚れてきたら、先端と持ち手側を逆さに
  して付け替えて、全面を無駄なく使える
http://www.kao.co.jp/corp/news/2006/4/n20061003-01hh.html
(10/3)

■日立アプライアンス
 排気性能を高めた紙パック方式のクリーナー“きれい宣言”を発売

日立アプライアンスは、吸い込んだちりやアレル物質、細菌・ウイルスなど
が機外に再飛散するのを抑え、捕じん率99.999%を達成した紙パック方式のク
リーナー“きれい宣言CV-PK500”を11月1日から発売する。
 同製品の新製品の主な特長は以下の通り。
 (1)“アレル逃がさん構造”により世界で初めて捕じん率99.999%を達成;捕
じん性能を約20倍にした紙パック“ナノテク〔スーパープレミアム〕衛生フィ
ルター”と、電子の力で捕じんする世界初の“プラズマHEPAエンジン”により、
吸い込んだ超微細な粒子を99.999%捕集し逃がさないというもの。これにより、
従来のクリーナーでは捕集しきれなかったアレル物質(粉々に砕けた、ダニの
死骸・糞、花粉)や細菌・ウイルスを機外に放出しない。
 (2)捕集したごみの消臭効果を約5倍に向上;“ナノテク・スーパーアレルオ
フ除菌消臭システム”により、吸い込んだ菌を捕集するとともに、ごみのにお
いに対する消臭効果を約5倍に高めた。また、25種類のアレル物質の活動も抑
制する。
 (3)“3面ブルッとロボ”の採用により強力パワーが約6倍持続;新たに専用
モータを採用した“3面ブルッとロボ”により、電源コードの差し込み時や運
転停止時に、自動で紙パックの3面を除じんする。本体ふた裏面に設けた“パ
ワー長持ち流路”との相乗効果で、強力パワーが約6倍持続する。
 (4)使いやすい多彩な吸口と強力パワーで、しっかり捕集;糸くずなどの絡み
つきを抑える“[からまん]ワイドスーパー自走ヘッド”や、高所などの掃除に
適した“クルッとブラシ”などの吸口と、吸込仕事率600Wのハイパワーで、取
り残しなくごみを吸い込む。また布団のダニなどに効果的な“ふとん用吸口”
や、フローリングに最適なから拭き機能を持つ“ふくロールブラシ”も付属。
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2006/09/0929.html
(9/29)

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┏☆INDEX ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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1.国内ニュース
2.製品開発
3.催事

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■三菱自動車
次世代電気自動車“i MiEV”を製作し電力会社との共同研究を開始

 三菱自動車は、現在開発中の次世代電気自動車“MiEV(ミーブ)”の研究車
両を製作し、電気自動車(EV)の普及にこれまで積極的に取り組んできた電力
会社との共同研究を実施する。三菱自動車は研究車両の供給や実証走行データ
の分析、電力会社側は実証走行の実施・データの収集や市場での実用性評価を
担当する。
 三菱自動車では、この共同研究に向けて軽自動車“I(アイ)”をベースに、高
性能リチウムイオン電池と小型で軽量なモータを搭載した研究車両“i MiEV”
を製作した。この車両では、“i”の「リヤ・ミッドシップレイアウト」のプラ
ットフォームに、シングルモータ方式を採用することで、既存の車体構造をほ
とんど変えることなく電気自動車化が可能となった。三菱自動車はこの共同研
究と並行して、i MiEVを用いて実用化に向けたバッテリー、モータ、制御シス
テムなどの社内開発を推進する。
 今回の共同研究では、まず今年11月から東京電力、中国電力との共同研究を
開始し、さらに07年1月からは九州電力との共同研究も開始。三菱自動車はこ
れらの電力会社向けにi MiEVの研究車両を各1台ずつ製作し、これらの車両は
電力会社における業務車両としての適合性や急速充電インフラとの整合性など
の確認に用いられる。
 続いて同年秋からは、これらの電力会社に加え関西電力および北陸電力にも
参加してもらい、実際の運転環境での走行や市場での受容性を確認するため実
証走行を開始する予定。三菱自動車は各社向けにフリートモニター用i MiEVを
供給する。三菱自動車と各電力会社は、このフリートモニターを通して、実際
の使用環境下でのさまざまなデータやノウハウを収集・解析し、将来のEV普及
に向けて共同で取り組んでいく。
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/pressrelease/j/corporate/detail1533.html
(10/11)

■東邦レオ
 工場緑化“ソリューションサービス”を稼動開始

 屋上緑化・壁面緑化の開発・販売を手掛ける東邦レオは、都市型工場におけ
る効率的な緑地確保の手法を提案する“工場緑化トータルソリューションサー
ビス”を10月16日より開始する。
 「工場立地法」では工場の敷地面積の20%を緑地にすることを義務づけてい
るが、都市型の工場では緑地面積を確保することが厳しい状況にある。このよ
うな背景から平成16年3月の工場立地法の改正によって、屋上緑化や壁面緑化、
駐車場緑化など、何かしらの施設と重複している緑地も、緑地面積の25%まで
算入することが可能になった(都道府県が条例で地域準則を設定している場合
は、緑地として換算される数値が異なる)。
 他方、景気回復により工場の増改築のニーズが高まるなか、屋上緑化や壁面
緑化といった重複緑地によって効率的に緑地面積を確保したいとのニーズが増
えている。そこで同社では20年にわたって培った特殊な建物緑化技術をもとに、
工場緑化をサポートするサービスを開始することにしたもの。販売目標は来年
度1億円の売上を目指す。
 特殊緑化に対応する「工場緑化トータルソリューションサービス」の概要は
以下の通り。
(1) 屋上緑化分野;荷重の厳しい既存屋上でも、彩りある豊かな緑をローコス
  トで実現
(2) 壁面緑化分野;建物の形状や被覆までの時間・コストに合わせて、選択可
  能なシステム
(3) 緑地管理の省力化;固定費となる緑地の維持管理費を軽減させる自動散水
  技術
http://www.toho-leo.co.jp/f_puresu.html
(10/11)

■「2006日本パッケージングコンテスト」にて調理用シート“リード”が、
 経済産業省製造産業局長賞を受賞

 ライオン(株)の調理用シート“リード”が、「2006日本パッケージングコン
テスト」で最高賞の一つである経済産業省製造産業局長賞を受賞した。
 受賞したのは王子製紙(株)と開発した調理用シート“リードホットクッキン
グシート”および“リードホイルペーパー”の「巻き芯をなくしたパッケージ」。
 食品保存ラップなどのロール状のフィルムやシートは通常、紙製の巻き芯に
巻いてカートン(紙箱)に包装される。同社は王子製紙と共同でカートンの仕
様を工夫し、巻き芯をなくしても使い終えるまでカートンの変形がない容器を
開発し、同製品に採用していた。
 同コンテストでは、環境対応と生活者の使いやすさを両立した工夫が評価さ
れての受賞となった。同社によれば巻き芯をなくすことで、年間約 92tの家庭
での廃棄物量削減に貢献した。またカートンの外径を従来よりも小型化でき、
製品全体の重量においても約15%の軽量化を達成、材料費・物流費の大幅な削
減効果をももたらした。
(10/6)
http://www.lion.co.jp/press/2006118.pdf

■タイガー魔法瓶
 交換不要「新気化フィルター」の加湿器を発売

 タイガー魔法瓶は、交換不要の新気化フィルターを採用し、「プラズマで除
菌」と「マイナスイオン」で部屋の空気をきれいに保つハイブリッド式マイコ
ン加湿器“ASQ-A500”“ASU-A300”とハイブリッド式加湿器“ASU-B300”を発
売する。
 これらの新製品は、従来の不織布製フィルターに代わりタイガー独自の丈夫
で清潔な樹脂製の「新気化フィルター」を採用したのが特長で、円盤状のプレ
ートを重ねた筒状のフィルターが水車のように水を汲み上げ気化加湿を行う。
また、新気化フィルターは丸洗いして繰り返しの使用が可能。フィルター交換
の手間が省け、ランニングコストの大幅な削減につながる。
 このほか、ヒーターで温めた加湿空気により部屋をほんのり温める「快温快
速」加湿や、湿度を高めてお肌やのどに潤いを与える「しっとり」加湿、おや
すみ前の「静音」加湿などができる。また、「プラズマで除菌」と「マイナス
イオン」を搭載。「プラズマで除菌」は太陽光の除菌作用と同じOHラジカルを
発生させて、空気中に浮遊する菌の活動を抑制。「マイナスイオン」は健康を
害するといわれる空気中のプラスイオンと中和させて部屋の空気をリフレッシ
ュする。
http://www.tiger.jp
(10/6)

■三洋電機・群馬県衛生環境研究所・マニハ食品
 炭素繊維を使用して温泉浄化装置の開発に着手

 三洋電機は炭素繊維を使って温泉水を浄化する装置の開発に着手した。装置
は三洋のヒューマンエコロジー研究所が、群馬県衛生環境研究所・マニハ食品
と共同で開発する。
 炭素繊維で作った電極に電流を流すと繊維がプラスに帯電する性質があり、
これを利用して中性水の中ではマイナスに帯電するレジオネラ菌を吸着する。
吸着後は加熱したり塩素投与などで殺菌する。温泉水を循環使用している温泉
風呂で次亜塩素酸(塩素)消毒の代わりとして利用を見込む。来年以降の実用
化をめざす。
(日経産業10/10) 

■米国デュポン社
 持続可能性について新たな目標を発表

 米国デュポン社は10月10日、持続可能性についての新たな公約を明らかにし、
安全・環境・エネルギーおよび気候変動を視野にいれグローバル市場でビジネ
スの拡充を図る、と発表した。同社新しい目標の下、2015年までにさらに60億
ドル超の売上増を目指す。
 同社のホリデー会長は、産業界、政界、公益団体、環境保護団体、財界、科
学および学界を代表するさまざまな関係者が出席した会合で、2015年に向けた
持続可能性についての目標を発表した。デュポンは約20年前に環境保護に関す
る目標を最初に公表した企業の一つだが、今回はその持続可能性についての新
しい公約の対象範囲を拡大し、環境負荷を削減するだけでなく、売上や研究開
発への投資といった市場から期待される目標も含めている。また、環境負荷の
削減に対する現在の目標についても、そのほとんどが2010年の期限よりも前倒
して達成するよう、設定の見直し作業に入っている。
 「2015年に向けての市場に関する目標」の概要は以下の通り。
(1) 環境的に優れた市場機会への研究開発投資を2倍にする
(2) 省エネおよび地球温暖化ガスの排出量削減を実現する製品からの売上を年
  間20億ドル超に拡大する。
(3) 非枯渇資源からの売上を2倍増の80億ドルにする。
(4) 新たに1,000以上の安全関連製品およびサービスを導入する
http://www2.dupont.com/ja_JP/NewsEvents/news/2006/article20061013.html
(10/13)

■米国デュポン社
 太陽インキ製造と新半導体パッケージ材料の共同開発へ

 米国デュポン社のデュポン エレクトロニクステクノロジー事業部は10月11
日、太陽インキ製造(株)と、フリップチップボールグリッドアレイパッケージ
に用いるビルドアップタイプの層間絶縁フィルム材料の共同開発契約を締結し
たと発表した。
 これにより両社は、同分野での各々の高度な技術・経験・市場への影響力を
組み合わせることで、ますます高まりつつある高密度回路と接続信頼性に対す
る要求を達成する新しい手段を提供できると期待している。当面は、低い線膨
張係数(CTE)、高い密着強度、信号特性と高速特性に優れた材料を上市するこ
とを目標とする。
http://www2.dupont.com/ja_JP/NewsEvents/news/2006/article20061012.html
(10/12)

■東リ、三菱レイヨン
 カーペット事業に関し合弁会社を設立で基本合意

東リと三菱レイヨンは、三菱レイヨン・カーペット(株)のカーペット製造事
業を東リグループに譲渡・集約し、三菱レイヨン・カーペットの販売を継承す
る合弁会社を新たに設立することで合意した。
東リと三菱レイヨン・カーペットは、オフィス向けタイルカーペットを中心
としたカーペット事業を展開している。タイルカーペットの国内市場規模は、
オフィスリニューアル需要やオフィス以外への用途の広がりにより堅調に推移
しているが、汎用品を中心とした市場価格の下落や主要原材料であるナイロン
原糸・塩ビ樹脂・可塑剤などの高騰を受け、その事業収益性は悪化しつつある。
今回の提携は、インテリア資材における全国的な販売網に強みをもつ東リが、
両社のカーペット製造を一元的に管理・運営するとともに、東リと三菱レイヨ
ン・カーペット双方の販売ネットワークを再整備してその一層の強化を図るこ
とで、トータルの生産効率の改善、収益性の向上を目指すことを目的としてい
る。
 <新会社の概要>
会 社 名;ダイヤ・カーペット株式会社(仮称)
資 本 金;5,000万円
出資比率;東リ80%、三菱レイヨン20%
本店所在地;東京都港区東新橋2-10-4
設  立;06年11月中旬(予定)
営業開始;06年12月1日(予定)
主な事業内容;カーペットを中心とするインテリア資材の販売
 なお、新会社は東リ商品の販売代理店業務も行う予定。また、三菱レイヨン
・カーペットが保有する商標は新会社が継承する。
http://www.toli.co.jp/ir/pdf/ir_20061005.pdf
http://www.mrc.co.jp/press/p06/061005.html
(10/5)

■東レ合繊クラスター
 植物タンパク繊維の新素材“アミノス”を来年春夏向けに本格展開

 東レ合繊クラスターではこのほど、大豆から抽出したタンパク質を原料とす
る植物タンパク繊維“アミノス(R)”について、「天然由来繊維分科会」(委員
長会社・(株)ミツヤ)で商品開発を進め、衣料用テキスタイル(織・編物)と
しての実用化に成功した。人と環境に優しい新素材として、07年春夏向けに本
年12月から本格展開を開始する。
 アミノス(R)は、大豆タンパク質が原料であることから従来の化繊・合繊や天
然繊維とは違ったソフトでなめらかな風合いをもつ。また、綿と同等の吸・放
湿性を有しており、さらには比重が小さいことから衣服にした際に軽量である
など、「人に優しい」特長がある。また、大豆からタンパク質を抽出した後の
残りは肥料や飼料として活用できるために無駄がなく、加えて天然由来成分を
原料としているので石化原料を削減することができるなど「環境に優しい」こ
とも特長。
 同社ではブラウス、シャツ、ワンピース、ジャケットなどの高級婦人アウタ
ーウェア用途向けに販売するが、その後紳士アウターウェアや婦人・紳士イン
ナーウェアなどにも用途拡大を図る予定。
http://www.toray.co.jp/
(10/10)

■クラレ
 有機溶剤使用を1/100にした人工皮革を自動車用途へ

 クラレは、有機溶剤使用を1/100にした人工皮革“ティレニーナ”をカーシー
ト用に売り込む。9月より本格生産を開始、2008年中に岡山事業所に50億円を
投じて設備を増設。09年度に年産500万平方mを計画しており、うち3割を自動
車向けに供給したい考え。
 “ティレニーナ”は従来の“クラリーノ”に比べ工程数を1/5にし、製造コス
トを8割程度に抑えた。“クラリーノ”より繊維が太いため、表面積が小さく
染色加工しやすい。
 クラレはカーシート大手の住江織物と共同で、消臭・抗菌機能を付加した人
工皮革の開発も進めている。
(日経産業10/12)

■東洋クロス
 アクリル不織布を自動車内装材として拡販

 東洋紡の関連会社、東洋クロスは表面をアクリル系樹脂で加工した特殊不織
布を自動車内装材として拡販する。アクリル系樹脂を薄く何層も不織布の表面
に塗り重ねることで強度と軽量化を両立させた。揮発性有機化合物(VOC)を柔
軟剤に使う必要が無く、塩化ビニールの代替素材として採用拡大を目指す。
 不織布は軽くコストも安いが、強度が不足しがちだった。東洋クロスは高温
高圧で不織布の表面に複数のアクリル系樹脂を塗り重ねることで耐摩耗性の高
い製品とした。価格も塩ビの9割に抑えた。これまでにRVなど15車種に採用
され、06年の販売量は150万平方mと5年前の8倍になる見込み。今後は伸縮性
を高め、カーシート素材への応用も狙う。
(日経産業10/12)

■ユニ・チャーム
 おねしょパンツ“オヤスミマン”から「カーズ」と「マリー」柄を
 数量限定発売

 ユニ・チャームはウォルト・ディズニー・ジャパン(株)とのライセンス契約
により、おねしょパンツ“オヤスミマン”に、男の子用「カーズ」柄、女の子
用「マリー」柄の新しいデザインを採用した数量限定デザイン企画品を11月21
日より発売する。
http://www.unicharm.co.jp/
(10/06)

┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■エレコム
遠赤外線放射繊維を使用した温感マウスパッドを発売
 
 エレコムは、手や指先の冷えが気になる季節に役立つ温感仕様のマウスパッ
ドを10月下旬より新発売する。
 “MP-098シリーズ”は、遠赤外線効果であたたかな「ぬくもり感マウスパッ
ド」。マウスパッドの表面素材に、遠赤外線放射繊維「ロンウェーブ(R)_」を
使用したニットを採用。特殊な技術で繊維に練り込まれたセラミックから放射
される遠赤外線の効果により、あたたかさが向上する。
 光学式マウスに最適な使用感で、ボールマウスにも対応。また裏面にはパッ
ドのズレを防ぐ発泡シートを採用しているので、快適に操作できる。カラーは、
ぬくもりを感じる落ち着いた印象のグレー、オレンジ、ブラウンの3色。
http://www.elecom.co.jp/news/200610/mp_098/
(10/12)

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■巴川製紙所
 東急ハンズ渋谷店の特集企画展で各種紙製品を展示販売

 巴川製紙所グループで開発の“アミックス”“バルカピン”(三和紙工?で
販売中)、および巴川製紙所の技術研究所で開発した着色紙ヒモ、さらにグル
ープ外の協力会社の製品なども含め、さまざまな紙関連商品を集めた特集企画
(展示販売)『ぜんぶ紙(かみ)でできてます』を、10月11日より11月2日ま
での予定で東急ハンズ・渋谷店B1A(地下1階Aエリア)で開催中である。
 なお、アミックスは紙製のネット(網)。紙なのにとても丈夫で、紙ででき
ているから使用後の廃棄コストが抑えられ、埋めれば分解し土に還る。朝顔や
豆・芋類といった蔓性の植物の栽培のほか、サッカーのゴールネットにも使わ
れている。
 また、バルカビンは土の上に敷くマットやシートの固定に使われる紙製のピ
ン。土に還る材料を使い、軽量で扱いやすく、のり面での作業性や運搬が容易。
また土中水分を吸収しピンが膨らみ、抜けにくくなる。
http://www.tomoegawa.co.jp/topics/topics133.html
(10/16)

■日本不織布協会
「ANNA講演会」を大阪産業創造館で11月27日に開催

 日本不織布協会は11月27日、大阪産業創造館で「ANNA講演会」を開催する。
開催概要および講演テーマなどは以下の通り。
日 時;11月27日(月)13:30〜16:50
場 所;大阪産業創造館・6階会議室AB(大阪市中央区本町1-4-5)
講 演;
(1)「炭素繊維の現状と将来」繁井哲郎氏(東邦テナックス 炭素繊維・複合材
  料事業本部開発研究所研究企画室担当部長)      
(2) 「リコーにおける環境経営」益子晴光氏(リコー 社会環境本部環境コミ
  ュニケーション推進室室長)
(3) 「不織布を使った自動車用吸音マット開発の現状」溝上喜美男氏(トヨタ
  自動車 レクサスセンター第一レクサス性能開発室主担当員)
 問合せ先
 日本不織布協会・事務局 TEL 06-6233-0842 FAX 06-6233-0843


■繊維学会
 第41回繊維学会紙パルプシンポジウムを開催

 繊維学会の紙パルプ研究委員会(委員長・尾鍋史彦氏)は12月1日、東京大
学農学部の弥生講堂で第41回繊維学会紙パルプシンポジウムを開催する。テー
マは「紙の高機能化・高性能化のための最新塗工技術の展開」で、最新の塗工
技術に焦点を絞り紙の高付加価値化という業界の緊急の課題をマクロな視点か
ら考える内容となっている。
 主な講演内容は以下の通り。
(1) 「印刷用紙への光触媒機能の付与」 金野晴男氏(日本製紙・技術研究所)
(2) 「カーテン式塗工技術による高品質塗工紙へのアプローチと展望」
  佐々忠氏(アイエイチアイ フォイト ペーパーテクノロジー・塗工機械技
  術部)
(3) 「新しいナノ顔料による塗工層物性のコントロール」Dr.Thoralf Gliese
  (Omya Development AG, Head of Research & Technology Services)
(4) 「インクジェット用ポリビニルアルコールの開発動向」万代修作氏(日本
  合成化学・中央研究所)
(5) 「インクジェット用紙製造における塗布技術」荒井隆夫氏(三菱製紙・つ
  くばR&Dセンター)
(6) 「粘着紙製造技術の現状と最新動向」鈴木英明氏(王子タック・尼崎工場)
 問合せ先
 東京大学大学院農学生命科学研究科生物材料科学専攻製紙科学研究室
 TEL 03-5841-8199 FAX 03-5841-5271
http://psl.fp.a.u-tokyo.ac.jp/senni_pp
(10/12)

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


━━☆No.221☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆  NONWOVENS REVIEW On-Line
□■□ http://nonwovens-review.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2006.10.24☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

季刊誌ではフォローできない不織布に関する最新の情報を,本誌購読者および
クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆INDEX ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.国内ニュース
2.海外ニュース
3.製品開発

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■三菱製紙
 機能性フィルターで韓国企業と技術交流覚書を締結

 三菱製紙株式会社はこのほど取引先の韓国の大手環境健康家庭用品メーカー
Woongjin Coway社(以下、ウンジン社)と、技術協力をベースにしたMOU(覚書)
を締結した。両社は今後お互いを戦略的パートナーとし、新規商品の開発、機
能部品の開発について強固な協力関係をもつ予定である。
 三菱製紙は1996年より新規機能性商品開発の一環として、光触媒フィルター
や抗アレルゲンフィルターなどの空気清浄化フィルターの事業を展開。ウンジ
ン社には03年から光触媒フィルターや脱臭フィルター・抗菌フィルターなどの
機能性フィルターを供給している。ウンジン社と同社は05年より日本での産学
協同の機能性フィルター研究を進め、抗アレルゲン性や抗ウィルス性の機能を
有するフィルターを開発し、日本で性能を確認した後でウンジン社の空気清浄
機に搭載している。06年には、さらに産学協同開発の範囲を広げ、抗レジオネ
ラフィルターなどいくつかの新機能性フィルターを開発した。
 韓国の空気清浄機は日本の様に売り切りではなくレンタルされることが多い
ため、各家庭の需要にあった多種類の機能性フィルターが必要とされている。
 韓国最大の空気清浄機メーカーであるウンジン社の要望に応え、日本では有
数の機能性フィルター開発製造メーカーである当社の技術力を有効に活用する
ため、今回両社は技術協力をベースにしたMOUを締結。目的は、空気清浄機にお
ける両者間の技術交流によって、より良い空気清浄機を製造すること。
 主な内容は、
(1) 技術交流(フィルターに留まらず周辺技術を含む)
(2) 共同研究の推進(公的機関、大学などとの共同研究含む)
(3) 情報交換(日韓の技術情報、業界情報など)
(4) 人材交流(研究者、開発者の相互交流など)
などが盛り込まれている。
http://web.infoweb.ne.jp/mpm/
(10/19)

■ユニ・チャーム
 風邪に関する意識・実態調査を実施

 ユニ・チャームは、風邪が気になる季節を前に20〜50代のビジネスパーソン
を対象に風邪に関する意識・実態調査を実施した。その結果、風邪ではなかな
か仕事を休まない、休めない、休むことに後ろめたさを感じてしまう人が多く、
職場に風邪を持ち込まない人はわずか1割程度しかいないことが判明。風邪を
ひかないためには、積極的な予防が必要であることを浮かび上がらせる結果と
なった。
 この調査は、全国20〜50代ビジネスパーソン 300人を対象に06年10月2〜5日
の4日間、インターネットにより実施したもの。
 調査結果によると、この1年で風邪をひいた人のうち仕事を休んだ人は半数
以下。休んでも75%が完全に治らないうちに職場復帰。職場に風邪を持ち込ま
ない人は、わずか1割。「職場で風邪をうつされたことがある」と感じている
人は76%で、7割以上の人が「風邪をひいたら、マスクをして!」と思ってい
る。また、忙しい、頼める人がいない、予定をずらせないなどの理由で77%の
人が「風邪でも絶対に休めない」と思ったことがあり、6割以上の人が「風邪
で仕事を休むのは後ろめたい」と感じている。
 風邪の予防に効果的だと思うのは、(1)手洗い(2)うがい(3)十分な睡眠(4)バ
ランスの良い食事などとなっており、手軽な手洗い、うがいは6割以上が実行。
さらに、7割以上の人が「マスクは風邪をひいている時だけでなく、予防にも
有効」だと回答している。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(10/18)

■大王製紙
 エリエールレディスオープンを11月17〜19日に開催

 第25回を迎える「大王製紙エリエールレディスオープン」が11月17日(金)か
ら19日(日)まで、エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県松山市)で開催される。
 同大会は昭和57年の第1回大会以来、「躍動する女性・夢に向かって挑戦す
る女性を応援したい」という大会コンセプトのもと、多くの女子プロゴルファ
ーに活躍の舞台を提供してきたもの。
 近年の女子プロブームによりトーナメント会場にもギャラリーが多く来場し
ている。今大会では「エリエール」のブランドコンセプトでもある「品質は、
やさしさ」に焦点をあて、「やさしさを伝える」と銘打ち、女性向けサービス
の向上、育児施設の充実、盛りだくさんのイベント開催など、ギャラリーが満
足してもらえる大会になる模様。
http://www.daio-paper.co.jp/newsrelease/index.html
(10/18)

■大林組
 壁面緑化システムを開発

 大林組は維持管理が容易な壁面緑化システムを開発した。
 外壁を二重化するダブルスキン工法を壁面緑化に応用し、建物の外側に植物
を絡ませる格子枠や作業用通路を配置する。常に足場を確保できるため、高所
にある植物も作業車などを使わずに管理できる。ヒートアイランド現象や景観
問題を背景にオフィスビルや公共施設の緑化ニーズが高まる中、施工性や維持
管理面での利点をアピールし、システムの需要拡大につなげる。
(日刊工業10/18)

■リンテック
 内装化粧シートを追加、壁紙材事業を強化

 リンテックは防火認定など各種安全性の基準をクリアした粘着シートタイプ
の壁紙材“ウオルコス”事業を強化する。
 新たに、簡単にはがせる内装シートと、“ウオルコス”の出力に適した水性
顔料使用の大型インクジェットプリンターを市場に投入した。ラインナップ拡
充により、幅広い用途に対応する。
(日刊工業10/18)

■ホギメディカル
 9月中間決算の営業利益は前期比で6.3%減

 ホギメディカルの2006年9月中間営業利益は前期比6.3%の減益となった。主
力のキット製品は伸びたが、売価が平均3%弱ダウンしたほか、内部利益増に
より原価率が前期比1.6%悪化。加えて今年4月の診療報酬改定も利益に影響し
た。中間最終利益は11.7%と二ケタ減益となった。
 売上高は3.1%増。急性期病院向けなどの手術用品は伸長したが、ガウンなど
医療用不織布製品は伸び悩んだ。
 通期売上高は前期に比べ約2.1%増、最終利益は5.6%減の見通し。
(化学工業日報10/22)

■ユニチカファイバー
 ポリエステル繊維などを値上げ

 ユニチカファイバーはポリエステル長・短繊維を1kg30〜50円(7%前後)、
ナイロン長・短繊維を30円(5%前後)値上げする。原料価格の高止まりと燃料費
高騰に伴うコスト増加が理由、11月出荷分からの実施を目指す。
 原料のカプロラクタムなどの価格は依然として強基調にある。梱包材をはじ
めとした副資材の値上がりもコスト増につながっている。同社の価格引き上げ
はポリエステル繊維が今年7月以来、ナイロン繊維が同5月以来で、2004年以降
ではそれぞれ6回目と5回目。前回値上げの未浸透部分も引き続き交渉する。
 同社は10月から、衣料向けのポリエステル長繊維の減産率を従来の、対05年
3月比20%から30%へと拡大した。需給を引き締め、値上げ環境を整えること
も狙う。
 合繊各社では東レや帝人ファイバーが9〜10月出荷分からポリエステル繊維
などの値上げを表明。需要家との交渉を進めている。
(日経10/24)

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ニッポン高度紙工業
 中国アンチダンピング税の仮決定に対する声明を発表

 ニッポン高度紙工業は今年 4月18日付けで中国商務部より同社取扱製品の電
解コンデンサ用セパレータについてアンチダンピング調査が公告され、同社は
公告後直ちに応訴し質問状への回答・補足説明ならびに意見書の提出などを行
い、ダンピングの事実がない旨を主張してきた。しかし10月19日、中国商務部
よりアンチダンピング税の仮決定が行われ、同社中国向け電解コンデンサ用セ
パレータの輸出に係るアンチダンピング税率は26%とされ、適用は10月20日輸
入分からとされる旨の連絡を受けた。
 これに対し同社では、11月下旬に同社で行われる現地調査などを通じ 6ヵ月
後の最終決定までの間さらに事実関係を述べ、ダンピング事実のない旨主張し
ていくとの考え方を明らかにした。
 なお、同社では仮決定が行われたことによる今期業績への影響について、不
透明なものの現段階では軽微であるとしている。
http://www.kodoshi.co.jp/
(10/20)

■ユニ・チャーム
 韓国・ベトナムなどで生理用ナプキンのシェアを拡大

 ユニ・チャームが、アジア各地で順調に生理用ナプキンのシェアを拡大させ
ている。トップシェアを獲得している台湾・タイでもさらに伸長させ、インド
ネシアでは都市部で30%のシェアを獲得、トップの花王を追い上げている。ま
た、これまで苦戦していた韓国・ベトナムなどにおいても浸透しつつある。
 韓国はキンバリー・クラークとP&Gの2社が市場の8割を占める外資王国。
3番手に現地資本の大韓パルプが居る。ユニ・チャームは1994年に現地大手製
紙メーカーとの合弁で進出したが行き詰まり、長らく四番手の位置から抜け出
せなかったが、今年2月に現地四大財閥の一つであるLGグループLG生活健
康と合弁し「LGユニ・チャーム」になったのを機に、ユニ・チャームの商品
力とLG生活健康の流通配荷力を生かし市場に食い込み、シェア10%弱を獲得
して大韓パルプを抜き3位に浮上した。韓国は日本と異なり薄型のスリムタイ
プが全体の7割を占める。日本市場で評価のあるスリムタイプの高付加価値製
品を投入して、外資2社を追い上げる。ベトナムでは今年に入り生理用品のテ
レビCMが解禁となり、これを機にブランドイメージを構築、ビジネス攻勢を強
めている。
(化学工業日報10/20)

┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■コーセー
 天然の赤い色素「アスタキサンチン」配合の目元用シートマスクを発売

 コーセーは天然の赤い色素「アスタキサンチン」を高濃度に配合した、目元
用シートマスク“アスタリューション アイゾーンマスク”を11月16日に発売
する。
 今回発売する製品は、昨年発売して注目を集めた“アスタリューション”の
配合技術を活かし、小じわが一番気になる目元用に開発したシート状マスク。
天然の赤い色素であるアスタキサンチンを高濃度配合したことにより、濃厚な
オレンジ色をしているのが特徴である。目元の薄い皮膚にすみやかになじみ、
浸透しやすくするため、アスタキサンチンを生体類似成分であるリン脂質とコ
レステロールで乳化させるという独自の製法を開発、応用した。さらに、保湿
性に優れたコラーゲンを組み合わせ、コラーゲンがもつ膜形成力を活かし、目
元の皮膚をピンと持ち上げるようなハリ感を与えるものにした。これをフィッ
ト性に優れた不繊布のシートに含ませており、一定時間、目元を密閉(ラッピ
ング)することで、乾燥しがちな目元にうるおいを集中的に補うことができ、
ふっくら明るい印象の目元に導くことができる。
http://www.kose.co.jp/index4.html
(10/18)

■アテニア
 集中回復ケアシートマスク“トータルリヴァイタライズ マスク”を発売

 アテニアは、活力みなぎる肌にリセットしてハリのある肌へ集中回復させる
“トータルリヴァイタライズ マスク”を10月23日に新発売する。
 同製品の特長は以下の通り。
(1) 600分の1まで極小化した「ミクロコラーゲン複合体」が肌の奥へ浸透
 通常のコラーゲン(分子量300,000程度)では分子量が大きく、届かなかった
肌の深部にまでコラーゲンを送り届けるため、通常の600分の1まで極小化した
コラーゲン(分子量500程度)を配合。
(2) 複合成分がさらに肌疲労に働きかける&新マスクの密閉効果
 「ミクロコラーゲン複合体」によって良質なコラーゲンで満たされた肌の土
台を維持するために、効果的な複合成分も同時に高配合。肌疲労状態から本格
的な老化に進むのを喰いとめ、肌の土台を維持しながら肌表面を整える。
(3) こだわりの形状、ワッフル状の新シート採用で美容液25mLを充分に含浸
 「2層式ワッフル状シート」100%天然コットンを使用。2層構造のシートに
凹凸加工を施すことで、ワッフル状の厚みのあるシートとなり、たっぷりの美
容液を含ませることを可能にした。
http://www.attenir.co.jp/corporate/news/index_newsrelease.html
(10/19)

■ミズノ
 発熱保温性を高めたダウンジャケットを発売

 ミズノでは、吸湿発熱素材ブレスサーモをシート状にして肌面の素材に配置
することで、従来のダウン 100%ジャケットより発熱保温性が向上した“ミズ
ノ ブレスサーモ ダウンジャケット”を全国のミズノ品取扱店で10月20日よ
り発売する。
 同製品は、発熱保温性能をさらに向上させ、寒い時期でも重ね着を減らし、
快適で動きやすくすることをが開発の目的。吸湿発熱素材ブレスサーモのシー
ト素材を裏地側に使用、100%ダウン素材と比較して衣服内温度は約2℃高くな
る。また従来のブレスサーモ ダウンジャケットは、「ブレスサーモ」とダウ
ンを混合していたが、今回のウエアはシート素材を裏地とダウンの間に入れる
ことで発熱箇所が均一化され、かさ高性も改善されている。
 裏地素材層とダウン素材層の間にブレスサーモのシート(不織布)があり、
これは熱で融着させたもので通気性が高く、軽量で柔らかい素材。同製品では
このブレスサーモシートと裏地付きで保温性を重視した。羽毛量はアウターに
適したLサイズで約126gを使用し、保温性が高く、ダウンの持つかさ高いシル
エットも実現した。またウエア全体でもLサイズで約535gと軽量。
http://www.mizuno.co.jp/whatsnew/news/nr061018/nr061018.html
(10/18)

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┏☆INDEX ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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1.国内ニュース
2.海外ニュース
3.製品開発
4.催事

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■日本自動車工業会
 自動車生産実績が11ヵ月連続で前年をプラス

 日本自動車工業会が発表した9月の四輪車生産台数は100万1,738台で、前年
同月の97万4,104台に比べ2万7,634台、2.8%の増加となり、11ヵ月連続で前年
同月を上回った。このうち乗用車の生産は84万7,102台で前年同月比3.2%の増
加となり、11ヵ月連続のプラス、トラックは14万7,071台で同0.3%の増加とな
り3ヵ月連続のプラス、バスは7,565台で同12.4%の増加となり20ヵ月連続のプ
ラスとなった。
 また06年度上半期(4〜9月)の生産累計は553万507台で、前年同期の 518万
8,708台に比べ34万1,799台・6.6%の増加となり、上半期としては3年連続のプ
ラスとなった。
 同期の国内需要は270万2,522台で、こちらは前年同期比3.4%の減少となった
が、輸出台数は293万6,129台で前年同期の249万6,707台に比べると43万9,422台、
17.6%の増加となり上半期として3年連続でプラスとなった。
http://www.jama.or.jp/
(10/30)


■トヨタ紡織
 9月中間期決算で純利益60%増

 トヨタ紡織は、2006年9月中間期決算での連結純利益が前年同期比60%増の
120億円になったもようだと発表した。従来予想の70億円から大幅な上方修正
になる。主力取引先のトヨタ自動車の生産拡大を受けて国内の部品事業などが
好調。為替相場が円安・ドル高に推移した事も利益を押し上げた。
(日経10/25)


■デンソー
 独社とディーゼル排出ガス浄化フィルタの開発・生産会社設立へ

 デンソーはドイツのロバート・ボッシュ社(以下、RB社)とディーゼル排出
ガス浄化フィルタ(ディーゼル・パティキュレート・フィルタ、DPF)の開発、
生産を行う合弁会社を東欧に設立することに合意した。デンソーとRB社は、新
会社にそれぞれ50%ずつ出資する。
 新会社の設立は07年初めを予定しており、09年にコージェライト製DPFを生産
開始する予定。デンソーとRB社は欧州の次期排出ガス規制「ユーロ5」の施行
により、新しく販売されるディーゼル車にDPFが標準装備されDPFの市場が拡大
すると予測している。新会社では、両社のディーゼルシステム技術を活かし、
システムの主要製品として競争力のあるコージェライト製 DPFの開発と市場へ
の浸透を図る。
http://www.denso.co.jp/ja/newsreleases/061026-01.html
(10/26)


■ソニー
 ノートPC用電池自主交換350万個に

 ソニーは24日、ノートパソコン(PC)用電池パック自主交換プログラムの概要
を発表した。対象となるリチウムイオン電池セルを用いた電池パックは全世界
で 350万個。デル、アップルコンピュータ、レノボによる自主回収分を合わせ
ると約 960万個となる。同社は現時点において、これらの回収に必要な費用を
約510億円と見込んでいる。
 同社は最近のノートPC発火事故を受けて、顧客の不安を払拭するためには電
池パックの自主交換プログラムの実施が最善と判断した。
 対象は2003年8月から06年2月までに製造された2種類(2.4Ah、2.6Ah)の電
池パックの一部で、デルなど3社が自主回収している電池と同タイプ。
 同社セミコンダクタ&コンポーネントグループ担当の中川裕執行役副社長は
「これまでユーザーおよびノートPCメーカーの皆様に充分な説明ができず、リ
チウムイオン二次電池(LiB)に対する不安を強めたと認識している。今回策定
した自主交換プログラムをノートPCメーカー各社に提案、実施して不安を払拭
することを最優先にしたい。バッテリー事業は重要なビジネスであり、今後も
強化していく」と語った。
(化学工業日報10/25)


■インビスタ
 ハネウェルからアジア太平洋地域のナイロン6事業を取得

 インビスタはこのたび、ハネウェルとの間にアジア太平洋地域における同社
のナイロン6BCF(かさ高長繊維)事業の資産を取得する旨の最終的な合意に達
したと発表した。この資産にはハネウェルの上海工場が含まれており、取得は
中国国内の完全な外国資本の企業を通じて行われる。この契約に係る取引の完
了は、当局の許可と通常の取引においても含まれている一般的な条件が満足さ
れることを条件として07年初頭を予定している。
 インビスタは現在、シンガポール、台湾、中国をはじめとして、アジア太平
洋地域に12ヵ所の製造施設を(自社および合弁により)所有・運営し、さまざ
まな製品を生産しており、アントロン(R)はアジア太平洋地域で日本、中国、タ
イ、韓国、オーストラリア、ニュージーランドの大手企業が製造する高機能業
務用カーペットの代表的な存在となっている。また、オーストラリアとニュー
ジーランドでは、ステイン マスター(R)ブランドを通じて住宅向け市場での大
きなシェアを確保している。
http://www.invista.com/index.html
(10/30)


■東レ
ナノテクノロジーによる新たな繊維加工技術を開発

 東レはこのたび高エネルギーを与えて繊維を分子レベルで活性化し、繊維の
表面や内部をナノレベルで改質することにより、繊維に新たな機能を効率的に
付与できるナノスケール加工技術“ナノプレム(R)”を開発した。 この技術を
適用することにより、繊維への全く新しい機能の付与、複数機能の両立、従来
機能や耐久性の格段の向上、適用素材の拡大などが可能となった。
 この技術は紫外線、マイクロ波、電子線、イオン、電子、ラジカルなどの高
エネルギーを繊維に与えることで、繊維を構成するポリマーを分子レベルで活
性化し、その結果、官能基導入、エッチング、架橋、グラフトなど、ナノレベ
ルでのさまざまな改質が可能となる。与える高エネルギーのレベルを調整する
ことにより、従来の繊維の特徴を残したまま繊維表面のみを改質することもで
きるほか、繊維内部まで改質することも可能。これにより繊維自体の改質によ
って新たな機能発現が期待できるほか、機能剤を付与する際にも、繊維と機能
剤を化学結合させることができるため従来の加工では相性の悪かった繊維と機
能剤の組み合わせも可能となる。
 東レは、今年10月に本格始動した中期経営課題「プロジェクト Innovation
TORAY 2010」のなかで5つの経営課題を掲げている。今回の“ナノプレム(R)”
は、ナノテクノロジーを駆使し、経営課題の1つである「技術のInnovation」
に挑戦することで開発した新技術であり、東レグループが目指す21世紀の企業
イメージのひとつである「技術革新の東レ」を体現するもの。
http://www.toray.co.jp/news/rd/nr061027.html
(10/27)


■東レ
 高機能樹脂PPS、LCPの生産設備を増強

 東レはこのたび高機能樹脂のPPS(ポリフェニレンサルファイド)“トレリナ”
とLCP(液晶ポリマー)“シベラス”について生産設備の増強を決定し、建設を開
始した。
 これは同社東海工場に年産 2,500tのPPS樹脂重合設備、および愛媛工場に年
1,000tのLCP樹脂重合設備をそれぞれ増設するもので、総投資額は約40億円、07
年12月からの稼働開始を目指す。今回の増設により、PPS樹脂の年産能力は1万
1,500tへ、LCP樹脂は現有能力倍増の年2,000tに拡大する。
 今回の生産設備増強は、電気・電子機器や自動車用途における高機能樹脂の
需要拡大に対応するべく実施するもの。これにより樹脂事業における先端材料
の強化拡大を図る。なおPPS樹脂の増能力は、当初の5,000t増強計画の第一ステ
ップであり、引き続き09年までに追加増設を実施していく計画。
 PPS樹脂は、耐熱性や耐薬品性、機械的強度、難燃性などに優れた「スーパー
エンプラ」で、電気・電子機器やOA機器、自動車の電装部品等に使用されてい
る。世界需要はニートレジン換算で約4万t(06年)と推定され、年7%以上の高
成長が期待される。東レは同社独自のポリマーアロイ技術を活かして、ハイブ
リッドカーをはじめとする自動車材料やエレクトロニクス関連などの成長分野
で新規用途開拓を推進し、PPS樹脂“トレリナ”事業の拡大を図る。
http://www.toray.co.jp/news/pla/nr061030.html
(10/30)


■東芝コンシューママーケティング
 加湿機能を搭載した空気清浄機を発売

 東芝コンシューママーケティングは空気清浄機に業界No.1の加湿機能を搭載
した加湿機能付空気清浄機“CAF-KF5“を11月1日から発売する。
 この新製品は、業界No.1の最大加湿能力620mL/hと最大風量3.4./分の空気浄
化能力を併せ持つ加湿機能付空気清浄機。空中に浮遊する菌やウイルスに対し
同社独自のプラズマソルジャーイオンを放出して攻撃し、吸い込んだ汚れは同
社独自の6ナノメートルの粒子までキャッチする業界No.1の捕集能力の「除菌
クーロンHEPAフィルター」で菌やウイルスまで除去する。
 同製品の特長は、(1)業界No.1の最大加湿能力620mL/hの加湿機能を搭載、(2)
4層構造の「ナノ除菌フィルター」を搭載(除菌クーロンHEPAフィルター、抗
花粉・ダニフィルター、除菌・抗ウイルスフィルター)、(3)加湿機構の抗菌・
防カビ加工、(4)プラズマソルジャーイオンの搭載
http://www.toshiba.co.jp/tcm/pressrelease/061026_j.htm
(10/26)


■NTT都市開発、NTTファシリティーズ
 屋上サツマイモ栽培実証実験結果を発表

 NTT都市開発とNTTファシリティーズはアーバンネット三田ビルの屋上におい
て、サツマイモの水気耕栽培システム導入によるヒートアイランド対策効果の
共同実証実験を実施していたが、このほど測定の結果サツマイモの蒸散作用に
より太陽からの正味エネルギー約80%を吸収する等高い効果があることが確認
できたと発表した。
 主な測定結果は以下の通り。
 (1) 蒸散作用により太陽からの正味エネルギーの約80%を吸収
 (2) 屋根表面温度を最大27℃低下
 (3) 100m2のサツマイモ緑化区から約100kgの芋を収穫(見込み)
 今回の実証実験の結果を踏まえ、NTT都市開発はヒートアイランド緩和対策と
して自社所有ビルへの同システムの展開を検討するとともに、地球温暖化の抑
制や自然環境との共生など、環境保全活動を積極的に推進していく考え。また、
NTTファシリティーズはシステムの改良、コストダウンの検討を行い、市場から
広く受け入れやすくヒートアイランド対策に有効なソリューションの一つとし
て開発を進め、他の対策と合わせ各々のビルに最適なヒートアイランド対策の
一環として提供していく。
http://www.nttud.co.jp/company/news.html
(10/30)


■アイカ工業
 不燃化粧材“セラール”で壁面材事業が拡大

 建装材の大手メーカー、アイカ工業で壁面材事業が拡大している。同社の売
上高の一割強を占める中核商品、不燃化粧材“セラール”が各種施設で採用が
進んでいる為だ。従来の化粧板に比べ、丈夫さや少量オーダーへの対応力が強
みで、今後は中国にも販売拠点を新設、さらなる拡大を目指す。
 “セラール”は水酸化アルミニウムなどを加え硬化させたガラス繊維不織布
の両面に、模様入りパターン紙、メラミン樹脂を重ねた3mm厚の化粧材だ。ガ
ラス繊維とメラミン樹脂が不燃性と強度を高める。同じ不燃材の塩化ビニール
とは異なり、タバコの火では焦げない。有機溶剤を使った清掃も可能で、いた
ずらや落書きに悩まされる公共施設でのニーズが高まった。
 バブル景気のさなか1989年に開発されたが、当時は市場で不燃性が理解され
ず、より高級な素材に押され販売は不振だった。やがてシステムキッチンへの
採用により色柄の良さが住宅業界で評価された。阪神大震災を機に不燃材への
関心も高まり、同社は販売攻勢を強め売上高の一割を越える商品に育てた。シ
ート毎に模様を変えられ、数枚単位の注文にも応じられるきめ細かさも、ユー
ザー開拓に役立った。最近は中部国際空港や東京メトロ、高齢者施設、映画館
など幅広く導入され着実に成長。07年3月期の売り上げは前期比10%増の138億
円が目標だが、上回る可能性が高い。
(日経産業10/26)


┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ウェスタン・ノンウーヴンズ社(米国)
 難燃性不織布製品大手のウェスタン社が身売り

■BFFテクニカル・ファブリックス社(英国)
 50年の歴史のあるBFF社が自社を清算

■ノヴァケア社(フランス)
 欧州大手紙おむつメーカー、ノヴァケア社に新たな投資。ドゥサプト・ファ
 ミリーによる同社経営は継続

■欧州
 8月にポリプロピレン・レジン価格が16%上昇

■テクスボンド社(米国)
 フロイデンベルク・グループのテクスボンド社のルーフィング素材事業が、
 1,000万ドルを投じ、第4カード式ポリエステルラインを増設

■ベイテクス社(トルコ)
 繊維・不織布メーカー、ベイテクス社が、6月に2ビーム搭載2.5m幅スパン
 ボンドラインの稼働を開始

■キンバリー・クラーク社(米国)
 新素材不織布を使用したハギース紙おむつの新製品を発表

■ノードソン社(中国)
 天津TEDAフィルターズ・マテリアル社に2.4m幅ナノファイバー・メルトブロ
 ーンラインを販売

■プレイテックス・プロダクツ社(米国)
 タンポンの他にスパンレースワイパーを個包装したクレンジングクロスの新
 製品を発表

■ポリマー・グループ(米国)
 第2四半期に1,260万ドルの損失を計上。売上は前年同期比5%増の2億4,870
 万ドルに

■スパンテック社(米国)
 6月に稼働開始した米国のスパンレースラインが1日24時間週7日稼働


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ライオン
 花粉99.9%カットのフィルターとマスクを新発売

 ライオンは泥の成分「スメクタイト」を用いた独自のメカニズムで、花粉を
逃さず捕らえて破壊し不活化するウェットタイプの高機能フィルター“アルフ
レッシュウェットフィルター”と、高機能フィルターと専用立体マスクをセッ
トにした“アルフレッシュウェットフィルター&マスク”を11月29日から全国
で新発売する。
 商品の特長は以下の通り。
 アルフレッシュウェットフィルター;(1)マスクにつけるだけで花粉を逃さず
捕らえて破壊し不活化する、(2)花粉だけでなく、ウィルス飛沫・ハウスダスト
もカット。さらに、のどの乾燥を防ぐので風邪の方にも適している、(3)爽やか
なメントールの香りで、鼻・のどがスッキリ爽快、(4)「さらさらフィルター」
に入れて使うので、口元はいつもスッキリ清潔
 アルフレッシュウェットフィルター&マスク「専用立体マスク」;(1)アルフ
レッシュウェットフィルターを装着しやすいポケット付、(2)男性・女性の顔に
合わせた2サイズを品揃え
http://www.lion.co.jp/cominfo/sectop/index10.htm
(10/25)


■日清紡
 3枚重ねの高品質ティシュ“COTTON FEELR Fine”を発売

 日清紡は、今までにないやわらかさで好評の“コットンフィール”に、新シ
リーズとしてプレミアム品質の“COTTON FEELR Fine”(コットンフィールファ
イン)を追加し、10月から順次全国のスーパー、ホームセンター、ドラックス
トアなどで発売している。
 <特長>
(1)従来のコットンフィールより1枚の紙を薄くしなやかに抄き上げ、2枚重ね
から3枚重ねにすることでボリューム感を出し、まるでピュアコットンそのも
ののようなやわらかさ、しなやかさを実現した。
(2)パッケージも光沢感のあるホワイトに“COTTON FEELR Fine”を金色で箔押
しし、高級感を演出している。
 <主な仕様>
製品名;コットンフィールファイン 1P
ティシュ入数;450枚(150組3枚重ね)
カートン寸法・重量;幅243×奥行115×高さ110mm・337g
ケース入数:30カートン
ケース寸法・重量;幅596×奥行352×高さ498mm・11.1kg
(10/30)


■プロセデ・シェネル・インターナショナル社
 ビジュアルコミュニケーション向けの“Laser Drop”を発売

 フランスのプロセデ・シェネル・インターナショナル社は、不織布製の最新
作品“Laser drop(レーザードロップ)”を発売した。ベクトル化されたモチ
ーフに従って同社の“Drop Paper(ドロップペーパー)”をレーザーでカット
したレーザードロップは、ホックアップシステムで吊るし、簡単に調整するこ
とができる。
 この新しい素材はショーウインドウやショップの飾り付け、展示スタンドや
舞台のオリジナル装飾など、実に多様な用途に使用することができる。単独で
使用したり、光源または無地のドロップペーパーなどに重ね合わせたりするこ
とも可能。
 レーザードロップは1.50mb×3.50m(高さ)または1.50m幅のロール巻で直ぐ
に使用可能なキットで販売している。色はホワイトのほか、15色の標準カラー
があり、素早く簡単に飾り付けができる。また防炎性能はフランス建築材料耐
火等級M1を取得している。
(10/27)

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■日本不織布協会
「ANNA講演会」を大阪産業創造館で11月27日に開催

 日本不織布協会は11月27日、大阪産業創造館で「ANNA講演会」を開催する。
開催概要および講演テーマなどは以下の通り。
日 時;11月27日(月)13:30〜16:50
場 所;大阪産業創造館・6階会議室AB(大阪市中央区本町1-4-5)
講 演;
(1)「炭素繊維の現状と将来」繁井哲郎氏(東邦テナックス 炭素繊維・複合材
  料事業本部開発研究所研究企画室担当部長)      
(2) 「リコーにおける環境経営」益子晴光氏(リコー 社会環境本部環境コミ
  ュニケーション推進室室長)
(3) 「不織布を使った自動車用吸音マット開発の現状」溝上喜美男氏(トヨタ
  自動車 レクサスセンター第一レクサス性能開発室主担当員)
参加費;正会員5,000円/人、賛助会員7,000円/人、一般10,000/人
問合せ先;日本不織布協会・事務局 TEL 06-6233-0842 FAX 06-6233-0843


■帝人ファイバー
 秋冬ファッション素材展示会を開催

 帝人ファイバーは11月7〜9日の3日間、東京都港区北青山のTEPIA 4F「テピ
アホール」で開催する。
 この展示会は、毎年恒例で開催しているもので、翌年の秋冬シーズンに向け
商社、問屋、アパレルなどの顧客を対象にレディスおよびメンズのファッショ
ン衣料用素材を提案するもの。テーマは前シーズンからの引き続きで「TRUE
WORTH −真骨頂・真の価値−」。「軽さ」や「上質感」をベースに、ファッシ
ョン性や快適性を兼ね備えた選りすぐりの素材を、レディス用・メンズ用とし
て製品化した姿をイメージしやすい形で提案。また、前回好評だった帝人ファ
イバーの強みであるブラック素材や、中綿、裏地・芯地などの衣料資材につい
ても紹介する。開催概要は下記の通り。
 日 時;11月7日(火)〜9日(木)10:00〜18:00
 場 所;TEPIA 4F「テピアホール」
(東京都港区北青山2-8-44 TEL03-5474-6111)
 テーマ;TRUE WORTH −真骨頂・真の価値−
 展示内容;主要プロモート素材、“ホンクロ(TM)”コーナー、その他
 展示点数;素材・約140点、製品・約120点、トータルコーディネートサンプ
      ル・レディス12種、メンズ4種
http://www.teijin.co.jp/japanese/index.html
(10/24)


■阿波製紙
 エコ・テクノ、中小企業総合展、エコプロダクツに出展

 阿波製紙は新連携事業として取り組んでいる「分離膜を利用した小型排水処
理装置の事業化」について、11月から12月にかけて下記の展示会に出展する。
 (1) エコ・テクノ2006
開催日時;11月20日(月)〜23日(木)10:00〜17:00
会  場;西日本総合展示場(北九州市)
詳  細;http://www.eco-t.net
 (2) 中小企業総合展
開催日時;11月29日(水)〜12月1日(金)10:00〜17:00
      (最終日は10:00〜16:00)
会  場;東京ビッグサイト(東1・2ホール)
詳  細;http://sougouten.smrj.go.jp
 (3) エコプロダクツ2006
開催日時;12月14日(木)〜12月16日(土)10:00〜17:00
会  場;東京ビッグサイト(東1・2・3・4ホール)
詳  細;http://eco-pro.com/
http://www.awapaper.co.jp/company/news63.html
(10/26)

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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