NONWOVENS REVIEW On-Line No.243
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■□◆  NONWOVENS REVIEW On-Line
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2007. 4. 3☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

季刊誌ではフォローできない不織布に関する最新の情報を,本誌購読者および
クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■日本化学繊維協会/内外の化繊工業の動向(2006年 年間回顧)を発表
■自工会/07年2月の自動車生産実績速報、16カ月連続で前年同月を上回る
■日本化学工業協会/REACH(リーチ)規則に対応する専門チームを発足
■ユニ・チャーム
 /ベトナムに現地法人と生産拠点を設立し、生理用ナプキン事業に本格参入
■タピルス/役員人事を発表、村上高志氏が常務に昇任
■巴川製紙所/機構改革と人事異動を発表
■日清紡/電気二重層キャパシタ事業を日清紡主導で展開、日本無線との共同
 開発を解消へ
■日清紡/大和紙工を100%子会社化へ
■特種製紙、東海パルプ/共同持株新会社の組織及び人事を発表
■廣瀬製紙/ナノファイバーを大量生成し複合させる不織布製造技術を開発
■タカタ/インドでのエアバッグ事業の認可取得
■住江織物/自動車用内装材で中国・タイ生産拠点から米自社工場へ材料供給
■出光テクノファイン/絹成分融合の合成皮革で車シート向け海外展開を加速
■東レ・デュポン/アラミド繊維で5年後に事業規模を1.5倍に拡大
■ランクセス/アジア地域にイオン交換樹脂の新工場を建設
■ランクセス/イオン交換樹脂製品“レバチット”“アイオナック”を4〜6%
 値上げ
■昭和電工/光触媒用酸化チタンの高機能化をめざし開発推進
■ダイキン工業/イスタンブール市内に事務所を開設
■トーセイ/目標達成率100%で屋上緑化を実践
■サンゲツ/新作カーペット見本帳“カーペット2007‐2010”を発表

<製品開発>
■宇部興産/光触媒搭載の水浄化装置“アクアソリューション(R)”シリーズ
 のエコノミータイプを発売
■Honda/二輪車用エアバッグシステム搭載“ゴールドウイング<エアバッグ>”
 をタイプ追加で発売
■エステー化学
 /スクワラン配合繊維の“ファミリー スクワランハンドケア手袋”新発売
■近澤製紙所/“メディパンツ”“メディパンツライト”にSサイズが登場
■バイリーンクリエイト/家庭用IJプリンターで印刷できる不織布シート
 “プリントクロス”

<催事>
■日本不織布協会/「ANNA講演会」4月13日に大阪で開催(再掲載)

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■日本化学繊維協会
 内外の化繊工業の動向(2006年 年間回顧)を発表

 日本化学繊維協会はこのたび「内外の化繊工業の動向(2006年 年間回顧)」
をまとめた。それによると国内需要については、厳しい状況にあった衣料用が、
昨シーズンの厳冬により冬物衣料の中間・最終段階における在庫の一掃から好
調に推移した。産業資材用は自動車関連で普通乗用車の好調な北米向け輸出、
またゴム資材関連なども堅調だったことから全体でも順調に推移した。寝装・
インテリア用は製品輸入増加により低調な荷動きとなった。不織布分野は車両、
生活資材を中心に順調に推移しているが、製品輸入の増加により予断を許さな
い状況にある。また、原油価格の高騰による原燃料のコストアップが繊維事業
の収益を圧迫している。
 国内生産は前年比5.1%減、うち化繊3.0%減、紡績 6.1%減でともに減産傾
向が続いている。繊維品輸出は円ベースで 9,775億円(前年比 6.3%増)、輸入
は3兆5,461億円(同11.4%増)と引き続き増加した。化繊生産は120.9 万t(同3.2
%減)と 6年続けて前年実績割れ。
 海外の繊維景況は、アジアでは韓国、台湾の繊維産業の規模縮小が続いてい
る中、生産・輸出とも大幅な拡大が続く中国の存在感がより一層強まっている。
米国の化繊工業は衣料用の不振、カーペット生産の急減、産資用需要の縮小な
どで化繊生産は362.7万t(同8.4%減)と1982年以来の低水準となった。欧州に
ついては全般に原燃料価格の高騰で利益が圧迫される中、斑模様はあるものの
やや明るさが見られる結果となった。
http://www.jcfa.gr.jp/press_release/shihanki/shihanki2006-4q.pdf
(3/28)


■自工会
 07年2月の自動車生産実績速報を発表、
 16カ月連続で前年同月を上回る

 日本自動車工業会(JAMA)では、07年2月の自動車生産実績速報を発表した。
それによると、2月の四輪車生産台数は100万7,379万台で、前年同月に比べ1万
8,824台・1.9%の増加となり、16カ月連続で前年同月を上回った。車種別では
乗用車が86万8,993台(前年同月比2.7%増)で16カ月連続のプラス、トラックは
12万9,931台(同4.1%減)の2カ月ぶりのマイナス、バスは8,455台(同20.6%
増)で25カ月連続のプラスとなった。2月の国内需要は50万5,116台(同5.5%減)、
輸出は前年同月比111.7%(実績)だった。また、4〜2月の生産累計は1,042万
1,020台(同6.6%増)となった。
 一方、二輪車生産台数は15万7,873台(同1.9%増)で4カ月ぶりに前年同月を
上回った。車種別では、原付第一種が2万5,312台(同13.6%減)、原付第二種
は1万2,724台(同73.0%増)、軽二輪車が1万7,100台(同6.6%減)、小型二輪車
は10万2,737台(同2.7%増)だった。国内需要(出荷)は4万9,088台(同0.6%減)、
輸出は前年同月比112.0%(実績)。4〜2月の生産累計は159万5,869台(同0.4%
減)となった。
http://www.jama.or.jp/stats/product/20070330.html
(3/30)


■日本化学工業協会
 REACH(リーチ)規則に対応する専門チームを発足

 日本化学工業協会(日化協)の冨沢龍一会長は23日、欧州連合(EC)が6月に
導入する化学物質規制「REACH(リーチ)規則」 に対応するタスクフォース(専
門チーム)を4月1日に発足させる。
 専門チームは日化協事務局内に設置。専務理事をトップに、一人の専任者と
複数の兼任者が加わる。会員企業への REACHに関する情報提供や相談に乗るほ
か、国内の顧客企業への対応、各国の化学関連団体との連携などに取り組む。
(日経産業3/26)


■ユニ・チャーム
 ベトナムに現地法人と生産拠点を設立し、生理用ナプキン事業に本格参入

 ユニ・チャームでは昨年12月、ベトナムに同社12番目の海外現地法人「UNI-
CHARM(ユニ・チャーム)(VIETNAM(ベトナム))CO.,LTD.」を設立し、生理
用ナプキン“ソフィ”の製造販売体制を整備してきたが、このたびDONG AN(ド
ン アン)工業団地内に新設した生産工場において、4月14日より生理用ナプキ
ンの製造を開始、ベトナムの生理用品市場に本格的な参入を果たす。これによ
り2010年度の“ソフィ”ブランドのシェア20%を目指す方針。
 同社では、不織布吸収体事業で2010年度にグローバルシェア10%の獲得を目
指す「グローバル10」を推進中で、東アジア、アセアン、中東各国にて海外事
業を拡大している。ベトナムは約8千3百万人の人口のうち40歳以下が77%を占
めており、アセアンで2番目に若年層の比率が多いことから生理用品市場の大
きな成長が見込まれる。新会社の概要は以下の通り。
 <新会社概要>
 ・商 号;UNI-CHARM(VIETNAM)CO.,LTD.
 ・代表者;山本 敏城
 ・所在地;Dong An Industrial Park, Thuan An District,
      Binh Duong province,SR of Vietnam
 ・設立年月日;2006年12月
 ・資本金;US$ 250,000
 ・資本関係;ユニ・チャーム(株)100%出資
 ・主なビジネス;ベトナムにおける生理用ナプキンの製造・販売
 ・生産開始;2007年4月14日
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(3/29)


■タピルス
 役員人事を発表、村上高志氏が常務に昇任

 タピルスでは、3月23日付で以下の通り役員人事を行った。
 代表取締役社長;竹中康雄(重任)、常務取締役;村上高志(昇任・伊勢原
工場長兼技術部長)、取締役;高堂 豊(重任・新規事業開発部長)、高綱和
敏(重任・営業部長)、監査役;小澤 智(兼日栄工業監査役)


■巴川製紙所
 機構改革と人事異動を発表

 巴川製紙所では、4月1日付で機構改革と人事異動を行う。機構改革について
は以下の通り。
 <機構改革>
 (1) 社長室
  1.秘書チームの廃止。
  2.法務チームを事業推進本部法務・知財グループへ移管。
 (2) 経営戦略本部・事業推進本部
  1.情報システムグループを事業推進本部より経営戦略本部へ移管。
  2.事業推進本部知的財産グループを廃止、同本部内に法務・知財グループ
   を新設、その下に知的財産チームと法務チームを設置。
 (3) 電子材料事業部・情報メディア事業部
  1.事業開発グループを情報メディア事業部より電子材料事業部に移管。
 (4) 画像材料事業部・機能紙事業部
  1.画像材料事業部に属していた機能紙ユニットを独立、機能紙事業部を設置。
  2.画像材料事業部営業推進グループを廃止。
http://www.tomoegawa.co.jp/topics/topics140.html
(3/30)


■日清紡
 電気二重層キャパシタ事業を日清紡主導で展開、
 日本無線との共同開発を解消へ

 日清紡では、3月29日付で日本無線との電気二重層キャパシタの共同開発契
約を発展的に解消し、今後は同社主導で“日清紡キャパシタ”を業界標準とす
るためのデファクトスタンダード戦略を展開する。ただし、契約解消後も技術
者出向の受け入れや、開発に関する協力体制は継続する。
 両社は04年4月9日に契約期間を3年とする「共同開発に関する基本契約」を
締結、輸送機器や産業機械向けを中心にキャパシタモジュールを市場に投入し
てきた。以降、キャパシタ市場で安定して顧客を獲得してきたが、事業主体を
明確にし、迅速な対応によりさらなる発展を目指すことを目的に契約を解消。
同社では、4月1日付で創設した化学薬品事業本部にキャパシタ事業部を設置し
て営業体制を整え、今秋には千葉県旭市の千葉工場にて量産を開始する予定。
関連する出願特許については、専用実施権を設定した一括ライセンス契約を両
社で締結し、特許以外に日本無線が所有するノウハウ等の知的財産については
同社が有償で譲り受ける。
http://www.nisshinbo.co.jp/press/pdf/070329_cap.pdf
(3/29)


■日清紡
 大和紙工を100%子会社化へ

 日清紡では、3月30付で株式譲渡契約を締結し、大和紙工の100%子会社化を
決定した。同社は紙製品事業の成長戦略のひとつとしてパッケージ市場への進
出を計画中で、この市場で大手優良顧客を持ち、安定した営業利益をあげる大
和紙工をグループに取り込み戦略を推進するもの。同社既存事業とのシナジー
効果もねらう。大和紙工の売上高は、平成18年3月期が2,525百万円、平成19年
3月期は2,390百万円を見込む。
 株式取得時期は6月中旬の予定で、子会社化に伴う連結の業績に及ぼす影響
は来年3月期以降になるため、平成19年3月期決算発表時の業績予想に織り込ん
で公表する。
http://www.nisshinbo.co.jp/press/pdf/070330ir_daiwa.pdf
(3/30)


■特種製紙、東海パルプ
 共同持株新会社の組織及び人事を発表

 特種製紙と東海パルプの2社は、4月2 日設立の統合会社となる共同持株会社
「特種東海ホールディングス株式会社」の組織及び人事について発表した。
 組織については、経営戦略の立案並びに子会社及び孫会社の管理等を行う経
営戦略室、財務及びIR機能等を担う財務・IR室、両社の人事交流や採用戦略立
案等を行う秘書室及び内部監査を担う監査室の4室を設置する。
 人事については、代表取締役社長に安本昌司氏(東海パルプ代表取締役社長)、
代表取締役副社長に三澤清利氏(特種製紙代表取締役社長)らがそれぞれ4月2日
に就任した。
http://www.tokushu-paper.jp/02_TOPICS/2007/070227_topics.pdf
(2/27)


■廣瀬製紙
 ナノファイバーを大量生成し複合させる不織布製造技術を開発

 廣瀬製紙は、独自のナノファイバー技術を生かした高機能展開を加速する。
同技術は各種不織布基材へナノファイバーを直接紡糸でき、大面積化が可能と
いう特徴を持つ。これを利用して新たに、抗菌性を付与したPVAナノファイ
バー・オレフィン系湿式不織布の複合不織布を開発した。ナノファイバーの大
量生産が可能といった利点を生かし、今後複合化技術の応用展開を進めていく。
 同社のナノファイバー製造技術は「エレクトロスピニング法」を改良したも
の。同社はノズルを使用しない独自の紡糸方法を採用、このためノズルの目詰
まりによる紡糸速度の低下がなく、また紡糸面積を大きく出来る。不織布など
の基材へナノファイバーを直接紡糸できるため、容易に既存不織布との複合化
が行えるなどの特徴がある。
 同技術を応用して開発した抗菌性ナノファイバー複合不織布は、PVAのナ
ノファイバーをオレフィン系湿式不織布でサンドイッチした構造。厚み67μm
で目付量は30g/m2、45cm幅で提供できる。今後、大面積のナノファイバー生成
が可能という特徴を生かし、自社で展開している湿式不織布の高機能化に活用
する。
(化学工業日報3/30)


■タカタ
 インドでのエアバッグ事業の認可取得

 タカタでは、インド政府に対し、同社100%出資によるエアバッグ、ステアリ
ング・ホイール事業に関する許可申請を行っていたが、このほどインド政府・
外国投資促進局(FIPB)の正式認可を取得した。
 また、同社では平成12年よりアビシェック社(ニューデリー市所在)に出資を
行っていたが、昨年12月に同社持分30%をインド側パートナーに売却、合弁を
解消した。
 こうしたインドにおける一連の体制変更により、今後同社ではシートベルト、
エアバッグ、ステアリング・ホイールなどの自動車用安全装置の分野において
独自の活動を行う方針。
http://www.takata.com/Japanese/Company/
(3/29)


■住江織物
 自動車用内装材で中国・タイ生産拠点から米自社工場へ材料供給

 住江織物は、自動車用内装材で中国、タイや日本の生産拠点から北米の自社
工場への材料供給を始める。供給量は為替レートや現地調達価格の変動に応じ
て調整、今後は海外拠点間の製品のやり取りも増やす考え。
 同社はシート材や不織布などを手掛け、シートの場合年産約3,000万m2の7割
程度を国内、1割程度を米サウスカロライナ州、残りをタイ・バンコクと最近
立ち上げた中国・蘇州の工場で生産している。このうちタイから米国に07年半
ばにも不織布を供給し始めるほか、早ければ07年度中に中国から米国に素材の
輸出を開始する。日本からも、自動車マット用の環境配慮型ポリエステル糸の
米国への輸出を検討。このほか08年度には中国とタイの間で自動車シートや天
井内装材の生地や樹脂などの相互供給を始める。需要は好調なものの割高な北
米での増産ペースを抑え、グローバルな生産効率を向上させる。
 自動車用内装材では川島織物セルコンも07年度から中国で樹脂加工・裁断し
た側面内装材生地をタイに運んで完成品にする生産体制を敷くなどの見直しに
入っている。今後も、内装材で拠点間の分業を図る動きが広がりそうだ。
(日経産業3/29)


■出光テクノファイン
 絹成分融合の合成皮革で車シート向けの海外展開を加速

 出光テクノファインは、絹成分を融合した合成皮革“プロテインレザー”の
海外展開を加速する。自動車用シート向けなどの需要増を見込み、中国では07
年度中にも生産を開始するために生産委託先を複数選定し、試作に取り組み始
めた。また欧州では08年度にも製品を市場投入したい考え。
(日刊工業3/29)


■東レ・デュポン
 アラミド繊維で5年後に事業規模を1.5倍に拡大

 東レ・デュポンは、5年後をめどにパラ系アラミド繊維“ケブラー”の事業
規模(糸量ベース)を1.5倍に拡大する。既存分野の拡充により事業拡大する方
針で、タイヤコード、構造物補強、光ファイバーケーブル補強用途を牽引役と
位置づける。とくにタイヤ用途は乗用車、航空機向け展開に力を注ぎ、5年で
1.5 倍の事業規模とする計画。構造物補強分野も民間における耐震補強用途を
開拓し1.5 倍近くまで拡大する。また将来の柱として、繊維強化プラスチック
用途などの開発も併せて進める。
(化学工業日報3/29)


■ランクセス
 アジア地域にイオン交換樹脂の新工場を建設

 ランクセスはアジア地域に、イオン交換樹脂の新工場を建設する。同社のウ
ルリッヒ・ケム経営委員会メンバーが本紙との会見で明らかにした。中国、イ
ンド、シンガポールなどを対象に立地を検討している。09年初め稼動の見込み
で、近くプロジェクトの詳細を固め具体化に乗り出す。同社はアジア地域にお
ける事業基盤の強化に取り組んでおり、イオン交換樹脂に続いてブチルゴムや
エンプラ分野でも新規投資を検討していく。
(化学工業日報3/29)


■ランクセス
 イオン交換樹脂製品“レバチット”“アイオナック”を4〜6%値上げ

 ランクセスは4月1日付でイオン交換樹脂製品“レバチット(Lewatit(R))”
と“アイオナック(Ionac(R))”を、それぞれ現行価格より4〜6%の範囲で値
上げする。原料価格の上昇と、輸送費などのエネルギーコストの著しい上昇の
影響によるもの。両製品は、主に工業用水の処理や一般消費者向けの製品、触
媒、化学処理の応用に使用されている。
 同社は、ドイツを本社に世界18カ国におよぶ50以上の拠点で事業を展開する
大手化学会社で、化学会社バイエルの化学品事業とポリマー事業の一部を母体
に04年に設立された。
http://www.lanxess.jp/lcs/jp/documents/2007-0047J_IONPriceincrease.pdf
(3/29)


■昭和電工
 光触媒用酸化チタンの高機能化をめざし開発推進

 昭和電工は、光触媒用酸化チタンの高機能化を推進する。可視光応答型酸化
チタンの拡販を目的に、外部技術の導入により光触媒性能の飛躍的な向上を目
指す。今期から5年をめどに、従来の気相法や液相法とは異なる新製造法の確
立に取り組む方針で、既存品に比べ10倍の触媒活性を有する酸化チタンを開発
する。同社では高性能化による触媒用酸化チタンの用途拡大を図る。
(化学工業日報3/26)


■ダイキン工業
 イスタンブール市内に事務所を開設

 ダイキン工業ではトルコ空調市場での事業拡大を目指し、4月1日、トルコ事
務所を開設した。同社100%子会社である「ダイキンヨーロッパ社」が、日系の
空調機器メーカーとしては初めてトルコに事業拠点を設置したもの。これに合
わせて新たに代理店を認定し、現地資本の空調メーカー中心のトルコ市場にお
いて、積極的な販売拡大を図る。06年度約16億円であるトルコでの同社空調事
業の売上高を、10年度には約84億円まで高める方針。
 トルコ経済は01年の経済危機克服後、順調に成長を続け、都市部ではホテル
や事務所・店舗等が急増して業務用エアコンの需要が拡大、トルコの空調需要
はおよそ 440億円と推定され、その市場は今後、さらに有望と見られている。
 新事務所の概要は以下の通り。
 <新事務所概要>
 ・名 称;トルコ事務所
 ・所在地;トルコ共和国イスタンブール市
 ・代表者;ダイキン工業からの出向者より選任予定
 ・開設日;2007年4月1日
 ・開設目的;市場調査および代理店・販売店への販売支援活動
 ・人員;5名(日本人出向者1名、現地社員4名)
http://www.daikin.co.jp/press/2007/070330/index.html
(3/30)


■トーセイ
 目標達成率100%で屋上緑化を実践

 トーセイでは06年6月に「原則、保有する全ての物件に屋上緑化を実施する」
方針を発表後、3月現在で当初の計画通り既存物件を中心に25棟の屋上緑化を
実践している。
 同社が主に不動産流動化、開発事業を展開する東京エリアにおいては、ヒー
トアイランド対策が急務で、昨年12月に東京都が発表した「10年後の東京」の
中でも、「都市開発事業者や都民の協力を得た屋上緑化・壁面緑化によって、
あらゆる都市空間の隙間を400ha緑化」する目標(全体では1,000haの緑空間の
創出)が盛り込まれている。実際に、屋上緑化を 123m2施した高輪東誠ビルで
「クールルーフ推進事業」の助成金制度を利用し、温度センサーを設置して7
ヵ月の間ヒートアイランド緩和効果を測定したところ、建築物の温度上昇を緩
和する効果が確認できたという。
 同社では今後も行政の方向性やエンドユーザーの声を受け、不動産の価値向
上、環境負荷軽減のほか癒し空間の創出も視野に入れ、屋上緑化を進めていく
方針。
http://www.toseicorp.co.jp/documents/okujoryokukareport1web.pdf
(3/30)


■サンゲツ
 新作カーペット見本帳“カーペット2007‐2010”を発表

 サンゲツはカーペットの新作見本帳“カーペット総合2007‐2010”と“カー
ペット5000 2007‐2010”を4月16日に発表し、同時に収録商品を全国一斉に発
売する。“カーペット総合”はホテルや公共・商業施設から住宅用まで幅広い
商品を387点収録。“カーペット5000 ”は主に住宅向けの1平米当たり5,000円
(税別)までの商品を、“カーペット総合”からの抜粋で114点収録した。
 カーペットの国内市場規模は2年連続で拡大しているが、敷き詰めて使用す
るタイプのロールカーペットは引き続き減少傾向にある。しかし、歩行感や吸
音性、また空間をリッチな雰囲気に演出する効果が見直され、人気を回復しつ
つあるという。同社では本物志向の高まりに応えて、カーペット本来のよさを
実感できるクオリティの高い中高級ゾーンの新商品を数多く企画・商品化。ホ
テルや飲食などの店舗に使用しやすいカーペットとして、伝統的な織りカーペ
ットの製法によるアキスミンスターやウィルトンで、1m2あたり13,000円から
24,000円(税別)の高級ゾーンを従来以上に充実し常備在庫している。
http://www.sangetsu.co.jp/pdf/pr/284.pdf


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■宇部興産
 光触媒搭載の水浄化装置“アクアソリューション(R)”シリーズの
 エコノミータイプを発売

 宇部興産では、光触媒を搭載した水浄化装置“アクアソリューション(R)”
シリーズにおいて、従来品と同様の浄化機能を持ちながら40〜60%の低価格化
を実現した新製品を今月から発売する。10年にはシリーズ全体で10億円規模の
売上を目指す。
 同社は「表面傾斜構造を有する高強度光触媒繊維」を新開発し、従来の光触
媒で課題となっていた流水中での触媒層の剥がれを解決した。この触媒を搭載
した高効率水浄化装置“アクアソリューション(R)”を 02年に製品化し、これ
までに温浴施設のレジオネラ殺菌用途や電子部品の精密洗浄分野を中心に国内
で100台以上を納入、産業用途に幅広く展開している。商品特長は以下の通り。
 (1) 光触媒反応を利用するため薬剤を使用せず、環境と設備にやさしい。
 (2) 光触媒の強力な酸化力で有害有機物質を分解除去する。
 (3) 細菌類を細胞レベルで分解、無害化するため、特に精密洗浄分野で有効。
 (4) コンパクトな設備で省スペース、メンテナンスも容易。
 (5) 触媒を固定するカートリッジの樹脂化に成功、大幅な価格低減を実現。
http://www.ube-ind.co.jp/japanese/news/2006/2006_37.htm
(3/28)


■Honda
 二輪車用エアバッグシステム搭載の“ゴールドウイング<エアバッグ>”を
 タイプ追加で発売

 Honda は、世界初となる量産二輪車用エアバッグシステム搭載の“ゴールド
ウイング<エアバッグ>”(税込み346万5,000円)をタイプに追加、6月29日より
発売する。またスタンダードタイプの“ゴールドウイング”はカラーリングを
変更し5月31日より発売する。年間の国内販売台数はシリーズ合計で290台を目
標とする。
 北米の生産拠点ホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチュアリング(HAM)
で生産している大型スポーツツアラーのゴールドウイングに最先端の安全技術
を取り入れた同製品は、二輪車の前面衝突時によるライダーの飛び出しを抑制
する二輪車用エアバッグを搭載した。このシステムは主にエアバッグモジュー
ル、衝撃センサー、コントロールユニットの主要部品3点から構成され、エア
バッグはフロントシート前方のカバー下に収納、センサーが衝撃を感知すると
展開してライダーの運動エネルギーを吸収する。
http://www.honda.co.jp/news/2007/2070328-goldwing.html
(3/28)


■エステー化学
 スクワラン配合繊維の“ファミリー スクワランハンドケア手袋”を新発売

 エステー化学では、4月9日、スクワラン配合繊維(パポリス(R))を採用し、
敏感肌や乾燥肌の手肌もやさしくケアする“ファミリー スクワランハンドケ
ア手袋”を発売する。初年度販売目標は5万双。価格はオープンプライスだが、
店頭での実勢税込み価格は 438円前後の見込み。カラーは淡いブルー、フリー
サイズ。
 同製品は、天然コットンと天然素材からできたレーヨンにスクワランを練り
こんだ繊維(パポリス(R))を採用した、手肌にやさしいハンドケア手袋。就寝
時や、作業時に他の手袋の下にはめることなどで手肌を守る。伸縮性のある繊
維の編み方で着用時の圧迫感がなく、手首部分ははめやすくて脱げにくい構造
のカフスバック加工を採用している。なお、販売はスリーエム・エステー販売
を通じて行う。
http://www.st-c.co.jp/topics/070328.html
(3/28)


■近澤製紙所
“メディパンツ”“メディパンツライト”にSサイズが登場

 近澤製紙所では、大人用紙おむつ“メディパンツ”“メディパンツライト”
に痩せ型の人や小柄な人向けのSサイズを発売した。ウエストまたはヒップサ
イズが45〜70cmに対応する。共に1袋22枚入りで、希望小売価格は“メディパ
ンツS”が3,600円、“メディパンツライトS”は3,200円となっている。商品
の特長は以下の通り。
 (1) 柔らか素材を使用し、やさしくソフトな肌ざわり。
 (2) 新開発立体ギャザーで体にフィット。補助パッドの装着も簡単。
 (3) 透湿フィルムとデオドラントポリマーがムレやにおいを抑える。
 (4) 特殊構造吸収体によりすばやく吸収、逆戻りを抑える。
http://www.chikazawa.co.jp/


■バイリーンクリエイト
 家庭用IJプリンターで印刷できる不織布シート“プリントクロス”

 バイリーンクリエイトはホビー資材分野に、家庭用インクジェットプリンタ
ーで印刷できる不織布シート“プリントクロス”をラインナップした。美しく
鮮やかな発色、そして畳んでも折りじわがつきにくいしなやかな風合いが大き
な特徴。また不織布なので端の始末が不要、切りっぱなしでOK。ハサミやカッ
ターで好きな形にカットした後は、布用の接着剤やアイロン接着芯地で接着し
たり、ミシンや手で縫うこともできる。
 <主な仕様>
 ・品 番:IJ-202SP
 ・材 質:ポリエステル、ナイロン
 ・サイズ:A4(210cmX297cm)、5枚入
 また同社では5月11日〜13日、東京ビッグサイトで開催される「第31回2007
日本ホビーショー」に出展、“プリントクロス”のほか、冷感芯地や定番のキ
ルト芯など、多彩な不織布製品を展示する。ブース番号はC-41。
http://www.vicre.co.jp/whats/index.html#1
(4/1)


┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■日本不織布協会
「ANNA講演会」4月13日に大阪で開催

 日本不織布協会は4月13日、「ANNA講演会」を大阪市中央区のエル・おおさ
かで開催する。今回の講演会ではとくに要望の多い、「機能性テキスタイル」
「吸収性衛生材料」「燃料電池自動車」3分野の最新動向を捉えるテーマとな
っている。
 参加費は正会員5,000円/1人、賛助会員7,000円/1人、一般10,000円/1人。申
込みは4月9日までだが、定員になり次第募集を締め切る。なお、前回の講演会
では聴講者が多く会場が手狭となったが、今回からは余裕をもって聴講できる
ような設営にする予定。
 講演会概要は以下の通り。
・日 時;4月13日(金) 13:30〜16:50
・場 所;エル・おおさか 南館5階 南ホール(大阪市中央区北浜東3-14)
・講演内容
 (1) 「最近の機能性テキスタイル(ナノテクノロジーほか)」
   日本化学繊維協会 大阪事務所長兼技術グループ長・山崎義一氏
 (2) 「吸収性物品における最近の不織布開発研究事例」
   ユニ・チャーム(株)グローバル開発本部生活科学研究所所長・宮澤 清氏
 (3) 「燃料電池自動車の開発動向と求められる部材特性」
   トヨタ自動車(株)FC開発本部FC技術部主査・大仲英巳氏
<問合せ先>
日本不織布協会事務局(土谷・北野)
TEL 06-6233-0842、FAX 06-6233-0843
E-mail annasibu@jasmine.ocn.ne.jp
http://www.anna.gr.jp/news/n0703-06.htm


┏☆ 訂 正 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 前回メルマガの『製品開発』三菱製紙様の記事に、誤ってタイムスタンプが
入り込んでいた行がありました。(URLのすぐ上の行)
 読者の皆様にお詫びとともに、訂正のうえ再掲載いたします。

■三菱製紙
 蓄熱材料“サーモメモリーゲル”発売

 三菱製紙は、物質の相変化エネルギー(融解熱・凝固熱)を利用して特定の
温度を記憶・保持できる蓄熱材料“サーモメモリー”の用途展開として、電子
機器などの熱対策に適した58℃保持用の“サーモメモリーゲル”と、血液製剤
など精密な温度管理を求められる医療用途に向けた22℃保持用の新タイプを発
売する。
 装置内の発熱部位に装着しやすい形状の“サーモメモリーゲル”は粉体状の
“サーモメモリーパウダー”をシリコンゴムベースに練り込んだもの。柔軟性
に富み密着性に優れるため、効率よく冷却・加熱ができる。電子機器類の熱対
策(高温域での冷却)として、急激な温度上昇を緩和するピークカットや過熱
による温度上昇の遮断、温度変動の平準化などに効果を発揮する。今後、他の
保持温度(9℃〜39℃)も揃えていく予定。
 医療用定温保持向けには粉体の“サーモメモリーパウダー”、分散液の“サ
ーモメモリースラリー”の形態で発売。断熱性の容器の中で保管すると、22℃
±2℃の温度範囲を24時間以上維持できる。血小板など血液製剤の定温保管な
どの用途で、とくに輸送時など保温、保冷ともに熱源が確保しにくい状況下で
の定温保持に活用が期待される。
http://web.infoweb.ne.jp/mpm/news/070322.html
(3/22)

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
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NONWOVENS REVIEW On-Line No.244
━━☆No.244☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2007. 4.10☆━

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季刊誌ではフォローできない不織布に関する最新の情報を,本誌購読者および
クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■経済産業省/電気自動車の本格普及を目指し産学と共同開発
■自工会/乗用車市場動向調査の結果を発表
■旭化成/中計「Growth Action−2010」の進捗状況と今後の見通しを発表
■帝人テクノプロダクツ/FRP向けにパラ系アラミド繊維を本格事業化
■東レ合繊クラスター/植物蛋白質繊維“アミノス”のパンフレットを製作
■豊田通商/ビスケーホールディングスに10億円を出資
■帝人ファイバー/原料高騰で再生ポリエステル短繊維を2年連続で値上げ
■ダイワボウレーヨン
 /スフわたを4月分から値上げとともに米国向け寝具防炎用を増産
■三菱化学/鹿島事業所プロピレン設備生産能力を増強へ
■三菱化学産資/ピッチ系炭素繊維事業で加工品・成型品を強化
■デュポン社、ハネウェル社/次世代自動車用冷媒の共同開発に合意
■デュポン社/難燃繊維“ノーメックス(R)”が誕生40周年迎える
■ユニ・チャーム/次期連結経常利益は前期比10%増益の見込み
■ユニ・チャームプロダクツ/次世代法認定で香川県第一号を取得
■岡村製作所
 /花粉除去ブース“Manner Jet(マナージェット)”を三機工業と共同開発
■阿波製紙グループ/阿波製紙(上海)有限公司がISO9001認証取得
■ハビックス/組織変更および人事異動を発表

<海外ニュース>
■Techtextil(産業用繊維・不織布専門国際見本市)
 /ドイツ・フランクフルトにて6月12日より開催

<製品開発>
■丸三産業/洗顔後の塩素をふき取るコットン“精製水でうるおいピュア”
■日清紡/天然コットン配合ティシュ“コットンフィール キッス”発売

<催事>
■FINETECH JAPAN/東京ビッグサイトであす11日から3日間開催(再掲示)

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■経済産業省
 電気自動車の本格普及を目指して産学と共同開発

 経済産業省は自動車や電機業界、大学と協力して電気自動車の本格普及に向
けた共同開発に乗り出す。高性能電池の開発などで2015年を目処に、現在の軽
自動車とほぼ同じコストで利用できるようにする技術を開発。充電スタンドの
普及や優遇税制など利用奨励策も検討する。ガソリン消費を段階的に減らし、
温暖化ガスの排出抑制につなげる狙いだ。
 電池の開発について夏までに自動車や電池メーカー、大学などが参加する研
究チームを作る。15年までにいまの価格の15%程度で高性能のリチウムイオン
電池の開発が可能と見ている。車両の販売価格では 160万円程度に抑える。走
行距離あたりの電気料金はガソリンより大幅に安いため、10年前後使えば購入
費と燃料費を合わせたコストを軽自動車並みにできる。30年後にはより電池性
能を高め、500kmを1回の充電で走行できる技術を目指す。
(日経4/8)


■自工会
 乗用車市場動向調査の結果を発表

日本自動車工業会(JAMA)はこのほど、06年度に実施した乗用車市場動向調査
の結果をまとめた。
 それによると、90年代以降ドライバーの高齢化、走行距離の減少が続き、車
の保有長期化、中古化、非保有化、小型化が進むなど保有スタイルが多様化し
ていることがわかった。保有長期化や非保有化の背景には、時間(渋滞など)、
使用コスト(維持費)、移動リスク(事故など)の意識があると見られる。新車需
要は横ばいで、これは高齢化、都市化などの経済・社会の構造変化や生活条件
の変化など、複合的な要因によるものと思われる。車の需要活性化のためには、
ユーザーが愛着をもってこだわれる車づくりや、情報・サービスとの融合によ
る使用価値の創造など、商品の魅力を増やしていくことが必要とみられる。
また、この他に普通トラック市場動向調査、小型・軽トラック市場動向調査
も行われ、普通トラック市場では環境改善への対応から新車需要は増加してき
たが、普通トラック保有形態は現状維持を指向した。また、景気好転を背景に
運輸業稼動状況が伸びを示した。小型・軽トラック市場では、保有台数が引き
続き減少傾向にあり、業務用途車の稼動は増加傾向で月間走行距離も伸びを示
した。
http://release.jama.or.jp/sys/news/detail.pl?item_id=1171
(4/4)


■旭化成
 中計「Growth Action−2010」の進捗状況と今後の見通しを発表

 旭化成グループでは昨年4月に中期経営計画「Growth Action−2010」をスタ
ートさせたが、初年度の06年度は各事業が好調に推移し、過去最高益を更新す
る見通しとなった。
 ケミカル事業、医薬・医療事業、エレクトロニクス事業を中心に業績を伸ば
し、当初予想を上回る見通し。07年度については、好調が持続するケミカル事
業、エレクトロニクス事業や、買収した欧米スパンデックス事業の統合効果を
見込む繊維事業などを中心に増益の継続を目指す。また、各事業における戦略
的な投資を加速させ、中長期的な成長へ向けて目標を確実に達成させる方針。
06年度連結計数予想は以下の通り。
(@当初予想・5月、A中間期時予想・10月、B第3四半期時予想・1月)
 ・売上高;@16,030億円 A16,120億円 B16,170億円
 ・営業利益;@1,100億円 A1,150億円 B1,250億円
 ・当期純利益;@620億円 A640億円 B680億円
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2007/ze070405.html
(4/5)


■帝人テクノプロダクツ
 FRP向けにパラ系アラミド繊維を本格事業化

 帝人テクノプロダクツは、繊維強化プラスチック(FRP)向けに新たなパ
ラ系アラミド繊維技術を開発、熱可塑性樹脂向けに本格事業化する。新規のサ
イジング技術を駆使することで樹脂中に均一に分散できるようにした。少量の
添加で耐久性、耐摩擦性などを大幅に高めることができ、とくにナイロン66樹
脂やポリアセタール(POM)樹脂など結晶性のエンプラに適している。すで
にオランダの独立研究機関で機能が実証されており、今秋をめどに本格的な市
場供給を始める。
 パラ系アラミド繊維は軽量で高強度、耐熱性、摩擦特性、軽量性などに優れ
た特性を持ち、特にゴム資材分野で幅広く使われている。帝人テクノプロダク
ツでは分散性に優れたアラミド繊維“トワロン”“テクノーラ”を開発、用途
開発を本格化する。
(化学工業日報4/3)


■東レ合繊クラスター
 植物蛋白質繊維“アミノス”のパンフレットを製作

 東レ合繊クラスターは、大豆から抽出した蛋白質を原料とした繊維“アミノ
ス”のパンフレットを製作した。
 ソフトで滑らかな風合い、ムレにくく快適な着心地、軽くて暖かいという、
「人に優しい特徴」と、大豆原料はすべて使い切る、石油化学原料の削減とい
う「環境に優しい」特徴を、製造工程や物性データを示しながら説明している。
 今月から分科会参加企業や賛助会員の営業活動に活用する。
(化学工業日報4/6)


■豊田通商
 ビスケーホールディングスに10億円を出資

 豊田通商では、婦人服を中心としたアパレルの企画・販売などを手がけるビ
スケーホールディングスによる10億円の第三者割当増資を引き受ける資本提携
および業務提携を発表した。これにより、豊田通商が所有するビスケーホール
ディングスの所有株式数の割合は36.46%となる。増資払い込みは4月25日の予
定。
業務提携については、お互いの得意分野を生かした共同事業創出への取組み
と、シナジー効果の発揮を大きな柱として今後協力関係を構築する。豊田通商
における国内外ネットワークとビスケーホールディングスの事業インフラを活
用して、アパレルをコアとした新たなライフスタイル事業全般への展開を目指
す方針で、役員や従業員の交流も行う。
ビスケーホールディングスグループは、中期経営戦略でミセス、ヤングキャ
リア、インポート、メンズなど多ブランド化を図り、リテール型への事業構造
の転換を図ってきた。一方、豊田通商はコア分野の自動車関連事業に加え、生
活産業関連事業などの拡大によってバランスのとれた収益構造への変革を目指
していた。
http://www.toyota-tsusho.com/press/20070406_1.cfm
(4/6)


■帝人ファイバー
 原料高騰のため再生ポリエステル短繊維を2年連続で値上げ

 帝人ファイバーは4月出荷分から再生ポリエステル短繊維を値上げする。上
げ幅は汎用品で1kg15〜20円(7〜8%)前後。原料となる使用済みペットボトル
粉砕片の価格が高騰しているため、価格転嫁を急ぐ。値上げは2年連続。
 再利用を推進する日本容器包装リサイクル協会は、自治体が次年度に収集す
るペットボトルの粉砕処理業者の入札を3月末までに行うが、ここ数年、各自
治体は高値で引き取る中国への輸出を増やしている模様で国内での入札量が減
少している。
 従来の入札では協会が処理業者に費用を払っていたが、昨年初めに行われた
06年度の入札分から処理業者が逆に料金を払って購入するようになった。さら
に07年度分は品薄感が高まり、全国平均で1kg40円程度と前年の倍以上になっ
ていると言う。
 帝人ファイバーでは、粉砕片を処理業者から購入しポリエステル短繊維に再
生している。使用済みペットボトル価格の高騰を受け、粉砕片も前年比で1kg
10〜15円(10〜12%)上昇すると見ている。このため再生繊維の出荷価格の引き
上げが必要と判断、取引先の不織布業者などと値上げ交渉に入った。
 同社は再生繊維事業を強化しており、ポリエステル短繊維ではそのうち3割
を占める。新品原料を使ったポリエステル短繊維も原料高を背景に値上がりし
ているが、同社は「再生原料の値上がりは大きく、一般品との価格差は縮まっ
てきている。これ以上高くなると利用のメリットが薄れてくる」と説明してい
る。先行き、再生ポリエステル短繊維が一段と値上がりする可能性は薄れてい
る。
(日経4/4)


■ダイワボウレーヨン
 スフわたを4月分から値上げとともに米国向け寝具防炎用を増産

 ダイワボウレーヨンは4月出荷分から不織布などに使うスフわた(レーヨン
短繊維)の値上げを要請する。上げ幅は1kg10円(5%)以上。原材料の木材パル
プ値上がりに加え、需要の拡大で一段の値上げが可能だと判断した。

 また同社では米国で不織布用に需要が急増している、炎を遮断するスフわた
を5月から10倍以上に増産する。米国では寝たばこによる火災が多発し、7月
からベッドのマットレスに厳しい防炎基準が課される。これに備えるため、ベ
ッドメーカーから外装素材用として引き合いが増えている。
 炎を遮断するスフわたはガラス繊維を混ぜ込んだ構造。不織布にしてマット
レスの外側の材料に使うと、火がついたタバコを落としても内側のウレタンま
で燃え広がらない。島根県益田市の工場で生産しているが、約1億円をかけて
設備を増強、現状の年産約1,000tから1万tを目指す。
 スフわたの生産は撤退が相次ぎ、国内では同社とオーミケンシの2社だけに
なっている。ダイワボウレーヨンでは防炎製品など高付加価値品の強化で生き
残りを目指す考えだ。
(日経4/3、4/7)


■三菱化学
 鹿島事業所プロピレン設備生産能力を増強へ

三菱化学では茨城県神栖市の鹿島事業所の競争力強化のため、プロピレン生
産能力15万t/年の増強を決定した。
 同社が有する3系列のエチレンプラントで生成したエチレンとブテン類をプ
ロピレンに転換する設備を設置する。同事業所では、現在同社グループ企業で
ある日本ポリプロがポリプロピレン製造設備を建設中だが、今回の対応により
競争力のある原料プロピレンの供給が可能となる。今回の投資は、同社の中期
経営計画「革進−Phase2」における国内コンビナート競争力強化策の一環で、
旺盛なプロピレン系誘導品需要に対応すべく自製化を図るもの。増強計画詳細
は下記の通り。
 ・プロセス;ABBルーマス社(米国)Olefin Conversion Technology
 ・生産能力(増強分);15万t/年
 ・建設場所;同社鹿島事業所(茨城県神栖市)
 ・工事期間;着工07年12月、完成08年11月
http://www.m-kagaku.co.jp/newsreleases/2007/20070405-1.html
(4/5)


■三菱化学産資
 ピッチ系炭素繊維事業で加工品・成型品を強化

 三菱化学産資は、ピッチ系炭素繊維“ダイアリード”事業で加工品・成型品
の売上比率を現在の約1/3から1/2へ引き上げる。川下の製品分野を強化するこ
とで高付加価値化を図るとともに、将来的な炭素繊維の生産能力増強をスムー
ズに進めるのが目的。このため07年度に3億円程度を投じて、坂出製造所に加
工・試作品の試作・評価設備を導入する。08年3月までに試作、評価機能を立
ち上げ08年度から同分野の本格的な拡大に乗り出す。
“ダイアリード”はロボットアームなど産業機器を中心に需要が増えている。
同社では2010年までに現在の生産ラインの年産能力を1,000tから1,250tに引き
上げる計画だが、それ以上の増産は生産ラインの追加が必要になる見通し。
 07年度は坂出製造所の試作、評価機能を強化し加工・成型品の開発能力を向
上。すでに採用が増えている産業機器向けのほか、航空機やレースカー向けに
出荷しているブレーキローターについても一般車両への展開などを進めていく。
(日刊工業4/6)


■デュポン社、ハネウェル社
 次世代自動車用冷媒の共同開発に合意

米国デュポン社とハネウェル社の両社は、自動車用エアコン産業向けに地球
温暖化係数の低い次世代冷媒の開発および製品化を推進する世界的規模の共同
開発契約に合意したと発表した。07年半ばをめどに、コスト効果の高い新たな
低GWP(地球温暖化係数)冷媒の特定、開発、試験および認定を共同で実施し、
自動車業界と協力しながら低GWP製品の認定を行う。
両社が開発しようとしているフッ素系の冷媒を使ったエアコンシステムは、
とくに周囲温度が高い環境下では CO2ベースのエアコンシステムよりもエネル
ギー効率に優れているという。現在、自動車用エアコンにはハイドロフルオロ
カーボン(HFC)-134aが使われているが、GWPの低い冷媒の使用を義務付けるヨ
ーロッパの新しい規制が2011年に施行され、17年までに移行期を終了、完全実
施となることが決まっている。
http://www2.dupont.com/ja_JP/NewsEvents/news/2007/article20070330.html
(3/30)


■デュポン社
 難燃繊維“ノーメックス(R)”が誕生40周年迎える

 デュポン社は3月13日、防護服から電気絶縁材まで広範な製品に使用されて
いる難燃繊維デュポン(TM)“ノーメックス(R)”が、今年で誕生40周年を迎え
たと発表した。
 同繊維は生来難燃防護性を有し、高温環境下で溶解・滴下せず、自己消火性
がある。幅広い薬品に対する耐薬品性、難燃性をもち、紙やフェルト、生地、
繊維の形で提供されている。なかでも防護服に欠かせない素材として、全世界
で 300万人を超える消防士の防火服や活動服、装備品として活用されている。
防護服以外にも、モーターや変圧器、発電機の高性能絶縁材として多用されて
いる。
 昨年同社は1億ドルを投資し、ノーメックス(R)の世界規模での生産能力の拡
大と、風力発電や選択透過性皮膜(SPM)技術などの新たな用途開発を推進して
いる。
http://www2.dupont.com/ja_JP/NewsEvents/news/2007/article20070330a.html
(3/30)


■ユニ・チャーム
 次期連結経常利益は前期比10%増益の見込み

 ユニ・チャームの08年3月期の連結経常利益は前期比推定10%増の 330億円
前後になる見込みだ。四期ぶりに最高益を更新する。市場が拡大している中国
をはじめアジア地域で、おむつや生理用品など主力製品の高成長が続き業績を
牽引する。国内でも大人用おむつやペット向け事業が好調を保つ。
 売上高は10%増の3,300億円程度、営業利益は11%増の340億円程度になりそ
う。海外では中国、タイ、インドネシアなどアジア地域のほか中東などで伸長。
人口が増えているうえ、衛生意識も高まりつつあるこれらの成長市場で主力製
品が好調。今期はベトナムで生理用ナプキンの販売も強化する。
 原油高に伴う化学品やパルプなど原材料費は高水準が続くとみられるが、コ
スト削減を進めるほか、高単価製品の投入で利益率を維持する。
 07年3月期は売上高が従来予想を50億円程度上回り、前期比11%増の3,000億
円、経常利益は予想並みの4%増、300億円となったようだ。
(日経4/7)


■ユニ・チャームプロダクツ
 次世代法認定で香川県第一号を取得

 ユニ・チャームプロダクツは次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主
行動計画を策定・実施し、このたび厚生労働大臣の認定を受けた。この認定は
香川県内の企業では第一号となり、親会社であるユニ・チャームも現在東京労
働局に認定を申請している。
 2003(平成15)年7月に成立・公布された次世代育成支援対策推進法は、次
の世代を担う子供達が健やかに生まれ育つ環境を作るため、企業などが2年以
上5年以下の行動計画を策定し、05年4月1日以降速やかに届け出た上で取組み
を進めていくもの。
ユニ・チャームプロダクツは、一般事業主行動計画期間を05年4月1日から07
年3月31日の2年間とし、社員が育児のための休暇を取得しやすい風土を作り、
育児参加を促して、男女の区別なく全ての社員が仕事と育児を両立しやすい企
業への改革に取り組んできた。その間の育児休業取得者は男性3名、女性12名
(育児休業取得率100%)で、具体的取り組みとしては、積立保存休暇(時効に
より失効した年次有給休暇を一定日数まで積立保存したもの)を上限7日に限
り育児休業にも充当できるように変更・有給化したり、小学校に就学するまで
の子を持つ社員には所定外労働をさせない制度の導入などを実施している。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(4/4)


■岡村製作所
 花粉除去ブース“Manner Jet(マナージェット)”を三機工業と共同開発

岡村製作所では、三機工業と共同で花粉除去ブース“Manner Jet(マナージ
ェット)”を開発、10月より発売を開始する。同製品は、高性能エアフィルタ
ー(HEPA)により洗浄化した空気がジェット状に吹き出し、衣服や髪に付着し
た花粉・ホコリを払い落とす花粉除去ブース。ガラスパネルを採用した扉の無
い開放的なブースで、花粉やホコリを除去する高い性能と、ブース外部への拡
散防止機能をあわせもっている(特許出願中)。
今回両社では、数多く寄せられた従来の完全個室型ではない花粉除去装置の
要望を受けて、入口にエアカーテンを取り付けたオープンで開放的なブースを
開発した。花粉症対策として気軽に立ち寄り、簡単に使用することができるよ
うになっている。
http://www.okamura.co.jp/company/release/2007/070406manner-jet/index.html
(4/6)


■阿波製紙グループ
 阿波製紙(上海)有限公司がISO9001認証取得

 阿波製紙(上海)有限公司は3月22日、ISO9001の認証を取得した。これにより、
国内外の阿波製紙グループすべてがISO9001を認証取得したことになる。
http://www.awapaper.co.jp/company/news81.html
(4/6)


■ハビックス
 組織変更および人事異動を発表

ハビックスでは4月1日より、新工場の設置にともない製造部門の管理を強化
するため、「製造部」を「第一製造部」と「第二製造部」に分割する。また、
人事異動を以下の通り行った。
 ・人事異動;取締役第一製造部長 小島靖彦 (旧取締役製造部長)、第二製造
部長 鳥澤正徳 (旧製造部次長)
http://www.havix.co.jp/ir/pdf/ir_press/press190330.pdf
(3/30)

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■Techtextil(産業用繊維・不織布専門国際見本市)
 ドイツ・フランクフルトにて6月12日より開催

テクニカル・テキスタイル(産業用繊維)と不織布の主要国際見本市「Tech
textil(テクテキスタイル)」が6月12〜14日の3日間、ドイツ・フランクフル
トの国際見本市会場で開催される。
 同展示会では、12の応用分野別(農林・水産、建築、産業用被服、土木、内
装、工業、衛生・医療、交通・運輸、環境、包装、防護、スポーツ・レジャー)
に革新的な製品・アイデアが展示・紹介される。また、アパレル素材の国際フ
ォーラム「アバンテックス」も同時開催される。なお、05年度における出展者
数は1074社(47ヵ国)、来場者数は21,736人(70ヵ国)だった。


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■丸三産業
 洗顔後の塩素をふき取るコットン

 丸三産業では、洗顔後の肌に残った水道水の塩素をふき取るコットン“精製
水でうるおいピュア”シリーズを発売した。
 ふき取り用の精製水と高保水成分を配合した肌にやさしいコットン。ふきと
った後でそのままパックもできる“ふきとり専科&パック”(2枚×20包、参
考価格 328円)と、週末などの集中ケアに大判マスクで首元までカバーできる
“パック専科&ネック”(5包入り、同 548円)がある。
(日経MJ4/2)


■日清紡
 天然コットン配合ティシュ“コットンフィール キッス”発売

日清紡では、天然コットン配合ティシュ“コットンフィール”に新シリーズ
として身近で親しみ感のある“コットンフィール キッス”(300枚入り・150組
2枚重ね)を追加発売する。4月中旬より全国のスーパー、ホームセンター、ド
ラッグストアなどで順次発売する。商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 利便性の高い62mmのコンパクトカートンを使用
 (2) 白色を基調にすっきりとした高級感のあるデザイン
 (3) やさしいやわらかさは天然コットン配合の“コットンフィール”そのま
   ま
 (4) 高水準の坪量でしっかりとした使い心地
http://www.nisshinbo.co.jp/press/pdf/070405_cfkiss.pdf
(4/5)

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■FINETECH JAPAN
 東京ビッグサイトであす11日から3日間開催(再掲示)

 「FINETECH JAPAN・第17回フラットパネル ディスプレイ研究開発・製造技
術展」が4月11〜13日の3日間、東京ビッグサイトで開催される。併催企画とし
てFINETECH JAPAN 専門技術セミナーを予定しており、また第2回 FPD部品・材
料EXPOも同時開催とされる。同展へ紙・不織布・繊維関連企業も出展しており、
以下にそれらの主な出展内容を紹介する。
 ・小津産業(小間番号42-11);クリーンルーム用ワイパー“ベンコット”
 ・王子特殊紙(小間番号 4-8);アルファン(工業用二軸延伸ポリプロピレ
  ンフィルム)、 OKクリーン(クリーンペーパー)、 剥離フィルム、剥離紙
 ・東レ(小間番号41-28);トレシー工業用ワイピングクロス
 ・巴川製紙所(小間番号 4-4、19-21);機能性粘着、Si-LUX、TAB用接着テ
  ープ、ポリイミド静電チャック
 ・三菱製紙(小間番号 6-18);導電性銀パタンフィルム、ナノワイパー、
  制電ワイパー
 ・リンテック(小間番号 9-36)工業用両面粘着テープ“タックライナー”、
  抜き加工用微粘着テープ“スリムライナー”、モバイルディスプレー用ガ
  ラス飛散防止フィルム・貼付機、AG・CHC処理を施したTACフィルム
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NONWOVENS REVIEW On-Line No.244
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┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■経済産業省/電気自動車の本格普及を目指し産学と共同開発
■自工会/乗用車市場動向調査の結果を発表
■旭化成/中計「Growth Action−2010」の進捗状況と今後の見通しを発表
■帝人テクノプロダクツ/FRP向けにパラ系アラミド繊維を本格事業化
■東レ合繊クラスター/植物蛋白質繊維“アミノス”のパンフレットを製作
■豊田通商/ビスケーホールディングスに10億円を出資
■帝人ファイバー/原料高騰で再生ポリエステル短繊維を2年連続で値上げ
■ダイワボウレーヨン
 /スフわたを4月分から値上げとともに米国向け寝具防炎用を増産
■三菱化学/鹿島事業所プロピレン設備生産能力を増強へ
■三菱化学産資/ピッチ系炭素繊維事業で加工品・成型品を強化
■デュポン社、ハネウェル社/次世代自動車用冷媒の共同開発に合意
■デュポン社/難燃繊維“ノーメックス(R)”が誕生40周年迎える
■ユニ・チャーム/次期連結経常利益は前期比10%増益の見込み
■ユニ・チャームプロダクツ/次世代法認定で香川県第一号を取得
■岡村製作所
 /花粉除去ブース“Manner Jet(マナージェット)”を三機工業と共同開発
■阿波製紙グループ/阿波製紙(上海)有限公司がISO9001認証取得
■ハビックス/組織変更および人事異動を発表

<海外ニュース>
■Techtextil(産業用繊維・不織布専門国際見本市)
 /ドイツ・フランクフルトにて6月12日より開催

<製品開発>
■丸三産業/洗顔後の塩素をふき取るコットン“精製水でうるおいピュア”
■日清紡/天然コットン配合ティシュ“コットンフィール キッス”発売

<催事>
■FINETECH JAPAN/東京ビッグサイトであす11日から3日間開催(再掲示)

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■経済産業省
 電気自動車の本格普及を目指して産学と共同開発

 経済産業省は自動車や電機業界、大学と協力して電気自動車の本格普及に向
けた共同開発に乗り出す。高性能電池の開発などで2015年を目処に、現在の軽
自動車とほぼ同じコストで利用できるようにする技術を開発。充電スタンドの
普及や優遇税制など利用奨励策も検討する。ガソリン消費を段階的に減らし、
温暖化ガスの排出抑制につなげる狙いだ。
 電池の開発について夏までに自動車や電池メーカー、大学などが参加する研
究チームを作る。15年までにいまの価格の15%程度で高性能のリチウムイオン
電池の開発が可能と見ている。車両の販売価格では 160万円程度に抑える。走
行距離あたりの電気料金はガソリンより大幅に安いため、10年前後使えば購入
費と燃料費を合わせたコストを軽自動車並みにできる。30年後にはより電池性
能を高め、500kmを1回の充電で走行できる技術を目指す。
(日経4/8)


■自工会
 乗用車市場動向調査の結果を発表

日本自動車工業会(JAMA)はこのほど、06年度に実施した乗用車市場動向調査
の結果をまとめた。
 それによると、90年代以降ドライバーの高齢化、走行距離の減少が続き、車
の保有長期化、中古化、非保有化、小型化が進むなど保有スタイルが多様化し
ていることがわかった。保有長期化や非保有化の背景には、時間(渋滞など)、
使用コスト(維持費)、移動リスク(事故など)の意識があると見られる。新車需
要は横ばいで、これは高齢化、都市化などの経済・社会の構造変化や生活条件
の変化など、複合的な要因によるものと思われる。車の需要活性化のためには、
ユーザーが愛着をもってこだわれる車づくりや、情報・サービスとの融合によ
る使用価値の創造など、商品の魅力を増やしていくことが必要とみられる。
また、この他に普通トラック市場動向調査、小型・軽トラック市場動向調査
も行われ、普通トラック市場では環境改善への対応から新車需要は増加してき
たが、普通トラック保有形態は現状維持を指向した。また、景気好転を背景に
運輸業稼動状況が伸びを示した。小型・軽トラック市場では、保有台数が引き
続き減少傾向にあり、業務用途車の稼動は増加傾向で月間走行距離も伸びを示
した。
http://release.jama.or.jp/sys/news/detail.pl?item_id=1171
(4/4)


■旭化成
 中計「Growth Action−2010」の進捗状況と今後の見通しを発表

 旭化成グループでは昨年4月に中期経営計画「Growth Action−2010」をスタ
ートさせたが、初年度の06年度は各事業が好調に推移し、過去最高益を更新す
る見通しとなった。
 ケミカル事業、医薬・医療事業、エレクトロニクス事業を中心に業績を伸ば
し、当初予想を上回る見通し。07年度については、好調が持続するケミカル事
業、エレクトロニクス事業や、買収した欧米スパンデックス事業の統合効果を
見込む繊維事業などを中心に増益の継続を目指す。また、各事業における戦略
的な投資を加速させ、中長期的な成長へ向けて目標を確実に達成させる方針。
06年度連結計数予想は以下の通り。
(@当初予想・5月、A中間期時予想・10月、B第3四半期時予想・1月)
 ・売上高;@16,030億円 A16,120億円 B16,170億円
 ・営業利益;@1,100億円 A1,150億円 B1,250億円
 ・当期純利益;@620億円 A640億円 B680億円
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2007/ze070405.html
(4/5)


■帝人テクノプロダクツ
 FRP向けにパラ系アラミド繊維を本格事業化

 帝人テクノプロダクツは、繊維強化プラスチック(FRP)向けに新たなパ
ラ系アラミド繊維技術を開発、熱可塑性樹脂向けに本格事業化する。新規のサ
イジング技術を駆使することで樹脂中に均一に分散できるようにした。少量の
添加で耐久性、耐摩擦性などを大幅に高めることができ、とくにナイロン66樹
脂やポリアセタール(POM)樹脂など結晶性のエンプラに適している。すで
にオランダの独立研究機関で機能が実証されており、今秋をめどに本格的な市
場供給を始める。
 パラ系アラミド繊維は軽量で高強度、耐熱性、摩擦特性、軽量性などに優れ
た特性を持ち、特にゴム資材分野で幅広く使われている。帝人テクノプロダク
ツでは分散性に優れたアラミド繊維“トワロン”“テクノーラ”を開発、用途
開発を本格化する。
(化学工業日報4/3)


■東レ合繊クラスター
 植物蛋白質繊維“アミノス”のパンフレットを製作

 東レ合繊クラスターは、大豆から抽出した蛋白質を原料とした繊維“アミノ
ス”のパンフレットを製作した。
 ソフトで滑らかな風合い、ムレにくく快適な着心地、軽くて暖かいという、
「人に優しい特徴」と、大豆原料はすべて使い切る、石油化学原料の削減とい
う「環境に優しい」特徴を、製造工程や物性データを示しながら説明している。
 今月から分科会参加企業や賛助会員の営業活動に活用する。
(化学工業日報4/6)


■豊田通商
 ビスケーホールディングスに10億円を出資

 豊田通商では、婦人服を中心としたアパレルの企画・販売などを手がけるビ
スケーホールディングスによる10億円の第三者割当増資を引き受ける資本提携
および業務提携を発表した。これにより、豊田通商が所有するビスケーホール
ディングスの所有株式数の割合は36.46%となる。増資払い込みは4月25日の予
定。
業務提携については、お互いの得意分野を生かした共同事業創出への取組み
と、シナジー効果の発揮を大きな柱として今後協力関係を構築する。豊田通商
における国内外ネットワークとビスケーホールディングスの事業インフラを活
用して、アパレルをコアとした新たなライフスタイル事業全般への展開を目指
す方針で、役員や従業員の交流も行う。
ビスケーホールディングスグループは、中期経営戦略でミセス、ヤングキャ
リア、インポート、メンズなど多ブランド化を図り、リテール型への事業構造
の転換を図ってきた。一方、豊田通商はコア分野の自動車関連事業に加え、生
活産業関連事業などの拡大によってバランスのとれた収益構造への変革を目指
していた。
http://www.toyota-tsusho.com/press/20070406_1.cfm
(4/6)


■帝人ファイバー
 原料高騰のため再生ポリエステル短繊維を2年連続で値上げ

 帝人ファイバーは4月出荷分から再生ポリエステル短繊維を値上げする。上
げ幅は汎用品で1kg15〜20円(7〜8%)前後。原料となる使用済みペットボトル
粉砕片の価格が高騰しているため、価格転嫁を急ぐ。値上げは2年連続。
 再利用を推進する日本容器包装リサイクル協会は、自治体が次年度に収集す
るペットボトルの粉砕処理業者の入札を3月末までに行うが、ここ数年、各自
治体は高値で引き取る中国への輸出を増やしている模様で国内での入札量が減
少している。
 従来の入札では協会が処理業者に費用を払っていたが、昨年初めに行われた
06年度の入札分から処理業者が逆に料金を払って購入するようになった。さら
に07年度分は品薄感が高まり、全国平均で1kg40円程度と前年の倍以上になっ
ていると言う。
 帝人ファイバーでは、粉砕片を処理業者から購入しポリエステル短繊維に再
生している。使用済みペットボトル価格の高騰を受け、粉砕片も前年比で1kg
10〜15円(10〜12%)上昇すると見ている。このため再生繊維の出荷価格の引き
上げが必要と判断、取引先の不織布業者などと値上げ交渉に入った。
 同社は再生繊維事業を強化しており、ポリエステル短繊維ではそのうち3割
を占める。新品原料を使ったポリエステル短繊維も原料高を背景に値上がりし
ているが、同社は「再生原料の値上がりは大きく、一般品との価格差は縮まっ
てきている。これ以上高くなると利用のメリットが薄れてくる」と説明してい
る。先行き、再生ポリエステル短繊維が一段と値上がりする可能性は薄れてい
る。
(日経4/4)


■ダイワボウレーヨン
 スフわたを4月分から値上げとともに米国向け寝具防炎用を増産

 ダイワボウレーヨンは4月出荷分から不織布などに使うスフわた(レーヨン
短繊維)の値上げを要請する。上げ幅は1kg10円(5%)以上。原材料の木材パル
プ値上がりに加え、需要の拡大で一段の値上げが可能だと判断した。

 また同社では米国で不織布用に需要が急増している、炎を遮断するスフわた
を5月から10倍以上に増産する。米国では寝たばこによる火災が多発し、7月
からベッドのマットレスに厳しい防炎基準が課される。これに備えるため、ベ
ッドメーカーから外装素材用として引き合いが増えている。
 炎を遮断するスフわたはガラス繊維を混ぜ込んだ構造。不織布にしてマット
レスの外側の材料に使うと、火がついたタバコを落としても内側のウレタンま
で燃え広がらない。島根県益田市の工場で生産しているが、約1億円をかけて
設備を増強、現状の年産約1,000tから1万tを目指す。
 スフわたの生産は撤退が相次ぎ、国内では同社とオーミケンシの2社だけに
なっている。ダイワボウレーヨンでは防炎製品など高付加価値品の強化で生き
残りを目指す考えだ。
(日経4/3、4/7)


■三菱化学
 鹿島事業所プロピレン設備生産能力を増強へ

三菱化学では茨城県神栖市の鹿島事業所の競争力強化のため、プロピレン生
産能力15万t/年の増強を決定した。
 同社が有する3系列のエチレンプラントで生成したエチレンとブテン類をプ
ロピレンに転換する設備を設置する。同事業所では、現在同社グループ企業で
ある日本ポリプロがポリプロピレン製造設備を建設中だが、今回の対応により
競争力のある原料プロピレンの供給が可能となる。今回の投資は、同社の中期
経営計画「革進−Phase2」における国内コンビナート競争力強化策の一環で、
旺盛なプロピレン系誘導品需要に対応すべく自製化を図るもの。増強計画詳細
は下記の通り。
 ・プロセス;ABBルーマス社(米国)Olefin Conversion Technology
 ・生産能力(増強分);15万t/年
 ・建設場所;同社鹿島事業所(茨城県神栖市)
 ・工事期間;着工07年12月、完成08年11月
http://www.m-kagaku.co.jp/newsreleases/2007/20070405-1.html
(4/5)


■三菱化学産資
 ピッチ系炭素繊維事業で加工品・成型品を強化

 三菱化学産資は、ピッチ系炭素繊維“ダイアリード”事業で加工品・成型品
の売上比率を現在の約1/3から1/2へ引き上げる。川下の製品分野を強化するこ
とで高付加価値化を図るとともに、将来的な炭素繊維の生産能力増強をスムー
ズに進めるのが目的。このため07年度に3億円程度を投じて、坂出製造所に加
工・試作品の試作・評価設備を導入する。08年3月までに試作、評価機能を立
ち上げ08年度から同分野の本格的な拡大に乗り出す。
“ダイアリード”はロボットアームなど産業機器を中心に需要が増えている。
同社では2010年までに現在の生産ラインの年産能力を1,000tから1,250tに引き
上げる計画だが、それ以上の増産は生産ラインの追加が必要になる見通し。
 07年度は坂出製造所の試作、評価機能を強化し加工・成型品の開発能力を向
上。すでに採用が増えている産業機器向けのほか、航空機やレースカー向けに
出荷しているブレーキローターについても一般車両への展開などを進めていく。
(日刊工業4/6)


■デュポン社、ハネウェル社
 次世代自動車用冷媒の共同開発に合意

米国デュポン社とハネウェル社の両社は、自動車用エアコン産業向けに地球
温暖化係数の低い次世代冷媒の開発および製品化を推進する世界的規模の共同
開発契約に合意したと発表した。07年半ばをめどに、コスト効果の高い新たな
低GWP(地球温暖化係数)冷媒の特定、開発、試験および認定を共同で実施し、
自動車業界と協力しながら低GWP製品の認定を行う。
両社が開発しようとしているフッ素系の冷媒を使ったエアコンシステムは、
とくに周囲温度が高い環境下では CO2ベースのエアコンシステムよりもエネル
ギー効率に優れているという。現在、自動車用エアコンにはハイドロフルオロ
カーボン(HFC)-134aが使われているが、GWPの低い冷媒の使用を義務付けるヨ
ーロッパの新しい規制が2011年に施行され、17年までに移行期を終了、完全実
施となることが決まっている。
http://www2.dupont.com/ja_JP/NewsEvents/news/2007/article20070330.html
(3/30)


■デュポン社
 難燃繊維“ノーメックス(R)”が誕生40周年迎える

 デュポン社は3月13日、防護服から電気絶縁材まで広範な製品に使用されて
いる難燃繊維デュポン(TM)“ノーメックス(R)”が、今年で誕生40周年を迎え
たと発表した。
 同繊維は生来難燃防護性を有し、高温環境下で溶解・滴下せず、自己消火性
がある。幅広い薬品に対する耐薬品性、難燃性をもち、紙やフェルト、生地、
繊維の形で提供されている。なかでも防護服に欠かせない素材として、全世界
で 300万人を超える消防士の防火服や活動服、装備品として活用されている。
防護服以外にも、モーターや変圧器、発電機の高性能絶縁材として多用されて
いる。
 昨年同社は1億ドルを投資し、ノーメックス(R)の世界規模での生産能力の拡
大と、風力発電や選択透過性皮膜(SPM)技術などの新たな用途開発を推進して
いる。
http://www2.dupont.com/ja_JP/NewsEvents/news/2007/article20070330a.html
(3/30)


■ユニ・チャーム
 次期連結経常利益は前期比10%増益の見込み

 ユニ・チャームの08年3月期の連結経常利益は前期比推定10%増の 330億円
前後になる見込みだ。四期ぶりに最高益を更新する。市場が拡大している中国
をはじめアジア地域で、おむつや生理用品など主力製品の高成長が続き業績を
牽引する。国内でも大人用おむつやペット向け事業が好調を保つ。
 売上高は10%増の3,300億円程度、営業利益は11%増の340億円程度になりそ
う。海外では中国、タイ、インドネシアなどアジア地域のほか中東などで伸長。
人口が増えているうえ、衛生意識も高まりつつあるこれらの成長市場で主力製
品が好調。今期はベトナムで生理用ナプキンの販売も強化する。
 原油高に伴う化学品やパルプなど原材料費は高水準が続くとみられるが、コ
スト削減を進めるほか、高単価製品の投入で利益率を維持する。
 07年3月期は売上高が従来予想を50億円程度上回り、前期比11%増の3,000億
円、経常利益は予想並みの4%増、300億円となったようだ。
(日経4/7)


■ユニ・チャームプロダクツ
 次世代法認定で香川県第一号を取得

 ユニ・チャームプロダクツは次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主
行動計画を策定・実施し、このたび厚生労働大臣の認定を受けた。この認定は
香川県内の企業では第一号となり、親会社であるユニ・チャームも現在東京労
働局に認定を申請している。
 2003(平成15)年7月に成立・公布された次世代育成支援対策推進法は、次
の世代を担う子供達が健やかに生まれ育つ環境を作るため、企業などが2年以
上5年以下の行動計画を策定し、05年4月1日以降速やかに届け出た上で取組み
を進めていくもの。
ユニ・チャームプロダクツは、一般事業主行動計画期間を05年4月1日から07
年3月31日の2年間とし、社員が育児のための休暇を取得しやすい風土を作り、
育児参加を促して、男女の区別なく全ての社員が仕事と育児を両立しやすい企
業への改革に取り組んできた。その間の育児休業取得者は男性3名、女性12名
(育児休業取得率100%)で、具体的取り組みとしては、積立保存休暇(時効に
より失効した年次有給休暇を一定日数まで積立保存したもの)を上限7日に限
り育児休業にも充当できるように変更・有給化したり、小学校に就学するまで
の子を持つ社員には所定外労働をさせない制度の導入などを実施している。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(4/4)


■岡村製作所
 花粉除去ブース“Manner Jet(マナージェット)”を三機工業と共同開発

岡村製作所では、三機工業と共同で花粉除去ブース“Manner Jet(マナージ
ェット)”を開発、10月より発売を開始する。同製品は、高性能エアフィルタ
ー(HEPA)により洗浄化した空気がジェット状に吹き出し、衣服や髪に付着し
た花粉・ホコリを払い落とす花粉除去ブース。ガラスパネルを採用した扉の無
い開放的なブースで、花粉やホコリを除去する高い性能と、ブース外部への拡
散防止機能をあわせもっている(特許出願中)。
今回両社では、数多く寄せられた従来の完全個室型ではない花粉除去装置の
要望を受けて、入口にエアカーテンを取り付けたオープンで開放的なブースを
開発した。花粉症対策として気軽に立ち寄り、簡単に使用することができるよ
うになっている。
http://www.okamura.co.jp/company/release/2007/070406manner-jet/index.html
(4/6)


■阿波製紙グループ
 阿波製紙(上海)有限公司がISO9001認証取得

 阿波製紙(上海)有限公司は3月22日、ISO9001の認証を取得した。これにより、
国内外の阿波製紙グループすべてがISO9001を認証取得したことになる。
http://www.awapaper.co.jp/company/news81.html
(4/6)


■ハビックス
 組織変更および人事異動を発表

ハビックスでは4月1日より、新工場の設置にともない製造部門の管理を強化
するため、「製造部」を「第一製造部」と「第二製造部」に分割する。また、
人事異動を以下の通り行った。
 ・人事異動;取締役第一製造部長 小島靖彦 (旧取締役製造部長)、第二製造
部長 鳥澤正徳 (旧製造部次長)
http://www.havix.co.jp/ir/pdf/ir_press/press190330.pdf
(3/30)

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■Techtextil(産業用繊維・不織布専門国際見本市)
 ドイツ・フランクフルトにて6月12日より開催

テクニカル・テキスタイル(産業用繊維)と不織布の主要国際見本市「Tech
textil(テクテキスタイル)」が6月12〜14日の3日間、ドイツ・フランクフル
トの国際見本市会場で開催される。
 同展示会では、12の応用分野別(農林・水産、建築、産業用被服、土木、内
装、工業、衛生・医療、交通・運輸、環境、包装、防護、スポーツ・レジャー)
に革新的な製品・アイデアが展示・紹介される。また、アパレル素材の国際フ
ォーラム「アバンテックス」も同時開催される。なお、05年度における出展者
数は1074社(47ヵ国)、来場者数は21,736人(70ヵ国)だった。


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■丸三産業
 洗顔後の塩素をふき取るコットン

 丸三産業では、洗顔後の肌に残った水道水の塩素をふき取るコットン“精製
水でうるおいピュア”シリーズを発売した。
 ふき取り用の精製水と高保水成分を配合した肌にやさしいコットン。ふきと
った後でそのままパックもできる“ふきとり専科&パック”(2枚×20包、参
考価格 328円)と、週末などの集中ケアに大判マスクで首元までカバーできる
“パック専科&ネック”(5包入り、同 548円)がある。
(日経MJ4/2)


■日清紡
 天然コットン配合ティシュ“コットンフィール キッス”発売

日清紡では、天然コットン配合ティシュ“コットンフィール”に新シリーズ
として身近で親しみ感のある“コットンフィール キッス”(300枚入り・150組
2枚重ね)を追加発売する。4月中旬より全国のスーパー、ホームセンター、ド
ラッグストアなどで順次発売する。商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 利便性の高い62mmのコンパクトカートンを使用
 (2) 白色を基調にすっきりとした高級感のあるデザイン
 (3) やさしいやわらかさは天然コットン配合の“コットンフィール”そのま
   ま
 (4) 高水準の坪量でしっかりとした使い心地
http://www.nisshinbo.co.jp/press/pdf/070405_cfkiss.pdf
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 ・王子特殊紙(小間番号 4-8);アルファン(工業用二軸延伸ポリプロピレ
  ンフィルム)、 OKクリーン(クリーンペーパー)、 剥離フィルム、剥離紙
 ・東レ(小間番号41-28);トレシー工業用ワイピングクロス
 ・巴川製紙所(小間番号 4-4、19-21);機能性粘着、Si-LUX、TAB用接着テ
  ープ、ポリイミド静電チャック
 ・三菱製紙(小間番号 6-18);導電性銀パタンフィルム、ナノワイパー、
  制電ワイパー
 ・リンテック(小間番号 9-36)工業用両面粘着テープ“タックライナー”、
  抜き加工用微粘着テープ“スリムライナー”、モバイルディスプレー用ガ
  ラス飛散防止フィルム・貼付機、AG・CHC処理を施したTACフィルム
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NONWOVENS REVIEW On-Line No.245
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<国内ニュース>
■帝人グループ/コーポレート・ガバナンスガイドを改定
■クラレトレーディング・新日鉄/合成繊維をリサイクルしコークス炉燃料に
■日産、NEC/自動車用リチウムイオン電池の生産会社を設立
■日立/ハイブリッド車向けリチウムイオン電池事業を強化
■トヨタ紡織/北米統括会社をケンタッキー州に移転
■三井化学ポリウレタン/韓国の合弁会社のMDI生産能力13万tに増強
■クレハ/炭素繊維事業を拡大
■ガレノス/阿波製紙の新抗菌素材を使った医療用椅子カバーを開発
■ホギメディカル/組織変更および人事異動を発表
■ピジョン/専用販売コーナーを持つチェーン店を8割増の450店舗に
■三洋化成/新中期経営計画で2010年度に売上高1,700億円へ

<海外ニュース>
■フロイデンベルク・ノンウーヴンズ社(欧州)
 /3年間最高経営責任者を務めたステファン・タンダ氏が退任 ほか

<製品開発>
■ユニ・チャーム/パンティライナー“ソフィ ふわごこち”改良新発売
■フクオカ機業/炭素繊維を使った軽くて丈夫な西陣織織物を開発

<催事>
■メディカルショージャパン&ビジネスエキスポ2007
 /東京国際フォーラムにて5月24日から3日間開催
■王子製紙グループ/王子ブランド総合展示会を関西地区で5月14日より開催
■コグネックス
 /画像処理の最先端技術およびソリューション展CogExpo 2007開催

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■帝人グループ
 コーポレート・ガバナンスガイドを改定

 帝人グループは4月1日付でコーポレート・ガバナンスガイドを改定した。
 同社は99年4月に「アドバイザリー・ボードの設置と執行役員制度の導入」
を核とする経営改革を発表し、その後も順次経営実態に照らした改善を進めて
きた。06年5月には会社法施行に先立ち、同年3月30日をもって内部統制システ
ム構築の基本方針に関する決議を行い、毎年その決議内容を見直すこととした。
また、同年6月の株主総会において「当社の株主の在り方に関する基本方針」
を表明したうえで、同株主総会で有効期間3年の買収防衛策の導入を決議し、
同買収防衛策の下で独立取締役及び独立監査役で構成される独立委員会を設置
している。
 今回改定されたコーポレート・ガバナンスガイドでは「意思決定、監視・監
督と監査の仕組み」のなかで「取締役および取締役会」について(1)取締役の
役割、(2)取締役会の構成と議長、(3)会長の位置づけ、(4)代表取締役、(5)取
締役の任期の5項目が示されているほか、「アドバイザ−とアドバイザリー・
ボード」「監査役及び監査役会」についての規定が述べられている。他の項目
では「コンプライアンスとトータル・リスクマネジメント」が、また「アカウ
ンタビリティー」では「基本認識」「方針」について、それぞれ新たな指針が
示されている。
http://www.teijin.co.jp/japanese/about/about04_10.html
(4/11)


■クラレトレーディング・新日鉄
 合成繊維をリサイクルしコークス炉燃料に
 
 クラレトレーディングはこのほどケミカルリサイクル“エコトーク”リサイ
クルの広域認定を環境省から取得したのを受け、07年4月より新日本製鐵・ヤ
マト運輸と共同で、全国の区域を対象に本格稼動させる。繊維製品全般を対
象とした認可は業界初めで、まずユニフォームからスタートし、その後種々の
繊維製品に応用・拡大していく。
 この“エコトーク”リサイクルは、同社が製造・販売した繊維製品でユーザ
ーが不要となったものを、民間や官公庁などの事業所から回収し、クラレのリ
サイクルセンターの破砕機で破砕後、新日本製鐵にあるコークス炉で「コーク
ス炉化学原料化法」により炭化水素油(プラスティック原料等の化学原料)・
コークス・ガスなどに再商品化・有効利用するというシステム。その間の収集
運搬を、主にヤマト運輸が行う。なお同社のリサイクルセンターは、この“エ
コトーク”リサイクル実現のため06年3月に設立された。
http://www.kuraray.co.jp/release/2007/070416.html
(4/16)


■日産、NEC
 自動車用リチウムイオン電池の生産会社を設立

 日産自動車は NECグループと共同で自動車用リチウムイオン電池の生産会社
を設立、09年に量産を開始し日産以外の自動車メーカーにも電池を供給する。
 ハイブリッド車や電気自動車など環境対応車に搭載する電池ではトヨタ自動
車・松下電器産業連合が先行するが、日産は NECと組んで追撃する。新会社オ
ートモーティブ・エナジー・サプライには日産が50%、NEC本体が42.5%、NEC
トーキンが7.5%を出資。今年4月末までに操業を始める。
(日経産業4/16)


■日立
 ハイブリッド車向けリチウムイオン電池事業を強化

 日立製作所と新神戸電機は 16日、リチウムイオン2次電池を製造している日
立ビークールエナジーの資本金を40億円に増資し、日立の子会社にしたと発表
した。ハイブリッド車(HV)や電気自動車向けの事業強化が目的。これにより日
立の出資比率は63.8%の筆頭株主となった。
 増資額50億円のうち40億円を日立が、10億円を新神戸が出した。25億円を資
本金に、残りを資本準備金に繰り入れ、日立ビークールエナジーの資本金を15
億円から40億円に引き上げて同社の債務超過を解消した。
 この子会社化により日立はモータ、インバータ、電池とHVの主要ユニットを
一体化して供給できる体制を整える。日立ビークールエナジーは05年からいす
ゞ自動車に、06年から三菱ふそうトラック・バスにリチウムイオン2次電池を納
入している。また日立グループとしては、トヨタ自動車のHV“ハリアー”のモ
ータやヤマハ発動機の電動自転車“パッソル” のリチウムイオン2次電池など
を供給している。
(日刊工業4/17)


■トヨタ紡織
 北米統括会社をケンタッキー州に移転

トヨタ紡織の北米統括会社であるトヨタ紡織アメリカは北米地域における事
業活動の強化のため、ミシガン州ノバイ市の本社を07年8月にケンタッキー州
アーランガー市に移転する。取引先やトヨタ紡織グループ各社との一層の連携
強化を図り、経営管理、生産管理を中心とした本社機能を強化、統括会社とし
ての効率的な事業運営体制の構築を目指す。
 また同様の目的から、06年7月開設のシンシナティ事務所の業務を移転後の
本社に移管する。開発機能については人員増強など体制強化を図るとともに、
従来の2拠点を1ヵ所に統合しノバイ事務所として継続する。
http://www.toyota-boshoku.co.jp/jp/whatsnew/pdf/07041001.pdf
(4/10)


■三井化学ポリウレタン
 韓国の合弁会社のMDI生産能力13万tに増強

三井化学ポリウレタンと韓国錦湖アシアナグループの錦湖石油化学は、合弁
会社である韓国の錦湖三井化学(全羅南道麗水市)の MDI(ジフェニルメタン
ジイソシアネート)年産能力を6.5万tから13万へ増強する。設備増設の完工は
09年6月の予定。
 韓国市場では自動車内装材、建築材料、LNG船の保冷材などMDIが幅広い分野
で使用され需要が増加していることから、今回の増強で韓国国内顧客への安定
的な供給基盤を構築する考え。今回の設備投資は、今後も持続的な成長が予想
される韓国 MDI市場において、錦湖三井化学がその地歩を固める絶好の機会と
なる。
http://www.mitsui-chem.co.jp/whats/2007/2007_0413.htm
(4/13)


■クレハ
 炭素繊維事業を拡大

 クレハはピッチ系炭素繊維製品の生産体制を拡充する。
 いわき事業所(福島県)で昨年末、原糸の年産能力を750tから1,100tに引き
上げたのに続き、加工製品製造用の新焼成炉を立ち上げた。高温断熱材向けを
中心とした需要増大に対応したもので、主に半導体シリコン引き上げ炉用など
高付加価値製品を対象にした増産体制を整える。引き続き中国(上海)の加工
工場ではフェルトタイプの板物を、米国(ペンシルベニア)の加工工場ではス
ラリーを成形焼成する廉価品を集中生産すべく順次設備増強を計画しており、
世界3拠点での役割分担を明確化した最適供給を推進していく。
 クレハの炭素繊維“クレカ”は石油ピッチを原料とする等方性短繊維。軽く
て強靭、耐熱性、耐摩耗性、導電性、耐薬品性などの特性を活かした工業用途
で需要が拡大しており、なかでも高温熱処理用断熱材分野では世界で約50%の
シェアを有する。
(化学工業日報4/11)


■ガレノス
 阿波製紙の新抗菌素材を使った医療用椅子カバーを開発

 病院向け機能性栄養食品などを手掛けるガレノス(松山市、柴山満夫社長)
は、徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部の高麗寛紀教授らが開発し
た新型の抗菌素材を使った医療用いすカバーを開発した。病院などで実地試験
を進めており、改良したうえで全国向けに販売する。
 使った素材は抗菌紙「izi(イージー)」。アクリル繊維に分子レベルで
銀を結合した抗菌繊維を原料に、特殊紙製造の阿波製紙が製造している。銀に
よる殺菌作用に加え、可視光を当てると光触媒活性による殺菌効果も得られる。
 ガレノスはiziを使って医師用や待合室用のいすカバーを開発。要介護者
がシャワーを浴びる際に使ういす向けのカバーや、病院用のついたてシートな
ども実地試験中だ。
 ガレノスの親会社と阿波製紙はいずれも社団法人徳島ニュービジネス協議会
の会員企業。同協議会が開いた例会で高麗教授が講演したのを機に両社の連携
が進み、新製品開発につながったという。
(4/14)


■ホギメディカル
 組織変更および人事異動を発表

 ホギメディカルでは、4月9日付で管理本部を組織解消し、「管理本部 管理
部」および「管理本部 経営企画部」を、それぞれ「管理部」「経営企画部」
に置き換える組織変更を行い、あわせて下記の通り人事異動を行った。
〈人事異動〉
執行役員経営企画部部長 高橋一夫(旧執行役員管理副本部長兼経営企画部部長)
管理部部長 石井順雄(旧管理本部管理部次長)
http://www.hogy.co.jp
(4/9)


■ピジョン
 専用販売コーナーを持つチェーン店を8割増の450店舗に

 ピジョンでは同社の商品を専用コーナーで販売するチェーン店を増やす。08
年1月期までに現在の250店から8割増しの450店にする。昨年春から活用し始め
た専用コーナーでは単価の高い商品の売れ行きが良くなるなど業績が上がって
いることから、店舗数拡大により主力の育児用品事業の業績向上につなげる。
(日経MJ4/13)


■三洋化成
 新中期経営計画で2010年度に売上高1,700億円へ

 三洋化成は12日、2010年度に売上高 1,700億円を目指す新中期経営計画を発
表した。
 07年度からの4か年に総額540億円の設備投資を実施、愛知県半田市の衣浦分
工場にウレタンフォーム原料の新工場を建設するほか、高吸水性樹脂でも設備
増強し既存事業を拡大。重合トナー用原料など情報・自動車向け戦略的開発品
を伸ばして成長を見込む。
(日刊工業4/13)

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■フロイデンベルク・ノンウーヴンズ社(欧州)
 3年間最高経営責任者を務めたステファン・タンダ氏が退任

■ジョンズ・マンヴィル社(中国)
 中国にスパンボンド工場を新設

■テクサス社(イタリア)
 第2四半期に3m幅の第2生産ラインの稼働を開始、生分解性のある着色ハイ
 ロフト素材の吸収・拡散層を生産

■ピストイア社(イタリア)
 パンテックス・グループから分離したピストイア社が、50名の従業員を雇用

■ダイアテック社(ドミニカ共和国)
 2007年夏、ドミニカでベビー用紙おむつの生産を開始予定

■ポリマー・グループ(米国)
 塗装面用のワイパー素材を生産

■欧州
 2月にポリプロピレン価格が上昇。ポリエチレン、レーヨンはほぼ横ばい

■ドナルドソン社(インド)
 米国のフィルターシステム設計製造メーカー、ドナルドソン社が、インドの
 製造工場を拡張して規模を3倍に

■ウェルマン社(米国)
 ポリエステル繊維とポリエチレンレジンの部門を統合し、コスト削減を図り、
 業績を改善

┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ユニ・チャーム
 パンティライナー“ソフィ ふわごこち”改良新発売

ユニ・チャームでは、ふんわりなのにしっかりヨレないパンティライナー
“ソフィ ふわごこち”を改良し、6月初旬から全国にて順次発売する。“無香
料”“ピンクローズの香り”(ともに40枚・205円、40枚×2・385円)、“カテ
キン消臭” (68枚・385円)の3種類で、「肌へのやさしさ」と「ヨレない」機
能をさらに高めた。
日本のパンティライナーの市場規模は 120億円超、普及率は約42%となって
おり、中国約88%、台湾約75%、シンガポール60%程度というアジア諸国の普
及率に比べるとまだ低い。同社では、今後さらに日本におけるパンティライナ
ーの使用率が高まれば、市場は2倍以上の成長が望めるとしている。特徴は以
下の通り。
 (1) 肌に触れる部分の表面シートに「ふわふわクッションシート」を採用し、
   つけ心地が気にならないほどふんわりソフトでやさしい肌触り
(2) 「しなやか弾力シート」の採用で下着になじみやすく、くしゃくしゃに
   なったりヨレたりしない
(3) 「速乾さらさら吸収」で表面に湿気やおりものを残さずいつもさらさら
(4) 個包装には不織布製の「やわらかラップ」を採用。開封するときもカサ
   カサ音が出ず、職場や学校のトイレで毎日使っても気にならない
(5) 雑貨を選ぶ時のように気軽な感覚で購入できるパッケージデザイン
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(4/12)

■フクオカ機業
 炭素繊維を使った軽くて丈夫な西陣織織物を開発

 フクオカ機業(京都市上京区)は、西陣織の技法を用いて製織の難しい炭素
繊維と絹糸などを織り交ぜた織物を開発した。軽くて丈夫な特性を持つ。同織
物を使って08年2月までに女性向けバッグなど小物類を商品化し、3年以内に主
力商品に育て、西陣織の新市場開拓を目指す。
 炭素繊維は軽量で強度や弾性に優れるが繊細で製織が難しい。絹糸は20μm
の繊維を84本束ねるのに対し、炭素繊維の糸は1本7μmの繊維を1,000〜1万
2,000本 収束して作る。同社は呉服の帯製織などで培ったノウハウと西陣特有
の丈夫な織物製織方法、機織の独自改良で、けば立ちがなく、解けにくい織物
を生産する。
 同社は3年前に炭素繊維織物の製織技術を確立。同繊維のヘドロや微生物を
吸着する性質に着目し、海や川の水質浄化材として生産している。新開発した
織物は、この製織技術を応用した。
 高機能織物事業を主力事業に育て、全体の売上高で3年後に05年度実績の5倍
となる2億5,000万円を狙う。売上高の7割は和装商品が占めるが、今後は炭素
繊維などを活用した高機能織物事業に力を注ぐ。
(日刊工業4/10)


┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■メディカルショージャパン&ビジネスエキスポ2007
 東京国際フォーラムにて5月24日から3日間開催

メディカルショージャパン&ビジネスエキスポ2007(第82回日本医科器機学
会併設機器展示会)が「今あらためてその大切さを―医療機器―」をテーマに、
5月24〜26日の3日間、東京国際フォーラム・展示ホールで開催される。主催は
日本医科器機学会。
 出展対象製品は医療用X線装置、超音波画像診断装置などの「画像診断及び
関連製品」、モニターシステム、パルスオキシメーターなどの「生体現象計測
・監視システム」「医用検体検査機器」「処置用機器」など15分野で、「衛生
材料及び衛生用品」では医療用ガーザー、不織布、手術用手袋、などが出展さ
れる。会場面積は5,000m2で、来場者数は1万人を見込んでいる。
http://homepage3.nifty.com/jsmi/newpage3.html


■王子製紙グループ
 王子ブランド総合展示会を関西地区で5月14日より3日間開催

王子製紙グループは5月14〜16日の3日間、同社関西営業支社を中心とする王
子製紙グループ22社による王子ブランド総合展示会「OJI! BRAND NEW 2007」
を、大阪市中央区・大阪会館において開催する。
 同展示会では王子製紙グループの環境への取組みを紹介する「環境関連コー
ナー」を設けるとともに、“nepia GENKI!” をはじめとする新製品や王子製
紙グループ各社の豊富な製品群を用途別・会社別にカテゴリー分けして展示・
紹介する。なお、同展示会は中部地区(名古屋市)でも6月20日から3日間の開
催を予定している。
http://www.ojipaper.co.jp/release/cgi-bin/back_num.pl5?sele=1&page_view_selected_=1
(4/12)


■コグネックス
 画像処理の最先端技術およびソリューション展CogExpo 2007開催

 コグネックスでは専門技術展『CogExpo 2007』を開催する。自動車、ロボッ
ト、医療機器、パッケージングなどのさまざまな分野における同社のソリュー
ションパートナー21社と、カメラやレンズ、照明などのハードウェアパートナ
ー6社が出展。マシンビジョンの幅広い活用例を一堂に集める。
 展示会、セミナーの概要は以下の通り。
 ・日 時:5月30日(水)10:00〜17:00
 ・会 場:新宿NSビルB1大展示ホール
 ・講演内容
  基調講演『マシンビジョン:これまでの25年、これからの25年』
  コグネックスコーポレーション副社長兼最高技術責任者ビル・シルバー氏
  記念講演『画像処理と自動車』
  電気通信大学電気通信学部システム工学科教授 新誠一氏
 ・出展企業一覧
 (ソリューションパートナー)愛電梶Aヴィスコ・テクノロジーズ梶A永光
  電機梶A大江電機梶A潟Iフィスエフエイ・コム、共信テクノソニック梶A
  協和電工梶A潟Vムコ、椛蜩d社、デュプロ梶A潟fンソーウェーブ、ナ
  ビタス梶A日制システム梶A日本テクノブレーン梶A発鉱電機梶A富士電
  機EIC梶A 潟tローベル、美和電気工業梶A活タ川メカトレック、潟潟
  ーズ、菱電商事梶A
 (ハードウェアパートナー)
  潟買C・エス・テクノロジー、シーシーエス梶Aソニー梶A潟fジタル、
  東芝テリー梶Aペンタックス
 ・主催:コグネックス梶@協賛:日刊工業新聞社、日本映像処理研究会
 展示会、セミナーともに事前登録制で入場無料。来場希望の方は下記 URLか
ら申込できる。
http://www.cognex.co.jp/event/cogexpo.asp

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
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NONWOVENS REVIEW On-Line No.246
━━☆No.246☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆  NONWOVENS REVIEW On-Line
□■□ http://nonwovens-review.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2007. 4.24☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

季刊誌ではフォローできない不織布に関する最新の情報を,本誌購読者および
クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■日本化学繊維協会/07年3月度の化学繊維生産・在庫概況(速報)を発表
■トヨタ自動車
 /燃料電池ハイブリッド車の営業運行を中部国際空港周辺地域で実施
■ダイワボウ/経営機構の変更を発表
■三菱化学産資/アルミナ繊維“マフテック”をトンネル断熱材向けに開拓
■東洋紡績/米国における“ザイロン(R)”繊維に関する訴訟を却下
■KBセーレン/吸水・吸湿・制電性に優れたナイロン原糸“アクシア”開発
■出光テクノファイン
 /抗菌・防カビ剤をアサヒコーポレーションと共同でシューズ分野へ展開
■小津産業/組織変更および人事異動を発表
■小津産業、オヅテクノ/ISO9001 認証を取得
■ニッポン高度紙工業/中国アンチダンピング調査に最終決定
■ユニ・チャーム
 /“ライフリー 吸水下着スリムウェア(TM)”のCMが4月25日より放送開始
■ローム・アンド・ハース
 /自動車天井部材張り付け用接着剤がアジアでシェア続伸

<海外ニュース>
■タイコ・ヘルスケア・グループ(カナダ)
 /フランスからの製品がカナダでダンピングされていると非難 ほか

<催事>
■京都工芸繊維大学、繊維リサイクル技術研究センター
 /第5回講演会「天然素材と環境を考える」開催
■日本包装学会/第43回シンポジウムを5月31日に開催

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■日本化学繊維協会
 07年3月度の化学繊維生産・在庫概況(速報)を発表

 日本化学繊維協会はこのほど07年3月度の化学繊維生産・在庫の概況(速報)
を発表した。
 それによると、化学繊維生産は100,173t(前年同月比2.3%減)、うち合成繊
維生産は87,253t(同3.6%)の減となった。主要品種では、ナイロンFが10,054
t(同1.2%増)、アクリルSは21,301t (同3.3%減)、ポリエステルFは21,255t
(同2.8%減)、ポリエステルSは17,344 t (同6.8%減)だった。
 化学繊維在庫(生産者)は106,283t、前月比6.0%減(同2.8%増)、うち合成繊
維在庫は91,332t、前月比6.7%減(同0.2%増)だった。主要品種では、ナイロ
ンF 13,275t(前月比1.5%減)、アクリルS 11,465 t(同12.0%減)、ポリエス
テルF 24,716 t(同7.2%減)、ポリエステルS 24,841 t(同4.3%減)となった。
http://www.jcfa.gr.jp/press_release/seizai/seizai0703.pdf
(4/19)


■トヨタ自動車
 燃料電池ハイブリッド車の営業運行を中部国際空港周辺地域で実施

 トヨタ自動車は、経済産業省の「水素・燃料電池実証プロジェクト(以下、
JHFCt)」の燃料電池自動車実証実験に参画し、ヤマト運輸の協力のもと中部国
際空港周辺地域において燃料電池ハイブリッド車“トヨタFCHV”による営業運
行を4月下旬より実施する。
 具体的には、事業用貨物車として登録した“トヨタFCHV”1台をヤマト運輸
へ貸与し、同社常滑新開宅急便センターと中部国際空港間の配送業務など実用
的な使用形態で使用する。トヨタは今回の営業運行を通じて、燃料電池ハイブ
リッド車の実用化に必要な種々のデータを取得する予定。なお、水素の充填は
JHFCの燃料電池自動車用水素供給設備実証研究の一環として、中部国際空港島
内に設置された「JHFCセントレア水素ステーション」を使用する。
 今回使用する燃料電池ハイブリッド車は、トヨタが貨物用途に改造し、ヤマ
ト運輸が事業用ナンバーを取得。車両外観のラッピングを一新し、運行に必要
な装備を追加した。高圧水素ガスを燃料とする燃料電池とバッテリーを動力源
としてモータを駆動するハイブリッドシステムを採用している。CO2 や窒素酸
化物などを排出しないほか、エネルギー効率が高く静粛性に優れている。
http://www.toyota.co.jp/jp/news/07/Apr/nt07_0410.html
(4/19)


■ダイワボウ
 経営機構の変更を発表

 ダイワボウは 6月28日開催予定の株主総会後より経営機構の変更を行う。
 同社は平成18年1月1日から持株会社体制に移行し、事業執行については事業
会社各社へ機能移管してグループ経営を推進している。同社では顧客志向の一
層の強化と継続的な企業価値向上の基盤づくりのため、持株会社執行役員制度
を導入し、また持株会社取締役会の機能として「グループ戦略の立案」「グル
ープ経営資源の最適配分」「グループ業務執行の監督」「戦略技術の確立」に
特化する。新経営体は以下の通り。
 <新経営体制>
 (1) 「副社長」「専務」「常務」の役付取締役を廃止
 (2) 取締役会によって選任される執行役員の任期は1年とし、必要に応じて
   「社長執行役員」「副社長執行役員」「専務執行役員」「常務執行役員」
   をおく。また、執行役員は取締役会が決定したグループ戦略に基づき、
   業務を執行する役割と責任を担う
 (3) 監査機能の強化を図るため、常勤監査役2名体制とする
http://www.daiwabo.co.jp/ir/pdf/2007_0417.pdf
(4/17)


■三菱化学産資
 アルミナ繊維“マフテック”をトンネル断熱材向けに開拓

 三菱化学産資は、アルミナ繊維“マフテック”の新用途開拓の一環として、
土木分野を対象としたマーケティング活動を開始した。トンネル火災時に被害
を最小限に抑える覆工コンクリート保護を目的としたもので、 1,600℃を超え
る耐熱性などの特性を生かし、とりわけ危険物積載車両が通行する都市高速ト
ンネル、海底トンネルでの用途を掘り起こす。基本性能テスト・認定取得、試
験施工を経て早ければ09年度から受注を開始する。12年度の売上高目標を10億
円に設定、自動車排ガス用の触媒コンバーター用サポート材、鉄鋼炉材の耐火
断熱材に続く新たな柱に育成する。
(化学工業日報4/18)


■東洋紡績
 米国における“ザイロン(R)”繊維に関する訴訟を却下

 ドイツのバイエルン州とノルトライン・ヴェストファーレン州(以下、本件
原告ら)が米国において提起していた訴訟に関して、4月13日米国ミシガン州
西地区連邦地方裁判所は本件原告らの東洋紡績および東洋紡アメリカに対する
訴えを却下する旨の決定を下した。
 これは、06年6月に米国の防弾ベストメーカー・セカンドチャンス社の元経
営幹部、ならびに東洋紡績および東洋紡アメリカに対する損害賠償請求を本件
原告らが提起していたもの。訴訟の対象となった防弾ベストは、本件原告らが
セカンドチャンス社から同社のドイツ子会社を通して購入したもので、同社の
“ザイロン(R)”繊維が用いられていた。 なお、セカンドチャンス社は04年10
月にアメリカ連邦破産法に基づく破産の申請を行っている。
 米国ミシガン州西地区連邦地方裁判所は、同社に対して不便宜法廷(フォー
ラム・ノン・コンビニエンス)の法理により、また東洋紡アメリカに対しては裁
判管轄権不存在により、それぞれ本件原告らの訴えを却下した。現在、上述の
防弾ベストに関連し、米国政府との訴訟、セカンドチャンス社との訴訟など米
国において同社を被告とする複数の訴訟が係属している。
http://www.toyobo.co.jp/press/press268.pdf
(4/20)


■KBセーレン
 吸水・吸湿性、制電性に優れた新ナイロン原糸“アクシア”を開発

 KBセーレンは19日、吸水・吸湿性、制電性に優れた、新たなナイロン原糸
“アクシア”を開発したと発表した。芯部に特殊ナイロンを採用、鞘部が一部
開口した構造を持たせることで、染色性など従来のナイロン繊維の特徴を損な
うことなく両機能を付与、高い接触冷感性も発揮する。独自のポリマー複合化
技術などを駆使し開発に結びつけた。08年春夏向けに今秋から本格投入する。
インナー、パンスト、スポーツ、ユニホーム用途など初年度1億円、3年後に
10億円の販売を目指す。
(化学工業日報4/20)


■出光テクノファイン
 抗菌・防カビ剤をアサヒコーポレーションと共同でシューズ分野へ展開

 出光興産の 100%子会社である出光テクノファイン鰍フ抗菌・防カビ・防藻
剤“コーキンマスター(R)” の用途展開に弾みがついている。有機・無機系の
抗菌・防カビ剤を複数組み合わせて 376菌種を抑制できるもので、ナノパウダ
ーの分散加工技術により多用途への適用を推進している。
 これまでに紳士肌着や化学畳、ペット施設用スプレーなどに採用を広げてい
るが、このほどアサヒコーポレーションと共同でシューズ分野への展開も図っ
た。現在、水溶性などの研究を進めており、多様なニーズに応えていく。
 アサヒコーポレーションと共同開発したのは、学童向けの抗菌・防カビシュ
ーズ“ドライ スクール 011”。靴底は塩化ビニル樹脂(PVC)に“コーキンマ
スター”のマスターバッチを練り込み射出成形、メッシュ状パブリック部分に
は液分散タイプを添着させ、従来の約15倍の菌種に対して機能を発揮する。ア
サヒコーポレーションではこれに続き、“コーキンマスター”を適用した長靴
を7月、中敷きを今秋、紳士用革靴を来年2月に商品化する予定。
(化学工業日報4/24)


■小津産業
 組織変更および人事異動を発表

 小津産業は6月1日付で組織変更および取締役・執行役員の異動ならびに人事
異動を行う。組織変更については以下の通り行う。
 (1) 経営企画室、総務部、財務部を統轄する「管理本部」と、すべての営業
   関連部門を統轄する「営業本部」の新設。
 (2) 「営業推進部」を廃止、「新事業開発室」を新設
 (3) 「機能素材営業部」内の組織変更;エレクトロニクス分野、メディカル
   分野、コンシューマー分野の担当部署を一本化し、それぞれの販売分野
   を軸にした組織に組み直す。販売分野ごとの新しい組織名称;機能素材
   営業部クリーンサプライ販売(エレクトロニクス分野の販売担当)、同
   メディカルサプライ販売(メディカル分野の販売担当)、同ライフサプ
   ライ販売(コンシューマー分野の販売担当)。また、「海外開発室」を
   「海外グループ」に変更する。
 (4) 「上海駐在員事務所」の開設(正式な開設は中国政府の認可を待って行
   う)
 (5) 「プロフェッショナルサプライグループ」を、家庭紙・日用雑貨事業を
   行う「生活関連営業部」の傘下に再配置する
http://www.ozu.co.jp/pdf/070417_1.pdf
(4/17)


■小津産業、オヅテクノ
 ISO9001 認証を取得

 小津産業および同社の連結子会社で不織布加工を行うオヅテクノは、4月13
日品質マネジメントシステムの国際規格「ISO9001」の認証を取得した。
 同社は主力である不織布事業において、コンバーター(加工)型サプライヤ
ーとしてエレクトロニクス分野、メディカル分野およびコンシューマー分野向
けに製品の開発・販売を行っている。
http://www.ozu.co.jp/pdf/070417_2.pdf
(4/17)


■ニッポン高度紙工業
 中国アンチダンピング調査に最終決定

 中国の商務部より昨年4月に公告されていた、ニッポン高度紙工業の取扱品
目である電解コンデンサ用セパレータについてのアンチダンピング調査に対し、
4月17日最終決定の公告が行われた。
 それによると、中国商務部は日本原産の輸入電解コンデンサ用セパレータに
ダンピングが存在し、中国の電解コンデンサ紙産業が実質的な損害を受け、か
つダンピングと実質的な損害との間に因果関係が存在する旨の決定を下した。
この決定により、日本原産の輸入電解コンデンサ紙にかかるアンチダンピング
税率は22%となり、07 年4月18日より5年間の徴収が実施される。
 同社は本決定を不本意として、日本政府および関係監督官庁ならびに日本、
中国の弁護士等と協議しながら、中華人民共和国政府に対し「行政不服申立」
を行う予定。
http://www.kodoshi.co.jp/0508-psd/190418.pdf
(4/18)


■ユニ・チャーム
“ライフリー 吸水下着スリムウェア(TM)”のCMが4月25日より放送開始

 ユニ・チャームでは、4月10日に新発売した尿ケア専用紙パンツ“ライフリ
ー 吸水下着 スリムウェア”のCM(マラソン篇)を、4月25日より全国にてオ
ンエアを開始する。
 同製品は、団塊世代の高齢化により増加が予想される元気な高齢者が、尿モ
レを恥ずかしがらず当たり前のこととして前向きに捉え、自由で充実したセカ
ンドライフを過ごすことのできる社会作りに貢献したいとの思いから開発され
た。
 CMでは「尿モレなんかに私の人生、邪魔させない。」をキーメッセージに、
現役市民ランナーの小黒ミホ子さん(58歳)が、湘南の海をバックに走る軽快な
姿を通じて商品メッセージを伝える内容で、実際に同製品を着用しての撮影が
行われた。なお、このCMは同社ホームページ上にて先行公開中。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(4/19)


■ローム・アンド・ハース
 自動車天井部材張り付け用接着剤がアジアでシェア続伸

 ローム・アンド・ハース(米国)の自動車天井部材張り付け用接着剤が、ア
ジアで急速にシェアを伸ばしている。01年頃から本格的な市場開拓を進め、す
でに韓国、タイ、インドでは同類の接着剤市場の90%超のシェアを獲得し、中
国でも50%のシェアを握っている。今後は手薄だった日本で市場を開拓し、10
年までに日本で同接着剤市場の50%のシェアを狙う。
 同社の接着剤“モーラッド”は自動車内装の天井部材である発泡ウレタンシ
ートや織布、グラスファイバーなどを多層に張り合わせる際に使う。他社製接
着剤に比べ、成形品に剛性があり高い吸音効果を発揮することから、受注を増
やしている。原料は 100%液状のポリウレタン系で、従来主流だったアミン触
媒の代わりに水を用いるのが特徴。有毒なアミン臭もなく、環境適合型製品と
しての評価も欧米では得ている。
(日刊工業4/18)


┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■タイコ・ヘルスケア・グループ(カナダ)
 フランスからの製品がカナダでダンピングされていると非難

■テクニカル・アブソーベンツ社(英国)
 中国のブルースター社に売却

■米国
 アーカンソー州州法第48条:ショッピングカートやベビー用カートの細菌除
 去のため店舗によるワイパーの提供を奨励

■セルタ・インターナショナル社(ロシア)
 米国のベッド製造メーカー、セルタ社が、ロシアのベッド製造・販売業者、
 アスコナ・ホールディング社に対し、セルタ社ブランドのマットレス、ボッ
  クススプリングの旧ソビエト連邦での独占的生産・販売ライセンスを許諾

■EDANA(欧州)
 欧州不織布協会(EDANA)が、輸入ポリエステルステープル繊維に対してアン
 チ・ダンピング税を課しているとして欧州委員会を非難

■リエタ・オートモーティブ・ノースアメリカ社(米国)
 オハイオ州ルーカス郡でのリエタ社の防音・断熱製品事業の拡張を支援する
 ために、オハイオ州が25万ドルの税額控除

■ペンテア社(米国)
 ウォーターポンプ・フィルター製品メーカー、ペンテア社が、水フィルター
 ・分離製品業者、ポーラス・メディア社を2億2,500万ドルで買収

■クラコール社(モロッコ)
 米国のフィルターメーカー、クラコール社が、モロッコの民間自動車用フィ
 ルターメーカー、シンファ社株の80%を買収

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■京都工芸繊維大学、繊維リサイクル技術研究センター
 第5回講演会「天然素材と環境を考える」開催

 京都工芸繊維大学と繊維リサイクル技術研究センターでは5月21日、京都工
芸繊維大学3号館2階第1会議室において第5回講演会「天然素材と環境を考
える」を開催する。講演会参加費用は無料。講演内容は以下の通り。
 <講演内容>
 (1) 「循環型社会形成に向けて−リサイクルの光と陰」山田悦氏(プロジェ
    クト研究員;京都工芸繊維大学環境科学センター)
 (2) 「紙とリサイクル」近森啓一氏(プロジェクト特別研究員;高知県立紙
    産業技術センター)
http://www.kit.ac.jp/01/pdf/2007/5kouenkai070419.pdf


■日本包装学会
 第43回シンポジウムを5月31日に開催

 日本包装学会では5月31日、東京都品川区のきゅりあんにおいて第43回シン
ポジウム「医薬品包装の品質と機能に関する最新の研究」を開催する。基礎講
座は「ガラス容器の化学(その3)〜ガラス容器の品質〜」、そのほかの講演に
ついては下記の通り。
 (1) 「PTP充填・包装設備の適格性評価」平沢寛氏(製剤機械技術研究会 GMP
    包装分科委員長 ビーエスエム(株))
 (2) 「医薬品、化粧品包装材料の安全衛生性に関する研究動向」鈴木豊明氏
    (藤森工業(株)研究所)
 (3) 「ICタグ貼付医薬品の機能とその概略」永田亮氏(第一三共(株)製薬技
    術本部製剤技術研究所)、ほか


┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
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〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

読者の皆様へお詫びと訂正

 昨晩配信しましたメールマガジンの記事内で、日本バイリーンの新社長様の
お名前が間違っていました。
 誤:菅野光男氏 → 正:菅野光雄氏

 深くお詫び申し上げますと共に、訂正版を再度配信させて頂きます。差し替
えのうえ、旧版はお手数ですがご消去ください。

━━☆No.247☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■□◆  NONWOVENS REVIEW On-Line
□■□ http://nonwovens-review.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2007. 5. 8☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

季刊誌ではフォローできない不織布に関する最新の情報を,本誌購読者および
クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<国内ニュース>
■自工会/3月の自動車生産実績を発表、17カ月ぶりに前年同月を下回る
■日立、ユニ・チャーム/排泄介護向けの“自動採尿システム”を共同開発
■三菱レイヨン/炭素繊維で豊橋事業所の増設を完了
■東レ、東邦テナックス、三菱レイヨン
 /3社で三井鉱山と組み炭素繊維リサイクル事業に着手
■ニッポン高度紙工業/新社長に鎮西正一郎氏が内定
■日本バイリーン/新社長に菅野光雄氏が内定
■トヨタ紡織/新副社長に野口氏、小野氏、鳥居氏の3氏が内定

<海外ニュース>
■日本化学繊維協会・中国化繊工業協会/07年中国化繊産業の業況見通し
■ADM・メタボリックス(米国)
 /植物原料の新しい生分解性プラを08年から商業生産

<製品開発>
■アカチャンホンポ/天然成分の赤ちゃん用虫よけ剤を発売

<催事>
■日本繊維機械学/5月31日〜6月1日に第60回年次大会を開催
■繊維学会/6月18〜19日「国際ナノファイバーシンポジウム2007」開催
■繊維学会/7月5〜6日
「繊維基礎講座−だれでも分かる繊維の製造から加工まで−」開催

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■自工会
 3月の自動車生産実績を発表、17カ月ぶりに前年同月を下回る

 日本自動車工業会(JAMA)では、07年3月の自動車生産実績を発表した。そ
れによると、四輪車生産台数は108万188台で前年同月に比べ-3.4%で37,821台
の減少となり17カ月ぶりに前年同月を下回った。乗用車の生産は 93万7,390台
(前年同月比−2.6%)で17カ月ぶりのマイナス(うち普通車49万6,728台〈同+
12.1%〉、小型四輪車28万1,593台〈同−21.6%〉、軽四輪車15万9,069台〈同
−0.4%〉)、トラックは13万3,178台(同−10.2%)で2カ月連続のマイナス(う
ち普通車6万2,419台〈同+8.3%〉、小型四輪車3万3,367台〈同−23.7%〉、
軽四輪車3万7,392台〈同−20.3%〉)、バスは9,620台(同+23.8%)で26カ月連
続のプラス(うち大型955台〈同-4.0%〉、小型8,665台〈同+27.9%〉)となっ
た。
 3月の国内需要は76万7,366台で、前年同月比8.1%の減少だった。このうち
乗用車は63万9,461台(同−7.1%)、トラック12万4,755台で(同−13.0%)、バ
ス3,150台(同−12.3%)となった。輸出は前年同月比108.1%(実績)だった。
なお、昨年の06年度(4〜3月)の生産台数は1,150万1,208台で、前年度の1,089
万3,529台に比べ60万7,679台・5.6%の増加となり、5年連続で前年度を上回っ
ている。
 一方、二輪車の3月の生産台数は17万6,335台で、前年同月の17万2,071台に
比べ 4,264台・2.5%の増加となり、2カ月連続で前年同月を上回った。車種別
生産台数は、原付第一種が 2万9,786台(同−4.3%)、原付第二種 が 1万1,342
台(−2.3%)、軽二輪車 が 1万8,230台(同−19.8%)、小型二輪車が11万6,977
台(同+9.7%)だった。国内需要(出荷)は7万7,522台で、前年同月比8.5%の
減少、輸出は前年同月比107.8%(実績)だった。なお、06年度(4〜3月)の生
産台数は1,77万2,204台で、前年度に比べ2,219台・0.1%の減少となり、2年ぶ
りに前年度を下回っている。
http://www.jama.or.jp/stats/product/20070427.html
(4/27)


■日立、ユニ・チャーム
 排泄介護向けの“自動採尿システム”を共同開発

 日立とユニ・チャームは、尿を感知するセンサを内蔵した採尿パッド(開発
;ユニ・チャーム)と、尿を吸い取るポンプを内蔵した採尿器(同;日立)を組
み合わせた、家庭や介護施設等での排泄介護向けの“自動採尿システム”を共
同で開発した。同システムは、排尿すると採尿パッドに内蔵されたセンサが感
知し、採尿器が自動的に作動してポンプで尿を吸い取ってタンクに回収するも
の。同システムを用いることで、1日あたり5〜7回だったこれまでのおむつ交
換の回数を、1〜2回程度にまで減らすことが可能で、同時に使用済みおむつの
廃棄量削減も実現できる。また、排尿量や時間帯などのデータを採尿器に記録
することができるため、トイレ誘導や水分補給の必要な時間を把握することが
可能になり、より細やかな介護の実現が期待できる。両社は今後、同システム
の製品化を検討していく考え。
 介護において、排泄・食事・入浴は「3大ケア」と呼ばれており、なかでも
排泄介護時のおむつ交換は一般に1日5〜7回行われるため、介護を受ける人、
また介護する人や介護施設で働く人に精神的・肉体的・経済的な負担がかかっ
ている。こうした介護の負担を少しでも軽減し、介護を受ける人、介護をする
人のQOL(Quality of Life;生活の質)の向上が求められている。このような
背景を受けて開発された同システムにより、両社は介護される人の快適性と介
護する人、介護施設で働く人の利便性の向上とともに、使用済みおむつの廃棄
量削減による環境配慮型の排泄ケアシステムの構築をめざす方針。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/
(4/27)


■三菱レイヨン
 炭素繊維で豊橋事業所の増設を完了

 三菱レイヨンは、コア事業として炭素繊維・複合材料の拡大に拍車をかける。
同社は原料アクリロニトリル(AN)から加工品までグループ一貫で炭素繊維を
展開しており、ANチェーンのコア事業と位置づけている。
 今後は特に産業用途の開拓に注力する方針。自動車関連や風力発電分野など
をターゲットとしており、顧客の生産性向上に寄与できる新素材の早期投入も
目指す。
 生産面では豊橋事業所で増設が完了、来月をめどに年22,000t新設備の商業
生産を始めるが、戦略的な用途開発を進めるため次期増強も検討する。来年度
からの新中期計画のなかで実行するとみられ、アクリル繊維拠点である大竹事
業所(広島県)での生産が視野に入る。
(化学工業日報4/27)


■東レ、東邦テナックス、三菱レイヨン
 3社で三井鉱山と組み炭素繊維リサイクル事業に着手

 東レ、帝人子会社の東邦テナックス、三菱レイヨンの3社は三井鉱山と組み
炭素繊維リサイクル事業を始める。日本初の再生専用施設を建設し08年に稼動
させる。従来、炭素繊維を使った複合材料は使用後は埋め立て処理していたが
世界シェアの合計7割を握る上位3社が連携してリサイクルの仕組みを整える
ことで、炭素繊維の需要や用途の拡大に弾みがつきそうだ。
 炭素繊維を樹脂に浸して作る複合材料を航空機メーカーなどから回収し樹脂
を除去、粉状の再生炭素繊維として販売する。再生炭素繊維の販売は三井鉱山
に委託。専用施設を福岡県大牟田市に設ける方向で調整している。投資額は当
初4億円程度で初年度の生産は400tの見通し。
 3社は再生炭素繊維の販売でも連携する。高強度が必要な航空機向けには利
用できないが、電子機器の電磁波を遮るシールド材やセメントの補強材として
使えるとみている。共同出資での販売会社設立も検討する。
(日経5/4)


■ニッポン高度紙工業
 新社長に鎮西正一郎氏が内定

 ニッポン高度紙工業では、代表取締役社長に鎮西正一郎(ちんぜい・しょう
いちろう)氏(現取締役副社長)が新たに就任することを内定した。現代表取締
役社長の関 裕司氏は、代表取締役会長に就任する。なお、正式には6月開催予
定の同社定時株主総会および総会後開催予定の取締役会にて決定する。鎮西氏
の略歴は下記の通り。
<新代表者・略歴>
 鎮西 正一郎(ちんぜい・しょういちろう)、1948(昭和23)年12月12日生まれ、
高知県出身、静岡大学工学部卒、71年4月 三機工業入社、82年8月 ニッポン高
度紙工業入社、97(平成9)年4月 安芸製造部長、99年6月 取締役安芸工場長、
2004年3月 取締役製造副本部長、05年4月 取締役副社長就任(現任)
http://www.kodoshi.co.jp/0508-psd/190425-1.pdf
(4/25)


■日本バイリーン
 新社長に菅野光雄氏が内定

 日本バイリーンでは, 代表取締役社長に菅野光雄(かんの・みつお)氏(現常
務取締役)が新たに就任することを内定した。現代表取締役社長の田中 裕氏は、
代表取締役会長に就任する。なお、正式には6月下旬開催予定の同社定時株主
総会ならびに総会終了後開催の取締役会にて決定する。菅野氏の略歴は下記の
通り。
<新代表者・略歴>
 菅野光雄(かんの・みつお)、1946(昭和21)年5月14日生まれ、70年3月成蹊
大学経済学部卒業、同年4月 日本バイリーン入社、99(平成11)年10月 第二事
業部空調資材本部長、2000年7月 理事 第二事業部空調資材本部長、同年10月
理事 第二事業部長、01年6月 取締役 第二事業部長、04年6月 取締役 第一事
業部長、05年6月 常務取締役 第一事業部長
http://www.vilene.co.jp/news/list/n512.htm
(4/26)


■トヨタ紡織
 新副社長に野口氏、小野氏、鳥居氏の3氏が内定

 トヨタ紡織では、代表取締役副社長に野口満之(のぐち・みつゆき)氏、小野
博祥(おの・ひろよし)氏、鳥居立雄(とりい・りつお)氏の3氏が新たに就
任することを内定した。現代表取締役副社長の土肥義彦氏は退任する。なお、
正式には6月21日開催予定の同社定時株主総会および終了後の取締役会におい
て決定する。3氏の略歴はそれぞれ以下の通り。
 <新任代表取締役・略歴>
 野口満之(のぐち・みつゆき);1946(昭和21) 年11月10日生まれ、71年 4月
トヨタ自動車工業入社、2001(平成13)年6月 アラコ取締役、02年6月 同社常務
取締役、04年10月 トヨタ紡織常務取締役、05年6月 同社専務取締役
 小野博祥(おの・ひろよし);1946(昭和21)年5月25日生まれ、70年4月トヨ
タ自動車工業入社、2002(平成14)年6月 アラコ取締役、04年6月 同社常務取締
役、同年10月 トヨタ紡織常務取締役、06年6月 同社専務取締役
 鳥居立雄(とりい・りつお);1945(昭和20)年9月13日生まれ、69年4月 荒川
車体工業入社、99年(平成11)6月 アラコ取締役、2004年6月 同社常務取締役、
同年10 月 トヨタ紡織常務取締役、06年6月 同社専務取締役
http://www.toyota-boshoku.co.jp/jp/whatsnew/pdf/07042604.pdf
(4/26)


┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■日本化学繊維協会
 07年中国化繊産業の業況見通しを発表

 日本化学繊維協会は、中国化繊工業協会による07年中国化繊産業の業況見通
しを発表した。それによると、成長スピードはやや落ち着き、生産量は 2,230
万t、前年比でおよそ10%増となる見込み。輸入は110万t(約-15%)、輸出は引
き続き伸びて130万t(+25%)となる見通しだという。価格が上昇する中、コス
トは低下する見込みで、年間利益は75億元(約1,125億円)、13%増と引き続き
改善基調を続ける。
 昨年の中国の化繊工業は、石油価格の高止まり、人民元の切り上げ、貿易摩
擦の激化などのマイナス要因にも関わらず、05年の不調から急速に回復、同年
の化繊生産量は2,025.5万t、前年比12.9%増だった。生産、出荷ともに旺盛で、
輸出量も前年比47.7%増の大幅増を達成した。一方、輸入量は15.5%減と引き
続き減少している。年間利益は66.2億元、前年比41.6%増と大きく改善した。
化繊業界は調整期を徐々に脱出し、現在第9周期の安定上昇期に入ろうとして
いる。なお、主要品種別の見通しは以下の通り。
 (1) レーヨン;引き続き急成長。生産能力、生産量は引き続き急成長を続け
   る。輸出も引き続き伸び、年間輸出は20万tを超え、約30%増となる見
   通し。
 (2) ポリエステルF;新増設はスローダウン。市場は安定しながら成長。新
   増設は引き続き減速傾向を示す一方、立ち遅れた設備の淘汰がさらに進
   む。生産は約1,130万tの見込み。
 (3) ポリエステルS;投資過熱を懸念。原料関連では PTA価格の動向とポリ
   エステル生産への影響が注目される。ポリエステル生産は前年比10〜12
   %増で、うちステープルは約8%増の約630万tとなる見通し。
 (4) ナイロン;生産は大幅に拡大へ。06年に拡張された設備が次々と本格的
   生産を開始するため、2007年の生産は前年比20%超の105万t前後となる
   見通し。
 (5) アクリル:生産能力拡大、原料が不足。アクリロニトリル価格の上昇に
   より、アクリルの他素材への代替が進む。カーペットやフェイクファー
   ではポリエステルへの代替が予想される。
 (6) ポリプロピレン;基本的に横ばい。生産量は23万t前後の見通しで、前
   年からの大幅な変化は無い。価格は比較的高水準で横ばいを維持すると
   見込まれる。
 (7) 再生ポリエステルS;環境保護が大きく注目を集める。原料の使用済み
   PET ボトルは、原料輸入に対する監督管理がますます厳しくなるため、
   輸入価格は高値で推移する見通し。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-naig.html
(4/30)


■ADM・メタボリックス(米国)
 植物原料の新しい生分解性プラを08年から商業生産

 米農産物大手商社のアーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)と米
バイオ企業のメタボリックスは、両社の合弁企業であるテレスが商品化する、
植物などの再生可能資源を原料とする新しい生分解性プラスチック“ミレル”
を08年から商業生産する予定だと発表した。現在建設中の新工場はオハイオ州
クリントンに位置し、能力は年産1億1,000万ポンドとなる予定。
“ミレル”はトウモロコシから精製されるコーンシュガーを主な原料に、従来
の石油原料によるプラスチックを代替する自然プラスチックのブランド名。生
ゴミを堆肥に変えるコンポスト内での堆肥化が可能で、土中や海での生分解性
を持っている。主な用途は射出成形製品、紙のコーティング、各種シートやフ
ィルム類など。
(日刊工業4/25)


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■アカチャンホンポ
 天然成分の赤ちゃん用虫よけ剤を発売

 アカチャンホンポ(大阪市中央区)では天然成分 100%の赤ちゃん用虫よけ
シート“AH575虫イヤウェットティシュ”を発売した。
 赤ちゃんの露出した肌に塗って使用する。母親たちの意見を参考に、一般的
な虫よけ忌避成分「ディート」を使わず、ユーカリを精製した天然成分 100%
で無色・無臭の虫よけ剤「SF6092」を採用。さらに肌にやさしい低アルコール
で低刺激。万が一、赤ちゃんがなめても安心という。液を無駄なく塗れるよう
に新開発の不織布を使用して作ったウェットティッシュである。
 サイズは縦20×横14cm、10枚入2個パックで価格は480円。成分は水・アルコ
ール・ユーカリ精油成分・塩化ベンザルコニウム・パラベン。
http://shop.akachan.jp/shopping/goods30446_39026.html
(日経MJ 4/27)

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■日本繊維機械学会
 第60回年次大会を開催

 日本繊維機械学会では、5月31日と6月1日の2日間、大阪市西区の大阪科学技
術センターにおいて第60回年次大会を開催する。
 同大会では、A〜Dの4つの会場でそれぞれセッションが行われ、「テキスタ
イルの科学と工学」のテーマでは「エレクトロスピニング法を用いた医療用ナ
ノファイバーの製作技術」山下義裕氏ほか(滋賀県立大学)や、「産業と安全、
安心、生活環境保全」のテーマでは「保湿性を有する不織布/パルプ複合不織
布の開発(第2報)パルプの種類の影響」矢井田修氏(京都女子大学)、鈴木慎司
氏ほか(高知県立紙産業技術センター)などの発表が行われる。
 このほかセッションでは「繊維機械の化学と工学」「環境対応技術と繊維廃
材の有効利用」「繊維強化複合材料」などをテーマとする予定。また、繊維全
般にわたっての新製品や関連する製造方法、機械装置について紹介する“新製
品紹介セッション”、35歳未満の若手を対象とした“若手研究者セッション”、
時間的制約なしに発表者と意見交換のできる“ポスターセッション”には「学
術研究発表コーナー」と「新製品紹介コーナー」の2つを設ける。特別講演会
では、「繊維における文明と文化」西島康則氏(京都市産業技術研究所所長)が
行われる。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/tmsj/japan/pdf/60th-annual-con.pdf


■ 繊維学会
「国際ナノファイバーシンポジウム2007」開催

 繊維学会では、6月18〜19日の2日間、東京都目黒区の東京工業大学大岡山キ
ャンパスにおいて「国際ナノファイバーシンポジウム2007」を開催する(後援
予定;経済産業省、文部科学省、新エネルギー・産業技術総合開発機構〈NEDO〉
など)。同シンポジウムでは、国内の専門家を始め、欧米で指導的役割を果た
している各国第一線の専門家らを招聘して、その最前線の応用などを紹介する。
また、次世代の若手育成のため、関連の諸学会の協力によりポスタープレゼン
テーションを開催し、「未来志向のサイエンスに裏付けられたもの作り、ひと
作り」をメインとした国際会議を実施する。同シンポジウムの主な内容は以下
の通り。
<6月18日;次世代の基盤技術を構築するナノファイバー>
「ナノファイバーの電界紡糸:新技術、機能、そして応用」
 ドイツ マールブルグ大学 J.H.ヴェンドルフ教授、ほか
<同19日;次世代の基盤技術の拡がりを展開するナノファイバー>
「TEMPO触媒酸化によるセルロースナノファイバーの調製とその応用展開」
 磯貝 明氏(東京大院教授)、ほか
http://www008.upp.so-net.ne.jp/fiber/nano2007.html


■繊維学会
「繊維基礎講座−だれでも分かる繊維の製造から加工まで−」開催

 繊維学会では、7月5〜6日の2日間、静岡県三島市の東レ三島研修センターに
おいて、「繊維基礎講座−だれでも分かる繊維の製造から加工まで−」(定員;
100名)を開催する。同学会では毎年、繊維とは何か、繊維の製造、加工、縫製、
評価までを繊維基礎講座として企業の新入社員、学部学生、院生向けに開催し
ている。同講座では紡糸、紡績などの川上、織・編み・染色加工などの川中、
そして最終製品の川下に至るまで、その基礎と応用を理解できるよう企画され
ている。また、最新の繊維科学に関するトピックスも織り込み、大学や企業の
現場で繊維関連の教育に携わる人にも役立つ内容となっている。主な講義内容
は以下の通り。
<7月5日>
「繊維とは〜広がる世界(仮題)」白井汪芳氏(信州大)、「天然繊維」山田 稔
氏(東海染工)、「合成繊維」鈴木東義氏(帝人ファイバー)、ほか
<同6日>
「不織布」田中茂樹氏(東洋紡績)、「繊維の構造解析」櫻井伸一氏(京工繊大)、
「評価計測、感覚計測」諸岡晴美氏(富山大)、ほか
http://www008.upp.so-net.ne.jp/fiber/H19kiso.html


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