NONWOVENS REVIEW On-Line No.255
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2007. 7. 3☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

季刊誌ではフォローできない不織布に関する最新の情報を,本誌購読者および
クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■JAMA/乗用車生産が3ヵ月ぶりのプラスに―07年5月自動車生産・輸出実績
■興研/防毒マスク用吸収缶リサイクルシステムの運用を開始
■帝人エンジニアリング/水処理事業を本格展開へ
■レンゴー・ノンウーヴン・プロダクツ
 /合成繊維の量を抑えられる薄物タイプ不織布を製造
■白元/化粧用コットンの生産能力を増強
■トヨタ紡織/関東シート製作所に出資
■三洋化成工業/新しい土壌保水剤用高吸水性樹脂を開発
■東レ/カーペット用ナイロンを値上げ
■ユニチカ/スパンボンド不織布の値上げを発表
■東洋紡/不織布の値上げを発表
■P&G
 /【仕事と子育て】カウンセリングを導入し両立支援プログラムを強化
■ライオン
 /除菌・清潔キープ剤 “ルックきれいのミスト 玄関・くつ用”を新発売
■ダイキン工業
 /優れた撥水撥油性・風合いの繊維処理剤をダウコーニングと共同開発
■トヨタ紡織/人事異動を発表
■ホギメディカル/役員等の異動および組織変更を発表
■日本フエルト/組織変更および人事異動を発表
■化繊協会/会長に三菱レイヨン社長の鎌原正直氏を選出
■三井物産テキスタイル、帝人ファイバー
 /環境にやさしいスポーツテキスタイルの新シリーズ“PERTEXRECO”を展開
■阿波製紙
 /ベンチャー企業イベントに三木社長がパネラーとして参加
■サンゲツ
 /新規格商品と汎用床用塩ビタイルの見本帳を7月17日に発表
<海外ニュース>
■インビスタ/アジア太平洋地域におけるナイロン6事業取得を完了
 ほか
<製品開発>
■ユニ・チャーム
 /“ライフリー 吸水下着 スリムウェア(TM) おでかけパック”を新発売
■リンテック/FSC森林認証のカラークラフト紙を新発売
■エレコム/高性能素材EXGELRを使ったハンドレストなど2製品を新発売


┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■JAMA
 乗用車生産が3ヵ月ぶりのプラスに―07年5月自動車生産・輸出実績

 JAMA(日本自動車工業会)はこのほど07年 5月の自動車生産・輸出実績を発
表したが、それによると自動車生産は四輪車が 86万5,734台で前年同月の81万
4,646台に比べて5万1,088台・6.3%の増加となり、 3ヵ月ぶりに前年同月を上
回った。
 車種別では乗用車の生産が73万8,424台(前年同月比7.6%増)で 3ヵ月ぶり
のプラス、トラックが11万9,474台(同1.7%減)で 4ヵ月連続のマイナス、バ
スが7,836台(同17.8%増)で28ヵ月連続のプラスとなった。5月の国内需要は
37万8,800台で、前年同月比 6.3%の減少だった(うち乗用車30万7,078台で前
年同月比4.8%の減少、トラック7万824台で同12.1%の減少、バスは898台で同
11.4%の減少)。
 二輪車生産台数は12万4,641台で、前年同月の12万5,577台に比べ936台・0.7
%の減少となり、2カ月連続で前年同月を下回った。
 一方、輸出は四輪車が 48万2,793台で、前年同月の 45万9,259台に比べると
2万3,534台、5.1%の増加となり、22ヵ月連続で前年同月を上回った。車種別内
訳は、 乗用車が43万1,880台(うちKD車1万3,726台) 前年同月比 2万2,695台・
5.5%増、トラックが4万3,009台 (うちKD車1万6,597台) 同19台・0.0%減、バス
7,904台 (うちKD車 982台) 同858台・12.2%増だった。輸出金額は、車両分85
億9,951万ドル、部品分23億6,902万ドルの総額109億6,853万ドルとなり、前年
同月の99億6,411万ドルに比べると10億442万ドル、10.1%の増加となった。
 二輪車輸出台数は7万2,240台で、前年同月の8万1,183台に比べると8,943台、
11.0%の減少となり、4ヵ月ぶりに前年同月を下回った。
http://www.jama.or.jp/stats/product/20070628.html
http://www.jama.or.jp/stats/export/20070628.html
(6/28)


■興研
 防毒マスク用吸収缶リサイクルシステムの運用を開始

 興研では 7月より、防毒マスク用吸収缶リサイクルシステムの運用を開始す
る。
 これは同社が昨年10月より事業化をスタートさせた、防じんマスクの使用済
みフィルターのマテリアルリサイクルシステム「ミクロンフィルター・リサイ
クルシステム」の対象品目に、防毒マスクの交換用吸収缶(有害ガス吸着用の
カートリッジ)を加えたもの。このシステムでは、同社がリサイクル契約を結
んだ事業所から、使用済みの防毒マスク用吸収缶をリサイクル資材として買い
取った後、最新の処理技術である「熱分解ガス化溶融方式」によるマテリアル
リサイクルを外部委託し、資源やエネルギーとして再利用することで環境負荷
の低減を図る仕組み。
 同社の防毒マスク用吸収缶の吸着剤は活性炭(椰子殻100%)製で、缶体(容
器)は塩素化合物を含まないポリプロピレン製。金属部やガラス繊維部もない
ため精製効率も非常に高く、このリサイクルシステムに合致した製品と言える。
同社のリサイクルシステムを活用することで、防毒マスクの吸収缶は廃棄処分
ではなく「熱分解ガス化溶融方式」の技術で合成ガス精製し、「H2」「CO」な
どへと置換され再利用される。ただし、アスベスト作業やダイオキシン類など
の有害性の高い物質、 PCBなどの特別管理廃棄物に対して使用したものは対象
外となる。
http://www.koken-ltd.co.jp/release_recycling2.htm
(6/25)


■帝人エンジニアリング
 水処理事業を本格展開へ

 帝人エンジニアリングは水処理システム事業を本格展開する。同社はハイド
ロタルサイドを担持した樹脂を用いて、排水中から有害物質を除去するメンブ
レン技術を開発し、事業化に向けた準備に入っている。島根大学などと共同で
宍道湖などで高性能リン除去・回収装置の実証を前期から実施しており、年内
には完了する予定。リン規制強化に前向きな同県や瀬戸内海地方での受注獲得
を目指す。下水道事業団でも同社技術が検討されている。将来は中国や、地下
水にフッ素含有が多いとされるインドなどへのプラント輸出も検討していく方
針。外販事業の柱へ育成し、5年後には売上高数10億円規模を目指す。
(化学工業日報 6/27)


■レンゴー・ノンウーヴン・プロダクツ
 合成繊維の量を抑えられる薄物タイプ不織布を製造

 レンゴー・ノンウーヴン・プロダクツ(岡山県総社市)は、紙おむつ生地に
使う不織布の薄物タイプの製造を始める。細い合成繊維を絡み合わせられるラ
インを約 6億円かけて整備。高騰する合成繊維の使用量を抑えられ、製品の肌
触りは良くなるとして採用を働きかける。
 同社はレンゴーグループで唯一不織布生産を手掛け、月産約1,000t。市場シ
ェアは 3%強だが衛生用紙に強く紙おむつ各社へ製品を供給している。工場内
の5ラインのうち1ラインを従来より3割細い繊維を扱えるよう設備を更新する。
従来の繊維では薄物にすると繊維間の隙間が広くなり過ぎるが、細い繊維だと
きめ細かく埋められる。細い繊維自体は割高だが、製品 1m2当たりの合成繊維
使用量は従来の約6割の12g程度に減る。
 面積当たりの製品価格は同等から少し下がる程度に設定。製品の種類にもよ
るが、原料コスト減が可能だ。
 薄物は強度は下がるが柔らかで肌触りが良く、吸収体を覆う部分などで既存
タイプからの切り替えを見込んでいる。9月以降、まず月10〜20tで生産を始め
たい考え。
(日経産業 6/27)


■白元
 化粧用コットンの生産能力を増強

 白元が、需要が増大している化粧用コットンの生産能力を増強している。
 化粧用コットンは 100%子会社の大三で“めくるコットン”を製造している。
これは 4枚重ねのコットンで、顔をパッティングした後めくってばらばらにし
て、パックに利用できる。コットンや化粧水を無駄にしないことから需要が増
えている。大三では今年2月に高知工場に2号機を導入し生産能力を倍増、フル
稼働に入った。9月末には5枚重ねの新製品を発売する予定。
(化学工業日報 7/2)


■トヨタ紡織
 関東シート製作所に出資

 トヨタ紡織は関東シート製作所の株式の一部を、同社株を保有するタチエス
と個人株主から取得し、38.3%を出資する大株主になる。
 関東シートは05年11月よりトヨタ紡織と連携し体質強化を推進してきたが、
今回の株式取得によりトヨタ紡織の内装システムサプライヤー事業における協
力関係をいっそう強め、両社の更なる発展を目指す。関東シート製作所の株式
比率は07年3月31日現在、関東自動車工業 38.9%、セントラル自動車16.7%、
タチエス 3.9%、個人株主40.5%となっている。今回、トヨタ紡織はタチエス
と個人株主が所有する株式の一部にあたる9万1,880株を取得する。
http://www.toyota-boshoku.co.jp/jp/whatsnew/pdf/07062501.pdf
(6/25)


■三洋化成工業
 新しい土壌保水剤用高吸水性樹脂を開発

 三洋化成工業(本社:京都市東山区)では、新しい土壌保水剤用高吸水性樹
脂を開発し、“サンフレッシュGT-1”の商品名で販売を開始した。
 従来、SAP(高吸水性樹脂)はその保水機能を利用して、土に混ぜて植物の生
育促進などに使用されているが、一般的に SAPが吸水してできる水膨潤ゲルは
土壌中でゲル同士が隙間なく詰まってしまうため、植物の根が入り込む空間が
なくなるという問題があった。このため、従来品は土壌へ 0.1%以上混ぜるこ
とができず、十分な保水効果が得られなかった。
 新製品“サンフレッシュGT-1”では、植物の根が水膨潤ゲルの中に入り込み
やすくなるようSAPの組成を改良した。新製品は土と混ぜずに、水膨潤ゲル100
%のなかでも植物を生育することができる。また、自重の 400倍もの水を保持
することから、水の供給頻度や量を減らすことができる。園芸や植物苗の輸送
用資材、法面緑化などの用途で、12年度に10億円の売り上げを見込む。
http://www.sanyo-chemical.co.jp/press/pdf/pr_2007/jpn/k070627a.pdf
(6/27)


■東レ
 カーペット用ナイロンを値上げ

 東レは7月から、オフィスのカーペットや自動車用マットなどに使うBCF(連
続嵩高加工)ナイロンを値上げする。上げ幅は1kg50円(7〜10%)。原油高や
円安で原料のカプロラクタムなどが値上がりしているため。値上げは06年10月
以来。
(日経 6/29)


■ユニチカ
 スパンボンド不織布の値上げを発表

 ユニチカでは、スパンボンド不織布について 7月出荷分より値上げすること
を発表した。値上げ幅は、ポリエステルスパンボンド不織布とナイロンスパン
ボンド不織布がともに5%増、オレフィン系スパンボンド不織布(商品名“エル
ベス”)は5〜7%増となる。
 同社では今回の値上げの理由について、原油・ナフサ価格が驚異的な高騰を
続け、各種粗原料も全面的に価格が上昇していることに加え、エネルギーコス
ト、運送コスト、副資材等も引き続き大幅に上昇している。こうした状況のな
か、製造・販売一体となって種々のコストダウンを推進してきたが、かかるコ
スト上昇分は合理化努力等で吸収することが困難となったためとしている。
http://www.unitika.co.jp/news/news-data/high_polymer-00144.html
(6/28)


■東洋紡
 不織布の値上げを発表

 東洋紡では 8月出荷分よりポリエステル不織布を値上げする方針を決めた。
現行価格と対比してポリエステルスパンボンド不織布で 1kgあたり30円(5〜7
%)、衛生材料向けの不織布素材となる短繊維が1kgあたり20円(7〜10%)。
原料高を転嫁する。値上げは昨年9月以来。
 化学・合繊各社は6月から不織布の値上げを相次いで打ち出している。
(日経 7/3)


■P&G
 【仕事と子育て】カウンセリングを導入し両立支援プログラムを強化

 P&G では両立支援プログラムのさらなる強化を目指し、【仕事と子育て】カ
ウンセリングを7月から導入し、神戸本社から順次運用を開始する。
 同カウンセリングは、同社が NPO法人【仕事と子育て】カウンセリングセン
ターと共同で開発したもので、仕事と子育ての両立を考える女性社員とそのパ
ートナーや、産休・育休予定の女性社員とそのパートナーを対象としている。
これにより、産休・育休後の職場への復帰をスムーズにするとともに、仕事と
子育てを両立する女性が充実感をもっていきいきと生活できる、活力ある組織
づくりを目指す。
 【仕事と子育て】カウンセリングの内容は以下の通り。
(1) 社員が自分の価値観を再確認して仕事と子育ての両立について考える機会
  を提供
(2) 両立の方法や選択肢の理解を深めるための知識などを提供
(3) 社員が自分の人生観に基づく仕事と子育ての両立プランを選択できるよう
  に支援
(4) 選択したプラン実現のための準備ができるように、知識などを提供
(5) 両立によって起こりうるチャレンジに備えることができるように支援
http://jp.pg.com/news/2007_01/200706/20070626p01.htm
(6/26)


■ライオン
 除菌・清潔キープ剤 “ルックきれいのミスト 玄関・くつ用”を新発売

 ライオンでは、「銀イオン」の除菌バリア効果で雑菌の繁殖を防ぎ、玄関で
気になる「不快なニオイ」の発生を予防する除菌・清潔キープ剤“ルックきれ
いのミスト 玄関・くつ用”を8月1日から全国にて新発売する。
 同製品は、スプレーするだけで手軽に靴や下駄箱のなかや玄関マットなど玄
関まわりの雑菌を除菌し、玄関で気になる「不快なニオイ」の発生とカビの繁
殖を防いでくれる。主な特長は以下の通り。
(1) 玄関で気になるニオイの原因菌を「銀イオン」で除菌し、除菌バリア効果
  でニオイの発生を防ぐ
(2) 湿気の気になる下駄箱の中や傘たてなどにスプレーすればカビの発生も抑
  える
(3) 天然消臭成分ラベンダーエキス配合で、「足のニオイ」の原因でもあるイ
  ソ吉草酸を効果的に抑制する
(4) 靴や下駄箱の他、玄関マットやスリッパなど、こまめに洗えないものにも
  1本で幅広く使える
(5) フレッシュハーブの香り
http://www.lion.co.jp/cominfo/sectop/index10.htm
(6/26)


■ダイキン工業
 優れた撥水撥油性・風合いの繊維処理剤をダウコーニングと共同開発

 ダイキン工業では、フッ素とシリコーンを複合させた繊維処理剤“ユニダイ
ン(TM)TG-5521”をダウコーニング コーポレーションと共同開発し、ダイキン
工業が8月より全世界で本格販売を開始する。
 同製品はフッ素の「撥水撥油性に優れる」という特長と、シリコーンの「素
材の風合いを損なわない」という特長を両立させたハイブリッド化合物で、従
来品に比べて環境に優しい構造でありながら繊維処理剤に求められる機能であ
る「撥水撥油」と「風合い」を合わせ持った製品。ダイキン工業では、スポー
ツウエアなど合繊衣類の処理剤への販売を皮切りに綿製品の市場へと拡大を図
る考え。
(7/3)


■トヨタ紡織
 人事異動を発表

 トヨタ紡織はこのほど下記のような人事異動を行った。
○デンソーからの来向者(7月1日付)
 参与 フィルター・パワートレイン機器営業部部長 藤門治夫
○トヨタ自動車からの来向者(7月1日付)
 基幹職1級 情報システム部主査 小森和隆
○人事異動(6月27日付)
 嘱託 参与待遇 共和レザー(転籍) 鷲見等(経理部部長)
○人事異動(7月1日付)
 参与 トヨタ紡織滋賀(出向) 社長 堀悦郎(木曽川工場TB滋賀推進準備室
 室長)
 参与 技術管理部兼試作部部長・主査 蛭田秋芳(技術管理部兼試作部部長・
 主査)
 参与 品質保証部部長 赤瀬健二(品質保証部部長)
 基幹職1級 フィルター・パワートレイン機器営業部副部長 加藤 純(フィル
 ター・パワートレイン機器営業部部長)
 基幹職1級 トータル インテリアシステムズ アメリカ社長 原田広美(トー
 タル インテリアシステムズ アメリカ)
○人事異動(7月16日付)
 基幹職1級 トヨタ紡織オーストラリア社長 小川 哲郎(トヨタ紡織オースト
 ラリア)
http://www.toyota-boshoku.co.jp/jp/whatsnew/pdf/07062801.pdf
(6/28)


■ホギメディカル
 役員等の異動および組織変更を発表

 ホギメディカルでは 6月26日付で代表取締役の職位異動を行い、保木潤一氏
が代表取締役社長 最高経営責任者(CEO)に就任した(前・代表取締役社長 最
高執行責任者(COO))。 また、組織変更として営業組織での役割をより明確に
し、今後の市場環境に迅速に対応するために営業本部の組織解消を行った。
 そのほか、執行役員の異動は下記の通り。
 執行役員 第一営業部部長 佐々木勝雄(第一営業部部長)
 執行役員 第二営業部部長 松本直樹(第二営業部部長)
 執行役員 第三営業部部長 小林琢也(第三営業部部長)
http://www.hogy.co.jp/
(6/26)


■日本フエルト
 組織変更および人事異動を発表

 日本フエルトは 6月28日付で、組織変更及び人事異動を行った。このうち組
織変更については営業活動の迅速化および効率化を図ることを目的に国内営業
部門を3部制から2部制に変更し、営業第1部、営業第2部、営業第3部を営業第1
部、営業第2部に統合した。人事異動については下記の通り。
 営業第2部長 吉葉一哉(営業第3部長)
 研究開発第1部長 金子純一(研究開発第1部部長代理)
http://www.felt.co.jp/image/H19062501.pdf
(6/25)


■化繊協会
 会長に三菱レイヨン社長の鎌原正直氏を選出

 日本化学繊維協会は 2日、本委員会を開催し、新会長に三菱レイヨン社長の
鎌原正直氏を選出した。副会長には和久井康明クラレ社長、坂元龍三東洋紡社
長がそれぞれ就任した。
(日刊工業 7/2)


■三井物産テキスタイル、帝人ファイバー
 環境にやさしいスポーツテキスタイルの新シリーズ“PERTEXRECO”を展開

 三井物産テキスタイルでは、世界的に展開しているスポーツ衣料向けテキス
タイルブランド“PERTEXR”に帝人ファイバーのケミカルリサイクル繊維“ECO
CIRCLER FIBERS”を採用、環境にやさしい新シリーズ“PERTEXRECO”を展開す
る。
 08年秋冬向けより、主に欧州、北米、アジア、日本のアウトドアアパレルや
スポーツアパレルに向けて、三井物産テキスタイルと帝人ファイバーが共同プ
ロモーションを行う。ダウンジャケットやレインウェアなどを中心とした衣料、
シュラフ(寝袋)などの用途向けに、08年度で100万mの販売を計画している。
今後、さらに高機能なリサイクル繊維の採用を検討し、バリエーションを増や
していく予定。
 現在、三井物産テキスタイルが展開しているスポーツ衣料向けテキスタイル
ブランドのPERTEXRは、ナイロンを中心とした“PERTEXR Classic”、軽さを追
求した“PERTEXR Quantum”“PERTEXR Microlight”、 ポリウレタンをコーテ
ィングして耐水性を高めた“PERTEXR Endurance”、2層構造で優れた吸汗性の
ある“PERTEXR Equilibrium”の5シリーズで、今回の“PERTEXR ECO”は6番目
のラインナップとなる。
 一方、帝人ファイバーのPERTEXR ECO は、同社の展開する完全循環型リサイ
クルシステム「エコサークル(R)」 によって再生されたケミカルリサイクルポ
リエステル繊維ECOCIRCLERFIBERSを使用している。これは石油由来のものと同
じ純度の原料にまで戻す最先端のリサイクル技術を駆使して再生されるもので、
新品とまったく同一品質の繊維となる。ECOCIRCLERFIBERSを用いることで、リ
サイクル繊維でありながら PERTEXR本来の持ち味である薄さや柔らかさを損な
うことのない高品質な細い糸が実現でき、リサイクル繊維製の高機能なテキス
タイルとしての展開を可能にした。
http://www.teijin.co.jp/japanese/news/index.html
(6/28)


■阿波製紙
 ベンチャー企業イベントに三木社長がパネラーとして参加

 ベンチャー起業家が証券アナリストやファンドマネージャー、プレス関係者
に対し事業内容と業界展望を直接紹介する「第14回ベンチャー・プライベート
・カンファレンスin 慶應義塾大学」(主催;慶應義塾大学知的資産センター、
ほか)が慶應義塾大学の三田キャンパスにおいて7月2、3の両日開催された。
 今回は「ベンチャー復権〜経営の原点に立ち返る〜」をテーマに、恒例のベ
ンチャー企業経営者によるプレゼンテーションやゲストらによるパネルディス
カッションが行われた。開催初日の 2日に催された「独立自尊と経営イノベー
ション」をテーマとしたパネルディスカッションでは、阿波製紙・代表取締役
の三木康弘氏がパネラーとして参加、ほかの参加者との意見交換を行った。
http://www.awapaper.co.jp/company/news83.html
(6/26)


■サンゲツ
 新規格商品と汎用床用塩ビタイルの見本帳を7月17日に発表

 サンゲツは、独創的な R面取り加工で仕上り目地が美しいラウンドエッジや
汎用性の高い 3mm厚のコンポジションタイルなどを収録したフロアタイルの新
見本帳“フロアタイル 2007-2009”を 7月17日に発行し、同時に収録商品を全
国一斉に発売する。また、インテリジェンスビルやオフィスの二重床に施工可
能な置き敷き帯電防止フロアタイル“フロアタイルOT Vol.2”を同時発売する。
 大型ショッピングモールの新設や既存店舗のリニューアルにより、意匠性が
高くコストパフォーマンスに優れる塩ビフロアタイルの需要が増加している。
こうした状況のなか、店舗空間の印象を決定付けるフロアデザインの重要性は
ますます高まっており、また、環境負荷低減の必要性も同時に高まっている。
こうしたニーズに応えるため、創造性に富む新デザイン、新規格の商品を数多
く開発。馬張りして個性的で迫力のあるフロアデザインが実現できる457.2mm
×914.4mm の大判長方形タイプのラスティセラミックをはじめ、4辺をR面取り
加工したセラミック調のラウンドエッジなど従来品では表現できなかった新提
案商品を収録した。また、置き敷き帯電防止フロアタイルOTは全点グリーン購
入法適応品とし、新開発のデザインコルク(300mm×600mm)は特殊セラミ
ックコートによる抜群の耐摩耗性と高い意匠性を併せ持ち環境にもやさしい天
然素材を使用した床材である。
(7/2)


┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■テクテキスタイル2007
 出展社・来場者ともに過去最多を記録

 産業用繊維・不織布専門国際見本市の「テクテキスタイル」と、先進アパレ
ル素材に特化した見本市「アバンテックス」が6月12〜14日の3日間、ドイツ・
フランクフルト国際見本市で開催されたが、合わせて80ヵ国・地域から過去最
高となる2万2,876人の来場者を記録。うちドイツ国外からの来場者は54%に達
し、とくにヨーロッパ、北米、アジアからの訪問が目立った。日本からの来場
者は 296人を数え、これはヨーロッパ域外の来場者1位の米国に次ぐ第2位だっ
た。期間中はシンポジウムも併催され、120のセミナーと専門講義が行われた。
 テクテキスタイルは2年に一度開催されており、12回目となる今回は1,086社
が出展。日本からはアキレス、旭化成せんい、K.I.C、クラレ、島精機製作所、
鈴寅、帝人ファイバー、東洋紡の8企業が出展した。
 他方、アバンテックスは革新的なアパレル・テキスタイルの国際フォーラム
として今回で 4回目の開催となり、33社の出展者ブースには産業界、ファッシ
ョン業界、デザイン業界などの専門化が多数来場した。
 メッセ・フランクフルト取締役のデトレフ・ブラウン氏は、最多の出展者数
および来場者数記録を更新した今回の見本市について「 2年前の開催時と比較
して出展者が増加するとともに来場者も 7%増を記録。同見本市史上最大規模
での開催となり、出展者、来場者ともに質も高く、素晴らしい開催となった」
と総括している。


■インビスタ
 アジア太平洋地域におけるナイロン6事業取得を完了

 インビスタは、ハネウェル社のアジア太平洋地域におけるナイロン6BCF(嵩
高長繊維)事業の資産取得を完了したと発表した。この資産にはハネウェルの
中国上海工場が含まれる。この取引は中国国内の完全な外国資本企業であるイ
ンビスタ合成繊維有限公司を通じて行われた。取引金額は未発表。
 同社はナイロン6BCFの生産・販売をアジア太平洋地域における事業に組み入
れる予定で、これにより地域内の業務用、住宅用、車輌用カーペット分野など
の顧客に対し、同社の差別化されたブランド品、およびノーブランドのナイロ
ンBCFからなる包括的な製品ポートフォリオが提供されることになる。
 同社では、中国やそのほかのアジア太平洋地域、さらには世界中からの需要
拡大に応えるべく、今後もより多くの機会を検討する考え。同社は現在、シン
ガポール、台湾、中国をはじめとしてアジア太平洋地域に12ヵ所の製造施設を
所有・運営し、さまざまな製品を生産しており、特に“アントロン”ブランド
はアジア太平洋地域で日本、中国、タイ、韓国、オーストラリア、ニュージー
ランドの大手企業が製造する高機能業務用カーペットの代表的な存在になって
いる。また、オーストラリアとニュージーランドでは、“ステインマスター”
ブランドを通じて、住宅向け市場で大きなシェアを確保している。
(7/2)

■コヴィディエン社(米国)
 過去3年で収益が大きく減少

■ライフェンハウザー社(米国・ブラジル・中国)
 今後2年で4ラインが各地で稼働開始

■ソルベント・プロダクツ社(米国)
 ラベルメーカー、ブレイディ社が、世界大手のソルベントメーカー、ソルベ
 ント・プロダクツ社を買収し、 MRO(メンテナンス・リペア・オペレーショ
 ン)市場向け製品ラインナップを強化

■GEプラスチックス社(米国)
 マサチューセッツ州ポリマー加工開発センターにヒルズ社のスパンボンドラ
 インを設置し、「ウルテム」ポリエーテルイミド樹脂などの評価に使用

■ジョンズ・マンヴィル社(ドイツ・米国)
 ドイツと米国の「マイクロ‐エア」フィルターメディアの生産能力を増強

■レンテックス社(ポーランド)
 ノヴィタ社を買収して、国内最大の不織布メーカーを設立へ

■サヴァーレ・スペシャルティ・アドヒーシブス社(米国)
 イタリアのサヴァーレ社と米国のエヴァンス・アドヒーシブ社が、ホットメ
 ルト感圧接着剤の合弁企業を設立し、製品を出荷開始

┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ユニ・チャーム
 “ライフリー 吸水下着 スリムウェア(TM) おでかけパック”を新発売

 ユニ・チャームは、元気な高齢者向けの尿モレ対処品 “ライフリー 吸水下
着 スリムウェア”から、旅行などの外出時に気軽に試せる2枚入りパック“ラ
イフリー 吸水下着 スリムウェア おでかけパック”を8月2日より全国で新発
売する。
 同製品は、新開発の伸縮する不織布・「超うすストレッチ素材」が体にフィ
ットし、尿ケア専用「スリム吸収体」が尿をしっかり吸収、さらにパンツ型オ
ムツ特有の腰回りのシャーリングや足繰り部分の巾着形状をなくしたこだわり
設計で、下着のような“はき心地”を実現した。とくに男性用には、トイレで
いつもの下着と同じように排尿できる、前あき機能を付けている。
 同社では、尿モレを男女とも誰にでも起こる生理現象の一つとして捉え、恥
ずかしがることなく前向きに対処できるよう、下着感覚の“はき心地”を追求
した同製品を開発。生活科学研究所と神戸大学発達科学部との共同研究により、
パンツ型オムツの“はき心地”を科学的に検証し、“三角ゾーン”と呼ばれる
お尻の接触する部分の伸縮性がもっともも重要であることを解明し製品化した
もの。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(6/28)


■リンテック
 FSC森林認証のカラークラフト紙を新発売

 リンテックは、カラークラフト紙のFSC森林認証(CoC認証)品を新たにライン
ナップし、6月20日から本格販売を開始した。
 同社の特殊紙としては初の森林認証品となる今回は、封筒用紙をはじめ、さ
まざまな用途で使われている同社カラークラフト紙の主力製品“コニーラップ”
から7色、“ハーフトーンカラー”から8色を揃え、色は人気の高い柔らかな色
調を中心にセレクトした。ともに古紙パルプ40%以上に加え、グリーンパルプR
(FSC認証パルプを含む)を使用している。便せん、書籍見返し・本文、ペーパ
ーバッグなどの用途でも幅広く利用できる。販売目標は600t/年。
 同社は製紙業界のなかでも特殊紙の分野において要求される、ハイレベルな
製品性能や品質をクリアしつつ、「地球環境への負荷を低減し、豊かな緑を未
来へ残す」ことを目指した製品設計を行っていくため、今年 6月に購入パルプ
の配合バランスに関する基本コンセプトを策定した。森林資源の適切な管理を
目的とした、森林認証制度に基づく認証パルプ使用への取り組みとしては、す
でに紙関連の生産拠点で昨年 8月にPEFC認証を取得。11月には紙関連・粘着関
連の各生産拠点および関連部署を対象に FSC認証を取得し、特殊紙、剥離紙、
粘着紙のそれぞれについて、森林認証品の発売準備を進めてきた。
http://www.lintec.co.jp/news/2007/070627_a/
(6/27)


■エレコム
 高性能素材EXGELRを使ったハンドレストなど2製品を新発売

 エレコムでは、内部素材に高性能素材「EXGELR(エクスジェル)」、表面に
上質な合成皮革を使用したハンドレスト“MOH-014シリーズ” と、ハンドレス
ト一体型のマウスパッド“MP-101シリーズ” を7月上旬より新発売する。カラ
ーは、ともにライトブルー、ライトグレー、ホワイトの 3種。「EXGELR」の感
触がもたらす「ぷにぷに効果」で手首の疲れを抑えるとともに、パソコン操作
時の「癒しグッズ」としても活用できる。
 両シリーズ共通の商品特長は以下の通り。
(1) 赤ちゃんの「ほっぺ」のように「ぷにぷに」した柔らかさがあり、手首を
  乗せると心地よい感触が伝わるハンドレスト
(2) 内部素材には、医療や福祉、レースカー用品などの分野で実績をもつ国産
  の高性能素材「EXGELR(エクスジェル)」を使用
(3) 「EXGELR」は低反発ウレタンほど手首が沈み込まず、荷重を広く分散させ
  るため動きに対する自由度が高く、快適なキー入力やマウス操作が可能
(4) 「EXGELR」があらゆる方向に緩やかに追随し、手首の微妙な動きを妨げず、
  長時間の作業による手首への負担を軽減
(5) 表面素材には肌触りがよく、汚れにくい上質な合成皮革を採用
(6) 表面は汚れても水や洗剤、アルコールなどで拭き取り可能で、いつまでも
  キレイなまま使用できる
(7) 裏面はデスクなどにぴったりと吸着し、滑ることなく快適な作業が可能
http://www.elecom.co.jp/news/200706/moh-014/index.html
(6/26)

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■特種東海HD、日清紡/特殊紙・家庭紙分野で業務提携および資本提携
■日本化学繊維協会/欧州化繊産業調査を発表
■三洋電機/300億円を投じリチウムイオン電池を増産
■帝人ファイバー/新開発の高性能耐久制電素材を販売開始
■クラレクラフレックス/乾式不織布・メルトブローン不織布の原反・製品を
 20%値上げ
■サンダイヤポリマー/高吸水性樹脂(SAP)を値上げ
■日本化学繊維協会
 /ミル消費量が初めて前年実績を上回る―06年度化学繊維ミル消費量調査
 結果を発表
■富士経済/トイレタリー用品3分野31品目の調査を実施
■東海オールセット・鈴鹿高専/天然素材の抗菌加工が高専の制服に採用
■大阪大学/有機化合物を利用した光触媒を開発
■阪和興業/焼却処理に適した新しい樹脂補強繊維を発売
■クラレプラスチックス/太陽熱を遮断するシートを開発
■日衛連/高原慶一郎氏が名誉会長に正式就任
■日本バイリーン/役員人事を正式発表
■訃報/不織布協会の前支部長・日向明氏が逝去
■TOKYO FIBER '07/パリ展が大反響のうちに閉幕
■阿波製紙/三木社長がタナベ・ソリューションフォーラムにて講演

<海外ニュース>
■トヨタ紡織/タイ関連会社の孫会社化でアセアン地域の生産体制を強化
■トヨタ紡織、三井物産オートモーティブ
 /トヨタ紡織トルコが第2工場の開所式を実施

<製品開発>
■王子ネピア
 /パッケージにアンパンマンを採用した
 “nepia GENKI ! さらさらおしりふき BOX80枚”
■フランスベッド/業界初、完全再資源化を実現したマットレスとボトム

<催 事>
■機能紙研究会/第46回研究発表講演会を11月15日高松で開催
■繊維学会/07年度第38回繊維学会夏季セミナーを9月5〜7日に開催
■伝統みらい研究センター/07年第2回講演会を7月27日に開催

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■特種東海HD、日清紡
 特殊紙・家庭紙分野で業務提携および資本提携

 特種東海ホールディングス(以下、特種東海HD)、子会社である特種製紙お
よび東海パルプと日清紡績(以下、日清紡)は 7月10日、特殊紙・家庭紙分野
における業務提携の検討開始と資本提携に関し合意したと発表した。
 資本提携は次のように行われる予定。@まず特種製紙が 7月11日以降、市場
内の取引により日清紡株式を50万株(発行済み株式総数の 0.2%)取得。
A日清紡は7月19日付けで特種製紙の保有する特種東海HD株式を520万株(発行
済み株式総数の3.1%)取得。
 特種東海HDでは今回の提携の趣旨を以下のように述べている。
「特種東海HDは産業用紙・特殊紙・家庭紙を 3本の柱とし、ユニークで存在感
のある企業集団を目指しているが、最近の製紙業界を取り巻く環境は、国内市
場の成熟化や企業努力をはるかにこえる原燃料の高騰など、きわめて厳しいも
のがある。こうした変化に対応しながら、ユーザーのニーズに応え安定供給に
努め、かつ絶えず成長し続けるため、静岡県に基盤をもつ特種東海HDとその子
会社の特種製紙および東海パルプは、同じく静岡県に特殊紙工場・家庭紙工場
をもつ日清紡と、お互いの技術力を活かした新商品開発や生産の最適化を目指
し、事業提携の検討を開始することに合意した。またこの事業提携を推進する
ため、資本提携を実施することに合意した」
(7/10)


■日本化学繊維協会
 欧州化繊産業調査を発表

 日本化学繊維協会の欧州化繊産業WGはこのほど「欧州化繊産業調査」をまと
めた。
 それによると、欧州繊維産業は日本の繊維産業と同様、低賃金国からの輸入
の増大によりきわめて厳しい状態にあり、生産・企業数・従業員数ともに減少
を続けている。しかし98年を 100とした05年の紡織工業の生産指数を見ると、
EU15では77で、日本の65に比べ減少のスピードは穏やかなことがわかった。
 レポートでは「欧州の繊維産業政策」「欧州繊維産業の研究開発動向」「欧
州の環境政策と化繊産業への影響」などの項目を設けて解説し、さらに日欧繊
維産業の共通点として@長期低落傾向の継続、A最終用途において非衣料用途
の割合が一貫して上昇、の 2点を挙げている。レポートの最後には、「高付加
価値品が企業利益の主体となっている日本の化繊メーカーは、欧州との連携の
構築を積極的に進めるべき」と結論づけている。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news/press_release/chousa/2006Europe(Youyaku).pdf
(7/2)


■三洋電機
 300億円を投じリチウムイオン電池を増産

 三洋電機は07年度に 300億円を投じ、リチウムイオン電池を15%増産する。
 ノート用パソコン向けなどに需要が急拡大していることに対応し、徳島・南
淡の2工場の生産ラインを増強、月産7,000万個体制にするもの。08年度には大
阪府貝塚市の充電池製造子会社の敷地内に新工場も建設する。同社は経営再建
を支えるリチウム電池などの充電池事業に重点投資して収益改善を急ぐ。
(日経 7/4)


■帝人ファイバー
 新開発の高性能耐久制電素材を販売開始

 帝人ファイバーは高性能耐久制電ポリエステル素材“ビーウェル(R)” を開
発、このたび販売を開始した。
 従来、ポリエステル素材は疎水性であることから静電気を帯びやすいが、よ
り良い着用快適性を得るため制電性付与に対する高いニーズがあった。このた
め導電性繊維を使用したり、後加工によって対策が図られていたものの、さま
ざまな問題が生じていた。今回同社が開発した素材は繊維の芯部に制電性ポリ
マー、鞘部にレギュラーポリエステルポリマーを配したコンジュゲート繊維で、
通常のポリエステル繊維同様に取り扱いやすく、製織・製編や加工の際に制約
がない。独自の制電剤をポリエステルポリマーにナノオーダーで均一に分散さ
せて、従来品に比べ高い耐久制電性をもたせてある。一般にコンジュゲート糸
では繊維径を細くすることが困難だったが、同素材は独自の紡糸技術によって
極細化を実現し、生地にした際のソフトな風合いや嵩高性、高密度織編物での
優れた撥水性など、高機能性や着用快適性を実現させた。さらに特殊糸加工を
施し、かつ独自の織編物構造体や耐久撥水加工、起毛加工などの後加工と組み
合わせることで、あらゆる着用シーンに対応する商品展開が可能になった。
 同社では今後、スポーツ、裏地、インナー、ユニフォーム、ファッションな
どのあらゆるポリエステル衣料用途に対し積極的な販売を展開する考え。すで
に4件の特許を出願済みで、初年度売上は 2万反・約6億円、3年後には6万反・
約18億円の売上を目指す。
http://www.teijin.co.jp/japanese/news/index.html
(7/2)


■クラレクラフレックス
 乾式不織布・メルトブローン不織布の原反・製品を20%値上げ

 クラレクラフレックスは乾式不織布・メルトブローン不織布“クラフレック
ス”の原反・製品価格を、 7月中旬出荷分より一律20%値上げする。対象製品
は、@家庭用製品向け原反全般(衛生材料・ウエットティシュなど)、A業務
用製品全般(カウンタークロスなどふきん類)、B産業用製品および原反全般
の3分野。
 今回の価格改訂の理由について同社は、昨今の原油・ナフサ価格の高騰を背
景とした原燃料価格の上昇は自助努力によるコスト削減の範囲を大幅に超える
ものであり、今後とも安定供給を維持するためには採算の改善が急務であると
の結論に至った、としている。
http://www.kuraray.co.jp/release/2007/070705.html
(7/5)


■サンダイヤポリマー
 高吸水性樹脂(SAP)を値上げ

 サンダイヤポリマーは高吸水性樹脂(SAP)を7月21日出荷分から値上げする
と発表した。値上げ幅は1kg当たり15円で、ユーザーとの交渉を開始する予定。
 ナフサ高騰の影響を受け、SAP の原料であるアクリル酸の価格が上昇してい
るのに加え、副資材やアップにより同社事業の採算が悪化しているという。こ
れまで各種合理化やコスト削減の努力を続けてきたが、自助努力だけでは採算
改善が困難と判断した。
(化学工業日報 7/13)


■日本化学繊維協会
 ミル消費量が初めて前年実績を上回る―06年度化学繊維ミル消費量調査結果
 を発表

 日本化学繊維協会の調査委員会市場調査分科会は、06年度化学繊維ミル消費
量調査の結果をまとめた。同調査は00年度実績から調査を開始、今回で7回目。
 それによると、06年度ミル消費量は 96.7万t(前年比 0.5%増)と00年度に
調査を開始して以来初めて前年実績を上回った。国産品は 72.8 万t(前年比
1.6%減)、輸入品は 24.0 万t(同7.5t増)で、輸入比率は国産品の減少、輸
入品の増加により24.8%に拡大した。用途別では衣料用が微減、家庭・インテ
リア用(家・イ用)も微減、産業資材用が増加となり、衣料用:家・イ用:産
資用の割合は26 : 41 : 33となった。国産・輸入品別では衣料用は国産品・輸
入品ともに微減、家・イ用は国産品減少・輸入品は大きく増加、産資用は国産
品微増・輸入品は増加した。輸入比率は衣料用 25%(05年24%)、家・イ用
32%(同29%)、産資用 16%(同16%)と、家・イ用が3ポイント上昇。素材
別ではナイロンFは微増、ポリエステルF、ポリエステルS、長繊維不織布が増
加し、セルロースFは横ばい、アクリルS、ポリプロピレンS、セルロースSは減
少した。
 品種別での国産品・輸入品別動向は斑模様だった。前年比増減率で見ると、
ナイロンFは国産品・輸入品とも微増。ポリエステルFは国産品減少・輸入品は
増加した。ポリエステルSは国産品減少・輸入品は大きく増加した。アクリルS
も国産品減少・輸入品は大きく増加、ポリプロピレンS は国産品微減・輸入品
は大きく減少した。長繊維不織布は国産品・輸入品ともに増加、セルロースF
は国産品増加・輸入品微減。セルロースSは国産品減少・ 輸入品は横ばいだっ
た。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news/press_release/shouhi/shouhi2007.pdf
(7/2)


■富士経済
 トイレタリー用品3分野31品目の調査を実施

 富士経済はこのほど「衣料」「スキンケア」「ハウスホールド」の 3分野31
品目について調査を行い、その結果を「トイレタリーグッヅマーケティング要
覧2007 1」としてまとめた。
 それによると、この分野では“ニオイ”“香り”が注目され、防臭や消臭、
香りを付加した衣料用やヘアケア、台所用の商品が増加。注目市場としては、
「合成洗剤」(06年1,500億円、07年見込1,505億円、前年比100.3%)、「柔軟
仕上剤」(536億円、554億円、103.4%)、「衣料用消臭スプレー」(176億円、
188億円、106.8%)、「汗拭きシート」(80億円、90億円、112.5%)、「室内
用芳香剤・消臭剤」(265億円、275億円、103.8%)の5アイテムを挙げている。
 同レポートでは調査結果の全体像として、「衣料分野では市場の50%近くを
占める合成洗剤が長期縮小傾向にあったが、06年に4年ぶりに前年を上回った。
柔軟仕上剤、衣料用消臭スプレー市場は成長を続けており、漂白剤や衣料用防
虫剤など他の品目の落ち込みをカバーし、全体でも99年以来 7年ぶりに前年を
上回った。スキンケア分野は汗拭きシート、制汗剤の需要増や替刃、ディスポ
ーザブルカミソリの高機能化による拡大などによって、全体の市場も04年以降
2%前後の成長を続けている。ハウスホールド分野は住居用クリーナー、家庭
用ワックス、ディスポーザブルクリーナー、洗濯槽クリーナー市場が縮小して
いるものの、室内用芳香・消臭剤、ディスポーザブルモップ市場が04年以降拡
大しており、全体でも05年以降拡大に転じている」とまとめている。
http://www.group.fuji-keizai.co.jp/press/pdf/070706_07052.pdf
(7/6)


■東海オールセット・鈴鹿高専
 天然素材の抗菌加工が高専の制服に採用

 鈴鹿工業高等専門学校は産学連携による研究成果の抗菌制服を、08年の全新
入生を対象に導入する。同校の生貝初教授が開発した技術により、シャクヤク
の花から抽出した抗菌物質「ガロイルグルコース」を利用した。今後、産学連
携に参加した繊維加工業の東海オールセットと共同で、全国の高専へ売り込む
ほか、衣料やタオルなどの製品への利用を検討する。
(日刊工業 7/5)


■大阪大学
 有機化合物を利用した光触媒を開発

 大阪大学の長井圭治助教授らは有機物でできた光触媒を開発した。
 これは原料に塗料などに利用されているフタロシアニンとペリレンという有
機化合物を使い、二重に重ねてつくったもので、常温では粉末状のため、有機
溶剤に溶かすだけでガラスや鏡に塗布できる。
 現在主流の酸化チタン製と異なり、フィルムやコーティング材がなくても使
用できるうえ、紫外線から可視光、赤外線まで幅広い波長の光に反応し、室内
や冬場の屋外など強い太陽光のない場所でも汚れ除去や汚水処理に使えるとい
う。企業へ技術移転する形で、1年後をメドに実用化する。
(日経産業 7/6)


■阪和興業
 焼却処理に適した新しい樹脂補強繊維を発売

 阪和興業は樹脂などに補強剤として混ぜて使う、耐熱性に優れる繊維を発売
した。この“マグアルティマ”は、日本板硝子や太平洋セメントなどが出資す
るマグ(東京都中央区)が、仏サンゴバンからのライセンス供与で生産する。
複数の天然鉱石を1,200〜1,300℃で溶かし、綿菓子のように回転させて遠心力
で細い糸状に伸ばす。長さは直径4〜8μm で、ガラス繊維よりもアルミナやカ
ルシウム、鉄分が多く、溶けにくく人体の内に入っても安全である。
  FRPで一般的に使われるガラス繊維は700〜800℃で溶けるが、この繊維は約
1,000℃で細かな結晶状になり溶解しない。自動車や家電の部品に使えば、焼
却処分の際に焼却炉の壁面に付着して炉を傷めることが少ないという。
(日経産業 7/6)


■クラレプラスチックス
 太陽熱を遮断するシートを開発

 クラレ子会社のクラレプラスチックスは、太陽熱を遮断するターポリン(防
水布)を開発した。特殊なセラミックスを練り込んだフィルムでポリエステル
織物を挟む構造になっており、表面のフィルム部分が近赤外線を反射して熱を
遮る。同社の従来品と比べ、温度上昇を5℃程度低減できるという。
 簡易テントや室内ブラインドなどの素材として拡販し、初年度に 5,000万円
の販売額を見込む。今月初めから出荷しており、小売価格は半透明タイプでは
1mあたり1,000〜1,200円、ホワイト不透明タイプで同2,000〜2,500円となる見
通し。
(日経産業 7/9)


■日衛連
 高原慶一郎氏が名誉会長に正式就任

 日本衛生材料工業連合会では前会長の高原慶一郎氏(ユニ・チャーム会長)
が7月2日付で名誉会長に正式就任した。 6月21日開催の総会において名誉会長
職新設のための定款変更を決議し、厚生労働省に定款変更を申請していたもの
が認可された。
(7/4)


■日本バイリーン
 役員人事を正式発表

 日本バイリーンでは 6月28日付で菅野光雄氏が新社長に、前社長の田中裕氏
が会長に正式就任した。そのほかの新任役員は以下の通り。
 ・専務取締役(CSR担当 内部統制管理室 総務人部・資財購買部担当)
  M田和夫
 ・取締役(滋賀工場・東京工場・生産管理部担当 東京工場長委嘱)
  森岡茂男
 ・取締役(経営財務部・業務管理部担当 経営財務部長委嘱)
  安保敬二
(6/28)


■訃報
 不織布協会の前支部長・日向明氏が逝去

 日本不織布協会の前支部長(大阪)・日向明氏はかねてから療養中だったが、
7月4日に逝去。通夜(5日)および告別式(6日)が滋賀県草津市の草津シティ
ホールにてしめかに執り行われた。喪主は故人の妻で日向信子氏。
(7/4)


■TOKYO FIBER '07
 パリ展が大反響のうちに閉幕

 生地総合見本市「JAPAN CREATION」の応援企画展で、日本繊維産業の魅力訴
求を目的として今年4月、東京・表参道において開催された「TOKYO FIBER '07
―SENSEWARE」の巡回展が6月26〜28日の3日間、パリのPALAIS DE TOKYO(パレ
・ド・トーキョー)にて開催された。当初の予想をはるかに超える述べ 4,000
人の来場者数を記録し、仏メディアからも高い関心を集めた同展示会は、日本
の繊維の可能性を大いにアピールする結果となった。
 25日のオープニングレセプションには、エルメス、ニナリッチ、イッセイ・
ミヤケなどの有名ファッションメゾンをはじめ、仏各種協会や見本市オーガナ
イザー、さらにトヨタ、ルノーといった大手企業など多彩な顔ぶれが集合した。
展示会期間中の3日間には3,000人以上が会場を訪れ、熱心に解説パネルを読み
こみ係員に質問する人や、スワッチ(生地の小見本)を自分の感触で確かめて
ミニスワッチを持ち帰る人、なかには感動のあまり作品の前で泣き出す人や踊
りだす人まで現れ、会場は東京展とはまた異なる熱い盛り上がりを見せた。


■阿波製紙
 三木社長がタナベ・ソリューションフォーラムにて講演

 従来品質を否定し超越して成功した企業経営者を講師に招くタナベ・ソリュ
ーションフォーラム「超質の経営−クオリティ改革を勝ち抜くシステムづくり
・人づくり−」(主催;タナベ経営)が 7月24、25の両日、京都市左京区の国
立京都国際会館にて開催される。
 同フォーラム 2日目の25日には阿波製紙社長・三木康弘氏が「製造技術と素
材の開発によりマーケットのニーズを充たす阿波製紙の経営戦略」をタイトル
に講演を行う。同氏のほかにゲスト講師として、ザ・リッツ・カールトン・ホ
テル・カンパニー日本支社長 高野登氏、タニタ社長・谷田大輔氏、三島食品
社長・三島豊氏などが予定されている。
http://www.awapaper.co.jp/company/news84.html
(7/6)

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■トヨタ紡織
 タイ関連会社の孫会社化でアセアン地域の生産体制を強化

 トヨタ紡織はアセアン地域における生産体制の強化を目的に、タイの関連会
社で自動車用内装品を生産するタイオートモーティブシーティングアンドイン
テリア(TASI)の全株式を取得、出資比率を50%から100%に引き上げる。
 TASI は日本発条(ニッパツ)とトヨタ紡織の合弁会社で、自動車用シート、
ドアトリムなどの内装品を生産している。今回の株式取得は同社のアセアン統
括会社であるトヨタ紡織アジア(TBAS)が、ニッパツ所有のTASI全株式を取得
することで子会社化するもの。これにより、同社はタイを中心としたアセアン
地域での開発・生産体制が強化され、またトヨタ紡織グループが世界各地域で
展開する自動車用内装システムサプライヤーとしての体制の構築が一段と進む
見通し。
 なお、株式取得にともない、TASIは8月1日、社名をトヨタ紡織ゲートウェイ
(タイランド)に変更する。
http://www.toyota-boshoku.co.jp/jp/whatsnew/pdf/07070201.pdf
(7/2)


■トヨタ紡織、三井物産オートモーティブ
 トヨタ紡織トルコが第2工場の開所式を実施

 トヨタ紡織と三井物産オートモーティブによるトルコの合弁会社であるトヨ
タ紡織トルコは7月3日、第2工場の開所式を現地で実施した。開所式には同国
産業通産省のアリ・ジョシュクン産業担当大臣や県知事、市長、また Toyota
Motor Manufacturing Turkey Incのタメル・ウンリュウ社長、トヨタ紡織の好
川純一会長、三井物産オートモーティブの東輝之社長らが出席した。
 第2工場では、トヨタ紡織グループとしては欧州・トルコ地域で初めてとな
るシートフレームおよび機能部品を今年 1月から生産。売上規模は、09年で約
42億円を計画している。第2工場で生産したシートフレームおよび機能部品は、
第1工場とトヨタ紡織南アフリカへ供給している。
http://www.toyota-boshoku.co.jp/jp/whatsnew/pdf/07070401.pdf
(7/4)

┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■王子ネピア
 パッケージにアンパンマンを採用した
 “nepia GENKI ! さらさらおしりふき BOX80枚”

 王子ネピアでは赤ちゃん用おむつの画期的な新ブランド“nepia GENKI!”
を立ち上げているが、このたびパッケージにアンパンマンを採用した“nepia
GENKI ! さらさらおしりふき BOX80枚”を発売した。
 この製品は、赤ちゃんのおしりを拭いた後にベタつきもなく、さらっと自然
な肌触りが続く保湿成分を配合。防腐剤(パラベン)とアルコール不使用で低
刺激。
 専用ボックスはふたを開けてもアンパンマンの顔が現れるかわいらしいデザ
イン。価格は400円前後、詰め替え用とお出かけ用もある。
http://www.ojipaper.co.jp/
(日経MJ 7/4)


■フランスベッド
 業界初、完全再資源化を実現したマットレスとボトム

 フランスベッド(本社:東京都新宿区)では、原材料の完全再資源化を実現し
た新商品“ピュアリサイクルマットレス”と“ピュアリサイクルボトム”を開
発、07年8月下旬よりリースを開始する。
 今回開発した製品は、完全リサイクル可能なポリエステル繊維と、独自開発
のクッション材を原材料に使用するとともに、同社独自の構造を採用すること
で、容易に素材の分解・分別ができるようにした。
 本商品の再資源化までは、「廃棄物の処理および清掃に関する法律(廃掃法)」
に則った商品管理システムの運用に加えて、所有権が明確になるリース方式の
採用で完全循環型のリサイクルが実現する。さらに本品に使用しているポリエ
ステル繊維は化学処理によるリサイクルを活用することにより、原材料から生
産までの消費エネルギーを従来比約84%削減し、生産から廃棄時までの CO2の
排出量を従来比約77%削減することに成功している。
 従来、マットレスやボトム製品は複数の素材を使用する構造のため、再資源
化する際に必要な素材ごとの分別・分解を行うことが困難だった。同社では従
来の製品と同等のクッション性を維持し、快適な眠りを提供しながらも環境に
配慮したマットレスとボトムの商品化を目指した。サイズはそれぞれ4種類、
官公庁・ホテルなどへの採用を見込む。予定リース価格は月額1,000円程度。
http://www.francebed.co.jp/news/log/eid50.html
(日経MJ 7/4)


┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■機能紙研究会
 第46回研究発表講演会を11月15日高松で開催

 機能紙研究会は「第46回機能紙研究発表講演会」を11月15日、香川県高松市
のサンポートホール高松にて開催する。
 今回の研究発表・講演会の主題は『周辺環境の変化と機能紙』で、当日はポ
スター研究発表および新製品展示会、また通常総会もあわせて行われる。翌16
日には見学会も予定されている。
 〔問合せ先〕
 機能紙研究会
 TEL 0896-58-2055 FAX 0896-58-6240
 http://www.ehime-iinet.or.jp/kinoushi/


■繊維学会
 07年度第38回繊維学会夏季セミナーを9月5〜7日に開催

 繊維学会は07年度 第38回繊維学会夏季セミナーを 9月5〜7日の3日間、宮崎
市塩路浜山のサンホテルフェニックスにて開催する。
 今年の夏季セミナーは「生体を超えるファイバーテクノロジーへの挑戦」を
テーマに、生体機能を意識しつつ、今後の日本の新しいファイバーテクノロジ
ーの潮流をナノから生活に密着したファイバーまで、幅広く考えることを目的
としている。1日目は、今後の繊維研究および産業のさらなる発展に向けて3
件の特別講演を、2日目からは気鋭の各研究者が主として生体を超えるもの作
りという観点から講演を行う。ナノテク・ナノファイバーのホットな話題、先
端医療分野を切り開く技術や材料開発、繊維の広範な利用の現状など、川上か
ら川下までをわかりやすく解説する。さらにポスター発表もあわせて行われる
予定。
 <第1日目・特別講演プログラム>
 「思い込みが科学の発展を遅らせる」梶山千里氏(九州大学総長)
 「ベンベルグ、100年事業を目指して」坂本正樹氏(旭化成せんい社長)
 「宮崎県の工業振興施策について」東国原英夫氏(宮崎県知事)
 〔問合せ先〕
 繊維学会 夏季セミナー係
 TEL 03-3441-5627 FAX 03-3441-3260
http://www008.upp.so-net.ne.jp/fiber/H19summer.html


■伝統みらい研究センター
 07年第2回講演会を7月27日に開催

 伝統みらい研究センターでは、07年第2回講演会を7月27日、京都市中京区の
京都文化博物館 別館ホールにて開催する。「文化財を守りたい−科学技術で
−」をテーマに、下記の講演が行われる予定。
 「繊維文化財の材質分析に関する話題―どこまで採取試料量を少なくできる
か−」佐藤昌憲氏(奈良国立文化財研究所・伝統みらい研究センター特任教授)
 「修理技術者と紙の科学」岡岩太郎氏(墨光堂・伝統みらい研究センター特
任教授)
 「鉱物化した繊維から古代の技術を探る〜保存方法一考の試み」手代木美穂
氏(東北芸術工科大学 文化財保存修復研究センター)
 〔問合せ先〕
 京都工芸繊維大学 伝統みらい研究センター(事務担当;井田)
 TEL 075-724-7850 FAX 075-724-7844
http://www.kit.ac.jp/01/topics/2007/2dentou070606.pdf


┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
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NONWOVENS REVIEW On-Line No.257
━━☆No.257☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2007. 7.17☆━

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クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<国内ニュース>
■自動車生産台数/中国が2010年に日米を超える1,600万台を計画
■クラレ/ビニロンおよびポリエステル短繊維を値上げ
■クラレトレーディング/ポリエステル長繊維を値上げ
■帝人ファイバー/大型音楽イベントでPET容器のリサイクルを展開
■東レ
 /しつこい襟汚れを洗濯で落としやすくした新素材“ステインオフ”を発売
■セーレン/新開発した4つの機能繊維資材を同社展示会に出展
■三井化学/シンガポールにおける“タフマー(R)”の生産能力を増強
■旭化成/中日国交35周年記念「環境技術友好交流会」を北京で開催
■ユニチカ
 /バイオマスプラスチック“テラマック(R)”が世界最高レベルの加工速度
 を達成
■トヨタ自動車/ハイブリッド車用ニッケル水素電池を5割増産
■宇部興産/セラミック製繊維の生産能力を11年に現在の10倍に強化
■産業技術総合研究所
 /ポリエステルと綿の混紡繊維を簡単に分離する手法を開発
■住友化学・米ヘッドウォーターズ/新規炭素ナノ素材の事業化を共同で推進

<海外ニュース>
■フォード/大豆繊維シートを08年モデル“マスタング”に搭載
 ほか

<製品開発>
■ユニ・チャーム
 /“センターイン コンパクト”シリーズに不織布タイプを追加発売
■住友スリーエム/濾過時間を1/6に短縮する液体フィルターを発売
■ナカバヤシ/布製収納用品“ファブリック ボックス”の新アイテムを発売

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■自動車生産台数
 中国が2010年に日米を超える1,600万台を計画

 中国の自動車大手14社が2010年に06年の2.5倍にあたる合計1,600万台の生産
を計画していることが明らかになった。実現すれば日米を超えて世界最大の生
産国になる。内需の拡大を期待し、シェア獲得を狙う各社が外資との合弁も含
め、工場の新設を加速させる。ただ、積極的な設備投資が供給過剰を招く可能
性もある。
(日経 7/10)


■クラレ
 ビニロンおよびポリエステル短繊維を値上げ

 クラレでは8月1日出荷分よりポリビニルアルコール繊維のビニロンを 1kg当
たり50円、ポリエステル短繊維を同40円にいずれも一律で値上げすると発表し
た。
 今回対象となるのは、アスベスト代替品の繊維としてセメント製品の補強材
のほか紙・不織布・ゴム資材の補強繊維として産業資材用を中心に使用され、
国内外向けに販売するビニロン繊維のクラレビニロン“クレモナ”“クラロン”
“クラテック”、さらに溶剤系の高強度タイプと水溶性タイプの“クラロンK-
U”“パワロン”など。一方、ポリエステル短繊維は不織布用の原反をはじめ、
縫糸・帆布など一般産業資材の紡績糸や織編物に使用されるクラレエステル・
“クラフテル”など。
 同社の値上げは昨年の10月以来約10ヵ月ぶりで、今回の値上げの理由につい
て「原油・ナフサのさらなる高騰による原燃料価格の上昇は、前回の価格改定
の効果と自助努力によるコスト削減の範囲を超えるものであり、急激に事業収
益が悪化しているため」としている。
http://www.kuraray.co.jp/release/2007/070711.html
(7/11)


■クラレトレーディング
 ポリエステル長繊維を値上げ

 クラレグループのクラレトレーディングでは7月1日出荷分より、内地向けお
よび輸出向けのポリエステル長繊維の全般銘柄について、1 kg当たり20円強の
値上げを行った。
 今回の値上げについて同社は、昨今の原油・ナフサ価格の高騰を背景に、原
燃料価格の上昇は自助努力によるコスト削減の範囲を大幅に超えるものであり
急激に事業収益が悪化している。今後も安定供給を維持するためには、採算の
改善が急務であるとの結論に至った、としている。
http://www.kuraray.co.jp/release/2007/070711_02.html
(7/11)


■帝人ファイバー
 大型音楽イベントでPET容器のリサイクルを展開

 帝人ファイバーは、この夏開催される 3つの大型音楽イベントにおいて運営
上の環境負荷低減を図る目的で、会場内で使用されるポリエステル製の飲料容
器を回収し再び新しいポリエステル繊維やペットボトルに戻すというリサイク
ル活動を進める。音楽イベントではあまり前例のない取組みとなり、 8月26日
まで夏季限定で運営されるライブハウス「音霊(OTODAMA) SEA STUDIO」、 7月
14〜16日開催の野外ライブ「ap bank fes'07」、および 7月29日開催のドーム
コンサート「Augusta Camp 2007」にて展開する。
リサイクルの対象となるのは、会場で販売される清涼飲料やアルコール類を
提供するために使用されるカップやペットボトルで、カップの表面にはリサイ
クルの説明と回収への協力依頼がプリントされている。会場内には専用の回収
箱を設置し、さらに来場者へ協力依頼のアナウンスを行うことで回収の促進を
図る。こうした飲料容器は他のゴミと分別して回収した後に同社の松山事業所
へ送られ、完全循環型リサイクルで石油から作るのと同じ品質のポリエステル
繊維として再生される。イベントで使用されるカップは合計約14万個、重量に
して1.8t(1個当たり約13g)に及ぶ見込みで、これらをリサイクルすることに
より、新たにTシャツ約5,300枚を作ることができる。
http://www.teijin.co.jp/japanese/news/index.html
(7/11)


■東レ
 しつこい襟汚れを洗濯で落としやすくした新素材“ステインオフ”を発売

 東レでは、しつこい襟汚れを洗濯で簡単に落としやすくした新素材“ステイ
ンオフ(stainoff)”を開発した。08年秋冬向けのスポーツウェア用途を中心に
販売を開始し、その後、レディスおよびメンズのファッション衣料用途やユニ
フォーム用途などへも展開を拡大させ、販売量は初年度50万m、 3年後には200
万mを計画している。関連特許を含め、すでに12件の特許を出願済み。
 同素材は、皮脂やタンパク質、大気中の浮遊物など複数の汚れ成分が物理的
に擦り込まれることで落としにくくなる襟汚れに対し、家庭洗濯、工業洗濯、
ドライクリーニングのいずれでも簡単に落としやすくしたもの。ポリエステル
・ナイロンおよび各種天然繊維混を含む織・編物の新素材で、洗濯する際の洗
浄液(水や溶剤など)となじみやすく、襟汚れをはじきやすい特殊な汚れ除去剤
(SR剤)を使用、洗濯時にはこのSR剤が洗浄液を吸って膨らむことで襟についた
汚れを押し上げ繊維から離れやすくする。
 また、このSR剤は同社独自のナノスケール加工技術「ナノマトリックス」に
よって、繊維を構成する単繊維の1本1本に薄さ数10nmの均一な被膜(洗液膨潤
型特殊SR被膜)を作るように付着させている。これにより、従来の生地表面に
塗布する加工法に比べ、付着ムラによる機能発揮のバラツキや剤の脱落が起こ
りにくく、高い効果が長続きする。さらに同技術は合成繊維だけでなく、綿な
どの天然繊維にも加工が可能なため、日常的に洗濯を繰り返すシャツ類はもち
ろん、通常1シーズンに1度クリーニングに出す程度のダウンジャケットなどに
も、幅広く機能を付与することができる。加えて、襟汚れと同様に皮脂を含む
化粧品汚れに対しても効果を発揮する。
http://www.toray.co.jp/news/fiber/nr070710.html
(7/10)


■セーレン
 新開発した4つの機能繊維資材を同社展示会に出展

 セーレンのインテリア産業資材部門は、同社がこれまで培ってきた基礎技術
・機能加工のシーズを、「健康」「快適」「安全」「環境」の各分野でのニー
ズに結び付けた4つの新しい機能繊維資材を開発。これらを 7月18、19の両日、
墨田区横網の国際ファッションセンターにて同部門が初めて開催する 「'07イ
ンテリア・産業資材展示会SEIREN FUNCTIONAL FABRICS & PRODUCTS2007」に
出展する。
 同展示会は “CROSS”をキーワードに、「人×人=新しい発見」「技術×技
術=新しい価値」といったさまざまなリソースが“クロス”し、「健康」「快
適」「安全」「環境」の4つのベクトルとして広がる発信源となることを目指
しているという。新開発の4つの機能繊維資材は以下の通り。
 (1) 「環境」にやさしい、世界で唯一のポリエステル 100%の合成皮革“フ
レスペール”。有害物質ゼロ、リサイクル可能で優れた耐久性能を有する。イ
ンテリア家具・オフィス家具などに
 (2) 「快適」な空間を提供する、瞬間消臭商品“イノドール クイック”。
一般消臭商品と比べ、消臭スピードが格段に優れており、タバコ臭・汗臭(ア
ンモニア)などあらゆる臭いに対して強力な消臭効果を発揮する。シーツ・ブ
ランケット・肌着などに
 (3) 「健康」に貢献する、通気ストレッチウレタンフィルム“テクノブレン
エアー”。ムレにくく、あらゆる形にフィットして水・塵をシャットアウトす
る。救急絆創膏、創傷保護フィルムなどに
 (4) 「安全」な環境作りに、透湿防水遮水商品“ラミテクト 遮水シート”。
独自の多層構造により、湿気を通しながら水をはじき、かつ釘や傷などによる
穴を自己補修する 。産廃シートなどに
http://www.seiren.com/news/news2007/functional2007.html
(7/9)


■三井化学
 シンガポールにおける“タフマー(R)”の生産能力を増強

 三井化学は、連結子会社である三井エラストマーズシンガポール社(MELS)
の高機能樹脂であるポリオレフィンエラストマー “タフマー(R)”の生産能力
の増強を決定。約190億円を投じて来年3月に着工し 、09年8月に完工の予定。
生産能力は年間10万tから20万tへと倍増する。
 同素材は柔軟かつ軽量な樹脂で、ポリエチレンやポリプロピレンなど熱可塑
性汎用樹脂にブレンドすることで、自動車用バンパーなど成型品の耐衝撃性、
包装材のシール性や強度を飛躍的に向上させる機能性付与材。一方、柔軟性を
活かした軟質成型材料として、スポーツシューズのミッドソールなど広範な用
途にも使用されており、自動車・産業材・包装材の各分野で成長が著しい製品
となっている。
 同社では、急速に需要が拡大するアジアにおいて安定的な供給能力を確保し、
機能材料事業の重点領域である自動車・産業材料の更なる拡大・成長を図る考
え。
http://www.mitsui-chem.co.jp/whats/2007/2007_0709.htm
(7/9)


■旭化成
 中日国交35周年記念「環境技術友好交流会」を北京で開催

 旭化成では、環境保護協力のための日中交流の一環として、中国政府の招聘
を受けて7月19、20日に中国・北京を訪問し、人民大会堂にて中日国交樹立35
周年を記念した「環境技術友好交流会」を開催する。
今回の交流会は、水処理技術としての“マイクローザ”、温室効果ガス削減
のための“亜酸化窒素(N2O)の分解除去技術”、二酸化炭素(CO2)を原料と
する“非ホスゲン法ポリカーボネート樹脂製造技術”など、同社グループのこ
れまでの環境技術への取り組みが中国政府で評価されて実現したもの。交流会
では、日中両国の環境保護分野での科学技術の交流や、同社グループにおける
世界最先端の膜技術の応用を推進するため、膜技術専門家を集めて環境技術の
交流を図り、日中友好の一層の促進と環境保護協力交流の拡大を目指す。
同社では、関係会社・取引先企業など約60名からなる「中日国交35周年記念
『環境技術友好交流会』訪問団(団長;蛭田史郎旭化成社長)』を結成し、中
国を訪問する予定。訪問 2日目に行われるセミナーでは、「旭化成の環境への
取組み」として基調講演を行い、同社の最新浄水膜技術動向や下水再利用への
膜技術の適用などを講演する。
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2007/ze070712.html
(7/12)


■ユニチカ
 バイオマスプラスチック“テラマック(R)”が世界最高レベルの加工速度を
 達成

 ユニチカでは、バイオマス由来のプラスチックであるポリ乳酸(PLA)を主成
分とする “テラマック(R)”樹脂の成形速度を大幅に向上させる技術を開発し
た。これにより PLAプラスチックによる生産性の向上が図られ、コスト面での
改善とともに今後の幅広い用途展開が期待される。
 今回の新技術は、同社が得意とする結晶化促進処方をさらに進化させ、ポリ
乳酸が結晶化する際に分子オーダーでポリマー鎖の配列を制御する技術の開発
によって実現した。樹脂製品における単位時間当たりの成形生産速度を、同社
従来比 1.7倍に上げることが可能になり、生産工程における効率化を図ること
ができるようになった。さらに射出成形の加工温度を下げることが可能になり、
エネルギーコストも削減できて生産工程全体でのコストメリットが追求できる。
生産工程の効率化と加工温度の低下により、環境負荷の低減にも貢献するとい
う。
 今回の技術開発により、耐熱性、耐久性、耐衝撃性などの特性を備えたポリ
乳酸の成形加工性を大幅に向上することができたことから、OA機器、IT機器、
電気部品、自動車内装部品や、これまでコスト的に使用が困難とされてきた分
野など幅広い分野への展開が期待される。
http://www.unitika.co.jp/news/news-data/high_polymer-00146.html
(7/12)


■トヨタ自動車
 ハイブリッド車用ニッケル水素電池を5割増産

 トヨタ自動車は、エンジンとモータを併用するハイブリッド車に搭載する電
池を増産する。静岡県湖西市のパナソニックEVエナジーの敷地内に新工場を建
設、現行のニッケル水素電池の生産能力を 5割増の75万台分に引き上げるとと
もに、10年までに同社の従業員数を現在の2倍の約2,300人に増やす。
 次世代のリチウムイオン電池については同社が09年初めをメドに実用化し量
産する。環境対応車を巡る競争が激しくなる中、ハイブリッド車で先行するト
ヨタは基幹部品である電池の増産で競争力を一段と高めることを狙う。
(日経 7/15)


■宇部興産
 セラミック製繊維の生産能力を11年に現在の10倍に強化

 宇部興産は、セラミック製繊維の生産能力を11年に年間100tと、現在の10倍
の規模に増やす。増産する繊維はシリコンやチタン、炭素などから作るセラミ
ック製繊維で、商品名は“チラノ繊維”。 100℃の高温でも性質が変化しない
特徴を持ち、航空機のエンジン用部材の複合材料として利用されてきた。ディ
ーゼル車用の排ガス浄化装置(DPF)のフィルター部分に使うと、従来のものよ
り微細なすすを捉えることができるという。同社では排ガスの規制強化にとも
なう需要急増を見込み、宇部ケミカル工場(山口県宇部市)に15億円を投資。
原料のポリカルボシランを重合させる反応槽や紡糸装置、焼成炉を増設し量産
体制を整える。
(日経産業 7/11)


■産業技術総合研究所
 ポリエステルと綿の混紡繊維を簡単に分離する手法を開発

 産業技術総合研究所は、衣類に幅広く使われているポリエステルと綿の混紡
繊維を簡単に分離する手法を開発した。分離に手間がかかるため廃棄されるこ
とが多い混紡繊維を、バイオエタノールの植物原料などとしてリサイクルしや
すくなる。共同研究先の繊維メーカーとともに実用化を目指す。
 ポリエステルと綿の混紡繊維はワイシャツやポロシャツなどに利用される。
繊維製品のほぼ半分を占めるという。
 同環境化学技術研究部門の大内秋比古主任研究員らは、使用後の混紡繊維を
水で薄めた塩酸に入れ、セ氏95℃に加熱して数10分かき混ぜた。綿だけがほぐ
れ、ポリエステルから分離できるという。ろ過、乾燥すれば高純度のポリエス
テルと粉末状の綿をそれぞれ取り出せ、混紡繊維に含まれる綿の 9割以上を回
収できる。研究チームはすでに繊維メーカーと共同で実験装置を稼動させてい
る。経済産業省の支援を受け、実用化を目指す。
(日経産業 7/17)


■住友化学・米ヘッドウォーターズ
 新規炭素ナノ素材の事業化を共同で推進

 住友化学はこのほど、米ヘッドウォーターズ社(ユタ州)と提携し、新規炭
素ナノ素材であるカーボンナノスフィアの事業化を共同で進める事に合意した。
 カーボンナノスフィアは球状の炭素ナノ素材で、ヘッドウォーターズでは導
電性に優れ表面収縮が可能など、カーボンナノチューブや高性能カーボンブラ
ックにない機能を発揮する製品を開発している。住友化学では、この用途開発
を主に進め、その成果を早期の事業化につなげて行きたい考え。
(化学工業日報 7/17)


┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■フォード
 大豆繊維シートを08年モデル“マスタング”に搭載

 フォード(米国)は、リア・コーポレーションと共同開発した大豆繊維を原
料とする素材のシートを、 8月から販売予定の08年モデル“マスタング”に搭
載することを明らかにした。大豆を原料としているのは、シートの背もたれ、
クッション部分のフォーム(発泡剤)で、この大豆フォームは現在一般的に使
用されているプラスチックフォームと比べ、廃棄の際の CO2排出量が少ない、
生産する際のエネルギーコストが少ない、最大で24%がリサイクル可能、など
の利点がある。
 同社によると、現在ほとんどの自動車メーカーではプラスチックウレタンフ
ォームを使用しており、世界規模では年間50億kgのウレタンが消費されている
という。同社では、ウレタンの原料を大豆に変えることで石油の消費量が減り、
より環境に優しい素材を自動車製造に組み込むことができるとしている。
 同社とリアの両社は、すでに全米大豆生産農家組合と提携したバックアップ
組織を作り上げており、将来的にすべての車に使用するウレタンフォームを大
豆フォームに転換していく意向だという。
http://www.carsensorlab.net/carnews/20070713/96840.html
(7/13)

■欧州
 アジアメーカーが、欧州市場でSAPを市場価格以下で販売

■RKWグループ(ドイツ)
 ハイドロスパン社を買収して、水流絡合技術を獲得

■フロイデンベルク・ノンウーヴンズ社(ドイツ)
 新会長に化学品製造業、ロックウッド・スペシャルティーズ・グループの旧
上席副社長のブルース・オルソン氏が就任

■アールストローム社(米国)
 フィンランドのアールストローム社が、米国サウスカロライナ州工場に 800
万ユーロを投じて、ニードルパンチラインを新設

■南六企業(中国)
 台湾の南六企業が、アジア最大のリエタ・パーフォジェット社製スパンレー
スラインを購入し、中国・上海近郊の工場に設置を計画

■米国
 マーケットリサーチ会社、フリードニア・グループによれば、米国の医療用
不織布ガウン、ドレープなどの売上が今後4年間で3.7%/年成長し2011年まで
に市場規模が75億ドルに達する見込み

■ポール社(米国)
 ニューヨークのフィルターメーカー、ポール社が、フィルター製品関連の特
許権を侵害されたとして、インテグリス社に対して2年間で2回目の提訴

■ダイアモンド・ワイプス(米国)
 プレイベートレーベルワイパーメーカー、ダイアモンド社が、コンパクトに
個別包装した旅行用ワイパー、自社ブランドの新製品「ラ・フレッシュ」の販
売を開始

■ファイバービジョン社、ESファイバービジョン社(米国)
 ガラス繊維、金属繊維,その他の非伝統的繊維と天然繊維を結合させた新複
合繊維の販売、レーヨン・綿繊維に替わる可溶性ポリプロピレン繊維の販売を
開始

■フォス・マニュファクチャリング社(米国)
 リサイクルペットボトル100%で作られたポリエステル繊維「エコスパン」
を販売開始

■3M社(チリ)
 チリの医療用ディスポーザブル製品メーカー、アーティクロス・デ・パペル
DMSチリ社の全資産を買収

■デーヴィッドCプール社(米国)
 合成ステープル繊維販売のプール社が、米国のポリエステルメーカー、ウェ
ルマン社から「ウェルストランド」繊維の生産設備を買収し、米国での製品名
の使用権を取得

■フロイデンベルク・ノンウーヴンズ社(北米)
 北米事業でリストラ策を行い、営業、従業員の安全管理、製造・技術部門を
除いて人員削減を実施

■IDEA(米国)
 第16回IDEAインターナショナル・エンジニアード・ファブリックス・コンフ
ァレンス&エキシビションがフロリダで行われ、400社・6,000人が参加

■欧州
 5月にポリプロピレン、ポリエステル価格が上昇、レーヨン価格は横ばい

■DAKアメリカス社(米国)
 すべてのポリエステルステープル繊維製品を1ポンドあたり4セント値上げ

■ダウ・ケミカル社(欧州)
 欧州で、低密度・高密度ポリエチレンなどのポリエチレン関連製品を50ユー
ロ/t値上げ

■ダウ・ライヒホールド・スペシャルティ・ラテックス社(北米)
 北米で販売する特殊ラテックス製品すべてを5〜7%値上げ

■ウェルマン社(米国)
「フォートレル」ポリエステルステープル繊維製品を4セント値上げ

┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ユニ・チャーム
 “センターイン コンパクト”シリーズに不織布タイプを追加発売

 ユニ・チャームは携帯に便利なスリムナプキン“センターイン コンパクト”
シリーズに肌にやさしい肌ざわりの不織布タイプ“センターイン コンパクト
ふわふわタイプ”を追加し、8月20日から全国にて新発売する。
 同シリーズは、今年 3月の新発売以来「携帯に便利」「つけている感じがし
ない」「パッケージがカワイイ」など、感覚的価値を重視する女性たちから高
い評価を得ていたが、全商品がメッシュタイプの表面素材だった。今回の追加
発売は、肌へのやさしさを求め、不織布タイプのナプキンを使用するユーザー
のニーズに対応するもの。商品の特長は以下の通り。
(1) ナプキンの表面素材にふわっとした肌ざわりの不織布を使用し、まるで
コットンのような“ふわふわ感”を実現
(2) “コンパクトサイズ”だから、ポケットにそのまま入れてもおさまりや
すく、ポーチにもすっきり収納できるので、生理中でも荷物が増えず、普段通
りに過ごせる
(3) 従来の“コンパクトふつうの日用”に比べて長さ 114%アップで、山型
の“新センターインパッド”が身体にフィットし、スリムなのに経血をすばや
く“まんなか吸収”
(4)パッケージは生理用品っぽくない“ポップなデザイン”を採用
(5)“巾着型パッケージ”で持ち運び・保管に便利
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(7/11)


■住友スリーエム
 濾過時間を1/6に短縮する液体フィルターを発売

 住友スリーエムは、フォトレジストや希釈に使う溶媒などゲル状や液状の化
学薬品の異物の除去や純度を上げるのに使う、筒型の濾過フィルターを発売し
た。主流の膜状フィルターより濾過面積が広く、濾過に必要な時間を短縮でき
る。半導体の製造会社や化学薬品メーカーに販売し、12年に10億円の売上高を
目指す。
 新製品の化学薬品用濾過フィルター“ナノシールド”は、筒型の容器にスト
ロー状に成形したポリプロピレン樹脂を束ねて充填した構造。ゲル状や密度の
高い薬品も流れ易く、濾過面積が膜状フィルターの 2.5倍あることで、時間も
1/6に短縮できるという。
 濾過する薬品の量や種類に合わせて、大きさは8種類、精度は4種類。生産効
率を高めたい半導体メーカーや、製品グレードを上げたい薬品メーカーに売り
込む。
(日経産業 7/12)


■ナカバヤシ
 布製収納用品“ファブリック ボックス”の新アイテムを発売

 ナカバヤシでは、クローゼットや市販のカラーボックスと組み合わせてスタ
イリッシュに整理・収納できる“ファブリック ボックス”の新アイテムを、7
月下旬より全国で新発売する。同製品は不意の来客や簡易な投げ込み整理に最
適な、中身を見せないタイプの収納品。また、中身が詰まっていても取り出し
や持ち運びが簡単にできるよう、本体外側の四方に取手を付けた。製品仕様は
表面が綿・テトロン、中面が不織布、芯材は紙製となっている。サイズは奥行
き400 mmタイプ(W820×D400×H170mm)など全14タイプで、希望小売価格(税
込)は1,365円〜3,465円。製品の特長は以下の通り。
 (1) 面ファスナーで組み立てが簡単
 (2) 中身を見せない収納に最適。丈夫な布製で長期間使用できる
 (3) フタ付きタイプはホコリが入りにくく、季節物の収納にぴったり
 (4) カラーボックスサイズシリーズは、フタ付きとオープンタイプの 2種類
を用意
 (5) クローゼットに合わせて、奥行き400mmと300 mmタイプの2種類を用意
 (6) 全アイテムに「ナチュラルホワイト」「グレー」「ブラウン」「オレン
ジ」の4色をラインナップ
http://www.nakabayashi.co.jp/topics/topics/200707.html#news
(7/13)

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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NONWOVENS REVIEW On-Line No.258
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クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■日本化学繊維協会
/07年6月度の化学繊維生産・在庫の概況(速報)を発表−2カ月連続で生産減
■経済産業省/炭素繊維などの技術流出防止を狙う外為法改正案
■旭化成/中日国交35周年記念「環境技術友好交流会」を北京で開催
■東芝/ソニー製パソコン用リチウムイオン電池1万個を自主回収
■炭素繊維協会・三井鉱山/炭素繊維のリサイクルの実用化に乗り出す
■豊田通商/環境対応型機能繊維を開発し販売開始
■住友スリーエム
/水処理分野向け大口径ポリプロピレン製フィルターカートリッジを販売
■レンゴー/セロファン価格改定で7%以上値上げへ
■龍谷大学/物質表面の超撥水状態を光と温度で制御する技術を開発
■富士経済/汗ふきシートの市場調査を実施
■東レ・ダウコーニング/きしみ音を軽減・防止する乾燥潤滑剤を開発

<製品開発>
■セーレン/遮熱型透湿・防水シート“ラミテクトサーモ”を開発し本格販売
■住友スリーエム
/“スコッチ・ブライト”スポンジシリーズから新製品3種を同時発売
■ハウス・システム/バナナ繊維の和紙壁紙を発売
<催事>
■ビジネスガイド社
/「東京インターナショナル・ギフト・ショー秋」を9月4〜7日に開催
■日本分析機器工業会/「2007分析展」が8月29〜31日に開催

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■日本化学繊維協会
 07年6月度の化学繊維生産・在庫の概況(速報)を発表−2カ月連続で生産減

 日本化学繊維協会では、07年 6月度の化学繊維生産・在庫の概況(速報)を
発表した。それによると、化学繊維生産は9万9,960t(前年同月比0.5%減)、
うち合成繊維生産は8万6,314t(同1.0%減)だった。主要品種では、ナイロンF
9,054t(同4.0%減)、アクリルS 2万319t(同6.2%増)、ポリエステルF 2万
1,872t(同5.3%減)、ポリエステルS 1万6,700t(同3.9%減)だった。
 化学繊維在庫(生産者)は11万1,463t・前月比0.9%減・前年同月比0.4%増
で、うち合成繊維在庫は9万6,410t・前月比1.0%減・前年同月比 0.2%の減だ
った。主要品種では、ナイロンF 1万3,357t(前月比5.2%減)、アクリルS 1万
2,348t(同4.9%増)、ポリエステルF 2万6,123t(同1.0%減)、ポリエステルS
2万6,487t(同1.2%減)だった。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news/press_release/seizai/seizai0706.pdf
(7/18)


■経済産業省
 炭素繊維などの技術流出防止を狙う外為法改正案

 経済産業省は、 9月施行に向けて外国為替法および外国貿易法(外為法)の
政省令の一部改正案をまとめた。安全保障上問題となる外国企業による日本企
業への投資の規制範囲を従来の武器製造から、NC工作機械や炭素繊維、電池、
光学レンズ、ロボット、チタン合金など高機能な汎用品を製造する企業に対象
を拡大する。世界規模で行われる企業の合併・買収(M&A)への防波堤を築
き、安全保障上の重要技術流出を防ぐのが狙いだ。
 いっぽうで政府は、日本経済発展のために海外企業の日本への投資を倍増す
る目標も掲げる。規制の強化と緩和の中、難しいかじ取りを迫られる。
(日刊工業 7/18)


■旭化成
 中日国交35周年記念「環境技術友好交流会」を北京で開催

 旭化成ならびに同社社長蛭田史郎氏を団長とする『中日国交35周年記念「環
境技術友好交流会」訪問団』が 7月20日、中国・北京市の中国人民大会堂にお
いて、中日国交樹立35周年を記念した「環境技術友好交流会」を開催した。
 同会には中国側から中央統一戦線部副部長・胡徳平氏を始め中国政府の幹部
・職員など約 100名が出席、日本側からは『中日国交35周年記念「環境技術友
好交流会」訪問団』の約70名(積水化学、チッソ、三菱商事など全11社)が参
加し、環境問題、とくに水と水処理膜技術をテーマに、環境技術の説明や活発
な意見交換が行われた。
 また、同交流会において中国政府と訪問団は、地球環境と調和した持続的成
長についての「北京宣言」を採択した。同社は、同宣言に基づき“環境技術発
展基金”の設立を提案し、同日、中国政府と共同で同基金の設立に向けた検討
の開始を決定した。
 「環境技術友好交流会」は、中国政府からの招聘を受け実現したもので、中
国における環境保護活動の取り組みをより効果的に行うことを目的として実施
されたもの。同社では、これまでも地球環境保全に向けたさまざまな活動を実
施しているが、今後はより国際的な協調を図りながら活動を進めていく方針で、
今回の交流会もその一環として実施された。
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2007/ze070720.html
(7/20)


■東芝
 ソニー製パソコン用リチウムイオン電池1万個を自主回収

 東芝はノートパソコンに搭載したソニー製リチウムイオン電池1万個を自主
回収すると発表した。同社が昨年から自主回収を続けているソニー製電池とは
別の型番の電池で、3件の発火事故が発生したという。
  3件の発火事故はすべて05年12月 3日に栃木県の生産拠点で東芝向けに製造
した電池で起きた。現時点で詳細な原因は不明だが、同日生産した製品以外の
事故報告がないことから、ソニーは「今後回収対象が拡大する可能性は低い」
(広報)としている。
(日経 7/20)


■炭素繊維協会・三井鉱山
 炭素繊維のリサイクルの実用化に乗り出す

 東レや三菱レイヨンなど繊維メーカーが加盟する炭素繊維協会は、スポーツ
用品などの素材に使われる炭素繊維の実用化に乗り出す。三井鉱山と組み、来
春までに福岡県大牟田市の「大牟田エコタウン」内に再利用のための実験施設
を10月着工で建設、来年 4月には稼動する。土地や焼成炉など設備の一部は三
井鉱山が提供。協会ではプラント建設を含め、実証実験の総費用は08年度まで
の 3年間で合計4億3,000万円を予定している。
 施設では炭素繊維を含んだ複合材を細かく粉砕したうえで、熱分解して再生
可能な炭素繊維を取り出す。まず1年間で10t程度を扱う予定という。コストの
試算や回収システムの確立に向けた検証を進め、09年春以降の事業化を目指す。
 再生した炭素繊維はパソコンなど電子機器の電磁シールド材などに利用した
い意向だ。通常の炭素繊維に比べ、再利用した場合の製造エネルギーは約1/20
と、大幅な省エネ効果も期待できるという。
(日経MJ 7/20)


■豊田通商
 環境対応型機能繊維を開発し販売開始

 豊田通商では、透湿防水素材“ゼラノッツ”の環境対応グレード“ゼラノッ
ツ・エコ”を新たに開発し7月19日より販売を開始した。
 同社繊維部門が93年より開発・販売を手がけてきたスポーツウェア素材・ゼ
ラノッツに、リサイクル素材や環境に優しい加工方法を採用したうえで、より
環境に優しいゼラノッツ・エコを開発したもの。具体的には、
(1) 再生ポリエステル糸使用の生地(PETボトルや裁断くずなどを再利用)
(2) 製造工程に環境対応機能素材を使用。ラミネートに無溶剤系透湿防水ポリ
  ウレタン、ポリエステルおよびPEBA膜のラミネート加工を使用し、コーテ
  ィングは水性ポリウレタン防水コーティング加工
(3) 非フッ素系(炭化水素)撥水加工の採用
 の 3つで、構造的には撥水層+生地+非溶剤系接着層+非溶剤系皮膜の多層
ラミネート構造となっている。製造工程を含めて環境負荷物質を一切使用して
いない透湿防水素材の開発は画期的。用途・販売先は、レイン・ウェア、ダウ
ン・ジャケット、スノーボード・ウェアを中心とした衣料、寝袋など国内外の
アウトドアメーカー向けへの原材料販売を中心に行い、08年度に100万m・約 5
億円の取扱を目指す。
http://www.toyota-tsusho.com/press/20070719_1.cfm
(7/19)


■東レ
 汚れに強いPVDF製新規中空糸UF膜モジュールを開発

 東レは製膜技術とナノテクの融合により、同社従来比約 1/2のろ過圧力で運
転可能なPVDF製中空糸UF膜モジュールを開発した。これにより、汚れた原水に
対する凝集剤や洗浄用薬品の使用量の大幅な削減と、エネルギーやランニング
コストの低減が可能となる。
 今後同社では、これまでに開発した 2種類のPVDF製中空糸MF膜モジュールと
併せて、飲料水製造、産業用水製造、さらには海水淡水化前処理、下水再利用
の前処理用途など幅広い用途へ展開していく方針。また、同社は水処理用分離
膜のすべて(RO膜、NF膜、UF膜、MF膜)を自社開発でラインナップしたことで、
水処理事業を現在の350億円から、15年には1,000億円規模に拡大させる計画。
http://www.toray.co.jp/news/water/nr070720.html
(7/20)


■住友スリーエム
 水処理分野向け大口径ポリプロピレン製フィルターカートリッジを販売

 住友スリーエムは、超純水、飲料など水処理分野や石油精製関連用途などの
ろ過に使用する高流量対応のポリプロピレン製フィルターカートリッジ“<キ
ュノ>ハイフローフィルトレーションシステム”の販売を開始した。
 超純水、飲料などの大容量の水処理分野用ろ過フィルターは、長さ10インチ
(25.4cm)のタイプが主流で、必要とされるろ過量を得るためには多くのカー
トリッジが必要なため、ハウジングの設置面積を広くとる必要があった。また、
カートリッジ交換にも時間を要し、廃棄コストも負担となっていた。同システ
ムは、一般的な10インチ長のろ過フィルターの10分の1 以下の本数(同社比)
で同量の処理が可能なため、ハウジングの設置面積が小さくてすむ。カートリ
ッジのハンドルは人間工学に基づいたデザインで、フィルターの装填と取り外
しが簡単で、特別な器具を使うことなく行える。
 フィルターの素材は、3M独自のブローンマイクロファイバー技術により、数
ミクロン単位まで厳密にコントロールされたポリプロピレン製繊維からなる不
織布。複合ラジアルプリーツ構造を採用し、従来の縦型プリーツに対し横型プ
リーツにすることで、有効ろ過面積を広く確保した。また、フィルターろ材に
施されたエンボス加工により、フィルターの全体に均一に分散された通液が可
能で、指標粒子を99.9%除去する絶対ろ過精度を有している。
 住友スリーエムは05年 8月に3M社が液体フィルターのグローバル企業である
キュノ社を買収、07年 4月にビジネスを統合した。<キュノ>ブランドの液体
フィルターは、食品、電子、製薬、業務用浄水器などさまざまな産業分野で採
用されている。<3M>リキッドフィルターなどを通して培ってきた、3Mがもつ
不織布テクノロジーとの相乗効果によって、今回のシステムが開発された。
http://www.mmm.co.jp/news/2007/20070718.pdf
(7/18)


■レンゴー
 セロファン価格改定で7%以上値上げへ

 レンゴーでは、医薬品包装などに使用されている包装材料の一般セロファン
および乳白セロファン全品種について9月1日納入分より約 7%(600円/連)以
上値上げすることを発表した。主要原材料である溶解パルプが、中国・インド
・ヨーロッパでのレーヨン需要増大や、液晶テレビ偏光板用保護フィルムなど
の新たな需要増大で急速に需給が逼迫し、世界的に高騰していることから、今
回の値上げに至った。
http://www.rengo.co.jp/newsrelease/newsrelease_b.html
(7/19)


■龍谷大学
 物質表面の超撥水状態を光と温度で制御する技術を開発


 龍谷大学理工学部の内田欣吾博士は、光の波長と温度条件を制御することで、
物質の表面を超撥水状態と通常状態に自由にコントロールすることに成功した。
 光の照射で分子構造が変化するジアリールエテンと呼ばれる化合物を活用し
た。溶媒に溶かして塗るだけで、さまざまな材料を超撥水性にすることが可能
で、任意の位置にインクをつけたり、つけなかったりといったリバーシブルな
印刷材料などとして応用が期待できそうだ。今後、状態が変化する速度を向上
させるとともに、超親水性材料の開発も目指す。
(日刊工業 7/20)


■富士経済
 汗ふきシートの市場調査を実施

 富士経済によると、汗ふきシートの市場が成長を続けている。06年に前年比
11%と 2ケタ増を記録したが、07年も13%の伸びが見込まれる。若年男性の購
買意欲が盛り上がっている事が背景にある。
 汗ふきシートは夏場にピーク需要を迎える。しかし近年10代の中・高校生か
ら30代のビジネスマンまで爽快感を求める年代を取り込み、夏季天候要因に左
右されづらくなり、通年商品に近い製品になってきた。男性の場合は顔への使
用が多い。
 06年の市場は80億円。02年に62億円だったが、この間ずっと伸びており、新
製品開発も活発で07年には90億円が見込まれる。
(化学工業日報 7/23)


■東レ・ダウコーニング
 きしみ音を軽減・防止する乾燥潤滑剤を開発

 東レ・ダウコーニングは、きしみ音を軽減・防止する乾燥潤滑剤“モリコー
トD-96AFコーティング”を 8月上旬に発売する。自動車のプラスチック部品や
皮革用品向けに開発した製品で、常温で硬化する有機系樹脂が主原料。事務機
器や内装パネルなどの建材にも使用できる。
 新製品は23℃の場合10〜15分で乾燥し 120分で硬化。溶剤の含有量が少ない
ため塗布可能な範囲が幅広く、スプレーやはけで簡単に塗布できる。硬化後に
摩擦係数の低い透明皮膜となるため、内装部品への使用に適している。
 走行時に社内の部品がたてるきしみ音を低減することが、最近の自動車部品
の技術課題のひとつになっている。現在は布製のテープを使うなどしているが、
工数が増えコスト増加につながるといった課題があった。
(日刊工業 7/23)


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■セーレン
 遮熱型透湿・防水シート“ラミテクトサーモ”を開発し本格販売

 セーレンハウジング資材グループでは、同社のハウスラップ材で透湿・防水
シートの主力商品である“ラミテクト”シリーズより、新たに高い透湿性能を
維持しながら輻射熱をカットして住宅内部の温度を快適に保つ遮熱型透湿・防
水シート“ラミテクトサーモ”を開発し8月より全国一斉に本格販売する。
 透湿性、防水性は従来の透湿・防水シートと同等の性能を有し、さらに今ま
での通気工法と同じ施工で透湿性・防水性・耐久性、さらに遮熱効果を併せ持
つことを可能にした。また、 JIS規格適合品のため、遮熱型透湿・防水シート
では初めて、国内全地域で安心して使うことができる。環境にやさしく、さら
に生活者・施工者の両者にもやさしいエコロジー製品となっている。素材は、
熱反射層+特殊不織布+透湿防水フィルム+補強不織布の多層構造となってい
る。建材商社・問屋を通じて日本全国の建材店・工務店・ハウスメーカーへ販
売する予定。
 製品の特長は、(1)輻射熱を伝える赤外線を、従来シートの約1/8(同社製品
比)となる 90%以上カット、(2)従来の透湿・防水シートと変わらない、優れ
た透湿性・防水性・耐久性・防風性を有する。耐久性については、10年性能保
証製品(防水性8kpa以上を保証)となっている、(3)焼却してもダイオキシン
などの有害ガスや悪臭が発生しない、など。
http://www.seiren.com/news/news2007/lamitect_thermo.html
(7/19)


■住友スリーエム
“スコッチ・ブライト”スポンジシリーズから新製品3種を同時発売

 住友スリーエムは、キッチンスポンジブランドの“スコッチ・ブライト”ス
ポンジシリーズから、“ハイブリッドスピーディ貼り合せスポンジ”“泡立ち
ゆたかスポンジ”“抗菌ウレタンスポンジパワフルタイプ”の 3種を同時発売
する。
 ハイブリッドスピーディ貼り合せスポンジは素早い泡立ちと水切れが特長で、
「手早くサッと食器洗いを済ませたい」という主婦のニーズに応えた商品。ス
ポンジの素材であるウレタンには、洗剤の浸透が速く空気をよく含んで泡立ち
・水切れのスピードを早める無膜層と、洗剤を保持して泡立ちをよくする有膜
層の、異なる 2層のスポンジを採用した。さらに不織布部分には、洗うものを
傷つけにくい同社独自開発の「ハイブリッド粒子」(大きくソフトな粒子がコ
ゲつきなどの分厚い層状の汚れを掻き落とし、さらに細かく硬い粒子が茶シブ
やくすみなどの薄くこびりついた皮膜状の汚れを取る)を採用した。グリーン
とオレンジの2色展開で、おしゃれな「ダブルウェーブカット」採用の手のひ
らサイズ。
 泡立ちゆたかスポンジは、泡立ちに効果的なやわらかさを追求した。スポン
ジ部分の有膜2層構造が洗剤と空気を適度に保持し、きめの細かい泡をつくり
出す。貼り合わせた不織布とスポンジ層との一体感を追究し、もみやすいやわ
らかさを実現したことで、楽に泡立てることができる。大皿も洗いやすいスリ
ム&ロングサイズで、コゲつき汚れをしっかり落とすハードブルーのハードタ
イプ(不織布、研磨粒子付き)と、キズつきを気にせず洗えて油汚れをすっき
り落とすソフトグリーンのソフトタイプ(不織布、研磨粒子なし)の 2種類を
揃えた。
 抗菌ウレタンスポンジパワフルタイプは、研磨力が持続して頑固な汚れを楽
に落とせる。不織布に含まれる研磨粒子と不織布の厚みなどをコントロールす
ることで、従来のタイプと比べて研磨力の持続性を高めた。さらに不織布部分
を使いやすくするために、スポンジ部分をやや厚めにして握りやすくすること
で、頑固な汚れも力をいれずに落とすことができる。
http://www.mmm.co.jp/news/2007/20070720_1.pdf
http://www.mmm.co.jp/news/2007/20070720_2.pdf
http://www.mmm.co.jp/news/2007/20070720_3.pdf
(7/20)


■ハウス・システム
 バナナ繊維の和紙壁紙を発売

 ハウス・システム(高松市)は、日本初となるバナナ繊維を原料とした和紙
壁紙を発売した。表層をバナナ繊維100%、裏層はケナフパルプ100%の二重抄
き構造。価格は1mあたり2,575円。工務店や設計事務所向けに初年度24,000mの
販売を見込む。
 原料のバナナ繊維はマレーシアのバナナプランテーションから輸入し、高知
県の土佐和紙製紙工場で抄き、壁紙にする。製品化にあたって、同社は高知県
ケナフ普及会と共同研究を進めていた。
 特徴は、吸水性が高く温度調整機能が働く、バナナ繊維の持つ「つや」が光
により微妙に変化しデザイン性が高い、壁面の下地が透けにくく施工の仕上が
りが良いなど。
 同社は「原料の加工から製品化まで化学薬品を一切使っていない上、廃棄物
を再利用することで環境に優しい」と話している。
(日刊工業 7/23)


┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ビジネスガイド社
「東京インターナショナル・ギフト・ショー秋」を9月4〜7日に開催

 日本最大のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市である「第64回東京イ
ンターナショナル・ギフト・ショー秋2007」が9月4〜7日の4日間、東京ビッグ
サイト全館にて開催される(主催;ビジネスガイド社)。『“グローバル化時
代”世界の逸品と日本固有の文化との競演』をテーマに約2,200 社が出展し、
生活者のライフスタイルに対応する新製品を主体に展示を行う予定。ステーシ
ョナリー、ファンシー&ホビー、ホームファニシングを始め、ペットグッズ、
IT関連&エンターテインメントグッズ、福祉・介護用品、防災・非常用品など、
多岐に渡るアイテムが展示・紹介される予定。
 出展内容はヤングファッション&キッズスタッフフェア、ベビー&キッズコ
ーナー、ステーショナリー&ペーパーグッズフェア、コレクション&メイキン
グホビーフェア、アクティブデザイン&クラフトフェア、アクティブデザイン
コーナー、ほか多数
http://www.giftshow.co.jp/tigs/64tigsinvitation/outline.htm


■日本分析機器工業会
「2007分析展」が8月29〜31日に開催

 さまざまな分野に貢献する分析技術に関して日本最大規模で開催される総合
展示会「2007分析展(第45回)」が8月29〜31日の3日間、幕張メッセ国際展示
場にて開催される(主催;日本分析機器工業会)。さらに 280テーマ以上とな
る「新技術説明会」や、「JAIMAコンファレンス」「東京コンファレンス」 な
どもあわせて開催される。
「分析が拓く技術の扉」(Analysis, leading the way with new technology)
をキャッチフレーズに出展は 900小間を予定しており、基礎から最先端・最新
の分析技術、環境分野からライフサイエンスと、さまざまな分野に貢献する分
析技術が一同に会する。
http://www.jaimashow.jp/outline/index.html


┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■繊維価格/レーヨンが47%など世界的に高騰
■トヨタ自動車
/サイドエアバッグおよびカーテンシールドエアバッグの全車標準装備を発表
■豊田通商、長谷虎紡績
/米国テネシー州に自動車用タフトカーペット生産会社を設立
■ユニチカ/子会社3社を吸収合併
■東洋紡績/ポリエステル長繊維およびナイロン長繊維を10%値上げ
■帝人・帝人エンジニアリング
/イスラエル企業と提携して工場廃水処理事業に参入
■富士経済/世界の1次電池・2次電池市場の調査を実施
■日本バイリーン
/独フロイデンベルグ社との共同出資でタイにフィルター会社設立へ
■ユニ・チャーム
/初めてのマタニティライフを応援するコミュニティサイトを新生オープン
■シキボウ/コメ油を配合した柔軟加工繊維を発表
■トステム
/光と風を通すバルコニー用のFRP製フロアユニット“グレーチングフロア”
 を新発売
■ライオン
/雨・雪・ドロはねを強力にはじくスプレー“レインガード”を改良
■帝人/2020年CO2排出量20%削減に向けて「環境経営宣言」を発表
■クラレ/「クラレCSRレポート2007」で幅広い側面からのCSR活動をレポート
■日立マクセル/粘着テープのスリオンテックを買収し子会社に

<海外ニュース>
■ポリスター社(ブラジル)
 押出機を 2機搭載する3.5m幅インピアンティ社製ラインを発注 ほか

<製品開発>
■明治製菓
/3Dイソジンフィルター内蔵の“イソジンウイルス立入禁止マスク”を新発売

<催 事>
■日本繊維機械学会/「創立60 周年記念式典」を10月12日に大阪で開催
■日本不織布協会/分科会を8月27日に大阪産業創造館で開催
■日本不織布協会
/ITMA'07視察ツアーおよびSINCE 2007視察ツアーの参加者を募集

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■繊維価格
 レーヨンが47%など世界的に高騰

 ポリエステルや羊毛など主要繊維の国際価格が高騰している。女性向け服飾
品などに使うレーヨンは年初から 5割近く値上がりした。中国を中心に新興国
の需要が拡大しているのに加え、原油高や主産地の異常気象、バイオ燃料の台
頭で耕作地が奪われたことも影響している。国内でも東レや帝人が値上げを表
明、衣料など最終製品に波及し始めた。
 天然繊維は原料綿花のニューヨーク先物相場が23日終値で 1ポンド61セント
台。年初に比べ11%高く、約 3年ぶりの高値を付けている。主産地の米国では
自動車燃料エタノールの需要拡大で原料トウモロコシの作付けが増えた。その
ため綿花の作付面積は前年比で28%減り、18年ぶりの低水準となる見通しだ。
羊毛は主産地オーストラリアが昨年干ばつに見舞われ、羊の養育頭数が減った。
指標となる競売価格(東部市場)は1kg929豪セントと昨秋より27%高い。
 合成繊維は原油高から原料の石油・石化製品価格が軒並み上昇。冬物衣料や
毛布などに使うアクリル短繊維は16%高い 2.3ドルと過去最高値を更新した。
木材原料などを溶かしてつくる再生繊維も、原料木材チップの高騰でインドネ
シア産レーヨン短繊維の輸出価格が年初比47%上昇している。
(日経 7/24)


■トヨタ自動車
 「サイドエアバッグおよびカーテンシールドエアバッグ」の全車標準装備を
 発表

 トヨタ自動車は側面衝突時の衝撃を緩和するSRSサイドエアバッグ(フロント
席)および SRSカーテンシールドエアバッグを、乗用車系車種を対象に近々発
売予定の新型車以降、全車に標準装備すると発表した。
 この装備は車両側方からの衝突時に、シートに内蔵されたエアバッグが展開
して乗員の胸への衝撃を緩和する(SRSサイドエアバッグ)。また、 SRSカーテ
ンシールドエアバッグは、フロントピラーからルーフサイド部に格納されてい
るエアバッグが乗員頭部の側面でカーテン状に展開し、サイドガラスやピラー
など車内物および電柱など車外物による頭部への衝撃を緩和する装置。
 同社では、SRSサイドエアバッグを96年8月発売の“セルシオ”に採用して以
来、またSRSカーテンシールドエアバッグは98年5月発売の“プログレ”に世界
で初めて採用して以来、衝突事故の際の被害軽減に寄与する装備として順次設
定を拡大してきた。同社では今後も「サステイナブル・モビリティ」実現に向
けた取組みの一環として「交通事故死傷者ゼロの実現」に貢献するため、「安
全な車両・技術開発」はもとより「交通環境整備への参画」「人に対する交通
安全啓発活動」を通じ交通安全への幅広い取組みを強化していく方針。
http://www.toyota.co.jp/jp/news/07/Jul/nt07_035.html
(7/23)


■豊田通商、長谷虎紡績
 米国テネシー州に自動車用タフトカーペット生産会社を設立

 豊田通商と長谷虎紡績は共同で、米国テネシー州チャタヌガ市に自動車用タ
フトカーペット製造の合弁会社「TUFTORA AUTOMOTIVE CARPET INC.(タフトラ
オートモーティブ カーペット)」を設立した。資本金は200万米ドル(約2.4
億円)で、内わけはTOYOTA TSUSHO AMERICA INC. 51%、長谷虎紡績40%、豊田
通商9%となっている。
 新会社では、長谷虎紡績が製造技術全般の提供を、豊田通商は商社機能の提
供を行うことで、北米市場において競争力を有した自動車用タフトカーペット
生産会社を目指す。日系自動車メーカーおよび内装部品メーカーの北米地区に
おける現地生産拡大に対応すべく、日本国内と同仕様、同品質を確保した製品
を供給する。すでに中国で稼動中の「上海豊虎汽車地毯有限公司」(タフトカ
ーペット製造)に続き、生産準備中の「天津豊通大塚繊維有限公司」(ニード
ルパンチカーペット合弁)と合わせ、豊田通商が手がける自動車用カーペット
事業は 3社目となり、同社では今後も成長市場における自動車周辺資材事業を
強化していく考え。
 長谷虎紡績は日本での車両用およびインテリア用タフトカーペットの製造を
手がけており、とくに車両用に関しては長年自動車メーカー向けに販売納入の
実績をもつ。一方、豊田通商は長谷虎紡績の製品を自動車メーカー向けに販売
している。
http://www.toyota-tsusho.com/press/20070725_1.cfm
(7/25)


■ユニチカ
 子会社3社を吸収合併

 ユニチカは同社子会社でフィルムおよび樹脂製造のユニチカ宇治プロダクツ
(京都府宇治市)、不織布製造のユニチカスパンボンドプロダクツ(愛知県岡
崎市)、ビニロン繊維および紡績糸製造業務の受託のユニチカプロテック坂越
(兵庫県赤穂市)の3社を、10月 1日付けで同社に吸収合併することを決定、7
月23日に合併契約書を締結した。
 今回の合併の理由について同社は、グループ事業における管理体制の効率化
を図り、トータルコストダウンをさらに推進するとともに、迅速な意思決定、
事業運営を図るためとしている。合併にともない単体ベースで特別利益約 8億
円が発生するが、業績予想の修正は行わず、連結業績に与える影響は軽微とし
ている。
http://www.unitika.co.jp/news/news-data/company-00148.html
(7/23)


■東洋紡績
 ポリエステル長繊維およびナイロン長繊維を10%値上げ

 東洋紡績は8月1日出荷分より、ポリエステル長繊維およびナイロン長繊維を
ともに10%値上げすることを決定した。ポリエステル長繊維の値上げは昨年10
月に続き04年以降で通算6回目、ナイロン長繊維は通算4回目の値上げとなる。
 同社では、今回の値上げの背景について、ポリエステル長繊維の原料である
PTA(高純度テレフタル酸)・EG(エチレングリコール)が今年3月以降10%高
騰したこと、またナイロン長繊維についても原料であるCL(カプロラクタム)
が今年4月以降10%高騰したことをあげている。同社は今後、不採算品の撤退、
高採算・特化品への生産シフトをさらに加速させ、機能衣料のテキスタイル展
開を強化し、スポーツ・インナー用途での特化糸の展開も一層拡大させる考え。
 なお、需要についてポリエステル長繊維は機能糸(細物・フルダルなど)中
心に旺盛で、ナイロン長繊維はダウン向け側地用の高密度織物の拡大基調継続
(販売量昨年対比 120%)と、インナー向け特殊断面(まゆ形)糸などの新規
企画商品の採用拡大などに支えられ、需給バランスはタイトに推移していると
いう。
http://www.toyobo.co.jp/press/press274.pdf
(7/23)


■帝人・帝人エンジニアリング
 イスラエル企業と提携して工場廃水処理事業に参入

 帝人は子会社の帝人エンジニアリングを通じて、工場から出る廃水の処理事
業に参入する。イスラエルのエリフ社と提携し、同社の微生物を使った排水処
理槽と電解槽などを組み合わせた水処理技術を導入、日本市場で水処理プラン
ト3件の受注を目指す。
 インドネシアにある帝人グループのポリエステル繊維生産子会社で試験プラ
ントを運用したところ、 COD濃度を1/10以下に抑制できたという。余剰汚泥の
発生量を抑えられるため、埋め立てコストも削減できる。廃水処理量が 1日あ
たり 200tの場合、プラントの整備費は7,000万円程度。一般的なプラントと比
べ設置スペースは半分程度で済むとしており、 4年後をめどに40億円程度の事
業規模を目指す。
(日経 7/24)


■富士経済
 世界の1次電池・2次電池市場の調査を実施

 富士経済は 1次電池・2次電池市場、アプリケーション動向、2次電池材料市
場、主要電池メーカーの取組みについて調査を実施、その結果を報告書「2007
電池関連市場実態総調査」としてまとめた。
 それによると、 1次電池市場は国内生産が減少しているものの海外での生産
が拡大していることから、世界規模での生産は増加していた。金額ベースでは、
ニッケル乾電池からアルカリマンガン乾電池への回帰などにより、国内生産は
07年まで微増とみられるが、 2次電池へのシフトにより07年以降は世界市場全
体では横ばいから微減と予測される。
 一方、 2次電池市場は国内・海外市場共に拡大基調にあった。ニッケル水素
電池やリチウムイオン 2次電池の部材高騰による影響から市場の伸びが鈍化す
るとみられるが、ハイブリッド自動車や携帯電話機用途の拡大により大きな影
響はないと予想される。製品単価の下落から、金額ベースでは微増となった。
また、 1次電池と同様に国内生産は減少し、海外生産が拡大していくと考えら
れる。各電池の市場規模とその予測は以下の通り(順に06年実績、07年見込、
11年予測、1年/06年)。
 (1) 1次電池;1兆965億円、1兆1,683億円、1兆1,431億円、104.2%
 (2) 2次電池;2兆1,404億円、2兆1,634億円、2兆2,003億円、102.8%
 (3) 角型リチウムイオン2次電池;3,400億円、3,500億円、3,700億円、
108.8%
 (4) シリンダ型リチウムイオン2次電池;1,430億円、1,570億円、1,740億円、
121.7%
 (5) リチウムイオン2次電池合計;4,830億円、5,070億円、5,440億円、
112.6%
https://www.fuji-keizai.co.jp/market/07056.html
(7/25)


■日本バイリーン
 独フロイデンベルグ社との共同出資でタイにフィルター会社設立へ

 日本バイリーンはドイツのフロイデンベルグ社(以下、FVKG)との間でタイ
にエアフィルターの加工・販売会社を今年9月に設立することで合意、ASEAN地
域でのフィルター事業拡大を図ることになった。
 新会社は「Freudenberg & Vilene Filter(Thailand)Co.,Ltd.」(略称;
FVFT)で、本社・工場は日系メーカーなども多いバンコク近郊のアマタ・ナコ
ン工業団地に置き、タイ政府の承認が下りるの待って今年 9月にFVFTを設立、
投資総額2億7,200万円を投じ08年1月の稼働を目指す。
 設立の背景には、 (1)日本バイリーン・FVKGとも韓国・マレーシアに駐在事
務所を設置しすでにエアフィルターの販売を行っていた、(2)ASEAN地域は自動
車産業を中心に今後も堅実な経済成長が期待できる、 (3)同地域におけるフィ
ルター事業のシェア拡大と販売力強化のためには価格・サービス両面から現地
加工・販売体制の整備が急務となっていた、などがある。
 新会社の概要は以下の通り。
 ・社 名;Freudenberg & Vilene Filter(Thailand)Co.,Ltd.(略称;FVFT)
 フロイデンベルグ&バイリーン フィルター(タイランド)
 ・所在地;バンコク近郊(アマタ・ナコン工業団地)
 ・資本金;4,000万バーツ(約1億6,000万円)
 ・出 資;日本バイリーン50%、FVKG50%
 ・投資額;2億7,200万円
 ・設 立;2007年9月
 ・目 的;ASEAN地域における自動車、ガスタービン、その他産業向けフィ
      ルターの加工・販売
 ・代表者;菊地修三氏(日本バイリーン)
(7/31)


■ユニ・チャーム
 初めてのマタニティライフを応援するコミュニティサイトを新生オープン

 ユニ・チャームは、和光堂、千趣会、ソニー生命保険の 3社との共同で、初
めての出産を迎えるプレママのマタニティライフを応援するコミュニティサイ
ト『プレママタウン』(http://www.premama.jp/)を8月1日から新生オープン
する。同サイトは妊娠期別(初期・中期・後期)にあわせた充実したコンテン
ツで、出産経験のないプレママにもわかりやすく情報収集ができるほか、妊娠
・出産用品の買い物や、さまざまな会員特典(登録無料)を用意している。
 今回の新生オープンは、ユニ・チャームと同3社が01年8月にスタートさせた、
会員数26万人を超える育児ポータルサイト『ベビータウン』(http://www.baby
town.jp/)を運営するなかで、初めての出産を迎えるプレママが出産・産後に
対して多くの疑問や不安を抱いていることに着目、これまで『ベビータウン』
を紹介する情報サイトであった『プレママタウン』を全面刷新し、プレママ専
用の会員サイトとしたもの。
 同サイトの会員になり、ユニ・チャームの紙おむつ、和光堂のミルク・ベビ
ーフード、千趣会のベルメゾンネットなど、サポート企業の商品やサービスを
購入または利用してベビータウン・ポイントを集めると、点数に応じてさまざ
まな景品と交換することができる特典も用意されている。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(7/25)


■シキボウ
 コメ油を配合した柔軟加工繊維を発表

 シキボウは、コメ油を配合した柔軟加工繊維“コメーユ”を開発したと発表
した。肌に優しいソフトな風合いと抗酸化性を持つ素材で、洗濯耐久性にも優
れる。綿やセルロース繊維などの天然繊維や混紡品に加工する。
 コメ胚芽油を主原料としたコメ油柔軟剤を開発し、天然系バインダーで繊維
に固着させた。アレルギーの原因物質を含有しないため肌に優しい。抗酸化性
にも優れ、防臭効果も期待できる。
(日刊工業 7/26)


■トステム
 光と風を通すバルコニー用のFRP製フロアユニット“グレーチングフロア”
 を新発売

 トステムでは、マス目状の床材が光や風を通すバルコニー用の FRP製フロア
ユニット“グレーチングフロア”を開発し、8月1日から全国で販売を開始する。
 戸建ての住宅で2階のバルコニーが1階リビングの窓の上に張り出している場
合、光が遮られてリビングが薄暗くなりがちで、湿気やエアコンの室外機から
出る熱などもバルコニーの真下にたまってしまう。同製品ではこうした問題に
対し、同社オリジナルのマス目形状により光をやわらかく取り入れ、さらに熱
気のこもりを防ぐことで、建物が密集する日本の住環境でも快適な住み心地を
実現させる。床材(グレーチング)と根太掛け・根太や柱などの構成材からな
るユニット商品だが、四方を躯体に囲まれた空間に床材だけを設置したり、同
社のベランダ手すりを選んでバルコニーとして設置したりと、多様な納め方が
可能となっている。製品の特長は以下の通り。
 (1) グレーチングのマス目は表面を小さく(23mm角)、裏面を大きく(53mm
角)とサイズを変えた、最大限に光を取り込む同社のオリジナル設計。下が見
えづらく、高所でも安心感があり、足で踏んでも痛くない
 (2) 床部分は40mmの厚みがあるため、地面から反射した光が室内に入るやわ
らかな光の取込みが可能。また、沿道など斜め下からの視線をさえぎり、プラ
イバシーも守る
 (3) 床材は FRP(ガラス繊維強化プラスチック)製グレーチングで耐候性に
優れ、丈夫で軽量
 (4) 小さな子どもの足がベランダ手すりと床材の隙間に落ちるのを防ぐ「転
落防止用化粧ポール」を採用
http://www.tostem.co.jp/newsrelease/default.htm?top9#
(7/25)


■ライオン
 雨・雪・ドロはねを強力にはじくスプレー“レインガード”を改良

 ライオンは、新開発した独自のシリコーン系撥水基剤の働きで、衣類や布製
品にスプレーするだけで雨・雪・ドロはねを強力にはじき、乾燥時間も 3分の
1以下に短縮した衣類・布製品用撥水剤“レインガード”(小75ml・大180ml)
を9月26日より全国で改良新発売する。
 今回の改良では使用時のにおいがマイルドになったほか、残ったガスを簡単
に排出できる新キャップを大サイズに採用した。また、パッケージデザインを
リフレッシュし、雨対策や日常生活での便利な使い方をアイコンでパッケージ
に表記した。商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 新開発のシリコーン系撥水基剤が布表面に強固な皮膜を形成することで、
水が染み込みやすい綿布でも強力に水をはじき、かつ撥水効果が長続きする
 (2) 乾燥時間が3分の1以下に短縮され、外出前など気になる時にいつでも気
軽に使える
 (3) スプレーした後のニオイ残りがない
 (4) 布製品全般に使え、風合いを損なわない(ただし本革・人工皮革・毛皮・
絹・和服には使用不可)
http://www.lion.co.jp/cominfo/sectop/index10.htm
(7/25)


■帝人
 2020年CO2排出量20%削減に向けて「環境経営宣言」を発表

 帝人グループは、「環境保全」「環境配慮設計」「環境ビジネス」の 3つの
視点から“環境経営”を推進し、そのなかでとくに2020年までに CO2排出量の
20%削減を重要課題として取り組む。現在の目標である、「2010年までに1990
年対比で CO2排出量を10%以上削減」が達成可能な見通しであることから、こ
うした取組みをさらに前進させる。さらに、新たな取組みとして全社員約 1万
2,000 人の参加によるレジ袋削減運動「みどリング大作戦!」を展開する。こ
の運動は、全社員に同社の「エコサークル」により生まれたエコバッグと、同
活動への参加の証である「みどリング」(ポリエステル製ミサンガ)を配布し、
ゲーム感覚でレジ袋を削減することでグループ社員1人1人が“環境経営”に参
画することを目的としている。
 同グループの“環境経営”は、日常の事業プロセスにおいて環境負荷を低減
させる活動全般を指す「環境保全」と、環境負荷の低減を製品・プロセス設計
に反映させる活動を意味する「環境配慮設計」、そして同社の強みを活かした
特徴のある新事業を生み出す「環境ビジネス」の3つの柱で構成され、この 3
分野にわたる活動を総合的、かつ継続的に推進していくことを特徴としている。
また、持続的な企業価値増大を目指し「事業戦略」「コーポレート・ガバナン
ス(企業統治)」「CSR(企業の社会的責任)」を三位一体で実践することを経
営の基本としており、同時に帝人グループの約束として「自然と生命を大切に
する」 という趣旨のブランドステートメント“Human Chemistry, Human Solu
tions” を定めている。こうした約束を守りながら、地球環境への対応をさら
に一歩進め、先進的な“環境経営”を経営活動の柱として、今回新たな取組み
をスタートさせる。
http://www.teijin.co.jp/japanese/index.html
(7/24)


■クラレ
 「クラレCSRレポート2007」で幅広い側面からのCSR活動をレポート

 クラレはこのほど、クラレグループのCSR活動をまとめた「クラレCSRレポー
ト2007」(A4判・カラー48頁)を発行した。同社発行の「CSRレポート」として
は 4号目となる今回の07年版では、クラレグループ内での 1年間のさまざまな
CSR 活動結果を集約の上、前号に対する読者からの声を反映し、さらに充実し
た活動内容を紹介している。
 活動内容は社会と環境に関する2部構成となっており、編集方針としてCSRを
推進する活動主体としての社員にフォーカスし、関係者の声をダイレクトに伝
えるようにした。また発行時の見やすさをより意識し、ユニバーサルデザイン
の考え方に配慮した。06年度の活動紹介として、地球温暖化防止に向けた CO2
排出量削減への取組みについて、これまでのCO2から温室効果ガス(GHG)を対
象とし、目標も原単位から排出量の削減に変更している。また、「次世代育成
支援対策推進法」に基づいた計画で定めた目標を達成したことや、昨年80周年
を迎えた同社の周年記念活動などを取り上げている。
http://www.kuraray.co.jp/release/2007/070723.html
(7/23)


■日立マクセル
 粘着テープのスリオンテックを買収し子会社に

 日立マクセルは、粘着テープメーカーのスリオンテックを買収、子会社化す
ると発表した。野村プリンシパル・ファイナンスが保有するスリオンテックの
発行済み普通株式93.45%を9月下旬に取得することで合意。スリオンテックの
粘着技術を取り込み、薄型テレビ用フィルムなど機能性材料事業を強化する。
(日経 7/28)


┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ファースト・クォリティ・エンタープライジズ社(米国)
 ベビー用紙おむつ事業に参入

■プロヴィデンシア社(ブラジル)
 新規株式公開により資金調達

■ポリマー・グループ(欧州)
 2007年にドイツのノインキルヒェン工場を閉鎖し、欧州生産工場を2工場に
縮小

■ロード・プラスティコス社(ブラジル)
 フィルムメーカー、ロード社が、7月にSTPインピアンティ社製ラインに第2
の押出機を導入

■ポリスター社(ブラジル)
 押出機を 2機搭載する3.5m幅インピアンティ社製ラインを発注。生産能力は
約8,000t/年

■エア・プロダクツ・ポリマー社(北米)
 7月から北米での酢酸ビニル系の単独重合体と共重合体価格を0.025ドル/ポ
ンド値上げ

■ダウ・ヨーロッパ社(スイス)
 スチレン共重合体を80−100ユーロ/t値上げ

■ロディア・ポリアミド社(フランス)
 「テクニル」ポリアミド価格を0.07ドル/ポンド値上げ

■ダウ・ケミカル社(米国)
 アクリル酸とエステルの価格を世界的に値上げ

┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■明治製菓
 3Dイソジンフィルター内蔵の“イソジンウイルス立入禁止マスク”を新発売

明治製菓は、「イソジンうがい薬」の有効成分であるポビドンヨードを化学
結合させた 3次元構造の「3Dイソジンフィルター」を内蔵した“イソジンウイ
ルス立入禁止マスク”を、 7月30日より全国で発売する。ポビドンヨードの力
で飛沫中のウイルス・細菌を阻止し、風邪対策に役立つ。優れた殺菌・消毒効
果で高い評価を得ている「イソジン」ブランドに、新たにマスクを投入してラ
インナップを強化するとともにさらなる需要喚起を図る。年間販売目標は 1.6
億円。商品の特長は以下の通り。
(1)「イソジンうがい薬」 の有効成分であるポビドンヨードを化学結合さ
せた「3Dイソジンフィルター」内蔵型のマスク
(2)バリア性に優れた5層構造で、ウイルス・細菌飛沫を99.9%ブロック
(3)ノーズフィッターや口もとゆったりワイヤーで、顔にぴったりフィット
(4)耳が痛くなりにくい、ウーリーゴムを採用
(5)衛生的な使いきりタイプ
http://www.meiji.co.jp/corp/news/2007/0726.html
(7/26)

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■日本繊維機械学会
「創立60 周年記念式典」を10月12日に大阪で開催

 日本繊維機械学会は創立60周年を記念し、10月12日大阪市西区の大阪科学技
術センターにおいて「創立60周年記念式典」を開催する。当日は記念講演のほ
か、各種表彰式、記念パーティが行われる予定。記念講演の内容は以下の通り。
 (1) 「事業転換の歴史と技術戦略」東洋紡績社長・坂元龍三氏
 (2) 「繊維機械に想う」村田機械会長・村田純一氏
 〈問合せ先〉
 日本繊維機械学会
 TEL 06-6443-4691 FAX 06-6443-4694
http://wwwsoc.nii.ac.jp/tmsj/japan/misc/news2.html


■日本不織布協会
 分科会を8月27日に大阪産業創造館で開催

日本不織布協会(ANNA)では8月27日、大阪市中央区の大阪産業創造館にて分
科会を開催する。今回は不織布関連加工機およびエレクトロスピニング、ナノ
ファイバー不織布設備とその用途について取り上げる。講演内容と問い合わせ
先は下記の通り。なお、申し込みは 8月17日までで、会場の都合により受付先
着70名となっている。
 (1) 「ホットメルトアプリケーターの不織布用事例と最近の開発動向」ノー
ドソン・PPA&NW技術本部ゼネラルマネージャー/小坂芳治氏
 (2) 「Elmarco社のナノファイバー機の特長とグローバルマーケット展開」
チェコ共和国・エルマルコ社 プロジェクトマネージャー エルマルコジャパン
代表/テンダイ・グウェナ氏(通訳;ニッコーテクノ・産業機械部部長/水間
史郎氏)
 〈問合せ先〉
 日本不織布協会・事務局
TEL 06-6233-0842 FAX 06-6233-0843


■日本不織布協会
 ITMA'07視察ツアーおよびSINCE 2007視察ツアーの参加者を募集

 日本不織布協会(ANNA)が企画する視察ツアーで、 9月13〜20日にドイツ・
新ミュンヘン見本市センターにて開催されるITMA'07(テキスタイル機械国際見
本市)の申込締め切りが7月31日に迫った。同協会では現在、10月22〜24日に中
国・上海のINTEX Shanghaiで開催されるSINCE 2007 (上海国際不織布見本市)
の視察ツアー参加者についても募集を受け付けている(申込締め切り9月21日)。
 ドイツ・ミュンヘンにて開催されるITMAは 4年ごとに開催されている見本市
で、出展内容は繊維・アパレル産業関連機械・設備・技術全般となっており、
出展社数は約1,300社を数える。前回の来場者数は12万5,000人だった。ツアー
は9月12〜18日の期間で、見本市視察のほかにもノイマーク社を訪問し、 エリ
コン・サウラー・テキスタイル・グループの不織布部門中 3社の機械総合展示
場を見学する予定。
 また、SINCE 2007は中国・上海のINTEX Shanghaiにて開催されるもので、出
展内容は不織布加工機器、産業用テキスタイル製造機械・機器、原料、関連サ
ービスなど。出展社数は中国・海外を含む 300社余りとなっている。視察ツア
ーの期間は10月21〜24日で、郊外に立地する現地工場の視察も予定されている。
 〈問合せ先〉
 (株)インセンティブ
 TEL 06-6543-8875 FAX 06-6543-8856

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
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URL : http://nonwovens-review.com/
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