NONWOVENS REVIEW On-Line No.272
━━☆No.272☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆  NONWOVENS REVIEW On-Line
□■□ http://nonwovens-review.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2007.11.05☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は、テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

季刊誌ではフォローできない不織布に関する最新の情報を、本誌購読者および
クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<国内ニュース>
■国産ナフサ価格/7〜9月に石油ショック後最高値を更新
■ユニチカ/不織布の海外展開を加速しタイ合弁企業で10%増強
■宇部興産/ナイロン原料の生産能力を8%引き上げ
■東レ/名古屋地区の研究開発要員を3倍の250人に増強
■トヨタ紡織/中国における事業統括機能を強化
■河西工業、タチエス、市光工業/自動車内装の開発・営業で協業
■日本製紙グループ、三島製紙/三島製紙を完全子会社化し特殊紙事業を集約
■群栄化学工業/日本カイノールを完全子会社化
■三菱ガス化学、三菱製紙/通信関連および電磁波干渉対策製品を共同開発へ
■三菱化学/リチウムイオン2次電池用電解液の生産設備増強が完了
■日立マクセル/リチウム電池の生産能力を5割増
■松下電池/本社工場を11月1日から操業再開
■ユニ・チャームグループ/インドネシアで「低価格のパンツ型ベビー用紙お
 むつ」を新発売
■ダイワボウポリテック/ポリプロピレン関連製品の再値上げを発表
■酸化チタン/4〜9月の生産・出荷とも増加
■阿波製紙/愛媛で開催の「製品・技術等交流会ビジネスマッチング2007」に
 出展

<海外ニュース>
■米国デュポン社/07年第3四半期の業績を発表

<製品開発>
■クラレクラフレックス/農園芸用シート“ウォーターポイント”を開発し本
 格販売へ
■NI帝人商事/女性用軽量失禁用ショーツの新デザインを発売
■NI帝人商事/年賀用“干支刺繍入り あぶらとりハンカチ”を発売

<催事>
■日本不織布協会/「ANNA講演会」を大阪で11月28日に開催

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■国産ナフサ価格
 7〜9月に石油ショック後最高値を更新

 7〜9月の国産ナフサ価格が、前期(4〜6月)比1kl当たり1,900円高の5万9,700
円となった。4〜6月に続き、オイルショック後の最高値を更新する高水準。た
だ、期中入着分の後半に市況が緩んだほか円高基調もあって、同 6万円を大き
く超えるとみられた当初の予測は下回った。もっとも、足下のスポット価格は
原油市況の高騰を受け、市場最高値を更新するなど再び騰勢を強めている。現
状のスポット価格を国産基準価格に換算すると同6万5,000円以上になることか
ら、原料価格の上昇が化学産業に与える影響がさらに拡大していく可能性が高
まっている。
(化学工業日報 10/31)


■ユニチカ
 不織布の海外展開を加速しタイ合弁企業で10%増強

 ユニチカは、海外で不織布の生産・販売を強化する。
 タイの帝人との合弁拠点「TUSCO(タスコ)」を増強する予定で、来年早々に
スパンボンドの年産能力を10%程度増強する。また事業部内に輸出専任のグル
ープを設置、中国など成長が期待できる海外市場の開拓に本腰を入れる。国内
需要の大きな伸びが見込めないなか、海外でのシェア拡大につなげるのが狙い
で、今後、中国での現地生産化なども検討していきたいとしている。
(化学工業日報 10/31)


■宇部興産
 ナイロン原料の生産能力を8%引き上げ

 宇部興産はタイ子会社と堺工場(堺市)へ約40億円を投じ、09年度までにナ
イロン原料であるカプロラクタムの生産能力を 8%引き上げる。
 カプロラクタムはベンゼンとアンモニアをそれぞれ繰り返し化学反応させて
生産する。現在の生産能力は前出2工場と山口県宇部市、スペインの4工場を合
わせて年産約39万t。
 今後、タイの製造子会社タイカプロラクタムと堺工場(堺市)で反応設備の
大型化や反応後の冷却設備の増強など改善を行う。タイでは年産11万tを13万t
に、堺は年産9万5,000tを10万5,000tに順次拡大し全体で年産約42万tとする考
えである。
 タイでは、造ったカプロラクタムから自動車部品などに使うナイロン6 を生
産。能力を09年までに75,000tへと3倍に強化する。カプロラクタムも増産し、
外販も一定規模を維持できるようにする。
 カプロラクタムの世界市場は年400万t強とされ、独BASFがシェア16%で首位。
宇部興産は9%で3位と見られる。
(日経産業 10/31)


■東レ
 名古屋地区の研究開発要員を3倍の250人に増強

 東レは、炭素繊維などの先端素材を使った自動車や航空機向けの部品工場を
2010年に名古屋に新設するのにあわせ、現在約70名を配置している研究者を09
年春をめどに3倍の250人程度に増員する。中京地区に集まる自動車や航空機メ
ーカーと連携、樹脂と炭素繊維を組み合わせた複合材料の成形加工の技術開発
などを強化する。
 東レは10年をめどに名古屋事業場(名古屋市)に自動車部品工場を建設する
のに先立ち、自動車分野に特化した研究施設「オートモーティブセンター」、
複合材料成型品を開発する「アドバンストコンポジットセンター」を相次いで
新設する。既存の「樹脂応用開発センター」も合わせた 3施設を「A&A(オー
トモーティブ&エアクラフト)センター」とし、成長分野である自動車・航空
機向けの新素材や部品の研究者を重点的に配置する。
(日経 10/28)


■トヨタ紡織
 中国における事業統括機能を強化

 トヨタ紡織は、子会社である中国統括会社「豊田紡織(上海)有限公司」を、
事業統括機能強化のため商業型会社から投資性会社へと会社形態を変更する。
形態変更は12月を予定しており、これにともない3,000万USドル(約34億5,000
万円)を増資し、社名を「豊田紡織(中国)有限公司」と変更する。新会社は
地域トータルの効率的な事業運営と各機能を一元管理する統括会社として体制
強化を進める方針。
 同社はグローバルな事業拡大にともない、米州、中国、アセアン、欧州の世
界 4極において統括会社を中心とした効率的な事業経営体制の構築を目指して
おり、今回の会社形態変更はその一環となる。現在同社は中国に12ヵ所の生産
拠点を設け、シートやドアトリムなどの内装品やフィルター・パワートレイン
機器部品を生産している。
http://www.toyota-boshoku.co.jp/jp/whatsnew/pdf/07102901.pdf
(10/29)


■河西工業、タチエス、市光工業
 自動車内装の開発・営業で協業

 河西工業、タチエス、市光工業の 3社は自動車内装の開発・営業で協業する。
 河西の内装トリム、タチエスのシート、市光の室内照明を組み合わせたミニ
バン用の内装システムを開発し、自動車メーカーに共同提案する。 3社協業で
商品力を高め、トヨタ紡織など内装システムを 1社で手掛ける大手メーカーに
対抗する。内装部品を駆動する小型モータのメーカーを連合の枠組みに加える
ことも検討し、提案力をさらに強化する。
(日刊工業 10/31)


■日本製紙グループ、三島製紙
 三島製紙を完全子会社化し特殊紙事業を集約

 日本製紙グループは株式交換により08年2月1日付で三島製紙を完全子会社化
する。
 両社は10月24日付けで基本合意書を締結し、株式交換後に事業再編を行うこ
とを決めたもので、日本製紙グループでは特殊紙部門を三島製紙に集約し、経
営の効率化を図る考え。なお、三島製紙は株式交換に先立つ08年 1月28日に上
場廃止となる見込み。株式交換比率は現在協議中で、株式交換後、三島製紙は
洋紙生産の主力拠点である広島県の大竹工場を、日本製紙グループ本社の子会
社である日本大昭和板紙に移管する。同時に日本大昭和板紙は生産子会社 4社
を吸収合併し、特殊紙生産の主力工場である高知工場を三島製紙に移管する。
 さらに日本製紙グループの別の子会社である日本製紙も、紙と樹脂を合成し
た高耐水性特殊紙“オーパー(R)” に関する事業を三島製紙に譲渡する。これ
らの施策により、日本製紙グループ本社は洋紙、板紙・段ボール、家庭紙、特
殊紙の中核事業 4分野を、それぞれ専門の直接子会社を通じて管理する体制を
整える。
 三島製紙は大正7年の創業以来、薄葉紙と呼ばれる紙の製造技術を有する特
殊紙メーカーとして事業展開を行ってきたが、国内需要縮小に加え原燃料価格
の高騰などにより、厳しい経営状態が続いていた。
http://www.mishimapaper.co.jp/news/topics20071024-2.pdf
(10/24)


■群栄化学工業
 日本カイノールを完全子会社化

 群栄化学工業は、日本カイノールを株式交換により完全子会社とする。株券
交付日は08年 1月下旬を予定しており、株式交換比率は日本カイノールの普通
株式 1株に対して、群栄化学の普通株式94株を割当て交付する。ただし、同社
が保有する日本カイノールの株式7,800 株については、株式交換による株式の
割当ては行わない。
 同社は今回の株式交換による完全子会社化の目的について、同社グループが
持続的な成長を続けていくために、グループシナジーを最大化させていくこと
が不可欠で、日本カイノール完全子会社とすることでグループ全体の企業価値
を高めるとしている。日本カイノールは、フェノール樹脂系高機能繊維“カイ
ノール”やその他防災・難燃性合成繊維製品の製造販売を行う同社の主要な連
結子会社。
http://www.gunei-chemical.co.jp/PDF/kabushikikoukan07.10.29.pdf
(10/29)


■三菱ガス化学、三菱製紙
 通信関連および電磁波干渉対策製品を共同開発へ

 三菱ガス化学と三菱製紙は、通信関連および電磁波干渉対策製品の早期事業
化を図るため、開発・製造・販売に関して共同開発契約を締結した。この共同
開発による製品は来年以降に順次事業化の予定で、5年後には10 億円規模の売
り上げを目標としている。
 三菱ガス化学はアンテナパターン設計技術およびポリカーボネートシートを
基材とした積層技術を用い、高い信頼性と耐候性の透明なパターン型電波吸収
体や電磁波シールド材を開発。三菱製紙は長年培った特殊写真技術を応用し、
ポリエステル基材を用いた微細伝導性銀パターン形成技術を工業化、さらに抵
抗率の安定性に優れた細線パターン形成技術を新たに開発している。両社では、
お互いが保有する特長技術を活かすことで、より耐候性に優れた透明電磁波シ
ールド材や低価格で意匠性に優れたDSRC(Dedicated Short Range Communica-
tion;専用狭域通信)用の透明電波吸収体、シートアンテナなどの通信関連・
電磁波干渉対策製品の開発が可能となり、従来のITO フィルムを用いた製品と
比べ優れた品質と高い生産性を実現できるとしている。
 またこれに先立ち、11月 6日より東京ビッグサイトにて開催される「INCHEM
TOKYO 2007 先端技術展」に試作品の出展を予定している。
http://www.mgc.co.jp/news/2007/pdf/071029.pdf
(10/29)


■三菱化学
 リチウムイオン2次電池用電解液の生産設備増強が完了

 三菱化学は同社四日市事業所において10月25日、リチウムイオン 2次電池用
電解液“ソルライト”の年産2,000t規模の製造設備増強工事が完了、竣工した。
今回の増強は、リチウムイオン 2次電池を搭載するハイブリッド自動車や電気
自動車向けの需要に対応する本格量産化への第 1弾となる。同社では今回の設
備増強により、今後さらに電池材料ビジネスの拡大を図るとともに、さらなる
高機能化に向け開発を進める考え。
 近年、携帯電話、ノート型パーソナルコンピューターなど携帯用小型電子機
器の急速な普及にともないリチウムイオン 2次電池の需要は伸び続けており、
現在、全 2次電池のなかで最大の生産額を占めるまでに成長した。今後は、従
来のニッケル水素電池に比べ高容量・高電圧のリチウムイオン 2次電池の搭載
が、ハイブリッド自動車や電気自動車向けに期待されている。
http://www.m-kagaku.co.jp/newsreleases/2007/20071026-1.html
(10/26)


■日立マクセル
 リチウム電池の生産能力を5割増

 日立マクセルは、携帯電話や電動工具用のリチウムイオン電池の生産能力を
5割増強する。10年度までに約100億円を投じて京都府に工場を新設するほか、
中国拠点でも製造設備を追加導入。国内外で月産2,500万個体制を整える。
 京都府大山崎町の生産拠点の敷地内に建物面積 7,100m2の新棟を来春に着工
し、 1年後の稼動を目指す。電池の中核部材となる電極を生産する。また電池
の組み立てを手掛ける中国・無錫市の拠点でも段階的に設備を増強する。
(日経 10/30)


■松下電池
 本社工場を11月1日から操業再開

 松下電器産業は、子会社の松下電池工業の本社工場(大阪府守口市)が、9月
30日の火災発生以来、停止していた生産を11月 1日から順次、再開すると発表
した。当初の稼動は一部の極板工程にとどまり、全面的な再開は年内をめどと
している。
 火災にともなう被害額は精査中だが、焼失した設備のほか工場在庫の損失を
含めた範囲で20億円程度と試算している。火災発生の原因は「充放電の設備」
と特定したものの、詳細な発生原因は引き続き調査中。今後の防火対策として、
充放電設備の付近に防火設備を整え、ほかの生産ラインから隔離する。
 松下電池は本社工場の稼動停止にともない、中国無錫と和歌山工場で代替生
産を開始している。
(日刊工業 10/30)


■ユニ・チャームグループ
 インドネシアで「低価格のパンツ型ベビー用紙おむつ」を新発売

 ユニ・チャームグループのインドネシア現地法人「PT Uni-Charm Indonesia」
は、低価格のパンツ型ベビー用紙おむつ“Mamy Poko Pants Standar” を、12
月からインドネシア・ジャワ島にて新発売する。販売エリアは順次拡大させる
予定で、はかせやすい便利なパンツ型おむつを購入しやすい低価格で提供する
ことにより、インドネシアにおけるベビー用紙おむつの普及拡大を目指す。
 同社は現在、中期ビジョン「グローバル10」において紙おむつや生理用品な
ど不織布・吸収体事業で、2010年にグローバルシェア10%を獲得することを目
指し、アジアを中心に中東・ヨーロッパ諸国などへの海外展開を推進している。
なかでもインドネシアは重点国の一つとして、生理用品の製造・販売およびベ
ビー用紙おむつの販売を展開しており、ベビー用紙おむつはプレミアム製品の
“Mamy Poko”ブランドでトップシェアを獲得している。
 インドネシアにおけるベビー用紙おむつの普及率は現在約20%だが、10年に
は数量ベースで約 2倍に拡大することが見込まれている。市場の成長を実現す
るためには、インドネシアでのユーザーが求める品質・機能をもちながら、誰
でも気軽に購入できる低価格の紙おむつを提供することが不可欠となるが、世
界で初めてパンツ型紙おむつの商品化を成功させた同社では、はかせやすいパ
ンツ型紙おむつを低価格で提供する技術を確立、今回の製造・販売を決めた。
商品の主な特長は以下の通り。
 (1) パンツ型紙おむつのパイオニアとして培った技術を応用し、誰でも気軽
   に買える低価格を実現
 (2) ユーザーがもっとも重視する「モレない」機能に特化したシンプルデザ
   インを低価格で提供する
 (3) はかせやすいパンツ型はおむつ交換が簡単にできるため、外出時などの
   使用に便利
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(10/31)


■ダイワボウポリテック
 ポリプロピレン関連製品の再値上げを発表

 ダイワボウポリテックはポリプロピレン関連製品について、11月 1日出荷分
より合繊綿、ポリプロ糸を15円/kg以上値上げすることを発表した。
 ポリプロピレン繊維の原料である合成樹脂は、その原材料である原油・ナフ
サ価格の上昇により、今般、樹脂メーカー各社から再度の値上要請があった。
同社は、現在においても原油価格はオイルショック時に並ぶ高値圏で推移して
おり、さらに一段とその騰勢を強めているとしている。
http://www.daiwabo.co.jp/ir/pdf/2007_1025.pdf
(10/25)


■酸化チタン
 4〜9月の生産・出荷とも増加

 日本酸化チタン工業会がまとめた07年上半期(4〜9月)の酸化チタン需給実
績は、生産量が12万4,646tで前年同期比 2.9%増加した。出荷ベースでは、国
内向けが7万9,237tで同2.6%減少したものの、輸出が42,538tで同6.2%の伸長。
この結果、国内向けと輸出を合わせた出荷合計は 12万1,775tで同0.3%のプラ
スとなった。中国を中心とした東南アジア向けの伸びを背景に、輸出がおおむ
ね堅調に推移しており、国内の低迷を補う格好となっている。
(化学工業日報 10/31)


■阿波製紙
 愛媛で開催の「製品・技術等交流会ビジネスマッチング2007」に出展

 阿波製紙は10月31日愛媛県・アイテムえひめにて開催される「製品・技術等
交流会ビジネスマッチング2007」に出展する。同社の出展予定商品は以下の通
り。
 (1) 抗菌紙“izi”;銀担持アクリル繊維を混抄した光触媒シート。光触
   媒抗菌作用があり、光照射下におくとヒドロキシラジカルが発生して複
   数の菌およびインフルエンザウイルスAに対して抗菌効果、殺菌効果お
   よび不活性化効果が確認されている
 (2) “ALT”;ポリオレフィン100%シートで 耐薬品性、耐水性に優れる
 (3) ガラスペーパー;ガラス繊維 100%またはパルプとの混抄シート。寸法
   安定性、耐熱性に優れる
 (4) PET紙;ポリエステル繊維100%シート。寸法安定性、耐水性、耐薬品性
   に優れる
http://www.awapaper.co.jp/company/news94.html
(10/20)

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■米国デュポン社
 07年第3四半期の業績を発表

 米国デュポン社は07年第3四半期(7月〜9月)の業績を発表した。それによる
と利益は堅調に推移しており、07年第3四半期の1株あたり利益は前年同期の52
セントに対し、56セントとなった。特別項目を除いた 1株当たり利益は、前年
同期の49セントに対し20%増の59セント。事業部門全体の売上は前年同期比 6
%増の67億ドルとなり、事業ポートフォリオの変化を除いた売上は、販売量の
3%増、現地価格の2%増、および為替差益の2%を反映し、7%の増加となった。
また、米国を除くすべての地域における売上は、米国内における需要の低下を
埋め合わせる以上のものとなった。固定費の売上高に占める割合は前年同期に
比べ 0.9%向上し、特別項目を除いた事業部門全体の税引前営業利益率は、前
年同期の13.3%から14.2%に増加した。
 同社は07年度通期予想について、特別項目を除いた 1株あたり利益は、前期
予想の3ドル15セントに対し、現時点では3ドル20セントになるとの見通しを示
している。なお、各部門の07年第3四半期の業績の概要は以下の通り。
 (1) 農業・食品関連事業;売上11億ドル(前年同期比21%増)。種子トウモ
   ロコシ、大豆およびカノーラ(ナタネ)の全世界での大幅な売上増、お
   よび中南米およびヨーロッパ地域での殺菌剤の好調な売上が、北米地域
   での化学製品の売上低迷を埋め合わせる以上のものとなった
 (2) 塗料・色材技術事業;同16億ドル(同2%増)。事業の売却による影響を
   除くと、売上は前年同期比 3%増。アジア太平洋および中南米地域での
   二酸化チタンおよび塗料の売上増が、継続する米国市場での低調をおお
   むね相殺した
 (3) 電子・情報技術事業;同9億3,500万ドル(同5%増)。売上は主にフロロ
   プロダクトおよびパッケージング・グラフィック事業での販売量の伸び
   と、金属コスト上昇にともなう価格転嫁によるもの。とくに携帯電話お
   よび半導体関連電子材料に対する需要が、今期後半の業績向上をもたら
   した
 (4) 高機能材料事業;同17億ドル(同6%増)。事業ポートフォリオの変化を
   除いた売上は前年同期比 5%増。これらの増分は主に自動車市場関連の
   販売量の低下、テキサス州オレンジにある同社工場におけるハリケーン
   ・フンベルトによる被害、設備および原材料供給上の制約による売上減
   と相殺された
 (5) 安全・防護事業;同14億ドル(同2%増)。ポートフォリオの変化を除い
   た売上は、米国の住宅市場の低迷にもかかわらず、“ケブラー(R)”、
   “ノーメックス(R)”、“タイベック(R)”、および特殊化学品の好調な
   売上を反映し、6%の伸びを示した
http://www2.dupont.com/ja_JP/NewsEvents/news/2007/article20071025.html
(10/25)

┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■クラレクラフレックス
 農園芸用シート“ウォーターポイント”を開発し本格販売へ

 クラレクラフレックスは、同社の独自繊維である親水性高強力繊維“クラロ
ン K-U” と超極細高密度不織布とを一体化させた農園芸用シート“ウォータ
ーポイント”を開発、11月12日より本格的な発売を開始する。
 同製品は農作物を栽培する土壌や通路に敷く形で数年間にわたり使用するこ
とができ、除草剤を撒けない土壌での除草作業の省力化、幼木の早期育成、樹
勢の弱まった樹木の活性化など、農園芸作業を省力化・効率化し、農作物の育
つ力を土台から支援する。“クラロン K-U”は同社が開発した新規PVA繊維で、
溶剤湿式冷却ゲル紡糸という同社独自の製造技術を用いた新しいタイプの合成
繊維。今回の不織布に使用されている高強力タイプのほかに水溶性タイプがあ
り、低伸度・耐アルカリ性・耐候性などの特徴がある。製品幅は65cm と100cm
を揃え,長さはともに約100mのロール状 。柑橘類や果菜類などの生育支援を展
開し、初年度は5,000万円、3年後には3億円の販売を目指す。
 新商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 透水性;水・肥料成分をすばやく透過するため、敷いたまま水遣りがで
   きる
 (2) 保水性;土壌水分の蒸発を抑制するため、頻繁な水遣りが不要
 (3) 防草性;太陽光を遮断するため雑草の生育を抑制することができ、除草
   作業を省力化する
 (4) 遮熱性;地温上昇を抑制する
 (5) 沿い性;適度の伸びと柔らかさがあるため、土壌の凹凸に沿って敷くこ
   とができる
 (6) 耐久性;高強力・高耐候性繊維を使用しているため、丈夫で破れにくい
http://www.kuraray.co.jp/release/2007/071029_02.html
(10/29)


■NI帝人商事
 女性用軽量失禁用ショーツの新デザインを発売

 NI帝人商事は尿失禁用ショーツ“ウェルドライ(R)”の女性用新商品として、
デザイン性を重視したモデル“ウェルドライ(R)エフ”(吸収量;約10cc、 サ
イズ;M・L・LL、カラー;ピンク・モカ・ブラック)を11月1日に発売した。
 “ウェルドライ(R)” はテイジンの超極細繊維を使用した吸水体一体型の軽
尿失禁用下着で、今日の多様化したユーザーのニーズに応える商品として、機
能性はそのままにデザイン性に優れた“エフ”を追加し、同シリーズの充実を
図る。同社では、年間3万枚(上代ベース約1億円)の販売を見込んでいる。
 “エフ”の名前の由来は、いつまでも輝いた女性でいてもらいたいという想
いから「Free(自由)」「Feminine(女性らしい)」「Felicity(幸せ)」の
3つの頭文字から名付けられた。商品の主な特長は以下の通り。
 (1) ウェルドライの従来の性能はそのままに、ファッション性のある外見と
   美しいシルエットを実現
 (2) 色染めのレースとアウターのシルエットを考慮したバックレース使い
 (3) 吸水クロッチ部分はおしゃれ感を損なわないよう形、縫製を工夫
 (4) 吸水性に優れたテイジンのマイクロファイバーを採用した薄くて柔らか
   なパットにより、安心感と違和感のないソフトな履き心地を実現
 (5) 抗菌防臭加工により臭いの発生も抑える
 ドライ層;撥水性に優れたメッシュ部分から水分を吸収させるため、表面は
      サラッとしたドライ感が持続する
 吸水層;吸水力の高いテイジンの超極細繊維“ミクロスター”が、水分をす
     ばやく吸収、拡散させる。抗菌防臭加工で臭いの発生も抑制する
 防水層;防水透湿のラミネート加工素材で、水を通さず水蒸気だけを通して
     ムレを軽減する
http://www2.ni-teijinshoji.co.jp/news/071025.html
(10/25)


■NI帝人商事
 年賀用“干支刺繍入り あぶらとりハンカチ”を発売

 NI帝人商事は、超極細繊維“ミクロスター(R)”を使用した“ミクロピュアR”
シリーズにおいて、期間限定で来年の干支「子」の刺繍を配した“干支刺繍入
り あぶらとりハンカチ”を発売する。カラーはピンク、スカイブルー(とも
にラウンドカット)、ダークブルー(スクェアーカット)の3色展開で、年賀用
のし袋付き。同社では10万枚の販売を見込んでいる。
 同製品は申年より発売しており、本年度もノベルティー用として企業と一般
小売向けに広く販売する。商品の主な特長は以下の通り。
 (1) ミクロン単位の皮膚の汚れや皮脂をしっかりキャッチしてきれいに落と
   す
 (2) 毛細管現象により吸水性・吸油性に優れる
 (3) 化粧品のあぶらや皮脂、汗をしっかり吸収し、お肌のテカリを防ぐ
 (4) 優れた吸水力と速乾性で、いつでも爽快な使用感
 (5) メガネ拭きとしても使用できる
http://www2.ni-teijinshoji.co.jp/news/071029_02.html
(10/29)

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■日本不織布協会
「ANNA講演会」を大阪で11月28日に開催

 日本不織布協会(ANNA)では11月28日、大阪市中央区の大阪産業創造館にお
いて「ANNA講演会」を開催する。今回は、近年進展の目ざましいマスク関連の
テーマに加え、同協会の産官学連携活動の一環として、 2大学からの繊維材料
の最新技術、産官との連携の取組みについてのテーマを取り上げた。
 当日は同協会の金井宏彰会長が挨拶に立ち、その後以下の内容で講演が行わ
れる予定。
 (1) 「繊維産業技術の新たな取組みと不織布を取り巻く動向〜信州大学繊維
   学部の取組みを通じて〜」平井利博氏(信州大学繊維学部学部長 教授
   工学博士)
 (2) 「最近の不織布マスクの開発動向」林洋雄氏(ユニ・チャーム グローバ
   ル開発本部第2商品開発部 部長)
 (3) 「繊維改質処理の最近の研究と実用化例」「福井大学における産官連携」
   堀照夫氏(福井大学大学院工学研究科ファイバーアメニティー工学専攻
   教授 副学長〔国際交流担当〕工学博士)
 〔問合せ先〕
 日本不織布協会事務局 TEL 06-6233-0842

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

NONWOVENS REVIEW On-Line No.273
━━☆No.273☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆  NONWOVENS REVIEW On-Line
□■□ http://nonwovens-review.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2007.11.12☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

季刊誌ではフォローできない不織布に関する最新の情報を,本誌購読者および
クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<国内ニュース>
■自工会/依然好調な四輪車輸出;07年9月・4〜9月自動車生産・輸出実績
■トヨタ紡織/3年間で2,000億円を超える設備投資を計画
■大阪ガス/家庭用燃料電池と太陽光発電による発電システムを関西で初導入
■新日本石油/灯油仕様10kW級業務用燃料電池システムが九州大学で運転開始
■P&G/「P&G サステナビリティ・レポート 2007」を発行
■ユニ・チャーム/マスクによる子どものインフルエンザ発症率低減を実証
■三菱製紙、岩手県岩泉町、三菱UFJ/「FSC森林認証の森」サポーター制度を
 開始
■東レ・デュポン/英ブランドへの協力で世界最軽量スーツケースを開発
■帝人ファイバー/V-LAP不織布の製造販売を本格展開
■帝人ファイバー/エコバッグが「MoMA Design Store」のオリジナル商品に
■ダイワボウポリテック/ポリプロ短繊維を1割増産
■ピースアンドキューズ/大豆由来で安全性の高い抗菌剤を発売
■日本バルカー工業/従来の3倍の消臭能力もつ活性炭シートを開発
■ダイニック/「木材・木材製品の合法性が証明された原紙の分別管理規範」
 を発表
■旭化成、旭化成せんい/「旭化成・中国ファッションデザイナークリエイテ
 ィブ大賞」を開催
■日本バイリーン/12月5〜7日開催の「SEMICON Japan 2007」に初出展

<製品開発>
■ハンターダグラス/二層ハニカム構造により優れた断熱性能のウィンドーシ
 ェードを新発売
■岡村製作所/消臭機能付花粉除去ブース“Manner Jet(マナー ジェット)”
 を新発売

<催 事>
■日本不織布協会/「ANNA講演会」を大阪で11月28日に開催
■SEMICON Japan 2007/12月5〜7日の3日間幕張メッセにて開催
■第3回 FC EXPOセミナー In 大阪/12月4・5日に大阪国際会議場にて開催

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■自工会
 依然好調な四輪車輸出;07年9月・4〜9月自動車生産・輸出実績

 (社)日本自動車工業会では07年 9月の自動車生産・輸出実績および4〜9月分
の自動車輸出概況を発表した。
 それによると、 9月の四輪車生産台数は 101万3,511台で、前年同月の100万
1,738台に比べ 1万1,773台・1.2%の増加となり、2ヵ月連続で前年同月を上回
った。種別生産台数と前年同月比は、乗用車が86万6,378台で2万888台・2.5%
増で 2ヵ月連続のプラス、トラックが13万5,169台で1万3,514台・9.1%減で 8
ヵ月連続のマイナス、バスが 1万1,964台で4,399台・58.1%増で32ヵ月連続の
プラス。生産台数の好調さに対し、四輪車の国内需要は 49万9,795台で前年同
月比8.6%の減少となった。
 07年度上半期(4〜9月)の生産累計は547万9,089台で、前年同期の553万507
台に比べ5万1,418台・0.9%の減少となり、上半期としては4年ぶりのマイナス
となった(乗用車4,67万・1,664台・1万592台・前年同期比0.2%増、トラック
75万5,197台・7万0,694台・同8.6%減、バス 5万2,228台で・8,684台・同19.9
%増)。また上半期(4〜9月)の国内需要は248万4,697台で、前年同期比 8.1
%の減少となった(乗用車202万1,893台・前年同期比6.4%減、トラック 45万
5,585台・同14.9%減、バス 7,219台・同11.1%減)。
 一方、9月の四輪車輸出台数は58万666台で、前年同月の53万1,773台に比べ4
万8,893台・9.2%の増加となり、26ヵ月連続で前年同月を上回った。車種別内
訳は、乗用車が51万1,568台(内KD車1万6,685台)前年同月比4万2,397台・9.0%
増、トラックが5万6,115台 (内KD車2万2,663台) 同2,123台・3.9%増、バスが
1万2,983台 (内KD車1,367台)同 4,373台・50.8%増。輸出金額は、車両分 104
億2,243万ドル、部品分28億3,875万ドルの総額132億6,118万ドルとなり、前年
同月の120億6,627万ドルに比べると11億9,491万ドル、9.9%の増加となった。
 4〜9月分の自動車輸出概況は、四輪車輸出台数が313万4,676台で、前年同期
の293万6,129台に比べると19万8,547台・6.8%の増加となり、上半期として 4
年連続でプラスとなった。車種別内訳は、乗用車 2,77万7,835台 (内KD車8万
5,969台) 前年同期比 17万3,529台・6.7%増、トラック 30万0,533台 (内KD車
11万4,518台) 同1万5,262台・5.4%増、バス 5万6,308台 (内KD車6,909台) 同
9,756台・21.0%増。輸出金額は車両分562億408万ドル、部品分156億1,218万
ドルの総額718億1,626万ドルとなり、前年同期の652億8,929万ドルに比べると
65億2,697万ドル、10.0%の増加となった。
http://www.jama.or.jp/stats/product/20071031.html
http://www.jama.or.jp/stats/export/20071031.html
(10/31)


■トヨタ紡織
 3年間で2,000億円を超える設備投資を計画

 トヨタ紡織は07、08年度の設備投資を当初計画に対し 400億円増額し、07〜
09年の3年間で2,060億円を投入する。
 年度ごとの案件は、07年度はカナダを中心とした北米での増産対応、天津・
広州におけるRAV4およびヤリス向けの投資。08年度は猿投(さなげ)工場(愛
知県豊田市)での技術棟新設、豊田市内でのグローバル研修センターの新設、
世界各拠点での生産能力の拡充など。09年度は北米ミシシッピおよびインディ
アナでの新工場建設などを予定している。
 同社はこのほど10年度の連結ベースの経営目標を、06年11月に発表した売上
高1兆3,000円、経常利益650億円から、それぞれ1兆4,000億円、経常利益700億
円に上方修正した。これを達成するため設備投資を上積みし、グローバルな供
給拡充を加速する。加えてメタル系部品の内製化による競争力強化、研究開発
・整備体制の拡充と、大型天井イルミネーションなど付加価値の高い新製品の
拡販などを推進、真のグローバル企業を目指した基礎固めに拍車をかける。
 同社は10年代半ばに「世界トップレベルの内装システムサプライヤー、フィ
ルターメーカーとして、世界各地域で活躍できる真のグローバルカンパニー」
を目指している。その基盤を確立するため、10年までを「第 2の創業期」と位
置づけ、足元固めと将来の発展のための先行施策の両面からの施策を推進中。
(化学工業日報 11/9)


■大阪ガス
 家庭用燃料電池と太陽光発電による発電システムを関西で初導入

 大阪ガスは、開発を進めている家庭用固体高分子形燃料電池(PEFC)による
コージェネレーションシステム(燃料電池)と、太陽光発電システムを組み合
わせた“W(ダブル)発電システム”を大阪府茨木市彩都あさぎに導入し、11
月3日より関西で初となる一般公開を開始した。
 この一般公開は08年5月31日までの約7ヵ月間を予定している。同システムを
導入した省エネルギー住宅には、このほかにもミストサウナ機能付浴室暖房乾
燥機や“ガラストップコンロ”、ガス温水式床暖房などニーズの高いガス設備
や、セントラル換気ユニット“エアキュア”等の最新設備を装備しており、さ
らに大阪ガスグループが提供するホームセキュリティなど最新の住宅関連設備
も装備されている。
発電と同時に発生する熱を給湯等に有効利用できる燃料電池と、自然エネル
ギーを活用する太陽光発電を組み合わせた“W発電システム”は、一般的な家
庭の従来システムと比べ、一次エネルギー消費量を約 55%削減、CO2排出量を
約70%削減することが可能で、家庭での環境負荷軽減に貢献する。
http://www.osakagas.co.jp/Press/pre07/071031.htm
(10/31)


■新日本石油
 灯油仕様10kW級業務用燃料電池システムが九州大学で運転開始

 新日本石油は国立大学法人九州大学と共同で、同大学伊都キャンパス(福岡
市)内の学生食堂「ビッグどら」に設置した灯油仕様10kW級業務用燃料電池シ
ステムの実証試験運転を開始したと発表した。これは水素エネルギーの推進に
取り組む全国初の産学官連携組織である「福岡水素エネルギー戦略会議」の実
証活動支援事業として採択されたもの。
 今回設置された業務用燃料電池システムは、同社と三菱重工業が共同開発し
ているもので、過去に都内のコンビニエンスストアや広島県内のビジネスホテ
ルで行った実証試験から得た知見を反映させ、改良を行った新型のシステム。
同実証試験では来年9月までの約1年間にわたり、学生食堂という実際の営業店
舗で長期間にわたり運転することで、耐久性や最適な運転方法による電気とお
湯の有効利用を検証する。
 同社はこの実証試験以外にも、財団法人新エネルギー財団(NEF)が実施して
いる「定置用燃料電池大規模実証事業」で 1kW級家庭用燃料電池システムを今
年度末までに参加事業者中最大となる831台(全設置予定台数2,187台の約38%)
を設置するなど、将来の燃料電池の普及に向けて今後もさまざまな施策に取り
組む考え。
http://www.eneos.co.jp/company2/press/2007_2008/20071106_01_0951913.html
(11/6)


■P&G
「P&G サステナビリティ・レポート 2007」を発行

 P&Gは「環境保全」「経済発展」「社会への責任と還元」にどのように取り組ん
でいるかを紹介した「サステナビリティ・レポート 2007」を発行した。
 同社では93年に「年次環境報告書」の発行をスタート、99年には環境だけで
なく経済的・社会的側面にも目を向けた「サステナビリティ」の概念を採用し、
「年次環境報告書」を「サステナビリティ・レポート」に発展させ毎年秋に発
行している。今回の07年版では、消費者がイメージしやすいよう製品を中心に、
企画・開発から調達・生産、流通、製品使用・使用後というテーマごとの取組
みを紹介し、消費者目線のわかりやすい構成としたほか、気軽に手にとって読
んでもらえる26ページのシンプルな冊子にまとめ、幅広いテーマをわかりやす
いデザインと言葉で報告している。
 また、P&G米国本社では全世界のP&Gグループが目指す、サステナビリティ 5
ヵ年目標を発表した。このレポートでは、@製品における取組み、A生産活動
における取組み、B社会貢献活動における取組み、C社員による取組みの推進、
Dステークホルダーとの協働による取組みの 5つの項目からなる 5ヵ年目標を
「ビジョン」として紹介している。そのなかで「環境に与える影響が従来より
少ない製品を、今後 5年間で累計売上高 200億ドル分生み出すことを目指す」
「環境的側面の改善を続け、今後5年間でCO2排出量、エネルギーと水の消費量、
固形廃棄物量をそれぞれ生産量あたり10%さらに削減し、10年間(02〜12年)
の合計で40%の削減を目指す」といった経営や環境に関する目標のほか, ユニ
セフや世界保健機構(WTO)など社外のステークホルダーとの協働といった目標
も掲げられている。
http://jp.pg.com/news/2007_02/200711/20071107p01.htm
(11/7)


■ユニ・チャーム
 マスクによる子どものインフルエンザ発症率低減を実証

 ユニ・チャームは、関西医科大学医学部耳鼻咽喉科・久保伸夫准教授、いが
らしクリニック・五十嵐利一院長との共同で、インフルエンザ流行期における
子どものマスク装用による効果に関する研究を、東京都荒川区立尾久宮前小学
校の協力のもとに行った結果、「マスクを装用することで、子どものインフル
エンザ発症率を5分の1に低減させることができる」ことを実証したと発表した。
 今回の研究は尾久宮前小学校に通う1〜6年生の男女308名を対象に、07年2月
5日〜 3月2日の期間に行われた。登下校時および清掃時にマスクを装用して過
ごした生徒と、マスクを装用せず過ごした生徒のインフルエンザ罹患の様子を
症状日記と診断を通じて調査し、発症率を比較した。有効回答は 254名で、期
間中マスクを装用せず過ごした生徒 103名のうち、インフルエンザにかかった
子ども10名・発症率9.7%に対して、マスクを装用して過ごした生徒151名のう
ち、インフルエンザにかかった子どもは3名・発症率2.0%という結果となった。
 同社では今回の調査結果により、インフルエンザ流行期にマスクを装用して
過ごすことで、子どものインフルエンザ発症率を5分の1に低減できることが実
証されたとし、同年2月に同区内の子どものインフルエンザ発症率が8.2%であ
ったことからも、マスクの装用による効果が実証されたとしている。これまで
インフルエンザの予防対策には予防接種のほかに、うがい、手洗い、マスクの
装用が励行されているが、マスクの装用による予防効果の検証はなされていな
かった。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(11/1)


■三菱製紙、岩手県岩泉町、三菱UFJ
「FSC森林認証の森」サポーター制度を開始

 三菱製紙、岩泉町(岩手県下閉伊郡)、三菱UFJ投信の 3者は、FSC森林認証
制度の普及や国内林業の振興、さらに二酸化炭素吸収源の確保に寄与すること
を目指し「FSC森林認証の森」サポーター制度を立ち上げた。
 このサポーター制度は、FSC森林認証紙のユーザー企業(三菱UFJ投信)が認
証林管理費用の一部を岩泉町に提供、岩泉町は環境および経済的に豊かな森を
つくり、さらに三菱製紙が森づくりの過程で発生する間伐材等の低質材を認証
紙に利用することで成り立っている。このように FSC森林認証紙は、森と消費
者をつなぐ役割を果たすことになる。また、ユーザー企業は FSC森林認証林を
従業員の環境教育やリクリエーションの場としても利用する。
 岩泉町は岩手県北東部に位置する本州一広い町でその93%を森林が占めてお
り、03年には町有林を中心とする約5,300haの森林がFSC森林認証を取得してい
る。三菱製紙は今年6月、岩泉町の社有林でFSC森林認証を取得するなど、岩泉
町のFSC森林認証を支援する活動を進めている。また、三菱UFJ投信は07年 3月
にISO14001認証を取得し、環境に優しい会社を目指している。
http://web.infoweb.ne.jp/mpm/news/071106.pdf
(11/6)


■東レ・デュポン
 英ブランドへの協力で世界最軽量スーツケースの開発を実現

 東レ・デュポンは、英国の老舗旅行鞄ブランド「グローブ・トロッター」へ
の技術協力を行い、世界最軽量スーツケース(機内持込サイズで1.4kg)“one-
hundred&ten(日本名;110、ワンテン)”の開発を実現させた。同社および東
レ合繊クラスター参加企業の技術協力により、スーツケースのボディには炭素
繊維、アラミド繊維“ケブラーR”の世界初となる3軸織を採用し、これにより
縦・横・斜めの全方向に耐衝撃強度、耐加重・耐加圧強度が飛躍的に向上した
(特許申請中)。また、ホイール部にはデュポン社の技術と “ハイトレルR”
による「無音」ホイール(特許申請中)を世界で初めて採用した。
 炭素繊維は非常に高価な素材と言われているが、今回はオートクレーブ成型
を効果的に取り入れることで、モノコックボディを比較的安価に量産化するこ
とに成功。デザイナーには世界的に有名な英国人プロダクト・デザイナーのロ
ス・ラブグローブ氏を起用したこの新世代型スーツケースは、08年 3月の全世
界同時発売を予定している。
http://www.td-net.co.jp/news/index.html
(11/5)


■帝人ファイバー
 V-LAP不織布の製造販売を本格展開

 帝人ファイバー(TFJ)はさる11月6日、ポリエステル高機能不織布の製造設
備「V-LAP」の完工式を行った。
 同設備は、7月に帝人ファイバーの大阪研究センターから日本毛織の100%子
会社であるアンビックの加古川工場に移設。設備導入にともない、投資額 4億
円(TFJ3億円、アンビック1億円)、総面積1,840m2の工場を新設、今月から本
格的な製造販売を開始した。生産能力は最大で年1,500tまで引き上げ可能で、
自動車吸音材や電車・自動車シートクッション、寝装・マットレス用途向けを
中心に、初年度売上高1億円(販売数量110t)、5年後に6億円(同900t)を目指
す。
 現在、 3社での販売が決定しているほか、吸音材を国内の自動車関連メーカ
ーにサンプルワーク、評価段階に入っている段階で、1〜2年後に採用されるも
よう。また、5年後の年産 900t体制を構築した段階で、約300tを自動車吸音材
向けに使用したいとしている。
(化学工業日報 11/8)


■帝人ファイバー
 エコバッグが「MoMA Design Store」のオリジナル商品に

 帝人ファイバーと兜z(NUNO)のコラボレーションによる特製エコバッグが、
ニューヨーク近代美術館(MoMA)のオフィシャルストア「MoMA Design Store」
によりオリジナル商品として採用された。今月より販売を開始したニューヨー
クのストアに続き、11月 2日に東京・表参道にオープンする日本初のオフィシ
ャルストア「MoMA Design Store」でも“ぬのサークルバッグ(R)”(黒と赤の
2色展開)として販売される。
 同製品は、帝人ファイバーの完全循環型リサイクルシステム「エコサークル
(R)」によってケミカルリサイクルされたポリエステル繊維を原料とし、須藤
玲子氏を代表とするNUNOが手作業による独自のアート表現で個性的なエコバッ
グとした。 1点ずつを折りたたんだ型紙に入れ込み、その後、熱セットでプリ
ーツ加工を施すことによってユニークで斬新なデザインに仕上げた。使用しな
い時には細長い形状になり、小さく折りたたむこともできる。薄くて軽い素材
だが、重い荷物にも充分耐えて繰り返し使える丈夫さも備えており、「地球環
境配慮への理念」と「アートとしての布表現」が融合したオリジナルエコバッ
グとなった。また、このエコバッグは「エコサークル(R)」を通じて何度でも
繰り返しリサイクルすることが可能となっている。
http://www.teijin.co.jp/japanese/news/index.html
(11/1)


■ダイワボウポリテック
 ポリプロ短繊維を1割増産

 ダイワボウ子会社のダイワボウポリテックは兵庫県播磨町の工場に約10億円
を投じポリプロピレン(PP)短繊維を 1割増産する。紙おむつや産業用水処理
フィルターの素材として需要が拡大しているためで、年間生産能力を08年末に
2万tに引き上げる。
(日経産業 11/6)


■ピースアンドキューズ
 大豆由来で安全性の高い抗菌剤を発売

 ピースアンドキューズ(名古屋市中区)は、大豆由来のアミノ酸が主成分の
抗菌剤“ジーツータムアルファプラス”を発売した。鳥取大学の大槻公一名誉
教授と共同開発し、抗菌効果が高いのが特徴。売価はスプレータイプが 1,500
円、おう吐物処理キットが 4,095円。
 大豆から抽出したアミノ酸が主成分のため高い安全性を維持しつつ抗菌剤が
強く、実験では鳥インフルエンザウイルスの感染力を抑える効果を確認した。
カーペットや押入れ、自動車内などの除菌、抗菌、消臭ができる。
(日刊工業 11/5)


■日本バルカー工業
 従来の3倍の消臭能力もつ活性炭シートを開発

 日本バルカー工業は従来製品に比べ 3倍の吸着作用をもつ活性炭シートを開
発、販売を始めた。シート状にするために活性炭に混ぜる粘結剤にフッ素樹脂
を採用、吸着効率を上げた。活性炭シートを薄く軽量にできるほか、従来のペ
レット状活性炭を代替することで取り扱いの手間の軽減などにつながる。石油
化学プラントや複写機などの電子機器向け消臭材などとして売り込む。
 開発した活性炭シートは、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)と呼ばれる
フッ素樹脂を粘結剤に使った。これを繊維化させ、従来使われていた合成ゴム
などに比べ、樹脂が活性炭の微細な穴を塞ぎにくくした。塞がれる割合は従来
製品の 1/8程度と言う。加えて、PTFE樹脂が糸状に伸びることで、シート状に
するための粘結剤の使用量を大幅に減らせる。このため、活性炭の含有量を増
やすことが可能になり、吸着効果を従来製品の3倍に高められた。
 従来、石油化学プラントなどで活性炭はペレット化して使っていたが、シー
ト状にすることで交換が容易になる。省スペースで吸着することができるため。
消臭設備などの省スペース化が可能になる。
 今後は脱臭効果などが求められるマスクやオムツ向けの需要を開拓するほか、
工場や商業施設の一般空調用への採用を目指す。開発したシートは中国・上海
と奈良県にある子会社で月産1万5,000m2を生産し、国内だけでなく米国、中国
などでも販売する。需要動向を見ながら増産も検討しており、09年度に約 7億
円の売上高を目指す。
(日経産業 11/9)


■ダイニック
「木材・木材製品の合法性が証明された原紙の分別管理規範」を発表

 ダイニックは、紙製品のメーカーとして環境に配慮し、持続可能な森林資源
の適性使用を推進させるとして、「木材・木材製品の合法性が証明された原紙
の分別管理規範」を発表した。
 具体的な方法・内容などは以下の通り。
 (1) 紙クロス製品の合法性確保の考え方;製紙メーカーより調達する製品毎
   に決められた原紙について、必要に応じて合法性を確認、原料の分別管
   理を徹底し、それから製造される製品の合法性を確保する
 (2) 合法性のトレース方法;紙クロス製品に使用する原紙の合法性は、製紙
   メーカーより証明を受け確認しており、合法性の確認を求められる紙ク
   ロス製品については、前項の確認を基に同社が合法性の証明書を発行す
   る。紙クロス製品の合法性を確認する書類は最低 2年間保存し、トレー
   サビリティを確保し、必要な場合は合法性確認の為の資料を開示する
http://www.dynic.co.jp/environment/genshi/index.htm
(11/6)


■旭化成、旭化成せんい
「旭化成・中国ファッションデザイナークリエイティブ大賞」を開催

 旭化成および旭化成せんいは、中国・北京で行われた中国インターナショナ
ルファッションウィーク(以下、北京コレクション)において、11月5日に「旭
化成・中国ファッションデザイナークリエイティブ大賞(以下、旭化成中国大
賞)」の授賞式およびファッションショーを開催した。
 この旭化成中国大賞は、旭化成および旭化成せんいが中国インターナショナ
ルファッションウィーク組織委員会とともに、今回の北京コレクションより新
設した賞で、中国のトップ10ファッションデザイナーの中から年間 2人を大賞
に選出し、毎年 3月と11月に開催される北京コレクション期間中に、受賞デザ
イナーが旭化成せんいの素材“ベンベルグ”を使用したコレクションの発表を
行う、中国では初めての試みとなるもの。
 今年度の旭化成中国大賞には、リュウ・ウェイ氏とゾウ・ユウ氏が選出され、
リュウ氏にはカップおよびグランプリ受賞書が授与された後、リュウ氏が実際
に“ベンベルグ”を使用してデザインした「2008春夏ベンベルグコレクション」
が開催された。ゾウ氏については、来年 3月の北京コレクション期間中に開催
される旭化成中国大賞において、授賞式およびファッションショーが開催され
る予定。
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2007/fi071106.html
(11/6)


■日本バイリーン
 12月5〜7日開催の「SEMICON Japan 2007」に初出展

 日本バイリーンは12月5〜7日の 3日間、幕張メッセにて開催される半導体製
造装置・材料に関する国際展示会「SEMICON Japan 2007」に初出展する。
 ブース(9号館・9D-1007)では「Vilene for Future〜不織布から半導体材料
への提案〜」をテーマに、開発品を中心に広く不織布の可能性を提案する予定
で、今回は@発生ガス低減プレフィルタ、A発生ガス抑制中高生能フィルタ、
B有機HEPA/ULPAフィルタ、Cファンフィルタユニット、Dケミカルフィルタ、
E使用済フィルタリサイクルシステムなど、いずれも新しい不織布の追求から
生まれた高機能製品を出展、来場者にアピールする。
http://www.vilene.co.jp/news/list/n531.htm
(11/1)


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ハンターダグラス
 二層ハニカム構造により優れた断熱性能のウィンドーシェードを新発売

 ハンターダグラスは、高い断熱性能を有するウィンドーシェード“デュエッ
ト・シェード”の新タイプとして、“Architella(アーキテラ)”を11月20日
より新発売する。
 同製品はハニカム(蜂の巣)の中にさらにハニカムが組み込まれた二層ハニ
カム構造により、室内と窓との間に 3つの空気層を作成。これにより断熱性能
を表す熱抵抗値は、従来のデュエット・シェード(3/4インチ・遮光)に比べ、
“アーキテラ”遮光タイプでは1.5倍の値を実現させた。
 同製品のファブリック“Elan(エラン)”には、新日本石油 100%子会社の新
日石プラストが製造・販売する不織布“milife(ミライフ)”が生地として採用
されている。ミライフは縦・横方向に繊維を均一に配列させた経緯直交不織布
で、織物のような柔らかな手触りと光沢感、また同素材の有する高級感も“ア
ーキテラ”の大きな特長となっている。同製品の遮光タイプは 2層ハニカムの
内側が遮光生地、外側がカラー生地となっているため、従来のデュエット・シ
ェードの遮光タイプに比べ、より美しい発色と本来の色合いが楽しめる。カラ
ーはデイジー・ホワイト、リネン、プラチナの 3色で、これにより“デュエッ
ト・シェード”は全10タイプ33色のラインナップとなった。
http://www.hunterdouglas.jp/wcp/news/1027.html
(10/26)


■岡村製作所
 消臭機能付花粉除去ブース“Manner Jet(マナー ジェット)”を新発売

 岡村製作所は、消臭機能付花粉除去ブース“Manner Jet(マナー ジェット)”
の発売を開始する。
 Manner Jetは三機工業と共同開発したもので、高性能エアフィルター(HEPA)
によって無塵清浄した空気をジェット状に吹き出すことにより、衣服や髪に付
着した花粉・ホコリを払い落とすブース。また、液体消臭剤を霧状に噴霧する
ことで、同時に消臭を行うことができる消臭機能を付加している。ガラスパネ
ルを使用した扉の無い開放的なブースで、花粉・ホコリを除去する高い性能と
エアカーテンの効果によるブース外部への拡散防止機能をあわせもつ画期的な
製品となっている(特許出願中)。
(11/7)

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■日本不織布協会
「ANNA講演会」を大阪で11月28日に開催

 日本不織布協会(ANNA)では11月28日、大阪市中央区の大阪産業創造館にお
いて「ANNA講演会」を開催する。今回は、近年進展の目ざましいマスク関連の
テーマに加え、同協会の産官学連携活動の一環として、 2大学からの繊維材料
の最新技術、産官との連携の取組みについてのテーマを取り上げた。
 当日は同協会の金井宏彰会長が挨拶に立ち、その後以下の内容で講演が行わ
れる予定。
 (1) 「繊維産業技術の新たな取組みと不織布を取り巻く動向〜信州大学繊維
   学部の取組みを通じて〜」平井利博氏(信州大学繊維学部学部長 教授
   工学博士)
 (2) 「最近の不織布マスクの開発動向」林洋雄氏(ユニ・チャーム グローバ
   ル開発本部第2商品開発部 部長)
 (3) 「繊維改質処理の最近の研究と実用化例」「福井大学における産官連携」
   堀照夫氏(福井大学大学院工学研究科ファイバーアメニティー工学専攻
   教授 副学長〔国際交流担当〕工学博士)
 〔問合せ先〕
 日本不織布協会事務局 TEL 06-6233-0842


■SEMICON Japan 2007
 12月5〜7日の3日間幕張メッセにて開催

 世界最大の半導体製造装置・部品材料展示会「SEMICON Japan 2007」(主催
;SEMI)が12月5〜7日の3日間、幕張メッセにて開催される。
 史上最大規模での開催となる今回は、半導体製造に関連する国内外の装置・
材料メーカー 1,500社以上の出展が決定しており、30以上のセミナーや70以上
のスタンダード会議が開催されるなど、世界から高い専門性・技術が集結する。
出展分野は、デバイス、装置、材料の各メーカー、サブシステムまたは構成部
品、工場コントロールおよび設備など。
 会場の主なホール・パビリオンなどは以下の通り。
 (1)前工程装置・部品、(2)前工程装置・材料、(3)総合(前工程、後工程両方
にまたがる出展)、(4)後工程関連装置・設備・部品・材料、(5)MEMSパビリオン、
(6)ナノテクノロジーパビリオン、(7)有機半導体パビリオン、(8)製造エンジニ
アリングパビリオン
http://www.semiconjapan.org/SCJAPAN2007-JP/index.htm


■第3回 FC EXPOセミナー In 大阪
 12月4・5日に大阪国際会議場にて開催

 燃料電池に関するあらゆる最新情報が集結するシンポジウム・展示会「第3回
FC EXPOセミナー In 大阪」(主催;経済産業省、資源エネルギー庁、おおさか
FCV推進会議、リード エグジビション ジャパン)が12月4・5日の両日、大阪
国際会議場(グランキューブ大阪)にて開催される。主な出展対象製品は以下の
通り。
 (1) スタック部材;電解質/イオン交換膜、電極/触媒、MEA(膜/電極接合
   体)ほか)
 (2) 評価・測定・分析;電気特性評価装置、単セル試験装置、露点・湿度・
   温度・圧力計ほか
 (3) 製造・加工技術;プレス加工機、塗布加工機・技術、塗布加工機・技術
   ほか
 (4) 水素製造;改質装置・技術、水素製造装置・技術、バイオマスシステム
   ほか
 (5) 貯蔵・供給;貯蔵タンク・容器、水素吸蔵合金、カーボンナノチューブ
   ほか
 (6) 関連機器;コージェネレーションシステム、熱交換器、インバータ/コ
   ンバータほか
 (7) 燃料電池システム・製品;PEFC/DMFC/MCFC、SOFC/PAFC/DBFC、燃料
   電池自動車/バイクほか
http://www.fcexpo.jp/osaka/

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

NONWOVENS REVIEW On-Line No.274
━━☆No.274☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆  NONWOVENS REVIEW On-Line
□■□ http://nonwovens-review.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2007.11.19☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

季刊誌ではフォローできない不織布に関する最新の情報を,本誌購読者および
クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<国内ニュース>
■自工会/第40回東京モーターショー2007が閉幕
■独ダイムラー/フォード、バラードと自動車用燃料電池新会社を設立
■トヨタ/主要車種を軽量化
■新日本石油/ピッチ系炭素繊維製造設備を更新・増強へ
■松下電池/和歌山でも一貫生産体制を構築
■三井化学/子会社合併と会社分割による管材事業分社化へ
■三井化学、プライムポリマー/インドでポリプロピレン自動車材会社を新設
■クラレ/スーパー繊維“ベクトラン”増強設備の稼動開始
■愛知県産業技術研究所/酵素でポリエステルに吸水性を与える加工法を開発
■太陽化学/シリカ多孔体の量産の量産技術を開発
■帝人/総合展示場「テイジン未来スタジオ」を新設
■ユニチカ/バイオマスプラスチック“テラマック(R)”を来年度から増産
■JRA/ポリエステル不織布混合の「ニューポリトラック馬場」を開場
■日清紡/FSCのCOC認証取得でFSC認証紙を年内に発売
■東海加工紙/プロ仕様のキッチンペーパーが購入できるオンラインショップ
 をオープン

<製品開発>
■ブライトンネット/3rd iPod nano用のエナメル調ケースを発売

<催 事>
■京都工芸繊維大学 繊維リサイクル技術研究センター/「紙作り教室」を11
 月25日に開催
■JFW JAPAN CREATION 2008 Autumn/Winter/12月5〜7日の3日間、東京ビッ
 グサイトで開催
■日本不織布協会/「ANNA講演会」を大阪で11月28日に開催

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■自工会
 第40回東京モーターショー2007が閉幕

 日本自動車工業会(JAMA)による主催で10月26日〜11月11日までの17日間、
幕張メッセにて開催された「第40回東京モーターショー2007」が終了、会期中
の総入場者数は 142万5,800人となったことがわかった。前回(05年)の151万
2,100人に比べ 8万6,300人減(前回比94.3%)となったものの、世界主要モー
ターショーのなかでは06年のパリ国際モーターショーの143万1,900人に次ぐ入
場者数となった。
 今回は「世界に、未来に、ニュースです。」のテーマのもと、乗用車・商用
車・二輪車・車体・部品・機械器具関連製品を含む「新・総合ショー」として、
10年ぶりに開催形態を変更して開催された。プレス来場者数は国内・外合わせ
1万4,300人で前回を1,000人上回る過去最高となり、各メディアからの注目度
の高さがうかがわれた。今回のショーでは、ワールドプレミア(世界初の発表)
77台(乗用車36台、商用車 5台、二輪車32台、車体 4台)、ジャパンプレミア
(日本初の発表)103台(乗用車75台、商用車2台、二輪車26台)と世界トップ
レベルのプレミアモデルが数多く発表された。世界最先端の環境・安全技術を
搭載したモデルだけでなく、車本来の走る歓びを感じることのできるスポーツ
タイプモデルも、来場者やプレスから大きな注目を集めた。
 また、今回は従来以上に充実した参加・体験型の特別企画が実施された。そ
のなかでもクリーンエネルギー車同乗試乗会やセーフティドライブ体験試乗会
など5つの体験試乗会の参加者総数が3万人に達し、さらに張自工会会長と一般
ユーザーとのシンポジウムにも約 600人の参加者が集まった。なお、次回の第
41回東京モーターショーは09年・秋、幕張メッセにて開催される予定。
http://release.jama.or.jp/sys/news/detail.pl?item_id=1293
(11/11)


■独ダイムラー
 米フォード、加バラードと自動車用燃料電池新会社を設立

 自動車大手のダイムラー(独)はフォード・モーター(米)、および燃料電
池大手のバラード・パワー・システム(加)と共同出資で自動車用燃料電池の
新会社を設立した。出資比率はダイムラーが50.1%、フォードが30%、バラー
ドが19.9%。ダイムラーがシステム開発の主導権を握る。
 新会社にはバラードの自動車用燃料電池事業を移管。ダイムラーは新会社の
経営トップを送り込み、バラード本体への19%の出資は解消する。
 ダイムラーは10年までにメルセデス・ベンツの小型車「Bクラス」で燃料電池
車の販売を開始する計画を明らかにしている。燃料電池システムで先駆的なバ
ラードが蓄積したノウハウを生かし、12〜15年には燃料電池車の量産が可能と
みている。
(日経産業 11/13)


■トヨタ
 主要車種を軽量化

 トヨタ自動車は、各主要車種に重量削減目標を設定、燃料消費効率の向上に
向けて使用素材や部品設計を大幅に見直す。
 中型乗用車で 1割程度の軽量化目標を設定し、 3%程度の燃費改善につなが
る見通し。新型車の発売に合わせて10年代半ばまでに順次、軽量型に切り替え
ていく。日米欧での燃費規制強化に加え、ガソリン価格の高騰で燃費性能が車
の売れ行きを大きく左右し始めた。自動車の軽量化が加速、素材を中心に広範
な技術革新を促しそうだ。
(日経 11/16)


■新日本石油
 ピッチ系炭素繊維製造設備を更新・増強へ

 新日本石油は新日鉄マテリアルズ (新日本製鐵100%出資)との合弁会社であ
る日本グラファイトファイバー(NGF)のピッチ系炭素繊維製造設備を更新し、
生産能力を増強する。約30億円を投資し、09年 6月に完成させ年産180tに増産
する計画。
 ここ数年来、世界的に炭素繊維全体の需要が急拡大し、今後も引続き伸長し
ていくとみられているが、ピッチ系炭素繊維においても高剛性、高熱伝導性な
どの特質を生かした産業分野での需要拡大が見込まれることから、今回の生産
能力増強を決定した。近年、同社ではピッチ系炭素繊維の購入量が不足してい
たため製品の生産・販売を抑えていたが、今回の増強により供給不足が解消し、
産業分野を中心として工業機械部品などの成形品を本格的に拡販できるとして
いる。また、新規需要分野への展開を目指して今後も積極的に技術開発を行い、
同社炭素繊維事業を拡大させる考え。
http://www.eneos.co.jp/company2/press/2007_2008/20071113_02_0014035.html
(11/13)


■松下電池
 和歌山でも一貫生産体制を構築

 松下電器産業の子会社、松下電池工業は、携帯電話などに使うリチウムイオ
ン電池の分散生産と能力増強を進める。08年 5月に和歌山工場(紀の川市)に
約 100億円をかけて一貫生産体制を整備。他工場も増強、全体の能力を09年度
に5割増の月産3,700万個とする。最大拠点の本社工場の火災により顧客に影響
が出ている反省から、集中生産のリスクを低減。携帯やデジカメ向けの世界需
要増にも対応する。
(日経 11/15)


■三井化学
 子会社合併と会社分割による管材事業分社化へ

 三井化学は08年1月1日をもって、同社の 100%子会社で主に同社グループの
物流業務を受託している三井化学物流を吸収合併する。これは、同社グループ
の物流体制を再構築しグループ経営の効率化を図るのが目的。さらに、08年 4
月1日をもって同社の管材事業を会社分割し、同社の100%子会社で合成樹脂系
の土木資材および建築資材の製造・販売を行う三井化学産資に承継させる(以
下「本分割」)。
 分割する管材事業は、(1)ガス用ポリエチレン管システム(管・継手類・融着
工具)、(2)給水・給湯用ポリエチレン管システム(管・継手類・融着工具)、
(3)ポリエチレン製の道路標識用ポールおよび海洋識別用ブイの3部門。
 近年、土木・建築の事業環境は公共事業の縮減と戸建住宅市場の停滞による
需要量減少により年々悪化している。一方、ポリエチレンを原料とする同社の
管材事業も厳しい価格競争により収益の低迷が続いており、こうしたことから
事業の効率化および相乗効果による収益改善を図ることを目的に今回の分割を
実施する。
http://www.mitsui-chem.co.jp/ir/pdf/071109-2.pdf
http://www.mitsui-chem.co.jp/ir/pdf/071109-3.pdf
(11/9)


■三井化学、プライムポリマー
 インドでポリプロピレン自動車材会社を新設

 三井化学および同社の子会社であるプライムポリマーは、インドにおけるポ
リプロピレン(PP)自動車材の需要拡大に対応するため新会社を設立、11月13
日に現地にて起工式を執り行った。
 同社グループでは今年 2月にインド駐在事務所を開所したが、今回の新会社
設立によりインドにおける初の事業会社が誕生したことになる。新会社の名称
は「Mitsui Prime Advanced Composites India PVT LTD」(ラジャスタン州ニ
ムラナ)で、生産能力は1万5,000t/年、出資比率は三井化学80%・プライムポ
リマー20%、資本金は4.3億ルピー(3.0円/ ルピー換算、13億円)。
 インドの自動車市場は年率15%で拡大し、自動車販売台数は昨年の 130万台
から2010年には 210万台に達すると見られている。同社グループではインドで
の生産体制を強化している日系自動車メーカーに対し、原料として需要の拡大
が見込まれるPP自動車材を安定的に供給するため、今回の現地法人設立に至っ
た。今回のインドでの新会社は、北米、タイ、中国に続く自社生産供給拠点と
なり、同社グループは日系自動車メーカーへのグローバルサプライヤーとして、
今後積極的にPP自動車材事業の拡大を図っていく考え。
http://www.mitsui-chem.co.jp/whats/2007/071108.pdf
(11/8)


■クラレ
 スーパー繊維“ベクトラン”増強設備の稼動開始

 クラレはクラレ西条において総額 7億円を投じて行っていたポリアリレート
系のスーパー繊維“ベクトラン”の現行生産設備の能力増強工事(400t/年)を
完了させ、11月 5日から本格稼動を開始した。これにより、ベクトランの年産
能力は600tから1,000 tへと増強された。同社では今回の年産400 t増強により、
ベクトラン事業のグローバルな拡大を加速化させ、土木・建築資材や光ケーブ
ル、さらに新規用途の分野でも一層の成長を目指す方針。
 同社は05年 4月に、米国サウスカロライナ州のCAMI社のベクトラン事業を買
収したことで大市場である欧米市場を自ら手掛け、市場ニーズ・情報をより早
く的確に捉えることができるようになった。さらに一貫生産・販売を行うこと
で、日米欧3極におけるベクトラン事業拡大のスピードアップを実現させた。
 ベクトランは一般的にスーパー繊維と呼ばれる高強力高弾性率繊維で、優れ
た低クリープ性・非吸湿性・極低温下での高強力物性・耐湿磨耗性など、ほか
のスーパー繊維には見られない特長を有する。国内での水産資材などの既存用
途に加え、高性能を活かせる多様な用途での利用が国内・外で進んでいる。
http://www.kuraray.co.jp/release/2007/071113.html
(11/13)


■愛知県産業技術研究所
 酵素でポリエステルに吸水性を与える加工法を開発

 愛知県産業技術研究所の尾張繊維技術センターは、県内企業などと共同で、
酵素を使ってポリエステル繊維に吸水性を与える加工法を開発した。従来の方
法に比べ加工処理が容易で、羊毛との混糸でも羊毛を痛めずに加工できる。
 新たに発見された、土壌中のカビが作る 2種類の酵素を使用した。ポリエス
テルを構成するエチレングリコールとテレフタル酸にそれぞれの酵素が作用。
酵素の水溶液にポリエステルを30〜60分浸すと繊維の表面が変質し、素材本来
にない吸水性と柔軟性が生まれる。
 ポリエステルに吸水性とを持たせる方法は、吸水性をもつ樹脂でコーティン
グするか、アルカリ加工するのが一般的。新加工法では、樹脂コーティングの
ように風合いを損ねることがない。またアルカリ加工では、羊毛との混糸を加
工する場合に羊毛を溶かす難点があったが、この酵素加工はポリエステルのみ
に作用するのでこの問題が起きない。酵素水溶液の最適温度が50℃と扱いやす
いのも特徴。
(日刊工業 11/14)


■太陽化学
 シリカ多孔体の量産の量産技術を開発

 太陽化学は、直径1.5〜7nmの超微細な穴が規則的に並んだシリカ(二酸化ケ
イ素)“メソポーラスシリカ”の量産技術を開発した。0.1nm 単位で孔径を制
御できる。白金を空孔に埋め込むと常温でも反応するなど触媒としての性能が
大幅に高まり、燃料電池の性能向上などに役立つ。光合成をする機能材料の実
現も可能で、ナノ技術を生かした多機能材料として売り出す。
“メソポーラスシリカ”はトヨタグループの豊田中央研究所が基礎技術を開発。
太陽化学が食品用乳化剤など界面制御のノウハウを応用し、豊田中研と量産技
術を確立した。太陽化学は三重県四日市市内に今年12月、世界初の年産 20t規
模の製造設備を立ち上げ、来年から“TMPS”の商品名でサンプル出荷する。
 白金を溶液化しメソポーラスシリカの穴に染み込ませると、超微粒の白金は
表面積が広がり、通常 150℃以上の高温下でなければ機能しなかった白金触媒
が、25〜50℃の常温かつ少量で従来同様の効果を発揮する。
 また葉緑素を埋め込むと、光合成の構造を人工的に再現できる。このほか、
“メソポーラスシリカ”の表面積が 1g当たり1,000m2になり吸脱水性能に優れ
ている事から、家電業界と空調機用の除湿剤としての用途開発も進めている。
(日経産業 11/14)


■帝人
 総合展示場「テイジン未来スタジオ」を新設

 帝人は東京本社の移転にともない、同社グループの製品や技術を広く認知し
てもらうことを目的とした総合展示場「テイジン未来スタジオ」を千代田区霞
が関の東京本社ビルに併設の店舗棟3階に新設、11月19日にオープンさせる。
 このスタジオは、同社グループが注力する「自動車・航空機」「情報・エレ
クトロニクス」「ヘルスケア」「環境・エネルギー」の4分野に直接接するこ
とのできる最前線の施設で、素材や製品をパネルとサンプル類でわかりやすく
紹介している。 150テーマについて、約400枚のパネル・250点のサンプル類を
展示し、パネルについては日本語・英語・中国語の3種類を用意した。
 同社は素材メーカーであるが、今回は可能な限り最終製品のイメージをもて
るような展示を目指したという。とくに自動車分野では、同社グループの素材
を使用して製作した実物大のオリジナルコンセプトカー『PU_PA(ピューパ)』
を中心的存在として展示している。炭素繊維“テナックス(R) ”製の骨格をは
じめ、ルーフ・窓・外装がポリカーボネート樹脂“パンライト(R) ”“マルチロ
ン(R)”、シート・内装が耐熱性PLA“バイオフロント(TM)”など同社の先端素
材でできたこの車は、素材の進化とともに徐々に脱皮して完成車になっていく
ことをイメージして、「甲殻を持ったさなぎ」という意味の『PU_PA』と名付け
られている。同社では、同スタジオの活用状況を見ながら、今後、大阪本社、
各事業所・研究所、海外拠点への設置も検討していく予定。
http://www.teijin.co.jp/japanese/index.html
(11/13)


■ユニチカ
 バイオマスプラスチック“テラマック(R)”を来年度から増産

 ユニチカでは、バイオプラスチック“テラマック(R) ”の事業規模を08年に
倍の2,000tへ拡大する。とくに自動車や電気・電子機器分野における射出成形
用途の拡大に力を注ぐ。
 主原料ポリ乳酸(PLA)の耐衝撃性や成形サイクル性を大幅に改善する新技術
を活用する。物性向上とともに成形品の加工コストを低減することが可能にな
るため、これまで対応が難しかった自動車内装材やIT機器部品などでの採用拡
大を目指す。中期的には射出成形用途だけで1,000tの事業規模を確保したい考
えだ。
(化学工業日報 11/16)


■JRA
 ポリエステル不織布混合の「ニューポリトラック馬場」を開場

 日本中央競馬会(JRA)では11月16日、美浦トレーニング・センター南Cコー
ス外柵側に、電線被覆材、ポリエステル不織布、ポリウレタン繊維、硅砂、ワ
ックスなどを混合した「ニューポリトラック馬場」を開場した。
 高機能素材であるこの「ニューポリトラック」は優れた排水性をもち、降雨
による馬場の悪化や走行時のキックバックが少ない。またクッション性に優れ、
かつグリップ力があるため滑りにくく、均一性の高い安定した馬場となってい
る。また、凍結抵抗性が高いため冬季も不凍剤の散布が不要で、さらに粘着性
も強いことから散水する必要がなく、乾燥時でも埃が少ない。
http://www.jra.go.jp/news/200711/111401.html
(11/14)


■日清紡
 FSCのCOC認証取得でFSC認証紙を年内に発売

 日清紡は国際的な森林認証制度であるFSCのCOC認証を取得したことにより、
同社の高級印刷用ファインペーパー“ヴァンヌーボー”シリーズの一部を FSC
認証紙として年内に発売すると発表した。現在 6タイプある同シリーズのなか
で、もっとも風合いを重視して開発した“ヴァンヌーボー F”を FSC認証紙と
して発売する予定で、同社では今後、同シリーズ以外にも FSC認証紙の比率を
高めていく考え。
 今回、同社のファインペーパー部門が取得した FSC-COC認証は、高級印刷用
紙ファインペーパーの設計・開発および製造部門が認定の対象となり、同部門
ではこのほかにも ISO9001をあわせて取得した。同社ではこうした認定取得に
より、品質保証体制の一層の強化を図り、製品信頼度と顧客満足度の向上に努
める方針。
http://www.nisshinbo.co.jp/press/pdf/071108_fsc.pdf
(11/8)


■東海加工紙
 プロ仕様のキッチンペーパーが購入できるオンラインショップをオープン

 東海加工紙は、ホテルやレストランの厨房などプロの現場で実際に使用され
ている同社の食材紙“キッチンタウパー”“ポップペーパー”を、家庭向けの
キッチンペーパーとして購入できるオンラインショップをオープンさせた(ht
tp://www.tokai-kakoshi.jp/)。
 同製品はパルプ 100%の高品質で、揚げ物や鮮魚・精肉のドリップ取りなど
に安心して使用できる。同オンラインショップには同社ホームページのほか携
帯からもアクセス可能で、オンラインショップ限定のお試しセット 5個入も揃
えている。
http://www.tokai-pulp.co.jp/pdf/0711_onlineshop.pdf
(11/8)


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ブライトンネット
 3rd iPod nano用のエナメル調ケースを発売

 ブライトンネットは「3rd iPod nano」 を衝撃や引っ掻き傷、汚れなどから
守るエナメル調素材のケース“Enamel Case for 3rd iPod nano”を発売した。
 カラーバリエーションはブラック、シルバー、ピンクの 3種類となり、ケー
ス本体の素材は合成皮革加工品で外側がポリウレタン、内側にはポリエステル
不織布が使用されている。国内の工場で丁寧に製作された同製品は、美しい光
沢をもつエナメル調素材、優美なデザイン、追及された操作性を実現させた。
商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 汚れにくく滑らかな感触で、本体のコンパクト性能を妨げないスタイリ
   ッシュなデザイン
 (2) ケースに3rd iPod nano を収納した状態でのイヤホン利用が可能で、液
   晶部分、コントローラー部分、背面ロゴ部分、ホールドキー部分のすべ
   てをカバーする
 (3) 上下どちらでも使える2Wayスタイル。ミニバックスタイル(フックが上)
   では、ヘッドホンとホールドキーの操作が可能で、ミニリングをバック
   に吊り下げて使用。コンベンションスタイル(フックが下)はヘッドホ
   ン、ホールドボタン、Dockコネクタの接続が可能
http://www.brightonnet.co.jp/product/ipod/bi-3nena.html
(11/12)

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■京都工芸繊維大学 繊維リサイクル技術研究センター
「紙作り教室」を11月25日に開催

 京都工芸繊維大学 繊維リサイクル技術研究センターでは日本・紙アカデミ
ーの指導のもと、服をリサイクルして紙をつくる「紙作り教室」を11月25日、
京都工芸繊維大学の紙工房にて開催する。同教室では、当日はノートルダム小
学校の親子とともにランプシェードを手づくりするほか以下の講演も行われる。
 (1)「服のリサイクル」長屋博久(村田堂)
 (2)「紙のおはなし」岡田英三郎(日本・紙アカデミー理事)
 (3)「見学;服のわた化」(実演;京都工芸繊維大学大学院生)
 〔問合せ先〕
 繊維リサイクル技術研究センター
 TEL 075-724-7863


■JFW JAPAN CREATION 2008 Autumn/Winter
 12月5〜7日の3日間、東京ビッグサイトで開催

 「JFW JAPAN CREATION 2008 Autumn/Winter」(主催;ファッション戦略会議、
JFWジャパン・クリエーション運営委員会)が、12月5〜7日の3日間、東京ビッ
グサイト(東1・2・3ホール)で開催される。出展社は345社・団体(11/8現在)。
 同展示会は日本の繊維産業全体の発信力強化のため、「東京発 日本ファッ
ション・ウィーク」のテキスタイル事業として開催されるもの。ゾーンや出展
対象などは以下の通り。
 (1) ビジネスゾーン;テキスタイル、製品、服飾資材、皮革・毛皮
 (2) プロモーションゾーン」テキスタイル、製品、服飾資材、皮革・毛皮、
   繊維関連(情報、IT、機械) 
http://www.japancreation.com/2008aw/index.html


■日本不織布協会
「ANNA講演会」を大阪で11月28日に開催

 日本不織布協会(ANNA)では11月28日、大阪市中央区の大阪産業創造館にお
いて「ANNA講演会」を開催する。今回は、近年進展の目ざましいマスク関連の
テーマに加え、同協会の産官学連携活動の一環として、 2大学からの繊維材料
の最新技術、産官との連携の取組みについてのテーマを取り上げた。
 当日は同協会の金井宏彰会長が挨拶に立ち、その後以下の内容で講演が行わ
れる予定。
 (1) 「繊維産業技術の新たな取組みと不織布を取り巻く動向〜信州大学繊維
   学部の取組みを通じて〜」平井利博氏(信州大学繊維学部学部長 教授
   工学博士)
 (2) 「最近の不織布マスクの開発動向」林洋雄氏(ユニ・チャーム グローバ
   ル開発本部第2商品開発部 部長)
 (3) 「繊維改質処理の最近の研究と実用化例」「福井大学における産官連携」
   堀照夫氏(福井大学大学院工学研究科ファイバーアメニティー工学専攻
   教授 副学長〔国際交流担当〕工学博士)
 〔問合せ先〕
 日本不織布協会事務局 TEL 06-6233-0842

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

NONWOVENS REVIEW On-Line No.275
━━☆No.275☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆  NONWOVENS REVIEW On-Line
□■□ http://nonwovens-review.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2007.11.26☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

季刊誌ではフォローできない不織布に関する最新の情報を,本誌購読者および
クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<国内ニュース>
■古河電気工業、東レ/中国における発泡ポリオレフィン製品の販売提携開始
■産業技術総合研究所/単結晶マンガン酸リチウムのナノワイヤー合成に成功
■川崎重工/車載用ニッケル水素電池搭載の低床電池駆動路面電車を完成
■新日本製鐵/新日本石油との合弁会社でピッチ系炭素繊維を増産
■三洋電気/新日本石油との家庭用燃料電池事業新会社設立の報道を否定
■松下電池工業/和歌山工場でリチウムイオン電池の生産を拡大
■Honda/米オートショーで新型燃料電池車を発表 4世代「ホーム・エネルギ
 ー・ステーション」の実験稼動も
■三菱化学産資/排ガス後処理装置にアルミナ繊維が採用され事業拡大へ
■経済産業省、帝人、東レ/ナノテクノロジー加工を駆使した高機能繊維開発
 プロジェクトが成果
■抗ウイルス繊維製品/マスク素材で注目
■積水化学工業/中国・上海で合成木材の新工場を本格稼動
■王樹製薬/ビワ種抽出液から抗菌活性を発見し抗菌剤市場に参入
■サンゲツ/埼玉県草加市に三郷物流センターを開設 機能性壁紙の小冊子の
 配布を開始
■日本化学繊維協会/10月の化学繊維生産・在庫概況(速報)を発表

<海外ニュース>
■独ダイムラー/燃料電池ハイブリッドバスを2020年以降に実用化
■フォルクスワーゲン/ロサンゼルスでゼロエミッションカーを世界初公開
■ファイバーウェブ社(英国)/2008年稼働を目指して、吸収性製品用の新設
 備をグリートランドに設置 ほか

<催 事>
■リブドゥコーポレーション/「第5回施設経営学セミナー」を08年1月29日に
 大阪で開催
■繊維学会/07年度「最新の繊維技術レビュ−」講演会を東京・大阪で来年開
 催
■エコプロダクツ2007/12月13〜15日に東京ビッグサイトにて開催
■日本不織布協会/「ANNA講演会」を大阪で11月28日に開催

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■古河電気工業、東レ
 中国における発泡ポリオレフィン製品の販売提携を開始

 古河電気工業と東レは、発泡ポリオレフィン製品事業において中国で販売提
携を行うことに合意した。今年11月から、古河電工の中国子会社である古河電
業(天津)有限公司で、東レの発泡ポリオレフィン製品の輸入販売を開始する。
今回の販売提携では、両社の発泡ポリオレフィン事業における強みを相互補完
することで、同事業のさらなる拡大を図るねらい。
 古河電工は発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン、 PET超微細発泡体、生
分解性発泡シートなどの発泡・フォーム製品群を建材や各種工業材料を中心に
幅広く展開しており、東レは自動車内装材用途を主力に発泡ポリエチレン、発
泡ポリプロピレン製品および各種発泡製品を展開している。今回の販売提携に
より、古河電工業が有する幅広い製品群と中国における現地販売網に、東レの
自動車内装材用途における製品ラインアップの強みを融合することで、中国現
地ユーザーへの対応および提案強化と両社製品の販売拡大を目指す。
 なお、両社は中国に引き続き、欧米市場においても発泡ポリオレフィン製品
事業の販売提携を検討しており、相互の海外拠点を活用することでグローバル
な製品供給体制の確立を目指すと共に、新規商品の開発・企画提案を充実させ
るなど、幅広いシナジー効果の共有を図っていく。
http://www.toray.co.jp/news/pla/nr071120.html
(11/20)


■産総研
 単結晶マンガン酸リチウムのナノワイヤー合成に成功

 (独)産業技術総合研究所のエネルギー技術研究部門・周豪慎主任研究員、細
野英司研究員らは、高速で充放電が可能なリチウムイオン電池の低コスト正極
として有望なスピネル単結晶マンガン酸リチウム(LiMn2O4)のナノワイヤーを
開発した。
 リチウムイオン電池の正極に使用すると、超高速充放電でも90%の充放電容
量が維持できる。マンガンを使用しているため現行の正極材料のコバルト酸リ
チウムよりも安価であり、今後普及が見込まれる電気自動車に用いる大型のリ
チウムイオン電池への利用が期待されている。
 マンガン酸リチウムのナノワイヤーの直径は50-100ナノメートルのスピネル
構造をもつ単結晶で、水熱反応法で得た前駆体を用いて合成している。このナ
ノワイヤーは不織布状に集合しており、凝集しにくく安定的だという。これを
正極に使用したリチウムイオン電池は、50C、100C、200C(1C=100mA/g)とい
う非常に高い充放電率で充・放電しても、通常の低い充放電率(1C)での充・
放電容量に対し、それぞれ約90%、85%、70%と高い容量を維持できる。200C
での充・放電容量は 87mAh/gで、スピネルマンガン酸リチウム粒子を用いた市
販の従来品の容量(40mAh/g以下)と比較すると2倍以上に向上した。
 現在、ハイブリッド自動車に使用されているニッケル−水素電池は、比較的
安価ではあるものの貯蔵できる電気エネルギーが少なく、より貯蔵量の大きな
蓄電池が求められている。そこで、貯蔵電気エネルギーが非常に大きいリチウ
ムイオン電池に注目が集まったが、小さな電流しか流せないため高速で充放電
することができない点と、高コストな点が課題とされていた。
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2007/pr20071119/pr20071119.html
(11/19)


■川崎重工
 車載用ニッケル水素電池搭載の低床電池駆動路面電車を完成

 川崎重工は、車載用ニッケル水素電池“ギガセル”を搭載した次世代型低床
電池駆動LRV“SWIMO(スイモ)”を完成させた。
 車載用に密閉・コンパクト化した自社開発のギガセル電池を座席下へ搭載し、
バリアフリーに対応した広い低床スペースを確保するとともに、ブレーキをか
ける際に発生する電力(回生電力)を蓄えることで大幅な省エネルギーを実現
した、人にも地球にも優しい車両となっている。また、電池駆動により架線イ
ンフラが不要となるため都市景観を損なわないほか、路線の新設や延伸が容易
になるなど、鉄道事業者のニーズに配慮した車両システムの構築を可能とする。
今後、5分間の急速充電により搭載電池容量の2割の電力を蓄え、追加充電なし
に10km以上走行できることを実証するほか、積雪寒冷地での走行試験やギガセ
ル電池の性能確認などを行う予定。
 同社が開発したニッケル水素電池のギガセルは、大容量・高速の充放電に最
適な電池で、鉛やナトリウム、リチウムのような有害物、危険物を使用しない
ことから環境適合性や安全性に優れており、分解が容易な構造でリサイクル性
にも優れている。
http://www.khi.co.jp/khi_news/2007data/c3071119-1.htm
(11/19)


■新日本製鐵
 新日本石油との合弁会社でピッチ系炭素繊維を増産

 新日本製鐵は、新日本石油との合弁会社である日本グラファイトファイバー
(東京都中央区)のピッチ系炭素繊維の生産能力を増強すると発表した。新日
鉄広畑製鉄所(兵庫県姫路市)の工場に新ラインを建設し、現状の年産能力の
70tを180tに引き上げる。投資額は約30億円で、09年6月に完成する予定。
 炭素繊維は世界的に需要が拡大しており、日本グラファイトファイバーも生
産能力が不足。同社から炭素繊維を調達して、液晶製造装置用のロボットハン
ドやロールなどを製造している新日石は、炭素繊維不足で事業を拡大できなか
ったという。今回の増強で供給不足は解消、産業分野を中心に拡販に転じるこ
とが可能になる。
(日刊工業 11/14)


■三洋電気
 新日本石油との家庭用燃料電池事業新会社設立の報道を否定

 三洋電気は11月15日、一部報道機関より「同社の家庭用燃料電池事業を分社
化し新日本石油と新会社を設立する」と報道された件について、「当該事業に
関し同社と話し合いはしているが、本報道内容については当社から発表したも
のではなく現時点での決定事実はない」と先の報道を否定した。
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0711news-j/1115-1.html
(11/15)


■松下電池工業
 和歌山工場でリチウムイオン電池の生産を拡大

 松下電池工業は和歌山工場に約45億円を投入して新棟を建設し、リチウムイ
オン電池の生産を拡大する。今後も成長が期待されるリチウムイオン電池の事
業拡大に向け生産体制を総合的に見直し、国内生産体制の強化を図る。新棟建
設は12月に着工し、来年5月の完成を目指す。
 これまで和歌山工場は電池用部品の生産拠点と位置づけられていたが、今後
は電池の源泉工程から電池の組み立て・検査・出荷までを一貫して行える生産
拠点とする。これによりリチウムイオン電池の国内での生産は、円筒形および
角形の一貫生産ができる守口本社工場と和歌山工場の 2拠点体制となる。また、
09年度には守口本社工場、和歌山工場、中国のパナソニックバッテリー無錫の
3拠点を合わせたリチウムイオン電池生産能力は、現在の月産2,500万個から約
1.5倍の月産3,700万個となる予定。
 なお、9月30日に火災事故が発生した同社守口本社工場では11月1日から順次
生産を再開しており、新棟建設予定の和歌山工場においても防火管理・防火施
策の強化を図るとしている。
http://www.panasonic.co.jp/mbi/news/news/071115.html
(11/ 15)


■Honda
 米オートショーで新型燃料電池車を発表
 4世代「ホーム・エネルギー・ステーション」の実験稼動も

 Honda の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは、「ロスアンゼ
ルスオートショー」(プレスデー11月14〜15日、一般公開日11月16〜25日)に
おいて、新型燃料電池車“FCXクラリティ”を発表した。米国では08年夏より、
個人客などを対象にリース販売を開始する予定。
 同車はHonda独創の燃料電池スタック「V Flow FCスタック」技術を核に、燃
料電池車ならではの未来を感じるアイキャッチデザインや画期的なパッケージ、
優れた走行性能などを実現させ、究極のクリーン性能だけでなくクルマとして
の新しい価値と魅力を提案した。
 この「V Flow FCスタック」は、Honda独創の水素や空気を縦に流す「V Flow
(バーチカル・ガス・フロー)セル構造」と、水素・空気の流路を波形形状に
した「Wave流路セパレーター」の採用によりスタックの性能向上と飛躍的な軽
量・コンパクト化を実現した。スタックの最高出力が 100kWに向上するととも
に、従来のHonda FCスタックに比べ容積出力密度は50%、重量出力密度は67%
向上した。また低温での始動性も大幅に向上し、−30℃での始動を可能として
いる。そのほか、インテリア表皮に採用した世界初の植物由来の新素材「Honda
バイオファブリック」、同社初採用のシフト・バイ・ワイヤ、冷暖房機能を備
えた温度調節機構付シート、視界制御機能付エクストラウインドウなど、さま
ざまな新技術を採用している。
 また同社では、プラグパワー社と共同で開発している燃料電池自動車への水
素燃料供給とコージェネレーション機能をあわせ持つ「ホーム・エネルギー・
ステーション」の第4世代モデル、“Home Energy Station IV”の実験稼動を、
米国カリフォルニア州トーランスで開始したと発表した。
 「ホーム・エネルギー・ステーション」は燃料電池車の普及を目指し、燃料
である水素の供給を一般家庭で行うために設計されたもので、天然ガスを改質
し水素を精製するとともに燃料電池コージェネレーション機能によって家庭用
の熱および電力の供給も行うことができる。今回稼動実験するホーム・エネル
ギー・ステーションIVでは、一般家庭におけるより現実的な使用を想定し、従
来に対して「高効率化」「小型化」に重点をおいた。ガソリン車と商用電力を
使用している一般家庭と比較すると、 CO2の排出量は約30%、ランニングコス
トは約50%の低減となる。また、従来は別システムだった水素精製装置と家庭
用発電を行う燃料電池を統合し、水素精製と発電を切り替えるシステムを採用
することなどにより、第1世代に対して約70%小型化している。
http://www.honda.co.jp/news/2007/4071115a.html
http://www.honda.co.jp/news/2007/4071115b.html
(11/ 15)


■三菱化学産資
 排ガス後処理装置にアルミナ繊維が採用され事業拡大へ

 三菱化学産資の製造するアルミナ繊維“マフテック”が、その耐薬品性を評
価されてディーゼル車の排ガス後処理装置である尿素SCR(選択還元触媒)シス
テムの部材に採用された。車種は不明だがすでに出荷を始めている。
 尿素SCRは排ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)に高品位尿素水を噴射し、還
元反応で水と窒素に無害化する仕組み。日本や欧米市場での排ガス規制の強化
に対応する有力な手段として、日本や欧州メーカーのトラックなどで搭載車種
が増えてきている。“マフテック”は従来、自動車向けでは触媒コンバーター
の把持材などに使われているが、今後、搭載車の増加が見込まれる尿素SCR へ
採用が広がったことで、事業拡大に弾みがつきそうだ。
 同社のアルミナ繊維事業は自動車向けが主力で、今後も従来の把持材用途な
ど自動車向けでの需要増を見込み、現在、坂出工場の能力を増強中である。10
年度までに同工場の能力を現在の 5倍となる年産5,000tに引き上げ、直江津工
場と合わせ年産8,000t体制を構築する計画。
(日刊工業 11/20)


■経済産業省、帝人、東レ
 ナノテクノロジー加工を駆使した高機能繊維開発プロジェクトが成果

 エネルギーや資源の節約に役立つ新たな高機能繊維を、ナノテクノロジー加
工を駆使して開発しようというプロジェクトが成果をあげている。経産省が03
〜06年度、帝人や東レの参画を得て取り組んだもので、温度や湿度の自己調節
機能のあるインテリジェント繊維、および中空繊維をベースとした超軽量繊維
を実現した。
 自動調節機能繊維は、ウール並みの調湿や調温機能を持つ合成繊維で、衣料
用途に展開することで空調の省エネ効果が期待される。
 また比重を従来比 4割引き下げた超軽量繊維は、省資源とともに、自動車内
装材に採用すれば軽量化による燃費向上が図れる。16日に事後評価検討会が開
かれ、参加企業では引き続き独自に開発を進めていく方針。
(化学工業日報 11/21)


■抗ウイルス繊維製品
 マスク素材で注目

 抗ウイルス繊維製品の動きが活発化している。
 04年3月に抗ウイルスマスク“バリエール”を開発したチガセ(鳥取市)は今
春で累計 300万枚の販売を記録した。同社に材料繊維“ゲルリリーフα”を提
供するのはダイワボウポリテック。鳥取大学との共同開発で、特殊ポリマーの
表面に天然鉱物ドロマイト粉末を固着させた。独自で防護服や手袋の鶏舎作業
キットを展開しており、国内で鳥インフルエンザ感染が発見されると瞬間的に
高い需要が発生した。
 シキボウは抗ウイルス加工繊維“フルテクト”を07年春に発売。後加工のた
め合繊にも機能付加でき、養鶏所などの畜産や食品業界の業務用ユニフォーム
に採用されている。同社は07年冬にはインドネシアやタイ、中国でも現地メー
カーと連携してマスク販売に乗り出し、日本では08年秋冬用に一般向けマスク
素材の提供を始める。
 日清紡は機能繊維素材“ガイアコット”の水平展開を進めている。繊維内部
にゼオライト結晶を生成させた構造で、一般向けマスクを06年 9月に自社製品
として発売した。抗ウイルス効果のほか除菌や消臭効果をもち、シーツや衣料
品など導入範囲を広げている。日清紡は同素材をシート状ゼオライトと位置づ
け、空気や水に触れても劣化しないマルチ素材として、フィルターなど産業資
材への展開も進める。
(日刊工業 11/20)



■積水化学工業
 中国・上海で合成木材の新工場を本格稼動

 積水化学工業 環境・ライフラインカンパニーは、同社独自素材であるガラ
ス長繊維強化プラスチック発泡体(合成木材)“FFU”の新しい生産・加工工場
を11月1日から本格稼動させ、同18日に竣工式を開催した。
 同工場で生産する FFUは、主に中国の華東・華南地域の鉄道軌道用の合成ま
くらぎとしての用途展開を見込んでいる。同社は過去に広州地下鉄 4号線と台
湾新幹線に、 FFU合成まくらぎを日本からの輸出で納入した実績があり、さら
に上海地下鉄 8号線でもテスト採用されたことを踏まえ、今後も中国では合成
まくらぎの高い需要が見込まれるとして、今回の工場新設に至った。同工場の
運営に関しては、中国で「強化プラスチック管」の製造・販売を行う同社子会
社の「永昌積水複合材料有限公司」が行う。
 “Fiber reinforced Foamed Urethane”の頭文字から名づけられた FFUは、
硬質ウレタン樹脂発泡体をガラス長繊維で強化した軽量耐食構造材で、@構造
材として十分な強度を持ちながらも重量は木材並と軽量、A切削などの加工性
に優れる、B耐久性・耐水性に優れる、などの特徴を有し、74年の開発以来、
上下水道分野、土木分野、建築分野、水産養殖分野などに幅広く採用されてい
る。ここ数年はとくにまくらぎとしての需要がグローバルに高まりつつあり、
軽量かつ施工性に優れることから橋梁や線路の分岐部分に使用され、森林資源
の保護にも寄与している。木材と比べ長寿命なため、手間のかかる橋梁部分で
の工事頻度を低減できるほか、分岐部分では高速走行に不可欠な高精度軌道を
安定的に維持できることから、国内では主要電鉄会社(JR、私鉄、地下鉄)の
ほとんどで採用され、海外での採用も増加している。
http://www.sekisui.co.jp/news/2007/1182232_2221.html
(11/20)


■王樹製薬
 ビワ種抽出液から抗菌活性を発見し抗菌剤市場に参入

 健康食品などを手掛ける王樹製薬(本社・熊本県熊本市)は、抗菌剤市場に
参入を目指す。
 北九州市立大学などで、ビワの種抽出液が大腸菌やブドウ球菌などに抗菌活
性があることを見出した。同抽出液は熱やpHに強く、どのような食品の加工温
度、pHで処理しても安定しており、食品添加物や種子消毒剤としての展開が期
待できる。同社が本拠を置く九州地域はビワの国産量の約半分を占め、加工の
際に種子が多量に廃棄されている。種子を利活用できれば産業廃棄物低減とい
ったメリットもある。同社はビワ種を使った健康食品を製造販売しており、今
後は安全性の高い食品向け抗菌剤や種子消毒剤の実用化に向けた研究を重ね、
ビワ種を利用した製品の柱にする。
(化学工業日報 11/21)


■サンゲツ
 埼玉県草加市に三郷物流センターを開設
 機能性壁紙の小冊子の配布を開始

 サンゲツは、関東エリアの営業強化と物流体制の充実をはかるため、08年 5
月に埼玉県草加市に三郷物流センター(略称;MBセンター)を開設する。
 これまで関東エリアにおいては、東京店(東京都品川区)に近接する 2ヵ所
の物流センターで対応してきたが、業容の拡大にともない物流が増大するなか、
顧客サービスをより向上させるため、今回物流センターを別途開設することに
した。同センターは東京外環自動車道と常磐自動車道の交差する三郷JCに程近
く、交通アクセスに恵まれた立地であることから、同社では従来の 2カ所の物
流センターとの相乗効果により関東エリアにおいてジャストインタイムの配送
体制が一層充実し、顧客サービスの向上につながるとしている。
 また同社の「サンゲツブログ」では機能性壁紙の解説に加えてコーディネイ
トのポイントや手入れ方法まで、役立つ情報をコンパクトにまとめた冊子「ラ
イフアートブック 機能性壁紙編」の申込受付を開始した。ブログではそのほ
かにも、さまざまな機能性壁紙の特長や使い方など壁紙選びの際に参考となる
情報を公開している。
http://www.sangetsu.co.jp/pages/info.php?id=394
http://www.sangetsu.co.jp/pdf/pr/396.pdf
(11/16)


■日本化学繊維協会
 10月の化学繊維生産・在庫概況(速報)を発表

 日本化学繊維協会は07年10月度の化学繊維生産・在庫の概況(速報)を発表
した。
 それによると、化学繊維生産は9万6,222t・前年同月比6.0%減で、うち合成
繊維生産は8万2,831t・同7.2%の減だった。主要品種では、ナイロンF 8,885t
(同1.1%増)、アクリルS 1万9,583t(同15.4%減)、ポリエステルF 2万2,642t
(同0.1%減)、ポリエステルS 1万5,143 t(同16.6%減)だった。
 一方、化学繊維在庫(生産者)は10万7,552t・前月比0.9%増・前年同月比2.7
%増、うち合成繊維在庫は 9万6,205t・前月比0.9%増・前年同月比2.7%の増
だった。主要品種では、ナイロンF 1万2,806 t(前月比4.3%減)、アクリルS
1万5,482t(同18.5%増)、ポリエステルF 2万6,360t(同3.3%増)、ポリエ
ステルS 2万4,408t(同7.1%減)だった。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news/press_release/seizai/seizai0710.pdf
(11/15)

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■独ダイムラー
 燃料電池ハイブリッドバスを2020年以降に実用化

 独ダイムラーは、燃料電池とリチウムイオン電池を併用する「燃料電池ハイ
ブリッドバス」の開発に着手した。実用化は2020年以降の見通し。窒素酸化物
(NOx)やCO2を排出しない究極のクリーン・バスとなる。
 第 1ステップとして、09年に“シターロ”ブランドのシリーズ式ハイブリッ
ドバスを量産化。同方式はディーゼルエンジンを発電用に使い、ブレーキの回
生エネルギーで充電したリチウムイオン電池だけの走行も可能。第 2ステップ
で補助装置を電動化し、ディーゼルエンジンを燃料電池に置き換える。
 ダイムラーはこのほど、米フォード・モーター、および加バラード・パワー
・システムと共同出資で自動車用燃料電池の新会社を設立した。燃料電池は乗
用車と共用し、低コスト化を図る見込みだ。
(日刊工業 11/14)


■フォルクスワーゲン
 ロサンゼルスでゼロエミッションカーを世界初公開

 フォルクスワーゲンは、ロサンゼルス オートショー(11月14日〜25日)にお
いて“space up! blue”を世界初公開した。
 この車は伝説的なサンババスを連想させるスタイルをもつコンパクトなバン
で、ゼロエミッションを達成したフォルクスワーゲンの自信作。世界初の高温
型燃料電池と12個のリチウムイオンバッテリーが搭載されており、バッテリー
のみを使用し電気モータ(45kW/61PS)で走らせた場合、シティユースに十分な
65マイル(約105km)の連続走行が可能。
 エネルギーは電源コンセントあるいはフォルクスワーゲンの高温型燃料電池
によって「補給」され、燃料電池を使用した場合、走行距離はさらに 155マイ
ル(約249km)延長される。これにより1回の「エネルギーチャージ」で、最大
220マイル(約354km)走行することが可能である。加えて、ルーフには大型の
ソーラーパネルが取り付けられており、最大150ワットの電力を供給する。
http://www.volkswagen.co.jp/index2.html
(11/16)


■フロイデンベルク・ノンウーヴンズ社(ドイツ)
 業績低迷で従業員にコスト削減を呼びかけ

■ユナイテッド・ノンウーヴンズ社(米国)
 過去6年にわたる試練と苦難が終結

■欧州
 EDANA(欧州不織布工業会)のアニュアルレポートによれば、欧州の2006年不
織布生産量は前年比 6.5%増の14億9,000tで、自動車、防護服、小売用ワイパ
ー、液体フィルター、ジオテキスタイル分野が牽引

■パラゴン・トレード・ブランズ社(米国)
 旧オーナーであるウェアーハウザー社との契約不履行を巡る長期紛争で、旧
紙おむつメーカー、パラゴン社が4億6,000万ドルを受け取るという破産裁判所
の判決を地方裁判所が却下

■ファイバーウェブ社(英国)
 2008年稼働を目指して、吸収性製品用の新設備をグリートランドに設置

■グラットフェルター社(ドイツ)
 米国の特殊紙・不織布メーカー、グラットフェルター社が、約 1,000万ドル
を投じて、ドイツ・ゲルンスバッハ工場にある複合ラミネート・テクニカルペ
ーパーラインを改造

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■リブドゥコーポレーション
「第5回施設経営学セミナー」を08年1月29日に大阪で開催

 リブドゥコーポレーションは、介護保険制度改正によるホテルコスト徴収と
いう状況下で施設経営環境が厳しくなるなか、新商品の開発、コストダウンな
ど「攻める施設経営」の要諦を詳細に解説する「第 5回施設経営学セミナー」
を、介護施設の経営に携わる管理者(職)を対象に08年1月29日、大阪市中央区
の大阪産業創造館にて開催する。
 今回は、海外の介護事情・介護ビジネスに精通し,大学で教鞭をとるかたわ
ら全国各地の高齢者施設・病院経営の経営コンサルタントとしても活躍する、
白鴎大学発達科学部の川瀬善美教授が講演を行う。当日のセミナー内容は下記
の通り。
 (1)「経営学レクチャー」川瀬善美教授(白鴎大学発達科学部)
 (2)「施設経営学の活用事例」リブドゥコーポレーション  福祉ビジネス研
   究所
 (3)「川瀬教授のビジネスチャンス講座&質疑応答」
 〔問合せ先〕
 リブドゥコーポレーション 大阪本社(担当;ヘルスケア西日本営業第2部・
 種子島)
 TEL 06-6227-1383 FAX 06-6231-6519
 http://www.livedo.jp/infoomutsu/071119Seminar.pdf


■繊維学会
 07年度「最新の繊維技術レビュ−」講演会を東京・大阪で来年開催

 繊維学会は、例年サンプル付きで好評を得ている「最新の繊維技術レビュ−」
の07年度講演会を、東京(1月23日・東京工業大学国際交流会館多目的ホール)
と大阪(2月4日・大阪市立工業研究所)の2カ所で開催する。
 今年度も繊維メーカー各社のいち推し繊維やテキスタイルの新素材・新商品、
さらには新しい繊維加工技術が詳しく解説されることから、繊維新製品の最新
の開発状況を知るには絶好の機会となる。出講予定企業は以下の通り。なお、
講演タイトルと講師名は後日発表の予定。
 〔出講予定企業〕東レ、クラレリビング、帝人ファイバー、ユニチカファイ
         バー、東洋紡績、セーレン、旭硝子
 〔問合せ先〕
 繊維学会
 TEL 03-3441-5627
 http://www.fiber.or.jp/Events/2007/review.html


■エコプロダクツ2007
 12月13〜15日に東京ビッグサイトにて開催

 「地球と私のためのエコスタイルフェア〜エコプロダクツ2007」(主催;(社)
産業環境管理協会、日本経済新聞社)が12月13〜15日の 3日間、東京ビッグサ
イトにて開催される。
 600社・団体、1,200小間の出展社・団体のほか、多くのセミナー・シンポジ
ウムも開催の予定で、期間中は16万人の来場者を見込んでいる。会場では「ダ
イエット!CO2」と題して、政府の「1人、1日、1kgCO2削減チャレンジ宣言」促
進キャンペーンと連動した会場内ポイントラリーのほか、企画コーナーとして
「アウトドアコーナー」や「バイオプラスチックパビリオン」、「地域食とも
のづくり総合展」など盛りだくさんの内容が用意されている。
 繊維および製紙関連での出展企業・団体は、東レ、旭化成グループ、帝人グ
ループ、ユニチカグループ、クラボウグループ、王子製紙グループ、日本製紙
グループ、三菱製紙、レンゴー、金星製紙、田島ルーフィング、全国製紙原料
商工組合連合会、日本化学繊維協会などが出展の予定。
http://eco-pro.com/


■日本不織布協会
「ANNA講演会」を大阪で11月28日に開催

 日本不織布協会(ANNA)では11月28日、大阪市中央区の大阪産業創造館にお
いて「ANNA講演会」を開催する。今回は、近年進展の目ざましいマスク関連の
テーマに加え、同協会の産官学連携活動の一環として、 2大学からの繊維材料
の最新技術、産官との連携の取組みについてのテーマを取り上げた。
 当日は同協会の金井宏彰会長が挨拶に立ち、その後以下の内容で講演が行わ
れる予定。
 (1) 「繊維産業技術の新たな取組みと不織布を取り巻く動向〜信州大学繊維
   学部の取組みを通じて〜」平井利博氏(信州大学繊維学部学部長 教授
   工学博士)
 (2) 「最近の不織布マスクの開発動向」林洋雄氏(ユニ・チャーム グローバ
   ル開発本部第2商品開発部 部長)
 (3) 「繊維改質処理の最近の研究と実用化例」「福井大学における産官連携」
   堀照夫氏(福井大学大学院工学研究科ファイバーアメニティー工学専攻
   教授 副学長〔国際交流担当〕工学博士)
 〔問合せ先〕
 日本不織布協会事務局 TEL 06-6233-0842

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━