NONWOVENS REVIEW On-Line No.276
━━☆No.276☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆  NONWOVENS REVIEW On-Line
□■□ http://nonwovens-review.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2007.12. 3☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

季刊誌ではフォローできない不織布に関する最新の情報を,本誌購読者および
クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<国内ニュース>
■経産省/植物から汎用プラ原料を量産する技術の開発支援へ
■松下電器ほか/08年度から家庭用燃料電池を量産
■住友化学/リチウムイオン2次電池用セパレータを本格事業化へ
■旭化成ケミカルズ/リチウムイオン2次電池用セパレータ “ハイポア”の設
 備増強を決定
■東燃化学/リチウムイオン電池セパレーターの韓国生産を検討
■トヨタ紡織/「トヨタ紡織レポート2007」を発行
■ユニ・チャーム/今期の海外売り上げが1千億円突破の見込み
■ハビックス/人事異動を発表
■サカタのタネ/バナナの仮茎から生まれた誘引ひも“バナナ紐”を新発売
■東レ/超極細繊維織物“utsアルトフィーノ”を発売
■三菱レイヨン/加工性と強度・弾性を兼備した新規の炭素繊維を開発
■阿波製紙/「第15回プラスチック成形加工学会秋季大会」に出展

<海外ニュース>
■化繊協会/インドの繊維産業の発展計画を公表
■インビスタ/中国にスパンデックス工場を新設
■中国/江蘇省で炭素繊維大型設備を着工
■米国・欧州/エアレイドがスパンレースからシェアを奪還、米国、欧州で売
 上・収益増 ほか

<製 品 開 発>
■ユニ・チャーム/子ども用マスク“ユニ・チャーム 超立体マスク キッズ”
 を新発売
■王子ネピア/“聖なる超鼻セレブティシュ”を楽天市場で限定販売
■リブドゥコーポレーション/大人用紙おむつ3種を新発売
■クラシエホームプロダクツ/“肌美精”顔用シートマスクを発売
■カセン和紙工業/ポリエステルを挟み強度を高めた障子紙を開発

<催 事>
■情報機構/12月にナノ微粒子の分散技術、およびPVAに関する技術セミナー
 を開催

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■経産省
 植物から汎用プラ原料を量産する技術の開発支援へ

 経済産業省は、植物由来のエタノールから汎用プラスチックの原料を量産す
る技術の開発を支援する。
 石油から製造するプラスチックの原料をバイオエタノールから造る技術に関
するもので、実用化すれば年間300万t近いCO2の削減効果がある。具体的には、
5年計画で東京工業大学などが開発しているエチレンやプロビレンを同時にエ
タノールから造る技術を工業的に実証するもので、大手化学メーカーなどが協
力し、試験プラントを建設する。
(日経 11/26)


■松下電器ほか
 08年度から家庭用燃料電池を量産

 松下電器産業は都市ガスなどから発電する家庭用燃料電池の専用量産工場を
滋賀県草津市に建設する。当面の設備投資は10〜20億円程度と見られる。当初
年1,000〜2,000台を量産し順次拡張、10年度に年産1万台体制にする。
 一方、荏原や東芝も08年度に一斉に量産に入る。荏原は藤沢工場(神奈川県)
を増設し、 08年度に年1,500台規模で都市ガス、灯油それぞれに対応する製品
の量産を開始。09年度にも 1万台規模の生産能力を整える。東芝子会社の東芝
燃料電池システムも、生産計画を今年度中に固める予定である。
 各社が量産に乗り出すのは、普及条件の一つだった4万時間(1日10時間稼動
で10年程度)の使用耐久時間達成にほぼメドがついたため。政府も助成制度の
導入を検討していることから、各社は本格的な市販が可能になると判断した。
家庭の CO2排出量を大幅に削減できる新技術が2、3年内に普及段階に入る見通
しとなった。
(日経 11/27)


■住友化学
 リチウムイオン2次電池用セパレータを本格事業化へ

 住友化学はリチウムイオン 2次電池用セパレータ“ペルヴィオ”について、
一段の設備増強を行いエネルギー関連事業分野の基幹製品として本格的に事業
展開を進める。
 同社は同セパレータの製造設備を06年 8月に完成させすでに供給を開始して
いるが、急速に増えつつある供給要望に対応するため、今回本格的な設備増強
を行うことにした。完成後の同社愛媛工場の生産能力は、既存系列と合わせ08
年年央に約1,200万m2/年、08年年末には1,600万m2/年とする計画で、09年には
各系列の生産能力向上により2,500万m2/年とする予定。同社は今後の需要動向
を見極めながら、一層の生産能力の拡大も検討していく考え。
 リチウムイオン 2次電池は、携帯電話、ノートパソコン、小型デジタル機器
などの機能拡大やモバイル化の進展に加え、ハイブリッド自動車など大型電源
用途としても期待されており、今後も大幅な需要拡大が見込まれている。機能
面では長時間使用に耐えうる高容量化が強く要求され、また安全性向上が社会
的使命となっていることから、より信頼性を高める技術の開発が求められてい
る。同社は長年培ってきた有機合成技術、ポリマー成形加工技術を活かし、ポ
リオレフィン基材とアラミド耐熱層を組み合わせた独自技術により、耐熱性に
優れたセパレータを開発、他に先駆けて実用化・販売している。エネルギー事
業分野の研究開発・事業化に注力する同社は、耐熱セパレータのほか、正極材
などのリチウムイオン電池部材、燃料電池用部材等を順次事業化していく予定
だという。
http://www.sumitomo-chem.co.jp/cgi-bin/gnews/release.cgi?p=s
(11/26)


■旭化成ケミカルズ
リチウムイオン2次電池用セパレータ “ハイポア”の設備増強を決定

 旭化成ケミカルズは、世界的なIT携帯機器の需要増加にともなうリチウムイ
オン2次電池の需要拡大に対応するため、リチウムイオン2次電池用セパレータ
“ハイポア”の設備能力を現在の1.5倍に増強する。
 滋賀県守山市の同社ハイポア工場内に約100億円を投資し、現在の年産1億m2
から、08年度に 1億2,000万m2/年(2,000万m2/年増)、さらに09年度 には1億
5,000万m2(3,000万m2/年増)へと増強させる計画。同社は今回の能力増強計画
に続き生産拠点体制をさらに強化するため、第 2立地での工場建設も検討して
おり、現在、候補地の最終選定段階に入っているという。
 “ハイポア”はポリオレフィンを原料とした多孔質フィルムで、リチウムイ
オン2次電池用セパレータとして世界シェア約5割のトップブランドとなってい
る。旭化成グループは戦略拡大事業として積極的な能力増強を行い、昨年10月
には守山市の同工場内において大型ラインの稼動を開始させている。
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2007/ch071127.html
(11/27)


■東燃化学
 リチウムイオン電池セパレーターの韓国生産を検討

 東燃ゼネラル石油は、 100%子会社の東燃化学が韓国でのリチウムイオン
2次電池(LiB)用セパレーターの生産について検討を行うことを決定したと
発表した。生産設備ではエクソンモービル・ケミカルの最新技術基盤を採用
する見込みで、次世代ハイブリッド電気自動車(HEV)や電気自動車(EV)で
の導入拡大を狙う。
 東燃化学のD・L・シュスラー社長が11月28日、慶尚北道市と亀尾市の政府
関係者と事業化調査についての覚書に調印した。同社は LiB用セパレーター
で世界第2位の企業。
(日経産業 11/29)


■トヨタ紡織
「トヨタ紡織レポート2007」を発行

 トヨタ紡織は、経営、事業内容、環境・社会活動報告、財務情報をまとめた
「トヨタ紡織レポート2007」を発行した(英語版は12月発行予定)。
 同レポートは、財務情報を報告する従来の「アニュアルレポート」と、環境
・社会活動を報告する「環境社会報告書」を一本化し、06年度の環境および社
会活動全般について同社の基本となる考え方や具体的な事例を紹介するととも
に、財務情報を織り込んだ年次レポートとなっている。仕様はA4判・96ページ
で、発行部数3,000部のうち地域自治体、取引先などに約1,000部を配付する予
定。
 同レポートでは「トヨタ紡織の今とこれから」と題し、同社の技術開発、環
境・社会への取組み、グローバル戦略の活動の一例をドキュメンタリータッチ
の特集としてまとめた。また、環境面では06年3月に策定した「2010年環境取り
組みプラン」の初年度として、目標達成への積極的な取組みについて記載して
いる。社会面ではステークホルダーとの信頼関係を深めるため、コンプライア
ンス、社会貢献活動などの取組みについてきめ細かく紹介している。
http://www.toyota-boshoku.co.jp/jp/whatsnew/pdf/07112701.pdf
(11/27)


■ユニ・チャーム
 今期の海外売り上げが1千億円突破の見込み

 ユニ・チャームの海外事業が好調で、 9月中間連結決算の海外売上高は約28
%増の570億円となった。
 海外売上高比率は前年同期より 5ポイント増えて約36%となり、成長の牽引
役となっている。下期の海外戦略は、中国やインドネシアに力を注ぐ方針で、
中国では紙おむつのプレミアム・ミドルセグメント品、生理用品の夜用・スリ
ムタイプを強化する。インドネシアでは紙おむつのエコノミーセグメントに戦
略商品を投入し、同国の紙おむつ市場でトップシェアの地位を不動にする。
 これら施策で今期(08年3月期)の海外売上高は 1,170億円と初の1,000億円
突破を見込んでおり、中期ビジョンで掲げた不織布・吸収体事業で10年にグロ
ーバルシェア10%の目標を実現させる。
(化学工業日報 11/28)


■ハビックス
 人事異動を発表

 ハビックスは12月1日付で、下記の通り人事異動を行う。
 常務取締役第一製造部長兼第二製造部長技術室担当 小島靖彦氏(旧・常務
取締役第一製造部長第二製造部・技術室担当)
 取締役経営企画室担当 小島重充(旧・取締役経営企画室長)
 経営企画室長 鳥澤正徳(旧・第二製造部長)
http://www.havix.co.jp/ir/pdf/ir_press/press191128.pdf
(11/28)


■サカタのタネ
 バナナの仮茎から生まれた誘引ひも“バナナ紐”を新発売

 サカタのタネは、キュウリやナス、ピーマンなどの栽培時につるや枝を支え
る誘引ひもの新商品“バナナ紐”を12月3日から発売する。
 同製品は原材料にフィリピン産バナナの仮茎からとれる天然繊維を 100%使
用した、燃やしても CO2を排出しないカーボンニュートラル商品で、土中に埋
めれば生分解し土にかえる、環境にやさしい農業資材となっている。水に強く、
引っ張り強度が高い特性をもつフィリピン産バナナの仮茎の天然繊維を使用す
ることにより、環境と強度の両面をクリアした画期的な誘引ひもとなった。初
年度販売は1,000万円を見込んでいる。
 キュウリやナスの栽培では、支柱にひもを張ってつるや枝を支える「誘引」
と呼ばれる作業が不可欠で、そのための誘引ひもが大量に使用されている。と
くにつる性のキュウリなどは栽培後につるが誘引ひもに複雑にからみつき、そ
のより分け作業に手間がかかるため、そのまま土中に埋める腐敗処理が理想的
だが、現在主流であるポリプロピレンなどの化学繊維の商品は焼却処分すると
CO2 が発生し、土中に埋めると半永久的に残ってしまうなどの課題があった。
一方、天然素材の場合でも麻は水に弱く高湿度条件下で切れやすい、インド綿
は引っ張り強度不足などの欠点があった。
http://www.sakataseed.co.jp/hotnews/2007/071128.html
(11/28)


■東レ
 超極細繊維織物“utsアルトフィーノ”を発売

 東レは、“uts” で培った海島型複合紡糸技術の高度化によって原糸を従来
対比約3分の2に細くし、従来にない軽さやなめらかで繊細な触感と風合いを実
現させた、最新のポリエステル超極細繊維織物“utsアルトフィーノ” を開発
した。
 同素材は、独自の複合紡糸技術をさらに高度化することにより細さの限界を
追求した、新開発の海島型超極細繊維を採用している。この原糸を最大限に生
かすテキスタイル設計、および高次加工技術を組み合わせることによって、従
来の“uts” では得られなかった卓越した軽量感を実現するとともに、なめら
かで繊細な触感と風合い、軽量ながらしなやかな落ち感を兼ね備えた。また、
単糸繊度を細くしたことによりマルチフィラメントの表面積が増え、“uts”
をしのぐテクニカルな光沢感の表現も可能となった。
http://www.toray.co.jp/news/fiber/nr071121.html
(11/21)


■三菱レイヨン
 加工性と強度・弾性を兼備した新規の炭素繊維を開発

 三菱レイヨンは加工性と高強度・高弾性率を兼ね備えた画期的な炭素繊維を
開発したと発表した。
 ポリアクリロニトリル(PAN)系炭素繊維“パイロフィル”の新タイプ“P330
シリーズ”で、同社の高強度炭素繊維“TR50S”“TRH50”と同等の性能を保有
しつつ、フィラメント数を5〜6万フィラメントまで大型化した。従来の 2.4万
フィラメント以下のスモールトウと比較して、大型成形品に適した加工性を持
ち、なおかつ高強度、高弾性率を実現した。同社では自動車、圧力容器のほか、
風力発電翼、船舶、土木・建築部材など大型構造物向けに攻勢をかけ、10年に
60億円の売上高を目指す。
(化学工業日報 11/29)


■阿波製紙
「第15回プラスチック成形加工学会秋季大会」に出展

 阿波製紙は11月21、22の両日、山口県にて開催された「第15回プラスチック
成形加工学会秋季大会・山口発 地域環境にやさしい成形技術」に出展した。
 同社は「中国四国・北九州地域連携セッション」にブース出展し、抗菌紙
“izi”(銀担持アクリル繊維を混抄した光触媒シート)、摺動材(アラミ
ド繊維とフッ素樹脂を混抄したシート)、ALT(ポリオレフィン100%シート)、
ガラスペーパー(ガラス繊維100%またはパルプとの混抄シート)、PET紙(ポ
リエステル100%シート)、活性炭紙(各種活性炭混抄シート)を展示・紹介。
これら素材の特性、カットサンプル、用途例などを中心に、来場者へ向け広く
アピールした。
http://www.awapaper.co.jp/company/news96.html
(11/15)


┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■化繊協会
 インドの繊維産業の発展計画を公表

 日本化学繊維協会は、今年 8月にインド・ニューデリーで開催された「イン
ド繊維産業サミット」において明らかになったインドの繊維産業の成長目標の
概要を公表した。
 それによると、インドの繊維産業は今後11年度までの 5年間で、質の改善、
繊維産業の構造改革を進める一方、引続き大幅な量の拡大を目指す方向を明確
に示している。
 これは中国が第11次 5ヵ年計画において繊維産業の数量拡大を抑える一方、
環境対応、技術開発を重視した「量から質への転換」の姿勢を鮮明に示したの
と対照的と言える。インドの繊維産業がこうした拡大路線を維持するためには、
欧米など主要市場おける中国品との競合のなかで輸出目標が達成できるか、旧
式な零細企業が大部分を占める織布、ガーメントセクターの近代化がうまくい
くか、技術レベルの向上などにより非衣料用途を中心にした内需拡大が進むか、
など多くの克服すべき課題を抱えている。そのため、政府は、各種の補助政策
・税制などによる強力な政策面でのサポート、積極的なFTA などの通商政策を
進めており、その行方も注目される。
 第11次 5ヵ年計画(07年4月−12年3月)におけるインドの繊維産業は、生産
金額を11年度までに1,150億ドル規模、輸出は550億ドルとの目標を掲げており、
1,000億ドル規模から一気に1,700億ドル規模へ、 7割の大幅な拡大を目指して
いる。同期間中の織物生産、衣類生産についても伸びを予測しているが、それ
ぞれ年率9.2%、8.2%増と金額の伸びを下回っており、量の拡大とともに、付
加価値の向上を目指している。
 インドの素材別繊維ミル消費を見ると、ミル消費07年度の697万tが11年度に
は1,050万tへと年率10.7%で拡大する見通し。そのうち、綿花(ミル部門)の
消費は07年度の402万tから11年度は638万tと年率12.3%の高い伸びを予測して
いる。こうした高い消費の伸びに対応するため、限られた耕作地の中で遺伝子
組み換え綿花などの栽培を促進することや、イールドの向上による綿花生産拡
大の必要性が指摘されている。
 化合繊消費については、07年度の270万tが11年度に386万tへ年率 9.4%の伸
びを予測しており、ポリエステルが長短あわせて80%以上を占め、全体の伸び
を牽引している。需要とともに生産の拡大も予測され、06年度の246.8万tが11
年度には385.7万tとなる見通しで、今後 5年間で約130万tの増設が計画されて
いる。化合繊のミル消費は繊維全体の 4割弱と先進国に比べ低いが、これは天
然繊維に比べ、化合繊産業の発達が遅れたこと、綿花より化合繊に対して高関
税を維持したことが指摘されている。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news.html
(11/20)


■インビスタ
 中国にスパンデックス工場を新設

 インビスタはこのほど、中国佛山市にポリウレタン弾性繊維(スパンデック
ス)の生産工場を新設すると発表した。投資額は9,960万ドル(約100億円)、
年産能力は1万2,500t。西南工業団地(佛山市三水区)にある佛山塑料グループ
との合弁会社であるインビスタ繊維(佛山)有限公司の既存工場の隣接地に工
場を新設する。
 インビスタ繊維有限公司は06年11月に操業を開始した。ポリウレタン弾性繊
維“ライクラ”およびエスパラン繊維を生産している。
 今回の工場新設は、スパンデックス繊維の生産能力を今後 3年間で約5万tに
拡大するグローバルでの取り組みの一環として行われるもので、今後はアジア
の別拠点にもスパンデックス新工場を建設する予定である。
(化学工業日報 11/27)


■中国
 江蘇省で炭素繊維大型設備を着工

 炭素繊維の国産化を目指す中国の取り組みが、江蘇省で進められている。連
雲港市発展改革委員会などによると、連雲港経済技術開発区で、連雲港神鷹新
材料や中国複合材料集団が新会社を設立、6億5,000万元を投資して08年末をめ
どに年産3,000tのポリアクリロニトリル(PAN)系炭素繊維の製造ラインを立ち
上げる事を決め、このほど建設に入った。
 神鷹新材料が開発した国産技術を応用し、大型生産ラインの構築を図る。さ
らに第1期完成後、数年内に同 1万t規模へ拡大する方針。炭素繊維は幅広い産
業で用いられ、中国では風力発電装置の材料としても今後の需要増が見込まれ
る。
(化学工業日報 11/28)


■ロックライン・インダストリーズ社(米国)
 アーカンソー州にウェットワイパー工場を開設

■アメリカン・フレックスパック社(米国)
 260万ドルを投じて、ウィスコンシン州工場を拡張

■米国・欧州
 エアレイドがスパンレースからシェアを奪還、米国、欧州で売上・収益増

■デュポン社(米国)
 北米ルーフィング下地市場向けに、ポリエステルを芯にポリエチレンをその
周囲に使用した複合スパンボンド不織布「ルーフライナー」を発表

■アルバニー・インターナショナル社(米国)
 米国陸軍防寒着用の細デニールポリエステル綿「プリマロフト」を24万セッ
ト生産

■コロロックス社(英国)
「アーマオール」ブランドで、初の車輪用ワイパーを発表

■エボニック・インダストリーズ社(ドイツ)
 リチウムイオン電池用プラスチック膜の代替となるセラミック製セパレータ
「セパリオン」の試験・生産設備を新設

■キンバリー‐クラーク・プロフェッショナル社(米国)
 リフィラブル・ワイパー・システム「ウェットタスク」製品ライン向けの小
型キャニスター版「キムテック・プレップ」ワイパーを発表

■プロクター&ギャンブル社(米国)
 織物製品を消毒する「ミスタークリーン・パワー・マルチサーフェス・ワイ
プス」を販売開始

■BASF社(米国)
 テキサス州フリーポート工場でナイロン6、高吸収性樹脂生産設備の稼働を
開始

■バセル社(カタール)
 2011年に稼働を開始する年産700KTのカタール石油公社新プラントに対し、
スフェリポル・ポリプロピレン技術供与を許諾

■レンツィング社(オーストリア)
 2,500万ユーロを投じ、ハイリゲンクロイツの“テンセル”ファイバー工場
の年間生産能力を4万tから5万tへ増強

■アールストローム社(米国)
 コネチカット州ウィンザーロックス工場に設置された4.5m幅湿式ラインで、
自動車用フィルターメディアの商業生産を開始

■ポリマー・グループ(メキシコ)
 5,000 万ドルを投じて、メキシコ工場にライフェンハウザー社製ライコフィ
ル4ラインを設置

■キンバリー‐クラーク社(米国)
 ウィスコンシン州ニーナに顧客の買物体験をシミュレーションできる最新バ
ーチャルリアリティ技術を備えたイノベーション・デザイン・スタジオを開設

■SCA社(中東)
 1,850万ドルを投じて、ヨルダンのサニタリーメーカー、ヌクル社と合弁で、
中東に女性用サニタリー製品の生産・販売会社を設立

■欧州
 レーヨン価格が年15%上昇、ポリエステル価格も値上がり、ポリプロピレン
価格は横ばい

■アールストローム社(フィンランド)
 リリースライナーを含むラベル・包装用紙を値上げ

■BASF社(欧州)
 ポリマー分散剤・添加剤、ポリマーパウダーの欧州販売価格を値上げ

■ダウ・ヨーロッパ社(欧州)
 低密度ポリエチレン、鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレンの欧州
販売価格を値上げ

■キンバリー・クラーク社(米国)
 ティシュとベビーケア製品を2008年2月から4〜7%値上げ

■ライドール社(米国)
 フィルター・セパレーション製品を2008年1月から3〜5%値上げ

■ロームアンドハース社(北米)
 北米で販売する精製アクリル酸価格を1ポンド当たり5セント値上げ

■ポール社(米国)
 ポール社の連邦証券法違反を問う集団訴訟が2件提訴され、同社株価が18%
低下

┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ユニ・チャーム
 子ども用マスク“ユニ・チャーム 超立体マスク キッズ”を新発売

 ユニ・チャームは、ウォルト・ディズニー・ジャパン ディズニー・コンシ
ューマ・プロダクツ部門とのライセンス契約により、“ユニ・チャーム 超立
体マスク”(以下、超立体マスク)シリーズに子ども用マスク“ユニ・チャー
ム 超立体マスク キッズ”(園児〜低学年サイズ、高学年サイズ)を追加し、
08年1月8日から全国にて新発売する。
 超立体マスク(かぜ用)の優れた機能はそのままに、子どもの顔にフィット
する工夫を施したほか、自分だけのオリジナルマスクを作って楽しくマスクが
装着できる、ディズニーのキャラクターシールをオリジナル特典とした(園児
〜低学年サイズのみ)。
 同社の調べによると、保護者の約 7割が「風邪をひいていなくても、風邪が
流行した時には子どもにマスクをつけてほしい」と考えていた。こうした背景
を受け、同社ではマスクを嫌がる傾向にある子どものためにさまざまな工夫を
凝らした。商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 鼻が当たるカップ上部のカーブをゆるくすることで、大人に比べて凹凸
   の少ない子どもの鼻にもぴったりフィットする
 (2) 耳かけ部分の位置を下げることで、大人に比べて耳の位置が低い子ども
   でもラクに装着できる
 (3) あごが当たるカップ下部を広がった形状にして、子ども特有の丸いあご
   をしっかりカバーする
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(11/28)


■王子ネピア
“聖なる超鼻セレブティシュ”を楽天市場で限定販売

  王子ネピアは超高級保湿ティシュ・ネピア“聖なる超鼻セレブティシュ”
(2個セット)をインターネット(楽天市場)で、12月3〜11日の間に限定5,000
セット発売する。
 販売価格3,000円(税込)である同製品のパッケージ(白・黒各1個)は、ク
リスマスをコンセプトとしたデザインに加え、光によって輝きが変わる「金箔
と銀箔」を箱全面に贅沢にあしらった。中身はやわらかな 3枚重ねのティシュ
に、ネピア独自の保湿成分をたっぷりと含ませ、両面にモノグラムのプリント
を施した豪華な仕上がりとなっている。購入者の手元には12月24日までに届く
よう配送するという。
 同社は今年2月、「究極のティシュ」をコンセプトとした 1箱1,500円のネピ
ア“超鼻セレブティシュ”を発売、多くの支持を得た。そこで今回“聖なる超
鼻セレブティシュ”と銘打ち、前回の基本コンセプトを引き継ぎながら「クリ
スマスを彩るアイテムのひとつとして」とのコンセプトを付け加え、よりセレ
ブらしさを演出する仕様とした。クリマスシーズンのプレゼント用として、再
び人気を呼ぶと見込こまれる。
http://www.ojipaper.co.jp/release/cgi-bin/back_num.pl5?sele=2&page_view_selected_=1
(11/26)


■リブドゥコーポレーション
 大人用紙おむつ3種を新発売

 リブドゥコーポレーションは、大人用紙おむつの「リフレ」シリーズから
“病院・施設用リフレ パッドタイプパワフルロング”(30枚)、“病院・施設
用リフレ すきまぴったりシート”(36枚)、“安心パッドひろびロング”(24
枚)の3種を新発売した。各商品の主な特長は以下の通り。
“病院・施設用リフレ パッドタイプパワフルロング”
 (1) お尻まで届く長さ(21×55cm)で、長時間使用でも安心。昼間の交換に
   好適
 (2) 高さのあるしっかりガードギャザーが、尿をせき止めてモラさない
 (3) 全吸収量;約590cc
“病院・施設用リフレ すきまぴったりシート”
 (1) すきまモレ、伝いモレに効果的。防水シート不使用で表裏の両面で吸収
 (2) 使いやすい薄さで、状況に合わせて折ったり丸めたりと便利に使える
 (3) 両面やわらかシート採用で、身体にやさしくフィットする
 (4) 全吸収量;約350cc
“安心パッドひろびロング”
 (1) 幅広吸収で軽い尿モレや長時間の外出、夜間も安心
 (2) 身体のラインに沿った「すっきりカーブ構造」で、素肌に自然にフィッ
   トする
 (3) 尿を素早く吸収する「消臭ポリマー」がいやなニオイも強力消臭
 (4) 「横モレ安心ガード」がすき間をなくして尿をせき止め、モラさない
 (5) 全吸収量;約170cc
http://www.livedo.jp/index.shtml
(11/27)


■クラシエホームプロダクツ
“肌美精”顔用シートマスクを発売

 クラシエホームプロダクツは、基礎化粧品の“肌美精”シリーズ強化のため、
美肌成分“γ−アミノ酪酸(GABA)”配合の顔用シートマスク“GBマスク”を
12月3日から発売する。初年度販売目標は1億円。
“GBマスク”は、肌の新陳代謝を促し、ストレスにより不調に陥っている肌に
潤いを与え、キメを整える。顔シート 1枚当たりGABA配合の美容液を20ml配合
している。GABAはリラックス効果を得られるとして菓子やサプリメント向け機
能性食品素材として、利用領域が拡大している。
 このほか同製品にはフレッシュ感のある天然ベルガモット精油や、天然ミネ
ラル分が海水の30倍という米国のグレートソルト湖産を使用。
 5枚入りオープン価格、メーカー希望小売価格は1,000円前後。
http://www.kracie.co.jp/products/hadabisei/sheetmask.html


■カセン和紙工業
 ポリエステルを挟み強度を高めた障子紙を開発

 障子紙メーカーのカセン和紙工業(山梨県市川三郷町)では、ポリエステル
を挟み強度を高めた障子紙の新製品“PLACA(プラカ)”を開発、12月から本格
的に発売する。両側は和紙で吸湿性や質感といった和紙の特徴を維持している。
色付きや遮光タイプも用意し、障子だけでなく照明などインテリア用品向けに
も供給して、09年 3月期には新製品だけで2億円の売上高を目指す。
 和紙の間にポリエステルフィルムを挟む 3層構造で、吸湿・放湿性や断熱性、
手触りなど和紙の良さを生かしながら、通常の障子紙に比べて破れにくい。厚
さは0.2mmで、通常の和紙の2倍程度になる。
 従来、障子紙の市場では塩化ビニールの間に和紙を挟み込んだ製品が販売さ
れている。通常の障子紙より強度は上がるが、和紙の特長を生かせない欠点が
あった。新製品は通常の和紙と同様にでんぷんのりで貼ることもでき、使い勝
手が通常品と変わらない点もアピールする。
(日経産業 11/28)


┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■情報機構
 12月にナノ微粒子の分散技術、およびPVAに関する技術セミナーを開催

 鰹報機構では今月、ナノ微粒子の分散技術、およびPVAに関する技術セミナ
ーを開催する。

@『無機粉末ナノ微粒子の分散技術と分散性評価』
講 師:関西大学 芝田隼次氏
 この講座では、粒子の持つゼータ電位を中心にして微粒子の分散性を考える。
ゼータ電位の発生の機構、ゼータ電位の果たす役割について解説し、その後分
散性の評価の方法や有機溶媒中での微粒子の分散についても概説する。
日 時:2007年12月12日(水)10:30-16:30
会 場:[東京・大井町]きゅりあん4階 研修室
受講料:1名43,050円(税込、資料・昼食代含)
 ※ 1社2名以上同時申込の場合、1名につき32,550円

<プログラム>
1. ゼータ電位からわかる微粒子の分散・凝集挙動
2. ゼータ電位の発生原因とその測定
3. 界面活性剤の吸着とゼータ電位および分散現象
4. 粒子径分布の表現
5. 微粒子の分散・凝集の評価方法
6. 有機溶媒中での微粒子の分散
7. 溶解度パラメータによる有機溶媒中での微粒子の分散評価の考え方
http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC071253.php


A『ポリビニルアルコール(PVA)による高分子微粒子の高機能化』
講 師:潟Nラレ 仲前昌人氏
 仲前氏は1989年に潟Nラレ入社。入社以来、PVA を用いた高分子微粒子の重
合(乳化重合、懸濁重合)/物性とその応用に関する研究に従事。
日 時:2007年12月13日(木)12:30-16:30
会 場:[東京・錦糸町]すみだ産業会館9階 第1会議室
受講料:1名39,900円(税込、資料代含)
 ※ 1社2名以上同時申込の場合、1名につき29,400円

<プログラム>
1. ポリビニルアルコール(PVA)
 1.1 PVAの市場
 1.2 PVAの種類と特徴
2. PVAを用いたエマルジョンの特徴と高機能化
 2.1 PVA系エマルジョンの一般的特徴
 2.2 酢酸ビニル系エマルジョンの機能化
 2.3 アクリル酸エステル系エマルジョンの機能化
 2.4 SBRラテックスの機能化
 2.5 その他エマルジョンの機能化
 2.6 PVAを用いたエマルジョンの用途展開
3. PVAを用いたPVC懸濁重合粒子の特徴と高機能化
 3.1 PVC懸濁重合の特徴
 3.2 PVC懸濁重合粒子の高機能化
 3.3 その他トピックス
4. PVAを用いたその他の高分子微粒子
5. PVAを用いた高分子微粒子の更なる高機能化に向けて

http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC071267.php

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

NONWOVENS REVIEW On-Line No.277
━━☆No.277☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆  NONWOVENS REVIEW On-Line
□■□ http://nonwovens-review.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2007.12.10☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

季刊誌ではフォローできない不織布に関する最新の情報を,本誌購読者および
クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<国内ニュース>
■日清紡/持株会社制への移行を決定
■資生堂/男性用シート化粧品の一部生産をユニ・チャームに委託
■ユニ・チャーム/夜用ナプキンを来年3月に新製品へ全面刷新
■三菱レイヨン/新タイプのPAN系炭素繊維“パイロフィル”を開発
■三菱レイヨン/アクリル短繊維を8%前後値上げ
■セーレン/電磁波シールド材の新工場完成
■新日本石油・三洋電機/共同出資で家庭用燃料電池会社を設立
■エクソンモービル・ケミカル、東燃化学/リチウムイオン電池向けの新たな
 フィルム技術を開発
■東北大学金属材料研究所、大学院工学研究科/世界で初めて固体状の水素化
 物がリチウム超イオン伝導を示すことを発見
■JAMA/07年10月自動車生産・輸出実績 生産は3ヵ月・輸出は27ヵ月連続でプ
 ラス
■クラレ/水処理事業に本格参入
■日衛連/「日衛連NEWS No.60」でマスク工業会による自主基準を特集
■トヨタ紡織、トヨタ紡織滋賀/トヨタ紡織滋賀が工場披露記念式典を開催
■王子製紙グループ/12月13〜15日・東京ビッグサイトにて開催の「エコプロ
 ダクツ2007」に出展
■新日石プラスト/ワリフ製プロデュースバッグを製袋加工メーカーと共同で
 市場開拓
■新日石プラスト/「JFWジャパンクリエーション2008A/W」に“ミライフ”を
 出展

<製品開発>
■テナントカンパニー日本支店/高い集塵能力の高機能バキュームクリーナー
 を新発売


┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■日清紡
 持株会社制への移行を決定

 日清紡は09年4月1日付の予定で、会社分割方式により持株会社制へ移行する。
 移行後のグループ経営体制や持株会社自体が担う機能の詳細については、公
表が可能になり次第発表する。会社分割の方式は同社を持株会社として、現在
展開中の繊維、精密機器、ブレーキ、化学品、紙製品の各事業を事業会社とし
て新設分割する方法を予定しているが、エレクトロニクス事業については同社
子会社の新日本無線を中心に運営していく予定。
 同社は持株会社制移行の目的として、 (1)持株会社を核としたグループ経営
の強化、(2)事業環境に応じた機動的な事業運営による個別事業の競争力強化、
(3)事業再編による自己完結型事業運営の実現の3点をあげている。同社グルー
プは「透明性の向上」と「意思決定の迅速化」を目的とする社外取締役制度お
よび執行役員制度の導入や、事業統合による経営資源の集中など企業価値向上
に向けた改革に取り組んでいる。
http://www.nisshinbo.co.jp/press/pdf/071129ir_hd.pdf
(11/29)


■資生堂
 男性用シート化粧品の一部生産をユニ・チャームに委託

 資生堂は、製造コストの低減を目的に08年 2月21日に発売する男性用化粧品
の新製品“ウーノ ふくだけ洗顔シートN”の生産を、かねてより技術提供を含
む戦略提携の可能性について検討してきたユニ・チャームに委託。さらに、従
来品の“ウーノ ふくだけ洗顔シート”( 3品種、“ウーノ ふくだけ洗顔シー
トN”に改称)の生産委託先もユニ・チャームに変更する。同社は今回の生産委
託により、全体で約 1割程度のコストダウン効果が見込めるとしており、生産
数量は年間約250万個を予定している。
 同社は05年度から取り組む 3ヵ年計画において、成長性の拡大と収益性の向
上を目指し改革を進めるなか、06年 5月末に生理用品事業をユニ・チャームお
よびユニ・チャームプロダクツへ譲渡した。これを契機に、両社はお互いの強
みを生かした戦略提携の可能性について、実務レベルでのテーマ別検討を継続
させており、今後も両社のノウハウの共有や技術提供について更なる検討を進
める方針。
http://www.shiseido.co.jp/releimg/1483-j.pdf
(12/3)


■ユニ・チャーム
 夜用ナプキンを来年3月に新製品へ全面刷新

 ユニ・チャームは来年 3月、生理用ナプキン市場の約半分を占める主力の夜
用商品を15年ぶりに新商品へと全面刷新する。
 新商品“超熟睡ガード”は、ナプキンと左右の足の付け根にできる隙間を、
中央の吸収体の両側に付けた円筒状の不織布で埋める。これにより睡眠中に横
から経血が漏れにくくなった。こうした構造の工夫により、従来の羽状のメッ
シュシートに比べ装着時の安定性が増し、漏れる確率は従来品の半分になると
いう。人口減で生理用ナプキン市場は減少傾向にあるが、同社は新製品をてこ
に、シェアの首位を固める。
(日経産業 12/6)


■三菱レイヨン
 新タイプのPAN系炭素繊維“パイロフィル”を開発

 三菱レイヨンは、新タイプのPAN(ポリアクリロニトリル)系炭素繊維“パイ
ロフィルP330シリーズ”を開発した。
 同シリーズは、同社の高強度炭素繊維 TR50S/TRH50と同等の性能を保有し、
かつフィラメント数を大型化(5〜6万フィラメント)させた製品で、従来の2.4
万フィラメント(24K)以下のスモールトウと比較して、大型成形品に適した加
工性をもつ。加えて高強度、高弾性率の特性も実現しており、これまでの PAN
系炭素繊維の概念を変える新しい炭素繊維となっている。自動車、圧力容器や
風力発電翼、船舶、土木・建築部材など大型構造物等の各種産業用途を中心に
展開し、10年には60億円の売上を目指す。
 同シリーズはスモールトウ同様の性能・均質性・品位を達成することにより、
中間材料(プリプレグ・プリフォーム)への加工しやすさや、ダイレクト成形
(フィラメントワインディング成形・引抜成形など)での加工効率が従来のラ
ージトウに比べて大幅に向上し、本来ラージトウで期待されていた積層効率の
改善や加工準備の軽減などの長所を十分に発揮することができるようになった。
 現在、さまざまな用途・分野で市場を広げている炭素繊維の需要は順調に拡
大を続け、10年には 4万5,000tを超えると見込まれている。今後、自動車関連
の新市場の立ち上がりを前に、本格的な需要拡大に向けた供給体制の整備と各
種用途に適した製品開発が急務となっている。
http://www.mrc.co.jp/press/p07/071129.html
(11/28)


■三菱レイヨン
 アクリル短繊維を8%前後値上げ

 三菱レイヨンは12月からアクリル短繊維を 8%前後値上げすると発表した。
 国内向けが対象で、上げ幅は衣料などに使う商品で1kg30〜50円(8%前後)、
紡績糸で同40〜70円(8%前後)。紙・不織布用途は同40円(8%前後)となっ
ている。原油高にともなう原料のアクリロニトリルの価格上昇を転嫁する。値
上げは今年3回目。
(日経 11/30)


■セーレン
 電磁波シールド材の新工場完成

 セーレンは、非繊維事業の拡大に拍車をかける。次世代電磁波シールド材の
量産工場「FMセンター」と、建材向けなど新素材の開発・生産を行う「SVセン
ター」が、TPF事業所(福井県)の生活科学総合ステーションで完成、11月29日
に竣工式を行った。
 “非衣料化・非繊維化”を中期経営計画の重要テーマに掲げる同社では、10
月に同ステーションで人工皮革などの開発・生産拠点「LNセンター」もオープ
ンしており、非繊維素材の先端技術拠点として本格的生産活動を開始する。
 「FMセンター」では、フィルムメッシュタイプの次世代電磁波シールド材を
量産する。独自の技術を駆使し、ポリエステル(PET)フィルムに金属メッシュ
印刷を施したもので、性能とコスト競争力を併せ持つことが特徴。高度なクリ
ーンルーム仕様の量産工場を立ち上げることで、プラズマディスプレイ用途を
開拓していく。非繊維事業の柱として10年までに事業規模を50億円に引き上げ
る。
 一方、SVセンターは、産業資材向け新素材の開発と生産を行う。核となるの
が独自のデジタル企画・生産システム「次世代ビスコテックス」。従来の繊維
素材に加え、ガラスや金属、木材など非繊維素材向けに開発したもので、パソ
コンで作成したデザインや色などデジタルデータを素材上に忠実に再現できる
ため在庫レスも図れる。
 両センターは環境に配慮した最新鋭工場で、FMセンターには約50億円、SVセ
ンターには約10億円を投資した。
(化学工業日報 11/29)


■新日本石油・三洋電機
 共同出資で家庭用燃料電池会社を設立

 新日本石油と三洋電機は、共同出資でつくる家庭用燃料電池会社の概要を発
表した。
 来年 4月をめどに三洋が事業部門を分割して新会社を設立、その株式の81%
を新日石が取得する。新日石は経営再建中の三洋から実質的に事業を買収。新
会社で製販一貫体制を整え、12年をめどに量産化を目指す。
 資本金は 1億円で本社は三洋の東京製作所(群馬県大泉町)に置く。経営陣
は新日石が派遣。従業員数は50〜60人、三洋は研究開発の技術者を出向させる。
 液化天然ガス(LPG) や都市ガスを燃料とする製品の企画や生産管理、シス
テム設計を担当。製造は三洋子会社の三洋東京マニュファクチャリング(大泉
町)に委託、新日石が製品を仕入れて顧客に販売する。
 家庭用燃料電池の07年末時点の累計設置見込み台数は 2,187台。新日石は販
売元として4割弱、三洋はメーカーとして3割強のシェアを持つ。ナンバーワン
同士で事業をさらに進める考え。
 現時点の課題は1台450万円近い生産コストの引き下げで、新会社は量産化を
経て15年ごろに1台50万円以下で販売したい考えだ。
(日経産業 11/30)


■エクソンモービル・ケミカル、東燃化学
 リチウムイオン電池向けの新たなフィルム技術を開発

 東燃ゼネラル石油 100%子会社の東燃化学とエクソンモービル ケミカル カ
ンパニー(エクソン モービル コーポレーションの化学品部門)は、リチウムイ
オン電池向けの新しいフィルム技術を開発し、12月2〜5日に米国カリフォルニ
ア州アナハイムで開催された「第23回国際電気自動車シンポジウム、以下EVS-
23」において同技術を紹介した。
 同技術によりリチウムイオン電池の出力、安全性ならびに信頼性は著しく高
まり、次世代ハイブリッド自動車および電気自動車のエネルギー効率、コスト
効率の向上ならびに軽量化への貢献が期待できる。現在エクソンモービル ケ
ミカル カンパニーでは、バッテリーメーカーと共同でハイブリッド/電気自動
車へ応用できる領域の拡大に取り組んでいる。
 セパレーターフィルムは電池システムの設計と不可分で、全体の電池特性を
大きく左右する。今回の新しいバッテリーセパレーターフィルムは、独自に開
発された湿式、二軸延伸の工程により製造された微細かつ均質性の高い微多孔
膜を有し、高い耐熱性をもつ特殊な設計のポリマーを用いた多層共押出フィル
ムとなっている。ハイブリッド自動車/電気自動車の用途に特有な要求を満た
すため、従来の低温シャットダウン特性および高い機械的強度を維持しつつ、
高透過性、高温メルトダウン特性、溶融後の高い形状保持性を有している。と
くに高メルトダウン温度の達成でセパレーターの熱的信頼性を向上させており、
極薄膜ながら高機能を有する複数層で構成されているため、バッテリーの安全
性を高めることができる。
http://www.tonengeneral.co.jp/apps/tonengeneral/
(11/29、12/4)


■東北大学金属材料研究所 、大学院工学研究科
 世界で初めて固体状の水素化物がリチウム超イオン伝導を示すことを発見

 国立大学法人東北大学 金属材料研究所の松尾元彰RA、中森裕子助教、折茂
慎一准教授、および同大学院工学研究科の前川英己准教授、高村仁准教授の共
同研究チームは、水より軽い固体状の水素化物でのリチウム超イオン伝導機能
を世界で初めて発見した。
 この成果は、携帯電話やパソコンなどで広く民生・産業利用されている「リ
チウムイオン二次電池」の安全性を高めるための新たな固体電解質の開発など
への幅広い展開が期待される。
 従来のリチウムイオン二次電池は、液体(有機系)電解質を用いているため
に短絡や過充電などへの対策が不可欠で、安全性を高めるための固体電解質と
して有望な、新たなリチウムイオン伝導材料の探索が国内外で進められていた。
今回、水より軽い固体状の水素化物(リチウムボロハイドライド LiBH4)での
「リチウム超イオン伝導機能」が明らかとなったことで、「固体電解質として
の水素化物」の研究開発が活発化するものと予想される。現在、リチウムイオ
ン二次電池の構成材料としての特性評価や388K(115℃)以下でも高温相の結晶
構造を安定化させるための材料設計が進められている。
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/press_release/pdf2007/20071129_suiso.pdf
(11/29)


■JAMA
 07年10月自動車生産・輸出実績/生産は3ヵ月・輸出は27ヵ月連続でプラス

 日本自動車工業会(JAMA)は07年10月の自動車生産および輸出実績を発表し
た。
 それによると、10月の四輪車生産台数は 108万6,868台で、前年同月の 99万
6,165台に比べ 9万703台・9.1%の増加となり、3カ月連続で前年同月を上回っ
た。乗用車の生産は93万0,859台・前年同月比10.2%増で3カ月連続のプラス、
トラックは14万2,664台・同0.7%減で 9カ月連続のマイナス、バスは1万3,345
台・同64.9%増で33ヵ月連続のプラスとなった。
 10月の国内需要は40万6,215台で、前年同月比1.3%の減少だった(うち乗用
車 33万5,886台・前年同月比1.1%増、トラック 6万9,309台・同11.5%減、バ
ス 1,020台・同2.0%減)。また、1〜10月の生産累計は955万4,351台で、前年
同期の949万5,844台に比べ 5万8,507台・0.6%の増加だった。このうち乗用車
は818万2,961台で12万9,439台・前年同期比1.6%増、トラックは128万452台で
8万9,112台・同6.5%減、バスは9万938台で 1万8,180台・同25.0%増だった。
 一方、10月の四輪車輸出台数は60万788台で、前年同月の50万8,878台に比べ
ると 9万1,910台・18.1%の増加となり、27ヵ月連続で前年同月を上回った。車
種別内訳は、乗用車52万7,498台 (内KD車1万4,476台) 前年同月比 7万6,054台
・16.8%増、トラック 5万9,161台 (内KD車2万3,538台) 同 9,411台・18.9%増、
バス 1万4,129台 (内KD車 1,031台) 同 6,445台・83.9%増だった。輸出金額は、
車両分111億4,681万ドル、部品分 28億5,195万ドルの総額139億9,876万ドルと
なり、前年同月の 112億9,860万ドルに比べると27億16万ドル、23.9%の増加と
なった。
http://www.jama.or.jp/stats/product/20071129.html
http://www.jama.or.jp/stats/export/20071129.html
(11/29)


■クラレ
 水処理事業に本格参入

 クラレは、水処理事業に本格参入する。08年 4月に専門部署を新設して、高
機能工業用膜とシステム、エンジニアリングを一体で提供できる体制を整える。
同社は環境事業領域を重点分野の一つに位置づけており、専門部署の設置で水
処理関連を将来を支える環境事業の柱の一つに育成する。これにより現在、数
10億円の水処理関連売上高を5年後には150〜200億円に拡大する。
 クラレが市場投入するのは“ゼクルス”と名付けた余剰汚泥ゼロシステム。
ミクロの粒子を遮る中空糸膜と微生物を固定する PVAの球状ゲルを組み合わせ
た。システムに用いた微生物固定化担体“クラゲール”が余剰汚泥を効率的に
減容し、窒素を除去する。
 この余剰汚泥ゼロシステムはコンパクト設計で場所をとらないことが特徴。
グループ会社のクラレ西条で稼動試験を実施して来た結果、安定操業にめどが
ついたことから本格的な事業展開に乗り出すことにした。
(日刊工業 12/5)


■日衛連
「日衛連NEWS No.60」でマスク工業会による自主基準を特集

 全国衛生材料工業連合会(日衛連)は、全国マスク工業会による自主基準な
どを特集した機関紙「日衛連NEWS No.60」を発行した。
 同紙の「特集1」では、マスクの表示・広告自主基準について 「医学的な効
能をうたわない」として、マスクの定義を「天然繊維・化学繊維の織編物また
は不織布を主な本体材料として、口と鼻を覆う形状で、花粉、ホコリなどの粒
子が体内に侵入するのを抑制、また、かぜなどの咳やクシャミの飛沫の飛散を
抑制することを目的に使用される、薬事法に該当しない衛生用製品」と定めて
いる。これを踏まえ、マスクの表示・広告基準として@医薬品的な効能や効果
を標榜してはならない、A根拠がないフィルタ部の捕集効率の数値表示をして
はならない、の2点を制定した。商品パッケージへの表示方法も統一し、品名
や対象、素材名など7項目についての表示も取り決めた。
 このほか、「特集2」ではマスク工業会による「マスク生産数量調査」の結
果や形状によるマスクの分類、「特集3」 ではかしこいマスクの選び方を紹介
している。
http://www.jhpia.or.jp/index.html


■トヨタ紡織、トヨタ紡織滋賀
 トヨタ紡織滋賀が工場披露記念式典を開催

 トヨタ紡織の子会社であるトヨタ紡織滋賀は12月 5日、本格稼動を前に工場
披露記念式典を開催した。当日は滋賀県の澤田副知事、甲賀市の中嶋市長、ダ
イハツ工業の福塚執行役員を迎え、トヨタ紡織の好川会長、トヨタ紡織滋賀の
堀社長ら関係者が出席した。
 同社は06年9月に会社を設立、50億円を投資し工場建設、設備導入を進めて
きた。フィルター・パワートレイン機器部品や内・外装部品など樹脂成形部品
を中心とした各種部品を生産し、ダイハツの滋賀工場、京都工場、池田工場、
西宮部品センターに供給する予定で、これによりダイハツ向けビジネスの拡大
に対応するとともに、納入先により近い場所で生産することでサービス向上と
物流費の低減を図る。08年度の売上高は52億円を見込んでいる。
http://www.toyota-boshoku.co.jp/jp/whatsnew/pdf/07120501.pdf
(12/5)


■王子製紙グループ
 12月13〜15日・東京ビッグサイトにて開催の「エコプロダクツ2007」に出展

 王子製紙グループ各社は12月13〜15日の 3日間、東京ビッグサイトにて開催
される国内最大級の環境展示会「エコプロダクツ2007」に出展する。同社グル
ープは6回目の出展となり、今年のテーマを“紙の「なるほど」を見つけよう
〜OJIミラクルペーパー・ワールド〜” とし、子供の視点でもわかりやすい情
報発信を意識して、実際に体感することで理解を深められる参加型展示を取り
入れた。同社グループが取り組む「紙のリサイクル」「森のリサイクル」「地
球温暖化防止」「環境に配慮した製品づくり」を、楽しくわかりやすく紹介す
る企画となっている。
 同社グループで不織布の製造を手がける王子キノクロスでは、不織布と紙の
複合包材でソフトかつクッション性に富む「キノクラフト」、パルプ不織布を
使用し焼却時も有害物質を発生しない「エコ壁紙キノクリーン」を展示・紹介
する予定。そのほか、グループ各社の主な展示品(製品名)は以下の通り。
 (1) 王子製紙;SL+、XL+、エコエイジシリーズ
 (2) 王子特殊紙;パナプリント、OKミューズガリバーHG
 (3) 王子ネピア;ホクシーティシュエコボックス、パブリックトイレットロ
   ール
 (4) 王子チヨダコンテナー;王子フレッシュライトOFL、Cフルート段ボール
 (5) 王子パッケージング;開封・解体しやすいパッケージ、ブリランテ
 (6) 王子製袋;ダンパック
 (7) 王子製袋・王子アドバ;REユース・クリエ
 (8) 王子タック;森林認証タック、クラフトエコ
 (9) 王子キノクロス;キノクラフト、エコ壁紙キノクリーン
 (10)アピカ;アピカ学習帳、ダンモデ
 (11)旭洋紙パルプ商事;水性印刷&水性ドライラミネート、王子コドレスSパ
   ック
 (12)新日本フエザーコア;OKエコパネルDN
http://www.ojipaper.co.jp/release/cgi-bin/back_num.pl5?sele=1&page_view_selected_=1
(12/3)


■新日石プラスト
 ワリフ製プロデュースバッグを製袋加工メーカーと共同で市場開拓

 新日石プラストは、ポリオレフィン製の高機能不織布“ワリフ”の加工製品
である“プロデュースバッグ”について、製袋加工メーカーと共同で、日本市
場を開拓するプロジェクトに着手した。
 プロデュースバッグは、新日本石油が 100%出資する米国ANCI(ジョージア
州アトランタ)が90年代に欧米で市場を築いた新世代の包装材料で、現在欧米
を中心に4〜5億枚を販売している。高い通気性や強度を備えるほか、ワリフそ
のものが持つ光沢や着色・デザインの自由度の高さなどにより、従来の包装材
料にない意匠性、ファッション性が付与できる。
 包装形態は大まかに 2つあり、ひとつはロールから製袋・充填・シールまで
の一貫生産ができるフォーム・フィル・シール(FFS)タイプで、もうひとつは
印刷したフィルムを片面に使用するタイプがある。欧州では FFSと呼ぶ自動充
填機械との組み合わせで包装システムのトータルコスト削減につながったこと
から、需要が急拡大した。
 最近、日本でも流通業界などで関心が高まっていることから、ワリフを用い
たプロデュースバッグの生産体制を整えた加工メーカーと共同で本格的な市場
開拓に入った。プロデュースバックを生産するのはネクスタ(大阪市)、ダイ
ワ包材(埼玉県蕨市)、鈴木特殊化工(千葉県八千代市)の 3社。日本市場で
は、じゃがいも、たまねぎなどの野菜類や果物類の包装材料として、ワリフと
通常の包装用樹脂フィルムを組み合わせた製品を投入するなど、機能・意匠性
とコストのバランスを高めた展開を推進していく。
(化学工業日報 12/4)


■新日石プラスト
「JFWジャパンクリエーション2008A/W」に“ミライフ”を出展

 新日石プラストは12月5〜7日の3日間、東京ビッグサイトにて開催された繊
維総合見本市「JFWジャパンクリエーション2008A/W」に、繊維配列交差積層タ
イプの不織布“ミライフ”を出展した。
 11月に開催された「JAPANTEX 2007」に続き、 ミライフの具体的なアプリケ
ーションをイメージできる実際の応用例を積極的に展示・紹介した。ミライフ
は、特殊紡糸技術と延伸積層技術により生まれた経緯直交積層布。縦方向と横
方向にウェブが直交する織物のような配列構造により、表面が平滑でつや・光
沢のある外観、地合いが均一で低目付けが可能など、ほかの不織布にはない優
れた特徴を有する。
http://www.plasto.co.jp/news/index.html#071121
(11/29)

┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■テナントカンパニー日本支店
 高い集塵能力の高機能バキュームクリーナーを新発売

 テナントカンパニー日本支店は12月 3日、優れた集塵能力と操作性、静音設
計を掲げたバキュームクリーナー“V5”を新発売した。
 標準装備のヘパフィルターは 0.3ミクロンの粒子に対し、99.99954%を集塵
して室内の空気を清浄に保つほか、フィルターバックの採用でゴミ捨てが清潔
に行える。さらにオプションのシンセティックフィルター(水洗い可)を装備
すると、通常のペーパーバックだけの集塵と比較して、10倍以上の微粒子を集
塵する。商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 4輪のキャスターで360度の旋回時でも追従性がよく、抜群の操作性を実
   現。ハンドルも軽く、楽に作業できる
 (2) 静音設計により耳元で感じられるノイズレベルは*65dBa(ISO3744に基
   づく)で、場所や時間帯を問わず使用できる(*音圧法による騒音源の
   音響パワーの測定-半径1.5m測定による)
 (3) 頑丈な素材のホースは優れた耐久性を有するほか、ワンド部分が長く隅
   々までアクセス可能
http://www.tennantco.com/jp/about/news/news-V5.aspx
(11/26)

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

NONWOVENS REVIEW On-Line No.278
━━☆No.278☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆  NONWOVENS REVIEW On-Line
□■□ http://nonwovens-review.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2007.12.17☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

季刊誌ではフォローできない不織布に関する最新の情報を,本誌購読者および
クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<国内ニュース>
■東レ/炭素繊維材料の自動車部材適応技術開発を推進
■東レ/サウジアラビアの大型海水淡水化プラント向け逆浸透膜を受注
■GSユアサ、三菱商事、三菱自動車工業/大型リチウムイオン電池の合弁会社
 を設立
■東芝/新型2次電池“SCiB”の事業化を発表
■東北大学/引火しにくいリチウム電池用電解質を開発中
■シンガポール公益事業庁、東レ/メンブレンなど水処理技術に関する共同研
 究
■P&G、ベネッセコーポレーション/「パンパース」と「こどもちゃれんじ」
 がマーケティングなどで業務提携
■帝人ファイバー、東レ/完全循環型防水透湿性ジャケットの開発に技術提供
■東洋紡績/ポリエステル長繊維などで値上げ
■ユニ・チャーム/立体マスクを受験を控えた小学6年生に無料配布
■ユニ・チャーム/「エコプロダクツ2007」に環境配慮型“排泄介護向け自動
 採尿システム”を出展
■ANNA/産業資材部会分科会を大阪産業創造館で開催

<海外ニュース>
■3M社(米国)/特殊塗工研磨紙・不織布研磨材メーカー、スタンダード・ア
 ブレーシブス社を買収  ほか

<製品開発>
■ポーラ/ポリエステルリサイクル繊維使用のクーラーショッピングバッグを
 発売
■キュアジャパン/光触媒配合の美顔マスク

<催 事>
■ケナフ協議会/ケナフ等植物資源利用研究会を12月21日に開催
■日衛連/新春講演会・賀詞交歓会を1月17日に開催
■ANNA/新年賀詞交歓会を1月中旬に関西・関東・四国3地区で開催

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■東レ
 炭素繊維材料の自動車部材適応技術開発を推進

 東レは、炭素繊維複合材料(CFRP)の自動車部材適応技術の開発を推進する。
 新たにポリオレフィン系樹脂を用いた熱可塑CFRPの基本技術を開発した。課
題であった炭素繊維と樹脂の界面接着強度を改善したもので、射出成形で熱硬
化CFRPと同等の強度を付与できることをラボ試験で確認している。
 また従来の熱硬化CFRPの成形時間を大幅に短縮できる高速RTM(レジントラン
スファーモールディング)成形技術の開発をNEDOプロジェクトとして進めてい
るが、今年度が最終年であり、こちらの実用化も急ぐ。従来 2時間強かかって
いたドアなど構造部材の成形時間を10分程度に短縮できる。
 同社では名古屋事業所に開設するオートモーティブセンター(AMC)を軸に、
CFRPの量産化やコストダウンに寄与する技術を開発していく。
(化学工業日報 12/11)


■東レ
 サウジアラビアの大型海水淡水化プラント向け逆浸透膜を受注

 東レはサウジアラビアの大型海水淡水化プラント向けに、海水淡水化用の逆
浸透(RO)膜納入を受注した。
 この海水淡水化プラントは、紅海沿岸の同国第 2の都市ジェッダ市南方に位
置するシュアイバ工業地区に建設されるRO法プラントで、造水量は15万m3/日、
09年初稼働開始予定(膜納入は08年)となっている。シュアイバでは独立淡水
化・発電事業(IWPP)が展開されており、すでに石油火力による発電と蒸発法に
よる海水淡水化が行われているが、今回RO法が新たに採用され、韓国の斗山重
工業がプラント建設を請け負い、東レがRO膜を納入することが決まった。
 サウジアラビアは世界最大の海水淡水化市場で、05年現在で年間12.4億m3も
の水が生産されている。その85%強は蒸発法その他の技術によるもので、未だ
RO法プラントは少ないものの徐々に採用が拡大、プラント自体も巨大化しつつ
ある。
http://www.toray.co.jp/news/water/nr071210.html
(12/10)


■GSユアサ、三菱商事、三菱自動車工業
 大型リチウムイオン電池の合弁会社を設立

 ジーエス・ユアサ コーポレーション(GSユアサ)、三菱商事、三菱自動車工
業の 3社は12月12日、大容量でかつ高性能なリチウムイオン電池の合弁新会社
「株式会社 リチウムエナジー ジャパン」を設立した。
 大型リチウムイオン電池の高い技術を保有し、その用途拡大を目指すGSユア
サと、電池事業への参入に加え、その周辺事業の創出を目指す三菱商事、さら
に電気自動車の普及を目指す三菱自動車の 3社が共同出資し、資源、材料、開
発、製造、販売、用途開拓といった垂直方向のバリューチェーンの統合力を活
かし、シナジー効果を実現させる。生産規模は09年度で年産20万個、出資金は
5億円(08年4月予定の増資により合計40億円)で、出資比率はジーエス・ユア
サ パワーサプライ 51%(GSユアサの100%出資子会社)、三菱商事34%、三菱
自動車工業15%となっている。代表取締役社長は小野勝行氏(GSユアサ常務取
締役)。
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/pressrelease/j/corporate/detail1709.html
(12/12)


■東芝
 新型2次電池“SCiB”の事業化を発表

 東芝は優れた安全性と長寿命・急速充放電などの特性を兼ね備えた新型 2次
電池“SCiB(TM)”(SCiB)を製品化し、産業分野を中心に08年3月から量産を開
始させる。産業分野や車載分野を中心にグローバルな事業展開を図り、15年度
には売上高1,000億円規模を目指す。
 SCiBは高い安全性と、急速な充放電を行っても10年を超える長寿命性能など
の優れた特性バランスを実現するため、同社独自の新負極材、新セパレータ、
新電解液を採用したほか、新たな生産技術の確立により高い信頼性の 2次電池
を実現させた。さらに、SCiBの長寿命性能は電池交換時に発生する廃棄物の削
減を通して、環境負荷の低減にも寄与する。新製品は、4.2Ah (アンペアアワ
ー)のセルを10個直列に配列したモジュール(標準モジュール)で構成されて
おり、電池特性を最大限に活かすため、電圧・温度監視、異常監視・保護、セ
ルバランス調節などの機能を備えたバッテリーマネージメントシステムを搭載
した。主な特長は以下の通り。
 (1) 高い安全性;熱的安全性の高い新負極材や高引火点の電解液の採用等に
   より、内部短絡や熱暴走を起こし難く、破裂、発火の可能性が極めて低
   い
 (2) 長寿命性能;急速な充電条件による約 3,000回の充放電サイクル後も、
   容量低下はわずか10%未満。約 5,000回を超える繰り返し充放電が可能
   で、1日1回の充電で10年以上繰り返して使用することができる
 (3) 急速充電性能;高い安全性を確保し大電流充電(50A) が可能なため、
   SCiBセル、標準モジュールともに電池容量の90%以上の充電が 5分間で
   完了する
 (4) 高出力性能;電気二重層キャパシタ並みの高い入出力性能を有しており、
   大きなパワーが必要な用途に最適
 (5) 低温性能;マイナス30℃の低温環境でも十分な放電が可能で、寒冷地で
   の使用が見込まれる用途にも適する
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2007_12/pr_j1102.htm
(12/11)


■東北大学
 引火しにくいリチウム電池用電解質を開発中

 東北大学の研究チームは、リチウムイオン二次電池の安全性を高める電解質
用の新素材を開発した。無機化合物の固形の粒で、押し固めてシート状にした
もの。
 現在、リチウムイオン電池の電解質は液体の有機化合物で、揮発性のため漏
れ出すと引火の恐れがある。新素材は流れないので安全性が高いという。
 現段階では 115℃以上の高温でないと電流が流れないが、素材の改良によっ
てより低い温度で電流が流れるようになるとみている。
 新素材はリチウムとホウ素、水素からなる。室温では電気をほとんど通さな
い絶縁体だが、115℃に加熱すると導電性がいっきに1,000倍に高まることを発
見した。有機化合物の導電性と同程度であった。
 この新素材の構造を調べたところ、室温ではリチウムのプラスイオンとホウ
素・水素化合物のマイナスイオンの居場所が固定されて動かないが、 115℃に
なるとプラスイオンが動きやすい通路のような構造ができた。
 東北大はこれまで、この素材を燃料電池の水素貯蔵材料として用いる研究を
進めてきた。
(日経産業 12/7)


■シンガポール公益事業庁、東レ
 メンブレンなど水処理技術に関する共同研究
 
 シンガポールの水政策を管掌する公益事業庁(PUB)は、東レと共同で水処理
技術に関する共同研究を推進する。両者間で同研究に関わる覚書調印を交わし
ており、水処理や供給、東レがもつメンブレン技術などでウォーターソリュー
ション開発を同国で行う。
 シンガポールは昨年、GEウォーターなど欧米の大手水処理メーカーの研究・
開発拠点の誘致に相次ぎ成功し「アジアの水処理技術のハブ」(EDB)を目指し
ている。同時に自国内で再生可能な水資源の確保と技術確立も課題、水行政を
管轄する PUBと東レの取組みは、一段と深い対策に同国が乗り出したといえそ
うだ。
 シンガポールは、直接的な水資源がないため隣国のマレーシアからパイプラ
インで水を輸入している。ただ、従来から自国内で水源の確保と対策を様々な
角度から行っており、水供給源の確保が自国の安全保障の一つにもなっている。
このため島内の地下へ貯水池を確保しているほか、下水を完全リサイクルして
使用(ニューウォーター)する動きも始まっている。
 東レも、シンガポールの下水処理施設へ逆浸透膜などを納入しているほか、
海水淡水化プラント向けに独自のメンブレンを供給するなどの実績をもってい
る。 PUBでは、こうした東レの膜技術に高い評価を寄せており、共同研究の調
印で、水処理やウォーターサプライ全般の研究開発を進めていくとみられてい
る。
(化学工業日報 12/7)


■P&G、ベネッセコーポレーション
「パンパース」と「こどもちゃれんじ」がマーケティングなどで業務提携

 P&G とベネッセコーポレーションは、消費者への新たな価値の提供と協働マ
ーケティングを目的に、両社のブランド「パンパース」「こどもちゃれんじ」
における業務提携を行う。両ブランドは双方のターゲットが赤ちゃんとそのお
母さんであり、赤ちゃんの成長・発達段階に合った製品やサービスを提供する
というお互いの事業における理念が合致していることから、両ブランドの強み
を生かした新たな事業展開を図る。
 今回の業務提携では、「パンパース」はよりよいサービスを提供することで
縮小傾向にある紙おむつ市場において、価格競争ではない展開を実現させたい
考え。加えて、こどもちゃれんじが展開する 6ヵ月以上の高月齢のターゲット
へのリーチ強化も望めることから、高月齢にフォーカスしたビジネス全体の底
上げを目指す。一方、「こどもちゃれんじ」は保護者の関心が高い「オムツは
ずれ」のテーマを取り込むことで教材以外の分野にビジネスが拡大し、さらに
赤ちゃんの誕生直後から使用されるおむつを通じて同ブランドの認知が早まり、
顧客層との接点が拡大するメリットがある。
 業務提携意の具体策としては、 (1)おむつとパッケージのデザインのリニュ
ーアル、 (2)おむつ替えに役立つ情報の提供、 (3)新ウェブサイト「ハッピー
おやこ.com」の開設(08年3月の予定)などを計画しており、(1)ではサイズ別
に「こどもちゃれんじ」のキャラクター「しまじろう」が、成長段階別の姿で
登場する。また、パンパースのプロモーションやウェブなどにおいて、「こど
もちゃれんじ」の知見を活用した子育て情報などを提供するのに対し、おむつ
を付ける年代に該当する講座「こどもちゃれんじぷち」「こどもちゃれんじぽ
けっと」では、親向け情報冊子などを通じてパンパースの情報を提供する。
http://jp.pg.com/news/2007_02/200712/20071211p01.htm
(12/11)


■帝人ファイバー、東レ
 完全循環型防水透湿性ジャケットの開発に技術提供

 帝人と東レのケミカルリサイクル技術を用いた完全循環型リサイクルが可能
な防水透湿性ジャケットの開発に、パタゴニア・インターナショナル・インク
社が成功した。このジャケットの素材には、帝人ファイバーのリサイクルポリ
エステル、ならびに東レのナイロン6 を使用し、リサイクルのプロセスにも両
社それぞれのケミカルリサイクル技術が用いられている。
 今回パタゴニア社が開発に成功したのは、08年秋冬シーズンに展開するリサ
イクルポリエステルを用いたスキー・スノーボード用ジャケット、およびナイ
ロン6 を用いたアルパインクライミング用ジャケット。パタゴニア社は05年秋
冬シーズンより、着古したキャプリーン・パフォーマンス・ベイスレイヤーを
回収し、完全循環型のリサイクルシステムを用いて同じ製品に再生させる「つ
なげる糸リサイクルプログラム」を開始しており、10年までに製造する全ての
製品をリサイクル可能、またはリサイクル素材を用いて製品の製造を行うとい
う目標を掲げている。
 この目標達成の過程として、完全循環型リサイクルが困難な製品ラインのひ
とつである防水透湿性ハードシェルについて、帝人ファイバーと東レが構築し
たケミカルリサイクルシステムを活用することで商品化を実現した。これらの
リサイクルシステムによって、完全循環型リサイクルが可能な防水透湿性ハー
ドシェルの素材としてリサイクルポリエステルを使用した場合、石油から新た
なポリエステル原料を作るのに比べ、消費エネルギーを約80%節約し、二酸化
炭素(温室効果ガス)排出量を約80%削減することができる。また、ナイロン
6 を用いた場合も同様に、消費エネルギーを約70%節約、二酸化炭素排出量を
約70%削減することが期待できる。
http://www.teijin.co.jp/japanese/news/index.html
(12/12)


■東洋紡績
 ポリエステル長繊維などで値上げ

 東洋紡績は08年1月1日出荷分より、ポリエステル長繊維およびナイロン長繊
維を10%、産業資材用ポリエステル繊維を20円/kgにそれぞれ値上げする。
 ポリエステル長繊維の原料であるエチレングリコールが今年7月以降約60%
高騰し、ナイロン長繊維についても原料のカプロラクタムが今年7月以降約10
%高騰した影響によるもので、ポリエステル長繊維は今年 7月に続き04年以降
で通算7回目の値上げ、ナイロン長繊維は通算5回目の値上げとなる。同社では
不採算品の撤退、高採算・特化品への生産シフトの対応をさらに加速させるほ
か、機能衣料のテキスタイル展開を強化し、スポーツ・インナー用途での特化
糸の展開も一層拡大させる。
 需要については、ポリエステル長繊維は機能糸(細物・フルダルなど)中心
に旺盛、ナイロン長繊維はダウン向け側地用の高密度織物の拡大基調継続(販
売量昨年対比170%)と、インナー向け特殊断面(まゆ形)糸などの新規企画商
品の採用拡大などに支えられ、需給バランスはタイトに推移している。
 一方、産業資材用ポリエステル繊維は、タイヤコードが07年 7月以来の値上
げ、スパンボンド不織布と不織布用短繊維が07年 8月以来の値上げ、その他の
高強力ポリエステルは07年4月以来の値上げとなる。
http://www.toyobo.co.jp/press/press285.htm
http://www.toyobo.co.jp/press/press283.htm
(12/6・10)


■ユニ・チャーム
 立体マスクを受験を控えた小学6年生に無料配布

 ユニ・チャームは、中学受験を控えた小学 6年生にマスクを無料配布する販
売促進活動を始める。関東と関西の大手学習塾と提携し、在籍する約 4,500人
に合計10万枚を配る。インフルエンザの流行が始まるなか、来年 1月に発売す
る子供用の立体マスクの販売環境を整える。
 関東は栄光ゼミナールの 273校、関西は第一ゼミナールの88校で実施する。
配るのは“ユニ・チャーム 超立体マスク”の“かぜ用やや小さめマスク”と
“キッズ高学年サイズ”の 2種類。学習塾には配布と同時に生徒や保護者に登
下校時のマスク着用を薦めてもらう。
 ユニ・チャームによると、大人用マスクの市場規模は07年度で約 150億円と
年 1割のペースで伸びている。子供用マスクの市場規模は数億円程度とみられ
るが、着用習慣が広がれば成長余地は大きい。同社では従来、子供専用のマス
クは用意しておらず、実際には大人用の小さいサイズで代替していた。 1月の
子供用商品の発売を契機に、子供向け市場開拓に向けた販促を強化していく考
えだ。
(日経MJ 12/9)


■ユニ・チャーム
 「エコプロダクツ2007」に環境配慮型“排泄介護向け自動採尿システム”を
 出展

 ユニ・チャームは12月13〜15日の 3日間、東京ビッグサイトで開催された日
本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2007」に出展、環境配慮型の“排泄介
護向け自動採尿システム”を展示・紹介した。
 日立製作所との共同研究で開発した同システムは、従来システムに比べ CO2
排出を50%以下に削減することや、パッドの交換回数が減少するため、使用後
に廃棄されるゴミの量が約5分の1(重量比)に削減できるなど、介護品質を向
上させるだけでなく環境負荷の低減に貢献するシステムであることから、同展
示会への出品が決まった。
 今後ますます高齢化が進む日本社会では、排泄介護ケア用品に係る環境負荷
の増加が予想されるが、同社では大人用紙おむつを製造・販売する企業として、
環境負荷の低減に積極的に取り組むことが企業としての社会的責任を果たすこ
とにつながるとの考えから、商品の軽量化などを推進している。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(12/10)


■ANNA
 産業資材部会分科会を大阪産業創造館で開催

 日本不織布協会(ANNA)産業資材部会は12月10日、大阪産業創造館にて分科
会を開催した。今回は大阪府立産業技術総合研究所化学環境部 繊維応用系 主
任研究員の赤井智幸氏を講師に迎え、土木用不織布の最新動向と、同分野での
産官学連携の成功事例についての2講演を下記の通り行った。
 (1) 「土木分野における不織布の最新動向―製品の分類や素材、環境保全を
   も含めた用途・適応例」
 (2) 「産官学による最近の土木技術開発事例 2件―繊維素材などによる海面
   廃棄物処分場の遮水材料・工法の開発/共同開発者:太陽工業梶A材料
   企業、建設企業など」


┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■中国
 サニタリー製品市場が成長中

■ポリマー・グループ(米国)
 ニューヨーク証券取引所で1億4,400万ドルの資金調達

■ウェルマン社(米国)
 赤字続きのウェルマン社が、化学業界でM&A経験豊富な投資銀行、ラザード・
フレール社と戦略的代替案を検討

■第12回上海国際不織布見本市報告
 イーステックス・インダストリアル・サイエンス・テクノロジー社(中国)
;水流絡合不織布メーカー、イーステックス社が、アジア製のフローパック機
を購入して、ウェットワイパーの加工量を増加計画
 漢威机機制造有限公司(中国);6月にプルアップ紙おむつ加工ラインを販
売開始計画
 オプティマ社(ドイツ);パッケージング機器メーカー、オプティマ社が、
手動・自動のオプション付きエコバッグシステムを紹介
 トレデガー・フィルム・プロダクツ社(米国);2008年に中国で不織布製透
過性フィルムトップシートの製造を検討
 延江工貿有限公司(中国);バイコンポーネント不織布製トップシートを販
売開始

■インターナショナル・オートモーティブ・コンポーネンツ・グループ・ノー
 スアメリカ社(米国)
 コリンズ&エイクマン社のソフトトリム部門を買収

■ダイナレックス社(米国)
 医療用ディスポーザブル製品販売業者、ダイナレックス社が、2008年1月に
アーカンソー州北東部に流通センターを開設

■ALFA社(メキシコ)
 イーストマン・ケミカル社のメキシコとアルゼンチンのポリエステル樹脂生
産工場と関連事業を買収

■バセル社(米国)
 ライオンデル・ケミカル社を買収し、ライオンデルバセル社を年末までに設


■セラニーズ社(中国)
 米国のセラニーズが、南京工場でビニルアセテート・エチレン、ビニル、ア
クリル系水溶性エマルジョンの商業生産を開始

■コヴィディエン社(米国)
 米国で販売しているプライベートレーベルのベビー用紙おむつ、トレーニン
グパンツを2008年2月3日から4−7%値上げ

■プロクター&ギャンブル社(米国)
 ベビー用紙おむつ価格を最低5%値上げ

■ファースト・クォリティ・ノンウーヴンズ社(米国)
 地元紙の報道によれば、ペンシルバニア州マクエルハッタン工場で起きた火
災の被害額は7万5,000−10万ドル

■ファースト・クォリティ・ノンウーヴンズ社(米国)
 ペンシルバニア州ヘーゼルトン工場に第8スパンメルトラインを設置

■ラディチスパンデックス社(米国)
 アラバマ州タスカルーサ工場に最新式スパンデックス紡糸設備を設置

■フロイデンベルク・ポリテックス社(中国)
 アスファルトルーフィング用ポリエステル補強材の売上増を目指し、中国に
営業会社を設立

■ファイバーズ・ジャズテックス社(カナダ)
 360万カナダドルの合成繊維製造機器を購入するため、政府が150万カナダド
ルの融資

■3M社(米国)
 特殊塗工研磨紙・不織布研磨材メーカー、スタンダード・アブレーシブス社
を買収

■オーウェンズ・コーニング社(中国・ロシア)
 サンゴバン社の強化材・複合素材部門を買収して、2008年〜2010年に中国・
ロシアでガラス繊維強化複合素材の生産能力を増強

┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ポーラ
 ポリエステルリサイクル繊維使用のクーラーショッピングバッグを発売

 ポーラは、ライフグッズブランド「SENSE OF LIFE」 より、使用済みポリエ
ステル繊維製品から再生された帝人ファイバーのポリエステルリサイクル繊維
“エコペットR”を使用したクーラーショッピングバッグを08年1月15日より発
売する。
 バッグの内側をアルミ蒸着シートで被い保冷機能をもたせた同製品は、生も
のや冷凍食品の買い物帰りにも安心で、保冷材を入れられる内側のポケットの
ほか、フタの内側には内部の冷気をキープする巾着タイプの口布を付け、大き
な食材でも出し入れしやすい構造に仕上げた。使いやすくて便利なたっぷりサ
イズで、肩にかけられるショルダータイプとなっている。同製品ほかにも、エ
コペットを使用した撥水加工のテーブルクロスやランチョンマット、エプロン
などのキッチンアイテムも発売し、全国のポーラレディによるカタログ販売に
て取り扱う。
http://www.pola.co.jp/company/home/back/2007/19r103.pdf
(12/12)


■キュアジャパン
 光触媒配合の美顔マスク

 キュアジャパン(神戸市)は、光触媒チタンアパタイトを配合した美顔フェ
ースマスク“キュアフェアスキンパック”を発売した。
 光触媒チタンアパタイトは抗菌力に優れ、毛穴の汚れや化粧残りを速やかに
吸着し、光と反応することで分解・除去する。マスクはコットン 100%。含ま
れている液体は天然水で敏感肌でも安心。
 価格は送料込み4枚セット6,090円、8枚セツト9,870円、16枚セット18,900円。
ネットで販売する。
http://purupuruohada.jp/
(日経MJ 12/9)


┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ケナフ協議会
 ケナフ等植物資源利用研究会を12月21日に開催

 ケナフ等植物資源利用による地球環境保全協議会(ケナフ協議会)主催で、
機能紙研究会、紙パルプ技術協会、日本木材学会パルプ・紙研究会などが協賛
する「第10回ケナフ等植物資源利用研究会・第13回特別講演―地球環境保全と
植物資源―」が12月21日、東京大学弥生講堂にて開催される。
 「研究・技術発表」では、循環型地球環境保全機構理事長の荒井進氏が「非
木材用パルプ化技術の開発動向―英国バイオナリージョナル・ミニミルUK社」
を発表するほか、「展示発表」では三木特殊製紙によるケナフ入りタオルやケ
ナフ入り画仙紙など、ケナフ商品の展示なども行われる。また特別講演では、
京都大学生存圏研究所/生存圏開発創成研究系 教授の川井秀一氏と、 PEARカ
ーボンオフセット・イニシアティブ代表取締役の松尾直樹氏らの講演が行われ
る予定。
〔問合せ先〕
ケナフ協議会/TEL 03-3592-9735


■日衛連
 新春講演会・賀詞交歓会を1月17日に開催

 日本衛生材料工業連合会(日衛連)は08年 1月17日、千代田区霞ヶ関の霞ヶ
関東京會舘において新春講演会・賀詞交歓会を開催する。
 当日は天田忠正会長をはじめ政策委員会委員が出席する恒例の記者会見や表
彰式もあわせて行われる。
 新春講演会では、自らが手がける 4本のホームページが年商20億円以上を超
えると言われ、インターネット通販業界の寵児と呼ばれるマーケティングコン
サルタントの本田晃一氏を迎える。よく売れる・集客できるホームページ政策
研究など実践的な秘訣だけでなく、顧客視点を見据えた独自のビジネス哲学を
もつマーケターとしても注目されている同氏が、 「Webマーケティングの世界
とサイト構築のポイント」を演題に講演を行う予定。
〔問合せ先〕
日本衛生材料工業連合会/TEL 03-6403-5351


■ANNA
 新年賀詞交歓会を1月中旬に関西・関東・四国3地区で開催

日本不織布協会(ANNA)は08年1月、関西・関東・四国の3地区において新年
賀詞交歓会を開催する。なお、四国地区の賀詞交歓会の翌日には懇親ゴルフ会
が予定されている。
 各地区の開催日、会場などは下記の通り。
(1) 関西地区;1月15日、太閤園(大阪・都島区網綱)
(2) 関東地区;1月17日、霞ヶ関東京會舘(千代田区霞ヶ関)
(3) 四国地区;1月18日、得月楼(高知市はりやま町)
〔問合せ先〕
日本不織布協会/TEL 06-6233-0842

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

NONWOVENS REVIEW On-Line No.279
━━☆No.279☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆  NONWOVENS REVIEW On-Line
□■□ http://nonwovens-review.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2007.12.25☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

季刊誌ではフォローできない不織布に関する最新の情報を,本誌購読者および
クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<国内ニュース>
■三菱商事/自動車用ブレーキホース製造販売の欧・米関係会社3社を買収
■クラレ/年産5,000tのビニロン設備を増設
■クラレ/シンガポールの持分法適用関連会社を子会社化
■経済産業省/リチウム電池の安全性確保を目指し技術基準を制定
■関東電化工業/リチウムイオン電池用電解質を増産
■バイオベース、大阪大学など/ポリ乳酸の製造コストを40%低減できるプロ
 セスを開発
■東レ/OA・IT用途で新グレードを投入しポリ乳酸拡大へ
■クレハ/ポリグリコール酸樹脂“クレハPGA”を事業化へ
■トヨタ紡織/関連会社の「コベルク」を子会社化
■ユニ・チャーム/紙おむつの吸収体の厚さを半分にする技術を開発
■巴川製紙所/機構改革・人事異動を発表
■新日化サーマルセラミックス/生体溶解性繊維“SUPERWOOLR”の本格生産を
 開始
■信州大学/スパイダーソックスの試作に成功

■王子製紙/まんがでよくわかるシリーズ『紙のひみつ』を発刊
■化繊協会/07年11月度の化学繊維生産・在庫の概況(速報)を発表
■ペットボトルリサイクル/指定リサイクル業者による引取り量の減少続く

<製品開発>
■ユニ・チャーム/パンくずや砂つぶまでからめ取る“ウェーブ 立体フロア
 ワイパー” を新発売

<催 事>
■伝統みらい研究センター/「07年第5回講演会」を08年1月12日に京都・池坊
 短期大学で開催

<NONWOVENS REVIEW 最新号発行のお知らせ>

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■三菱商事
 自動車用ブレーキホース製造販売の欧・米関係会社3社を買収

 三菱商事は、明治ゴム化成の 100%子会社であるメイジフローシステム(神
奈川県)と共同で07年12月19日に自動車部品・不織布メーカーのフロイデンベ
ルグ社より、自動車用ブレーキホースを製造販売する欧・米の関係会社 3社を
買収することで合意した。
 完成車メーカーのグローバル化や合従連衡が進むなか、サプライヤーである
部品会社も再編を余儀なくされている環境下、同社は欧州・北米の主要自動車
メーカー向けブレーキホース販売で世界最大規模のシェアを誇るフレキシテッ
ク・グループ 3社を買収し、必要な資金や人材を投入することにより、企業価
値を更に高めることができるると判断したもの。この買収を通じ、自ら自動車
用ブレーキホース業界の再編を主導することを目指す。
 買収後は、同じくホース製造・販売事業を手がけるメイジフローシステムと
ともに、共同購買や顧客へのグローバル対応など事業面でのシナジーを創出し、
企業価値の増大を図っていき、追加のM&Aの機会も積極的に検討する考え。
(12/20)
http://www.mitsubishicorp.com/jp/pdf/pr/mcpr071220.pdf


■クラレ
 年産5,000tのビニロン設備を増設

 クラレはポリビニルアルコール繊維“ビニロン”の需要拡大に対応するため、
約20億円を投資し、岡山事業所に年産5,000tのビニロン生産設備を増設するこ
とを決定した。稼動は08年12月の予定で、増設後の年産能力は現状の3万5,000
tから4万t になる。ビニロン事業は同社が拡大を目指す酢ビ系事業の一つで、
今回の増設を機に高強度タイプの差別品比率を高めるとともに、今後生産技術
のレベルアップを図る考え。
 ビニロンはポリビニルアルコール(ポバール)を原料とする日本における合
成繊維の第 1号で、同社は1950年に生産を開始。衣料・農水産資材としての用
途からスタートし、高強度・高弾性・低伸度・耐アルカリ性などの素材特長を
生かして、現在はFRC(セメント補強繊維)、紙、不織布、ゴム資材などへ用途
を拡大させてきた。近年では世界的なアスベスト規制の動きから、住宅屋根材
・建材用などの FRC用途が拡大し、これまでの西欧・日本などの既存市場に加
え、東欧・アジア・中南米など新興国への市場拡大が見込まれている。
http://www.kuraray.co.jp/release/2007/071214.html
(12/14)


■クラレ
 シンガポールの持分法適用関連会社を子会社化

 クラレは持分法適用関連会社「POVAL ASIA PTE LTD.」(シンガポール、PA社)
の全株式を08年1月31日付で取得し、子会社化することを決定した。
 PA社は 96年、同社子会社「Kuraray Singapore Pte.,Ltd.」と日本合成化学
工業の子会社「NIPPON GOHSEI Singapore Pte Ltd.」(NSP 社)との合弁で設
立し、これまでアジア市場を中心に汎用ポリビニルアルコールを供給してきた。
今回、NSP 社が保有するPA 社全株式(50%・2,000万株)を同社が取得する。
同社ではポリビニルアルコール系事業のグローバルな総合展開を図る上で、PA
社を完全子会社としてアジアの生産拠点と位置づけ、従来の汎用品に止まらず
高付加価値品を含めた柔軟な供給体制の構築を目指す方針。
 なお、今回の株式取得はPA社の決算期後に実施するため同社の当期連結業績
に与える影響はない模様で、次期以降の連結業績に与える影響も軽微に止まる
見通し。
 近年、ポリビニルアルコール市場は新興国の需要拡大などにともない世界的
に逼迫状況で、樹脂としての用途の多様化、品質要求の高度化に加え、フィル
ム・繊維等の原料樹脂としての需要拡大が進んでいる。
http://www.kuraray.co.jp/release/2007/pdf/071219.pdf
(12/19)


■経済産業省
 リチウム電池の安全性確保を目指し技術基準を制定

 経済産業省はリチウムイオン電池の安全性確保のために電気用品安全法に基
いて技術基準を定めることを決めた。
 規制対象となるのは、ノートパソコンや携帯電話などに使われる、1Lあたり
400W時以上の体積エネルギーの高い電池で、自動車に踏まれたり、落下したり
しても発火や破裂をしない技術基準を定める。08年 3月に公布し、11月20日に
施行する。
 技術基準はメーカーや輸入業者に課される。自動車に踏まれても発火や破裂
しないように13kNの力を加える試験の実施や、夏に締め切った自動車内でも発
火・破裂しない 130℃の高温に耐えられる事などが基準に盛り込まれる。
 また販売にあたっては電気用品安全法に指定されることで、これらの技術基
準に適合することを表す「PSEマーク」を付ける必要がある。中古品は 2〜3年
の経過措置を設ける方針。年間 120万台が中古品として流通するノートパソコ
ンなどが対象となる。
 今回の規制は家庭などで使われる電気製品が対象で、産業用機械や医療用機
械、自動車用リチウムイオン電池は、労働安全法や薬事法など、別の法律によ
る規制が行われることから対象外にする。
(日刊工業 2/13)


■関東電化工業
 リチウムイオン電池用電解質を増産

 関東電化工業は、リチウムイオン2次電池(LiB)用電解質の 6フッ化リン酸
リチウムの生産能力を1.5倍に増強する。
 高成長が続くLiBの需要増に対応し、生産拠点の水島工場(岡山県)で新たに
建屋を建設し新ラインを導入する。完成予定は08年11月で、能力は年産620tか
ら950tに拡大する。電解液用添加剤のフルオロエチレンカーボネート(FEC)も、
08年半ばの稼動をめどに増強を検討しており、一連の増産によって電池材料事
業の拡大を目指す。
(化学工業日報 12/13)


■バイオベース、大阪大学など
 ポリ乳酸の製造コストを40%低減できるプロセスを開発

 バイオマス原料からポリ乳酸を製造するベンチャーのバイオベース(大阪市
淀川区)は、大阪大学の宇山浩教授、Bio-energy(兵庫県尼崎市)らのグルー
プと、ポリ乳酸の製造コストを約40%低減できるプロセスを開発するとともに、
ポリ乳酸と植物油脂とを反応させて植物由来のウレタンフォームを製造するこ
とに成功した。
 ポリ乳酸の普及には物性面の向上と低価格化が課題となっているが、いずれ
も大幅な改善が図られている。同グループではベンチプラントを建設し、月産
500〜600kgの製造実証試験を進め、実用化を目指している。
(化学工業日報 12/14)


■東レ
 OA・IT用途で新グレードを投入しポリ乳酸拡大へ

 東レは、OA機器・IT関連用途におけるポリ乳酸(PLA)事業の拡大へ拍車をか
ける。この一環として新規の透明耐熱グレードや非ハロゲン難燃グレードを本
格市場投入する。
 独自のナノアロイ技術を駆使した透明難燃グレートは来年度、リコーの複写
機に搭載される予定で、UL規格V-O の難燃グレードも、ポータブルハードディ
スクなどの筐体として近く採用される見通し。同社は環境配慮型製品の売上高
を倍以上に拡大する“エコドリーム”計画を推進しているが、この牽引役のひ
とつとして高機能PLAによる新用途創出を進めていく。
(化学工業日報 12/19)


■クレハ
 ポリグリコール酸樹脂“クレハPGA”を事業化へ

 クレハは米国ウエスト・バージニア州にある米国デュポン社の Belleプラン
トの一画に、年間生産規模4,000tのポリグリコール酸樹脂(PGA)工場を建設す
る。
 デュポンはPGA の主要原料であるグリコール酸を生産・供給している同社の
原料供給先であり、コーポレート戦略として顧客の環境負荷を低減する製品を
積極的に展開していることから、両社は協力関係にある。投資金額は約1 億米
ドル(約113億円)で、08年早々に米国に新会社を設立のうえプラント建設に着
工し、10年初頭から商業生産を開始、数年後には1億米ドル(113億円)を超え
る事業とする計画。新会社の名称は「Kureha PGA LLC」で、同社グループ 100
%の出資となる。原油価格の高騰が続く状況のなかで、同社はPGA 事業が環境、
経済性の両面で社会に貢献すると判断し、今回事業化を決定した。
 PGA は高ガスバリア性、易加水分解性、高強度といった特長を併せもつポリ
エステル樹脂の一種だが、工業的に生産することが難しく、これまで外科用縫
合糸用途として比較的小規模に生産されているだけだった。こうした状況のな
か、同社は95年に世界初となる工業的な生産技術開発に成功、02年には同社い
わき事業所に年産100tのパイロットプラントを設置した後、PGA の特性を生か
す新たな用途の開発を進めてきた。
 PGA の主な用途としては高ガスバリア性の特性から多層ポリエチレンテレフ
タレート(PET)ボトルの減量があり、ボトル重量に対して1%のPGAをバリア
層とするPET 多層ボトル成型技術の確立に見込みが立ち、PETが20%以上減量で
きる可能性がみえている。さらにPGAは易加水分解性のため現存のPETのリサイ
クル工程に適応しており、再生PETの品質にも影響がない。
http://www.kureha.co.jp/topics/pdf/20071218_669.pdf
(12/18)


■トヨタ紡織
 関連会社の「コベルク」を子会社化

 トヨタ紡織は関連会社で自動車用シートの製造を手がける「株式会社コベル
ク」(愛知県刈谷市)を12月28日付で子会社化する。コベルクが実施する第三
者割当増資で新たに増資する 5,000株全てをトヨタ紡織が取得することで、ト
ヨタ紡織の子会社となるもの。
 コベルクには01年 9月よりトヨタ紡織(旧アラコ)が資本参加し、内装シス
テムサプライヤー事業における連携を深めてきたが、今回の増資、子会社化に
よって協力関係をいっそう強める。現状 1,000万円のコベルクの資本金は増資
後 9,750万円となり、所有株式数と発行済み株式数に対する所有株式数の割合
では、トヨタ紡織 1万3,000株・52%、 トヨタ車体 6,000株・24%、東海興業
6,000株・24%となる。
http://www.toyota-boshoku.co.jp/jp/whatsnew/pdf/07121901.pdf
(12/19)


■ユニ・チャーム
 紙おむつの吸収体の厚さを半分にする技術を開発

 ユニ・チャームは、紙おむつの吸収体の厚さを半分に抑えることに成功した。
1枚あたり4mmだったものを独自の技術で1.8mmまで薄くし、重さも1枚あたり5g
軽くした。吸収体を薄くすることで履き心地を向上させたという。同社ではこ
の技術を生かした商品を来年3月に発売する考え。
 紙おむつの吸収体は表面シートの素材である不織布の間に、ポリマー(高分
子吸収体)とパルプを挟み込むことで尿を吸収していた。新技術では、ポリマ
ーとパルプを独自の技術で均一に積み重ねていくことで薄くした。
 同社は来年 3月に、紙おむつの主力ブランド“ムーニーマン”で初めてとな
るスリムパンツの新商品を発売する。吸収体を薄くすることで軽量化にもつな
がるため、紙おむつを携帯して外出の多い消費者の需要を取り込めると考えて
いる。
(日経産業 12/17)


■巴川製紙所
 機構改革・人事異動を発表

 巴川製紙所は12月21日付で、電子材料事業部を精密塗工事業部と電子材料事
業部に再編する機構改革と人事異動を行った。
 今回の機構改革について同社では、電子材料事業部をFPD 関連事業を統括す
る精密塗工事業部と、半導体関連事業を統括する電子材料事業部の 2つに再編
することにより、事業戦略の迅速な決定と実行を推進するとともに、オペレー
ションの効率化と安定化等を図り、収益性を向上させるとしている。詳細は下
記の通り。
〈機構改革〉
 (1) 精密塗工事業部は、企画グループ、事業開発グループ、光学粘着ユニッ
   トと機能性フィルムユニットで構成する。なお、光学粘着ユニット営業
   グループと機能性フィルムユニット営業グループは統合し、両ユニット
   の営業業務を担当する
 (2) 電子材料事業部は営業推進グループを新設し、企画グループ、基礎開発
   グループ、基板材料ユニット、パッケージ材料ユニット、静電チャック
   ユニット、パッケージ部品ユニットで構成する
 (3) プロセスを廃止とする
〈人事異動〉
取締役社長 井上善雄氏(旧・取締役社長兼電子材料事業部長)
取締役専務執行役員 精密塗工事業部長兼 Global Marketing委員会委員長
 平野国雄氏(旧・取締役専務執行役員 社長補佐兼Global Marketing委員会
委員長)
執行役員中国事業担当 奥野良蔵氏(旧・常務執行役員電子材料事業部副事業
部長兼基礎開発グループマネージャー)
執行役員特命事項担当 丸田俊也氏(旧・執行役員電子材料事業部副事業部長
兼企画プロセスリーダー)
フェロー電子材料事業部長兼基礎開発グループマネージャー 今田俊治氏(旧
・フェロー)
技師長情報メディア事業部長兼精密塗工事業部副事業部長 岩下亮介氏(旧・
技師長情報メディア事業部長)
http://www.tomoegawa.co.jp/topic/2007/topic20071214.html
(12/14)


■新日化サーマルセラミックス
 生体溶解性繊維“SUPERWOOLR”の本格生産を開始

 新日化サーマルセラミックスは親会社である英国 「 The Morgan Crucible
Company plc」 からのライセンスを受け、同社の世界戦略商品であるバイオソ
ルブルファイバー(生体溶解性繊維)“SUPERWOOLR(スーパーウール)”の本
格的な商業生産を大阪府の堺工場で開始した。
 これによりスーパーウールの生産は、ヨーロッパ(フランス)、アメリカ(USA
・メキシコ)、アジア・オセアニア(日本・中国・韓国・豪州)の三拠点体制と
なった。同社では、10年をめどにスーパーウールの生産・販売を2,500t/年に
までのばす計画。今回の本格生産開始にあたり、新たに開発された「Low Shot
技術」(製品中に含まれる非繊維状物質「ショット」を少なくする技術)の導入
を念頭に、堺工場では生産ラインの設備改良を行い、Low Shotのスーパーウー
ルと、既存製品である各種セラミックファイバーを交互に生産できる体制を構
築した。Low Shotグレードのスーパーウールは、“SUPERWOOL Plus”の商品名
で出荷されるが、生体溶解性であるとともに断熱性・引張り強さ等既存のセラ
ミックファイバーを凌駕する性能を示している。 年産能力は 3,600tで、08年
はこのうち1,200 tをスーパーウールとする計画。
 またこれに先立ち、今年4月には物流・加工の新たな拠点として、大阪府泉
大津市に「汐見ロジスティックスセンター」を開設。これにより、在庫能力は
従来の400tから1,000tへと増強され、スーパーウールと各種セラミックファイ
バーの並行生産へ対応するとともに、アジア地区における輸出入の一大拠点と
する。同センターは各種加工品の製造工程も集約するなど、加工品の生産体制
の効率化も図られている。
http://www.nscc.co.jp/news/download/071217.pdf
(12/17)


■信州大学
 スパイダーソックスの試作に成功

 信州大学繊維学部の中垣雅雄教授は、カイコにスパイダーシルク遺伝子を導
入することにより、スパイダーシルクを10%含む糸を作ることに成功した。
 スパイダーシルクは「羽毛より軽く、鋼よりも強い」という素材で、自然界
で見つかるもっとも堅い繊維の一つとされる。中垣教授と奈良の靴下メーカー
である岡本が、クモとカイコのシルク・タンパク質の混合糸で絹一足のソック
スを試作した。岡本はクモの糸に関する市販アプリケーションを開発している
唯一の会社で、10年までに超薄型で丈夫なスパイダーソックスをリリースする
予定だという。
http://www.tex.shinshu-u.ac.jp/tagblocks/faculty/news/topics/0000000112.html
(12/14)


■王子製紙
 まんがでよくわかるシリーズ『紙のひみつ』を発刊

 王子製紙は学習研究社とタイアップして、学研の小学生向け学習教材「まん
がでよくわかるシリーズ」の最新刊『紙のひみつ』の発刊に協力し、全国の約
23,500校の小学校と約3,000館の公立図書館に寄贈する。
 学習研究社の「まんがでよくわかるシリーズ」は、前身の書店販売向け「ま
んがひみつシリーズ」から数えると20年以上にわたって続く小学生向けの人気
シリーズ。「紙のひみつ」では、紙の歴史や紙のつくり方、紙づくりと環境へ
の取り組みなどについて、漫画で分かりやすく説明しているほか、各ページの
「まめちしき」や「コラム」には、紙についてのより詳しい情報を掲載してお
り、小学生から大人まで幅広い層に楽める内容となっている。
 また、今回の本文用紙は同社の次世代環境対応製品であるエコエイジシリー
ズの“ニューエイジEF(エコフォレスト)”をはじめ、中質紙“アドニスラフ
80”、上質紙“OKいしかり”、微塗工紙“OKブライト(ラフ)”の 4種類の紙
を使用している。
http://www.ojipaper.co.jp/release/cgi-bin/back_num.pl5?sele=2&page_view_selected_=1
(12/19)


■化繊協会
 07年11月度の化学繊維生産・在庫の概況(速報)を発表

 日本化学繊維協会は07年11月度の化学繊維生産・在庫の概況(速報)を発表
した。
 それによると、化学繊維生産は9万4,019tで前年同月比6.7%減、うち合成繊
維生産は7万9,876 tで同8.3%の減だった。主要品種では、ナイロンF 9,340 t
(前年同月比5.1%減)、アクリルS 1万5,455t(同28.5%減)、ポリエステルF
2万1,149 t(同5.0%減)、ポリエステルS 1万6,260 t(同8.6%増)だった。
 一方、化学繊維在庫(生産者)は10万7,554 t、前月比0.8%減、前年同月比
4.1%増、うち合成繊維在庫は9万5,666t、前月比0.9%減、前年同月比5.5%の
増だった。主要品種では、ナイロンF 1万2,942t(前月比0.2%増)、アクリルS
1万6,283 t(同5.2%増)、ポリエステルF 2万5,715 t(同2.3%減)、ポリエ
ステルS 2万3,152 t(同5.0%減)だった。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news/press_release/seizai/seizai0711.pdf
(12/18)


■ペットボトルリサイクル
 指定リサイクル業者による引取り量の減少続く

 使用済みペットボトルのリサイクルで、指定法人による引取り量の減少が続
いている。06年の引き取り量は約14万t で、ピーク時であった04年度に比べ約
5万2,000t のマイナスとなった。使用済みペットボトルの価格上昇により市町
村が指定法人を通さず、独自に売却する例が増えているためだ。
 背景にはリサイクル需要が拡大している中国向けの輸出増加があるが、価格
上昇と稼働率低下に見舞われた再資源化事業者の経営環境は厳しさを増してい
る。
 PETボトルリサイクル推進協議会がまとめた 07年度年次報告によると、指定
法人での07年度の落札価格は 1kgあたり38.9円。指定法人による有償入札が始
まった06年度の同17.3円に比べて、倍の水準だ。
 国内向けの回収量25万6,000tに対し同協議会が推計した輸出量は22万5,000t。
大半は中国向けと見られ、こうした輸出による日本国内需給の逼迫が入札価格
の過熱を生んでいる格好。同協議会では「中国の高い需要は続く」と警戒して
いる。
 中国向けの輸出価格自体も06年の 1kg当たり平均50数円(粗フレーク)から
07年は60円以上に上昇しており、この価格では付加価値の高い製品へのリサイ
クルをしないとコスト的に合わない状況。数年前はぬいぐるみの中身などに使
われていたが、現在は PET繊維へのリサイクルも出始めるなど、さらに需要は
拡大する兆しを見せている。
 このため国は06年12月に指定法人への引き渡しを促す「再商品化のための円
滑な引き渡しけを基本方針として施行。同協議会でも市町村に指定法人取引を
要請しており、国内優先の市町村は増加しつつあるが、明確な効果を生むには
時間がかかりそうだ。
(日刊工業 12/17)

┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ユニ・チャーム
 パンくずや砂つぶまでからめ取る“ウェーブ 立体フロアワイパー” を新発


 ユニ・チャームは新しいお掃除習慣を提案する“ウェーブ”シリーズに、立
体的なシート構造でパンくずや砂つぶなどの大きめのゴミまでからめ取る“ウ
ェーブ 立体フロアワイパー”を新たにラインアップに加え、08年2月19日から
全国で新発売する。
 近年、「掃除機や雑巾などを使った掃除は面倒、掃除には時間をかけたくな
い」という消費者の意識を受け、シートクリーナーは、手軽にできる便利な掃
除用品として需要が高まっている。なかでも、ハンディタイプは需要が大きく
伸び、同社の“ウェーブ ハンディワイパー”は好評である。他方、フロアタ
イプは、ゴミを取るという基本機能に対する不満があるため、掃除機などと併
用する方が多くいる。とくに、パンくずや砂つぶなどのゴミが取り切れないこ
とに対し満足していないため、需要が停滞していた。
 そこで同社は不織布を立体的に加工する独自技術を活用した“ウェーブ 立
体フロアワイパー”を新開発したもの。主な特長は以下の通り。
 (1) 立体シートで大きめのゴミも取れる
 (2) やわらかグリップで使いやすい
 (3) リビングにもなじむスタイリッシュデザイン
(12/20)
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■伝統みらい研究センター
「07年第5回講演会」を08年1月12日に京都・池坊短期大学で開催

 伝統みらい研究センターは「07年第5回講演会」を08年1月12日、京都市下京
区の池坊短期大学にて開催する。今回は「たくみの技を観る」「人の感覚のサ
イエンス」をテーマに、下記の通り講演が行われる。
〈たくみの技を観る〉
 (1) 「たくみの技の特徴と親方の性格」芳田哲也氏(伝統みらい研究センタ
   ープロジェクト研究員)
〈人の感覚のサイエンス〉
 (2) 「デザイン発想の源泉としての知覚・経験」櫛勝彦氏(伝統みらい研究
   センタープロジェクト研究員)
 (3) 「ピアノブラック調のプラスティック成形品の開発」仲井朝美氏(伝統
   みらい研究センター専任教員)
 (4) 「大根のかつらむきのシャキシャキ感」浜田明美氏(光華女子大学講師)
 (5) 「“香”がストレス応答および睡眠に及ぼす効果」中島敏博氏(伝統み
   らい研究センタープロジェクト研究員)
 〔問合せ先〕
 京都工芸繊維大学
 伝統みらい研究センター(担当;井田)TEL 075-724-7850
http://www.kit.ac.jp/01/topics/2007/5dentou071211.html


┏☆NONWOVENS REVIEW 最新号発行のお知らせ☆━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 NONWOVENS REVIEWは、最新号Vol.18 No.3が12月20日に発行されました。
 内容は以下の通りです。

●特別企画/2008年版 不織布・機械資材薬品ガイド

○製造加工機械・関連機器
解繊・ウェブ形成
結合・加工・仕上
関連機器・部材
品質管理・試験・検査
○繊維・原反・薬品
不織布用繊維
不織布原反
不織布用薬品
○不織布関連企業一覧&掲載頁

[インタビュー/業界リーダーに聞く]
○人材育成・相互理解を強化し経営資源の国際的な最適投入を
日本バイリーン椛纒\取締役社長 菅野 光雄 氏
[展示会]
○第34回国際福祉機器展
高機能化進む大人用紙おむつに注目集まる─H.C.R.2007に12万人以上が来場
○東京インターナショナル・ギフト・ショー 秋2007
幅広いアイテムを揃えた大規模展示に19万人以上が来場
○ジャパン・ハウスウェア・トレードショー /ジャパンガーデンショー
新たなライフシーンの提案に 2万人が来場─10月3・4日東京ビッグサイトで開

○インテリアトレンドショーJAPANTEX2007、ほか
関連4団体による大型インテリア展へ ─11月21?24日に東京ビッグサイトで開

○国際光触媒展 2007
“安全”関連の展示会との併催で来場者が相互交流
[企業動向]
○オザックス
軽量・高強度・低コストの不織布製折りたたみ担架を開発
○独ワッカーケミー社
乳化剤フリーのシリコーン含浸剤を新たに開発─日本では旭化成ワッカーシリ
コーンが展開
[催事・講演会]
○日本不織布協会
複合繊維とセルロース繊維をテーマに分科会を開催─ 9月21日に大阪産業創造
館で実施
○日本不織布協会
産官学連携の取組みや先端繊維技術などを講演─「ANNA講演会」開催で 3講演
を実施
○機能紙研究会
高松で第46回研究発表・講演会─テーマ「周辺環境の変化と機能紙」のもと約
250名が参加
○日本繊維機械学会
創立60周年記念式典で3講演を実施─10月12日に大阪科学技術センターで開催
○非木材グリーン協会
バガスパルプをテーマに2講演を実施─第17回セミナーを開催
○繊維学会
講演会「最新の繊維技術レビュー」を来年1、2月に開催
[その他]
○ニュース
国内ニュース、海外情報、製品開発ニュース
○データ
不織布の需給状況・中国ディスポ衛生用品、特許・実用新案出願公告一覧

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━