NONWOVENS REVIEW On-Line No.288
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2008.03.03☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

季刊誌ではフォローできない不織布に関する最新の情報を,本誌購読者および
クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■綿花国際価格/4年ぶり高値
■関東シート/10年に宮城県に新工場を建設
■クラレ/燃料電池車向け電解質膜に参入
■兵庫県立大学/燃料電池のセパレータをコスト1/5にする技術を開発
■旭化成ケミカルズ/リチウムイオン2次電池用セパレータの新工場を宮崎県
 日向市に建設
■旭化成せんい/コットンリンターを原料にした微粒子と多孔膜を開発
■日清紡/家庭紙事業で子会社との営業組織統合
■新日鉄化学/イオン交換膜原料を増産
■ピジョン/子育て支援事業の一部を分社化
■サントリー/環境緑化事業“midorie(ミドリエ)”を開始
■住友スリーエム、イビデン建装/建築内装仕上げ材の大型コラボレーション
 が実現
■東洋紡/ドイツにヨーロッパ事務所を新設
■クラレクラフレックス/トンネル栽培用保温資材“ベジタリッチ”を開発
■クラレクラフレックス/巻くだけで張り付く包帯を開発
■クラレ/スーパー繊維“ベクトラン”カラー糸を本格展開
■日本バイリーン/超薄手対応芯地など08〜09年向け新製品を投入
■ユニチカファイバー/PET・ナイロン繊維を15円値上げ

<海外ニュース>
■ユニ・チャーム/中東市場開拓のため現地生産能力を3割増
■日東紡/台湾ガラス繊維会社に出資 ほか

<製品開発>
■ユニ・チャーム/“トレパンマン”と“ムーニーマン 水あそびパンツ”を
 改良新発売
■ニチバン/包帯同士がくっつく“バトルウィン(R) くっつくバンデージ”
 新発売
■大王製紙/“エリエールFu・wa・riティシュー160W”ほかウエットティシュ
 2種を新発売
■大王製紙/“グ〜ン プレミアム 天使の産着 新生児・Sサイズ”と“グ〜ン
 トレーニングパンツ”を新発売
■大王製紙/“elis (エリス) ”ベーシックシリーズがリニューアル、上質素
 材の新商品も新発売
■大王製紙/大人用紙おむつブランド“テークケア”から、新製品5種発売
■大王製紙/“アテント”ブランドから、紙おむつやパッド、おしりふきなど
 を新発売

<催 事>
■四国紙パルプ研究協議会/07年度第2回講演会を3月10日高知県立紙産業技術
 センターで開催
■第27回JAPANTEX2008/11月開催に向け出展者を募集
■第35回国際福祉機器展H.C.R 2008/9月開催に向け出展者を募集


┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■綿花国際価格
 4年ぶり高値

 綿花の国際価格が急騰し、 4年ぶりの高値となった。指標となるニューヨー
ク先物(期近)は21日、1ポンド73.23セント。穀物など他の国際商品が高騰す
る中、割安感のある綿花にも投資資金が流入している。
 綿花の収穫はバイオ燃料向け穀物生産拡大の余波で減少し、相場は昨年初め
から 3割程度上昇した。しかし、最高値圏にある大豆や小麦などに比べて出遅
れ感が強いとされ、ファンドなどの買いが拡大。中国などの大口需要家に代わ
って相場上昇の牽引役になっている。
 今春の米国の綿花の作付けは前年比10〜15%減になるとの見方から、投資資
金の流入がさらに進み、一段高になる可能性もある。
(日経 2/23)


■関東シート
 10年に宮城県に新工場を建設

 トヨタ自動車グループで自動車内装部品製造を手がける、関東シート製作所
(岩手県北上市)は、10年に宮城県内に自動車用シートの工場を新設する。セ
ントラル自動車が車両工場を神奈川県相模原市から宮城県に移転するのに対応
する。
 仙台市の北約25Kmに位置する第二仙台北部中核工業団地への進出が有力視さ
れている。セントラルも10年に同団地への工場移転を決めている。
 関東シートは現在、相模原工場でセントラルが組み立てる小型車“ラウム”
や“カローラアクシオ”向けシートなどを生産している。シートなどの内装品
は搬送コストがかさむため車両工場の近くに進出する必要があると判断した。
セントラルの新工場の生産計画を見極めたうえで、投資額や工場の規模を詰め
る。宮城進出に伴い相模原工場は順次縮小する見通しだ。
(日経 2/25)


■クラレ
 燃料電池車向け電解質膜に参入

 クラレは燃料電池車向け電解質膜を開発した。 3月から自動車メーカーにサ
ンプル出荷を開始、10年以降に自動車用燃料電池分野に参入する。耐熱性の高
い炭化水素系ポリマーを使い、フッ素系の膜よりも軟化温度を高めることで耐
久性を向上させた。ノート型パソコンや携帯機器向けに加え、自動車向けの早
期事業化を視野に入れて開発を進める。
 電解質膜は、正極と負極を分ける絶縁体となる燃料電池の基幹部材。クラレ
が開発した高耐熱型の電解質膜は耐熱性を示す「ガラス転移温度」が 225℃で、
通常のフッ素系の膜よりも 100℃以上高いのが特長。これにより発電効率を高
めるために高温での作動が可能になるという。
 クラレは電解質膜と電極を一体化した「膜・電極接合体(MEA)」も開発した。
自動車向けの参入を視野に、廃棄時に温暖化ガスを発生するというハロゲン物
質を使わない、ハロゲンフリーの MEAを投入する予定だ。電極側の触媒層に炭
化水素系の電解質を採用。従来のフッ素系製品と同等の出力を確保したうえで、
フッ素を使わずにハロゲンフリーを実現した。
 クラレは今回の新規開発を弾みに、自動車向けのほか、住宅向け定置型の燃
料電池の部材供給も狙う。ノート型パソコンなど携帯機器向け燃料電池の電解
質膜は早ければ08年度の事業化を目指す。 1年前に開発した従来品よりも出力
を 1.4倍に高めた改良品をサンプル出荷する。携帯機器、自動車、住宅といっ
た幅広い分野の燃料電池向け部材を、順次投入していく方針だ。
(日経産業 2/27)


■兵庫県立大学
 燃料電池のセパレータをコスト1/5にする技術を開発

 兵庫県立大学の杉江他曽宏教授の研究グループは、自動車用燃料電池の製造
コストを 1/5以下程度に引き下げる技術を開発した。高価な基幹部品のセパレ
ータをステンレス板で安く作る技術で、樹脂製の従来品に比べ、電池全体の価
格を抑えられる。
 セパレータは電池の正電極と負電極の間に挟んで使う部材。従来はエポキシ
樹脂やフェノール樹脂の板を焼いて作る方法が主流だが、焼く時に樹脂が変形
し不良品が多く出るため、10cm四方のセパレータが 5,000円以上になっていた。
 新しい製造法はステンレス板を真空容器に入れ、アセチレンなどのガスを吹
き付けつつ、板の表面に炭素原子を1μmの厚さで積み上げる。炭素の膜により
セパレータの導電性を上げるもので、10cm角のものを 200円以下で量産できる
という。ステンレス製セパレータは従来のものより強度が高く薄くできるので、
電池を小型化できる利点もある。ステンレスは炭素の被膜が剥がれても内部の
金属が腐食しにくい。
 同研究はNEDOの助成金を受けたもので、今後このセパレータを製造する企業
を探し、量産技術を共同研究する。
(日経産業 2/25)


■旭化成ケミカルズ
リチウムイオン2次電池用セパレータの新工場を宮崎県日向市に建設

 旭化成ケミカルズ株式会社は、リチウムイオン 2次電池用セパレータ“ハイ
ポア”の新工場を宮崎県日向市に建設することを決定した。
 “ハイポア”は、ポリオレフィンを原料とした多孔質フィルムで、リチウム
イオン2次電池用セパレータとして世界シェア約5割と首位を占めている。今後
も携帯電話、パソコンなどIT携帯機器の成長に伴う需要増加を受け、セパレー
タ需要も大幅な拡大が見込まれることから、現在、滋賀県守山市のハイポア工
場の生産能力を1億m2/年から09年度に1億5,000万m2/年に増強する建設工事を
進めている。
 同社では生産能力増強に加え、安定供給体制の構築と生産拠点のリスク分散
を図るため、第 2生産拠点の新設を検討していたが、長期的な拡張性や競争力
確保の観点から判断し、宮崎県日向市に新工場を建設することを決定した。
 建設計画の概要は以下の通り。
 (1) 建設地:宮崎県日向市(日向第4区の旭化成所有地内)
 (2) 設備能力:2,000万m2/年
 (3) 稼働時期:2010年初稼動予定
 (4) 総投資額:約60億円

 日向工場の稼動により、守山・日向両工場トータルの設備能力は1億7,000万
m2/年となる。今回新設する設備は日向工場の第1ラインの位置付けであり、今
後も需要の伸びを見通しながらライン増設を実行していく。
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2007/ch080227.html
(2/27)


■旭化成せんい
 コットンリンターを原料にした微粒子と多孔膜を開発

 旭化成せんいはコットンリンターを原料にした天然セルロース微粒子と多孔
膜を開発した。純セルロースをナノレベルまで微細化した素材で、優れた着色
性や耐薬品性などから各機能を付与できる。今年中に延岡工場でパイロット生
産を開始し、09年に事業化を目指す。
 同素材は「ベンベルグ」の主原料であるコットンリンターを使ったセルロー
ス・ニュー・ビジネス(通称CNB)プロジェクトの一環として開発されたもの。
微粒子では従来と比べて平均 500nm以下の粒子径を実現し、有機溶媒の中でも
沈降、凝集を起こしにくい。また着色性や生体材料などとの誘導体化にも優れ
ており、溶液系ポリマーの添加剤や化粧品、診断薬などのメディカル用途での
採用が期待できるとしている。
 一方、多孔膜は用途に応じて孔径を数nm〜数10nmまで実現可能。 100%セル
ロース製で結晶性が高いため、微粒子の機能に加え耐熱性や強度にも優れてい
る。同社では従来用途である水処理・医療分野以外に、レーザープリンター基
板などの電子材料としての利用も可能としている。
 今後、延岡地区のベンベルグ工場でパイロットプラントを立ち上げ、軌道に
乗せた段階で、09年からセルロース関連の新ビジネスとして業績拡大に拍車を
かけていく方針。
(化学工業日報 2/27)


■日清紡
 家庭紙事業で子会社との営業組織統合

 日清紡は 4月1日付で、家庭紙事業における営業部門と、100%子会社の東海
製紙工業の営業部門(一部を除く)を統合する。
 グループすべての家庭紙製品の販売窓口を同社へと一本化することで、利便
性と効率化を図る。今後、東海製紙工業内に「日清紡 家庭紙営業部 静岡営業
所」を開設し、同社の新たな営業拠点としてさらなるカスタマーサービスの向
上を図る。
 なお、東海製紙工業オリジナルの製品(再生紙トイレットペーパー“ラボス
ティ”“トイパー”“トイパーエース”)については、当面の間ブランド名や
パッケージデザインなどの変更は行わず、日清紡で販売を継続する。
 今回の統合は、同社グループが06年4月より取組む「中期3カ年計画2008」の
「家庭紙事業における新事業体制の構築」の一環となるもの。さらに4月には、
同社島田工場(静岡県島田市)内に建設中の配送センターが稼動を開始する予
定で、より機動性の高い事業展開を目指す。
http://www.nisshinbo.co.jp/press/pdf/080225_hhp-tokai.pdf
(2/25)
 

■新日鉄化学
 イオン交換膜原料を増産

 新日鉄化学は、イオン交換膜樹脂などの原料「ジビニルベンゼン」(DVB)を
増産すると発表した。大分製造所に数億円を投じて、年産能力を現在の約26%
増である3,800t程度に引き上げる。塩水の電気分解や純水製造などに使うイオ
ン交換膜の需要が増えているのに対応する。
  DVBは合成樹脂原料であるスチレンモノマーの製造工程で発生する。今回の
増強は09年3月までに完了する。
 同社では生産能力を最大で4,500tまで伸ばす技術を確立しており、市場動向
を見極めて順次能力を拡張する計画だ。
 新日鉄化学は国内唯一のDVBメーカーで、同社の推定によると世界シェアは3
位とみられる。
(日経産業 2/27)


■ピジョン
 子育て支援事業の一部を分社化

 ピジョンは4 月1 日付で、簡易分割により同社の子育て支援事業本部内の保
育施設運営部事業の一部を、同社 100%子会社である「ピジョンハーツ株式会
社」に承継する。
 同社を分割会社とし、既存のピジョンハーツを承継会社とする物的吸収分割
の方式をとる。承継会社は同社 100%出資子会社であるため、連結業績に与え
る影響はなく、単独業績に与える影響も軽微となる見込み。
 子育て支援事業は、ピジョンおよび子会社のピジョンハーツの両社にて事業
展開しているが、昨年から同事業の専門性を高めてより効果的な運営を行うた
め、ピジョンの保育施設運営部事業の一部を、段階的にピジョンハーツに承継
してきた。今回の分割はより一層質の高い保育を実践するために行われる。
http://www.pigeon.co.jp/release/books/pdf/080225_2.pdf
(2/25)


■サントリー
 環境緑化事業“midorie(ミドリエ)”を開始

 サントリーは、環境緑化事業“midorie(ミドリエ)”の本格展開のため、環
境緑化部を新設し、 3月から環境緑化ビジネスに本格参入する。また、独自開
発の屋上緑化システム“緑の屋根”、壁面緑化システム“花のかべ”を3月3日
より首都圏および京阪神地区で先行発売する。
 ミドリエは「街をミドリへ」というメッセージをこめ、「緑のアトリエ」を
イメージして名づけた同社の環境緑化事業ブランド名。土の代わりに、ウレタ
ンをベースに独自開発したスポンジ状の新素材「パフカル」を採用した同ブラ
ンドの屋上および壁面緑化システムは、軽量で取り扱いが簡単、植物がよく育
つなどの特長を有する。従来のシステムでは「建物の耐荷重が少ないため屋上
緑化ができない」、また「土が偏り、植物が枯れてしまう」「土が崩れて周囲
が汚れる」などの問題があった。
 同事業部では販売事業だけでなく、機材の設置、植物のアフターメンテナン
スまで、緑のある快適な空間づくりの提案を一貫して行なう。同システムの主
な特長は以下の通り。
 (1) 土の代わりにパフカルを使用することで、業界トップクラスの軽量(40
   kg/m2)を実現し、耐荷重の少ない建物の屋上での緑化に好適
 (2)パフカルは水分をほぼ均等に保持し通気性に優れるため、根への酸素供
   給が良好で植物がよく育つ
 (3)土を使わずに成型されているため、周囲を汚す心配がない。植物の植え
   替えはパフカルを交換するだけで、季節ごとに好みの植物を楽しむこと
   も可能。メンテナンスも容易で、土が流れだしたり、垂直にすることで
   生じる土の偏りの心配もない
http://www.suntory.co.jp/news/2008/10033.html
(2/25)


■住友スリーエム、イビデン建装
 建築内装仕上げ材の大型コラボレーションが実現

 住友スリーエムとイビデングループの建材部門子会社であるイビデン建装は、
建築内装仕上げ材の販売促進に関する協力契約を締結し、両社の製品を掲載し
たサンプル帳を作成、配布するほか、各種展示会への出展や製品説明会等の販
売促進活動の共同展開に取り組む。
 そのコラボレーション第一弾として、両社の主要建材の同色・同柄製品を開
発、3月4日から東京ビッグサイトで開催される「建築・建材展2008」において
発表する。今回のコラボレーション製品は56点の色・柄に及び、“3M”“ダイ
ノック”フィルム、イビボードそれぞれで人気が高いアイテム32点について、
高意匠性フィルム、高圧メラミン化粧板という異なる建材で、同色・同柄製品
のラインアップを実現した。また、最新のトレンドを取り入れた新柄24点も両
社の建材で展開し、これらを4月発行予定のサンプル帳に掲載する。
 こうしたコラボレーションの実現により、デザイナーや設計者は、異なる建
材でも 1冊のサンプル帳から選定ができるばかりでなく、建材の特徴、用途に
制約されることなく内装デザインのプランニングが可能となり、デザイン同色
同柄の3M ダイノック フィルムとイビボードの自由度が高まる。
http://www.mmm.co.jp/news/2008/20080218.pdf
(2/18)


■東洋紡
 ドイツにヨーロッパ事務所を新設

 東洋紡は 2月26日付で、ドイツ デュッセルドルフにヨーロッパ事務所(TO-
YOBO Europe Office〈仮称〉)を新設する。
 スペシャルティ事業(フィルム・機能樹脂、産業マテリアル、ライフサイエ
ンス)の海外展開強化の一環となるもので、市場調査および販売活動支援を行
うとともに、現地の有力顧客や研究機関等との連携を強め、先端技術情報や新
製品・新事業機会の探索活動を行う。所長は岡崎恭行氏が務め、 3名が駐在の
予定。
http://www.toyobo.co.jp/press/press295.htm
(2/25)


■クラレクラフレックス
 トンネル栽培用保温資材“ベジタリッチ”を開発

 クラレクラフレックスは、生産農家が使用するトンネル栽培用保温資材とし
て、不織布“クラフレックス”の“ベジタリッチ”を開発し、3月3日より本格
発売する。初年度に5,000万円、3年後には3億円の販売を目指す。
 同製品は嵩高性の高い構造のシート状保温資材で、薄くて軽量、かつ高い保
温性を有し、急激な冷え込みによる農作物の生育不良や、霜などによる損傷を
防ぐ。とくにレタスなどのトンネル栽培では、外面保温(発育不良を防ぐ新し
い施工方法)へ適用すると、トンネル内部からの放熱を遮断して一層高い保温
効果をもたらし、農作物の生産性を飛躍的に向上させる。
 同社岡山工場近隣のレタス産地農家(岡山藤田レタス部会)のテスト使用で
は、収穫したレタスの大玉化・良品化や栽培期間の短縮化、さらに均一な生育
による収穫期間の短縮化(一斉収穫が可能になる)などの効果が得られた。同
社では、今後レタス栽培用に販売促進を図るとともに、レタス以外の野菜にも
採用を拡大していく考え。
http://www.kuraray.co.jp/release/2008/080225.html
(2/25)


■クラレクラフレックス
 巻くだけで張り付く包帯を開発

 クラレクラフレックスは手などに巻き付けると接着剤なしで張り付く包帯を
開発した。不織布の成形に蒸気を使う技術を採用し、ポリエステル製で繊維の
毛羽立ちが互いに絡み合う構造を実現した。包帯同士が接触すると張り付く仕
組み。腕などに包帯を素早く巻きたい場合などに利便性が向上した。
 わた状のポリエステル繊維に渦巻き状の縮れ加工を施しておき、高温の水蒸
気を吹き付けて絡み合わせることで不織布を作る。湿った高温の状態で繊維の
縮れが強まるため、通常のスパンレース法によるポリエステル不織布に比べ、
繊維1本当たりの渦巻きの数が2倍に増え、毛羽立ちやすくなるという。
 同社が衛材メーカーに新製品を供給、メーカーがドラッグストアで 4月に発
売する予定。
(日経産業 2/25)


■クラレ
 スーパー繊維“ベクトラン”カラー糸を本格展開

 クラレは、ポリアリレート系のスーパー繊維“ベクトラン”カラー糸 5色を
揃え、 3月初旬より本格的展開する。従来のブラック・グリーン・ブルー・レ
ッドに、今回開発したブラウンを加えた計 5色のカラー糸をランナップし、初
年度3億円、3年後には10億円の販売を目指す。さらに今後、オレンジ・ピンク
などの新色を検討・開発し、カラーバリエーションを拡充して、産業用・工業
用・スポーツ用からさらに新しい用途へと幅広く展開させる考え。
 ベクトランカラー糸は、高強力・細径化・軽量化・低伸度・耐候性・耐磨耗
性・振動減衰性などの特長を活かし、色によって異なるさまざまな分野での使
用が可能。ブラック糸は主として漁網・防球ネット・アコーディオン式網戸の
ワイヤ代替用などに、またグリーン糸はゴルフ練習場ネット・防球ネットに採
用さており、今回開発した新色ブラウン糸は、ゴルフ練習場ネット・防球ネッ
ト・漁網などへの展開を見込んでいる。
http://www.kuraray.co.jp/release/2008/080222_01.html
(2/22)


■日本バイリーン
 超薄手対応芯地など08〜09年向け新製品を投入

 日本バイリーンは08〜09年シーズン向けに織物芯地、不織布芯地、中綿の新
製品を開発した。このうち織物芯地は新設計樹脂ミクロパウダー(MP)システ
ムを導入した超薄手〜薄手対応 2品番を、中綿は仮接着タイプと吸放湿タイプ
を揃えた。 3月から東京、岐阜、名古屋、大阪で開催する「08−09バイリーン
技術説明会」でアパレルメーカーに紹介、関連会社のバイリーンクリエイトを
通じて販売する。
 織物芯地の新製品は“MP-116”“MP-220”の 2種。微細な接着パウダー樹脂
を使用することで樹脂の染み出しや樹脂光り(キラツキ)を抑制した。 116は薄
い素材に対して高い接着力を持ち、超薄物素材に対応した 220は染み出しとキ
ラツキを極限まで抑えた。また不織布芯地ではベルト部分の補強、衿やパーツ
使用に適した“VLT-33”“VLT-55”を揃えた。
 一方、中綿は“VFR-45”と“エアパックBT”を投入する。VFR-45は薄い素材
でも表面アレが出にくい仮接着タイプ中綿で、中綿製品やダウン製品のパーツ
部分などに厚みと保温性を容易に付与できる。エアパックBTはキュブラ繊維で
ある「ベンベルグ」とポリエステル繊維「テクノファイン」を混用した中綿。
高い吸放湿性をもつためムレと静電気を抑制でき、風合いは非常にソフトでし
なやか。
(化学工業日報 2/26)


■ユニチカファイバー
 PET・ナイロン繊維を15円値上げ

 ユニチカファイバーはポリエステル(PET)繊維とナイロン繊維を4月出荷分
から値上げすると発表した。上げ幅は、それぞれ1kg当たり15円。
 重油・灯油・天然ガスなどの燃料費や段ボール・ポリエチレン袋などの包装
材料費、運送費が今年に入って5〜10%前後上昇、副原料費も10%前後上昇。
今回はこれらコスト上昇分の価格転嫁を図るもの。値上げが浸透しない分野に
ついては、 PET・ナイロン繊維ともに減産も視野に入れている。また、織物・
編み物のテキスタイル販売についても、すでに発表している4月出荷分からの5
%値上げに加えて、4%の値上げを追加実施する。
(化学工業日報 2/27)


┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ユニ・チャーム
 中東市場開拓のため現地生産能力を3割増

 ユニ・チャームは今春までにサウジアラビアの子会社に約15億円を投資し、
紙おむつ・生理用品の生産能力を 3割拡充した。周辺国も含めた紙おむつの普
及率上昇を受けて高価格帯の“ムーニー”などを製造する。07年 2月から現地
生産に切り替えた生理用品と合わせ販売シェア拡大につなげる。
 同社によれば、中東地域の生理用品・紙おむつの市場規模は10年に06年比 2
割増の2,000億円程度に成長すると見られる。同地域で07年3月期に 100億円程
度だった売上高を毎期3%ずつ伸ばす考え。
(日経 2/27)


■日東紡
 台湾ガラス繊維会社に出資

 日東紡は台湾の中堅ガラス繊維加工会社、バオテック社(桃園県)に資本参
加すると発表した。出資額は2億1,895台湾ドル(約 7億5,000万円)で、同社
株の 14.88%をもつ筆頭株主になる。台湾で電子機器のプリント基板向けガラ
ス繊維などの高付加価値製品を拡販し、アジア市場の開拓を加速させる狙いだ。
 バオテック社が7月に実施する第3者割当増資を全額引き受ける。すでに同社
は日東紡からガラス繊維を調達し、加工製品を販売している。
(日経産業 2/27)


■アヴゴル社(英国)
 4倍規模のファイバーウェブ社の買収を視野に

■プロペックス社(米国)
 連邦破産法第11章の適用を申請

■アルクエスト社(英国)
 米国のプライベートレーベル紙おむつメーカー、アルクエスト社が、英国の
工場を3月に閉鎖、85名の従業員を解雇

■欧州
 2008年に入り、ポリプロピレン、ポリエステル、レーヨン、すべての価格が
上昇

■アールストローム社(フィンランド)
 第4四半期にリストラ、早期退職、効率化により、全世界で250名の従業員を
解雇

■ファースト・クォリティ社(米国)
 ペンシルバニア州で女性用サニタリー製品工場の拡張計画(5万2,000フィー
ト)を地元が承認

■フロイデンベルク・ノンウーヴンズ社(ドイツ)
 プリンター、コピー機、ファックスの排気口に取り付けるキャビンエアフィ
ルターの新製品を発表

■フロイデンベルク・ハウスホールド・プロダクツ社(ドイツ)
 ナノシルバー加工を施した不織布製クリーニング製品「ヴィレダ」を発売予


■レンコ社(ポーランド)
 イタリアのファレ社から購入した3.2m幅バイコンポーネント・スパンボンド
ラインで生産開始

■マイン社(イタリア)
 エアレイドメーカー、マイン社が、ダン‐ウェブ社から第4のフォーミング
ヘッドを購入

■メッドライン・インダストリーズ社(米国)
 アールストローム社のハイドロスパン素材を使用した「レディフラッシュ」
ウェットワイパー製品を販売開始

■ポリマー・グループ(米国)
 ジョンソン郡とベンソン市から向こう5年の工場拡張奨励金を受領

■QSTインダストリーズ社(米国)
 2007年 8月に52名を解雇したノースカロライナ工場で、さらに従業員26名の
解雇を発表

■スヴェトラゴルスク・キームヴォロクノ社(ベラルーシ)
 繊維・不織布メーカー、スヴェトラゴルスク・キームヴォロクノ社が、2009
年初頭までに年間生産能力1万tのポリプロピレン・スパンボンドラインを設置
計画


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ユニ・チャーム
“トレパンマン”と“ムーニーマン 水あそびパンツ”を改良新発売

 ユニ・チャームは、ウォルト・ディズニー・ジャパン ディズニー・コンシ
ューマ・プロダクツとのライセンス契約により、オムツはずれのためのトレー
ニング専用紙パンツ“トレパンマン”(M/L、男の子用/女の子用)を 3月11
日より、水あそび用パンツ“ムーニーマン 水あそびパンツ” (M/L/ビッグ、
男の子用/女の子用)を同25日より改良新発売する。
 トレパンマンは、トレーニング用品の基本機能である「ぬれた感じ」が実感
できる機能はそのままに、吸収力を 2倍に強化。ぬれた感じがわかるのにモレ
ないため、ゆとりをもって親子で楽しくトレーニングができる。
 一方、ムーニーマン 水あそびパンツは、ユーザーのニーズである水着らし
いデザイン性をさらに追求し、ディズニー映画から男の子用には「ファインデ
ィング・ニモ」の「ニモ」を、女の子用には「リトル・マーメイド」の「アリ
エル」を採用した。各商品の主な特長は以下の通り。
“トレパンマン”
 (1) 同社紙オムツに比べて10倍ぬれた感じがする表面シートを新採用。おし
   っこをした時の変化を実感させながら教えてあげられる
 (2) おしっこの吸収力を 2倍(同社従来品比)に強化。ぬれた感じがわかる
   のにモレないので、ゆとりをもって楽しくトレーニングができる
 (3) ぬれると浮き出るくまのプーさんの「おしらせサイン」付き
“ムーニーマン 水あそびパンツ”
 (1) 水に入ってもふくらまない「水遊び専用スリム吸収体」採用
 (2) 水が入りにくく、とっさのウンチをブロックする「うんちブロックギャ
   ザー」採用。ウエスト部分も「ウェストフィットギャザー」で、子ども
   のおなかにやさしくフィットする
 (3) 水着のような「男女別全面カラフルデザイン」。水遊びにぴったりのデ
   ィズニーキャラクターを、男女別に採用し、水遊びを一層楽しく演出す
   る
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
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■ニチバン
 包帯同士がくっつく“バトルウィン(R) くっつくバンデージ”新発売

 ニチバンは、手で切れて巻き直しもできる自着性のスポーツ用伸縮包帯“バ
トルウィン(R) くっつくバンデージ”(指・手首用25mm/手首・ひじ用38mm/
足首・ひじ用50mm/ひざ・ふともも用75mm)を、3月10日から全国で発売する。
 同製品は、肌に貼り付かず包帯同士がくっついて圧迫・固定ができる自着性
の伸縮包帯。簡単に手で切れて、適度な伸縮性があるため巻きやすく、日常生
活から本格的なスポーツ時まで手軽に幅広く使用できる。肌にやさしく、はが
すときの痛みもない。
 商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 適度な伸縮性で日常生活から本格的なスポーツ時まで幅広く使える
 (2) 巻き直しができるため、テーピングに慣れないユーザーでも簡単に使用
   できる
 (3) 肌に貼り付かないのでかぶれにくく、はがすときも痛くない
 (4) 包帯同士がしっかりくっつきズレにくい
 (5) 手できれいに切れるため、はさみ不要で巻く作業がスピーディー
 (6) 薄くしなやかな素材でゴワゴワしない
 (7) 使用部位に応じて選べる4サイズ展開
 (8) 分かりやすい巻き方ガイド付き
 (9) 水に濡れてもはがれにくく、止め具のいらない包帯としても使える
http://www.nichiban.co.jp/news/08-02/02.html
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■大王製紙
“エリエールFu・wa・riティシュー160W”ほかウエットティシュ2種を新発売

 大王製紙は3月21日、“エリエールFu・wa・riティシュー160W”(リニューア
ル)、またウエットティシュの“エリエール ウェットティシュー” “エリエ
ール除菌できるウェットティシュースリムボトル アルコールタイプ・ノンア
ルコールタイプ”を全国にて発売する。各商品の主な特長は以下の通り。

“エリエールFu・wa・riティシュー160W”(3個パック/5個パック)
 (1) 「ふっくら、柔軟仕上げ」製法を踏襲。天然植物油から抽出した柔軟成
   分を内添する同社独自の NewSoft&Bulk製法により、コットンのような
   やわらかい肌触りを実現
 (2) パルプ本来のやわらかさを生かす新抄造技術の導入でなめらかさがさら
   にアップし、フェイシャル用途に好適。紙粉の減少も実現
 (3) 「やわらかさ」をイメージできる、やさしい色使いの新パッケージデザ
   インを採用
 (4) 環境に考慮し、分別しやすいカートン仕様に変更

“エリエール ウェットティシュー”(本体150枚/詰替130枚)
 (1) パッケージにエリエールティシューの花柄デザインを採用し、インテリ
   ア空間とのコーディネートが楽しめる
 (2) たっぷりの大容量で、家族みんなで使える

“エリエール除菌できるウェットティシュースリムボトル アルコールタイプ
/ノンアルコールタイプ”(ともに本体40枚/詰替40枚)
 (1) 置き場所を選ばず、持ち運びに便利な 500mlペットボトルと同等サイズ
   で、シャープなデザイン性
 (2) 本体容器には新開発のワイドスリット取出し口を採用。シートの取出し
   口を幅広く、弾力性のある素材を用いたことで、シートを引出すのに必
   要な力が従来品の約半分になった
 (3) 生活者の嗜好に合わせ、アルコール配合タイプとノンアルコールタイプ
   をラインナップ
http://www.daio-paper.co.jp/newsrelease/index.html
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■大王製紙
“グ〜ン プレミアム 天使の産着 新生児・Sサイズ”と“グ〜ントレーニング
パンツ”を新発売

 大王製紙はベビー用紙おむつ 『GOO.N』シリーズに、厳選素材を使用した上
質なおむつ“グ〜ン プレミアム 天使の産着”を 3月21日に、また排尿時にひ
んやり感を与えることで排尿を自覚させる“グ〜ントレーニングパンツ”を 4
月21日より全国で発売する。各商品の主な特長は以下の通り。

“グ〜ン プレミアム 天使の産着”(新生児/Sサイズ)
 (1) やわらかさ2倍(グ〜ンはじめての肌着との比較)のバックシート 、ふ
   わっとやわらか素材のトップシート、やわらかくぴたっとフィットする
   立体ギャザーの 3つのやわらか厳選素材で、より一層ふわっとやさしく
   赤ちゃんを包み込む
 (2) 清潔感あふれた「プレミアムホワイトデザイン」で高級感を演出
 (3) トップシートに2倍の天然ビタミンEを配合(グ〜ンはじめての肌着との
   比較)

“グ〜ントレーニングパンツ”(男の子用/女の子用)
 (1) 日本初※「ソルビトール」をプラスした新吸収体を採用(※07年12月時
   点)。ソルビトールが尿に溶けることで肌がひんやりし、子供自身に排
   尿を気づかせられる
 (2) おしっこ3〜4回分をしっかり吸収してもらさない
 (3) おしっこお知らせサイン付きで、トイレのタイミングを逃がさない
 (4) 男女別の下着のようなデザインで、楽しくトイレトレーニングができる
http://www.daio-paper.co.jp/newsrelease/index.html
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■ 大王製紙
“elis (エリス) ”ベーシックシリーズがリニューアル、上質素材の新商品も
新発売

 大王製紙は生理用ナプキン“elis(エリス) ”ブランドより、“elis Megami
やわらかスリム”シリーズと “elis Megamiウルトラスリム”シリーズ、なら
びに“elisα(エリスアルファ) ”シリーズから“elisα さら肌スリムライナ
ー”と“elisα さら肌吸収”を 3月21日より、また“elis 新・素肌感”シリ
ーズをリニューアルし4月1日から新発売する。各商品の主な特長は以下の通り。

“elis Megamiやわらかスリム”シリーズ、“elis Megamiウルトラスリム”シ
リーズ(ともにふつう〜多い日用 羽なし/多い日用 羽つき/特に多い日用
羽つき)
 (1) 上質な肌触りで素材にこだわった“elis Megamiやわらかスリム” シリ
   ーズ、下着のような装着感を目指した“elis Megamiウルトラスリム”
   シリーズ
 (2) デザインフリルカット採用でフィット感がアップ。羽のつけやすさにも
   配慮
 (3) 肌触りが優しい「なめらかベールシート」と逆戻りを防ぐ「さらさらシ
   ート」を重ね合わせた上質な表面シート、「なめらか優(やさ)シート」
   採用。肌へのこすれや経血のベタつきを防いでくれる(やわらかスリム)
 (4) 薄さ 0.8mmの超スリム吸収シートが経血を瞬間吸収。薄くても安心の吸
   収力が続く(ウルトラスリム)
 (5) 超・通気性バックシートで生理中の不快なムレを防ぐ
 (6) 細部にまでこだわったデザインで、高級感・上質感を演出

“elisα さら肌スリムライナー”(超微量用〈コットンタイプ〉/超微量用)、
“elisα さら肌吸収”(微量用/少量用/中量用)
 (1) 妊産婦をコアターゲットとした“さら肌スリムライナー(超微量用)”
   には、消臭機能とマタニティマーク付。
 (2) “さら肌スリムライナー(超微量用)”“さら肌吸収(微量用〜中量用)”
   は、なめらかでさらさらの肌ざわりのクイックドライシートを採用
 (3) “さら肌スリムライナー(超微量用)”は超スリムタイプ、“さら肌吸
   収(微量〜中量用)”は薄型ふんわりタイプ、 “さら肌スリムライナー
   (超微量用)”“さら肌吸収(微量用〜中量用)”は通気性バックシー
   トを採用

“elis 新・素肌感”(ふつう〜多い日用 羽なし・羽つき/ウルトラフィット
ナイト 多い日の夜用 羽なし・羽つき)
 (1) 肌トラブルを防ぐ「やわらかマシュマロシート」採用。従来品の表面シ
   ートのフィルム層を除き、極細の繊維を使用し不織布層を厚くすること
   で、マシュマロのようなやわらかな肌ざわりを実現
 (2) 全面通気性バックシートでムレを防ぎ、いつでもさらっと快適
 (3) シートのまん中で経血を吸収する「センターフィット吸収体」で,モレ
   も安心
 (4) “ウルトラフィットナイト 羽なし・羽つき” は、横モレを防ぐエアク
   ッションギャザー採用
 (5) “ウルトラフィットナイト 羽なし・羽つき” は就寝時のズレや後ろモ
   レを防ぐ、大きなヒップホールドを採用
http://www.daio-paper.co.jp/newsrelease/index.html
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■大王製紙
 大人用紙おむつブランド“テークケア”から、新製品5種発売

 大王製紙は 3月21日、大人用紙おむつブランド“テークケア”から、わかり
やすさと使いやすさを追求した“テークケアテープタイプ”“テークケア長時
間パンツ”“テークケアうす型パンツ”(ともにM/L)、“テークケア夜用パ
ッド”“テークケアパンツ用パッド”を全国にて発売する。
 パッド装着位置の目印に「あて方マーク」を採用し、このマークを合わせて
あてることで簡単に装着ができるようになった。介護初心者にもわかりやすく、
使いやすい商品となっている。
http://www.daio-paper.co.jp/newsrelease/index.html
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■ 大王製紙
“アテント”ブランドから、紙おむつやパッド、おしりふきなどを新発売

 大王製紙は「がんばらない介護」をテーマとする“アテント”ブランドから
3月21日、軽い尿もれ用パッド“アテントさらさら安心パッド”シリーズ、吸
収量別に選べる安心の3タイプ“アテント長時間パッド長時間安心”“アテン
ト夜用パッド夜1枚安心”“アテントおしりすっぽりパッド1枚で夜もぐっす
り”、パンツタイプ用尿とりパッド“アテント尿とり パッドパンツ用らくら
く交換”“アテントパンツ用夜用パッド夜1枚で朝まで安心”、レギュラーパ
ッドの品揃えとして“アテント尿とり パッドパワフル吸収” “アテント尿と
りパッド強力パワフル吸収”、軟便・下痢便の吸収率を大幅に向上させた“ア
テントお肌安心パッド軟便モレも防ぐ”、「がんばらない介護生活」のコンセ
プトに沿う“アテントおしりふき・からだふき”をそれぞれ新発売する。商品
の主な特長は以下の通り。

“アテントさらさら安心パッド”(少量用/中量用/長時間用/長時間・夜用
/特に多い超時間・夜用)
 (1) 少量用は幅広セカンドシートを、中量用〜特に多い長時間・夜用ではC
   折りセカンドシート採用で、効果的にモレを防止
 (2) 吸収体に抗菌剤を配合し、においを抑え長時間換えられない時にも安心
 (3) 通気性バックシート採用、尿吸収後や長時間付けている時のムレを防ぐ

“アテント長時間パッド長時間安心”“アテント夜用パッド夜1枚安心”“ア
テントおしりすっぽりパッド1枚で夜もぐっすり”
 (1) 吸収量別に選べる安心の3タイプ
 (2) 通気性バックシート採用で、おむつ内環境を改善。肌トラブルを低減
 (3) 抜群の吸収スピードに加え、逆戻りを防ぐ「キャッチ・アンド・サラサラ
   シート」採用で、長時間の使用でもお肌にベタつかない(長時間おまか
   せ/おしりすっぽりパッド)

“アテント尿とり パッドパンツ用らくらく交換” “アテントパンツ用夜用パ
ッド夜1枚で朝まで安心”
 (1) パンツタイプに適した仕様の尿取りパッド
 (2) 額巻構造でつけやすく、さらに防水シートを巻き込む構造でモレにくさ
   も向上
 (3) 吸収体フィットカットでゴワゴワせず、パンツにすっきり収まる
 (4) 2つ折り形状により、着用者本人でも片手でらくらく,簡単装着

“アテントお肌安心パッド軟便モレも防ぐ”
 (1) 3層構造吸収体の採用で、水分の多い軟便・下痢便もしっかり吸収。ス
   キントラブル発生リスクを抑えた次世代大人用紙おむつ
 (2) 排尿時にも安心の吸収力(軟便の場合200g吸収、尿の場合600ml吸収)
 (3) 長さ56cm、幅30cmの大判サイズでおしりまでしっかりガード

“アテント おしりふき”(70枚)、“アテントからだふき” (30枚)
 (1) 「ヒアルロン酸」と「アロエ(アロエエキス)」のダブル保湿成分配合
   で、お肌をいたわるスキンケア発想
 (2) 保湿成分がシートと肌の摩擦を低減し、肌への負担を軽減
 (3) 使用シーンに応じた商品仕様で、しっかり拭ける厚手・大判サイズ
http://www.daio-paper.co.jp/newsrelease/index.html
(2/21)

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■四国紙パルプ研究協議会
 07年度第2回講演会を3月10日高知県立紙産業技術センターで開催

 四国紙パルプ研究協議会は 3月10日、高知県立紙産業技術センター(高知県
吾妻郡いの町)において07年度第2回講演会を開催する。参加費は無料。
 当日行われる講演内容は以下の通り。
 (1) 「私の家庭紙作り」宇高昭造氏(泉製紙椛纒\取締役)
 (2) 「日本の製紙産業技術史における新展開」飯田清昭氏(元紙パルプ技術
   協会専務理事)
 (3) 「製紙用原料の改質による機能性繊維の開発」遠藤恭範氏(高知県立紙
   産業センター 不織布・加工課主任研究員)
[問合せ先]
 四国紙パルプ研究協議会事務局
 TEL 0896-58-2055


■第27回JAPANTEX2008
 11月開催に向け出展者を募集

 11月19〜22日の4日間、「ネクストデザイン インテリアスタイル」をテーマ
に東京ビッグサイトにて開催される「インテリアトレンドショー第27回JAPAN
TEX2008」(主催;(社)日本インテリアファブリックス協会)では、出展者の
募集を開始した(締切り5月31日)。
 出展料(1小間)は、フリーブース29万4,000円、パッケージブース39万9,000
円。
 昨年と同様に「インテリアフェスティバル」(主催:(社)インテリア産業協
会)、「2008東京家具見本市」(主催;(社)国際家具産業振興会)、「IPEC-
2008」(主催;有限責任中間法人日本インテリアプランナー協会)との4展同時
開催で、インテリア産業全体でプロ・消費者に生活提案ができる一大総合イン
テリア展となっている。国内はもとより、近年では国際見本市として海外から
も注目が集まっており、出展者数は 300社、来場者は3万5,000人を見込んでい
る。出展予定品目は以下の通り。
 (1) ウィンドートリートメント(カーテン、ブラインド、スクリーンほか)
 (2) フロアカバリング(カーペット/じゅうたん、ラグ/マット、繊維素材
   ほか)
 (3) ウォールカバリング(壁紙、和紙、ペイントほか)
 (4) ホームファッション(寝装具、テキスタイルオブジェ、インテリアギフ
   トほか)
 (5) ワークショップ(縫製機械/接着剤、シックハウス対応ほか)
 (6) 新しき伝統(布製品、和紙製品、木製品ほか)
 (7) デザイナー&スタジオ(テキスタイル図案)
 (8) インテリアパブリッシャー(報道・出版)
[問合せ先]
 (社)日本インテリアファブリックス協会
 TEL 03-3433-4521
http://www.japantex.jp/


■第35回国際福祉機器展H.C.R 2008
 9月開催に向け出展者を募集

 9月24〜26日の3日間、東京ビッグサイトにて開催される、最新の福祉機器が
一堂に会する「第35回国際福祉機器展H.C.R 2008」(主催;全国社会福祉協議
会、保険福祉広報協会)では、出展者募集を開始した。
 出展者数は約 600社、来場者はケアマネジャー、ホームヘルパー、福祉施設
職員など約13万人を見込んでいる。福祉機器における主な出展予定品は以下の
通り。なお、福祉機器のほかに施設用設備・用品や介護予防機器、在宅・施設
サービス経営情報システムなども展示・紹介される。
 (1) 移動機器、移動補助製品(手動車いす、電動車いすほか)
 (2) ベッド関連用品(ベッド、マットレス、床ずれ防止製品など)
 (3) 入浴用品(浴槽、入浴用チェアなど)
 (4) トイレ・おむつ関連用品(ポータブルトイレ、便器・便座、おむつなど)
 (5) 日常生活用品(いす・座位保持/立ち上がり補助用品等)
 (6) コミュニケーション機器 (補聴器、緊急通報・警報装置など)
 (7) 建築・住宅設備(スロープ、手すりなど)
 (8)リハビリ機器(歩行等訓練機器)
 (9) 義肢・装具
 (10)高齢者・障害者用防災用品
[問合せ先]
 H.C.R. 2008事務局
 (財)保健福祉広報協会
 TEL 03-3580-3052
http://www.hcr.or.jp/exhibition/2008kaisaiyoukou_j.html

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

NONWOVENS REVIEW On-Line No.289
━━☆No.289☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆  NONWOVENS REVIEW On-Line
□■□ http://nonwovens-review.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2008.03.10☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

季刊誌ではフォローできない不織布に関する最新の情報を,本誌購読者および
クライアントの皆様にいち早くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<国内ニュース>
■日本化学繊維協会/07年合繊長繊維不織布生産実績は33億6,325万m2で1.1%
 の増加
■自工会/08年1月自動車生産・輸出/輸出は30ヵ月、生産台数は6ヵ月連続の
 伸び
■クレハ/炭素繊維・電池材料関連部署を事業部に格上げ強化
■日立製作所/GMにリチウム電池を大量納入
■グンゼ/燃料電池部材を相次いで開発
■三菱化学/鹿島の停止エチレン設備を部分再開へ
■東レ/中国で水処理事業を強化
■東レ/『源氏物語千年紀』記念「源氏物語“トレシー”」を発売
■クラレ/EVOHを使った高機能不織布を08年度に事業化
■クラレ/環境対応型人工皮革“クラリーノ・ティレニーナ”量産設備へ投資
■クラレ/国土交通省新技術探索システムに“クラテック”を登録
■帝人ファイバー/ケミカルリサイクルポリエステル原料使用の短繊維を展開
■トーア紡/植物性炭素繊維の発熱体を開発
■花王/着脱時に転倒しにくい大人用紙おむつを開発
■日衛連/「日衛連NEWS No.61」で軽失禁に関する正しい知識やケア情報を特
 集
■日本製紙/「クリネックス スタジアム 宮城」のロゴが決定
■P&G/「こどもちゃれんじ」との提携で「パンパース」をリニューアル

<海外ニュース>
■日本化学繊維協会/07年の台湾繊維貿易概況を公表 ほか

<製品開発>
■ニチバン/ロールタイプの貼ってはがせる粘着メモを発売
■小林製薬/“あせワキパット”がサブブランド名を付けてリニューアル
■和光堂/赤ちゃん用清浄綿を発売
■サンテック/家庭向けの天然繊維紙おしぼりを販売開始

<催 事>
■繊維リサイクル技術研究センター/「第7回講演会/見学会」を3月14日・京
 都で開催


┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■日本化学繊維協会
 07年合繊長繊維不織布生産実績/33億6,325万m2で1.1%の増加

 日本化学繊維協会は、合繊長繊維不織布製造6社(旭化成せんい、東洋紡績、
東レ、三井化学、ユニセル、ユニチカ)の07年生産実績を発表した。
 それによると07年の合繊長繊維不織布生産量は、面積ベースで 33億6,325万
6,000m2(重量ベースで8万7,941t)と前年比1.1%増(同0.9%増)の伸びとな
った。
 品種別では、ナイロン6,661万m2(2,200t)・前年比15.8%減(同17.8%減)、
ポリエステル8億2,227万m2(3万6,239t)で前年比4.9%増(同3.6%増)、ポリ
プロピレン24億7,437万6千m2(49,502t)で前年比0.5%増(同0.1%増)だった。
なお、3品種合せた07年末の設備能力は日産315.2 tだった。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news/press_release/fushokufu/fushokufu2007.pdf
(3/3)


■自工会
 08年1月自動車生産・輸出/輸出は30ヵ月、生産台数は6ヵ月連続の伸び

 日本自動車工業会は、08年1月の自動車生産・輸出実績を発表した。
 それによると 1月の四輪車生産台数は97万6,975台で、前年同月の89万8,580
台に比べ7万8,395台・8.7%の増加となり、6ヵ月連続で前年同月を上回った。
 乗用車の生産は84万2,111台(前年同月比8.8%増)で6ヵ月連続のプラス(う
ち普通車51万3,222台; 8万1,959台・19.0%増、小型四輪車22万368台;5,570
台・2.6%増、軽四輪車10万8,521台;1万9,473台・15.2%減)、トラックは12
万3,634台(同5.5%増)で12ヵ月ぶりのプラス(うち普通車5万9,207台;8,933台
・17.8%増、小型四輪車 2万7,021台;4,838台・15.2%減、軽四輪車3万7,406
台;2,304台・6.6%増)、バスは1万1,230台(同54.0%増)で36カ月連続のプ
ラス(うち大型1,069台;350台・48.7%増、小型1万161台;3,590台・54.6%増)
となった。
 1月の国内需要は37万6,620台で前年同月比1.4%の増加(うち乗用車32万77台
・前年同月比 3.8%増、トラック 5万5,373台・同10.8%減、バス1,170台・同
16.1%増)、4〜1月の生産累計は958万7,155台で、前年同期の941万3,641台に
比べ17万3,514台・1.8%の増加だった。
 一方、四輪車輸出台数は57万2,236台で、前年同月の 49万536台に比べると8
万1,700台・16.7%の増加となり、30ヵ月連続で前年同月を上回った(うち乗用
車51万2,316台 〈内KD車1万4,701台〉 前年同月比68,127台・15.3%増、トラッ
ク4万8,155台〈内KD車1万6,200台〉同 8,961台・22.9%増、バス 1万1,765台
〈内KD車842台〉同 4,612台・64.5%増)。輸出金額は、車両分108億929万ド
ル、部品分23億2,935万ドルの総額131億3,864万ドルとなり、前年同月の107億
9,580万ドルに比べると23億4,284万ドル、21.7%の増加となった。
http://www.jama.or.jp/stats/product/20080228.html
http://www.jama.or.jp/stats/export/20080228.html
(2/28)


■クレハ
 炭素繊維・電池材料関連部署を事業部に格上げ強化

 クレハは、炭素繊維と電池材料の市場開拓を加速する。4月1日付けで高機能
材事業部傘下にある炭素製品部および電池材料部を分離し、新たに炭素・電池
材事業部として格上げし、機動性を高める。
 炭素繊維については能力増強にあわせて12年度までに事業規模を2倍の120億
円とする積極策を打ち出している。電池材料ではリチウムイオン2次電池(LiB)
用のフッ化ビニリデン樹脂(PVDF)バインダーが需要を伸ばしており、今後、
ハイブリッドカーへの採用による一段の成長を図る。
(化学工業日報 3/5)


■日立製作所
 GMにリチウム電池を大量納入

 日立製作所は、米ゼネラル・モータースからハイブリッド自動車用リチウム
イオン電池を大量受注したと発表した。GMが10年に北米市場に投入するハイブ
リッド車が対象で、受注規模は10万台以上となる。
 GMは電池を、多目的スポーツ車(SUV)「サターン・ビュー」や、中型セダン
「シボレー・マリブ」に搭載する計画。日立はGMのハイブリッド車向けにモー
タなどを出荷した実績があり、これらの部品と電池を組み合わせた形の納入も
見込む。
 受注した電池は子会社の日立ビーグルエナジー(茨城県ひたちなか市)が生
産する。同社は 1月に日立とグループ会社から追加出資60億円を受けており、
この資金で生産能力を増強、年内にも量産を始める。
(日経 3/5)


■グンゼ
 燃料電池部材を相次いで開発

 グンゼはフッ素樹脂、ポリイミド(PI)樹脂などの精密加工技術を活かして燃
料電池関連部材の研究開発を加速する。
 カーボンナノチューブ(CNT)を焼結加工した高機能ガス拡散膜のほか、高純
度フッ素樹脂(PFA)薄膜樹脂・不織布、フッ素樹脂およびポリイミド製チュー
ブ・シートなどを相次いで開発、サンプル提供を開始した。また固体電解質を
利用した水素ガスセンサーも開発、既存品に比較して大幅なコストダウンを実
現した。
 同社の CNT製高機能ガス拡散膜は、ポリイミドなどエンプラコンパウンドの
生産技術で蓄積した均一分散などをベースに開発した。現在使用されている炭
素繊維ベースのガス拡散膜と比較して導電性や細孔径を制御できる事が特徴で
あり、スパッタリングによる触媒担持や触媒層の最適化などが可能になるとい
う。
 PFA(ペルフルオロアルコキフッ素樹脂)は耐熱性、耐薬品性、高純度化が可
能なことが特徴で、これまで同社が蓄積した溶液法による押出技術で成形加工
した。 PFA長繊維を原料にした不織布と、短繊維による最薄膜の織物を開発し
ており、燃料電池の保持材、複合材フィルター部材などの用途開発を進めてい
く。
(化学工業日報 3/4)


■三菱化学
 鹿島の停止エチレン設備を部分再開へ

 火災事故により昨年末から停止していた三菱化学・鹿島事業所の第 2エチレ
ン設備が部分的に稼動再開する。 5日、関係当局から使用停止命令の一部解除
を受けた。3月中旬から下旬をめどに年32万t、総能力67%程度で操業を再開す
る。部分再開ながら大半が復旧することにより、国内の石化需要に深刻な影響
を与える事態は回避されることとなった。
(化学工業日報 3/6)


■東レ
 中国で水処理事業を強化

 東レは中国で水処理事業を強化する。
 08年度内に水処理専門の子会社を上海近郊に設立、現在は中国の統括会社で
ある東麗(中国)投資を拠点に営業活動している水処理事業グループを独立さ
せ、営業・販売体制を強化する。
 また膜の現地組み立ても視野に入れ、環境規制の強化で市場拡大が期待でき
る中国で足場固めを進める。
 同社は07年に逆浸透(RO)膜エレメントの生産能力を増強、日米合わせた年
間生産能力は造水量換算で1日当たり725万m3。08年度は日米工場ともフル生産
の予定で、09年度にはRO膜を製造する愛媛工場の設備増強を検討している。
(日刊工業 3/5)


■東レ
『源氏物語千年紀』記念「源氏物語“トレシー”」を発売

 東レと滋賀殖産(資本;東レ100%)は、今年が『源氏物語千年紀』であるこ
とを記念し、石山寺や宇治市源氏物語ミュージアムが所蔵する源氏物語絵巻を
プリントした高性能クリーニングクロス「源氏物語“トレシー”」(27×24cm、
パッケージ入・額縁入、全6柄)を発売する。
 すでに第1弾として2柄(紫式部、末摘花)を昨年10月22日(平安京遷都の日)よ
り販売し好評なことから、今回第2弾として4柄(花宴、初音、匂宮、橋姫)を追
加し、石山寺、宇治市源氏物語ミュージアムなど源氏物語にゆかりのある場所
や、近畿圏を中心とした一部の百貨店および全国の眼鏡店などで3月3日から販
売する。07年度に3万枚、08年度には15万枚の販売を見込こむ。
 トレシーは繊維1本が直径2マイクロメートルと非常に細いため精密なプリン
トが可能で、今回は源氏物語絵巻に表現されている特有の深い色彩や、平安時
代の風俗、人の表情、景色を細部にわたり再現、歴史的意匠と最新技術を融合
した商品となった。色紙サイズの大きさで、額縁に入れてインテリアとしても
楽しめる。
http://www.toray.co.jp/news/amenity/nr080303.html
(3/3)


■クラレ
 EVOHを使った高機能不織布を08年度に事業化

 クラレは08年度に独自開発のエチレン・ビニルアルコール(EVOH)繊維を使
った高機能不織布を事業化する。板状に加工して通気性に優れた建材“フレク
スター・ボード”を開発、 3月中に商品化する。
 この製品はEVOH繊維を高温高圧の蒸気で溶融接着して固める特殊な加工を施
すのが特徴。内装用建材としての強度を確保しながら、通気性や吸音性を持た
せることができる。
 フレクスターは難燃加工処理をしたタイプも用意するほか、自動車の内装材
としては樹脂成型品の代替を目指す。複雑な形状に成型した「同クッションタ
イプ」は女性用下着向けウレタンパッドの代替品となることも想定している。
不織布としては、包帯や脱脂綿などの医療関係用途も開拓する方針。
 用途拡大に伴い、量産化の規模を順次拡大する。10年度をめどに生産能力を
現行の4倍以上に引き上げる。事業化初年度は年間数100tの生産にとどまるが、
09年度には同500tにする。1,000tの生産能力をもつ現行の設備は11年度にフル
稼動になる予定、設備投資額は未定。
 高温高圧の蒸気で成型・加工する製造技術は、三菱レイヨン・エンジニアリ
ングと共同開発した。製造・販売は子会社のクラレクラフレックスが担当する。
(日経産業 3/4)


■クラレ
 環境対応型人工皮革“クラリーノ・ティレニーナ”の量産設備投資へ

 クラレは、環境に優しい製法から生まれ、天然皮革の自然な外観・風合いと
人工皮革特有の優れた機能性を併せもつ、次世代環境対応型人工皮革“クラリ
ーノ・ティレニーナ”(ティレニーナ)の量産設備(生産能力500万m2/年)を、
同社岡山事業所に70億円を投資し新設する。稼動時期は 09年6月以降の予定。
 同社は今回の設備投資により、既存の国内生産設備、中国合弁会社の生産設
備に加え、次世代を担う第3の生産設備を確立させる。今後これら3設備のシナ
ジー効果を存分に発揮・活用し、同社繊維事業の核として人工皮革事業の積極
的な展開を図る。ティレニーナには、同社が新規開発した環境対応と高品質・
高感性を両立させた革新的な生産システム(CATS)を採用、表皮調・スエード
調の両タイプで幅広く展開する。製造システムであるCATSの特長は以下の通り。
 (1) 製造工程中の有機溶剤不使用のため、VOC(揮発性有機化合物)を大幅に
   削減でき、さらに工程の短縮化によりCO2も30%以上削減可能(同社従来
   品比)
 (2) 新規開発の極細繊維と新製法により、天然皮革により近い質感・充実感
   ・優美な外観が表現できる
 (3) 高機能・高強力の付加により、新規用途の開拓・進出を目指すことが可
   能
http://www.kuraray.co.jp/release/2008/080228.html
(2/28)


■クラレ
 国土交通省新技術探索システムに“クラテック”を登録

 クラレは、国土交通省新技術探索システム(NETIS)に補強用ビニロン繊維
“クラテック”の登録を行った(登録番号;CG-070010)。
 今回登録したクラテックは、セメントとの接着性などが良好で耐薬品性・耐
候性レベルが高いなどの特長から土木・建材用途で幅広く使用されており、こ
れを機に法面吹付けモルタル向け公共工事などへの展開を積極的に図る。NETIS
登録後、初年度で200t・3億円、3年後には500 t・7.5億円の売上を目指す。
 同社が03年に開発した“クラテック”は、引張強度が高くセメントと化学的
に接着するビニロン繊維で、モルタルに混入し法面に吹付けることで高いひび
割れ抑制効果を実現し、凍結融解などに対する耐久性も向上させる。さらに、
従来工法であるラス金網を省略した場合、省力化・省人化にともなう工期短縮
・コスト低減や美観保持などの効果も実現する。
 現在、法面吹付けモルタルには補強材としてラス金網が使用されているが、
流し込みのコンクリート打設とは異なり、表面積が非常に大きいことや一般的
な養生が困難なこと、また地山影響を直接受けることなどから乾燥収縮などに
よるひび割れが発生しやすい課題があり、補修費用増大の要因ともなっている。
施工時には長期間近隣道路などを交通規制する必要があり、周囲の生活環境に
影響を及ぼすこともあった。
http://www.kuraray.co.jp/release/2008/080226.html
(2/26)


■帝人ファイバー
 ケミカルリサイクルポリエステル原料使用の短繊維を展開

 帝人ファイバーは、新原料リサイクル技術でつくられたケミカルリサイクル
原料を使用した短繊維の展開を3月から開始する。
 同社が新たに展開するのは、ケミカルリサイクルポリエステル原料を使用し
た、極細タイプのポリエステル短繊維による“エコペットプラス(R)”。 まず
08年の秋冬向けメンズシャツ用途として、日清紡績が紡績・織布を行い、山喜
が製品化する(販売は山喜とジーアンド・ビー)。今後、メンズシャツ以外の
衣料用途への展開も予定しており、循環型のポリエステルリサイクルシステム
“エコサークル(R)” により循環可能な商品バリエーションを増やし、更なる
リサイクルビジネスの拡大を目指す。
 同社はこれまで、ポリエステル繊維製品などを再生したケミカルリサイクル
原料からなる長繊維“エコペットプラス(R)”と、PETボトルなどを再生したマ
テリアルリサイクル原料を使用した短繊維“エコペット(R)”の異なる2製法の
リサイクルポリエステル繊維を展開してきた。同社は今回のエコペットプラス
(R)短繊維の展開開始により、ポリエステル繊維製品とPETボトルという2つの
再生原料を用途に応じて使い分けることで、顧客の幅広い要望に応えていく。
http://www.teijin.co.jp/japanese/news/index.html
(3/3)


■トーア紡
 植物性炭素繊維の発熱体を開発

 トーア紡コーポレーションは植物性炭素繊維を使用した発熱体“プランツカ
ーボンヒーター”を開発し、用途拡大に乗り出した。これまでの電気ストーブ
以外に乾燥機などの産業機器や調理機器の熱源向けといった新分野での販売を
拡大する。
 ハロゲンヒーターと比べて赤外線を 2倍以上放射し、使用電力の低減が見込
める特徴をアピールして販促につなげる。新分野を核に売り上げは08年度で 5
億円を目指す。
(日刊工業 3/6)


■花王
 着脱時に転倒しにくい大人用紙おむつを開発

 花王は、着脱時に転倒しにくい新しい形状の大人用紙おむつを開発した。腹
部が膨らんでいる高齢者の体形に合わせて、前後非対称にすることで足を出し
入れしやすくした。来月に第一弾の新製品“リリーフ やわらかラク伸びパン
ツ”をドラッグストアなど一般市場向けに発売する予定で、08年は同分野の売
上高を前年比 1割以上伸ばすことを目指す。
(日経産業 3/6)


■日衛連
「日衛連NEWS No.61」で軽失禁に関する正しい知識やケア情報を特集

 日本衛生材料工業連合会(日衛連)の広報誌「日衛連NEWS No.61」では、「軽
失禁についての正しい知識とケア用品を中心としたセルフケアについて」を特
集している。
 近年、軽失禁ケア用品の生産数は大幅に伸長しているものの、排泄に関する
問題には心理的抵抗感をもつ消費者が依然として多いことを受け、日衛連広報
誌では軽失禁に関する正しい知識やケア情報を特集した。尿モレは成人女性の
3人に1人が経験していると言われ、腹部に力を入れることで少しずつ尿がもれ
る「腹圧性尿失禁」、脳が抑制をかけられず膀胱が収縮を始めてしまう「切迫
性尿失禁」、排尿がうまくできずに膀胱容量いっぱいまで尿がたまり少しずつ
もれてしまう「溢流性尿失禁」の主に3タイプに分かれる。
 特集では、尿モレのタイプ別セルフチェックシートや軽失禁の症状を改善す
る「骨盤底筋トレーニング」、症状に合わせた製品選びの目安などを紹介して
いる。
http://www.jhpia.or.jp/index.html
(3月)


■日本製紙
「クリネックス スタジアム 宮城」のロゴが決定

 日本製紙は、宮城球場(仙台市宮城野区)の新愛称である「クリネックス ス
タジアム 宮城」のロゴが決定したと発表、楽天野球団が記者会見を行った。
 このロゴは、世界的な家庭紙ブランドである「クリネックス」の清潔さ・快
適さを表す「ブルーとホワイト」を基調に、宮城県を象徴する融和・協力・郷
土愛を示す「グリーン」、そしてボールパーク(野球場)での活躍が期待され
る楽天野球団のイメージカラー「クリムゾンレッド」を融合したデザインとな
っている。
 新しいロゴをデザインした看板は 3月20日のパ・リーグ開幕に合わせ、宮城
球場スタジアムの正面スタンド入口に設置される。 3月29には宮城球場を本拠
地とするプロ野球チーム東北楽天ゴールデンイーグルスのオープニングゲーム
が予定されており、球場の新シンボルマークとして表玄関を飾る。
http://www.np-g.com/whatsnew/whatsnew08030501.html
(3/5)

■P&G
「こどもちゃれんじ」との提携で「パンパース」をリニューアル

 P&Gは4月下旬より紙おむつブランド「パンパース」を、ベネッセコーポレー
ションの「こどもちゃれんじ」との業務提携によりリニューアルする。
 今回のリニューアルは両社の知見を活かし、ユーザーへの提供価値を高める
ことを目的としたもので、「パンパース」はパッケージ、おむつ本体などのデ
ザインを一新し、 4月下旬から全国で発売する。また、プロモーション、店頭
イベントなど、「パンパース」「こどもちゃれんじ」共同でのマーケティング
活動も行う。
 リニューアルしたパンパースは、“おむつ換えは単なる作業の時間ではなく、
親子の楽しいコミュニケーションの時間である”という新たな提案を行い、実
際におむつ換えの時間を楽しくするコンテンツを提供する。従来の商品性能に
加え、パッケージ、おむつのデザインに子どもの成長段階に合わせた、親子の
コミュニケーションのためのコンテンツ「おやこでHAPPY♪おむつがえ」(「こ
どもちゃれんじ」提供)を盛り込んだほか、「こどもちゃれんじ」の人気キャ
ラクター「しまじろう」が成長段階別の姿で登場する。おむつ本体にもコンテ
ンツを活用できるイラストなどを盛り込んだ。
 また、親子の楽しいコミュニケーションをサポートする情報を提供する共同
ウェブサイト「ハッピーおやこ.com」を 3月下旬に開設するほか(携帯電話向
けサイトも開設予定)、 4月よりパンパースを取り扱う全国のスーパー・量販
店・ベビー用品店などでイベントを開催し、同1日からはパンパース購入者が
応募できる「おやこでHAPPY♪キャンペーン」を展開する。
http://jp.pg.com/news/2008_01/200802/20080227p01.htm
(2/27)

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■日本化学繊維協会
 07年の台湾繊維貿易概況を公表

 日本化学繊維協会は、「07年の台湾の繊維貿易概況」を公表した(紡織月刊
・台湾紡拓会まとめ)。
 それによると、台湾の07年輸出総額は前年比10%増の2,467.23億ドルだった。
輸入は 8%増の2,193.47億ドルで、貿易黒字は273.76億ドルと黒字幅は前年に
比べ 28.4%拡大した。うち繊維品は、輸出が115.96億ドル、輸入が26.53億ド
ルで、貿易黒字は 89.43億ドルだった。繊維産業の台湾経済に占める地位は年
々低下しているものの、依然、貿易黒字の約 3割を占める重要な産業であるこ
とを裏付ける結果となった。
 輸出動向では、人件費の上昇で衣料輸出がさらに難しくなっていることが伺
われる。輸出先は中国向けが主体で、香港向けをあわせると全体の37%、次い
で米国11%、ベトナム10%と続く。とくにベトナム向けは前年比19%増と大き
く増加した。加工段階別にみると、生地類が全体の58%(うち織物39%、特殊
生地37%、ニット生地24%)を占め、67.57億ドル(1%減)だった。衣料及び
服飾品は輸出量・輸出額ともに 2桁減となった。長短別織物では織物の69%が
長繊維織物で、17.98億ドル(前年比1%増)、短繊維織物は7.99億ドル(同10
%減)だった。特殊生地の内訳はコーティング布40%、タオル17%、不織布10
%、その他33%で,金額ベースでは不織布のみが12%増と唯一の増加。輸出量
(8%増)、単価(3%アップ)ともに増加している。
 輸入動向は、製品別では衣料及び服飾品が全体の40%を占めているが、07年
は9%の減少となった。繊維原料・糸類・生地類のシェアの合計は53%となり、
依然、素材関係が台湾の輸入品の大宗品であることが注目される。輸入先は中
国26%、次いでEU、日本、米国、ベトナムの順となり、この 5カ国・地域が全
体の61%を占める。07年は日本からの輸入が減少する一方で、中国からの輸入
が大きく増加した。製品別では中国、EU、ベトナムが衣料中心,米国は繊維原
料(綿花)、日本は生地類が主体となっている。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news.html
(2/29)


■ファイバーウェブ社(英国)
 買収を示したアヴゴル社に対する不安から株価が低下

■中東
 投資グループが中東でスパンボンドラインを稼働開始計画

■アールストローム社(フィンランド)
 2007年売上が前年比10.1%増の18億ユーロに達したものの、収益は 5,760万
ユーロから130万ユーロに減少

■ファイバーテックス社(ドイツ)
 デンマークのファイバーテックス社が、ドイツで設立した合弁会社イノヴォ
・プリント社で、不織布のプリント事業を6月に開始

■ファイバーテックス社(デンマーク)
 3層素材の代替となるニードルパンチ不織布「コンポフレックス」を 150〜
400g/mで販売開始

■キンバリー‐クラーク社(米国)
 超音波溶着の多層不織布を使用した歯のクリーニング製品「デンタバースト」
の販売を開始

■キンバリー‐クラーク・デ・メキシコ社(メキシコ)
  5,000万ドルを投じて新設したトラスカラ工場ウェットワイパー用コフォー
ムラインの稼働開始を計画

■プロクター&ギャンブル・ハイジーン・ヘルスケア社(インド)
 第2四半期収益が、前年同期比53.6%増の1,170万ドルに

■SCA社(スウェーデン)
 プロクター&ギャンブル社の欧州ティシュ事業の買収により、2007年金利・
税金・償却前収益が9%増の1,590万スウェーデンクローネに


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ニチバン
 ロールタイプの貼ってはがせる粘着メモを発売

 ニチバンは、好きな長さにカットして使えるロールタイプの貼ってはがせる
粘着メモ“ポイントメモTMロールメモ”を2月下旬に発売した。
 同製品は用途に合わせて好きな長さにカットできる、サイズフリーな「貼っ
てはがせる」粘着メモ。全面のり付きでしっかり貼れて、ノートや手帳の中に
貼り込んでもはがれたり折れ曲がったりしにくい。環境にやさしく経済的な詰
め替え式で、カラーはパステル調のイエロー・ピンク・オレンジ・グリーンの
4色展開となっている。商品の主な特長は以下の通り。
 (1) ロールタイプで好きな長さにカットできる
 (2) カッターの切り口がまっすぐで、ギザギザにならない
 (3) コンパクトなカッターデザインで使いやすくスタイリッシュ
 (4) 用途に応じて選べる2サイズが、同一のカッターで使用可能
 (5) カッターには刃がないので安全・安心。カッターなしでも使用可能
http://www.nichiban.co.jp/news/08-02/03.html
(2/29)


■小林製薬
“あせワキパット”がサブブランド名を付けてリニューアル

 小林製薬は“あせワキパット”を“あせワキパット リフ”(10組、20組)に
リニューアルし、2月から発売を開始した。
 同製品は、衣服のワキ部分に貼ることで汗ジミを防ぐ薄さ約1mmのシート。
90年の発売開始以来、衣服の汗ジミを防ぐというコンセプトがおしゃれに気を
遣う20〜30代の女性を中心に受け入れられたが、同社生活者調査によると製品
認知率は約65%と高い反面、実際に使用している人は 8%と低くいことがわか
った。
 そこで今回、女性のエチケットと快適さを応援する製品であることをより多
くの未使用者に伝えるため、「R=refineあなたを洗練させる I=ideal理想的
な  F=fine美しさと快適性  F=fresh爽やかな」の頭文字を取った「リフ
(Riff)」というサブブランド名をつけてリニューアルした。商品の主な特長
は以下の通り。
 (1) リーフ柄のエンボス加工で衣服へのフィット性を高めた
 (2) 袖ぐりに沿った折り目用のカーブ線を入れることで貼りやすさが向上
 (3) 汗をしっかり吸収し、いつもサラサラ
 (4) やわらかメッシュシートで、いつも気持ちよく使える
 (5) 違和感のないわずか約1mmの薄型シート
 (6) 防水層が汗モレをしっかりストップ
 (7) 消臭成分配合でニオイも気にならない
http://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/0851/index.html
(3/5)


■和光堂
 赤ちゃん用清浄綿を発売

 和光堂は、“大きな清浄綿ナップクリンL” と“赤ちゃんのための水だけコ
ットン”を発売する。
“大きな清浄綿ナップクリンL” は大判サイズ。殺菌剤の水溶液を天然コット
ンに染み込ませ、1包ずつ高圧蒸気滅菌した。
“赤ちゃんのための水だけコットン”は、殺菌剤は使わず精製水だけを天然コ
ットンシートに染み込ませ、1包ずつ高圧蒸気滅菌した衛生用品。
 いずれも希望小売価格(税込み)は945円。
(日経MJ 3/5)


■サンテック
 家庭向けの天然繊維紙おしぼりを販売開始

 業務用紙おしぼり製造のサンテック(栃木県佐野市)は個人向けの販売を開
始する。素材に天然繊維のみを使った付加価値の高い商品で個人の需要を掘り
起こす。 1枚15円で販売し、売り上げの一部を緑化基金に寄付する。主力の飲
食店向けが飲食業の業況悪化で低迷、原油高で化学繊維素材も値上がりしてお
り、新展開で収益力の強化を目指す。
“緑化支援寄付 紙おしぼり”は 3ヶ月で土に同化するという天然レーヨンと
パルプを素材に使った。化学繊維などを使った通常の紙おしぼりよりも手触り
が柔らかく、数回洗っても使える。
 価格は通常品の平均の2〜3倍だが、質の高さと緑化基金への寄付によるイメ
ージをアピールし、家庭や小規模な事業所の需要を開拓する考え。初年度に、
13万5千本の販売を目指す。
 購入者は希望すればウェブサイトで名前を公表し、社会貢献を訴えたい企業
の需要も見込む。
 販売体制を整えるため、おしぼり販売のマキ商会(埼玉県志木市)や、三協
(栃木県さくら市)などと「グリーンエイジドットネット」を立ち上げた。各
社がインターネットなどを通じて商品を販売するほか、ホームセンターなどの
販路開拓も進める。
(日経産業 3/6)


┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■繊維リサイクル技術研究センター
「第7回講演会/見学会」を3月14日・京都で開催

  繊維リサイクル技術研究センターは 3月14日、京都にて「古紙のリサイク
ルシステムに学ぶ繊維リサイクル」をテーマに、「第7回講演会/見学会」を
開催する。
 今回は紙のリサイクルに焦点を当て、古紙リサイクルの現状を知ることで繊
維リサイクルを考える。当日は京都市の大手紙業問屋の木下紙業を見学し、同
社木下社長が古紙リサイクルについて講演するほか、隣接する京都市鳥羽下水
処理場の見学も行なう。同処理場では、水処理過程で生成される脱水ケーキを
単に焼却処分することなく、歩道のインターロック材へのリサイクルや流動焼
却を行った灰からのリサイクル品をつくる活動に取組んでいる。
 当日の見学、講演の内容は以下の通り。
 (1) 見学1「木下紙業」
 (2)「古紙リサイクルの現状と課題(仮題)」木下文貴氏(木下紙業社長)
 (3)「京都市上下水道局 鳥羽水環境保全センターの脱水汚泥の再利用につい
   て」※講師未定(林所長あるいは担当課長)
 (4) 見学2「京都市上下水道局 鳥羽水環境保全センターの汚泥焼却処理施設
   など」
 [問合せ先]
 京都工芸繊維大学 先端ファイブロ科学部門(担当;横山敦士)
 TEL/FAX 075-724-7754


┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

NONWOVENS REVIEW On-Line No.290
━━☆No.290☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆  NONWOVENS REVIEW On-Line
□■□ http://nonwovens-review.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2008.03.18☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

不織布に関する最新の情報を、本誌購読者およびクライアントの皆様にいち早
くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■日本板硝子/EDLC用セパレーターを開発強化
■クラレ/経営機構改定・役員異動および主要組織改定を発表
■住友精化/仏アルケマ社の高吸水性樹脂事業を買収
■エフ・シー・シー/高価な貴金属を使用しない排ガス浄化用ペーパー触媒の
 開発に成功
■クレハ/PVDF中空糸膜を年内にも事業化
■東レ/水処理事業でMBR膜を第2の柱に
■東レ/潰瘍性大腸炎を治療する医療機器を開発
■帝人/「環境対応素材であるファー」と エコサークル(R)素材がファッショ
 ン作品で融合
■P&Gジャパン/アイムス・ジャパンと合併へ

<海外ニュース>
■ピジョン/中国におむつ生産工場を2か所新設

<製 品 開 発>
■旭化成ホームプロダクツ/「はさんで洗える」新感覚のスポンジ“ズビズバ”
 を新発売
■ユニ・チャーム/女性の身だしなみにパンティライナー“ソフィ Kiyora(き
 よら)”を提案

<お知らせ>
■NONWOVENS REVIEW Vol.18 No.4 発行のご案内

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■日本板硝子
 EDLC用セパレーターを開発強化

 日本板硝子は、電気二重層コンデンサー(EDLC)用セパレーターの需要を拡
大する。
 同社はポリオレフィン多孔質フィルム、ガラス繊維ペーパーを揃えて市場開
拓に取組んでおり、市場ニーズに対応して性能向上に取組む。
 多孔質フィルムは空間率が80%と他社に比べ高いのが特徴、さらに90%まで
上げることによって差別化を図る。ガラスペーパーは薄肉化を進めることでコ
イン型EDLCに採用が始まっているが、強度を向上することにより巻き上げセパ
レーターへの適用を目指す。
(化学工業日報 3/10)


■クラレ
 経営機構改定・役員異動および主要組織改定を発表

 クラレは経営機構の改定にともなう役員の異動と、主要組織改定を発表した。
 同社はコーポレートガバナンス強化を期し、経営の意思決定・監督機能と業
務執行機能の分担をより明確にするため、(1)社外取締役の選任、(2)取締役・
執行役員の役位見直しの経営機構の改定を行う。 (2)では取締役の役位のうち
専務、常務を廃止、取締役会は社長、会長と取締役(執行役員から選任した兼
務取締役および社外取締役)による構成とする。また、執行役員に専務執行役
員、常務執行役員、執行役員の役位を設け、これに伴い従来の上席執行役員を
廃止する。
 さらに4月1日付で主要な組織改定および人事異動を行ない、組織改定では秘
書室、戦略企画室、業務監査室に加え、IR・広報室、経営統括本部、経理・財
務本部を社長直轄とするほか、IR・広報部をCSR本部から独立させ、社長直轄の
IR・広報室とする。また、グループ全体の内部統制システム確立のため、その
基盤確立を達成した内部統制整備チームを発展的に解散し、業務監査室に定着
フォローのための機能を移管する。
 新任および退任の役員の異動(異動予定日:今年 6月株主総会開催日)につ
いては下記の通り。
 (1) 取締役(代表取締役を除く)の異動
取締役常務執行役員 澤田献三(現上席執行役員)
取締役(社外取締役)青本健作(三井物産褐レ問兼三井石油開発褐レ問)
取締役(社外取締役)塩谷隆英(大学共同利用機関法人国際日本文化研究セン
ター運営会議委員)
クラレテクノ且ミ長就任予定 和食征二(現常務取締役)
クラレトレーディング且ミ長就任予定 浅葉修(現常務取締役)
クラレケミカル且ミ長就任予定 岩脇伸夫(現常務取締役)
 (2) 監査役の異動
常勤監査役 田中隼介(現代表取締役専務)
監査役(社外監査役) 山田洋暉(DIAM アセットマネジメント椛纒\取締役
副社長)
藪田勉(現常勤監査役)、生野宙孝(監査役[社外監査役])の両氏は退任。
 (3) 執行役員(取締役兼務者を除く)の異動
執行役員 山田修(現理事)
執行役員 赤木孝夫(現理事)
クラレエンジニアリング鰹務取締役就任予定 相倉外喜男(現執行役員)
http://www.kuraray.co.jp/
(3/11)


■住友精化
 仏アルケマ社の高吸水性樹脂事業を買収

 住友精化は、仏化学メーカーのアルケマ社から高吸水性樹脂事業を買収する。
買収額は約15億円と見られる。住友精化は従来、欧州向けには国内とシンガポ
ールの工場から輸出していた。原燃料価格が高騰し輸送コストが増えているた
め現地生産に乗り出す。
 仏北部にあるアルケマの工場で生産した高吸水性樹脂を欧州向けに出荷する。
年産能力は 1万5,000tで売上高は約35億円。市場が成長する東欧向けにも出荷
する。原料のアクリル酸はアルケマから調達する。
 今回の買収で、住友精化全体の年産能力は 16万tになる見込み。高吸水性樹
脂事業の売上高を07年度の250億円から来年度に300億円以上に増やす。
 住友精化はアルケマに高吸水性樹脂の技術を供与してきた。アルケマは非中
核事業の売却で経営資源の集中を図る。
(日経産業 3/12)


■エフ・シー・シー
 高価な貴金属を使用しない排ガス浄化用ペーパー触媒の開発に成功

 エフ・シー・シーはプラチナやロジウムなどの高価な貴金属を使用しない、
新規の排ガス浄化用ペーパー触媒の開発に成功した。
 この新触媒は優れた耐熱性を有し、 1,000℃の高温状態にあっても浄化性能
が変化しない。同社では、中国やアセアン地域で緊急の課題となっている二輪
車の排ガス対策向けに、二輪車用ペーパー触媒として2010年の製品化を目指す
考え。
 新触媒はアルミナ粉を原料とし、その粒子表面にある無数の孔(直径およそ
15nm)の中にポアフィリング法によりマンガン成分などを封入、焼成し製造さ
れる。新触媒の特徴である優れた耐熱性は、焼成処理によりアルミナ表面が特
殊な金属酸化物構造に変化したことに起因する。また、プラチナやロジウムな
どの高価な貴金属触媒成分を必要とせず、比較的安価なパラジウムのみを添加
するだけで、排ガス成分のうちとくに炭化水素と一酸化炭素に対して高い浄化
性能を示す。金属酸化物構造の上に担持されたパラジウム金属粒子はその細孔
内に保持され、細孔を隔てる壁により粒子のシンタリング(粒子成長)が抑制
された結果、耐熱性の向上と浄化性能の改善が図られた。ペーパー触媒の特長
である空孔内部での排ガス浄化反応の効率向上に加え、ペーパーに含有される
触媒成分の新たな開発に成功したことで、枯渇資源である高価な貴金属触媒の
使用量の削減が期待できる。
 ペーパー触媒は、同社と九州大学大学院農学研究院 准教授 北岡卓也氏との
共同研究により開発された触媒材料。湿式抄紙製法の技術を用いることで、従
来の金型を使ったプレスや押し出し成型とは異なり、触媒粉末を高均質でフレ
キシブル、かつ加工の容易なペーパー材料に成型することが可能で、大面積の
材料を低コストで提供できる。さらにさまざまな用途の触媒粉末を実用材料に
成型、複合化することが容易であり、ニーズに合わせた製品開発を迅速かつ適
切に行うことができる。
http://www.fcc-net.co.jp/news/detail.php?id=608
(3/12)


■クレハ
 PVDF中空糸膜を年内にも事業化

 クレハは、年内にもフッ化ビニリデン(PVDF)中空糸膜の事業化に踏み切る。
 高い透水性と長寿命を特徴とし、新たな水処理方法として今後、世界的な需
要が見込まれる、膜分離活性汚泥法(MBR)用途を中心に事業を開拓していく。
 クレハは日本唯一のPVDF量産メーカーで、成形材料として幅広く供給する一
方で、釣り糸や電池材料、フィルムとして自社での製品展開も活発にしてきた。
中空糸膜については、水処理膜メーカーへ原材料供給する一方で、かねてより
自社開発を進めていた。
 昨年末には、ポリグリコール酸(PGA)の事業化も決断しており、目指す「グ
ローバルに通用するスペシャリティー・カンパニー」としての企業像が、より
鮮明になってきた。
(化学工業日報 3/10)


■東レ
 水処理事業でMBR膜を第2の柱に

 東レは、水処理事業の拡大を図る。膜分離活性汚泥法(MBR)用浸透膜を、逆
浸透(RO)膜と並ぶ柱に育てる考え。
 欧州でのパイロットプラント試験で高い透水性や耐久性が確認されており、
すでに大型案件も数件獲得している。下排水再利用分野を重点領域に定め、需
要拡大に対応するため愛媛工場の設備能力も約 4倍に拡大した。米国や中国、
中東などを重点地域に数年後をめどにRO膜と同規模の売上高にする方針。
 また膜モジュールの組み立て拠点のグローバル化も進める。すでに米国に拠
点を有しているが、1〜2年後には中国でも工場を確保したい考えだ。


■東レ
 潰瘍性大腸炎を治療する医療機器を開発

 東レは難病の潰瘍性大腸炎を治療する医療機器を開発した。
 極細の繊維で作った特殊フィルターを使い、病気の原因とみられる特定の白
血球だけを効率よく血液中から除去できる。治療効果を検証する臨床試験(治
験)を4月にも開始。3〜4年後の発売を目指す。
 特殊フィルターは医療用チューブで患者の血液を体外に取り出して濾過、体
内に戻す治療法に使う。除去するのは顆粒球や単球と呼ぶ種類の白血球。顆粒
球と単球は体内に侵入した異物を認識し、食い付いて分解する。潰瘍性大腸炎
の患者は顆粒球と単球の数が健康な人に比べて1.3〜1.7倍多く、それらの働き
が特に活発になっていることが病気の一因と考えられている。
 東レは、顆粒球と単球が異物と認識しやすい直径5μmの細さに加工した繊維
を絡ませてフェルト状にした。これを容器に詰めたフィルターに血液を通過さ
せると、活発になった顆粒球と単球のみが繊維に食い付き、増えた分だけを効
率的に取り除ける仕組み。
 従来のフィルターは不織布やビーズに顆粒球・単球を吸着させて除去させて
いた。ただ、顆粒球と単球だけを取り除こうとすると効率が落ち、素早く除去
しようとするとリンパ球まで取り除いてしまうという課題があった。リンパ球
は繊維を異物として認識しないため、東レの新フィルターはリンパ球は除去し
ない。顆粒球と単球だけを除去するタイプで比較すると、動物実験での除去ス
ピードは2倍に高まったという。
 潰瘍性大腸炎の国内患者数は現在約9万人で増加傾向にある。
(日経産業 3/13)


■帝人
「環境対応素材であるファー」と エコサークル(R)素材がファッション作品で
 融合

 帝人の完全循環型リサイクルシステム「エコサークル(R)」 によって生み出
された素材を採用したファーファッション作品6〜7点が発表された。
 これは、帝人ファイバーが生産するエコロジー素材“エコレクタス”とラグ
ジュアリーファーとの融合によるもので、Royal Chieのファーデザイナー・今
井千恵氏が高度な環境対応を実現したファッション作品として考案したもの。
今井氏は地球環境に高い関心を抱いてきたデザイナーで、自然の生態系を壊さ
ないというポリシーから最高品質で完全養殖の毛皮だけを使用し、国際的に高
い評価を得ている。
 今回のコラボレーション作品が発表されるコレクション「MOSAIQUE de CHIE
ECO HARMONY(モザイク・ドゥ・チエ エコハーモニー)」(主催;ロイヤル
チエ グループ、後援;帝人)は、「環境対応素材であるファーと環境化学の
融合」をテーマに東京で 3月13日に開催されるのを皮切りに、福岡や松山、さ
らにニューヨークでも順次開催される予定。
http://www.teijin.co.jp/japanese/index.html
(3/6)


■P&Gジャパン
 アイムス・ジャパンと合併へ

 ザ・プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー(P&G)のグループ会社で
あるプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&Gジャパン)とペットフー
ドの輸入販売を手がけるアイムス・ジャパンは、7月1日付で合併する。存続会
社はP&Gジャパン。
 P&G は今回の合併を通じて、法人組織体制の簡素化と効率化、さらにペット
フードを含むビジネスの更なる強化を図る。なお、合併後の存続会社の本社所
在地、代表者は現在のP&Gジャパンと変わらない。
http://jp.pg.com/news/2008_01/200803/20080312p02.htm
(3/12)

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ピジョン
 中国におむつ生産工場を2か所新設

 ピジョンは3年以内をめどに、中国に2つ新工場を開設する。
 投資額は10〜20億円で、現地向けにおむつなどを生産する。外部の工場に生
産委託している分を順次内製化し、安定的に商品を供給できるようにする。
 少子化が続く日本と対照的に中国では人口増が続くとみており、中国の売上
高を3年で現在の2.1倍である100億円以上に伸ばすことを目指す。
(日経産業 3/13)

┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■旭化成ホームプロダクツ
「はさんで洗える」新感覚のスポンジ“ズビズバ”を新発売

 旭化成ホームプロダクツは、魚焼きグリルの網など、細かいところが洗いや
すい「はさんで洗える」新感覚のスポンジ“ズビズバ 魚焼きグリルみがき”
を3月20日より全国で新発売する。
 今回同社では、魚焼きグリル掃除の道具に対するユーザーからの「細かいと
ころが洗いにくい」「掃除の時に手が痛くなる」といった不満を受け、素材や
形状にこだわった「はさんで洗える」スポンジを開発した。同社は03年、特殊
アクリル不織布を使用し水だけで汚れを落とす“ズビズバ”アクリルスポンジ
を発売したのを契機に、その後も“研磨粒子付きスポンジ”“隅々まで洗える
あみたわし”“へたりにくく長持ちするネットスポンジ”を発売、いずれの商
品もユーザーから好評を得ている。新商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 折り曲げてはさめるので、魚焼きグリルの網やガスレンジの五徳など細
   かなところが洗いやすい
 (2) ピンク面(手で持つ面)の素材は発砲ポリエチレン製で柔らかく、手が
   痛くならない
 (3) イエロー面(洗う面)の研磨粒子付き不織布が、コゲつきやこびりつき
   汚れをしっかり落とす
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2007/li080312.html
(3/12)


■ユニ・チャーム
 女性の身だしなみにパンティライナー“ソフィ Kiyora(きよら)”を提案

 ユニ・チャームは生理用品の「ソフィ」ブランドから、女性の身だしなみと
しての使用習慣を提案する新しいパンティライナー“ソフィKiyora(きよら)”
を、4月22日から全国にて新発売する。
 1980年代後半に「おりもの専用シート」として発売された「パンティライナ
ー」は、現在では女性の約 4割が身だしなみの必須アイテムとして日常的に使
用している。今回同社では、女性の身だしなみとしての新習慣を提案し「きれ
いな自分へ、きれいのココロエ」実践に向けた工夫を施した同製品を新たに発
売するもの。商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 商品名の“Kiyora”は、「きれいな女性を目指して女性としてのココロ
   エを身につけようと、けなげに努力する心きよらかな女の子」をイメー
   ジ
 (2) パッケージデザインは、パンティライナーとしては珍しい「ヨーロッパ
   調の花柄レース」を採用。今後は洋服を着替えるように、パッケージデ
   ザインも変更していく予定
 (3) 「ほっとうれしいメッセージ付き」の個包装で、きれいな自分を目指す
   女性を応援。メッセージは、思わず心がほっとする「いつもどおりのあ
   なたでいるのが一番」「たまには休んでみるのも大事」「今日は何かい
   いことがありそう」の3種類を用意
 (4) バックシートには通気性のあるフィルムを使用することでムレを防ぎ、
   表面シートにはエンボス加工を施して肌への張り付きを軽減させた。お
   りものシートとしての機能が充実し、いつでもさらっと快適に過ごせる
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(3/6)

┏☆お 知 ら せ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■NONWOVENS REVIEW Vol.18 No.4 発行のご案内

 最新号が発行されました。

Vol.18 No.4 特集 衛材製品の最新動向と不織布

★巻頭インタビュー
「国民の保健衛生向上への貢献は安心・安全・信頼がキーワード」
 日本衛生材料工業連合会 会長、白十字椛纒\取締役社長 天田忠正
★特集 衛材製品の最新動向と不織布
○生理用品分野における最近の市場ニーズと製品開発
 ─月経血の肌への付着を低減した“ソフィはだおもい”からの事例
  ユニ・チャーム潟Oローバル開発本部生活科学研究所 所長 宮澤 清
○保湿不織布の開発とその可能性について
  河野製紙褐、究開発部長 谷口健二/三昭紙業滑驩謚J発室 笹岡正明
○衛材分野における新製品開発動向(07年1月〜08年2月)
○中国におけるディスポ衛生用品の市場・製品開発動向─生理用品、乳幼児用
 ・大人用紙おむつ
 中国造紙協会 生活産業用紙委員会
○産学協同の研究成果で実現する肌と心に快適な高付加価値製品
  ユニ・チャーム潟Oローバル開発本部生活科学研究所 所長 宮澤 清
○環境時代に最適なセルロース系繊維、中国・インドなど生産拠点も拡充へ
  レンチング・ファイバー社 不織布事業部セールスマネージャー クリス
  ・ポッター
○不織布分野での用途開拓にも蓄積した抗菌剤ノウハウを発揮
  富士ケミカル葛@能樹脂部長 西川 知章
○世界の衛材市場拡大に合わせ進展するSAPの供給体制増強
  吸水性樹脂工業会 会長、鞄本触媒 取締役アクリル事業部長 尾関研二

○日本衛生材料工業連合会 医薬品的効能をうたわないマスクの自主基準を制
 定─マスク工業会が表示広告自主基準を施行
○日本衛生材料工業連合会 乳幼児用堅調だが大人用も安定成長期へ─紙おむ
 つ・ライナーの2007年生産動向 ほか
○サンダイヤポリマー 紙おむつ向け需要増大に対応し国内外で増産
○住友精化 10年度までの新中期経営計画を推進中

○わが国における不織布の需給状況および生産設備(02〜07年)
○日本不織布協会 設立10周年を節目に新たな在り方を探求─新春賀詞交歓会
 を3地区で開催
○繊維学会関東支部 ファイバー材料で安全・健康・持続可能社会を─平成19
 年度講演会を開催
○エコプロダクツ2007 「ダイエット!CO2」 をテーマに繊維関連各社が環境
 への取組みをアピール
○宇部日東化成 鉄建建設とコンクリート剥落防止の新工法を共同開発
○nano tech 2008 Convertech JAPANなど6 展同時開催で約5万人が来場
○FC EXPO 2008 過去最大規模の開催に2万5,000人が来場
○日本バイリーン 時代をつくった不織布界の巨星・岩熊氏逝く─社葬
○白十字 メーカーとして法規制の遵守を徹底─賀詞交歓会に400名以上
○日本衛生材料工業連合会/記者会見 抗菌自主基準など 4事業の進行状況を
 説明
○東京インターナショナル・ギフト・ショー春2008 豊富な商材を求め19万人
 以上が来場
○国内ニュース ○海外情報 ○製品開発ニュース
○特許・実用新案出願公告一覧 

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
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NONWOVENS REVIEW On-Line No.291
━━☆No.291☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆  NONWOVENS REVIEW On-Line
□■□ http://nonwovens-review.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2008.03.24☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

不織布に関する最新の情報を、本誌購読者およびクライアントの皆様にいち早
くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■日本化学繊維協会/08年2月度の化学繊維生産・在庫の概況(速報)を発表
■東レ/コンポジット製品の開発機能を名古屋に移転・拡充
■東レ/膜ろ過プロセス技術で「H19年度化学工学会技術賞」を受賞
■帝人/ポリエステルナノファイバーを量産化
■旭化成/グループ経営体制の一部再編を発表
■日本化学繊維協会/「内外の化繊工業の動向(07年年間回顧)」を発表
■三菱レイヨングループ/兵庫県豊岡市浄水場に中空糸膜モジュール“ステラ
 ポアーLFB”が採用決定
■出光テクノファイン/抗菌・防カビ・防藻剤事業を強化
■特種東海ホールディングスと日清紡/特殊紙を相互OEM
■大阪ガス/燃料電池で5年間の耐久性を確保
■カネカ/難燃性繊維を2割増産

<海外ニュース>
■三菱化学/インドに子会社を設立
■住友精化/シンガポール販社が始動

<製品開発>
■小林製薬/“サラサーティコットン100 ナチュラルコットンの香り”を新発
 売
■サンゲツ/機能性を高めた壁紙見本帳“2008-2010 リザーブ1000”を4月8日
 に発表

<催 事>
■日本繊維機械学会/「第61回年次大会」を5月29・30日に大阪で開催

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■日本化学繊維協会
 08年2月度の化学繊維生産・在庫の概況(速報)を発表

 日本化学繊維協会は08年 2月度の化学繊維生産・在庫の概況(速報)を発表
した。
 それによると、化学繊維生産は9万270t(前年同月比5.5%減)、うち合成繊維
生産は7万6,904t(同7.4%減)だった。主要品種では、ナイロンF 9,389t(前
年同月比1.7%減)、アクリルS 1万2,995t(同31.7%減)、ポリエステルF
2万1,169t(同1.3%増)、ポリエステルS(同8.0%減)1万5,234tだった。
 化学繊維在庫(生産者)は11万2,735t(前月比2.7%減・前年同月比0.3%減)、
うち合成繊維在庫は9万8,843t(前月比3.4%減・前年同月比1.0%の増)だった。
主要品種では、ナイロンF 1万3,458t(前月比6.1%減)、アクリルS 1万6,064t
(同11.7%減)、ポリエステルF 2万6,808t(同0.4%増)、ポリエステルS 2万
2,976t(同4.4%減)だった。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news/press_release/shihanki/shihanki2007-4q.pdf
(3/17)


■東レ
 コンポジット製品の開発機能を名古屋に移転・拡充

 東レは、名古屋事業場(愛知県名古屋市)にコンポジット(炭素繊維複合材料
成形品)製品の技術開発施設「アドバンストコンポジットセンター(ACC)」を
設置し、愛媛工場(愛媛県松前町)にあるコンポジット開発センター、および愛
媛工場と滋賀事業場(滋賀県大津市)にあるコンポジット技術部を移転する。同
センター建設に伴う投資額は約40億円で、09年4月の移転・開所を予定。
 同センターは名古屋事業場を従来の化学工場から「自動車・航空機」分野向
け先端材料の中核工場に機能転換する一環として、同事業場内に「自動車・航
空機」分野向けの総合技術開発拠点「A&Aセンター(Automotive & Aircraft
Center)」を整備するプロジェクトの中核をなす技術開発施設となる。同セン
ターの設置により、現在建設中の「オートモーティブセンター」と既存の「樹
脂応用開発センター」の3つの技術開発施設を合わせて「A&Aセンター」が完成
する。
 同社は今回を機に、名古屋事業場をコンポジット製品開発の中核拠点として
位置づけ、同分野における開発機能を強化・拡充する。今後、コンポジット製
品の設計、成形加工技術の深化をはじめ、熱可塑樹脂を適用した次世代コンポ
ジット製品の開発、愛媛工場における炭素繊維、プリプレグ(炭素繊維樹脂含
浸シート)開発との垂直連携を推進する一方、名古屋事業場で培ってきた樹脂・
ケミカル技術の開発機能との融合や、今年 6月に開所予定の自動車向け総合開
発拠点「オートモーティブセンター(AMC)」との自動車分野における開発連携
など、開発のイノベーションを推進する。また、名古屋事業場が自動車・航空
機産業の重要顧客と隣接する立地の利点を活かし、顧客企業との共同開発体制
の強化、開発のスピードアップも図る。
http://www.toray.co.jp/news/carbon/nr080318.html
(3/18)


■東レ
 膜ろ過プロセス技術で「H19年度化学工学会技術賞」を受賞

 東レは、「ポリフッ化ビニリデン(PVDF)製中空糸膜モジュールによる膜ろ
過プロセスの開発」について、社団法人化学工学会から 「H19年度化学工学会
技術賞」を受賞し、3月18日に開催された会員大会にて表彰式が行われた。
 化学工学会は化学工学の学術的水準の進展を支え人材を育成し、それらの成
果を社会に有機的に還元することを目的とする団体で、毎年、化学工学をはじ
めとする広い範囲の産業分野の発展に貢献すると認められる優れた研究・技術
を表彰している。今回の受賞は、同社が開発した膜ろ過プロセスの技術レベル
の高さ、経済的優位性、水循環再利用システムとしての環境への貢献などが高
く評価されたもの。
 今回受賞した技術は「熱誘起相分離法」を製膜基本原理に、独自の結晶化技
術を組み合わせて高透水性と高強度を両立するPVDF中空糸製膜技術を工業レベ
ルで確立し、水処理用ろ過膜に重要な「低ファウリング」について、支持層に
東レのナノファブリケーション技術による「低ファウリング性分離機能層」を
組み合わせることで独創的な「複合中空糸膜」を開発した。ろ過方式は膜ろ過
設備がシンプルで汚れ成分の排出性が良い加圧型の外圧全量ろ過方式を選択し、
設備が低コストとなるよう 8インチ径×2m長の世界最大級の大規模モジュール
製造技術を確立した。この結果、あらゆる水源水質に対応可能な 3種類の膜構
造のPVDF中空糸膜モジュールをラインナップすることに成功した。
http://www.toray.co.jp/news/water/nr080319.html
(3/19)


■帝人
 ポリエステルナノファイバーを量産化

 帝人は繊維の太さがナノメートル単位の超極細ポリエステルを 7月から量産
する。
 子会社の帝人ファイバー松山事業所にある既存の生産設備を一部改良し、糸
を押し出す部分を微細化できる新しい設備に切り替える。生産規模は当初月産
25tで、肌着など衣料品のほか、マスクやフィルターなど資材向けにも新素材
として供給する。
 量産する超極細繊維は直径 700nm。通常使われる標準的なポリエステルの30
分の 1の細さになる。帝人ではポリエステルの標準品が中国などとの競合で価
格が下落していることから、ナノファイバーを戦略商品と位置づけ、用途拡大
を図る。量産開始後、さらに販売先の要望があれば直径 300nmの生産にも対応
できる体制を整える。需要の拡大に応じて全体で月産100tまで生産規模を拡大
する計画だ。
(日経産業 3/14)


■旭化成
 グループ経営体制の一部再編を発表

 旭化成グループでは、「エレクトロケミカル関連事業」と「医療関連事業」
について経営体制を再編することを決定した。これに伴い、エレクトロケミカ
ル関連事業と医療関連事業をそれぞれ持株会社である旭化成の子会社として再
編し、同社グループの重点成長領域として明確化するとともに、経営の効率化
により戦略的な意思決定と資源投入を迅速に行うことができる体制とする。
 エレクトロケミカル関連事業については、旭化成ケミカルズおよび旭化成エ
レクトロニクス(いずれも旭化成の 100%出資子会社)が持つエレクトロケミ
カル関連事業を集約し、09年4月に新しく事業会社(名称未定)を発足させる。
このため、該当事業の統合に向けた準備を行う「エレクトロケミカル事業推進
室」を、4月1日付で旭化成に設置する。
 また、医療関連事業については、現在医療関連事業は旭化成ファーマ(旭化
成の 100%出資子会社)の子会社である旭化成メディカルおよび旭化成クラレ
メディカルが担当しているが、今年10月にそれぞれの会社を旭化成の直接の子
会社とする。再編の詳細は以下の通り。
[エレクトロケミカル関連事業(各会社より新会社に移行する主な組織)]
 (1) 旭化成;新事業本部の実装・表示材料マーケティングセンターおよび研
   究開発センターの一部、その他関連組織
 (2) 旭化成ケミカルズ;膜・エネルギー事業部(リチウムイオン電池用バッ
   テリーセパレーター“ハイポア”)、情報・印刷事業部(感光性樹脂
   “APR”“AFP”“AWP”、エポキシ樹脂など)、ポリマー製品事業部の一
   部事業(拡散板など)、その他関連組織
 (3) 旭化成エレクトロニクス;電子材料事業部(感光性ポリイミド系コーテ
   ィング樹脂“パイメル”)、基板材料事業部(感光性ドライフィルムレ
   ジスト“サンフォート”)、積層材料事業部(プリント配線板用ガラス
   クロス)、電子機能製品事業部(フォトマスク防塵保護膜ペリクルなど)、
   その他関連組織
 ※旭化成エレクトロニクスは、電子部品事業会社として存続する。
[医療関連事業(両社の事業内容)]
 (1) 旭化成メディカル(旭化成ファーマ 100%出資から旭化成 100%出資に
   変更);白血球除去フィルター“セパセル”、ウイルス除去フィルター
   “プラノバ”などの開発・製造・販売
 (2) 旭化成クラレメディカル(旭化成ファーマ93%、クラレメディカル 7%
   出資から旭化成93%、クラレメディカル7%出資に変更);人工腎臓(ポ
   リスルホン膜人工腎臓“APS”など)、血液浄化関連製品の開発・製造・
   販売
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2007/ze080311.html
(3/11)


■日本化学繊維協会
「内外の化繊工業の動向(07年年間回顧)」を発表

 日本化学繊維協会は「内外の化繊工業の動向(07年年間回顧)」をまとめ、
その概要を発表した。
 それによると、化繊生産は119.3 万t(前年比 1.3%減)と 7 年続けて前年
割れとなった。用途別に見ると、衣料用は高水準な製品輸入に加え、川下デフ
レといわれる末端需要の低迷により弱含みで推移した。産業資材用は公共事業
の削減による影響はみられたが、民需は自動車関連で普通乗用車における北米
向けの好調な輸出、ゴム資材関連など堅調に推移し底堅い動きとなった。寝装
・インテリア用は製品輸入増加により低調な荷動きとなった。不織布分野は車
両資材・生活資材を中心に堅調だが、製品輸入の増加といった不安材料を抱え
ている。
 国内生産は繊維全体で前年比4.4%減少、うち化繊は2.4%減、紡績は 7.8%
減といずれも減少した。繊維品輸出はドルベースで87.9億ドル(前年比 4.6%
増)、円ベースで1兆334億円(同5.7%増)となった。これを形態別(ドルベー
ス)で見ると、全体の40%を占める織物は前年比 1.4%の減少だったが、繊維
原料(15.1%増)、糸類(4.1%増)、二次製品(7.5%増)はいずれも増加し
た。仕向地別(円ベース)では、全体の40%を占める中国が0.3%増の 4,036
億円、アセアン全体では9.2%増加した一方で台湾は2.3%減少した。
 一方、繊維品輸入はドルベースで 306.9億ドル(同 0.7%増)、円ベースで
は 3兆6,075億円(同1.7%増)と増加は続けているものの、伸び率は昨年に比
べて大きく鈍化した。形態別(ドルベース)で見ると、繊維原料は 6.6億ドル
(同3.7%減)、織物は 12.1 億ドル(同1.5%減)と減少したが、糸類は11.5
億ドル(同4.2%増)、二次製品は276.7億ドル(同0.8%増)と増加した。仕出
地別(円ベース)では全体の86%が東南アジアからで、うち中国が 2 兆7,212
億円(2.2%増)と 75%を占めている。
 他方、海外を見てみると中国の繊維産業が07年も繊維品生産、輸出で突出し
た拡大をみせ、存在感を一段と強めている。化繊はインドを除いた主要国が減
産を続ける中、中国は前年比 18.0%増の 2,389万tと世界全体の6割弱のシェ
アを占めている。そのほか韓国や台湾、また米国や欧州では軒並み厳しい状況
となった。
 なお、国内の主要合繊品種の動向は以下の通り。
 (1) ポリエステルF;生産は 26万1,557 t(前年比 3.1%減)と 3年続けて
   前年実績を下回ったが、織物生産は 6億1,605万m2(同4.3%増)と10年
   振りに前年実績を上回る結果となった。
 (2) ポリエステルS;生産は 20万3,769 t(同4.5%減)と01年から 7年続け
   て前年実績を下回った。用途別では、紡績用は純糸が中東向けのトーブ
   用、レーヨン混は世界的なレーヨンブームなどにより好調だったが、紡
   績設備の更なる縮小もあり投入量全体は減少した。
 (3) ナイロンF;生産は11万6,546t(同0.8%)の微減であったが 01年から
   7年続けての減少。織物生産は1億3,767万m2で4.8%増だった。
 (4) アクリルS;生産は 23万6,350 t(前年比 2.7%減)と 01 年から 7 年
   続けて前年実績を下回った。紡績糸生産は1万6,333t(0.1%増)と横ば
   いだった。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news/press_release/shihanki/shihanki2007-4q.pdf
(3/18)


■三菱レイヨングループ
 兵庫県豊岡市浄水場に中空糸膜モジュール“ステラポアーLFB”が採用決定

 三菱レイヨンのグループ会社である三菱レイヨン・エンジニアリングの水処
理用中空糸膜モジュール“ステラポアーLFB” が、兵庫県豊岡市佐野浄水場に
採用決定となった。同社は排水処理設備向けに中国、韓国等国内外に 2,000件
以上の納入実績を持ち、特に膜分離活性汚泥法(MBR)のリーディングカンパニ
ーとして展開中だが、今回の受注をきっかけに浄水市場にも一層注力していく
考え。
 豊岡市佐野浄水場は1977年3月に完成し、現在1日最大給水量約2万7,800m3を
供給する浄水場で、豊岡市ではこのうち1万m3/日の沈澱池を再利用し、約3万
m3/の膜ろ過設備を建設する予定。今回は第1期分として2009年9月を目標に 2
倍の2万m3/日 までを稼働させるもので、増強する水処理機械設備全体を荏原
環境エンジニアリングが受注し、中空糸膜モジュールについては三菱レイヨン
・エンジニアリング製“ステラポアーLFB” の採用が決定した。浸漬型膜処理
設備としては国内最大の設備能力となる。
 同製品は最大 6段まで多段積みが可能な浸漬型モジュールで、加圧式膜設備
に比べて設置面積をコンパクト化できる。強靭でかつしなやかさを持ったポリ
エチレン製の中空糸膜であるため繰り返しの洗浄にも強く、長期安定運転が可
能となっている。乾燥状態で保管ができることから緊急用の備蓄も可能で、取
り扱い性も優れている。水槽に浸漬して使用するため、台風や大雨などで高濁
度の原水が流入してきた場合にも安定運転ができる。同社の浄水用浸漬型中空
糸膜モジュールは、これまで三重県紀宝町、北海道洞爺湖町などの浄水場に30
ヶ所を超える実績をもつ。
http://www.mrc.co.jp/press/p08/080317.html
(3/17)


■出光テクノファイン
 抗菌・防カビ・防藻剤事業を強化

 出光興産の 100%子会社である出光テクノファインは、抗菌・防カビ・防藻
剤“コーキンマスター”事業を強化する。高い抗菌スペクトルと安全性から、
衣料品など生活資材を中心に販売実績を重ねているが、自動車部品や住宅建材、
農業用水路などで用途開発が加速している。同商品の売上高を今後 5年間で15
億円まで拡大したい考え。
“コーキンマスター”は、有機・無機系の抗菌・防カビ剤を 4種類組み合わせ
ることで 372種類の菌・カビ・藻に効果を発揮、効力のある菌が限られている
従来の抗菌・防カビ剤に比べて実用性を高めている。複数の有機・無機複合成
分で構成されるため、抗菌メカニズムが多岐にわたり、各成分が相乗的な効果
を発揮し、従来の抗菌剤に比べ低濃度での使用を可能にした。
 また、ダイオキシン発生の恐れがあるハロゲン系化合物を一切使用しない安
全性も売り物で、繊維評価技術評議会による SEKマーク、抗菌製品技術協議会
のSIAA規格の安全性合格基準をクリアしている。その高い抗菌・防カビ効果と
安全性から、衛生用長靴やペット用スプレー、ポリプロピレン製化学畳、介助
エプロンなど生活資材用途で販売実績を重ねている。
 防藻用途では農業用水路向けの需要拡大を見込んでいる。日本国内には40万
kmの農業用水路が整備されており、その多くが耐用年数を迎え補修・改造工事
が増加する傾向にある。藻の除去にかかる費用などを圧縮したい地方自治体か
らの引き合いが強まっており、すでに吉野川や大井川水系など国内 5か所でコ
ーティング剤として試験施工を実施した。農業分野ではこのほか、 FRP製飼料
用サイロ向けで大手乳製品メーカーが採用を進めている。
 また家電、建材、自動車部品向けの用途展開にも注力。カビの発生しやすい
洗濯機や空気清浄機、浴槽のタイル目地材、自動車のエバポレーター向けなど
で需要の拡大を見込む。
(化学工業日報 3/13)


■特種東海ホールディングスと日清紡
 特殊紙を相互OEM

 特種東海ホールディングス(HD)と日清紡は特殊紙を相互に OEM供給する。
 日清紡は「ファインペーパー」と呼ばれる、書籍などに使う特殊紙を特種東
海HD傘下の特種製紙に供給開始した。徳島工場で月間約 35tを特種製紙へ供給
する。一方、特種東海側も08年度中に日清紡向けに特殊紙の供給を始める方針
で、相互供給により生産効率を高める狙いがある。
(日経産業 3/18)


■大阪ガス
 燃料電池で5年間の耐久性を確保

 大阪ガスは固体高分子型燃料電池(PEFC)で 5年程度の耐久性確保にめどを
付けたと発表した。PEFCの心臓部であるセルスタックの耐久性などを確認した
という。09年度に家庭用の燃料電池コージェネレーション(熱電併給)システ
ムを商品化する計画だ。
 同社は電池の劣化メカニズムを解析し4万時間、5年間の耐久性があることを
確認した。だが家庭用では10年間の耐用年数が必要とされ、性能向上とコスト
ダウンに取り組んでいく。また、都市ガスから水素を取り出す燃料改質装置に
ついても長期連続運転にめどを付けた。同研究は新エネルギー・産業技術総合
開発機構(NEDO)からの委託研究である。
(日経産業 3/18)


■カネカ
 難燃性繊維を2割増産

 カネカは50億円を投じて来年 4月にも燃え難くした高機能繊維を2割増産す
る。モダアクリル繊維“カネカロン”で難燃性繊維と呼ばれ、マットレスやカ
ーテン、パジャマなどに使う。米国でマットレスの難燃規制が昨年施行される
など、海外で安全規制が強化されていることに対応したもので、兵庫県高砂市
の工場の年産能力を現在の5万tから6万tに拡大する。
 難燃性繊維は塩化ビニール樹脂とアクリル樹脂を原料に生産する。高砂工場
で原料を混ぜる釜や、繊維を糸状に成形する設備を増設。これまでの 6系列か
ら7系列に増やす。
 カネカが生産する難燃性繊維はマットレスなどのほか、人毛や獣毛に近い手
触りのため、女性向けのカツラやぬいぐるみの素材としても使われているとい
う。同社では増産で海外市場へ売り込みを強め、難燃性繊維が 8割以上を占め
る合成繊維部門の売上高を、07年度の300億円から09年度に400億円へ増やす。
(日経 3/24)


┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■三菱化学
 インドに子会社を設立

 三菱化学は、インドにおける三菱化学グループの製品の製造、販売、原料お
よび資材の調達ならびにグループの事業進出の支援を目的とした新会社(会社
名:Mitsubishi Chemical India Private Ltd.、以下「新社」)を設立した。
今年3月10日にインド政府から会社設立の認可を受け、4月より営業開始の予定。
売上高は、新社単体で2012年に約20億円、ラジャスタン州ニムラナ工業団地の
同社グループ会社を含めて約100億円を見込んでいる。
 同社は西ベンガル州にMCC PTAインディア社を設立し、00年4月に合成繊維原
料である高純度テレフタル酸(PTA)プラントの営業運転を開始。以降、PTAプ
ラントの第2期工事が08年中に完成予定のほか、07年4月にはハリヤナ州に記録
メディア等の販売・マーケティングを目的とするバーベイタム・マーケティン
グ・インディア社(Verbatim Marketing India Pvt. Ltd.)を設立している。
また、今年 3月末までにラジャスタン州ニムラナ工業団地に、主に自動車の内
外装の材料として使用されるポリプロピレンコンパウンドの製造・販売会社を
設立する予定。
 新社は同社グループの製品の販売、原料および資材の調達にとどまらず、イ
ンドにおける樹脂コンパウンド事業の更なる拡大のため、ポリプロピレンコン
パウンドの製造拠点に隣接してラジャスタン州ニムラナ工業団地に用地を確保
し、将来的には機能性樹脂、塩ビ、エンジニアリングプラスチックなど、同社
グループの樹脂コンパウンド製造拠点となる予定。
http://www.m-kagaku.co.jp/newsreleases/2008/20080317-1.html
(3/17)


■住友精化
 シンガポール販社が始動

 住友精化は、シンガポールを主軸にアジア、中東地域などの高成長市場にお
ける高吸水性樹脂(SAP)、機能性樹脂、精密化学品の事業展開を本格化する。
 昨年から準備を進めていたシンガポールの新販売会社「スミトモセイカ ア
ジア パシフィック」(吉村洋一社長)がこのほど活動を開始、今後の成長に
向けた体制を整えた。
 シンガポールでは06年にSAP工場の増設を実施、07年にはSAPの研究開発拠点
を開設している。これに続き、 SAPに加え機能性樹脂などの製品も扱う販売会
社が新たにスタートし、同国における事業体制を大幅に強化した。
(化学工業日報 3/17)


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■小林製薬
“サラサーティコットン100 ナチュラルコットンの香り”を新発売

 小林製薬はおりもの専用シート「サラサーティコットン100」 に“サラサー
ティコットン100 ナチュラルコットンの香り”(28個・56個・112個)をアイテ
ム追加し、3月18日より全国で新発売した。
 95年より発売を開始した同ブランドは、かぶれにくさにこだわった天然コッ
トン 100%の表面シートを採用したおりもの専用シートで、今年で発売20周年
を迎える。今回、同社の生活者調査からおりもの専用シートに微香タイプを好
むユーザーが33%いることがわかり、同ブランドから初めての香りつきアイテ
ム“サラサーティコットン100 ナチュラルコットンの香り”を新たに発売した。
肌へのやさしさはそのままに、天然コットンをイメージしたフローラル系の香
りを採用し、香料が直接肌に触れないよう吸収体とバックシートの間に配合し
た設計で、香りつきでもかぶれにくさを実現した。各種安全性試験を実施し、
化粧品にも使用可能な基準をクリアした香料を採用している。
 (1) 天然コットンをイメージした、フローラル系の香り
 (2) 天然コットン 100%の表面シートを採用しているので、かぶれにくくや
   さしい肌ざわり
 (3) 全面通気性のあるバックシートで、ムレをおさえる
 (4) 通気を妨げないストライプ状の全面テープ
http://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/0863/index.html
(3/18)


■サンゲツ
 機能性を高めた壁紙見本帳“2008-2010 リザーブ1000”を4月8日に発表

 サンゲツは、住宅・マンションからホテル・オフィスをはじめ、医療・福祉
施設など各種施設にも使用できる壁紙の見本帳“2008-2010 リザーブ1000”を
4月8日に発表し、同時に収録商品を全国一斉発売する。
 同見本帳には1,136 点の各種壁紙(腰壁パネル・モールドなど壁紙以外の商
材も含む)が収録され、収録商品はすべてシックハウス規制で最上位のF☆☆
☆☆認定品となっている。同社ウェブサイト内のオンラインカタログ「デジタ
ルブック」でも発売と同時公開し、機能性壁紙や壁紙の選び方についてはサン
ゲツブログ(http://blog.sangetsu.co.jp/ )でも消費者向けに分かりやすく
解説する。
 同見本帳では、よりリアルな質感を生み出す「ふりまき」製法(柄に合わせ
て塗布された接着剤の上に粒子をふりまき、その粒子を熱で発泡させて独特の
立体感を生み出す製法)や北欧のデザイン・カラーを取り入れるなど、最新の
デザインとテクスチャーでコーディネイトの幅を広げている。機能面では「汚
れ防止」をはじめ、従来からの「不燃」に加えて「準不燃」の新たなクオリテ
ィを備えた「ルームエアー」(消臭・抗菌)、高い表面強度をもつ「スーパー
耐久性」、調湿機能をもつ「通気性」、「吸放湿」、「珪藻土」など各種壁紙
を充実させた。また、「不燃認定壁紙」の掲載点数を拡充することにより、住
宅から非住宅分野まで安心して利用できるラインナップとした。
http://www.sangetsu.co.jp/pdf/pr/466.pdf
(3月)

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■日本繊維機械学会
「第61回年次大会」を5月29・30日に大阪で開催

 日本繊維機械学会は 5月29・30日の両日、大阪市西区の大阪科学技術センタ
ーにおいて「第61回年次大会」を開催する。当日行なわれる研究発表会の内容
は下記の通り。(〈〉内はオーガナイザー)
 1.研究発表セッションI 繊維のサイエンスとエンジニアリング
 (a) テキスタイルの科学と工学
  〈鋤柄佐千子(京都工芸繊維大学)、松平光男(金沢大学)、解野誠司(和
   歌山県工業技術センター)、山下義裕(滋賀県立大学)〉
[キーワード]繊維製品、アパレル素材、染色加工、ナノファイバー、性能評
   価、試験法
 (b) 繊維機械の科学と工学
  〈牧野功(豊田自動織機)、松本龍守(村田機械)、藤田浩行(兵庫県工
   業技術センター)、喜成年泰(金沢大学)〉
[キーワード]繊維機械の設計・分析・評価・試験・制御技術、繊維機械の基
礎研究、流れの科学、紡績技術、サイジング、織布・編組技術、染色・仕上機
械、縫製技術
 (c) テクテキスタイルと不織布
  〈赤井智幸(大阪府産業技術総合研究所)、増田敦士(福井県工業技術セ
   ンター)、矢井田 修(京都女子大学)〉
[キーワード]テクテキスタイル、不織布、産業資材、生活資材、安全・安心
   ・防災、生活環境
 (d) 環境対応技術と繊維廃材の有効利用
  〈木村照夫(京都工芸繊維大学)、八田誠治(京都市産業技術研究所)、
   池田裕一郎(帝人ファイバー)、迫部唯行(ユニチカファイバー)、横
   田 博志(愛媛製紙)〉
[キーワード]リデュース、リユース、リサイクル、もったいない、エコロジ
   ー、グリーン、サスティナブル、省エネ、長持ち、LCA、CO2削減
 (e) 繊維強化複合材料
  〈倉敷哲生(大阪大学)、仲井朝美(京都工芸繊維大学)、横山敦士(京
   都工芸繊維大学)〉
[キーワード]FRP、金属基複合材料、セラミックス基複合材料、ナノコンポジ
   ット、有機・無機繊維、マトリックス材、複合効果、傾斜機能

 2.研究発表セッションII 繊維のカルチャーとデザイン
 (a) 染織品・文化財関係
  〈中嶋鉄利(沖縄県立芸術大学)、後藤彰彦(大阪産業大学)〉
[キーワード]天然繊維、染織文化財、きもの、組紐、編物、文様、色彩、伝
   統技法、織技法、衣文化、民族衣装、保存、修復、復元、デザイン、デ
   ータベース
 (b) 経営心理・ファッション関係
  〈辻幸恵(追手門学院大学)、梅村修(追手門学院大学)、辻峰男(大阪
   府立大学)〉

 3.若手研究者セッション
  〈松平光男(金沢大学)、仲井朝美(京都工芸繊維大学)、小柴孝(奈良
   工業高等専門学校)〉
 4.新製品紹介セッション
  〈吉川雅敏(東洋紡績)、松本龍守(村田機械)、滋野治雄(帝人テクノ
   プロダクツ)、山上清(ユニチカファイバー)、勝圓進(倉敷紡績)、
   豊田宏(太陽工業)〉
 5.ポスターセッション
  〈横山敦士(京都工芸繊維大学)、松本龍守(村田機械)、後藤彰彦(大
   阪産業大学)、滋野治雄(帝人テクノプロダクツ)、吉川雅敏(東洋紡
   績)〉
[問合せ先]
(社)日本繊維機械学会第61回年次大会実行委員会
TEL.06-6443-4691


┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521 FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

NONWOVENS REVIEW On-Line No.292
━━☆No.292☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆  NONWOVENS REVIEW On-Line
□■□ http://nonwovens-review.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2008.03.31☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

不織布に関する最新の情報を、本誌購読者およびクライアントの皆様にいち早
くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■東洋紡/新代表取締役に今村文繁氏が就任、組織改正も実施
■東洋紡/繊維クッション材“ブレスエアー”が新幹線N700系に採用
■ユニチカ/活性炭繊維“アドール”を自動車分野へと本格進出
■クラボウ/電子線を利用した天然繊維の改質技術の工業化に成功
■SGLカーボン/燃料電池向けガス拡散層を展開
■日立マクセル/燃料電池触媒の白金を半分にする新技術
■旭化成/東京本社事務所を移転
■ニチバン/販売・R&D組織を事業領域別に再編
■中興化成工業/屋根用膜材“スカイトップ”が南アフリカW杯スタジアムに
 採用
■阿波製紙/本社・徳島工場で新事務所棟の地鎮祭を開催
■カネカ/新社長に菅原公一氏が就任

<製品開発>
■日本製紙クレシア/医薬部外品のウエットティシュ“スコッティ 消毒ウェ
 ットタオル ウェットガード”新発売
■和光堂/パウダーインのおしりふき“シッカロールおしりふき”ほか 2品を
 新発売
■P&G、マックス ファクター/美白ケアフェイスマスク“SK-U ホワイトニン
 グ ソース ダーム・リバイバル マスク”を新発売
■東レ/家庭用浄水器 “〈トレビーノ〉スーパースリム604V”を新発売
■住友スリーエム/一般工業用途向け下地処理研磨システムを新発売

<催 事>
■繊維学会/「平成20年度年次大会」を6月18〜20日、江戸川区船堀で開催

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■東洋紡
 新代表取締役に今村文繁氏が就任、組織改正も実施

 東洋紡績は4月1日付で、代表取締役兼専務執行役員に今村文繁(いまむら ふ
みしげ)氏が就任すると発表した(旧取締役兼常務執行役員)。さらに同日付で
「品質保証室」を設置するなどの組織改正も行う。新代表取締役となる今村氏
の略歴、および組織改編の内容は下記の通り。
 [新代表取締役 略歴]
 今村文繁(いまむら ふみしげ);1945(昭和20)年 6月22日生まれ、68年3
月東洋紡績鞄社、99(平成11)年4月参与経営企画室勤務、2002年6月理事経
営企画室長、03年6月取締役、05年6月取締役兼常務執行役員
 [組織改編]
 (1) 「品質保証室」の設置
 同グループ全体の品質保証活動を見直し向上させるため、社長直轄の「品質
保証室」を設置し、各事業本部の品質保証部門と連携して活動する。また「環
境・安全部」の製品安全活動を「品質保証室」に移管し、同グループのPLに関
するリスクを最小にするとともに品質保証と製品安全を強化する。
 (2) 化成品事業本部;「化成品生産技術総括部」に「フイルム品質保証部」
を設置
 現在、各部で行なわれているフイルム事業部門の品質保証業務を一元化し、
専任体制とする。
 (3) バイオ・メディカル事業本部;
  (A) 「医薬事業総括部」に「医薬事業部」を設置
  (B) 「メディカル・機能膜事業総括部」に「医療機器事業部」を設置
 (A) は医薬の受託環境が改正薬事法施行によりさらに事業拡大が見込めるこ
とから、これまで事業部を設置せず総括部で運営を行なってきた医薬事業に対
し、「医薬事業総括部」に「医薬事業部」を設置することで営業力の強化と事
業規模に対応した組織体制へと改正。
 (4) 繊維事業本部;
 08年4月1日付の「東洋紡スペシャルティズトレーディング梶vの設立に伴い、
「繊維事業本部」を「繊維事業企画室」「繊維生産・技術総括部」「エクスラ
ン事業総括部」へ改編。細部は以下の通り。
  (A) 「繊維事業企画室」の「東京繊維企画管理室」を廃止
  (B) 「アパレル事業総括部」「アパレル事業部」「アパレル生産技術部」
    を廃止
  (C) 「テキスタイル事業総括部」「テキスタイル事業部」「衣料ファイバ
    ー事業部」を廃止し、「テキスタイル生産企画部」「富山事業所」
    「入善工場」「井波工場」「庄川工場」「三重工場」を新設する「繊
    維生産・技術総括部」に位置付ける
  (D) 「繊維技術・開発総括部」「テキスタイル開発部」「XLA事業開発部」
    を廃止し、開発部門の一部と「テキスタイル生産技術部」を統合して
    「テキスタイル生産技術・開発部」とし、同上の「繊維生産・技術総
    括部」に位置付ける
 (A) は02年度以降進めてきた事業構造改革の目処がついたため。
 (B) は06年度より行なってきた新興産業鰍フ繊維部門とバーチャル運営によ
り改革の方向性に目処が立ったことから、開発・販売部門を東洋紡スペシャル
ティズトレーディング鰍ノ移管し、「繊維事業本部」を改編する。
http://www.toyobo.co.jp/press/press300.pdf
http://www.toyobo.co.jp/press/press298.htm
(3/25)


■東洋紡
 繊維クッション材“ブレスエアー”が新幹線N700系に採用

 東洋紡のポリエステル系繊維クッション材“ブレスエアー”が、次世代新幹
線N700系の車両シート材に採用された。着座時の柔軟性とへたり耐久性、車両
の省電力化や速度向上を実現する軽量性、リサイクル可能な設計などが評価さ
れた。
 “ブレスエアー”は、ポリエステル系熱可塑性エラストマー(TPE)「ペルプ
レン」を主原料として、 3次元スプリング構造を形成するクッション素材。糸
と糸の間に大きな空隙を形成することから通気性や水切り性などに優れており、
洗濯することも可能。従来のウレタンと同等のへたり耐久性、高い柔軟性と、
走行中の振動を低減する構造をもつことから、座り心地の良さを追求したシー
トの提供を実現させた。
 同素材は、すでにJR西日本の一般車両シート材にも採用されており、N700系
では座面部分のクッション材の一層として納入。今後は、座面全体や背もたれ
部分でも採用を目指すと共に、欧米諸国の鉄道車両への展開も加速させていく
方針だ。
(化学工業日報 3/26)


■ユニチカ
 活性炭繊維“アドール”を自動車分野へと本格進出

 ユニチカは、活性炭繊維“アドール”の自動車分野への本格進出に乗り出す。
 新車の脱臭用途で旺盛な需要があることから、VOC(揮発性有機化合物)など
への優れた吸着性を武器に展開を強化する。主力のメッキ関連の水処理用途な
どに続く大型事業として育成し、車種に合わせて幅広く商品を提案していきた
い考えだ。
“アドール”は、同社が大阪ガスケミカルと共同開発したピッチ系の繊維状活
性炭で、両社が折半出資する子会社・アドール(京都府宇治市)が製造してい
る。ユニチカ独自の溶融紡糸など特殊技術が施されており、粒状活性炭よりも
空気中、水中にある不純物などを吸着する速度が高いという。繊維状活性炭は、
活性炭の中でも高付加価値品として位置づけられている。同社では、同素材を
乾式・湿式のフェルトやフィルターに加工することで、用途に応じた展開を図
っている。
 最近は国内外の自動車メーカーからの需要が急増している。一部の車部材が
金属からプラスチックや化繊に置き換えられ、有機接着剤の使用機会が増えた
ことで、車内に VOCなどの悪臭成分が増えているという声もあり、新車の脱臭
に関するニーズが高まったという。製品交換に関しても、一部の自動車メーカ
ーの協力もあり回収システムの確立にめどがついた。高級車から大衆車まで吸
着性能を合わせた製品を開発し、各自動車メーカーへの提案を強化する。今後、
臭いだけではなく花粉や埃などを取り除く機能を付与した商品なども展開し、
差別化していきたい考え。
(化学工業日報 3/26)


■クラボウ
 電子線を利用した天然繊維の改質技術の工業化に成功

 クラボウ繊維事業部は、電子線を利用した天然繊維の改質技術を開発した。
電子線を用いてテキスタイル(拡布状)素材に連続生産方式でグラフト重合を
行う技術は、世界的にもこれまでにない画期的な技術となる。これまで繊維の
加工には使えなかった多種多様のモノマーに応用でき、新規性の高い機能加工
が生まれる可能性を秘めていることから、同社は今後も研究開発を進める。
 この技術は、電子線を利用して目的とする機能薬剤を繊維に強固に結合させ
ることにより、半永久的に機能を保持させるもの。また、繊維の表面に機能薬
剤を付与することが可能で、即効性の高い機能を発現させることができる。
 通常、綿などの天然繊維に消臭や抗菌などの機能を付加するには、バインダ
ーや電気的な相互作用を利用して機能性薬剤を繊維に固着させる手法が一般的
だが、この方法では洗濯を繰り返すと徐々に薬剤が脱落し、製造時に薬剤を練
り込んで機能を付与する合成繊維と比較した場合、効果の持続性が低いといっ
た課題があった。
 これに対し、今回の新技術では洗濯による機能の低下がほとんどなく、洗濯
後も高機能を持続するほか、綿100%や綿/ポリエステル混、セルロース系(レ
ーヨン等)の織物への加工が可能で、機能薬剤の付与に触媒を用いないため開
始剤等の残渣もない。現在の機能バリエーションとしては「吸湿発熱」「アン
モニア消臭」「抗菌」があり、こうした特長を生かして主にユニフォーム、カ
ジュアル素材を中心に展開し、今年7月からの販売を予定している。従来不可
能だった機能、新規性の高い機能加工を生み出すべく,同社では今後も福井県
との連携を密に図り、ポイントである新規モノマー等の開発を日華化学やロー
ディア日華と共同で行っていく。
 今回の技術は、福井県工業技術センターの保有する電子線グラフト重合技術
の特許を応用したもので、経済産業省の地域新生コンソーシアム研究開発事業
に採択された。
http://www.kurabo.co.jp/news/20080324144421.html
(3/24)


■SGLカーボン
 燃料電池向けガス拡散層を展開

 SGLカーボンは、燃料電池分野での製品展開を加速する。
 新開発のカーボン製ガス拡散層・ HyAmpシリーズを市場投入したもので、品
揃えの充実化により国内市場の開拓を推進する。新製品は、既存グレードに比
べて品質・性能の両面から改良を加えているほか、従来比半分以下のロール芯
径での供給を可能としている。同社では独自の技術ノウハウを活用して燃料電
池分野での事業拡大を図っていく。
 同社のガス拡散層“SIGRACET GDL”は、燃料電池用に独自製法で開発した黒
鉛繊維不織布(ペーパーおよびフェルト)。高い多孔性と良好な電気伝導度に
より高密度出力を実現しているのが特徴。さまざまな燃料電池の運転状況に応
じて厚さ 200〜400μmの各種グレードを用意しているほか、撥水化処理タイプ
やマイクロポーラス層(MPL)付タイプを取り揃えている。
 全製品ともオープンリール式の75〜100mロール長で製造しれており、標準ロ
ール幅は45cm、ロール芯径が12インチ。ロールもしくはカットシートで供給し
ており、カットシートについては高精度の高速自動裁断装置によりニーズに応
じた形状・大きさでの供給を可能としている。
 新しい HyAmpシリーズは、従来グレードに比べ性能・耐久性を改善するとと
もに、ロール内およびロール間の品質ばらつきを大幅に低減した。また、従来
グレードに比べて15%薄くしたほか柔軟性を向上したことで、従来の12インチ
に加えて3インチおよび6インチのロール芯径での供給を可能にしている。
 これによりガス拡散層としての品質・性能はもとより、輸送費などを含むト
ータルコストの削減効果も期待できる。
(化学工業日報 3/12)


■日立マクセル
 燃料電池触媒の白金を半分にする新技術

 日立マクセルは燃料電池向けに、触媒に使う白金の使用量を従来のほぼ半分
に減らせる技術を開発した。
 水素を燃料に使い高出力が特徴の固体高分子型燃料電池(PEFC)向けで、価
格が高騰している白金に金を混ぜ、微粒子化することにより触媒の性能を高め、
白金の使用量を削減して燃料電池の低価格化につなげる。同社では自動車、家
庭用電源向けに10年の実用化を目指す。
(日経産業 3/27)


■旭化成
 東京本社事務所を移転

 旭化成は同社および同社グループ会社の事務所移転を5月より順次開始する。
移転先は千代田区神田神保町(〒101-8101東京都千代田区神田神保町1丁目105
番地 神保町三井ビルディング)で、移転の対象となるのは旭化成、事業会社
(旭化成ホームズを除く)および一部の関係会社。新事務所での業務開始スケ
ジュールは以下の通り。
 (1) 旭化成ファーマ梶A旭化成せんい梶i東京支社);5月19日
 (2) 旭化成梶G5月26日
(3) 旭化成ケミカルズ梶G6月9日
(4) 旭化成建材梶G 9月 (予定)
(5) 旭化成エレクトロニクス梶A旭化成クラレメディカル梶E旭化成メディ
   カル梶G 11月 (予定)
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2007/ze080326.html
(3/26)


■ニチバン
 販売・R&D組織を事業領域別に再編

 ニチバンは4月1日付けで販売、研究開発、スタッフ部門の組織を再編する。
 メディカル、テープ両事業部を事業領域別に分けて管理し、販売力を引き上
げる。研究開発部には新事業の経皮吸収型製剤(TDS)新車部材開発(AMF、NBU
から改組)の2開発プロジェクトを設けて製品化を急ぐ。スタッフ部門では経営
企画、経理の総務、人事の4グループを統合して経営総括、総務人事の2グルー
プとし、合理化、業務効率を高めていく。
 メディカル事業部はヘルスケア(一般用)と医療材(医家向け)の 2フィー
ルドに分ける。テープ事業部はオフィス(文具)、工業品の 2フィールドに分
割する。旧両事業部はともに、これまでは販売領域が異なる製品群を一括管理
していたが、今後はそれぞれ領域ごとに括りなおして販売に力を注ぐ。テーマ
を絞り込んだり、領域に即した、より具体的な販売戦略を立案する。また、チ
ーフマネージャーを置いて責任の明確化と収益管理を強化する。これに合わせ
て支店・営業所の体制も見合ったものとする。
 大鵬薬品工業と連携して商業化を急いでいる TDS製剤開発についてプロジェ
クトを新設するとともに、自動車の車体保護シートなどについても、 AMFと改
組したうえでプロジェクトとする。これは開発方向の重点化を狙ったもの。
(化学工業日報 3/14)


■中興化成工業
 屋根用膜材“スカイトップ”が南アフリカW杯スタジアムに採用

 中興化成工業(東京都港区)の屋根用膜材“スカイトップ”が、10年に開か
れるサッカーのワールドカップ南アフリカ大会に使われるスタジアムの一つ、
「ネルソン・マンデラ・ベイ・スタジアム」に採用された。
 この膜材はガラス繊維にフッ素樹脂を含浸したもので、東京ドームの屋根な
どにも使われている。今回のスタジアムは 5万人を収容できるもので屋根用膜
材の大きさは28,500m2。同社の松浦工場(長崎県松浦市)で製造し、現地へ出
荷する。同社では今回の受注を弾みに、さらに今後設置される残り 3スタジア
ムへの採用も狙う。
(日刊工業 3/26)


■阿波製紙
 本社・徳島工場で新事務所棟の地鎮祭を開催

 阿波製紙は3月3日、本社・徳島工場において新事務所棟の地鎮祭を執り行い、
社員および工事関係者の出席のもと、工事の安全を祈願した。この新事務所棟
は、災害時の避難場所や業務の効率化を念頭において計画されている。
http://www.awapaper.co.jp/company/news105.html
(3/5)


■カネカ
 新社長に菅原公一氏が就任

 カネカは4月1日付で、代表取締役社長に菅原公一(すがわら きみかず)氏
が就任すると発表した(現取締役常務執行役員)。現代表取締役社長の大西正
躬氏は取締役に就任する。このほか役員の異動もあわせて発表された。新社長
となる菅原氏の略歴は以下の通り。
[新代表取締役 略歴]
 菅原 公一(すがわら きみかず);1947(昭和22)年3月31日 生まれ、北海
道出身、70年3月早稲田大学第一法学部 卒業 、同年 4月 鐘淵化学工業梶i現
カネカ)入社、91(平成3)年 2月原料部部長、94年6月出向休職(カネカテキ
サス梶j、2000年6月取締役就任(モディファイヤー事業部長)、03年6月常務
取締役就任(モディファイヤー事業部・建材事業部・住宅資材部管掌兼モディ
ファイヤー事業部長)、06年 6月取締役常務執行役員就任(機能性樹脂事業部
・電材事業部管掌兼原料部担当兼研究開発本部副本部長)、07年 4月取締役常
務執行役員(機能性樹脂事業部管掌兼新規事業開発部・原料部担当兼研究開発
本部副本部長)
http://www.kaneka.co.jp/index.html
(3/24)

┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■日本製紙クレシア
 医薬部外品のウエットティシュ“スコッティ 消毒ウェットタオル ウェッ
 トガード”新発売

 日本製紙クレシアは、医薬部外品のウエットティシュ“スコッティ 消毒ウ
ェットタオル ウェットガード”を新発売する。
 消費者の清潔・衛生意識は年々高まり、最近では夏場の O-157などの食中毒
や冬場のインフルエンザなどの流行で、薬用ハンドソープや消毒ハンドジェル
の需要が高まっている。また、ウエットティシュ市場でも付加価値をつけた除
菌タイプのウエットティシュに需要がシフトしてきており、ユーザーの多くは
除菌以上の効果を求める傾向が強まっている。同社の調べによると、小さな子
どもや高齢者のいる家庭でそうしたニーズがとくに高まっていることから、今
回新たに消毒効果のある医薬部外品ウエットティシュを発売する。商品の主な
特長は以下の通り。
 (1) 手軽に手指の消毒ができる、殺菌成分配合の医薬部外品のウエットティ
   シュ
 (2) ふんわり厚手の不織布シートでキレイに消毒できる
 (3) 香りを手肌に残さない無香料タイプ
 (4) たっぷり使えるボトルタイプと詰替え用、旅行などの外出先で便利な30
   枚入り、いつでもどこでも持ち歩けるハンディタイプの4品をラインナ
   ップ
 (5) メタリックエメラルドグリーンを基調としたパッケージデザイン
http://www.crecia.co.jp/whatsnew/080325consumer/index.html
(3/25)


■和光堂
 パウダーインのおしりふき“シッカロールおしりふき”ほか2品を新発売

 和光堂は、介護用ケア用品テンダーケアシリーズから“シッカロールおしり
ふき”を4月1日より新発売する。また、同シリーズ“シッカロールデオ”“除
菌+除臭アルコールウエッティー”のパッケージを一新しリニューアル発売す
る。
 同社が在宅での介護に携わる人を対象に行った調査によると、おしりふきを
使用した経験のある人は約 6割で、そのうちおしりふき以外に排泄介助に使用
するものとして 2割の人が「ベビーパウダー」、 1割の人が「保湿用ローショ
ン」を使用してケアしている実態がわかった。また、おしりふきの機能では、
「トイレに流せる」「除臭効果」へのニーズが高いことが判明したことから、
今回新商品を発売する。各商品の主な特長は以下の通り。

“シッカロールおしりふき”
 (1) 介護用おしりふきの中で唯一のパウダーイン。さらに除臭成分(柿タン
   ニン)と除菌成分(銀ゼオライト)を配合して気になるムレや臭いを和
   らげ、拭き上がりのさらさら感にもこだわった
 (2) やわらか厚手シートで、トイレに流せる水分解性不織布を使用。植物性
   保湿成分(柿タンニン、ベタイン)を配合したほか、昔懐かしいシッカ
   ロールの香り付き

“シッカロールデオ”
 (1) 気になる体臭と汗を抑えるパウダー。制汗デオドラント成分(酸化亜鉛)、
   植物性保湿・除臭成分(柿タンニン)を配合
 (2) シリーズで統一感を持たせる白を基調としたパッケージへとリニューア
   ル。さらにユーザーからのニーズの高い天然コットンパフ付きに

“除菌+除臭アルコールウエッティー”
 (1) 植物性保湿・除臭成分(柿タンニン)配合で、身のまわりの除菌、除臭
   が手軽にできるアルコールティシュ
 (2) 介護時の手指、器具の除菌、除臭に好適
http://www.wakodo.co.jp/company/release/20080321_tendercare.html
(3/21)


■P&G、マックス ファクター
 美白ケアフェイスマスク“SK-U ホワイトニング ソース ダーム・リバイバ
 ル マスク”を新発売

 P&Gジャパングループのマックス ファクターでは、高級スキンケアブランド
「SK-U」から、ストレッチ新素材に美白美容液1本分を配合したジェル状マス
ク液で、集中的に美白ケアするフェイスマスク“SK-Uホワイトニング ソース
ダーム・リバイバル マスク”(医薬部外品)を4月21日より新発売する。
 シミがなかなか消えない要因として、メラニンを含む古い角質が蓄積される
こと、過剰メラニンが作られる過程でメラニンが濃くなることに着目し、独自
の複合美白成分 DMTブロッカーに加え、新たに肌本来の働きを整えてメラニン
を含む不要な角質の排出をスムースにする「酵母アミノペプチド」と、メラニ
ンの淡色化に着目した新成分「イノシトール」を配合した。商品の主な特長は
以下の通り。
 (1) マスク1枚に美白美容液1本分(30ml)を配合、新配合の独自の美白有
   効成分がメラニンをケアする
 (2) 顔にフィットするとジェル状から水状に変化してすばやく浸透するシア
   ーシニング処方を新採用。さらにマスク特有の密閉力で有用成分の浸透
   を助け、マスクを外した後も美白有効成分が約8時間浸透し続ける
 (3) ストレッチ素材の多重層シートが、肌を引き締めるように顔全体にフィ
   ット。マスク液をたっぷり含ませた高い伸縮性のシートは、左右に引き
   伸ばすことで液が肌に放出され、成分の浸透を促す
http://jp.pg.com/news/2008_01/200803/20080318p01.htm
(3/18)


■東レ
 家庭用浄水器 “〈トレビーノ〉スーパースリム604V”を新発売

 東レは、JIS(日本工業規格)で定められた家庭用浄水器の浄水能力試験方法
で12項目の浄水能力をクリアする新開発のカートリッジを搭載した、蛇口直結
型浄水器“〈トレビーノ〉スーパースリム604V”を 4月上旬から全国で発売す
る。初年度で10万台の販売を見込んでいる。
 同製品は「トレビーノ」スーパーシリーズの特長であるコンパクト&スリム
ボディはそのままに、カビ臭(2-MIB)、溶解性鉛、総トリハロメタンなど12項
目の物質を除去する高性能を実現した。また、本体色にはグレーメタリックを
採用し、おしゃれなキッチンにも似合うシックで落ち着きのあるデザインとな
っている。商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 高除去(JIS試験方法12項目で浄水能力クリア)カートリッジを実現。カ
   ビ臭(2-MIB)、総トリハロメタン、農薬(CAT)等の除去性能にすぐれた粒
   状活性炭と、溶解性鉛の除去性能にすぐれたイオン交換体を採用し、い
   やなニオイの元となる残留塩素もシャットアウトする
 (2) カートリッジ交換の目安をお知らせする「デジタルサイン」を搭載。浄
   水の使用残量を 1リットル単位(目安)の数字で表示。カウントダウン方
   式で、液晶表示が 0になると数字が点滅してカートリッジの交換目安を
   知らせてくれる
 (3) 「見え窓」の搭載で中空糸フィルターの汚れ具合を一目で確認でき、カ
   ートリッジ交換のもう一つの目安となる
http://www.toray.co.jp/news/amenity/nr080326.html
(3/26)


■住友スリーエム
 一般工業用途向け下地処理研磨システムを新発売

 住友スリーエムは、自動車やデジタル家電樹脂パーツの下地処理や塗装補修
に最適なディスク型研磨材“〈3M〉クリーンサンディングディスク”と、“エ
アーサンダー〈3M〉ダブルアクションサンダー”の販売を開始した。
 一般工業用途向けの塗装前工程における下地処理は、ディスク型研磨材をエ
アーサンダーに取り付けて使用するのが主流だが、研磨材の表面で研磨カスが
目詰まりを起こして研磨力が低下し、長持ちしないことが指摘されていた。さ
らにエアーサンダー自体も重く、吸じんタイプの場合は集じんホースが長いた
めに作業の障害となっていた。
 新発売のシステムでは目詰まりが軽減し、研磨力が維持することで作業性の
向上を実現させた。同社従来製品の穴なしディスク型研磨材と比べ、製品寿命
が2〜3倍延びたことで消耗品コストや廃棄量の削減にもつながる。各商品の主
な特長は以下の通り。
“〈3M〉クリーンサンディングディスク”
 (1) 酸化アルミニウム砥粒を塗布した外径5インチ(127mm)のディスク型研
   磨材
 (2) 基材にペーパーを用いた“〈3M〉クリーンサンディングディスク236U”
   と、細かい粒度に最適なポリエステルフィルム基材の“同360L”の2種
   類をラインナップ
 (3) 3M独自の規則的なパターン穴加工により、研磨カスを効率的に穴から逃
   がすことで目詰まりを軽減
 (4) マジック着脱方式により、研磨カスがついても再貼付することができる

“エアーサンダー〈3M〉ダブルアクションサンダー”
 (1) 人間工学に基づいたコンパクトな握りやすいグリップを備え、本体に樹
   脂を使うなど軽量設計されたエアーサンダー
 (2) 非吸じんタイプの、“エアーサンダー〈3M〉ダブルアクションサンダー
   20457”と、吸じんタイプの“同20319”の2タイプをラインナップ
 (3) ディスク型研磨材を取り付けるディスクパッドにも穴を開けることで、
   研磨カスの排出性をさらに高めた。吸じんタイプは手元にコンパクトな
   集じんフィルターバックを取り付けることで、粉じんの飛散を防止して
   扱いやすくした
http://www.mmm.co.jp/news/2008/index.html
(3/24)

┏☆ 催 事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■繊維学会
「平成20年度年次大会」を6月18〜20日、江戸川区船堀で開催

 繊維学会は 6月18〜20日の 3日間、東京都江戸川区船堀の「タワーホール船
堀」(江戸川区総合区民ホール)において「平成20年度年次大会」を開催する。
当日行なわれる講演会やシンポジウム、研究発表会などは下記の通りで、この
ほかに総会報告や授賞式なども行なわれる。なお、現在研究発表会・シンポジ
ウム・ポスター発表の参加も募集している(締切り;4月18日15時厳守)。
[特別講演;6月18日]
「光触媒の基礎と繊維材料への応用に向けた課題」橋本和仁氏(東京大学大学
院工学系研究科)
[研究発表会;同18〜20日]
 下記の分野で発表を予定。
(1) 繊維・フィルムの物理、(2)高強度・高弾性率材料、(3)繊維化学・繊維高
分子素材、 (4)生物繊維素材・紙パルプ、(5)複合材料・接着・界面、(6)ソフ
トマター、 (7)色素・染色・機能加工、(8)ジオテキスタイル・不織布、(9)テ
キスタイルサイエンス、(10)消費科学・生活科学、(11)ナノファイバー、(12)
生命工学材料、(13)オプティックスとエレクトロニクス有機材料、(14)バイオ
マス利用
[シンポジウム;同18〜20日]
(1)第1回 水と先進材料に関するシンポジウム
(2)第22回 感覚と計測に関するシンポジウム
[そのほか]
・ 学会賞受賞講演 2件……同18日
・ 技術賞受賞講演 4件……同19日
・ 繊維ビジョンに関する講演会……同18日
・ ポスター発表、企業展示コーナー、アーカイブコーナー……同18〜20日
http://www.fiber.or.jp/Events/2008/year/2ndcircular.html

┏☆ 発 行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
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