NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.297
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2008.05. 7☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

不織布に関する最新の情報を、本誌購読者およびクライアントの皆様にいち早
くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■自工会/08年3月自動車生産・輸出実績と07年第4四半期・07暦年累計海外生
 産統計を発表
■三井化学、プライムポリマー/北米、タイ、中国で09年末までポリプロピレ
 ン自動車材能力を増強
■ポリエステル原料/供給過剰で国際価格が低迷
■出光テクノファイン/上海に現地法人を設置し5月から本格営業
■クラレファスニング/成形面ファスナー“マジロック”の生産設備を増設
■クラボウ/強靭性セメント材料“クランリーブ”を発売
■旭化成せんい/ポリケトン繊維を10年度に事業化
■ユニ・チャーム/4期ぶりに過去最高益を更新
■トヨタ紡織/新代表取締役会長に浦西コ一氏が就任
■サンゲツ/機能性壁紙の販売数量が5年で倍増
■タカキュー/スーツ裏地に帝人の再生繊維を採用
■王子特殊紙/西日本営業所が移転
■三井化学/「レーン教授先端材料シンポジウム」を10月15日開催
■化繊協/「第646回本委員会」の主要議題と概要を公表
■日清紡/環境問題のスペシャルサイト開設で「最適解を」目指す技術を紹介

<製品開発>
■ユニ・チャーム/「CO2排出権付ベビー用紙おむつ」を期間限定発売

<催  事>
■自工会/「第41回東京モーターショー 2009」の09年10月23日〜11月8日開催
 が決定
■日本包装学会/「第46回シンポジウム」を5月30日に開催
■ANNA/「不織布基礎講座」を関東・関西・四国3地区で6月に開催
■ANEX2009、SINCE2009/ジャパンパビリオン出展締切が5月30日に迫る

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■自工会
 08年3月自動車生産・輸出実績と07年第4四半期・07暦年累計海外生産統計を
 発表

 日本自動車工業会は08年3月の自動車生産・輸出実績および07年第4四半期・
07暦年累計海外生産統計を発表した。
 それによると、 3月の四輪車生産台数は 110万4,659台で、前年同月の108万
188台に比べ2万4,471台・2.3%の増加となり、 8ヵ月連続で前年同月を上回っ
た。また、輸出台数は63万8,384台で、前年同月の56万8,303台に比べると 7万
81台・12.3%の増加となり、32ヵ月連続で前年同月を上回った。四輪車生産の
うち乗用車の生産は 95万929台・前年同月比1.4%増で8ヵ月連続のプラス、ト
ラックは14万234台・同5.3%増加で3ヵ月連続のプラス、バスは 1万3,496台・
同40.3%増で38ヵ月連続のプラスとなった。3月の国内需要は73万582台で、前
年同月比4.8%の減少だった。
 また、07年度(4〜3月)の生産台数は1,179万59台で、前年度の1,150万1,208
台に比べ 28万8,851台・2.5%の増加となり、6年連続で前年度を上回った。07
年度の国内需要は 531万9,619台で、前年度の561万8,545台に比べ5.3%の減少
となり、2年連続で前年度を下回る結果となった。
 四輪車の輸出実績は、乗用車55万9,150台(内KD車1万6,847台)前年同月比5万
5,845台・11.1%増、トラック6万4,379台(内KD車2万2,349台)同 9,517台・17.3
%増、バス1万4,855台 (内KD車 1,091台)同4,719台・46.6%増だった。輸出金
額は、車両分123億9,406万ドル、部品分 28億4,772万ドルの総額152億4,178万
ドルとなり、前年同月の130億9,593万ドルに比べると 21億4,585万ドル・16.4
%の増加となった。
 さらに、07年度の四輪車輸出台数は676万9,851台で、前年度の613万0,421台
に比べると63万9,430台・10.4%増となり、6年連続で増加した。輸出金額は、
車両分1,246億2,541万ドル、部品分320億2,903万ドルで、総額1,566億5,444万
ドルとなり、前年度の1,366億5,974万ドルに対して、199億9,470万ドル、14.6
%の増だった。生産に占める輸出の割合は、 1,179万59台の生産に対し、57.4
%(前年度 53.3%)となった。
 一方、07年第 4四半期の海外生産台数は、アジア・欧州地域での現地生産拡
大により、前年同期比9.0%増の310万8,273台となった。07年暦年(1〜12月)も、
アジア・欧州地域での現地生産拡大により、前年比 8.1%増の1,185万6,942台
となった。
http://www.jama.or.jp/stats/product/20080430.html
http://www.jama.or.jp/stats/export/20080430.html
http://release.jama.or.jp/sys/news/detail.pl?item_id=1320
(4/30)


■三井化学、プライムポリマー
 北米、タイ、中国で09年末までポリプロピレン自動車材能力を増強

 三井化学とプライムポリマーはポリプロピレン(PP)自動車材の需要拡大に
対応するため、北米、タイ、中国において合計7万3,000t(24%)の生産能力を
増強する。
 現在建設中のインド新会社の生産能力(1万5,000t)と合わせると、今後2年
以内に8万8,000t(29%)の能力増強を行うことになる。三井化学はPP自動車材
事業を基礎化学品事業分野の中核事業と位置付け、その具体的な事業展開はプ
ライムポリマーが統轄している。
 日系自動車メーカーがグローバル展開を加速し、海外での生産台数を着実に
伸ばしているなか、プライムポリマーは世界各地域(日本、北米、欧州、タイ、
中国、インド)で生産体制の強化・拡大を進めており、今回の北米、タイ、中
国における増強でPP自動車材において世界でトップクラスの供給力がさらに強
化されることになる。
http://www.mitsui-chem.co.jp/release/2008/2008_0424.htm
(4/24)


■ポリエステル原料
 供給過剰で国際価格が低迷

 合成繊維ポリエステルの主原料となる高純度テレフタル酸(PTA)の価格が、
基礎原料である原油の高騰にもかかわらず低迷している。
 PTAのアジア市場のスポット価格は現在1t970ドル前後。原油価格(ニューヨ
ーク市場)が1バレル50ドルから120ドル近くへ2.4倍に跳ね上がった過去3年間、
同値圏で推移している。これ以前の02〜04年の3年間では、原油価格が2倍に高
騰したのに連動してPTAもほぼ2倍に上がっていた。
 コスト増にもかかわらず価格が上がらない理由は PTAの大増産で、07年の世
界の生産能力は4,100万tと3年間で32%拡大した。とりわけ中国が2.3倍に増え、
今や世界全体の1/4を担う。世界需要は同期間に25%しか伸びず、07年は500万
t(14%)の供給過剰となった。
 確実に需要が伸びるという安心感が増産を促した。ポリエステルは加工しや
すさや価格の安さでアクリルやナイロンなど他の合成繊維を圧倒する。綿や羊
毛など天然繊維の増産が期待できないなか、世界の繊維需要を支える素材とし
て成長が約束されている。
 逆の現象がアクリル原料のアクニロニトリル(AN)に起きている。世界需要
はここ数年、年間510万t台で横這い。成長しないため魅力がなく、新規参入が
ない。ANは初期投資が大きく参入障壁も高く、生産設備には年産1万tあたり20
億円程度の投資が必要とされ、また有害な排ガスや排水を処理する設備にコス
トがかさむ。アジア市場のスポット価格は過去 3年間で 5割上昇し、現在は1t
2,015ドル前後、原油との連動性をある程度保っている。
 需要の裾野の広がりも価格動向を決める要素となっている。ANはアクリル繊
維向けの需要が縮小する一方、家電や自動車材料の ABS樹脂向けが増えており、
現在は需要の3〜4割を同用途が占める。 ABS樹脂は汎用的なアクリル繊維より
収益性が良いので、繊維メーカー向けと比べ値上げが受け入れられやすい。
 一方、用途が衣料品やペットボトルといった汎用品に限られる PTAは需要家
からの値下げ圧力が強く、なかなか値上げできない。
(日経 4/26)


■出光テクノファイン
 上海に現地法人を設置し5月から本格営業

 出光テクノファインは中国での市場開拓に拍車をかける。
 上海に現地法人「出光精密化学品貿易」を設置し、 5月から本格的な営業活
動を開始する。資本金は7,000万円。
 卵殻膜を活用した“アミノファイン”、天然絹糸の端材を応用した“シルク
プロテイン”といった天然機能素材や樹脂、不織布などの製品群を自動車内装
材やアパレル分野を軸に展開していく。
(化学工業日報 4/24)


■クラレファスニング
 成形面ファスナー“マジロック”の生産設備を増設

 クラレグループのクラレファスニングは、成形面ファスナーの需要拡大に対
応するため、丸岡工場に成形面ファスナー“マジロック”の生産設備2号機(年
産能力700万m)を増設することを決定した。稼動は09年4月の予定で、増設後の
年産能力は現状の700万mから1,400万mにアップする。設備投資額は約3億円。
 今回の増設は自動車・インテリア分野などでの需要増加に対応するもので、
より供給力を高めて安定供給体制の構築を図る。とくに自動車シート用途では、
従来の組み立て工法である「ホグリング工法」(ウレタンクッションと表皮材
の双方に埋め込まれたワイヤーを金属リングで固定する工法)に比べ、マジロ
ックを採用した「モールドインシステム工法」には、(1)500g以上/台の軽量
化が図れ、燃費効率の向上により CO2の削減に寄与し環境に貢献することがで
きる、(2)組み付け技術の平易化・均一化により、 シート製造の自動化・生
産効率の向上が図れる、(3)労働負荷による労災問題の抑止に繋がるなどの優
れた特長から、これまで自動車業界でその実績を上げてきた。自動車シートの
ほかにも天井配線固定用などに採用が進み、今後も成長が見込まれている。
 同社のマジロックは高い係合強力と高機能を有し、自動車を始め建材・土木
などの産業資材用途から、柔らかな風合が求められるアパレル・メディカル用
途まで幅広い選択性を持つ、斬新でユニークなプラスチック成形面ファスナー。
http://www.kuraray.co.jp/release/2008/080425.html
(4/25)


■クラボウ
 強靭性セメント材料“クランリーブ”を発売

 クラボウは耐火性や耐久性を高めた強靭性セメント材料“クランリーブ”を
発売した。
 添加した補強繊維でコンクリートに発生するひび割れの進行を食い止め、強
度低下を防ぐ。住宅の外装システム建材や集合住宅の階段、床などに使用でき
る。初年度 1億円、3年後3億円の販売を目指す。土中でも使えることから、基
礎周りの耐震補強などにも展開が可能。
(日刊工業 4/30)


■旭化成せんい
 ポリケトン繊維を10年度に事業化

 旭化成せんいは、ポリケトン繊維“サイバロン”を10年に事業化する。今年
度中に量産化技術を確立し来年度には商業設備を建設、10年度から本格販売を
図る。
 同繊維はエチレンと一酸化炭素を原料とするシンプルな組成の樹脂を原料と
したスーパー繊維。同社では独自技術に加え、米 SRIインターナショナルから
ポリマー技術の導入を図るなどして事業化を目指している。
 剛性に優れるほか、ゴムとの密着性が良好で、タイヤ向けを筆頭とした用途
開発にはめどを得ていることから、コスト面をクリアした量産対応を急ぐ。
 同社では次世代の大型事業として開発を進めており、国内を皮切りにアジア
立地での生産も行い、将来的には100億円規模の事業に育成することを目指す。
(化学工業日報 4/28)


■ユニ・チャーム
 4期ぶりに過去最高益を更新

 ユニ・チャームの08年 3月期連結決算は、経常利益が前期比8%増の323億円
と4期ぶりに過去最高益を更新した。
 中国などアジア地域で好採算の紙おむつや生理用品の売り上げが拡大、原材
料価格の上昇や円高・ドル安で生じた為替損益を吸収したことが大きな要因。
売上高は12%増の3,368億円。アジア地域が牽引し海外売上高は初めて1,000億
円を突破、海外売上比率は35%となった。国内はペットケア子会社が好調で5%
増だった。
 09年3月期の売上高は前期比4%増の3,520億円、経常利益は6%増の 344億円
の見通し。年間配当は8円増の54円の見込み。11年3月期までの中期経営計画で
は売上高4,500億円のうち5割を海外で稼ぎ、紙おむつや生理用品の世界シェア
を08年3月期の6%から10%に高める方針。
(日経 4/29)


■トヨタ紡織
 新代表取締役会長に浦西コ一氏が就任

 トヨタ紡織は 6月20日付で、任期満了にともなう経営体制の変更のため、新
代表取締役会長に浦西コ一(うらにし・とくいち)氏が就任すると発表した。
現代表取締役会長の好川純一氏は退任する。
 新代表取締役となる浦西氏の略歴は以下の通り。
 [新任代表取締役・略歴]
 浦西コ一(うらにし・とくいち);1942(昭和17)年5月3日生まれ。66年4月
トヨタ自動車工業鞄社、96(平成8)年6月トヨタ自動車且謦役就任、2001
年 6月同社常務取締役就任、03年6月同社専務取締役就任、05年6月同社取締役
副社長就任
http://www.toyota-boshoku.co.jp/pdfset/release/08042502.pdf
(4/25)


■サンゲツ
 機能性壁紙の販売数量が5年で倍増

 サンゲツでは、機能性壁紙の販売数量がこの5年間で倍増している。
 近年、汚れを落としやすい加工を施した壁紙や室内の湿度調整機能をもつ壁
紙など、いわゆる機能性壁紙が人気を集め、なかでもビニール壁紙の表面に特
殊フィルム(エバールORフィルム)をラミネートし、油性の汚れもふき取れる
“汚れ防止壁紙”と天然素材である珪藻土を表面に配合し、室内の湿気を吸放
湿する“珪藻土壁紙”に関しては、この 5年間で販売数量がほぼ倍増している
という。同期間の同社壁紙の総販売数量の伸びが約11%程度であることから、
機能性壁紙に対する生活者ニーズの高まりが伺える。さらに、タバコ臭や生活
臭を消臭する壁紙“ルームエアー”、ペットによる引っ掻きキズの付きにくい
“スーパー耐久性クロス”などの販売数量も伸長しているという。
 同社ではこうしたマーケット動向を受け、生活者ニーズに対応した商品開発
に努めるとともに、壁紙の選び方や各種壁紙の特性について分りやすく解説す
るブログを運営するなど、生活者に対する情報提供サービスにも注力している。
また、4月8日に発行された同社の壁紙の新作見本帳「2008-2010 リザーブ」に
は、用途に応じて選べる多様な機能性壁紙や、最新のトレンドと生産技法を取
り入れた新作壁紙を収録している。
http://www.sangetsu.co.jp/pdf/pr/484.pdf
(4/21)


■タカキュー
 スーツ裏地に帝人の再生繊維を採用

 タカキューは今秋から、同社が製造販売する既製スーツすべてに再生繊維を
使った裏地を採用する。年間では20万着になる見通し。
 買い取り仕入れなどで調達経費を抑えて販売価格は従来通りに据え置き、環
境意識の高い消費者の需要を取り込む。紳士服専門店がスーツの素材に全面的
に再生繊維を導入するのは初めてという。
 裏地の縦糸に帝人ファイバーが開発した“エコペットプラス”を採用する。
“エコペットプラス”は同社が回収したポリエステルを使った繊維製品を再生
した素材。横糸にも同社の“ビーウェル”という静電気を帯びにくい機能素材
を使う。
 パターンオーダーのスーツでも 4月から、再生繊維を利用した裏地を選べる
ようにした。裏地サンプル一覧に「エコライン」と表示し、環境配慮型商品で
あることをアピールしている。礼服の裏地にも再生繊維を採用する。
(日経MJ 4/28)


■王子特殊紙
 西日本営業所が移転

 王子特殊紙の西日本営業所は、下記の住所に移転した。
 [王子特殊紙 西日本営業所・新住所]
 〒541-0045大阪府大阪市中央区道修町1-6-7 北浜MIDビル12階 
 TEL 06-6233-7566   FAX 06-6233-7580
http://www.ojispecialtypaper.co.jp/new/news.html 
(4/21)


■三井化学
 「レーン教授先端材料シンポジウム」を10月15日開催

 三井化学は、「超分子化学」の提唱者で1987年にノーベル化学賞を受賞した
ジャン−マリー・レーン教授(フランス、ルイ・パスツール大学)出席のもと、
「レーン教授先端材料シンポジウム」を10月15日、千葉県袖ヶ浦市の同社袖ヶ
浦センターにて開催する。聴講対象者は一般公募、参加費は無料。
 今回のシンポジウムはレーン教授の基調講演のほか、先端材料分野において
第一線で活躍する国内外の教授・研究者を招聘し、次世代を担う機能性材料創
出の現状と将来への期待について討論が行われる。同社は「三井化学触媒科学
国際シンポジウム」をはじめ、国内外においてこれまでに計 5回の国際シンポ
ジウムを開催している。当日の講演内容は以下の通り。
 [基調講演]
 (1) 「ダイナミック・マテリアル:動的特性を活用した超分子材料」Jean-
   Marie Lehn教授(フランス、ルイ・パスツール大学/コレージュ・ド・
   フランス)
 [招待講演]
 (2) 「超分子ポリマー:交換可能な構成モノマーを活用した先端材料へのア
   プローチ」Bert Meijer教授(オランダ、アイントホーフェン工科大学)
 (3) 「一重および二重らせん高分子を用いた先端キラル材料」八島栄次教授
   (名古屋大学)
 (4) 「触媒作用を有するナノ反応場、エネルギー材料や治療薬輸送体への機
   能性ポリマーの展開」Jean M. J. Frechet教授(アメリカ、カリフォル
   ニア大学バークレー校/ローレンス・バークレー国立研究所)
 (5) 「新規触媒を用いた新しいオレフィン系材料の創出」槙尾晴之氏(三井
   化学 触媒科学研究所)
 [問合せ先]
  三井化学CSR・広報部長 田中達也
  TEL:03-6253-2100
http://www.mitsui-chem.co.jp/release/2008/2008_0423.htm
(4/23)


■化繊協
 「第646回本委員会」の主要議題と概要を公表

 日本化学繊維協会は4月24日、「第646回本委員会」を開催し、その主要議題
と概要を公表した。主要議題としては、(1)「中国の繊維産業調査」、(2)「特
許出願とノウハウ秘匿の両面における発明管理に関する調査・解析」の 2件に
ついて報告が行なわれた。
 (1) では、経済の急成長により沿海部を中心に人件費の高騰、労働力不足な
ど事業環境が急速に変化している中国の、いわゆるチャイナリスクを検証する
とともに、中国内陸部への生産拠点の移転の実態などを調査し、衣料品を中心
にその影響を考察した。
 現在、日本のアパレル・小売には小売価格における納入掛け率のバランスの
見直しとともに、企画の精度の向上が求められており、消費者ニーズを適確に
把握し、改めて販売戦略・企画力を充実していくことで、ロス率を低下させる
ことが重要となるとした。
 (2)では、知的財産専門委員会が他業種を含めて「特許出願とノウハウ秘匿」
の発明管理体制の実態を調査・解析した報告が行なわれた。
 化繊協会内外の企業を対象に行なった同アンケートによると回答した約 3/4
の企業が特許出願とノウハウ秘匿の選別を行っており、その半数が選別のため
の規程を、半数超が報奨制度を導入していたが、プログラムを組んで体系的に
ノウハウ秘匿の社内教育を行っている企業は少数だった。訴訟または他社との
交渉において先使用権を主張したケースでは、かなりの割合でその主張が有効
なものとなっていた。特許庁が先使用権主張のための準備として奨励する公証
制度の利用だが、同制度やその代替手段を利用している企業は半数程度に過ぎ
ず、海外における先使用権対策を実践している企業も少数だった。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news.html
(4/24)


■日清紡
 環境問題のスペシャルサイト開設で「最適解を」目指す技術を紹介

 日清紡は、環境問題への「最適解(こたえ)を」目指す同社のさまざまな技
術を紹介するスペシャルサイト“カイロン島”を開設した。
 同サイトでは、太陽電池製造設備、セパレータ、バナナ繊維、キャパシタ、
カルボジナイト、ファインパーパーといった環境問題に貢献する同社の製品・
技術を、カイロン島のユニークなキャラクター達がわかりやすく紹介してくれ
る。一見難しそうな技術も、明るいポップなデザインのサイトにより楽しみな
がら理解することができ、さらに詳しい情報が掲載された商品情報サイトへジ
ャンプすることもできる。
http://www.nisshinbo.co.jp/
(4/28)


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ユニ・チャーム
 「CO2排出権付ベビー用紙おむつ」を期間限定発売

 ユニ・チャームは、新たな環境活動の取組みとして、子供たちの未来の環境
を守りたいという趣旨のもと「CO2 排出権付ベビー用紙おむつ」を期間限定で
発売する。
 これは紙おむつ1パックあたり排出CO2をオフセットするキャンペーンで、08
年6月5日〜7月10日まで「ムーニーマン カーボンオフセット キャンペーン 〜
ムーニーマンで、あなたは子どもの未来の環境を守ります〜」を展開、対象商
品の売上の一部を使い有限責任中間法人日本カーボンオフセットを通じて温室
効果ガス削減事業に協力することで、紙おむつ 1パックを焼却する時に発生す
る排出CO2(3kg分)を間接的に削減するというもの。
 対象商品は“ムーニーマン スリムパンツ”と“ムーニーマン 汗スッキリ”
で、商品パッケージや店頭 POP、ポスターでキャンペーン告知を行なうほか、
同社ホームページ専用ウェブサイト(5月14日公開予定)も開設する。同専用サ
イトでは「チームカーボンオフセット参加賛同書」を入手することもできる。
 同社は、環境問題が深刻化するなかで環境配慮型の商品開発に取り組み、今
年3月に発売したムーニーマン スリムパンツでは吸収体の薄さを従来の2分の1
にすることに成功、CO2排出量約35%削減を実現した。しかし、使用後の紙おむ
つの焼却で発生する CO2はゼロにできないことから、使い捨て商品を扱う日用
品メーカーとして、またベビーケア事業を営む企業として、新たな環境活動の
取組みとなるCO2排出権付ベビー用紙おむつを限定発売するもの。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(4/28)

┏☆ 催  事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■自工会
 「第41回東京モーターショー 2009」の09年10月23日〜11月8日開催が決定

 (社)日本自動車工業会主催の「第41回東京モーターショー2009」が、09年10
月23日〜11月8日までの17日間(一般公開は10月24日〜)、千葉市・幕張メッセ
にて開催されることが決定した。前回と同様となる17日間の会期は、OICA(国
際自動車工業連合会)認定の国際モーターショーのなかでは最長となる。
 10年振りに開催形態を変更し、新・総合ショーとして開催した前回ショーで
は、11カ国1地域から246の出品者が参加し、ワールドプレミアも77台発表され
るなど世界トップレベルの内容となった。総入場者数は142万5,800人を記録し、
世界主要モーターショーの中では06年のパリ国際モーターショー(143万1,883
人)に並ぶ入場者数となった。今回も前回と同様に、すべてのカテゴリーから
ワールドプレミアを含む最先端の製品や技術が集合する場として「世界最高の
情報発信力のある東京モーターショー」を目指す。同時に、直接車に触れて親
しむことのできる「参加・体験型」の来場者向けイベントをより一層充実させ、
エンターテイメント性の高いショーとする。
http://release.jama.or.jp/sys/news/detail.pl?item_id=1315
(4/21)


■日本包装学会
「第46回シンポジウム」を5月30日に開催

 日本包装学会主催の「第46回シンポジウム―医薬品包装の機能と情報伝達を
考える―」が5月30日、東京都品川区・きゅりあんにて開催される。
 今回は、医療の現場だけでなく品質管理、人間工学など幅広い視点からの研
究が求められている医薬品包装をテーマに、さまざまな専門分野の研究者が提
言および検討事例を紹介し、科学的根拠のもと医療従事者、医薬品業界による
安全対策の向上策を考える。当日の講演の内容は以下の通り。
 (1) 「人間の認知・行動特性からみた医療過誤と医薬品包装」熊田孝恒氏
   ((独)産業技術総合研究所 人間福祉工学研究部門認知行動システム研
   究G)
 (2) 「デザイン心理学の視点から医薬品におけるデザインの問題について考
   える」日比野治雄氏(千葉大学大学院工学研究科デザイン科学専攻デザ
   イン心理学研究室教授)
 (3) 「安全管理面からみた院内製剤の容器・表示の検討とその評価」加賀公
   氏(東邦大学医療センター 佐倉病院薬剤部)
 (4) 「法制化社会における医薬品の包装形態、表示に関する国内外の事例 
   ―特に海外における包装に関する法制化の影響を及ぼしつつある包装事
   情のご紹介―」田中勝人氏(潟Jナエ 常務取締役)
 [問合せ先]
  日本包装学会
  TEL 03-5337-8717
http://www.spstj.jp/event/sympo.html


■ANNA
 「不織布基礎講座」を関東・関西・四国3地区で6月に開催

 日本不織布協会(ANNA)は、毎年恒例となっている「不織布基礎講座」(製
法・用途・試験方法および統計)を関東地区6月2日、関西地区同9日、四国地区
同20日にそれぞれ開催する。不織布の基礎をわかりやすく解説する講演内容は、
社員教育の一貫として役立つ講座として定評がある。各地区の講師および開催
場所は下記の通り。
 なお、 同協会は08年 4月1日現在の正会員73社・賛助会員77社が収録された
会員名簿を 4月25日に発行した。巻末には会員各社の業種、製品展開などの一
覧も収録されている。
 [不織布基礎講座 詳細]
 (1) 関東地区; 6月2日、東京都千代田区 (財)総評会館、[講師]土谷英
   夫氏 (ANNA事務局長)
 (2) 関西地区; 6月9日、大阪市中央区・大阪産業創造館、 [講師]岩崎博
   文氏(ANNA技術委員・旭化成せんい潟Xパンボンド営業部製品開発担当
   課長)
 (3) 四国地区; 6月20日、愛媛県四国中央市・(社)愛媛県紙パルプ工業会
   館、[講師]藤岡良一氏 (ANNA技術委員・アンビック葛Z術開発部ディ
   レクター)
 [問合せ先]
  日本不織布協会事務局
  TEL 06-6233-0842
http://www.anna.gr.jp/news/n0804-06.html


■ANEX2009、SINCE2009
 ジャパンパビリオン出展締切が5月30日に迫る

 09年5月20〜22日の3日間、インテックス上海および上海マートにて開催され
る、アジア最大級の国際不織布産業総合展示会「ANEX2009」(合同開催;SINCE
2009、主催;ANFA、CTMA)のジャパンパビリオン出展申込締切が5月30日に迫っ
ている。
 出展対象製品は不織布関連素材、機械、装置、サービスなどで、アイテムと
しては農業関連、靴関連、芯(衣服用)、自動車関連、衣服関連、寝具関連、
おむつ、医療関連、ヘルスケア、ニードルパンチカーペットなど。
 同展示会は米国のINDA、欧州のINDEXと並ぶ世界3大不織布展のひとつで、そ
れぞれの地域で 3年に一度開催されている。今回のANEXは、03年に同地区で開
催された時の成功経験を活かし、再び世界の生産拠点および消費地として注目
される中国・上海での開催が決定した。
 [問合せ先]
  CMPビジネスメディア
  TEL 03-5296-1020

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NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.298
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「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
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不織布に関する最新の情報を、本誌購読者およびクライアントの皆様にいち早
くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<国内ニュース>
■三菱レイヨン/新中期経営計画「グローバルUS→2010」を策定
■東レ、帝人、三菱レイヨン/10年から共同で再生炭素繊維を生産
■三菱ケミカルホールディングス/中期経営計画「APTSIS 10」を策定
■日産自動車、NEC/自動車向け次世代電池を09年春から量産
■出光興産/柔軟性に優れた新規ポリオレフィン材料を09年度に事業化
■ダイダン/工場エアフィルター再生を10年度をめどに事業化
■米デュポン社/中間膜製品の値上げを発表
■三菱化学/高純度テレフタル酸の減産を発表
■三井化学/インド現地法人を設立
■トヨタ紡織/自動車内装部品用ケナフの種子開発を本格化
■トヨタ紡織、積水化学工業、小松精練/ダニアレルゲン活動抑制の自動車用
 シート表皮を開発
■神戸大学、日東電工/塩素に強い水処理膜を開発
■千趣会、ペットファースト/ペット用品ショッピングサイト“ペットファー
 スト.jp ”をオープン
■帝人ファイバー/恒例の「2009春夏 ファッション素材展示会」を開催
■富士経済/高機能繊維の2011年世界市場を予測

<製品開発>
■ユニ・チャーム/“ウェーブ”の“立体フロアワイパー”“ハンディワイパ
 ー”に限定カラー品
■ユニ・チャーム/夏専用の夜用ナプキン“ソフィ 超熟睡ガード 涼肌”を限
 定発売
■金星製紙/“ホコリクッキリ黒 フローリングワイパーとりかえシート”
 新発売

<催  事>
■日本繊維機械学会 テクテキスタイル研究会/「第17回 研究例会」を6月5日
 ・奈良で開催

<お知らせ>
■「日本不織布協会設立10周年記念 会員アンケート」のお願い

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■三菱レイヨン
 新中期経営計画「グローバルUS→2010」を策定

 三菱レイヨンは08年から10年までの第6次中期経営計画「グローバルUS→201
0」を策定し、10年に売上高5,000億円を目指すことを発表した。
 同社グループの長期的経営ビジョンでは、コア事業のアクリル系事業への戦
略的投資や、アライアンスやM&Aの積極的展開により「高収益型、成長型三菱
レイヨングループ」の実現を目指す。また、 MMAチェーンでは事業規模、収益
力において世界No.1のポジションをねらい、15年近傍にはグループ全体で売上
高1兆円規模を目標としている。
 同社グループの重要課題には、3年間で100億円のコスト合理化を実現させる
「事業競争強化活動(「JK→2010」)の推進」や、コア事業である「アクリル
系事業の成長加速(MMA系事業の拡大、AN系事業のポートフォリオ変革)」に加
え、「次世代コア事業の創出」として水環境関連、自動車関連、電子材料関連
の各事業を育成する。さらに「課題事業・不採算事業の対策」にも取組み、低
収益事業については事業継続の適否を判断し、構造改革を断行する方針。
http://www.mrc.co.jp/ir/pdf/6th_keiei.pdf
(5/2)


■東レ、帝人、三菱レイヨン
 10年から共同で再生炭素繊維を生産

 東レ、帝人、三菱レイヨンの 3社は、10年から共同で再生炭素繊維を生産の
量産を始める。 
 まず 3社の出資で運営会社を設立、航空機などから炭素繊維を回収して、新
品より 3割以上安い再生品を生産する。年間処理量は1,000tと世界最大規模。
世界シェア7割を握る3社が再生事業を通じ低価格品を大量供給する体制を整え
ることで、強度が高く軽い炭素繊維がパソコンや家電など幅広い分野で利用さ
れることになる。
(日経 5/4)


■三菱ケミカルホールディングス
 中期経営計画「APTSIS 10」を策定

 三菱ケミカルホールディングスは、「成長を実現し、創造・飛躍する」企業
グループを目指し、08年から10年までの 3年間を実行期間とする新中期経営計
画「APTSIS 10」を策定し、営業利益1,900億円以上などの経営目標を示した。
 同社は今年3月に終了した前中期経営計画「革新-Phase2」で得た成果を発展
させるべく、APTSIS 10 では事業ポートフォリオの変革を積極的に行うと同時
に、戦略的投資も機動的に実施することで高収益体質企業への転換を目指す。
また、持続的企業価値向上のためグループ基盤・総合力の強化や、CO2削減(原
単位)では20%以上の改善を目標とするなど諸施策も実行する。
 同計画の基本戦略では、機能商品、ヘルスケア、化学品の各事業分野におい
て高機能化・高付加価値化と新陳代謝を図るほか、 7大育成事業として固体照
明、 HEV用リチウムイオン電池材料、次世代ディスプレイ、自動車用ケミカル
コンポーネント、バイオポリマー、有機太陽電池、個別化医療の早期事業化を
進める。
 また、「成長と創造」を実現するため、3年間で設備投資・投融資5,900億円、
研究開発 4,250億円の積極的投資を行い、とくに機能商品・ヘルスケアの各分
野へ従来よりも手厚く投資を行う。なお、08年度より情報開示の事業分野名、
セグメントが変更され、炭素事業は機能化学からケミカルズに変更となった。
http://www.mitsubishichem-hd.co.jp/news_release/pdf/2008/20080513-2.pdf
(5/13)


■日産自動車、NEC
 自動車向け次世代電池を09年春から量産

 日産自動車と NECは、ハイブリッド車や電気自動車に使うリチウムイオン電
池の量産に乗り出す。約 200億円を投じて神奈川県内に工場を新設、09年春か
ら順次稼動させる。
 自動車用リチウムイオン電池の量産は世界初で、年間に 6〜12万台分を生産
する。同電池は現行のニッケル水素電池に比べて小型軽量化が可能な次世代型
で、燃費など環境性能の大幅な向上につながる。日産は自社の環境対応車に搭
載、同分野で先行するトヨタ自動車やホンダに対抗する。
(日経 5/10)


■出光興産
 柔軟性に優れた新規ポリオレフィン材料を09年度に事業化

 出光興産は、柔軟性に優れた新規ポリオレフィン材料“ロー・モレキュラー
ウェイト・ロー・モジュラス・ポリオレフィン(LMPO)”の事業化に向け市場
開拓に注力する。
 新規メタロセン触媒を用いたべたつき感のない低融点のポリオレフィンで、
不織布やホットメルト接着剤向けで需要の立ち上がりを見込んでいる。同社で
はプラント建設を含めた事業化の方向性について今年度中に判断、早ければ来
年度にも委託製造による用途限定の供給を開始する検討に入った。
(化学工業日報 5/14)


■ダイダン
 工場エアフィルター再生を10年度をめどに事業化

 電気、空調など総合設備工事を手掛けるダイダン(本社・大阪市)は、化学
品や液晶・半導体などの工場で使われるエアフィルターの浄化再生事業を、10
年度にも開始する。
 従来は捕集物質の粒度が小さいため洗浄方法がなかったが、超臨界 CO2を用
いて安全に低コストで浄化、再生品として供給するもの。今年度、NEDO(新エ
ネルギー・産業技術総合開発機構)のイノベーション実用化助成事業の一環と
してパイロット装置で研究を進め、09年度中に技術確立する。
 エアフィルターは従来、使用後に廃棄されてきたが、浄化再生手法の確立に
より、ユーザーの廃棄物およびランニングコスト削減に貢献する。事業開始後
5年間で売上高2億5,000万円を目指す。
(化学工業日報 5/12)


■米デュポン社
 中間膜製品の値上げを発表

 米国デュポン社の中間膜製品部は 6月1日付けで、“デュポン(TM) ブタサイ
ト(R) ”“デュポン(TM)セントリグラス(R)プラス”“デュポン(TM)スポール
シールド(R) ”および“デュポン(TM)ウエッジ(TM) ”を全世界一律15%値上
げすると発表した。日本国内向け中間膜製品価格についても同様に、6月1日出
荷分より15%の値上を実施する。
 同社は今回の値上げについて、継続的に高騰を続ける石油製品、エネルギー、
輸送コストを合理化などの自社の努力だけで対応することは不可能な状況であ
り、ユーザーに対し安全かつ安定的な供給を確保するためにも今回の価格改定
は避けられないとしている。
http://www2.dupont.com/DuPont_Home/ja_JP/NewsEvents/news/2008/article20080507.html
(5/7)


■三菱化学
 高純度テレフタル酸の減産を発表

 三菱化学は高純度テレフタル酸(PTA)の減産を発表した。今後もポリエステ
ル・PTA 市場の回復、採算の改善が見られない場合には、さらなる減産を実施
する方針。
 同社は中国を中心とするポリエステルチェーンの不振、原油価格高騰を背景
とした採算悪化を理由にPTAの大規模な生産調整を決定し、4月末よりすでに各
拠点にて減産を開始しており、当面の間これを継続させる。具体的には、
 (1) 三菱化学(日本)および寧波三菱化学(中国)で20〜30%の減産の実施
 (2) 三菱化学インドネシア(インドネシア)は、現在国外市場への輸出は行
   っていないものの、インドネシア国内向け販売量に応じた生産(減産率
   5〜10%)の実施
 (3) 三南石油化学(韓国)は1系列(生産能力55万t/年)の定期修理を5月初
   旬に前倒し、さらに2週間の停止期間延長を決定。
これにより定期修理期間は5月初旬から5月下旬までとなる。加えて第 3四半期
(7〜9月)に予定していた別の1系列(生産能力55万t/年)の2週間の定期修理
を6月に前倒して実施、となっている。
 一方、中東・インドにおけるポリエステルは好調を維持しており、インドに
おいては減産を行わず当面はフル稼働を維持する。これは、3月下旬にMCC PTA
インディア社(インド)が生産トラブルにより約3週間生産停止したことに加え、
国内競合PTAメーカーでも生産トラブルが発生したために、インド国内のPTA市
場がタイトな状況となっているため。
http://www.m-kagaku.co.jp/newsreleases/2008/20080507-1.html
(5/7)


■三井化学
 インド現地法人を設立

 三井化学は、インド現地法人「Mitsui Chemicals India PVT LTD」(藤瀬学
社長)を今年4月に設立した。
 同社は06年11月に「インド駐在事務所」を開設し、同社グループの製品に係
る市場調査、市場開発支援、事業環境調査などを行ってきたが、インド市場の
高い成長にともない同社グループ製品の販売量も大幅な伸長が見込まれること
から、今回、現地法人の設立に至った。所在地は現インド駐在事務所と同じデ
リー市サケットで、資本金は1.34億ルピー(3.0円/ルピー換算、約4億円)、
出資比率は三井化学99%、Mitsui Chemicals Asia Pacific 1%となっている。
 インド市場は年率7〜9%の高成長が見込まれ、さらに中間所得層の増加にと
もない自動車分野を中心にビジネスチャンスが拡大している。同社グループは
07年9月、インドでのポリプロピレン(PP)自動車材需要拡大に対応するため、
ラジャスタン州のニムラナに事業会社(Mitsui Prime Advanced Composites
 India)を設立、来年4月の営業運転開始を目標に、現在、生産設備(年産15,
000t)を建設中。同事業所を含むインド市場における同社グループの売上高は、
11年度で約 150億円に達する見込み。同社は今後、インド現地法人を中心に、
成長著しいインド市場を積極的に開発し、各事業の強化・拡大を図る方針。
http://www.mitsui-chem.co.jp/release/2008/2008_0512_02.htm
 (5/12)
 
 
■トヨタ紡織
 自動車内装部品用ケナフの種子開発を本格化

 トヨタ紡織は、自動車内装部品に使用している一年草「ケナフ」の種子開発
をインドネシアで本格的に開始した。
 同社は90年代後半から環境にやさしい植物ケナフを自動車内装部品に活用す
る研究を進めており、これまでインドネシアの子会社「アバディ・バリンド・
オートテック(ABA)」において、カリマンタン島での実験農場をはじめ、栽培
から製品化までを一貫して行ってきた。国内で00年に発売されたトヨタセルシ
オにケナフを使用したドアトリムの基材が採用されたのを皮切りに、現在では
高級車を中心に5部品、延べ27車種に採用されている。 
 しかし、内装部品のオール植物化をめざす上で、農作物であるケナフを工業
製品である自動車内装部品に使用するには、品質・量・コストを従来以上に安
定化させることが必要なことから、今回、インドネシア「IToFCRI」(通称;バ
リタス国立研究所)とケナフ種子開発契約を結び、本格的に種子開発に着手し
たもの。今後、乾燥地域でも生育可能な種子、早生型種子など、安定して収穫
量を確保できる新品種の開発と、自動車部品に応用できる新たな植物の研究を
共同で行う計画。
http://www.toyota-boshoku.co.jp/pdfset/release/08051401.pdf
(5/14)


■トヨタ紡織、積水化学工業、小松精練
 ダニアレルゲン活動抑制の自動車用シート表皮を開発

 トヨタ紡織、積水化学工業、小松精練の 3社はアレルギーの原因となる可能
性があるダニアレルゲンを抑制する、世界初の自動車用シート表皮“抗ダニア
レルゲン加工シート表皮”を共同開発、 2月にトヨタ自動車より発売された新
型“クラウン”のシートに採用された。
 同製品は、積水化学工業が開発した抗アレルゲン剤“アレルバスター(R)”
を自動車用として展開することで、ダニアレルゲンの活動を約98%抑制すると
ともに、抑制効果を長期間持続させる。アレルバスターは原料を溶解する溶剤
に水を使用することで、地球環境にも配慮した。
 また、シート表皮本来の触感、色などの意匠性を損なうことなくダニアレル
ゲン活動を抑制させるため、抗アレルゲン剤を表皮裏面より塗布している。こ
の表皮裏面への塗布は、表面塗布と比較すると必然的に無害化性能を低下させ
てしまうため、小松精練独自の製造管理によって表皮内部まで抗アレルゲン剤
を浸透させた。これによりダニアレルゲンは、乗員のシート乗降、運転動作な
どの振動によって繊維の隙間を通過し、裏面側へと落下することで抗アレルゲ
ン剤に吸着し、その活動が抑制される。車室内環境においては、乗員が車外か
らダニ、またはダニアレルゲンを衣服などに付着させて車室内に持ちこむため、
シート表皮にもっとも多く存在しているとされる。
http://www.toyota-boshoku.co.jp/pdfset/release/08051301.pdf
(5/13)


■神戸大学、日東電工
 塩素に強い水処理膜を開発

 神戸大学の松山秀人教授らと日東電工は、塩素などで洗浄しても傷みにくい
水処理膜を開発した。
 浄水の濾過などに使われるNF膜(ナノ濾過膜)の素材を工夫し、従来の10倍
以上の利用期間に耐えられるようにした。膜の材料である高分子化合物のポリ
アミドにメチル基を付けることで、分子構造を壊れにくくしている。
 この素材にナノメートルサイズの穴を開けたシート状の膜を作り試験したと
ころ、毎日膜の洗浄を繰り返しても膜の使用期間は従来の10倍以上に長くなっ
た。またナトリウムやマグネシウムなどの塩類を含む水道水を膜に通し、塩類
を除去することにも確認された。
 浄水処理をはじめ、農業廃水から残留農薬を除去するのに役立つよう実用化
を目指す。
(日経産業 5/9)


■千趣会、ペットファースト
 ペット用品ショッピングサイト “ペットファースト.jp ”をオープン

 千趣会子会社のペットファーストは5月7日、同社が運営する従来のペット用
品ショッピングサイト“たまめいと”を一新し、通販新基幹システムと連携さ
せた、新EC“ペットファースト.jp”(ペットファーストジェイピー、http://
www.petfirst.jp)をオープンさせた。
 同サイトは、ペット(犬・猫)に対し高い意識をもち、家族と同様の愛情を
注いでいる30代・女性を中心とした層をターゲットとし、「身近で信頼できる
ペット用品の通販サイト」を目指す。同サイトの特長として、ペットとの快適
な生活の提案(商品提案)や、利便性をさらに追求し今欲しい商品をすぐに探
すことができる特集カテゴリーの提供、専門スタッフによるペットとの暮らし
に関する情報や提案などの掲載などがある。トイレ用品のカテゴリーには、ペ
ットシーツ各種やペット用ウエットティシュなどもラインナップされている。
http://www.senshukai.co.jp/main/top/pdf/080507pet.pdf
(5/7)


■帝人ファイバー
 恒例の「2009春夏 ファッション素材展示会」を開催

 帝人ファイバーは、毎年恒例となっている「2009春夏 帝人ファイバー ファ
ッション素材展示会」を5月14〜16日、東京都中央区銀座の「時事通信ホール」
で開催する。
 同展示会は翌年の春夏シーズンに向けて、商社、問屋、アパレルなどの顧客
を対象に、レディスおよびメンズのファッション衣料用素材を総合的に提案す
るもので、今回の展示点数は素材が約140点(うち、エコ関連が約70点)、製品
が約160点(同 約30点)となっている。今回は「TECHNOLOGY MEETS FABRICS.」
をテーマに、ファッション性や快適機能性、環境対応性を兼ね備えたこだわり
の素材を製品化し、イメージしやすい形で提案する。
 近年、ファッションの流れは洗練された素材とスタイリングが醸し出す、チ
ャーミングでリラックス感あふれる「上品なカジュアル」が主役となる一方、
地球環境問題への関心の高まりとともに、環境対応素材や循環型リサイクルシ
ステムなどが注目され、ますますニーズの多様化が進んでいる。こうしたなか、
同展示会では極細の超長綿のようなやさしい肌触りが特徴の“コルティコ(R)
メルファイン(R)ECO”、エクストラファインウールのような“トリクシオン(R)
エトリア(R) ” 、ソフトで軽い極細中空繊維 “エアロカプセル(R)マニフ(R)
ECO”の3素材を中心に、環境対応素材なども併せて提案する。そのほか、循環
型リサイクルシステム「エコサークル(R)」 を中心に、リサイクル繊維とそれ
らをさらに発展させた差別化高機能素材やトレンド素材もバリエーション豊富
に紹介する。
http://www.teijin.co.jp/japanese/index.html
(5/12)


■富士経済
 高機能繊維の2011年世界市場を予測

 富士経済は自動車、エレクトロニクス、航空・宇宙産業など新市場を開拓す
る高機能繊維市場を調査し、その結果を報告書「高機能繊維市場実態総調査20
08」にまとめ、2011年の世界市場を予測した。同調査の実施期間は07年12月〜
08年 3月で、対象は快適機能繊維22品目、高機能素材繊維24品目、機能繊維応
用繊維6品目の合計52品目。
 高機能素材繊維は産業用資材としての需要を開拓し、世界市場で成長を遂げ
つつある。とくにパラ系アラミド繊維とPAN系炭素繊維は1,000億円を超える巨
大市場を形成しており、収益性の高い製品分野として国内メーカーも積極的な
展開を進めている。また、環境意識の高まりと健康配慮の面から、生体溶解繊
維は07年の177億円から11年には2.1倍の市場に成長すると予測される。今後も
苦戦が続くアパレル用途中心の快適機能繊維とは異なり、産業用資材として展
開する高機能素材繊維は11年に07年比46%増の高い成長が見込まれている。
 高機能素材繊維と快適機能繊維39品目のうち、今後とくに成長が注目される
品目の市場推移は以下の通り。(A; 07年世界市場、B; 11年予測、C;11/07年
比)
[高機能素材繊維]
 ・パラ系アラミド繊維(防弾・防護、摩擦材・ガスケットなど);A 2,000億円
  (前年比114.3%)、B 3,000億円(C;150.0%)
 ・PAN系炭素繊維(航空機、風力発電ブレード、スポーツ用品など);A 1,340
  億円(前年比116.5%)、B 1,950億円(C 145.5%)
 ・アルミナ短繊維(ディーゼル車用排ガス触媒保持材、高熱炉断熱材など);
    A 651億円;前年比122.6%)、B 1,040億円(C 159.8%)
[快適機能繊維]
 ・蓄熱・発熱保温繊維(衣料・アパレル、スポーツ・レジャーなど);A 90億円
  (前年比105.9%)、98億円(C 108.9%)
 ・生分解性繊維(寝具類、インテリアなど);A 10億円(前年比125.0%)、 
  B 16億円(C 160.0%)
http://www.group.fuji-keizai.co.jp/press/pdf/080502_08033.pdf
(5/2)

┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ユニ・チャーム
 “ウェーブ”の“立体フロアワイパー”“ハンディワイパー”に限定カラー
 品

 ユニ・チャームは、リビング用シートクリーナー“ウェーブ”シリーズでフ
ロアタイプの“ウェーブ 立体フロアワイパー”と、ハンディタイプの“ウェ
ーブ ハンディワイパー”の限定カラー品を6月24日から新発売する。
 近年、掃除に時間をかけたくないというユーザーが増え、手軽に掃除ができ
るシートクリーナーの需要が拡大している。こうしたなか、01年発売の同社の
リビング用シートクリーナー“ウェーブ ハンディワイパー”は、簡単で便利
なハンディタイプの掃除用品として人気を集め、さらに08年 2月に発売したフ
ロアタイプの“ウェーブ 立体フロアワイパー”も好評を得ている。今回、よ
り多くのユーザーがさらに楽しく掃除ができるよう、限定カラー品を発売する
もの。
 さらに、“ウェーブ”ではクイズに答えると抽選でハワイ旅行3泊5日が当た
る「至福のハワイ プレゼント」キャンペーンを、6月24日から8月31日まで実
施する。クイズは「ウェー○で夏もスッキリ気分爽快!」の、○の中に当ては
まる文字を答えるもので、応募は専用応募ハガキや郵便ハガキ、また 6日24日
オープン予定のインターネットホームページ(http://www.wavekirei.jp)から
も応募できる。
 限定カラーの“ウェーブ”各商品の主な特長は以下の通り。
“ウェーブ立体 フロアワイパー”(カラーワイパー1本、取替えシート5枚+
5枚)
 (1) ワイパーは、ピンク・グリーン・ブラウン・ブルーの 4色を揃え、お気
   に入りの色を選べる
 (2) 通常5枚入りの取替えシートが、今回は5枚増量でお得な10枚入り
“ウェーブ ハンディワイパー”(カラーホルダー1本、取替えシート2枚、カラ
ーケース付) 
 (1) ホルダーは、ピンク・グリーン・ブラウンの3色を用意
 (2) それぞれの色にあった専用カラーケース付きで、お部屋のインテリアに
   もぴったりマッチする
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(5/15)


■ユニ・チャーム
 夏専用の夜用ナプキン“ソフィ 超熟睡ガード 涼肌”を限定発売

 ユニ・チャームは生理中でも安心して熟睡できる夜用ナプキンとして人気の
“ソフィ 超熟睡ガード”シリーズから、暑い夜でも快適な夏専用の夜用ナプ
キン“ソフィ 超熟睡ガード 涼肌(すずはだ)”(330・16枚、360・14枚、400
・12枚)を6月17日より全国にて限定新発売する。
 夏にかけて気温が上昇してくると、ナプキン使用時のショーツの中は湿度が
高まってムレやすくなり、とくに長い夜用ナプキンの場合は、夏の暑さでムレ
て不満や不快に感じたり、肌トラブルを感じるユーザーが増える傾向にある。
 そこで同社は「超通気バックシート」を採用し、夏でもムレずにさらさらで
暑い夜でも安心して熟睡できる夜用ナプキンを新開発、今回限定発売するもの。
商品の主な特長は以下の通り。
 (1) バックシートの全面に、通気性が高くショーツ内の湿度を下げる効果の
   ある「超通気バックシート」を採用。これにより夏もムレずにさらさら
   快適で、生理中の暑い夜も安心して熟睡できる
 (2) 「ズレ防止エアバッグ」がズレを防止。中に空気の入った中空構造で、
   自由に形を変えてからだのすきまに添うように収まり安定、ナプキンを
   一晩中安心なポジションにキープし続ける
 (3) 「あなたにあわせてカタチが変わる吸収体」ですきまを防止。つけると
   同時に一人ひとりのからだにあわせ、形を変えて体についてくるため、
   いつでもぴったりフィット。ナプキンがヨレてすきまができるのを防ぐ 
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(5/8)


■金星製紙
 “ホコリクッキリ黒 フローリングワイパーとりかえシート”新発売

 金星製紙は、世界初の合成繊維100%で化学系接着剤を使わないエアレイド不
織布“エコパル”から生まれた新製品、“ホコリクッキリ黒 フローリングワ
イパーとりかえシート(ドライタイプ)”を新発売した。
 エコパルは化学系接着剤を使わず熱融着繊維を使用しているため安全性が高
く、均一性、嵩高性に優れるほか、多層構造や多様な原料・粉体の組合せが可
能となっている。新商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 黒い取替えシートで、拭き取ったホコリがくっきり見える
 (2) 軽く拭くだけでホコリを吸着し、艶出し効果もある
 (3) 厚手のシートでしっかり拭き取れる
 (4) シートのまま、ダスターとしても利用できる
http://www.kinseiseishi.co.jp/products-newitem.html
(5/12)

┏☆ 催  事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■日本繊維機械学会 テクテキスタイル研究会
「第17回 研究例会」を6月5日・奈良で開催

 日本繊維機械学会 テクテキスタイル研究会は、「第17回 研究例会」として
「大和ハウス工業椛麹技術研究所見学と講演会―ハウスメーカーと考える住
宅、建築における繊維利用」を6月5日・奈良市左京の「大和ハウス工業椛麹
技術研究所大講堂」において開催する。
 大和ハウス工業の協力により、制震住宅や免震住宅など、住宅建築における
最新技術の見学と、ハウスメーカーならびに繊維メーカーによる関連技術紹介
から、住宅建築における更なる繊維利用について考える。当日の見学会・講演
会の内容は下記の通り。
[見学会]
 大和ハウス工業椛麹技術研究所見学会および同社技術紹介(外張り断熱通
気工法の高密度グラスウール、光触媒技術、ガラス繊維補強コンクリート外壁
の開発ほか)
[講演会]
 (1)「テキスタイルセンサー」福井県工業技術センター
 (2)「アラミド繊維素材」帝人テクノプロダクツ
 (3)「空気をデザインする」ダイキン工業
 (4)「パレスシート工法」芦森工業
 (5)「立体布帛」ユニチカファイバー
 (6)「軽量、難燃、通気性繊維ボード」潟Nラレ
 (7)ディスカッション
 [問合せ先]
 日本繊維機械学会 テクテキスタイル研究会
 TEL 06-6443-4691
http://wwwsoc.nii.ac.jp/tmsj/japan/

┏☆お 知 ら せ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■「日本不織布協会 設立10周年記念誌」Nonwovens Review Vol.19 No.1
 会員企業アンケートご協力のお願い

 わが国不織布産業界を代表する業界組織である「日本不織布協会」が設立さ
れ、今年で10周年を迎えます。近年における日本の不織布製品の進歩と内外か
らの高い評価はひとえに同協会に参加されている会員各企業による努力の賜と
言えますが、業界を取り巻く環境は一段と厳しさを増し大きな時代変化に曝さ
れていくと予想する向きも少なくありません。そうした意味では、今ほど過去
の総括と将来へ向けての展望が必要とされている時代はないと言えるかもしれ
ません。
 そうした認識の下、弊誌「Nonwovens Review(ノンウーヴンズレヴュー)」
のVol.19 No.1 では、日本不織布協会が設立10周年を迎えるに際し、この10年
間における内外不織布産業の動向を総括するとともに今後どのように発展して
いくのかを占う記念特集号を企画、その一環として協会会員へのアンケート取
材を敢行し、有力企業個々の市場戦略・製品展開の成果および将来への取組み
に焦点をあてて紹介します。
 このアンケート取材によりわが国不織布産業の発展の方向性を探るとともに、
掲載誌面は各企業のユーザー業界に対する“企業力”をアピールできるような
構成とします。

 つきましてはご多忙のところ恐縮ですが、弊社からのアンケートにご協力を
お願い申し上げます。
 詳しい内容やご不明の点などございましたら、弊社営業担当か、もしくは当
メルマガのメールアドレスまでお問い合わせ下さい。


┏☆ 発  行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
      http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521  FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
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NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.299
━━☆No.299☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆              NONWOVENS  REVIEW  On-Line
□■□              http://nonwovens-review.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2008.05.26☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

不織布に関する最新の情報を、本誌購読者およびクライアントの皆様にいち早
くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■日産自動車、日本電気、ほか/日産自動車と NECの合弁会社が高性能リチウ
 ムイオン電池を事業化
■NECトーキン/自動車用電池電極工場を設立
■トヨタ自動車、松下電器産業/共同で自動車用電池を増産
■日清紡/燃料電池用カーボン系セパレーターの新工場を関東地区に建設
■旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツ/“ タイベック(R)トランスカ
 バー”がトヨタ・レクサスに採用
■ユニチカファイバー、トレビラ社/戦略的パートナーとして事業提携へ
■東洋紡積/高強力高耐熱PBO繊維“ザイロン(R)”を値上げ
■化学大手5社/6月以降に石化製品を一斉値上げ
■幼児用紙おむつ/2社が実質値上げ
■クレハ環境/塩ビ壁紙リサイクルを11年度をめどに事業化へ
■三光機械/ティーバッグを毎分100袋作成する包装機を発売
■日本バイリーン/取締役候補者が決定
■巴川製紙所/機構改革・人事異動を発表
■日本化学繊維協会/08年4月度の化学繊維生産・在庫の概況(速報)を発表
■日本化学繊維協会/「第7回アジア化繊産業会議」の開催概要を発表
■日本化学繊維協会/ロシアの07年繊維産業の概況を公表

<海外ニュース>
■ザヴォッド・エラスティック社(ロシア)/2008年末までにエリコン・ノイ
 マグ社製3.2m幅SMSラインの稼働開始を予定 ほか

<製 品 開 発>
■P&G/人気TV番組とコラボでオセロ・松嶋デザインの限定ウィスパーを新発
 売

<催  事>
■日本繊維機械学会/「テキスタイルカレッジ・不織布実用講座」を7月24日・
 大阪で開催
■日本不織布協会/「不織布基礎講座」を関東・関西・四国3地区で6月に開催
■日本不織布協会/「ITMAアジア'08見本市視察ツアー」を7月29日〜8月1日に
 開催

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■日産自動車、日本電気、ほか
 日産自動車とNECの合弁会社が高性能リチウムイオン電池を事業化

 日産自動車、日本電気およびNECトーキンは3社間の合弁会社である「オート
モーティブエナジーサプライ(以下;AESC)」による自動車向け高性能リチウ
ムイオン電池の事業化を決定した。
 AESCは初期段階として今後3年間で120億円の投資を行い、日産座間事業所内
に生産ラインを新設、09年度までに稼働開始予定で、年間生産能力は車両にし
て1万3,000台分相当からスタートし、将来的には6万5,000台分となる見込み。
さらに、NECトーキンは今後3年間で110億円を投資してNEC相模原事業場内に生
産ラインを新設し、AESCの需要に合わせた電極の量産を開始する予定。
 07年4月に日産とNECグループの折半出資会社として設立されたAESCでは今回
の事業化に際し、NECとNECトーキンが自動車用大容量ラミネート型電池(セル)
技術の提供と電極の生産を担当する一方、日産は長年の経験による車両に応用
した技術を提供する。また、AESCの資本金は15億円となり、今後は日産51%、
NECグループ42%、およびNECトーキン7%の株式保有率とする。
 同社の高性能リチウムイオン電池は小型のラミネート構造を採用し、従来の
円筒形ニッケル水素電池と比べ 2倍の電力を供給できる。09年発売予定の小規
模事業用フォークリフトにAESC製リチウムイオンバッテリーが最初に採用され
る予定で、さらに米国と日本で10年度に投入予定の日産の電気自動車、および
日産独自のハイブリッド車にも採用される見込み。日産では、バッテリーの需
要を大幅拡大させる電気自動車のグローバル規模での量販を12年までに行う計
画。
http://www.nec-tokin.com/top/news.cgi?mode=body&id=124
(5/19)


■NECトーキン
 自動車用電池電極工場を設立

 NECトーキンはNEC相模原事業場内に自動車用電池電極の量産ライン構築を決
定した。総投資額は約137億円、延床面積は約1万2,200m2。
 これにより同社は、自動車用リチウムイオン電池の開発から生産までの一貫
体制を神奈川に構築することになる。同社は今回相模原市に進出した理由を、
同社の電池研究部門が NEC相模原事業場に在籍していること、電極の主要供給
先であるオートモーティブエナジーサプライ鰍ェ近隣の座間市に自動車用電池
の量産ラインを展開すること、神奈川県が電気自動車の導入に積極的であるこ
と、としている。また、同事業場は自動車用途以外の民生・産業用ラミネート
電池の開発・試作拠点の機能も併せ持つことになり、同社は神奈川県に対して
「施設整備等助成制度」の申請を行い、あわせて相模原市にも「施設整備奨励
金」を申請する予定。
 同社が世界に先駆けて開発したリチウムイオン二次電池のマンガン系ラミネ
ートタイプは、環境に配慮した素材を使用するだけでなく、それまで同電池が
不得手だった大電流放電特性を大幅に改善、電動自転車や無停電電源装置(UP
S)など新たな市場を開拓してきた。
http://www.nec-tokin.com/top/news.cgi?mode=body&id=125
(5/19)


■トヨタ自動車、松下電器産業
 共同で自動車用電池を増産

 トヨタ自動車は松下電器産業と共同で、ハイブリッド車など環境対応車に搭
載する電池を大幅に増産する。
 宮城県大和町には現在主流のニッケル水素電池の工場、静岡県湖西市には次
世代型のリチウムイオン電池の工場をそれぞれ新設する。既存拠点の増強と併
せ、2011年をめどに生産量を年間約 100万台分に引き上げる。基幹部品である
電池で競合他社を大きく上回る量産体制が整うことで、世界生産台数 1,000万
台の一割をハイブリッド車にするトヨタの環境戦略が一段と加速する。
(日経 5/23)


■日清紡
 燃料電池用カーボン系セパレーターの新工場を関東地区に建設

 日清紡は、関東地区に燃料電池用セパレーターの新工場を建設する方針を固
めた。
 同社は美合工場(愛知県岡崎市)に生産設備を有しているが、家庭用定置型
燃料電池市場の立ち上がりなどを受け、09年夏以降に需要が急拡大すると見込
まれ、これに対応すべく量産工場を新設する構想で、今夏までに正式決定する。
現在は立地や能力などの検討を進めているが、研究開発拠点がある千葉地区が
最有力とみられる。
 同社のカーボン系セパレーターは、成形性に加え従来のカーボン成形品に比
べ約 2倍の強度と金属セパレーター並みの厚さ、従来にない柔軟性を持つこと
が特徴。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が進めてきた定置用燃
料電池大規模実証研究事業で多くの燃料電池に採用され、事実上のデファクト
スタンダードとなっている。
 現在の生産拠点は美合工場で月 200万枚の生産能力を持つが、需要拡大に対
応するため、最新設備の導入や面取りの工夫などにより同 400万枚規模への増
強を進めている。ただ、定置型燃料電池の市場が本格的に立ち上がるなど需要
は急速に拡大する見通し。
(化学工業日報 5/16)

 
 
■旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツ
 “ タイベック(R)トランスカバー”がトヨタ・レクサスに採用

 旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツは新車を移送する際に使用され
る塗膜保護シート“タイベック(R) トランスカバー”の発売を日本で開始した
が、同製品はトヨタ自動車のレクサス国内出荷モデルに採用されたことから、
自動車生産台数が世界最大級の日本で今後とも同製品の拡販に務める考え。
 同製品は超軽量でありながら高い強度と耐久性能をもち、耐水性・耐薬品性
に加え通気性や透湿性も兼ね備えた不織布“タイベック(R)”製で、 組み立て
が完了した車を新車点検やカーディーラーへ移送する際に装着する新車塗膜保
護シート。車の塗膜を紫外線や酸性雨、また異物や花粉などの落下物から守り、
安全に移送するために装着される。このシートには一般的に非透湿の全面糊付
けフィルムが使用されているが、変色やシミ、糊残りなどの発生で補修作業が
必要となる場合がある。これに対し、同製品は車種ごとにカスタムメイドされ
るデザインと糊の使用を最小限に抑える仕様の採用により、補修作業の低減を
実現させたのに加え、装着や取り外しが容易な設計で作業効率の改善にもつな
がる。
http://www2.dupont.com/DuPont_Home/ja_JP/NewsEvents/news/2008/article20080520.html
(5/19)


■ユニチカファイバー、トレビラ社
 戦略的パートナーとして事業提携へ

 ユニチカファイバーとドイツ・トレビラ社は戦略的パートナーとして事業提
携する。
 トレビラ社が保有する難燃樹脂技術と、ユニチカファイバーの繊維紡糸加工
技術を駆使し、これまでにない新しい繊維の開発に共同で着手する。すでに技
術交流の成果も確認しており、一部新開発品を市場に導入できるところまで進
んでいるという。
 トレビラ社が保有する「トレビラCS」ブランドは、ドイツ、フランスでは世
界で最も厳しいといわれる難燃規格をクリアし、安全で確かな機能をもつブラ
ンドとして確固たる地位を築いており、EU圏でのインテリア市場のほぼ98%の
占有率を誇っている。一方、ユニチカファイバーは差別化素材、特殊素材の開
発・生産・販売における実績とノウハウを活かし、トレビラ社の保有するトレ
ビラCSブランドの更なる展開を担う、戦略的パートナーとなる。また、トレビ
ラ社の持つ生産能力の一部をユニチカファイバー岡崎工場、日本エステル岡崎
工場へ移管し、将来的にはトレビラCSブランドにおける特殊素材については、
トレビラ社のアジア基幹をユニチカファイバーが担うレベルまで戦略的提携を
積み重ねていく。
 トレビラCSは、トレビラ社の独自技術によりポリエステルを変性させること
で高度な難燃性を発現させた。繊維の表面加工ではなく、繊維そのものが高い
難燃性能を有し、一般的に使用されるハロゲンまたは窒素を含む合成物や有害
物質を使用していない。難燃性能が永続的に続く、加熱時に有害ガスの発生が
ほとんどなく発煙も少ない、優れた耐久性、耐摩耗性、耐光性、発色性のある
光沢感、さらにリサイクルが可能などの特長がある。
http://www.unitika.co.jp/news/io-pdf/00174.pdf
(5/16)


■東洋紡積
 高強力高耐熱PBO繊維“ザイロン(R)”を値上げ

 東洋紡積は7月1日出荷分より、高強力高耐熱ポリパラフェニレンベンズオキ
サゾール(PBO)繊維“ザイロン(R)” 原糸およびその加工品を約10%値上げす
る。
 ザイロン(R) は高強度、高耐熱性を生かして消防服や耐熱フェルトなど、さ
まざまな産業分野で活躍しているスーパー繊維。今回の値上げについて同社は、
近年の原油高ならびに資源高により、 07年 4月以降、ザイロン(R)の原料およ
び副原料が高騰しており、今後も高値基調が続くものと思われる。燃料費や物
流コスト等も高値が継続していることから、ユーザーへの安定供給の責務を果
たすべく、価格改定の実施を決定したとしている。
http://www.toyobo.co.jp/press/press304.htm
(5/19)


■化学大手5社
 6月以降に石化製品を一斉値上げ

 三井化学など化学大手5社は、6月以降の石油化学製品の値上げを一斉に打ち
出した。
 原料となるナフサの価格高騰に加え、電気料金や副原料などのコスト上昇分
も盛り込む。採算が悪化している石化事業の収益確保を狙う。
 三井化学の子会社であるプライムポリマーは 7月納入分から汎用樹脂ポリエ
チレン、ポリプロピレンを値上げする。 1kgあたりナフサ分18円、電気料金や
副原料分6円分の計24円以上と、上げ幅は過去最大規模となる。
  JSR子会社のテクノポリマーはABS系樹脂全7種類、旭化成ケミカルスではポ
リエチレン製品5品種、ダウ・ケミカル日本はポリエチレン樹脂5品種を、それ
ぞれ6月納入分から1kg20円以上の値上げを目指す。日本ゼオンは樹脂の発泡剤
などに使うシクロペンタンを6月から同55円値上げする。
(日経産業 5/20)


■幼児用紙おむつ
 2社が実質値上げ

 ユニ・チャームは、幼児用紙おむつ商品の一部を 6月から実質値上げすると
発表した。出荷価格を据え置いたまま内容量を 5〜11%減らす。パルプや樹脂
など原材料価格の高騰で2009年 3月期に生産コストが約70億円かさむため、製
品価格に転嫁する。
 対象はパッケージを刷新して 6月から発売する紙おむつの“マミーポコ”の
パンツタイプとテープタイプの2種類。パンツタイプのLサイズは36枚から32枚
に、テープタイプのLサイズは44枚から42枚に減らす。同社は昨春もテープタ
イプで、出荷価格を変えずに内容量を9%減らした。
 花王は幼児用紙おむつ“メリーズ”の一部商品を5月下旬に実質値上げする。
 商品の刷新に合わせて、出荷価格を据え置いたまま内容量を10%程度減らす。
原材料コストの上昇に対応するのが狙い。
 通気性や吸水性を改良したテープタイプの商品を 5月下旬に発売するのに合
わせ、新生児用などを除いた 4品目で9〜10%内容量を減らす。Mサイズの46枚
入りは42枚入りとなる。オープン価格だが、店頭想定価格は従来品と同程度の
1,000円前後となる見込み。同社は 4月下旬にパンツタイプの“メリーズ”も5
品目で商品改良に合わせ内容量を5〜10%削減した。
(日経 5/16)


■クレハ環境
 塩ビ壁紙リサイクルを11年度をめどに事業化へ

 クレハ環境(福島県いわき市)は、2011年度をめどに塩ビ壁紙のリサイクル
事業に進出する。
 使用済み壁紙を熱処理により活性炭化物に再生するもので、塩ビ工業・環境
協会(VEC)の支援を得て、今年度から実証プラントで最適条件の探索を進める
とともに、リサイクル品の用途開発に取り組む。
 同社では03年から塩ビ壁紙リサイクルの技術開発に取り組んできた。処理プ
ロセスは、まず破砕した廃塩ビ壁紙をロータリーキルンに投入、 600℃の窒素
雰囲気下で加熱、水洗・破砕後に脱水処理して多孔質炭化物を生成する。塩ビ
を加熱処理する際に発生する塩化水素は、壁紙に含まれる炭酸カルシウムと反
応、塩化カルシウムとして固定されるため、製品自体を中和剤として利用でき
るのが特色。
 同社では自社での事業化を見込む一方、壁紙メーカーおよび流通業者から、
安全で安定的なリサイクルルートを求める機運があり、これら業者と連携した
事業形態も検討していく。
(化学工業日報 5/19)


■三光機械
 ティーバッグを毎分100袋作成する包装機を発売

 三光機械(神奈川県相模原市)は、お茶などのティーバッグを作成する包装
機“US12”を完成、5月中に発売する。価格は450万円からで、初年度10台の販
売を目指す。
 “US12”は1辺が50〜70mmの三角パックと、40〜100mmの平形のティーバッグ
が製造できる。装置内に組み込んだマイコンにより、生産数を調整する。最大
で毎分100袋のティーバッグを製造できる。装置サイズは縦1520mm、横870mm、
奥行き 990mm。三角バッグ・平形のいずれも、ティーバッグにひもを付けた状
態で製造が可能である。
(日刊工業 5/22)


■日本バイリーン
 取締役候補者が決定

 日本バイリーンは、 6月27日開催予定の第26回定時株主総会において提案す
る取締役候補者を以下の通り決定した。
[取締役候補者]
 田中裕氏(代表取締役会長)、菅野光雄氏(代表取締役社長)、M田和夫氏
(専務取締役)、田中稔氏(常務取締役)、水谷良明氏(取締役)、吉田俊雄
氏(同)、森岡茂男氏(同)、安保敬二氏(同)
〈新任〉伊藤晴彦氏(DIC且謦役)、トーマス・ザイデル氏(取締役〈非常勤〉、
フロイデンベルグノンウーブンズアジア首席代表)、中谷修氏(東レ椛纒\取
締役専務取締役)
[退任予定取締役]青柳良一氏(取締役〈非常勤〉)、冨板和夫氏(同)
http://www.vilene.co.jp/news/list/img/newsp_n549.pdf#
(5/15)
 
 
■巴川製紙所
 機構改革・人事異動を発表

 巴川製紙所は5月21日付で、機構改革と人事異動を下記の通り行った。
[機構改革]
 (1) 経営戦略本部内の企画グループと経理グループを統合、新たに財務企画
   グループとし、業務の効率化を図る。
 (2) 電子材料事業部内の基礎開発グループ、営業推進グループ、基板材料ユ
   ニット、パッケージ材料ユニットを廃止し、営業グループ、開発グルー
   プ、製造グループを新設。これにより営業・開発・技術部門の効率化・
   強化を図る。
[人事異動]
 経営戦略本部副本部長兼 財務企画グループマネージャー兼 社長室シニアス
タッフ・ 山口正明氏(旧 経営戦略本部副本部長兼 企画グループマネージャ
ー兼 社長室シニアスタッフ)、執行役員電子材料事業部長・今田俊治氏(旧 
執行役員電子材料事業部長兼 基礎開発グループマネージャー)、電子材料事業
部営業グループマネージャー・生田三千雄氏(旧 電子材料事業部営業推進グル
ープマネージャー)、電子材料事業部開発グループマネージャー・島武志氏(旧
 電子材料事業部パッケージ材料ユニット長)、電子材料事業部製造グループマ
ネージャー・小菅鋭作氏(旧 電子材料事業部基板材料ユニット長)
http://www.tomoegawa.co.jp/topic/2008/topic20080521.html
(5/21)


■日本化学繊維協会
 08年4月度の化学繊維生産・在庫の概況(速報)を発表

 日本化学繊維協会は、08年4月度の化学繊維生産・在庫の概況(速報)を発表
した。それによると、化学繊維生産は9万5,964t(前年同月比4.8%減)、うち合
成繊維生産は8万1,307t(同8.0%減)だった。主要品種では、ナイロンF 9,561t
(前年同月比1.5%減)、アクリルS 1万7,661t(同18.0%減)、ポリエステルF
 2万1,163t(同5.2%減)、ポリエステルS 1万5,207t(同9.1%減)と、4品種
揃って前年同月比減少した。
 一方、化学繊維在庫(生産者)は11万1,177tで前月比1.5%増・前年同月比1.3
%増、うち合成繊維在庫は 9万8,012tで前月比1.7%増・前年同月比2.9%の増
だった。主要品種では、ナイロンF 1万3,282 t(前月比1.1%減)、アクリルS
 1万6,874t(同12.5%増)、ポリエステルF 2万6,371t(同1.8%増)、ポリエ
ステルS 22,440 t(同2.3%減)だった。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news/press_release/seizai/seizai0804.pdf
(5/21)


■日本化学繊維協会
 「第7回アジア化繊産業会議」の開催概要を発表

 日本化学繊維協会は、5月15・16日の2日間、マレーシア・ペナンにて開催さ
れた「第7回アジア化繊産業会議」の概要を発表した。
 それによると、同会議には 9ヶ国・地域(日本、中国、インド、インドネシ
ア、韓国、マレーシア、パキスタン、チャイニーズ・タイペイ、タイ)から133
名が参加したほか、ベトナムからのオブザーバー参加があった。今回の会議で
は、各国・地域からのカントリーレポートのほか、スペシャルセッションとし
て「アジア化繊産業ビジョン」のフォローアップ報告が各国・地域から行なわ
れ、ビジョン発表後2年間の化繊業界の取組みや今後の課題についての報告と、
活発な意見交換が行なわれた。また、特別テーマとして日本から化繊協会・鎌
原正直会長が「世界の化繊需給の中長期見通し」の報告を行ったほか、中国か
ら「省エネ及び環境問題に対する化繊産業の対応」、インド、チャイニーズ・
タイペイから「産業用・非衣料用の化繊市場開拓の現状と将来見通し」、韓国
から「アジアの化繊及び繊維産業の貿易の自由化、 FTAの動向など通商問題へ
の対応」といった報告が行なわれた。なお、次回(第8回)会議はパキスタンが
開催担当となり、10年に開催される予定となっている。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news/press_release/acfif/7thACFIF.pdf
 (5/19)


■日本化学繊維協会
 ロシアの07年繊維産業の概況を公表

 日本化学繊維協会は、ロシアの07年繊維産業の概況を公表した。
 それによると Rosstat(ロシア連邦国家統計局)のまとめでは、07年のロシ
アの織物類の生産量は合計27億3,500万m2で、06年対比で2.4%の減少に転じた
(06年は前年比0.7%増)。内訳をみると、綿布 21億4,300万m2(3.6%減)、
毛織物 2億2,850万m2(1.7%減)、麻織物1億100万m2(18.7%減)と全体的に
減少傾向が強いが、化合繊/シルク織物は1億5,500万m2(14.1%増)と増勢を
記録した。
 また、07年の不織布生産は3億800万m2(前年比5.3%増)となり、過去4年間
で約 1.6倍に拡大、停滞するロシアの軽工業生産のなかでは拡大傾向にある数
少ない繊維品のひとつとなっている。
 06年のロシアの繊維輸出額は5億8,900万ドル(前年比4.2%減)で、このうち
約62%に相当する3億6,600万ドルがCIS域外向け、残りの2億2,300万ドルがCIS
域内向けだった。07年の繊維輸出額は未詳だが、輸出比率が比較的高いアイテ
ムが軒並み減産となっており、繊維輸出額は引き続き減少したとみられる。
 現在、ロシアでは経済の急速な発展に伴い消費者の所得が拡大、一般消費市
場が目覚しい拡大を続けている。繊維製品の消費も著しく拡大しているが、国
内の繊維生産設備の更新が進まず、一方で二次製品の輸入が拡大している。ロ
シアは WTOへの早期加盟も視野に入れており、国内繊維企業の継続的な発展の
ために国際競争力の向上が至上命題となっている。そのためには、国内の生産
設備を更新し技術的な再構築を行う必要があり、現地の専門家によるとそのた
めには向こう4年間で少なくとも2,500億ルーブル(約100億ドル)が必要と試算
している。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news.html
(5/20)

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■アヴゴル・インダストリーズ社(英国)
 ファイバーウェブ社の買収に向けて4億ドルの借り入れを模索

■フィテサ社(米国)
 米国でスパンメルト生産の再開を計画

■アヴゴル・インダストリーズ社(イスラエル)
 株式公開後初の2007年売上は前年比約 6%減の2億7,285万ドル、収益は前年
比13%以上減の3,904万ドル、1株当たり収益は0.0809ドル

■クルト・ノンウーヴン社(トルコ)
 ファーレ社製の5,500t/年のシングルビーム・スパンボンドラインを購入

■ザヴォッド・エラスティック社(ロシア)
 2008年末までにエリコン・ノイマグ社製3.2m幅SMSラインの稼働開始を予定

┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■P&G
 人気TV番組とコラボでオセロ・松嶋デザインの限定ウィスパーを新発売

 P&Gは生理用ナプキンブランド“ウィスパー”で、人気TV番組「きらきらア
フロ」(テレビ大阪系列全国30局)とコラボレーションし、オセロの松嶋尚美
さんがデザインしたウィスパーを6月30日より全国発売する。
 この企画は、同番組内で松嶋さんが「ウィスパーのデザインがしたい!」と、
強く希望したことがきっかけでスタートし、商品化された。かねてよりアーテ
ィストとしての活動も活発な松嶋さんの「もっとかわいいナプキンが欲しい」
という思いが、「女性が生理の時も、快適でハッピーに過ごして欲しい」と願
うウィスパーブランドの思いと一致し、実現したもの。
 この限定ウィスパーには明るく楽しいキャラクターの松嶋さんらしく、ポッ
プな星柄と迷彩柄の2タイプがパッケージだけでなくナプキンのバックシート
にもデザインされ、ナプキンをひとつずつ持ったときもかわいい柄が透けて見
えるようになっている。「ただでさえ暗い気分になりがちだから、ナプキンは
素敵なものを持ちたい!」「女子は、もっとかわいいナプキンが欲しいと思っ
ている」など、松島さんのナプキンに対するこだわりがつまったウィスパー
(“<限定! オセロ松嶋デザイン>ウィスパー さらふわスリム ふつうの日用 
羽つき 星柄(30枚)/羽なし 迷彩柄(34枚)”)に仕上がった。
http://jp.pg.com/news/2008_01/200805/20080521p02.htm
(5/21)

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■日本繊維機械学会
 「テキスタイルカレッジ・不織布実用講座」を7月24日・大阪で開催

 日本繊維機械学会は「テキスタイルカレッジ・不織布実用講座」を7月24日、
大阪市西区の大阪科学技術センターにて開催する。
 不織布の概論、短繊維ならびに長繊維不織布の製法、加工法ならびに構造と
性質および用途などについて最新の情報も含めて系統的にやさしく解説し、若
手には基礎知識の習得を、シニアには知識の整理を目的として開催するもの。
講演の内容は以下の通り。
 (1) 「不織布概論ならびに短繊維不織布の製法」矢井田修氏(京都女子大学、
   不織布研究会委員長)
 (2) 「長繊維不織布の製法」六田克俊氏(ニッポン高度紙工業梶j
 (3) 「不織布の用途」吉田誠一氏(潟Gヌ・ティー・シー)
[問合せ先]
 日本繊維機械学会テキスタイルカレッジ委員会
 TEL 06-6443-4691
http://wwwsoc.nii.ac.jp/tmsj/japan/
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■日本不織布協会
「不織布基礎講座」を関東・関西・四国3地区で6月に開催

 日本不織布協会(ANNA)は、毎年恒例となっている「不織布基礎講座」(製
法・用途・試験方法および統計)を関東地区6月2日、関西地区同9日、四国地区
同20日にそれぞれ開催する。不織布の基礎をわかりやすく解説する講演内容は、
社員教育の一貫として役立つ講座として定評がある。各地区の講師および開催
場所は下記の通り。
 [不織布基礎講座 詳細]
 (1) 関東地区; 6月2日、東京都千代田区 (財)総評会館、[講師]土谷英
   夫氏 (ANNA事務局長)
 (2) 関西地区; 6月9日、大阪市中央区・大阪産業創造館、 [講師]岩崎博
   文氏(ANNA技術委員・旭化成せんい潟Xパンボンド営業部製品開発担当
   課長)
 (3) 四国地区; 6月20日、愛媛県四国中央市・(社)愛媛県紙パルプ工業会
   館、[講師]藤岡良一氏 (ANNA技術委員・アンビック葛Z術開発部ディ
   レクター)
[問合せ先]
 日本不織布協会事務局
 TEL 06-6233-0842
http://www.anna.gr.jp/news/n0804-06.html


■日本不織布協会
 「ITMAアジア'08見本市視察ツアー」を7月29日〜8月1日に開催

 日本不織布協会(ANNA)は、7月27〜31日に上海・SNIEC/Shanghai New In-
ternational Expo Centerにて開催される「ITMA アジア’08見本市」の視察ツ
アーを企画し、現在参加者を募集している。ツアー開催期間は 7月29日〜8月1
日で、上海滞在中は見本市視察のほかに不織布関連工場の見学も予定されてい
る。同見本市の出展内容は、紡績・不織布・織布、編機、染色・仕上機、その
他周辺機器等で、ツアー申込締め切りは6月27日までとなっている。
[問合せ先]
 日本不織布協会/TEL 06-6233-0842
 潟Cンセンティブ/TEL 06-6543-8875

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