NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.300
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2008.06.02☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

不織布に関する最新の情報を、本誌購読者およびクライアントの皆様にいち早
くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■東邦テナックス/三島事業所でゼロエミッション達成
■クラレ/ポリ乳酸関連事業で樹脂開発を重点に
■金井重要工業/銀で水耕栽培養液を除菌するフィルターを開発
■九州大学/燃料電池の発電量を1.5倍に高める
■BASF/四日市に燃料電池向け製品の開発センターを開設
■三洋電機/自動車用リチウムイオン電池事業に8年で800億円を投資
■住友化学/リチウムイオン電池用正極材製造に進出
■東レ/ポリエステルに吸・放湿性付与した新素材を開発
■名古屋大学/カーボンナノウォールへの半導体特性付加に成功
■日本製紙グループ/地球温暖化対策における目標を上方修正
■住友化学/ポリエチレン、ポリプロピレン樹脂を値上げ
■ユポ・コーポレーション/合成紙“ユポ(R)”を値上げ
■吸水性樹脂工業会/第14回通常総会・懇親パーティを開催

<海外ニュース>
■ファイバーウェブ社(ブラジル)/ブラジルのポリエステル不織布事業部、
 ビディム社を売却 ほか

<製品開発>
■伊藤園、日本ケミフェルト/靴の中敷きに茶殻を配合
■三菱レイヨン、エムアールシー・ホームプロダクツ/水栓一体型清水器“ク
 リンスイ”S−F402を新発売
■大王製紙/ティシュ 2種、トイレットティシュ3種、キッチンタオル1種を新
 発売
■ユニ・チャーム/生理用品 夏のプレゼントキャンペーン実施

<催 事>
■繊維学会/「第22回 感覚と計測シンポジウム」を6月20日・江戸川区船堀
 で開催
■日本包装学会/「第17回 日本包装学会年次大会(神戸大会)」を7月3・4日、
 神戸大学で開催
■東京国際消防防災展2008/6月5〜8日・東京ビッグサイトで開催


┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■東邦テナックス
 三島事業所でゼロエミッション達成

 帝人グループで炭素繊維事業を展開する東邦テナックスは、三島事業所にお
いて廃棄物をほぼ全量再資源化または有効活用できるようになり、ゼロエミッ
ションを達成した。同グループでは、非有効活用廃棄物を廃棄物総発生量の1
%以下とすることを「ゼロエミッション」と定義しており、同社のゼロエミッ
ション達成は、07年3月の揖斐川事業所に続き2事業所目となる。
 同社の三島事業所はアクリル繊維、炭素繊維、炭素繊維関連製品を生産し、
同社グループの炭素繊維事業において最大の生産拠点となる。生産品の中では
アクリル繊維関連の廃棄物が早期の段階で有効活用が実現したが、炭素繊維の
屑については軽くて強い特性から粉砕が困難で燃えにくいなど、その有効活用
に課題があった。これに対し、処理方法に関する調査や検討を重ねた結果、再
資源化が可能な処理事業者を開拓、最適な形で委託することで有効活用を実現
させた。
 再資源化の具体的な方法は、ロール状の屑については特殊な技術で破砕し、
燃えやすい形に加工した上で助燃材として利用するほか、糸状の屑については
粉砕せず、そのまま高温電気炉の還元剤として使用する。これにより同社では、
今後、炭素繊維の生産量が増加し、炭素繊維関連の屑が増加しても、安定的に
処理できることが確認されているとしている。
http://www.tohotenax.com/tenax/jp/data/pdf/080526_zeroemi_.pdf
(5/26)


■クラレ
 ポリ乳酸関連事業で樹脂開発を重点に

 クラレは、ポリ乳酸(PLA)関連事業を従来の糸中心から樹脂開発、用途展開
に軸足を移す。クラレプラスチックス(大阪市北区)が開発した軟質コンパウ
ンド(混練)事業を本格的に立ち上げるほか、名古屋にコンパウンド樹脂の専
任営業部を新設。これにより、フィルムや射出成形材料の用途開発を進める。
(5/26 日刊工業)


■金井重要工業
 銀で水耕栽培養液を除菌するフィルターを開発

 金井重要工業は、大阪府環境農林水産研究所と共同で、水耕栽培向けの養液
除菌フィルター”バクテクリーンAGフィルター”を開発し、このほど大阪府と
特許実施契約を結んだ。
 ポリエステルに銀をメッキした素材を製糸し、棒状に作製したもので、プレ
フィルターとセットで使用する。
(5/27 日刊工業)


■九州大学
 燃料電池の発電量を1.5倍に高める

 九州大学の許斐敏明教授らの研究チームは、自動車などへの搭載が期待される
固体高分子型燃料電池の発電量を最大で 1.5倍に高める技術を開発した。
 電気を生み出す触媒への酸素供給を効率よくして、単位面積当たりの電流量を
高めた。さらに出力を高め、大型化したうえで実用化を目指す。
(5/23 日経産業)


■BASF
 四日市に燃料電池向け製品の開発センターを開設

 BASFは、BASFジャパンのグレーター名古屋テクニカルセンター(三重県四日
市市)内に燃料電池用途開発センターを開設した。
 同社は15年までに膜・電極接合体(MEA)や触媒など燃料電池関連事業の売上
高を1億5,000万〜2億ユーロ(240〜320億円)に引き上げる目標をもっており、
日本を重要な市場に位置づけ、取り組みを強化する。
 同社は07年 2月、06年に買収した独ベメアスとエンゲルハードの事業を統合
してBASFフューエル・セルを設立し燃料電池事業を立ち上げた。現在はドイツ
にMEA関連、米国に触媒関連の研究施設と生産設備を有している。同社のMEAは
ポリベンゾイミダゾール(PBI)系で作動温度120〜180℃を実現しており、低コ
ストな燃料電池システムの実現に有利とされている。当面はノートパソコンな
どのポータブル機器やバックアップ用電源、家庭用電源向けをターゲットに開
発を進める。
(5/26 化学工業日報)


■三洋電機
 自動車用リチウムイオン電池事業に8年で800億円を投資

 三洋電機は、自動車用リチウムイオン電池事業に08年度から15年度の 8年間
で約 800億円を投資する計画を発表した。生産能力の増強のほか高出力化や長
寿命化に向けた開発などに投資。主力事業に育てることを目指す。
 10年に量産工場を設立、12年以降に海外に電池システムの組み立て拠点も建
設する。家庭用電源で充電して走行する「プラグインハイブリッド」用電池の
開発も進め、11年の実用化を目指す。大型投資と同時に、独フォルクスワーゲ
ンとの電池システムの共同開発にも取り組む。10年春をめどにアウディブラン
ドで三洋製リチウムイオン電池を搭載したハイブリッド車が発売される予定。
 三洋電機は現在主流のニッケル水素電池に比べて、同じ体積当たりの出力が
 2.3倍のリチウムイオン電池を開発している。フォルクスワーゲン以外にも日
米欧の自動車メーカーへの供給を進める。
(5/29 日経)


■住友化学
 リチウムイオン電池用正極材製造に進出

 住友化学は、セパレーターに続くリチウムイオン2次電池(LiB)用部材第 2
の事業として正極材に進出する。
 世界初のコバルトフリーのニッケルマンガン系正極材の開発に成功したもの
で、マンガンスピネル系やオリビン鉄系に比べ高出力・高容量を実現した。す
でに自動車メーカーがサンプルを評価中であるほか、今後ノートパソコンなど
民生用の展開も始め、近く愛媛工場に月産100tの設備を建設、事業化を急ぐ。
 同社は先行して高容量ニッケルタイプ系正極材の開発も進めており、今後拡
販を進め世界シェア30%を目指す。
(5/27 化学工業日報)


■東レ
 ポリエステルに吸・放湿性付与した新素材を開発

 東レと東レ合繊クラスターは、ポリエステルに吸・放湿性と吸水性を付与し
た新素材”クライマドライ”を発売する。
 同素材は北陸地域の繊維関連企業で組織した、東レ合繊クラスターが開発。
販売網の一つとして、東レの販路を活用する。09年春・夏シーズン向けファッ
ション衣料用途に初年度23万m2、3年後75万m2の販売を目指す。
 東レ合繊クラスターのナノテク素材分科会で開発した新しい加工技術を使用
した。新たに開発した吸湿・吸水モノマーを繊維表面上でモノマー化し、強固
に接着させた。
(5/29 日刊工業)


■名古屋大学
 カーボンナノウォールへの半導体特性付加に成功

 名古屋大学工学研究科の掘勝教授らの研究グループは、名城大学、愛知工業
大学、名大発ベンチャーのNUエコ・エンジニアリング(愛知県三好町)と共同
で、ナノメートルサイズのカーボン構造体であるカーボンナノウォールに、半
導体の電気伝導特性をもたせることに世界で始めて成功した。シリコンに代わ
る半導体素材として高速高密度集積回路(LSI)などへの応用を見込む。
(5/27 日刊工業)


■日本製紙グループ
 地球温暖化対策における目標を上方修正

 日本製紙グループ本社は、昨年 3月に制定した同社グループ全体で取り組む
環境行動計画(グリーンアクションプラン2010)の地球温暖化対策に関する一
部目標を改定した。地球温暖化防止に向けた取組みを強化し、「化石エネルギ
ー起源CO2排出原単位」を 16%(従来10%)削減、また「化石エネルギー原単
位」を20%(同13%)削減と、それぞれ削減目標を引き上げる(ともに1990年
度比)。
 この環境行動計画は、同社グループの環境憲章とその基本方針について、10
年までの具体的な取組みを明確化したもので、今回の改定は昨年末、日本製紙
連合会が地球温暖化対策の二酸化炭素(CO2)排出削減に関する目標を改定した
ことにともなう。
 同社グループは、第二次中期経営計画の主要施策のひとつとして「オイルレ
ス化(重油使用量の削減)」を掲げ、重油に代表される化石燃料の使用量を減
らし、バイオマス等の新エネルギー燃料への転換を進める新ボイラーの建設を
進めている。すでに6基が稼動中で、今後さらに4基が完成予定であることから、
従来の目標数値をさらに上方修正し、新たな目標を設定した。
http://www.np-g.com/news/news08052801.html
(5/28)


■住友化学
 ポリエチレン、ポリプロピレン樹脂を値上げ

 住友化学は 6月21日出荷分より、ポリエチレン樹脂およびポリプロピレン樹
脂を1kg当たり20円以上値上げする。
 同社では、原料価格の高騰にともなう大幅なコスト増は自社のコストダウン
努力だけでは吸収できず、今後の安定供給継続のためにも価格改定を行うとし
ている。
 また、同社ではナフサ価格スライドで製品価格を決めるいわゆる「フォーミ
ュラ方式」に関する価格交渉方法を変更する。これまで、前提とするナフサ価
格とのタイムラグにより、製品価格と実際に使用するナフサ価格との乖離が解
消されない問題があったため、今後は実際に使用する時点のナフサ価格をベー
スとしたフォーミュラに改定を行う。
http://www.sumitomo-chem.co.jp/japanese/gnews/news_pdf/20080523_4.pdf
 (5/23)


■ユポ・コーポレーション
 合成紙“ユポ(R)”を値上げ

 ユポ・コーポレーションは 7月1日出荷分より、合成紙“ユポ(R)”全グレー
ドを10〜15%値上げする。不採算グレードについては、改定幅を別途設定(+
20%以上)する。
 合成紙ユポ(R) の主原料であるポリプロピレン樹脂および原燃料高騰による
コストアップなどを理由に、同社では06年10月に26年ぶりとなる価格改定を行
った一方、引き続きさまざまな合理化を実施してきたが、価格改定後も原油お
よびナフサ価格が高騰し続け、ポリプロピレン樹脂価格は、需給逼迫もあり想
定以上に上昇している状況にある。また、原燃料高騰に伴う電力・蒸気などの
用役費や物流費の上昇も加わり、収益を大幅に悪化させる要因となっているこ
とから、同社では安定供給並びに品質維持を継続するためにも、コストアップ
の一部を製品価格に転嫁せざるを得ないとしている。
http://japan.yupo.com/news/detailes/pressrelease12.html
(5/27)


■吸水性樹脂工業会
  第14回通常総会・懇親パーティを開催

 吸水性樹脂工業会(尾関研二会長、日本触媒・取締役アクリル事業部長)は
 5月26日、東京・六本木の泉ガーデンタワーにおいて第14回通常総会を開催、
総会終了後は来賓なども招き懇親パーティを開催した。
 当日の総会終了後に催された懇親パーティの冒頭、尾関会長が挨拶に立ち大
要以下のように述べた。
 「吸水性樹脂工業会は1995年に設立され、すでに13年の歴史がある。昨今は
一般的に環境問題を中心とする安全性が重要な課題になってきたが、当工業会
としても同様にそれが重要テーマと考えており、最近はとくに SAPダスト問題
について積極的に取り組んでいる。その測定法の JIS化がさきごろ実現したこ
とから、今後この問題への取組みが具体的な成果をあげていくものと期待して
いる。また、わが国に比べ取組みが遅れぎみだった韓国や台湾などのメーカー
も昨年発足したアジア吸水性樹脂工業会(ASPIA)への参加を通し的確な対応へ
と変わりつつある。当工業会としては新たに提起される環境・安全の問題に対
しても引き続き積極的に取り組んでいく。
 現在すでに SAPは世界的で100数十万tの需要があり、とくに発展途上国では
人口の増加傾向や衛生用品の普及率などから将来的に大幅な需要増が見込まれ、
 SAP事業も大きく発展する方向にある。それと同時に環境・安全へ
の配慮が一段と重要性を増していくと予想されることから、当工業会では今後
ともそうした問題に注力していく」
(5/26)

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ファイバーウェブ社(ブラジル)
 ブラジルのポリエステル不織布事業部、ビディム社を売却

■ノウルトン・スペシャルティ・ペーパーズ社(米国)
 経営陣が自社を買収して、社名変更

■インターテック・グループ(米国)
 ポリマー・グループ創業者であり、インターテック・グループ社長、ジェリ
ー・ズッカー氏が4月に死亡

■スイス
 第13回INDEXトレードショーがジュネーブで開催され、前回より400人増の1
万2,500人が来場し、520社が出展

■バックアイ・テクノロジーズ社(ドイツ)
 エアレイドメーカー、バックアイ社が、プロクター&ギャンブル社、ジョン
ソン&ジョンソン社との契約更改に失敗し、シュタインフルト工場の従業員20
名を解雇

■欧州
 ユーロ高と需要低迷を背景に、ポリプロピレン、ポリエステルともに価格が
低下。レーヨン価格は安定


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■伊藤園、日本ケミフェルト
 靴の中敷きに茶殻を配合

 伊藤園は、クッション材製造の日本ケミフェルト(香川県多度津町)と共同
で茶殻を配合した靴の中敷きを開発、5月下旬にも発売する。
 緑茶成分由来の抗菌・消臭効果があるという。従来捨てられた茶殻を有効活
用することで、環境配慮の取り組みアピールする。
 ”カテキン快足”の名称で大手スーパーなどで販売する。緑茶飲料”お〜い
お茶”の製造過程で排出される茶殻を 1足あたり500mlペットボトル2本分配合。
ゴムにナイロン繊維を高い比率で練り込んだ特殊素材を使い履き心地も高めた。
希望小売価格は800円。
(5/26 日経MJ)


■三菱レイヨン、エムアールシー・ホームプロダクツ
 水栓一体型清水器“クリンスイ”S−F402を新発売

 三菱レイヨングループ会社のエムアールシー・ホームプロダクツは、水栓一
体型清水器“クリンスイ”S−F402を6月中旬より新発売する。
 同製品はマンションデベロッパー、システムキッチンメーカー、ハウジング
メーカー、リフォームメーカーなどを対象に販売を行い、初年度で約 6万台の
販売を見込んでいる。
 同社は89年にビルトインタイプ清水器“クリンスイ”を発売開始以来、アン
ダーシンク型から水栓一体型まで、ビルトインタイプのシリーズを幅広く展開。
近年はシステムキッチン用水栓のニーズの多様化に伴い、水栓一体型浄水器の
需要が伸びている。水栓一体型浄水器は水栓の吐水パイプ部にカートリッジを
内蔵するため、カートリッジ交換が簡便であることが大きな特長となっている。
そのほか、商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 水栓一体型浄水器は、アンダーシンク型と比べてろ過水量が少ないとい
   う課題をカートリッジ構造の改良で解決。中空糸膜を採用した水栓一体
   型としては業界最多の総ろ過水量1,500Lを実現
 (2) 独自の 3重ろ過システムを採用した高性能カートリッジにより遊離残留
   塩素、濁り、溶解性鉛、農薬(CAT)など「家庭用品品質表示法」除去対
   象5物質を高度除去
 (3) 吐水パイプに110度(右55度、左55度)の回転規制を付け、吐水口のシン
   クからのはみ出しを抑えてシンクの外が水濡れすることを防ぐ
 (4) 先端の切り替えレバーでシャワー・原水・清水を簡単に選べる
http://www.mrc.co.jp/press/p08/080527_b.html
(5/27)


■大王製紙
 ティシュ2種、トイレットティシュ3種、キッチンタオル1種を新発売

 大王製紙は 6月2日、エリエールブランドなどティシュ2種、トイレットティ
シュ3種、キッチンタオル1種をリニューアルし、新発売する。各商品の主な特
長は以下の通り。
“エリエールティシュー 180W”
“エリエールトイレットティシュー(シングル・ダブル)”
 共通;天然植物油から抽出した柔軟成分を内添する技術の改良により、ふん
    わりなめらかな肌触りを実現
 ティシュ;(1) 取出し口フィルムを分別しやすいよう、底面に開封用ミシン
    目を入れて環境に配慮した、 (2)「やわらかさ」をイメージした新パ
    ッケージデザインにリニューアル
 トイレットティシュ;ふっくらした厚み感を実現する独自の富士山エンボス
    加工でふっくらやわらかな肌ざわり
“エリエールティシューキュート 160W”
“エリエールトイレットティシューキュート(シングル・ダブル)”
 ティシュ;(1) 色彩豊かなフラワーアレンジメントの華やかなデザインのパ
    ッケージ、(2)ソフトでやさしい肌触りで、フェイシャル用途に好適、
    (3)裏面にはくらしを楽しくする「花言葉」つき
 トイレットティシュ;(1) エリエールキュートティシューで人気のフラワー
    アレンジメントの華やかなパッケージデザインを採用。生活者からの
    指示と売場での統一感を演出する、(2) エリエールこだわりのふんわ
    りやわらかな肌触り、(3)フローラルの香りつき
“エルフォーレトイレットティシュー(シングル・ダブル)”
    (1) 同社独自の古紙再生技術により、パルプと同等のやわらかい肌触
    りを実現、(2) 上質な古紙をリサイクルして配合することで、パルプ
    100%のトイレットティシュと同レベルの白色度を実現、(3)清潔感の
    ある爽やかなリーフデザインのパッケージをリニューアル
 “エリエール超吸収キッチンタオル”(2ロール、4ロール)
    (1) 濡れても強い紙質で、水、油の吸収時のTip to Tip構造を潰れ難
    くし、高い吸収性能を実現、(2) 鍋やフライパン拭きなど食後の片付
    けや、ガスレンジ・換気扇掃除にも安心して使用でき、手を汚さずに
    面倒な片付けを楽に済ませられる、(3) 生活者から人気の、清潔感の
    あるデザインを継続採用し、食卓をイメージできるポップな新デザイ
    ンに変更
http://www.daio-paper.co.jp/newsrelease/index.html
(5/26)


■ユニ・チャーム
 生理用品 夏のプレゼントキャンペーン実施

 ユニ・チャームは、暑い夏こそ女性が快適に過ごせるようにとの思いを込め
「夏こそ、涼しく、ここちよく。」をテーマに、生理用品を対象とした夏のプ
レゼントキャンペーンを6月18日から8月31日まで実施する。
 今回は、「そのキモチにこたえていく ○フィ。」の○の中に当てはまる文
字を答えて応募すると、人気リゾートホテルのペア宿泊券(1泊2日)が10組20名
に当たる「至福のリラックスタイムをプレゼント」と、対象商品のバーコード
2枚で応募すると“iittala(イッタラ)”のテーブルウェアが合計 300名に当
たる「北欧フィンランドのライフスタイルをプレゼント」のダブルキャンペー
ンとなっている。さらに、はずれた応募者の中からWチャンス賞として、同社
の生理用ショーツ“ソフィ スリムアップフィット”を抽選で5,000名にプレゼ
ントする。
 応募は専用応募ハガキや郵便ハガキのほか、携帯電話・インターネットより
6日18日オープン予定のキャンペーンサイト(http://www.sofy.jp) からも応
募できる。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(5/22)


┏☆ 催  事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■繊維学会
 「第22回 感覚と計測シンポジウム」を6月20日・江戸川区船堀で開催

 繊維学会は6月20日、都内江戸川区のタワーホール船堀において「第22回 感
覚と計測シンポジウム」を開催する。参加は「平成20年度繊維学会年次大会」
の参加登録者が対象となる。当日のプログラムは以下の通り。
 (1) 座長:諸岡晴美(富山大)
 「褥瘡予防寝具における高齢被験者の仙骨部接触圧と組織血流量の検討」
  (阪立産総研)山本貴則、片桐真子、木村裕和、(信州大・繊)松本陽一、
  (阪大院・工)西嶋茂宏 
 「体幹装具が歩行動作に及ぼす影響」辻創、金井博幸、西松豊典、(アルケ
  ア)山田裕之、相羽達弥、岩嵜徹治
 「床面障害物に対する高齢者と若年者の歩行動作の比較」(阪立産総研)木
  村裕和、片桐真子、山本貴則、(阪大院・工)上田雄義、佐野祥一、秋山
  庸子、泉佳伸、西嶋茂宏 
 (2) 座長:西松豊典(信州大) 
 「大学生が好むキャラクターTシャツの条件」(追手門学院大)辻幸恵
 「色彩が人の心理生理反応に及ぼす影響」(富山大院)廣村江利子、(富山
  大・人間発達)諸岡晴美、(奈良女大・生活環境)諸岡英雄
 「鮭白子由来DNA加工布が皮膚性状に及ぼす影響」(奈良女大院)長岡千紗、
  (富山大・人間発達)諸岡晴美、(日生バイオ)西村太輔、(出光テクノ
  ファイン)伊藤一、(奈良女大・生活環境)
 (3) 座長:井上真理(神戸大) 
 「織物の『光沢感』の定量化について」(信州大・繊維)那須絢太郎、金井
  博幸、西松豊典、(AOKIホールディングス)柴田清弘
 「皮膚部位の摩擦測定装置」(京工繊大)松田諭哉、山崎陽平、田中克史、
  秋山隆一
 「能動的温熱刺激に対する温熱的快適性の部位差」(福岡女大・清水紡)深
  沢太香子、(九大院)栃原裕、(Loughborough Univ.)George Havenith
 (4) 座長:木村裕和(阪立産総研) 
 「衣類のニオイ(加齢臭ノネナール)に対する生理的・心理的計測」(ライ
  オン)毛利輝高、道端あい、内藤直弘、西川直樹、(信州大)西松豊典、
  金井博幸
 「衣服圧シミュレーションに関する研究」(東洋紡)石丸園子、磯貝悠美子、
  松井まり子、根岸聖司、野々村千里、(メカニカルデザイン)大井秀哉、
  小林卓哉 
 「素材の異なるタイトフィットアンダーウェアの着心地」(神戸大院)○井
  上真理、(神戸大・発達)小野顕大
 「デザインが異なる花粉症用マスクのフィット性能に関する一考察」(岐阜
  女短大)森島美佳
http://www.fiber.or.jp/Committee/SenseMeasure/index.html#no22


■日本包装学会
 「第17回 日本包装学会年次大会(神戸大会)」を7月3・4日、神戸大学で開催

 日本包装学会は7月3・4日の2日間、兵庫県の神戸大学において「第17回 日
本包装学会年次大会(神戸大会)」を開催する。大会2日目には、環境をテーマ
に家電リサイクルで最先端の技術を有する「鰹シ下エコテクノロジーセンター」
の見学会のほか、東京大学名誉教授・養老孟司氏による特別招待講演も予定さ
れている。大会への参加申込締切りは 6月20日。大会の主なプログラムは以下
の通り。
[第1日目・7月3日]
 〈セッションA〉加工技術・包装開発…4件
 〈セッションB〉UD・環境…2件
 〈ポスターセッション〉…17件
 〈セッションC〉包装材料…5件
 〈セッションD〉輸送包装(1)…4件 
[第2日目・同4日]
 〈松下エコテクノロジーセンター見学コース〉
 〈研究発表聴講コース〉
   ・日本包装学会学会賞・論文賞講演
   ・〈セッションD〉輸送包装(2)…4件 
 〈特別招待講演〉「環境と健康」東京大学名誉教授・養老孟司氏
 〈セッションE〉容器設計…3件
 〈セッションF〉食品包装 …3件
[問合せ先]
  日本包装学会事務局
  TEL 03-5337-8717
http://www.spstj.jp/event/nenji.html

 
■東京国際消防防災展2008
 6月5〜8日・東京ビッグサイトで開催

 消防防災に関する国内最大級の展示会「東京国際消防防災展2008(FIRE-SAFE
TY TOKYO2008)」(主催;東京消防庁、潟rッグサイト、東京国際消防防災展
2008実行委員会)が、6月5〜8日の3日間、東京ビッグサイトにて開催される(自
治体消防制度60周年記念)。
 同展示会は、消防防災の意識の高揚、国際都市・東京の安全と安心の向上を
目指すとともに、2016年東京オリンピック開催を見据え、世界に向けた防災に
かかわる先駆的メッセージの発信を目的に開催される。出展社はスリーエムヘ
ルスケア、帝国繊維、帝人テクノプロダクツ、日本毛織、住友スリーエムなど
を含む約200社で、来場者数は10万人を見込んでいる。入場料は無料。
 会場では最新の消防設備、防災用品の展示・実演に加え、「特別企画ゾーン」
として災害時のトイレゾーン、緊急地震速報・安否確認システムゾーンを設置
するほか、同時併催で特別講演や各種セミナー、出展者ワークショップのほか、
「第60回全国消防長会総会」「第25回アジア消防長協会(IFCAA)総会」などの
会議もあわせて開催される予定。出展内容は以下の通り。
 [A 消火・救急・救助]
  1.消火・火災予防/2.救急/3.救助/4.個人装備品/5.その他、消火・救
   急・救助に関する製品・サービス
 [B 災害対策]
  1.給水、飲料供給2.食料供給/3. ライフライン確保、生活維持・復旧/
  4.避難・誘導/5.被害防止・軽減/6.NBCR災害対策、産業施設の防災対策
  /7.労働災害/8.その他、災害対策に関する技術・製品・サービス
 [C 情報・通信]
  1.防災情報システム/2.情報伝達・把握/3.サービス、コンサルティング
  /4.その他、情報・通信に関する製品サービス
http://www.fire-safety-tokyo.org/jap/index.html


┏☆ 発  行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
      http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
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〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521  FAX03-3233-2690
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NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.301
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┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■自工会/08年4月の自動車生産・輸出実績を発表
■三洋電機/HEV用リチウムイオン電池事業の展開を加速
■シャープ、エリーパワー/大型リチウムイオン電池の共同開発に合意
■日立製作所/300億円を投じ自動車用リチウムイオン電池の新ラインを建設
■住友化学/自動車用軽量発泡PPシートの成形加工技術を開発
■日本ケイカル/産業用断熱材を浜松工場で2割増産
■旭化成ケミカルズ/中国蘇州市で工場排水のリサイクル代行事業
■旭化成クラレメディカル/EVOH中空糸紡糸工場を竣工
■アキレス/農業用ハウス向け遮熱ネットを発売
■住之江織物/塩ビタイルカーペット端材の再資源化を推進
■京都大学/木屑から炭素材料を製造する技術を開発
■住友スリーエム/ケーブル延焼防止用の耐熱・断熱材料3製品を新発売

<海外ニュース>
■カセン和紙工業/和紙を家具・内装用向けに欧州で販売

<製品開発>
■ノバルティス ファーマ/OTC医薬品で国内初の貼付型禁煙補助薬を発売
■ユニ・チャーム/パンティライナー“ソフィ ふわごこち”を通気性アップ
 で改良新発売
■東リ/東リタイルカーペット“GA-510”を新発売

<催  事>
■帝人ファイバー/「ECO CIRCLE(R) FES'08」を6月13・14日、東京・丸ビル
 で開催
■高分子学会/「第30回 高分子と水・分離に関する研究会講座」を 7月3・4日、
 東京工業大学で開催


┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■自工会
 08年4月の自動車生産・輸出実績を発表

 日本自動車工業会(JAMA)は、08年4月の自動車生産・輸出実績を発表した。
 それによると、 4月の四輪車生産台数は91万7,951台で前年同月の87万1,012
台に比べ4万6,939台・5.4%の増加となり、9ヵ月連続で前年同月を上回った。
 乗用車の生産は78万7,662台(前年同月比5.0%増)で 9ヵ月連続のプラス、
トラックは11万9,882台(同5.9%増)で 4ヵ月連続のプラス、バスは1万407台
(同32.6%増)で39ヵ月連続のプラスとなった。4月の国内需要は36万8,830台
で前年同月比3.1%の増加た。
 また1〜4月の生産累計は409万7,830台で、前年同期の385万7,159台に比べ24
万671台・6.2%の増加だった。
 他方、 4月の四輪車輸出台数は58万4,059台で、前年同月の48万4,702台に比
べると9万9,357台・20.5%の増加となり、33ヵ月連続で前年同月を上回った。
車種別内訳は、乗用車51万8,590台(うちKD車1万7,130台) 前年同月比8万9,916
台・21.0%増、トラック5万3,101台 (うちKD車2万1,414台) 同 5,919台・12.5
%増、バス 1万2,368台(うちKD車 1,108台) 同3,522台 39.8%増だった。
 輸出金額は、車両分 112億182万ドル、部品分 44億9,262万ドルの総額156億
9,444万ドルとなり、前年同月の112億2,033万ドルに比べると44億7,411万ドル
・39.9%の増加となった。
http://www.jama.or.jp/stats/product/20080530.html
http://www.jama.or.jp/stats/export/20080530.html
 (5/30)
 
 
■三洋電機
 HEV用リチウムイオン電池事業の展開を加速

 三洋電機は、ハイブリッド自動車(HEV)用リチウムイオン電池に関して今年
度から大幅な投資を実施し、事業展開を加速させる。
 まず、06年3月からHEV用リチウムイオン電池のパイロットラインを導入しサ
ンプル電池の試作・出荷を行ってきた徳島工場に、09年3月までにHEV用リチウ
ムイオン電池の量産ラインの導入を完了させる。低コスト生産にも対応できる
省力化を実現した最新の新規生産設備を導入し、 HEVの台数ベースで年間 1万
5,000〜2万台相当分の電池を生産する計画。
 次に、新拠点の設立などHEV用リチウムイオン電池事業へ約800億円を投資し、
15年の生産能力を月産 1,000万個体制まで拡大させる。徳島工場に続く新たな
生産拠点を10年に設立する計画で、周辺インフラの整った新拠点を複数の候補
地の中から選択していく予定。
 さらに、環境問題への意識の高まりや原油高騰を背景に次世代型環境配慮自
動車「プラグインHEV」の需要拡大が予想されることから、プラグインHEV用リ
チウムイオン電池の早期商品化に向け、11年の導入を目指し開発を加速させる。
 こうした計画に加え、同社はこのほど独フォルクスワーゲングループ(フォ
ルクスワーゲン、アウディー)と HEV用の次世代リチウムイオン電池システム
の共同開発を進めることで合意したと発表。これによりニッケル水素電池シス
テムに加え、フォルクスワーゲングループと緊密なパートナーシップを構築し、
さらなる高性能 HEV用電池システムの開発、商品化を加速させ、グローバルで
の HEV用バッテリー事業を拡大させる。同社は北米市場において、すでにフォ
ード社とホンダ社に HEV用ニッケル水素電池の供給を行っており、フォルクス
ワーゲングループとは06年 1月に次世代ニッケル水素電池システムの共同開発
を進めることで合意し、現在も共同開発に取り組んでいる。
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0805news-j/0528-2.html
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0805news-j/0528-1.html
(5/28)


■シャープ、エリーパワー
 大型リチウムイオン電池の共同開発に合意

 シャープとエリーパワーは、太陽光発電システムと連携する大型リチウムイ
オン電池の共同開発に合意した。今後、蓄電能力に優れたリチウムイオン電池
の新規材料開発や、コスト競争力の高い量産技術の確立を目指す。
 これにともない、シャープはエリーパワーから第三者割当増資による株式の
割当てを引き受ける。増資引受総額は 6億円、取得株式数は300万株(1株あた
り200円)、増資引受後の出資比率は32.10%となる。さらに、エリーパワーに
社外取締役(常務取締役研究開発本部長の水嶋繁光氏)を派遣する。今後両社
は、将来にわたって需要が見込める「自律度向上型太陽光発電システム」の実
用化に向けて取り組む考え。
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/080526-b.html
(5/26)


■日立製作所
 300億円を投じ自動車用リチウムイオン電池の新ラインを建設

 日立製作所はハイブリッド車向けを中心とするリチウムイオン電池の生産ラ
インを、子会社の日立ビーグルエナジー(茨城県ひたちなか市)に新設する。
 投資額は200〜300億円規模。10年までに生産能力を現在の月間4万セルから、
数10万セルに引き上げる。ハイブリッド車用リチウムイオン電池では国内最大
級の生産能力となる見通し。
 同社は今年 3月、10年から米ゼネラル・モーターズが北米で年10万台以上の
規模で販売するハイブリッド車用のリチウムイオン電池を受注したと発表。第
二世代に位置づける同電池を新ラインで生産する。
(6/4 日刊工業)


■住友化学
 自動車用軽量発泡PPシートの成形加工技術を開発

 住友化学は、自動車用部品に使用するポリプロピレン(PP)押出発泡シート
“スミセラー”で、従来品に比べ大幅な軽量化を達成し、さらに補強リブやク
リップ座を同時に成形できるハイブリッド成形加工技術の開発に成功した。
 従来の発泡シートに比べ剛性を高めたうえ、無発泡品と比較して最大60%も
の軽量化を実現できる。住友化学では同技術による発泡シート製品を子会社の
住化プラステックを通じて販売するほか、自動車メーカーおよび部品サプライ
ヤーへの技術ライセンス活動に力を注ぎ、新技術の普及を促進していく。
(6/2 化学工業日報)


■日本ケイカル
 産業用断熱材を浜松工場で2割増産

 明星工業子会社で断熱材製造の日本ケイカル(浜松市)は、発電所や石油化
学プラントなどに使う産業用断熱材を2割増産する。
 浜松工場に3億円を投じ、ボイラーや成形機など生産設備を増設、9月に稼動
する。プラント向けの断熱材は熱効率わ高める「省エネ材料」として着目され
需要が増えており、増産で安定供給体制を築く。
 日本ケイカルはプラントの配管やタンクで一般的に使われるケイ酸カルシウ
ム製断熱材の国内最大手で、約 5割のシェアをもつ。製法としては原料のケイ
酸と石灰に補強用の繊維を混ぜ込み、高温高圧を加えて成形する。
 今回増設するのは加熱蒸気を発生させるボイラーや材料を金型に押し込む成
形装置、最終工程に使う乾燥機など。年間生産量を34,000m2から41,000m2に増
やす計画。
(5/30 日経産業)


■旭化成ケミカルズ
 中国蘇州市で工場排水のリサイクル代行事業

 旭化成ケミカルズが工場排水のリサイクル代行サービスに乗り出す。
 電気・電子関連の工場が集まる中国江蘇省蘇州市新区で、プリント配線基板
工場から出る 1日1,700tの排水を工場仕様の“高級工業用水”に仕上げて顧客
企業に提供する。プラントは09年 1月に稼動する予定。プラントには同社製の
高性能濾過膜が使用される。
 水不足が深刻な中国北部では、工業用水の価格は高い。ハイテク工場では、
公共用水をそののまま使わず、イオン交換樹脂などを使って追加処理する場合
も多い。前処理なしで使えるリサイクル水の需要は大きいと同社はみている。
(6/3 日経産業)


■旭化成クラレメディカル
 EVOH中空糸紡糸工場を竣工

 旭化成クラレメディカルは、EVOH樹脂を用いた人工腎臓および血漿成分分離
器向け中空糸膜紡糸工場(EV工場)を宮崎県延岡市に竣工した。今月より生産
を開始する予定で、生産能力は260万本/年となる。投資額は約26億円。
 同社は人工腎臓分野では、とくに低分子量タンパクの除去性能が高く世界的
にも主流となっている高性能のポリスルホン(商標;APS)中空糸膜を有してお
り、今回のEV工場の竣工によりEVOH中空糸膜が製品のラインアップに加わり、
両製品の補完・相乗効果を生かした各透析施設における最適な治療方針の対応
が可能となる。また、アフェレシス(血液浄化療法)分野では適用疾患拡大に
より、二重濾過血漿交換療法(DFPP)に使用される血漿成分分離器の需要が高
まっており、これに対応した安定供給を実現させる。
 今回竣工した工場は、06年 6月に当時の旭化成メディカルとクラレメディカ
ルとの共同出資で「A・Kメンブレン製造株式会社」を設立、EVOH樹脂を用いた
中空糸膜工場の新設工事を進めていた。A・Kメンブレン製造は、去年10月の旭
化成メディカルの透析事業・血液浄化事業とクラレメディカルの透析事業の統
合にともない、統合会社である旭化成クラレメディカルの 100%子会社となっ
たことから、事業統合と同時に吸収合併された。
 EVOH中空糸膜の人工腎臓は優れた生体適合性でとくに導入初期や高齢者に優
しいマイルド透析として高い評価を得ている。
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2008/me080530.html
(5/30)


■アキレス
 農業用ハウス向け遮熱ネットを発売

 アキレスは、農業用ハウス向け遮熱ネット“サンサンハイベールクール”を
開発、販売を開始した。
 同社の農業用ポリオレフィンフィルム“ハイベールクール”を使用してネッ
ト状に編みこんだもので、同製品の透明性や遮熱効果を維持しながら、ハウス
に手軽に掛けて使用できるようにしたのが特徴。通気性が良く、ハウス内に十
分な光線を取り込むこともできるため、作物の生育抑制の心配はない。
 同社は06年10月に遮熱効果をもつ“ハイベールクール”を発売した。これは
一般の透明農業用ポリオレフィンフィルムに比べ赤外線を10%抑え、光は通し
ながらもハウス内の温度を下げることが可能。葉焼けの防止や作物の生育を促
すうえ、ハウス内での作業者の体感温度を涼しくし、潅水回数を減らせるなど
作業性の向上に効果を発揮する。
 今回新たに開発した“サンサンハイベールクール”は“ハイベールクール”
を使用した遮熱ネットで、通気性が良く近赤外線領域の光線を抑えることが可
能。軽量のため張り替えの少ない大型ハウスや長期展張ハウスの外側だけでな
く、内張りも手軽に行える。
 また従来の黒の遮光ネットとは異なり白色系でハウス内が明るいため、作物
の生育だけでなく、作業者にとっても適切な環境を作り出すことができる。
 遮光率は約45%、原反は幅2mで使用するサイズに加工して提供する。
(5/30 化学工業日報)


■住之江織物
 塩ビタイルカーペット端材の再資源化を推進

 住之江織物は来年度、塩ビタイルカーペットの製造時に発生する端材の再資
源化に乗り出す。
 奈良事業所(奈良県安堵町)に実証プラントを設置、実証を進めているもの
で、端材にバージン材などを10%程度追加、ペレット化して産業土木・建築資
材といった用途での利用を見込む。同社は従来数多くのリサイクルシステムを
確立してきたが、塩ビタイルカーペットの端材は埋立処分され、有効活用が進
んでいなかった。同社は全社のリサイクル率を10年度に現行の45%から65%へ
引き上げる方針を示しており、今回の実用化によりその実現に弾みがつくもの
とみられる。
(6/2 化学工業日報)


■京都大学
 木屑から炭素材料を製造する技術を開発

 京都大学の古屋仲秀樹准教授と黒崎文雄研究員は、木屑や茶殻などを原料に、
大きさの異なる多孔質の炭素材料を開発した。
 製造法は、木屑などを粉末状にしたうえで型枠に入れ、窒素中で急速に加熱
し約800℃で1時間保ち、温度を下げて酸素中にしばらく置くと完成する。
 用途としては、そのままで高性能の活性炭として使用できるほか、表面にパ
ラジウムのナノ粒子を付着させればシックハウスを招く化学物質を吸着・分解
でき空気清浄機などにも使える。電池の電極や車の排ガス処理にも応用できる
とみている。
(6/2 日経)


■住友スリーエム
 ケーブル延焼防止用の耐熱・断熱材料3製品を新発売

 住友スリーエムは、ケーブル延焼防止用の耐熱・断熱材料である<3M>ファ
イヤーバリアー延焼防止材に 3製品を導入、6月5日より発売している。同社は
82年から延焼防止材の販売を行っており、今回の 3製品の導入により、製品ラ
インの拡充を図った。
 建物内には電力や通信などのケーブルや各種の配管が張り巡らされており、
建物の区画を構成する壁、床などを貫通している。ケーブル自体はゴム、プラ
スチックなどの可燃物で、火災発生時にケーブルを媒介に区画を超えて延焼す
る恐れがあるため、火災時には貫通部の形状に合わせて膨張し、隙間を密閉す
る延焼防止材が欠かせない。また、貫通部の隙間の形状が画一的ではないため、
液状のシーリング材や、マット状、ブロック状のパッキング材など、さまざま
な形状の延焼防止材を組み合わせて利用されている。
 各商品の主な特長は以下の通り。
“<3M>ファイヤーバリアー延焼防止用水密性熱膨張シーリング材3000WT”
(298ml 、カートリッジタイプ、色調・グレー)
 (1) 従来品に比べ膨張率が高い延焼防止材
 (2) 一液性湿気硬化型で、350℃以上になると体積が約6倍に膨らむことで隙
   間を密閉、延焼を防ぎ、硬化後も優れた接着性を維持する
 (3) 一時的な浸水に耐える水密性があり、つなぎ目や端部のシーリングにも
   利用できる
“<3M>ファイヤーバリアー延焼防止用シリコーンシーリング材2000+”(300
ml 、カートリッジタイプ、色調・グレー)
 (1) シーリング材の基本性能を重視した延焼防止材
 (2) 一液性湿気硬化型で、硬化後も優れた接着性、追随性を発揮
“<3M>ファイヤーバリアー延焼防止用パッキング材PM4”(厚み12.7mm、幅
101.6mm×長さ6.24mのロール状)
 (1) ミネラルウール、ファイバーグラスを編んだ構造の延焼防止材
 (2) ロックウールよりも施工作業性がよく、コンパクトで持ち運びが容易
 (3) アスベスト不使用
http://www.mmm.co.jp/news/2008/20080603.pdf
(6/3)

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■カセン和紙工業
 和紙を家具・内装用向けに欧州で販売

 障子紙メーカーのカセン和紙工業(山梨県市川三郷町)は 9月から欧州で和
紙を販売する。布に代わる家具・内装用素材として売り込む。
 国内の障子紙市場は頭打ちだが、欧州では日本食や日本文化への関心が高ま
っており、このブームに相乗りして海外市場を開拓する。欧州で販売するのは
ポリエステルフィルムを挟み込んで強度を高めた和紙。長い繊維を散らした、
「雲竜」と呼ばれる柄を、欧州にない素材としてアピールする。
 ドイツの家具・内装会社Takumi(ベルリン)を欧州総代理店とし、“MADOKA”
というブランド名で現地のインテリア用品メーカーに卸す。すでに独中堅ブラ
ンドメーカーがカセンの和紙を使ったブラインドの試作を始めているという。
カセンはロール状の和紙を山梨県の本社で製造し、月1,000〜2,000m を欧州に
輸出する計画。国内では月5,000〜6,000mを販売しているが、その 2〜3割にあ
たる取引を新規に獲得したい考え。
(6/2 日経産業)


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ノバルティス ファーマ
 OTC医薬品で国内初の貼付型禁煙補助薬を発売

 ノバルティス ファーマは、OTC医薬品(一般用医薬品)で国内初の貼付型禁
煙補助薬である“ニコチネル(R) パッチ”を、世界禁煙デーの 5月31日より全
国の薬局・薬店において発売する。
 同製品は、ニコチンを皮ふから吸収させることで禁煙時のイライラ・集中困
難などのニコチン離脱症状を和らげ、禁煙を成功に導くことを目的とした禁煙
補助薬で、ニコチンが含まれている薬物貯蔵層の周りをマトリックス層でくる
み、支持体と粘着層ではさんだ構造になっている。マトリックス層からニコチ
ンが一定量ずつ徐々に放出され、貼付した皮ふの毛細血管から吸収される仕組
みで、ニコチン濃度は喫煙による血中濃度に基づき設計されており、禁煙に必
要なニコチンを安定して放出する。商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 経皮吸収治療システム(TTS:Transdermal Therapeutic System)により、
   禁煙に必要なレベルのニコチンを安定して皮ふへ放出するOTC医薬品
 (2) 形状は衣服に引っ掛かりづらい円形で、はがれにくい
 (3) 1日1回貼付するだけの簡単な使用方法で禁煙をサポートする
http://www.novartis.co.jp/news/2008/pr20080529.html
(5/29)


■ユニ・チャーム
 パンティライナー“ソフィ ふわごこち”を通気性アップで改良新発売

 ユニ・チャームは、生理用品『ソフィ』から「下着だけより、気持ちいい」
パンティライナー“ソフィ ふわごこち”(無香料、ピンクローズの香り;とも
に40枚、40枚×2個、40枚×3個/カテキン消臭;68枚)を改良し、 6月下旬か
ら全国にて新発売する(カテキン消臭は5月下旬から発売)。
 現在、パンティライナーの使用率は約40%を占め、日常的に使用する女性が
増加していることから、同社ではさらに快適により気軽にパンティライナーを
使用してもらえるよう、通気性をアップさせて新パッケージに改良した。商品
の主な特長は以下の通り。
 (1) バックシート全面に通気性のあるシートフィルムを採用することで、シ
   ョーツ内のムレを防ぎより快適に
 (2) ふわふわと気持ちよさそうに「空を飛ぶブタさん」柄を新パッケージデ
   ザインに採用。ブタが空を飛んでしまうぐらい気持ちいいパンティライ
   ナーという特長を表現した
 (3) 「たまには羽を伸ばそうよ」「明日になれば風向きはかわるよ」など、
   気持ちがホッとするような4種類のメッセージが入った個包装入り
 (4) クッションのような心地よいふわふわ素材の表面シートで肌にやさしい
 (5) 下着にも体にも優しくなじむ、ヨレにくい弾力性シート
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(5/29)


■東リ
 東リタイルカーペット“GA-510”を新発売

 東リは、東リタイルカーペット“グランドアートGA-510”を6月2日より新発
売した。
 国内のタイルカーペット市場はここ数年間、堅調に需要が推移している。こ
れは大都市圏を中心としたオフィス新築・リニューアル需要が旺盛であったこ
と、またオフィス向け中心だった従来の需要が、商業施設をはじめ各種施設へ
と用途が拡大したことによるとみられている。そうした状況下、同社では多様
化する用途の中で各部位に適した空間づくりに活用できる東リタイルカーペッ
トに新シリーズを加えた。商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 多色感に富むスペースダイ糸(間隔をおいて多色染めした糸)をミックス
   した深みのある色彩
 (2) ベースカラーのグレー系ブラウン系各4色とアクセントカラー2色による
   10色構成
 (3) 防炎、制電機能を有する
 (4) 値ごろ感のある価格設定
http://www.toli.co.jp/newsrelease/news20080529.html
(5/29)


┏☆ 催  事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■帝人ファイバー
 「ECO CIRCLE(R) FES'08」を6月13・14日、東京・丸ビルで開催

 帝人ファイバーは 6月13・14日の両日、東京・丸ビルにおいて同社のリサイ
クルシステム“エコサークル(R)” の仕組みを一般消費者に楽しく理解しても
らうイベント「ECO CIRCLE(R) FES’08」 を開催し、トークショーやエコバッ
グのプレゼントなどを行なう。
 同社は02年よりポリエステル製品の循環型リサイクルシステム“エコサーク
ル(R)”に取組んでおり、当初は企業向け(BtoB)のユニフォームや産業資材な
どを中心に展開していたが、最近では一般消費者向け(BtoC)の取り組みも増
加していることから、国内外のアウトドア衣料や、スーツ、エコバッグなどの
リサイクルに向け、消費者に回収を協力してもらう機会が増えてきている。
 イベントでは女優の中嶋朋子さんとテキスタイルデザイナー須藤玲子さんに
よるトークショー「ECO CIRCLE(R)サミット」 や、タッチパネル式のモニター
やパネルを使用してエコサークル(R) の仕組みをわかりやすく紹介するコーナ
ー、学生によるリサイクルポリエステル繊維を使って作成したエコファッショ
ンの展示などが行われる。さらに、会場内でのアンケート回答者にもれなくエ
コサークル(R)によりリサイクルができるエコバッグをプレゼントする。
http://www.teijin.co.jp/japanese/index.html
(6/4)


■高分子学会
 「第30回 高分子と水・分離に関する研究会講座」を 7月3・4日、東京工業大
学で開催

 高分子学会 高分子と水・分離に関する研究会は7月3・4日の両日、東京都目
黒区の東京工業大学において「第30回高分子と水・分離に関する研究会講座〜
誰でもわかる高分子と水・分離に関する基礎と解析〜」を開催する。入門者に
対しわかりやすく要点を押さえることを目的に、以下の通り講演が行なわれる
(申込締切;7月2日)。
[第1日目・7月3日]
 (1)「収着」吉水広明氏(名古屋工業大学院工学研究科)
 (2)「拡散」福田光完氏(兵庫教育大学) 
 (3)「透過とバリア」永井一清氏(明治大学理工学部) 
 (4)「浸透気化/蒸気透過」吉川正和氏(京都工芸繊維大学院工芸科学研究
    科) 
 (5)「高分子/水系の相互作用−『混合』と『溶解』を極める−」 佐藤満
    氏(東京工業大学院理工学研究科) 
 (6)「溶液系の透過」谷岡明彦氏(東京工業大学院理工学研究科) 
[第2日目・同4日]
 (7) 「熱分析からみた高分子中の水の構造」樋口亜紺氏(National Central
     University、国立生育医療センター)  
 (8)「FT-IR、ラマンから見た高分子中の水」北野博巳氏(富山大学大学院
    理工学研究科)
 (9)「高分子と水のダイナミクスと広帯域誘電分光」八木原晋氏(東海大学
    理学部)  
 (10)「計算機シミュレーションを用いた水中の水素結合ネットワーク解析」
    松本正和氏(名古屋大学物質国際研究センター)
 (11)「エレクトロスプレーイオン化法を用いた生体高分子解析の基礎と応
    用」能美隆氏(能美防災)
 (12)「NMR法を用いた高分子ゲル中の物質拡散の計測」松川真吾氏(東京海
    洋大学)
 (13)「燃料電池における高分子と水−MRIによるin-situ計測−」津島将
    司氏(東工大炭素循環エネルギー研究センター)
 [問合せ先]
 高分子学会/TEL 03-5540-3771

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NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.302
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<国内ニュース>
■東レ/韓国における樹脂生産合弁会社への出資を解消
■クラレアクア/有価物回収システムなどの排水処理事業を拡大
■三菱レイヨン・エンジニアリング/水処理事業を拡大し09年夏に MBR用分離
 膜の生産を6倍強へ
■東洋紡積/「衣服圧シミュレーション技術」を開発
■ホンダ/北海道洞爺湖サミットに新型燃料電池車などを提供
■トヨタ/新型燃料電池ハイブリッド車を開発
■岩谷産業/「家庭用燃料電池コジェネ」の実証運転を開始
■帝人ファイバー/「環境総合展2008」のエコファッションショーに衣装の素
 材を提供
■デュポン/高耐熱性のバイオプラスチックを市場展開
■三菱樹脂/15年までにピッチ系炭素繊維を5割増産
■サンゴバン/マグに出資し日本の断熱材市場に参入
■オーミケンシ/新3カ年中期経営計画を策定
■三共理化学/研磨布紙の基盤強化を狙い本社新工場棟が完成
■ユニ・チャーム/実態調査で「パパの育児参加でママのストレス軽減」
■トヨタ紡績/「人とくるまのテクノロジー展2008」に出展
■ダイニック/組織・人事異動を発表

<海外ニュース>
■日本化学繊維協会/鈍化傾向がみられるインド繊維産業レポートを公表

<催  事>
■P&G/女性の働き方セミナーを6月28日・神戸で開催
■愛媛県紙産業技術センター/研究成果展示発表会・普及講習会を 6月18日に
 愛媛で開催
■四国紙パルプ研究協議会/「08年度総会および第1回講演会」を6月18日に愛
 媛で開催
■日本不織布協会/定時総会と設立10周年記念講演会を7月11日に大阪で開催

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■東レ
 韓国における樹脂生産合弁会社への出資を解消

 東レは6月2日付で、韓国におけるポリアセタール(POM)樹脂生産の合弁会社
である階TP(本社・韓国金泉市、出資比率;東レ30%、コーロン社70%)への
出資を解消した。
 同社は96年に韓国の繊維・化学メーカー大手であるコーロンとの合弁で KTP
社を設立したが、経営資源の集中による同社の樹脂事業のコア(ABS樹脂、ナイ
ロン樹脂、PBT樹脂、PPS樹脂など)での競争力強化および事業拡大戦略に鑑み、
KTP社への出資を解消することとした。KTP社が生産するポリアセタール樹脂の
日本市場向け販売については、従来どおり同社の商事子会社である東レインタ
ーナショナルを通じて継続する。
 なお、今回の合弁解消にともなう当社の今期連結決算見通しの変更はない。
http://www.toray.co.jp/news/pla/nr080606.html
(6/6)


■クラレアクア
 有価物回収システムなどの排水処理事業を拡大

 クラレアクアは、独自技術を生かした排水処理事業の拡大を急ぐ。同社は、
今年 2月にクラレと野村マイクロ・サイエンスが共同出資して設立した水処理
事業会社で、クラレの水浄化技術と野村マイクロのエンジニアリング技術を組
み合わせることで高度な水処理ソリューションの提供を目指している。
 電子分野では、排水から電子材料を回収する有価元素・金属回収プラントを
実用化し、すでに 2件納入している。ポリスルホン系中空糸膜と水処理薬品を
組み合わせて実現したもので、半導体、液晶パネルの排水工程においてシリコ
ン、ゲルマニウム、ヨウ素、ホウ素、リンなどの電子材料をイレブンナインレ
ベルの高純度で回収する。排水処理から回収までの一貫システムを構築し、素
材として特許を申請する予定。太陽電池メーカーも含め、提案を強めていく。
 余剰汚泥減容システム“ゼクルス”はポバールを用いた PVAゲル(微生物固
定化担体)“クラゲール”を用いて排水処理するシステムで、微生物濃度を低
く保つことで微生物の自然分解を促し、汚泥増殖を抑制する。従来の活性汚泥
法に比べ 5倍の量の水を処理でき、80%を回収する。クラレの鹿島、西条事業
所で稼動実績があり、韓国では「新技術認定」を取得した。“ゼクルス”と野
村マイクロの逆浸透(RO)膜技術と組み合わせたプラントを台湾で受注してい
る。化学、電子、食品などの産業向けに引き合いが増えている。
 水処理膜は主力のポリスルホン系中空糸膜に加えて、高強度のポリフッ化ビ
ニリデン(PVDF)膜も量産体制を整え、大口径化にも対応する。
(6/5 化学工業日報)


■三菱レイヨン・エンジニアリング
 水処理事業を拡大し09年夏にMBR用分離膜の生産を6倍強へ

 三菱レイヨン・エンジニアリングは、国内外で水処理事業を拡大する。下排
水処理に使用する膜分離活性汚泥法(MBR)用分離膜の生産能力を09年夏に07年
度比6倍強に拡大する。
 また大型浄水場向け精密濾過(MF)膜の海外展開に乗り出すほか、東芝と共
同で発電所向けMF膜市場を開拓する計画。これらにより水処理事業関連の売上
高を07年度の150億円から15年度には500億円へと拡大を目指す。
(6/6 日刊工業)



■東洋紡積
 「衣服圧シミュレーション技術」を開発

 東洋紡積は、生地の引っ張り試験の結果から衣服着用時の人体にかかる圧力
(衣服圧)を計算する「衣服圧シミュレーション技術」を開発した。
 従来、衣服圧は生地の引っ張り試験の伸長長さ(変位)と、その時にかかる
力(荷重)の初期の傾きから計算しており、体に密着する衣服や高伸長率で着
用する衣服の衣服圧は計算できず、人体に密着して着用する衣服を着付ける計
算技術もなかった。新技術では、編物の伸長変形の特徴である「伸長長さ(変
位)と、その時にかかる力(荷重)が比例関係にならない(非線形性)」、「経
方向、緯方向、斜め方向それぞれの伸長変形挙動が異なる(異方性)」の2点を
表現できる編物モデルを作成した。さらに、人体データは曲率があるため直接
計算すると型紙データにしわが発生し、計算が途中で止まるケースが発生する
ため、型紙データと人体データとの間に円筒型の中間体を配置することでの詳
細な計算も可能となる。
 同社では今後、同技術を使った商品開発、および受託試験を展開していく計
画。
http://www.toyobo.co.jp/press/press307.htm
(6/9)


■ホンダ
 北海道洞爺湖サミットに新型燃料電池車などを提供

 本田技研工業(ホンダ)は、7月7〜9日に開催される「北海道洞爺湖サミット」
に、新型燃料電池車“FCXクラリティ”や、“シビック ハイブリッド”などを
提供する。
 最先端の環境技術のショーケースとなる同サミット開催にあたり、政府の方
針に賛同し、ホンダとして同サミットに協力するもの。車両以外にも、環境先
進技術の展示物として、 07年から販売を開始したCIGS薄膜太陽電池や、FCXク
ラリティに使用しているHonda FCスタックを出展するとともに、環境ショーケ
ース(国際メディアセンターで実施される環境に関する展示・デモンストレー
ション)内で、ASIMOのデモンストレーションなども行う予定。
http://www.honda.co.jp/news/2008/c080610.html
(6/10)


■トヨタ
 新型燃料電池ハイブリッド車を開発

 トヨタ自動車(トヨタ)は、新設計の高性能燃料電池“トヨタFCスタック”を
搭載した燃料電池ハイブリッド車を開発し、新たに車名を“トヨタFCHV-adv”
として、6月3日に国土交通省より型式認証を取得した。
 同新型車はさまざまな使用実態から得られたデータを解析して基礎研究を積
み重ね、その成果をもとに燃料電池システムを一新、普及への課題であった低
温始動性や航続走行距離をより向上させた。具体的には、高性能燃料電池“ト
ヨタFCスタック“の最小構成単位MEA(膜/電極複合体)内部において、低温時に
「生成水が凍結し発電を阻害する」という本質的な課題に着目。発電セル内部
を可視化し、生成水の挙動やその量の把握などの基礎研究を行った結果、 MEA
の最適設計と燃料電池の制御システム改良により生成水をコントロールするこ
とで、マイナス30℃の低温下でも始動・走行が可能となり、寒冷地など利用可
能地域を拡大させた。
 こうした燃料電池本体の性能向上に加え、システム補機の消費電力低減や回
生ブレーキシステムの改善により、約25%の燃費を向上。さらに自社開発の70
MPa の高圧水素タンクを搭載することで、一回の水素充填による航続距離は、
約830km(10・15モード走行。社内測定値)と従来型車に比べ2倍以上の性能向
上を達成し、電極触媒の劣化抑制なども織りこみ燃料電池の耐久性も向上させ
た。
 これに加え、同社は 7月7日〜9日に開催される「北海道洞爺湖サミット」に
おいて、会期中に国際メディアセンター内に設置される「環境ショーケース」
などに、この新型トヨタFCHV-adv 1台を含むハイブリッド車など78台を提供す
る。サミット参加各国の政府関係者や報道関係者の移動・送迎などにも使用さ
れる予定で、上記車両以外にも技術展示物として燃料電池車両に使用している
同社開発の「高圧水素タンク」や「定置式燃料電池」も出展する計画。
http://www.toyota.co.jp/jp/news/08/Jun/nt08_040.html
http://www.toyota.co.jp/jp/news/08/Jun/nt08_0601.html
(6/6)


■岩谷産業
 「家庭用燃料電池コジェネ」の実証運転を開始

 岩谷産業は、水素を直接供給する純水素型燃料電池を搭載したコージェネレ
ーションシステムを一般戸建住宅に設置し、6月6日より実証運転を開始した。
 同システムは東芝燃料電池システムの700W純水素型燃料電池発電ユニットと
排熱利用給湯暖房ユニットで構成されており、敷地内に設けた水素容器保管庫
から直接水素ガスを供給することにより発電運転を行なうもの。
 この純水素型燃料電池は、発電効率が47%以上(700W定格出力時、当社実測
値)となり、また排熱の利用も含めたコージェネレーションとしての総合エネ
ルギー効率は90%以上(700W定格出力時、メーカー目標値)が期待される。今回
の実証運転では、実際の家庭に設置することにより、これらの効果を検証する
予定。 
 また、水素供給設備は水素ガスを容器保管庫から低圧により配管供給するシ
ステムとし、独自の保安設備を取り入れ、安全を十分に配慮した設備とした。
同社では、将来の水素パイプラインを主とした地域水素供給システムなどへの
対応を見据え、今後も多様な水素ガス供給方法を模索しながら、最適化システ
ムの検証を重ねていく計画。
http://www.iwatani.co.jp/jpn/newsrelease/detail.php?idx=1025
(6/5)


■帝人ファイバー
 「環境総合展2008」のエコファッションショーに衣装の素材を提供

 帝人ファイバーは、北海道で開かれる洞爺湖サミット関連イベント「環境総
合展2008」(主催;北海道洞爺湖サミット記念 環境総合展2008実行委員会)に
おいて、主催者公認のエコファッションショー「Fashion for the Earth in 
SAPPORO」への協賛の一環として、ショーで着用される衣装の素材提供を行う。
 ショーで着用される衣装は主にポリ乳酸素材をはじめとするグリーン原料に
よるものだが、そのうち同社が素材提供する衣装は、耐熱性ポリ乳酸“バイオ
フロント(R) ”繊維使用の婦人ジャケットとなる。同ファッションショー実行
委員会の委員長である岡正子氏が、かねてよりポリ乳酸による衣装づくりに取
り組んでおり、「環境経営」を推進する帝人グループの姿勢に賛同。ショーを
通じたエコロジー活動の提言と環境保護への意識啓発、ポリ乳酸素材振興を目
指すという双方の理念が一致したことにより、今回の協賛に至った。
http://www.teijin.co.jp/japanese/index.html
(6/6)


■デュポン
 高耐熱性のバイオプラスチックを市場展開

 デュポンは、高耐熱性のバイオプラスチック“ソロナEP”を開発し、市場展
開を進めている。
 同社は06年、トウモロコシの糖を独自のプロセス技術で発酵させ、ポリエス
テル原料のプロパンジオール(PDO)の製造技術を確立し、製造販売を始めた。
このバイオPDO を基に、カーペット向けのポリエステル繊維の原料となるポリ
トリメチレンテレフタレート“ソロナポリマー”を製造。さらに添加剤を加え
エンジニアリングプラスチック用途に改良した“ソロナEP”を開発した。現在、
年間1万t前後の販売実績をあげ、需要は確実に伸びている。
 “ソロナEP”は、ポリ乳酸など従来のバイオ由来樹脂では実現できなかった
耐熱性をもつ、バイオ由来のエンジニアリングプラスチック。耐熱温度は 225
〜 230℃で、石油製品由来のポリエステル樹脂とポリブチレンテレフタレート
(PBT)との中間にある。そのため、これまで耐熱性が低いといった理由で既存
のバイオベース材料では代替できなかった部材への応用も期待できる。また、
“ソロナEP”の製造には複数の原料を使用する。同社はその分子構造の違いを
利用し、成形収縮率を低減すると同時に、外観性に優れた特性を出すことにも
成功した。
(6/10 日刊工業)


■三菱樹脂
 15年までにピッチ系炭素繊維を5割増産

 三菱樹脂は15年までに産業用ロボットや自動車などの部品用に使うピッチ系
炭素繊維の生産能力を 5割増強する。
 坂出工場(香川県坂出市)に約70億円を投じ、年産能力を1,500tに引き上げ
る。たわみが少ないと同時に振動を吸収する特性を生かし、需要の拡大に対応
する。
(6/10 日経産業)
 

■サンゴバン
 マグに出資し日本の断熱材市場に参入

 サンゴバン(日本法人)は、日本の断熱材市場に参入する。6日付でガラス短
繊維最大手のマグ(本社・東京都中央区)に出資していた日本板硝子の全株式
(43.6%)を取得した。合弁相手である太平洋セメントの出資比率(43.6%)
は変わらない。仏サンゴバンとマグは30年以上にわたってグラスウールで技術
提携関係にあり、サンゴバンは今回の資本参加によって成長市場と位置づける
省エネ建材に進出する。
 また、 6月30日付でサンゴバンのフランソワ・ザビエ・リエナール・アジア
パシフィック最高財務責任者が社長に就任する予定。井上昇社長は退任する。
 日本板硝子のマグ株売却は事業構造改革の一環。保有株式売却によって、連
結ベースで約46億円の特別利益を計上する見通し。
(6/9 化学工業日報)


■オーミケンシ
 新3カ年中期経営計画を策定

 オーミケンシは、今年度を初年度とする新 3ヵ年中期経営計画を策定、最終
となる10年度に連結で売上高350億円(07年度290億円)、経常利益26億円(同5
億円)を目指す。機能レーヨンの開発・販売強化や環境に配慮した新規レーヨ
ン開発など、繊維事業中心に目標を達成する。投資については 3年間で設備・
人材に27億円を投入する。
 目標達成に向けて、繊維事業では機能レーヨンの強化を図るべく機能レーヨ
ンわたの生産量をレーヨンわた全生産量の50%に引き上げ拡販していく。
 海外展開では米国の防炎レーヨン向けに販売を拡大するほか、海外メーカー
との技術提携や業務提携も視野に入れる。このほか、09年春ごろをめどに、非
木材のケナフレーヨンの展開も検討している。これと並行して、東京大学をは
じめとする産学連携による共同開発にも力を注いでいく。ビスコース改質など
の研究に取り組み、産業資材分野向けに新規レーヨンの開発も進める。
 非繊維事業は、プリント基板でパネルパターン化など新工法を導入し、利益
の確保を目指す。
 投資については、加古川・飯田・大垣の各工場を中心に設備投資18億円、人
材には9億円を投資する。
(6/10 化学工業日報)


■三共理化学
 研磨布紙の基盤強化を狙い本社新工場棟が完成

 研磨布紙国内最大手の三共理化学では、事業基盤の強化に拍車をかける。
 生産拠点の本社工場(埼玉県桶川市)で建設を進めていた新工場棟がこのほ
ど完成し、試運転を経て今秋をめどに本格稼動を開始する。また、天然ガスコ
ージェネレーションシステムおよび熱回収機能付き脱臭設備を本社工場内に新
設、エネルギーコスト削減や環境対応の充実を図った。これにより、IT関連分
野をはじめとする需要拡大に対応するとともに、生産性や品質の向上、コスト
競争力の強化につなげ、事業展開に弾みをつけていく。
(6/11 化学工業日報)


■ユニ・チャーム
 実態調査で「パパの育児参加でママのストレス軽減」

 ユニ・チャームは乳幼児をもつ父親、母親を対象に育児に関する意識・実態
調査を実施した(調査時期;07年12月6〜20日、サンプル数・エリア;375人・
全国)。
 その結果、72%のママが育児ストレスを抱えていたが、うち85%のママはパ
パが育児に参加してくれればストレスが 5割以上解消されると回答した。中で
もパパが普段しているおむつ交換の内容に対する不満が高いことから、パパが
上手におむつ交換できるようになれば、ママの満足度が上がり、ストレスが解
消されることがわかった。
 調査では、パパに最近 1ヵ月でどのような育児をしたのか聞いたところ、最
も高かったのは「室内で子供と遊ぶ」の97%だった。おむつ交換については、
半数以上のパパが行なっているもののママからの評価は厳しく、おむつのつけ
方が上手と評価したママは18%にとどまった。「子供をあやしながら」「自主
的に」「きれいに拭き取って」おむつ交換できているとママから評価されたパ
パは、それぞれ半数以下だった。
 同社はパパが上手におむつ交換するポイントとして、(1) おしっこやうんち
に気づいたら、自主的に交換する、(2) 正しいおむつの交換方法をマスターす
る、(3)赤ちゃんとの大切なコミュニケーションの機会と捉え、笑顔で交換す
る、(4) おしりふきを上手に使って、きれいに拭き取る、の4点を挙げている。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html	
(6/5)
 
 
■トヨタ紡績
 「人とくるまのテクノロジー展2008」に出展

 トヨタ紡績は、 5月21〜23日・横浜みなとみらいのパシフィコ横浜で開催さ
れた「人とくるまのテクノロジー展2008」(社団法人自動車技術会主催)に出
展した。
 世界トップレベルの内装システムサプライヤー、フィルターメーカーを目指
す同社の技術を、ユーザーが「見て、触れて、体験」できる展示とし、内装部
品、フィルター・パワートレイン機器部品、シートファブリックなどの製品展
示のほか、同社の環境技術への取り組みも紹介した。
http://www.toyota-boshoku.co.jp/ps/qn/guest/news/showbody.cgi?CCODE=0&NCODE=4
(5/8)


■ダイニック
 組織・人事異動を発表

 ダイニックは7月1日付けで、組織変更および人事異動(部長クラス以上)を
下記の通り実施する。
[組織変更] (1)社内で扱う化学物質について一元管理するため開発技術セン
ターに化学物質管理グループを新設 (2)知的財産管理部は開発技術センターに
統合 (3)総務部門広報担当を企画グループに統合し企画・広報グループに名称
変更
[人事異動]役員=生産部門副統括兼大平生産部門長兼王子工場長・常務取締
役 大典夫氏(大平生産部門長兼王子工場長)
 事業部門=第一事業部紙クロス製造グループ長代行 足立哲男氏(第一事業
部紙クロス製造グループ第2チーム長)▽第二事業部情報関連販売グループ1グ
ループ長兼第二事業部市場開拓販売グループ長 関口芳利氏(第二事業部情報
関連販売グループ1グループ長)▽第二事業部メディア製造グループ長 長田
春樹氏(埼玉工場生産技術グループ長)▽第三事業部不織布販売グループ2グ
ループ長 大野雅春氏(名古屋営業所)▽大阪支社営業所長兼京都本社事務所
長 川勝謙一氏(大阪支社営業所長)
 工場=埼玉工場生産技術グループ長 奥山清司氏(第一事業部紙クロス製造
グループ長)▽王子工場総務グループ長代行 鈴木優氏(王子工場総務グルー
プ)▽王子工場施設グループ長 福田達也氏(王子工場施設グループ施設チー
ム長)▽富士工場長兼富士工場施設グループ長 井倉豊治氏(富士工場長 兼
富士工場総務グループ長兼施設グループ長)▽富士工場総務グループ長代行 
渡辺浩正氏(富士工場総務グループ総務チーム長)
 本社=開発技術センター長付兼化学物質管理グループ長 藤田昇氏(知的財
産管理部長)▽開発技術センター埼玉新規開発グループ長 豊田幹夫氏(開発
技術センター新規開発グループ長)▽開発技術センター滋賀新規開発グループ
長兼第二事業部電子特材技術グループ長  内堀輝男氏(第二事業部電子特材技
術グループ長)▽企画部門秘書グループ長兼企画部門企画・広報グループ長 
秋田昌夫氏(企画部門企画グループ長兼企画部門秘書グループ長)▽経理部経
理グループ長 木村博氏
http://www.dynic.co.jp/ir/press/080611/jinji.pdf
 (6/11)


┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■日本化学繊維協会
 鈍化傾向がみられるインド繊維産業レポートを公表

 日本化学繊維協会は、鈍化傾向がみられるインド繊維産業の概要を、インド
繊維省のレポートをもとにまとめ公表した。
 それによると、05年の世界の繊維貿易におけるクォータ制度廃止や国内経済
の急速な成長から、中国に次ぐ繊維大国として成長が期待されているインド繊
維産業が、ルピー高も手伝いここへきて足踏み状態となり、投資も減速気味で
あることがわかった。なお、インドの財政年度は 3月末で、上記レポートは年
度報告の意味合いが強い。
 インドの07年4月〜08年1月(以降、4〜1月)の鉱工業生産指数は前年比8.7%
の上昇と順調な成長を続けている。一方で繊維産業は主力の綿紡織が 4.5%の
伸び、化繊紡織、繊維製品も3〜4%台の上昇と、全産業の成長と比べると振る
わない。実生産量をみても繊維産業の成長鈍化は明らかで、4〜1月の糸生産で
は化繊は 2桁増を続けているものの、増加幅は縮小。主力の綿糸生産は、06年
度の12.0%増から 4.5%増に伸び率が大きく落ち、織物は7.9%増が3.8%増と
同様に伸びが鈍化している。
 07年 4〜10月の繊維製品輸出は4,336億ルピーで前年同期比9.2%減となり、
ルピー高から主力の綿紡織や衣料が2桁減となっている。繊維品全体は4,822億
ルピー、同10.0%減だった。ドルベースでは、繊維製品は 2.1%増の94.9億ド
ル、手工芸品などを含めた繊維品全体は1.2%増の105.5億ドルだった。
 投資についても、パワールーム部門への資本補助制度(CLCS-TUFS@20%)や
総合繊維パーク構想(SITP)など各種制度の動向をもとに類推したところ、近
年の繊維産業への投資は鈍化傾向にあった。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news.html
(6/10)


┏☆ 催  事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■P&G
 女性の働き方セミナーを6月28日・神戸で開催

 P&Gは、「女性の働き方セミナー“きっと、もっと輝く私。」(後援;兵庫県
・神戸市、協力;神戸新聞社・ NPO法人【仕事と子育て】カウンセリングセン
ター)を 6月28日・兵庫県神戸市の神戸ベイシェラトンホテル&タワーズにお
いて開催する。
 同社は、暮らしをよりよくする製品の提供や情報・サービスの提供、社会貢
献活動において日本の女性を応援していくとの方針のもと、スローガン「きっ
と、もっと輝く私。」とシンボルマークを06年に採用し、さまざまな活動を続
けている。同社では女性が仕事と子育てを両立できる環境の整備にも取組み、
そのひとつの方法として NPO法人【仕事と子育て】カウンセリングセンターを
06年 4月に設立支援し、社会貢献の中心的な活動として運営・活動の支援を続
けている。
 今回のセミナーでは、P&G会長 ラヴィ・チャタベディ氏の挨拶の後、以下の
通りプログラムが予定されている(参加申込締切り6月22日、参加費無料)。
 (1) 基調講演「品格ある女性の働き方」坂東眞理子氏(昭和女子大学学長、
   NPO法人【仕事と子育て】カウンセリングセンター理事長)
 (2) 事例紹介「私の個性を活かした働き方」(実際に自分らしい働き方を実
   践する数名の同社社員が登場)
 (3) 実践「“私らしい”ってどういうこと?」
   岡山慶子氏(NPO法人【仕事と子育て】カウンセリングセンター理事・
   カウンセラー)
 問合せ先
 女性の働き方セミナー「きっと、もっと輝く私」事務局
 TEL 078-845-6401
http://jp.pg.com/news/2008_01/200806/20080611p01.htm
(6/11)


■愛媛県紙産業技術センター
 研究成果展示発表会・普及講習会を6月18日に愛媛で開催

 愛媛県産業技術研究所の紙産業技術センターは、「08年度研究成果展示発表
会・普及講習会」を愛媛県四国中央市の同研究所センターにおいて開催する。
 参加費は無料。当日のプログラムは以下の通り。
〔研究成果展示発表会〕
  ポスター発表;
 (1) 工場内における無線センシングシステム開発研究
 (2) 柑橘成分の有する貯穀害虫忌避性を用いた防虫紙の開発
 (3) 抄紙法によるルテニウム担持ヒドロキシアパタイトシートの調製
 (4) 人工ゼオライト関係;
   ・温暖化対応の低コスト省エネ型アスファルト混合物添加材の開発
   ・製紙スラッジ焼却灰からハイドロキシアパタイトの合成
   ・製紙スラッジ焼却灰の人工ゼオライト化
 (5) インテリジェント機能紙関係;
   ・界面重合法を利用した蓄熱機能を有する機能紙の調製
   ・界面反応を利用した紙表面機能化によるインテリジェント機能紙の開
    発
   ・自己発色性マイクロカプセルの調製
〔研究成果普及講習会〕
 (1) 開会挨拶;二宮順一郎氏(同センター長)
 (2) 課題発表;
   ・「工場内における無線センシングシステム開発研究」坂本勝氏(愛媛
    県産業技術研究所企画管理部主任研究員)
   ・「製紙スラッジ焼却灰からハイドロキシアパタイトの合成」福垣内暁
    氏(愛媛県産業技術研究所技術開発部主任研究員)
   ・「界面重合法を利用した蓄熱機能を有する機能紙の調製」大橋俊平氏
    (愛媛県産業技術研究所紙産業技術センター 主任研究員)
http://paper.iri.pref.ehime.jp/download/h20_seikafukyu.pdf
 [問合せ先]
 愛媛県産業技術研究所・紙産業技術センター
 TEL 0896-58-2144


■四国紙パルプ研究協議会
「08年度総会および第1回講演会」を6月18日に愛媛で開催

 四国紙パルプ研究協議会は、「08年度総会および第1回講演会」を6月18日・
愛媛県四国中央市の愛媛県紙産業研究センターにおいて開催する。講演会の内
容は下記の通り。
 (1) 「抄紙法によるルテニウム担持ヒドロキシアパタイトシートの調整」深
   堀秀史氏(愛媛県産業技術研究所 紙産業技術センター 特別研究員)
 (2) 「木質からのバイオエタノール製造における前処理技術」遠藤貴士氏
   ((独)産業技術総合研究所 中国センター バイオマス研究センター 
   水熱・成分分離チーム 研究チーム長)
 [問合せ先]
 四国紙パルプ研究協議会事務局
 TEL 0896-58-2055


■日本不織布協会
 定時総会と設立10周年記念講演会を7月11日に大阪で開催

 日本不織布協会(ANNA)は「08年度定時総会」を 7月11日、大阪市都島区の
太閤園において開催する。協会設立10周年を記念し、当日は記念講演会もあわ
せて行われるほか、総会終了後には別室において10周年記念懇親会も開催され
る。記念講演会の講演内容は以下の通り。
 (1) 会長挨拶・金井宏彰氏(金井重要工業椛纒\取締役副社長)
 (2) 基調講演「私の技術経営」坂元龍三氏(東洋紡績椛纒\取締役社長)
 (3) 記念講演「手ごたえ経済」吉川昌孝氏(株歯堂・生活総合研究所上級
   研究員
 また同協会が企画する「ITMA アジア'08見本市」の視察ツアーは、申込締切
が6月27日までとなっている。同ツアーは、7月27〜31日に上海・SNIEC/Shang-
hai New International Expo Centerにて開催される「ITMA アジア'08見本市」
を視察するもので、同見本市視察のほかに不織布関連工場の見学も予定されて
いる。同見本市の出展内容は、紡績・不織布・織布、編機、染色・仕上機、そ
の他周辺機器などとなっている。
 [問合せ先]
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NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.303
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不織布に関する最新の情報を、本誌購読者およびクライアントの皆様にいち早
くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■三菱自動車、PSA/電気自動車用パワートレインの協業検討へ
■ホンダ/新型燃料電池車“FCXクラリティ”の生産を開始
■マツダ/食糧と競合しないバイオプラスチックの技術開発に着手
■オカモト/自動車内装材の生産を国内外で拡充
■東京ガス、新日本石油/家庭用燃料電池の商用機を年度内に先行設置
■東レ/シンガポール最大の下廃水リサイクルプラント向け逆浸透膜を受注
■旭化成ケミカルズ/シンガポール政府とMBR水処理システムを共同開発へ
■三洋電機/乾電池型の充電池を年産5,000万個へ倍増
■巴川製紙所/光が弱くても鮮明なプロジェクター用スクリーンを開発
■クラボウ/機能性新素材のブランド名を“EBRIQ(イブリック)”に
■帝人/ジーエイチクラフトの子会社化と「複合材料開発センター」を新設へ
■旭化成グループ/木質バイオマス発電を開始
■住友精化/韓国現地法人を設立
■三菱化学、三井化学、旭化成/石化製品を最大30%値上げ
■ユニ・チャーム/女性の月経周期と睡眠感に関する研究を学会にて今月発表

<海外ニュース>
■BCN社(スペイン)
 スパンレースメーカー、BCN社が、バルセロナ工場に 3.2m幅、生産能力 1万
4,000t/年の複合ラインの2009年の設置を計画 ほか

<製品開発>
■レスキューナウ/緊急用防毒・防煙マスク“スモークブロック”を販売開始
■大直/和紙を使った新ブランドのビジネス用品を発売

<催  事>
■日本繊維機械学会/「テキスタイルカレッジ・不織布実用講座」を7月24日・
 大阪で開催
■国際光触媒展(GPJ)2008/10月開催に向け出展者を最終受付


┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■三菱自動車、PSA
 電気自動車用パワートレインの協業検討へ

 三菱自動車(MMC)とPSAプジョー・シトロエン社(PSA)は、電気自動車用パ
ワートレイン(電池、モーター、インバーター、車載充電器などの主要コンポ
ーネント)の開発・生産に関する協業の可能性を検討する。
 両社は電気自動車の実用化・市場投入を促進させるため、電気自動車の開発
・生産分野での協業が相互にメリットがあると判断、今後数ヵ月を目途に協業
の可能性を検討する。これにより、ロシアでの現地生産協業を開始した両社の
協力関係はさらに強化されることになる。
 PSA は10年から15年までの経営計画において環境対応車両の分野でリーダー
シップをとることを目指しており、これまでに 1万台以上の電気自動車を市場
投入するなど電気自動車分野では世界最大の自動車メーカーとされる。
 一方、MMC は電気自動車の分野でリーディングメーカーの一つとなること目
指しており、新世代電気自動車“i MiEV(アイミーブ) ”の早期実用化に向け
研究開発に取り組んでいる。日本国内には09年の市場投入を目指しており、海
外についても欧州や米国への市場投入の検討を行っている。
 またリチウムイオン電池については、GSユアサ、三菱商事との合弁会社「リ
チウムエナジー ジャパン」による量産準備が進んでいる。
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/publish/mmc/pressrelease/news/detail1789.html
(6/17)

 
■ホンダ
 新型燃料電池車“FCXクラリティ”の生産を開始

 本田技研工業(ホンダ)は、新型燃料電池車 “FCXクラリティ”の生産を開始
し、第1号車(米国仕様)を6月16日にラインオフした。また、これに合わせ生
産工程の一部も公開した。
 この新型燃料電池車は米国で 7月より、日本では今秋にリース販売を開始す
る計画で、日米合わせた販売計画台数は年間数十台、3年間で200台程度を予定
している。また、7月7日から開催される北海道洞爺湖サミットの「環境ショー
ケース」に、環境先進技術の一環として出展される予定。
 同車を生産するHonda四輪新機種センター(栃木県塩谷郡高根沢町)では、燃
料電池車専用の組み立てラインを新設し、燃料電池車特有の工程である燃料電
池スタックや水素タンクの車載などを行う。また、燃料電池スタックはホンダ
エンジニアリング(栃木県芳賀郡芳賀町)で生産され、とくに高い精度の品質
が求められるセルの製造工程では、専用設備による機械化を進め、 1台当たり
の燃料電池スタックに数百枚必要なセルの量産を実現させた。
http://www.honda.co.jp/news/2008/4080616a.html
(6/16)


■マツダ
 食糧と競合しないバイオプラスチックの技術開発に着手

 マツダは、広島大学とバイオプラスチックの技術開発に着手する。共同研究
契約を結び、産学官連携で13年までの実用化を目指す。
 この「マツダ・バイオプラスチック・プロジェクト」は、食糧と競合しない
セルロース系バイオマスを原料としたバイオプラスチック技術開発を行うもの。
原料には間伐材や稲わらなど食糧として適さないものを使用するため、食糧と
競合しない利点がある。また、セルロース系バイオマスは植物由来のカーボン
ニュートラルな資源であり、有限資源である化石燃料の使用量および CO2の排
出量を減らすことができる。
 本プロジェクトでは、まずセルロース系バイオマスからエタノールを製造し、
エチレンやプロピレン混合物などを経て、自動車用プラスチックとして最も使
用範囲が広いポリプロピレンを製造するプロセスを開発する。さらにそのポリ
プロピレンを、バンパーやインパネに適用可能な耐熱・強度・耐久性に優れる
材料にするための技術開発を行う。また、同原料を由来とするバイオプラスチ
ックの一連の製造プロセスにおける環境負荷や経済的コストなどについても評
価し、最適なプロセスの検証を行う。
 同社は以前よりバイオマス領域での技術開発に積極的に取り組んでおり、こ
れまでに業界初の高耐熱・高強度バイオプラスチックの開発や、世界初の植物
由来 100%の繊維からなる自動車用シート表皮の開発に成功している。これら
の材料は08年度中にリース販売開始予定の水素ロータリーエンジンとハイブリ
ッドシステムをもつ「マツダ プレマシーハイドロジェンREハイブリッド」 の
内装部分に採用する。
 同社は、07年 3月に公表した技術開発長期ビジョン「サステイナブル“Zoom
-Zoom”宣言」 にもとづき、持続可能な社会の実現を目指し、バイオマス技術
をはじめとした環境技術や安全技術の進化に向けて積極的に取り組んでいく。
http://www.mazda.co.jp/corporate/publicity/release/2008/200806/080613a.html
(6/13)


■オカモト
 自動車内装材の生産を国内外で拡充

 オカモトは、国内外で自動車内装材の生産を拡充する。
 米国ではオハイオ州に建設中だった内装用表皮材の新工場が近く完成、試製
造を開始する。自動車メーカーなどへの材料評価を進めながら、来春をめどに
本格生産に乗り出す。
 また国内では、今年度中に各種表皮材製品の機能向上を目的に静岡工場(静
岡県榛原郡)に新規設備を導入する。同社車両資材事業にとって初の海外生産
拠点稼動により販売競争力を高めると同時に、国内では高付加価値製品の開発
を推進、事業基盤強化につなげる。
(6/16 化学工業日報)


■東京ガス、新日本石油
 家庭用燃料電池の商用機を年度内に先行設置

 09年度からの本格事業化を見据え、東京ガスや新日本石油が家庭用燃料電池
システムの商用機の設置を今年度後半から始める。
 08年度は、05年度から始まった大規模事業実証事業の最終年次に当たるが、
東京ガスは 8月以降に、松下電器産業が09年度の一般販売に向けて開発した新
機種を実証事業で設置する。
 また新日本石油も年度内に一般販売向け機種を開発し、同事業で先行導入す
る考え。実機を使った商用機の運転データの収集や、信頼性の最終確認が狙い
だが、一足早く家庭用市場で前哨戦が始まることになる。
(6/13 日刊工業)


■東レ
 シンガポール最大の下廃水リサイクルプラント向け逆浸透膜を受注

 東レは、シンガポール共和国チャンギ地区の大型膜法下廃水リサイクルプラ
ント向けに「汚れにくい逆浸透膜(低ファウリングRO膜)エレメント」の納入を
受注した。
 同プラントは、シンガポール政府のNEWater (中国名;新生水)政策で計画さ
れたプラントの最後にして最大規模のプラントとなり、造水量は22.8万m3/日、
09・10年と段階的に稼働する予定で、膜納入は段階稼動にあわせて08・09年の
2回で分納する予定。プラント建設は同国の巨大企業集団SembCorp Industries
社の公益事業部門、SembCorp Utilities社が受注しており、リサイクルされた
処理水は工業用水や貯水池に戻された後に上水道として再利用される予定。今
回とこれまでの受注とをあわせると、シンガポールにおいて採用されたRO膜エ
レメントの6割が同社製品となる。
 シンガポールは東京23区ほどの面積に 430万の人口を抱える工業国であり、
熱帯雨林で降雨量は多いものの国土が狭く水源が乏しいため、水の大半を隣国
マレーシアからの輸入に頼っており、国家政策として水の確保を重視している。
そこで、新しい水源として下水や工業廃水、海水に注目し、02年からはPUB(シ
ンガポール公益事業庁)中心に下廃水再利用技術を採用する政策を進め、再利
用施設を整備してきた。
 RO膜市場は年率10%で急拡大を続けており、今後も米国、欧州、中東・北ア
フリカ、中国を中心に着実な成長が予想されている。同社では日米両工場にお
いて生産能力を倍増させており、今後も積極的に受注拡大を図る考え。
http://www.toray.co.jp/news/water/nr080612.html
(6/12)


■旭化成ケミカルズ
 シンガポール政府とMBR水処理システムを共同開発へ

 旭化成ケミカルズは、シンガポールで膜分離活性汚泥法(MBR)と呼ばれる技
術を用いた水処理システムの共同開発を現地政府と開始した。
 膜と微生物処理を組み合わせた次世代処理法で、既存法と比べコストやスペ
ースを低減することができる。シンガポールが次世代の下廃水処理・再生用と
して採用を考えており、共同研究を通じて大型受注につなげる。
 同社では高付加価値分野の中核として水処理事業の強化を図っており、 MBR
を成長の柱の 1つと位置づけている。膜による水処理の先進国であるシンガポ
ールでの実績をテコに、世界的にMBR関連の拡大を図る。
(6/18 化学工業日報)


■三洋電機
 乾電池型の充電池を年産5,000万個へ倍増

 三洋電機は繰り返し使える単三、単四型のニッケル水素電池の生産量を08年
度に前年度比2倍の年産5,000万個に増やす。
 国内での販売増に加え、欧州向け輸出も拡大する。増産するのは乾電池タイ
プの充電池“エネループ”で約 1,000回充電して利用できるのが利点。経済性
や環境への負荷が少ないことから使い捨て電池との置き換えが進んでいる。
 生産能力に余裕があることから設備投資は行わず、高崎工場の既存の製造ラ
インを改修して増産に対応する。同社は07年度にも前年度比16%増となる年産
2,500万個に能力を高めたばかり。
 同社は市販のニッケル水素電池では国内で約 3割のシェアをもつトップメー
カーで、大幅増産により首位固めを急ぐ。
(6/19 日経)


■巴川製紙所
 光が弱くても鮮明なプロジェクター用スクリーンを開発

 巴川製紙所は、プロジェクターの光が弱くても、映像をきれいに表示できる
スクリーンを開発した。
 光の散乱を抑える材料を使い、スクリーンの正面方向に反射する光の量を増
やした。最近は手のひらサイズの小型プロジェクターの開発が進んでいるが、
プロジェクターの光が弱かったり、日光や照明が強い場所では、映像をきれい
に映すことができないという課題があった。同社は需要を見きわめながら、数
年内の実用化を目指す。
(6/16 日経産業)


■クラボウ
 機能性新素材のブランド名を“EBRIQ(イブリック)”に

 クラボウは、天然繊維に抗菌や消臭などの機能を付加した新素材のブランド
名を“EBRIQ(イブリック)”に決定し、世界に向けて7月から販売を開始する。
 新素材は電子線を天然繊維の改質に応用したグラフト重合技術を用いた。電
子線の照射により綿などの天然繊維の表面を活性化させ、そこに機能薬剤を分
子レベルで強固に結合する。
 第 1弾として吸湿発熱、消臭、抗菌機能をもつ織物のほか、これら機能を複
合化した織物を販売する。近く防炎加工、形態安定加工を付加した織物も市場
投入する。ユニホームやカジュアル衣料、メディカル・ケア商品などをターゲ
ットに、初年度 3億円の売上高を目指す。
(6/11 日刊工業)


■帝人
 ジーエイチクラフトの子会社化と「複合材料開発センター」を新設へ

 帝人は、先進複合材料の設計・製造において優れた技術と実績をもつ潟Wー
エイチクラフト(GH社)の株式の過半数を第三者割当等によって取得し、子会
社化する。これにともない、同社グループの複合材料に関する主要な研究・開
発機能とマーケティング機能を集約した「複合材料開発センター(仮称)」を 7
月にGH社(静岡県御殿場市)の敷地内に設置する。
 今回GH社を子会社化し、同社グループがもつ炭素繊維、またアラミド繊維や
各種ポリマーなどの素材や技術と、GH社がもつ複合材料の設計、加工、成形、
企画などの優れた機能を融合することにより、ユーザーのニーズを直接反映さ
せた機能を強化し、そのスピードを加速させる。
 GH社内に設立することを決めた「複合材料開発センター(仮称)」は、CFRPを
はじめとする複合材料開発の拠点として、また「カスタマーラボ」としての機
能を担う拠点として、とくに自動車用CFRPの開発については、昨年11月に開設
した「テイジン未来スタジオ」とも連携しながらユーザーとの接点を強化して
いく。
http://www.teijin.co.jp/japanese/index.html
(6/12)


■旭化成グループ
 木質バイオマス発電を開始

 旭化成グループは温室効果ガスを削減し地球温暖化防止にさらに寄与するた
め、旭化成エヌエスエネルギー延岡発電所において木質バイオマス発電に取り
組む。
 同発電所では昨年12月、樹皮・間伐材や木屑などを加工したバイオチップ、
バイオペレットなどの木質バイオマスを石炭と混焼するための発電設備の改良
工事が完了し、今年1月よりバイオチップによる燃焼試験を行っている。今後、
樹皮など未利用バイオマス資源をペレット化したバイオペレットによる燃焼試
験を行い、8月より木質バイオマスと石炭の混焼を開始させる。
 当初は石炭に木質バイオマスを約1万t/年(熱量等価比約2%、重量比約3%)
を混焼させるが、これにより従来の同発電所のCO2発生量の2%相当分、約 1万
5,000t/年のCO2排出量削減効果が得られる。なお、同発電所は木質バイオマス
を熱量等価比約5%、重量比約7.5%まで混焼可能となっている。
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2008/ch080618.html
(6/18)
 
 
■住友精化
 韓国現地法人を設立

 住友精化は、韓国において 100%出資の製造販売を目的とした現地法人「住
精ケミカル株式会社」(藤村寿社長、本社・工場;坡州、営業所;ソウル)を設
立し、同社事業の一層のグローバル化を図る。
 韓国国内において年々数量が増加している高純度アンモニアガスの生産設備
を建設し、あわせて各種ガスのストックポイントを設置する。プラントの設備
能力は1,500t/年、完成は08年度内を予定しており、売上高は09年度に約22億
円を見込んでいる(資本金70億ウォン)。今回の設備完成により、同社の高純
度アンモニア生産拠点は、日本、台湾、韓国の3拠点となる。
 同社は韓国の半導体・液晶製造各社に高純度アンモニア、一酸化窒素、ジク
ロロシラン、一酸化炭素などのガスを長年供給し続けているが、とくに高純度
アンモニアガスは年々数量が増加し、08年度末にはその需要量の大幅増加が見
込まれている。従来は日本からの輸出で対応していたが、数量の増加にともな
い、顧客から現地生産による供給を強く望まれていた。
http://www.sumitomoseika.co.jp/news/2008/0806171.pdf
(6/16)


■三菱化学、三井化学、旭化成
 石化製品を最大30%値上げ

 三菱化学、三井化学、旭化成の化学大手 3社は、合成樹脂など主要な石油化
学製品を 7月から一斉に値上げするとそれぞれ発表した。
 原油高にともなう原料のナフサや燃料費の急騰を転嫁する狙いで、最大30%
と過去最大の上げ幅になる。他の化学メーカーが追随するのは必至。
 3社の値上げ分だけで顧客企業の負担増は年2,000億円規模に達する見通しで、
国内製造業の収益環境は一段と厳しさを増しそうだ。
 最大手の三菱化学は主要な石化製品を10〜30%値上げする。自動車用部品や
 DVDなどに使う高機能樹脂の原料のほか、紙おむつや生理用品の吸収剤原料、
洗剤の原料などで、同社が主要製品を同時に値上げするのは初めて。
 三井化学は自動車部品用の樹脂原料や合成繊維原料など主要な20品目を対象
に 8〜30%値上げする。5月中旬と6月上旬にいったん値上げを表明したが、そ
の後ナフサが騰勢を強めたため上げ幅を拡大する。レジ袋などに使うポリエチ
レンと、自動車用バンパーなどに使うポリプロピレンの場合、値上げ幅は当初
り1kg24円(約11%)から37円(約17%)以上に広がった。
 旭化成もポリエチレンの値上げ幅を1kg20円(約9%)以上から38円(約17%)以
上に拡大した。
 原料のナフサの国内価格は7月以降に1klあたり83,000円になる見込みで、今
年春以降で約15,000円(20%強)の上昇となる。化学各社は今春までに数度にわ
たって値上げを実施したが、ナフサ急騰で異例の製品一斉値上げや値上げ幅の
拡大に踏み切る。
 今回の値上げを自動車などの主要顧客がどこまで受け入れるかは不透明で、
値上げが浸透すれば顧客企業が使用量削減などに動き需要が縮小する可能性も
ある。
(6/11 日経)


■ユニ・チャーム
 女性の月経周期と睡眠感に関する研究を学会にて今月発表

 ユニ・チャーム生活科学研究所は、女性の月経周期と睡眠感(睡眠の質)に
関する研究を実施し、この研究成果を 6月25・26日の日本睡眠学会第33回定期
学術集会にて発表する予定。
 広島大学との共同で行われた同研究では、正常な周期で月経がある25〜40歳
の女性70名(有効回答65名)を対象に、06年10月 6日〜11月30日の間の35日間
の期間を調査した。その研究結果によると、経血量の多い月経前半の 2日間に
おいて、睡眠時間は変わらないものの睡眠の質が顕著に低下することがわかっ
た。原因としては、経血がモレないよう寝返りや横寝をさけ、できるだけ仰向
けで寝ている人ほど睡眠の質が悪かったことから、経血モレに対する不安が睡
眠の質を低下させたと考えられる。
 また、月経前半の 2日間に実施していることとして「夜用生理ショーツをは
いて寝た」「ふとんに入った後もナプキンがフィットするよう直した」「経血
がモレないよう寝返りや横寝をさけ、できるだけ仰向けで寝た」がそれぞれ40
%以上となり、月経日は経血モレを気にして寝ている人が多いことがわかった。
さらに「経血がモレないよう寝返りや横寝をさけ、できるだけ仰向けで寝た」
人と「そうでない」人を比べると、「仰向けで寝た」人の方が睡眠感が有意に
低い結果となった。
 同社は今回の研究結果を今後の商品開発やマーケティング活動に役立て、す
べての女性が月経時も普段どおり快適に過ごせるような提案を行っていく考え。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(6/12)


┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■フロイデンベルク社(ドイツ)
 不織布事業の2007年度売上高は微増

■パフォーマンス・ファブリックス&ファイバーズ社(米国)
 製造設備を増加して、生産能力を倍増

■アメリカン・ノンウーヴンズ社(米国)
 コロンビア、ミシシッピー、ヴァーノン、アラバマ4工場のうち2工場が競
売でリバーフロント・ホールディング社により買収され、3番目の工場もリバ
ーフロント社が買収する見込み

■BCN社(スペイン)
 スパンレースメーカー、BCN社が、バルセロナ工場に 3.2m幅、生産能力 1万
4,000t/年の複合ラインの2009年の設置を計画


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■レスキューナウ
 緊急用防毒・防煙マスク“スモークブロック”を販売開始

 レスキューナウは緊急用 防毒・防煙マスク“スモークブロック”(フルフェ
イス、マウス&ノーズ)の正式販売を6月17日より開始した。
 同製品は、国内最長の公称使用時間20分を実現させた高性能マスクで、火災
時に発生する一酸化炭素やシアン化水素などの代表的な有毒ガスに加え、さま
ざまな有害物質を除毒し、煙やすすなども除去できる。さらに、近年問題とな
っている硫化水素も除毒が可能となっている。フルフェイスタイプは、危険な
有毒ガスのなかで初期消火活動を行なう自衛消防隊の装備品として設計され、
難燃・耐熱フード採用で炎や熱から頭部を守ってくれる。
 なお、同社は 7月9〜11日・東京ビックサイトにて開催の「第3回オフィスセ
キュリティEXPO」に出展し、同製品の展示も行う予定。商品の主な特長は以下
の通り。
 (1) 吸着層、フィルター層、触媒層の特殊 3種構造によりさまざまな有毒ガ
   スから身を守り、呼吸を助ける
 (2) 携帯や保管に適したコンパクトサイズで、誰でも簡単に使用できる簡易
   装着構造
 (3) 公称使用時間は、国内唯一の最長20分間
 (4) 炎・熱・煙などから頭部や皮膚の火傷、目の刺激を保護できる、唯一の
   フルフェイスタイプ仕様をラインナップ
 (5) 品質は(財)日本消防設備安全センター評定取得の高信頼性
http://www.rescuenow.co.jp/press/news/news.html
(6/17)


■大直
 和紙を使った新ブランドのビジネス用品を発売

 和紙製品の大直(山梨県市川三郷町)は 8月から和紙を使った新ブランドの
ビジネス用品を発売する。工業デザイナーの深沢直人氏と提携、和紙をもんだ
「しわ」の質感を生かした封筒や書類入れなどを製作する。女性中心だった和
紙小物の購入者を男性に広げる。
  8月下旬をめどに新ブランド“SIWA(しわ)”を立ち上げる。和紙の手触りの
良さを前面に出す素朴なデザインが特徴で、素材にはぬれると粘りが出て耐久
性が高まるソフトタイプの障子紙を使う。
 一般的には平板に整った紙を使う、封筒や書類入れの表面にしわをつけるこ
とで、手になじむ高級感を訴える。封筒などのほか、眼鏡入れ、手提げ袋、ゴ
ミ箱といったオフィスで使う小物類を充実させる。
 百貨店やインテリアショップなどに卸し、平均単価は3,000〜4,000円に設定。
初年度2,000万〜3,000万円の販売を見込む。
(6/12 日経産業)


┏☆ 催  事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■日本繊維機械学会
 「テキスタイルカレッジ・不織布実用講座」を7月24日・大阪で開催

  日本繊維機械学会は「テキスタイルカレッジ・不織布実用講座」を7月24日、
大阪市西区の大阪科学技術センターにて開催する。
 不織布の概論、短繊維・長繊維不織布の製法、加工法ならびに構造と性質お
よび用途などについて最新の情報も含めて系統的にやさしく解説し、若手には
基礎知識の習得を、シニアには知識の整理を目的として開催するもの。講演の
内容は以下の通り。
 (1) 「不織布概論ならびに短繊維不織布の製法」矢井田修氏(京都女子大学、
   不織布研究会委員長)
 (2) 「長繊維不織布の製法」六田克俊氏(ニッポン高度紙工業梶j
 (3) 「不織布の用途」吉田誠一氏(潟Gヌ・ティー・シー)
 [問合せ先]
  日本繊維機械学会テキスタイルカレッジ委員会
  TEL 06-6443-4691
http://wwwsoc.nii.ac.jp/tmsj/japan/


■国際光触媒展(GPJ)2008
 10月開催に向け出展者を最終受付

 10月8〜10日の3日間、東京ビッグサイトで日本発の光触媒技術で唯一の専門
展「国際光触媒展(GPJ)2008」(主催;光触媒工業会、潟rッグサイト)が開催
されるが、展示会事務局ではその出展者最終受付を現在行っている。同時開催
は「危機管理産業展2008」「アスベスト対策環境展'08」の2展。前回の07年出
展者数・規模は87社・92小間、入場者数は約 2万4,000人だった。
 光触媒は日本発の技術であり、防汚、防曇、防菌防カビ、空気浄化など環境
分野において幅広い応用が可能で、新たな応用製品についての研究開発も進み、
今後さらなる発展が期待されている。同展示会の出展対象は以下の通り。
[素材分野]
 光触媒原材料;光触媒用酸化チタン、アパタイト被覆酸化チタン、酸化チタ
        ンナノシート、可視光応答型光触媒
 光触媒中間材;光触媒コーティング材、光触媒塗料、光触媒フィルタ
[技術分野]
 光触媒技術;測定機器・試験機器、分解・分析装置、光源・照射装置
 光触媒施工・メンテナンス
[機能分野]
 光触媒応用製品;ビル・住宅・商業施設関連、塗料関連、道路関連、車両関
         連、電気電子関連、光学関連、医療関連、農業関連、日用
         品関連
 [問合せ先]
 国際光触媒展事務局
 TEL 03-3503-7641
http://www.gpj-expo.jp/


┏☆ 発  行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.304
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■□◆              NONWOVENS  REVIEW  On-Line
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2008.06.30☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

不織布に関する最新の情報を、本誌購読者およびクライアントの皆様にいち早
くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■帝人/「2008年帝人グループCSR報告書」を発行
■帝人ファイバー/耐久制電ポリエステル長繊維を増産
■ユニチカ/反射材を5割増産
■三井化学/C02から樹脂原料を作る技術を開発
■三菱樹脂/ピッチ系炭素繊維の生産コストを改善
■ユニ・チャーム/社内外へ環境活動を強化
■日清紡/韓国子会社の焼結事業譲渡を発表
■出光興産・三菱商事/非食料バイオ燃料を11年に量産化
■日東電工/シンガポールに膜技術の研究・開発拠点を新設
■旭化成ケミカルズ/中国蘇州市でソニーケミカルから廃水リサイクルサービ
 ス事業を受注
■米国デュポン社/“ケブラー(R)”および“ノーメックス(R)”の値上げを発
 表
■信越化学工業/セルロース製品の15%値上げを発表
■宇部興産/ナイロン6・66樹脂を値上げ
■巴川製紙所/機構改革・人事異動を発表
■日本衛生材料工業連合会/「第58回通常総会」で天田会長の再任を決定
■化繊協会/4期連続で化繊生産減少−「内外の化繊工業の動向(08年第1四半
 期)」を発表
■王子製紙、王子ネピア/ユニセフとのタイアップキャンペーンを全国展開

<海外ニュース>
■化繊協会/07年のEUの繊維産業の業況を公表
■ダウ・ケミカル/淡水化膜を25%増産

<製品開発>
■クラシエホームプロダクツ/大人のニキビケア用シートマスク“肌美精 う
 るおい浸透マスAD(アクネ)”新発売

<催  事>
■日本不織布協会/定時総会と設立10周年記念講演会を7月11日に大阪で開催

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■帝人
 「2008年帝人グループCSR報告書」を発行

 帝人は「2008年帝人グループCSR報告書」(1万2,000部・英語版2,000部)を
発行した。
 同報告書では 6月20日付で就任した大八木成男新社長のトップメッセージを
はじめ、特集として「帝人グループ『環境経営宣言』」「『環境配慮設計ガイ
ドライン』の運用」および「『エコサークル(R)』の進展」 を大きく取り上げ
た。また、新たな内容としてステークホルダーに対する利益の配分についても
解説する。さらに、「第三者意見」としてCSR活動の主要分野における4人の専
門家からの意見や、同報告書掲載内容の監査法人による審査結果を「第三者審
査報告書」として紹介している。
 なお同報告書作成にあたっては、環境省の「環境報告書ガイドライン2007」
と世界的な環境報告書のガイドラインを発行しているGRI(Global Reporting 
Initiative)の「サステナビリティレポーティングガイドライン2006」を参考
にしている。
http://www.teijin.co.jp/japanese/index.html
(6/23)


■帝人ファイバー
 耐久制電ポリエステル長繊維を増産

 帝人ファイバーは、昨夏上市した高性能耐久制電ポリエステル長繊維の生産
能力を現状比4.5倍の月産90tに引き上げる。今後は、既存のポリエステル長繊
維すべてを同タイプに切り替えていく。
 高性能耐久制電ポリエステル長繊維“ビーウェル”は、鞘にポリエステル、
芯に制電機能剤を均一にナノ分散したポリエステルを配した芯鞘構造状のもの
で、独自の紡糸技術により繊維径の極細化を実現、ソフトな風合いをもつ。
 また、撥水機能を付与することも可能。同社では裏地やスポーツ、ユニホー
ム、一般婦人・紳士向けなどさまざまな分野に展開、初年度の売り上げ目標で
ある約6億円は計画通り達成できる見通し。
 これを受けて09年度からの次期中計内には、国内で展開するポリエステル長
繊維を耐久制電タイプに切り替える計画で、今年末をめどに松山事業所内に新
規設備の導入と既存の試験機の改良を行い、月産20tから同90tに引き上げる。
 さらに次期中計では、ポリエステル長繊維を完全循環型リサイクルシステム
“エコサークル”によって再生されたものに置き換える。その一環として、縦
糸に制電ポリエステル長繊維、横糸に再生ポリエステル長繊維を使用するなど、
2種類の繊維を併用していく。
 最終的には、再生ポリエステル長繊維にも制電機能を付与し、同社のポリエ
ステル長繊維を「ケミカルリサイクル・高性能耐久制電ポリエステル長繊維」
として展開する。
(6/23 化学工業日報)


■ユニチカ
 反射材を5割増産

 ユニチカは衣服や道路標識などに用いる反射材を増産する。
 今秋にも日吉工場(京都府南丹市)に約 8億円を投じてラインを増設、年産
能力を現在の5割増の150万m2に引き上げる。交通安全意識の高まりで需要が堅
調な海外で拡販につなげ、11年度の売上高を07年度比で倍増の40億円にする。
 反射材はポリエステルやナイロンなどの原料にガラスを混ぜ、織物やフィル
ム状に加工して利用する。欧米向けには消防服や工事現場の作業服向けに輸出
していた。高齢者や子供向けの衣服、スポーツウェアへの採用が進んでおり、
増産で売り上げ増を狙う。
 中国や中近東でも販売に乗り出す。経済成長で道路建設が相次ぎ、標識に用
いるフィルム状反射材の需要が拡大している。現在、年間40万m2を輸出してい
るが、11年度までに80万m2に輸出量を拡大する方針だ。国内では看板広告向け
で拡販を目指す。コンビニなどの店舗用看板に加え、ガソリンスタンドの床や
壁への採用を見込む。
(6/23 日経)


■三井化学
 C02から樹脂原料をつくる技術を開発

 三井化学は、(財)地球環境産業技術研究機構と共同開発した技術を活用し、
工場から出た C02を水素と反応させて合成樹脂・繊維原料のメタノールをつく
る技術を開発した。
 現在は原油由来の製品より割高だがその価格差は縮小しており、また大気中
のCO2の吸収効果も見込める技術で、同社では09年に大阪工場(大阪府高槻市)
に20億円弱を投じて年産能力100tの実証設備を稼動させる。事業性を見きわめ
12年度以降の量産を目指す。
(6/21 日経)


■三菱樹脂
 ピッチ系炭素繊維の生産コストを改善

 三菱樹脂は、世界トップシェアをもつピッチ系炭素繊維(HP-CF)“ダイアリ
ード”について、紡糸から成形品にいたるチェーン全体で生産コストを改善す
る。
 紡糸工程では、炭素繊維のフィラメント数を現在の 1万2,000本(12K)から
さらに世界最高の1万6,000本(16K)まで拡大し、生産能力を実質的に3割拡大
させる。技術的な目処がたったことから、今月中にも 16K繊維のテスト運転を
開始する考えで、生産工程の一部で 16Kに対応してノズルを採用するなどの準
備に入った。
 いっぽう川下の成形品段階では、自動車用プロペラシャフトなどの実用化に
向け、パイプ状成形品の新たな製造法の開発に着手する。このため、専用の試
作・評価設備を年末から09年初頭にかけて坂出工場(香川県坂出市)に整える。
(6/20 化学工業日報)


■ユニ・チャーム
 社内外へ環境活動を強化

 ユニ・チャームは、環境活動をより強化するため、ユーザーや社員など社内
外に向けた取組みを実施する。
 ユーザーに対する取組みとしては、同社独自のエコラベル「エコチャーミン
グ」を開発、環境対応型商品のパッケージへの表示を検討し、ユーザーが商品
を購入する際の選択基準のひとつとして活用する。また、6月5日〜 7月10日の
期間限定で「カーボンオフセット」を活用した CO2排出権付きベビー用紙おむ
つを発売しているほか、CSR のグローバル展開としてインドネシアでの活動を
特集した「CSR報告書2008」を6月25日に発行する予定。環境配慮の観点から、
今回より「CSR報告書2008Web版」を制作し、冊子はダイジェスト版として位置
づけて昨年度よりもページ数削減、Webサイトのコンテンツを充実させる。
 一方、社員に対する取組みでは毎年夏至の日を「ユニ・チャーム環境の日」
と定め、環境をテーマとした「環境を考える会」を開催して経営トップから一
般社員まで環境問題について共に考える機会を設ける。さらに、「CO2削減/
ライトダウンキャンペーン」に参加し、6月21日と7月7日の2日間、国内事業所
全拠点で屋外の照明とネオンサインを消灯するほか、社員に 「100万人のキャ
ンドルナイト」に合わせアロマキャンドルを配布する。そのほか、クールビズ
の推進に加えてマイカップやマイ箸の使用も促進し、地球温暖化防止活動に向
けたプラスの活動「クールビズ+(プラス)」を推進する。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(6/19)


■日清紡
 韓国子会社の焼結事業譲渡を発表

 日清紡の連結子会社で「Saeron Automotive Corporation(SAC)」およびSAC
の中国子会社である「賽龍(北京)汽車部件有限公司(SABC)」は、SACおよび
SABCの焼結製品事業を譲渡することを決めた。
 譲渡先は韓国HSC(08年設立。韓国・漢拏[ハルラ]とカナダStackpole社の
合弁会社)および中国HSC(仮称。設立認可申請中の韓国HSCの子会社)で、譲
渡価額は約160億ウォン、譲渡日程は 8月22日開催予定のSAC臨時株主総会の決
議を経て、同30日に同時完了の予定。
 SACおよび SABCは自動車用摩擦材を主力商品に事業を展開中だが、「選択と
集中」の経営方針のもとブレーキ事業に特化することにより、競争激化のグロ
ーバル市場でさらなる成長と発展を目指す。なお、今回の事業譲渡が同社連結
業績に与える影響は軽微だという。
http://www.nisshinbo.co.jp/press/pdf/080618ir_sac.pdf
(6/18)


■出光興産、三菱商事
 非食料バイオ燃料を11年に量産化

 出光興産と三菱商事は、食料を原料としないバイオ燃料の量産に乗り出す。
 ホンダなどが開発した稲わらや雑草を原料に使う生産技術を導入。北米やア
ジアを候補地として世界最大級の工場を建設、11年にも日本などに出荷する。
 バイオ燃料の需要急増は世界的な食料価格上昇の一因と指摘されている。米
デュポンなどが非食料系燃料の量産を計画、日本政府も実用化推進を表明して
おり、普及へ向けた国際競争が加速する。
(6/20 日経)


■日東電工
 シンガポールに膜技術の研究・開発拠点を新設

 日東電工は、水処理のための膜技術に関する研究・開発(R&D)拠点を 8月
にシンガポールに新設すると発表した。
 投資額は今後5年間で約600万シンガポールドル(約4億8,000万円)で、日本
企業がシンガポールに膜技術のR&D拠点を設けるのは初めてという。新R&D拠
点はシンガポール公共事業庁(PUB)のウォーターハブ施設内に設ける。広さは
約300万m2で、今後3年間に約10人の技術者がシンガポール企業などと研究開発
に携わる。
(6/24 日経産業)


■旭化成ケミカルズ
 中国蘇州市でソニーケミカルから廃水リサイクルサービス事業を受注

 旭化成ケミカルズはこのほど、中国江蘇省蘇州市新区のソニーケミカル(蘇
州)有限公司から廃水リサイクルサービス事業を受注した。
 MF膜および逆浸透(RO)膜を使い、廃水を再利用するもので、水処理能力は
1,700t/日。09年 1月末の稼動開始を予定している。
(6/26 化学工業日報)


■米国デュポン社
“ケブラー(R)”および“ノーメックス(R)”の値上げを発表

 米国デュポン社の高機能繊維事業部は7月1日より“デュポン(TM)ケブラー
(R)”および“デュポン(TM)ノーメックス(R)”製品について、世界規模で平
均10%の値上げを実施すると発表した(関連する市場および用途において個別
契約で定めているものを除く)。
 今回の価格改定は原材料、エネルギー、輸送および物流にかかる費用の急騰
を受け、積極的な生産性の向上やコスト削減でその増分を完全に吸収すること
が困難な状況となっていることによるもの。また、同社では同製品に対する世
界的な需要増に対応するため積極的な生産能力拡大計画を推進中で、今年第 3
四半期の稼動開始を目指すノーメックス(R)紙および繊維製品には投資額1億ド
ル規模、09年に稼動開始予定のヴァージニア州リッチモンド、およびサウスカ
ロライナ州クーパーリバーの生産施設におけるケブラー(R)の追加設備には5億
ドル超を投資している。
http://www2.dupont.com/DuPont_Home/ja_JP/NewsEvents/news/2008/article20080619.html
(6/19)


■信越化学工業
 セルロース製品の15%値上げを発表

 信越化学工業は8月1日出荷分よりセルロース製品(メトローズ、TC-5、HPMCP、
信越AQOAT、L-HPC)の販売価格を15%値上げすると発表した。
 国際的な原燃料価格の高騰により、セルロース製品の主原料である高純度パ
ルプの価格が大幅に上昇し、副原料であるメチルクロライド、苛性ソーダなど
の価格も高騰しているのに加え、かかるコスト上昇分を企業努力で吸収するこ
とが困難となったため。セルロース製品の市場は国内外において安定的に成長
を続けており、国際的に堅調な需要と原燃料価格の高騰を受け、セルロース誘
導体製品の価格は世界的に上昇している。
 なお、同社のセルロース事業は昨年 3月に発生した直江津工場の爆発火災事
故の回復途上にあり、今年10月を目途に製造設備を増強中で完成後はほぼ従前
の生産能力となる見通し。
http://www.shinetsu.co.jp/j/news/s20080625.shtml
(6/25)


■宇部興産
 ナイロン6・66樹脂を値上げ

 宇部興産は、7月1日出荷分よりナイロン6および66樹脂価格を値上げする。
 値上げ額はUBEナイロン6、UBEナイロン66ともに20円/kg(約3〜4%)で、主
原料価格(ベンゼン、ナフサ)の高騰を受け、今年 4月の30円打ち出しに続く
再値上げを行なうもの。
 ナイロン6 の 4月打出しは、ベンゼン以外の原料であるアンモニア、硫黄、
ガラス繊維、添加剤などの価格上昇の転嫁であり、今回はベンゼン市況がUS$
1,300に再高騰したことを受けて販売価格に転嫁する。
http://www.ube-ind.co.jp/japanese/news/2008/2008_10.htm
(6/25)


■巴川製紙所
 機構改革・人事異動を発表

 巴川製紙所は6月21日付で、機構改革および人事異動を以下の通り行う。
[機構改革]
 (1) 事業推進本部の法務・知財グループを経営戦略本部に移管
 (2) 経営戦略本部の業務改革グループを廃止し、新たに内部統制グループを
   新設
 (3) 経営戦略本部の人事グループを事業推進本部に移管
 (4) 事業推進本部のコンプライアンスグループを環境管理グループとし、内
   部統制業務を経営戦略本部に移管
[人事異動] ※ カッコ内は旧役職
 内部監査室長兼事業推進本部環境管理グループマネージャー 安藤剛氏(内
部監査室長兼事業推進本部コンプライアンスグループマネージャー)
 執行役員社長室長兼経営戦略本部法務・知財グループマネージャー 中川誠
氏(執行役員社長室長兼事業推進本部法務・知財グループマネージャー)
 執行役員経営戦略本部長兼経営戦略本部内部統制グループマネージャー 
石垣茂氏(執行役員経営戦略本部長)
 事業推進本部人事グループマネージャー 佐藤和弘氏(経営戦略本部人事グ
ループマネージャー)
http://www.tomoegawa.co.jp/topic/2008/topic20080621.html
(6/20)


■日本衛生材料工業連合会
 「第58回通常総会」で天田会長の再任を決定

 日本衛生材料工業連合会(日衛連)は 6月20日、都内港区のメルパルク東京
において「第58回通常総会」を開催し、天田忠正会長(白十字椛纒\取締役社
長)の再任など役員人事を含むすべての議案が可決承認された。
 このうち執行部役員人事では、副会長で全国紙製衛生材料工業会会長の~田
博至氏(花王椛纒\取締役常務執行役員)と、同じく副会長で全国救急絆創膏
工業会会長の山内秀明氏(ニチバン且謦役常務執行役員)が退任、新任副会
長に辻本由起子氏(P&Gジャパン且謦役)および鈴木達也氏(新任理事、ニ
チバン且キ行役員メディカル事業部事業部長)がそれぞれ就任し、環境委員長
(新任常任理事、紙製工副会長)には吉田勝彦氏(花王且キ行役員ヒューマン
ヘルスケア事業ユニット長)が就任した。
 総会終了後に開催された記者会見では、全国マスク工業会による「会員マー
ク」の導入や07年度マスク生産数量の発表(全体19億6,400万枚; うち家庭用
市販品15億5,400万枚、医療用2億4,600万枚、産業用1億6,400万枚)などを含む、
08(平成20)年度事業計画の説明が行われた。
 また、日衛連はウエットワイパー類の自主基準と「WWマーク」について特集
した機関誌「日衛連NEWS」のNo.62 を発行した。同特集では、日本清浄紙綿類
工業会によるウエットティシュをはじめとした対人用ウエットワイパー類の安
全性・衛生性を確保する自主基準や、この基準に合格した製品であることを示
す「WWマーク」を紹介している。
http://www.jhpia.or.jp/news/index.html
(6/21)
 
 
■化繊協会
 4期連続で化繊生産減少−「内外の化繊工業の動向(08年第1四半期)」を発表

 日本化学繊維協会は「内外の化繊工業の動向(08年第1四半期)」を発表した
が、それによると化繊生産は4期連続で減少している。
 国内における化繊景況を各分野別に見ると、衣料用は高水準な製品輸入に加
え末端需要の低迷により弱含みで推移、産業資材用は自動車関連需要に支えら
れ、ゴム資材関連などを含めて堅調に推移した。寝装・インテリア用は製品輸
入増加により低調な荷動きとなり、内装材を中心に「改正建築基準法」施行に
よる影響が見られた。
 このうち化繊生産は 28.5万t・前年比 5.4%減と 4期続けて前年割れとなり、
化繊輸出(繊維原料〜二次製品)は 17.1万t・前年比 6.9%減,輸入(繊維原
料〜二次製品)は 26.1 万t・4.0%増と引き続き増加している。
 海外の繊維概況については韓国、台湾、米国、欧州ともに厳しい景況が続い
ており、さらに中国に関しても多くのマイナス要因を受け、これまでの拡大基
調から鈍化がみられた。
 国内主要合繊品種の動向は以下の通り。
 (1) ポリエステルF;生産は 6万4,105t・前年比 2.7%減となり、14 期連続
   で前年実績を下回った。
 (2) ポリエステルS:生産は 4万9,384 t・前年比 5.3%減と 7 期連続で前年
   実績を下回ったものの、不織布用は引き続き堅調に推移しており、とく
   に湿式不織布は品質管理面から日本品を求める声が高い。
 (3) ナイロンF:生産は 2万8,611t・前年比 2.9%減と 4 期続けて前年実績
   を下回った。
 (4)アクリルS:生産は 4万3,880t・前年比 26.5%減と 3 期続けて前年実績
   を下回った。
 なお、同協会は国内の「08年5月度の化学繊維生産・在庫の概況(速報)」も
しており、それによると化学繊維生産は9万6,030t・前年同月比7.0%減、うち
合成繊維生産は8万1,318 t・同9.1%の減。主要品種では、ナイロンF 8,888 t
(前年同月比9.0%減)、アクリルS 1万6,294t(同23.2%減)、ポリエステルF
2万1,730t(同2.0%減)、ポリエステルS 1万6,328t(同9.1%減)と4品種揃っ
て前年同月比減少した。化学繊維在庫(生産者)は11万6,405 t・前月比4.4%増
・前年同月比3.5%増、うち合成繊維在庫は10万2,247t・前月比4.1%増・前年
同月比5.0%の増だった。主要品種では、ナイロンF 1万3,387t(前月比±0)、
アクリルS 1万7,915t(同6.2%増)、ポリエステルF 2万7,800t(同5.3%増)、
ポリエステルS 2万3,806 t(同6.2%増)だった。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news/press_release/shihanki/shihanki2008-1q.pdf
(6/19)


■王子製紙、王子ネピア
 ユニセフとのタイアップキャンペーンを全国展開

 王子製紙、王子ネピアおよび(財)日本ユニセフ協会は、開発途上国のトイレ
と水の問題を改善するため、「nepia 千のトイレプロジェクト」を立ち上げる。
7月1日〜10月31日までをキャンペーン期間とし、日本全国で展開する。
 世界では毎年 150万人を超える 5歳未満の子どもたちが、汚れた水とトイレ
の不備からおなかをこわし、脱水症状などで命を落としているという。こうし
たことを受け、同キャンペーンでは期間中にネピア対象商品(ティシュ、トイ
レットロール)の売上の一部で、ユニセフの「水と衛生に関する支援活動」を
サポートする。アジアでもっとも若い独立国で、国づくりが進む今が重要な時
期である「東ティモール民主共和国(東ティモール)」を支援対象国として、
1,000の家庭のトイレの建設と、 15の学校のトイレの建設または修復、衛生習
慣の普及と定着のための活動を支援する。
 同プロジェクトの活動では、王子ネピア社員が同国を訪問して現地の状況と
ユニセフによる支援活動の様子をウェブサイト(http://1000toilets.com)で
レポートするほか、視察同行の写真家・小林紀晴氏による写真展も開催する。
また、キャンペーン期間終了後には慶應義塾大学・井上哲浩教授をコーディネ
ーターに、プロジェクトの成果報告と検証をもとに今後の継続的で有効な社会
貢献のあり方などを考えるシンポジウムも実施する予定。
http://www.ojipaper.co.jp/release/cgi-bin/back_num.pl5?sele=3&page_view_selected_=1
(6/19)


┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■化繊協会
 07年のEUの繊維産業の業況を公表

 日本化学繊維協会(化繊協会)は5月31日開催の欧州繊維産業連盟(EURATEX)
の年次総会で報告された「07年のEUの繊維業界の業況」の概要を公表した。
 それによると、07年のEUの繊維業界は06年に比べ若干回復基調で推移したが、
年後半は不透明要因が高まり、中国品を中心とした繊維品輸入の増加が域内の
繊維生産・売上に影響を与えている。
 繊維生産では、07年の繊維売上は1%増の約2,113億ユーロと 2年連続で前年
実績を上回った。衣類産業の生産および売上は過去最高を記録する一方、紡織
産業の生産は微減、化合繊産業は生産・売上ともマイナスとなった。繊維消費
をみると、07年の衣類最終消費は前年比約 5%増加となり、この結果07年衣料
小売は 5.1%増と00年代以降最大の伸びとなった。しかし、昨年後半からの景
気減速によって、08年第1四半期は3%以下に鈍化している。
 繊維品輸出は衣類が8.4%増と好調だったが、紡織品は横ばいにとどまった。
一方、繊維品輸入は紡織品(4.0%増)、衣類(4.4%増)とも拡大し、繊維貿
易バランスは全体で438億ユーロの入超(紡織品24億ユーロ、衣類413億ユーロ
の入超)となり、3年連続で入超幅が拡大した。
 また、繊維産業の雇用は前年比6.4%減、16.5万人減の250万人と過去10年で
最大の落ち込みとなり、1万社以上の繊維企業(大部分は零細企業)が廃業した。
08年第 1四半期の繊維業況については、新規受注、売上の状況をみる限り、と
くに化合繊、紡織分野でマイナス成長となっているため、繊維生産についても
マイナス傾向で推移する見通し。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news.html
(6/20)


■ダウ・ケミカル
 淡水化膜を25%増産

 化学世界最大手の米ダウ・ケミカルは、海水を淡水化するなど水処理に使う
逆浸透膜などを25%増産する。
 米ミネソタ州内にある工場に8,800万ドル(約95億円)を投じて生産能力を増
強し、10〜12月期の稼動を目指す。増産するのは逆浸透膜と、その高級品種の
ナノ濾過膜。ミネソタ州の設備を増強するのは1996年の同工場新設以来、今回
で 3度目。同社は水処理関連で中国の企業も買収しており、13年までにこの分
野の利益を2倍に増やす計画だ。
 逆浸透膜の世界市場規模は現在 600億円程度とされているが、地球温暖化に
よる干ばつ被害の増加や、新興国の人口増にともなって水不足問題の解決が世
界的に急務になっており、今後は年率15%程度で需要が急拡大すると同社では
判断した。
 同社は逆浸透膜で 4割に迫る市場占有率を握る最大手で、シェア首位争いを
する日東電工や東レも水処理事業を強化しており、今回の増産をテコに日本勢
の攻勢をかわす狙いもあると見られる。
(6/23 日経)


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■クラシエホームプロダクツ
 大人のニキビケア用シートマスク“肌美精 うるおい浸透マスAD(アクネ)”
新発売

 クラシエホームプロダクツは、大人のニキビに悩む女性向けに、顔全体用シ
ートマスク“肌美精 うるおい浸透マスAD(アクネ)”(医薬部外品・5枚入り)
を開発、 6月23日より発売する。ストレスを抱えて働く20〜30代の女性をメイ
ンターゲットに、初年度売上で2億円を目指す。
 同製品は、消炎成分と美容液による潤い補給でニキビ、肌あれを予防する。
忙しくて不規則になりがちな生活のリズムのなかで、くり返しできてしまう大
人特有のニキビをケアし、キメの整ったすこやかな美肌へと導く。商品の主な
特長は以下の通り。
 (1) 消炎効果のある「グリチルリチン酸誘導体」が、ニキビの炎症を抑えて
   予防
 (2) 「緑茶エキス」でうるおいを補給し、ニキビ跡をケア
 (3) 美白有効成分「ビタミンC誘導体」が、肌全体をキメの整った健やかな
   美肌へと導く
 (4) 忙しい生活の中でストレスを抱え、繰り返しできてしまう大人特有のニ
   キビに悩んでいる女性をサポートする
http://www.hadabisei.jp/nikibi/index.html
(6/19)

┏☆ 催  事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■日本不織布協会
 定時総会と設立10周年記念講演会を7月11日に大阪で開催

 日本不織布協会(ANNA)は「08年度定時総会」を 7月11日、大阪市都島区の
太閤園において開催する。協会設立10周年を記念し、当日は記念講演会もあわ
せて行われるほか、総会終了後には別室において10周年記念懇親会も開催され
る。記念講演会の講演内容は以下の通り。
 (1) 会長挨拶・金井宏彰氏(金井重要工業椛纒\取締役副社長)
 (2) 基調講演「私の技術経営」坂元龍三氏(東洋紡績椛纒\取締役社長)
 (3) 記念講演「手ごたえ経済」吉川昌孝氏(株歯堂・生活総合研究所上級
   研究員
 [問合せ先]
 日本不織布協会/TEL 06-6233-0842

※ なお、当日会場にて弊誌 NONWOVENS REVIEW Vol.19 No.1 「日本不織布協
  会・設立10周年記念号」を部数限定で配布する予定です。

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