NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.305
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「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

不織布に関する最新の情報を、本誌購読者およびクライアントの皆様にいち早
くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■自工会/08年5月の自動車生産・輸出実績を発表
■帝人/シンガポール公益事業庁と排水処理技術の共同開発へ
■東レ/“エクセーヌ”が京阪新型車両のシートに採用
■東レ/ポリ乳酸繊維を自動車内装材向けに拡販
■三洋電機/200億円を投じリチウムイオン電池新工場を兵庫に建設
■東洋紡積/組織改正を発表
■帝人/洞爺湖サミット関連イベントにオリジナルエコバッグを提供
■三菱化学/バイオエタノールの分離材事業に本格参入
■四国化成工業/屋上・壁面緑化システムに本格参入
■伊藤忠商事/無農薬綿花の取引を拡大
■石油化学各社/採算悪化から石化製品を各社減産
■帝人グループ/ポリエステル繊維およびアラミド繊維を値上げ
■クラレ/スチレン系熱可塑性エラストマー関連製品を値上げ
■NEDO/燃料電池・水素技術開発ロードマップの08年版を策定
■横浜国立大学/安価な金属を使う燃料電池用触媒を開発
■化繊協会/「第647回 本委員会」の主要議題と概要を公表

<海外ニュース>
■化繊協会/インドの不織布・産資用繊維の長期見通しを公表

<製品開発>
■エースコック/ユニチカなどの協力を得て生分解性カップめん容器を採用
■白元/今秋に加湿立体型など3製品を投入し家庭用マスクを強化
■ノバルティスファーマ/パッチタイプの禁煙補助薬を発売
■日本製紙クレシア/“クリネックス(R) ”ティシュとトイレットティシュを
 リニューアル

<催  事>
■日本不織布協会/定時総会と設立10周年記念講演会を7月11日に大阪で開催


┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■自工会
 08年5月の自動車生産・輸出実績を発表

 日本自動車工業会(自工会)は、08年5月の自動車生産・輸出実績を発表した。
 それによると 5月の四輪車生産台数は92万4,897台で、前年同月の86万6,196
台に比べ5万8,701台・6.8%の増加となり、10ヵ月連続で前年同月を上回った。
乗用車の生産は79万2,639台(前年同月比7.3%増)で10ヵ月連続のプラス、ト
ラックは12万2,097台(同1.8%増)で5ヵ月連続のプラス、バスは1万161台(同
29.7%増)で40ヵ月連続のプラスとなった。5月の国内需要は36万524台で、前
年同月比4.8%の減少だった。
 また、1〜5月の生産累計は502万2,727台で、前年同期の472万3,355台に比べ
29万9,372台・6.3%の増加となった。
 他方、 5月の四輪車輸出台数は52万8,617台で、前年同月の48万2,793台に比
べると 4万5,824台・9.5%の増加となり、34ヵ月連続で前年同月を上回った。
車種別内訳は、乗用車47万471台 (内KD車1万4,205台) 前年同月比 3万8,591台
・8.9%増、トラック 4万7,294台 (内KD車1万8,278台) 同 4,285台・10.0%増、
バス 1万852台 (内KD車 1,166台)同 2,948台・37.3%増だった。
 輸出金額は、車両分 103億4,849万ドル、部品分 26億4,531万ドルの総額129
億9,380万ドルとなり、前年同月の109億6,805万ドルに比べ20億2,575万ドル、
18.5%の増加となった。
http://www.jama.or.jp/stats/product/20080627.html
(6/27)


■帝人
 シンガポール公益事業庁と排水処理技術の共同開発へ

 帝人は、シンガポール共和国の公益事業庁(PUB)と排水処理技術の共同開発
に関する覚書(MOU)を締結した。
 この共同開発に関する覚書に基づき、同社は過酸化水素添加多段式オゾン処
理技術、および機能剤担持技術をはじめとする膜に限定しないユニークな高度
水処理技術を、 PUBでは排水処理、再利用に関するプラントの運用実績から得
られた高度な知見および共同実験場を提供し、共同でより実用的で高度な新排
水処理技術の開発を進める。具体的には 「NEWater計画」の最終段階に関わる
技術として、過酸化水素添加多段式オゾン処理技術について、パイロットスケ
ールでのテストを実施する予定。一方、機能剤担持技術については各種排水中
の特定物質の除去や高度処理を行うことを視野に大学などとの共同研究を行い、
将来的にはPUBと共に実用化研究を実施する計画。
http://www.teijin.co.jp/japanese/index.html
(6/26)


■東レ
 “エクセーヌ”が京阪新型車両のシートに採用

 東レは、10月19日の京阪中之島線開業にあわせて新たに導入される中之島直
通優等車両「3000系」(8両編成×6本;全48両)のシート表地用に、スエード調
人工皮革“TOREX エクセーヌ”を納入する。鉄道の内装用途にエクセーヌが採
用されるのは初めてのことで、各シートにはロゴ入りのタグが付けられる。
 エクセーヌは、直径約1.0μmの超極細マイクロファイバーが緻密に絡み合っ
た不織布構造の先端材料で、ぬくもりのある質感、ソフトな肌触り、鮮やかな
発色性、高い耐久性、イージーケア性など多くの優れた機能を有するスエード
調人工皮革。
 他方、京阪電気鉄道で新たに導入される新型車両3000系は、世界的なブラン
ドである京都と大阪の文化ゾーンである中之島を結ぶ車両で、文化・風情とい
った京阪沿線の風土に現代的感覚を融合させた「風流の今様」をデザインコン
セプトとしている。今回、エクセーヌの優れた機能とそれを可能にした最先端
の技術、さらにエクセーヌのブランドイメージが同新型車両のデザインコンセ
プトに合致し、採用に至った。
 同社は中期経営課題「プロジェクト Innovation TORAY 2010」(IT−2010)に
おいて、「5つのInnovation、8つのプロジェクト」を推進しており、今回の採
用はユーザー指向の営業活動に取り組むことでエクセーヌの新たな用途を開拓
した「営業力革新プロジェクト」を体現するもの。
http://www.toray.co.jp/news/fiber/nr080627.html
(6/27)


■東レ
 ポリ乳酸繊維を自動車内装材向けに拡販

 東レは、自動車分野を中心にポリ乳酸(PLA)繊維“エコディア”をの販売を
拡大する。他素材との複合化により耐熱性・耐久性を高めた高機能グレードを
軸にカーマットなど自動車内装材の用途開発を強化する。
 すでに09年モデルでの最終評価段階に入っており、PLA のカーボンニュート
ラルの特性を生かしハイブリッドカーなどへの採用を働きかけていく。現在は
生活資材分野が主な用途だが、自動車を衣料と並ぶ主力用途に育成し、10年度
をめどに販売量を現在の3倍強となる1,000tに拡大する。
 自動車向けには、耐熱性・耐久性などを高めたハイブリッドタイプを軸にカ
ーシート、天井材、カーマットなど内装材の用途開発に注力する。またタイヤ
コードおよびエアバッグ用 PLA繊維の研究にも着手しており、幅広い用途を対
象に自動車分野を開拓する。
 一方衣料用途では、独自の紡糸技術や高次加工技術を駆使し、風合いや染色
性、耐洗濯性を高めた複合繊維の開発を進めているほか、 PLA繊維の引き合い
が多い欧州市場へのサンプルワークを開始するなど用途拡大を図っている。
 このほか、 PLA製スパンボンド不織布の新規用途を開拓する。現在、ポリプ
ロピレン(PP)スパンボンドが使われている紙おむつなど衛生材料を中心に研
究開発・用途開発を推進中で、韓国合弁拠点「東レセハン」での量産化も検討
していく。
(7/1 化学工業日報)


■三洋電機
 200億円を投じリチウムイオン電池新工場を兵庫に建設

 三洋電機は、パソコンや携帯電話を使うリチウムイオン電池の新工場を兵庫
県南あわじ市に建設する。
 投資額は 約200億円で09年春に稼動させる。大阪府貝塚市で建設中の工場と
合わせ生産能力を現在に比べ約 3割増やす。
 三洋電機はリチウムイオン電池の世界最大手。世界的な需要増に対応するた
め積極投資を進め、追い上げてくる韓国サムスングループやソニーを突き放す
考えだ。
 南あわじ市の新工場はリチウムイオン電池の生産拠点である南淡工場の敷地
内で今月着工。月産能力は約 700万個で、主にノートパソコン用の電池を生産
し世界に供給する。一方、貝塚市では09年春の稼動を目指し月産約 1,400万個
の工場を建設している。両工場への投資額は計 540億円の見通しで、三洋電機
全体の月産能力は現在より約3割多い9,000万個となる。
(7/3 日経)


■東洋紡積
 組織改正を発表

 東洋紡積は7月1日付で、以下の通り組織改編を行った。
 (1) 「医薬事業総括部」を「メディカル事業総括部」、「メディカル・機能
   膜事業総括部」を「機能膜事業総括部」に改称(医薬事業と医療機器事
   業を同一事業総括部の下に組織し、薬事法の対応ならびに営業力の強化
   を図る)
 (2) 「アクア膜事業総括部」 を「アクア膜事業部」とし 「機能膜事業総括
   部」に位置付け、「医療機器事業部」を「メディカル事業総括部」に移
   管。あわせて、事業本部直轄の 「機能膜開発センター」を 部レベルの
   「機能膜開発研究所」と改正し、「機能膜事業総括部」に位置づける
   (機能膜事業の基本技術ベースを共有している医用膜事業とアクア膜事
   業を同一事業総括部の下に組織し、開発効率を向上させる。また、機能
   膜開発研究所を設置することにより、事業開発を担う開発技術の強化を
   図る)
http://www.toyobo.co.jp/press/press309.htm
(6/27)


■帝人
 洞爺湖サミット関連イベントにオリジナルエコバッグを提供

 帝人は、北海道洞爺湖サミットの関連イベントとして6月29日〜7月1日の3日
間、京王プラザホテル札幌にて開催された「G8大学サミット」において、大学
関係者や記者を対象に会議資料を入れて配布されたエコバッグ約 500枚の無償
提供を行なった。
 「G8大学サミット」は、北海道洞爺湖サミット開催に先立ち、ブリティッシ
ュコロンビア大学(カナダ)やカリフォルニア大学ロサンゼルス校(アメリカ)、
清華大学(中国)、デリー大学(インド)など国内外37大学のトップ並びに環
境問題の専門家が一堂に会し、地球規模のサステナビリティ実現をテーマに討
議を進め、その結果を「札幌サステナビリティ宣言」として採択し、G8首脳に
提示して支持を呼びかけた。
 今回提供したエコバッグは、同社が展開する循環型リサイクルシステム“エ
コサークル(R)” により再生されたポリエステル繊維を使用したもので、使用
後は回収して何度でも新しい繊維に再生することができるため、持続可能な社
会の実現について討議する同サミットの趣旨とも合致している。
http://www.teijin.co.jp/japanese/index.html 
(6/30)


■三菱化学
 バイオエタノールの分離材事業に本格参入

 三菱化学は、バイオエタノールの製造工程などで使う分離材事業に本格参入
する。
 同社は三井物産の子会社、物産ナノテク研究所がもつナノテクノロジー「ゼ
オライト膜技術」を取得、同技術の研究者や関連設備も引き受け、 7月中に茨
城県阿見町の研究施設に移す。
 ゼオライト膜は半導体洗浄に使う溶剤のリサイクルや、バイオエタノールの
生産過程で水分とアルコールの分離に使われる。従来の蒸留による分離方式よ
り85%以上エネルギーを節約でき、CO2 削減にもつながる。
 同社は物産から取得した技術を改良し、自社プラントなどで実証実験を行い
 2年以内に事業化する方針。分離材の世界市場は2,000億円超(09年試算、イオ
ン交換事業を除く)で今後市場拡大が予想される。
(6/30 日経)


■四国化成工業
 屋上・壁面緑化システムに本格参入

 四国化成工業は、独自の構造による屋上・壁面緑化システムを製品化、同分
野に本格参入する。
 土壌と貯水部を独立したユニットとすることで、防水・排水対策を不要とす
るとともに、施工が容易で既存ビルにも設置を可能とした。また雨水を活用し
て水やり頻度を最小限に抑えるなど低コスト・省力化に寄与するほか、緑化部
を 2重メッシュ構造とし、遮熱効果や耐風性の向上を図った。これらの特徴を
前面に、まず関東地区で試験販売を開始。その後、近畿、中部地区に続いて順
次、全国規模で拡販を進めていく。
(7/3 化学工業日報)


■伊藤忠商事
 無農薬綿花の取引を拡大

 伊藤忠商事は農薬や化学肥料を使わずに栽培した綿花(オーガニックコット
ン)の取引を大幅に増やす。
 07年度は年間400tだった取引量を08年は1,000t、09年度は2,000tにする計画
で、必要量を確保するためインドの農業関連組合と提携する。アパレルや百貨
店など国内流通企業が同綿花製の衣料の販売を増やしており、需要増に対応す
る。
(6/25 日経産業)


■石油化学各社
 採算悪化から石化製品を各社減産

 石油化学各社が減産に動き出した。
 旭化成は石化製品の基礎原料であるエチレンを10年ぶりに減産する方針を固
めた。 7月上旬から岡山県水島地区にある年産44万3,000tのエチレン工場の稼
働率を95%程度に落す方針。同拠点はエチレンの国内生産全体の 6%を占める。
丸善石油化学など、ほかのエチレン大手も追随する可能性がある。
 三菱化学や三井化学は、水道管原料の塩化ビニールや接着剤原料のフェノー
ルを減産する。原油高によるコスト増に対し製品価格への転嫁が進まず、採算
が悪化したことが理由。原油高がフル生産を続けてきた石化各社の戦略に転換
を迫っている。
(6/28 日経)

 
■帝人グループ
 ポリエステル繊維およびアラミド繊維を値上げ

 帝人グループの帝人ファイバーは7月1日出荷分より、ポリエステル長繊維を
30円/kg〜50円/kg、およびポリエステル短繊維 レギュラーわたを30円/kg〜50
円/kg値上げする(再生ポリエステルわたの価格改定は今回実施しない)。また、
10月1日出荷分よりチョップテキスタイルを一律10%値上げする。
 今回の値上げについて同社は、原油価格の続伸により粗原料であるパラキシ
レンが上昇基調にあり、高純度テレフタル酸やエチレングリコールの価格も高
騰・高値継続するなか,燃料価格の高騰なども影響し事業コストの圧迫が続い
ていることから、合理化策推進などの自助努力の範囲を超えているためとして
いる。
 また同社グループの帝人テクノプロダクツも7月1日出荷分より、メタアラミ
ド繊維(“コーネックス”全商品)を15%、およびパラアラミド繊維(“トワ
ロン”“テクノーラ”全商品)を8%値上げすると発表した。
http://www.teijin.co.jp/japanese/index.html
 (6/27)


■クラレ
 スチレン系熱可塑性エラストマー関連製品を値上げ

 クラレは、水添スチレン系熱可塑性エラストマー “セプトン” “ハイブラ
ー”、およびブロック化エラストマー“TUポリマー”(スチレン系エラストマ
ーブロックとポリウレタン系エラストマーブロックを技術融合)の値上げを行
なう。
 同社では近年、数回にわたり主要原料の価格高騰を理由にエラストマー関連
製品の価格改定を実施してきたが、アジア市場の旺盛な需要を背景に原料価格
の騰勢が続き、エラストマー関連製品の事業収益が急速に悪化していることか
ら、安定供給の維持と採算改善のために世界各地域で下記の通り価格改定を実
施するもの。
[改定幅および改定時期] ※A;改定幅(日本生産品)、B;同(米国生産品)、
C;改定時期
 (1) 日本;A・52円 / kg、 B・52円 / kg 、C・ 8月1日出荷分より 
 (2) 北米・南米;A・US$ 0.36 / pound、B・US$ 0.20 / pound、C・7月 1日
   出荷分より
 (3) 欧州;A・EUR 0.30 / kg、B・EUR 0.30 / kg、C・7月1日出荷分より
 (4) アジア(日本を除く);A・US$ 0.80 / kg、B・US$ 0.50 / kg、C・7月
   15日出荷分より
http://www.kuraray.co.jp/release/2008/080630.html
(6/30)


■NEDO
 燃料電池・水素技術開発ロードマップの08年版を策定

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は「燃料電池・水素技術開発
ロードマップ2008」年版を策定した。
  2年ぶりの見直しとなるもので、定置用大規模実証事業やJHFCプロジェクト
などによる成果や研究開発の進捗を反映した。20年以降、定置用固体高分子型
燃料電池(PEFC)はシステム価格を40万円以下と、09年に比べて 1/5以下に引
き下げる。燃料電池自動車(FCV)では、スタック製造原価の目標を 1kw当たり
4,000円に設定している。
(6/25 化学工業日報)


■横浜国立大学
 安価な金属を使う燃料電池用触媒を開発

 横浜国立大学の太田健一郎教授らの研究チームは、自動車向け燃料電池に高
価な白金を使わない触媒を開発した。
 この触媒は安価なジルコニウムの炭窒化物を部分的に酸化させて作成したも
ので、電池の中では気体の酸素が酸素イオンに変わる陽極側で使う。材料コス
トは白金を使う場合と比べて1/20〜1/100にできるという。
 開発した触媒を試験用の小型燃料電池に使って特性を調べた結果、単位面積
当たりの電流量で評価すると、白金触媒を使った燃料電池並みの性能が出せる
という。
 今後は材料メーカーや自動車メーカーなどと協力して実用化につなげる。
(6/30 日経産業)


■化繊協会
 「第647回 本委員会」の主要議題と概要を公表

 日本化学繊維協会(化繊協会)は7月1日、「第647回本委員会」を開催し、
その概要として主要議題となる3件の報告などを公表した。
 それによると、1件目は6月12〜13日に浙江省・杭州市にて開催された「第14
回中国国際化繊会議」の概要で、中国化繊工業の現状と方向を中心に報告が行
なわれた。中国の化繊生産はポリエステルを中心に引き続き速いテンポで拡大
しており、07年の設備能力は2,572万tに達し、第11次5ヵ年計画の目標(2,500
万t)を2年目にして達成した。他方で、コスト競争力の強化や差別化品(定義
ははっきりしない)の比率も高まっている。
 同会合において、中国化繊協会は「中国化繊工業の発展と環境保全」と題す
る化繊白書を公表し、中国化繊工業の環境保全(省エネ対策、排水および排煙
対策など)への取組み実績を示し、さらに10年までの対策目標を定めるなど、
中国化学繊維業界の環境シフトの強まりを窺うことができる。
 2件目では、07年度化学繊維ミル消費量の調査(07年4月〜08年3月)結果の報
告が行なわれた。07年度のミル消費量は97.5万t(前年比0.8%増)と微増では
あったが、 2年続けて前年実績を上回り、このうち国産品・輸入品別では、国
産品は71.8万t(同1.4%減)、輸入品は25.7万t(同7.5%増)と輸入品が引き
続き増加し、全体の増加に貢献した。
 3件目は「08年度化繊協会活動テーマについて」で、11年までの3年間で引続
き大幅な量の拡大を目指している一方、体質の改善、構造改革も明言している
インドについての調査などに注力することなどが示された。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news.html
(7/1)


┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■化繊協会
 インドの不織布・産資用繊維の長期見通しを公表

 日本化学繊維協会は、米テキサス技術大学の研究者がまとめた「インドの不
織布および産資用繊維の長期見通し」について公表した。それによると、イン
ドの不織布産業は経済発展および賃金の上昇に伴って2035年以降急速に拡大す
るほか、産資用繊維業界の今後20年間の成長スピードは、これまでの欧米など
先進国を上回ると予測している。
 インドのGDP成長率は近年 8%超の増加で推移しており、07年は9.4%増、08
年も8〜9%と高い成長が見込まれている。同国の第11次5ヵ年計画(07年4月〜
12年3月)では農業、製造業、サービス業の成長に重点が置かれ、繊維分野では
National Planning Council の要請により、インド繊維省が不織布および産資
用繊維に注力する計画が掲げられている。
 インドの不織布消費見通しとしては、消費活動の変化から不織布の用途とし
て大きい、使い捨て商品の消費が今後拡大すると見られる。また、政府は高速
道路や橋などのインフラ整備にも取り組んでおり、土木関連の不織布や産資用
繊維の需要も高まると予測される。インド政府は繊維産業が重要な外貨獲得産
業であり、農業に次ぐ雇用創出産業として重要視しており、なかでも不織布お
よび産資用繊維分野への支援は、周辺の繊維生産国との差別化を図るためにも
必要となる。しかしその一方で、現在のインドの不織布および産資用繊維の生
産能力は年産6万t程度と未だ初期段階にあり、インドの産資用繊維業界は今後
の急成長に備えた変革が期待されている。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news.html
(6/30)

┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■エースコック
 ユニチカなどの協力を得て生分解性カップめん容器を採用

 ユニチカ、東セロ、吉村化成、デュポンなど樹脂・成形加工合計10社が開発
協力したバイオマス(生物由来資源)素材を使ったエースコックのカップめん
が、イオン、サークルKなどの大手流通店舗で順次発売される。
 このカップめんは、カップとそのふた、包装フィルムなどにポリ乳酸などの
バイオマス系樹脂を使ったもので、バイオマス率は約61%。
 “まるごと自然に還るわかめラーメン”のカップ基材にはジャガイモデンプ
ンなど、ふたと収縮フィルムにポリ乳酸、個包装フィルムにポリブチレンサク
シネートなどの自然界で分解する素材を採用した。ふたにユニチカの素材とこ
れを成形加工した吉村化成、個包装フィルムに東セロなどが部位ごとに協力し
た。
 サークルKが6月16日に関東地域などの店舗で売り出したほか、同月30日には
イオン、7月7日からヨークベニマルが発売する予定。初期販売予定は20万食で
価格は税別170円と通常素材と変わらない。
(6/23 化学工業日報)


■白元
 今秋に加湿立体型など3製品を投入し家庭用マスクを強化

 白元は家庭用マスク事業を強化する。今秋、新製品を投入、パッケージデザ
インも商品名や特徴などをより分かりやすく表記する。
 “快適ガードプロ 加湿立体タイプ”、“快適さわやかマスク”の子供用、
就寝時に使う“加湿ぬれマスク”といった不織布タイプ3品を9月下旬から発売
する。また、“快適ガードプロ”と“快適さわやか”シリーズ、ガーゼタイプ
の“快適革命”のパッケージデザインを刷新する。白元のマスクの市場シェア
はおよそ1割で、製品強化により首位のユニ・チャーム(シェア約2割)を追撃
する。
 “快適ガードプロ 加湿立体タイプ”(3回分、税込希望小売価格525円)は、
スチーム効果が喉を潤し昼の乾燥やウイルスから守る。同シリーズからは、女
性向けに淡いピンク色にした“快適ガードプロ プリーツ小さめ ピンク”( 5
枚入り、同525円)も発売する。これらで同シリーズは6品となり、パッケージ
デザインも刷新、商品名を大きく表示する。
 “快適さわやか”から新発売する“快適さわやかマスク for KIDS”ポケッ
トモンスターシール付き(5枚入り、同367円)は、自分でシールを貼ってオリ
ジナルマスクが作れる。既存品はレギュラーと小さめの 2種類。パッケージデ
ザインを刷新し、7枚入りは「1WEEK」と表記、そのほかは30枚入り、60枚入り
を分かりやすく表示した。7枚入りのみ9月下旬発売、そのほかは自然切り替え。
 “加湿ぬれマスク”(3回分、同367円)は、就寝時にのどの乾燥対策ができ
る。左右 2枚のウェットフィルターがマスクの内側を加湿状態にする。就寝時
も呼吸が楽なように立体構造で口元に空間を作り、無香料にしている。
 ガーゼマスクの“快適革命”(1枚、同472円)もパッケージデザインを刷新
する。
(6/30 化学工業日報)


■ノバルティスファーマ
 パッチタイプの禁煙補助薬を発売

 ノバルティスファーマでは、一般用医薬品(OTC)としては国内初となる貼付
型(パッチタイプ)の禁煙補助薬を6月から発売した。
 ノバルティスファーマは、日本国内では99年から医療用医薬品“ニコチネル
TTS”を販売、06年には薬価に収載されている。
 “ニコチネル(R) パッチ”は、タバコをやめたい人のための医薬品で、ニコ
チンを皮膚から吸収させることで禁煙時のイライラ・集中困難などの症状を緩
和し、禁煙を成功に導くことを目的とした禁煙補助薬。1日1回貼るだけの簡単
な使用方法で禁煙をサポートする。
 “ニコチネル(R) パッチ20”を6週間、“ニコチネル(R) パッチ10”を2週間
使用するシンプルな2ステップの禁煙プログラムにより、約2ヵ月で無理のない
禁煙を実現する。 
 特長は独自の経皮吸収治療システム(TTSシステム)で、ニコチンが含まれて
いる薬物貯蔵層の周りをマトリックス層でくるみ、支持体と粘着層ではさんだ
構造になっている。マトリックス層からニコチンが一定量ずつ徐々に放出され、
喫煙時のニコチン摂取量に基づき、安定した血中濃度が保たれるように設計さ
れている。
 医療用医薬品では実績のある薬剤だが、一般用医薬品(OTC)の禁煙補助薬は
従来はガムしかなく、新たな薬剤の出現で OTCの禁煙補助薬市場の拡大が期待
される。
http://www.nicotinell.jp/patch/pa_products.html
(6/30 日刊工業)


■日本製紙クレシア
 “クリネックス(R) ”ティシュとトイレットティシュをリニューアル

 日本製紙クレシアは、“クリネックス(R) ”ブランドのフェイシャルティシ
ュ5BOXとトイレットティシュ12ロール(シングル・ダブル・プリントタイプ)
を、品質改良してリニューアル発売した。
 原料のパルプ配合の見直しや同社独自の加工技術で、購入時の最重要ポイン
トとなる「肌ざわりとボリューム感」を向上させ(同社調べ)、「やわらかさ
新プレミアム」を実現した。また、トイレットティシュー12ロールでは、 S字
ウェーブデザインのパッケージに一新し、よりクリネックス(R) らしさを強調
した。今回発売の商品は以下の通り。
[フェイシャルティシュ]
 “クリネックス ティシュー 5箱パック”
[トイレットティシュ]
 “クリネックス 12ロール(シングル)”
 “クリネックス 12ロール(ダブル)”
 “クリネックス プリント 12ロール(ダブル)”
http://www.crecia.co.jp/whatsnew/080701consumer/index.html
(7/1)


┏☆ 催  事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■日本不織布協会
 定時総会と設立10周年記念講演会を7月11日に大阪で開催

 日本不織布協会(ANNA)は「08年度定時総会」を 7月11日、大阪市都島区の
太閤園において開催する。協会設立10周年を記念し、当日は記念講演会もあわ
せて行われるほか、総会終了後には別室において10周年記念懇親会も開催され
る。記念講演会の講演内容は以下の通り。
 (1) 会長挨拶・金井宏彰氏(金井重要工業椛纒\取締役副社長)
 (2) 基調講演「私の技術経営」坂元龍三氏(東洋紡績椛纒\取締役社長)
 (3) 記念講演「手ごたえ経済」吉川昌孝氏(株歯堂・生活総合研究所上級
   研究員
 [問合せ先]
 日本不織布協会/TEL 06-6233-0842

※ なお、当日会場にて弊誌 NONWOVENS REVIEW Vol.19 No.1 「日本不織布協
  会・設立10周年記念号」を部数限定で配布する予定です。

┏☆ 発  行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.306
━━☆No.306☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
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不織布に関する最新の情報を、本誌購読者およびクライアントの皆様にいち早
くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■NI帝人商事/ 耐熱アラミド繊維/中空セラミックビーズ使用の高耐熱耐火シ
 ートを開発
■トヨタ紡織/仏のシート工場を買収し10年をめどに生産開始
■日立プラントテクノロジー/膜分離活性汚泥処理システムを下水道事業団に
 初納入
■出光興産/耐熱性の高いリチウムイオン電池用電解質を開発
■日清紡/電気二重層キャパシタを7割増産
■燃料電池実用化推進協議会/水素電池車と水素ステーションを15年に事業化
■クラレ/ビニロンおよびポリエステル短繊維を値上げ
■東洋紡積/産業資材用ポリエステル繊維を値上げ
■クラレトレーディング/ポリエステル長繊維を値上げ
■ランクセス/酸化鉄顔料を値上げ

<海外ニュース>
■シンガポール/水関連の国際会議・展示会が閉幕
■スウェーデン王立工科大学/引っ張り強度が鉄の2倍の紙材料を開発
■米ダウ・ケミカル/米ローム・アンド・ハースを買収 ほか

<製品開発>
■ユニ・チャーム/“ソフィ ボディフィット ふわピタスリム”を改良新発売
■ユニ・チャーム/“ソフィ はだおもい 特に多い日の夜用”を新発売

<催  事>
■日本繊維機械学会/「第51回研究例会」を7月30日・大阪で開催
■日本繊維機械学会/「テキスタイルカレッジ・不織布実用講座」を7月24日・
 大阪で開催

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■NI帝人商事
 耐熱アラミド繊維/中空セラミックビーズ使用の高耐熱耐火シートを開発

 NI帝人商事の子会社の帝健はアキレスと共同で「高耐熱耐火シート」の製品
化に成功し、 7月下旬より販売を開始する。耐熱アラミド繊維に中空のセラミ
ックビーズを表面加工することで耐熱性を飛躍的に向上させ、炉前作業や溶接
作業などでの被災を防止する。今後、高炉・電炉・硝子メーカーの炉前作業、
鋳造作業、溶解作業向け防護服用途生地として展開していく方針。
 今回開発された製品はメタ型アラミド繊維“テイジン(R) コーネックス(R)”
をベースにした素材の表面に、平均粒径0.01〜300μmの中空セラミックビーズ
を含有するゴム層を積層させた耐熱シート。中空セラミックビーズは耐熱性に
優れるだけでなく、中空が断熱層として機能して熱伝導を抑えるのに加え、最
表面にはアルミ層を積層することで熱反射性を向上させた。こうした構造によ
り従来のアルミ生地と比較して耐熱性は8倍以上、断熱性は2倍以上向上し、柔
軟性は従来品と同様の結果が得られた。中空セラミックビーズのコーティング
技術については、6月に帝健とアキレスの共同で特許出願を申請済み。
 従来の防火服や耐熱服は、溶融金属のように 1,000℃を超える熱に晒される
作業環境では耐熱性が不十分で、アルミ加工生地は着用者に熱が伝わりやすく、
作業者のための高耐熱および高耐火性能を得ることができなかった。
http://www.teijin.co.jp/japanese/index.html
(7/8)


■トヨタ紡織
 仏のシート工場を買収し10年をめどに生産開始

 トヨタ紡織はフランスの自動車用シート工場を買収し、10年ごろから生産を
開始すると発表した。欧州地域で同社のシート関連の生産拠点はトルコ、ロシ
ア、スロバキアにあるが、今後、フランスの工場を中核拠点とする。
 買収するのは、仏フォレシア社が同国ソマン市にもつシエト工場。トヨタ自
動車の小型車「ヤリス(日本名・ヴィッツ)」用のシートを生産している。
 買収額を含む投資額は約39億円。今年8月に新会社を設立する。約300人の全
従業員や設備は引き継ぎヤリス用のシートなどを生産する予定。11年以降、売
上高は年間約170億円を見込む。
(7/11 中日新聞)


■日立プラントテクノロジー
 膜分離活性汚泥処理システムを下水道事業団に初納入

 日立プラントテクノロジーは、“膜分離活性汚泥処理システム”を、日本下
水道事業団が建設を進める戸田浄化センター(静岡県沼津市)に納入した。
 同システムは、耐久性の高いポリフッ化ビニリデン(PVDF)を用いた独自開
発の高効率平膜エレメントを採用することにより、高負荷条件下での運転の耐
久性、メンテナンス性、ランニングコストを改善した。
(7/4 化学工業日報)


■出光興産
 耐熱性の高いリチウムイオン電池用電解質を開発

 出光興産は、リチウムイオン二次電池用部品の電解質で、安定性や耐熱性の
高い製品を開発した。通常は液体の電解質を固体に置き換えて性能を高めた。
 08年10月に試作品の出荷を開始、電気自動車や太陽光発電の蓄電池向けに受
注し、12年からの量産化を目指す。
 リチウムイオン二次電池の電解質は通常は液体で、液漏れによるトラブルや
温度変化に弱いという課題があった。同社は硫化リチウムを主成分とする粉末
状の固体電解質を開発した。固体では普通はイオンが流れにくいが、硫化リチ
ウムの純度を高めるなど成分を工夫し、液体と同等の電池性能を確保した。
 固体のため液漏れの心配がなく、温度変化には−40℃〜+400℃まで対応。
高温の環境で使う産業機械や、寒冷地向け自動車などに使う場合でも、液体電
解質より電池の構造を簡素化でき、コスト低減につながるという。
 同社ではまず同社の先進技術研究所(千葉県袖ヶ浦市)で電池の試作品の生
産を開始し、電池メーカーや自動車メーカーなどの納入先を開拓する。
(7/7日経)


■日清紡
 電気二重層キャパシタを7割増産

 日清紡は、ハイブリッド車などに電力を供給する電気二重層キャパシタを09
年度に 7割増産する。
 千葉事業所(千葉県旭市)で約 2億円を投じて製造ラインを増設し、月産能
力を現在の3万セルから5万セルに引き上げる。ハイブリッド車の蓄電装置とし
て需要が本格化するとみており、10年度に08年度比倍増となる20億円の売上高
を目指す。
(7/8 日経産業)


■燃料電池実用化推進協議会
 水素電池車と水素ステーションを15年に事業化

 燃料電池実用化推進協議会(FCCJ)は、国内の主要エネルギー企業、自動車
メーカーが燃料電池車と水素供給ステーションを15年に事業化することで合意
した。
 一般ユーザーへの本格普及を想定し水素ステーションの先行的な設置を盛り
込んだ実用化シナリオを策定。国や政府、地方自治体の支援を受けた大規模実
証実験の実施に向けて関係機関との協議も開始する。
(7/7 化学工業日報)


■クラレ
 ビニロンおよびポリエステル短繊維を値上げ

 クラレは8月1日出荷分より、ポリビニルアルコール繊維のビニロン“クラロ
ンK-U”の国内外向け価格を一律80円/kg値上げする。今年の2月以来、約 6ヵ
月ぶりの値上げとなる。さらにこれと同時に、ポリエステル短繊維(クラレエ
ステル“クラフテル”)についても、8月1日出荷分より一律50円/kg値上げする。
 今回値上げの対象となるのは、国内外向けの産業資材用途に販売しているビ
ニロン繊維で、クラレビニロン“クレモナ”“クラロン”“クラテック”、さ
らに溶剤系の高強度タイプと水溶性タイプの“クラロンK-U”“パワロン”な
ど。同社のビニロンは、アスベスト代替用の繊維としてセメント製品の補強材
のほか、紙や不織布・ゴム資材の補強繊維として産業資材用を中心に使用され
ている。他方、同社のポリエステル短繊維は、不織布用の原綿を始め、縫糸・
帆布など一般産業資材の紡績糸や織編物に使用されている。
 http://www.kuraray.co.jp/release/2008/080710_01.html
 (7/10)


■東洋紡積
 産業資材用ポリエステル繊維を値上げ

 東洋紡積は8月1日出荷分より、産業資材用ポリエステル繊維(タイヤコード、
スパンボンド不織布と不織布用短繊維、その他)を30〜40円/kg値上げする。今
回の値上げは今年1月以来となる。
 同社は昨今の原料(高純度テレフタル酸、エチレングリコール)価格および
燃料価格の急騰によるコスト上昇を内部努力で吸収することが困難になったた
め、再度の価格改定を行うとしている。
http://www.toyobo.co.jp/press/press310.htm
(7/7)


■クラレトレーディング
 ポリエステル長繊維を値上げ

 クラレグループのクラレトレーディングは8月1日出荷分より、ポリエステル
長繊維原糸の内地向けおよび輸出向けについて、全般銘柄を約5%(平均30円/
kg)値上げする。
 同社は今回の値上げについて、原油・ナフサ価格のさらなる高騰による原燃
料価格の上昇は、前回08年1月7日出荷分からの価格改定の効果と自助努力によ
るコスト削減の範囲をはるかに超えるものであり、依然として事業収益が悪化
しているためとしている。
http://www.kuraray.co.jp/release/2008/080708.html
(7/8)


■ランクセス
 酸化鉄顔料を値上げ

 ランクセス 無機顔料ビジネスユニットは 7月1日付で、中国の製造プラント
で生産するすべての無機顔料の価格を改定すると発表した。酸化鉄顔料の価格
は、現行より最大25%の値上げとなる。
 同社は今回の値上げについて、原料とエネルギーコストの継続的な高騰に対
応するもので、中国で生産する顔料の日本市場への供給量を確保し、現在のサ
ービスレベルを今後も維持するためとしている。同社は米国、ブラジル、中国、
オーストラリア、欧州において年間約 30万tの酸化鉄と酸化クロム顔料を製造
し、主に建材、塗料、プラスチック、紙業界の顧客に供給しており、同社の無
機顔料は関連するすべての国際規格に準拠している。
http://www.lanxess.jp/lcs/jp/documents/2008-J0007J.pdf
(7/10)


┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■シンガポール
 水関連の国際会議・展示会が閉幕

  5月24日からシンガポールで開催されていた水関連の国際会議・展示会「第
一回シンガポールインターナショナル ウォーター ウィーク」が 6月26日、盛
況のうちに閉幕した。
 同イベントは、シンガポール公益事業庁(PUB)が開催したもので、270テーマ
を超える専門セミナーやセッション、 20ヵ国、350社を超える企業・団体が併
設展示会に出展し、PUBとの覚書(MOU)の締結や協業契約を行った。
 また、同時に開催された国際会議では、同国の先進的な取組みが水外交とし
ても広がりはじめた。シンガポール政府は再生水設備を増加させる方針で、市
場は今後も活況が続く見通し。水処理各社の動向も引き続き目が離せず、来年
の開催規模の拡大も期待される。
(7/7 化学工業日報)


■スウェーデン王立工科大学
 引っ張り強度が鉄の2倍の紙材料を開発

 スウェーデン王立工科大学の研究チームは、引っ張り強度が鉄をしのぐ紙材
料を開発した。
 パルプ原料になる植物繊維をナノレベルの太さにほぐして固めた。「ナノペ
ーパー」と名づけ、破れにくい紙や包装・容器などへの実用化を目指す。
 植物繊維を機械ですりつぶしたり、酵素で処理したりして、セルロース繊維
をより細くする。ナノサイズになったセルロース繊維は、重量当たりで比較す
ると、ガラス繊維や鉄を上回る強さがある。紙を試作したところ、引っ張り強
度が鉄の2倍に達した。
(7/10 日経産業)


■米ダウ・ケミカル
 米ローム・アンド・ハースを買収

 化学世界最大手の米ダウ・ケミカルは、同業の米ローム・アンド・ハースを
153億ドル(約1兆6,000億円)で買収する。
 利益率が高い特殊化学品事業を拡大し、収益構造を転換するのが狙い。原油
高で原燃料費が急速に膨らんでおり、今後、世界の化学メーカーの再編が一段
と進むきっかけとなりそうだ。
 ダウはロームの株式を 1株78ドルで買い取る。クウェート投資庁と米著名投
資家、ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイ
も買収資金の一部を拠出する。
 買収による拠点の統合などで、税引き前利益ベースで年 8億ドルの経費節減
効果を引き出すと同時に、顧客との価格交渉力をテコ入れする。
(7/11 日経)


■米国
 レーヨン価格が低下の方向へ

■ファイバーウェブ社(英国)
 サウジ・ジャーマン社の株式を売却し、縮小・整備計画を継続

■ポリマー・グループ(米国)
 サニタリー・医療用素材を生産していたニュージャージー州ランディスビル
工場を、設備老朽化のため9月末までに閉鎖する計画

■ナイスパック社(英国)
 米国のワイパー加工業者、ナイスパック社が、英国の競合企業、ジェイズ社
のワイパー工場とプライベートレーベルウェットワイパー事業を買収

■デュポン社(米国)
 カーディナル・ヘルス社の「マイクロクリーン」ブランドを含む工業用衣料
事業の買収に合意

■カーディナル・ヘルス社(米国)
 スパンメルト不織布「ロイヤルシルク」を使用した手術衣を販売開始

■コンチェルト社(ドイツ)
 カナダのコンチェルト社が、2009年にドイツのファルケンハーゲン工場に
5,000万ユーロを投じ、第3生産ラインの設置を計画

■アルビス・グループ(欧州)
 秋までにパルプベースのスパンレースとスパンボンド/カード式の複合ライ
ンを売却

■欧州
  5月にポリプロピレン価格が下落。ポリエステル価格は上昇するも、レーヨ
ン価格は安定

■スタンダード&プアーズ社(米国)
 米国の消費者製品関連企業は、08年に物価上昇、購買力低下、クレジット市
場の規制強化、ドル安を背景に、さらに厳しい状況に直面すると予想


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ユニ・チャーム
 “ソフィ ボディフィット ふわピタスリム”を改良新発売

 ユニ・チャームは、多い日も安心のスリムタイプ生理用ナプキン“ソフィ 
ボディフィット ふわピタスリム”シリーズ(ふつうの日用 羽なし・羽つき/
多い日の昼用/多い日の夜用/特に多い日の夜用)を改良し、 8月19日から全
国発売する。  
 スリムタイプだと経血量の多い時の吸収力に不安を感じ、敬遠するユーザー
のために吸収性能を改良した。従来は表面シートのプレスを上下からかけてい
たが、今回の改良で上からのプレスを強くし、切り込みを深くした。これによ
り、側圧(横からの圧力)がかかっても力の向きが安定してしっかりと上に盛
り上がるようになり、ナプキン表面がより身体にフィットするようになった。
商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 「その場でスポット吸収」で多い日も安心。表面シートの吸収性能を改
   善し、経血を広げずにその場でとどめるため、横も後ろもモレの不安が
   ない
 (2) もっと「まん中ふっくら」でフィット感がアップ。ナプキンと身体のす
   き間がなくなり、モレ不安がない
 (3) 「まん中ふっくら」のまわりはすっきり快適な超薄スリムで、つけた時
   のモコモコ感がない
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(7/10)


■ユニ・チャーム
 “ソフィ はだおもい 特に多い日の夜用”を新発売

 ユニ・チャームは、かゆみの起きやすい敏感肌にやさしい、生理用ナプキン
「ソフィ はだおもい」シリーズに、“ソフィ はだおもい 特に多い日の夜用”
を追加し、9月9日から全国にて新発売する。
 経血量のとくに多い日の夜も快適に安心して過ごしたいというユーザーのニ
ーズに応えた。商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 「長さ33cm」で、とくに多い日の夜の後ろモレを防止
 (2) 「スリム安心ギャザー」で、特に多い日の夜の横モレを防止
 (3) すっきりした「ヒップ形状」でムレにくく、安心と快適さを両立
 (4) シリーズ共通の特長である、ふわふわ開口構造の表面素材「ふんわりな
   みなみシート」が、肌につく経血を10分の1にカット
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(7/10)

┏☆ 催  事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■日本繊維機械学会
 「第51回研究例会」を7月30日・大阪で開催

 日本繊維機械学会不織布研究会は 7月30日、大阪市西区の大阪科学技術セン
タービルにおいて「第51回研究例会」を開催する。当日の講演は下記の通り。
 (1) 「機能材としてのブレスエアーについて」(仮題)山中昌樹氏(東洋紡
   績葛@能材開発部)
 (2) 「抗菌加工の最新動向」(仮題)中島照夫氏(近畿大学資源再生研究科)
 (3) 「不織布関連の我が社の最新製品」2〜3社からの紹介を予定
(7/1)


■日本繊維機械学会
 「テキスタイルカレッジ・不織布実用講座」を7月24日・大阪で開催

 日本繊維機械学会は「テキスタイルカレッジ・不織布実用講座」を7月24日、
大阪市西区の大阪科学技術センターにて開催する。
 不織布の概論、短繊維・長繊維不織布の製法、加工法ならびに構造と性質お
よび用途などについて最新の情報も含めて系統的にやさしく解説し、若手には
基礎知識の習得を、シニアには知識の整理を目的として開催するもの。講演の
内容は以下の通り。
 (1) 「不織布概論ならびに短繊維不織布の製法」矢井田修氏(京都女子大学、
   不織布研究会委員長)
 (2) 「長繊維不織布の製法」六田克俊氏(ニッポン高度紙工業梶j
 (3) 「不織布の用途」吉田誠一氏(潟Gヌ・ティー・シー)

 [問合せ先]
 日本繊維機械学会テキスタイルカレッジ委員会
 TEL 06-6443-4691
http://wwwsoc.nii.ac.jp/tmsj/japan/

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NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.307
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2008.07.22☆━

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┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■東レ、東レセハン/韓国・高麗大学内に「先端材料研究センター」を開所
■東洋紡積/超高強力ポリエチレン繊維“ダイニーマ(R)”の生産能力を倍増
■金星製紙/新たに企業行動指針を制定
■三菱化学/植物樹脂を量産し脱・原油依存を推進
■セーレン/消臭と耐久性を両立させた衣料・生活雑貨を発売
■日清紡/燃料電池用セパレーターの新工場を千葉に建設
■松下電器産業/大阪市内にリチウムイオン電池の新工場を建設
■トヨタ、物質・材料研究機構/自動車向け2次電池で共同研究
■富士経済/16年度の電力・エネルギーシステム市場を予測
■東洋紡スペシャルティズトレーディング/衣料用ナイロン長繊維を値上げ
■クラレ/高強力ポリアリレート繊維“ベクトラン”を値上げ
■クラレ/倉敷事業所煙突を取り壊し「クラレ資料館」を開設
■白十字/次世代認定マーク「くるみん」を取得
■高安/9月10〜12日・東京ビッグサイトで開催の「第5回 ECO-MAnufacture
 2008」に出展
■岡山製紙/新社長にクラレ西条社長の広瀬靖弘氏が就任
■日本化学繊維協会/08年6月度の化学繊維生産・在庫の概況(速報)を発表
■日本不織布協会/定時総会と10周年記念講演会を7月11日大阪で開催

<製品開発>
■東レ/『三井記念美術館』館蔵品シリーズ“トレシー”を新発売
■クラシエホームプロダクツ/炭成分を練り込んだ黒いシートマスクを新発売

<催  事>
■京都工芸繊維大学 繊維科学センター/「第2回東京地区講演会」を9月3日・
霞が関で開催

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■東レ、東レセハン
 韓国・高麗大学内に「先端材料研究センター」を開所

 東レと東レセハンは 7月14日、韓国・高麗大学創意館内に「先端材料研究セ
ンター(Advanced Materials Research Center。略称AMRC)」を開所した。東レ
グループでは同センターを韓国における研究開発拠点と位置づけ、今後、日本
・韓国・中国・米国をまたぐグローバルな研究開発体制を構築していく方針。
 同グループは、同センターを中国、米国につづく海外研究拠点として活用し、
これまで東レセハンが手がけてきたディスプレイ材料や半導体関連材料、電子
回路材料などの電子情報材料分野をさらに強化・拡充するとともに、次世代の
機能性フィルム、燃料電池および太陽光発電材料、ナノ素材など新規分野にお
ける研究にも取り組む。このため設備の拡充を図り、現在約30人の研究者に加
え、新たに修士や博士の研究人材を採用し、 3年後には60人規模の研究拠点と
して発展させる予定。
 また、同センターは大学などの研究機関や、韓国国内のIT関連企業との共同
研究開発にも積極的に取り組む計画で、とくに顧客企業との共同研究開発にお
いては、開発期間の短縮や顧客のニーズに合わせた技術支援など、迅速な顧客
対応が可能となる見込み。さらに、部品素材産業に必要な要素技術開発および
製品化技術の強化において、同センターをベースに日韓間の連携を強化してシ
ナジーを最大限に発揮し、韓国国内の素材産業の競争力を高めることにも貢献
していく。
http://www.toray.co.jp/news/rd/nr080714.html
(7/14)
 
 
■東洋紡積
 超高強力ポリエチレン繊維“ダイニーマ(R)”の生産能力を倍増

 東洋紡績とDSM Dyneema社(本社;オランダ)との合弁会社である日本ダイニ
ーマは今年6月、同社敦賀事業所内(福井県敦賀市)の超高強力ポリエチレン繊
維“ダイニーマ(R)”の生産設備を1,600t/年増設することを決定した。投資額
は約50億円、増設完了後の総生産能力は3,200t/年となり、稼働時期は2010年2
月となる見込み。
 日本国内でのダイニーマ(R) はロープ、釣り糸、手袋、ヘルメットなどを主
な用途に堅調な需要に支えられ、近年その販売を大きく伸ばしているが、生産
能力は今年1月の増強で1,600t/年になったものの、依然、供給不足が続いてい
る。現在の用途拡大に加え、今後見込まれる新たな分野の需要に追いつかない
ことが予想されることから、今回の生産能力倍増を決定した。
http://www.toyobo.co.jp/press/press312.htm
(7/14)


■金星製紙
 新たに企業行動指針を制定

 金星製紙は公明・公正な企業活動を行うため、新たに企業行動指針を制定し
た。
 同社は経営理念に基づき企業活動を行っていくうえで、企業行動指針を以下
の通り順守することを決定し、経営者自らが行動指針を率先垂範して社内に徹
底周知させる。
 〔金星製紙・企業行動指針〕
 (1) 事業活動にあたって、公明・公正に行動し、定められた法令及び社会的
   ルールを順守する
 (2) 顧客の視点に立ち、ニーズを的確にとらえ、より良い製品を開発するこ
   とで、顧客満足に貢献する
 (3) 事業活動全般に亘り、安全・健康を重視し、地域社会や社員の安全・健
   康の確保に努める
 (4) 省エネルギー、省資源、環境に優しい素材の活用に真摯に取り組み、温
   暖化防止、水汚染の軽減など地球環境の保全を図る
 (5) 事業活動に必要な記録などを正確に行い、定めた期限まで適正に保管す
   る
 (6) 保有する個人情報・顧客情報の適切な管理を行う
http://www.kinseiseishi.co.jp/philosophy.html#action
(7/17)


■三菱化学
 植物樹脂を量産し脱・原油依存を推進

 三菱化学は植物を使った合成樹脂の量産に乗り出す。
 10年度にも生産設備を新設する計画で、従来の主原料である石油の使用量を
減らして食器や家電などプラスチック製品を作れるようにする。植物樹脂は高
価格など難点があったが、原油価格が1バレル100ドル程度なら競争力があると
判断したもの。
 樹脂2種類で植物転換を進める。生分解性プラスチックでは、原料の約6割を
を占めるコハク酸を、従来のナフサから、イモなどの糖分から作る方法に変更
した。
 10年度をめどに年産能力1万tの設備を四日市事業所内に建設する予定で、投
資額は数10億円。量産技術をを確立し、15年度にも汎用樹脂なみの年10万t 規
模に拡大、植物由来コハク酸に切り替える。残り半分の原料も植物転換し、稲
わらなど非食料の活用をめざす。
 また自動車や家電製品に使うポリカーボネートでも植物でんぷんを主原料と
する量産技術を開発する。09年度にも黒崎事業所(北九州市)に約10億円を投
じ年数100tの試作設備を新設、10年度以降の事業化を検討する。
(7/18 日経)


■セーレン
 消臭と耐久性を両立させた衣料・生活雑貨を発売

 セーレンは消臭性と耐久性を両立させた衣料・生活雑貨“イノドールクイッ
ク瞬感消臭EX”を発売した。
 タバコの煙や汗、排泄などで発生するニオイの80%を約2分間で消せる。200
回洗濯しても消臭効果を保てるという。まずパンツなど 6品目を揃え、おもに
自宅や施設などの介護用に需要を堀り起こす。
 自社開発した「特殊吸着剤」と呼ぶ消臭成分をナノレベルで繊維の表面・内
部に細かく練り込み、即効性と耐性を強化した。
 来年には枕カバーなどの寝装具や冷蔵庫用消臭剤などもシリーズに加える方
針。2010年度に年間3億円の売上高を見込む。
(7/16 日経産業)


■日清紡
 燃料電池用セパレーターの新工場を千葉に建設

 日清紡は燃料電池用セパレーターの新工場を千葉県に建設、09年中の稼動を
目指す。
 同社では今後の需要増加に対応するため、新工場の建設地を関東地方で検討
していたもの。新工場には同セパレーターを製造している美合工場(愛知県岡
崎市)の製造設備を移管し集約する。新工場の生産の能力は現行比2倍の年800
万枚となる。総投資額は約30億円を見込む。
(7/18 日刊工業)


■松下電器産業
 大阪市内にリチウムイオン電池の新工場を建設

 松下電器産業は大阪市内にリチウムイオン電池の新工場を建設する。
 総投資額は1,000億円を超え、10年度中に稼動させる。既存3工場と合わせた
完成後の生産能力は月産7,500万個強で、現行の3倍に拡大する。
 新工場は子会社の松下電池工業が大阪市住之江の関西電力火力発電所跡地に
建設。ノートパソコン向けの円筒形タイプや、携帯電話などに使う角型タイプ
の充電可能なリチウムイオン電池を生産する。生産能力は最大で月 5,000万個
とする。松下は現在同電池で世界 5位だが、増産投資により、世界首位の三洋
電機に次ぐ 2番手に浮上するもよう。同社によると、同電池の08年度の世界市
場規模は前年度10%増の約9,500億円となる見通し。
(7/17 日経)


■トヨタ、物質・材料研究機構
 自動車向け2次電池で共同研究

 トヨタ自動車と物質・材料研究機構(以下物材機構)は、電気自動車やハイ
ブリッド車に使う新世代電池を共同研究すると発表した。
 物材機構に共同開発の専門部署を設け、15年以降を目標に実用化を目指す。
世界的な燃料高で環境対応車の開発競争が加速しており、トヨタは新電池の実
用化でいち早く市場を押さえたい考え。
 物材機構に専門部署「NIMS−トヨタ次世代自動車材料研究センター」を設置
する。両者合わせて約20人の研究者を置き、イオン伝導などのメカニズムや基
礎技術の研究を進める。
 まず、リチウムイオン電池など繰り返し充電できる次世代の 2次電池を研究
する。研究センターではトヨタ以外の民間企業や大学など第三者研究機関の参
加も想定し、研究対象を広げる計画。
(7/16 日経産業)


■富士経済
 16年度の電力・エネルギーシステム市場を予測

 富士経済は、エネルギー関連システム10分野の国内市場を調査した「08電力
・エネルギーシステム新市場」をまとめ、2016年度の市場を予測した。
 燃料電池は07年度に62億円だった市場規模が、16年度には 2,230億円と36倍
の規模に急拡大。09年度以降に家庭用燃料電池の商品化が本格化するほか、11
年度以降には次世代燃料電池である固体電解質型燃料電池(SOFC)の業務、産
業向けの市場拡大も期待される。また携帯機器向けの成長も見込める。
 一方、太陽光発電は07年度の1,487億円が16年度には1,143億円へと23.2%も
縮小。数量ベースでは横ばいとなるものの、量産効果によるコストダウンや、
価格競争の激化による低価格化が激しい。有望顧客への導入が一巡したことも
響く。
 そのほか、リチウムイオン電池は 384億円から1,108億円へ2.9倍に拡大。オ
ール電化住宅の中核機器である、家庭用エコキュートも1,790億円から2.3倍の
4,170億円へと順調に拡大すると予想する。
(7/16 日刊工業)


■東洋紡スペシャルティズトレーディング
 衣料用ナイロン長繊維を値上げ

 東洋紡スペシャルティズトレーディングは8月1日出荷分より、衣料用ナイロ
ン長繊維を10%値上げする。同繊維の値上げは、今年 1月に続き04年以降で通
算6回目となる。
 今回の値上げについて同社は、ナイロン長繊維の素原料であるCL(カプロラ
クタム)が前回改定来10%超高騰しており、原油高騰を背景として引続き高値
での推移が予想される。加えて、エネルギー費、副資材およびその他経費のコ
ストアップにより、現行の価格では安定供給を続けることが難しく、やむを得
ず価格改定を実施するとしている。
  今後同社では不採算品の縮小撤退、特化糸へのシフトをさらに進め、レッグ
向け、スポーツ・インナーの機能衣料テキスタイル展開を強化する方針。
http://www.toyobo.co.jp/press/press313.htm
(7/16)


■クラレ
 高強力ポリアリレート繊維“ベクトラン”を値上げ

 クラレは8月1日出荷分より、高強力ポリアリレート繊維“ベクトラン”全般
の価格を一律15%値上げする。ベクトランの価格改定はこれが初めてで、主要
用途はロープ、ケーブル、コード、膜構造物などとなる。
 今回の値上げについて同社は、原油・ナフサ価格の高騰による原燃料価格の
上昇はベクトラン事業においても自助努力によるコスト削減の範囲をはるかに
超えるもので、事業収益の悪化は避けられず、健全な事業展開をしていくこと
が困難なためとしている。
http://www.kuraray.co.jp/release/2008/080714_02.html
(7/14)


■クラレ
 倉敷事業所煙突を取り壊し「クラレ資料館」を開設

 クラレは研究開発体制の整備・強化の一環として07年 5月に同社発祥の地・
倉敷市酒津にあった大部分の機能を同玉島へ移転したが、同計画の最終段階と
して酒津に残されたシンボルとも言える 2本の煙突を取り壊すこととなり、こ
れに併せ「クラレ資料館」を開設する。
 倉敷事業所(酒津)は同社のなかでもっとも歴史の古い事業所で、1928年 4
月に完成、翌5月にはレーヨン糸の生産が開始された。今回取壊される2本の鉄
筋コンクリート製の煙突はそのシンボルとされ、ともに高さ 47.5mのボイラー
用煙突として、西側は31年、東側は33年に建設された。解体工事は7月14日〜8
月末日まで行われる。
 これに併せ開設されるクラレ資料館は、創業時代から残る旧総合事務所を整
備して周囲の樹木とともに残し、本店所在地としての事務所機能、OBを含めた
グループ社員のコミュニケーションスペース機能として活用する。同資料館は
事務所棟に隣接する講堂跡地に設置され、これまでに累積した資料類、映像・
画像、建物模型など同社の足跡を示す資料・物品類を保管する。資料類は順次
データ化し、バーチャル資料館システムを通じて検索・閲覧を行うが、公開目
的のいわゆる「展示館」ではないため、展示品は最小限にとどめる。館内には
取壊しの始まった工場煙突の直径を示す原寸大の床面表示や食堂の柱・通風孔
の現物など、往時を偲ぶ工夫を凝らした。
http://www.kuraray.co.jp/release/2008/080714_01.html
(7/14)


■白十字
 次世代認定マーク「くるみん」を取得

 白十字は 6月16日付けで、東京労働局より次世代育成支援対策推進法に基づ
く基準適合一般事業主として認定され、認定マークの「くるみん」を取得した。
 同マークは05年 4月施行の「次世代育成支援対策推進法」に基づき、企業が
子育て支援のための行動計画を策定・実施し、その業績が認められた場合に取
得することができる。今回のマーク取得は、同社が06年 1月1日〜08年3月31日
を対象期間として行動計画を策定・実施したことが認められたことによるもの。
http://www.hakujuji.co.jp/Topics/topics.html
(7/10)


■高安
 9月10〜12日・東京ビッグサイトで開催の「第5回 ECO-MAnufacture 2008」
に出展

 高安は 9月10〜12日の 3日間東京ビッグサイトにて開催される「第5回 ECO-
MAnufacture 2008(製造業環境・エネルギー対策展)」(主催;(社)化学工学
会、(社)日本能率協会)に出展する。
 同展示会では、製造・生産工場、その他事業所における「環境対策」(廃棄
物発生抑制・リサイクル推進・適正処理・大気汚染防止、水質汚濁防止・水の
有効利用、騒音・振動防止、ほか)、「省エネルギー対策」(ESCO/BOO+O&M、
省エネ診断、受変電設備関連、ほか)、「環境経営支援」(EMS支援システム、
グリーン調達支援システム、環境会計支援システム、ほか)などの展示・紹介
が行われる。
 http://www.takayasu-rf.co.jp/
(7/17)


■岡山製紙
 新社長にクラレ西条社長の広瀬靖弘氏が就任

 岡山製紙では 7月11日開催の取締役会において、代表者および代表取締役の
異動を内定した。新社長には現取締役副社長の広瀬靖弘氏が就任する。現代表
取締役社長の佐藤勇氏は、代表取締役会長に就任する。 8月27日開催予定の第
167回定時株主総会終了後の取締役会において正式に決定する。
 新社長となる広瀬氏の略歴は以下の通り。
 広瀬靖弘(ひろせ・やすひろ) 1943(昭和18)年10月16日生まれ。67年4月
倉敷レイヨン梶i現 潟Nラレ)入社、2002(平成14)年6月 クラレ西条且謦
役社長、07年4月岡山製紙褐レ問、同年8月同取締役副社長。 
http://www.okayamaseishi.co.jp/
(7/11)

 
■日本化学繊維協会
 08年6月度の化学繊維生産・在庫の概況(速報)を発表

 日本化学繊維協会は08年6月度の化学繊維生産・在庫の概況(速報)を発表し
た。それによると、化学繊維生産は9万2,790t・前年同月比5.4%減、うち合成
繊維生産は7万7,586t・同10.2%の減だった。主要品種では、ナイロンF 9,200
t(前年同月比1.5%増)、アクリルS 1万2,391t(同38.9%減)、ポリエステ
ルF 2万1,103 t(同3.6%減)、ポリエステルS 1万6,490 t(同1.2%減)だ
った。
 化学繊維在庫(生産者)は11万9,013t・前月比0.3%増・前年同月比9.5%増で、
うち合成繊維在庫は10万3,296t・前月比0.1%増・前年同月比7.4%の増だった。
主要品種では、ナイロンF 1万3,286t(前月比1.6%減)、アクリルS 1万7,160t
(同4.2%減)、ポリエステルF 2万7,691t(同0.5%減)、ポリエステルS 2万
4,700t(同3.2%増)だった。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news/press_release/seizai/seizai0806.pdf
(7/17)


■日本不織布協会
 定時総会と10周年記念講演会を7月11日大阪で開催

 日本不織布協会は7月11日、大阪市西区の太閤園において「08年度定時総会」
および「創立10周年記念講演会」を開催した。
 総会では、金井宏彰会長(金井重要工業(株)副社長)の再任と、 3名の新任
副会長の役員人事などを含むすべての議案が可決承認された。なお、今年度よ
り会長任期が1期1年、副会長および役員の任期が1期2年に改正された。当日は、
総会後引き続き同協会設立10周年を記念する記念講演および懇親会が行われた
が、冒頭あいさつで金井会長は大要以下のように述べた。
 「当協会は1998年に設立され今年10周年を迎える。さらに来年は日本で不織
布産業が始まってから50周年という記念すべき年になる。協会設立の趣旨であ
った“これからの不織布のグローバル化に備える”という課題をこの10年間で
どのくらい達成できたのか、今日は皆さんと一緒に検証・確認させていただき、
さらにこれからの10年間をどうしていくべきかを議論させていただきたい。
 今後 1年間の任期のなかでは、これまで行ってきたことを踏襲しながら、と
くに環境をテーマとして注力したい。ここまで大きく成長した不織布の認知度
・知名度をさらに上げるべく、異業種・他分野とも交流を図りながら会員各社
の事業発展に寄与できるよう努力していく」
(7/18)


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■東レ
 『三井記念美術館』館蔵品シリーズ“トレシー”を新発売

 東レおよび三井記念美術館は、同美術館の所蔵品から選んだ代表的な作品 4
点をプリントした高性能クリーニングクロス『三井記念美術館』館蔵品シリー
ズ“トレシー”(30×19cm、パッケージ入り1,050円)を、7月12日より同美術館
ミュージアムショップにて発売する。今後もシリーズ化して展開する予定で、
初年度1万枚 、3年後には3万枚の販売を目指す。
 トレシーは、直径約2ミクロン(断面積比:髪の毛の1600分の1)の超極細繊維
(ポリエステル100%)を用いた「ハイテクメガネ拭き」として1986年に発売を
開始。昨年末には源氏物語千年紀を記念した絵巻物柄を発売したところ、繊維
1本が直径2マイクロメートルと非常に細いため、紙とは異なる精密なプリント
による高い芸術性が好評を得ていた。
 今回もオリジナルの作品特有の深い色彩や、江戸時代の町並み・風俗、人の
表情、景色を細部にわたり再現しており、芸術性も楽しめる歴史的意匠と最新
技術を融合した商品に仕上がった。海外への土産のほか、額縁に入れて室内の
インテリアとして楽しむこともできる。今回、トレシーの柄として選ばれたの
は以下の4点の作品となる。
 (1)「駿河町越後屋正月風景図」(鳥居清長 筆、江戸時代) 
 (2)「東都手遊図」(天明6年)
 (3)「為替バンク三井組ハウス図」(歌川輝国〈二代〉筆、明治6年) 
 (4)「女房三十六歌仙帖(小野小町)」(土佐光起筆、17世紀)
http://www.toray.co.jp/news/fiber/nr080711.html
(7/11)


■クラシエホームプロダクツ
 炭成分を練り込んだ黒いシートマスクを新発売

 クラシエホームプロダクツは、毛穴の開きが気になるユーザーに向け、炭成
分を練り込んだ黒いシートマスク“肌美精 うるおい浸透マスク<ひきしめ>”
(4枚入り・オープン価格)を7月17日より発売する。毛穴ケアに対する意識が
高い20〜30代女性をメインターゲットに、初年度売上2億円を見込む。
 特徴的な黒いシートは炭成分を練り込んだ密着シートで、マスクの密着効果
で成分をしっかり浸透させ、肌をひきしめてつるつるの美肌へと導く。肌の毛
穴は乾燥などによって開きやすくなり、開いた毛穴からは肌の水分が蒸散しや
すくなって肌荒れの原因となるほか、メイクしても肌がきれいに見えないなど、
近年「毛穴の開き」を気にする女性が増えている。商品の主な特長は以下の通
り。
 (1) 一般的に消臭・抗菌効果があるといわれ、シャンプーなどにも配合され
   ている炭の成分を練り込んだ、黒い密着シート
 (2) 沖縄地方の深い地層に閉じ込められた「太古海洋水」(温泉水)由来で、
   ミネラル成分を豊富に含む「天然熟成ミネラル」(ひきしめ成分)を配
   合
 (3) 肌の角質層に存在し、細胞の接着剤といわれる脂質「セラミド」(保湿
   成分)配合。表皮の健康を保つバリアの役目を果たすのに重要とされる
http://www.hadabisei.jp/hikishime/index.html
(7/14)

┏☆ 催  事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■京都工芸繊維大学 繊維科学センター
 「第2回東京地区講演会」を9 月3日・霞が関で開催

 京都工芸繊維大学 繊維科学センターは 9月3日、都内千代田区の「霞が関ナ
レッジポータルスタジオ」おいて「バイオインテリジェントファイバーテクノ
ロジーの開拓」をテーマに「第2回東京地区講演会」を開催する(参加費無料)。
当日のプログラムは以下の通り。
 (1) 「開会の挨拶」江島義道氏(京都工芸繊維大学長)
 (2) 特別講演 「日本版顧客満足度指数の開発」小川孔輔氏 (法政大学経営
   学部・大学院IM研究科/教授)
 (3) 「バイオインテリジェントファイバーへのアプローチ」木村良晴氏(繊
   維科学センター長、生体分子工学部門/教授)
 (4) 「カイコの遺伝子組換えと新機能シルク繊維」森肇氏(インテリジェン
   ト繊維開発室長 ファイバーバイオテクノロジー分野、応用生物学部門
   /教授)
 (5) 「ケナフ繊維細胞の発達と細胞壁多糖の特徴」杉村順夫氏(ネオファイ
   バーテクノロジー依頼研究、応用生物学部門/教授)
 (6) 「高性能ポリ乳酸繊維・フィルムの成形と構造物性」山根秀樹氏(イン
   テリジェント繊維開発室 バイオナノファイバー分野、 繊維科学センタ
   ー/教授)
 (7) 「アパタイトとの高性能複合化をめざす汎用高分子の表面構造設計」箕
   田雅彦氏(繊維機能プロセス開発室 ナノ構造繊維材料分野、物質工学部
   門/教授)
 (8) 「閉会の挨拶」竹永睦生氏(理事・副学長、研究・産学連携等担当)

 〔問合せ先〕
 京都工芸繊維大学 繊維科学センター
 TEL 075-724-7701
http://research.web.kit.ac.jp/fts/tokyo2008/

┏☆ 発  行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
      http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521  FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.308
━━☆No.308☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆              NONWOVENS  REVIEW  On-Line
□■□              http://nonwovens-review.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2008.07.28☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

不織布に関する最新の情報を、本誌購読者およびクライアントの皆様にいち早
くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<国内ニュース>
■帝人ファイバー/高強度ポリエステルナノファイバー“ナノフロント(TM)”
 の商業生産を開始
■帝人/創立90周年記念事業を発祥の地・米沢市で開催
■トヨタ自動車、日産自動車ほか/自動車用新世代電池の規格を統一へ
■山口大学/天然繊維と生分解性プラによる耐衝撃性複合材料を開発
■東レ、日産、ホンダ、東京大学/“炭素繊維車”を共同開発
■小林製薬/連結子会社の製造部門を分社化し新会社設立
■ユニ・チャームプロダクツ/「家族工場参観日」を3工場で実施
■ニチバン/“セロテープ(R) ”発売60周年記念ウェブサイトを開設

<海外ニュース>
■三井化学/シンガポールで“タフマー(R) ”第2プラントを増設
■日本化学繊維協会/「中国化繊工業の環境対応」を公表

<製品開発>
■日本バイリーン/感染対策マスクのN95規格適合品“バイリーンマスク「V-
 1003N」”を発売
■エイブル山内/新型インフルエンザ対応の防護服を開発
■ニチバン/業界最薄テープを実用化“かづき・デザインテープ”を新発売
■ライオン/調理用シート“リード ヘルシークッキング シート”をリフレッ
 シュ新発売

<催 事>
■日本不織布協会/最新設備の動向に関する分科会を8月25日に開催


┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■帝人ファイバー
 高強度ポリエステルナノファイバー“ナノフロント(TM)”の商業生産を開始

 帝人ファイバーは自社開発の高強度ポリエステルナノファイバーを“ナノフ
ロント(TM)”ブランドとして商業生産を開始する。同社松山事業所内で 7月24
日より月産25tで商業生産を開始し早期に月産 100t体制にまで引上げ、年間売
上100億円を目指す。なお,特許出願は40件となっている。
 同製品はナノテクノロジーを駆使した超極細の繊維で、その細さから「滑り
にくい」「肌にやさしい」「心地よい(クーリング効果)」「拭きやすい」「透
けにくい」などのさまざまな機能性を有し、衣料用から産業用まで幅広い用途
での展開が期待されている。一般的なマイクロファイバーでは「海島断面のコ
ンジュゲート紡糸」の際、 1本の繊維のなかにある「島」部分(アルカリ減量
処理後に単繊維となる部分)が数十本だったが、同製品では高度な口金流路設
計技術と超多島の海島断面を成形できるポリマー技術を基盤とし、 1本の繊維
のなかに約 1,000本の島部分がある画期的な「新海島割繊技術」を開発した。
また、機能性ポリマーを使用することによる機能付加が容易なため、バリエー
ション展開も可能となった。同製品の主な特長は以下の通り。
 (1) 単繊維の直径は 700ナノメートルと、今までにないナノレベルの超極細
   長繊維
 (2) 従来のマイクロファイバー長繊維および一般衣料用ポリエステル長繊維
   と同等の強度を有する
 (3) 繊維直径は均一でばらつきがほとんど無い
 (4) 生産時の取り扱いは一般的なポリエステルとほぼ同様で、繊維を加工す
   る際のプロセスや構造体に制限がない
 (5) 毛細管現象と繊維の吸着作用により優れた吸水・拡散・保水性を有し、
   蒸散面積も大きいためにクーリング機能を発揮する
 (6) 従来にないソフトな風合いや、通常の繊維の数十倍の表面積を有するこ
   とによる大きな摩擦力、繊維径が油膜や微細塵よりも小さいことによる
   優れた拭き取り性能、高い拡散反射性による優れた防透性など
http://www.teijin.co.jp/japanese/index.html
(7/24)


■帝人
 創立90周年記念事業を発祥の地・米沢市で開催

 帝人は今年 6月に創立90周年を迎え、記念事業として同社発祥の地の山形県
米沢市でクラシックコンサートを開催するとともに同社発祥の地を紹介するパ
ネル設置を行う。
 帝人ファイバー主催による8月4日の記念コンサート(米沢市市民文化会館)
には学生や障がいをもつ人、また特別支援学校の生徒や福祉関係者などを含む
米沢市民 1,000人を無料招待し、音楽を通じ文化的かつ福祉的な社会貢献・地
域貢献活動を目指す。
 他方、 8月上旬に完成予定のパネル設置については、同社発祥のゆかりの地
として「人繊工業発祥之地」の石碑がある御成山公園と、日本初の人造絹糸工
場(同社前身の米沢人造絹糸製造所)があった米沢市立第三中学校グランドの
 2個所に寄贈・設置する。御成山公園には「人繊工業発祥之地」のタイトルで、
公園内に建立された石碑の由来(帝人創立50周年記念で建立)や、人造絹糸(レ
ーヨン繊維)の開発、同社の前身である東工業による日本初の事業化など歴史
的経緯が紹介される。他方、米沢市立第三中学校グランドでは「日本初の人造
絹糸工場跡」のタイトルで、人造絹糸(レーヨン繊維)の開発や当時の工場の
様子、今日に至る同社および化学繊維の発展などを紹介する。
http://www.teijin.co.jp/japanese/index.html
(7/22)
 

■トヨタ自動車、日産自動車ほか
 自動車用新世代電池の規格を統一へ

 トヨタ自動車、日産自動車、松下電器産業など、自動車・二輪車メーカー 9
社と電池メーカー 6社および東京電力は、10年頃に商品化が予定されている新
世代環境対応車に使うリチウムイオン電池の規格を統一する。
 安全基準や充電方式を定め、国際標準化機構(ISO)の規格認定を目指す。心
臓部となる電池の規格統一で安全性や利便性を高め、電気自動車や大幅に性能
を高めたハイブリッド車といった新世代環境車の早期普及につなげる。
(7/19 日経)


■山口大学
 天然繊維と生分解性プラによる耐衝撃性複合材料を開発

 山口大学の合田公一教授らの研究チームは、天然繊維から衝撃に強く壊れに
くい材料を開発した。
 麻の一種の天然繊維「ラミー」を高濃度のアルカリ溶液に浸す独自の手法で
化学処理し、トウモロコシを原料とする生分解性プラスチックを混ぜて加圧・
加熱して複合したもので、従来の 2倍の衝撃に耐えられるようにした。
 今後は民間企業と協力して、自動車や航空機に使うガラス繊維強化プラスチ
ック(FRP)の代替として実用化を目指す。
(7/22 日経産業)


■東レ、日産、ホンダ、東京大学
 “炭素繊維車”を共同開発

 東レや日産自動車、ホンダ、東京大学などは自動車向けの炭素繊維材料を共
同開発する。
 10年代半ばをめどに量産技術を確立、車体重量の 3/4を占める鋼材のほとん
どを新材料に置き換え現行車より最大 4割軽い「炭素繊維カー」の実用化につ
なげる。ボディや部品の生産コストを鋼材製並みに引き下げ、車体の軽量化で
燃費を約 3割改善する。最先端の素材開発で先行することで、環境対応車分野
で日本勢の国際競争力をさらに高める狙いだ。
(7/24 日経)


■小林製薬
 連結子会社の製造部門を分社化し新会社設立

 小林製薬の連結子会社である桐灰化学は、同社の製造部門を分社し小林製薬
100%出資による新会社「桐灰小林製薬株式会社」(兵庫県三田市)を10月1日
に設立、資本金4,950万円、発行済株式総数100株で、桐灰小林製薬が製造する
製品を桐灰化学が販売する。
 現在、同社製造販売事業では国内に加え米国・英国・中国など海外において
カイロを製造・販売しているが、同社の製造部門がカイロの製造を一元管理す
ることで生産技術の向上を図り、より効率的な生産体制の構築を目指す。
http://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/0895/index.html
(7/15)


■ユニ・チャームプロダクツ
 「家族工場参観日」を3工場で実施

 ユニ・チャームの製造子会社であるユニ・チャーム プロダクツは社員の家
族が職場を見学する「家族工場参観日」を四国(7月30日)、静岡(8月7日)、
福島(同19日)の3工場で実施する。
 今年で3回目となる「家族工場参観日」は、社員の家族(主に子ども達)が職
場を見学し、実際に働く姿を見たり商品に触れたりすることで仕事への理解を
深めてもらうことを目的に、子ども達の夏休みを利用して実施されている。昨
年参加した社員からは「売り場で商品を見た子どもが“お父さんの会社でつく
っていたね”と言うなど、理解が深まった」「家族の絆が深まった」などの感
想が寄せられた。今年は製造所、見学ルートを一部変更し、より多くの社員の
家族が参観できるよう配慮した。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(7/17)


■ニチバン
 “セロテープ(R) ”発売60周年記念ウェブサイトを開設

 ニチバンは、“セロテープ(R) ”の発売60周年を記念したウェブサイトを開
設した。
 同ウェブサイトでは消費者を対象としたプレゼントキャンペーンの情報(10
月公開予定)をはじめ、天然素材へのこだわり、誕生秘話から現在に至るまで
の創意工夫やパッケージの歴史、 セロテープ(R)の意外な使い方、商品ライン
アップまで、セロテープ(R) のすべてが分かる内容となっている。また、60周
年を記念して特別制作された絵本「森の妖精物語」がオンライン上で閲覧可能
で、セロとエコロを主人公にした素敵な森の妖精たちの話も楽しめる。
http://www.nichiban.co.jp/news/08-07/04.html
(7/22)


┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■三井化学
シンガポールで“タフマー(R) ”第2プラントを増設

 三井化学は、連結子会社である三井エラストマーズシンガポール社(MELS)
による“タフマー(R)”(αオレフィン共重合体)の増設プラントの起工式を行
った。
 シンガポールジュロン島メルバウ地区に建設される同プラントは、同社最新
のポリマー設計、重合触媒、生産技術を組み込んだ革新的なプラントとなり、
生産能力は10万t/年で、完成後のMELS総生産能力は既存の10万t/年と合わせて
20万t/年となる見込み。約190億円を投資し、09年12月に完工、翌10年3月から
運転を開始する予定。
 タフマー(R) は自動車、産業材、包装材の各分野で成長が著しい柔軟かつ軽
量な樹脂で、ポリエチレンやポリプロピレンなど熱可塑性汎用樹脂にブレンド
することで自動車用バンパーなど成型品の耐衝撃性、また包装材のシール性や
強度を飛躍的に向上させる機能性付与材。同プラント完成後は、日本国内(市
原工場)と合わせ、同社グループのタフマー(R)生産能力は年産25万tとなる。
http://jp.mitsuichem.com/release/2008/2008_0723.htm
(7/23)


■日本化学繊維協会
 「中国化繊工業の環境対応」を公表

 日本化学繊維協会は、 6月12・13の両日に開催された「第14回中国国際化繊
会議」(中国浙江省杭州市蕭山区)で中国化繊工業協会が発表した化繊白書「中
国化繊工業の発展と環境保全」の概要を公表した。
 それによると、中国化繊工業におけるここ数年の環境保全への取組み実績、
および2010年までの目標値に関して、「省エネルギー対策」は化繊1t製造当た
りのエネルギー原単位が00年から07年までの 7年間に38%改善され、さらに10
年までに48%改善(00年対比)することが目標とされている。エネルギー消費
量でみると、化繊生産量が同7年間で3.4倍に拡大、さらに10年までに2.3倍(同
年対比)の拡大が見込まれている。
 「水使用の合理化と排水対策」では、化繊1t製造当たりの水使用量(用水原
単位)が05年から07年までの 2年間で23%改善しており、10年までに44%の改
善を目指し(排水原単位も用水原単位とほぼ同じ傾向で推移)、水質汚濁の指
標の1つであるCOD(化学的酸素要求量)の排出原単位も同2年間で32%改善し、
10年までに68%の改善を目指すとしている。
 さらに「排煙対策」では化繊1t製造当りの排煙排出量(排煙排出原単位)が
同2年間で18%改善、同年までに31%の改善を目指すほか、「産業廃棄物対策」
では産業廃棄物の有効利用率が04年の89%から06年には97%まで向上している
ことから、すでに日本の化繊工場と同等レベルに到達していると推察され、10
年までに98%以上とすることを目標としている。
 同会議ではこの化繊白書の公表に加え、初日のプログラムで蕭山区人民政府、
中国化繊工業協会の鄭会長、地元化繊メーカー 6社代表らによる「蕭山宣言」
(中国化繊業界の「環境保全推進」への決意表明)が行われるなど、中国化繊
業界の環境シフトへの強まりが窺える内容となった。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news.html
(7/20)


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■日本バイリーン
 感染対策マスクのN95規格適合品“バイリーンマスク「V-1003N」”を発売

 日本バイリーンは、新型インフルエンザの感染予防に役割を担う国産のマス
ク製品で感染対策になるNIOSH(米・国立労働安全衛生研究所)・N95規格適合
品“バイリーンマスク「V-1003N」”( 1枚330円)を新たに開発し、 7月から
 100%出資の販売会社バイリーンクリエイトを通じ全国の医療機関向けを中心
に販売する。
 厚生労働省は「新型インフルエンザ対策ガイドライン」における「医療施設
等における感染対策ガイドライン」において、「新型インフルエンザ患者に対
する診察やケアなどのために、患者に近づくあるいはその可能性のある人はす
べて、適切な個人防護具を着用しなければならない」としている。また、感染
経路別に飛沫感染予防策としてサージカルマスクを、飛沫核感染(空気感染)
予防策として N95マスクのスタッフ着用を規定している。同製品は、インフル
エンザ・パンデミック時に感染リスクの高い仕事に従事する人の感染リスクを
低減する個人防護具で、国産品のため安定供給面でも期待できる。製品の主な
特長は以下の通り。
 (1) 全マスク素材を非金属化し、環境に配慮。廃棄の際の分解や分別が不要
 (2) 製法の異なる 3種類の不織布特殊フィルタを組み合わせた帯電フィルタ
   構造で、高い粒子捕集効率(97.0%以上)を実現するとともに、呼吸の
   しやすさが続くことで利用者の負担を軽減
 (3) 顔にぴったりフィットするようゴムバンドの長さが調整可能で、保形層
   にはネットを組み込むことでマスク形状の復元性を高めた
 (4) NIOSHのN95規格に適合し、CDC(米・疾病対策センター)が定める「医療
   施設における結核菌感染対策のためのガイドライン」の「呼吸器感染防
   止器具」にも対応
http://www.vilene.co.jp/news/list/n551.htm
(7/24)


■エイブル山内
 新型インフルエンザ対応の防護服を開発

 エイブル山内(横浜市西区)は新型インフルエンザに対応した医療用防護服
を開発し、8月に発売する。
 特殊な透湿フィルムを用いたことで、通気性を確保しながらウィルスの侵入
を防げる。また、広く一般に普及させるため、内製化で製造コストを抑えた。
キャップ、防護服、シューズカバーの3点セットで、初年度1万セットの販売を
目指す。
(7/21 日刊工業)


■ニチバン
 業界最薄テープを実用化“かづき・デザインテープ”を新発売

 ニチバンは、5μm(マイクロメートル)の極めて薄いフィルムに粘着剤を塗
布した、フィルムと粘着剤の総厚がわずか10μmの業界最薄となるテープを開
発し実用化、その第1弾商品として、あざや傷跡、手術痕などの気になる部分
に貼ることで肌表面の質感を整え通常通りのメイクができるリハビリメイク用
テープ“かづき・デザインテープ”を9月1日、全国の(有)かづきれいこのサロ
ンやコールセンター、オンラインショップなどで新発売する。
 同製品は、肌に貼った上からメイクを施すことで、今までメイクだけではカ
バーしきれなかったあざや傷跡の凹凸をカバーし、質感をなめらかに整えるポ
リウレタンフィルム。同社は同テープおよび商品の特許を出願中で、今回の商
品化をきっかけに引き続き医療分野、工業分野など幅広い用途での展開を検討
する。商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 肌にぴったりフィットする極薄テープは、人間の角層よりも薄く皮膚の
   動きと一体化するため、貼っているのを忘れてしまうほど自然な付け心
   地
 (2) 透湿性が高く、長時間貼っても皮膚がムレたり白くふやけにくい
 (3) フィルム表面のマット加工で光の反射によるテカリをなくし、肌に自然
   になじむ。表面の微細な凹凸でメイクがすべらず、ノリや持ちが良くな
   る
 (4) 優れたフィット性ではがれにくいうえ、透湿性が高く低刺激のアクリル
   系粘着剤を使用したことで、はがすときの痛みが少なく肌にやさしい
http://www.nichiban.co.jp/news/08-07/03.html
(7/17)


■ライオン
 調理用シート“リード ヘルシークッキング シート”をリフレッシュ新発売

 ライオンは、健康的な食生活を応援する『リード ヘルシークッキングシリ
ーズ』から、調理用シート“リード ヘルシークッキング シート”を 9月10日
より全国で新発売する。
 近年、メタボリック症候群が注目されるなどカロリーを抑えた調理方法への
ニーズが一層高まっていることから、同社では「余分な油を使わずに料理がつ
くれる」という同製品の特長を活用し、ヘルシーな食生活のための調理用シー
トとしてリフレッシュ新発売するもの。
 同製品は、表面の凹凸が少ないグラシン紙にシリコーンを均一にコーティン
グし、平滑性と耐熱性を実現させた。また、表と裏の両面に施したシリコーン
加工が、蒸気を適度に通しながらも油分や水分を通さず、料理が水っぽくなら
ずにふっくらと仕上がって簡単に後片付けができる。同製品の主な特長は以下
の通り。
 (1) 油を使わずにオーブンや電子レンジで毎日の料理が手軽に調理でき、カ
   ロリーが抑えられる
 (2) 食品のこびりつきや焦げつきを防いで、料理がきれいに仕上がる
 (3) 天板やお皿を汚さないので、調理の後片付けが簡単
 (4) 毎日の料理からおもてなし料理、お菓子やケーキづくりまで幅広く使え
   る
http://www.lion.co.jp/ja/company/press/2008/2008063.htm
(7/18)


┏☆ 催  事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■日本不織布協会
 最新設備の動向に関する分科会を8月25日に開催

 日本不織布協会は、不織布生産設備の最新動向に関する分科会を 8月25日、
大阪産業創造館で開催する。開催概要は以下の通り。
 開催日時;8月25日(月)13時30分〜16時30分
 開 催 地;大阪産業創造館・6階会議室A・B(大阪市中央区本町1-4-5)
 講演内容;「不織布生産用ダイ・ノズルの加工技術および最近の動向-メルト
      ブロー、スパンボンド、複合繊維用など」(株)化繊ノズル製作所
      /営業部次長・長濱浩二 氏
      「欧米の不織布設備の最新情報−歩留りの向上+生産性アップに
      よるコスト削減のKEY」伊藤忠システック(株)繊維・産資機械本
      部/産資機械部長代行・青木光浩 氏
 参 加 費;正会員・無料、賛助会員・2,000円/人、一般・3,000円/人
 申 込 み;締切は8月18日(月)
 〔問合せ先〕
 日本不織布協会・事務局
 〒541-0051 大阪市中央区備後町2-5-8(綿業会館本館4F)
 TEL 06-6233-0842 FAX 06-6233-0843


┏☆ 発  行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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