NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.312
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2008.09.01☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

不織布に関する最新の情報を、本誌購読者およびクライアントの皆様にいち早
くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■新日本石油/燃料電池量産で新工場建設
■経済産業省/家庭用燃料電池に補助
■凸版印刷/太陽電池用バックシートで世界最大手を狙う
■花王/生理用品の不快感を減らす素材を開発
■帝人/排水再生事業に参入
■帝人/トヨタから実証プラントを購入しバイオ樹脂を増産
■帝人/現場力強化のための工場長教育プログラムを開講
■日清紡/同社ホームページ上で「CSR報告書2008」を電子出版
■クラレ/酢ビ・ポバール系事業でグローバル展開を加速
■三井化学/CO2からのメタノール合成プロセス実証パイロット設備を建設
■ユニチカ/自動車用キャビンフィルターに活性炭繊維“デキシー”が採用
■東レ/連結子会社の東和織物を完全子会社化
■日鉄コンポジット/炭素繊維シートを使うコンクリート補強工法を開発
■リブドゥコーポレーション/「おむつのファッションショーin東京」に協賛
 ・出展
■富士経済/粘着テープ・フィルムの市場調査結果を発表
■日衛連/08年上半期の紙おむつ生産量は枚数で2%増

<海外ニュース>
■ウェアーハウザー社、レンチング社(米国)/2社が共同で、ウェアーハウザ
 ー社の木材繊維「リヨセル」ベースのメルトブローン不織布を商業化 ほか

<製品開発>
■王子ネピア/“ネピア・インザキッチン・キッチンペーパー”を刷新
■ライオン商事/犬用トイレシート“ペットキレイ ニオイOFF(オフ)シート”
 を改良新発売
■阿波製紙/ナノファイバーを活用した高性能濾材を開発
■大王製紙/大人用紙おむつ「アテント」ブランドから新商品5種を発売
■大王製紙/生理用ナプキン「elis(エリス)」ブランドから新商品を発売
■大王製紙/ベビー用紙おむつ「GOO.N」シリーズに新商品を発売
■大王製紙/トイレクリーナー、ローションティシュなど5種を新発売

<催  事>
■ギフトショー秋2008/9月2〜5日・東京ビッグサイト全館にて開催


┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■新日本石油
 燃料電池量産で新工場建設 

 新日本石油は、家庭用燃料電池コージェネレーションシステム“エネファー
ム(ENE・FARM)”の量産体制を確立するため、新工場を建設する。
 同社が三洋電機と08年4月に合弁で設立した株式会社ENEOSセルテックが、 2
年間(08〜09年度)に約20億円を投資し、10年度に年間約 1万台の生産が可能
な体制に確立。さらに15年度までに年間約 4万台を生産可能な体制を整えるた
め11年以降も追加投資を予定、09年度から15年度までの累計で約15万台の商品
機の生産を行う計画。
 エネファームは高効率かつ環境性に優れ、民生分野の温暖化対策の切り札と
して各方面から早期の普及が期待されている。05年度から国の事業として「定
置用燃料電池大規模実証事業」が行われてきたが、当該事業が08年度で終了す
るため、09年度からの商品機の本格販売開始に対応して新工場への設備投資を
決定、量産体制を整えることとしたもの。
 さらに同社では08年6月に立ち上げた「ENEOS わが家で創エネ」プロジェク
トにおいて、エネファームをはじめとする各種家庭用エネルギー機器の効率的
な組み合わせとその最適な利用方法を検証し、10年度には「住宅用総合エネル
ギーシステム」としての商品化を計画している。
 〔新工場の概要〕
 (1) 予定地 群馬県 邑楽(おうら)郡 大泉町 坂田 一丁目1番1号(三洋電
   機株式会社 東京製作所 内)
 (2) 設備投資額 2年間(08〜09年度)で約20億円
 (3) 生産能力 10年度に約1万台/年、15年度に約4万台/年、09〜15年度に累
   計約15万台を生産
 (4) 設備運転開始時期 09年4月一部稼働開始、09年度末完成(予定)
 〔株式会社ENEOSセルテックの概要〕
 (1) 本社・事業所 群馬県 邑楽(おうら)郡 大泉町 坂田 一丁目1番1号
   (三洋電機株式会社 東京製作所 内)
 (2) 資本金 1億円
 (3) 株主構成 新日本石油 81%、三洋電機 19%
 (4) 事業概要 定置用燃料電池システムの開発・企画、システム設計、生産
   管理
http://www.eneos.co.jp/company2/press/2008_2009/20080821_01_0931451.html
(8/21)


■経済産業省
 家庭用燃料電池に補助

 経済産業省が09年度予算の概算要求に盛り込む地球温暖化対策が明らかにな
った。
 家庭用の燃料電池コージェネレーション(熱電併給)システムを導入する世
帯を対象に、購入費の一部を補助する制度を新設。クリーンディーゼル車の補
助制度もつくる。温暖化ガス排出量が増える一方の家庭・運輸部門の排出削減
に弾みをつける狙いで、低炭素社会づくりに予算を重点投入する。同省の温暖
化対策に関する予算は、08年度で4,160億円。 09年度はこれを上回る予算確保
をめざす。
 燃料電池コージェネレーションシステムは従来のシステムに比べ CO2の排出
量を大幅に減らせるのが特徴で、東京ガスなどが09年度から一般家庭向けに本
格的に売り出す。ただし価格は、量産しても 1台当たり200〜250万円程度と高
額になるとみられ、設置工事費も別途必要となる。広く普及させるには、補助
制度の新設により一般家庭の負担を減らす必要があると経産省は判断した。一
世帯当たりの補助費の上限は未定だが、09年度に総額で70億円超の予算を要求
する見通しだ。
 クリーンディーゼル車の補助制度では、同車を購入する企業や個人に費用を
補助する。既存のディーゼル車価格との差額の2分の1〜3分の1を補助する方向
で検討している。電気自動車、ハイブリッド車などのクリーンエネルギー自動
車向けの補助はこれまで通り継続し、総額50億円前後を予算要求する方針。
(8/22 日経)


■凸版印刷
 太陽電池用バックシートで世界最大手を狙う

 凸版印刷は、太陽電池用バックシートで攻勢をかける。
 ベースフィルムで世界標準の地位を確立している米デュポンとの提携を契機
として、新製品の開発と量産工場の建設によって成長需要を積極的に取り込む。
新製品は接着剤を使わずに多層化するプロセスで生産するもので、従来に比べ
て工期を短縮できるのが特徴。量産工場はすでに 2期工事を予定しており、安
定的な供給体制を構築する。将来的にはオーストリアのインボルタを抜いて世
界最大手の地位を目指す。
(8/26 化学工業日報)


■花王
 生理用品の不快感を減らす素材を開発

 花王は生理用品などに使う新しい素材を開発した。
 不織布の形状などを改良して肌との接触面積を減らすとともに、水分の吸収
力を高めた。使用時の不快感を抑えることが出来るという。 9月に生理用ナプ
キン“ロリエエフ”を改良発売する際に新素材を採用、シェア拡大を狙う。
 この不織布は熱で縮む化学繊維製で表層部分の繊維を粗く、中心部分は密に
した構造。熱のかけ具合を工夫し表層をより粗く、中心をより密にした。水分
は内部に入りやすく、中心部分からは出にくい。一度引き込んだ水分が表面に
戻る「液戻り量」を既存品より75%低減できた。ムレ感などの低減につながる。
表層部分は表面の凹凸も大きくなり、肌への接触面積が25%減った。肌と擦れ
にくくなるほか、通気性が高まる効果を期待できるという。
(8/25 日経産業)


■帝人
 排水再生事業に参入

 帝人は、汚泥発生量が少ない多段型生物処理装置(MSABP)を中核にした排水
リサイクルシステムの事業化に乗り出す。
 MSABP は化学、食品工場の排水や下水など高濃度の汚水処理に適した技術。
今年度中に国内の化学メーカー向けに商業プラント 1基を受注する見通しとな
ったほか、企業との実証プラント数件を立ち上げる。また09年度以降に国内生
産拠点の中から排水リサイクルのモデル工場を設定。実際に MSABPや他の水処
理技術を運用して、開発体制を強化することも検討している。
(8/25 日刊工業)


■帝人
 トヨタから実証プラントを購入しバイオ樹脂を増産

 帝人は植物を原料とするバイオプラスチック(樹脂)の製造設備を増強する。
 トヨタ自動車から年産能力1,000tの実証プラントを購入し、09年夏に松山事
業所(松山市)で稼動する。製造能力を現在の 6倍に引き上げ、本格的な事業
化に備える。自動車や家電、繊維製品などで環境負荷の低い生分解性樹脂の需
要が高まるとみており、今年7月には岩国事業所(山口県岩国市)で年産 200t
の実証プラントを稼動している。今回の設備購入により製造能力は 2工場合わ
せて年間1,200tに増える。バイオ樹脂の採用が増えれば新たに設備投資を行い、
10年度をめどに年産1万tの量産を目指す。
(8/23 日経)


■帝人
 現場力強化のための工場長教育プログラムを開講

 帝人グループは、グループ各社の生産事業所における「現場力」の一層の強
化を図るため、生産現場の管理者である工場長を対象とした教育プログラムを
構築、8月29日に大阪本社で開講式を行う。
 同社グループは昨年 4月、ベテラン社員の知識・技能・技術の伝承と、次代
を担う技術人財の育成を目的として「帝人テクノカレッジ」を開校し、現場の
核となるリーダー層の育成と「現場力」の強化を目的に、年間約80名、 5年間
で約400名の現場リーダーを育成する計画を展開している。
 今回、さらに生産現場の管理者の育成に注力し「現場力」を一層強化してい
くため、独自の「工場長教育」プログラムを構築し、開講する。教育カリキュ
ラムは「安全管理」「品質・生産管理」「問題発見と解決能力」「チーム力向
上」「計数管理」など、生産現場の管理者に求められる内容に特化したものと
なっており、受講者全員が社内外の講師から講義を受ける「共通講座」(2日×
10回)と、各事業所の生産現場で実践教育を行う「フォロー講座」(2日×12回)
から成る。とくに各事業所での実践教育では、工場運営の見直し・改善を念頭
に置いて進められる。
http://www.teijin.co.jp/japanese/news/2008/jbd080825.html
(8/25)


■日清紡
 同社ホームページ上で「CSR報告書2008」を電子出版

 日清紡は「CSR報告書2008」を電子出版し、同社ホームページ上で公開した。
 同報告書では、「CSRの取組み」として07年度の活動総括や 10年度を達成年
度とする中期 CSR目標の策定内容の解説のほか、特集ページでは循環型社会の
実現に貢献する同社の製品として、太陽電池製造設備や FSC森林認証製品、電
気二重層キャパシタ“N’s CAP”などを、また地域社会等への貢献・スポーツ
振興なども紹介している。そのほか、「マネジメント」(マネジメント体制、
持株会社制への移行準備ほか)、「社会報告」(お客様のために、株主様のた
めにほか)、「環境報告」(環境活動、環境コミュニケーションほか)の項目
を設けた。
 なお、同報告書はPDFファイル形式の発行のみとなる。
http://www.nisshinbo.co.jp/csr/csr-report.html
(8/26)


■クラレ
 酢ビ・ポバール系事業でグローバル展開を加速

 クラレは売上高 1兆円企業へ向けて具体的な立案に入る方針だ。
 コアである酢ビ・ポバール系事業の強化・拡充を軸に、シェアナンバーワン
にとどまらず、でグローバル展開による量の拡大を加速させる。ポリビニール
アルコール(PVA)については米国進出を、ポリビニルブチラール(PVB)やエチ
レンビニルアルコール共重合体(EVOH、エバール)はアジア展開など世界戦略
を強化する方針で、その際には企業買収も視野に含める考え。一方で原燃料の
高価格時代を見越し、新規開発・新規用途開拓にも積極的に取り組む。
(8/27 化学工業日報)


■三井化学
 CO2からのメタノール合成プロセス実証パイロット設備を建設

 三井化学は約 15億円を投資し、CO2からのメタノール合成プロセスの実証パ
イロット設備の建設に着手する。
 同設備は同社大阪工場に設置され、設備能力は約100t/年(メタノール換算)
で今年10月に着工、来年2月の完工を予定しており、10年3月をめどに実用化技
術確立を目指す。
 「CO2化学的固定化技術」は、温暖化の原因であるCO2そのものを原料として
消費する究極の環境対応型技術であり、さらにその工業化が実現すれば大幅な
CO2 削減が可能となる。また、昨今の原油高騰対策として原油以外の多様な資
源から化学製品を製造する技術の開発重視されており、同技術の工業化によっ
て原油代替原料の確保が可能となる。
 同社は中期経営計画において「新たな価値創造への挑戦」を基本コンセプト
に掲げ、経済・環境・社会の 3軸経営確立と革新的な新技術の創出による新た
な価値の創造に取組んでおり、このうち環境軸においては「 GHG大幅削減に資
する革新的プロセスの開発」を基本戦略のひとつとしている。具体的な取組み
としては、工場などから排出される CO2と水の光分解などから得られる、水素
からメタノールを合成し、その得られたメタノールから石化製品(オレフィン
類、アロマ類など)を製造する、いわゆる「CO2化学的固定化技術」の開発を進
めている。
http://jp.mitsuichem.com/release/2008/2008_0825.htm
(8/25)


■ユニチカ
 自動車用キャビンフィルターに活性炭繊維“デキシー”が採用

 ボッシュが、カーエアコン用フィルター「アエリスト抗菌タイプ」にユニチ
カの活性炭繊維“デキシー”を採用した。
 同繊維は石炭ピッチが原料で、繊維状のため比表面積が大きく、室内のチリ
やホコリ、花粉などを吸着する性能が高い。
(8/25 化学工業日報)


■東レ
 連結子会社の東和織物を完全子会社化

 東レは、カーペットなどを製造・販売している連結子会社の東和織物を12月
 1日付けで完全子会社化する。
 東レグループとの連携を強化することで機動力を高めることが狙い。完全子
会社化は株式交換(東レ株1株に対し東和織物株0.126)により実施され、これ
にともない東和織物は上場廃止となる。東和織物は65年に東洋染工との合併に
ともなって東レの関係会社となり、東レは50.1%の株式を保有していた。
 国内敷物業界では、一般家庭用カーペットについては、国内需要が減退する
なか中国などからの廉価品の輸入が増加。一方資材用カーペットについては高
機能化への要求が高まるなど、国内企業にとっては厳しい経営環境が続いてい
た。
(8/25 化学工業日報)


■日鉄コンポジット
 炭素繊維シートを使うコンクリート補強工法を開発

 新日鉄マテリアルの子会社である日鉄コンポジット(東京都中央区)は、新
しい炭素繊維シートを用いたコンクリート構造物の補強工法を開発した。
 工場であらかじめ FRP化したシートを施工現場で貼り付けるもので、従来の
連続繊維シート工法に比べて樹脂含浸や抜泡工程を省略できることから、工期
を大幅に短縮できる。十分な施工時間が確保できない都市部の道路床版補強な
どに最適。
 日鉄コンポジットは連続繊維シート工法用材料の最大手で、現場の施工改善
ニーズに対応して「ストランドシート工法」を開発した。ストランドシートは、
ピッチ系炭素繊維にエポキシ樹脂を含浸・硬化して FRP化したストランドを、
すだれ状に編み込んだシート。施工現場では、プライマーや不陸修正用パテの
機能を兼備する専用のエポキシ接着剤を使って同シートを貼り付ける。連続的
に多層化が可能で、前処理も簡略化できるために工期を大幅に短縮できる。 4
層貼りの場合、従来の7日に対し2日に短縮できる。また、従来は1gあたり300g
の繊維目付が一般的だが、同600g以上の高目付でも高い工事品質が得られる。
(8/22 化学工業日報)


■リブドゥコーポレーション
 「おむつのファッションショーin東京」に協賛・出展

 リブドゥコーポレーションは 9月25日、東京都品川区・きゅりあんにて開催
される排泄用具の情報館「むつき庵」のオープン 5周年記念企画イベント「お
むつのファッションショー」(共催;福祉住環境コーディネーター協会)に協
賛・出展する。
 同イベントでは、紙おむつメーカー7社、布おむつメーカー2社が出展し、コ
レクション仕立てでさまざまなおむつを紹介する。当日は、講演「介護するコ
ツ、されるコツ」が行なわれるほか、おむつのあて方のポイントも解説される
予定。
http://www.mutsukian.com/2008/05/post_33.html
(8/22)


■富士経済
 粘着テープ・フィルムの市場調査結果を発表

 富士経済は08年5月から7月にかけて、エレクトロニクス、自動車などの産業
で使用される粘着テープ・フィルム市場を国内用途別5分野101品目の市場を調
査し、その結果を調査報告書「粘着テープ・フィルムの用途別市場展望 2008」
にまとめた。
 それによると、07年の粘着テープ・フィルムの国内市場は前年比 4.1%増の
約7,800億円で、内訳はエレクトロニクス分野約1,640億円、自動車分野約 210
億円、建築・土木分野約 290億円、包装分野約510億円、その他分野約5,160億
円だった。
 エレクトロニクス分野では、液晶ディスプレイの需要拡大で、光学用プロテ
クトフィルム、液晶テレビ部品固定テープの需要が伸び、また、太陽電池封止
フィルム、ダイアタッチフィルムが大きく伸びた。
 12年に向けた金額ベースの年間の伸びは、エレクトロニクス分野が 8%強と
高く、自動車分野も自動車生産台数の増加により堅調に推移するが、建築・土
木分野は需要の低迷で低い伸びと予測されている。
 自動車分野ではどの品目も需要は全般的に堅調だが、自動車部品のリサイク
ル処理の作業性を高める不織布両面テープなどで需要の伸びが大きくなってい
る。
 建築・土木分野では、養生用、塗装マスキング用、被覆鋼板用プロテクトフ
ィルムなどの市場規模が大きい。しかし、この分野の伸びはどの品目も鈍化し
ている。
 包装分野では、OPP(ポリプロピレン)テープとクラフト紙粘着テープが代表
的で、両者の市場規模は約 3.7億m2とほぼ同程度。しかし、国内では手で切れ
る作業性が好まれ、クラフト紙粘着テープが伸びつつある。
http://www.group.fuji-keizai.co.jp/press/pdf/080826_08064.pdf
(8/26)


■日衛連
 08年上半期の紙おむつ生産量は枚数で2%増

 日本衛生材料工業連合会がまとめた08年上半期(1〜6月)の紙おむつの生産
量は、枚数で前年比2%増の60億4,708万枚、トン数では横ばいの251,394tとな
った。
 超高齢化社会を反映して大人用が伸びる一方、乳幼児用も新製品の発売など
を反映して伸びた。大人用の枚数は同2%増の22億6,385万枚、トン数で同 2%
増の119,347tとなった。大人用のうち、パンツタイプの生産量は、枚数が同 3
%減の4億7,223万枚、トン数が同 5%減の44,859t。フラット型が枚数で同9%
減の1億3,916枚、トン数で同11%減の9,363tと減少したが、パッド型その他が
枚数で同5%増の16億5,247万枚、トン数で同10%増の65,125tと増えた。
 乳幼児用は、枚数が同2%増の37億8,323枚、トン数が同 1%減の13万2,047t
となり、薄型製品が伸びているもよう。乳幼児用のうち、パンツタイプは枚数
で同 2%増の19億4,251枚、トン数で同 1%減の76,092t。テープ型は枚数で同
 1%増の18億4,072万枚、トン数で同 1%減の55,955t。
(8/27 化学工業日報)


┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ウェスタン・ノンウーヴンズ社(米国)
 連邦破産法第11条の適用を申請

■ナイキIHM社(米国)
 テネシー大学TANDEC(テキスタイル・アンド・ノンウーヴンズ・ディベラプ
メント・センター)のスパンボンドラインを購入

■ウェアーハウザー社、レンチング社(米国)
  2社が共同で、ウェアーハウザー社の木材繊維「リヨセル」ベースのメルト
ブローン不織布を商業化

■スオミネン社(フィンランド)
 2008年前期のワイパー・不織布部門の売上が 7,200万ユーロ、収益は前年同
期比8%増の20万ユーロ

■ペガス社(チェコ)
 スパンメルトメーカー、ペガス社が、競合他社買収の可能性を示唆

■欧州
  7月にポリプロピレン価格が大きく上昇、ポリエステル価格も引き続き上昇
する一方、レーヨン価格は6月末から低下傾向


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■王子ネピア
 “ネピア・インザキッチン・キッチンペーパー”を刷新

 王子ネピアが、“ネピア・インザキッチン・キッチンペーパー”を刷新した。
 従来品よりシートを約13%厚くして水や油の吸収力を高めた。 9月19日から
発売する。パッケージデザインも商品特徴をわかりやすく訴求する。店頭想定
売価は138円前後。
(8/25 化学工業日報)


■ライオン商事
 犬用トイレシート“ペットキレイ ニオイOFF(オフ)シート”を改良新発売

 ライオン商事は、ダブル消臭成分「銀イオン」と「クエン酸」を50%増量し、消
臭力を向上させた犬用トイレシート“ペットキレイ ニオイOFFシート”(レギ
ュラー 60枚・100枚、ワイド30枚・50枚、スーパーワイド 24枚)を9月1日から
全国にて改良新発売する。商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 「銀イオン」と「クエン酸」のダブル消臭成分を50%増量し、嫌なニオイを
   長時間、強力に消臭
 (2) パッケージをダブル消臭成分増量による消臭力向上を強調したデザイン
   へとリフレッシュ
 (3) 特殊加工シートでオシッコをスピード吸収。逆戻りせず、愛犬の足元が
   汚れない
 (4) コンパクトなのに超吸収力で長時間安心
 (5) 超コンパクト包装なので、かさばらず、持ち運び・収納に便利
 (6) 愛犬に安全な抗菌剤配合
http://www.lion-pet.jp/press/2008/0808_03.htm
(8/26)


■阿波製紙
 ナノファイバーを活用した高性能濾材を開発

 阿波製紙は、車両エンジン用およびガスタービン用の濾材として、ナノファ
イバーウェブを濾紙表面にコーティングした新濾材の開発に成功した。
 同新濾材は、ファインテックス・テクノロジー・グローバル社(本社;香港)
と共同開発したもので、ファインテックス・テクノロジー・グローバル社のナ
ノファイバー製造技術と、同社のエンジン用濾材の技術ノウハウを組み合わせ
たもの。エアフィルターにおいて従来のエンジン用濾材に比較し、カーボンダ
ストなど極微細粒子捕捉性能の約5割向上と2倍の長寿命化を達成した。
http://www.awapaper.co.jp/company/news114.html
(8/27)


■大王製紙
 大人用紙おむつ「アテント」ブランドから新商品5種を発売

 大王製紙は、大人用紙おむつの「アテント」ブランドから新商品 5種を発売
する。各商品の主な特長は以下の通り。

 “アテント超伸縮うす型パンツ”(男女共用M〜L/L〜LL)10月1日発売
 (1) ロング丈の新形状で動いてもモレにくい
 (2) 太ももまでぴったり包み込む抜群の伸縮性ではき心地、上げ下げのしや
   すさがさらにアップ
 (3) うす型形状で服にひびかない

 “アテント超伸縮リハビリテープ”(男女共用S/M/L)10月21日発売
 (1) 「からだぴったりテープ」でつけ心地UP
 (2) 「あしピタフィットゾーン」ですき間・ズレをブロック
 (3) 「あし回りぐるっとギャザー」で常にフィット

 “アテント パーフェクト夜用パッド 10 回吸収モレずに安心”(男女共用)
 ※10月1日発売
 (1) 夜間の長時間使用でも安心の10回吸収
 (2) 通気性バックシート採用でスキントラブルを軽減
 (3) やわらかくざらつきのない素材で、おむつによる肌への刺激を軽減

 “アテントうす型パンツ すっきり快適”(男女共用M〜L、L〜LL /女性用M〜
  L、L〜LL)10月1日発売
 (1) あし回りの余計なフラップをカットし、足回りすっきり
 (2) 9本の細い糸ゴムを幅広く使った「するピタギャザー」採用で面でフィ
   ット
 (3) パッド装着位置がはっきり見える青色立体ギャザー採用ではきやすく、
   はかせやすい(男女共用)
 (4) 女性用はおしゃれなピンク色

 “アテントさらさら安心パッド”(安心の少量用/安心の中量用/安心の長時
  間用/安心の長時間・夜用/安心の特に多い長時間・夜用)10月21日発売
 (1) 「少量用」は幅広セカンドシート採用で広範囲に勢いよく出た尿をキャ
   ッチ。「中量用〜特に多い長時間・夜用」はC折りセカンドシート採用
   でどっと出た尿を吸収体へ引き込む
 (2) 瞬間&持続性の消臭効果
 (3) 通気性バックシート採用で長時間付けている時や尿吸収後などのムレを
   防ぐ
http://www.daio-paper.co.jp/newsrelease/index.html
(8/21)


■大王製紙
 生理用ナプキン「elis(エリス)」ブランドから新商品を発売

 大王製紙は、生理期間中のムレやかぶれを防ぐ生理用ナプキン「elis(エリ
ス)新・素肌感」プレミアムシリーズから、特に多い日の夜用「超ぐっすり安
心」のラインアップを追加し肌へのやさしさを向上させた新商品を、またモレ
ない安心感を追求した「elis(エリス)ウルトラガード」シリーズより吸収ス
ピードを向上させて夜間のモレ不安を解消する新商品をそれぞれ 9月21日より
新発売する。各商品の主な特長は以下の通り。

 “elis新・素肌感”(動いても安心羽つき/ぐっすり安心羽つき/超ぐっすり
  安心羽つき)
 (1) 表面シートのフィルム層を除き、不織布層を厚くして極細繊維を使用し
   た「やわらかマシュマロシート」採用。マシュマロのようなやわらかい
   肌ざわりでさらっとした使い心地のシート
 (2) 布のような肌ざわりの「やわらか超・通気性シート」採用で、熱や湿気
   を逃して肌ストレスを防ぐ
 (3) 「3D 立体吸収体」がからだのくぼみに入り込み、隙間をうめて伝いモ
   レを防ぐ(超ぐっすり安心)
 (4) 「超立体ブロックギャザー」がカラダとの隙間をつくらず、横モレを防
   ぐ(超ぐっすり安心)

 “elisウルトラガード瞬間パワフル吸収デラックス 270 羽つき”
 “elisウルトラガード朝まで超安心フィット”(330 羽なし/羽つき)
 “elisウルトラガード朝まで超安心デラックス”(360 羽なし/羽つき)
 “elisウルトラガード朝まで超安心パーフェクトブロック 400羽 つき”
 (1) 経血を素早く引き込み吸収する「スピード吸収ファイバー」を新採用。
   経血を繰り返し吸収しても吸収スピードが落ちにくく、長時間の使用で
   も経血が広がる前に吸収して朝まで安心(フィット330、デラックス360、
   パーフェクトブロック400)
 (2) からだのくぼみに入り込み、隙間をうめて伝いモレを防ぐ「3D 立体吸
   収体」のクッション性がアップ(フィット330、デラックス360、パーフ
   ェクトブロック400)
 (3) 表面の凹凸加工がベタつきをカット
 (4) ツイスト形状のギャザー「超フィットガードギャザー」が体の各部分に
   合わせた角度でフィット(デラックス360 羽つき/パーフェクトブロック
   400)※330 羽なし/羽つき、360 羽なしは「フィットガードギャザー」
http://www.daio-paper.co.jp/newsrelease/index.html
(8/21)


■大王製紙
 ベビー用紙おむつ「GOO.N」シリーズに新商品を発売

 大王製紙は、ベビー用紙おむつ 「GOO.N」シリーズにおしりふきを含む新商
品を発売する。各商品の主な特長は以下の通り。

 “グ〜ンはじめての肌着”(テープタイプM/L) ※9月21日発売
 (1) 薄型吸収体を採用することで、同社従来品から通気性を 130%アップ。
   おむつ内の湿気を外に逃がし、さらっと感を持続させることで子供の肌
   への負担を軽減する
 (2) 薄型吸収体により、吸収力は維持したまま厚み15%ダウンの薄型化を実
   現

 “グ〜ンはじめての肌着産院向け(低出生体重児用おむつ)”(超低出生体重
  児用5S・フラットタイプ/テープ止めタイプ)(適応体重:1,000g未満) 
  ※10月21日発売
 (1) 肌着のようなやわらかトップシートに天然ビタミンEをプラス(テープ
   止め/フラットタイプ共通)
 (2) 赤ちゃんが動いてもズレず、体型にあわせて止められるどこでもつけ直
   しテープ(テープ止めタイプ)
 (3) 伸縮する足回りギャザーで赤ちゃんの体に沿った形状をキープ(テープ
   止めタイプ)
 (4) 交換時に赤ちゃんの負担を軽減できるフラット形状(フラットタイプ)

 “グ〜ンはじめての肌着産院向け(低出生体重児用おむつ)”(極低出生体重
  児用おむつ4S・テープ止めタイプ)(適応体重:1,000〜2,200g)
  ※10月21日発売
 (1) 肌着のようなやわらかトップシートに天然ビタミンEをプラス
 (2) 足回りの立体ギャザーでモレも安心
 (3) 赤ちゃんが動いてもズレず、体型にあわせて止められるどこでもつけ直
   しテープ

 “グーンプレミアム はじめてのおしりふき”(本体/詰替/携帯)
  ※9月21日発売
 (1) 新・波形厚手シートでゆるゆるウンチもしっかりキャッチ
 (2) コットン+ふわふわ素材配合のやわらかシートで、生まれたての赤ちゃ
   んのデリケートな肌もやさしく拭き取れる
 (3) 水分たっぷり、肌にやさしいアロエエキス配合。パラベン無配合でお手
   ふきや体ふきにも安心
http://www.daio-paper.co.jp/newsrelease/index.html
(8/21)


■大王製紙
 トイレクリーナー、ローションティシュなど5種を新発売

 大王製紙は、トイレクリーナー、ローションティシュなど5種を9月21日に新
発売する。各商品の主な特長は以下の通り。

 “ミチガエルトイレクリーナー”(本体/詰替)
 (1) オリジナルキャラクター「ミチガエル」を容器とシートに採用し、トイ
   レ空間を明るく演出する
 (2) 天然オレンジエキス配合で香りもさわやか
 (3) 密閉性を高めたスタイリッシュな縦型容器で水分を保持し、収納も省ス
   ペース

 “エリエールハーブガーデン4R”(ローズ/ラベンダー/カモミール)
 (1) 肌が接する表層になめらかで柔らかなシートを採用した3枚重ね仕様
 (2) プリントしたシートの中層を表層で覆うことで淡い透かしデザインに仕
   上て高級感を演出
 (3) 表層・中層を有する構造で吸収性能を向上させ、温水洗浄便座に適した
   仕様を実現
 (4) ローズ、ラベンダー、カモミールから好みのデザインと香りを選べる

 “エリエールローションティシューUfu(ウフ)”(ボックス180組 1個・3個
  パック/ポケット10組 4個パック)※9月21日発売
 (1) ティシュー表面に凹凸加工を施した「滑らか表面加工」で肌への接触面
   積を減らし、「コスレ」による肌トラブルを低減
 (2) パッケージデザインのコンセプトは「ガーリー」で、女性視点の「かわ
   いい」を表現した
 (3) 表面にヒアルロン酸を配合したローションを塗布し、ティシュの滑らか
   さを実現

 “エリエールローションティシュー鼻爽快メントール”(ボックス160組 1個
  /ポケット10組 4個パック)
 (1) 保水分の改良により、しっとり感が向上
 (2) 近年、美容液などにも使用され肌にやさしいとされる植物由来の保湿成
   分「プルーンエキス」を配合
 (3) 天然ハーブエキス配合。ハーブ成分のマイクロカプセルが使用時に破れ、
   鼻腔内へと伝わり爽快感が広がる

 “エリエールローションティシュー”(ボックス200組 1個・3個パック/ポケ
  ット12組4個・16個パック)
 (1) 保水分の改良により、しっとり感が向上
 (2) 近年、美容液などにも使用され肌にやさしいとされる植物由来の保湿成
   分「プルーンエキス」を配合
http://www.daio-paper.co.jp/newsrelease/index.html
(8/21)


┏☆ 催  事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ギフトショー秋2008
 9月2〜5日・東京ビッグサイト全館にて開催
 
 日本最大のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市「第66回東京インター
ナショナル・ギフト・ショー秋2008」(主催;ビジネスガイド社)が9月2〜5日
の 4日間、東京ビッグサイトの全館を使用して開催される(同時開催;「第51
回アクティブデザイン&クラフトフェア」)。
 今回は「ギフトは思いやり、品格、トレンドが伝わる心と心のコミュニケー
ション」をテーマに、約2万人の来場者を見込む。約2,200社の出展企業はいず
れも消費財関連業界の国内メーカー・輸入商社・欧米メーカーで、生活者のラ
イフスタイルに対応する新製品を主体に展示・紹介を行い、開催期間中は多く
のセミナープログラム、特別展示などもあわせて行われる予定。
 主な出展製品は、アクティブデザイン&ハイクオリティグッズ、ホームファ
ニシング&デコラティブ、フラワーグリーン・園芸用品、アート、ファンシー
&ホビー、ステーショナリーほか多数で、会場内は「ヤングファッション&キ
ッズスタッフフェア」「ベビー&キッズコーナー」「ステーショナリー&ペー
パーグッズフェア」など分野別に29のフェアで構成される。
 http://www.giftshow.co.jp/tigs/66tigsinvitation/index.htm


┏☆ 発  行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
      http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521  FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.313
━━☆No.313☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆              NONWOVENS  REVIEW  On-Line
□■□              http://nonwovens-review.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2008.09.08☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

不織布に関する最新の情報を、本誌購読者およびクライアントの皆様にいち早
くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■自工会/7月の生産・輸出実績/四輪車生産は12ヵ月連続で前年同月を上回る
■東レ/膜分離活性汚泥法向け浸漬膜を中東で販売攻勢
■日清紡/新規事業拡大計画と繊維事業再編を発表
■トヨタ自動車/新型燃料電池ハイブリッド車“トヨタFCHV-adv”のリース販
 売を開始
■独ダイムラー/超小型車“スマート”にリチウムイオン電池を搭載
■松下電器/充電式ニッケル水素電池“充電式EVOLTA(エボルタ)”を新発売
■産業総合研究所、日本学術振興会/リチウムイオン電池用鉄系正極材をナノ
 微粒子化
■宇部興産/リチウムイオン電池向け電解液用炭酸ジメチルを増産
■廣瀬製紙/高分子ナノファイバー不織布を量産体制に
■松村石油研究所/流動パラフィンがリチウムイオン2次電池向けに高伸長
■セーレン/遮熱効果のある屋根下地材を開発
■三菱樹脂/コンクリート補強用PP繊維の輸入販売を開始
■和光堂/新ブランドステートメントを制定
■東レ/「CSRレポート2008」を発行
■旭化成/「アニュアルレポート2008」を発行
■富士経済/2012年までの粘着テープ・フィルム市場を予測
■リブドゥコーポレーション/仙台営業所を移転、ほか
■阿波製紙/人事異動を発表

<海外ニュース>
■米国/ブラジル不織布メーカーが進出

<製品開発>
■ユニ・チャーム/夜用キッズパンツ“オヤスミマン”をデザイン改良新発売
■ユニ・チャーム/フラワーデザイン入り・全4色“ウェーブ 立体フロアワイ
 パー”を数量限定発売
■花王/生理用ナプキン“ロリエエフ”シリーズを刷新
■ニチバン/かかとの保湿・保護専用ばんそうこう“ひびわれ保護バンTM”か
 かと用を新発売
■河野製紙/やわらかい携帯トイレ紙を発売

<催  事>
■情報機構/ポリ乳酸のセルロース複合、ナノファイバーに関するセミナーを
 開催

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■自工会
 7月の生産・輸出実績/四輪車生産は12ヵ月連続で前年同月を上回る

 日本自動車工業会(自工会)は、 08年7月の自動車生産および輸出実績を発
表した。
 それによると、08年 7月の四輪車生産台数は108万7,454台で、前年同月の87
万6,220台に比べ21万1,234台・24.1%の増加となり、12ヵ月連続で前年同月を
上回った。
 乗用車の生産は92万9,343台(前年同月比25.9%増)で12ヵ月連続のプラス、
トラックは14万4,581台(同11.1%増)で7ヵ月連続のプラス、バスは1万3,530
台(同76.4%増)で42ヵ月連続のプラスとなった。
 また、1〜7月の生産累計は 714万4,458台で、前年同期の 658万9,689台に比
べ55万4,769台・8.4%の増加となった。このうち乗用車は613万5,603台で48万
1,638台・前年同期比 8.5%の増加、トラックは92万4,852台で4万6,727台・同
5.3%の増加、バスは8万4,003台で2万6,404台・同45.8%の増加だった。
 他方、8年 7月の四輪車輸出台数は 61万9,174台で、前年同月の51万4,637台
に比べると 10万4,537台、20.3%の増加となり、36ヵ月連続で前年同月を上回
った。車種別内訳は、 乗用車 54万550台 (内KD車1万8,441台) 前年同月比8万
6,662台・19.1%増、トラック 6万4,304台 (内KD車2万6,772台) 同1万2,384台
・23.9%増、バス 1万4,320台 (内KD車 1,187台) 同5,491台・62.2%増だった。
輸出金額は、車両分 119億4,213万ドル、部品分 29億8,827万ドルの総額149億
3,040万ドルとなり、前年同月の117億4,753万ドルに比べると31億8,287万ドル、
27.1%の増加だった。
http://www.jama.or.jp/stats/product/20080829.html
http://www.jama.or.jp/stats/export/20080829.html
(8/29)


■東レ
 膜分離活性汚泥法向け浸漬膜を中東で販売攻勢

 東レは、年率20%以上の市場成長が予想される膜分離活性汚泥法(MBR)用浸
漬膜事業を加速する。
 この膜は下排水リサイクルプラントで使用され、世界中で需要が急拡大して
いるが、同社ではポリフッ化ビニリデン(PVDF)製の高性能浸漬膜を武器に、
下排水を再利用するニーズが大きい中東向けに販売攻勢をかける。これにより
MBR用浸漬膜の売上高を07年度の約4億円から10年度には約67億円に拡大する。
(8/27 日刊工業)


■日清紡
 新規事業拡大計画と繊維事業再編を発表

 日清紡は新規事業である太陽電池製造設備事業および燃料電池セパレータ事
業を拡大することに関連し、繊維事業について国内生産を縮小して海外生産を
拡大化する。これにより国内の経営資源を新規事業にシフトする。
 太陽電池製造設備事業については、急拡大中の受注に対応するため美合工機
事業所(愛知県岡崎市)に隣接する美合事業所の敷地2万坪を縮小し、美合工機
事業所の拡張にあてる。美合工機事業所は敷地面積3万8,000坪に拡張され、同
設備専用工場を建設する予定。09年 3月に完成予定で現在建設中の専用工場に
続き、ほぼ同規模の専用工場を10・11年度で建設し、年 500億円の受注体制を
構築する計画。
 また燃料電池セパレータ事業については、09年度から家庭用燃料電池の本格
的な販売が開始されるため、受注増に対応すべく新たに千葉県緑区に取得した
工場用地(2万4,000坪)に新工場を建設し(10年3月完成予定)、セパレータの
新生産拠点とする。新工場には美合事業所の製造設備を移設するとともに最新
設備を導入し、当面燃料電池2万台に相当するセパレータ生産体制を構築する。
なお、同市場の急成長に備え、工場建屋についてはあらかじめ燃料電池年30万
台に相当するセパレータ生産に対応しうる規模とし、需要増に応じて順次製造
設備を追加導入する体制をとる。
 他方、繊維事業については生産の主力を国内から海外にシフトするグローバ
ルな再編を行い、晒・染色加工事業の美合事業所ならびに紡績事業の島田事業
所(静岡県島田市)がその対象となる。
 また、同社グループにおける家庭紙製品の販売体制の見直しにともない、同
社の連結子会社である東海製紙工業の子会社の 100%子会社で、販売会社の東
栄物産(有)を9月19日付で解散すると発表した。
http://www.nisshinbo.co.jp/press/pdf/080828ir_newbusiness.pdf
http://www.nisshinbo.co.jp/press/pdf/080828ir_toueibussan.pdf
(8/28)


■トヨタ自動車
 新型燃料電池ハイブリッド車“トヨタFCHV-adv”のリース販売を開始

 トヨタ自動車は9月1日、新型燃料電池ハイブリッド車“トヨタFCHV-adv”を、
環境省へリース販売(限定)する。
 今回リース販売される同車は低温始動性や航続走行距離をより向上させ、今
年 6月に国土交通省より型式認証を取得した車両で、リース価格は月額84万円
(30ヵ月間リース、消費税込)となっている。環境省へのリース販売は、従来
型“トヨタFCHV”に引き続いての契約となり、同社では今後も政府関係のほか
地方自治体、エネルギー関連企業などにリース販売を行う計画。
 同社は燃料電池自動車の一般への普及に向け、リース先のさまざまな使用実
態から得られたデータを検証し、自社開発の高性能燃料電池“トヨタFCスタッ
ク”のさらなる耐久性向上や、一層のコスト低減などに貢献しうる研究開発を
着実に進めるとともに、国やエネルギー業界などの関係機関とも協力し、積極
的に取り組んでいく考え。
http://www.toyota.co.jp/jp/news/08/Aug/nt08_054.html
(8/29)


■独ダイムラー
 超小型車“スマート”にリチウムイオン電池を搭載

 独ダイムラーは、超小型車“スマート”で10年にリチウムイオン電池を搭載
した次世代型の電気自動車を実用化する計画を明らかにした。
 同社は小型で高出力のリチウムイオン電池を来年発売する高級車“メルセデ
ス・ベンツ”のハイブリッド車にも採用。環境技術で先行するトヨタ自動車な
ど日本メーカーに対抗する。
(9/4 日経)


■松下電器
 充電式ニッケル水素電池“充電式EVOLTA(エボルタ)”を新発売

 松下電器ナショナルウェルネスマーケティング本部は、くり返し使用回数が
業界 No.1の約1,200回を実現した充電式ニッケル水素電池“充電式EVOLTA(エ
ボルタ)”(単3形/単4形)を10月1日より発売する。今年度2,000万本の需要
を見込こむ。
 同製品は、ハイブリッド車のニッケル水素電池開発で培った同社独自の高信
頼性と高耐久性の技術を応用した充電式ニッケル水素電池。すでに発売してい
る乾電池“EVOLTA(エボルタ)”とあわせ、EVOLTAシリーズとして展開するこ
とで、多様化するニーズに対応すると共に、充電池と乾電池の使い分けを推奨
することで「経済性」と「地球環境への配慮」について両立を目指す提案を行
う。これにあわせ「急速充電器セット」や「サイズ変換スペーサー」、「 USB
ポート付モバイル電源【ポケパワー】」も同時発売する。同製品の主な特長は
以下の通り。
 (1) 新開発の「材料」(水素吸蔵合金の構成物質の分布を均一化することで
   材料劣化を防ぐ)、「構造」(新開発の超薄型差厚缶を採用し内容積を
   増やした)、「工法」(同社独自の表面処理加工技術で表面劣化を防ぎ、
   長期に渡って高い性能を維持)により、くり返し使用回数、業界No.1の
   約1,200回を実現
 (2) 新開発「水素吸蔵合金」など、新技術の採用で使用回数を重ねても 1回
   あたりの使用時間が10%長持ちする
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn080828-1/
jn080828-1.html
(8/28)


■産業総合研究所、日本学術振興会
 リチウムイオン電池用鉄系正極材をナノ微粒子化

 産業総合研究所と日本学術振興会(JPSS)は、カーボンを被覆したオリビン
構造のリン酸鉄リチウム(LiFePO4)超微粒子の合成に成功した。ナノメートル
オーダーまで微粒子化することにより、LiFePO4 の課題だったハイレート充放
電時の容量低下を抑えた。電気自動車用大型リチウムイオン 2次電池向けの正
極材として実用化を見込む。
(8/28 化学工業日報)


■宇部興産
 リチウムイオン電池向け電解液用炭酸ジメチルを増産

 宇部興産は高純度炭酸ジメチル(DMC)の生産能力を増強する。
 宇部ケミカル工場内の年3,500t能力の設備をデボトルにより同1万tにまで引
き上げる方針で、電池各社が攻勢を強めるリチウムイオン 2次電池向け電解液
需要に対応する。来年春の定期修理時にタンクなどを設置し、第一段階として
6,000tに引き上げ、その後に1万tとする。リチウムイオン 2次電池用電解液で
はデファクトスタンダードといわれる同社だが、電解液用 DMCの増強によりさ
らなる強化を図る一方で、外販も積極展開し、事業拡大に拍車をかけていく。
(9/2 化学工業日報)


■廣瀬製紙
 高分子ナノファイバー不織布を量産体制に

 廣瀬製紙(高知県土佐市)は、高分子ナノファイバー不織布の量産体制を整
えた。
 従来の不織布に比べ繊維サイズを縮小したもので、この開発により安全性を
向上させたセパレーターで、 2次電池用セパレーター分野への本格参入を狙う。
量産化に向けては、同社はすでに原反幅が従来比3倍の1,200mmと生産能力を高
めた製造装置を開発している。
(9/1 日刊工業)


■松村石油研究所
 流動パラフィンがリチウムイオン2次電池向けに高伸長

 松村石油研究所が、リチウムイオン2次電池(LiB)用セパレーター製造に使わ
れる流動パラフィンの販売を伸ばしている。
 07年度は LiB向けの販売が化粧品・トイレタリー向けを抜いて27%を占め、
最大用途に成長した。湿式法で製造される LiB用セパレーター向けに使われる
もので、同法によりセパレーターを生産している旭化成ケミカスルズと東燃化
学が増産に乗り出しているため、需要が高まっている。
 今期も LiB向け需要が牽引して、流動パラフィンとその連産品のスルフォネ
ートを含む素材部門の売り上げで、前期比11%増の37億円を見込んでいる。09
年2月には千葉工場(市原市五井)で手直し増強を行い、生産能力を3割引き上
げる方針。
(9/2 化学工業日報)


■セーレン
 遮熱効果のある屋根下地材を開発

 セーレンは、遮熱効果のある屋根下地材“ルーフラミテクトRX”を発売した。
 太陽光で熱せられた屋根の放射熱を防ぐ。普及している屋根下地材のアスフ
ァルトルーフィングと比べると、夏の場合で野地板裏面の温度を約 6℃低くで
きる。価格は1m2あたり約920円。初年度は5,000万円の売り上げを目指す。
 “ルーフラミテクトRX”は 5層構造で、遮熱・防滑層に赤外線を反射するセ
ラミックスを練り込み遮熱効果を高めた。
(8/28 日刊工業)


■三菱樹脂
 コンクリート補強用PP繊維の輸入販売を開始

 三菱樹脂は、コンクリート補強用PP繊維“フォルタフェロー”の輸入販売を
開始する。
 同樹脂は、金網や鉄筋などの金属系補強材と同等レベルの補強効果を持つほ
か、スラブのコンクリート誘発目地材を減らすことも可能で、目地部材費用や
工事費の削減につながる。日本国内の道路や商業施設・工場のスラブ、滑走路、
コンクリート 2次製品、トンネルのライニングやダム法面拭き付け工など、金
属系補強材が使用されている用途をターゲットに拡販を進め、3年後に3億円の
販売を目指す。
(8/29 化学工業日報)


■和光堂
 新ブランドステートメントを制定

 和光堂は、創業から 100年を迎え新たにブランドステートメント「ずっと、
赤ちゃん品質」を制定した。今後、WAKODOのコーポレートロゴと共に、このブ
ランドステートメントを展開していく。
 今回のブランドステートメントには、これまで同社がユーザーに約束してき
たもっとも大切な価値が「品質」であり、これからもずっとこの「品質」を約
束していくという決意を込めた。同社では今後もユーザーから信頼される「品
質」の和光堂ブランドを目指し、事業に取り組むとしている。
http://www.wakodo.co.jp/company/release/20080901_bland_statement.html
(9/1)


■東レ
 「CSRレポート2008」を発行

 東レは「CSRレポート2008」を発行し、同社ホームページ上で公開した。
 同レポートでは日本を含む21ヵ国・地域に拠点を置く同社のグローバルな事
業展開を紹介する「東レグループの事業活動」や、「ハイライト」の項目では
「気候変動への取組み」でCFRP(炭素繊維複合材料)を、「水資源の取組み」
で膜技術を、「グローバル人材育成への取組み」では世界的に展開される同社
の人材育成をそれぞれ紹介している。また「CSRガイドライン」の項目では、
「基本姿勢並びに企業統治と経営の透明性の強化」「企業理念と法令遵守の推
進・徹底」「安全・防災・環境保全の重視」など10のカテゴリに分けて詳しく
解説している。
http://www.toray.co.jp/csr/download/index.html
(8/29)


■旭化成
 「アニュアルレポート2008」を発行

 旭化成は、「アニュアルレポート2008」を発行し、同社ホームページ上で公
開した。
 同レポートでは「蛭田史郎社長が語る『Growth Action-2010』」として、蛭
田史郎表取締役社長自らが同社の中期経営計画「Growth Action-2010」の施策
をケミカルズ、ホームズ、ファーマ、せんい、エレクトロニクス、建材の各セ
グメント別に説明しているほか、それぞれのセグメント概況が詳しく紹介され
ている。そのほか、コーポレート・ガバナンスやCSR、また「財務セクション」
の章では「11カ年の主要連結財務データ」を示したうえで、「同社グループの
財政状態及び経営成績についての経営陣による検討及び分析」を展開している。
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/ir/presentation/annual/p_annual/08jp.pdf
(9/3)


■富士経済
 2012年までの粘着テープ・フィルム市場を予測

 富士経済は、粘着テープ・フィルムの市場予測をまとめた。
 それによると、国内市場は年率3.6%で成長し、12年には約9,336億円の市場
となる見通し。牽引役は同 8.4%増のエレクトロニクス分野で、とくに光学用
プロテクトフィルム(年率11.1%増)と太陽電池封止フィルム(同10.6%増)
が大きく伸びる。
 また自動車分野も、同 4.7%と安定した需要拡大が続く。各製品とも堅調に
推移するが、自動車部品のリサイクル処理の作業性を高める不織布両面テープ
(同10.3%増)の伸びが目立つ。
(9/2 化学工業日報)


■リブドゥコーポレーション
 仙台営業所を移転、ほか

 リブドゥコーポレーション仙台営業所は、下記の住所に事務所を移転し、 9
月1日より業務を開始している。
 また、同社は 9月25・26日の両日、東京国際フォーラムにて開催される「第
30回日本手術医学会総会 機器展示会」、および10月10・11日の両日、アステ
ィとくしまにて開催される「第22回日本手術看護学会年次大会 併設展示会」
にそれぞれ出展する。
 [仙台営業所・新住所]
 〒980-0014 仙台市青葉区本町1-12-30 太陽生命仙台駅北ビル6F
 TEL 022-217-1642(代)、022-217-1643(ヘルスケア営業部) 
 FAX 022-217-1644
 http://www.livedo.jp/infoall/080901info.pdf
 http://www.livedo.jp/index.shtml
 (9/1)
 

■阿波製紙
 人事異動を発表

 阿波製紙は9月1日付で、下記の通り人事異動を行った。
 執行役員技術部長 松下忠男氏(旧執行役員AWS出向(副総経理)、徳島事業
部長 山中圭二氏(旧徳島事業部長兼技術部長)
http://www.awapaper.co.jp/company/news115.html
(9/1)

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■米国
 ブラジル不織布メーカーが進出

 ブラジルの不織布メーカーCompanhia Providencia が、米国へ生産拠点設置
を視野に入れて子会社を設立した。
 計画では総額1億2,000万ドルを投じ、2ラインで年産 4万t規模のスパンボン
ド設備を導入する。第 1ラインは09年7月、第2ラインは10年上半期中の稼動を
予定している。
(9/2 化学工業日報)


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ユニ・チャーム
 夜用キッズパンツ“オヤスミマン”をデザイン改良新発売

 ユニ・チャームは、ウォルト・ディズニー・ジャパンディズニー・コンシュ
ーマ・プロダクツとのライセンス契約により、子どものこころの成長に合わせ
てデザインを改良した夜用キッズパンツ“オヤスミマン”(男の子/女の子)
を、10月7日から全国にて発売する。
 昼間のオムツを卒業した子どものおねしょ対策に、吸収力がある下着のよう
なパンツ型紙オムツを発売するもの。パッケージも含めて、下着のようなデザ
インに改良し、「赤ちゃん用のオムツははきたくない」という子どものこころ
の成長に合わせた。さらに、幼児期のおねしょに関する正しい情報を提供する
「キッズとママのhappyおやすみサイト」(http://www.oyasumiman.jp/)を10
月7日より開設する。商品の主な特長は以下の通り。
 (1) オムツとは違う下着のようなドット柄を採用し、より下着らしいデザイ
   ンに。男の子には「カーズ」、女の子には「ディズニープリンセス」を
   おしゃれにデザインし、お兄ちゃん・お姉ちゃんになったという自尊心
   を傷つけず、すすんではきたくなるデザインに仕上げた
 (2) 紙オムツに見えないパッケージデザインの採用で、子どもの自尊心を傷
   つけず購入し、持ち歩ける 
 (3) おねしょ専用パワフル吸収体の採用で、量が増えてくるこの時期の子ど
   ものおしっこをしっかり吸収してもらさず、安心して眠れる
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(8/28)


■ユニ・チャーム
 フラワーデザイン入り・全4色“ウェーブ 立体フロアワイパー”を数量限定
発売

 ユニ・チャームはリビング用シートクリーナー「ウェーブ」シリーズの“ウ
ェーブ 立体フロアワイパー”(フロアタイプ)から、フラワーデザイン入り・
全4色を10月21日より数量限定で新発売する。
 キレイに簡単に掃除ができる便利な掃除用品として人気のリビング用シート
クリーナー「ウェーブ」シリーズに、今回、本体ヘッド部分にフラワーデザイ
ンの入った全 4色を年末の大掃除シーズンに先駆け、数量限定新発売する。商
品の主な特長は以下の通り。
 (1) 本体ヘッド部分にかわいい花柄が入ったデザインで、掃除に楽しさを演
   出する
 (2) ピンク・パープル・イエロー・グリーンの全 4色のなかから、お気に入
   りのデザインを選ぶことができる
 (3) 「立体ファイバー」が小さなハウスダストからパンくずや砂つぶなど大
   きめのゴミまでからめ取る
 (4) やわらかい素材を使用した「フィットグリップ」で握りやすく、壁に立
   てかけても倒れにくい
 (5) リビングに置いてもお部屋になじみやすい、おしゃれでスタイリッシュ
   なスケルトンタイプのデザイン
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(9/4)


■花王
 生理用ナプキン“ロリエエフ”シリーズを刷新

 花王は、生理用ナプキン“ロリエエフ”シリーズの表面材の大改良とともに
新アイテム2品を追加し、9月20日より全国で発売する。
 04年の発売以来初めて、同シリーズすべてのラインナップの表面材を改良し
た。新開発の表面材「新・超吸収Fファイバー」の採用により、女性の生理時
における肌の不快感を軽減する効果が高まった。
 また、新イメージキャラクターに同シリーズがターゲットとする女性に共感
が高い、知花くららさんを起用する。商品の主な特長は以下の通り。
 “ロリエエフ”(〈新〉軽い日用 17cm/ふつうの昼〜軽い日用 20.5cm/多
 い昼〜ふつうの日用 羽なし・羽つき 22.5cm/多い夜用 羽つき 30cm/特に
 多い夜用 羽つき 34cm/〈新〉特に多い夜用 羽つき 40cm)
 (1) 新・超吸収Fファイバーにより、経血の引き込み力アップでムレ・ヌレ
   感がさらに低減したのに加え、肌との接触面積も低減しこすれ感もさら
   に低減。肌ストレスフリー性能がアップした
 (2) 新アイテム「軽い日用 17cm」「特に多い夜用 40cm」の2品追加によ
   り、生理期間を通してニーズに対応する
 (3) 広がる品揃えの中で、夜用パッケージの色を変更し、目的のものを選び
   やすくした
http://www.kao.co.jp/corp/news/2008/3/n20080901-01hhc.html
(9/1)


■ニチバン
 かかとの保湿・保護専用ばんそうこう“ひびわれ保護バンTM”かかと用を新
発売

 ニチバンは、かかとをすっぽり包む独自の形状でひびわれやあかぎれのかか
とを保湿し、痛みを予防する専用ばんそうこう“ひびわれ保護バンTM”かかと
用を、9月24日より全国にて新発売する。
 同製品は、冬場のひびわれやあかぎれでガサガサになったかかと全体を、同
社独自のヒールラップ形状で包み込むように覆う、かかと専用のばんそうこう。
貼ることで角質のひびわれを物理的に閉じ、亀裂が入って痛くなるのを予防す
る。24時間貼付できてはがれにくく、日中の痛みも防いでクリームのように塗
り直しの必要もない。商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 貼るだけでひびわれ、あかぎれを24時間ケア
 (2) 新開発のビタミンE 配合の粘着剤で、はがれにくくべたつかず、歩きや
   すい
 (3) しなやかな不織布とウレタン防水フィルムの2層構造の基材がかかとを
   クッションのようにやさしく包み込み、痛みや衝撃を緩和
 (4) しっかり保湿することで原因となる角質をふやかし、除去しやすくする
 (5) 肌色で目立たず、ストッキングにもひっかかりにくい
http://www.nichiban.co.jp/news/08-09/01.html
(9/3)


■河野製紙
 やわらかい携帯トイレ紙を発売

 河野製紙(高知市)ではこのほど、やわらかい感触の携帯用トイレットペー
パー、“保湿トイレットお出かけ用3枚重ね3個パック”を発売した。
 1枚目と3枚目を薄くすることで肌触りを良くし、真ん中の 2枚目を厚くする
ことで吸水性を高めた。ふんわりと肌にやさしく、しっかりふける。天然保湿
成分を加えており、肌への刺激をやわらげる。3個パック(10組×3個)で参考
価格は158円。子供向けポケットティッシュもある。
(9/5 日経MJ)


┏☆ 催  事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■情報機構
 ポリ乳酸のセルロース複合、ナノファイバーに関するセミナーを開催

 情報機構では9月17日、東京でポリ乳酸とセルロース複合、ナノファイバーに
関するセミナーを開催する。

 「ポリ乳酸の基本特性と高機能化、複合化、ナノファイバー化技術」
 日 時:2008年9月17日(水) 10:30-16:00
 会 場:東京・浜松町 おいしさ科学館8階ホール
 受講料:1名44,100円(税込、資料・昼食付)
   (1社2名以上同時申込の場合、1名につき33,600円)
   (学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引)

 [講師および講演題目]
 第一部(10:30-12:00)
 「ポリ乳酸の高性能・高機能化技術最前線」京都工芸繊維大学 望月政嗣(元
  ユニチカ)
 1.ポリ乳酸の基本特性―なぜ、ポリ乳酸がベストの選択なのか?
 2.ポリ乳酸の高性能化と高機能化
 3.ポリ乳酸の汎用プラスチックとしての可能性
 4.今後の課題……コスト、性能、成形加工性

 第二部(12:45-14:15)
 「ポリ乳酸とセルロースの複合化技術」倉敷芸術科学大学 岡田賢治
 1.バイオベースポリマー
  セルロース系バイオマスへの期待/国内市場動向
 2.セルロースの繊維構造
  セルロースミクロフィブリル構造/セルロースの高次構造
 3.マクロコンポジット
 4.ミクロコンポジット
  新しいセルロース誘導体/誘導体の製造法/ポリ乳酸との複合効果(耐熱性・
  結晶化時間向上の効果)

 第三部(14:30〜16:00)
 「ポリ乳酸のナノファイバー化技術」大阪大学 宇山 浩(元 花王)
 1.電界紡糸
 2.電界紡糸によるポリ乳酸ナノファイバーの作製
 3.ポリ乳酸ナノファイバーの応用
  生分解性評価システム/バイオマスプラスチックとの複合化
 4.ナノファイバーのバイオマテリアルへの応用
http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC080963.php
(9/4)

┏☆ 発  行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
      http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521  FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
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NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.314
━━☆No.314☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆              NONWOVENS  REVIEW  On-Line
□■□              http://nonwovens-review.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2008.09.15☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

不織布に関する最新の情報を、本誌購読者およびクライアントの皆様にいち早
くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<国内ニュース>
■富士経済/燃料電池関連市場調査を実施
■繊維評価技術協議会/光触媒抗菌加工SEKマーク2社製品対象に初認証
■ナイロン原料カプロラクタム/中国の需要減退で市況に変化
■旭化成せんい/PETケミカルリサイクル事業モデル確立へ繊維生産を拡充
■日清紡/「アニュアル・レポート2008」を発行
■旭化成せんい/せんい先端技術センターが開所
■川島織物セルコン/カーボンオフセットタイルカーペットが好評

<海外ニュース>
■プロヴィデンシア社(ブラジル)
 第2四半期売上が26%以上増加して1億2,740万レアル、収益が前年の赤字か
ら1,380万レアルに増加 ほか

<製品開発>
■ユニ・チャーム/“超立体マスク”「かぜ用」を改良、「女性用」を新発売
■小林製薬/“ピンクの熱さまシート こども用・大人用”を新発売
■小林製薬/“のどぬ〜る ぬれマスク”に新2アイテム発売、ほか
■住友3M/痰エチケット用に病院仕様のマスクを発売
■住友3M/吸収性が綿の3倍セルロース製台所ふきんを発売

<催  事>
■ティシュ・ワールド・アジア2008/11月19〜21日に中国・インテックス上海
 で開催
■日本不織布協会/「ANNA講演会」を10月27日に東京で開催


┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■富士経済
 燃料電池関連市場調査を実施

 富士経済は普及の促進が期待される国内の燃料電池関連市場ついて、国内の
業務用/産業用、家庭用、自動車用、マイクロFC、ポータブル用の5分野の調査
を実施し、その結果を報告書「2008年版 燃料電池関連技術・市場の将来展望 
上巻」にまとめた。
 同報告書は燃料電池システムを中心に、構成機器、補機類、評価・解析シス
テムなど関連機器も調査対象に加え、現状分析・将来予測、技術開発などを市
場動向として報告している。それによると、09年度の家庭用燃料電池システム
およびマイクロFCの市販化が注目されるが、市場には先行する有力な競合製品
が多く、燃料電池市場の成長には時間がかかると見られるという。
 20年度の市場は、全体で1兆2,069億円の市場(07年比302倍)を形成すると予
測され、とくに注目される分野として「家庭用SOFC(固体酸化物形燃料電池)」
「自動車用PEFC(固体高分子形燃料電池)」「携帯電話用DMFC(ダイレクトメ
タノール形燃料電池)」がある。各用途別市場動向は以下の通り。
 (1) 業務用・産業用市場(20年度予測 282億円、07年比度43.7倍);現在は
   PAFC(リン酸形燃料電池)が製品化でリードし導入実績が上回っている
   が、将来的にはPEFC(固体高分子形燃料電池)やSOFC(固体酸化物形燃
   料電池)が小型業務用として普及すると予測される
 (2) 家庭用燃料電池(同 2,575億円、同77.3倍);大規模実証事業の実施に
   よりPEFCの設置が進み、出荷台数が圧倒的に多い。09年度からの市販化
   が決定し、現在は「商用化初期のテイクオフ」を検討中。今後3年ごと
   の新型開発で技術レベルを上げ、15年度から普及が本格化すると予測さ
   れる
 (3) 自動車用市場(同9,000億円、同1,800倍);燃料電池車(FCV)は自動車
   メーカーを中心に多くの部材メーカーの共同開発とインフラ整備が必要
   であり、国内産業の多方面の力を結集しなければならない。業界では環
   境問題と石油枯渇に関心が注がれ、30年ごろのオイルピーク説を前提に
   自動車の省エネ技術開発を進めるべく、各社とも FCVを「究極技術の有
   力候補」と位置づけ、取り組みを続けている
 (4) マイクロFC市場(同145億円、同14,500倍);マイクロFCは出力100mW〜
   数 10Wクラスの燃料電池でDMFCとPEFCがあるが、小型化に適したDMFCが
   主流となっており、携帯機器への採用を目指して開発が進められている。
   1Wクラスの小型品はDMFCが主流になると予測される
http://www.group.fuji-keizai.co.jp/press/pdf/080908_08067.pdf
(9/8)


■三菱重工業
 汎用タイプの燃料電池式フォークリフトを開発

 三菱重工業は、日本輸送機(ニチユ)、JFEコンテイナーと共同で、汎用タイ
プの燃料電池式フォークリフトを開発、2010年代初頭の市場投入を目指して詰
めの実証試験を開始する。
 燃料電池への水素供給に、 JFEコンテイナーが世界で初めて開発した持ち運
び可能なカセット式供給ユニットを採用し、水素ステーションなどの大規模な
インフラ整備が不要で、小規模ユーザーが導入する際にも障害がないのが特長
となっている。カセット式水素供給システムを採用した燃料電池式フォークリ
フトの開発は、環境省の地球温暖化対策技術開発事業の一環として、早稲田大
学が推進した「本庄・早稲田地域での G水素社会の構築」プロジェクトの下で
05年から取り組み、三菱重工業は汎用タイプの燃料電池搭載に適した安全かつ
経済的な車両システムを、 JFEコンテイナーは安価なカセット式水素供給ユニ
ットの開発をそれぞれ担当した。すでに使用環境の異なる 3カ所での実証試験
を行い実用化の目途をつけており、今後、環境省の補助事業「カセット式FCフ
ォークリフトの市場導入に向けた実証試験及び技術開発」の下、市場導入に向
けた仕上げの検証に入る。
 同製品では早期の市場投入に向けたコスト削減をはかるため、現行のバッテ
リーフォークリフトの鉛バッテリーに対応する汎用タイプの燃料電池ユニット
を、ニチユのバッテリーフォークリフトに搭載。三菱重工業と共同で車体の制
御システムや安全性の検証、フォークリフト特有の使用環境への最適化に取り
組んだ。
http://www.mhi.co.jp/news/story/0809084736.html
(9/8)


■繊維評価技術協議会
 光触媒抗菌加工SEKマーク2社製品対象に初認証

 繊維評価技術協議会は5日、繊維製品の「光触媒抗菌加工SEKマーク」の認証
で、初めて許諾を決定したと発表した。
  8月28日に実施された認証判定委員会で、初めて申請のあった東海染工と福
井カーテンレース産業の 2社の対象製品と使用される加工剤をそれぞれ新規登
録した。
 今回、新規登録されたのは、東海染工が生地・衣料品・寝装品・インテリア
製品・ディスポ製品で、加工剤が豊田通商の“V-CAT VCT-01SD”、福井カーテ
ンレース産業はインテリア製品で、加工剤がガイアおよび廣瀬又一の“ガイア
クリーン GCT-2”
(9/8 化学工業日報)


■ナイロン原料カプロラクタム
 中国の需要減退で市況に変化

 カプロラクタム(CPL)をめぐる市場動向が変化してきた。この間、2ケタ成長
を続けてきた中国のナイロン需要が減退、CPLに先安観が広がっているという。
 秋に掛けてのこの次期は不需要期ではあるが、元高やコスト増など中国経済
が変化してきたこと、さらに北京オリンピックにともなう物流の停滞も大きい。
市場は敏感に反応、スポットでは安値品も現れた。一方、欧州ではさらに自体
は深刻で、消費量が激減している。需要タイトからフル販売を続けてきた CPL
各社だが、減産が囁かれるなど潮目が変わってきた。
(9/8 化学工業日報)


■旭化成せんい
 PETケミカルリサイクル事業モデル確立へ繊維生産を拡充

 旭化成せんいは、ポリエステル繊維製品や PETボトルを回収し、ケミカルリ
サイクルを行うシステムのモデル構築を目指す。
 今春には、ケミカルリサイクルによるポリエステル長繊維の製造を最大で年
4,500tまでできる体制を整えたほか、今秋は旭化成グループの旭化成商事が産
業廃棄物の広域認定を取得する予定など、拡大に向けた効率的なシステムを確
立する方針。また、欧米アパレルメーカーからもリサイクルに関するオファー
が来ていることもあり、海外との取り組みも検討していく。
 同社は、宮崎県延岡市でポリエステル長繊維を年間 8,000〜9,000t生産して
おり、このうちケミカルリサイクルされたポリエステル長繊維“エコセンサー”
(商品名)は、同3,000〜4,000t。今年4月にはボトルネックを解消し、最大で
年4500tまで生産できる体制を構築した。
(9/8 化学工業日報)


■日清紡
 「アニュアル・レポート2008」を発行

 日清紡は、同社ホームページ上に「アニュアル・レポート2008」(和・英)
を掲載した。
 同レポートでは、09年 4月に持株会社へと移行する同社が目指す成果につい
て聞いた岩下俊士代表取締役社長へのインタビューのほか、特集では環境ビジ
ネスを取り上げ、環境カンパニーへとシフトする同社の中核事業として、太陽
電池製造設備やバイオマスプラスチックに不可欠な高機能性樹脂素材“カルボ
ジライト”、また燃料電池セパレータなどを紹介している。そのほか、同社の
 CSR活動や各事業別概況、財務報告などが収められている。
http://www.nisshinbo.co.jp/ir/pdf/2008/ar2008j.pdf
(9/10)


■旭化成せんい
 せんい先端技術センターが開所

 旭化成せんいは11日、今年 6月に完成した滋賀県守山市の研究開発拠点「せ
んい先端技術センター」の開所式を10日に実施したと発表した。
 今年1月に着工し、6月に完成した同センターへの投資額は約20億円。総面積
は約1万m2で、約60人の研究開発人員でスタートする。
 滋賀県守山市と大阪府高槻市の研究開発機能を新研究所へ集約、充実・高度
化を図り、新規事業創出に向けた研究開発を加速させる。
(9/12 化学工業日報)


■川島織物セルコン
 カーボンオフセットタイルカーペットが好評

 インテリア大手の川島織物セルコンは、 CO2排出枠を付けたタイルカーペッ
トを4月から発売し、好評を得ている。8月のタイルカーペットの売上高は 4月
に比べ倍増した。
 同社では今年 3月にインドの風力発電事業で発生した CO2排出枠を三井住友
銀行を通じて1,000t購入、商品の製造段階などで発生する CO2を、海外調達し
た CO2の排出枠で相殺するカーボンオフセットを業界で初めて導入、 CSRに敏
感な企業からの引き合いが相次いでいる。2年後には現在の1.5倍となる年間30
億円の売り上げを目標としている。
 同社では以前より環境配慮型の商品開発に取り組み、タイルカーペットの塩
ビバッキング層の循環型リサイクルシステムを構築、従来品より CO2排出量を
約11%削減、リサイクル率を重量で43%以上とした業界最高水準のタイルカー
ペットを商品化している。将来的にはすべて素材を再生素材に切り替えたい方
針であるが、製造段階などで排出される CO2のゼロ化まではまだ達成できてい
ないため、排出される CO2の一部を、温室効果ガス排出権の購入によりオフセ
ット(打ち消す)して、従来のリサイクルと組み合わせて対象商品の CO2総排
出量を半減させるもの。今後発売予定の環境対応型製品にも適用を順次拡大す
る。なおこの排出権は同社が費用を負担し、該当商品の販売数量に基づき日本
政府に無償譲渡していく。
(9/12 日経産業)


┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■プロヴィデンシア社(米国)
 米国にスパンメルト工場を建設計画

■アールストローム社(フィンランド)
 2008年第2四半期収益減を報告

■アメリカン・ノンウーヴンズ社(米国)
 投資会社、グレーストーン・プライベート・エクィティ社が、競売で取得し
たアメリカン社不織布生産設備を売却

■フィベルドゥク社(スウェーデン)
 3年連続の赤字決算後、倒産

■アールストローム社(フィンランド)
 アールストローム社のジャン・ラング新最高経営責任者(CEO)の選任は好感
視されるも、最近の業績低迷に懸念

■アヴァンガルド社(ロシア)
 スパンレースラインを増設

■ファイバーウェブ社(英国)
 2008年上半期売上が前年同期比約10%増の2億6,000万ポンド、営業利益がリ
ストラ費用およびその他臨時支出を除外して38%増の880万ポンドに

■プロヴィデンシア社(ブラジル)
 第2四半期売上が26%以上増加して1億2,740万レアル、収益が前年の赤字か
ら1,380万レアルに増加

■コヴィディエン社(欧州)
 欧州の失禁製品加工事業の買収で4,100万ドルの支出があったことを第3四半
期の会計報告書の中で報告

■欧州
 モノマー価格が8%以上増加後、8月にポリプロピレン価格が 6%以上増加。
ポリエステル、レーヨン価格は安定


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ユニ・チャーム
 “超立体マスク”「かぜ用」を改良、「女性用」を新発売

 ユニ・チャームは、03年の発売当初よりユーザーから高い支持を得ている、
“ユニ・チャーム 超立体マスク”シリーズから、新商品として女性らしいピ
ンク色のカラーマスク“超立体マスク 女性用”と、さらに“超立体マスク か
ぜ用”を改良して10月 3日より全国にて新発売する。各商品の主な特長は以下
の通り。
 “超立体マスク 女性用”(やや小さめ/ふつう)
 (1) 女性らしい「やさしいピンク色」を採用
 (2) 新発明「超息ラクフィルター」を搭載し、飛沫ウイルスの侵入をしっか
   りブロックするのに、長時間装用しても息苦しくない
 (3) 鼻部分についている「ノーズフィット」は自由に変形できて、スキマの
   できやすい鼻部分にもしっかりフィット
 (4) 高密度の不織布シート製で、飛沫ウイルスの侵入をしっかりバリア
 (5) 鼻、頬、顎にフィットする立体型で、スキマからの飛沫ウイルスの侵入
   もしっかりブロック
 (6) 口元に空間ができるため、息がしやすくてしゃべりやすく、口紅うつり
   もない
 (7) 使い切りタイプで衛生的。日本製

 “超立体マスク かぜ用” (やや小さめ/ふつう/やや大きめ)
 (1) 同社独自の不織布加工技術で「超息ラクフィルター」を新発明。高いバ
   リア性を維持しながら通気性を改善し、約 3ミクロンの飛沫ウイルスも
   しっかりブロックしながら、長時間装用しても息苦しくない
 (2) 新採用「ノーズフィット」でスキマのできやすい鼻部分もしっかりフィ
   ット
 (3)  3層の不織布を張り合わせた構造で、飛沫ウイルスの侵入をしっかり遮
   断する 
 (4) 鼻、頬、顎にフィットする立体型で、飛沫ウイルスのすきまからの侵入
   もしっかりブロック
 (5) 立体構造で口元に保湿空間ができ、のどの乾燥を防いで、しっかり潤す 
 (6) 口元に空間ができるので、息がしやすくてしゃべりやすく、口紅うつり
   もない
 (7) やや小さめ・ふつう・やや大きめの3種類があり、自分に合ったサイズ
   を選べる
 (8) 使い切りタイプで衛生的。日本製
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(9/11)

 
■小林製薬
 “ピンクの熱さまシート こども用・大人用”を新発売

 小林製薬は、冷却ジェルシート“熱さまシート”に“ピンクの熱さまシート
 こども用・大人用”(6枚入、12枚入) をアイテム追加し、9月10日より全国で
発売する。
 今回、冷却ジェルシートの機能性はそのままに、女性や子どもに人気のピン
ク色を冷却ジェルのカラーに採用した。「かわいらしい」という情緒的な価値
を付加した同製品を発売することでユーザーの満足感を高めると同時に、同ブ
ランドのさらなる売上拡大を目指す。商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 冷却ジェルのカラーに、女性や子どもに人気のピンク色を採用
 (2) 家族の急な発熱にそのまますぐに使える
 (3) ピタッとおでこに密着するので、寝返りを打ってもズレ落ちない
 (4) 冷感ツブ配合で、冷たさがあとからじわじわと効いて冷感を長く保つ 
 (5) 冷却効果は1枚で約8時間持続 
 (6) 「こども用」は子供の額に、「大人用」は大人の額にそれぞれ適した大
   きさ・冷感に仕上げた 
 (7) 肌にやさしい弱酸性シート
http://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/0903/index.html
(9/10)


■小林製薬
 “のどぬ〜る ぬれマスク”に新2アイテム発売、ほか

 小林製薬は、ぬれフィルター付きマスク“のどぬ〜る ぬれマスク”に新ア
イテムの「立体タイプ やや小さめサイズ」ならびにメントール配合のぬれフ
ィルター付き“のどぬ〜る ぬれマスク 鼻にスーっと”に加え、“のどぬ〜る
 ぬれマスク 就寝用”“のどぬ〜る ぬれマスク 立体タイプ”の 2アイテムを
リニューアルし、ともに9月10日より全国で新発売する。
 各商品とも共通で高密度のウィルスカット不織布をマスク生地に使用し、空
気中のウィルス飛沫を99%カットする。そのほか、各商品の主な特長は以下の
通り。
 “のどぬ〜る ぬれマスク立体タイプ” 「普通サイズ(リニューアル)/やや
  小さめサイズ(新発売)」 (ともに無香/ハーブの香り)
 (1) 「やや小さめサイズ」は、従来品より幅、高さともに 1cmずつ小さめに
   設計しており、使用者の顔の大きさによって選べる
 (2) 口元に空間があり、会話がしやすい立体形状
 (3) のどにやさしい「ハーブの香り」と「無香」の2アイテムを用意

 “のどぬ〜る ぬれマスク 鼻にスーっと”
 (1) 鼻にスーっとするメントールを配合し、ぬれフィルターのスチーム効果
   でのどをうるおす
 (2) 会話がしやすいよう口元に空間をもたせた立体タイプ

 “のどぬ〜る ぬれマスク 就寝用”(リニューアル)
 (1) 素材を変更し、さらにマスクポケットの角を丸くすることで、肌ざわり
   の良さをアップ
 (2) ぬれフィルターは鼻あき形状で、就寝時も楽に呼吸ができる
 (3) のどにやさしい「ハーブの香り」と「無香」の2アイテム
http://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/0905/index.html
http://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/0907/index.html
(9/10)


■住友3M
 痰エチケット用に病院仕様のマスクを発売

 住友スリーエムは花粉対策や風邪をひいた際の“咳エチケット”用として、
米食品医薬品局(FDA)のサージカルマスク(外科手術用マスク)ガイドライン
に基づいて開発した“<ネクスケア>マスク プロ仕様”を発売した。
 緻密な不織布構造と静電気により外からの花粉、ウイルス飛末を PFE(微粒
子捕集効率)95%で侵入をカットするとともに、着用者の咳・くしゃみに含ま
れるウイルスをBFE(細菌捕集効率)99%で拡散を低減する。初年度3億円が販
売目標。
(9/8 化学工業日報)


■住友3M
 吸収性が綿の3倍セルロース製台所ふきんを発売

 住友スリーエムは素材にセルロースを使った台所用ふきん「スコッチ・ブラ
イト セルローススクラブ クロス」を21日に発売する。
 通常の綿製ふきんに比べて吸収性が約 3倍高いという。スーパーやホームセ
ンターなどを通じて売り出し、年内に2億円の売上高を目指す。
 新しいふきんは、自らの重さに対して対して約12倍の水分を吸収する性能を
持つ。通常の綿製品は約4倍なので、吸収性は約3倍高い。汚れをかきとるため、
片面にポリプロピレン製の不織布を組み合わせた。 6色あり、同色の2枚1組で
販売する。価格はオープンだが店頭実勢は398円程度になる見通し。
(9/11日経産業)


┏☆ 催  事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ティシュ・ワールド・アジア2008
 11月19〜21日に中国・インテックス上海で開催

 「ティシュ・ワールド・アジア(Tissue World Asia) 2008」が11月19〜21
日の3日間、中国・上海のインテックス上海において開催される。
 同展示会は薄紙分野の最新機器、化学製品、情報・サービスなどが世界中か
ら集まり、開催期間中は多数のセミナーやコンファレンスも行われる。日本か
らは川之江造機、理研グリーンなどが出展予定。
http://www.tissueworld.com/asia/


■日本不織布協会
 「ANNA講演会」を10月27日に東京で開催

 日本不織布協会(ANNA)は「ANNA講演会」を10月27日に東京都千代田区の総
評会館で開催する。
 今回は会場を東京に移し、世界的な流行が懸念される新型インフルエンザ、
環境配慮型の新しい人工皮革、さらに自動車における環境技術と燃料電池車に
関するテーマを取り上げる。当日の講演内容は以下の通り。
  (1)「新型インフルエンザとその感染予防」森兼啓太氏(国立感染症研究所
    感染情報センター主任研究員)
  (2)「環境配慮型・新規人工皮革“ティレニーナ”」田中紀行氏(潟Nラレ
    繊維カンパニークラリーノ事業部加工開発グループリーダー) 
  (3)「トヨタ自動車における環境技術と燃料電池車の開発」高橋剛氏(トヨ
    タ自動車梶@FC開発本部FC技術部企画総括室長)
 [問合せ先]
 日本不織布協会 事務局
 TEL 06-6233-0842


┏☆ 発  行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.315
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不織布に関する最新の情報を、本誌購読者およびクライアントの皆様にいち早
くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<国内ニュース>
■東レ/アラビア湾沿岸4ヵ所の海水淡水化プラントで受注
■ユニチカ/活性炭繊維事業で攻勢
■ユニチカ/水処理装置を拡販
■日立プラントテクノロジー/UAEで水処理事業を開始
■クラレ/酢酸ビニルモノマー(VAM)の増産を計画
■トヨタ紡織/中国・広州地区でシートを増産
■旭化成/「知的財産報告書 2008年3月期」を発刊
■三菱レイヨン/「三菱レイヨングループ CSR報告書2008」発行
■住友精化/人事異動を発表
■東亜機工/「竹綿」抽出プラントを開発
■日衛連/「日衛連ニュース 63号」を発行
■ユニ・チャーム/乳がんに対する啓蒙「ピンクリボン活動」を実施

<製品開発>
■東レ/“トレシー 毛穴すっきり洗顔クロス”を新発売

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■東レ
 アラビア湾沿岸4ヵ所の海水淡水化プラントで受注

 東レは海水淡水化用の逆浸透(RO)膜事業で、アラビア湾(ペルシア湾)沿岸の
 4ヵ所の海水淡水化プラント向けに、相次いでRO膜を受注した。合計造水量は
33.2万m3/日で、いずれも今年度以降の稼働開始を予定。
 今回受注したのは、「フジャイラU海水淡水化プラント」(アラブ首長国連
邦、09年稼働予定、造水量;13.6万m3/日)、「シュウェーク海水淡水化プラン
ト」(クウェート、10年稼働予定、造水量 13.6万m3/日)、「パール海水淡水化
プラント」 (カタール、08年稼働予定、造水量 3.5万m3/日)、「クァルン・ア
ラム海水淡水化プラント」 (オマーン、08年稼働予定、造水量 2.5万m3/日)。
いずれもアラビア湾沿岸にあり、高濃度の海水(サウジアラビア西方の紅海側
の1.3倍)、35℃以上の高温、高濁質の内陸海水など、海水淡水化の技術として
はより難易度が高い地域とされ、これまでRO法の採用がきわめて少ない地域だ
った。同社はこの地域ですでにROを納入しており、これらの苛酷な海水域での
実績が評価され、今回の連続受注が実現した。
 また、同社の海水淡水化分野における造水量換算の累積受注実績は280万m3
/日を超え、同分野でのトップシェアとなった。この造水量はおよそ1,200万人
分の生活用水に相当する水量。
http://www.toray.co.jp/news/water/nr080918.html
(9/18)


■ユニチカ
 活性炭繊維事業で攻勢

 ユニチカは活性炭繊維“アドール”の事業で攻勢をかける。
 新規用途の自動車用は内装材に加え、最近はボッシュ製カーエアコンフィル
ターに採用、アフター市場にも乗り出しており、同用途だけで今期売上高は前
期の倍になるもよう。今後も VOCなど内装部材への採用に力を入れるほかフィ
ルター用途でも積極展開し、3〜4年後には3、4倍の売上高にしたい考え。
 また、ここに来て農業用途でも採用の動きがあり、今後も活性炭繊維のもつ
コンパクトで高い吸着性能を武器に、用途開発を進める方針。
(9/16 化学工業日報)


■ユニチカ
 水処理装置を拡販

 ユニチカは繊維事業で培った技術力を活かした水処理装置の拡販を進める。
 下水道施設向けの高速繊維濾過装置“まりも”の採用拡大に取り組む一方、
上水道分野では限外濾過(UF)膜などを使用した膜濾過技術などを中心に展開
し、水処理関連事業を成長させていく。
 “まりも”は、下水 2次処理水の全量濾過が可能な高速繊維濾過装置。濾材
には特殊加工したポリエステル繊維を使用している。砂に比べ濾過速度は3〜5
倍と高い処理能力を誇る。装置のコンパクト化につながるとともに、省エネに
も寄与できるなどの特徴がある。
 昨年度、東京都下水道局から多摩川上流水再生センター(昭島市)に、 1基
あたり日量3,000m3の“まりも”3基を受注。今年度も同水道局から砂町水再生
センター(江東区)に 1基あたり同7,000m3の設備5基の受注が決定している。
これまで中心だった関西地域に加えて、これらの実績を皮切りに関東地域でも
拡販していきたい考え。
 一方、上水道分野では、塩素殺菌に対し強い抵抗力をもつ病原菌「クリプト
スポリジウム」を防止するUF膜や精密濾過(MF)膜を組み込んだ装置を投入し
ている。河川や地下水に含まれる鉄やマンガンの除去に対しては、生物接触濾
過装置を提案している。同装置はポリエステル繊維の球状濾材を使用しており、
鉄やマンガンのほか、アンモニア性窒素や臭気物質も除去できる。
(9/19 化学工業日報)


■日立プラントテクノロジー
 UAEで水処理事業を開始

 日立プラントテクノロジーはアラブ首長国連邦(UAE)で水処理事業を始める。
 現地企業と折半出資で設立した水処理事業会社を通じ、10月までにドバイに
水処理場を建設。汚水を回収・処理し、産業用水などを供給する事業を手掛け
る。
 同社では以前より水処理機器の販売を行ってきたが、水処理事業そのものを
手掛けるのは今回が初めて。 6月にはサウジアラビアにも営業拠点を設けた。
10年度に20億円の売上高を目指す。
(9/21 日経)


■クラレ
 酢酸ビニルモノマー(VAM)の増産を計画

 クラレは、ポリビニルアルコール(PVA、ポバール)系事業拡大に向け、今後
3年間で原料の酢酸ビニルモノマー(VAM)の増産に乗り出す。
 単独およびアライアンスでの新増設などを検討しており、中東の VAMプロジ
ェクトへの参画も有力な選択肢の一つとしている。
 同社は北米、アジアでPVAチェーンを拡充する方針を打ち出しているが、VAM
の生産は同社の岡山事業所で年 15万tを製造するのみで、必要量の3分の2を外
部に依存している状況。 VAMの安定供給は同構想の成否を握る重要な課題とな
っている。市場における中国勢の存在感も急速に増しており、外部調達比率が
高い現体制ではチェーン展開の強みを発揮しにくいため、今回の計画となった。
(9/18 化学工業日報)


■トヨタ紡織
 中国・広州地区でシートを増産

 トヨタ紡織は09年 2月に、中国・広州地区でのシート生産能力を50%増強す
る。10年度で生産量は30万台超となる見通し。
 増強するのは、シートの組み立てや内装品生産を手掛ける広州桜泰汽車飾件
(広州市)と、シート用プレス部品を生産する豊愛広州汽車座椅部件(同)の
2社。広州トヨタが第2工場を09年半ばに稼動させるのに対応し、 2工場合わせ
て約50億円を投じて工場を増築、新設備を導入する。
(9/23 日経産業)


■旭化成
 「知的財産報告書 2008年3月期」を発刊

 旭化成は、同社グループの知的財産活動の現状についてまとめた「知的財産
報告書 2008年3月期」を発刊した。同報告書の発刊は04年の初版以来今年で 5
回目。
 同社グループでは、06年 4月からスタートさせている中期経営計「Growth
Action-2010」に基づき「グローバル型事業の拡大」と「国内型事業の高度化」
を戦略の柱として、拡大・成長に向けポートフォリオの転換を図っている。こ
れにともない、知的財産活動もグループの成長領域を中心として、R&D活動を
先導しながらこれまで以上にグローバルな展開を図るとともにグループシナジ
ーを最大限に発揮し、事業戦略・研究開発戦略・知的財産戦略が三位一体とな
った活動を行っていく考え。
 同報告書の主な内容は以下の通り。
 (1) 旭化成グループの長期ビジョンについて(重点領域の成長施策について) 
  (2) 経営体制の再編と新研究棟の設置およびグループブランドロゴ変更につ
   いて 
  (3) 知的財産戦略の基本方針と海外知的財産戦略および技術流出防止対策に
   ついて
  (4) グループ全体の保有特許および出願特許件数の推移と、セグメント毎の
   研究開発と知的財産に関する活動状況、保有特許数および出願件数の動
   向について
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2008/ze080916.html
(9/16)


■三菱レイヨン
 「三菱レイヨングループ CSR報告書2008」発行

 三菱レイヨンは、07年4月から08年3月までの同社グループによる CSRの取り
組みをまとめた「CSR報告書2008」を発行した。同社ホームページ上にPDFファ
イルを掲載しているほか、冊子の請求も受け付ける。
  同社グループは98年度より「環境・安全活動報告書」を発行し(04年度以降
は「環境・社会報告書」)、07年4月にはグループ内のCSR活動を統括する組織
としてCSR委員会を発足させ、報告書の名称も08年度より「CSR報告書」に改称
した。
 今回の報告書では、特集として07年度の CSR重点課題「海外リスクマネジメ
ントの強化」と「全社安全活動」の活動報告、「 CSR委員会重点課題、環境へ
の取り組みについて」を取り上げたほか、「製品紹介」では素材が多いために
用途がわかりにくい同社の製品を、身近な製品を通じてその使用例をイラスト
にて紹介している。そのほか、神戸大学大学院の國部克彦教授の「第三者によ
る評価」「カラーユニバーサルデザイン認証の取得」などを収録した。また、
同社では英文の「アニュアルレポート2008」(全文48ページ、07年 4月〜08年3
月期)も発行した。
http://www.mrc.co.jp/press/p08/080917.html
http://www.mrc.co.jp/ir/library_anual.html
(9/12、17)
 
 
■住友精化
 人事異動を発表

 住友精化は9月16日付で、以下の通り人事異動を行った。
 内部監査室部長 安藤巧氏(旧 物流購買部長)
 物流購買部長 松原密夫氏(旧 物流購買部)
 ガス部門業務部長 辻谷敏秀氏(旧 内部監査室部長)
http://www.sumitomoseika.co.jp/files/up1221610932.pdf
(9/16)


■東亜機工
 「竹綿」抽出プラントを開発

 紙製品製造装置を手掛ける東亜機工(香川県三豊市、田渕国広社長)は、
竹の繊維から作る「竹綿」を配合して樹脂板などを製造するプラントの開発
・販売に乗り出す。
 このプラントでは副産物の竹粉末を使って飼料を製造することも可能。09
年中に営業用モデルを兼ねたプラントを三豊市内に建設し、営業活動を本格
化する。
 プラントはまず、竹の幹を粉砕して抽出した繊維から竹綿を作る。竹綿は
ケナフの繊維に似ており、樹脂製品の強度を高めるとともに、使用する樹脂
を節約できる。プラントは顧客が製造する製品に応じて設計する。
 一方、竹綿にする繊維が少ない枝葉、節、表皮も廃棄せずに活用。粉末に
加工して、カキ殻の粉末と配合し飼料に用いる。
 竹は毎年、国内で多量に伐採されるが、工芸品以外は用途が少なく処分費
がかさんでいるという。
(9/18 日経産業)



■日衛連
 「日衛連ニュース 63号」を発行

 日本衛生材料工業連合会(日衛連)は、救急絆創膏を特集した「日衛連ニュ
ース63号」を発行、ホームページ上に PDF形式で公開している。巻末には08年
度4〜6月紙おむつ・ライナー生産数量調査も掲載した。
 同ニュースでは、救急絆創膏の正しい知識と先端医療の「モイストヒーリン
グ」について特集し、救急絆創膏の薬事法による分類、使用される素材につい
て、さらに救急絆創膏の市場規模の推移(08年予測 115億円)をまとめている。
そのほか、全国救急絆創膏工業会による自主基準の解説、滲出液などの体液を
傷口に保持することで自然治癒力を高める先端医療の「モイストヒーリング」
についても説明している。
http://www.jhpia.or.jp/pdf/news63.pdf
(9/16)
 
 
■ユニ・チャーム
 乳がんに対する啓蒙「ピンクリボン活動」を実施

 ユニ・チャームは、女性向け商品を多く扱う企業の使命として女性の乳がん
による死亡率の低下を目指し、乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切
さを訴える「ピンクリボン活動」に賛同し、ユーザーや社員に対する啓発活動
を実施する。 
 ユーザーに対しては、ピンクリボン限定デザイン“ソフィ”を10月中旬から
発売し、商品パッケージに啓発メッセージ「乳がん検診を受けましょう」を表
示する。さらに、売上げの一部を「乳がんをなくす ほほえみ基金」に寄付す
る。
 一方、社員に対しては08年 6月に開設した社員向け健康情報サイト「健康ラ
ボ」において10月に「乳がん」を特集し、乳がんの早期発見・早期診断・早期
治療の大切さを訴求する。また、婦人科健診を会社負担の無料で受けることが
できる機会を有効活用するよう啓発を行ない、女性社員の乳がん検査率 100%
を目指す。さらに、女性・男性を問わず誰でもピンクリボン活動に参加できる
よう「ピンクリボン」社内募金を募り、「乳がんをなくす ほほえみ基金」に
寄付する。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(9/18)


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■東レ
 “トレシー 毛穴すっきり洗顔クロス”を新発売

 東レは超極細繊維を使用した“トレシー”洗顔クロスの新商品“トレシー 
毛穴すっきり洗顔クロス”(サイズ;28×18cm、カラー;2色・フチ色イエロー
/フチ色ピンク)を、9月下旬より全国で新発売する。初年度10万枚、3年後には
50万枚の販売を見込む。
 同製品は同社独自の高分子化学技術により実現した直径約 2ミクロン(断面
積比で髪の毛の約1600分の1)の超極細繊維を使用した洗顔用クロスで、洗顔料
をつけてよく泡立て広げるか指に巻きつけて額のTゾーンから頬のUゾーンの順
に滑らせるように洗顔する。同社独自の最適化された微細なクロス構造で均一
な細かい泡をつくりやすく、かつしっかりとキープして「均一な細かい泡」と
「超極細繊維」が、毛穴に詰まった皮脂汚れや古い角質をソフトタッチにピー
リングする。商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 極細繊維の生地がつくる「きめの細かい泡」と「超極細繊維」によるソ
   フトタッチなピーリングで、毛穴に詰まった皮脂汚れや肌のターンオー
   バーの妨げになる古い角質を取り除く
 (2) 「2wayポケット」構造で、さらに泡立てやすく、使いやすくなった
 (3) 使用後乾燥させやすい吊り下げ用フック付き
http://www.toray.co.jp/news/fiber/nr080917.html
(9/17)


┏☆ 発  行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.316
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┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■リンテック/フッ素系太陽電池バックシートを千葉工場で生産
■三菱レイヨン/中空繊維型DNAアレイを10年度にも事業化
■クラレ/環境対応型人工皮革“ティレニーナ”生産設備の安全祈願祭を挙行
■三井物産など15社/中国の水処理市場を共同開拓
■東邦テナックス/次期中計で世界展開を進め10年後に事業規模10倍に
■クレハ環境/改造炭化炉で塩ビ壁紙リサイクルの実験を開始
■永大化工/ベトナムで自動車フロアマット増産
■化繊協会/08年8月度の化学繊維生産・在庫の概況を発表
■化繊協会/「内外の化繊工業の動向(08年 4−6月)」を発表/化繊生産は5
 期連続減少

<製品開発>
■小林製薬/生理後専用シート“サラサーティ ラストケア”新発売
■三昭紙業/保湿不織布を使った化粧直し用シートを発売
■三菱レイヨングループ/中国で家庭用浄水器“クリンスイQ601”を発売
■住友スリーエム/就寝用マスク「〈ネクスケア〉マスク“夜に快適仕様”
 NMY2」を新発売

<催  事>
■ハイムテキスタイル/09年1月14〜17日・フランクフルトで開催


┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■リンテック
 フッ素系太陽電池バックシートを千葉工場で生産

 リンテックは、太陽電池用バックシートの安定供給体制を整備した。
 これまで米国子会社「マディコ」がグローバル供給していたが、新たに千葉
工場でも生産を始めた。フッ素系シートが主流の欧米市場では約30%のシェア
を獲得しているが、今回の増産を機に日本市場の開拓を本格化する。
 生産を開始したのは新タイプのフッ素系シート、“Photomark Protekt”シ
リーズ。高い対候性をもつフッ素系樹脂を PETフィルムに直接コーティング。
需要タイトなポリフッ化ビニル樹脂(PVF)フィルムを不要とすることで低コス
ト化と安定供給を可能とした。
 日本市場ではポリエステル(PET)系シートが主流だが、フッ素系シートの特
徴の 1つである長期信頼性と新製法によるコスト競争力を武器に採用拡大を目
指す。
(9/16 化学工業日報)


■三菱レイヨン
 中空繊維型DNAアレイを10年度にも事業化

 三菱レイヨンは中空繊維型 DNAアレイ“ジェノパール”を早期に事業化する。
 ジェノパールはまったく新しい概念の DNAチップで、従来のチップが平板に
固定されているのに対し、ウェット状態の中空繊維の中にDNAが揺らぐ3次元構
造になっており、DNAがフレキシブルに二重螺旋を巻く立体対座(コンフォメー
ション)変化が容易となり、高い感度と正確さを発揮する。また、これまでの
DNAチップがOGT(オックスフォード・ジーン・テクノロジー)の特許下にある
のに対し、ジェノパールは同特許に触れないのも特徴。
  DNAアレイ市場は現在ほぼ医療が占めるが、同社は未病分野に期待している。
例えば腸内細菌集団の状態を迅速、かつ種レベルで検出、アレルギー作用など
遺伝子レベルで摂取食品との関係を調べられるという。また農産物の品種鑑定
など農業水産分野、プランクトン種の変化をモニタリングすることで環境分野
にも可能性がある。このため今後食品、ヘルスケアや生活環境分野に広げる考
えで、10年度には事業化したい考え。
(9/22 化学工業日報)


■クラレ
 環境対応型人工皮革“ティレニーナ”生産設備の安全祈願祭を挙行

 クラレは岡山事業所において 8月11日、環境対応型人工皮革“クラリーノ・
ティレニーナ”の生産設備新設の安全祈願祭を行った。
 人工皮革に革新的な生産プロセスを採用した“クラリーノ”の新ラインアッ
プである同製品は、製造工程に有機溶剤を使用しないことにより、揮発性有機
化合物(VOC)を大幅に削減する。今回新設する生産設備は、09年の稼動を目指
して着工する。
http://www.kuraray.co.jp/csr/virtual/okayama/topics/
(9/24)


■三井物産など15社
 中国の水処理市場を共同開拓

 三井物産を中心とした日本企業群が、協力して中国の水処理ビジネスを開拓
する取り組みが始動する。
 チッソグループ、クラレ、三菱レイヨングループなどエンジニアリング・部
材・薬剤メーカー約15社が三井物産を販売窓口にアライアンスを結成。産業用
水処理に関わる主要技術や部材・薬剤を取り揃えるとともに、各社の協力で最
適処理技術を提案するなどして市場の掘り起こしを進める。
 中国の水処理市場は先行き大きな成長が見込まれているものの、日本企業は
まだ大きな活動をできていない面がある。一企業単位では難しい市場開拓を、
「日本連合」で進めていく試みとして注目が集まりそうだ。
(9/25 化学工業日報)


■東邦テナックス
 次期中計で世界展開を進め10年後に事業規模10倍に

 東邦テナックスは、炭素繊維複合材料(コンポジット)事業の拡大と生産プ
ロセス革新を次期中期計画の重点戦略に定める。
 コンポジットは欧米拠点でも生産・開発体制を構築し、本格的なグローバル
展開に乗り出す考え。欧米事業については現地メーカーなどとのアライアンス
やM&Aも視野に置く。
 一方、プロセス革新では現行の 10倍、100倍の生産性をもつ炭素繊維焼成技
術の確立を目指す。これら施策は自動車分野の拡大など10年先の事業を見据え
たもの。重点を置くコンポジット事業は、事業規模を10倍以上に拡大できるよ
う基盤を整備する。
(9/25 化学工業日報)


■クレハ環境
 改造炭化炉で塩ビ壁紙リサイクルの実験を開始

 廃棄物処理事業のクレハ環境(福島県いわき市)は使用済み塩ビ壁紙を活性
炭化物にリサイクルする技術開発を進めている。
 このほど実用化実験のためのパイロットプラントの改造型を新たに建設、運
転に入った。09年上半期中にプロセス実証の評価をまとめ、その後コマーシャ
ルプラントの概念設計に入る計画。
 一方で製品化した活性炭化物の用途開拓として廃水中のダイオキシン類吸着
剤として、またペット用品メーカーと共同で猫砂の製品化にも取り組む。
(9/22 化学工業日報)


■永大化工
 ベトナムで自動車フロアマット増産

 永大化工は、ベトナムで生産体制を再編する。
 主力の自動車用フロアマットの増産を図るため、09年をめどにエアコン用ダ
クトを生産している工場を、全面的にフロアマットの加工工程に転換する計画。
エアコン用ダクトについては、収益が悪化している風呂蓋の生産を縮小し空い
たスペースに移管する方向で検討する。
 自動車用フロアマットは、表地の布地とバッキング素材の合成ゴムをラミネ
ートしてプレス加工して製造する。同社では昨年12月に、バッキング素材に不
織布を用いるドライラミ設備を初めて導入した。不織布を用いると吸音性が高
まり、また合成ゴムに比べ軽量なため需要が拡大している。同社は自動車用フ
ロアマットを奈良・栃木とベトナム工場で生産しており、ドライラミ設備の導
入は奈良工場に続く2号機となる。
(9/25 化学工業日報)


■化繊協会
 08年8月度の化学繊維生産・在庫の概況を発表

 日本化学繊維協会は08年 8月度の化学繊維生産・在庫の概況(速報)を発表
した。
 それによると化学繊維生産は8万9,711t(前年同月比7.8%減)で、このうち
合成繊維生産は7万6,479t(同10.5%減)。主要品種では、ナイロンF 9,714t
(同5.1%減)、アクリルS 1万1,083t(同43.0%減)、ポリエステルF 1万9,825t
(同5.3%減)、ポリエステルS 1万7,688t(同4.2%増)だった。
 化学繊維在庫(生産者)は12万968t、前月比2.4%増・前年同月比8.5%増、う
ち合成繊維在庫は10万5,310t、前月比3.3%増・前年同月比6.0%の増だった。
主要品種では、ナイロンF 1万4,429t(前月比6.0%増)、アクリルS 1万4,687t
(同8.0%減)、ポリエステルF 2万8,251t(同4.0%増)、ポリエステルS 2万
7,319t(同10.9%増)となった。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news/press_release/seizai/seizai0808.pdf
(9/18)


■化繊協会
 「内外の化繊工業の動向(08年 4−6月)」を発表/化繊生産は5期連続減少

 日本化学繊維協会はこのほど「内外の化繊工業の動向(08年 4-6月)」を発
表した。
 それによると、化繊景況は衣料用で弱含み、産業資材用は堅調、寝装・イン
テリア用は低調な荷動きでそれぞれ推移した結果、化繊生産は 5期続けて減少
した。不織布分野は車両資材・生活資材を中心に堅調な荷動きを示しているが、
最終製品での輸入が増加しているといった不安要因を抱えている。
 化繊生産は 28.3 万t(前年比 6.3%減)と5期続けて前年割れ。セルロース
繊維は4.4 万t(16.2%増)、合繊は23.9 万t(9.5%減)となり、期末在庫は
セルロース、合繊ともに増加基調で前年比9.5%増・前期比8.6%増の 11.9万t
となった。化繊の操業率は66.1%と前年比3.1ポイント低下した。化繊輸出(繊
維原料〜2次製品)は 17.5 万t(前年比7.6%減)となり、輸入(同)は 26.4
万t(同4.8%増)と引き続き増加、このうち90%近くを占める二次製品は17.4
万t(同2.5%増)、うち衣類は 8.1 万t(同 0.1%減)と横ばいだった。主要
合繊品種の動向は次の通り。
 (1) ポリエステルF;生産は 6万3,975 t(前年比 3.6%減)と 15 期連続で
   前年実績を下回った。織物生産は1億 5,389 万u(同2.6%増)と6期連
   続で前年実績を上回った。フィラメント輸出は 1万210t(同12.2%増)、
   同輸入は 2万8,274 t(同8.9%増)となった
 (2) ポリエステルS;生産は 4万7,997t(同6.6%減)と8期続けて前年実績を
   下回った。ステープル輸出は9,358t(同16%減)、主力仕向地である中
   国、ベルギー、オランダ向けは増加、タイ、マレーシア向けは減少した。
   同輸入は韓国・中国などの増加により 6,259 t(同65%増)となった
 (3) ナイロンF;生産は 2万7,647 t(同3.1%減)と5期続けて前年実績を下
   回った。フィラメント輸出は5,605t(同1.3%減)で、同輸入は7,060t
   (同21.0%増)、国別では米国 1,526t(同2.6%減)であったが、ドイ
   ツは1,345 t(同47.2%増)と大幅に増加した
 (4) アクリルS:生産は 4万6,346t(同26.5%減)と4期続けて前年実績を下
   回った。ステープル輸出が4万3,382 t(同23.8%減)と、輸出の減少が
   生産の減少の要因となった。主力の輸出市場である中国向けは1万8,588
   t(同50.2%減)と半減した
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news/press_release/shihanki/shihanki2008-2q.pdf
(9/22)

┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■小林製薬
 生理後専用シート“サラサーティ ラストケア”新発売

 小林製薬は、うすくても安心の吸収力の新発想シート“サラサーティ ラス
トケア”(メーカー希望小売価格36個入・税込378円)を9月25日より全国で新
発売する。
 同社生活者調査によると、生理の終わりかけの対処法として、生理用ナプキ
ンやおりものシートを使用している人が多いが、ナプキンではかぶれやかゆみ
が、おりものシートでは吸収力に不安を感じる生活者がいることがわかった。
同製品は生理の終わりかけの肌を考えて開発された薄くても安心の吸収力の新
しいシートで、天然コットンのやさしさでかぶれにくく快適に過ごせる。商品
の主な特長は以下の通り。
 (1) おりものシートより大きく、生理用ナプキンより小さいサイズの生理後
   専用シート
 (2) 薄さ約0.8mmの薄型シートで、つけているときも違和感がない
 (3)独自開発した逆戻り防止効果のあるコットン 100%の表面シートで、べ
   たつかずかぶれにくく、さらっとしたつけ心地
 (4) 高吸収性ポリマー配合で逆戻りしにくく、心配な日も安心
 (5) 無香料
http://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/0916/index.html
(9/25)


■三昭紙業
 保湿不織布を使った化粧直し用シートを発売

 三昭紙業(高知県土佐市)は、保湿成分配合の不織布を使った、肌に優しい
化粧直し用シート“トリップコスメ リメイクシート30枚”を発売した。
 河野製紙(高知市)と共同開発した保湿不織布“トサテックス”を使用。従
来の化粧直し用シートと比べ、ふんわり感・しっとり感・なめらかさが向上し
た。汗や皮脂のふきとりや化粧水のパッティング、メーク落としにも利用でき
る。1枚の大きさは20cm×21cm。30枚入り500円、ネット販売。
 発売元は三昭紙業。
(9/19 日経MJ)


■三菱レイヨングループ
 中国で家庭用浄水器“クリンスイQ601”を発売

 三菱レイヨンのグループ会社のエムアールシー・ホームプロダクツは、にご
り成分の多い中国の水質を基準に開発した家庭用浄水器“クリンスイQ601”を
10月20日より中国で新発売する。初年度販売で20万台を見込む。さらにこれと
同時に、中国国内にコールセンターを新設し、ユーザーからの問い合わせに迅
速に対応してサービスの充実を図る。
 同社はこれまで、雑菌やにごりの除去が可能な中空糸膜使用の浄水器“クリ
ンスイ”を中国市場に投入してきたが、日本の水道水よりもにごりが強いため
にカートリッジ寿命が短くなることが課題だった。これに対し、今回洗浄可能
なポリエチレンの中空糸膜を1次フィルターとして搭載し、ダブル中空糸膜フ
ィルターを採用したカートリッジを中国向けに新規開発した。商品の主な特長
は以下の通り。
 (1) 中国向けの、新開発ダブル中空糸膜フィルターで高い除去性能を実現。
   中空糸膜フィルターの「1次フィルター」、3つのろ材(不織布・活性炭
   ・中空糸膜)で構成された「2次フィルター(カートリッジ)」と、2ヵ
   所に中空糸膜を採用した
 (2) ポリエチレン中空糸膜の1次フィルターは繰り返し洗浄が可能
 (3) 中国の水栓の形状に合わせたオリジナルアダプターセット(5種類)を標
   準装備し、ほとんどの家庭の蛇口に簡単に取り付けが可能
 (4) カートリッジの交換が簡単で、工具なども必要ない
http://www.mrc.co.jp/
(9/25)


■住友スリーエム
 就寝用マスク「〈ネクスケア〉マスク“夜に快適仕様”NMY2」を新発売

 住友スリーエムでは、口元空間の確保と天然素材のコットンやシルクの保湿
性により、のどや鼻を乾燥から守り耳も痛くなりにくい就寝用マスク「<ネク
スケア>マスク”夜に快適仕様”NMY2」を発売した。
 乾燥した冬場の夜間にマスクを着用して就寝し、のどや鼻を乾燥から守ろう
とする人が増えているのに対応した新商品。同製品は、昼と夜との生理的な違
いを考慮しつつ呼吸、感触、フィット性の 3点から、就寝用マスクの必要構造
を設計した。商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 口元側には天然素材のコットン&シルク不織布を採用。就寝中の口元の
   湿度を適度に保持して保湿し、のどと鼻を乾燥から守る
 (2) 内側の柔らかいコットン&シルクの素材がふんわりとした肌触りで顔を
   包み込む
 (3) 新形状の空間プリーツと空間キーパーにより、口元空間をしっかり確保
 (4) フィット性の高いノーズフィッターと柔らかく幅広の耳ひもを採用し、
   マスクがずれたり耳が痛くならない
http://www.mmm.co.jp/
(9/25)

┏☆ 催  事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ハイムテキスタイル
 09年1月14〜17日・フランクフルトで開催

 家庭用・業務用ホームテキスタイル国際見本市「ハイムテキスタイル」(主
催;メッセ・フランクフルト社)が09年1月14〜17日の3日間、ドイツのフラン
クフルト国際見本市会場で開催される。
 同展示会は今回で第39回目となり、前回は世界各地から2,800社が出展、124
ヵ国から8万5,000人の来場者を記録した。最新トレンドを 6つのメインテーマ
にまとめてトレンドを予測し、カラーや素材に関する向こう18ヵ月の方向性を
示す同展示会の会場では、ベッド、バス、テーブル分野の家庭用テキスタイル
が集まる「モア・クラリティ」「モア・スタイル」セクションで、インターナ
ショナルなベッドリネンの多様性を提示するほか、業務用テキスタイルを扱う
「コントラクト・クリエーションズ」など、多彩な企画で来場者のニーズに応
える。
http://heimtextil.messefrankfurt.com/frankfurt/en/home.html


┏☆ 発  行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
      http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
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