NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.321
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■□◆              NONWOVENS  REVIEW  On-Line
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REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

不織布に関する最新の情報を、本誌購読者およびクライアントの皆様にいち早
くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■自工会/08年9月の自動車生産・輸出実績を発表
■日本バイリーン/タイFVFT社のオープニングセレモニーを挙行し本格業務を
 開始
■住友スリーエム/インターネット上にオンラインストアを開設
■東洋紡績/組織改正を発表
■ダイニック/組織変更・人事異動を実施
■阿波製紙/「第47回機能紙研究発表・講演会」で講演
■リブドゥコーポレーション/“リフレ大きい人のはくパンツ3Lサイズ”が健
 康関連通販の販売第2位で表彰
■化繊協会/世界の合繊設備の動向を公表

<製品開発>
■エレコム/除菌タイプのウエットクリーニングティシュ“WC-AGシリーズ”
 を新発売
■ダイワボウノイ/抗ウイルス素材を使用した新型多機能マスク“アレルキャ
 ッチャー(R)”を新発売

<催  事>
■TOKYO FIBER'09/イタリア・ミラノで09年4月22〜27日に開催
■日本不織布協会/産業資材部会分科会を11月25日に大阪で開催

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■自工会
 08年9月の自動車生産・輸出実績を発表

 日本自動車工業会は、08年9月の自動車生産・輸出実績を発表した。
 それによると9月の四輪車生産台数は105万6,556台で、前年同月の101万3,511
台に比べ4万3,045台・4.2%の増加となり、2カ月ぶりに前年同月を上回った。
乗用車の生産は90万1,012台(前年同月比4.0%増)で2カ月ぶりのプラス、トラ
ックは14万2,385台(同5.3%増)で2カ月ぶりのプラス、バスは1万3,159台(同
10.0%増)で44カ月連続のプラスとなった。9月の国内需要は47万6,818台で、
前年同月比4.6%の減少となった(うち乗用車39万7,307台・前年同月比4.5%減、
トラック7万8,044台・同5.7%減、バス1,467台・同42.3%増)。
 また、08年度上半期(4〜9月)の生産累計は579万964台で、前年同期の548万
1,336台に比べ30万9,628台・5.6%の増加となり、上半期としては2年ぶりのプ
ラスとなった。このうち乗用車は494万9,900台で27万8,236台・前年同期比6.0
%の増加、トラックは77万2,619台で1万5,175台・同2.0%の増加、バスは 6万
8,445台で 1万6,217台・同31.1%の増加だった。上半期(4〜9月)の国内需要
は241万7,837台で、前年同期比2.7%の減少となった。
 他方、9月の四輪車輸出台数は 61万5,922台で、前年同月の58万667台に比べ
ると3万5,255台・6.1%の増加となり、2ヵ月ぶりに前年同月を上回った。車種
別内訳は、乗用車 54万2,289台(内KD車1万4,944台) 前年同月比3万720台・6.0
%増、トラック 5万9,997台(内KD車2万5,274台)同3,882台・6.9%増、バス 1万
3,636台 (内KD車1,121台) 同 653台・5.0%増 だった。輸出金額は、車両分115
億2,904万ドル、部品分27億3,506万ドルの総額142億6,410万ドルとなり、前年
同月の133億186万ドルに比べると9億6,224万ドル、7.2%の増加となった。
 さらに、08年 4〜9月分の四輪車輸出台数は343万9,191台で、前年同期の313
万4,677台に比べると30万4,514台・9.7%の増加となり、上半期として5年連続
でプラスとなった。車種別内訳は、乗用車 302万6,024台(内KD車 9万4,227台) 
前年同期比24万8,191台・8.9%増、トラック33万7,753台(内KD車13万8,763台)
同 3万7,217台・12.4%増、バス7万5,414台 (内KD車6,746台)同 1万9,106台・
33.9%増だった。輸出金額は、車両分660億5,645万ドル、部品分182億8,929万
ドルの総額843億4,574万ドルとなり、前年同期の718億9,657万ドルに比べると
124億4,917万ドル・17.3%の増加となった。
http://www.jama.or.jp/stats/product/20081029.html
http://www.jama.or.jp/stats/export/20081029.html
http://www.jama.or.jp/stats/export/20081029.html#02
(10/29)


■日本バイリーン
 タイFVFT社のオープニングセレモニーを挙行し本格業務を開始

 日本バイリーンとドイツ・フロイデンベルグ社の合弁で、タイにおける産業
用・自動車用フィルタなどの製造を目的に08年1月に設立した「フロイデンベ
ルグ&バイリーン フィルタ タイランド社」(略称FVFT。菊地修三社長)のオ
ープニングセレモニーが10月10日同社で挙行された。
 式には同社スタッフはじめ当社社長・菅野光雄、同取締役・吉田俊雄、同理
事・川村智の各氏、フロイデンベルグ社のDr.ジーベルト、Mr.ケラー両氏のほ
か、来賓としてタイ政府機関や金融機関、代理店、ユーザー企業、JETRO など
から総勢60名が参加。開所を祝して、テープカットやタイの僧侶による仏式の
セレモニーを実施し、安全操業と今後の発展を祈念した。
 同社は設立後製造・加工設備の設置などを経て、すでに現地の日系自動車メ
ーカーなど産業分野への納入も開始しており、発展が期待されるASEAN(東南ア
ジア諸国連合)地域でのビジネス拡大に向け本格的業務を開始した。
(10/31)


■住友スリーエム
 インターネット上にオンラインストアを開設

 住友スリーエムグループは、11月 4日に「3Mオンラインストア」をインター
ネット上に開設し、マーケティングデータを収集・分析することで販売活動へ
活用させる。
 コンシューマー製品、DIY製品やマーキングフィルムなど、約350点のライン
アップでスタートする同サイトでは、日本未発売の3M製品をはじめとした新製
品導入等のテストマーケティングを行ない、実際の販売を伴ったマーケティン
グデータを収集・分析することで、流通各社と販売計画の精度を高める資料と
して活用する。また、3M製品に強い関心を持つ最終ユーザーからの購入希望へ
の対応を視野に、製造現場、各種メンテナンス業、サービス業などで広く利用
されている業務用製品や消費財の一部についても取り扱う。このほか、特定の
3M製品のメンテナンス品・補修部品についてはユーザーの利便性の向上を目的
として取り扱う。
 さらに、インターネットを利用したオンラインストアならではのカスタム品
の新規導入を予定しており、既にオリジナルデザインを施した<ポスト・イッ
ト>ノートを販売するサービス、「<ポスト・イット>オンラインプリントi-
Note」をインターネット上で展開しているが、このサービスと同様に発注者に
よるオーダーに基づいて加工し納品するタイプの製品群となる見込み。
http://www.mmm.co.jp/news/2008/20081027.pdf
(10/27)
 
 
■東洋紡績
 組織改正を発表

 東洋紡績は11月 1日付で、繊維事業本部に「繊維製品事業総括部」および
「ブランドアパレル事業部」を新設する組織改正を発表した。
http://www.toyobo.co.jp/press/press324.htm
(10/29)


■ダイニック
 組織変更・人事異動を実施

 ダイニックでは、11月16日付をもって以下の通り組織変更・人事異動(部長
クラス以上)を実施する。
・組織変更;第三事業部の営業体制を再編する。不織布販売第一グループと不
 織布販売第二グループを廃止し、新たに不織布東日本販売グループと不織布
 西日本販売グループを設ける。
・人事異動(カッコ内は旧役職)
 第三事業部長(第三事業部長兼不織布販売第一グループ長) 斉藤徹司
 第三事業部不織布東日本販売グループ長(第三事業部不織布製造グループ長)
 遠藤浩
 第三事業部不織布西日本販売グループ長(第三事業部不織布販売第二グルー
 プ長)大野雅春
 第三事業部不織布製造グループ長 小林重夫
http://www.dynic.co.jp/ir/press/081028press.pdf
(10/28)


■阿波製紙
 「第47回機能紙研究発表・講演会」で講演

 阿波製紙は、「産業連携と機能紙」をメインテーマとして11月27日に愛知県
名古屋市で開催される「第47回機能紙研究発表・講演会」において、同社研究
開発部の津田幸輔氏による「我社のLCAの取組みについて」を講演する。
 また、徳島県赤十字有功会への寄付などの功績が認められ、日本赤十字社徳
島県支部長の飯泉徳島県知事より「日本赤十字社社長感謝状」の贈呈を受けた。
日本赤十字社徳島県支部は、南海・東南海地震等に備えての救護装置の充実な
ど、県民の命を守る事業を幅広く行っている。
http://www.awapaper.co.jp/company/news124.html
http://www.awapaper.co.jp/company/news125.html
(10/28)


■リブドゥコーポレーション
 “リフレ大きい人のはくパンツ3Lサイズ”が健康関連通販の販売第2位で表彰

 リブドゥコーポレーションの大人用紙おむつ“リフレ大きい人のはくパンツ
3Lサイズ”が、健康関連通販大手の「ケンコーコム」において「2008年上半期
売れ筋ランキング 介護部門第2位」として表彰された。
 03年 2月初旬より発売を開始した同製品は、それまで販売されていなかった
通常のLLサイズでも小さい大柄な人向けとして開発された商品で、ウエスト回
り 140cmまで可能な「大きい人向けのビッグサイズ」「介護のプロが選んだ品
質」などの特長がユーザーからの評価を集めた。
 リフレはくパンツシリーズは、SS(ウエスト45cm〜)から3L(〜140cm)ま
でSS・S・M・L・LL・3Lの6サイズを展開し、「うすいのにおしっこ3〜4回分を
すばやくしっかり吸収」「ソフトギャザーがラクにのびて簡単に上げ下げでき
る」などの特長を有する。
http://www.livedo.jp/infoomutsu/081022kenkocom3L.htm
(10/23)


■化繊協会
 世界の合繊設備の動向を公表

 日本化学繊維協会は、米国の 「Fiber Organon」誌が発表した世界の合繊設
備の動向および見通しについて公表した。それによると、合繊設備能力は依然
中国およびインドへの集中が進行しているが、09年末にかけて増設ペースは全
体的に減速する見通しであることが明らかとなった。
 世界の合繊(オレフィンを除く)設備は、08年3月時点で4,809.1万tと前年比
4.8%増加した。地域別に見た合繊設備では、高成長が続く中国とインドが2桁
増、その他アジア、東欧が増加したのに対し、台湾、韓国、米州(米国を含む、
以下同)、西欧、日本が減少した。09年末の計画能力については、前年比2.6%
増の4,934.2万tと増加基調は変わらないものの、増加幅は鈍化する見通し。09
年末時点の中国の合繊生産能力は世界全体のシェア57%となる見通しで、これ
にインドを合わせると64.3%と世界の3分の2近くのシェアを占めることになり、
04年からの約5年間で両国合計の構成比は20ポイント以上上昇した。このほか、
主要合繊の品種別設備については以下の通り。
 (1) ポリエステルF;構成比64.4%の中国が4.5%増の1,534.3万t、インドが
   8.6%増の219.6万tと拡大する計画である一方、台湾は11.8%減の134.5
   万tと2桁の大幅縮小となる見通し。また米州、韓国、西欧なども縮小す
   る見通し
 (2) ポリエステルS;中国が5.4%増の970.8万t、インドが8.6%増の126.4万
   tと拡大、また設備規模は小さいものの東欧が9.5%増と大幅な増設を計
   画。台湾は07年から08年にかけて27%減の大幅な縮小となったが、09年
   末にかけては横ばいとなる見通し
 (3) ナイロンF;中国(152.7万t・6.9%増)、インド(14.0万t・3.7%増)
   だけでなく、米州(125.2万 t・0.6%増)、その他アジア(22.2万t・
   2.8%増)でも増設を計画
 (4) アクリルS;中国が2.2%増の99.5万t、米州が6.1%増・17.4万tとなった
   ほかは、主要地域ではインドを含め横ばいとなる見通し
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news.html
(10/20)

 
┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■エレコム
 除菌タイプのウエットクリーニングティシュ“WC-AGシリーズ”を新発売

 エレコムは、銀イオンによる除菌効果と緑茶エキスによる消臭効果に加え、
キュプラ長繊維不織布“ベンリーゼ(R)” を使用した、除菌用ウエットクリー
ニングティシュ“WC-AGシリーズ”(ポケットティシュタイプ・15枚入“WC-AG
15P”、ボトルタイプ;30枚入“WC-AG30”、70枚入“WC-AG70”、150枚入“WC
-AG150”)を11月上旬より新発売する。商品の主な特長は以下の通り。
 (1) すぐれた除菌効果の「銀イオン」と天然の消臭成分「緑茶エキス」を配
   合
 (2) 静電気を発生しにくく表面の毛羽立ちや繊維の抜け落ちが少ない、コッ
   トンリンターを原料とした柔らかな感触のキュプラ長繊維不織布“ベン
   リーゼ(R)”を使用
 (3) 1と2のトリプル効果により、キーボード、マウス、受話器、オフィス機
   器など直接手が触れる場所の掃除に最適
 (4) ボトルタイプの3製品は環境にやさしい「グリーン購入法適合商品」
http://www.elecom.co.jp/news/200810/wc-ag/
(10/28)


■ダイワボウノイ
 抗ウイルス素材を使用した新型多機能マスク“アレルキャッチャー(R)”を
 新発売

 ダイワボウノイは、鳥インフルエンザウイルスなどへの感染予防のため、抗
ウイルス素材を使用した多機能マスク“アレルキャッチャー(R)”(参考上代 
200円)の店頭販売を10月下旬より開始した。
 同製品には、同社グループが京都産業大学(鳥インフルエンザ研究センター)
との産学協同研究において開発した素材を使用しており、この素材はこれまで
の花粉やダニのアレル物質の吸着繊維技術(信州大学との産学協同研究で生ま
れた金属錯体を担持した繊維技術)を発展させたもの。
 これまでに同社グループが京都産業大学と産学協同研究において開発した抗
ウイルス素材を使用したマスクは、インフルエンザウイルス感染予防に特化し
た“プロテクシールドTM”マスクと、花粉・アレルゲンの吸着素材との兼用と
なる“アレルキャッチャー(R)”マスク(ともにダイワボウポリテックが販売)
がある。新商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 金属錯体担持繊維技術を応用した抗ウイルス素材使用の多機能マスク
 (2) 比較的長時間使用が可能な不織布製プリーツ型形状を採用し、バクテリ
   ア濾過効率(BFE)99%を有するサージカルタイプのマスク
 (3) 原料から最終パッケージまでの全てを日本国内で生産
http://www.daiwabo.co.jp/ir/pdf/2008_1027a.pdf
(10/27)


┏☆ 催  事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■TOKYO FIBER'09
 イタリア・ミラノで09年4月22〜27日に開催

 日本の優れた化学繊維の可能性をこれまでにない切り口で伝える展示会「TO
KYO FIBER'09-SENSEWARE」(主催;TOKYO FIBER展実行委員会)が 09年 4月22
〜27日の6日間、デザインの祭典として世界的に知られるイタリア・ミラノの
「ミラノ・サローネ」開催の時期に合わせ、トリエンナーレ美術館(イタリア
・ミラノ)で開催される。
 同展示会は、今回より日本化学繊維協会会員 7社(帝人、東レ、クラレ、東
洋紡、旭化成、ユニチカ、三菱レイヨン)と日本絹人繊織工業組合連合会によ
り構成される実行委員会の主催となる。展示会ディレクションは、前回に引き
続きグラフィックデザイナーの原研哉氏が担当し、建築家やプロダクトデザイ
ナー、アーティストなど繊維以外のさまざまな分野で活躍する14クリエイター
および企業の手による16作品の展示が予定されている。
http://tokyofiber-jc.jp/index.html
(10/24)


■日本不織布協会
 産業資材部会分科会を11月25日に大阪で開催

 日本不織布協会の産業資材部会は、恒例となっている同部会分科会を11月25
日大阪産業会館で催す。
 今回は実用化段階を迎えた不織布新素材、環境配慮型の木質系ナノファイバ
ーおよび同系バイオエタノールについての講演を概略以下のように予定してい
る。
 ・日 時;11月25日(火)午後13時30分〜16時30分
 ・場 所;大阪産業創造館(大阪市中央区本町1-4-5)
 ・テーマ;「三次元スプリング構造体”ブレスエアー”」東洋紡績(株)生活
  ・産業資材事業部ブレスエアーグループ/藤本麻由氏、「セルロースナノ
  ファイバーの展開−バイオエタノールと複合材料開発技術」(独)産業技術
  総合研究所バイオマス研究センター 水熱・成分分離チーム長、理学博士
  /遠藤貴士氏
 〔問合せ先〕
 日本不織布協会・事務局(土谷)
 TEL 06-6233-0842 FAX 06-6233-0843
 E-mail annasibu@jasmine.ocn.ne.jp
(10/31)


┏☆ 発  行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
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      http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521  FAX03-3233-2690
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NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.322
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2008.11.10☆━

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くお届けしていきます。

●訂正とお詫び
 前号No.321において、ダイワボウノイ様の記事に弊社で添付した URLに間違
いがありリンクが機能しませんでした。お詫び申しあげます。
 URLを訂正のうえ、記事を巻末に再録いたします。


┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■パナソニック/三洋電機を買収し電池で圧倒的最大手に
■住友スリーエム/戸建て住宅向け防水シート市場に参入
■ダイセル化学工業/新興国向けたばこフィルター用繊維束の新工場棟を建設
■サカタのタネ/凸版印刷と共同で屋上緑化事業を強化
■東京商工会議所/新型インフルエンザ対策で企業に 8週間分のマスク備蓄を
 促す
■日本合成化学工業/保護コロイド系アクリルエマルジョンを開発
■信州大学、テクノス/共同で世界初のナノファイバー製ワイパーを開発
■住友精化/「レスポンシブル・ケア報告書」を発行
■化繊協会/「第648回 本委員会の主要議題と概要」を公表
■レンゴー/「SMBC環境配慮評価融資」適用第一号に
■阿波製紙/阿南工場にマイクロフィルター装置を導入
■ダイワボウグループ/人事異動を発表
■白元/「次世代マスク“快適ガードプロ”快適なひとときプレゼント!キャ
 ンペーン」実施

<海外ニュース>
■東レ/中国でPPスパンボンド工場が開業

<製品開発>
■興和新薬/フッ素コートでメイクがおちにくいマスクを新発売
■ポーラ/30倍のローションを含有する新マスクを発売
■ユニ・チャーム/冬らしい新デザインで“マミーポコパンツ”増量パックを
 発売

<訂正再録>
■ダイワボウノイ/抗ウイルス素材を使用した新型多機能マスク“アレルキャ
 ッチャー(R)”を新発売

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■パナソニック
 三洋電機を買収し電池で圧倒的最大手に

 パナソニックは買収交渉に入ることにした三洋電機について、TOB(株式公開
買い付け)で子会社化する方針を固めた。
 すでに両社首脳間で大筋合意ができており、近日発表される。パナソニック
は三洋の大株主である金融機関3社との調整を急いだうえ、早期にTOBを実施す
る考え。買収により、パナソニックの連結売上高は単純合計で11兆円超となり、
日立製作所を上回る国内最大の電機メーカーとなる。
 パナソニックが三洋電機を子会社化する最大の狙いは電池事業の強化。三洋
電機は 2次電池では世界最大手であり、太陽電池でも独自技術で高効率の製品
を開発。これに対しパナソニックは、10月の社名変更と同時に本体へ電池事業
を取り込み、リチウムイオン2次電池(LiB)を中心に事業の強化を図っている。
民生用 LiBでは、パナソニックが大阪市住之江区に電極からの一貫生産工場を
建設しており、11年10月までに国内2工場、海外1工場と合わせ現在の 3倍とな
る月産 7,500万個に拡大する。これに対し三洋電機は三洋エナジートワイセル
・貝塚工場(大阪府貝塚市)および三洋エナジー南淡(兵庫県南あわじ市)の
増強を進めており、月産 1億個体制を構築し、09年にはさらなる新増設計画を
判断する考えで、両社合計の世界シェアは30%超も見えてくる。
(11/5 化学工業日報)


■住友スリーエム
 戸建て住宅向け防水シート市場に参入

 住友スリーエムは、住友林業の協力により開発した止水機能付外壁防水シー
トで住宅外壁用の防水シート市場に参入する。
 外壁の下で二次的な止水の役割となる防水シートは、通常、下地材にタッカ
ー釘を用いて固定されるが、万が一のトラブルから雨水が外壁を通過し防水シ
ートまで浸入した場合、タッカー釘による貫通孔や防水シートの重ね部分を伝
って雨水が侵入し漏水が発生する可能性があった。
 今回の新製品は、タッカー釘による貫通孔などからの雨水の侵入に対し、よ
り確実な「止水機能」をもつ住宅外壁用の防水シートで、ポリオレフィンを基
材として建物本体と接する面に独自の吸水コーティング層を設けた。仮にタッ
カー釘による貫通孔や防水シート重ね部分から雨水が侵入した場合でも、吸水
コーティング層が水分を吸収、膨潤することで貫通孔を塞いで漏水を防ぐ。モ
ルタルに接する面には密着性を高めるために不織布層を設け、モルタルに生じ
たクラックなどから侵入しようとする雨水を阻止する。また、半透明のためタ
ッカー利用時に下地が確認できてタッカー釘の打ち損じを予防できるほか、施
工後でも室内が暗くならない。一般的に使用されるアスファルトフェルトに比
べ、約40%軽く柔軟性があるなど作業性の向上にも寄与する。
 開発にあたっては、住友林業の協力により止水性の評価基準を策定、同社筑
波研究所などにおいて実物モデルでの流水試験などを行い、部材や施工手順を
ふまえた防水性能を確認している。
http://www.mmm.co.jp/news/2008/20081105.pdf
(11/5)


■ダイセル化学工業
 新興国向けたばこフィルター用繊維束の新工場棟を建設

 ダイセル化学工業はたばこフィルター用繊維束(トウ)の新工場棟を建設す
る。
 健康志向の高まりからフィルター付きたばこが新興国を中心に需要を伸ばし
ていることに着目、姫路製造所網干工場(兵庫県姫路市)内に、たばこフィル
ター用のアセテート・トウの工場棟を増設する。閉鎖した堺工場の一部設備を
転用、ダイセルの国産生産能力を重量ベースで現行比で約20%増強する。投資
額は約46億円。10年の稼動を見込んでいる。
(10/27 日刊工業)


■サカタのタネ
 凸版印刷と共同で屋上緑化事業を強化

 種苗大手のサカタのタネは凸版印刷と組み、屋上緑化事業を強化する。
 建装材印刷を手がける凸版子会社と11月から提携。凸版子会社がもつ営業網
を活用して、集合住宅やオフィス向けの販売を拡大する。また凸版印刷グルー
プはサカタのタネへの緑化関連製品供給を有力事業に育て、両社で10年度に10
億円の受注を見込む。
(10/30 日経)


■東京商工会議所
 新型インフルエンザ対策で企業に8週間分のマスク備蓄を促す

 東京商工会議所は中小企業向けに、新型インフルエンザ対策をまとめたガイ
ドライン(指針)を公表した。
 それによると、感染拡大を防止するために、従業員用にマスクを 8週間分備
蓄するなどの具体策を例示している。指針に強制力はないが、対策をとらずに
被害が広がった場合は社会的な責任が問われるとともに、事業の継続ができず
倒産する可能性もあるとして、会員企業に取り組みを強く促す。
(11/6 日経)


■日本合成化学工業
 保護コロイド系アクリルエマルジョンを開発

 日本合成化学工業は、保護コロイド系アクリルエマルジョンを開発した。
 アモルファスビニールアルコール系樹脂“ニチゴーGポリマー” を乳化剤
として用いることで、界面活性剤フリーのアクリルエマルジョンを開発した。
すでに大垣工場では粉末にしたものも含め、量産体制を構築しており、接着
剤やコーティング剤などへ用途開発を進めていく。
http://www.nichigo.co.jp/news/pdf/2008/081017.pdf
(11/6 化学工業日報)


■信州大学、テクノス
 共同で世界初のナノファイバー製ワイパーを開発

 信州大学は、ワイピングクロス専門メーカーのテクノス(福井県)と共同
で、世界初となるナノファイバー製のクリーンルーム(CR)用ワイパーを開
発した。
 両者が開発したのは、エレクトロスピニング(静電紡糸)法による 4層構
造のポリウレタン不織布。基材にはポリエステルを使用した。約 2年半前に
研究をスタートし、紡糸方法および不織布構造を工夫することで実用化にこ
ぎ着けた。
 マイクロファイバーの数10分の1 という超極細ポリウレタン繊維が、従来
除去し切れなかったナノサイズのホコリを拭き取る。不織布のため無発塵性
に優れることも特徴。マイクロファイバー製ワイパーの30倍の性能を実現し、
クラス100 のクリーンルームに対応可能。12月に商品化し、半導体製造工程
向けを軸に用途開拓を進める。当面、数千〜数万枚を生産する。
(11/6 化学工業日報)
 
 
■住友精化
 「レスポンシブル・ケア報告書」を発行

 住友精化は「レスポンシブル・ケア報告書」を発行した。
 「レスポンシブル・ケア」とは、世界の化学工業界で化学物質を扱う企業が、
化学物質の開発から製造、物流、使用、最終消費を経て廃棄に至るすべての過
程において、自主的に「環境・安全・健康」を確保し、活動の成果を公表して
社会との対話・コミュニケーションを行う活動のことを指す。
 同報告書では、同社グループのレスポンシブル・ケアについての説明や、そ
の組織と体制の解説のほか、同社グループが手がける環境関連製品の紹介、環
境問題への取組み、化学品安全・保安防災・労働安全・物流安全へのそれぞれ
取組みなどを収録している。
http://www.sumitomoseika.co.jp/documents/081104.pdf
(11/4)
 
 
■化繊協会
 「第648回 本委員会の主要議題と概要」を公表

 日本化学繊維協会は、10月24日に第 648回本委員会を開催し、主要議題とし
て以下の3件についての報告が行われた。
 (1) 「最近のFTA/EPA交渉について」
 日本とアセアンとの EPA交渉はこの1〜2年で大きく進展した。アセアン各国
との交渉では、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ブルネイとの EPA
がすでに発効済みで、発効が遅れているフィリピンとは10月にフィリピン政府
が批准したことで発効に近づき、この9月にはベトナムとのEPA交渉が大筋合意
に至った。ベトナムは日本の繊維品輸入においてアセアンで最大の相手国であ
り、発効後の活用が期待されている。
 (2) 「平成21年度税制改正に関する要望について」
 化繊協会では業界固有の改正要望項目で大きいものはないが、産業界全体を
俯瞰しての要望を税制専門委員会で纏め、9月26日開催の自民党経済産業部会 
商工・中小企業関係団体委員会合同会議における繊維産業へのヒアリングで、
化繊業界の要望として提出した内容を事務局より報告した。
 (3) 「欧州繊維産業の研究開発動向(第47回ドルンビルン国際会議報告を中
    心に)」
 第47回ドルンビルン国際化繊会議が 9月17〜19日にオーストリア・ドルンビ
ルンにて開催された。同会議に出席した事務局担当者から、欧州繊維産業の産
学官連携プロジェクトの取組みを中心に概要報告を行った。また、日本におけ
る最近の取組みとして、化繊各社が参加して検討を進めている、08年度経済産
業省調査「合成繊維の基礎原料のバイオベース化技術調査」についての報告が
あった。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news.html
(10/24)


■レンゴー
 「SMBC環境配慮評価融資」適用第一号に

 レンゴーは、三井住友銀行が新たに開始した環境保全に積極的に取り組む企
業を金融面から支援する「SMBC環境配慮評価融資」の適用第1号となった。
 同融資は、企業の新たな資金需要に際して同行独自の評価基準に基づいて環
境配慮状況を評価し、その結果に応じて融資条件が設定されるもの。同社に対
する環境配慮状況の評価結果は、「環境コミュニケーション」「環境マネジメ
ントシステム」の両面で高い評価となり、企業経営において優れた環境配慮を
行っているとされた。とくに、 (1)トップマネジメントの方針として太陽光の
利用拡大や小規模水力の活用など、温室効果ガス排出削減に積極的に取り組ん
でいる、 (2)物流面における環境対策として、同業他社とのバーター取引を提
案・実施するなど、モーダルシフトを超えた新しいあり方を追求している、と
いう2つの点が高く評価されたもの。 
http://www.rengo.co.jp/topics/2008/2008_topi_005.html
(11/4)


■阿波製紙
 阿南工場にマイクロフィルター装置を導入

 阿波製紙は、同社阿南工場に新たに ALGAS社の「アルガスマイクロフィルタ
ー」を日本で初めて総合排水処理装置へ導入し、10月30日に安全祈願祭を執り
行った。
 同装置は、製紙工場からの排水を細かいメッシュの濾布を使ってソフト濾過
する事により繊維の目抜け現象を抑え、よりきれいな排水を作り出すもの。濾
布方式の処理装置としては高水準の性能を有し、今回の導入は排水をより浄化
することによる地域の環境の保全を目的としている。同社では今回の装置の導
入などにより、地域環境に配慮した製品の開発・製造を推進していく考え。
 また、同社は11月 9日に「阿南市科学センター」にて開催される「青少年の
ための科学の祭典2008徳島大会」に出展する。同イベントは、青少年が実験や
工作などの実体験を通して科学を楽しむ場を提供することを目的に全国各地で
行われており、今年度は「地域IC未来フェスタ2008 in 徳島」がサテライト会
場として同時開催される。同社ブースでは「好きな紙づくり」をテーマに、子
どもたちが同社社員と共に手抄による「ハガキ作成」を行い、紙のできる工程
を体験する予定。
http://www.awapaper.co.jp/company/news126.html
http://www.awapaper.co.jp/company/news127.html
(10/31、11/1)


■ダイワボウグループ
 人事異動を発表

 ダイワボウグループのダイワボウマテリアルズは10月21日付けで、下記の通
り人事異動を実施した。
 和歌山工場長 向瀬実治氏(旧ダイワボウノイ且ミ長付)
 社長付 菊池敏明氏(旧和歌山工場長)
http://www.daiwabo.co.jp/ir/pdf/2008_1030.pdf
(10/30)


■白元
 「次世代マスク“快適ガードプロ”快適なひとときプレゼント!キャンペー
 ン」実施

 白元は、「次世代マスク“快適ガードプロ”快適なひとときプレゼント!キ
ャンペーン」を実施する。
 同キャンペーンは、快適ガードプロシリーズ商品のいずれかの購入者を対象
として、総計210名に快適なひとときをプレゼントするもので、「快適コース」
「しっかりガードコース」「プロのこだわりコース」の3つのコースから、バ
ーコードの枚数によって商品を選ぶことができる。応募は、店舗に備え付けの
応募ハガキまたは郵便ハガキに、対象商品のバーコードを貼付し応募する。締
め切りは09年2月28日(当日消印有効)で、当選者の発表は賞品の発送をもって
かえる。
 快適ガードプロシリーズは、ノーズクッションがついてメガネのくもりを99
%カットする高機能なマスクで、ユーザーから高い評価を得ている。
http://www.hakugen.co.jp/campaign/gardpro/01.html
(11/6)


┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■東レ
 中国でPPスパンボンド工場が開業

 東レの中国での高機能ポリプロピレン(PP)長繊維不織布会社である、東麗高
新聚化(南通)有限公司(TPN)が本社工場(江蘇省南通市)で開業式を行った。
丁大衛南通市政府市長、陳徳新開発区書記ら行政関係者、東レグループ関係者
ら約100名が参加した。
 TPNは06年、中国で急速な需要拡大が見込まれるPP長繊維不織布(PPスパンボ
ンド)を供給するため設立された。今年2月から稼動し、10月には年産能力1万
8,000tがフル稼働となったため、改めて開業式を行ったもの。これにより東レ
グループは韓国の東レセハン(TSI、年産4万9,000t)と併せて年産6万7,000t体
制となり、同社グループはアジアトップクラスのメーカーとなった。
 今後はメディカル、そのほか工業資材や農業資材の用途開拓を進めるほか、
中国市場の成長に合わせ早期に2号機の増設も検討していく。
(10/23 化学工業日報)


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■興和新薬
 フッ素コートでメイクがおちにくいマスクを新発売

 興和新薬(名古屋)は今秋、化粧がつきにくいプロテクト加工を施した“三
次元 メイクがおちにくいマスク” を開発、全国の薬局・薬店・コンビニエン
スストアなどで発売した。
 女性がマスクを着用した場合、「化粧がおちる」「化粧がマスクに付着して
汚い」、あるいは「化粧くずれが気になってマスクを着用したくない」など女
性特有の悩みがあることが同社の調査によって判明したため、こうした女性の
不満を解消すべく、女性のための専用設計のマスクが同社により開発された。
 “三次元 メイクがおちにくいマスク”はプロテクトコート(特許出願中)と
いう撥油・撥水性の高いフッ素コーティング処理を顔側不織布に施すことで、
化粧がくずれにくく、汚れにくいマスクへと進化させた製品。
[製品の特長]
 (1) プロテクトコート(特許出願中)という撥油・撥水性の高いフッ素コー
   ティング処理を顔側不織布に加工しており、化粧がくずれにくく、おち
   にくい。 
 (2) マウスバーを組み込むことで口もと空間を広めに確保、口紅うつりをカ
   ットするとともに、呼吸がラクになるように設計。 
 (3) 超極細繊維フィルターと銀系抗菌フィルターを使用し、空気中の微粒子
   (3μm)を99%カット(ネルソン研究所調べ)。 
 (4) ソフトタイプの耳ひもで長時間かけても耳が痛くなりにくく、ノーズフ
   ィッターで鼻の形にフィットしメガネをかけてもくもりにくい仕様。
 (5) マスクの色はベビーピンクで、マスクを着用したときの女性の肌がきれ
   いに映えるよう配慮した。 
 希望小売価格(税込)は3枚入が473円、コンビニエンスストア向けの2枚入が
315円。
http://www.kowa.co.jp/s/s237.htm
(10/28 化学工業日報)


■ポーラ
 30倍のローションを含有する新マスクを発売

 ポーラは“B.A(ビーエー)”シリーズから“ザ ローション B.A マスク」
(6枚入り、税込み価格1万5,750円)を12月10日に発売する。
 高抱水層を中心にした 3層シート(外層は極細ポリエステル、内層シートは
レーヨン)を開発、これまで同シリーズ薬用ローション通常使用量の30倍のロ
ーションを含ませることが可能になった。細胞間脂質になじみやすいレシチン
などの天然保湿成分でコーティングした成分をナノレベルまで細かく分散、独
自の植物抽出保湿成分クローブエキスや保湿成分のクジンエキスクリア、ダー
マルプロテクトポリマー、モイストネットポリマー、バイタルポリマーなどを
配合し、角質の奥までうるおいと有効成分を送り届ける。
 プレミアム製品を扱う「ポーラ ザ ビューティ」 351店舗をはじめ、全国
4,500のポーラ店、百貨店などで販売する。
(10/29 化学工業日報)


■ユニ・チャーム
 冬らしい新デザインで“マミーポコパンツ”増量パック発売

 ユニ・チャームは、ウォルト・ディズニー・ジャパンディズニー・コンシュ
ーマ・プロダクツとのライセンス契約により、ベビー用紙おむつ“マミーポコ
パンツ”(M;42+2枚、66+4枚/L;32+2枚、52+4枚/ビッグ;30+2枚、48+4枚
/すべてオープンプライス)を冬らしい新デザインで入数を増量して、12月 2
日から全国にて発売する(09年2月28日までの予定)。
 同ブランドは、「ディズニーキャラクター」のかわいいデザインと「全面通
気性シート」で赤ちゃんのおしりをさらさらに保つ機能性をもちながら、手ご
ろな価格で高い支持を受けている。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/2008/08dec-1.html
(11/6)


┏☆ 訂 正  再 録 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ダイワボウノイ
 抗ウイルス素材を使用した新型多機能マスク“アレルキャッチャー(R)”を
 新発売

 ダイワボウノイは、鳥インフルエンザウイルスなどへの感染予防のため、抗
ウイルス素材を使用した多機能マスク“アレルキャッチャー(R)”(参考上代 
200円)の店頭販売を10月下旬より開始した。
 同製品には、同社グループが京都産業大学(鳥インフルエンザ研究センター)
との産学協同研究において開発した素材を使用しており、この素材はこれまで
の花粉やダニのアレル物質の吸着繊維技術(信州大学との産学協同研究で生ま
れた金属錯体を担持した繊維技術)を発展させたもの。
 これまでに同社グループが京都産業大学と産学協同研究において開発した抗
ウイルス素材を使用したマスクは、インフルエンザウイルス感染予防に特化し
た“プロテクシールドTM”マスクと、花粉・アレルゲンの吸着素材との兼用と
なる“アレルキャッチャー(R)”マスク(ともにダイワボウポリテックが販売)
がある。新商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 金属錯体担持繊維技術を応用した抗ウイルス素材使用の多機能マスク
 (2) 比較的長時間使用が可能な不織布製プリーツ型形状を採用し、バクテリ
   ア濾過効率(BFE)99%を有するサージカルタイプのマスク
 (3) 原料から最終パッケージまでの全てを日本国内で生産
http://www.daiwabo.co.jp/ir/pdf/2008_1027a.pdf
(10/27)

┏☆ 発  行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
      http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521  FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
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NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.323
━━☆No.323☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■□◆              NONWOVENS  REVIEW  On-Line
□■□              http://nonwovens-review.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2008.11.17☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

不織布に関する最新の情報を、本誌購読者およびクライアントの皆様にいち早
くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■三菱レイヨン/英化学大手ルーサイト社を買収へ
■チッソ/ガラス長繊維強化樹脂を上海で増産
■東洋紡/“バイロン”事業の売上高を数年内に2倍へ
■東洋紡績、帝人ファイバー/CO2削減に向け業界初・製品共同輸送を開始
■ペットボトルリサイクル/中国輸出が減速し国内にも影響
■JSR/リチウムイオンキャパシター工場が竣工
■王子製紙/蓄電能力15%増のコンデンサー材料を開発
■キンバリー・クラーク/手袋など医療用具の販売を日本で強化
■ハクゾウメディカル/感染対策品需要増に対応し福島工場を増強
■KRI/樹脂補強に使用しやすいセルロースナノファイバーの製造法を開発
■王子キノクロス/ホームページをリニューアル
■化繊協会/世界主要国の08年化繊生産動向を発表
■王子ネピア/仕入れ業務を集約
■ユニチャーム/インドシナ・中国に販路開拓
■大王製紙/第27回エリエールレディスオープンを11月21日から3日間開催

<製品開発>
■白元/プロ仕様マスク“スーパーガードプロ N95マスク”新発売
■小林製薬/不織布に入った薬用入浴剤“命寿の湯”を新発売

<催  事>
■繊維リサイクル技術研究センター/「第10回講演会/繊維リサイクルの進む
 べき道」を11月17日・京都で開催
■日本不織布協会/「産業資材部会分科会」を開催
■機能紙研究会/第47回研究発表会を11月20日に名古屋で開催

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■三菱レイヨン
 英化学大手ルーサイト社を買収へ

 三菱レイヨンは、英化学メーカーでMMA(メタクリル酸メチル)世界最大手の
「Lucite International Group Limited(ルーサイト社)」(英国サウザンプト
ン)を連結子会社化(買収)すると発表した。買収予定額は16億USドルで、来
年1月に買収を完了させる予定。
 今回の買収により同社は世界の MMA市場におけるリーディング企業となり、
ルーサイト社との合算売上高は約6,000億円となる。同社のMMA系事業における
アジアの生産拠点にあわせ、ルーサイト社の米欧の生産拠点を獲得することで
バランスの取れた三極生産体制が確立し、今後成長が期待される新興国への展
開が加速するとみられる。また、 MMA製造技術においても同社の保有する直酸
法(C4法)に、ルーサイト社のACH法および新エチレン法(アルファ法)が加わ
ることで、MMAの主要 3製法を有する世界唯一のMMAメーカーとなる。さらに両
社製品の相互融通による物流コスト削減、共同購入による調達効率の向上など
コスト合理化効果も期待できる。
 ルーサイト社は1937年に世界で最初に ACH法によるモノマー生産を工業化し
た英国 ICI社のMMA事業と、米国Du Pont社の同事業を受け継ぐ専業メーカー。
 MMAモノマーの画期的な新製法であるアルファ法を開発し、この新技術を用い
たシンガポール新プラントの商業生産を08年度中に開始する。
 同社がコア事業と位置づける MMAはITや自動車向けに用途が拡大しており、
透明性・耐候性・モノマーリサイクルが可能な環境対応性の優れた特性を有す
る。今後も用途拡大が見込まれ、新興国の経済成長に合わせた需要の増大も期
待されている。
http://www.mrc.co.jp/press/pdf/press081111.pdf
(11/11)


■チッソ
 ガラス長繊維強化樹脂を上海で増産

 チッソは、中国合弁、上海金昌工程塑料有限公司(上海市金山区)でガラス
長繊維強化熱可塑性樹脂“ファンクスター”を増強する。
 自動車をはじめと拡大する需要に応えるため、現有の年産 1万5,000tから20
%増の同1万8,000tに引き上げるもので、投資額は870万人民元。すでに着工し
ており09年1月に完成、3月から本稼動を目指す。将来は上海市内に新たな立地
を検討、合計能力を3万tまで増強する計画。あわせて研究開発センターも建設
する方針で、09年 6月の完成を予定している。中国では今春からブレンド製造
を開始しており、重要市場に位置づけられる。今回の増強でさらなる拡大を図
る。
(11/5 化学工業日報)


■東洋紡
 “バイロン”事業の売上高を数年内に2倍へ

 東洋紡は、“バイロン”事業で数年内に売上高2倍を目指す。
 主力の非晶性ポリエステル(PET)樹脂および結晶性PET樹脂“バイロン”を
はじめ、非晶性ポリ乳酸(PLA)樹脂“バイロエコール”など高付加価値品を中
心に海外展開を積極的に推進するもので、将来は日本、アジア、欧州、米国の
世界4極生産体制も視野に入れる。
 “バイロン”は塗料、インキ、接着剤から、コーティングなど幅広い用途を
もつ機能性ポリマー。同社はさまざまな品種をもつ強みから圧倒的シェアを誇
っている。
(11/10 化学工業日報)


■東洋紡績、帝人ファイバー
 CO2削減に向け業界初・製品共同輸送を開始

 東洋紡績と帝人ファイバーは、山口県岩国市にある両社それぞれの事業所か
ら大阪方面への製品共同輸送を10月中旬出荷分より開始した。
 両社は、環境に配慮した物流活動の取組みの一環として、08年度より CO2削
減を目標に共同輸送の検討を行ってきたが、両社の拠点が 5km圏内と近い岩国
地区を出荷元候補として取り上げ、その出荷先を検証した。その結果、積載の
相性が良い両社の製品を岩国でまとめてトラックに積載して共同輸送すること
で、大阪へのトラック幹線輸送の台数を削減し、岩国〜大阪間の輸送時におけ
るCO2排出量の40%削減と、それにともなう物流コストアップも発生しない見込
みが立った。こうした取組みは合繊業界としては初めての事例となり、今後も
両社による共同輸送の対象地区および製品の拡大、さらに同業他社への呼び掛
けなど、製品共同輸送の規模拡大を図る考え。
 これまで東洋紡はスパンボンド製品を同社岩国事業所から関西地区の顧客に
出荷するため、大阪府のストックポイントに向けほぼ毎日出荷を行い、帝人フ
ァイバーは同社岩国事業所からポリエステル糸製品を複数の大阪府内の顧客に
向けて不定期に出荷していた。
http://www.teijin.co.jp/japanese/news/2008/jbd081113.html
(11/13)


■ペットボトルリサイクル
 中国輸出が減速し国内にも影響

 増加基調にあった使用済みペットボトルの輸出に変化が出てきた。
 ここ数年、国内の使用済みペットボトルの中国向け輸出は拡大していたが、
中国国内の繊維向け需要の減少や世界経済の変調で一本調子の増加に歯止めが
かかる可能性が出てきた。中国から欧米向け輸出が鈍化しており、10月に入っ
て輸出が止まっているもよう。このため中国国内の PET繊維の需要が減少し、
使用済みペットボトルの中国向け輸出の増加が続くかどうかは不透明となって
きている。使用済みペットボトルの中国の旺盛な輸入が減少すれば、その価格
が下落、安定する可能性もある。しかし、リサイクル業者の経営にとってこう
した激しい需給・価格変動はマイナス要因であり、厳しい経営環境が続くこと
になる。
(11/5 日刊工業)


■JSR
 リチウムイオンキャパシター工場が竣工

 JSR 完全子会社のJMエナジー(東京都昭島市)では、山梨工場(山梨県北杜
市)に建設中だったリチウムイオンキャパシター工場が竣工した。
 同工場の生産能力は年間30万セルで、今後も需要の伸びに応じて増強を続け
る。また竣工に伴い、同キャパシターの開発拠点を山梨工場に移設して、開発
機能と顧客向け技術サポート体制を強化する。
(11/11 日刊工業)


■王子製紙
 蓄電能力15%増のコンデンサー材料を開発

 王子製紙は、ハイブリッド車に搭載されるコンデンサー材料のポリプロピレ
ン(PP)フィルムで、蓄電能力を15%高めた新フィルムを開発した。
 業界最薄の厚さ2.8μmを実現し。コンデンサーにした際の内部のフィルムの
表面積を増やした。コンデンサーの蓄電能力が上がることでモータの出力向上
や車体軽量化が期待できる。
(11/11 日経産業)


■キンバリー・クラーク
 手袋など医療用具の販売を日本で強化

 紙・日用品の大手であるキンバリー・クラーク(米国テキサス州)では、医
療現場で使う手袋など医療用具の販売を日本で強化する。
 キンバリークラーク・ヘルスケア(横浜市)はこのほど検査用手袋“KC100 
ラベンダー・ニトリル検査用グローブ”を発売した。国内で普及しているビニ
ール手袋に比べ破損の確率が低く、伸縮性も改善され装着感も良い。このほか
痰が肺に入りにくくなった人工呼吸器など新製品の投入をすすめる一方、営業
要員も3年後をめどに現状の2倍以上に増員する。新型インフルエンザなどの感
染対策を背景にした需要などを取り込み、3年以内に日本で100億円の医療用具
売上高を目指す。
 キンバリーは北米市場の手術用ガウンで48%、検査用手袋で26%とそれぞれ
シェア首位を占めているが、同国の市場は成熟が進んでいるため他の地域で需
要獲得に取り組む。
(11/6 日経産業)


■ハクゾウメディカル
 感染対策品需要増に対応し福島工場を増強

 医療用衛生材料のハクゾウメディカル(大阪市)では、福島県相馬市にある
工場を増強する。
 年間20億円の生産規模を15年12月期までに50億円に引き上げる。滅菌ガーゼ
をはじめ主力に据える感染対策品の需要拡大に対応する。
 増強するのはハクゾウメディカルテクノス福島工場。用地取得も含め12億円
を投じて08年4月に設立した。今後も年間2億円弱をかけて設備の増強を続ける。
また人員も20人から5年以内に100人まで増やす。
 アルコール消毒綿やマスク、手袋など各種感染対策用の医療用衛生材料を生
産する。同社が強みをもつ単包装の使い切り型製品は感染予防意識の高まりを
背景に、大病院から地域の診療所まで需要すが広がっているという。09年夏ま
でに仙台市の近郊に営業拠点を新設する予定。
(11/14 日経産業)


■KRI
 樹脂補強に使用しやすいセルロースナノファイバーの製造法を開発

 大阪ガスの100%子会社であるKRI(京都市下京区)ではこのほど、プラスチ
ックなどの補強材に使用可能なセルロースナノファイバーの製造法を開発した。
 セルロースを溶解する同社の技術を応用し、直径30〜50nmのファイバーを取
り出す。生分解性を持つポリ乳酸樹脂に添加すれば、複合材料の 100%バイオ
マス化も可能。今後は樹脂メーカーの協力を得て2〜3年以内の実用化を目指す。
(11/12 日刊工業)


■王子キノクロス
 ホームページをリニューアル

 王子キノクロスは、同社ホームページをリニューアルした。
 同社を代表する不織布“キノクロス”や “パルクロス” などを含む製品紹
介や、食品や医療、工業など各分野における用途の紹介、さらに吸収性やろ過
性・通気性といった製品特性などを、写真を多用してわかりやすく紹介してい
る。
http://www.kinocloth.co.jp/
(11/12)


■化繊協会
 世界主要国の08年化繊生産動向を発表

 日本化学繊維協会(化繊協会)はこのほど「世界の主要国・地域の化繊生産
(2008年)」をまとめ、発表した。
 それによると、景気が世界的に悪化するなで世界の主要国・地域の化繊生産
は調整色が強まって高成長の中国、インドで伸びが鈍化、その他の国でも減少
が続き、08年の化繊生産は01年以来7年ぶりの前年割れとなる可能背が高い。
 主要国・地域の化繊生産を最近の統計で見ると、中国、インドが増加を続け
ている一方、その他は減少を続け、とくに台湾、米国の落ち込みが目立つ。欧
州は一部品種が発表されなくなったため、化繊全体の数字は把握できないが、
 9〜10%の減少と推定されている。成長続く中国、インドについても、これま
での前年比2桁増に比べると、勢いは大きく減退している。
 主要品種別で見ても全般に生産が後退しており、ナイロンF は中国の増加以
外は、主要国・地域の生産は減少。ポリエステルは韓国、台湾、韓国、欧州は
減少が続き、中国、インドは増加の勢いが落ちている。ブラジルは生産増とな
っているが、フィラメント、ステープルともに設備が増強されたことが要因。
アクリルSは主要生産国の中国、日本が大きく減少し、欧州も8.6%の減少。セ
ルロース繊維は日本以外は減少となっている。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news.html
(11/10)


■王子ネピア
 仕入れ業務を集約

 王子製紙グループの王子ネピアは仕入れ業務を集約化する。
 これまでは営業本部内の家庭紙部、子供用おむつ部、大人用おむつ部が独自
に仕入れを実施していたが、業務効率を図るため、「総括仕入部」を設置し、
ウエットティッシュやおむつの素材となる不織布をメーカーから購入、社外の
生産委託先に供給するなど仕入業務を一本化する。
(11/6 日経産業)


■ユニチャーム
 インドシナ・中国に販路開拓

 ユニチャームはインドシナ・中国に販路を開拓する。
 同社は「東西経済回廊」や「第二メコン国際橋」など、インフラ整備が進み
事業機会が拡大すると予想されるインドシナ半島において、代理店や卸などの
ネットワークを活用し、タイを中心にラオスやカンボジア、ミャンマー、ベト
ナムなど周辺国に販売エリアを拡大し、販売構成比を09年3月期の見込み2%か
ら11年には10%に引き上げる。またもっとも成長が期待される中国では、従来
注力していた上海・北京・広州などの主要都市や省都に加え、成長率の高い中
核都市への浸透を図り、年2〜3割の成長を目指す。
 主要都市を中心とした代理店の活用、 2次卸設置の拡大で販売都市を07年末
の145から08年末には245に引き上げる予定。
(11/5 日刊工業)


■大王製紙
 第27回エリエールレディスオープンを11月21日から3日間開催

 大王製紙は第27回を迎える「大王製紙エリエールレディスオープン」を11月
21日から23日までエリエールゴルフクラブ松山(愛媛県松山市)で開催する。
 このオープントーナメントでは、日本女子プロゴルフ協会公認競技の最終戦
として賞金女王の座と来年度のシード権を賭けた闘いが行われる。参加するの
は、賞金ランキングトップ(10月19日現在)の李知姫をはじめ、ディフェンデ
ィングチャンピオンの上田桃子や横峯さくらを筆頭に、諸見里しのぶ、上原彩
子、原江里菜、有村智恵ら20台前半のプレーヤーなど。
http://www.daio-paper.co.jp/newsrelease/index.html
(10/29)

┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■白元
 プロ仕様マスク“スーパーガードプロ N95マスク”新発売

 白元は、医療従事者が使用するプロ仕様のマスク“スーパーガードプロ N95
マスク”(希望小売価格 税込840円)を11月中旬より発売する。
 「N95マスク」は、米国NIOSH(労働安全衛生研究所)のN95規格をクリアし、ま
たCDC(アメリカ疾病予防センター)の「医療施設における結核菌感染対策ガイ
ドライン」に適合していて結核菌の院内感染対策用の防護マスクとして有用と
されている高機能マスク。同社では医療従事者などが使用している N95規格を
クリアしたマスクを、従来販売されていなかったドラッグストアやスーパーな
どで発売を展開する。商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 米国NIOSH認定の高機能なN95マスク
 (2) CDC の「医療施設における結核菌感染対策ガイドライン」に適合してお
   り、結核菌の院内感染対策用としての防護用マスクとして有用
 (3) ノーズクッション採用でスキマのないフィット感
 (4) ゴムバンドはアジャスター式で、さまざまな顔の形状にフィットし、呼
   気のモレを抑える
 (5) MIL-M-369554C(JIS L 1912)によるBFE(バクテリア捕集効率)試験に
   おいて、BFE99%の性能を有するフィルタを使用
 (6) 唇がマスクに触れにくい成形タイプのマスクで、会話が楽にできる
http://www.hakugen.co.jp/company/release/news1078.html
(11/12)


■小林製薬
 不織布に入った薬用入浴剤“命寿の湯”を新発売

 小林製薬では、11月14日から11種類の生薬がまるごと入った手もみタイプの
薬用入浴剤“命寿の湯(めいじゅのゆ)”を通信販売限定で新発売する。
 この新製品は11種類の生薬がまるごと入った薬用入浴剤。手もみタイプなの
で、11種類の生薬が入った白い袋(不織布)を破かずそのままお湯に入れ、も
めばもむほど生薬の薬液がたっぷりと出てくるのを実感できる。また生薬の有
効成分とお湯の温浴効果で、寒い冬も体の芯から温まる。疲れ、腰痛、リウマ
チ、神経痛、肩こり、冷え症が気になる方が対象の入浴剤。
http://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/2008/081114_01/index.html
(11/14)

┏☆ 催  事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■繊維リサイクル技術研究センター
 「第10回講演会/繊維リサイクルの進むべき道」を11月17日・京都で開催

 繊維リサイクル技術研究センターは11月17日、京都市左京区の京都工芸繊維
大学において、「第10回講演会/繊維リサイクルの進むべき道」を開催する。
当日の講演内容は以下の通り。
 (1) 「開会挨拶」木村照夫氏(京都工芸繊維大学教授,同センター長)
 (2) 「繊維資源リサイクルの位置づけ」鈴岡章黄氏(帝人ファイバー株常
   勤顧問、同センター特任教授)
 (3) 「NPO 法人日本救援衣料センター26年の歩みと活動報告」豊田祐典氏
   (NPO 法人日本救援衣料センター事務局長)
 (4) 「救援衣料配布のボランティアに参加して〜モンゴルの大草原よ永遠な
   れ〜」福井冨久子氏(元・東洋紡績梶j
 〔問合せ先〕
 京都工芸繊維大学 先端ファイブロ科学部門
 TEL/FAX 075-724-7754 
http://www.kit.ac.jp/01/topics/2008/10seni081111.pdf


■日本不織布協会
 「産業資材部会分科会」を開催

 日本不織布協会(ANNA)は11月25日、「産業資材部会分科会」を大阪市中央
区の大阪産業創造館において開催する。
 今回は実用化段階を迎えた不織布新素材、環境配慮型の木質系ナノファイバ
ーおよび同系バイオエタノールについての講演が行われる。当日の講演内容は
以下の通り。なお、会場の都合により申込み受付は先着70名となる。
 (1) 「三次元スプリング構造体“ブレスエアー”」藤本麻由氏(東洋紡績
   生活・産業資材事業部ブレスエアーグループ)
 (2) 「セルロースナノファイバーの展開−バイオエタノールと複合材料開発
   技術」遠藤貴士氏((独)産業技術総合研究所バイオマス研究センター 
   水熱・成分分離チーム長 理学博士)
 〔問合せ先〕
 日本不織布協会 事務局
 TEL 06-6233-0842  
http://www.anna.gr.jp/news/image/081031d.pdf


■機能紙研究会
 第47回研究発表会を11月20日に名古屋で開催

 機能紙研究会は11月20日、愛知県名古屋市の今池ガスビルで「産業連携と機
能紙」をメインテーマとし「第47回機能紙研究会」を開催する。
 講演では産・学・官それぞれの立場から、新しい素材・繊維など時宜を得た
商品開発状況の発表が行われるほか、ポスター研究発表および新製品展示会も
あわせて行われる。
 翌日の21日にはAコース(産業技術総合研究所・中部センター、三菱電機・
名古屋製作所)およびBコース(トヨタテクノミュージアム・産業技術記念館、
ノリタケの森・クラフトセンター)の見学会も企画されている。当日の講演の
内容は下記の通り。
 (1)「イオン交換を利用した錯体触媒担持シートの開発」深堀秀史氏、ほか2
   名(愛媛県産業技術研究所紙産業技術センター・特別研究員)
 (2)「芯鞘高性能導電繊維“コアブリッドB”」山本洋氏(三菱レイヨン樺
   央技術研究所繊維開発研究室・副主任研究員)
 (3)「バイオマス素材“テラマック”とその機能紙への応用」岡本昌司氏(ユ
   ニチカ潟eラマック事業開発部・マネージャー)
 (4)「熱可塑性セルロース繊維“フォレッセ”について」荒西義高氏(東レ
   繊維研究所・主任研究員)
 (5) 特別講演「木材の細胞間層の流動性発現と大変形3次元成形加工」金山
   公三氏((独)産業技術総合研究所サステナブルマテリアル研究部門・主
   幹研究員)
 (6) 特別講演「環境に優しい自動車の技術開発動向」鈴木茂樹氏(トヨタ自
   動車鰹務役員)
 (7)「我が社のLCAへの取り組みについて」津田幸輔氏(阿波製紙褐、究開発
   部)
 (8)「セルラーゼの話題」苅田修一氏(三重大学大学院生物資源学研究科資源
   循環学専攻・准教授)
 (9)「酢酸セルロース限外濾過膜の水処理への利用」中塚修志氏(ダイセン・
   メンブレン・システムズ崖&Dセンター所長)
 (10)「粘土を主成分とするシート“クレースト”」蛯名武雄氏((独)産業技
   術総合研究所コンパクト化学プロセス研究センター・材料プロセッシン
グチーム長)
 (11)「全熱交換型換気扇ロスナイの歩みと工場省エネについて」杉山陽一氏
   (三菱電機樺津川製作所)
 〔問合せ先〕
 機能紙研究会・事務局
 TEL 0896-58-2055
http://www.ehime-iinet.or.jp/kinoushi/

┏☆ 発  行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
      http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
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〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521  FAX03-3233-2690
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NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.324
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2008.11.25☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

不織布に関する最新の情報を、本誌購読者およびクライアントの皆様にいち早
くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■三菱自動車/竹繊維と植物由来ウレタンを使用した自動車内装材料を開発
■東大・群馬大/白金を使わない燃料電池用電極触媒を開発
■ホンダ/「Honda FC Sport」デザインスタディモデルを米国展示会に出展
■日華化学/化学品の収益強化へ向け機構改革
■ゼオン化成/自動車用内装表皮材の事業を拡大
■セーレン/繊維2次製品を内製化
■東洋紡積/事業所最寄港の利用拡大で環境・地域貢献
■三菱自動車/新世代電気自動車“i MiEV”が成田空港でも試験導入
■帝人グループ/中国・南通帝人の「リサイクル商品」が表彰
■経済産業省/ナノ材料の安全管理に関する研究会を立ち上げ
■日清紡績/人事異動を発表
■化繊協会/08年10月度の化学繊維生産・在庫の概況(速報)を発表
■化繊協会/09年版「繊維ハンドブック」を12月下旬に発行

<海外ニュース>
■ダウ/ローム・アンド・ハース・アドバンスト・マテリアルズ事業部門設立
 へ
■GM/世界最大規模の燃料電池車開発の市場テストを米農務省と提携

<製品開発>
■クロシード/インフルエンザ対策のマスク
■NI帝人商事/“ソロテックス(R) ”中綿使用の“次世代快眠まくら”発売
■キッツマイクロフィルター/半導体業界向けオールPEの中空糸膜フィルター
 を1月に発売


┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■三菱自動車
 竹繊維と植物由来ウレタンを使用した自動車内装材料を開発

 三菱自動車工業は、竹繊維と植物由来ウレタン樹脂を使用した自動車内装向
け複合材料を開発した。
 ポリプロピレン(PP)やケナフ繊維強化ポリ乳酸(PLA)と同等以上の耐熱性
や曲げ強度を発揮する。加水分解がほとんど起きないため、内装材として十分
な寿命をもつことも特徴。ライフサイクル全体での CO2排出量はPPに比べ約28
%削減でき、総VOC(揮発性有機化合物)発生量も木材ハードボードに比べ89%
以上削減できることを確認している。ドアトリム基材やシート背板、天井材な
どに適応可能とみており、実用化を目指す。
(11/18 化学工業日報)


■東大・群馬大
 白金を使わない燃料電池用電極触媒を開発

 東京大学大学院の尾嶋正治教授と群馬大学の尾崎純一教授らの研究チームは、
自動車用電源などに使う固体高分子形燃料電池(PEFC)の白金を使わない新し
い電極向け触媒材料を開発、そのメカニズムを解明した。
 現在、白金使用の電極材料は高いコストが普及の足かせとなっている。同材
料は安価なうえ長寿命で、原理的には白金に比べて 2倍以上の性能が見込める。
非白金触媒の開発で、低コスト燃料電池車の普及に弾みがつきそうだ。
(11/18 日刊工業)


■ホンダ
 「Honda FC Sport」デザインスタディモデルを米国展示会に出展

 アメリカン・ホンダモーターは「ロスアンゼルスオートショー」(プレスデ
ー;11月19・20日、一般公開日;11月21〜30日)において、「Honda FC Sport」
デザインスタディモデルを発表した。
 同モデルは、軽量でコンパクトな同社独自の燃料電池スタック「V Flow FC
スタック」の採用により、自由度の高いデザインを可能としている。フロント
中央に運転席、リアには二つの席を配し、リア席の間に「V Flow FCスタック」
を配置した。さらに、バッテリーを低い位置に搭載することで超低重心とし、
空力にも優れたライトウェイトスポーツカーのデザインとなっている。同モデ
ルは米国カリフォルニア州にある 「ホンダR&Dアメリカ」のデザインスタジオ
で制作されたもので、市販の予定はないという。
http://www.honda.co.jp/news/2008/4081120b.html
(11/20)


■日華化学
 化学品の収益強化へ向け機構改革

 日華化学は、化学品の競争力や収益力向上を目指して、09年1月1日付けでこ
れまで 4種類に分かれていたカンパニーおよび事業部を「化学品部門」と「化
粧品部門」に総括する機構改革に踏み切る。
 繊維用化学品やクリーニング用薬剤など国内需要の期待できない製品を抱え
ているため、新規事業展開を加速することを目的に、化学品部門のカンパニー
制を再編して、新たにファインケミカルカンパニーを設置、感熱紙用顕色剤な
ど情報記録材料を中心に強化を図る。さらに次世代製品の開発をマーケティン
グ本部に集約して、環境・自動車関連・新規ポリマーなどの量産化を急ぐ。
(11/17 化学工業日報)


■ゼオン化成
 自動車用内装表皮材の事業を拡大

 ゼオン化成(本社東京都千代田区、小倉由郎社長)は国内カーメーカーを対
象に独自に開発した塩化ビニル樹脂(PVC)系インビジブル(シームレス)用表
皮剤のサンプルワークを開始した。
 すでに海外では実績を有しているものの、現在国内で主流となっているウレ
タン系熱可塑性エラストマー(TPU)の大体需要を開拓、09年以降の採用。また
海外需要をにらみ、現地生産化の準備も進めており、10年以降の稼動を目指す。
(11/21 化学工業日報)


■セーレン
 繊維2次製品を内製化

 セーレンはパップ材基布などの繊維 2次製品を内製化する。
 長浜工場(滋賀県)で一貫生産する設備を立ち上げた。北陸合繊工場(福井
県)で製造した繊維素材を長浜に持ち込んで 2次製品まで加工する体制とした
もの。これまでは 2次製品は外注しているケースがあったが、糸・綿の基本素
材からこれを使った加工品までの自社一貫製造に移行することで、高い品質管
理などを通して顧客満足度を高める。
 鐘紡から買収した関連会社、KBセーレンの長浜工場に12億円を投じて建物面
積 5,500m2の工場を建設し10月から稼動させた。ウレタン不織布を基にした医
療用のパップ材や絆創膏の基布、ワイピングクロス、浄水器の機材などを製造
する。
(11/20 化学工業日報)


■東洋紡積
 事業所最寄港の利用拡大で環境・地域貢献

 東洋紡績は、敦賀事業所(福井県敦賀市)の最寄港である敦賀港の利用を拡
大していくことで、環境および地域における貢献を積極的に果たしていく。20
12年には、敦賀港を利用する割合を輸出入総量の70%以上にする計画。
 同事業所では、液晶光学用ポリエステルフィルム、タイヤコード原糸、エア
バッグ用原糸、スーパー繊維「ダイニーマ」、バイオ試薬など同社の基幹とな
る多様な高機能素材を生産している。これらの一部は世界各地に輸出している
が、これまでその大半は敦賀より関西まで陸送したのち神戸港、大阪港から出
荷していた。敦賀港の利用を拡大することで国内輸送が減り、最大 1,400t/年
の CO2削減が見込まれ環境への大きな貢献となるほか、同社のトータル物流コ
スト削減、さらには福井県、敦賀市および地域企業が推し進める敦賀港活性化
事業への積極的な参加による地域への大きな貢献となる。
http://www.toyobo.co.jp/press/press328.htm
 (11/13)


■三菱自動車
 新世代電気自動車“i MiEV”が成田空港でも試験導入

 三菱自動車は国内主要空港で駐機中の航空機への電源および空調の供給、建
物・諸設備の保守、管理、整備、その他の付帯事業を手がける潟Gージーピー
に、同社の新世代電気自動車“i MiEV(アイ ミーブ)”(1台)が11月20日か
ら1ヵ月間、試験的に導入されると発表した。
 エージーピーは環境への取組みの一つとして低公害車の導入を進めており、
今回は同車の空港内業務用車両としての実用性検証を目的に、環境にやさしい
エコ・エアポートを目指す成田空港において実証試験を行い、その実用性を確
認する。
 同社は地球温暖化・石油エネルギー代替への対応として、大容量リチウムイ
オン電池と小型・高性能モーターを搭載した新世代電気自動車であるi MiEVを
開発中で、09年夏までに市場投入を予定しているほか、電気自動車の早期実用
化・普及のため、複数の電力会社や地方自治体同車の実証走行試験を実施して
いる。
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/publish/mmc/pressrelease/news/detail1859.html
(11/20)
 
 
■帝人グループ
 中国・南通帝人の「リサイクル商品」が表彰

 南通帝人有限公司(南通帝人)の「“エコペットプラス (R)”を使用したリ
サイクル商品」が、中国の繊維業界の製品や技術を評価する機関から表彰され
た。
 同賞は1999年以来、中国印染行業協会、中国綿紡織行業協会、中国色織行業
協会、全国綿紡織印染産品調研センターなどの協会により年 1回授与され、業
種別に「綿糸」「生機」「先染の織物」「染色・プリント」「合繊長繊維」の
 5グループに分けて表彰されるが、今回は「染色・プリント」グループで「優
秀創新賞」を受賞した(このほかに「優秀設計賞」有り)。
 審査の基準は、(1)製品製造中の工程設計に創造性、(2)製品の新しい機能性、
(3)製造工程の省エネ・環境への貢献度、(4)外観の 4点。審査メンバーは、東
華大学(元中国紡織大学)教授7名、高級紡織工程師2名(山東徳原沙線1名、
呉江福華織造1名、〔2名とも中国綿紡行業協会の委員〕)の計 9名となってい
る。
http://www.teijin.co.jp/japanese/news/2008/jbd081114.html
(11/14)


■経済産業省
 ナノ材料の安全管理に関する研究会を立ち上げ

 経済産業省は、人体や生態系への影響が未解明のナノマテリアルについて、
生産・流通段階などでの事業者の安全管理の方向性を検討する。
 27日に「ナノマテリアル製造事業者等における安全対策のあり方研究会」の
第 1回会合を開く予定。ナノマテリアルのリスクに関しては内外専門家の報告
がいくつかあるが、科学的知見としては不十分な状況。ナノマテリアル自体、
国内法上にも位置付けがなく、国際的に見ても物質の定義は未確立。ただ健康
影響の可能性などを排除する観点から、この間、厚生労働省などでも労働現場
などで取り得る策が議論されている。経産省でも、化学物質管理の柱の一つで
ある「事業者による自主管理」推進の中で対応していく考え。
 主に検討対象とする物質はカーボンナノチューブ、フラーレン、カーボンブ
ラック、シリカ(ホワイトカーボン)、酸化亜鉛、酸化チタン。これらの先端
材料および古くから使われているナノサイズ物質を合わせた 6種程度に絞り、
自主管理上の考え方や可能な対策を抽出する。
(11/25 化学工業日報)


■日清紡績
 人事異動を発表

 日清紡績は09年1月1日付で、人事異動(部長級以上)を以下の通り行う。
 精密機器事業本部精密部品製造部長(旧精密機器事業本部精密部品製造部製
造第1課長)浜北精機事業所長 伊藤憲司氏
 繊維事業本部事業部門モビロン事業部長・繊維事業本部事業部門モビロン事
業部営業課長 相築政和氏
 同担当部長(旧繊維事業本部担当課長)・ニカワテキスタイルインダストリ
ー社長 片山善之氏
 新規事業開発本部新規事業開発室担当部長(旧新規事業開発本部 新規事業開
発室担当課長) 斉藤一夫氏
 紙製品事業本部家庭紙事業部門 営業部担当部長・紙製品事業本部事業統括
部事業統括課担当課長兼同本部家庭紙事業部門営業部営業管理課長 岩田昭氏
 ブレーキ事業本部R&D部門開発部担当部長(旧ブレーキ事業本部R&D部門開発
部担当課長)難波正博氏
 精密機器事業本部営業部担当部長(精密機器事業本部営業部担当課長)小幡
昌信氏
(11/12)


■化繊協会
 08年10月度の化学繊維生産・在庫の概況(速報)を発表

 日本化学繊維協会は、08年10月度の化学繊維生産・在庫の概況(速報)を発
表した。
 それによると、化学繊維生産は 8万3,334t・前年同月比14.7%減、うち合成
繊維生産は6万9,370t・同17.0%の減だった。主要品種では、ナイロンF 8,490
t(前年同月比4.3%減)、アクリルS 8,023t(同59.0%減)、ポリエステルF
 2万409t(同9.9%減)、ポリエステルS 1万6,746t(同10.3%増)だった。
 化学繊維在庫(生産者)は11万6,561t・前月比3.3%増・前年同月比7.5%増、
うち合成繊維在庫は10万563t・前月比4.0%増・前年同月比4.2%の増だった。
主要品種では、ナイロンF 1万3,878t(前月比2.9%減)、アクリルS 1万4,527
t(同6.7%増)、ポリエステルF 2万6,019t(同5.8%増)、ポリエステルS 2万
7,676t(同8.1%増)だった。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news/press_release/seizai/seizai0810.pdf
(11/18)


■化繊協会
 09年版「繊維ハンドブック」を12月下旬に発行

 日本化学繊維協会は12月下旬、09年版「繊維ハンドブック」(B6判・約400頁
・税込7,000円・送料は同協会負担)を発行する。
 同書は日本と世界の繊維原料からテキスタイル、アパレル、消費まで、とく
に発展する東アジアのデータが充実した内容となっている。データの連続性に
配慮しながらも項目ごとに見直しを図り、「国内統計編」「国際統計編」「資
料編」に分類してわかりやすさに留意した。本体冊子に加え、MS-Excel形式お
よびPDF形式で全データを収録したCD-ROM付き。
 1959年に「化繊ハンドブック」として発行された同書は、今回で45回目の発
行となる。その間「繊維ハンドブック」と改題し、化学繊維関係はもちろん、
綿、毛、麻、絹など天然繊維関係や内外のデータを網羅・収集している。
 〔問合せ先〕
 日本化学繊維協会 資料頒布会
 TEL 03-3241-2313


┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ダウ
 ローム・アンド・ハース・アドバンスト・マテリアルズ事業部門設立へ

 米ダウ・ケミカルは、09年初頭を予定しているローム・アンド・ハースの買
収手続き完了後にローム・アンド・ハース・アドバンスト・マテリアルズ事業
部門を新たに設立する。同新事業部門の統括は、現ローム・アンド・ハース社
長兼COO(最高執行責任者)のピエール・ブロンドー氏が担当。
 同新事業部は 6事業グループ(コーティング、建築および建設、紙および繊
維、特殊包装およびフィルム、特殊ポリマーおよび分離技術、電子材料)から
成り、ほぼ対等で両社それぞれの事業部と主要幹部で構成される。特殊包装お
よびフィルム事業の責任者パトリス・バルテルメス氏(ローム・アンド・ハー
ス)は、同新事業部門のヨーロッパ事業も統括する。
 ダウ・ケミカルは世界最大の石油化学品メーカーで、基礎化学品、機能化学
品、ハイドロカーボンなど 2,500種類を超える製品を販売し、関連会社を含む
生産施設は世界38ヵ国・191ヵ所、総勢 4万6,000名の従業員を抱える。他方、
今回買収されるローム・アンド・ハースは、建材、電子材料・機器、包装・紙、
医療、水処理など多用途に向けた特殊技術・製品の大手メーカー。
(11/14)


■GM
 世界最大規模の燃料電池車開発の市場テストを米農務省と提携

 米ゼネラルモーターズ(GM)は、米農務省(USDA)と提携してシボレーの市
場化テスト「プロジェクト・ドライブウェイ」を推進していくことを決定した。
 同プロジェクトは、水素燃料電池車を消費者市場へ促すために企画された世
界最大規模となる市場テストで、今後 6ヵ月間、USDAは政府関係者の移動手段
として燃料電池車の“シボレー・エクイノックス”を使用し、利用者は使用し
た感想や意見などをGMへフィードバックする。
 このUSDAとの提携は、米エネルギー省が行っている水素・燃料電池に関する
研究、開発、実証活動の一環で、燃料供給にはワシントンD.C.ベニングロード
にある水素ステーションを使用する。同プロジェクトは07年11月にスタートし
て以来、今までに100台を超える同車を政府関係者やメディア関係者、著名人、
またウェブサイトより申込んだ一般消費者に貸与している。現在、ロサンゼル
ス、ニューヨーク、ワシントンD.C.でプロジェクトが行われており、今後はヨ
ーロッパやアジアでも展開する予定だという。
http://www.gmjapan.co.jp/newsrelease/detail/7369
(11/17)

┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■クロシード
 インフルエンザ対策のマスク

 “抗体ffフォルテシモ”は京都府立大の塚本康浩教授らがインフルエンザ対
策用に開発したマスク。
 不織布製で口元に近い順でトップフィルター、静電フィルター、抗体フィル
ターの 3層構造となっている。抗体フィルターにはダチョウの卵黄を使用して
大量生産した抗体が塗布され、インフルエンザ予防に効果がある。大人の男性
用、女性用、子供用の3種類で価格はいずれも20枚入り6,720円。発売元はクロ
シード(福岡県飯塚市)。
(11/17 日経MJ)


■NI帝人商事
 “ソロテックス(R) ”中綿使用の“次世代快眠まくら”発売

 NI帝人商事のリビング部リビング第 2課は、“ソロテックス(R) ”「ポリト
リメチレンテレフタレート(PTT)」繊維を中綿に使用したまくら“次世代快眠
まくら”(43×63cm 、カラー;クリーミーホワイト 、希望小売価格 税込1万
2,800円)を11月下旬より発売する。年間販売個数1万個、売上高1億2,800万円
を目指す。
 ソロテックス(R) は、帝人ファイバーと旭化成せんいのジョイントベンチャ
ー・ソロテックス社で開発・製造する高機能繊維。今回の販売に先立ち、航空
機内の座席まくらやホテルのスイートルームなどで一部使用され、好評を得て
いる。
 商品の主な特長は以下の通り。 
 (1) 中綿に使用している「ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)」繊維は、
   バネのような特殊分子構造でへたりにくく、マシュマロのようなもちも
   ち感と優れた形体回復性を実現
 (2) 化学繊維のため、羽根まくらに比べてほこりが出にくい 
 (3) ウレタンフォームに比べ通気性が高くムレにくい
 (4) 汗を吸収して素早く発散する
http://www.teijin.co.jp/japanese/news/2008/jbd081119.html
(11/19)

■キッツマイクロフィルター
 半導体業界向けオールPEの中空糸膜フィルターを1月に発売

 キッツグループのキッツマイクロフィルター(長野県諏訪市)は、すべての
構造部材がポリエチレン(PE)からなる中空糸膜フィルターを開発した。
 この中空糸膜フィルター“ポリフィックスPE”は孔径が 5nmで、半導体製造
用フォトレジスト材料などの濾過用途に用いるもの。とくにパターン寸法50nm
以下に対応するフッ化アルゴン(ArF)に対応できる。
 半導体製造用フォトレジストはねデザインルールの微細化にともない露光光
源とともに世代交代しており、レジスト材料となる薬品を濾過するフィルター
は、パターン寸法の最低でも 2分の1、可能なら10分の1以下の濾過精度が要求
されるようになった。
 新製品はオールポリエチレンであるため幅広い耐薬品性と低溶出性を示す。
最先端 ArFレジストに対し高流量・低圧損で濾過する。用途は主に半導体工程
を想定しており、最先端レジストのほか高純度薬品、ポリイミド、シンナー・
現像液、超純水の濾過に適用できる。製品構成はカプセルフィルター、10イン
チおよび20インチカートリッジ。09年1月から発売し、09年度1億円、11年度に
は5億円の販売を見込む。
(11/21 化学工業日報)


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