NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.325
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┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■石油化学工業協会/国内のエチレン減産が拡大
■旭化成クラレメディカル/中空糸膜型人口腎臓で 2年後に世界シェア20%を
 目指す
■日本原子力研究開発機構(JAEA)/生分解性の抗菌ゲル剤を開発
■ピジョン/米国・中国を軸に海外事業を強化しインドでも市場を開拓
■東レ、中国藍星(集団)股有限公司/中国で水処理合弁会社を設立
■ホンダ/新型燃料電池車“FCXクラリティ”の国内リース販売を開始
■旭化成ケミカルズ/リチウムイオン2次電池用セパレータ“ハイポア”の設
 備能力を増強
■山陽特殊製鋼/出力を3倍にする燃料電池セパレーターを開発
■ランクセス/08年の業績予測値を上方修正
■王子ネピア
 “nepia GENKI! さらさらおしりふき”が「2008年グッドデザイン賞」受賞
■ユニ・チャーム/「エコプロダクツ2008」に出展
■富士経済/1次・2次電池の世界市場の調査結果を発表

<催 事>
■富山県工業技術センター/技術講習会を12月17日・富山で開催

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■石油化学工業協会
 国内のエチレン減産が拡大

 石油化学工業協会がまとめた10月の主要石油化学製品生産実績によると、基
礎原料のエチレンを生産する国内プラントの稼働率は89.1%となり、10年 2ヵ
月ぶりに90%を下回った。
 これは景気減速によりエチレンを原料とする合成樹脂の国内出荷が減ったほ
か、円高と中国需要の低迷を受けて輸出も大幅に減少したため。10月のエチレ
ン生産量は前年同月比19.8%減の52万9,500t。三井化学、住友化学など大手が
合成樹脂などの需要低迷を受けて10月から相次ぎ減産幅を拡大した。国内プラ
ントの平均稼動率が90%を割るのは、アジア通貨危機があった98年8月以来。
 合成樹脂の国内出荷量はポリエチレンなど主要 4製品が軒並み前年割れ。自
動車部品などに使うポリプロピレンは前年同月比12%減、建築用途が多いポリ
スチレンは同21%と大幅に落ち込んだ。
 輸出はさらに悪く、四樹脂ともに 2ケタの前年割れ。ポリプロピレンが同48
%減、ポリスチレンは同67%減だった。原油価格の急落で石化製品の先安感が
広がっており、中国市場では需要家の買い控えが顕著になっている。円高で輸
出採算も悪化した。
http://www.jpca.or.jp/1news/m_news.htm
(11/21 日経)


■旭化成クラレメディカル
 中空糸膜型人口腎臓で2年後に世界シェア20%目指す

 旭化成クラレメディカル(東京都千代田区)は中空糸膜型人口腎臓の年間世
界販売を3000万本、シェア20%に引き上げる。
 現在は2800万本でシェア18%であるが、海外での需要増に対応するほか、国
内では高付加価値の人口腎臓などを拡販する。世界で 2億本以上の需要が見込
める15年には世界シェア33%を狙う構え。
(11/17 日刊工業)
 

■日本原子力研究開発機構(JAEA)
 生分解性の抗菌ゲル剤を開発

 日本原子力研究開発機構(JAEA)は抗菌成分であるヒバ油を高濃度に担持す
る生分解性ゲル剤の開発に成功した。
 セルロース誘導体の高濃度水溶液に放射線を照射して固化させ、これにヒバ
油を含浸させて弾力性のある抗菌ゲルをつくる。ヒバ油は青森ヒバから抽出し、
ゲル剤もセルロースのため100%天然素材の抗菌ゲルが製造できる。除菌性消臭
剤や芳香剤、またシート状に成形して靴用の除菌剤、水虫感染予防のバスマッ
ト、ペット用抗菌ハップ剤などに応用可能としており、同機構ではトイレタリ
ーメーカーなどと商品開発を進めたい意向。
(11/18 化学工業)


■ピジョン
 米国・中国を軸に海外事業を強化しインドでも市場を開拓

 ピジョンは、海外事業をグループの成長ドライバーに位置づけ強化する。中
国・米国を重点国とし、新たにインド市場を開拓する。
 中国では販売体制の強化により、引き続き面での拡大を積極的に進める。米
国では04年に 100%グループ化したランシノ・ラボラトリーズの商品・販売体
制を用いて、乳首ケアクリームや母乳パッド、母乳バッグなどの同社が強みを
もつ母乳関連用品によりさらなるシェアアップを図るとともに、年初に発売し
た新製品のおむつかぶれクリームを拡販する。これらの展開により海外売上高
を07年度(08年1月期)の143億円(海外売上高比率約29%)から10年度に234億円
(同約37%)に引き上げる。
(11/21 化学工業日報)


■東レ、中国藍星(集団)股有限公司
 中国で水処理合弁会社を設立

 東レと中国藍星(集団)股有限公司(以下;藍星)は、北京市に水処理事業の合
弁会社「藍星東麗膜科技有限公司(仮称)」(以下;TBMC社)を設立することで合
意した。
 新会社は資本金3,500万USドル(約35億円)で09年5月に設立され、水処理膜製
品の製造・販売および輸出入を行う。出資比率は、東レ40.1%、東麗(中国)投
資有限公司(東レ子会社)10.0%、中国藍星(集団)股有限公司49.9%。藍星は中
国化工集団公司(ChemChina)の子会社で、傘下に中国最大手の水処理エンジニ
アリング会社や工業洗浄、石油化学会社をもつ持株会社。
 TBMC社は約5億元(約75億円)を投じて逆浸透(RO)膜の製膜・エレメント組み
立て工場を新設する計画で、09年5月に着工、10年4月の稼動を予定している。
生産設備は、東レの最新鋭技術に基づく高速ポリアミド複合膜製造設備および
エレメント自動巻囲機を導入する。これにより東レグループは新工場が稼動す
る10年には、すでに生産を行っている愛媛工場と トーレ・メンブレン・USA社
と合わせて、逆浸透膜エレメントの年間生産能力を本年度増設後能力(06年比
約3倍)に比べ、さらに1.5倍に引き上げる。
 TBMC社は東レの連結子会社として、東レの水処理膜に関する最新技術を導入
する一方、藍星の中国における営業ネットワークを活用する。東レグループは
今後、北京および上海の販売要員を新会社に集結させ、中国国内向けの水処理
膜製品の販売は全て新会社が行うこととなる。
 現在、中国でのRO膜の需要は年率20%以上の成長を続けており、東レは同市
場の規模が5年後に500億円に達すると推定、そのうち30%のシェアを目指すと
している。
http://www.toray.co.jp/news/water/nr081125.html
(11/25)


■ホンダ
 新型燃料電池車“FCXクラリティ”の国内リース販売を開始

 ホンダは、新型燃料電池車 “FCXクラリティ”の国内リース販売を開始し、
第1号車を環境省へ納車した。
 同省へのリース販売は従来モデル“FCX” に引き続いての契約となり、同社
は当面、日本での販売は官公庁および一部の限定された民間企業へのリース販
売を計画している。米国では 7月から同車のリース販売を行っており、同車販
売計画台数は日米合わせて3年間で200台程度を予定している。
 同車は燃料電池車専用として設計され、同社独自開発による燃料電池スタッ
ク「V Flow FCスタック」 を核に、燃料電池車だからこそ実現できるデザイン
やパッケージ、新しいドライブフィールを実現させた。走行中に CO2を全く排
出しないクリーン性能だけでなく、クルマとしての新しい価値と魅力を提供す
るもの。
http://www.honda.co.jp/news/2008/4081125.html
(11/25)
 
 
■三菱樹脂、三菱化学
 リチウムイオン2次電池用セパレータを共同開発

 三菱樹脂と三菱化学は、近年大幅に需要が拡大しているリチウムイオン 2次
電池用のセパレータを共同開発した。
 すでに三菱樹脂では、長浜工場(滋賀県長浜市)内にセパレータ量産化検討
設備を設置して試作品の提供を開始しており、さらに10億円を投資して生産能
力を 1,200万m2/年に引上げ、09年夏からの生産開始、同年度中の本格採用を
目指す。生産を開始するセパレータは、三菱樹脂の材料設計技術とフィルム製
膜技術などを駆使して開発したもので、従来の湿式法と乾式法の課題を改善し、
孔の高次構造をコントロールした膜となっており、低温出力、サイクル寿命な
どの諸電池特性と機械的強度とのバランスの良さが特長となっている。今後は
これにあわせて、電池の安全性に係わる耐熱性をより高めたセパレータもライ
ンナップする計画。
 一方、三菱化学は同開発において電池性能評価や市場開発を担当し、すでに
事業化されている他のリチウムイオン 2次電池用部材に加え、今般セパレータ
の販売を開始する。
http://www.mpi.co.jp/infopdf/sepa.pdf
(11/26)


■旭化成ケミカルズ
 リチウムイオン2次電池用セパレータ“ハイポア”の設備能力を増強

 旭化成ケミカルズは、リチウムイオン 2次電池用セパレータ“ハイポア”の
設備能力を、滋賀県守山市および宮崎県日向市において増強することを決定し
た。今回の増強設備の稼動により、守山・日向両工場トータルの設備能力は約
2億m2/年となる。
 守山市の同社ハイポア工場には約40億円を投資して1,500万m2/年(守山トー
タル能力1億6,500万m2/年)の増強を、 日向市の日向第4区の旭化成所有地内に
は約50億円を投資して第2ライン2,000万m2/年(日向トータル能力4,000万m2/年)
の増強を行い、ともに10年春の稼動を予定している。拡大する市場環境のなか
で守山と日向で生産能力を一挙に増強して磐石な安定供給体制を構築し、No.1
ポジションをさらに強固とすることを狙う。
 ハイポアはポリオレフィンを原料とした多孔質フィルムで、リチウムイオン
2次電池用セパレータの世界シェアトップで全体の約5割を占める。
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2008/ch081126.html
(11/26)


■山陽特殊製鋼
 出力を3倍にする燃料電池セパレーターを開発

 山陽特殊製鋼(姫路市)は、北海道大学大学院工学研究科の首藤登志夫准教
授と共同で、直接メタノール形燃料電池の発電出力を 1cm2あたり134mWと現状
の3倍に高めることに成功したと発表した。
 セパレーターの反応部にセパレーターと同材料の球状金属粉末の焼結体を採
用した。このセパレーターの改良だけで出力アップを実現したもので、NEDOが
実用化への当面の目標に掲げる同 100mWを超えており、実用化へ近づくことに
なる。
 従来のセパレーター反応部は反応を促進するため、凸凹形状の薄型構造にな
っていた。これに対し同社は直径 0.1mmの球状金属粉末を焼結した多孔体構造
を採用、1cm2あたり45mW程度にとどまっていた発電出力を大幅に向上させた。
球状金属の技術は同社の金属ノウハウを生かした。
(11/26 日刊工業)


■ランクセス
 08年の業績予測値を上方修正

 ランクセスは、08年第3四半期業績を発表した。日本法人ランクセスの第3四
半期売上高は前年同期比23%超えを達成、グループ全体でも引き続き成長軌道
にあることから、通年業績予測を上方修正し、特別項目調整前EBITDA(利子税
引前利益)は7億1,000万ユーロから7億3,000万ユーロを達成する見込みとなっ
た。
 第3四半期業績は、特別項目調整前EBITDAが9.1%増と堅調に推移し、1億9,1
00万ユーロ(前年同期1億7,500万ユーロ)となった。特別項目調整前EBITDAマ
ージンは 10.5%(前年同期比0.2ポイント増)、売上高は 18億1,400万ユーロ
(6.4%増・前年同期17億6,500万ユーロ)だった。事業ポートフォリオ再編と
為替変動調整後の営業売上高は13.6%増と大幅に増加したが、純利益は前年同
期の7,500万ユーロから5,600万ユーロへと減少した。
 地域別では、全地域で営業売上高が増加したが、とくにアジア太平洋地域で
は事業ポートフォリオ再編と為替変動調整後の売上高が31.4%と大幅な伸びと
なった。調整前売上高は2.5%減の3億1,700万ユーロ(前年同期3億2,500万ユー
ロ)となり、中国、インド、韓国、日本では引き続き2桁成長を達成した。
 08年通年の見通しとしては、世界の化学製品製造量は前年よりも下回ること
が予測され、同社のいくつかの分野では徐々に後退する経済の影響を受けてい
ることから、生産量を積極的にコントロールして引き続き体系的な効率化を図
る考え。各事業部門の業績は以下の通り。
 (1) パフォーマンスポリマーズ部門;売上高9億3,800万ユーロ(前年同期6億
   6,700万ユーロ)で40.6%増と大幅増加
 (2) アドバンスト中間体部門;同3億4,400万ユーロ(同2億9,800万ユーロ)。
   販売量が10.7%増となり、売上高が大幅に増加
 (3) パフォーマンスケミカルズ部門;同5億2,000万ユーロ(同4億9,300万ユ
   ーロ)。為替変動調整後の売上成長率は10.4%増を達成
(11/26)


■王子ネピア
 “nepia GENKI! さらさらおしりふき”が「2008年グッドデザイン賞」受賞

 王子ネピアの赤ちゃん用おしりふきで、アンパンマンの顔をモチーフにした
パッケージの“nepia GENKI!さらさらおしりふきBOX” が、「2008年グッド
デザイン賞」((財)日本産業デザイン振興会主催)を受賞した。
 同製品は、従来の四角く平面的なおしりふきBOX の構造を見直し、やわらか
い曲線のみで構成されたアンパンマンの顔をそのまま生かして、赤ちゃんが触
れてもより安全性の高い卵形のフォルムに全体を仕上げた。赤ちゃんが覚えや
すくて親しみやすいアンパンマンの要素を素直に形にしたことで、おもちゃの
ように楽しく触られ、赤ちゃんとママ、パパのコミュニケーションがさらに自
然と広がる、やさしいデザインとなっている。
 今回、審査委員は同製品について「何と言っても可愛い。そして使いやすい。
丁寧な質感などの作り込みも見事。キャラクターに頼る場合は、ここまでキャ
ラクターの魅力を引き出さないといけないという、ひとつの見本になるのでは
ないか。全体感が優しくてとてもいい。」との評価コメントを寄せている。
http://www2.nepia.co.jp/topics/gdgoshiri/
(11/19)


■ユニ・チャーム
 「エコプロダクツ2008」に出展

 ユニ・チャームは、12月11〜13日の 3日間、東京ビッグサイトで開催される
日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2008」に出展し、「カーボンオフセ
ット」付き商品の発売、環境対応型商品への「エコラベル」の表示など、同社
の環境活動を広くアピールする。出展内容は以下の通り。
 (1) 「カーボンフットプリント」;経済産業省が推進するカーボンフットプ
   リント実用化・普及推進研究会に参加する同社では、ベビー用紙オムツ
   “ムーニーマン スリムパンツ”の排出CO2を算出し、紙オムツにおける
   CO2の見える化の事例を紹介する
 (2) 「カーボンオフセット」;今年の6〜7月に期間限定発売した、カーボン
   オフセット付きベビー用紙オムツ“ムーニーマン スリムパンツ”が約
   3,400 tのCO2削減に貢献した。その活動内容や結果について報告する
 (3) 「エコラベル」;製品価値の向上と環境負荷低減の両立を実現した環境
   対応型商品にのみ表示できる同社のエコラベル。今回、初めて表示商品
   となったベビー用紙オムツ“ムーニーマン スリムパンツ”と生理用品
   “ソフィ シンクロフィット”を展示する
http://www.unicharm.co.jp/company/news/2008/08dec-2.html
(11/27)


■富士経済
 1次・2次電池の世界市場の調査結果を発表

 富士経済は、1次電池・2次電池の国内および世界市場と、次世代型電池の動
向、国内外の主要電池メーカーの取り組みについて調査を実施し、その結果を
報告書「2008 電池関連市場実態総調査 上巻」にまとめた。
 それによると、2012年の全体市場の予測は2次電池3兆6,169億円(07年比43.
7%増)、1次電池1兆4,804億円(同22.4%増)となる見込みであることがわか
った。
 1次・2次電池とも市場は拡大しており、07年の電池市場全体は前年比15.4%
増の3兆7,258億円となった。 1次電池では、ほかの乾電池から需要がシフトし
ているアルカリマンガン乾電池が伸びて市場を牽引している。 2次電池では、
現在鉛電池が市場の半分以上を占めているが、各電池メーカーが自動車メーカ
ーと共同で次世代自動車向け電池の開発を始め、リチウムイオン 2次電池に注
力していることから、今後はリチウムイオン 2次電池の占める割合も高くなる
と見られる。
 今後もモバイル機器やコードレス機器などが増加して電池市場は拡大すると
予測され、とくに 2次電池は環境負荷やCO2削減対策の面から1次電池以上の伸
びが見込まれる。今後の伸長が注目される 2次電池各種の07年市場は以下の通
り。
 (1) リチウムイオン二次電池・シリンダ型;生産数量9.5億個(前年比46.2%
   増)、 生産金額2,110億円(同47.6%増)。ノートPC向けの需要が中心
   で、それに次ぐのが充電式電動工具向け
 (2) 同・角型;同 12.5億個(同10.6%増)、同3,900億円(同14.7%増)。携
   帯電話機向け需要が大半を占める
 (3) ニッケル水素電池;同 8.45億個(同12.7%増)、同1,750億円(同54.9
   %増)。民生用機器から業務用・産業用機器まで幅広く採用。主要用途
   はハイブリッド自動車やコードレス電話
 (4) 電気二重層キャパシタ(中・大容量タイプ); 同2,600万個(同13.0%
   増)、同83億円(同20.3%増)。ハイブリッド自動車のブレーキバック
   アップシステム用を中心とする自動車向けが、数量ベースで市場の17%
   を占める
http://www.group.fuji-keizai.co.jp/press/pdf/081126_08089.pdf
(11/26)

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■富山県工業技術センター
 技術講習会を12月17日・富山で開催

 富山県工業技術センターは、技術講習会「身の回りの産業用資材と新繊維素
材について」を12月17日、富山県南砺市の同センターにおいて開催する。近年
活発化している産業用資材分野での新繊維素材の開発の現状と活用方法につい
て学び、今後の展望、方向性を探る。定員は40名程度、受講料は無料となって
いる。講演内容は下記の通り。
 (1)「PTT繊維“SOLOTEX”について」大植一人氏(ソロテックス葛Z術部長)
 (2)「産業資材分野へのアプローチ」@「ブレイディング(組みひも)技術を
   応用した複合材料」A「タイヤコード用撚糸機3M5の開発」林 誠氏(村
   田機械椛@維機械事業部係長)
〔問合せ先〕
富山県工業技術センター生活工学研究所
TEL 0763-22-2141
http://wwwsoc.nii.ac.jp/tmsj/japan/
(11/26)

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NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.326
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┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■自工会/08年10月の自動車生産・輸出実績を発表−いずれも前年割れ
■日産/燃料電池車を日光市に納車
■パナソニックEVエナジー/宮城工場の建設に着手
■アルバック/薄膜リチウムイオン電池の量産ラインを開発
■独ボッシュ/車載用リチウムイオン電池で日本市場に参入
■信州大学など研究グループ/ナノファイバーを使ったアウトドア用ジャケッ
 トを開発
■クラレクラフレックス/超微細繊維を使ったクリーンルーム向け不織布 2種
 を開発
■ナノファイバー学会/無機、有機、金属の3学際を網羅して発足
■ユニ・チャーム/中国で紙おむつを強化
■東レ/繊維を内部まで改質できる薬剤浸透技術を開発
■ユニ・チャーム/生理用タンポン製造で日本初のISO13485を取得
■東洋紡/発汗マネキンによるカーシートの快適性評価法を開発
■KRI/バイオエタノール原料をセルロースから低温分解する技術を開発
■旭化成/セルロースナノファイバーによるナノ不織布を開発
■日本製紙グループ/主要グループ会社役員の人事異動を発表
■日本製紙クレシア/「クリネックスティシュー 至高」のサイトオープン
■ユニ・チャーム/小6中学受験生にキッズ用マスクを配布
■日本コカ・コーラ、白元/缶コーヒーのコーヒーかすを“ホッカイロ”原料
 に再生利用

<海外ニュース>
■化繊協会/ブラジルの繊維品貿易(08年1〜9月期)を発表
■プロクター&ギャンブル社(カナダ)/オンタリオ工場のウェットワイパー
 の充填・シール機2ラインを売却 ほか

<製品開発>
■王子ネピア/“nepia GENKI! ”限定スノー柄の「今だけの冬GENKI!」発売
■東レ/浴室のお掃除用ミトン「“トレシー”スポンジミトン」新発売


┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■自工会
 08年10月の自動車生産・輸出実績を発表−いずれも前年割れ

 日本自動車工業会(自工会)は、08年10月の自動車生産・輸出実績を発表した。
 それによると、 10月の四輪車生産台数は101万3,063台で、前年同月の108万
6,868台に比べ7万3,805台・6.8%の減少となり、 2ヵ月ぶりに前年同月を下回
った。乗用車の生産は86万2,331台(前年同月比7.4%減)で 2ヵ月ぶりのマイ
ナス、トラックは13万9,037台(同2.5%の減少)で 2ヵ月ぶりのマイナス、バ
スは1万1,695台(同12.4%減)で45ヵ月ぶりのマイナスとなった。10月の国内
需要は37万9,366台で、前年同月比 6.6%の減少だった(うち乗用車31万4,861
台で前年同月比 6.3%の減少、トラック 6万3,416台で同8.5%の減少、バスは
1,089台で同6.8%の増加)。
 また、1〜10月の生産累計は998万3,906台で、前年同期の 955万4,351台に比
べ 42万9,555台・4.5%の増加だった。このうち乗用車は 855万2,431台で36万
9,470台・前年同期比4.5%の増加、トラックは131万3,185台で3万2,733台・同
2.6%の増加、バスは11万8,290台で2万7,352台・同30.1%の増加となった。
 他方、10月の四輪車輸出台数は57万5,391台で、前年同月の60万554台に比べ
ると2万5,163台・4.2%の減少となり、2ヵ月ぶりに前年同月を下回った。車種
別内訳は、乗用車50万4,273台(内KD車1万6,056台) 前年同月比 2万3,325台・
4.4%減、トラック5万7,884台 (内KD車2万1,675台)同1,177台・2.0%減、バス
1万3,234台 (内KD車 763台) 同661台・4.8%減 だった。
 輸出金額は、車両分106億6,010万ドル、部品分29億2,330万ドルの総額135億
8,340万ドルとなり、前年同月の140億6,353万ドルに比べると 4億8,013万ドル
・3.4%の減少となった。
http://www.jama.or.jp/stats/product/20081128.html
http://www.jama.or.jp/stats/export/20081128.html
(11/28)


■日産
 燃料電池車を日光市に納車

 日産自動車は、栃木県日光市に最新の燃料電池車“X-TRAILFCV”を納車した。
 今回納車された燃料電池車は同社開発の燃料電池スタックを搭載し、最高出
力を90kWまで大幅に向上させて最高速度・加速性能をガソリン車並みに向上さ
せたモデルで、日光市の名所である「いろは坂」の走行でも、優れた動力性能
を示している。
 今後日光市は、この燃料電池車を中学生のための水素科学教室や観光促進の
ために使用していく予定だという。また、同社と日光市では燃料電池車で巡る
日光の四季ツアーや、小規模水力発電により水素を製造しその水素で走るCO2
フリーの燃料電池車走行についても共同で検討を進めている。
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2008/_STORY/081128-01-j.html
(11/28)


■パナソニックEVエナジー
 宮城工場の建設に着手

 トヨタ自動車とパナソニックの共同出資会社であるパナソニックEVエナジー
(静岡県湖西市)は新工場の建設に着手した。
 宮城県大和町に新設するハイブリッド車向け電池工場の安全祈願祭を開き、
同社の林芳郎社長ら約70人が出席した。同工場への投資額は約 300億円で、プ
リウスなどハイブリッド車に搭載するニッケル水素電池を年間20万台分生産す
る。09年夏に完成予定で、10年初めから量産に乗り出す。
(12/1 日経産業)


■アルバック
 薄膜リチウムイオン電池の量産ラインを開発

 アルバックは、薄膜リチウムイオン二次電池の量産技術を開発した。
 太陽電池や薄型パネルの製造ラインで同社が得意とする真空での薄膜堆積技
術を応用したもので、同社では基板素材に固体電解質を付着させる装置や封止
する装置などを一貫生産ラインとして販売し、年間 500億円以上の売上高確保
を目指す。薄型パネル、太陽電池向けに次ぐ製造装置需要の柱にする。
(12/2 日経産業)


■独ボッシュ
 車載用リチウムイオン電池で日本市場に参入

 独ロバート・ボッシュは、車載向けリチウムイオン電池で日本市場に本格参
入する方針を明らかにした。
 09年からサンプル出荷を始める予定で、すでに日系自動車メーカー 1社から
打診があり採用される公算が大きいという。
 同社は韓国サムスンSDI と折半出資でリチウムイオン電池の合弁会社を設立
し、 9月より業務を開始している。日本における車載用二次電池をめぐる競争
環境は大きな変革期にさしかかっており、新興勢力にも受注機会が生じると同
社では判断したもの。11年には同電池の量産に入る。
(12/2 日刊工業)


■信州大学など研究グループ
 ナノファイバーを使ったアウトドア用ジャケットを開発
 
 信州大学などの研究グループはナノファイバーメーカーのファインテックス
テクノロジーグローバル(本社・香港)、ラミネートメーカーの平松産業(同
・石川県)と共同でナノ繊維を使ったアウトドアジャケットを開発した。
 同ジャケットは、エレクトロスピニング(電解紡糸)法による繊維径400〜500
nmのポリウレタン不織布とポリエステル生地の複合素材を用いたもので、 1万
mm超の耐水性を持ちながら、従来素材を上回る透湿性を発揮することが特徴。
相反する防水性と透湿性をナノ繊維積層構造を最適化することにより両立させ
た。また独自技術でポリエステル生地とラミネートしているため洗濯耐久性に
優れ、アウトドアの厳しい環境での使用にも耐えるなどすでに製品化技術の確
立を終えている。同開発はナノファイバーの新用途開発を目指す「ナノテク高
機能ファイバー連携・融合拠点」プロジェクトの一環。
(12/2 化学工業)


■クラレクラフレックス
 超微細繊維を使ったクリーンルーム向け不織布2種を開発

 クラレクラフレックス(大阪氏北区)は半導体製造などのクリーンルームで
使用する不織布 2製品を開発した。超極細繊維を使用した不織布ワイピングク
ロス“ハイエックス”と使い捨てプリーツマスク“ストレッチマスク”で、両
製品とも従来と比べ高機能化されている。
 ハイエックスは繊維断面が扁平の超極細繊維“ランプ”を使用することでエ
ッジ効果が高まり拭き取り性が向上した。スクリーン印刷の版に付着したペー
ストの拭き取りや、カラー鋼板のシリンダーロールの清掃など、クラス 100〜
1000のクリーンルームの室内清掃や装置メンテナンス向けに提案する。発売は
来年1月の予定。
 またストレッチマスクは、人体から出る塵に対する捕集性を新設計の内蔵フ
ィルターの静電気による粉塵吸着力で維持しつつ、吸気抵抗を低くした。通気
性は従来の 3倍で作業者のつけ心地が改善するほか、すき間からの漏れを低減
させている。
 同社はクラレグループの不織布事業会社として、素材開発から生産・加工ま
でを手掛け、一貫生産体制の強みを生かし、製品の高機能化で差別化を図る。 
(12/2 日刊工業)
 
 
■ナノファイバー学会
 無機、有機、金属の3学際を網羅して発足
 
 東北大の井上明久総長らが設立準備をしてきたナノファイバー学会が12月10
日に発足する。
 同学会は無機、有機、金属の 3領域を網羅する学際的学会となるが、学術的
研究だけにとどまらずその産業利用に重きを置くとともに、最近論議されてい
るナノファイバーの安全性についても内外の調査研究事業に取り組む活動を行
う。
 ナノファイバーは細胞工学デバイス、EL素子、蓄電デバイス、農業などの分
野で将来が注目され、欧米でも積極的に研究開発がされている。同ファイバー
には素材で分けて金属、有機、無機が存在するが、それぞれの専門分野の垣根
を取り払った学会を発足させることで相互の特徴を融合させた新機能ナノファ
イバーの研究加速をねらう。
(12/1 化学工業日報)


■ユニ・チャーム
 中国で紙おむつを強化

 ユニ・チャームは中期経営計画「グローバル10計画」の実現に向けて、アジ
アの吸収体市場における圧倒的ナンバーワン企業を目指す。
 アジア全体で07年の市場シェアを23%を10年には30%へ、日本を除くアジア
で07年の12%から20%へ拡大し確固たる地位を獲得する。この目標を達成する
ため、中国でエコノミータイプの紙おむつの販売にも力を入れるとともに、地
方都市への参入を加速する。またタイを拠点に、インドシナ半島全域に販売を
拡大する。
(11/28 化学工業)


■東レ
 繊維を内部まで改質できる薬剤浸透技術を開発

 東レは繊維を生地などにした後に、吸湿や保温などの機能をもった薬剤を繊
維内部まで浸透させる技術を開発した。
 表面に機能性薬剤を塗布する従来手法に比べ、機能を大幅に向上できる。衣
料品では吸湿性を従来の約 5倍に高めることができるという。今年度中にも下
着などの衣料品分野で商品化を目指す。
 新技術の名称は「ナノモディ」で、吸湿、保温のほか、保湿性、難燃性、抗
菌性、耐久性などさまざまな機能を繊維に付加するのに使う。機能性薬剤を大
きさ10〜50オングストロームの分子レベルに分解。表面電位を変えるなど薬剤
が繊維内部にまで浸透し、繊維を構成するポリマーに吸着しやすいよう工夫し
た。また加工時の温度や圧力を調整することで、薬剤を繊維のなかに速やかに
拡散・反応させることにも成功し、繊維全体を分子レベルで効率良く改質する
ことが可能となった。
 この技術は従来の繊維を高機能化することに加え、さまざまな用途が想定さ
れている。環境素材として注目されているポリ乳酸の繊維の耐久性を高めるこ
とも可能である。
(12/3 日経産業)


■ユニ・チャーム
 生理用タンポン製造で日本初のISO13485を取得

 ユニ・チャームの製造子会社であるユニ・チャームプロダクツは生理用タン
ポンの製造において、医療機器の品質マネジメントシステムの国際規格である
「ISO13485」認証を取得し、11月28日付けで認証書を受領した。  
 今回の対象事業所となるのはユニ・チャームプロダクツの四国工場 豊浜製
造所、福島工場、ロジスティックス部 物流G西日本DC、同北日本DC、同北日本
DCで、主な取組みとしては作業環境の整備、製造およびサービス提供の文書化、
トレーサビリティの確立などがある。
 生理用品や紙おむつはユーザーの肌に直接触れて使用される商品であること
から、同社グループでは02年から国内外の工場をはじめとする事業所において
品質マネジメントの国際規格である「ISO9001(00年版)」を取得し、品質マネ
ジメントシステムの構築を推進してきた。とくに生理用タンポンについては、
体内に挿入して使用する生理用品であることから、より高いレベルの品質管理
と安全性を確保するべく、今回注射針やカテーテルなど医療機器における品質
マネジメントシステムの国際規格である「ISO13485」認証を、日本で初めて生
理用タンポンの製造において取得したもの。
 また同社ではベビー用紙オムツ“マミーポコ”ブランドを対象に「ディズニ
ーの英語システム」ほかディズニー・グッズなどが合計 1,000名に当たる「わ
くわく夢キャンペーン」を08年12月2日から09年2月28日まで、ワールド・ファ
ミリーと共同で実施中。同キャンペーンでは「クイズに答えて当たる!ミッキ
ーコース」と「キャンペーンマークを集めて当たる!ミニーコース」の 2つの
コースが選べる。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/2008/08dec-01.html
http://www.unicharm.co.jp/company/news/2008/08dec-02.html
(12/1、12/2)


■東洋紡
 発汗マネキンによるカーシートの快適性評価法を開発

 東洋紡は、発汗マネキンによるカーシートの快適性評価法を開発した。同社
は今後、この評価法を広く「車室内空間の快適性評価」として展開していく考
え。
 同社は夏季のカーシート着座時の自動車室内環境および人の状態を再現して
評価を行い、「むれ感」を発汗マネキンの衣服内温湿度で評価できる評価法を
確立した(自動車使用実態調査については、追手門学院大学経営学部・辻幸恵
教授が協力)。乗車時の快適性を追及したカーシートを効率的・効果的に開発
するためには、カーシート着座時の自動車室内環境および人の状態を再現し、
感覚を機器により数値化する計測・評価法が必要となる。このため同社では、
発汗マネキン「SAM(R)」を用いて、夏季の自動車使用実態に則したカーシート
の快適性評価法の構築に取組んだ。
 同評価法では、夏季の自動車使用状況を把握するために自動車使用実態調査
を行い、さらに自動車室内環境を把握するため、夏季の自動車室内の温湿度、
カーシート表面温度測定を行った。これに加え、急激な環境変化時の評価をす
るため、2つの恒温恒湿室間を発汗マネキンが移動できるようにした。
 調査の結果、人の試験結果を発汗マネキンで精度良く再現でき、むれ感を発
汗マネキンの衣服内湿度で評価することができた。さらに、多様な素材・構造
のカーシートにおいても評価が可能であることを確認した。 
http://www.toyobo.co.jp/press/press329.htm
(11/27)


■KRI
 バイオエタノール原料をセルロースから低温分解する技術を開発

 大阪ガスの100%出資子会社であるKRIはこのほど、セルロースからバイオエ
タノール原料を低温分解する新技術を開発した。
 バイオエタノールの原料となるグルコース(ブドウ糖)を90℃の低温でセル
ロースから分離させるもので、窒素系有機溶媒をイオン液体に添加した同社開
発の溶液と希硫酸でセルロースを処理し、加水分解などを行えば副生成物を発
生させずにグルコースを取り出せる。分解の難しいセルロースを効率的にバイ
オエタノール化できるもので、今後は実用化に向けた研究を進めていく。
(12/3 日刊工業)


■旭化成
 セルロースナノファイバーによるナノ不織布を開発

 旭化成は、ナノファイバーからなる微多孔質シート材料を開発した。
 抄紙法を使いセルロースナノファイバーを不織布化したもので、繊維径が従
来のナノファイバー不織布の500分の1程度と細いため、きわめて微細な多孔質
構造が得られる。約 200℃の耐熱性を有しており、低目付け化や薄膜化も容易。
今後、抄紙法の高度化など工業化技術の開発に取り組んでいく。天然資源を原
料とした環境配慮型の耐熱材料として、機能性フィルターやセパレーター、医
療用支持体などで実用化を目指していく。
(12/4 化学工業日報)


■日本製紙グループ
 主要グループ会社役員の人事異動を発表

 日本製紙グループでは12月31日付で、主要グループ会社において下記のとお
り役員等の異動を行なうと発表した。
 日本製紙クレシア叶齧ア取締役 円谷典幸氏(現 日本製紙且謦役伏木工場
長兼日本製紙クレシア叶齧ア取締役)
http://www.np-g.com/news/news08120201.html
(12/2)


■日本製紙クレシア
 「クリネックスティシュー 至高」のサイトオープン

 日本製紙クレシアは、こだわりの原材料や加工技術から生まれたハイクオリ
ティフェイシャルティシュー “至高”(白色;WABI、金色;HARE、3枚重ね、
480枚・160組×5箱、税込5,250円)を紹介するサイトをオープンさせた。
 同製品は原料にこだわり、厳選されたパルプを長年の経験により配合したほ
か、抄紙・加工工程にもこだわってふんわり感・すべらか感・安心感を実現さ
せた。ボックスには書道家・武田双雲氏による書「至高」をデザインし、高級
感のあるパッケージに仕上げた。同サイトではこうしたこだわりを「“至高”
5つのこだわり」として紹介している。
 また、同社オンラインショップをリニューアルオープンし、12月 1〜26日ま
で送料無料のオープンキャンペーンを実施している。
http://shikou.crecia.co.jp/
https://www.shop-crecia.jp/e-commex/cgi-bin/ex_index.cgi
(12/1)
 
 
■ユニ・チャーム
 小6中学受験生にキッズ用マスクを配布

 ユニ・チャームは、かぜの事前対策として「マスクの着用」を啓発する一環
として、学習塾大手の栄光ゼミナールおよび第一ゼミナールと協力し、両校に
通う中学受験を予定する小学6年生にキッズ用マスクを配布する。 
 08年12月16日〜09年1月7日の期間に、栄光ゼミナール(麻布十番校、目白校、
成城学園校など)および第一ゼミナール(天王寺校、岸和田校、光明池本部校
など)の計409教室に通う、中学受験を控えた小学6年生約4,600人を対象に“ユ
ニ・チャーム 超立体マスク キッズ”(高学年サイズ)を配布し、各塾の先生か
ら受験前の健康管理の一つとしてマスクの着用を指導してもらう。 
http://www.unicharm.co.jp/company/news/2008/08dec-03.html
(12/4)


■日本コカ・コーラ、白元
 缶コーヒーのコーヒーかすを“ホッカイロ”原料に再生利用

 日本コカ・コーラをはじめとするコカ・コーラシステムと白元の両社は、缶コ
ーヒーのコーヒーかすを“ホッカイロ”の原料に再生利用する取組みを開始し
た。
 これはバイオマスを原料とした活性炭の利活用を推進する NPO団体・日本炭
化研究協会の仲立ちで実現した、環境負荷低減につながる新たな資源リサイク
ルのための協働プロジェクト。日本コカ・コーラの缶コーヒーブランド“ジョ
ージア”のコーヒーかすより製造された活性炭を、白元の簡易カイロ・ホッカ
イロの原材料として再生利用するもの。
 具体的には、コカ・コーラシステムの関東近郊の 3工場において、製品製造
過程で排出されるコーヒーかすの一部を活性炭製造事業者を経由して白元へと
提供し、ホッカイロの原材料の一部とする(簡易カイロの主原料は鉄粉で、活
性炭は鉄粉の酸化反応を促進させる)。このホッカイロは、09年1月下旬より市
場での導入・販売がスタートする。
 今回の協働プロジェクトにより、コカ・コーラシステムは工場廃棄物の約80
%を占めるコーヒーかす・茶かすのうち、コーヒーかすの新たな有効活用・用
途拡大が実現し、今後は茶かすでの同様の取組みも検討していく考え。一方、
白元では原料(活性炭)仕入れの海外依存度を下げ、国内での安定的な調達が
実現する。
http://www.hakugen.co.jp/company/release/news1079.html
(11/27)


┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■化繊協会
 ブラジルの繊維品貿易(08年1〜9月期)を発表

 日本化学繊維協会(化繊協会)は、08年1〜9月期のブラジルの繊維品貿易に
ついて発表した。
 それによると同期のブラジルの繊維品輸出額は17.2億ドル、同輸入額は29.2
億ドルとそれぞれ前年同期比 5.1%、35.0%増加した。とくに輸入は好調な工
業生産を背景に、07年(前年比40.4%増)に引続き大幅に増加した。繊維品の
貿易収支は06年以降入超が続き、08年も更に拡大する見通し。
 同期の繊維品輸出を品目別で見ると、糸・わたは22.6%の大幅増加となった
が、織物(ニット生地を含む)・2次製品は減少した。国別ではアルゼンチンが
最大の仕向地で、4.1億ドルと金額ベースでは 7.1%増加したが、数量は4.2%
減少した。
 輸入品目別では、糸・わた、織物(ニット生地を含む)・2次製品はいずれも
2桁増で、なかでも2次製品は 9月時点ですでに07年の年間輸入額を上回ってい
る。国別では最大の中国が49.6%増の10.5億ドルと依然高い伸びを示した。ブ
ラジルは中国から安価な繊維製品輸入が急増したことで国内産業が混乱に陥っ
たとして、06年2月、中国製繊維品8品目についてブラジル側が輸入枠を設定す
ることで合意しており、その期限が08年12月までとなっている。
 合繊輸出の品目別では、輸出量の少ないナイロンSを除き、ナイロンF、ポリ
エステルSおよびF、アクリルSがいずれも前年割れとなった。ポリエステルFは、
産業用が前年の反動から10.1%増加したが、その他のポリエステルは58.3%減
と大幅に減少した。
 同様に合繊輸入について見てみると、ポリエステルを中心にいずれも 2桁増
となり、なかでも短繊維はポリエステルが56.5%増の3.4万t、アクリルが32.8
%増の1.1万tと、いずれも1〜9月期で07年年間の輸入量を上回る勢いで増加し
ている。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news/gyokai/081130.html
(11/30)


■アソシエーテッド・ハイジーニック・プロダクツ社(米国)
 テキサス州に紙おむつ工場の新設を計画

■ナイスパック・プロダクツ社(米国)
 アーカンソー州ウェットワイパー工場が稼働を開始

■欧州
 欧州、トルコ、旧ソビエト連邦地域の2007年の不織布生産量が前年比7%増、
面積ベースで前年比12%増も、平均価格は2%低下

■欧州
 ポリプロピレン、ポリエステル価格が共に低下、レーヨン価格は微増

■ファイバーウェブ社(英国)
 米国のジェリー・ザッカー・リボカブル・トラスト社が、ファイバーウェブ
社の株式を560万株取得

■フィテサ社(米国)
 ブラジルのフィテサ社が、1億2,000万ドルを投じて、サウスカロライナ州西
部にスパンメルト工場を建設計画

■米国
 世界の森林製品調査会社、RISI社によれば、全世界でパルプ市場価格が 2ケ
タ台で下落しているため、フラッフパルプ価格も不安定に

■フィベルドゥク社(スウェーデン)
 スペインのテフィサ社が買収

■ウェスタン・ノンウーヴンズ社(米国)
 旧経営陣が事業再開を計画

■エアレイド・インダストリアル社(アルゼンチン)
 エアレイドメーカー、エアレイド社が、20年前に購入した1.6m幅ダン・ウェ
ブ社製ラテックスボンドラインを競売へ

■プロクター&ギャンブル社(カナダ)
 カナダ・オンタリオ工場のフェアパックングスマシーネン社製ウェットワイ
パーの充填・シール機2ラインを売却

■マニーシュ・ファーマスーティカルズ社(インド)
 ディズニー・コンシューマー・プロダクツ社との間で、南アジア、インド地
域におけるディズニー・ベビーブランドのベビーケア製品(ウェットワイパー
など)の独占販売ライセンス契約を締結

■シモンズ社(米国)
 難燃性素材メーカー、ウェスタン・ノンウーヴンズ社の破産で、米国最大の
ベッドメーカー、シモンズ社が、難燃性素材購入先をヴィタ・ノンウーヴンズ
社とルイビル・ベッディング社との2社へ

■フロイデンベルク社(ドイツ)
 自動車業界の低迷により、ドイツの3工場が生産を縮小

■米国
 ヘルス・インダストリー・ディストリビューターズ協会がメドサージ・コン
ファレンス&エキスポをシカゴで開催。一部のメーカーは加工拠点をコスト高
の中国から米国へシフト

■北米・欧州
 景気後退が不織布業界に影響

■米国
 住宅市場の低迷により家具・ベッド市場が後退

■ファイバーテックス社(デンマーク)
 テクニカルテキスタイルの低迷で、第3四半期の収益が21%減

■欧州
 ポリプロピレン、ポリエステル価格が暴落、レーヨン価格は3%増加

■ヤコブ・ホルム・インダストリーズ社(フランス)
 スルツ工場で、400万ユーロを投じて2期計画でライン改良を開始

■プロクター&ギャンブル社(米国)
 コットン28%、レーヨン23%、ポリプロピレン50%を使ったパンパース・セ
ンシティブ・ワイプスの販売を開始


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■王子ネピア
  “nepia GENKI! ”限定スノー柄の「今だけの冬GENKI!」発売

 王子ネピアは、ベビー用紙おむつ“nepia GENKI! ”から、限定スノー柄の
「今だけの冬GENKI!」(ハイキャッチ、まるごとガード、ごきげんフィット)
を発売した。
 雪の中で元気に遊ぶアンパンマンたちの 1日を限定でデザインし、全柄を同
社ホームページ「OMUTSU EXHIBITION」上で公開している。
http://genki-project.jp/exhibition/
(12/1)


■東レ
 浴室のお掃除用ミトン「“トレシー”スポンジミトン」新発売

 東レは、超極細繊維を使用した浴室のお掃除用ミトン「“トレシー”スポン
ジミトン」(税込945円、21×18cm、カラー;ブルー)を12月より発売した。イ
ンターネットを通じての通信販売で初年度 1万枚、3年後に5万枚の販売を見込
んでいる。
 手になじむミトン型の同製品は、ワイピングクロス・スポンジ・ネットの三
層構造。トレシーのミクロの繊維は洗剤いらずで優れたワイピング性能を発揮
するため、肌にも環境にもやさしく、毎日の簡単な掃除で浴室をいつも清潔で
きれいに保つことができる。商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 洗剤を使わなくても、湯あか・皮脂汚れ・水滴がすっきり拭き取れる
 (2) 洗剤を使わないので、お風呂上り直後でも肌に安心。湯上り姿のまま数
   分でお風呂掃除が終わる
 (3) 凹凸の多い面倒なバスタブや浴室のお掃除に使いやすい、手にはめて使
   えるミトン形状
 (4) スポンジ付きで、カビの原因となる水分も汚れと同時に拭き取れる
 (5) トレシー部分には、雑菌の増殖を抑えて効果も持続する制菌加工“マッ
   クスペック加工”を施した
http://www.toray.co.jp/news/fiber/nr081201.html
(12/1)


┏☆ 発  行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
      http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521  FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.327
━━☆No.327☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆              NONWOVENS  REVIEW  On-Line
□■□              http://nonwovens-review.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2008.12.15☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

不織布に関する最新の情報を、本誌購読者およびクライアントの皆様にいち早
くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<国内ニュース>
■トヨタ/09年度の連結設備投資を前年度比30〜40%削減で検討
■トヨタ紡織/北米生産体制を再編
■三菱自動車/環境省の電気自動車等に係る実証試験で“i MiEV”使用
■旭化成ケミカルズ/自動車用Libセパレーターを09年春めどにテスト生産
■伊藤忠、日通など15社/新型インフルエンザ対策で自治体や企業を支援
■旭化成グループ/会社分割によるグループ事業再編を発表
■カネカ/電子機器放熱用の層状構造シートを開発
■クラレ/ビニロン繊維増強設備が竣工、稼働を開始
■帝人グループ/水処理システムの実証テストを本格化し事業化を推進
■帝人ファイバー/高性能耐久制電素材“ビーウェル(R)”の設備増強
■帝人ファイバー/タイヤコードへの再生ポリエステルが世界初採用
■東レ/新規ナノスケール加工技術“ナノモディ”を開発
■東洋紡/09年度から岩国工場で浄水膜を量産
■東洋紡/繊維クッション材“ブレスエアー”の新規用途開発を加速
■日興テキスタイル/軽量で保温能力の高い発泡ウールを開発
■大王製紙/“elis Megami”がアパレル通販の「IMAGE」とコラボキャンペー
 ン

<製品開発>
■コンビ/英国製「紙おむつ処理ポット」の輸入・販売を開始
■レンゴー/新型インフルエンザ向け企業備蓄用マスクを発売

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■トヨタ
 09年度の連結設備投資を前年度比30〜40%削減で検討

 トヨタ自動車は09年度の連結設備投資額を、08年度計画の1兆4,000億円から
30〜40%減らす方向で検討を始めた。
 これから着手する能力増強投資の大半を凍結、すでに着手した案件について
も一層の削減を進める。一方で、競争力の源泉となる生産性向上のための設備
更新やハイブリッド車(HV)関連の投資などは実施する。同社が設備投資の大幅
削減を実施すれば、トヨタ系サプライヤーも追随することになり、設備関連業
界に大きな影響を与えそうだ。
(12/8 日刊工業)


■トヨタ紡織
 北米生産体制を再編

 トヨタ紡織は北米の自動車用シートの生産体制を再編する。
 シートの米首位ジョンソンコントロールズ(JCI)との合弁会社がもつ11工場
のうち5工場を取得し、自社の米法人の傘下に置く。同2位のリアとの合弁会社
は子会社化。自社の意思決定で経営できる工場を増やし効率化を進める。
 JCIとの合弁会社トリムマスターズ(ケンタッキー州)は11工場をもつ。うち
トヨタ自動車のインディアナ工場を主要顧客とする工場などをトヨタ紡織が取
得する。残り6工場のうち5工場はトリムマスターズが継続保有し、1工場はJCI
が傘下に置く。
 リアとの合弁会社であるトータルインテリアシステムズアメリカ(インディ
アナ州)の株式については、トヨタ紡織がリア保有分を30億円強で取得した。
(12/5 日経)


■三菱自動車
 環境省の電気自動車等に係る実証試験で“i MiEV”使用

 三菱自動車の新世代電気自動車“i MiEV(アイミーブ)” 5台が、環境省が
実施する電気自動車等に係る実証試験に使用される。
 環境省は「次世代自動車について、2020年までに新車販売のうち2台に1台の
割合で導入する」(「低炭素社会づくり行動計画」09年7月閣議決定)の目標実
現の一環として、電気自動車などに係る実証試験を行う。09年 1月中旬以降、
順次i MiEVなどの試作車両を調達し、地方公共団体(神奈川県、愛知県、大阪
府、兵庫県、横浜市、北九州市を予定)などに貸出。地方公共団体等は、公用
車として利用するなど実証利用を行い、以降09年3月末まで実証試験を行う。
 同社では、開発中のi MiEVを09年夏までに市場投入する計画。
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/publish/mmc/pressrelease/news/detail1869.html
(12/09)
 

■旭化成ケミカルズ
 自動車用Libセパレーターを09年春めどにテスト生産

 旭化成ケミカルズは、リチウムイオン二次電池(Lib)用セパレーター“ハイ
ポア”で自動車用途をにらんだ取り組みを強化する。
 09年末にも同社のセパレーターを採用した Lib搭載車が市場投入される見通
しであり、09年春には守山工場(滋賀県)で量産レベルのテスト生産を行う体
制を整え、民生用・自動車用それぞれの開発を加速する。先ごろ発表した民生
用 Lib向けの増強に続き、09年末にも自動車用を含めた次期増強を判断する考
え。
(12/9 化学工業日報)


■伊藤忠、日通など15社
 新型インフルエンザ対策で自治体や企業を支援

 伊藤忠商事や日本通運、米スリーエムなど医療・物流分野の15社が連携し、
国・自治体や医療機関、企業の新型インフルエンザ対策を支援する事業に乗り
出す。
 これは感染防止や応急措置に使う機器・資材や輸送サービスを一括して提供
できる体制を整えるもの。各分野の高いノウハウを結集して、新型インフルエ
ンザ発生時には自治体や企業などの業務継続を支援する。
 15社で「ジャパンメディカルパートナーズ」と呼ぶ企業連合を発足。伊藤忠
が事務局となり、米スリーエムが出資し感染防止マスクを手掛けるスリーエム
ヘルスケア(東京都世田谷区)、人工呼吸器のアイ・エム・アイなどが参加。
さらに感染防止衣や手袋、救急医療機器などでも各分野の有力企業を集めた。
日通は新型インフルエンザ発生時に企業・自治体などへの機器・資材の輸送を
受け持つ。企業連合で専用の倉庫を用意し救援物資の備蓄や管理を受託するほ
か、参加各社の専門家らが共同で発生時の緊急対処法などの危機管理コンサル
ティングも実施する。
(12/7 日経)


■旭化成グループ
 会社分割によるグループ事業再編を発表

 旭化成は09年4月1日付で、同社を分割会社、同社の 100%出資子会社である
「旭化成イーマテリアルズ梶vを承継会社とする会社分割(吸収分割)を行い、
同社のエレクトロケミカル関連事業(半導体実装材料・表示材料・電池材料な
ど、化学技術をベースにしたエレクトロニクス用途の電子材料事業)を分割す
る。分割方式は物的分割(簡易分割)となる。
 現在、同社の新事業本部と同社の 100%出資子会社である「旭化成ケミカル
ズ梶vおよび「旭化成エレクトロニクス梶vがそれぞれエレクトロケミカル関
連事業を担当しているが、これらを同社の 100%出資子会社である旭化成イー
マテリアルズに集約し、新事業会社として運営を開始する。なお、旭化成ケミ
カルズおよび旭化成エレクトロニクスについても今回の分割と同様に、両社を
分割会社、旭化成イーマテリアルズを承継会社とする会社分割(吸収分割)に
より、エレクトロケミカル関連事業の分割を行う予定。今回の分割が業績に与
える影響はないとしている。
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/aboutasahi/business/081210.html
(12/10)


■カネカ
 電子機器放熱用の層状構造シートを開発

 カネカは、携帯電話などの電子部品が発する熱を逃がす熱拡散シートを開発
した。
 熱伝導率を従来の 1.5倍に高めたシートを電子部品と携帯電話の外装材の間
にはさみ、熱をすばやく外装材に伝えて分散させる。今回開発したのは、耐熱
性に優れるポリイミド樹脂のフィルムを高温で焼き上げたグラファイト(黒鉛)
シート。グラファイトは炭素原子の結晶が何層にも重なった構造をしている。
層にそって熱が伝わるため、熱の伝導率が高い。従来使われていたポリイミド
をグラファイト化したシートや天然黒鉛シートに比べて、熱伝導率をそれぞれ
1.5倍、6倍に高めた。従来よりも内部の温度を5℃程度低くできるという。
  CPUなどは情報処理量が増えるほど発熱も増加するため、内部の温度を抑え
られればより高機能の部品を使えるようになる。
(12/5 日経産業)


■クラレ
 ビニロン繊維増強設備が竣工、稼働を開始

 クラレは12月4日、同社岡山事業所において総額約20億円を投じて今年3月よ
り着工していたポリビニルアルコール繊維・ビニロンの生産設備の能力増強工
事(5,000t/年)が竣工し、このほど稼動を開始した。今回の増強により、ビニ
ロンの年産能力は3万5,000tから4万tへと増加した。
 ポリビニルアルコール(ポバール)を原料とするビニロンは、高強度・高弾
性・低伸度・耐アルカリ性などの素材特長を活かして、現在は紙、不織布、ゴ
ム資材などへと用途を広げ、とくに近年では世界的なアスベスト規制の動きの
なかで、住宅屋根材・建材用などのFRC(セメント補強繊維)用途が拡大してい
る。西欧・日本などの既存市場に加え、今後は東欧・アジア・中南米など新興
国への市場拡大が見込まれ、こうした需要に対応すべく今回の増設が行われた
もの。
http://www.kuraray.co.jp/release/2008/081205.html
(12/5)


■帝人グループ
 水処理システムの実証テストを本格化し事業化を推進

 帝人グループは、独自技術による水処理システムの事業化を推進する。
 多段型生物処理装置(MSABP)を中心とした水処理装置の早期実用化を目指し、
現在、日本ほか海外 2ヵ国で実機によるテストを進めている。同時に電解触媒
式処理装置(ELACT)などを組み合わせた高度処理システムの展開も進めており、
シンガポールで実証を行う。 5年後には水処理事業で売上高50億円を目指す。
将来は水道施設の設計・建設・運営を行う DBOやO&M、給水事業への進出も視
野に入れており、500億円〜1,000億円規模の事業に育成したい考え。
(12/10 化学工業日報)


■帝人ファイバー
 高性能耐久制電素材“ビーウェル(R)”の設備増強

 帝人ファイバーは、06年に上市し翌年から本格販売を展開している高性能耐
久制電ポリエステル素材 “ビーウェル(R)”の生産設備を松山事業所内にて増
強し、さらなる拡販を図る。これにより生産能力は月産90tとなる。
 今後、「国内生産ポリエステル長繊維のケミカルリサイクルによる生産への
全面切替の一環として、ビーウェル(R) のエコ化推進」「銘柄バリエーション
に33dtexを新たに加え、極細化の展開拡大」「グローバル化の本格展開」など
の取組みにより、早期にビーウェル(R)の月産200t体制を目指す。
 同素材は高い制電性と極細形状を活かし、春物衣料用として花粉付着防止素
材“ポランバリア(R)AS”、冬物衣料用に制電撥水素材“ツインバリア(R)AS”
をテキスタイルブランドとして展開しているが、今回の設備増強にともない、
スポーツ衣料向けをはじめ裏地やインナー、ユニフォームなどさらに積極的に
販売を展開させる。
http://www.teijin.co.jp/japanese/news/2008/jbd081209.html
(12/9)


■帝人ファイバー
 タイヤコードへの再生ポリエステルが世界初採用

 帝人ファイバーは、循環型リサイクルシステム「エコサークル(R)」 によっ
て再生されたケミカルリサイクルポリエステル繊維“エコペットプラス(R) ”
を、東洋ゴム工業の Eco Car対応タイヤ“PROXES(R) Ne”のコード用として供
給する。このEco Car対応タイヤは、12月11日より全国で発売している。
 今回採用されたタイヤコード用繊維のエコペットプラス(R) は、タイヤの骨
格であるカーカスと呼ばれる部位に使用されている。これまでカーカス向けに
は、強度・弾性・ゴムとの接着性・耐疲労性・寸法安定性・耐熱性などの厳し
い要求性能からリサイクル素材の使用が困難とされており、リサイクル素材が
タイヤコードに採用されるのは世界初となる。同繊維の使用により、新たに石
油からポリエステル原料を作る場合と比較して、エネルギー使用量およびCO2 
排出量を、いずれも約80%削減することができる。 
 エコペットプラス(R) は、同社松山事業所において生産された再生ポリエス
テルポリマーを使用して岩国製造所が製糸を行い、09年度に10t/月(タイヤ 5
万本相当、11年度には30t/月(同15万本相当)の販売を見込んでいる。
http://www.teijin.co.jp/japanese/news/2008/jbd081211.html
(12/11)


■東レ
 新規ナノスケール加工技術“ナノモディ”を開発

 東レは、後加工により繊維の内部まで分子レベルでポリマー改質することで、
新たな物性・機能を付与することができる新しいナノスケール加工技術“ナノ
モディ”を開発した。
 ナノモディは機能薬剤の最適設計と加工時の温度・湿度・濃度・圧力などさ
まざまな条件を制御し、自己拡散内部反応という現象を発現させることで、機
能薬剤を繊維の内部まで浸透させ、繊維を構成するポリマー鎖を分子レベルの
反応により均一に改質する技術。従来の後加工とは違い、織物や編み物といっ
た素材全体の容積の大きさによって効果を期待できる機能において、繊維その
ものの物性の大幅な向上や、まったく新しい機能の付与を自在にコントロール
できるようになった。
 例えば、加水分解により物性が劣化しやすいポリ乳酸繊維には、時限分解性
を付与することで分解速度を自在にコントロールできるようになり、衣料用途
や産業・資材用途への大々的な展開が可能となるほか、ナイロンやポリエステ
ルなどの合成繊維には、従来後加工できなかった高い吸湿性能の付与により、
高快適性衣料としての新展開が期待できる。
 従来、ポリマーの改質による物性向上や機能付与は、繊維を製造する段階で
の共重合やポリマーブレンド、アロイ、コンポジットといった方法が主流で、
大きな生産ロットを要したり品種のバリエーションが制限されていた。また、
後加工による機能付与では、繊維素材表面に機能材料を塗布するような加工が
主体で、繊維内部までを均一に改質するのは難しかった。
http://www.toray.co.jp/news/fiber/nr081210.html
(12/9)


■東洋紡
 09年度から岩国工場で浄水膜を量産

 東洋紡は、浄水および排水再利用向け水処理膜事業に本格参入する。
 来年初めに岩国機能膜工場で浄水向けの限外濾過(UL)膜の量産に乗り出す。
同社はすでに国内で実績が出始めているが、米国を最大のターゲット市場と
考えており、エンジニアリング会社と組んで認証・実証試験を進めている。
09年後半には同地で受注が得られる見通し。
 一方排水再利用分野では、低圧・大容量の逆浸透(Ro)膜の開発に取り組ん
でおり、来年から実証試験を始める。同分野は前処理技術がカギを握るため、
同社では膜分離活性汚泥法(MBR)に知見をもつエンジニアリング会社との提
携により事業化したい、としている。
(12/5 化学工業日報)


■東洋紡
 繊維クッション材“ブレスエアー”の新規用途開発を加速

 東洋紡は、繊維クッション材“ブレスエアー”の用途開発を加速、敦賀での
生産能力拡大も目指す。
 鉄道車両の座席シートや介護用マット向けなどに加え、自動 2輪車やインテ
リアなど新たな分野へ展開していく。これら用途拡大を進めるとともに生産能
力も2〜3年後には現状比2.5倍の年500t体制を構築したい考えだ。
 “ブレスエアー”は、ポリエステル系熱可塑性エラストマー(TPE)「ペルプ
レン」を繊維状にし、 3次元スプリング構造にしたクッション素材。優れた回
復性をもつと同時にへたりも防止するほか、軽量で通気性にも優れ、水洗いも
可能といった特徴をもつ。現在、寝装品や次世代新幹線N700系、JR西日本の在
来線の車両シートに採用されている。また医療分野にも注力している。パナソ
ニック電工と共同開発した介護用マットレスは、少量の水で短時間に洗濯・乾
燥できるため、衛生的で環境面にも配慮した製品となっている。
 今後は新市場の開拓も進めており、なかでも環境分野で“ブレスエアー”の
もつ独自性を生かしていきたい考え。当面は自動 2輪車の座席シート向けや、
発光ダイオードと組み合わせた照明器具などの開発に取り組んでいる。09年 4
月にイタリア・ミラノで開催される予定の先端繊維素材の展示会「センス・ウ
ェア展」に芸術と融合させた製品を出展するなど、さまざまな可能性を探索し
ている。
(12/8 化学工業日報)


■日興テキスタイル
 軽量で保温能力の高い発泡ウールを開発

 毛織物メーカーの日興テキスタイル(岐阜県羽島市)は、一本の羊毛に圧力
をかけることで細い束状の繊維にした新素材「発泡ウール」を開発した。
 通常の羊毛よりも3〜4割軽量で、高い撥水性や吸湿速乾性などの機能を付加
できるのが特徴。来年秋冬用の衣料品向けに拡販する。
 発泡ウールは、コメを蒸気圧で10倍以上に膨らませる「ポン菓子」のように、
羊毛に高圧をかけた後、瞬時に圧力を解くと一本の羊毛が発泡して割れ、10〜
20本程度の極細繊維の束になるのを利用している。羊毛に含まれる水分などが
発泡時に蒸発して軽くなるため、軽くて薄いうえ、保温性の高い生地が作れる。
発泡ウールの繊維の強度は通常の羊毛と変わらない。
 現在、本社工場(羽島市)に専用ラインを建設中で来年初めに生産を開始。
新素材は初年度に約100tを生産する予定。撥水、吸湿、発熱などの加工は極細
繊維一本ずつに施せるたる、従来の羊毛を加工した場合に比べて高い機能性を
発揮できる。
(12/10 日経産業)


■大王製紙
“elis Megami”がアパレル通販の「IMAGE」とコラボキャンペーン

 大王製紙は、生理用ナプキン“elis Megami”とアパレル通販「IMAGE」との
コラボランジェリーキャンペーンを実施する。
 elis Megamiシリーズのバーコード2枚で、IMAGEの「モテブラコラボモデル」
(ブラジャー、ショーツ、サニタリーショーツ)の3点セットが抽選で100名に、
Wチャンスとして“elis新・素肌感”(サニタリーショーツ)+elis Megami”
セットが50名に当たる。店頭もしくは同社ホームページからダウンロードでき
る専用応募はがき、または郵便はがきにて応募、締切りは来年1月30日(当日消
印有効)までとなっている。
 elis Megami は付けていることを感じさせない新形状の生理用ナプキンで、
金色のパッケージの「やわらかスリム」と、銀色のパッケージの「ウルトラス
リム」(ともに、20.5cm〈ふつう〜多い日用〉羽なし/23cm〈多い日用〉羽つ
き/27cm〈特に多い日の昼用〉羽つき)をラインナップしている。
http://elis-megami.com/campaign/index.html
(12/1)


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■コンビ
 英国製「紙おむつ処理ポット」の輸入・販売を開始

 コンビは、英サンジェニック・インターナショナル・リミテッド社(サンジ
ェニック社)と紙おむつ処理ポット“ニオイ・クルルンポイ”の国内販売代理
店契約を締結し、本体および取り替えカセット“紙おむつ処理ポット用スペア
カセット”の輸入・販売を09年1月より開始する。
 同製品は、世界市場で高い評価を得ている優れた防臭機能と衛生管理機能を
もった使用済み紙おむつの処理ポット。同社では、高品質の紙おむつ処理ポッ
トを加えることで、ベビー用品総合メーカーとしてのラインナップを強化する。
製品の主な特長は以下の通り。
 (1) ノブを1回転するだけの簡単操作で、使用後の紙おむつ1個1個を抗菌衛
   生フィルム(シトラスの香り付き)でウィンナー状に包み、においの拡散
   を防ぐ
 (2) 廃棄後は紙おむつに直接触れることがなく清潔
 (3) 赤ちゃん用は約4日分(1日6 枚使用の場合)の紙おむつを収納可能
 (4) ペット用、大人用としても使用できる
http://www.combi.co.jp/press/release/200827.pdf
(12/5)


■レンゴー
 新型インフルエンザ向け企業備蓄用マスクを発売

 レンゴーは、同社による開発素材の高機能パルプ“セルガイア(R)” を使用
した“セルガイア(R)抗菌マスク”を企業向け備蓄用マスクとして発売する(素
材;PP・PE・PET・パルプ/生産国;台湾)。
 厚生労働省では新型インフルエンザ等が発生した場合、感染拡大予防の一環
として一般家庭および企業向けにマスクの備蓄とサージカルマスクの使用を推
奨している。同製品はサージカルマスクの規格を満たすだけでなく、セルガイ
ア(R) が有する高い抗菌・消臭性能を併せもち、企業内備蓄用マスクとして好
適な高機能マスクとなっている。
 セルガイア(R) は、ゼオライトという鉱物をセルロース繊維のなかで人工的
に結晶化させて一体化させた高機能パルプで、銀や銅イオンを担持することで
高い消臭性、抗菌性、対ウィルス効果を発揮する(同社登録商標、日米欧各国
にて特許取得済み)。製品の主な特長は以下の通り。
 (1) 高い対ウィルス効果(インフルエンザウィルスA型;(財)日本食品分析
   センター調べ)、抗菌効果99%(JIS L 1902:(財)日本食品分析センター
   調べ)、高い消臭性(硫化水素・アンモニア99%消臭;(財)日本紡績検
   査協会調べ)を有する
 (2) 高性能静電フィルターがスギ花粉・細菌を99%カット(スギ花粉;(財)
   日本紡績検査協会調べ、細菌;(財)日本化学繊維検査協会調べ)
 (3) 立体4層構造で、口元にゆとりと潤いを与える
 (4) 顔の輪郭にぴったりフィットする特殊立体デザイン
 (5) 耳掛けにはストレッチ素材で耳が痛くなりにくい不織布を使用
http://www.rengo.co.jp/news/2008/2008_news_005.html
(12/8)

┏☆ 発  行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
      http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521  FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.328
━━☆No.328☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆              NONWOVENS  REVIEW  On-Line
□■□              http://nonwovens-review.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2008.12.22☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

不織布に関する最新の情報を、本誌購読者およびクライアントの皆様にいち早
くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<国内ニュース>
■トヨタ/新型ハイブリッド車の内装に植物由来樹脂を採用
■GSユアサ、ホンダ/リチウムイオン電池の製造・販売・研究開発合弁会社を
 設立
■住友化学/電池部材事業部を新設
■ホンダ/「オートカラーアウォード2009 グランプリ」 を燃料電池車が初受
 賞
■オペロンテックス/カチオン染料が使える新ポリウレタン弾性繊維を開発
■ピジョン/母乳パッドをタイで増産
■ダイセル化学工業/09年末にたばこ用アセテート・トウの新プラントを建設
■小林製薬/“のどぬ〜る ぬれマスク”が売上額10億円を突破
■愛知県産業技術研究所/尿漏れ検出ができる介護用織物を共同開発
■高知大学/稲わらなどからバイオ原料燃料を安く製造する技術を開発
■P&G/「P&G サステナビリティ・レポート2008」を発行
■東洋紡/水処理膜事業が「eco japan cup 2008」の「環境ビジネスアワード」
 を受賞
■経済産業省/オーガニックコットンの表示規格を10年度から統一
■サンゲツ/本物志向の総合壁装材見本帳「2009-2011 エクセレクト」を発表

<海外ニュース>
■ダイムラー/自動車向けリチウムイオン電池開発
■アヴゴル・ノンウーヴン・インダストリーズ社(イスラエル)/エルマルコ
 社とナノファイバー使用のサニタリー用素材の開発を計画 ほか

<催  事>
■日本繊維機械学会/「ベトナム繊維リサイクル調査報告会」を12月25日・大
 阪で開催
■ANNA/「新年賀詞交歓会」を関西・関東・四国の3地区で開催


┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■トヨタ
 新型ハイブリッド車の内装に植物由来樹脂を採用

 トヨタ自動車は、09年に発売する新型ハイブリッド車の内装に植物由来の原
料を混ぜた樹脂を採用する。
 原料の植物が生育時に CO2を吸収するため、原油の成分だけで樹脂をつくる
よりも部品の製造や廃棄時に出る CO2を削減できる。植物由来の樹脂は強度や
耐久性、製造コストに問題があり使用が難しかったが、トヨタは原油由来の樹
脂と混ぜることで強度や品質を確保した。混合比率は明らかにしていないが、
内装面積の6割に今回開発した樹脂を使うと、部品の製造や廃棄時に出るCO2を
30%削減できるという。材料は住友化学や三井化学などの素材メーカーと共同
開発した。射出成形部品ではポリ乳酸と石油由来のポリプロピレンを混ぜて使
う。サンバイザーなどの表面に使う布にも植物由来のポリエステルを使った。
このほかドア内装材にはケナフとポリ乳酸を使った、植物成分 100%の樹脂も
開発した。
(12/18 日経産業)


■GSユアサ、ホンダ
 リチウムイオン電池の製造・販売・研究開発合弁会社を設立

 ジーエス・ユアサ コーポレーション(GSユアサ)と本田技研工業(ホンダ)
の両社は、ハイブリッド車用を中心とした高性能リチウムイオン電池の製造・
販売、および研究開発を行う合弁会社設立のための基本合意を締結した。
 09年春ごろの新会社設立を目指し、今後具体的な協議を開始する。両社がも
つ技術力やノウハウを結集することでリチウムイオン電池のさらなる性能向上
や小型軽量化につなげ、ハイブリッド車の普及促進に最大のシナジー効果を発
揮していく考え。
 新会社の出資比率はGSユアサ51%・ホンダ49%となる予定で、本社は京都市
南区、工場はGSユアサの長田野事業所(京都府福知山市)内に新設する計画(会
社名は未定)。資本金は150億円程度となる見込み。新会社が製造する電池は、
GSユアサが開発したリチウムイオン電池“EH6” をベースに、構造や電極材料
などを見直すことによって次世代のハイブリッド車に最適な性能を実現させる。
 ハイブリッド車は今後本格的な普及段階に入ることが予想され、リチウムイ
オン電池はハイブリッド車用電池として需要が拡大すると見込まれている。
http://www.honda.co.jp/news/2008/c081217c.html
(12/17)


■住友化学
 電池部材事業部を新設

 住友化学は09 年1月1日付で、リチウムイオン2次電池用セパレータ“ペルヴ
ィオ”を取り扱う「電池部材事業部」を情報電子化学部門に新設する。
 これまで、ペルヴィオは本社部門において研究開発や販売を行ってきたが、
事業の一層の基盤強化と早期拡大を図るため同事業を独立させ、情報電子化学
部門に移管することにしたもの。今後は情報電子化学部門が液晶ディスプレイ
用部材のビジネスで培ってきた、組立型の加工技術やノウハウを活用するとと
もに、製造・販売・研究・品質保証にわたる連携を一層強化することで、顧客
ニーズにさらに迅速・的確に対応していく方針。
 ペルヴィオは、同社が長年培ってきた有機合成技術、ポリマー成形加工技術
を活かし、ポリオレフィン基材とアラミド耐熱層を組み合わせた独自技術によ
り開発した耐熱性に優れたセパレータで、高性能・高信頼性の電池部材として
需要家から高く評価されている。
http://www.sumitomo-chem.co.jp/japanese/gnews/news_pdf/20081218_1.pdf
(12/18)


■ホンダ
 「オートカラーアウォード2009 グランプリ」を燃料電池車が初受賞

 本田技研工業(ホンダ)の新型燃料電池車“FCXクラリティ”(外装色;スタ
ーガーネット・メタリック、内装色;ウォームグレー)が12月16日、優れた自
動車のカラーデザインを表彰する「オートカラーアウォード2009」(主催;財
団法人 日本ファッション協会 流行色情報センター)においてグランプリを受
賞した。同社のグランプリ受賞は今回が初めてで、さらに燃料電池車のグラン
プリ受賞は同アウォード史上初となる。
 また、同車は自動車メーカーのデザイナーが自社以外の優れたカラーデザイ
ンを選ぶオートカラーデザイナーズセレクションにおいて、「エクステリア部
門賞」(外装色:スターガーネット・メタリック)と、デザイナーが目指すイ
メージをカラーで表現するために、新たに開発された高い技術に対して授与さ
れる「技術部門賞」も併せて受賞した。
http://www.honda.co.jp/news/2008/4081217.html
(12/17)


■オペロンテックス
 カチオン染料が使える新ポリウレタン弾性繊維を開発

 オペロンテックスは、独自のポリマー改質技術を駆使しカチオン染料を使用
できるポリウレタン弾性繊維の開発に世界ではじめて成功した。
 水着などに幅広く使われているカチオン可染ポリエステル繊維と混用すれば、
生地の色調を損なうことがない。今回開発したのは“ライクラ ファイバーT-
909B”で、09年シーズンの新作水着に使われる予定。
(12/12 化学工業日報)


■ピジョン
 母乳パッドをタイで増産

 ピジョンはタイ工場で、育児用品の主力である母乳パッドの生産能力を 5割
高めた。
 現地製造子会社のピジョン・インダストリーズ・タイランドが5億5,000万円
を投じてチョンブリ県にある工場に生産ラインを増設した。増産分のほぼ全量
を北米に輸出し、同社が04年に買収した育児用品メーカー、ランシノ(バージ
ニア州)を通じ同社のブランドで販売する。北米では母乳による育児が今後増
えるとともに、母乳パッドの需要も伸びると同社では判断した。11年 1月期に
は北米だけで08年1月期比4割増となる50億円程度の売上高を目指す。
(12/16 日経産業)


■ダイセル化学工業
 09年末にたばこ用アセテート・トウの新プラントを建設

 ダイセル化学工業は、姫路製造所網干工場(兵庫県姫路市)内に09年末完成
予定で新プラントを建設し、たばこフィルター用アセテート・トウの生産能力
増強を図る。
 たばこフィルターに使用されるアセテート・トウは酢酸セルロース繊維の束
で、同社のセルロース事業における主力商品の一つ。これは海外で需要が拡大
しているスーパースリムたばこの市場に対応するためで、07年に生産移管した
大竹工場(広島県大竹市)の2拠点体制となり、生産能力も従来に比べ約2割拡
大し売上高も併せて伸長傾向にある。
(12/17 化学工業日報)


■小林製薬
 “のどぬ〜る ぬれマスク”が売上額10億円を突破

 小林製薬が発売するぬれフィルター付きの機能性マスク “のどぬ〜る ぬれ
マスク”ブランドの累計売上額(08年9〜11月の3ヵ月間累計メーカー出荷額ベ
ース)が、前年同期で2倍以上の10億円を突破し好調に推移している。
 「就寝時にのどをうるおす」という、今までにない製品コンセプトが生活者
から高い支持を得た「就寝用」(06年10月発売)が同ブランドを牽引し、ブラ
ンド合計08年 9〜11月の 3ヵ月間における店頭消化累計個数は、前年同期比で
1.6倍以上と大きく伸張した。また、08年9月発売の「鼻にスーっと」も初年度
売上目標4億円(メーカー出荷額ベース)の約50%を発売3ヵ月で達成した。同社
では、今後の風邪シーズンと春先の花粉対策として需要が高まる時期にさらに
売上が伸張すると見込んでいる。
http://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/2008/081216_01/index.html
(12/16)


■愛知県産業技術研究所
 尿漏れ検出ができる介護用織物を共同開発

 愛知県産業技術研究所尾張繊維技術センターは愛知県立一宮養護学校、一宮
地場産業ファッションデザインセンタープランナー協議会と共同で、おむつや
尿取りパッドに取り付けて尿漏れ検出ができる織物を完成した。
 銀とアルミニウムでそれぞれ覆った 2種類の糸を織り込み、尿などの液体に
侵されると、銀とアルミがそれぞれプラスとマイナスの電極となり電気が発生。
電池で作動する小型無線装置がこれを検知して信号を発信、受信機で接続した
端末で尿漏れしたことがわかる仕組み。今後は介護用品メーカーなどにこの織
物を提案し高齢者向けオムツの商品化を目指す。
(12/16 日刊工業)
 

■高知大学
 稲わらなどからバイオ原料燃料を安く製造する技術を開発

 高知大学水熱化学実験所の恩田歩武助教授らは、稲わらや廃材からバイオ燃
料や化学品の原料となる糖を安価に製造する技術を開発した。
 独自の触媒と高圧の加熱水を使い、植物繊維を分解する。酸を使う分解法に
比べて廃棄物がほとんど出ず、装置も安く出来る。プラントメーカーや化学会
社と組んで実用技術の開発を進める。
(12/18 日経産業)


■P&G
 「P&G サステナビリティ・レポート2008」を発行

 P&Gは、日本における07年 7月〜08年6月までのサステナビリティ活動をまと
めた「P&G サステナビリティ・レポート2008」を発行した。同レポートはP&G
米国本社が毎年発行する「グローバル・サステナビリティ・レポート」の別冊
として、日本での取り組みを報告するもの。
 07/08年度にグローバルビジョンとして世界のP&Gグループの 5ヵ年目標が発
表されたのを受け、日本ではサステナビリティ推進活動をより強化・充実する
ため、取締役社長の桐山一憲氏をリーダーとする「サステナビリティ推進チー
ム」が組織され、活動課題や目標を明確に設定した。今回のレポートではこう
した日本における取り組みをまとめ、とくに環境保全での取り組みでは、生産
工場における CO2排出量、エネルギー消費量、水消費量、固形廃棄物量のそれ
ぞれについて、12/13年度までに06/07年度比10%以上削減 (生産高あたり) 
を目指すことを決定し、同レポートに明示した。そのほか、社会貢献で注力し
た「水環境に配慮した製品づくり」「女性支援活動」「次世代をになう子ども
達のためのサステナビリティ教育活動」の3つの取り組みも特集している。
http://jp.pg.com/about/sustain.htm
(12/16)


■東洋紡
 水処理膜事業が「eco japan cup 2008」の「環境ビジネスアワード」を受賞

 東洋紡の水処理膜事業の取り組みが、エコビジネスの芽を見つけ育てるコン
テスト「eco japan cup 2008」(主催;総務省・環境省・NPO環境ビジネスウィ
メン・三井住友銀行)の「環境ビジネスアワード」を受賞し、表彰式が12月12
日、東京ベイ有明ワシントンホテルにて行われた。同事業における環境配慮と
しての社会への訴求力、環境対策の普遍性・技術レベル、対策の先進性などの
観点が評価されたもの。
 現在、同社モジュールは国内最大規模の海水淡水化施設や、中東地域をはじ
め世界各国で多くの海水淡水化プラントに採用され、高い評価を得ている。と
くに高温・高塩濃度海水の中東湾岸諸国では、同社シェアは50%以上を占めて
いる。
http://www.toyobo.co.jp/press/press331.htm
(12/12)


■経済産業省
 オーガニックコットンの表示規格を10年度から統一

 経済産業省は、環境への配慮や安心・安全の観点から、衣料品やタオルで人
気が高まっているオーガニックコットン(有機栽培綿)の表示に関する規格を
統一する。
 有機栽培綿をどの程度使えば商品に示せるか、などの適正表示に関するルー
ルを作り、消費者の誤認などの混乱を避けるのが狙い。09年度中に概要を固め、
10年度中に新たなルールの施行を目指す。
(12/19 日経MJ)


■サンゲツ
 本物志向の総合壁装材見本帳「2009-2011 エクセレクト」を発表

 サンゲツは、住宅から各種施設まで幅広く使用できる多種多様な壁紙をはじ
め、塗料やフィルム商品などの特殊商品も収録した壁装材の総合見本帳を 3年
ぶりに全面改訂し、新たに「2009-2011 エクセレクト」(収録点数;1,812点)
として1月14日に発表、同時に収録商品を全国一斉発売する。
 エクセレクトのコンセプトは「プレミアム・ウォール」で、従来の普及品や
中級品の壁紙とは一線を画す、高付加価値商品を収録している。「素材シリー
ズ」「インポート」のほか 「不燃認定/機能性壁紙」「特殊商品」などのカテ
ゴリー別に多様な製品を収めた。
 同見本帳は同社ショールームのほか、設計事務所や建設会社、内装工事店な
どで閲覧できるほか、ウェブサイト内オンラインカタログ「デジタルブック」
でも発売と同時に公開する。また来年 1月より同社の福岡・大阪・東京・名古
屋の各ショールームにおいて、設計士やデザイナー、インテリアコーディネー
ター、施工店などを対象とした新作壁装展示会「プレミアム・ウォール2009」
を開催する予定。同見本帳のカテゴリー別商品の特長は以下の通り。
http://www.sangetsu.co.jp/pdf/pr/6227.pdf
(12/16)

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ダイムラー
 自動車向けリチウムイオン電池開発

 ドイツの自動車大手ダイムラーは化学・エネルギー大手の独エボニックイン
ダストリーズと提携し、電気自動車向けのリチウムイオン電池を開発・生産す
ると発表した。
 ダイムラーはエボニック傘下の電池メーカーのリテックに49.9%出資、更に
新設する共同出資会社にはダイムラーが90%出資する。ニッケル水素電池に比
べ小型で高出力が期待出来るリチウム電池を開発・生産し、10年には「メルセ
デス・ベンツ」ブランドの搭載車を発売する。
(12/16 日経)


■米国
 米国の自動車業界で大半のメーカーの売上が2ケタ台の落ち込みを示し、不
織布業界にも悪影響

■アヴゴル・ノンウーヴン・インダストリーズ社(イスラエル)
 エルマルコ社とナノファイバー使用のサニタリー用素材の開発を計画

■ハートマン・グループ(米国)
 米国のホワイトストーン社を買収

┏☆ 催  事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■日本繊維機械学会
「ベトナム繊維リサイクル調査報告会」を12月25日・大阪で開催

 日本繊維機械学会は12月25日、大阪市西区の大阪科学技術センターにおいて
「ベトナム繊維リサイクル・環境政策調査事業報告会」を開催する。当日のプ
ログラムは下記の通り。
 また、同学会では09年度日本繊維機械学会賞「技術賞」を公募している。同
賞は繊維ならびに繊維機械に関する研究・開発のなかで、創意があり技術的に
高い価値を有するものに対し贈賞される。受賞資格は同学会会員であり、前項
の業績を挙げた研究者・技術者個人またはおおむね 6名以内のグループ、原則
として 5年以内の技術を対象とする。申込・問い合わせは、日本繊維機械学会
学会賞「技術賞」選考委員会(TEL 06-6443-4691)まで。
 [ベトナム繊維リサイクル・環境政策調査事業報告会/プログラム]
【調査報告(25分/件)】
 (1)「調査事業の経緯/概要」木村照夫氏(京都工芸繊維大学・調査団長)
 (2)「ベトナム政府・公社の環境施策と方針(資源・環境省、商工省、URENCO
   を訪問して)」中村明氏(東レ梶j
 (3)「ベトナムの大学における環境研究の取り組みの現状(ハノイ工科大学、
   ホーチミン市工業大学を訪問して)」玉田真紀氏(尚絅学院大学)ある
   いは木村照夫氏(京都工芸繊維大学)
 (4)「ベトナム企業の実態(リサイクル村、ビナテックス繊維公団、など」
   稲葉英彦氏(ダイニック梶j
 (5)「日系企業の現状と課題(マタイ、YKK、、クレハ、M.Kサイエンス、な
   ど)」城山義見氏(帝人テクノプロダクツ梶j
 (6) 特別講演「ベトナムにおける繊維産業の将来(仮題)」Nguyen Haoi Son
   氏(在日ベトナム大使館・商務官)
[問合せ先]
日本繊維機械学会事務局
TEL 06-6443-4691
http://wwwsoc.nii.ac.jp/tmsj/japan/index.html
(12/12)


■ANNA
 「新年賀詞交歓会」を関西・関東・四国の3地区で開催

 日本不織布協会(ANNA)は09年1月、関西・関東・四国の3地区で「新年賀詞
交歓会」をそれぞれ開催する。各地域の開催日および会場は以下の通り。なお、
今回関東地区および四国地区の開催会場が変更された。
(1) 関西地区;1月14日、太閤園・ガーデンホール(大阪市都島区)
(2) 関東地区;1月16日、浜松町東京會舘・チェリールーム(東京都浜松町)
(3) 四国地区;1月23日、琴弾荘(香川県観音寺市)
 ※四国地区懇親ゴルフ会; 1月24日、エリエールゴルフクラブ(香川県三豊
  郡)
[問合せ先]
日本不織布協会事務局
TEL 06-6233-0842


┏☆ 発  行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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