NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.342
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2009.04.06☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

不織布に関する最新の情報を、本誌購読者およびクライアントの皆様にいち早
くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■帝人ファイバー/旭化成せんいから商権譲受およびOEM生産を受託
■旭化成/宮崎県延岡市でバイオマス発電
■住江織物、帝人ファイバー/自動車向け資材に関する製販一体型合弁会社を
 設立
■ダイワボウレーヨン/高機能レーヨンを開発
■ビー・インターナショナル/セラミックス系断熱材を輸入販売
■ホリエ/純チタンの不織布を開発
■住友3M/吸音断熱材“シンサレート”を自動車向けに注力
■特種製紙/カーボンナノチューブを抄き込んだ特殊紙を開発
■クレハ/中国・上海に炭素繊維加工品の新工場を竣工
■東洋紡績、ポリマテック/高い熱伝導率をもつ炭素繊維を共同開発
■産業技術総合研究所/低コストの可視光応答型光触媒を開発
■日清紡ホールディングス/カーボンアロイ触媒で世界最高レベルの発電性能
 を確認
■日清紡ホールディングス/新社長に鵜澤静氏が内定
■倉敷紡績/繊維事業の構造改革を発表
■ユニチカ/構造改革の実施と新中期経営計画「改革`11」を発表
■デュポン/合弁会社の役員異動を発表
■大王製紙/「エリエールアニバーサリー」プレゼントキャンペーンを実施

<海外ニュース>
■化繊協会/ブラジルの化合繊需給(08年)を公表 ほか

<製品開発>
■リブドゥコーポレーション/「リフレ」シリーズに新製品 7アイテムを新発
 売
■第一衛材/ペット用トイレシート2種を新発売
■第一三共ヘルスケア/最薄・最軽量の湿布剤を発売

<催  事>
■日本繊維機械学会/「第62回年次大会」を5月21・22日、大阪で開催
■日本繊維機械学会ナノファイバー研究会/「第4回 研究例会」を 4月15日・
 大阪で開催
■ANNA/生活資材部会分科会を4月24日・大阪で開催
■JAPANTEX2009/11月11〜13日・東京ビックサイトで開催

┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■帝人ファイバー
 旭化成せんいから商権譲受およびOEM生産を受託

 帝人ファイバーは、旭化成せんいが今年 9月末をもってポリエステル長繊維
の自社生産を停止するのにともない、ポリエステル繊維の一部について商権を
譲受するとともにOEM生産を受託する。
 今回の商権譲受により繊度の細い(細DE)差別化銘柄の商権を獲得する同社
は、今後リサイクル素材やポリエステル製品の循環型リサイクルシステム「エ
コサークル」とのシナジー効果を図り、将来性の見込めるスポーツ織物市場に
おいて積極的に展開していく考え。10月以降、差別化銘柄を中心としたポリエ
ステル長繊維の原糸生産を引き継ぐほか、スポーツニット向け主要差別化銘柄
の生産も引き継いで旭化成せんいに対して原糸のOEM供給を行う。さらに10年4
月以降には、ポリエステル 100%のスポーツ織物と裏地のうち、主要なものの
生産を引き継いでこの分野の商権を譲受する。
 なお、これにともなう人員の異動および大きな設備工事は発生しない。
http://www.teijin.co.jp/news/2009/jbd090326.html
(3/26)


■旭化成
 宮崎県延岡市でバイオマス発電

 旭化成は、宮崎県延岡市にある火力発電所にバイオマス発電設備を新設する
と発表した。
 設備は旭化成ケミカルズの延岡地区にある第二火力発電所内に設置。能力は
蒸気が毎時80t、電力が 1万4千Kw。木くずを固めたものや建設廃材をチップ状
にした木質バイオマスを6割、石炭を4割燃焼する。従来は重油と石炭を燃料と
していた。新設備は10年10月に着工し、12年 7月に運転を開始する予定。投資
額は70〜80億円とみられる。周辺にあるグループの化学、医薬、繊維工場に電
気と蒸気を供給し、同発電所内で15%に当たる年間17万tのCO2などの温暖化ガ
スを削減する。
(4/2 日経産業)


■住江織物、帝人ファイバー
 自動車向け資材に関する製販一体型合弁会社を設立

 住江織物と帝人ファイバーは、自動車のシートおよび天井材向けのファブリ
ック事業を展開する合弁会社を設立する。ファブリックメーカーと素材メーカ
ーの垂直統合による本格的な協業を通じて、原糸から製品までの一体型による
「グローバルNo.1カーシート・ファブリックメーカー」としての地位確立を目
指す。
 12月1日に設立される新会社は「スミノエ テイジン テクノ株式会社(仮称)」
(大阪市中央区、吉川一三代表取締役社長〈予定〉)で、資本金は4.5億円を予
定、出資比率は住江織物50.1%、帝人ファイバー49.9%となっている。住江織
物のカーシート事業(海外事業部は除く)と、帝人ファイバーのカーシート向
けファブリック事業(帝人ファイバーの100%子会社である帝人テクロスおよび
その完全子会社である尾張整染の全発行済株式の承継を含む)を統合して新合
弁会社とする。自動車向けファブリック事業を取り巻く市場環境が厳しさを増
すなか、情報の一元化と安定生産・安定収益の獲得を目指す。
 これまで住江織物はファブリックの最終工程である染色・仕上げ加工を担う
自社工場の強化が、また帝人グループでは自動車メーカーとの直接の接点がな
く、最終ユーザーのニーズを的確に把握することが課題となっていた。
http://www.teijin.co.jp/news/2009/jbd090330_3.html
(3/30)


■ダイワボウレーヨン
 高機能レーヨンを開発

 ダイワボウレーヨンは高吸放湿性など複数の機能を兼備するレーヨン“Com
forray(コンフォーレ)”を開発したと発表した。
 カルボキシル基を含む重合体をレーヨンに練り込むことで、「高吸放湿性」
「消臭性」「カチオン染色性」「耐洗濯性」の複数の機能を併せもつレーヨン
を開発した。インナー向けを中心に展開し初年度 1億円、3年後に3億円の売り
上げを目指す。
(3/30 化学工業日報)
 
 
■ビー・インターナショナル
 セラミックス系断熱材を輸入販売

 ビー・インターナショナル(東京都港区、大田伸一郎社長)は、米国のライ・
キャニオン・プロダクツ(本社・ロサンゼルス)から1,400℃に耐えるセラミッ
クス系断熱材を輸入販売する。
 ライ・キャニオンは、米国の航空宇宙技術から生まれた製品を民営化するた
めの企業で、鉱山開発をはじめ機械部品、断熱材など幅広く事業展開している。
ビー・インターナショナルは同社のアモルファスシリカの代理店になっており、
これまでの連携の一環となる。
 輸入販売する断熱材は「オービタルセラミックスブランケット」(OBS)
でブロー&スパン方式により製造され、フレキシブルに編みあげられた長繊維
で構成される。高強度・軽量で1,480℃の高温に耐えられる。
(3/30 化学工業日報)


■ホリエ
 純チタンの不織布を開発

 チタン加工のホリエ(新潟県燕市、堀江拓尓社長)は純チタンの不織布を開
発しサンプル出荷を始める。
 これまで化学繊維に酸化チタンを付着させた不織布はあったが、人体に無害
なチタンだけを素材にしたものは例がないという。空気清浄機フィルターのほ
か、内蔵や骨を包む筋膜の代用品としての用途を想定している。
 直径 0.1mmの純チタン線材を紙の繊維のように多層に重ねて、金属を溶かさ
ずに原子単位でつける「拡散接合」という技術を使った。無酸素状態でチタン
線材を約 1,000℃で加熱・加圧、それぞれ重なる部分だけ接合するという。自
由に変形でき、メッシュ状で空気も通す。化学繊維を使わないため体内にも埋
め込める。大きさは 1枚当たりB4判サイズ。販売は医療機器などを扱うティー
・アンド・アイ(さいたま市、石丸義之社長)に委託する。
(3/30 日経産業)


■住友3M
 吸音断熱材“シンサレート”を自動車向けに注力

 住友スリーエム(3M)では吸音断熱材の“シンサレート”で自動車向けビジネ
スのさらなる拡大を図る。
 “シンサレート”は、繊維径約2μmのポリプロピレン(PP)繊維と、同径約
25μm のポリエステル短繊維とを特別な製法で一体化した不織布。嵩高性が高
く高い断熱性や吸音性をもっているが、自動車の軽量化および騒音対策に対す
るニーズが一段と高まるなかで“シンサレート”の特徴である軽さと組み付け
の良さをを一段と改良していく。すでにハイブリッド電気自動車向けでは、高
い機能を発揮する吸音材として高い評価を得ており、同社では今後そのポジシ
ョンを一段と高めていきたい考え。
(3/31 化学工業日報)


■特種製紙
 カーボンナノチューブを抄き込んだ特殊紙を開発

 特種製紙は、カーボンナノチューブ(CNT)を抄き込んだ特殊紙を開発した。
 導電性が高く、電磁波を反射・吸収する機能をもつ。携帯電話やパソコンか
ら出る電磁波を抑える素材として売り込む。同様の機能をもつフィルム素材に
比べて使用する CNTが少量で済み、低価格で販売できることが強み。
 CNTは非常に固まりやすいため、均一に紙に抄き込むことが難しかった。CNT
同士が接触していなければ機能を発揮しないため、固まっている状態では、導
電性や熱伝導性といった機能が発揮しにくい。
 今回同社が開発した“CNTペーパー”は、紙の繊維に均一にCNTを定着させる
ことに成功。紙は繊維がからみあっているため、 CNTが多層に敷き詰められた
状態になり、素材のもつ機能が発揮しやすい。また多層構造により電磁波の一
部を吸収させることも可能。厚さ0.14mm程度の CNTペーパーで、90%以上の電
磁波を抑えることができ、厚さによっては99%以上の電磁波を抑えることも可
能。吸収により電子部品の誤作動を防ぐ効果も見込める。パソコンや携帯電話、
航空機などの分野で利用を見込んでいる。10年度の商品化を目指し、2〜3年後
には年商10億円程度を目指す考え。
(4/2 日経産業)


■クレハ
 中国・上海に炭素繊維加工品の新工場を竣工

 クレハは 3月25日、上海呉羽化学有限公司において炭素繊維加工品の新工場
が竣工したと発表した。
 炭素繊維“クレカ”の需要が拡大していることに対応し、ここ数年来いわき
事業所(福島県いわき市)ならびに上海呉羽化学有限公司での生産設備拡充を
実施していたもので、4月以降、上海呉羽化学有限公司での断熱材“クレカFR”
の加工能力は新工場と既存工場あわせて従来比 2倍となり、新工場での追加増
強(10月)と既存工場の設備移設が完了する今年12月には、当初計画を前倒し
し従来比 3倍となる予定。また、断熱材以外の加工品についてはシール材や炉
内材料などに使われる撚糸状の“クレカヤーン”(既存工場から移設、加工能
力は従来と同様)に加え、複合材料用基材や炉内材料などに使われる織物状の
“クレカクロス”の加工を新たに開始する。
 同社の炭素繊維は石油ピッチを原料とし、近年では太陽電池用シリコンを製
造する熱処理炉に使用される断熱材として需要が伸長している。上海呉羽化学
有限公司は、04年に上海市嘉定工業区の南地区において稼働を開始したが、そ
の後の上海市からの移転要請にともない同北地区に移転すべく準備をすすめる
と同時に、太陽電池分野の成長にともなう需要の拡大に対応すべく加工設備を
大幅に増強する新工場の建設を進めていた(既存工場の加工設備は本年10〜12
月に新工場へ移設予定)。
http://www.kureha.co.jp/topics/pdf/20090326_744.pdf
(3/26)


■東洋紡績、ポリマテック
 高い熱伝導率をもつ炭素繊維を共同開発

 東洋紡績とポリマテックは、ピッチ系炭素繊維を凌ぐ高い熱伝導率をもつ炭
素繊維を共同で開発した。電子機器の放熱部品や筐体などへの展開が期待でき
ることから、東洋紡では今後、ポリマテック以外にも同開発品のサンプルワー
クを始め、さまざまな放熱部品に幅広く展開していく考え。
 同開発品の熱伝導率は約1,200W/m・Kで、これは銅の約 3倍、アルミニウムの
約 5倍であり、炭素繊維のなかで高い熱伝導率をもつピッチ系炭素繊維の熱伝
導率約900W/m・Kを凌ぎ(東洋紡測定値)市販されている放熱材料のなかでも非
常に高い部類に入る。粉状であるため樹脂に加えて容易に放熱部品を製造する
ことができ、ポリマテックではきわめて放熱効率の高い放熱シート(厚み方向
の熱伝導率;50W/m・K)をすでに商品化し、販売している。この放熱シートは樹
脂としてシリコーンを用いて低硬度に調整することで、高い放熱効率とともに
優れた耐熱性、柔軟性、凹凸への追従性を実現し、 ICやCPUなどの発熱体から
熱を逃がす放熱部品として多くの実績を有する。
http://www.toyobo.co.jp/press/press343.htm
(3/25)


■産業技術総合研究所
 低コストの可視光応答型光触媒を開発

 産業技術総合研究所(名古屋)環境セラミックス研究グループの垰田博士研
究グループ長は、低コストで生産できる高性能の可視光応答型光触媒を開発し
た。
 新型触媒は酸化チタンのほかアパタイト、鉄で構成。紫外線だけでなく可視
光でも触媒機能を発揮するタイプで、従来と異なりタングステンなどの希少金
属を使用しないため価格を抑えられる。また表面が触媒機能をもたないアパタ
イトで部分的に覆われているため、有機系基材の分解が抑えられ、繊維や樹脂、
紙などに適応できる。光触媒メーカーのナノウェイヴ(愛知県瀬戸市)が製造
・販売を行う。
(3/31 日刊工業)


■日清紡ホールディングス
 カーボンアロイ触媒で世界最高レベルの発電性能を確認

 日清紡ホールディングスは、燃料電池に使用される白金代替触媒の「カーボ
ンアロイ触媒」の研究開発において、世界最高レベルの発電性能を確認したと
発表した。
 今回、同社が開発したカーボンアロイ触媒は希少資源を一切使用せず、工業
的生産が可能なカーボンを主原料にしているため、安定した供給体制で燃料電
池のコストを大幅に抑え、燃料電池の本格的な普及を加速させるとして期待さ
れる。また、白金は発電中に溶解し燃料電池の部材を腐食させることが指摘さ
れているが、カーボンアロイ触媒ではこの問題は発生せず、白金に比べ電池が
長寿命化すると考えられる。
 燃料電池はその環境性能の高さから自動車や家庭用向けに需要拡大が見込ま
れているが、本格的な普及にあたっては、高価で有限な資源である白金に代わ
る触媒の開発が不可欠とされている。
http://www.nisshinbo.co.jp/news/news20090331_495.html
(3/31)


■日清紡ホールディングス
 新社長に鵜澤静氏が内定

 日清紡ホールディングスは 3月26日開催の取締役会において、新社長に鵜澤
静(うざわ・しずか)氏を内定した。そのほかの役員異動についても下記の通
り内定し、 6月下旬開催予定の定時株主総会およびその後の取締役会の承認を
経て、正式決定する予定。
 同社は4月1日より繊維・ブレーキ・紙製品・精密機器・化学品の 5事業を分
社化し、エレクトロニクス事業を加えた 6つの中核会社を傘下にもつ持株会社
として新しくスタートを切ったが、経営トップの若返りによりグループ全体の
新たな成長を目指す。鵜澤氏は1946(昭和21)年1月30日生まれの63歳で千葉県
出身、69年3月一橋大学商学部卒業後、同年4月に日清紡績入社した。なお、取
締役会長・指田禎一氏(相談役就任予定)、常勤監査役・林彰一氏らは退任の
予定。
 日清紡ホールディングス且謦役会長 岩下俊士氏(現 代表取締役社長)、
同代表取締役社長 鵜澤静氏(現 取締役専務執行役員)取締役専務執行役員事
業支援センター長兼不動産事業部管掌兼エレクトロニクス事業管掌兼日清紡ペ
ーパー プロダクツ椛纒\取締役社長 竹内伸二氏(現 日本無線且謦役会長)、
常勤監査役兼日清紡テキスタイル滑ト査役兼日清紡ペーパー プロダクツ滑ト
査役 井出義男氏(現 上席執行役員社長付兼日清紡テキスタイル滑ト査役兼日
清紡ペーパー プロダクツ滑ト査役)
http://www.nisshinbo.co.jp/news/news20090326_500.html
(3/26)


■倉敷紡績
 繊維事業の構造改革を発表

 倉敷紡績は、繊維事業の経営悪化に対応し、岡山工場および津工場の閉鎖な
どを含む抜本的な構造改革の基本方針を定め、国内、海外における生産・調達
構造を改革すると発表した。
 綿合繊事業では岡山工場を閉鎖、綿合繊事業の国内生産拠点を5工場から4工
場に集約化し、生産効率の向上を図る一方、タイ、インドネシアおよび中国の
海外関係会社に対し、商品差別化などの設備投資や技術移転を積極的に実施す
る。また海外協力会社との連携を強化し効率的な生産体制の構築、コスト競争
力強化を行う。販売面では主力事業は原糸販売、デニム、カジュアル、ユニフ
ォームの 4分野とし、新たに繊維資材分野を加えて事業領域の拡大をめざすと
ともに、独自技術を基盤とした「原料加工」や「五感に訴える先端加工技術」
などの「創造型技術開発」への進化を図る。
 他方、羊毛事業においては生産規模の縮小にともない津工場を閉鎖するとと
もに、繊維第一部門(綿合繊事業)への統合を含めた、生産・販売体制の再構
築を行う。
 なお、岡山工場および津工場の閉鎖については6月30日を予定している。
http://kurabo.irbridge.com/ja/PressRelease/
PressRelease2096024392241670486/TopLink/RedirectFile/090331-1.pdf
(3/31)


■ユニチカ
 構造改革の実施と新中期経営計画「改革`11」を発表

 ユニチカは、構造改革の実施と新中期経営計画「改革`11」を発表した。
 新中期経営計画では、従来の事業構造を見直し、更なる選択と集中に取り組
むとともに、高分子分野、機能材料分野を中心とした機能資材を核として事業
力の改善・強化を図るとしている。構造改革の概要については以下の通り。
 (1) ナイロン長繊維事業の撤退(宇治工場閉鎖)
 (2) ウール・綿紡績事業再構築にともなう工場閉鎖・縮小(ウール;宮川工
   場閉鎖、綿紡績;常磐向上縮小)
 (3) 環境事業の再構築(廃棄物・水処理など官需プラント事業の運営体制の
   見直し)
 (4) 関連不採算事業の見直し(電子基板事業の見直し、合繊部門の川中加工
   ・販売事業の効率化)
http://www.unitika.co.jp/news/io-pdf/00201.pdf
(3/26)


■デュポン
 合弁会社の役員異動を発表

 デュポンは4月1日付で、合弁会社の役員人事について下記のとおり異動を行
うと発表した。
 日立化成 デュポン マイクロシステムズ椛纒\取締役社長 伊東俊一(日立
化成 デュポン マイクロシステムズ椛纒\取締役副社長)
http://www2.dupont.com/DuPont_Home/ja_JP/NewsEvents/news/2009/
article20090330.html
(3/30)


■大王製紙
 「エリエールアニバーサリー」プレゼントキャンペーンを実施

 大王製紙は、「エリエール」ブランド誕生30周年を記念し、「エリエールア
ニバーサリー」プレゼントキャンペーンを実施している。
 エリエールティシュのパッケージデザインのあじさいを世界的に著名な園芸
家である谷田部元照氏が開発、エリエールアニバーサリーとネーミングし抽選
で2,000名にプレゼントする。さらにWチャンスとして抽選にもれた応募者のな
かから1,930名にエリエール商品詰め合わせをプレゼントする(総計3,930名)。
エリエール、ベビー用紙おむつ“GOO.N”、生理用ナプキン“elis”、 大人用
紙おむつ“アテント” などの商品についているバーコード2枚を専用応募はが
きまたは郵便はがきに貼り応募する。
 このほか、同社はベビー用紙おむつ GOO.N「新かならずもらえるキャンペー
ン」もスタートさせた。グ〜ンマークを規定の点数分集めて応募すると、赤ち
ゃんにやさしい木のおもちゃなどがもれなく当たる。応募期間は09年4月1日か
ら10年9月30日まで。
http://www.elleair.co.jp/campaign/pdf/elleair_campaign.pdf
http://www.babygoo-n.com/campaign/kanarazu2009/
(4/1)


┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■化繊協会
 ブラジルの化合繊需給(08年)を公表

 日本化学繊維協会は、ブラジル化繊協会がまとめた08年ブラジルの化合繊需
給を公表した。それによると、08年のブラジルの化合繊生産量は36万9,905tと
前年比1%減少し、生産量の約9割を占める合繊は33.8万tと6%増加したのに対
し、セルロース繊維は3.2万tとほぼ半減(43%減)した。
 品目別では、最大品種のポリエステル(F+S)が13%増の25.3万tと2年連続で
前年を上回り、なかでもステープルはリサイクル品を含むが、07年より13.2万
tと33%増の大幅増となった。 一方、産業用フィラメントは、景気減速による
自動車など製造業の落ち込みから2.4万tと15%減少した。
 ブラジル政府は、03〜05年にかけて安価な中国製アパレル輸入が急増したこ
とから国内の繊維産業が影響を受けたとして、06年2月、中国政府とニットやT
シャツなど特定繊維品 8品目について輸入制限措置に合意した。これらは08年
末で期限切れとなったが、現地紙によると、中国はブラジル政府からの輸入規
制合意の再度の申し入れを拒否している。09年のブラジルの繊維産業は、景気
減速による市場縮小だけでなく、中国からの輸入拡大による国内テキスタイル
市場の縮小が懸念されている。
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news.html
(3/30)


■プロペックス社(米国)
 大手ニードルパンチ・耐久性素材メーカー、プロペックス社が、 3月に破産
裁判所による競売で売却へ

■ファイバーウェブ社(欧州)
 欧州の事業を再構築

■ノラフィン社(スイス)
 処理ラインを建設し、スパンレースラインを増強

■プロクター&ギャンブル社(パキスタン)
 1億ドルを投じて、パキスタンに紙おむつ・洗剤工場の建設を計画

■米国
 ニューオーリンズで開催された「ビジョン2009コンシューマー・プロダクツ
・コンファレンス」に 230社が参加。イタリアのアルビス・ノンウーヴン社は
 100%弾性素材のスパンボンド/スパンレース不織布を発表、キンバリー‐ク
ラーク社は下着タイプの紙おむつ製品『グッドナイツ』の新製品を展示

■ジョンズ・マンヴィル社(米国)
 建設用製品の需要低下のため、オハイオ、テネシー州の2工場で、200名近い
従業員を一時解雇

■デュポン社(米国)
 テネシー州オールドヒッコリー工場で、不織布ライン 3ラインを停止して、
ポリエステル生産を停止し、240名程度の人員を一時解雇

■プロクター&ギャンブル社(米国)
 ドル高、販売低迷により、第2四半期の業績に打撃


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■リブドゥコーポレーション
 「リフレ」シリーズに新製品7アイテムを新発売

 リブドゥコーポレーションは、大人用紙おむつ「リフレ」シリーズから、軽
失禁パッドの“リフレ安心パッド”(リニューアル、4種類)、パッドタイプの
“リフレ夜安心パッドムレずに快適 夜用” “リフレ夜安心パッドムレずに快
適 夜用スーパー”、および“リフレ1枚で一晩中安心パッド”(リニューアル)
を発売した。各商品の主な特長は以下の通り。

 “リフレ安心パッド”(スーパーライト〈〜25cc〉、ライト〈〜50cc〉、
  レギュラー〈〜100cc〉、スーパー〈〜150cc〉)
 (1) 超うすだから着けていないような心地よさで、軽い尿モレに好適
 (2) 銀イオン効果でスッキリ消臭
 (3) スキンケア成分「リピジュア(R)」配合の「やわらかさらさらシート」
   が肌を健やかに保つ
 (4) 下着にぴったり、ズレないテープ付き。個包装は使いやすくて衛生的な
   「かんたんラップ」採用
 (5) 尿をせき止めてモラさない「横モレ安心ガード」採用(レギュラー、ス
   ーパー)

 “リフレ1枚で一晩中安心パッド”
 (1) 尿吸収後のベタつきを抑えるソフトな不織布を新採用。肌へのやさしさ
   がアップした
 (2) おしっこ約6回分をたっぷり吸収するので、1枚で朝までモレずに安心
 (3) お尻を包み込むビッグサイズで安心
 (4) パッドを広げると立ち上がる立体ギャザーが体にフィットして横モレを
   防ぐ

“リフレ夜安心パッドムレずに快適 夜用”
“リフレ夜安心パッドムレずに快適 夜用スーパー”
 (1) 「夜用」はおしっこ約5回分、「夜用スーパー」は約7回分をたっぷり吸
   収
 (2) 透湿性シートがパッド内のムレを防いで、朝までお肌をさらさらに保つ
 (3) お尻を包み込むビッグサイズで安心
 (4) パッドを広げると立ち上がる立体ギャザーが体にフィットして横モレを
   防ぐ
http://www.livedo.jp/omutsu/keipad.shtml#item1
http://www.livedo.jp/omutsu/pad.shtml#item12
(3/25、27)


■第一衛材
 ペット用トイレシート2種を新発売

 第一衛材は、ペット用トイレシート“ECO サラ・シート”および“スピード
サラ・シート”(ともにレギュラー、ワイド)を新発売した。各商品の主な特
長は以下の通り。

“ECO サラ・シート”
 (1) リサイクル素材を使用した、地球にやさしいエコ推進商品
 (2) ゴミの量が少ないうす型で、1日に何度も取り替えるユーザーに好適

“スピードサラ・シート”
 (1) 水分とニオイをすばやく閉じ込める速乾・超吸収でペットが足ぬれしな
   い
 (2) パルプとポリマーを増量(従来比)した超厚型で、長時間使用しても安
   心
http://www.daiichi-eizai.co.jp/products/pet/ecosara.html
http://www.daiichi-eizai.co.jp/products/pet/spsara.html
(4/1)


■第一三共ヘルスケア
 最薄・最軽量の湿布剤を発売

 第一三共ヘルスケアは一般医薬品(大衆薬)の湿布剤で最薄・最軽量となる
「パテックスうすぴたシップ」を4月10日に発売する。
 独自の製剤技術で厚さを0.9mmに抑えた。患部に密着してからみつきにくく、
はがれにくいという。 1枚当たりの重さも約8.4gに減らした。希望小売価格は
24枚入りで1,365円。
(3/26 日経産業)


┏☆ 催  事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■日本繊維機械学会
 「第62回年次大会」を5月21・22日、大阪で開催

 日本繊維機械学会は、「第62回年次大会」を 5月21・22日の両日、大阪市西
区の大阪科学技術センターにおいて開催する。当日予定されているプログラム
は以下の通り。(〔 〕内はオーガナイザー)

 (1)研究発表セッションI 〈繊維のサイエンスとエンジニアリング〉
 ・テクテキスタイルと不織布〔増田敦士(福井県工業技術センター)〕キー
  ワード;テクテキスタイル、不織布、産業資材、生活資材、安全・安心・
  防災、エレクトロニクス、自動車、医療資材、インテリア、寝装・寝具
 ・環境対応技術と繊維廃材の有効利用〔井野晴洋(京都工芸繊維大学)、八
  田誠治(京都市産業技術研究所)〕キーワード;リデュース、リユース、
  エコロジー、サスティナブル、 LCAなど
 ・繊維強化複合材料〔倉敷哲生(大阪大学)、仲井朝美(京都工芸繊維大学)、
  横山敦士(京都工芸繊維大学)〕キーワード;FRP、セラミックス基複合材
  料、ナノコンポジットなど、ほか2本
 (2) 研究発表セッションII 〈繊維のカルチャーとデザイン〉
 ・経営心理・ファッション関係〔梅村修(追手門学院大学)〕キーワード;
  ファッション、デザイン、心理、消費者、マネジメントなど、ほか1本
 (3) 若手研究者セッション〔西松豊典(信州大学)、上田博之(大阪信愛女
  学院短期大学)、小柴 孝(奈良工業高等専門学校)、松岡敏生(三重県工
  業研究所)、山本貴則(大阪府立産業技術総合研究所)〕
 (4) 新製品紹介セッション〔吉川雅敏(東洋紡スペシャルティズトレーディ
  ング、松本龍守(村田機械)、神田卓志(倉敷紡績)、小島直樹(豊田自動
  織機)、佐藤貢司(帝人プロダクツ)、副島信一郎(ユニチカファイバー)、
  西脇剛史(アシックス)、豊田宏(太陽工業)、松崎 健(ミズノ)〕
 (5) ポスターセッション〔横山敦士(京都工芸繊維大学)、鋤柄佐千子(京
  都工芸繊維大学)、松本龍守(村田機械)、後藤彰彦(大阪産業大学)、
  西脇剛史(アシックス)〕
 ※学術研究発表コーナーと新製品紹介コーナー有り。
 [問合わせ先]
日本繊維機械学会第62回年次大会実行委員会
TEL 06-6443-4691http://wwwsoc.nii.ac.jp/tmsj/japan/


■日本繊維機械学会ナノファイバー研究会
 「第4回 研究例会」を4月15日・大阪で開催

 日本繊維機械学会ナノファイバー研究会は 4月15日、大阪市西区の大阪科学
技術センターにおいて「第4回 研究例会」を開催する。当日行われる講演は下
記の通り。
 (1)「ナノファイバーの高次構造解析」河原豊氏(群馬大学)
 (2)「電界紡糸ナノファイバーの構造と物性」小滝雅也氏(京都工芸繊維大学)
 (3) パネルディスカッション;チェコでのナノミレニアム2009におけるエル
   マルコ社の取り組みとナノファイバーの量産化技術
 [問合わせ先]
日本繊維機械学会ナノファイバー研究会
TEL 06-6443-4691
http://wwwsoc.nii.ac.jp/tmsj/japan/


■ANNA
 生活資材部会分科会を4月24日・大阪で開催

 日本不織布協会生活資材部会は 4月24日、大阪市中央区の大阪産業創造館に
おいて分科会を開催する。当日行われる講演内容は以下の通り。
 (1)「低騒音化技術と繊維材料 〜音の基礎から吸音・遮音まで〜」君田隆男
   氏(大阪府産業技術総合研究所情報電子部信頼性・生活科学系研究員)
 (2)「不織布製品に求められる包装材料」梅田宏行氏(潟Jナエ包装技術開発
   研究所包装技術一グループマネージャー包装専士)
 [問合わせ先]
日本不織布協会事務局
TEL 06-6233-0842
http://www.anna.gr.jp/news/n0904-01.html


■JAPANTEX2009
 11月11〜13日・東京ビックサイトで開催

 日本インテリアファブリックス協会が主催する「インテリトレンドショー第
28回JAPANTEX2009」が11月11〜13日の 3日間、東京ビックサイトで開催される
のにともない、同協会では出展募集を開始した(申込み締切6月30日)。今回の
開催について同協会では出展者数250社、来場者数3万5,000人を見込んでいる。
 今回のテーマは「Good day,Good stye おもてなしの心と自分らしさの発見
!」で、「インテリアフェスティバル2009」(インテリア産業協会主催)、「I
PEC-2009」(日本インテリアプランナー協会主催)、「第31回ジャパンホーム
ショー2009」(日本能率協会主催)の3展示会が同時開催となる。出展募集品目
は、ウィンドートリートメント、フロアカバリング、ウォールカバリング、ホ
ームファッション、ワークショップ、日本の伝統、テキスタイルデザイナーな
ど幅広い分野に向けて出展への案内を展開する。
 [問合わせ先]
日本インテリアファブリックス協会
TEL 03-3433-4521
http://www.japantex.jp/

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NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.343
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┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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<国内ニュース>
■三洋化成工業/軟質スラブポリウレタンフォームの新原料を開発
■出光興産、三井化学/コンビナートナフサ供給連携事業を実施
■日清紡/低コストの燃料電池用触媒材料を実用化
■三井化学、住友化学、日本ポリスチレン/ポリスチレン事業からの撤退を発
 表
■カナエテクノス/ウェットマスク向け好調で機能性不織布を増産
■東急建設ほか3社/交換容易な壁面緑化パネルを開発
■東京ガスほか3社/燃料電池を採用した構内運搬車を試作
■帝人/子会社が近畿大学と共同で極細繊維の衣服を開発
■日本竹工業会/竹の有効利用を目指して立ち上げ
■日本製紙クレシア/Kleenex & Scottie 発売45周年キャンペーンを実施
■ユニ・チャーム/「肌にいいこと!キャンペーン」を実施
■阿波製紙/「とくしまスポーツSHOWデー」事業に協賛

<製品開発>
■ピジョン/ハビナース“尿とりパッド 超高立体ギャザータイプ”を新発売
■川本産業/“デコりマスク”にニューバジョン2種を新発売

<催  事>
■CPhI JAPAN 2009ほか/製薬分野の3展示会が 4月21〜23日・東京ビッグサイ
 トで開催


┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■三洋化成工業
 軟質スラブポリウレタンフォームの新原料を開発

 三洋化成工業は、ソファーやベッド用クッション材に使われる軟質スラブポ
リウレタンフォームの原料として、高性能ポリマーポリオール“シャープフロ
ー”を開発し、本格販売を開始した。今後国内外で販売を展開し、2010年度に
10億円の販売を目指す。
 同社の新技術を駆使して開発されたシャープフローは、軽量で丈夫なうえに
必要なハンドリング性を維持しながら、従来ではできなかった硬さのポリウレ
タンフォームをつくることができる(関連特許5件出願中)。ポリウレタンフ
ォームに必要な通気性や伸び物性、圧縮残留ひずみ(荷重を取り除いた後の復
元割合、耐久性)などのフォーム物性も従来と同等以上の性能を示すほか、新
たに白色のポリウレタンフォームが得られることから、衣料用など清潔感が求
められる分野での用途が広がる。
 ポリウレタンフォームは、ソファーやベッド用クッション材として使われる
軟質ポリウレタンフォームと、住宅や冷蔵庫の断熱材などとして使われる硬質
ポリウレタンフォームがある。より硬いポリウレタンフォームを求めるニーズ
に応え、今回シャープフローが開発された。
http://www.sanyo-chemical.co.jp/press/pdf/pr_2009/jpn/k090406a.pdf
(4/6)


■出光興産、三井化学
 コンビナートナフサ供給連携事業を実施

 出光興産と三井化学の両社は、コンビナートナフサ供給連携事業を実施する。
石油コンビナート高度統合運営技術研究組合(RING)が公募した「09度コンビ
ナート連携石油安定供給対策事業」に応募し、補助金交付対象事業として選定
されたもの。同事業により、千葉コンビナートの原料ナフサ配管が横断整備さ
れ、原料ナフサの輸入ソースの拡大にもつながることから、エネルギーセキュ
リティに大きく貢献する。
 事業期間は09〜10年度で、出光興産千葉製油所・千葉工場および三井化学市
原工場向け原料ナフサの一部を、出光興産の桟橋経由にて共同で荷揚・使用す
るための設備を設置する。これにより、原油処理削減量 3万kl/年の効果が得
られる。
http://jp.mitsuichem.com/release/2009/2009_0408.htm
(4/8)


■日清紡
 低コストの燃料電池用触媒材料を実用化

 日清紡は燃料電池の触媒として、高価な白金に代わる炭素材料をはじめて実
用化し、10年春から量産する。
 性能は白金とほぼ同じでコストは約6分の1になる。燃料電池車に使った場合、
車全体の約 1割に相当する50万円程度のコスト削減につながる見込みで、燃料
電池の普及に弾みがつきそうだ。
 炭素素材は「カーボンアロイ触媒」と呼ばれる。日清紡は中央研究所(千葉
市)で来春から生産を始め、自動車や家庭用燃料電池メーカーに出荷する。生
産量は15年に年産数t、20年には数10tに引き上げ500億〜1,000億円の売上を見
込む。今回の炭素材料は群馬大学の尾崎純一教授と共同開発し、実用化へめど
をつけた。
(3/31 日経)


■三井化学、住友化学、日本ポリスチレン
 ポリスチレン事業からの撤退を発表

 三井化学と住友化学の両社は、共同出資会社である「日本ポリスチレン株式
会社(JPS)」を解散し、ポリスチレン事業から撤退することを発表した。今年9
月末を目途に大阪と千葉にある両工場の操業を停止し、その後解散する予定。
JPSは97年設立、従業員数は約60名。
 製品供給については JPSから在庫製品の販売を当面の間継続するほか、ユー
ザーからの要望があれば同業他社への協力要請を行うなどの対応を取りながら
事業撤退を進めていく。
 ポリスチレンは、主要ユーザーの海外生産シフトの一層の進展や、ここ数年
の原料価格の高騰にともない、電気・工業分野や雑貨分野などにおける国内需
要が大幅に減少しており、今後も市場の拡大が見込めない状況にあることから、
両社は同事業からの撤退を決めた。
http://jp.mitsuichem.com/release/2009/2009_0402.htm
(4/2)


■カナエテクノス
 ウェットマスク向け好調で機能性不織布を増産

 カナエテクノス(香川県観音寺市)は、観音寺工場で機能性不織布を使用し
た製品の製造ラインを増設した。
 個人向けウェットティシュやウェットフェイシャルマスク、ハイドロゲルな
どスキンケア製品向けの旺盛な需要に対応するのが狙い。投資額は約 2億円。
 汗ふきや除菌などに使用する個人向けウェット製品は、コンビニなどを中心
に人気が高く、今後も需要拡大が予想される。
 同社の08年10月期の売上高は前年比 8%増の約24億円。今回の観音寺工場の
増強により、約2年後をめどに売上高約30億円を目指す。
(4/6 日刊工業)


■東急建設ほか3社
 交換容易な壁面緑化パネルを開発

 東急建設はパナソニック環境エンジニアリング(大阪府吹田市)、ドコー(東
京都千代田区)と共同で、緑化面を昇降させて取り換えできるようにし、保守
性や更新性を高めた壁面緑化システム“エコロモウォール”を開発した。
 緑化パネルと取り付け部材・灌水装置を分離させ、緑化パネルだけを昇降さ
せることで、足場不要で簡単にパネルを取り替えられる。緑化パネルは不織布
の表面に植物を定着させ、金網で挟み込みパネルにして、緑化面をユニット化
した。パネルは保水性の高い不織布を使い50mmの薄さを実現。従来の壁面緑化
はツル植物が一般的だが、同パネルは芝や花など平面に育つ植物を使用でき、
隙間のない緑化面が作れる。今後、東急建設の設計・施工物件を中心に積極的
に提案していく。
(4/6 日刊工業)


■東京ガスほか3社
 燃料電池を採用した構内運搬車を試作

 東京ガスと JFEコンテイナー(東京都文京区)、関東農機(栃木県小山市)では、
燃料電池を採用した構内運搬車を共同開発した。
 市場や工場で荷物を運搬するターレット車で、試験車も製作。09年度内に冷
却方式の異なる 2号機も製作し、東京ガスの施設内で走行試験を行う。
 電動車よりコスト高だが、複数台で運用する場合は総コストで割安となる可
能性もある。2012年度の製品化を目指す。
(4/8 日刊工業)


■帝人
 子会社が近畿大学と共同で極細繊維の衣服を開発

 帝人グループの、NI帝人商事の子会社である「帝建」(大阪市・丸岡健二社
長)は近畿大学と共同で、極細繊維の衣服を開発した。
 太さが数μmの“テイジンミクロスター”と呼ぶ繊維で織った生地を使った。
しなやかで摩擦が小さく、着たまま聴診器を当てても雑音が発生しにくい。着
替えに時間のかかる高齢者などの利用を見込む。医療機関などへのレンタルか
ら始め、5月以降に1着1万円以下での販売を目指す。
(4/3 日経)


■日本竹工業会
 竹の有効利用を目指して立ち上げ

 身近な産業・生活資材としての竹の有効利用促進を目的に、関連業界が団結
して社団法人「日本竹工業会」を立ち上げる。
 竹輸入商社のエコベール(東京都中央区)など3社が中心となる。商社や竹製
品のメーカー、製紙会社などに参加を呼びかけ、当面50社程度の加盟を見込む。
大学教授や研究者など個人の参加も募るという。
 竹の普及拡大を目指したセミナーやイベントを開くほか、一定の品質基準を
満たした竹製品の認定事業にも乗り出す。海外での竹林の保護整備事業にも協
力し、環境に優しい素材としての魅力を訴え、需要を喚起する狙いだ。
(3/30 日経MJ)


■日本製紙クレシア
 Kleenex & Scottie 発売45周年キャンペーンを実施

 日本製紙クレシアは、“クリネックス”“スコッティ”の発売45周年を記念
したキャンペーン第1段として「おでかけ和の逸品。」を実施する。
 1924年米キンバリー・クラーク社で誕生したクリネックスティシュは、64年
に初めて日本に登場、相次いでスコッティも発売されティシュ 2大ブランドへ
と成長した。今回のキャンペーンでは、海外で生まれたクリネックスが日本の
技術により世界トップレベルの品質となったことにちなみ、日本の技が活かさ
れた和の逸品としてA賞「一澤信三郎帆布バッグ」、B賞には当選者の名前を彫
り込んだ「若狭塗りMY箸セット」を各 1,000名にプレゼントする。対象商品は
クリネックス・スコッティともに、キャンペーンロゴマークが目印のティシュ
5箱パックやトイレットティシュ12ロール(シングル・ダブル)で、パッケージ
の応募マーク(1枚)をハガキに貼って応募するほか、携帯電話サイトからの応
募もできる。応募締切は5月31日。
http://www.crecia.co.jp/anniversary/index.html
(4/1)


■ユニ・チャーム
 「肌にいいこと!キャンペーン」を実施

 ユニ・チャームは、合計 3,500名に肌ケアグッズが当たる夏のプレゼントキ
ャンペーン「肌にいいこと!キャンペーン」を5月中旬から7月31日まで実施す
る。
 「肌にやさしい、は○おもい、超熟睡ガード涼肌。」の○の中に当てはまる
文字を答えて応募すると、正解者の中から抽選で Aコース「全国10ヶ所から選
ぶシティホテルでエステ体験」、Bコース「パナソニック ナノケアナイトスチ
ーマー」(各10名)をプレゼントする。また、はずれても抽選で“ソフィ はだ
おもい”など同社商品が当たる Wチャンス賞も設けた。応募は店頭の専用応募
ハガキまたは郵便ハガキのほか、インターネットからも応募できる。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(4/9)


■阿波製紙
 「とくしまスポーツSHOWデー」事業に協賛

 阿波製紙は、「とくしまスポーツSHOWデー」事業に協賛した。
 これは、徳島県が「するスポーツ」「見るスポーツ」「支えるスポーツ」と
いった観点から、新たなスポーツ振興を図り地域の活性化、県民の健康・体力
の保持増進と豊かなスポーツライフの創造に寄与することを目的に、スポーツ
イベントの開催やスポーツに関するさまざまな情報発信を行っており、同社も
こうした趣旨に賛同し地域社会に対する貢献として協賛したもの。
 また、同社は 3月25日に09年度の新卒採用として大卒者4名、高卒者6名の計
10名を新たに迎え、入社式を執り行った。
http://www.awapaper.co.jp/company/news136.html
http://www.awapaper.co.jp/company/news135.html
(4/1、3)


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ピジョン
 ハビナース“尿とりパッド 超高立体ギャザータイプ”を新発売

 ピジョンは、介護ブランド「ハビナース」からレギュラータイプの“尿とり
パッド 超高立体ギャザータイプ”(男性用・女性用)を 4月10日より全国で
新発売する。
 従来品よりも表面材の繊維を細くすることで、さらに柔らかな肌触りになっ
た。素材には肌にやさしいタッチの不織布を使用し、ふんわり感がアップ、お
肌をやさしく包み込む。商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 肌にやさしいやわらかい不織布で、お肌をやさしく包み込む
 (2) 内側の35mmの超高立体ギャザーと外側のサイドギャザーの 2重構造でし
   っかりフィット
 (3) ズレ防止テープでパッドを固定し、防水フィルムで尿をおむつまで通さ
   ない
 (4) 安心の吸収力で尿をしっかり閉じ込めて戻さない
 (5) 消臭ポリマー配合で気になる臭いを抑える
 (6) おしっこ2回分を吸収(1回の排尿量150mlの同社測定方法による)
http://www.pigeon.co.jp/release/books/book09_4_7.htm
(4/10)


■川本産業
 “デコりマスク”にニューバジョン2種を新発売

 川本産業は、デコレーションして自分だけのマスクをつくる“デコりマスク”
のニューバジョンとして、大人っぽい「Glamorous」 とキュートな「Lovely」
の2種を新発売した。商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 付属のラインストーンとデザインシール、レースシールで、自分だけの
   オリジナルマスクをつくることができる
 (2) バクテリアバリア性99%、塵捕集効率(1μm以上)98%と高性能な3層構
   造の立体型マスク(2枚入り)
 (3) カラーはライトパープル(Glamorous)とベビーピンク(Lovely)の2色
   で、耳かけゴムも同系色に揃えた
http://www.kawamoto-sangyo.co.jp/products/pdf/decori2_p01.pdf


┏☆ 催  事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■CPhI JAPAN 2009ほか
 製薬分野の3展示会が4月21〜23日・東京ビッグサイトで開催

 CMPビジネスメディアと化学工業日報社が主催する製薬分野の展示会「CPhI 
JAPAN 2009 第8回 国際医薬品原料・中間体展」「ICSE JAPAN 2009 第5回 製
薬業界受託サービスエキスポ」「P-MEC JAPAN 2009 第2回 原薬・中間体 機器
/装置展」の3展が4月21〜23日の 3日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで
同時開催される。
 20の国と地域から過去最大数となる450社の製薬原料・中間体サプライヤー、
製薬業界に特化した受託サービスを提供する専門企業、さらに原薬・中間体研
究開発製造のための機器メーカーが一堂に会し、日本の製薬業界に向けて最新
の製品とサービスを紹介する。開催期間中には 120を超えるセミナーや講演、
コンファレンスが併載され、産官学それぞれの立場から業界最新動向や法規制、
また革新的なテクノロジーが解説される予定。
http://www.cphijapan.com/jpn/index.html


┏☆ 発  行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.344
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┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<国内ニュース>
■三菱化学/中国石油化工と機能材料で包括提携
■ホンダ/新型燃料電池車が「2009 World Green Car」を受賞
■自動車メーカー各社/ハイブリッド車戦略を加速
■東芝/ハイブリッド車用リチウムイオン電池開発
■凸版印刷/太陽電池用バックシート量産
■旭化成メディカル/ウイルス除去フィルター専用の紡糸工場完成
■帝人ファイバー/循環型リサイクル素材のエコバッグがコンサートツアー公
 式グッズに採用
■王子製紙/ナノオーダーの周期凹凸構造形成(ナノバックリング)技術を確立 
■白十字/大人用紙おむつ“サルバ” 誕生25周年を機に積極攻勢
■瑞光/15億円を投じて新工場を建設
■日衛連/衛生関連製品・ガーゼ・脱脂綿・包帯・清浄綿のコンテンツをオー
 プン
■化繊協会/機能性不織布の開発動向を公表

<海外ニュース>
■BASF/チバの買収完了し7月には統合プロセス始動へ ほか

<製品開発>
■東レ、三島殖産/「葛飾北斎“トレシー”」を発売
■サンゲツ/「デザイン+機能」で感性と用途別ニーズに応える壁紙見本帳を
 発表
■東洋化学/湿潤療法用ばんそうこうを商品化
■リサージ/薬用美白マスク発売

<催  事>
■帝人ファイバー/「2009〜10 帝人ファイバー リビング展示会」を開催


┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■三菱化学
 中国石油化工と機能材料で包括提携

 三菱化学は中国の石油化学最大手、中国石油化工(シノペック、北京市)と
中国事業で包括提携した。
 シノペックが低コストで調達した原料を使い、三菱化学の技術を生かして高
機能樹脂などを生産する。日中最大の提携で、中国・アジア市場に攻勢をかけ
ている中東勢に対抗する。
 具体的な提携事業は、電子材料のほか植物由来の原料を使ったバイオ樹脂、
次世代型の太陽電池の共同開発など機能材料分野で 5〜10品目を選定する。合
弁生産や技術供与など提携の形態は今後詰める。
(4/15 日経産業)


■ホンダ
 新型燃料電池車が「2009 World Green Car」を受賞

 本田技研工業(ホンダ)の新型燃料電池車“FCXクラリティ”が、ニューヨー
ク国際自動車ショーにおいて、「2009 World Green Car」を受賞した。
 同賞は世界25ヵ国59名の審査員によって排ガス性能、燃費、先進のパワープ
ラント技術、自動車の環境負荷に対する配慮などを考慮して選出されており、
今回、全世界からエントリーした22車種の中から同車が受賞した。同車は燃料
電池車専用として設計され、同社独自開発の燃料電池スタック“V Flow FCス
タック”を核に、燃料電池車だからこそ可能なデザインやパッケージ、また優
れたドライブ感を実現させた。走行中に CO2をまったく排出しない究極のクリ
ーン性能だけでなく、クルマとしての新しい価値と魅力を提供しており、販売
計画台数は日米合わせて3年間で200台程度を予定している。
http://www.honda.co.jp/news/2009/4090410.html?from=box
(4/10)


■自動車メーカー各社
 ハイブリッド車戦略を加速

 自動車メーカー各社が、ハイブリッド車(HV)戦略を加速している。
 マツダは水素ロータリーエンジンのHVを開発しているが、新たにガソリンエ
ンジンHVの商品化を視野に入れる。ホンダの“インサイト”の好調を受け、HV
の市場投入を前倒しする可能性が出てきた。現行の小型車“デミオ”は実用燃
費ではHVに引けを取らないものの、市場がHVに傾斜するなか早急にHVを品揃え
する必要に迫られている。
 日産自動車は10年度に“インフィニティ”なと高級車でHVを発売するため量
産準備に入っているが、“インサイト”クラスの車格のHVの市場投入を視野に
入れた、中・小型車向けシステムの開発も進めている。
 今夏、各社に先がけて電気自動車(EV)“アイ・ミーブ”を発売する三菱自
動車もEV技術をベースにプラグインHVの開発を進める。商品化時期は未定だが、
充電インフラが必要なEV事業を軌道に乗せるのは簡単ではないため、並行して
HVの開発も行う。
(3/31 日刊工業)


■東芝
 ハイブリッド車用リチウムイオン電池開発

 東芝は世界最高出力のハイブリッド車(HV)向け電池など、2種類の車載・産
業用高機能リチウム電池を開発した。
 HV用は最短で 1分半の急速充電が可能でプラグインにも対応。このほど量産
体制を整えた。エネルギー容量の大きい電気自動車用のサンプル出荷を今秋に
も開始する。同社では既存電池と負極の材料構成が異なる、長寿命で急速充電
が可能な新型リチウムイオン電池“SCiB”を昨年実用化しているが、今回さら
に改良し、出力密度(重量1kg当たり出力)を世界最高の3,900Wと同社従来品の
4倍に高めたHV用電池を開発した。
(4/14 日経)


■凸版印刷
 太陽電池用バックシート量産
 
 凸版印刷は太陽電池用バックシートの量産を開始する。
 このほど深谷工場(埼玉県)が完成し、バックシートの製品化まで行う一貫
生産ラインを構築した。生産能力は当初予定の1GWから2倍の2GWに引き上げた。
投資額は100億円。同社は昨年、米デュポンとポリフェ化ビニル(PVA)加工に
関する技術移転を結んでおり、同技術を活かしながら幅広い用途に対応した各
種製品を世界市場に供給する。
(4/13 化学工業)


■旭化成メディカル
 ウイルス除去フィルター専用の紡糸工場完成

 旭化成メディカル(東京都千代田区、吉田安幸社長)はウイルス除去フィル
ター“プラノバ”製造の専用紡糸工場(宮崎県延岡市)の完成式を行った。
 同フィルターの素材である中空糸の年産能力は4万m2増え、7万m2になる。
 “プラノバ”は工業用のウイルス除去フィルターで世界シェアは 1位。顧客
の90%以上が海外。
(4/11 日刊工業)


■帝人ファイバー
 循環型リサイクル素材のエコバッグがコンサートツアー公式グッズに採用

 帝人ファイバーが展開しているポリエステル製品の循環型リサイクルシステ
ム「エコサークル」で繰り返し再生することができるエコバッグが、人気アー
ティスト・中島美嘉さんの全国コンサートツアーの会場で限定販売される公式
グッズとして採用された。
 中島さんは環境問題への意識が高く「製品そのものが環境に配慮しているこ
だわりグッズを企画・販売したい」という本人の希望により、今回のエコバッ
グが採用となった。使用後不要となったエコバッグは、中島美嘉ファンクラブ
が回収し、帝人ファイバー松山事業所にあるリサイクル工場に運ばれ、ポリエ
ステル繊維に再生される。オリジナルデザインのプリントが施されたエコバッ
グはパープルとイエローの2色で、コンサートツアーの各会場限定で 1個1,800
円(税込)で販売される。
http://www.teijin.co.jp/news/2009/jbd090410.html
(4/10)
 
 
■王子製紙
 ナノオーダーの周期凹凸構造形成(ナノバックリング)技術を確立 

 王子製紙の基盤技術研究所では、ナノからマイクロオーダーの表面周期構造
(ナノバックリング)を大面積かつ安価に形成する技術の開発に成功した。王
子製紙では、同技術を利用した反射防止体および異方性拡散体の上市を09年中
に予定している。
 同技術では熱収縮性フィルムに特殊表面処理層を設け、この多層フィルムを
加熱収縮させるという簡便な方法により、波状の周期性微細凹凸構造を大面積
で形成することに成功した。このナノバックリング技術の応用展開には、可視
光領域全体 で0.5%以下の反射率を示す反射防止体があり、光の透過率が向上
して光をロスなく利用できるため、太陽電池の発電効率や LEDの光取り出し効
率の向上が期待できる。さらに、ナノバックリングサブ波長構造体の凸部のみ
に金属薄膜を設けることで、液晶パネルの輝度ロスの大幅低減が可能なワイヤ
ーグリッド偏光板としての機能を発現する。そのほか、異方性拡散(一方向の
み拡散)体の形成も可能で、直線状に配列した LED点光源を直管型蛍光灯のよ
うに一列の線状光源化することもできる。
http://www.ojipaper.co.jp/
(4/8)


■白十字
 大人用紙おむつ“サルバ” 誕生25周年を機に積極攻勢

 白十字が大人用紙おむつ事業で攻勢をかける。
 同社のブランド“サルバ”が今年、誕生25周年を迎えたのを機に製品を全面
リニューアルを行い販売を開始した。同社は40年前に業務用で大人用紙おむつ
市場に参入、85年には国産初のパンツタイプ(現テープ止めタイプ)を発売し
たが現在の市場シェアは第4位となっている。
 また同社は脱脂綿・ガーゼ・包帯などの衛生材料で業界屈指の歴史を持つ企
業であるが、現在は大人用紙おむつが売上高の約 5割強を占める重要な事業と
なっている。
 今期は大人用紙おむつにテコ入れし、売上高では前期比+5%増を目指すと同
時に、市場シェア上位3位以内に入ることを目指す。
(4/16 化学工業日報)


■瑞光
 15億円を投じて新工場を建設

 瑞光は主力の紙おむつ製造機などの基幹部品である機械駆動ユニットを全面
的に内製化する。
 大阪府摂津市に機械加工部門を集約する鶴野工場を15億円を投じて新設し、
 5月にも全面稼働させる。これにより同社全体の内製率は約2割から5割超に高
まる。内製化で部品精度を高められ、品質と作業性、リードタイムの向上を目
指す。
(4/14 日刊工業)



■日衛連
 衛生関連製品・ガーゼ・脱脂綿・包帯・清浄綿のコンテンツをオープン

 日本衛生材料工業連合会は、同連合会のホームページ内に衛生関連製品・ガ
ーゼ・脱脂綿・包帯・清浄綿に関するコンテンツをオープンした。
 各製品の定義や使い方、処理方法などの基礎知識から、安全・環境への取組
みまでQ&A形式で分かりやすく紹介した。医療現場で使用が想定される衛生材
料では、より高い安全性を確保する滅菌済み製品が数多く使用されており、衛
生材料の滅菌にはガスを使って滅菌を行う 「EOG滅菌」のほか、「高圧蒸気滅
菌」「電子線滅菌」という 3種類の方法が用いられている。近年ではより高い
安全性の確保のため、製品梱包後の滅菌処理が可能な 「EOG滅菌」と「電子線
滅菌」が主流となっているという。
http://www.jhpia.or.jp/product/cotton/index.html
(4/15)


■化繊協会
 機能性不織布の開発動向を公表

 日本化学繊維協会は、世界各地における機能性不織布の開発動向をまとめ公
表した。
 不織布は単独または他素材との複合によって、生活・医療資材、土木・農業
資材、建築・工業資材など多岐の用途で使用され、各種産業を支える必要不可
欠な材料となっている。半世紀以上にわたり発展してきた不織布は、より高性
能で高機能なものづくりのためにさらなる開発が進められている。各地におけ
る開発事例は以下の通り。
 (1) 「水流交絡法による高強度マイクロファイバー不織布」ノースカロライ
   ナ州立大学(米)
    Ny6/PEおよびPET/Ny6ベースの海島型複合繊維の水流交絡法(スパンレ
   ース)によるマイクロファイバー不織布の開発。スパンボンド法で海島
   型複合繊維の不織布を製造した後に、スパンレースをかけて1本1本のフ
   ィラメントをフィブリル化することによって製造される。同研究では、
   分散性のよい海島型複合フィラメントの開発、スパンレース工程の最適
   制御技術を中心に検討している
 (2) 「メラミンを原料とする熱硬化性マイクロファイバー不織布」Agrolinz
    Melamine International社(AMI社)
    同社はオーストリアとドイツにそれぞれ年産能力8万tのメラミン工場
   をもつメラミン関連製品のリーディングカンパニー。特殊な触媒の添加
   と加熱によって紡糸されたメラミンファイバーは自己接合・硬化し、非
   溶融・難燃性の不織布を形成するという。経済的な 1ステッププロセス
   において難燃性に優れたマイクロファイバー不織布の製造が可能となり、
   フィルター、防護服、寝具、自動車用などでの用途開発が期待されてい
   る
 (3) 「湿式不織布用のショートカットファイバー」ADVANSA社(独)
    湿式不織布や特殊紙用のポリエステルショートカットファイバーのサ
   プライヤー。湿式プロセス用として、極細(0.5dtex)で水への分散性が
   良いショートカットファイバーを開発し、商業生産に向けてプロジェク
   トを進行中。今後もさらなる極細化を検討し、次のステップで0.35dtex、
   さらには0.2dtexを目指す。用途は主にフィルター関係を想定している
 (4) 「中空スパンボンド不織布」サクソンテキスタイル研究所(独)
    原料ポリマーとしてPP、メタロセンPP、ポリエステルを使用し、スパ
   ンボンド製造設備で「ダブルC型ノズル(口金)」を用いた試作を行った。
   スパンボンド法で製造したウェブは、カレンダー法、スパンレース法、
   ニードルパンチ法のいずれかによってさらに接合され、強度アップが図
   られる。メディカルや裏地、農業用、油吸着材用途などを想定している
 (5) 「再生医療用の不織布構造体」ドレスデン工科大学 テキスタイル技術
   研究所(独)
    再生医療用の細胞培養システムの開発を進めている。骨や軟骨などの
   硬部組織を焦点として、細胞培養の骨格として使用するのに適した素材
   ・構造体等について研究を重ねた結果、不織布構造体を用いたものが最
   も適していることを見出し、不織布構造体の三次元細胞システムの開発
   に取組んでいる
http://www.jcfa.gr.jp/f3-news.html
(4/10) 

┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■BASF
 チバの買収完了し7月には統合プロセス始動へ

 BASFは4月9日にチバの買収を完了した。
 チバの株主に対する株式買い付け代金、 1株当たり50スイスフランの支払い
を終え、BASFへ株式を移管した、これにより、チバの株式の95.8%を保有する。
買収が完了したことで、チバと共同で事業分析を進め、 7月には統合プロセス
をスタートさせる。具体的にはまず統合する事業の市場における位置付けや、
組織の最適な構造を分析し、その結果を踏まえて統合プロセスを開始する方針。
 新たなチバの役員には、昨年開催されたチバの株主総会で承認を受けたBASF
の役員3名が就任。同社のハンス−ウルリッヒ・エンゲル取締役会メンバーが、
新たにチバの上級監査機関である取締役会の会長を務める。
(4/13 化学工業日報)


■ブデルパック・ホールディング社(ドイツ)
 不織布事業部門のランシュタット社をニンブス社が買収

■プロペックス社(米国)
 破産したプロペックス社が全資産を売却へ

■トレデガー社(米国)
 2008年事業は苦戦するも、サニタリー用フィルム事業が好調で、第 4四半期
の収益が約50%増の1,920万ドルへ

■欧州
  5ヵ月間下がり続けたポリプロピレン価格が安定。ポリエステルは引き続き
低下傾向、レーヨン価格はわずかに増加

■ウィナー・メディカル・グループ(中国)
 北米・南米での需要増で、コットンスパンレース・医療用ディスポ製品メー
カー、ウィナー社の第1四半期売上が33%増の2,600万ドル、収益が38%増

■ファイバーウェブ社(英国)
 サニタリー事業の堅調な推移が見込まれ09年は工業用フィルター事業に注力

■ミリケン社(米国)
 景気後退により650名をレイオフ

■ヴィタ社(英国)
 米国のヴィタ・ノンウーヴンズ社やベルギーのリベルテックス社のオーナー
であるヴィタ社が、債務の株式化で6億6,300万ユーロの負債を削減

■フォームド・ファイバー・テクノロジーズ社(米国)
 ニードルパンチ製自動車用品メーカー、フォームド社が、オハイオ州シドニ
ー工場で129名の従業員を一時解雇


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■東レ、三島殖産
  「葛飾北斎“トレシー”」を発売

 東レと三島殖産(東レ100%資本)は、葛飾北斎の“富嶽三十六景”から「神
奈川沖浪裏」と「凱風快晴(通称;赤富士)」をプリントした高性能クリーニ
ングクロス「葛飾北斎“トレシー”」(19×30cm、消費税込価格;パッケージ
入り1,050円、アクリルフレーム入り3,500円)を4月15日より発売している。
 海外からの観光客へのお土産用として成田空港などのショップや、富士山ゆ
かりの静岡県に立地する静岡県立美術館や三島市観光協会などで展開するほか、
東レインターナショナルネットショップ、東レブルーストアなどでも販売し、
初年度売上5万枚を目指す。商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 浮世絵師・葛飾北斎の「富嶽三十六景」から代表的な2柄をプリントし、
   歴史的意匠と最新技術を融合させた
 (2) 繊維1本が直径2ミクロンと細く、精密なプリントが可能で、深い色彩や
   細かい描写までが再現されている
http://www.toray.co.jp/news/fiber/nr090413.html
(4/13)


■サンゲツ
 「デザイン+機能」で感性と用途別ニーズに応える壁紙見本帳を発表

 サンゲツ(名古屋市)は、住宅・マンションをはじめ、ホテル・オフィスか
ら医療・福祉施設など各種施設まで使用できる壁紙の見本帳「2009-2011 ファ
イン 1000」を5月11日に発表し、同時に収録商品を全国一斉発売する。
 現在の住宅・建設市場は依然厳しい環境下にあるものの、政府の追加経済対
策、住宅ローン減税などの需要喚起を促す施策が打ち出され、その効果が期待
されている。一方で、住環境や空間デザインに影響を与えるインテリア商材へ
の要求は、近年ますます個性化、高度化している。こうした市場環境を背景に、
洗練されたデザイン・テクスチャーとより快適な空間づくりに貢献できる機能
性を充実させた壁紙の見本帳として企画したのが「2009-2011 ファイン 1000」。
 同見本帳では、空間コーディネイトの基本になることが多い「織物調」「石
目・塗り調」を中心にテクスチャー、カラーバリエーションを豊富に取り揃え
た。人気のあるホテルライクなインテリアを演出するタテ柄の織物調や、落ち
着いた「和」の雰囲気を生み出す「葛布(くずふ)」、リアル感を追求した「塗
り調」など精緻なエンボス(型押し)によるテクスチャーには特にこだわって
開発している。また、要望の多いタイルやレリーフ(浮き彫り)の素材感を再
現した「水廻り」シリーズ、女性に人気の「フラワー」柄も充実させた。機能
面では、表面にラミネートした特殊フィルムで汚れを落としやすくする「汚れ
防止・抗菌」をはじめ、タバコ臭・生活臭・ホルムアルデヒド臭を吸着、消臭
する「ルームエアー」、高い表面強度をもつ「スーパー耐久性」、調湿機能を
もつ「通気性」、「吸放湿」、「珪藻土」など各種壁紙を充実させている。収
録点数は1,217点、収録の壁紙はすべてシックハウス規制で最上位のF☆☆☆☆
認定品。
(4/17)


■東洋化学
 湿潤療法用ばんそうこうを商品化

 救急ばんそうこうメーカーの東洋化学(滋賀県日野町、岡幸一社長)は消毒液
を使わずに治す湿潤療法の考えに基づく新型ばんそうこう“ハイドロヘルプ”
を商品化した。
 湿潤療法用の製品はこれまでジョンソン・エンド・ジョンソンやニチバンが
投入しているが、ばんそうこう市場でのウエイトは小さい。湿潤療法は傷口を
きれいな水で洗い、止血などの処置をした上ガーゼなどで覆う療法で、傷口を
乾かす従来の療法に比べかさぶたが出来ずにきれいに治るとされる。
 同商品はばんそうこうのパッドの部分に高分子多糖体のゲル層を塗布した吸
水性の良いレーヨン不織布を使い、使用前は乾いているが、傷口から浸出する
血液などを含むとゲル状になるという。滋賀県の「滋賀の新しい産業づくりチ
ャレンジ計画」の認定を受けて商品化した。Mサイズ(8枚入り)とLサイズ(6
枚入り)がありオープン価格で600円前後での発売。
(4/14 日経産業)


■リサージ
 薬用美白マスク発売
 
 リサージ(東京都港区、安田豊社長)は薬用美白マスクを発売した。
 美白有効成分を含むパルプ素材を極細のレーヨン素材で挟み、密着感と吸水
性に優れた 3層構造のマスクに仕上げた。コラーゲンや独自に配合した保湿成
分も加えた。ほのかなフローラル系の香り、無着色、弱酸性。22ml×5枚入り、
価格は5,250円。
(4/12 日経MJ)


┏☆ 催  事 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■帝人ファイバー
 「2009〜10 帝人ファイバー リビング展示会」を開催

 帝人ファイバーは、「節約&エコ」をテーマに東京および大阪で「2009〜10 
帝人ファイバー リビング展示会」を各3日間開催する。冷暖房の節約やリサイ
クルを切り口として、同社の強みの「機能性」「快適性」「環境対応」を兼ね
備えた素材を提案し、寝具、カーテン、リビング小物など約50点を展示紹介す
る。
 軽量・快適繊維クッション材 “V-lap”や、従来にないバネ型分子構造でソ
フトな感触と低反発ライクなクッション性、高い回復性をもたらすPTT(ポリト
リメチレンテレフタレート)繊維“ソロテックス”、防炎性能を必要とする幅
広い分野に展開可能な難燃ポリエステル繊維“スーパーエクスター”を主要プ
ロモート素材として広くアピールする。東京は 4月22〜24日・渋谷区恵比寿南
の「SPAZIO」カッシーナビルB1F、大阪は5月13〜15日・大阪市中央区の帝人大
阪本社2Fにおいてそれぞれ開催される。
http://www.teijin.co.jp/news/2009/jbd090416.html
(4/16)

┏☆ 発  行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)テックタイムス NONWOVENS REVIEW 編集部
E-mail : nonwoven@st-times.co.jp
URL : http://nonwovens-review.com/
      http://www.h2.dion.ne.jp/~st-times/
   http://www.st-times.co.jp/
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-7
TEL03-3233-2521  FAX03-3233-2690
■購読の開始・中止・アドレス変更は上記までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

NONWOVENS  REVIEW  On-Line No.345
━━☆No.345☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□
■□◆              NONWOVENS  REVIEW  On-Line
□■□              http://nonwovens-review.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆2009.04.27☆━

「NONWOVENS REVIEW On-Line」は,テックタイムス発行の季刊誌「NONWOENS
REVIEW」が発信しているE-mailを利用した情報配信サービスです。

不織布に関する最新の情報を、本誌購読者およびクライアントの皆様にいち早
くお届けしていきます。

┏☆ 目 次 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<国内ニュース>
■日立製作所/グループ会社との連携強化でリチウムイオン電池事業を推進
■GM、SAIC/第4世代燃料電池推進技術採用の上海ブランド車を発表
■GSユアサ・ホンダ/来秋にリチウム電池工場を操業
■NTT、東邦ガス、住友精密工業/業務用固体酸化物形燃料電池発電モジュ
 ールを開発
■岩谷産業/純水素型10kW級燃料電池を搭載した移動式電源車が完成
■東レ/自動車・航空機向け総合技術開発拠点「A&Aセンター」が完成
■三井化学/中国合弁事業を強化
■三井化学/大阪工場で車部材・包装材向けプロピレン増産
■帝人ファイバー/環境配慮型プチギフトを扱うインターネットショップを
 開設
■新日石プラスト/住宅用内装材分野に参入
■丸紅/酵素で特殊加工したウールを販売
■クレハ/代表取締役および役員の異動を発表
■ダイワボウグループ/人事異動を発表
■日本製紙グループ/本社移転でグループ主要会社を集約
■ユニ・チャーム/“チャームナップ”新CMのオンエアを開始
■化繊協会/09年3月の化学繊維生産・在庫の概況(速報)を発表−39.2%
 の減に

<海外ニュース>
■ピジョン/中国に子会社を設立
■合成樹脂のアジア市場/中国で需要増加し3月末比で最大30%急伸

<製品開発>
■バンダイ
 戦う男のフェイシャルシート“イーッ!気持ちフェイシャルシート”新発売


┏☆ 国内ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■日立製作所
 グループ会社との連携強化でリチウムイオン電池事業を推進

 日立製作所(日立)は日立マクセル、新神戸電機、日立ビークルエナジーな
どのグループ会社計10社とさらなる連携を図り、リチウムイオン電池をはじめ
とする2次電池を用いたシステム事業を同社グループの中核事業の1つとして推
進する。
  4月1日付で日立内に設立した電池事業統括推進本部が、2次電池に関する日
立の事業グループと研究開発部門さらにグループ会社とを横断的に統括してい
く。日立グループでは今後、鉄道車両や各種産業機器など既存ビジネスの拡大
とともに、情報通信システムと電力・電機システムを融合した新たなシステム
での利用をはじめ、社会イノベーション事業における電池ビジネスを開拓して
いく。
 同社グループのリチウムイオン電池事業は、独自の電極材料技術と磁気テー
プで培った高分散・均一塗布技術による品質と実績および先駆性や、リチウム
イオン電池には欠かせない制御技術を有する点、さらにこれまで培ってきた社
会イノベーション事業と電池を組み合わせによる新用途展開の可能性といった
強みを有している。
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2009/04/0417c.pdf
(4/17)
 
 
■GM、SAIC
 第4世代燃料電池推進技術採用の上海ブランド車を発表

 米ゼネラルモーターズ(GM)と上海汽車工業集団(SAIC)は、GM最新の第4世
代燃料電池推進技術を採用したSAIC製造の燃料電池自動車「上海ブランド・フ
ューエル・セル」を発表した。
 SAICが製造するこの自動車は、シボレーの燃料電池車「シボレー・エクイノ
ックス・フューエル・セル」と同様に 700バールの高圧水素燃料電池システム
を採用しており、ともに2010年上海世界博覧会において要人らの送迎車として
使用される予定。
 今回の製造にあたっては、SAICとGMのエンジニアがドイツと中国の両社施設
にそれぞれ共同配置され、オリジナル版のエクイノックス燃料電池推進システ
ムに、上海ブランド・フューエル・セル燃料電池車にフィットする変更と改良
を加えた。
 中国で 8つの合弁事業を運営するGMとSAICは、先ごろ先進的な車両技術を促
進すべく、 2つの合意書に署名した。上海GM合弁会社では昨年、同社で掲げる
「Drive to Green」戦略の一環として、「ビュイック・ラクロス・エコハイブ
リッド」車の販売を開始、中国は11年に「シボレー・ボルト」長距離電気自動
車が投入される最初の市場のひとつとなる予定。
http://www.gmjapan.co.jp/newsrelease/detail/7438
(4/21)

 
■GSユアサ・ホンダ
 来秋にリチウム電池工場を操業

 ジーエス・ユアサコーポレーション(GSユアサ)とホンダは共同出資会社「ブ
ルーエナジー」(京都市南区)の新工場である長田野工場(京都府福知山市)
の概要を発表した。
 ハイブリッド車(HV)向けのリチウムイオン電池を生産する新工場の完成は
09年末で、創業開始は10年秋を見込む。年産能力は 200Mw程度を計画、投資額
は約 250億円になる。生産するリチウムイオン電池を市販のハイブリッド車の
搭載数に換算した場合20〜30万台程度になる。
(4/22 日刊工業)


■NTT、東邦ガス、住友精密工業
 業務用固体酸化物形燃料電池発電モジュールを開発

 日本電信電話(NTT)、東邦ガス(THG)、住友精密工業(SPP)の3社は共同
で、業務用をターゲットとして固体酸化物形燃料電池(SOFC)の3kW級発電モジ
ュールを開発し、都市ガスを燃料とする発電試験を行い世界最高レベル(59%
〈LHV〉)の発電効率を達成した。今後 3社は、この発電モジュールをさらに発
展させて業務用SOFCシステムとしての発電実証を行い、2〜3年後の実用化を目
指して性能検証に取組む予定。
 今回の発電モジュール開発では、高性能スタック、熱フロー設計、高断熱設
計などの技術を適用することにより、発電効率56%で数百時間にわたる安定し
た熱自立状態運転を確認し、短時間では59%(LHV)という世界最高レベルの発
電効率を実現した。
 将来のクリーンな発電設備として有望なSOFCシステム実現の中核となるのは、
発電素子であるセルと、それを集積したスタック、スタックを適切な作動条件
に保つ発電モジュールであり、これら技術の融合がSOFCシステム実現への重要
な開発課題となっている。今回 3社は、それぞれの有する技術を持ち寄ってこ
れらの課題を解決すべく、共同開発を進めた。
http://www.tohogas.co.jp/press/730.html
(4/20)


■岩谷産業
 純水素型10kW級燃料電池を搭載した移動式電源車が完成

 岩谷産業は燃料電池の高い環境特性に電源車の機動力を加えた「純水素型燃
料電池を搭載する移動式電源車」を開発、専用の水素トレーラーとともに完成
させ、 4月18・19日に開催された環境イベント「アースデイ東京2009」におい
て音響システム用電源を供給した。今後、試験的運用を通して実用化へ向けた
改善を加え、2011年度の商品化を目指す。
 排気ガスの出ないクリーンな発電が可能な純水素型燃料電池は環境特性に優
れた分散型電源の切り札とされ、これを搭載した電源車はとくに屋内やトンネ
ルのような閉ざされた場所での作業や、イベントや住宅街での夜間工事、また
災害時の非常用電源など幅広い用途で高い利便性と従来技術に対する優位生を
発揮する。今回は国内初となる燃料電池電源車の開発にともない、 35MPa充填
容器を搭載した水素トレーラーを使用した水素供給システムも併せて新規開発
し、16時間以上の長時間定格連続運転を実現させた。
 同機は独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事
業「新利用形態燃料電池標準化等技術開発」の助成を受けて開発された。
http://www.iwatani.co.jp/jpn/newsrelease/detail.php?idx=1045
(4/16)
 
 
■東レ
 自動車・航空機向け総合技術開発拠点「A&Aセンター」が完成

 東レは、名古屋事業場で建設を進めていたコンポジット(炭素繊維複合材料
成形品)製品の技術開発施設「アドバンスドコンポジットセンター(ACC)」を
完工し、4月22日に正式開所した。投資額は約40億円。これにより、08年6月開
所の自動車向け総合開発拠点「オートモーティブセンター(AMC)」と、既存の
「樹脂応用開発センター(PATEC)」を合わせた「自動車・航空機」分野向けの
総合技術開発拠点「A&Aセンター(Automotive & Aircraft Center)」が完成し
た。
 同センターは、これまで樹脂・ケミカル製品の製造・開発拠点であった名古
屋事業場を、自動車・航空機向け先端材料の開発・生産拠点に機能転換する一
環として整備を進めてきた。今回完成した ACCについては、愛媛工場のコンポ
ジット開発センター、および愛媛工場と滋賀事業場のコンポジット技術部を移
転し、コンポジット製品開発の中核拠点と位置づけて開発機能を強化・拡充す
る一方、名古屋事業場で培ってきた樹脂・ケミカル技術の開発機能との融合や、
自動車分野におけるAMCとの開発連携など、開発のイノベーションを推進する。
また航空機分野では、三菱重工業との共同開発のもと、新規成形技術(A-VaRT
M)によるコンポジット構造部材の開発を推進し、自動車・航空機を中心とする
産業用途でのコンポジット製品の本格普及を推進し、炭素繊維複合材料事業の
一層の拡大を目指す。
http://www.toray.co.jp/news/carbon/nr090422.html
(4/22)


■三井化学
 中国合弁事業を強化
 
 三井化学は中国の石化最大手中国石化加工(シノペック、北京市)との合弁
事業を拡大すると発表した。
 上海での生産品目を、光学部品などの使うポリカーボネート樹脂原料からそ
の基礎原料まで広げ設備増強を検討する。三井化学はポリカーボネート樹脂原
料の「ビスフェノールA」のアジア市場で約3割のシェアをもち、シノペックは
その基礎原料となる「フェノール」の生産で中国国内で 2割のシェアをもつ最
大手。両社の強みを持ち寄り、基礎原料段階からの一貫生産に切り替えること
で安価な高機能樹脂原料を中国で展開するのが狙い。
(4/17 日経)
 

■三井化学
 大阪工場で車部材・包装材向けプロピレン増産
 
 三井化学は10年に大阪工場(大阪府高砂市)で自動車部材や包装材などに使わ
れるプロピレンを増産する。
 エチレンより付加価値が高いプロピレンを集中的に生産する体制を構築するた
め。従来より原料を効率的に反応させる活性が30倍、寿命も 5倍長い新触媒を導
入し、現在の年産能力42万tから1万t増の同43万tにする。触媒の入れ替えだけで
増産でき、設備の更新や改修も不要なため、投資額を抑えられるという。
(4/17 日刊工業)


■帝人ファイバー
 環境配慮型プチギフトを扱うインターネットショップを開設

 帝人ファイバーは、ポリエステル製品の循環型リサイクルシステム「エコサ
ークル」において、一般消費者を対象にリサイクル可能なプチギフトを販売す
るインターネットショップ「ecoce」(http://ecoce.info)を4月10日に開設し
た。
 まずレジ袋型(プリント柄4種類、税込価格483円)とトートバッグ型(同4種
類、同525円)のエコバッグを販売し、初年度 7万枚、3年後の11年度には20万
枚の販売を目指す。今後はバッグと同様にリサイクル可能なポーチや小物など、
雑貨アイテムの展開も検討する。
 同社ではエコサークルの取り組みを普及させるため、当初よりBtoB(企業間
取引)を前提とした企業向けノベルティーとしてエコバッグを販売してきたが、
一般消費者にエコサークルの認知度を高めるのは難しく、BtoC(消費者対象ビ
ジネス)を意識してエコサークルの概念を訴えていくことが課題となっていた。
http://www.teijin.co.jp/news/2009/jbd090417.html
(4/17)


■新日石プラスト
 住宅用内装材分野に参入

 新日石プラストは住宅用内装材の材料事業に参入する。
 独自製法の不織布“ミライフ”の需要掘り起こし策の一環で、まずインテリ
ア用品販売のトミタ(東京都中央区)向けに納入を開始した。トミタが壁紙に
加工し、一戸建て住宅やホテルなどの商業施設向けに販売する。“ミライフ”
を壁紙に使うと、通常の塩化ビニールの壁紙よりも質感が高まり、和紙よりも
丈夫になる点をアピールして拡販する。
 海外販売にも乗り出す。第1弾として中国やドイツで現地の販売店を確保し
ており、今後、本格的に輸出販売を始める。米国市場では新日石グループの化
学品メーカー、米アトランタ・ニッセキ・CLAF(ジョージア州)を通して販売
する計画だ。
 住宅向けへの参入で出荷量を一気に拡大。08年度は約2億5,000万円にとどま
っていたミライフの売上高を、10年度に10億円に引き上げることを狙う。
(4/22 日経産業)


■丸紅
 酵素で特殊加工したウールを販売

 丸紅はたんぱく質分解酵素で特殊加工したウールの販売に乗り出す。
 繊維表面のうろこを除去して肌触りを柔らかくしたほか、洗濯機や乾燥機を
使って水洗いしても縮まず、肌着などの用途を見込んでいる。保温機能がある
合成繊維肌着の人気が高まる中、断熱性などの機能に加え、環境にも優しい自
然素材として売り込む方針。
(4/20 日経産業)

 
■クレハ
 代表取締役および役員の異動を発表

 クレハは、代表取締役および役員の異動を下記の通り発表した。
 なお、 6月下旬開催の定時株主総会および総会終了後に開催される臨時取締
役会において正式決定する予定。
・代表取締役専務執行役員管理本部長内部監査部管掌 鈴木直哉(取締役専務
 執行役員管理本部長)
・特別顧問 内山正樹氏(代表取締役副社長内部監査部管掌企画・経理、管理
 本部管掌)
・専務執行役員医薬品事業部長 藤井雅彦(代表取締役専務執行役員医薬品事
 業部長化学品事業部管掌)
・取締役常務執行役員新事業推進本部長化学品事業部長 小林豊(常務執行役
 員新事業推進本部長化学品事業部長)
・取締役常務執行役員家庭用品事業部長 佐川正(常務執行役員家庭用品事業
 部長)
・取締役常務執行役員生産本部いわき事業所長 須能則和氏(常務執行役員生
 産本部いわき事業所長)
・専務執行役員エンジニアリング本部長研究開発、RC本部管掌 重田昌友(取
 締役専務執行役員エンジニアリング本部長研究開発、RC本部管掌)
http://www.kureha.co.jp/topics/pdf/20090421jinji_746.pdf
(4/21)


■ダイワボウグループ
 人事異動を発表

 ダイワボウグループのダイワボウノイは 4月21日付けで、下記の通り人事異
動を行った。
・ソーラー産業且ミ長付(6月に取締役社長就任予定) 青澤亨一(国際開発部
 上海事務所長)
・国際開発部上海事務所長 足立英文(旧国際開発部部長付)
http://www.daiwabo.co.jp/ir/pdf/2009_0422.pdf
(4/21)


■日本製紙グループ
 本社移転でグループ主要会社を集約

 日本製紙グループは、都内に分散するグループ主要会社を集約してより効率
的な運営を実現するため本社を移転し、5月7日より業務を開始する。新住所は
下記の通り。
 [新住所]
 〒100-8156 東京都千代田区一ツ橋一丁目2番2号
http://www.crecia.co.jp/whatsnew/090420infomation/index.html
 (4/20)


■ユニ・チャーム
 “チャームナップ”新CMのオンエアを開始

 ユニ・チャームは、女性の軽い尿モレ専用品“チャームナップ”で「笑顔で
いれば、チャーミング」をテーマに、45〜54歳の「アラ50」世代呼ばれる女性
たちを応援する新CMを4月25日から全国にてオンエアする。
 女性の尿モレは加齢とともに誰にでも起きる生理現象だが、恥ずかしいとい
う意識から尿モレ専用品の利用がまだまだ少ないのが実状となっている。同社
ではこうした現状に対し、チャームナップにより尿モレに対する恥ずかしさの
バリアを超えて「快適」で「安心」に、そして「前向き」に笑顔で過ごしてい
けることを広く伝えている。
 CMには一般の夫婦や家族、友人同士など総勢38名が参加し、今回のコンセプ
トにあわせた自然な笑顔を撮影した。バックには今回のために制作されたオリ
ジナルCMソングが使用されている。
http://www.unicharm.co.jp/company/news/index.html
(4/21)


■化繊協会
 09年3月の化学繊維生産・在庫の概況(速報)を発表−39.2%の減に

 日本化学繊維協会は、09年3月度の化学繊維生産・在庫の概況(速報)を発表
した。
 それによると、化学繊維生産は 5万8,911t・前年同月比39.3%減、うち合成
繊維生産は4万6,546t・同43.5%の減だった。主要品種では、ナイロンF5,012t
(前年同月比48.1%減)、アクリルS 8,957t(同39.7%減)、ポリエステルF 
10,463t(同50.2%減)、ポリエステルS 8,748t(同49.5%減)だった。
 一方、化学繊維在庫(生産者)は11万3,328t・前月比10.3%減・前年同月比
3.5%増、うち合成繊維在庫は 9万5,930t・前月比11.2%減・前年同月比0.5%
の減だった。主要品種では、ナイロンF 1万6,050t(前月比12.6%減)、アクリ
ルS1万2,403t(同8.6%減)、ポリエステルF2万6,682t(同8.9%減)、ポリエス
テルS2万3,701t(同16.8%減)となった。
 http://www.jcfa.gr.jp/f3-news/press_release/seizai/seizai0903.pdf
(4/20)


┏☆ 海外ニュース ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■ピジョン
 中国に子会社を設立

 ピジョンは、中国における生産体制増強のため子会社を設立し、新たな生産
拠点を設置する。
 7月設立予定の新会社「Pigeon Industries (Changzhou)Co., Ltd.」(江蘇
省常州市)は、敷地面積が 3万m2で約18億5,000万円を投資し(2期工事には約
4.9億円)、11年1月の操業を目指す。母乳パッド(年間生産数・見込み6,700万
個)、ベビーワイプ(同840万個)、おしゃぶりやマグマグなどのプラスチック
製品(同100万個)の生産に加え、13年1月の2期工事操業開始後には第1拠点で
ある「Pigeon Manufacturing(Shanghai)Co.,Ltd.」から哺乳瓶・乳首の生産
を移管する計画。これにより既存工場は洗剤およびトイレタリー製品の生産に
特化し、更なる内製化を推進する。
 同社の中国市場での販売は11年1月期に100億円超と順調に拡大しており、16
年1月期には売上200億円を見込んでいる。中国では引続き世帯所得の上昇が見
込まれ、既存商品の販売拡大に加え、今後は先進国型商品である母乳パッドや
ベビーワイプといった消耗品市場の急激な拡大が予想される。同社ではこうし
た市場の変化に対応した商品の安定供給の確保と、より一層のコストダウンが
課題となっており、中国国内における調達・生産体制整備、内製化率の向上を
進めている。
http://www.pigeon.co.jp/release/books/pdf/090420.pdf
(4/20)


■合成樹脂のアジア市場
 中国で需要増加し3月末比で最大30%急伸
 
 ポリスチレンなど合成樹脂の取引価格がアジア市場で軒並み急伸している。
 中国での家電製品の需要拡大で合成樹脂の引き合いが強まり、3月末から4月
半ばの上げ幅は最大30%に上った。最も上げ幅が大きいのは ABS樹脂でアジア
市場での取引価格は1t1,470ドル(中心値)と3月末に比へ340ドル(30%)高い。
ポリスチレンは1,110ドルと同25%高、ポリプロピレンは1,060ドルと同20%上
昇、低密度ポリエチレンも13%高い。昨年夏の原油価格の急落を受けて軟化し
ていたが、冬場までに相次いで底入れし上昇に転じた。
 これは中国家電メーカーの調達意欲によるところが大きい。内需刺激策の効
果で、テレビや冷蔵庫などの家電製品の販売が好調。中国や韓国などの家電各
社は合成樹脂の在庫積み増しに動いている。
(4/21 日経)


┏☆製 品 開 発☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■バンダイ
 戦う男のフェイシャルシート“イーッ!気持ちフェイシャルシート”新発売

 バンダイは、サラリーマンを主なターゲットとしたフェイシャルシート“イ
ーッ!気持ちフェイシャルシート”(12枚入り、税込315円)を5月13日より新
発売する。9月末までに10万個の販売を見込む。
 同製品は「仮面ライダー」に登場する敵役「ショッカー戦闘員」のマスクを
パッケージにデザインし、ショッカー戦闘員の「Yhee(イー )!」の叫び声と
「“イー!”気持ち」をかけた、「戦う」男のためのユニークなフェイシャル
シート。商品の主な特長は以下の通り。
 (1) 働く男性を「ショッカー戦闘員」、日々の仕事を「戦闘」に例え、仕事
   の前後や合間に使うと「Yhee(イー )!」気持ちになるフェイシャルシ
   ート
 (2) フラップ(フタ)をめくると、A(仮面ライダーオープニング歌詞のワン
   フレーズ&戦闘前のショッカーイラスト)、B(仮面ライダーエンディン
   グ歌詞のワンフレーズ&戦闘後〈やられた後〉のショッカーイラスト)
   のいずれかのデザイン入り
 (3) 200×200mmと男性にもたっぷり使える大きさで、清涼成分(メントール)、
   角質クリア成分(リンゴ酸)、肌ひきしめ成分(ペパーミント)配合で、
   クールな爽快感と共に「戦闘」の合間の顔の汚れやテカリをふきとる
 (4) 爽やかなシトラスの香りで、これからの暑い季節にピッタリ
http://www.bandai.co.jp/releases/J2009042201.html
(4/22)

┏☆ 発  行 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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